« グラディエーター (DVD) | メイン | 羅和辞典 »
アグリッピーナ物語

弓削 達(著)
河出書房新社 (1985-03)
¥ 378 (1990年再版のものは420円)
ISBN:978-4309401102
ネロの母である小アグリッピーナの人生を描いた一冊。
夫クラウディウス帝を毒殺し、母子相姦を迫ってネロをコントロールしようとしたアグリッピーナは古くから稀代の悪女とされてきたが、弓削氏は同情的に彼女を描く。 彼女の人格形成に大きく影響したであろうティベリウス時代からの宮廷内のいろいろな陰謀についてもかなりのページを割いており参考になる。
投稿者 augustus : 2005年06月22日 18:47
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.augustus.to/cgi-bin/blog/mt-tb.cgi/79