ウァレンティニアヌス2世 ( AD375-AD392 )
Ae4
13.5mm, 1.19g
AD383 - AD387 , Siscia
表:ウァレンティニアヌス2世 裏:ウィクトリア(勝利の女神)
ウァレンティニアヌス1世
の息子で、
グラティアヌス
の異母弟にあたる。
ウァレンティニアヌス1世
の死後、4歳で、
グラティアヌス
の副帝に任ぜられる。 383年に
グラティアヌス
が殺されるまでは彼の保護下にあり、その後はミラノに移り母親ユスティナが 実権を握る。387年に
マグヌス・マクシムス
がイタリアに侵攻するが、
テオドシウス1世
の力で 地位を回復する。 392年に軍の司令官アルボガステスに殺される。(自殺説もあり。)
古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)