コンスタンティウス1世 ( AD305-AD306 )
Half-Follis
18.5mm, 2.19g
AD305 , Siscia
表:コンスタンティウス1世 裏:ローマ人のゲニウス(守護霊)
コンスタンティヌス大帝
の父。
293年の
ディオクレティアヌス
帝の4帝分割のときに 西方の副帝とされ、305年の
ディオクレティアヌス
と
マクシミアヌス
の引退時に西方の正帝に昇格する。 クロルス(青白きもの)というあだ名がついており、 健康面で問題があったらしく、306年に病没する。
テオドラ
Ae4
15mm, 1.2g
AD337 - AD340 , Unknown
表:テオドラ 裏:ピエタス(慈悲の女神)
マクシミアヌス
の継子で、コンスタンティウス1世の2番目の妻。
ユリアヌス
の祖母にもあたる。
ディオクレティアヌスが4帝分割を行った293年に、コンスタンティウス1世の妻とされる。 彼女がキリスト教徒であったため、
ディオクレティアヌス
帝によるキリスト教徒に対する迫害が 帝国西部では緩和されたと言われるが、確かではない。
古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)