Didius Julianus ( AD193 )
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Denarius 17.5mm, 2.28g AD193 , Rome |
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ディディウス・ユリアヌスは133年1月に
メディオラヌム（現ミラノ）で
元老院階級の家系に生まれる。30歳前にはプラエトルになり、
174年または175年にはペルティナクスとともにコンスルになる。
その後は多くの属州総督を歴任していた。
193年3月28日に皇帝ペルティナクスが殺害された直後、 前代未聞なことに帝位が親衛隊によって競売にかけられた。 この競りに参加したのがペルティナクスの妻の父と ディディウス・ユリアヌスで、ディディウス・ユリアヌスが 帝位を競り落とした。
人気のあったペルティナクスが殺されたことと、 恥知らずにも帝位を競り落としたことでディディウス・ユリアヌスは あまり人気がなかった。セプティミウス・セウェルスが ローマに進軍してくると元老院は彼の死刑を宣言し、 ディディウス・ユリアヌスは統治わずか66日の後、宮殿内で斬首された。
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