Otho ( AD69 )
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Denarius 18.4mm, 3.3g AD69 |
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３２年、一族の中で初めてコンスルとなったルキウス・オトの息子として生まれた。ネロの親友であり、悪徳の仲間であった（性的関係があったとも言われる）。 ポッパエア・サビナと結婚したが、ネロがポッパエアとの結婚を望み、 オトはルシタニア総督として体よくローマを追いだされた。
ガルバが皇帝を宣言すると、オトはガルバ側につく。 子供を亡くしていたガルバの後継者の地位を望んでいたが、 ガルバがピソを養子とした６９年１月にガルバを殺害し帝位を奪う。
ゲルマニアで皇帝を宣言していたウィテリウスとの政権の共有も 考えていたようだが、３月にウィテリウスがローマに向け進軍を開始。 ４月、クレモナ近くでオト軍はウィテリウス軍に敗れる。 この敗戦は決定的なものとは言えなかったのだが、 オトはこれ以上の内戦を望まず自殺する。
皇帝になるまでは悪評ばかりだったオトであるが、 最後になってオトは立派な行動をとったわけである。
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