2004年03月06日

スタートアップスクリプトではUNC名が使えない

Windows 2000 や XP では、起動時に実行させるスタートアップスクリプトというのが使えるが、その中ではファイル名の指定にUNC名(\\server1\aaa\bbb\xxx.txt みたいな表現)が使えない。

なぜいまさら気がついたかと言うと、クライアントPCの情報をスタートアップスクリプトを使ってサーバに集めようと考えたのだが、標準出力をサーバ上のファイルにリダイレクトしようとして見事にはまってしまったのだった。スタートアップスクリプト中でリモートのファイルにアクセスしたいとき、世のシステム管理者の皆さんはどうしているのだろうかと疑問に思った。(クライアントPCのローカルのファイルを使うしかないのだろうか。)

もっと詳しく状況を書くと、各PCの ipconfig /all の出力結果を集めたいと考えており、そのためにスタートアップスクリプトを使い標準出力をサーバ上のファイルにリダイレクトしたかったのだ。
現在考えている解決策は
1)クライアントPCのローカルドライブに出力を保存させておき、適当なときに Wake up on LAN を使って電源を入れてやってから、サーバに当該ファイルを集めてくる。
2)Windows XP からのコマンドラインツールである eventcreate を使いサーバのイベントログに必要な情報を書き込ませる。
3)スタートアップスクリプトのかわりにログオンスクリプトを使う。

Posted by augustus at 2004年03月06日 21:11 | TrackBack
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