ヘレナ ( アウグスタ AD324-AD330 )

ペルティナクス古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)ヘレンニア・エトルスキラ
+
helena_01 obv. helena_01 rev. Ae3
19.5mm, 2.66g
AD327 - AD328 , Treveri
表:ヘレナ 裏:枝を持ったセクリタス(安全の女神)


250年にニコメディア近くで庶民の子として生まれる。270年にコンスタンティウス1世と結婚し、2,3年後には息子コンスタンティヌスが生まれる。 しかし、293年にディオクレティアヌスが帝国の4帝分割を行ったときに、離婚を強いられる。彼女は普通の市民として暮らしていたが、コンスタンティヌスとは連絡を取り合っていたらしい。
コンスタンティヌスが皇帝になってからは様々な名誉を与えられ、特に324年にはファウスタとともにアウグスタとされる。 キリスト教に帰依していたことでも知られ、77才のとき聖地巡礼を行い、エルサレムとベツレヘムに教会を建設させる。ヘレナが聖十字架を発見したという伝説もある。
330年に死亡する。


ペルティナクス古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)ヘレンニア・エトルスキラ

古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)
古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)