マクシミヌス・トラクス ( AD235 - AD238 )
Sestertius
31mm, 22.1g
AD235 - AD238 , Rome
表:マクシミヌス・トラクス 裏:ウィクトリア(勝利の女神)
Denarius
, 2.84g
AD235 - AD236
表:マクシミヌス・トラクス 裏:ウィクトリア(勝利の女神)
普通、彼からを軍人皇帝と言い、短命な皇帝が続く。
彼は、一介の兵士からの叩き上げで、出身地もあまり上品とは言えない トラキアであり、ローマの知識人たちは彼を「野蛮人」と呼んだ。 8フィートを越すという長身と並はずれた怪力、統治の残酷さで 知られている。
AD238年に、アフリカで
ゴルディアヌス1世
と2世による反乱が発生。これはすぐに鎮圧されたが、 元老院により
バルビヌス
と
プピエヌス
が皇帝とされ、マクシミヌスは公敵とされる。 マクシミヌスはイタリアへ進軍。アクィレイアを包囲中に自軍の兵士に裏切られ殺害される。
マクシムス ( 副帝 AD235-AD238 )
Sestertius
31.5mm, 21g
AD236 - AD238
表:マクシムス 裏:マクシムス
AD216年にローマ軍団の百人隊長であったマクシミヌスの息子として生まれ、235年か236年に副帝とされる。 AD238年に父帝とともに自軍の兵士に殺害される。
古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)