ガレリア・ウァレリア ( アウグスタ AD305 - AD311 )
Follis
28.2mm, 3.74g
AD308 - AD311
表:ガレリア・ウァレリア
ディオクレティアヌス
帝の娘で、ガレリウスの妻。
父帝が帝国4分割を行った293年にガレリウスと結婚(ガレリウスは最初の妻と離婚)。 ガレリウスの対ペルシャ戦に付き従い、「軍営の母」の称号を得る。
311年のガレリウスの死亡後、後継の正帝となった
マクシミヌス・ダヤ
の宮廷に行くが、
マクシミヌス・ダヤ
に結婚を迫られ、それを断るとシリアに追放される。
その後、
マクシミヌス・ダヤ
は
リキニウス
に破られるが、ガレリア・ウァレリアは欠席裁判で死刑を宣告され、 15ヶ月間の逃亡の後、テッサロニカで捕らえられ斬首される。
古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)