ゲルマニクス ( Cosul AD12,18 )
As
28.3mm, 11.4g
AD50 - AD54 , Rome
表:ゲルマニクス 裏:SC
父はリウィアの息子ドルスス、母は
アントニウス
の娘アントニア。 政治的に注目されるようになったのは、AD4年に
アウグストゥス
が ティベリウスを養子にし、その
ティベリウス
の養子としてゲルマニクスが 迎えられてからである。すなわち将来の皇帝と予定されたわけである。
AD17年に東方に使節として派遣されるが、そこで病没する。噂ではシリア総督ピソに 毒殺されたことになっているが、あまり根拠は無さそうである。
後の皇帝
ガイウス(カリグラ)
、悪名高いアグリッピーナはともに彼の遺児である。
古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)