コンスタンティウス2世 ( AD337-AD361 )
コンスタンティヌス大帝の死後、3人の息子が帝国を3分割するが、 他の2人が殺し合ったり、陰謀で殺されたりして、最終的に コンスタンティウス2世が単独の統治者になる。統治者としての 仕事は、まあ無難にこなしていたが、猜疑心の強い人だったらし く、評判はあまり良くない。 不思議なことに、彼は反乱を起こしたユリアヌスを死の床で後継者に 指名している。
コンスタンティウス1世の孫でユリアヌスの異母兄。コンスタンティウス2世からはいとこにあたる。 コンスタンティウス2世即位時の一族皆殺しでは、病気で死ぬと思われていたため難を逃れ、6年間幽閉された。 その後、副帝に登用され東方属州の統治にあたるが、侍従エウセビウスの策略で謀反の嫌疑をかけられ処刑される。 |
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