Active Perl でスクリプトを実行するとき、黒いコマンドウィンドウが開いて邪魔に感じることがある。また、スクリプト実行の途中にこのコマンドウィンドウを×ボタンで閉じてしまうユーザもいて予期しない結果を生じたりもする。
コマンドウィンドウを出さない一番簡単な方法は Active Perl に標準でついてくる wperl.exe を使うことだ。wperl は実行時にコマンドウィンドウを勝手に開くことはない。
a.pl を実行させるのには wperl.exe a.pl を実行するショートカットを作っておけば良いだろう。
注意すべき点としては STDOUT, STDERR をリダイレクトしておかないと、これらの出力が得られないことがあげられる。
コマンドプロンプトから wperl a.pl と実行した場合でもリダイレクトしない限り STDOUT, STDERR の出力を見ることはできない。もっとも、STDOUT, STDERR の出力を見たいのならわざわざ wperl を使わなければよいだけなので問題はないだろう。