古代ローマBBS 過去ログ56

[5202] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/08/03(Sun) 14:34

下記書籍が9月刊行予定。
●『図書館 愛書家の楽園』 
白水社 
アルベルト・マングェル著 
野中邦子訳
四六判・340頁 
予価 \3,570<税込>

 異色のメディシス賞作家による、書物礼賛。古代アレクサンドリア図書館、ネモ船長の図書室、ヒトラーの蔵書、ボルヘスの自宅の書棚など、古今東西の実在あるいは架空の図書館を通して、書物と人の物語を縦横無尽に語る。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02637

●『ヨーロッパ中世象徴史』 
白水社 
ミシェル・パストゥロー著 
篠田勝英訳
A5・440頁 
予価 \6,930<税込>

 象徴を通して読み解く中世西欧の思想と社会。中世西欧において象徴は、どういう社会的背景から生まれ、また社会にどのような影響を与えたか。動植物・色彩感覚・名前の流行などのテーマを中心に、象徴を通して見る文化史。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02638

●『ヘレニズム文明 地中海都市の歴史と文化』 
文庫クセジュ 
ポール・プティ&アンドレ・ラロンド著 
北野徹訳 
予価 \1,103<税込>

ヘレニズムを独創的な文明として捉える。アレクサンドロス大王逝去からローマのエジプト併合まで、ヘレニズム時代における政治・経済・社会を概観。アテナイ、ロドス、デロスなどの主要都市についての解説が当時を活写。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=50928

下記書籍が9月刊行予定に変更。
●『シバの女王への旅(仮題)』 白水社 アリエット・アルメル著 北原ルミ訳 予価 \2,520<税込>
 ピエロは〈聖十字架伝説〉をいかに描いたか? 時はイタリア・ルネサンス。夫である画家ピエロ・デッラ・フランチェスカを自分の傍に引きとめ、フレスコ画を描かせようと、妻は東方の伝説〈シバの女王〉の物語を語りはじめる……。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=09212

下記DVDが10月8日発売予定に変更。
●『ROME[ローマ]〈前編〉セット(6枚組)』 
ワーナー・ブラザース 
予価 \5,229<税込>

●『ROME[ローマ]〈後編〉セット(5枚組)』 
ワーナー・ブラザース 
予価 \5,229<税込>

 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/166087 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/166088

●下記に『「洋販」自己破産 ブックオフが青山ブックセンター支援』という記事あり。 http://www.asahi.com/business/update/0731/TKY200807310217.html


[5201] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/08/01(Fri) 20:11

◇augustusさんへ

>> > ●『ROME[ローマ]〈前編〉セット(6枚組)』 ワーナー・ブラザース 予価 \5,229<税込>
>> > ●『ROME[ローマ]〈後編〉セット(5枚組)』 ワーナー・ブラザース 予価 \5,229<税込>
>> > 半年前に出たDVDより安くなってます。
>> 面白いし、安くなったしで、売れて欲しいですね。(私は半年前のものを買っています。^^)

恐らく、ある程度売れたので、値下げしてもっと売れるかも思っているはず。
それと半年前よりDVDメディアも安くなりました。


[5200] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/08/01(Fri) 17:35

下記書籍が既刊。
●『西洋の歴史基本用語集 古代・中世編』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4623050874.09.MZZZZZZZ.jpgミネルヴァ書房 
朝治啓三・編
予価 \2,310<税込>

 初歩的な用語から卒業論文対策まで、オリエント・西洋古代・中世史の基本的な用語983項目をわかりやすく解説したハンディサイズの用語集。関連項目をすぐに参照できるよう構成。
 <著者>1948年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。関西大学文学部教授。京都大学博士(文学)。著書に「シモン・ド・モンフォールの乱」など。

●『タペストリーの保存研究 石橋財団所蔵「ヨセフ物語」』 
中央公論美術出版 
タピスリー保存研究プロジェクト実行委員会 
\3,150<税込>

 石橋財団から研究助成を受け、タペストリーを中心とする西洋の染織文化財の保存修復システムを形成することを目的として、2004年から4年間にわたり、『ヨセフ物語』タペストリーの保存研究に取り組んだ成果の報告。
 <目次> □□ 第1部 作品研究(『ヨセフ物語』タペストリーの染織技法史的考察 □□ 『ヨセフ物語』タペストリーの繊維、染料、媒染剤の科学分析 □□ 『ヨセフ物語』タペストリー来日の経緯 □□ いわゆる『ヨセフ物語』の画題に関する試論) □□ 第2部 保存研究(『ヨセフ物語』タペストリーの状態 □□ 石橋財団における所蔵美術品の保存と修復 □□ 『ヨセフ物語』タペストリーの保存修復方針と修復計画 □□ タペストリー補修用絹糸の製作 □□ 『ヨセフ物語』タペストリーの洗浄 □□ 『ヨセフ物語』タペストリーの補修と展示) □□ 総括
 http://www.7andy.jp/yhs.svl?CID=ESI504&view&image_file=http://img.7andy.jp/bks/images/b3/32108753.JPG

下記書籍が8月刊行予定。
●『図説 不潔の歴史』 
原書房 
キャサリン・アシェンバーグ・著 
鎌田彷月・訳 
予価 \3,360<税込>

 公衆浴場で体をオイルでぴかぴかに磨き上げたギリシャ・ローマ時代から、体を洗わなくなった中世を経て、とことん汚れと臭いを遠ざける時代にいたる、衛生観の変遷を多彩な図版とコラムとともにたどった労作がついに邦訳!
 http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html

●8月9日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! イタリア・サルデーニャ島 地中海に浮かぶ謎の島!」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が8月19日刊行予定。情報を追加して再掲。《予価情報も変更》
●『恋愛指南 アルス アマトリア』 
岩波文庫 
オウィディウス 
沓掛良彦訳 
410頁 
予価 \588<税込>

 航海術や馬術同様、恋愛にもわざあり!詩人に名声と流刑をもたらした教訓詩は世の男女に術を授ける。遊びの恋、戯れの恋、酒脱を離れず知的にことを運ぶには・・・・〈黄金のローマ〉の社会や文化を鏡のごとく映す奇書。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/32/7/3212030.html

下記書籍が9月下旬刊行予定。
●『ゾロアスター教史 概説 〔刀水歴史全書79〕』 刀水書房 青木健 四六判・310頁 予価 \2,940<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm

下記書籍が10月1日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『地図と絵画でよむ 聖書大百科Biblicaビブリカ(仮題)』 創元社 船本弘毅・監修 予価 \31,500<税込>
 http://www.sogensha.co.jp/biblica/


[5199] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/07/30(Wed) 21:29

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ローマ美術研究序説』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4883032159.09.MZZZZZZZ.jpg三元社 
オットー・フレンデル・著 
辻成史・監訳 川上幸子・中村るい・訳 
\3,150<税込>

 ローマ美術はながく、ギリシア美術の衰退の一段階と見なされてきた。19世紀、美術史家はローマ美術の独自性を定義するという難題に挑み始め、研究の進展は近代的学問としての美術史学の形成に重なる。著者ブレンデルはリーグル、ヴィックホフに始まる諸説を厳密に検討し、ローマ美術の根本問題に迫っていく。その取り組みは、美術史学の方法と理念自体に我々を対峙させることになるだろう。
 <目次>□□ 訳者まえがき  辻成史 □□ 序文  J・J・ポリット □□ 謝辞 □□ 略号一覧 □□ T ローマ美術研究序説 □□ ローマ美術の問題点 □□ 問題の変遷 □□ ルネサンスの理論 □□ 成長と衰退の理論 □□ 再評価 □□ オリエントかローマか □□ 国民主義の時代 □□ 現在――ローマ美術への二つのアプローチ □□ これまでの理論の包括的な評価 □□ ローマ美術の二元性 □□ 多元論:同時代的なもののなかの不均衡 □□ U 近代からみたローマ美術 □□ ローマ美術の範囲 □□ 時代の限定 □□ ローマ美術のカテゴリー □□ 公的美術 □□ ギリシア的要素 □□ 絵画 □□ コピーとバリエーション □□ 絵画の内容 □□  □□ アレゴリー――隠されたヴィジョン □□ 訳者解説  中村るい □□ 参考図 □□   XX 年表  XII 索引  I
 http://www.sangensha.co.jp/allbooks/index/215.htm

下記雑誌が発売中。
●『ナショナル ジオグラフィック日本版 2008年8月号』
 特集「追憶のペルシャ」

http://nationalgeographic.jp/nng/magazine/

下記書籍が8月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『イタリア史』 
山川出版社 
北原敦編 
予価 \3,885<税込>

古代ローマから中世の都市国家をへて、19世紀の国民国家建設、現代へといたる三千年に及ぶ歴史を、明確な構成でたどる通史の決定版。

●『ビザンツの国家と社会』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4634349426.09.MZZZZZZZ.jpg山川出版社 
根津由喜夫 
予価 \765<税込>

 古代ローマ帝国の後継者として東地中海に君臨したビザンツ帝国。伝統と革新、栄光と哀惜が交錯する千年帝国の歴史を読み解く。

下記書籍が9月12日刊行予定。
●『キリスト教の成立とその根本問題 ユダヤ教・イエス・キリスト教』 岩波書店 上村静 四六版・344頁

下記書籍が9月25日刊行予定。
●『ヴェーバー「古代ユダヤ教」の研究』
岩波書店 
内田芳明 
A5版・320頁


●下記に『8月8日発売,「ヨーロッパユニバーサリス ローマ」の日本語プロモムービーをUp』という記事あり。
 http://www.4gamer.net/games/043/G004352/20080730032/


[5198] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/07/29(Tue) 19:30

◎高島賢治さん
> ●『ROME[ローマ]〈前編〉セット(6枚組)』 ワーナー・ブラザース 予価 \5,229<税込>
> ●『ROME[ローマ]〈後編〉セット(5枚組)』 ワーナー・ブラザース 予価 \5,229<税込>
> 半年前に出たDVDより安くなってます。
面白いし、安くなったしで、売れて欲しいですね。(私は半年前のものを買っています。^^)

> 下記にローマ史のホームページあり。
> http://www.roma-ken.com/ http://blogs.yahoo.co.jp/kannri_roma_ken/
専門的に研究している人のページのようですね。
興味深いページを紹介してくださってありがとうございます。


◎おっさんさん
> ベルリオーズ、グノー、マスネ、ドビュッシー
そうそうたるメンバーですね。

> 数年間 ローマのメディチ家の別邸に留学する特典を与えられることによります。
実に魅力的な特典です。


[5197] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/07/28(Mon) 11:30

下記書籍が来年刊行予定。
●『ツキジデス「戦史」を読む』 岩波セミナーブックス 久保正彰
 「未来の出来ごとも、人間なるものに着目する限りは、このようなものか、これに類似するものとなるであろう。」古代ギリシア、アテナイとスパルタの闘争(ペロポネソス戦争)の帰趨を、緻密な筆致と鋭敏な洞察力で綴ったツキジデス。彼はその著作『戦史』において、歴史を動かす真の力――人間の本性――を探究せんと試みた。
 <著者>1930年生まれ。日本学士院長。東京大学名誉教授。専門は、西洋古典学。著訳書:『トゥーキュディデース 戦史』『アイスキュロスアガメムノーン』(岩波文庫)、『ギリシァ・ラテン文学研究』(岩波書店)、『ギリシア悲劇全集』(編集委員)、『オデュッセイア伝説と叙事詩』(岩波セミナーブックス)、『西洋古典学』(放送大学テキスト)ほか。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ヴァリャーギ ビザンツの北欧人親衛隊』 国際語学社 マッツ・G・ラーション著 荒川明久訳 \2,730<税込>
 http://www.kokusaigogakusha.co.jp/page/9784877314316.htm

●10月、東京都千代田区神田にて「岩波市民セミナー ツキジデス「戦史」を読む」(講師 久保正彰氏)あり。
 http://www.iwanami.co.jp/seminar/citizens/081002.html

●下記にローマ史のホームページあり。
 http://www.roma-ken.com/ http://blogs.yahoo.co.jp/kannri_roma_ken/


[5196] ローマ賞 投稿者:おっさん 投稿日:2008/07/27(Sun) 21:35

ローマ帝国とは直接関係ないが、N響アワーで取り上げられたので、コピぺで紹介しておきます。


ああ ローマ賞
フランスには、かつて「ローマ賞」という伝統ある芸術コンクールが存在しました。
このコンクールは、17世紀ルイ14世の時代にフランス芸術アカデミーの主催で まず美術部門が設けられ、19世紀のはじめにカンタータの作曲を課題とする音楽部門が加えられました。
「ローマ賞」という名称は、大賞受賞者が、数年間 ローマのメディチ家の別邸に留学する特典を与えられることによります。 著名な作曲家のうち、ベルリオーズ、グノー、マスネ、ドビュッシーはめでたく大賞を受賞しましたが、 サン・サーンス、ラヴェル、メシアンは選にもれています。
ベルリオーズを主人公に、「ローマ賞」の当落をめぐる悲喜こもごものエピソードを紹介しながら、 フランス近代音楽の行方を左右させたコンクールの意義について考えていきます。


[5195] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/07/25(Fri) 20:01

下記書籍が既刊。
●『エーゲ海の小さなホテル』 
東京書籍 
山口湖葉・文 
桑田瑞穂・写真 
\ 1,575<税込>

 青い海と眩しい光に映えるアーキテクチャー。ドラマチックな景観。美意識の高いインテリア。温かなホスピタリティ…。サントリーニ、クレタ、ミコノスなどエーゲ海の美しい島々と、島の魅力を満喫できる小さなホテルを紹介。

●『知られざるイタリアへ 終わりなき旅路』 
東京書籍 
ロバート・ハリス著 
HABU写真 
\1,890<税込>

 エリチェのノルマン城とシックな中世の町並み、パラッツォ・アドリアーノの素朴でフレンドリーな魅力、フォルツァ・ダグロの神話の村…。めくるめく“不思議の世界”イタリアを駆け抜けたオンザロードの旅。

●『ブォーノ・イタリア 真のイタリア郷土料理を世界に発信するICIFオリジナルレシピ』 
調理栄養教育公社 
ICIF編 
\2,625<税込>

 EUがイタリア国内で唯一認めたイタリア料理研修機関「ICIF」の教授陣によるオリジナルレシピ集。イタリア各地方の料理様式や伝統に基づいて作成された郷土料理の数々を、芸術的な写真とともに紹介する。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ヴァリャーギ ビザンツの北欧人親衛隊』 国際語学社 マッツ・G・ラーション著 荒川明久訳 \2,730<税込>
 ヴァリャーギは「北欧人」のスラブ語名である。歴代ビザンツ皇帝の厚い信頼を得、片刃の闘斧を振りかざす帝都のヴァイキングたち「ヴァリャーギ」についての書。
 http://www.kokusaigogakusha.co.jp/topnew.html
●『壁画洞窟の音 旧石器時代・音楽の源流をゆく 新発見の旅』 青土社 土取利行 \2,310<税込>
 南仏洞窟での貴重な演奏体験から、著者の故郷・四国のサヌカイトの謎解きまで、最新の音響考古学や認知考古学の知見を踏まえ、古代音楽の豊穣な世界を甦らせる探究の成果。
 http://www.seidosha.co.jp/index.php?%CA%C9%B2%E8%C6%B6%B7%A2%A4%CE%B2%BB

●『戦争の世界史 大図鑑』 
河出書房新社 
R・G・グラント編著 樺山紘一監修
\14,490<税込>

 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309224794

下記書籍が7月下旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『スペイン史(1) 古代〜近世』 
山川出版社 
関哲行編・立石博高編・中塚次郎編
予価 \6,300<税込>


下記書籍が7月26日刊行予定。
●『トルコ狂乱 オスマン帝国崩壊とアタテュルクの戦争』 
三一書房 
トゥルグット・オザクマン・著 
鈴木麻矢・訳 新井政美・監修
予価 \3,990<税込>

 激動の中東で、トルコはいかにして国家を創造できたのか? 欧州列強に国土を分断される中、決然と立ち上がったムスタファ・ケマルとトルコ国民が独立を勝ち取るまでの、壮絶なトルコ?ギリシャ戦争を活写した長編歴史小説。
 http://www.san-ichi.co.jp/cgi-db/s_db/kensakutan.cgi?j1=ISBN978-4-380-08204-7

下記書籍が7月28日刊行予定。
●『フランスの歴史 ケンブリッジ版世界各国史』 
創土社 
ロジャー・プライス・著 河野肇・監訳 
予価 \4,515<税込>


下記書籍が8月25日刊行予定。
●『シチリアへ行きたい <とんぼの本>』 新潮社 小森谷慶子・小森谷賢二 予価 \1,470<税込>
 多様な歴史・文化と輝く太陽、紺碧の海、そして美味しい郷土料理。地中海の"文明の十字路"たる神秘の島の魅力を最新情報を盛り込んで紹介する改訂版!

下記書籍が8月下旬刊行予定。
●『ビザンツの国家と社会』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4634349426.09.MZZZZZZZ.jpg山川出版社 
根津由喜夫 
予価 \765<税込>


●『イタリア史』 
山川出版社 
北原敦編 
予価 \3,885<税込>


下記DVDが10月発売予定。
●『ROME[ローマ]〈前編〉セット(6枚組)』 
ワーナー・ブラザース 
予価 \5,229<税込>

●『ROME[ローマ]〈後編〉セット(5枚組)』 
ワーナー・ブラザース 
予価 \5,229<税込>

 TVシリーズ史上最大規模、制作費200億円以上を投じた英BBCと米HBO合作の巨大プロジェクト「ROME[ローマ]」がDVD化。ケヴィン・マクキッド、レイ・スティーブンソン、キアラン・ハインズほか出演で贈る古代ローマで繰り広げられる愛と策謀の物語。
 【高島の蛇足コメント】WOWOWで放映されたドラマのDVD化と思われる。半年前に出たDVDより安くなってます。
 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4988135602893.html
 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4988135602909.html

●下記に『「鏡で日光を集中させてローマ軍船を炎上」を再現する実験:3回目の挑戦』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080724-00000001-wvn-sci

●下記に『新約聖書の「シナイ写本」、ネットで全文公開へ』という記事あり。
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200807230027.html http://christiantoday.co.jp/main/international-news-1645.html http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/22/news064.html http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2420965/3155708


[5194] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/07/22(Tue) 18:22

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『ヴァリャーギ ビザンツの北欧人親衛隊』 国際語学社 マッツ・G・ラーション著 荒川明久訳 予価 \2,730<税込>
 東ローマ帝国親衛隊はなんと北欧人だった。サガだけでなく、彼らを偲んだルーン石碑を紐解き、その史実を解明する。好評「ルーン文字の世界」の第二弾ともいえる一冊! 北欧の名著、日本初訳出!
 http://www.kokusaigogakusha.co.jp/topnew.html

●7月28日23:00〜24:50、NHK・BSハイビジョンにて「「ビザンチン帝国」(3)」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080728/001/10-2300.html

●8月3日18:00〜18:30、TBSテレビ系列にて「THE世界遺産 オリンピアの古代遺跡 (ギリシア)」が放映予定。(8月9日19:00〜19:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 http://www.tbs.co.jp/heritage/presite/index.html

下記書籍が8月28日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森 コンスタンティノポリスの黒き魔女(下)』
トクマ・ノベルズEdge 
麻木未穂 
予価 \1,000<税込>

 いよいよ黄金の魔女の謎が明かされる。シフ、レギウスの運命は。これが最終巻。

●下記に『欧州:古代ローマの歴史を観光資源に』という記事あり。
 http://www.news.janjan.jp/world/0807/0807202424/1.php


[5193] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/07/19(Sat) 14:06

下記書籍が7月刊行予定。
●『ローマ美術研究序説』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4883032159.09.MZZZZZZZ.jpg三元社 
オットー・フレンデル・著 辻成史・監訳
予価 \3,150<税込>

 ローマ美術研究が知らしむ、美術史学のダイナミズム。著者ブレンデルは、ローマ美術の様式研究を手がかりに、ルネサンスから二十世紀半ばにいたる人文学への深い省察の読者を導く。これにより本書は、およそ半世紀前に書かれたにもかかわらず、今もその価値を失うことなく、欧米の多くの大学で美術史学を学ぶ者の基本図書となっている。

下記書籍が6月既刊。
●『歴史学事典〈15〉コミュニケーション』 
弘文堂 
\16,800<税込>

 古代の絵文字から21世紀最先端のコンピュータ世界まで、人間の多様な営みに深く関わる、コミュニケーション。その概念を、大項目主義の広い視野でとらえる。

下記書籍が既刊。
●『ギリシャ・エーゲ海 第3版 旅名人ブックス39』 
日経BP企画 
赤井良平・文 柳木昭信・写真 
\1,890<税込>


●7月22日23:25〜25:15、NHK・BSハイビジョンにて「ローマ皇帝の歩いた道(後編)〜末路を見つめたハドリアヌス」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080722/001/10-2325.html

●7月23日23:25〜25:15、NHK・BSハイビジョンにて「「ビザンチン帝国」(1)」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080723/001/10-2325.html

●7月24日23:25〜25:15、NHK・BSハイビジョンにて「「ビザンチン帝国」(2)」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080724/001/10-2325.html

下記書籍が8月上旬刊行予定。
●『世界のことば・辞書の辞典 ヨーロッパ編』 
三省堂 
石井米雄編
予価 \3,360<税込>


下記書籍が8月8日刊行予定。
●『封印された闇の世界史』 河出書房新社 歴史の謎を探る会編 予価 \500<税込>

下記書籍が10月23日刊行予定。
●『ルネサンス美術館 HISTORY OF RENAISSANCE ART』 小学館 石鍋真澄・監修 予価 \10,500<税込>(2009年4月末迄 記念特別定価 \9,975)
 ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエッロなどの多くの巨匠を輩出し、歴史上、芸術文化の頂点となった15〜16世紀のルネサンス時代を、700点以上の作品による多角的な図版構成で展開し、辿っていきます。奥の深いルネサンス美術を、1冊でわかりやすく解説した美術書の決定版。A4判変型・496頁
 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4096997080.html http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/osaka/umeda/art.htm
 【高島の蛇足コメント】紀伊國屋書店では先行発売中の模様。

●下記に『<ローマ>歴史的建造物などでの飲食禁止』という記事あり。
 http://www.cnn.co.jp/business/CNN200807170021.html http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080717-00000036-mai-int http://mainichi.jp/photo/news/20080717k0000e030033000c.html

●下記に『ローマで人気の観光馬車、暑い夏には昼休み』という記事あり。
 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2419569/3142051


[5192] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/07/15(Tue) 21:19

●8月2日、富山にて青柳正規氏の講演会あり。
 http://www.kitanippon.co.jp/pub/ad/2008/kakidaigaku/ http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=200805156192


[5191] 雌狼 投稿者:augustus 投稿日:2008/07/14(Mon) 18:19

◎高島賢治さん
> 下記に『“前5世紀の傑作”ローマ市象徴のブロンズ像、実は中世の作品』という記事あり。
これはなんか残念ですね。双子の方が後から付け加えられたものというのは知っていましたが、狼の方も新しいものであったとは....。


[5190] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/07/14(Mon) 14:56

下記書籍が2007年3月既刊。
●『アッティカの碑文文化 政治・宗教・国家』 広島大学出版会 前野弘志 A5・600頁 \3,362<税込>
 碑文を文字史料としてのみならず、碑の形、 大きさ、建立場所等の非文字情報にも着目して、アッティカという地域において碑文文化の諸相を明らかにした著作。碑文のテキスト史料だけではなく、写真資料も多数掲載。
 http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/press/index.html
 <著者>http://www.hiroshima-u.ac.jp/bungaku/staff/p_90a72a.html
 【高島の蛇足コメント】同書は一般書店には流通せず、広島大学生協のみにて販売している模様。上記ホームページにある「購読に関するお問い合わせ先」のメールアドレスに注文すれば入手できる。

下記書籍が既刊。
●『ドイツ私法学の構造と歴史的展開』 
日本評論社 
ゴットフリート・シーマン著 
新井誠編訳 
\6,300<税込>

 ・「商法としてのローマ法 瀧澤栄治 訳 16頁」という項目あり。

●『大地へのまなざし 歴史地理学の散歩道』 
思文閣出版 
金田章裕 
\4,725<税込>

 古代日本の条里制から世界地図まで、歴史地理学のおもしろさを紹介するとともに、グローバルな研究を展開してきた著者が折りにふれて書き継いできた諸論考をまとめる。

●『徹底図解古代エジプト カラー版 ナイル河畔に築かれた王国三千年の興亡と至宝の文明』 
新星出版社 
河原よしえ 
\1,575<税込>

 今から五千年前、まだ日本が縄文時代だった頃、ナイル河畔では巨大な文明が黄金の時代を迎えようとしていた―大ピラミッド、黄金のマスク、クレオパトラに代表される古代エジプト。本書はその30王朝にもわたる歴史と文化を豊富なビジュアルで徹底図解した。また、奥深いエジプトの神々や死生観など古代エジプト世界の魅力にも迫った。
 <目次>□□古代エジプト英雄列伝 □□興隆の初期王朝・古王国時代 □□混沌の中王国時代 □□繁栄の新王国時代 □□落日の末期王朝とその後 □□古代エジプト文明の薫り

●7月21日23:25〜25:15、NHK・BSハイビジョンにて「ローマ皇帝の歩いた道(前編)海を制したアウグストゥス」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080721/001/10-2325.html

下記書籍が7月30日刊行予定。
●『奇跡の聖母』 
扶桑社海外文庫 
ニール・オルスン著 高山祥子訳

 魔性の聖母画=イコンをめぐる、謀略のプロたちの決死の争奪戦。歴史身術ミステリー。
 http://www.fusosha.co.jp/mysteryblog/

下記書籍が8月8日刊行予定。
●『帝国のシルクロード』 
朝日新書 
山内昌之
予価 \777<税込>

 イスラム史の碩学でありエッセイストの著者が、シルクロード上に登場したさまざまな帝国の治乱興亡の渦中で翻弄された人びとを描く。

下記書籍が8月28日刊行予定。
●『ヴェネツィアと水 環境と人間の歴史』 
岩波書店 
ピエロ・べヴィラックワ・著 
北村暁夫・訳 
予価 \3,255<税込>

水都ヴェネツィア。中世以来、長期的な展望をもって環境の保全に人知を結集させてきた稀有な都市の歴史をたどる。

下記書籍が8月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『戦闘技術の歴史1 古代編(仮題)』
創元社 
サイモン・アングリム&フィリス・G・ジェスティス&ロブ・S・ライス&スコット・M・ラッシュ&ジョン・セラーティ著 
松原俊文・監修 天野淑子訳 
予価 \4,410<税込>

 銃のない時代の兵士たちは、どのような戦術、武器、防具で戦っていたのか。数々の勝利を収めたギリシアのファランクス、ローマのレギオといった軍隊はいったい何が優れていたのか。当時の主要な戦いをカラーイラストで詳説するほか、特徴的な武具や装備品、兵器を豊富な図版で紹介。歩兵や騎兵の役割から、部隊の配置や統率、攻囲戦や海戦における戦術まで、遙かなる時代の戦いの軌跡が眼前によみがえる格好の案内書。
 http://www.sogensha.co.jp/

●下記に『【噴水台】ローマと韓国』という記事あり。
 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=102218&servcode=100§code=120

●平成20年6月9日、日本学士院第98回授賞式にて、保坂高殿氏が『ローマ帝政初期のユダヤ・キリスト教迫害』の研究内容を天皇皇后両陛下に御説明されている写真あり。
 http://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2008/061101.html http://www.japan-acad.go.jp/pdf/youshi/98/hosaka.pdf http://www.japan-acad.go.jp/img/news/2008/setsumei.jpg

●下記に『“前5世紀の傑作”ローマ市象徴のブロンズ像、実は中世の作品』という記事あり。
 http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080710/erp0807101048005-n1.htm http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008071001000233.html

●下記に『大噴火で滅んだ古代ローマ都市、3Dでよみがえる』という記事あり。
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2416130/3113477

●下記に『ローマ遺跡付近での飲食禁止に、叫ぶ・寝るも不可』という記事あり。
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2417710/3127013


[5189] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/07/08(Tue) 20:28

下記書籍が既刊。
●『農耕起源の人類史』 
京都大学学術出版会 
ピーター・ベルウッド著 
佐藤洋一郎・長田俊樹 監訳
\5,460<税込>

 http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1543

●『図解知れば知るほど面白いギリシア神話』 
洋泉社 
\1,470<税込>


●『学問とは何か 「マックス・ヴェーバーの犯罪」その後 <MINERVA人文・社会科学叢書>』 
ミネルヴァ書房 
羽入辰郎 
\6,300<税込>

 学問とはそれに従事する人間及び、しない人間にとって、一体何を意味するのか。この大学紛争のきっかけとなった問いに答えるべきであった折原浩の学問の惨状を明らかにし、紛争に遅れてきた世代の著者が解答を試みる。
 <著者>1953年新潟市生まれ。東京大学人文社会系研究科・倫理学専攻・博士課程修了(博士・文学)。青森県立保健大学教授。著書に「マックス・ヴェーバーの犯罪」など。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『プルタークの物語 上』 
潮出版社 
阿刀田高
\1,785<税込>

 権謀術数、戦争、クーデター、恋、独裁か民主政治か?。練達の筆が紡ぎ出す「プルターク英雄伝」の人間洞察。上巻は、ローマを創ったロムルスやアテネの立法者ソロンなど12人の物語を収録。『潮』連載を単行本化。
 □□アテネを創ったテセウス □□ローマを創ったロムルス □□アテネの立法者ソロン □□栄誉を求めたテミストクレス □□尊大な民主主義者ペリクレス □□先送りの人ファビウス □□カメレオン的英雄アルキビアデス □□母には弱い猛将コリオラヌス □□テーベの英雄ペロピダス □□口からジャブを飛ばした大カトー □□ママの宝石はグラックス兄弟 □□善悪けた外れのスラ
 <著者>1935年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。「ナポレオン狂」で直木賞、「新トロイア物語」で吉川英治文学賞を受賞。2003年紫綬褒章受章。日本ペンクラブ会長、直木賞選考委員。
 http://www.usio.co.jp/html/books/shosai.php?book_cd=1025

●『ナイル 地域をつむぐ川 [世界史の鏡 7巻]』 刀水書房 加藤博 \1,680<税込>
 http://www.tousuishobou.com/sekaishinokagami/504-6.htm

下記書籍が7月9日刊行予定。
●『徹底図解古代エジプト カラー版』 
新星出版社 
河原よしえ 
予価 \1,575<税込>


下記書籍が7月11日刊行予定。
●『ローマのプリニウス』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4876624798.09.MZZZZZZZ.jpg光陽出版社 
中野里美 
予価 \1,500<税込>

 「博物誌」の著者として、またウェスウィウス火山爆発で命を落とした人物として知られる古代ローマ人プリニウス。「博物誌」を完成させ艦隊長として新しい任地につくまでの小伝を収載し、彼の自然観などを検討する。
 <目次>1章:人と作品 2章:ローマの平和とナチュラルヒストリー 3章:神々の孤独 4章:人生の栄冠と悲哀 5章:わが友 6章:ポモナと大地の贈りもの 7章:アルスの森 8章:ローマの不幸 9章:征服されゆく自然 終章:火山に死す

下記書籍が7月17日刊行予定。
●『イタリア海洋都市の精神 興亡の世界史』 講談社 陣内秀信 予価 \2,415<税込>
 海からアプローチする中世イタリア都市の新たな魅力。ヴェネツィア、アマルフィなどの成り立ちと現在を、都市史・建築史の視点で読み解く。

下記書籍が7月25日刊行予定。
●『戸棚の奥のソクラテス』 
集英社 
ルーシー・エア著 
栗木さつき訳
予価 \1,890<税込>

 戸棚の奥には死んだ哲学者たちの暮らす〈イデアの世界〉があった――。ベンは、自分がある賭け事の対象とも知らず、哲学の世界に通ううちに…。

下記書籍が7月下旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『壁画洞窟の音 旧石器時代・音楽の源流をゆく』 
青土社 
土取利行
予価 \2,310<税込>

 http://www.seidosha.co.jp/index.php?%CA%C9%B2%E8%C6%B6%B7%A2%A4%CE%B2%BB

●下記に『イタリア、ポンペイの遺跡に「非常事態宣言」』という記事あり。
 http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/07/06/01.html http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000066-mai-int http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000019-yom-soci http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2414012/3103271 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080705-OYT1T00426.htm http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2008070501000015_World.html

●下記に『『ギリシャローマ神話』の作家、泥沼訴訟に勝訴』という記事あり。
 http://www.chosunonline.com/article/20080707000030


[5188] 無題 投稿者:augustus 投稿日:2008/07/05(Sat) 13:44

◎真奈美さん
お久しぶりです。

> ローマ、残照の記
報告ありがとうございます。セイヤヌスのエロオヤジ扱いは少々気の毒ですね。(根拠ないけど ^^)
自分の守備範囲でないことが確認できるのも貴重な情報です。


◎高島賢治さん
> 『フォーブス古代の技術史 (下・T) ―日常の品々I―』
長く待っていた本です。入手が楽しみです。


[5187] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/07/04(Fri) 14:39

下記書籍が既刊。
●『図解 知れば知るほど面白いギリシア神話』 
洋泉社 
吉田敦彦・監修
\1,470<税込>


●『これから研究を書くひとのためのガイドブック ライティングの挑戦15週間』 
ひつじ書房 
佐渡島紗織・吉野亜矢子 
\2,100<税込>

 「書くこと」を主体に、学問の「方法」を学ぶテキスト。「文章の書き方」と「論文の書き方」に分けて、その考え方とプロセスを解説。練習問題や付属CD−ROMを使ったアクティビティを豊富に収録。
 〈佐渡島紗織〉早稲田大学留学センター准教授。同大学文章作成プログラム担当、ライティング・センター、ディレクター。専門は国語教育。
 〈吉野亜矢子〉早稲田大学教育学部英語英文学科専任講師。専門はイギリス文学・文化。
 http://www.hituzi.co.jp/books/368.html

下記書籍が7月5日刊行予定に変更。
●『フォーブス古代の技術史 (下・T) ―日常の品々I―』 
朝倉書店 
R.J.フォーブス著 
平田寛・道家達将・大沼正則・栗原一郎・矢島文夫監訳
予価 \16,800<税込>

 http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-10593-3/

●『新約聖書 訳と註 第1巻(第2回配本) マルコ福音書/マタイ福音書』 作品社 田川建三 A5・880頁 予価 \6,090<税込>

下記書籍が7月刊行予定。
●『ヒエログリフ解読史』 
原書房 
ジョン・レイ著 
予価 \2,520<税込>


下記書籍が7月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『中公クラシックス ローマ盛衰原因論』 
中央公論新社 
モンテスキュー著 
井上幸治訳
予価 \1,418<税込>

 千年王国を謳った共和政ローマはなぜ崩壊したのか。多様な系をたどり帝国支配の負の遺産をモンテスキューの透徹した視線が追う。

●7月12日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! イギリス・ストーンヘンジ 巨石文明の知られざる事実」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が7月22日刊行予定。
●『エーゲ海の楽園ホテル』 東京書籍 山口湖葉文 桑田瑞穂絵 予価 \1,785<税込>

下記書籍が7月25日刊行予定。
●『へマな奴ほど名を残す エラーと間違いの人類史』 中公文庫 ピーノ・アプリーレ著 泉典子訳 予価 \900<税込>
 世界を創造した神、間違ったコピーを作るDNA。弟子を選び損ねたキリスト。日本に行くはずだったコロンブス。そして何故か「古事記」の編者・太安万侶。みなへマを犯して世界を変えた。
 http://www.chuko.co.jp/new/2008/07/204993.html

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『グローバルヒストリーの挑戦』 
山川出版社 
水島司編
予価 \2,940<税込>

第一線の研究者たちがそれぞれの分野からアプローチした東京大学教養学部での連続講義をもとに編集したグローバルヒストリーの入門書。

下記書籍が8月刊行予定。
●『シバの女王への旅(仮題)』 白水社 アリエット・アルメル著 北原ルミ訳 予価 \2,520<税込>
 ピエロは〈聖十字架伝説〉をいかに描いたか? 時はイタリア・ルネサンス。夫である画家ピエロ・デッラ・フランチェスカを自分の傍に引きとめ、フレスコ画を描かせようと、妻は東方の伝説〈シバの女王〉の物語を語りはじめる……。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=09212

下記書籍が8月19日刊行予定。予価情報を追加して再掲。
●『恋愛指南 アルス アマトリア』 
岩波文庫 
オウィディウス 
沓掛良彦訳 
410頁 
予価 \903<税込>


下記書籍が8月28日刊行予定。
●『ローマ人の物語 (32) 迷走する帝国 (上)』 
新潮文庫 
塩野七生
予価 \420<税込>


●『ローマ人の物語 (33) 迷走する帝国 (中)』 
新潮文庫 
塩野七生
予価 \380<税込>


●『ローマ人の物語 (34) 迷走する帝国 (下)』 
新潮文庫 
塩野七生
予価 \420<税込>


下記書籍が8月下旬刊行予定に変更。
●『戦闘技術の歴史1 古代編(仮題)』
創元社 
サイモン・アングリム&フィリス・G・ジェスティス&ロブ・S・ライス&スコット・M・ラッシュ&ジョン・セラーティ著 
松原俊文・監修 天野淑子訳 
予価 \4,410<税込>

 http://www.sogensha.co.jp/

下記DVDが9月10日発売予定。
●『紀元前1万年 特別版』 ワーナー・ブラザース 予価 \3,980<税込>
 人も動物もマンモスも自由に生きていた紀元前1万年前を舞台に、愛する女性を救うために旅を続けている青年の姿を描いた、ローランド・エメリッヒ監督によるアドベンチャー大作。復元されたピラミッドや最新CGによるマンモスなど迫力ある映像満載の作品。
 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/163365

●学術雑誌『史林』がセブンイレブンで注文&入手可能になりました。
 http://www.7andy.jp/all/ http://wwwsoc.nii.ac.jp/shr/


[5186] 報告(?) 投稿者:真奈美 投稿日:2008/07/03(Thu) 14:50

少しご無沙汰でした。
『ローマ、残照の記』が出たら報告すると言ってて遅くなりました、たぶん期待もされてなかったでしょうけど、
ーーBoysLoveに免疫のないカタギのローマファンにお勧めするほどのものではなかった、と言っておきます。実在の人はエロオヤジな扱いのセイヤヌスだけだし。ティベリウスとアントニアは名前だけ出ました、直接の描写はなし。

まえにここで高島さんが予告してらした『美少年西洋史』、先日学会で国書刊行会も店出してたので、この本をせっついておきました。もらったチラシに「春夏」の刊行予定として出ていたので、こんどこそ出てくれるのでしょう。 
 ローマからは、アンティノウスあたりは確実だとして(ローマ人じゃないけど)、オクタヴィウアヌスの名は挙がるか?に興味津々です。
 たとえ期待されなくても報告はしますね。


[5185] 催事 投稿者:augustus 投稿日:2008/07/02(Wed) 06:54

以下の様な催し物があります。ローマコインも多少は出品されると思います。

7月4日(金)〜6日(日)
第6回大阪コインショー
大阪・天満橋 OMMビル 2階Aホール 

7月11日(金)〜13日(日)
CCF(コレンクション・フェア)
東京・品川 ホテルパシフィック東京


[5184] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/06/30(Mon) 18:29

◎高島賢治さん
> 『恋愛指南 アルス アマトリア』
ローマ人の生活について書かれたものによく取り上げられる著作ですよね。文庫で出るのは素晴らしいことです。


[5183] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/29(Sun) 09:59

下記書籍が既刊。
●『詳解ラテン文法 新装版』 
研究社 
樋口勝彦・藤井昇 
B6・183頁 
\2,625<税込>

 はじめてラテン語を学ぶ人たちのために、できるだけやさしく「初級から中級まで」の手ほどきをしたもの。いわゆる黄金時代(80B.C.〜A.D.14)の古典期ラテン語を基準とする。取り外して使える詳解ラテン文法・語尾変化表つき。〔初版:研究社出版 1963年刊〕
 http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-39406-6.html http://gogaku.bookmall.co.jp/info.php?code=0000001627671 http://www.gakusan.com/home/info.php?code=0000001627671


[5182] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/28(Sat) 16:51

下記書籍が6月30日刊行予定。
●『シチリアトラットリア、至福のレシピ』 
白夜書房 
古門浩二 
予価 \1,800<税込>

 http://www.byakuya-shobo.co.jp/product_info.php?products_id=1877&osCsid=9f57aa9d730cdc50bf529af72bdcfbd8

下記書籍が7月上旬刊行予定。
●『ウニオ・ミティカ』 鳥影社 遠藤真理 予価 \1,680<税込>
 中世のヨーロッパ、聖性と犯罪と性愛が紙一重の熱い渦の中で、神的合一を求める少女を中心とする、神秘と恐怖の物語。

下記書籍が7月10日重版予定。
●『プラトン入門』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003367812.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
R.S.ブラック 
内山勝利訳
予価 \840<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/2/3367810.html

下記書籍が7月15日刊行予定。
●『驚愕!超古代文明ミステリー』 双葉社 南山宏 予価 \500<税込>

下記書籍が7月18日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『グノーシス「妬み」の政治学』 
岩波書店 
大貫隆 
四六版・294頁 
予価 \3,360<税込>

 創成神話と政治のダインミックス。「妬み」という人間的な暗い情念のドラマとして、グノーシスの神話を読み解く歴史的宗教心理学の試み。宇宙創成から帰還へと循環する、救済モデルにはらまれた特異な政治性を、東方マニ教型との対比によって明らかにする。古代末期の宗教と政治。

下記書籍が8月上旬刊行予定。
●『レウキッペとクレイトポン <西洋古典叢書第IV期・第12回配本>』 京都大学学術出版会 アキレウス・タティオス著 中谷彩一郎訳 \3,255<税込>

下記書籍が8月19日刊行予定。
●『恋愛指南 アルス アマトリア』 
岩波文庫 
オウィディウス 
沓掛良彦訳 
410頁


●下記に『日本語版ゲーム「ヨーロッパユニバーサリス ローマ」の発売日が8月8日に決定』という記事あり。
http://images-jp.amazon.com/images/P/B001BIXLOM.09.MZZZZZZZ.jpg http://www.4gamer.net/games/043/G004352/20080627019/


[5181] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/25(Wed) 19:26

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『古代エジプト女王・王妃歴代誌』 
創元社 
ジョイス・ティルディスレイ著 
吉村作治監修 
\3,780<税込>

 古代エジプト王家では女性は重要な役割を与えられていた。戦争で不在の王になりかわり領土を守るのは、影の薄い王子ではなくもっぱら王の妻の役割だった。男性原理と女性原理の均衡がとれて、はじめてマアト(真理)は成就すると考えられていたのだ。本書は名を知られている女王・王妃をすべて網羅した画期的な小伝記集。年表、系図、称号、埋葬地、血縁関係などのデータ集、詳しい索引など、事典的機能もついた研究者・ファンともに必携の書。
 <目次>□□第1章 初期の王妃たち □□第2章 ピラミッド時代の女王・王妃たち □□第3章 混沌と再生 □□第4章 帝国の女王・王妃たち □□第5章 王権の衰退 □□第6章 最後のエジプト女王
 http://www.sogensha.co.jp/mybooks/ISBN978-4-422-21519-8.htm

●6月30日00:40〜03:03、NHK・BS2にて「ボリショイ・バレエ団公演 バレエ スパルタクス」が放映予定。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080629/001/12-0040.html

下記書籍が7月刊行予定。
●『壁画洞窟の音 旧石器時代・音楽の源流をゆく』 
青土社 
土取利行
予価 \2,310<税込>

 http://www.seidosha.co.jp/index.php?published

●『ハリー・ポッターと不思議の国イギリス』 
コスモピア 
クリストファー・ベルトン著 
渡辺順子訳
予価 \1,680<税込>

 ホグワーツとパブリックスクール、ロンドンのルーツとローマ街道、魔女と魔法使い…。「ハリー・ポッター」を生んだイギリスの歴史や伝統、習慣、ものの考え方を紹介し、不思議の国イギリスの、現実世界と非日常の狭間を探る。
 <著者>1955年ロンドン生まれ。78年来日。フリーランスのライターおよび翻訳家。著書に「ライティング・パートナー」「ビジネス翻訳データブック」など。

●『名画の秘めごと 男と女の愛の美術史』
<出版>角川マガジンズ <販売>角川SSコミュニケーションズ 
有地京子 
予価 \2,310<税込>

 ルノワール「都会のダンス」「田舎のダンス」、ラファエロ「ガラテアの勝利」など、世界に名立たる31点の名画にこめられたドラマを、時代背景やギリシャ、ローマ神話を交え、男と女の愛の視点から読み解く。
 <著者>長崎県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、フランスに語学留学。パリにて西洋美術史の研究を始める。「ありちギャラリー」開設。リビングカルチャー倶楽部、三越カルチャーサロン等で名画講座の講師を務める。

●『風の大地、星の海神 レーズ・スフェント興亡記(仮題)』 角川春樹事務所 小川一水 予価 \1,890<税込>
 父親と対立して、辺境に追いやられた若き騎士ルドガーは、赴任した領地でカエサルと古代ローマを知っているという、不思議な街の守護精霊「レーズ」と会う。実は彼女の正体は、遠い星からやってきた巨大な異星生命体の対外感覚器官だった。ともに故郷を亡くし、固陋なキリスト教の因習に反発する二人は、中世ヨーロッパの海に面した三角州に、今までになかった街「レーズスフェルト」を作り、帝国自由都市を目指す。だが、街が発展するにつれて辺境伯やハンザ同盟の怒りを買い、同じく異星生命体と接触を持ったデンマーク国王との戦いへとつながっていく・・・。果たしてレーズスフェルトの未来は?俊英・小川一水が、初のハードカバーで描く歴史SF!

下記書籍が7月上旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『西洋余暇思想史』 
世界思想社 
瀬沼克彰 
予価 \1,995<税込>

 古代ギリシアから現代までの余暇を巡る思想の紹介と論評、各時代の社会背景、人々の余暇活動の特徴や思想家の人となりを併せてまとめる。

下記書籍が7月上旬刊行予定。
●『世界史を書き直す 日本史を書き直す』 
和泉書院 
阪大史学の挑戦懐徳堂記念会編 
予価 \2,940<税込>

 歴史は事項や年代の羅列ではない。日本史と世界史の統合を模索し、「市民のための歴史学」を再構築しようとする、阪大史学の挑戦。

下記書籍が7月10日刊行予定。
●『ローマ盛衰原因論』 
中央公論新社 
モンテスキュー著 
井上幸治訳 予価 \1,418<税込>

千年王国を謳った共和政ローマはなぜ崩壊したのか。多様な系をたどり帝国支配の負の遺産をモンテスキューの透徹した視線が追う。

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『聖書学論文双書 黙示の誕生』 キリスト教図書出版社 予価 \4,000<税込>

下記書籍が7月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『戦闘技術の歴史1 古代編(仮題)』
創元社 
サイモン・アングリム&フィリス・G・ジェスティス&ロブ・S・ライス&スコット・M・ラッシュ&ジョン・セラーティ著 
松原俊文・監修 天野淑子訳 
予価 \4,410<税込>

 銃のない時代の兵士たちは、どのような戦術、武器、防具で戦っていたのか。遙かなる時代の戦いが眼前に展開する、格好の案内書。
 〈サイモン・アングリム〉ウェールズ大学アベリストウィス校所属の研究者。時代を問わず、広く軍事史に関する出版を行う。
 〈フィリス・G・ジェスティス〉南ミシシッピー大学准教授。専門は中世史。前職はカリフォルニア州立大学で古代史・中世史の講義を担当。
 〈ロブ・S・ライス〉アメリカン・ミリタリー大学教授。古代から現代の海戦史を教える。The Oxford Companion to American Military History, Reader’s Guide to Military Historyに寄稿。
 〈スコット・M・ラッシュ〉ペンシルバニア大学で博士課程を修了。古代・中世の戦史に関する本に寄稿。
 〈ジョン・セラーティ〉セント・レオナルズ大学、セント・アンドリューズ大学講師。博士論文に「シシリーと共和政中期ローマにおける帝国主義」。Sicily from Aeneas to Augustusの共編者。
 〈松原俊文〉エジンバラ大学院卒。古典学博士(PhD in Classics)。古代ギリシア・ローマ史専攻。現在、早稲田大学非常勤講師。主な論文・訳書に、“Diodorus Siculus on the Late Roman Republic”(博士論文、1998年)、「ローマ共和政偉人伝 De viris illustribus urbis Romae 解題・訳」(2006年)、“Herodotus Strikes Back: The Return of Storytelling, or Premodernity in a New Guise?”(2007年)、N・スパイヴィー、M・スクワイア著『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科』上・下(共監訳、原書房、2007年)などがある。
 〈天野淑子〉1957年生まれ。京都大学経済学部卒。広告代理店、医療器具メーカーを経て在宅翻訳者に。出版翻訳をこなす一方、主に経済・経営分野の実務翻訳も手がける。2005年逝去。
 http://www.sogensha.co.jp/

●下記に『女子短大生がイタリアの大聖堂に落書き』という記事あり。
 http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20080625-375896.html

●下記に『古代ローマの20面サイコロ、お値段180万円』という続報記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000000-giz-ent
 http://www.gizmodo.jp/2008/06/post_3843.html


[5180] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/06/22(Sun) 20:55

◎DSSSM(松浦豊) さん
> あー、本当にリーウィウスを和訳で読める時代が来るのだなぁ、と。
ありがたいことですね。
リウィウスだけでなく、西洋古典叢書はぜひ続けていって欲しい企画です。(買う人がいないと出版されなくなるので、なるべく買うようにしています。)

◎高島賢治さん
> 下記に『イスラエルのマサダ要塞から発掘された2000年前の木の実、
> 発芽して見事に成長』という記事あり。
ナツメヤシなんですね。水の少ないところでの篭城におおいに役に立ったことでしょう。


[5179] 祝! 原典和訳 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2008/06/21(Sat) 17:48

父達よ、新たに加わった者達よ

 先日、本屋へ行きまして、西洋古典叢書の『リウィウス ローマ建国以来の歴史3』と『ポリュビオス 歴史2』を買ってきました。

 特にリーウィウスの和訳が、個人的に切望していた(というか、私以外にはどれくらいの人が読もうとするのかなぁと、かなり不安な)4巻〜10巻のあたりをカバーするもの(6巻〜8巻)なので、非常に嬉しいです。あー、本当にリーウィウスを和訳で読める時代が来るのだなぁ、と。

 ポリュビオスも、ローマの国制論、軍制についてと共に、前211年までの第二次ポエニ戦争が語られているので、ハンニバルファンなどにとってはこっちの方が見逃せないでしょう。

 実はしばらくローマ史から手を引いていたんですが、またほんのちょっと熱が戻ってくるかもという感じです。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[5178] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/20(Fri) 18:48

下記書籍が既刊。
●『覚書神々の伝説』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4160080510.09.MZZZZZZZ.jpg文藝春秋企画出版部 
近藤節也 
\1,890<税込>

 神々はどこから来たのか?我々はどこへ行くのか?人類創生から古代文明、キリスト教、ギリシア哲学、仏教、ヒンドゥ教、儒教、日本人の来歴から神道までを哲学、宗教、芸術分野に造詣の深い著者が縦横無尽に語り尽くす。

●『贈与論』 
勁草書房 
マルセル・モース著 
有地亨訳 
\3,990<税込>

 原始社会の贈与慣行の考察から、宗教・法・道徳・経済の諸領域に還元できない「全体的社会的事実」を析出。レヴィ=ストロースやバタイユをはじめ多くの思想家に影響を与えたモースの代表作。
 ・「古代の法および経済におけるこの原則の痕跡―民族誌学的事実の分析の効用 人の物との区別は比較的新しい段階に出現した(人の法と物の法(原古ローマ法)」「ゲルマン法 担保と贈与」「ケルト法 ケルト民族にも義務的贈答制が存在する」という項目あり。

下記書籍が6月刊行予定。
●『法隆寺の中のギリシャ・シルクロード文化』 
現代書館 
久慈力 予価 
\2,100<税込>


下記書籍が6月23日刊行予定に変更。
●『イタリア都市社会史入門 12世紀から16世紀まで』 
昭和堂 
齊藤寛海・山辺規子・藤内哲也
予価 \2,940<税込>

 中世後期から近世初期までのイタリア都市社会を舞台として、そこで営まれる政治・経済・生活・文化などの諸活動の日常性と、その対概念としての非日常性という視点から描く「日常生活史」。
 http://www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/mokuroku/detail/ISBN978-4-8122-0820-5.html
 http://www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/mokuroku/catalog/rekisi.html

●6月28日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! エチオピア 封印されたアフリカの千年王国」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が7月18日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森 黒き魔女と悪しきものの命(上)』 トクマ・ノベルズEdge 麻木未穂 予価 \860<税込>
 黄金の魔女シリーズの棹尾を飾る最終巻。赤毛の魔女がなぜ黄金の魔女なのか、シフとレギウスはどうなるのか、すべてが明らかに!

下記書籍が7月下旬刊行予定。予価情報を追加して再掲。
●『戦闘技術の歴史1 古代編(仮題)』
創元社 
サイモン・アングリム&フィリス・G・ジェスティス&ロブ・S・ライス&スコット・M・ラッシュ&ジョン・セラーティ著 
松原俊文・監修 天野淑子訳 
予価 \4,410<税込>

 http://www.sogensha.co.jp/

●『人類学とは何か』 
世界思想社 
トーマス・ヒランド・エリクセン著 
鈴木清史訳 
予価 \2,415<税込>

http://www.sekaishisosha.co.jp/afoot.html

●下記に『イスラエルのマサダ要塞から発掘された2000年前の木の実、発芽して見事に成長』という記事あり。
 http://ime.nu/www.technobahn.com/news/2008/200806161147.html

●下記に『【写真劇場】イタリア・ナポリ トンネルの先は古代ローマ』という記事あり。
 http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/080619/art0806191619000-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/080619/art0806191619000-n2.htm http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/080619/art0806191619000-n3.htm


[5177] ありがとうございます。 投稿者:紫苑 投稿日:2008/06/18(Wed) 16:42

 augustusさん。

ありがとうございます。
機会があれば行ってみようと思います。


[5176] 共感 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2008/06/18(Wed) 06:32


>高島賢治さま、augustus さま
>> 古代ローマの20面サイコロ、お値段180万円

本当、すごーく面白い。
管理人様は、数学がご専門なので、特にそうなのでしょうね。


[5175] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/06/17(Tue) 19:52

◎ 紫苑さん
大阪でしたら、造幣局の博物館にちょっとですけどローマコインが展示されています。お暇なときにでも覘いてみてください。

◎高島賢治さん
> 古代ローマの20面サイコロ、お値段180万円
古代から20面体のサイコロがあったとは意外です。面白い記事の紹介ありがとうございます。


[5174] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/17(Tue) 17:58

下記書籍が既刊。
●『"世界を舞台"に歴史授業をつくる 嫌われても世界史はやめない! 』 
明治図書出版 
原田智仁 
\2,058<税込>

 http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D416128%2D3

下記書籍が6月20日刊行予定。
●『マリアの図像学-Iconographia Mariana マリア検索図鑑つき』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4882741865.09.MZZZZZZZ.jpg聖公会出版 
松本富士男・小杉健
予価 \3,150<税込>

歴史の中でマリアはどのように表現されてきたのか。「祈る」「王座に座す」「情愛」をテーマに、膨大な量のマリアの図像を繙いた渾身の研究書。「マリア図鑑」として楽しめる古今東西のマリア図像や、切手の小芸術まで作品224点を収録。図像の分類が分かる32頁の口絵付き。口絵・マリア検索図鑑。

下記書籍が6月下旬刊行予定。
●『よくわかる! 古代文字の世界』 
国際語学社 
飯島紀 
予価 \2,310<税込>

 紀元前3000〜前500年までの古代オリエントにおける文字の変遷を周辺国家・民族・文化の興亡史をまじえてわかりやすく解説。

下記書籍が7月上旬刊行予定に変更。予価情報も変更して再掲。
●『新約聖書 訳と註 第1巻(第2回配本) マルコ福音書/マタイ福音書』 作品社 田川建三 A5・880頁 予価 \6,090<税込>

下記雑誌が7月10日刊行開始予定。
●『最新保存版 週刊 世界の美術館(全80巻)』 講談社
 http://shop.kodansha.jp/bc/bijyutsu/

下記書籍が7月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古典ユダヤ教事典』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764240335.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
長窪専三 
予価 \18,900<税込>

 長らく待望された日本初の本格的なユダヤ教事典!西洋文明の源流であるギリシア・ローマと並び古典古代世界を築いた「古典ユダヤ教」。現代のユダヤ教思想・文化の根幹であり、キリスト教・イスラムの母胎ともなったその多様な姿を、最新の学問的研究と膨大な資料を駆使して探求。聖書時代からタルムード時代まで、広大無辺の古典ユダヤ教世界の全領域を網羅する事典。ユダヤ思想の永遠の源泉・古典ユダヤ教のすべてがこの一冊に!
 <本書の特長>
 ・単著・書き下ろしによる一貫性のある記述。各項目の連関が明瞭な体系的な構成。
 ・宗教学、聖書学、西洋古典学、考古学、思想史、オリエント史、初期キリスト教史など 諸分野に跨る学際的内容。
 ・欧米の類書をしのぐ圧倒的な総項目数の約2100項目。人名・地名・書名も多数収録。
 ・項目の相互参照を容易にする見出し語マーク付き。参照項目も多数立項。
 ・本文の理解を助ける100点以上の地図・写真・図表。
 ・「ユダヤ史年表」「ミシュナ・トセフタ・タルム-ド対照一覧」など充実の巻末付録。

下記書籍が『原始キリスト教の心理学 初期キリスト教との体験と行為』より改題されて、7月25日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『原始キリスト教の心理学 初期キリスト教徒の体験と行動』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4400111474.09.MZZZZZZZ.jpg新教出版社 
G・タイセン著 
大貫隆訳 
予価 \9,975<税込>

『歴史的宗教心理学』という斬新な方法論を駆使して、初代教会の心性(メンタリティ)の世界に迫った画期的な大著。初期キリスト教徒たちがいかなる『心の世界』に住んでいたのかを、『霊性』『知的認識』『儀礼』『倫理』といった次元に渡って分析。パウロをはじめとする初期キリスト教徒たちの「心理」に視点を置くことによって、聖書の読み方に、また聖書学に新たな方向性を開拓した問題作。(原書 2007年刊行。翻訳は日本語版が初。)

●ギリシア神話の医神「アスクレピオス」と同じ名前の会社の詐欺事件の記事が以下にあり。ただこの詐欺事件は丸紅本社会議室も使われる等、騙された側も信用するのが当然の事情もあり、丸紅がこの詐欺事件に荷担していなかったというのも不自然な状況。
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080616-OYT1T00130.htm?from=main1
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080616/crm0806162041034-n1.htm
 http://mainichi.jp/select/biz/news/20080616k0000e040086000c.html
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080616-OYT1T00460.htm?from=navr

●下記に『古代ローマの20面サイコロ、お値段180万円』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000000-wvn-sci


[5173] Re[5172] 投稿者:紫苑 投稿日:2008/06/16(Mon) 21:33


augustusさん
返信ありがとうございます。

僕は大阪に住んでいるので
是非そういったイベントには行ってみたいと思います。
また、紹介していただいたお店などを参考にして熟考してみようと思います。

はい。今年は受験生として少し、自粛しようかとは思います。
でも、なかなかそれも難しいんですけどね・・・(^∪^;


[5172] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/06/15(Sun) 21:32

◎よんさん

> 「通常の思考・知識」と「哲学の思考・知識」の相違点は何だと思いますか??
哲学の場合どうなのかというのは私にはわかりませんけど、確かに分野によって思考パターンの癖ってありそうですね。
私の場合もときどき数学っぽいところが出ているようです。(^^


◎紫苑さん
はじめまして。
ローマ史は面白いですから、受験生としてはあまりはまりすぎないようにご注意ください。(^^

> 僕は今古代ローマのコインの購入を考えているのですが
> 初めてで、どこで購入すればいいのか分かりません。
ローマコインを扱っているコイン屋さんは国内には数少ないですね。東京近郊にお住まいならワールドコインズジャパン社を一度のぞいてみると良いと思います。名古屋、大阪の近くでしたら、定期的にコインフェアを開くデパートがあり同社も出店するようです。
ネット販売でしたら、専門業者が良いと思います。(ワールドコインズ社も通信販売に応じています。)
一般的なネットオークションでしたら信頼できる出品者を選んでください。(以前yahooオークションでe-bayで仕入れたコピー品を本物と偽って販売したという事例がありました。ノークレームノーリターンを謳う出品者が多いですが、偽物のときは無期限に返品に応じるのが本来の姿であるように思います。)

参考リンクです。
ワールドコインズ・ジャパン http://www.coins.co.jp/
FORVM ANCIENT COINS http://www.forumancientcoins.com/
CNG http://www.cngcoins.com/


◎ DSSSM(松浦豊) さん
フォローありがとうございます。

> ソクラテスとプラトンの差異
高校のときに習って、「無知の知」ってのは納得しましたが、イデア論はしっくり来なかったような記憶があります。


[5171] 質問 投稿者:紫苑 投稿日:2008/06/15(Sun) 01:41

 みなさん、こんばんは。

ひとつ、お尋ねしたいことがあります。
僕は今古代ローマのコインの購入を考えているのですが
初めてで、どこで購入すればいいのか分かりません。
ネット販売などがありますが、
やはりそういった購入方法は避けるべきだしょうか?


[5170] Re[5167][5164]: こんばんは! 投稿者:よん 投稿日:2008/06/15(Sun) 00:21

DSSSM(松浦豊) さん

返信遅くなりましてすみません。
貴重なご意見ありがとうございます!
ソクラテスとプラトンの差異ですね、調べてみます^^
まだまだ哲学初心者ですので、色々と難しい面が多いです;
ここにいらっしゃるみなさんのお話はとても参考になります。
なかなかゆっくりPCを見る時間がありませんが、時間を見てまた遊びに来たいと思います。
これからもよろしくお願い致します。


[5169] はじめまして 投稿者:紫苑 投稿日:2008/06/14(Sat) 15:43

はじめまして紫苑です。
僕は高校三年生で今年受験なんですが
ローマ史にはまって勉強が手につきません。

でもaugustusさん達を見ると
まだまだ自分は未熟だな、と感じました。

これからも、書籍を購入する際には
いろいろと参考にさせていただきます。


[5168] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/14(Sat) 12:10

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『東西修道霊性の歴史 愛に捉えられた人々』 
知泉書館 
桑原直己 
\5,040<税込>

 <目次>□□序 章  □□第一部 修道生活の起源と東方キリスト教世界における展開  □□第1章 初期修道制における「独住」と「共住」の問題―隠修士と修道院  □□第2章 ペラギウスとアウグスティヌス  □□第3章 東方的修道霊性の風景  □□   □□第二部 西方キリスト教世界における修道生活の展開  □□第4章 西方修道制における二つの伝統  □□第5章 「使徒的生活」を求めて―11,12世紀の隠修士運動  □□第6章 托鉢修道会の時代  □□     □□第三部 トマス・アクィナスのカリタス理論にもとづく修道生活の意  □□第7章 トマス・アクィナスのカリタス理論とキリスト者の霊的生活  □□第8章 「カリタスの完全性」―「修道生活」の意味  □□第9章 「観想の充溢から発する活動」―「説教者兄弟会」の霊性
 http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/2008/035-5.htm

下記CDが発売中。
●『古代ローマの英雄カエサル―サイは投げられた―/青柳正規』
 【高島の蛇足コメント】上記CDは「CDクラブ」でしか入手できない模様。
 http://www.cdclub.jp/cgi-bin/view.cgi?ALBMNO=079518
 http://www.cdclub.jp/cgi-bin/search.cgi?MODE=CSEARCH&COURSE=115
 http://www.cdclub.jp/index.html
 https://www.cdclub.jp/200803/special.html
 http://www.bestlife.ne.jp/sony/2008/02/03.html

下記書籍が既刊。
●『イソップ物語 ナビつき洋書』 
IBCパブリッシング 
イソップ著 
V.S.ヴァーノン・ジョーンズ訳
\1,260<税込>


下記書籍が7月2日復刊予定。
●『機械化の文化史 ものいわぬものの歴史』 
ISBN-13: 978-4306045118
鹿島出版会 
ジークフリード・ギーディオン著 
榮久庵祥二訳
予価 \9,240<税込>

 http://www.dnp.co.jp/artscape/reference/artwords/k_t/mechanization.html
 http://www.kajima-publishing.co.jp/

下記書籍が7月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古典ユダヤ教事典』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764240335.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
長窪専三 
予価 \18,900<税込>

 日本初となる,本格的な古典古代のユダヤ教事典。ギリシア・ローマ時代のユダヤ教に関連する諸領域の用語を解説。総項目数約2100項目,図版・地図など100点以上を収録。広大無辺のユダヤ教世界を深く知るための最良のガイド。
 <著者>1933年会津若松市生まれ。デューク大学大学院宗教学科博士課程修了,博士号(Ph. D)取得。三育学院短期大学教授・学長(現名誉教授),聖徳大学教授,江戸川大学教授を歴任。ユダヤ学者。

下記書籍が7月中旬刊行予定。
●『認知言語学のエッセンス』 大修館書店 ジョン・テイラー著 瀬戸賢一著 予価 \2,310<税込>
 http://www.taishukan.co.jp/bookline/deruhon/NEWS0807.html

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『人類学とは何か』 
世界思想社 
トーマス・ヒランド・エリクセン著 
鈴木清史訳

http://www.sekaishisosha.co.jp/afoot.html

●2011年秋から、新版・アリストテレス全集(岩波書店)が刊行開始の模様。総索引・付き。
 http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/


[5167] Re[5164]: こんばんは! 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2008/06/13(Fri) 08:06

父達よ、新たに加わった者達よ

 よんさん

 しばらくここが見られない状態だったですよね?

 一応出されましたお題「哲学的な思考」について少し考えてみたんですが、私が思うに哲学と言った場合でも実際色々な哲学学説があるので、二分的には考えられないかも? と。

 私の興味関心からもすぐに思いつくのは、ソクラテスとプラトンの差異です。ソクラテスは「無知の知」で知られるように、「正しい思考・知識」が出来る人はそもそもおらずそれに気付くという事が大事だと考えてました。ところがその弟子の一人であるプラトンはまったく逆に、世界には「イデア」という至高の「正しい知識?」とも呼べるものがあり、そこに近い一部の優れた人々が大多数の他の劣った人々を導くべきだと考えていました。

 他にヘーゲルやスピノザの考え方などもかなり特徴的だと言えるでしょう。

 あと「通常」と言った場合でも、実は欧米と日本では全然違っていたりします。欧米では「公正さ」が大事にされるべきとされかつ「ドライ」な社会と言えると思いますが、日本は「和」が大事にされるべきとされ「ウェット」な社会と言えます。そこにも物凄く「思考方法」の差が生じます。


 私はポパーという科学哲学者の説に最も私淑しているんですが、ポパーの考え方は日本社会の大多数にはまったく最初から受け入れられない様な気もしています(^_^;)

 まぁなんか、色々難しいですね〜。


 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[5166] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/12(Thu) 20:45

下記書籍が既刊。
●『体系的哲学者キケローの世界 ローマ哲学の真の創設』 
文化書房博文社 
角田幸彦 
\3,675<税込>

 「アカデミカ」「神々の本性について」「善と悪の究極について」「トゥスクルム荘対談集」「義務について」の5作品を下敷きに、キケロー哲学の独創性、そしてその体系性を明らかにする。
 <著者>http://www.meiji.ac.jp/agri/faculty/general/gen_kakuta.html

●『古代アッティカ杯 ギリシア美術の比例と装飾の研究』
中央公論美術出版 
関隆志  
A5・412頁
\15,750<税込>

 古代ギリシアの美意識に永らく存在すると考えられてきた「黄金分割」。著者は五百点を超す、古代アッティカ杯の実測調査からその伝説を否定し、新しく星形五角形を基準とする「魔除けの分割」という比例関係を発見した。欧米の学界をも驚かせた画期的研究を一書にまとめる。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0576

●『海域世界のネットワークと重層性 日本海総合研究プロジェクト研究報告3』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4903351483.09.MZZZZZZZ.jpg桂書房 
濱下武志・監修 
川村朋貴(他)・編 
\3,150<税込>

 下記論文が掲載。
 ・古代ギリシアの聖域とネットワーク 山内暁子
 ・七世紀のビザンツ帝国とアラブ  小林功
 ・一六世紀前後の中央アジアにおける通商ネットワーク  澤田稔

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ヨーロッパ人間学の歴史 心身論の展開による研究』 
知泉書館 
金子晴勇 
\6,825<税込>

 <目次>  □□第I部 古代ヨーロッパの心身論  □□ 第1章 古代ギリシア人における魂と身体  □□ 第2章 ギリシア哲学の心身論  □□ 第3章 ヘブライズムの心身論  □□ 第4章 キリスト教教父哲学の心身論  □□ 第5章 アウグスティヌスの心身論  □□第II部 中世における心身論の展開  □□ 第1章 スコトゥス・エリウゲナにおける人間の地位  □□ 第2章 アンセルムスとベルナールの心身論  □□ 第3章 トマス・アクイナスとボナヴェントゥラの心身論  □□ 第4章 スコトゥスとオッカムの心身論  □□ 第5章 ドイツ神秘主義の心身論  □□第III部 近代ヨーロッパの人間学と心身論  □□ 第1章 エラスムスとルターの人間学的三分法  □□ 第2章 デカルト学派の心身論とその批判  □□ 第3章 敬虔主義における霊性  □□ 第4章 啓蒙主義の人間観  □□ 第5章 カントとヘルダーの人間学  □□ 第6章 近代哲学における霊性の復権
 http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/2008/034-8.htm

下記書籍が『愛に捉えられた人々 アントニオスから托鉢修道士まで』より改題されて6月中旬刊行予定。
●『東西修道霊性の歴史 愛に捉えられた人々』 
知泉書館 
桑原直己

 http://www.chisen.co.jp/book/near_all.htm

下記書籍が6月17日刊行予定。
●『新しい学 3』 
法政大学出版局 
ジャンバッティスタ・ヴィーコ著 
上村忠男訳
予価 \3,675<税込>

第3分冊では、まず第3巻でホメロス研究に画期をもたらした「真なるホメロスの発見」の経緯が語られたのち、第4巻と第5巻で、諸国民の時間の内なる歴史の根底には「永遠の理念的な歴史」が存在するのではないかという予想に立って、諸国民のたどる経過と反復のありさまが描かれる。巻末には詳細な訳者解説「大いなるバロックの森」を付す。(全3巻完結)
 http://www.h-up.com/2008-06.html

下記書籍が7月刊行予定。
●『幻想図書館(仮題)』 新紀元社 山北篤 予価 \2,625<税込>
 聖典・魔術書・奇書・古文書…幻想世界の原典を集めた事典が登場!世界各地の神話伝承に関する本や、歴史、地理、哲学から兵法書、古典文学まで、現代のファンタジー、コミックやゲームの「ソース」となる書籍を集めた事典です。古代メソポタミアの粘土板に書かれたお話から『グリム童話』や『指輪物語』まで一挙紹介!神話好きな人にはもちろん、凝った設定、蘊蓄が好きな人なら楽しめること間違いなしの一冊です。
《項目予定(あ行から抜粋)》
アヴェスター/アエネーイス/アカシック・レコード/悪魔学/アダパ神話/アタルヴァ・ヴェーダ/敦盛/アテン讃歌/アニのパピルス/安倍晴明物語/アポクリファ/アラビアン・ナイト/イクイノックス/イザヤ書/イスラム年代記/イリアス/ウィリアム・テル/ヴェーダ/ヴェールを剥がれたイシス/宇治拾遺物語/失われたムー大陸/宇宙戦争/浦島太郎/易経/エギルのサガ/エチオピア語エノク書/エヌマ・エリシュ/王書/オズの魔法使い/オデュッセイア/御伽草子 ほか
 http://www.shinkigensha.co.jp/kinkan/index.html

●7月2日19:00〜19:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック ツタンカーメンを殺したのは誰か」が再放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

下記書籍が7月5日刊行予定。
●『プルタークの物語 上』 
潮出版社 
阿刀田高
予価 \1,785<税込>

 練達の筆が紡ぎ出す<プルターク英雄>の人間洞察。権謀術数、戦争、クーデター、恋、独裁か民主政治か――。読めば、血湧き肉踊る!?

下記書籍が7月10日刊行予定。
●『シオニズムとアラブ ジャボティンスキーとイスラエル右派1880』
講談社選書メチエ 
森まり子

パレスチナ紛争史をユダヤ思想から読み解く。現イスラエル右派の思想的源流、修正主義シオニズム。その創始者ジャボティンスキーの民族論と対アラブ強硬論の系譜から見えてくるパレスチナ問題の核心と本質。

下記書籍が7月11日刊行予定。
●『戦争の世界史 大図鑑』 
河出書房新社 
R・G・グラント編著 
樺山紘一監修
予価 \14,490<税込>

 人類は絶えず戦争とともに歩んできた――人類5000年の戦争全史をオールカラーのヴィジュアル図版満載で網羅した画期的な豪華事典! 多彩な写真、絵画、地図、図解などを駆使して、多角的で新鮮な視点で提供する必読本。
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309224794

下記書籍が7月18日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『グノーシス「妬み」の政治学』 
岩波書店 
大貫隆 
四六版・296頁 
予価 \3,360<税込>

 「妬み」という人間的な暗い情念のドラマとして、グノーシスの神話を読み解く歴史的宗教心理学の試み。

下記書籍が7月25日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ヨハネ福音書のイエス』 
岩波書店 
小林稔 
四六版・256頁 
予価 \2,730<税込>

 「はじめに、ことばがいた」。ヨハネ福音書の新訳に挑戦した経験を踏まえ、新しい読み方を提案する。

下記書籍が7月25日刊行予定。
●『言語学基本問題集』 
研究社 
佐久間淳一編
予価 \2,100<税込>

 解きながら基本が身に付く初めての言語学問題集。大学生・大学院生の試験対策や日本語教師を目指す人の実力養成などに威力を発揮。
 http://www.kenkyusha.co.jp/guide/pu-rec.html

下記書籍が7月25日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『妖精学大全』 
東京書籍 
井村君江 
予価 \8,190<税込>

 世界的な権威による30年に及ぶ研究の集大成。この世ならぬ存在=妖精を幅広く解説した1冊。「妖精学」は新造語ではなく、英国の辞典にも掲載されている学問領域。妖精はヨーロッパの民俗・文学・芸術を理解するキーワードである。その全貌を総合的に解説した、世界に類例のない初の辞典。英国・アイルランドを中心に、ヨーロッパの民間伝承やケルト神話に登場する、この世ならぬ存在=妖精を幅広く解説。妖精の期限・分類・ふるまいなどを語り、キリスト今日とは別種の、ヨーロッパ人の想像力・自然に対する畏敬の念を探る。シェイクスピアからロマン派詩人を経て、「ハリー・ポッター」などファンタジー文学の系譜までを語るユニークな文芸誌。今注目の「妖精画」の画家約90名を紹介。

下記書籍が8月5日刊行予定。
●『ホモセクシャルの世界史』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4167751011.09.MZZZZZZZ.jpg文春文庫 
海野弘
予価 \1,010<税込>

 アレクサンドロス大王、カエサル、ランボーも!?ギリシア・ローマ時代から現代まで、世界史の闇に隠されたホモ・コネクションの姿。

●下記に『ゲッティ美術館、古代ローマの石棺入手 初の一般公開へ』という記事あり。
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2401401/3002928

●下記にクレタ島考古学調査・研究者ブログがあり。
 http://aglaiapoo.blogspot.com/

●下記に『古代ローマの庶民の墓発見 帝国最盛期の労働者か』という記事あり。
 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080610-OHT1T00166.htm
 http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061001000294.html

●下記に『Aquiloniaという“古代ローマ”をイメージした文明も出てくるゲーム「Age of Conan: Hyborian Adventures」』という記事あり。
 http://www.4gamer.net/games/020/G002088/20080611028/


[5165] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/09(Mon) 21:35

◇augustusさんへ

>>> 下記に『大理石像150体にマスク ローマで環境保護団体』という記事あり。
>>粉塵ではなく二酸化炭素が問題ならちょっと違うよ
>>うな気もしますが、なかなか面白い風刺ですね。

環境保護団体はやり過ぎの行動が目立つのですが、これはユーモアがありますね。


[5164] こんばんは! 投稿者:よん 投稿日:2008/06/08(Sun) 21:37

みなさん、先日はご協力ありがとうございました♪
またまたお尋ねしたい、というより、意見が聞きたいと思い、書き込みをさせて頂いてます。
四月から哲学を学び始めて、最近ふと疑問を抱いたのですが、みなさんは、「通常の思考・知識」と「哲学の思考・知識」の相違点は何だと思いますか??
ご意見お待ちしております。
よろしくお願い致します!


[5163] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/06/08(Sun) 11:16

◎ NAO4@吟遊詩人さん
追加情報ありがとうございます。

> ユダヤ人が太古に離散したと言う話が、
記録がなくて推測にすぎなかったということですか。
発掘資料なんかはどうなっているんでしょうね。
いずれにせよ興味深い話です。


◎高島賢治さん
いつも面白い情報、有益な情報をありがとうございます。

> 下記に『大理石像150体にマスク ローマで環境保護団体』という記事あり。
粉塵ではなく二酸化炭素が問題ならちょっと違うような気もしますが、なかなか面白い風刺ですね。


[5162] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/07(Sat) 11:47

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『シヴァとディオニュソス 自然とエロスの宗教』 
講談社 
アラン・ダニエルー著 
小野智司・監修 
淺野卓夫訳
\2,625<税込>

 創刊!芸術人類学叢書。かつてアジアとヨーロッパは同根の精神文化を生きていた。共通の「隠された伝統」を探求する。後の時代の宗教のなかで価値が認められるようになった思想は、すべてシヴァとディオニュソスの信仰がもつ古代的な知恵に由来することが、わたしにはすこしずつ明らかになってきた。後に生み出された宗教思想は、古代の信仰の断片的で変形された残留物で、そのおおもとにある知恵は往々にして、曲解されたり巧みに偽装されたりしている。シヴァとディオニュソスの宗教は、(中略)古代から現代に到るまで、およそ人間が抱えるもっとも奥深い欲求に答えを示してきたものだと思える。
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2147378&x=B

●『マハン海上権力史論<新装版>』 
原書房 
アルフレッド・T・マハン著 
北村謙一訳
\3,360<税込>

 名参謀秋山真之が師事した、海軍史家、海軍戦略家として名高いマハンの最重要文献。平和時の通商・海軍活動も含めた広義の「シーパワー理論」を説く、世界の海軍戦略に決定的な影響を与えてきた名著。〔「海上権力史論」(1982年刊)の改題増補新装版〕

下記書籍が既刊。
●『人権の歴史 古代からグローバリゼーションの時代まで』 
明石書店 
ミシェリン・R.イシェイ著 
横田洋三監訳 滝澤美佐子・富田麻理・望月康恵・ 吉村祥子訳 
\8,400<税込>

 ハムラビ法典や仏典から、現代の世界人権宣言や人権関係条約にいたるまでの人類の歴史に現れた主要な人権・人道関係の文書、宗教の教え、宣言、演説、条約などの多くを取り上げ、分析する。
 <著者>デンバー大学国際関係大学院人権プログラム主任。人権法の専門家。

下記書籍が6月刊行予定。
●『ネアンデルタール人の首飾り』 新評論 フアン・ルイス・アルスアガ著 藤野邦夫訳
 豊かな自然に満ちたスペイン・アタプエルカを舞台に、屈指の古人類学者が描く「ヒトの起源」の物語。
 http://www.shinhyoron.co.jp/

下記書籍が6月10日刊行予定に変更。
●『ローマ建国以来の歴史(3) イタリアの征服(1) <西洋古典叢書第IV期・第10回配本>』 
京都大学学術出版会 
リウィウス著 
毛利晶訳 \3,255<税込>

 142巻におよぶ最大の史書『ローマ建国以来の歴史』の現存部分の全訳。覇権を築き上くまでのローマ史を収録する。(全14冊)

●下記に『祖父が残した古いカップ、紀元前の品と判明 10万ドル 10万ドルで落札された紀元前ペルシャの金製カップ』という記事あり。
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200806060020.html

●下記に『大理石像150体にマスク ローマで環境保護団体』という記事あり。
 http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080606/erp0806060014000-n1.htm


[5161] 綴りが分かりました。 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2008/06/05(Thu) 04:28

>augustusさま、>高島賢治さま
今日になって、古代ユダヤ人の系譜の問題、情報量が増えていました。たとえば↓
http://www.asyura.com/08/holocaust5/msg/111.html

シュロモ・サンド教授に関しましても
英語のスペルが分かりました。Shlomo Sand ですね。これで大分検索にかかる情報量が増えてきました。

シュロモ・サンド教授の著書を読まないと分かりませんが、ニュースを見る限りでは、「古代ユダヤ人がローマ帝国により世界に離散した。」という常識のようの思われてきた事実を検証する記録等が見つからないと言うのが理由のようです。

学問的には、実証できないことは、事実とは言いがたいので、ユダヤ人が太古に離散したと言う話が、事実とは認めがたいということから、導き出されるように思われます。


[5160] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/04(Wed) 18:36

◇NAO4@吟遊詩人さんへ

>>「古代ユダヤ人の子孫はパレスチナ人」という何ともショッキングな話

お久しぶりです。初めて知りました。どのくらい信憑性があるのですかね。


[5159] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/04(Wed) 18:24

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『カティリーナの陰謀』 
大阪大学出版会 
C.=サッルスティウス=クリスプス著 
合阪學・鷲田睦朗 翻訳・註解 
A5・172頁
\2,520<税込>

 ローマ共和政後期の政治家、カティリーナ。彼によって引き起こされ、ローマ帝国を震撼させた一大陰謀事件の顛末を、同時代の「ローマ史の最も華々しい著作家」が描く。詳細な註解と解説も付す。
 〈C.=サッルスティウス=クリスプス〉紀元前86〜35年。イタリア中部アミテルヌム市生まれ。護民官として政治活動を始め、内乱時にはカエサルの下、アフリカで従軍し、アフリカ=ノウァ属州の総督となる。ラテン散文家。
 http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-274-0.html
 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_3/pdf/vol_3_article06.pdf

下記書籍が既刊。
●『「生と死」の東西文化史 明治大学人文科学研究所叢書』 
方丈堂出版<出版> 
オクターブ<発売> 
林雅彦編 \9,800<税込>

 下記論文が収録
 ・古典期アテネにおける「墓標なき五十年」 古山夕城 70頁
 ・ビザンティンの世界 益田朋幸 77頁

●『オンライン情報の学術利用 文献探索入門 論文・レポートの手引に!』 
日本エディタースクール出版部 
西岡達裕 
\525<税込>

 あるテーマについて調査・研究を始めるときに、オンライン情報をどのように活用することができるかを解説した入門書。雑誌論文の探索、新聞記事の検索等、さまざまなオンライン情報の学術利用法を、モニター画面とともに紹介。

●『イタリアの田舎町(第3版) 旅名人ブック』 
日経BP企画 
時田慎也、田辺雅文、MORI AMIY、武田和秀ほか著 
\1,890<税込>

  旅先で見つけた魅力的な街並み。主としてイタリア北部にある小さくて魅力溢れる町々を約60都市を紹介したガイドブック。イタリア旅行で立ち寄りたい町を選び出す入門書。新たに町を追加し、最新データを掲載した改訂第3版。
 http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/K00880.html

下記書籍が6月下旬刊行予定。
●『わが歴史研究の七十年』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4311300719.09.MZZZZZZZ.jpg学生社 
三笠宮崇仁
予価 \12,600<税込>

 旧約聖書と古代オリエント史研究に没頭した著者の七十年にわたる研究の足跡。論文・講演・解説・座談会等の他に随想も収録した決定版。
旧約聖書と古代オリエント史研究に没頭した著者の七十年にわたる研究の足跡。論文・講演・解説・座談会等の他に随想も収録した決定版。

下記書籍が7月10日刊行予定。
●『CG世界遺産 古代エジプト2』 
双葉社
予価 \980<税込>

 ピラミッドや神殿などの遺跡をCGで再現。また、それを造ったファラオたちのドラマにもスポットを当て、古代エジプトを案内します。

●『CG世界遺産 古代ローマ』 
双葉社
予価 \980<税込>

 フォロロマーノを中心とした遺跡をCGで再現するとともに、古代ローマの人々の文化や娯楽、生活などをCG再現を交えて紹介。

●『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』 
講談社学術文庫 テ
ィルベリのゲルウァシウス


下記DVDが7月10日発売予定。
●『新説 ストーンヘンジ』 
日経ナショナルジオグラフィック社 
ナショナルジオグラフィック編
予価 \2,980<税込>

 英国・イングランド南部の謎に包まれた古代遺跡を科学的に暴く!世界で最も有名な先史時代の遺跡であるストーンヘンジ。誰が、どのように、何の目的で、これほど多くの巨石を運び、組み上げていったのか。多くの研究者が挑戦して解けなかった謎に、ナショナルジオグラフィックが挑む。DNA分析やレーザー同位体分離法、法医人類学など多面的アプローチにより浮かび上がってきた、驚きの新事実とは?
 http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/G40380.html

下記書籍が7月25日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『妖精学大全』 
東京書籍 
井村君江 
予価 \8,190<税込>

 世界的な権威による30年に及ぶ研究の集大成。この世ならぬ存在=妖精を幅広く解説した一冊。


[5158] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/02(Mon) 14:06

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『アウグスティヌスと古代教養の終焉』 
知泉書館 
H.I.マルー著 
岩村清太訳 
A5・800頁 
\9,975<税込>

 <目次>第I部 すぐれた弁論家にして博識の人アウグスティヌス  □□第1章 文学的教養 文法  □□第2章 ギリシア語の知識  □□第3章 修辞学  □□第4章 デカダン期の教養人  □□第5章 博識とその起源  □□第6章 アウグスティヌスの博識  第II部 知恵の探究  □□第1章 哲学への回心  □□第2章 学問の課程  □□第3章 七自由学芸と,百科全書的知識  □□第4章 アウグスティヌスにおける自由学芸  □□第5章 哲学志向の自由学芸 1 確実な論証  □□第6章 哲学志向の自由学芸 2 魂の鍛錬  第III部 キリスト教の教え  □□第1章 キリスト教的教養の始まり  □□第2章 キリスト教的教養の大枠  □□第3章 キリスト教的知識人の形成  □□第4章 アウグスティヌスにおけるキリスト教的予備教養  □□第5章 聖書とデカダン期の教養  □□第6章 キリスト教的雄弁術
 http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/2008/033-1.htm

下記書籍が既刊。
●『エジプト王家の谷・西谷学術調査報告書[I] アメンヘテプV世王墓(KV22)を中心として』
中央公論美術出版 
吉村作治監修 
アメンヘテプIII世王墓報告書刊行委員会編 
A4・本文342頁 166図 
\39,900<税込>

 アメンヘテプIII世王墓は、古くはナポレオンのエジプト遠征時に始まり、ロゼッタストーンの解読で有名なシャンポリオンや20世紀初めの学史に残るカーターの墓域内部調査など、数々の発見史に彩られた著名な王墓である。1989年から2000年に行なわれた早稲田大学エジプト調査隊のよる調査成果を取り入れた本調査報告書では、今までの報告書も作成されなかった粗雑な調査に変えて、墓域の出土物や壁画装飾などの正確かつ組織的な実測や、精細なデジタル写真測量などの映像資料化や、貴重なすべてのヒエログリフの解読など、世界的に高い評価をされた「著名墓の発掘史の発掘」の側面をも担った成果の全容である。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0574

●『ラファエッロとジュリオ・ロマーノ 「署名の間」から「プシュケの間」へ』 
ありな書房 
上村清雄 
\5,040<税込>

 ルネサンスの名画の中の名画『アテネの学堂』を見てから、そのままヴィッラ・ファルネジーナに回り、クピドとプシュケの愛の物語の連作壁画を見よう。すると次は、マントヴァのパラッツォ・テの同じ主題の愛の物語に誘われることであろう。さあ、これから美と愛のイメージの旅に。
 <目次> プロローゴ ラファエッロの誕生 第1章 ラファエッロとスタンツェ(「署名の間」 □□ 「ヘリオドロスの間」と「火災の間」 □□ 「コンスタンティヌスの間」) 第2章 ラファエッロとローマ(聖母子肖像表現ヴィッラ・ファルネジーナ) 第3章 ジュリオ・ロマーノとパラッツォ・テ(フェデリーコ・ゴンザーガとジュリオ・ロマーノ  □□ 「プシュケの間」 □□ 「巨人の間」) エピローゴ ルネサンスからマニエリスムへ

下記書籍が6月刊行予定。
●『世界陰謀史事典』 
柏書房 
ジョエル・レヴィ著 
下隆全・訳
予価 \3,150<税込>

 古代の密儀宗教から冷戦時代のスパイ・ネットワークまで。歴史の舞台裏で行われていた陰謀や秘密外交の主役たちが、いかにして現実の歴史を動かしてきたのかを明らかにする。
 http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/mikandsp.cgi?key=11&o=a

下記書籍が7月上旬刊行予定。
●『モーセに学ぶ 失意を克服する生き方』 
創元社 
ハロルド・サミュエル・クシュナー著 
松宮克昌訳

 http://www.sogensha.co.jp/

●『戦闘技術の歴史1 古代編(仮題)』
創元社 
サイモン・アングリム&フィリス・G・ジェスティス&ロブ・S・ライス&スコット・M・ラッシュ&ジョン・セラーティ著 
松原俊文・監修

 http://www.sogensha.co.jp/


[5157] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/06/01(Sun) 14:43

◎ bluegeneさん
はじめまして。

> 古都にふさわしくないというなら、ヴェネツィア広場の
> ヴィットリアーノのほうを撤去してほしいですね(笑)
あれは確かに古都って感じじゃないですね。(^^
でも、あの姿も結構好きです。


◎高島賢治さん
> 下記に『グラディエーター・シューズ』という記事あり。
これは面白いですね。結構感じが出てると思います。


◎ NAO4@吟遊詩人さん
お久しぶりです。

> ↓の朝日新聞の記事
興味深い記事だと思います。これが真実なら、イスラエルをあそこに建国する根拠がなくなるわけですね。


[5156] ご無沙汰いたしております。 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2008/06/01(Sun) 12:08

>管理人さま、>高島賢治さま
ご無沙汰いたしております。
私のHNまだご記憶いただいてますでしょうか。
1年近く書き込みしておりませんでした。

もし、↓の朝日新聞の記事以上の情報お持ちでしたら、お教えいただければ、幸いです。http://www.asahi.com/international/update/0531/TKY200805310046.html
(「古代ユダヤ人の子孫はパレスチナ人」という何ともショッキングな話です。現在の白系ユダヤ人は、ハザール汗国の末裔ではないかと言う話は知っているのですが。)

いろいろ検索してみたのですが、日本語検索にかかるのは、上記記事のエルサレム特派員がニュースソースになっているようです。シュロモ・サンド教授の著作に関しては、まだ英訳されていないのでしょうね。ヘブライ語が読めないとこれ以上の情報は暫く入手できないような気がいたしまして、お聞きいたしました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユダヤ人絡みでは、岩波書店の「図書 5月号 p23」に、「開封のユダヤ人、一千年の記憶」小岸昭著 という面白い話が載っております。北宋の時代に中国に流れ着いたユダヤ人が、その後一千年(20世紀初頭まで)にわたってコミュニティを維持していたと言うお話です。


[5155] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/06/01(Sun) 11:24

下記書籍が7月25日刊行開始予定。。情報を追加して再掲。
●『ギリシア喜劇全集 全9巻 別巻1』 岩波書店 中務哲郎・久保田忠利(編集)
 ◎7月25日刊行予定 第一回配本 「アリストパネース I」 予価 \5,670<税込>
 ◎9月25日刊行予定 第二回配本 「アリストパネース II」 予価 \5,670<税込>
 ◎11月26日刊行予定 第三回配本 「ギリシア喜劇案内」 予価 \5,250<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/092701+/top.html
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/092701+/top2.html
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/092701+/top3.html

下記書籍が2004年4月既刊。
●『西洋古代美術とギリシア神話』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4862111149.09.MZZZZZZZ.jpgディーティーピー出版 
塚本博 
\1,890<税込>

 西洋美術の根源であるギリシア・ローマ美術を親しみやすく、またわかりやすく記述した書籍はこれまで多くありませんでした。それは古代美術の研究が考古学の領域に属していて、ルネサンス美術や近代美術と積極的に関連づけて議論することが少なかったためです。この度刊行した「西洋古代美術とギリシア神話」は、ギリシア・ローマ美術をできるだけ簡明に、そして世界史の予備知識だけで十分に理解できるように記述してあります。そして本書の後半では、だれもが一度は聞いたことのあるギリシア神話を取り上げ、それらの物語がどのように美術作品に表現されたのかを探求しています。神話の主題によっては、古代からルネサンスや近代の美術にも議論は自由に展開しています。随所に挿入された多くの図版は、著者自身が現地で撮影したものです。
http://www.amazon.co.jp/%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E7%BE%8E%E8%A1%93%E3%81%A8%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1-%E5%A1%9A%E6%9C%AC-%E5%8D%9A/dp/4901809539

下記書籍が7月15日刊行予定。
●『モラリア1 <西洋古典叢書第IV期・第11回配本>』 京都大学学術出版会 プルタルコス著 瀬口昌久訳 予価 \3,570<税込>
『モラリア(倫理論集)』全14巻のうち、「教育」をテーマに読者に語りかけ、現代教育の現場にも興味深い示唆を与えてくれる。

●下記に『剣闘士サンダルがブームに』という記事あり。
 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805310047.html

●下記に『古代ギリシアの楽器復元』という記事あり。
 http://www.asahi.com/culture/music/TKY200805290176.html


[5154] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/05/30(Fri) 16:54

下記書籍が既刊。
●『キャラバン・サライのロシア 歴史・民族・地政学 上 ユーラシア選書8』 
東洋書店 
植田樹 
\1,890<税込>

 「タタールの頸木の下で(ペチェネグ人とビザンチンの機密の策略」という項目あり。
 <著者>1940年東京生まれ。1964年東京外国語大学ロシア科卒。その後、NHK放送記者、同モスクワ特派員、ニューデリー特派員、解説委員。現在、外交評論家、NHK情報ネットワーク専門委員、日ロ交流協会顧問、くらしき作陽大学非常勤講師
 http://www.toyoshoten.co.jp/index2.html

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『オデッセイ』 国書刊行会 デレク・ウォルコット著 谷口ちかえ訳 \2,520<税込> トロイア戦争の後、10年の歳月をかけ、苦難の果てに故郷にたどり着いた名高いオデュッセウスの物語を、カリブ海域文化に特有のドラマティックな活力や比喩に満ちた言葉で生き生きと描いた戯曲。
 <著者>1930年西インド諸島セント・ルシア生まれ。ニューヨークで演劇を学んだ後、トリニダードに演劇工房を創設。ノーベル文学賞受賞。詩人・劇作家。ジャーナリストでもあり水彩画や油絵も描く。

下記書籍が6月2日刊行予定。
●『マハーバーラタの神話学』
弘文堂 
沖田瑞穂
予価 \4,200<税込>

 「マハーバーラタ」のインド・ヨーロッパ的構造と、ヒンドゥー教的構造を対照させ、さらにギリシャ、ゲルマン、ケルト、そして日本の神話と比較する、デュメジル神話学の継承と発展。
 <著者>1977年神戸市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)。明星大学非常勤講師。比較神話学専攻。
 
●『景観の歴史学』 
東海大学出版会 
W.G.ホスキンズ著 
柴田忠作訳 
予価 \5,040<税込>

 イングランドの景観が、先史時代からの長い年月にわたってこの地につぎつぎに渡来し定住した各種の民族の集団によって形成されたことを検証し、それによってイングランドの人びとの生活の歴史を描く。
 〈W.G.ホスキンズ〉1908〜1992年。エクセタ生まれ。レスタ大学イギリス地域史教授。ダートムア保全協会会長。レスタシァ考古学・歴史学協会副会長。デヴォン歴史協会初代会長。CBE勲功爵に叙された。
 http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-01730-1

下記書籍が7月18日刊行予定。
●『グノーシス「妬み」の政治学』 
岩波書店 
大貫隆 
四六版・296頁


下記書籍が7月25日刊行予定。
●『ヨハネ福音書のイエス』 
岩波書店 
小林稔 
四六版・256頁


●『ギリシア喜劇全集 第1回 第1巻』 岩波書店 中務哲郎・久保田忠利(編集)
 風刺、パロディ、ギャグ。艶笑、狡知、倒錯。二千五百年前、ギリシア喜劇はその批判精神と笑いによって人の世の本質を描いた。アリストパネース、メナンドロスの現存全作品、その他群小作家の断片を網羅する。本邦初の完全版全集。

●『妖精学大全』 
東京書籍 
井村君江 
予価 \8,190<税込>


下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『西洋余暇思想史』 
世界思想社 
瀬沼克彰

 第一部・第二部では古代から一九・二〇世紀までの余暇思想を概観、第三部では現代余暇論の代表的著作を詳細に取り上げ、各時代の社会背景、人々の余暇活動の特徴や思想家の人となりを併せ、余暇を巡る思想を紹介・論評する。
 http://www.sekaishisosha.co.jp/afoot.html


[5153] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/05/28(Wed) 21:52

下記雑誌が発売。
●『芸術新潮 2008年6月号』
 http://www.shinchosha.co.jp/geishin/
 下記項目あり。
 ・考古学界騒然! いにしえの黄金郷グルジアと 古代世界研究所の悪評

下記書籍が「奇蹟のアルキメデス写本」より改題されて既刊。情報を追加して再掲。
●『解読!アルキメデス写本』 
光文社 
リヴィエル・ネッツ&ウィリアム・ノエル・著 吉田晋治・監訳 
\2,205<税込>

 アルキメデスの著作を収めた現存する唯一の写本、C写本。本書ではそこから解読された数学史における驚くべき発見の数々と、この奇蹟の写本がどのように幾世紀もの歳月を生き延びたのかが語られる。空前の歴史ミステリー。
 http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334962036

下記書籍が5月30日刊行予定。
●『「決戦」の世界史 ヴィジュアル版』
原書房 
ジェフリー・リーガン著 
森本哲郎訳 
予価 \5,040<税込>

 50の「決戦」でたどる戦争の世界史。歴史は戦争によって作られてきた。古代のサラミスの海戦からキリスト教対イスラム教、無敵艦隊、ワーテルローの戦い、ミッドウェイ、そして湾岸戦争にいたるまで、「決戦」から見た「歴史」をフルカラーで詳述、詳細な「戦闘図」もわかりやすい決定版!

下記書籍が5月〜6月刊行予定。
●『古代アッティカ杯 ギリシア美術の比例と装飾の研究』
中央公論美術出版 
関隆志  
A5・412頁 
予価 \15,750<税込>

 古代ギリシアの美意識に永らく存在すると考えられてきた「黄金分割」。著者は五百点を超す、古代アッティカ杯の実測調査からその伝説を否定し、新しく星形五角形を基準とする「魔除けの分割」という比例関係を発見した。欧米の学界をも驚かせた画期的研究を一書にまとめる。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0576

●『エジプト王家の谷・西谷学術調査報告書[I] アメンヘテプV世王墓(KV22)を中心として』
中央公論美術出版 
吉村作治監修 
アメンヘテプIII世王墓報告書刊行委員会編 
A4・本文342頁 166図 
予価 \39,900<税込>

 アメンヘテプIII世王墓は、古くはナポレオンのエジプト遠征時に始まり、ロゼッタストーンの解読で有名なシャンポリオンや20世紀初めの学史に残るカーターの墓域内部調査など、数々の発見史に彩られた著名な王墓である。1989年から2000年に行なわれた早稲田大学エジプト調査隊のよる調査成果を取り入れた本調査報告書では、今までの報告書も作成されなかった粗雑な調査に変えて、墓域の出土物や壁画装飾などの正確かつ組織的な実測や、精細なデジタル写真測量などの映像資料化や、貴重なすべてのヒエログリフの解読など、世界的に高い評価をされた「著名墓の発掘史の発掘」の側面をも担った成果の全容である。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0574

●6月7日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! エーゲ海の熱い夜 静寂と喧騒の宝島ギリシャ・ヒオス島」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

●6月15日18:00〜18:30、TBSテレビ系列にて「THE世界遺産 アマルフィ海岸(イタリア)」が放映予定。(6月20日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 http://www.tbs.co.jp/heritage/presite/index.html

下記書籍が6月18日刊行予定。
●『世界地図101の謎』 
河出書房新社 
澤近十九一・編
予価 \1,000<税込>

 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309224855

下記書籍が6月下旬刊行予定。
●『イスラーム世界研究マニュアル』 
名古屋大学出版会 
小杉泰・林佳世子・東長靖編 
予価 \3,990<税込>

 http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0594-4.html

●下記に『イタリア、ローマのコロッセオで展覧会「ローマの勝利:栄光の日々」を開催』という記事あり。
 http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=35998

●下記に『グラディエーター・シューズ』という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/fashion/20080523ok04.htm?from=yoltop
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080525-00000903-san-soci

●下記に『都市建設シム「Imperium Romanum」,有料の追加コンテンツが発表』という記事あり。
 http://www.4gamer.net/games/046/G004651/20080527010/


[5152] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/05/23(Fri) 20:22

下記書籍が既刊。
●『トルコとは何か 別冊「環」』 
藤原書店 
澁澤幸子ほか著 
\3,360<税込>

 ユーラシアを横断した移動の歴史と、古代宗教からキリスト教、イスラームに至る宗教的な重層性により、多様かつ豊饒な文化を誇る国トルコ。東西文明の接する地の歴史や文化を紐解き、21世紀への智恵を探る。
 
●『エロチックメルヘン3000年』 
講談社 
金成陽一 
\1,575<税込>

 人はエロスのみにて生くるにあり!ギリシャ・ローマ神話から、中世の民話、グリム童話まで、その底流に脈打つ「エロチシズム」。おおらかなお色気から、禁じられた性愛まで、歴史的に解き明かす。
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2139944

●『文化人類学の方法と歴史』 
新幹社 
原尻英樹 
\2,310<税込>

 文化人類学の概要から構造主義の系譜、今後の文化人類学までを解説したテキスト。構造主義前、構造主義、構造主義後の3部構成で文化人類学の学説史を読み解き、方法論の発展について論究する。

●『図説 星の象徴事典』 
東洋書林 
K.ファーネル編著 
栗山節子訳
\2,625<税込>
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217430


●5月28日22:00〜22:54、BS日テレにて「歴史ミステリー 古代遺跡の謎 #9 海の帝国 カルタゴ」が放映予定。
 カルタゴは、陸地が狭いため海に都市を築いた。アパート・配水管・港・船など通商国家に相応しい力を身につけるが、やがてローマと地中海の覇権を争うようになる。

●5月31日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! オマーン 砂漠に消えた伝説の都市 ウバールを探せ!」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が5月末〜6月初旬刊行予定に変更。
●『アウグスティヌスと古代教養の終焉』 
知泉書館 
マルー著 
岩村清太訳

 http://www.chisen.co.jp/book/near_all.htm

下記書籍が6月刊行予定。
●『イスラーム歴史文化地図』 悠書館 マリーズ・ルースヴェン&アズィーム・ナンジー著 中村公則訳 予価 \12,600<税込>
 「イスラーム」を知らずして、現代世界は語れない?。人口10億人以上、世界の人口の5分の1を占め、いまや世界中の関心を集めるイスラーム世界。ムハンマドの誕生から今世紀まで全世界に拡大してゆく様を、100点近くの地図と写真で丁寧にたどった画期的な本。

●『聖女・悪女伝説 神話編/聖書編 ムーサの贈り物III』
音楽之友社 
喜多尾道冬
予価 \2,940<税込>

 『レコード芸術』誌で、美しい図版と洒脱な文章の妙により好評を博している連載の単行本化第3弾。ギリシャ/ローマ神話、旧約・新約聖書に登場する女性たちを取りあげる。
 <著者>1936年、和歌山県生まれ。東京大学大学院でドイツ文学を専攻。中央大学名誉教授。文学、音楽、美術、映画など芸術全般の形象研究、芸術と産業社会との関連が研究の対象。

●6月10日13:00〜16:02、NHK・BS2にて「映画 ローマ帝国の滅亡」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie_7later.html

下記書籍が6月中旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代エジプト女王・王妃歴代誌(仮題)』 
創元社 
ジョイス・ティルディスレイ著 
吉村作治監修 
予価 \3,780<税込>

 名だたる女王・王妃を網羅した、研究者・ファン必携の画期的な小伝記集。年表、系図、血縁関係等の詳細データと索引つき。
 http://www.sogensha.co.jp/

下記書籍が6月中旬刊行予定。
●『知られざる難破船の世界 「知」のビジュアル百科47』
あすなろ書房 
リチャード・プラット・著 
川成洋・監修
予価 \2,625<税込>

 海底に眠る難破船が教えてくれるオドロキの真実!古代から現代まで、貴重な写真とともに難破船の不思議に迫る歴史図鑑。

下記書籍が6月中旬刊行予定に変更。
●『ヨーロッパ人間学の歴史 心身論の展開による研究』 
知泉書館 
金子晴勇


●『愛に捉えられた人々 アントニオスから托鉢修道士まで』 知泉書館 桑原直己
 http://www.chisen.co.jp/book/near_all.htm

下記書籍が6月下旬刊行予定。
●『ヨーロッパ人相学 顔が語る西洋文化史』
白水社 
浜本隆志・柏木治・森貴史・編著 
予価 \3,570<税込>

 「人は見た目が9割」なヨーロッパ文化!顔つきで、キャラクターがわかる!? 本書は、ヨーロッパで古代から研究されてきた人相学を歴史的に跡づけ、それに関わる表象(聖像や彫刻・絵画から、映画やブロマイドまで)を詳解。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02634

●下記に『陶板名画の旅:大塚国際美術館/5 ポンペイ出土「貝殻のヴィーナス」 /徳島』という記事あり。
 http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20080521ddlk36070403000c.html


[5151] アラ・パチス博物館 投稿者:bluegene 投稿日:2008/05/20(Tue) 16:20

はじめまして。
いつも新刊書やテレビ放送の情報の参考にさせていただいています。

> > 下記に『ローマ皇帝の博物館移設か 古都に合わないと新市長』という記事あり。
> ガラス張りのきれいな建物ですね。私は違和感は感じませんでした。

この博物館はアウグストゥスの霊廟のすぐ隣にあってアラ・パチスを保存するのに最適な場所だと思うのですが、新市長はアラ・パチスごと郊外に移設すると言っているのでしょうか?だとしたらアウグストズスにも失礼ですねぇ。

古都にふさわしくないというなら、ヴェネツィア広場のヴィットリアーノのほうを撤去してほしいですね(笑)


[5150] コイン販売してます。 投稿者:ローマコイン 投稿日:2008/05/20(Tue) 11:23

ローマコインを数千点保有してます。
色々やってますので是非ご覧下さい。
急に申し訳ございません。

http://www.tiara-int.co.jp/


[5149] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/05/18(Sun) 18:40

◎高島賢治さん

> 下記に『ローマ皇帝の博物館移設か 古都に合わないと新市長』という記事あり。
ガラス張りのきれいな建物ですね。私は違和感は感じませんでした。


[5148] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/05/17(Sat) 16:08

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『古代ギリシアのブロンズ彫刻 総合的推論のために 世界美術双書13』
東信堂 
小林忠・他監修 羽田康一著 
\2,415<税込>

 古代ギリシア文化圏の大型ブロンズ彫刻について、日本で初めて制作工程を含め総合的な推論を試みた書。最新の研究で得られた代表的なブロンズ彫刻の情報・知見を、写真や図版などを交えて、簡潔な形で提供する。
 <著者>1953年生まれ。東京大学大学院美術史学専攻博士課程中退。東京大学文学部助手、ローマ第三大学客員研究員を経て、国立西洋美術館リサーチフェロー。専門は古代ギリシア文化圏美術史。

下記書籍が既刊。
●『コンスタンティノープルの渡し守』
ポプラ社 
塩野七生・文 
司修・絵 
\1,260<税込>

 渡し守の少年テオはギリシアの少女と出会い、いつしか彼女との再会を心待ちにするようになる。

下記書籍が既刊。
●『なぜ歴史が書けるか』
千倉書房 
升味準之輔 
\2,940<税込>

 歴史家は、史料を読んで個人の行為や事件のなかにあった動機や意図を追体験し、そこで生じた感動をもって歴史を物語る。歴史家がどのようにして歴史を書くのかについて、さまざまな観点から説く。
 <著者>1926年長崎県生まれ。東京大学法学部卒業。東京都立大学名誉教授。著書に「昭和天皇とその時代」「現代日本の政治体制」など。

●下記に『ローヌ川の中から紀元前のカエサル像発見 フランス』という記事続報あり。 http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2391062/2926193
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008051600082&j1

●下記に『ローマ皇帝の博物館移設か 古都に合わないと新市長』という記事あり。
 http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008051401000711.html

●角田文衞氏(ポンペイ遺跡発掘調査を手がけた)が今月14日逝去。以下記事。
 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008051500205&genre=P1&area=K00 http://www.nhk.or.jp/kyoto/lnews/05.html http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805150076.html http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2008051501263 http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008051501000929.html

下記書籍が5月20日刊行予定。
●『オイディプスのいる町 悲劇『オイディプス王』の分析』
松柏社 
山本淳
予価 \2,520<税込>

 http://www.shohakusha.com/detail.php?id=a9784775401507

●5月24日、東京天理教館(東京都千代田区)にて講演会『楔形文字で記された卜占の世界―その特色とおもしろさ』(講師 月本昭男)あり。
 http://www.j-orient.com/member/docs/img/poster_2008.gif

下記雑誌が5月30日発売予定。
●『ナショナル ジオグラフィック日本版 2008年6月号』
 ≪特集≫ストーンヘンジの謎
 英国イングランド南部の平原にそびえ立つ古代遺跡、ストーンヘンジ。何十トンもの巨大な岩は、遠く離れたウェールズからどうやって運ばれてきたのか? 造った目的は? 最新の研究で、当時の建造の様子がわかってきた。
 http://nationalgeographic.jp/cgi-bin/nng_match.cgi?issue_id=0805

下記書籍が6月下旬〜7月初旬刊行予定に変更。
●『農耕起源の人類史』 
京都大学学術出版会 
ピーター・ベルウッド著 
佐藤洋一郎・長田俊樹 監訳
予価 \5,460<税込>

 http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1543

●来年6月横浜で、アレクサンドリア沖などの海底から引き揚げたプトレマイオス朝(紀元前305〜前30年)を中心とした遺物のうち約490点を展示予定。
 http://www.asahi.com/event/TKY200804180159.html

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『絵画の根源をめぐって 影、痕跡、鏡像』 岩波セミナーブックス 岡田温司(京都大学大学院教授)
 絵画の起源をめぐって、西洋は古くから「影」「痕跡」「鏡像」という三つの神話を練り上げてきました。影は古代の、痕跡はキリスト教の、鏡像はルネサンス以後の絵画に主に関連すると言えるでしょう。これらの神話は、そもそも人間にとって「絵画とは何か」、「なぜ絵画は描かれてきたのか」という根源的かつ本質的な問い、古くて新しい問いとも切り離せません。本セミナーではこの根源的な問いを、多くの図像を参照しながら受講者の皆様とともに考えてみたいと思います。
 第1部『「影」としての絵画――あの世とこの世のあいだ』ではラスコー壁画、エジプトや初期ギリシアの黒絵式壷絵、またミイラの上に縫い付けられた蝋画法絵画などが参照されます。第2部『「痕跡」としての絵画――聖と俗のあいだ』では、死せるキリストの遺体を包んだとされる「トリノの聖骸布」や、受難のキリストの顔を拭ったハンカチに浮かび上がった血と汗の染みなどを指す「ヴェロニカ」等が扱われ、第3部『「鏡像」としての絵画――現実と虚構のあいだ』ではイタリア・ルネサンス期のブルネレスキやアルベルティ、レオナルドの方法論的な模索を検証し、後のベラスケスの《ラス・メニーナス》、ヤン・ファン・エイクらフランドルの画家たちの作例も論じられます。第4部『絵画の根源へ――「影」と「痕跡」と「鏡像」の交差するところ』では古代美術から現代アートまで、三つの根源の多様な絡み合いの中にこそ西洋芸術の真骨頂があることが、文化史、宗教史、人類学等の知見もふまえた分析により明らかにされます。影、痕跡、鏡像がそれぞれ媒介するもの、その交差点に浮かび上がるものとは何でしょうか。


[5147] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/05/14(Wed) 21:00

下記書籍が既刊。
●『古代ギリシアのブロンズ彫刻 総合的推論のために 世界美術双書13』
東信堂 
小林忠・他監修 羽田康一著 
\2,415<税込>


●『図説聖書の世界 壮大な聖書の物語を凝縮した決定版!!』 
学研 
月本昭男・山野貴彦・山吉智久 
\500<税込>

 旧約と新約に記された有名なエピソードを、関連する絵画、地図、チャートなどを交えて解説した聖書ダイジェスト。天地創造、ノアの箱舟、イエスの奇跡譚、最後の晩餐などを取り上げる。

●『イタリア語・英語を同時に学ぶ会話2000 テキパキとしたビジネスシーンから甘い恋の一場面まで、思いの全てを表現できる』
国際語学社 
国際語学社編集部・編 
\2,100<税込>

 圧倒的な詳しさ。日常そのもののリアルさ。語学力に深みを増す圧倒的な存在感の厳選2000フレーズ!あなたのイタリア語を"ホンモノ"にする。

下記書籍が5月中旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『カティリーナの陰謀』 
大阪大学出版会 
C.=サッルスティウス=クリスプス著 
合阪學・鷲田睦朗 翻訳・註解 
A5・172頁
予価 \2,520<税込>

 古代の名著を初めて全訳。ラテン語で聖書の次に読まれた作品。ローマ共和制BC63年に起こったカティリーナのクーデタ未遂の陰謀事件は、二つの著作によって有名である。一冊はキケロの弾劾演説であり、もう一冊が歴史家サッルスティウスの著した本書である。ヨーロッパで二千年以上にわたって読み継がれてきた重要な古典を、西洋古代史の専門家が翻訳する。詳細な訳注と解説を付し、著作の内容や時代背景についての理解を深めてくれる。
 http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-274-0.html
 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_3/pdf/vol_3_article06.pdf

下記書籍が7月刊行予定。
●『新約聖書 訳と註 第1巻(第2回配本) マルコ福音書/マタイ福音書』 作品社 田川建三 A5・880頁 予価 \5,600<税込>

下記書籍が6月上旬刊行予定。
●『アラブはユダヤを嫌うのか 中東イスラム世界の反ユダヤ主義』 
ミルトス 
藤原和彦
予価 \1,470<税込>


下記書籍が6月20日刊行予定。
●『いま哲学とはなにか』 
岩波新書 
岩田靖夫
予価 \735<税込>

 「人はいかに生きるべきか」。ソクラテスの発した問いは、その後の哲学の流れのなかで、どのように進化してきたか。哲学と現代との対話。

下記書籍が6月25日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『旧約聖書と哲学 現代の問いのなかの一神教』 
岩波書店 
関根清三 
四六版・300頁 
予価 \2,730<税込>

 旧約聖書の思想は、現代の世界になお生きて働きうるのだろうか。旧約解釈と対話しつつ、現代のメッセージを堀起こす、解釈の冒険。

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『マハン海上権力史論<新装版>』 
原書房 
アルフレッド・T・マハン著 
北村謙一訳
予価 \3,360<税込>

 軍事活動の分野だけでなく、平和時の通商・海運活動をも含めた広義のシーパワー理論を構築したマハンの代表著作。アメリカ一国にとどまらず、現在に至るまで列強各国の指導者に多大な影響与え続ける古典的名著。
 http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html

●下記に『古代エジプトやローマ、日本の古美術品を所蔵するMIHO MUSEUMを運営する宗教法人・神慈秀明会が滋賀県・旧信楽町(現甲賀市)の町有地を不動産会社から買収した際、町助役が便宜を図り不動産会社から、見返りに多額の謝礼を受け取っていた疑い』という記事あり。
 http://www.asahi.com/national/update/0505/OSK200805050062.html

●天理参考館(奈良県・天理市)にて展覧会『古代ギリシア美術への誘(いざな)い』が6月9日迄開催。
 http://www.sankokan.jp/exhibition/plan/57.html

●下記に『ローヌ川の中から紀元前のカエサル像発見 フランス』という記事あり。
 http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200805140012.html

●下記に西洋古典論集(京都大学西洋古典研究会)のpdf文書あり。(最新刊21号は未掲載)
 http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN10138475_jp.html


[5146] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/05/09(Fri) 20:25

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『東地中海世界のなかの古代ギリシャ 世界史リブレット94』 山川出版社 岡田泰介  \765<税込>
 古代ギリシア文明を育んだ苗床となった、紀元前二千〜千年の東地中海世界。この片隅に興り、古代オリエント文明の巨大な遺産を受け継ぎながら独自の自己形成をとげた、初期ギリシア文明の軌跡をたどる。
 <著者>1964年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。専攻は古代ギリシア史。高千穂大学人間科学部准教授。共著に「古代オリンピック」など。

下記書籍が既刊。
●『知られたらやばい! キリスト教の超不都合な真実200』 
徳間文庫 
世界の宗教と歴史研究会編 
\620<税込>


下記書籍が5月下旬刊行予定。
●『歴史学事典 15 コミュニケーション』 
弘文堂
予価 \16,800<税込>

 http://www.koubundou.co.jp/books/pages/21045.html

●6月1日18:00〜18:30、TBSテレビ系列にて「THE世界遺産 ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群(トルコ)」が放映予定。 (6月7日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 http://www.tbs.co.jp/heritage/presite/index.html

下記書籍が6月2日刊行予定。
●『暗殺の世界史 シーザー、坂本龍馬からケネディ、朴正熙まで』 
PHP文庫 
大澤正道 
予価 \620<税込>


下記書籍が6月4日刊行予定。
●『古代文明と気候大変動』 
河出文庫 
ブライアン・フェイガン著 
東郷えりか訳 
予価 \1,019<税込>
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309463070


下記書籍が6月10日刊行予定。
●『イタリア現代思想への招待』 
講談社選書メチエ 
岡田温司

 イタリア思想はじめての画期的ガイダンス。ジョルジョ・アガンベン、アントニオ・ネグリ、ウンベルト・エーコ、マッシモ・カッチャーリなど、現代をリードし続けるイタリア思想を、明快に解説する快著登場。

下記書籍が6月15日刊行予定。
●『注文の多い地中海グルメ・クルージング』 
早川書房 
デイヴィッド・シャレック&エロール・ムヌス著
予価 \2,100<税込>

 〈ハヤカワ・ノンフィクション〉南仏・イタリアで再修行中のシェフに下された使命は、「夏の地中海を経めぐるセレブ夫妻のクルーザーで料理を作れ。各寄港地の食材を利用し、メニューに重複はなし!」珍しくも豪華な食と冒険の旅。

下記書籍が6月20日刊行予定。
●『美味しすぎるイタリア料理』 
ワニ文庫(ベストセラーズ) 
落合務 
予価 \924<税込>


下記書籍が6月25日刊行予定。
●『知っておきたい 「味」の世界史 (仮題)』 角川文庫ソフィア 宮崎正勝 予価 \580<税込>

下記書籍が6月25日刊行予定。予価情報を追加して再掲。
●『旧約聖書と哲学 現代の問いのなかの一神教』 
岩波書店 
関根清三 
四六版・300頁 
予価 \2,730<税込>

●下記に学術誌『パブリック・ヒストリー』(大阪大学西洋史学研究室)のpdf文書あり。
 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/info-1.html

●下記にPDF文書あり。
◎『バーバラ・レヴィック(中尾恭三訳)「ローマ時代の2つのプリュギア共同体 ─対比と補完─」』 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_5/pdf/JHP_5_2008_14-33.pdf
◎『書評 鷲田睦朗「<翻訳紹介>ピーター・ブラウン著 足立広明訳『古代末期の形成』」』 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_5/pdf/JHP_5_2008_68-82.pdf
◎『書評 鷲田睦朗「比佐篤著『「帝国」としての中期共和政ローマ』」』 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_4/pdf/vol_4_review01.pdf
◎『鷲田睦朗「<研究ノート>偽り隠す者、サッルスティウス ―『カティリーナの陰謀』の執筆理由―」』 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_3/pdf/vol_3_article06.pdf
◎『書評 鷲田睦朗「土岐健治著『はじめての死海写本』」』 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_2/pdf/vol_2_review01.pdf
◎『書評 中尾恭三「周藤芳幸・澤田典子著『ギリシア遺跡事典』』 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_2/pdf/vol_2_review01.pdf
◎『中尾恭三「前3世紀、サラピス神崇拝のデロス島への伝播」』 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_1/pdf/vol_1_article04.pdf
◎『書評 鷲田睦朗「南川 高志著『海のかなたのローマ帝国 ―古代ローマとブリテン島―』」』 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_1/pdf/vol_1_review01.pdf

●下記に『イエメン・マアリブ(古代シバ王国の都)で日本人の女性観光客2人が誘拐され、解放される』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080508-00000027-yom-soci
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080507-00000043-yom-soci
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080508-OYT1T00476.htm
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080507-OYT1T00650.htm?from=main1


[5145] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/05/08(Thu) 20:12

◎よんさん
初めまして。

> ギリシア、ローマ、ヘブライの人間観
大きなテーマですね。
人間観といえるかどうかわかりませんが、神様と人間の関係などもずいぶん違っていて面白いと思います。


◎DSSSMさん
フォローありがとうございます。

> 「素顔のローマ人」
わかりやすくて良い本ですよね。私も好きです。


◎おっさんさん
> アルファロメオ
情報ありがとうございます。
歴史的なモチーフを使ったフロントグリルなんですね。知りませんでした。


[5144] 無題 投稿者:よん 投稿日:2008/05/05(Mon) 20:36

DSSSM(松浦豊) さん

ありがとうございます。
あまり時間が無いのでご紹介頂いた本を読めるか分かりませんが、是非参考にしたいと思います。
ご親切にありがとうございました。
もう少し調べてみます。


[5143] 無題 投稿者:おっさん 投稿日:2008/05/05(Mon) 14:47



 時間が取れると、このサイトに寄らせてもらっています。

 さて、イタリアの自動車で、「アルファロメオ」という会社があり、ウィキぺディアによれば「ミラノ市の白地に赤い十字架とヴィスコンティ家の紋章であるサラセン人を呑み込む竜を組み合わせた楯を表現したフロントグリルを持つ」のが特色です。

 サラセン人というのは、なかなか古い表現のようです。
 


[5142] Re[5141]: 教えてください 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2008/05/04(Sun) 07:38

父達よ、新たに加わった者達よ

 よんさん

> 課題で、ギリシア、ローマ、ヘブライの人間観の特徴について調べなきゃいけないのですが、難しくてよく分かりません。
> もし宜しければ教えて頂きたいです。

 もし時間があるのなら、河出書房新社(河出文庫)の「生活の世界歴史」シリーズの1「古代オリエントの生活」、3「ポリスの市民生活」、4「素顔のローマ人」(それぞれ700円くらい?)を読まれるのが良いと思います。面白く、身近な話題に溢れてますから、読みやすいでしょうし、全部読まなくても目次から面白そうなところだけ拾ってもよいのではないでしょうか。

 しかし1冊でそれらの人々の人間観を考察した様な本は、考えてみたのですが、思いつきませんでした。

 私は哲学科出身なんですが、哲学の基本というのは、ものごとの奥深いところを考えようとするところ、様々な考え方をいじってみたり、触れてみたりする事だと思います。生活にすぐに役立つものでもないと思いますが、「思考の硬直性」を防ぎ、人生全体を豊かにするためには役に立つと思います。ぜひ頑張って下さい(*^。^*)

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


> 初めまして!
> 今春より専門学校から通信制大学へ編入したのですが、初めて本格的に「哲学」というものに触れ、戸惑っています。。

> よろしくお願いいたします!

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[5141] 教えてください 投稿者:よん 投稿日:2008/05/03(Sat) 21:51

初めまして!
今春より専門学校から通信制大学へ編入したのですが、初めて本格的に「哲学」というものに触れ、戸惑っています。。
課題で、ギリシア、ローマ、ヘブライの人間観の特徴について調べなきゃいけないのですが、難しくてよく分かりません。
もし宜しければ教えて頂きたいです。
よろしくお願いいたします!


[5140] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/05/03(Sat) 12:09

下記書籍が5月中旬刊行予定。
●『カティリーナの陰謀』 
大阪大学出版会 
合阪學・鷲田睦朗訳 
A5・176頁
予価 \2,520<税込>
 http://www.osaka-up.or.jp/kinkanannnai.html


下記書籍が既刊。
●『イタリア中毒』 
<出版>ユビキタ・スタジオ <発売>KTC中央出版 
田島麻美 
\1,470<税込>

 気軽な旅行者から踏み込んで暮らしはじめたローマの街で、言葉や文化、価値観の相違を体当たりで乗り越えた毎日。イタリアという、人生をハッピーにする「毒」が身体の中に浸透するまでの、さまざまな出来事を綴る。
 <著者>千葉県生まれ。イタリアの旅、食、暮らしをテーマに執筆活動を続ける。著書に「南イタリアに行こう」「ミラノから行く北イタリアの街」など。

下記書籍が5月刊行予定。
●『ネイションという神話 ヨーロッパ諸国の中世的起源』 
白水社 
パトリック・ギアリ著 
鈴木道也・小川知幸・長谷川宜久訳 
四六判・270頁 
予価 \3,990<税込>

 根拠なき国家論の誤謬を糺す!ヨーロッパの近代ナショナリズムが拠り所とする民族集団(エスニック・グループ)とは何だったのか──。ローマ帝国解体後から初期中世までさかのぼり、その「神話」の実像を豊富な史料をもとに明らかにする。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02632

下記書籍が5月8日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『絵と物語でたどる古代史 第1巻 歴史のはじまり』 
晶文社 
ロイ・バレル著 
前田耕作監修 高里ひろ訳
予価 \3,045<税込>


●『絵と物語でたどる古代史 第2巻 ギリシア』 
晶文社 
ロイ・バレル著 
前田耕作監修 
高里ひろ訳
予価 \3,360<税込>


●『絵と物語でたどる古代史 第3巻 ロ−マ』 
晶文社 
ロイ・バレル著 
前田耕作監修 高里ひろ訳
\3,360<税込>
 http://www.shobunsha.co.jp/bibliotheca/young/#e_kodai1


●5月21日19:00〜19:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック もうひとつのポンペイ〜古代ローマ都市・ヘルクラネウム〜(仮題)」が放映予定。
 今からおよそ2000年前に起こったイタリア・ベスビオス火山の大噴火は、古代ローマの都市、ポンペイを滅ぼしたことで有名です。しかし、このときの大噴火でもう一つ犠牲になった街があります。それが、ヘルクラネウムです。研究が進むにつれて、ヘルクラネウムではポンペイ以上にさまざまな品物が当時の様子そのままに残されていることがわかってきます。噴火の直前まで、市民がどんな生活をしていたかが明らかになってきたのです。めずらしくも頭部に色が塗られた大理石像。ベッドや食器棚。そしてパンまでが残っていたのです。(このパンにはちょっと変わった特徴があります…)まだまだ新発見が続く、古代ローマの物語です。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

下記書籍が5月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『スペイン史(1) (2)』 山川出版社 関哲行編・立石博高編・中塚次郎編 予価 各 \6,090<税込>
 日本のスペイン史研究の水準を示す本格的通史。古代ローマ帝国から十八世紀までを扱う。

下記書籍が5月30日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ホモ・フローレシエンシス (上) (下)  1万2000年前に消えた人類』 マイク・モーウッド&ペニー・ヴァン・オオステルチィ著 馬場悠男監訳 NHK出版 予価 各 \1,019<税込>
 人類進化史上の大発見、ホモ・フローレシエンシスの謎に発見者自らが迫るポピュラーサイエンス。

下記書籍が6月刊行予定。
●『ヨーロッパ人相学 顔が語る西洋文化史』 
白水社 
浜本隆志・柏木治・森貴史・編著 
四六判・334頁
予価 \3,570<税込>

 「人は見た目が9割」なヨーロッパ文化!顔つきで、キャラクターがわかる!? 本書は、ヨーロッパで古代から研究されてきた人相学を歴史的に跡づけ、それに関わる表象(聖像や彫刻・絵画から、映画やブロマイドまで)を詳解。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02634

●『厨房の奇人たち 熱血イタリアン修行記』 
白水社 
ビル・ビュフォード著 
北代美和子訳 
四六判・384頁 予価
\2,835<税込>

 イタリアンはイタリアで学べ! 実録厨房体験記。全米一のイタリアン・シェフに弟子入りした元『ニューヨーカー』編集長が、鬼才マリオ・バタリの熱き厨房から学んだものとは?『フーリガン戦記』以来、待望の体当たりノンフィクション!
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=09210

●『この世界のはじまりの物語(仮題) [シリーズ:地球のカタチ]』 白水社 松村一男 四六判・178頁  予価 \1,575<税込>
 はじまりの物語は生き方の物語につながる。世界はどうやってはじまったのか。人間はどのように誕生したのか。この2つの問いに対して私たち人類はさまざまな想像をめぐらしてきた。にぎやかな神さまの世界を堪能してほしい。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=03185

下記書籍が6月1日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ロゼッタストーン解読』 
新潮文庫 
レスリー・アドキンス&ロイ・アドキンス著 
予価 \780<税込>

 http://www.shinchosha.co.jp/book/216831/

●6月7日19:00〜19:50、NHK・BSハイビジョンにて「世界一周! 地球に触れるエコ大紀行 地中海・ザキントス島(ギリシャ)」が放映予定日時変更。(6月8日23:10〜24:00、BS1にて再放映予定。)
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/docum_7later.html

下記書籍が6月中旬刊行予定。
●『古代エジプト女王・王妃歴代誌(仮題)』 
創元社 
ジョイス・ティルディスレイ著 
吉村作治監修

 http://www.sogensha.co.jp/

●下記に『ウクライナで発掘 中国後漢時代の漆器 京都造形芸大で修復へ』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080502-00000001-kyt-l26


[5139] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/04/30(Wed) 06:47

◎山Pラブさん
> ローマのことで宿題に
> 出されて!!
ローマなら歴史、美術、宗教、どれを採り上げても調べ甲斐がありますね。まずは学校の図書室から始めるのが良さそうに思います。
がんばって下さい。


[5138] 宿題 投稿者:山Pラブ 投稿日:2008/04/29(Tue) 14:57

ローマのことで宿題に
出されて!!
いろんなこと教えてください。


[5137] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/04/28(Mon) 21:31

下記書籍が既刊。
●『秀村欣二選集第5巻 論文 キリスト教史』 キリスト教図書出版社 高橋正男編 \5,880<税込>

●『ドイツの標準語 その生い立ちと辞典の個性』
同学社 
根本道也 
\2,940<税込>

 「ゲルマン人とはどんな人たち?」「古代ギリシア・ローマ文化とゲルマン人」という項目あり。
 http://www.dogakusha.co.jp/doitsunohyojungo_mokuji.htm
 http://www.dogakusha.co.jp/kennkyushousai_3.htm#doitsuno

●『プラトンの正義論』 
東海大学出版会 
野村秀世 
予価 \7,350<税込>


●『歴史と記憶』 
藤原書店 
赤坂憲雄・玉野井麻利子・三砂ちづる 
\2,100<税込>

 「歴史/記憶」論争に対し、「記憶」の語り手/聞き手の奇跡的な関係性とその継承を担保する「場」に注目。単なる国民史の補完とは対極にある「記憶」の独自なあり方を、民俗学・人類学・疫学の異分野の三者が提示する。
 http://www.fujiwara-shoten.co.jp/book/book718.htm#odoro
 
●『地図で読む人類・激動の10万年史』 
宝島社 
地球史研究会 
\1,050<税込>


下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『世界美術史アトラス 創造と伝播:紀元前4万年〜現代』
東洋書林 
ジョン・オナイアンズ編 
薩摩雅登・監訳 川野美也子・訳 
\29,400<税込>

 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217382

下記書籍が5月刊行予定。
●『フロイトのイタリア 旅・芸術・精神分析』 平凡社 岡田温司 予価 \3,570<税込>
 フロイトは大のイタリア通であった。本書は彼のイタリア体験を膨大な書簡等から再構成、精神分析理論に刻印された長靴の半島の楔を明かす刺激的な一書。上質のイタリア案内でもある。
 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=702079

下記書籍が5月上旬刊行予定。
●『イタリア都市社会史入門 12世紀から16世紀まで』 
昭和堂 
齊藤寛海・山辺規子・藤内哲也
予価 \2,940<税込>

 中世後期から近世初期までのイタリア都市社会を舞台として、そこで営まれる政治・経済・生活・文化などの諸活動の日常性と、その対概念としての非日常性という視点から描く「日常生活史」。
 http://www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/mokuroku/detail/ISBN978-4-8122-0820-5.html
 http://www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/mokuroku/catalog/rekisi.html

下記書籍が5月15日刊行予定。
●『博物館の歴史』
法政大学出版局 
高橋雄造 
予価 \7,245<税込>

 国立科学博物館館長・佐々木正峰氏推薦! 古代王国の宝物庫からルネサンス期の〈キャビネット〉を経て成立する自然史博物館、パリの発見宮殿に始まるサイエンスセンター、ドイツ博物館に代表される科学技術博物館まで、過去の栄光を安置する殿堂から多様な価値観を尊重し、観客に問いを投げかける場へと変化してきた博物館の歴史をたどり、矛盾にみちた現状を明らかにしつつ未来を展望する。
 http://www.h-up.com/2008-05.html

●5月17日20:00〜20:45、NHK綜合テレビにて「探検ロマン世界遺産 イエメン 追憶 シバの女王・幸福のアラビア 〜 イエメン・サヌア 〜」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr111.html
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/

下記書籍が5月23日刊行予定。
●『マックス・ヴェーバー物語 二十世紀を見抜いた男』 
新潮社 
長部日出雄 
予価 \1,680<税込>

 混迷する世界の難問を解く鍵は? ヴェーバーは百年以上前に資本主義の末路を予見していた。ドイツの哲人の生涯を辿り、その壮大な思想を読み解く。

●5月25日14:00〜15:54、BS−i<BSデジタル放送>にて「謎のシルクロード〜古代中国の軍事ルート新発見〜」が放映予定。
 http://www.bs-i.co.jp/app/program_details/index/KDT0501900

下記書籍が5月30日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『シヴァとディオニュソス 自然とエロスの宗教』 
講談社 
ダニエルー・A著 
小野智司・監修 
淺野卓夫訳 
予価 \1,995<税込>

 都市型の社会=自然を搾取する文明はなぜアニミズムから発したシヴァ=ディオニュソス教を弾圧するのか。シヴァの教えが示唆するオルタナティブな原理とは何か。

下記書籍が5月30日刊行予定。
●『ホモ・フローレシエンシス』 マイク・モーウッド&ペニー・ヴァン・オオステルチィ著 馬場悠男監訳 NHK出版 予価 \1,019<税込>

下記書籍が5月下旬刊行予定。
●『スペイン史』 山川出版社 関哲行編・立石博高編・中塚次郎編 予価 \6,090<税込>

下記書籍が6月17日刊行予定。
●『語学者の散歩道』 
岩波現代文庫 
柳沼重剛


下記書籍が6月25日刊行予定。
●『旧約聖書と哲学 現代の問いのなかの一神教』 
岩波書店 
関根清三 
四六版・300頁


下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『ヴィジュアル版「決戦」の世界史』
原書房 
ジェフリー・リーガン著 
森本哲郎訳 
予価 \1,890<税込>

 50の「決戦」でたどる戦争の世界史。歴史は戦争によって作られてきた。古代のサラミスの海戦からキリスト教対イスラム教、無敵艦隊、ワーテルローの戦い、ミッドウェイ、そして湾岸戦争にいたるまで、「決戦」から見た「歴史」をフルカラーで詳述、詳細な「戦闘図」もわかりやすい決定版!
 http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html

●下記にゲーム『インペリアム ローマ 日本語版 スクリーンショット集』あり。
 http://www.4gamer.net/games/046/G004651/20080424030/


●下記にローマ時代の世界を舞台にしたストラテジーゲーム,「Europa Universalis: Rome」の続報記事あり。
 http://www.4gamer.net/games/043/G004352/20080425012/


[5136] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/04/27(Sun) 18:21

◎高島賢治さん

> フォーブス古代の技術史 (下・T) ―日常の品々I―
上・中巻の出版からずいぶん年数が経ちましたね。興味深いテーマで、今から楽しみです。


[5135] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/04/23(Wed) 21:26

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『世界美術史アトラス 創造と伝播:紀元前4万年〜現代』
東洋書林 
ジョン・オナイアンズ編 
薩摩雅登・監訳 川野美也子・訳 
\29,400<税込>

 人類が数万年にわたってつくり出してきた文化遺産の創造と伝播の様相を一冊に凝縮。ある地域・ある時代の美術の特徴を簡潔に述べるとともに、他地域・他時代の美術への影響や衝突・融合の諸相も描く美術の世界史。
〈ジョン・オナイアンズ〉イースト・アングリア大学美術史教授、同大学世界美術研究プログラム・ディレクター。美術の起源から20世紀の中国絵画にまでわたる広範囲の論題に関して発表。

下記書籍が既刊。
●『学生をやる気にさせる歴史の授業』 
青木書店 
森谷公俊 
\2,415<税込>

 学生が寝ない・ダレないための授業内課題、発声指導に文書添削法、さらには試験問題作成の秘訣まで、16年間の試行錯誤から編み出したノウハウを一挙公開。大学生を目覚めさせる授業実践。
 <著者>http://teikyo.cc-town.net/staff/modules/staff/staffsingle.php?id=194&cid=67
 http://www.aokishoten.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-250-20809-6

●『シャガールで読む旧約聖書』 
図書新聞 
H.M.ロータームント著 
佃堅輔・佐々木滋訳 
\1,575<税込>

 シャガールの特殊な絵画言語と象徴言語についてふれ、彼の旧約的・ユダヤ教的側面を照射しつつ考察。その宗教的、旧約聖書的絵画テーマを明らかにする。〔「シャガールと旧約聖書」(美術公論社 1988年刊)の改題新版〕

●『イタリア語実践講座』 
学文社 
京藤好男 
予価 \2,100<税込>


●下記に『古代ローマの階段発見 伊、未知の宮殿跡か』という記事あり。
 http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080419/erp0804190140001-n1.htm

●5月3日20:00〜20:45、NHK綜合テレビにて「探検ロマン世界遺産 地中海 文明の万華鏡 〜イタリア・シチリア島〜」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr110.html
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/

●5月11日18:00〜18:30、TBSテレビ系列にて「THE世界遺産 アブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群 (エジプト)」が放映予定。
 (5月17日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 http://www.tbs.co.jp/heritage/presite/index.html

下記書籍が5月12日刊行予定。
●『文化史とは何か』 
法政大学出版局 
ピーター・バーク著 
長谷川貴彦訳
予価 \2,520<税込>

 英語圏だけでなく、ヨーロッパ、アジア、南北アメリカなど世界的規模で展開する文化史研究の過去、現在、未来を論じた格好の入門書。

下記書籍が6月中旬刊行予定。
●『ローマ建国以来の歴史(3) イタリアの征服(1) <西洋古典叢書第IV期・第10回配本>』 
京都大学学術出版会 
リウィウス著 
毛利晶訳 
予価 \3,255<税込>

 142巻におよぶ最大の史書『ローマ建国以来の歴史』の現存部分の全訳。覇権を築き上くまでのローマ史を収録する。(全14冊)

下記書籍が6月22日刊行予定。
●『徹底図解 古代エジプト』 新星出版社 予価 \1,470<税込>
 超リアルな人物イラストに加え、当時の衣食住の様子や興味津々のピラミッド・ミイラ・王の墓などについてフルカラーの地図やイラストを使いで臨場感あふれる内容に。

下記書籍が6月30日刊行予定。
●『フォーブス古代の技術史 (下・T) ―日常の品々I―』 
朝倉書店 
R.J.フォーブス著 
平田寛・道家達将・大沼正則・栗原一郎・矢島文夫監訳
予価 \16,800<税込>

 下巻では食料品と皮革・ガラスを中心に,古代の身近で代表的な工業製品について,製造法と役割を解説。〔内容〕化粧料・香料/食物・アルコール飲料・酢/古代の食物/発酵飲料/塩類・保存・ミイラ作り/砂糖/皮革/ガラス/瀝青・石油
 http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-10593-3/

下記書籍が7月10日刊行予定に変更。
●『古典ユダヤ教事典』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764240335.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
長窪専三 
予価 \18,900<税込>

 ギリシア・ローマ時代のユダヤ教事典。この事典は可能な限り実態に即した当該時代のユダヤ教の歴史、社会、宗教、精神文化、物質文化、人物、日常生活のレアリアを、あくまで価値自由的に提示することを目指して作られた。

下記DVDが7月16日発売予定。
●『カリギュラ』 ポニーキャニオン 予価 \7,140<税込>
 ローマ帝国皇帝“カリギュラ・シーザー”の暴走と自滅を描いたフランス文学の傑作を舞台化。ローマ帝国の若き皇帝カリギュラは近親相姦の関係にあった妹が急死した日、宮殿から姿を消す。貴族たちに不安が広がる中、3日後ようやく戻る。そして彼は貴族、平民を問わず、何らかの財産を持つ者を順次殺して財産を没収するという驚くべき宣言を出すのだが…。
 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/156342


[5134] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/04/18(Fri) 15:20

下記書籍が既刊。
●『法の世界 PHILOSOPHY・SOCIETY・CULTURE』
晃洋書房 
角田猛之 
予価 \1,680<税込>

 古代ギリシャ、ローマ時代から存在する、人類の知的遺産ともいうべき学問「法学」。そのなかで基礎法学と呼ばれている法哲学、法社会学、法文化論・比較法文化学における、法へのさまざまなアプローチを検討する。

●『西洋思想の16人』 
梓出版社 
尾場瀬 一郎ほか著 
\2,310<税込>

 古代ギリシアから現代まで、世界に大きな影響をあたえている西洋の思想家、経済学者、社会学者16人をとりあげる。思想を過去の遺物としてではなく、現代社会が抱える「障害」や「苦悩」と切り結ぶものとして論じる。
 http://www.azusa-syuppan.co.jp/seiyo-siso16/seiyo-siso16.html

●『モラル教育の再構築を目指して モラルの危機とキリスト教 青山学院大学総合研究所叢書』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764272709.09.MZZZZZZZ.jpg青山学院大学総合研究所キリスト教文化研究部編 
\1,680<税込>

 下記論文が収録。
 ・古代ギリシアにおける徳育のアポリア 三嶋輝夫

●『人文学へのいざない』
溪水社 
広島大学大学院文学研究科編 
\840<税込>

 下記論文が収録。
 ・西洋古代史の楽しみ ――驚くこと――……岩井経男
 http://www.keisui.co.jp/cgi/kensaku.cgi?isbn=ISBN978-4-86327-014-5

●『奉公するアポロン』 
文芸社 
渡邉博之 
\1,575<税込>

 高貴なる太陽神アポロンは、身内殺しの罪を償うために奴隷になった。己の罪の穢れを浄めるべく奴隷として奉公するアポロンの喜劇。ギリシア古典劇に範をとり、寓意と諧謔にあふれた戯曲。
 <著者>1979年熊本県生まれ。2000年東洋大学工学部中退。2005年文教大学文学部卒業。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『世界美術史アトラス 創造と伝播:紀元前4万年〜現代』 
東洋書林 
ジョン・オナイアンズ編 
薩摩雅登・監訳 
川野美也子・訳 
\29,400<税込>


下記書籍が4月刊行予定。
●『絵と物語でたどる古代史 第1巻 歴史のはじまり』 
晶文社 
ロイ・バレル著 
前田耕作監修 高里ひろ訳
予価 \3,045<税込>


●『絵と物語でたどる古代史 第2巻 ギリシア』 
晶文社 
ロイ・バレル著 
前田耕作監修 高里ひろ訳
予価 \3,360<税込>


●『絵と物語でたどる古代史 第3巻 ロ−マ』 
晶文社 
ロイ・バレル著 
前田耕作監修 高里ひろ訳
\3,360<税込>

 オックスフォード大学出版刊行のオールカラーの古代史。時代考証にもとづく豊富なイラスト、写真、地図、読みやすい文章が古代をいきいきと伝える。英米で定評のある入門書で、中・高校生の世界史の副読本に最適。
第1巻は、メソポタミアの楔型文字、エジプトの象形文字の解読や遺跡の発掘、ピラミッドの謎、古代の科学技術、人びとが抱いていた宇宙観や信仰、伝説と神話などを再現。
第2巻は、都市国家アテナイの民主主義や、ソクラテス、プラトンの哲学、ホメロスの文学、天文学、数学など、現代世界にも大きな影響を与えた古代ギリシアの遺産を解説する。
第3巻は、他民族が交流し、近代ヨーロッパの基礎になったローマをわかりやすくかつ雄大な規模で描く。

下記書籍が5月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代イスラエルの礼拝』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266725.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
W.ブリュッゲマン著 
大串肇訳
予価 \1,995<税込>

 旧約聖書で繰り広げられた礼拝は、神と民とのダイナミックな対話的構造によって成り立っていた。現代旧約聖書学の第一人者が今日のエキュメニカルな宣教論・礼拝論までを視野に入れて執筆した標準的な入門テキスト。
 <目次> □□第一章:正統的ヤハウェ信仰の対話的構造 □□第二章:礼拝と犠牲における動作 □□第三章:礼拝におけるヤハウェの語り □□第四章:礼拝におけるイスラエルの語り □□第五章:礼拝――「遊び」におけるイスラエル

下記書籍が5月下旬復刊予定。
●『歴史におけるエロス』 新書館 G.R.テイラー・著 岸田秀・訳 予価 \3,990<税込>
 自らを父親と同一視するか母親と同一視するか−−その対立がヨーロッパの性風俗を規定し性倒錯を生み出してきた。名著の待望の復刊。

下記書籍が5月下旬復刊予定。
●『書物の本 西欧の書物と文化の歴史 書物の美学』 
法政大学出版局 
H.プレッサー著 
轡田収訳
初版1973年 四六判・448頁 
予価 \4,725<税込>

 過去三千年にわたって、文字、紙、印刷術を発明し、書物を生み出してきた人間精神の営為を探ね、人類に知識と思想、夢と力をあたえてきた書物の歴史をあとづける。
 http://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/fukkanlist2008.html

下記書籍が5月22日刊行予定。
●『ウォルター・ペイター全集 3』 
筑摩書房
予価 \18,900<税込>

 二世紀ローマ帝国を舞台に知識人の精神の遍歴を描いた長篇小説『享楽主義者マリウス』、未完の大作『ガストン・ド・ラトゥール』を収録。諸家のペイター論を付す。
 〈ウォルター・ペイター〉前進するためには後向きの眼を持たねばならない…。思索家ペイターが拓いた光と闇のギリシア神話論、その基本的考えをプラトンを軸に展開させた講義集などが有名。
 http://www.chikumashobo.co.jp/comingbook/

●『奇蹟のアルキメデス写本』 光文社 リヴィエル・ネッツ&ウィリアム・ノエル・著 越前敏弥・訳 予価 \1,890<税込>
 1998年、競売で落札されたアルキメデスの著作の写本。その全容解明へのドラマチックな過程を描いた秀逸なノンフィクション。

下記書籍が5月30日刊行予定。
●『シヴァとディオニュソス 自然とエロスの宗教』 
講談社 
ダニエルー・A著 
小野智司・監修 淺野卓夫訳 
予価 \1,995<税込>


下記書籍が6月30日刊行予定。
●『シネマで散歩、ローマの旅(仮題)』 近代映画社 SCREEN特別編集 予価 \1,365<税込>
 好評いただいた『シネマで散歩、パリの旅』に続き、今度は若い女性を中心に、行ってみたい外国旅行先として今も人気の高い『ローマ編』が登場。『ローマの休日』『甘い生活』など古典的名作から最新作『ジャンパー』まで、ローマを舞台にした映画たちでたどる、ローマの名所の数々。さらに今回はローマだけでなくベネチア(『旅情』など)、フィレンツェ(『眺めのいい部屋』など)編も収録。

下記書籍が夏までに刊行予定。
●『美少年西洋史』 国書刊行会 須永朝彦 予価 \2,520<税込>
 古代ギリシアの美童から銀幕のスターまで、西洋における美少年像の変遷を、驚異的な博識と美意識のもとに語り尽くす。好評『美少年日本史』の姉妹編。
 http://www.kokusho.co.jp/cover/pamph/shinkanannai%20ura.pdf

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『戦争と戦略の世界史』 原書房

●下記にローマ時代の世界を舞台にしたストラテジーゲーム,「Europa Universalis: Rome」の記事あり。
 http://www.4gamer.net/games/043/G004352/20080414011/
 http://www.4gamer.net/games/043/G004352/20080404037/
 http://www.paradoxplaza.com/rome/


[5133] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/04/13(Sun) 16:12

◎高島賢治さん
> シミュレーションゲーム「インペリアム ローマ 〜ローマ都市建国〜 日本語版」
シムシティーみたいな感じのゲームなんでしょうね。はまると時間がいくらあっても足りなくなりそうです。(^^


[5132] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/04/12(Sat) 16:12

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『新約聖書と修辞学 パウロ書簡とルカ文書の修辞学的・文学的研究』 キリスト教図書出版社 山田耕太 \5,250<税込>
 <著者>http://read.tokyo.jst.go.jp/public/cs_ksh_008EventAction.do?action4=event&lang_act4=J&judge_act4=2&knkysh_name_code=1000097399

下記書籍が既刊。
●『アトス、しずかな旅人』 
書肆山田 
山崎佳代子 
\2,730<税込>

 http://www.t3.rim.or.jp/~shoshi-y/cgi-bin/bookinfo.cgi?id=200803733&ids=new&sort_op=3&sold_op=0&ret=./new.html&revflag=1

●『八大文明』
朝日出版社
外村直彦 
\2,520<税込>


●『イタリア小さな食の美術館』 
中日出版社 
杉浦綾 
\3,000<税込>


●『聖書に秘められたエロス』
宝島社(文庫) 
白取春彦 
\600<税込>


●『人類進化大全 ビジュアル版 進化の実像と発掘・分析のすべて』 
悠書館 
クリス・ストリンガー&ピーター・アンドリュース著 
馬場悠男・道方しのぶ訳 
\12,600<税込>

 ヒトの進化の如実な姿を、圧倒的なビジュアル量と最新の知見により丹念に解説。様々な類人猿種の復元図と共に、ひとつひとつの進化段階を克明に再現する。発掘現場の様子や研究室での遺伝子分析と進化モデル構築の現場も紹介。
 〈クリス・ストリンガー〉ロンドン自然史博物館古生物研究部(人類進化研究室)名誉研究官。著書に「出アフリカ記人類の起源」など。
 〈ピーター・アンドリュース〉ロンドン自然史博物館古生物研究部(人類進化研究室)元研究官。

●『言語文化学への招待』 
大阪大学出版会 
木村健治・金崎春幸編 
A5・320頁 
\2,625<税込>

 http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-162-0.html

●『カメオの世界』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4881242032.09.MZZZZZZZ.jpg繊研新聞社 
藤井明 
\2,100<税込>

 日本での第二次ブームの最中にあるカメオ。カメオの歴史や、シェルカメオ、ストーンカメオ、アンティークカメオ、カメオ作家たちについて、豊富なカラー写真とともに紹介する。

●『格安イタリア生活 憧れの欧州で暮らせるノウハウ満載!』 
アスキー 
御法川裕三 
\760<税込>

 昨今のユーロ高もあり、「第二の人生を欧州圏で」との夢はあきらめてしまいがち。でも、大丈夫。現地の習慣や制度などを活用すれば、生活費は節約できるのです。本書では、実際にイタリアで暮らす著者がその方法を伝授。失敗談や心温まるふれあいなど、体験したエピソードを交えつつ、面白く優しくわかりやすく、イタリア生活を紹介します。

●4月17日09:00〜10:50、NHK・BSハイビジョンにて「もっと知りたいギリシャ エーゲ海 紺碧の迷宮」が放映予定。再放送。
 俳優の豊川悦司が、典型的なギリシャの男を描いて映画にもなった小説「その男ゾルバ」を手がかりに、ギリシャ人の魂を求めて、美しいエーゲ海の島々を旅してゆく。
 http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg3.cgi?setup=/bs/genre/documentary

下記書籍が4月19日刊行予定。
●『人類最古の文明の詩』 
朝日出版社 
大岡信 
予価\1,470<税込>

 詩は、人類最大の錯覚か?! 時空を越え、現代人の胸にせまる五千年前のメソポタミアの諺、インド最古の詩、万葉以前の歌…。世界と日本の詩の名品に秘められた「詩とは何か?」の謎を解き明かし、詩の宇宙への旅にいざなう感動のエッセイ集。

下記書籍が5月13日刊行予定。
●『図説 聖書の世界』 
学研 
現代聖書研究会・編
予価 \500<税込>

 天地創造からイエスの奇跡物語、そして世界の終わりまでを、旧約と新約に記された有名なエピソードでつづる聖書ダイジェスト。

●5月18日21:00〜22:38、NHK・BSハイビジョンにて映画「ローマで起った奇妙な出来事 1966年・アメリカ A FUNNY THING HAPPENED ON THE WAY TOTHE FORUM」が放映予定。
 ブロードウェーの大ヒット・ミュージカルを映画化。古代ローマを舞台に繰り広げられるドタバタ喜劇で、舞台で主演を務めたゼロ・モステルがそのまま映画にも主演した。何とかして主人の支配から逃れたいと願う奴隷のスードラス。そんなある日、自由になるための絶好のチャンスをつかんだ彼は、隣近所を巻き込んで大騒動を展開する・・・。晩年のバスター・キートンが独特の存在感を漂わせ、ユニークな演技を披露。
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie_7later.html

下記書籍が5月中旬刊行予定。
●『オンライン情報の学術利用 文献検索入門』 
日本エディタースクール出版部 
西岡達裕 
予価 \525<税込>

 あるテーマについて調査・研究を始めるときに、オンライン情報をどのように有効活用することができるかを解説した入門書。

下記書籍が5月28日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『文字はこうして生まれた』 
岩波書店 
デニス・シュマント=ベッセラ著 
小口好昭・中田一郎訳 
B5・224頁 
予価 \4,725<税込>

 文字の使用はどのように始まったのか。本書は財の授受を計算・記録する小さな道具と出納簿から人類初の文字が誕生したという仮説を提示する。

下記DVDが6月6日発売予定。
●『カリギュラ インぺリアル・エディションDVD−BOX(4枚組)』 ギャガ・コミュニケーションズ 予価 \9,800<税込>
 近親相姦や首狩りマシーンによる処刑など、残虐極まりない蛮行によって悪名をはせたローマ帝国第3代皇帝“カリギュラ・シーザー”の壮絶な半生を描いた歴史大作。新たにネガからトランスファーされたHDの美しいイメージと、数時間にもおよぶ未公開映像も収録。特典ディスク&ブックレット付き、デジパック仕様4枚組BOX。
 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/155439


[5131] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/04/04(Fri) 20:35

下記書籍が既刊。
●『教育学原論 教育の本質と目的』 
中央法規出版 
牛渡淳 
\2,730<税込>

 下記項目あり。
 ・西欧における教育目的の歴史(古代ギリシア・ローマにおける教育目的

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『聖ラデグンディスとポスト・ローマ世界』 
南窓社 
橋本龍幸 
305頁 
\5,040<税込>

 569年ごろ、聖ラデグンディスの請願により、コンスタンティノープルの宮廷から「主の十字架」の聖遺物がガリアへ送られてきた。この東西交流上の出来事の宗教的・政治的背景を考察しつつ、ポスト・ローマ世界の実態に迫る。
 <目次>第I部 ラデグンディスとビザンツ宮廷 □□第1章 ラデグンディスの生涯 □□第2章 「主の十字架」の聖遺物請願の背景 □□第3章 「主の十字架」の聖遺物贈与の宗教的背景 □□第4章 「主の十字架」の聖遺物贈与の政治的背景  □□第5章 サント・クロワ修道院と王権の司教権 第II部 2つの『聖ラデグンディス伝』 □□第6章 ラデグンディスと2人の伝記作家 □□第7章 ウェナンティウス・フォルトゥナトゥス □□第8章 バウドニウィア『聖ラデグンディス伝』
 <著者>http://www.flet.aichi-gakuin.ac.jp/history/teacher07.html

下記書籍が4月刊行予定。
●『アウグスティヌスと古代教養の終焉』 
知泉書館 
マルー著 
岩村清太訳

 http://www.chisen.co.jp/book/near_all.htm

下記書籍が5月刊行予定。
●『ヨーロッパ人間学の歴史 心身論の展開』 
知泉書館 
金子晴勇

 http://www.chisen.co.jp/book/near_all.htm

下記書籍が6月刊行予定。
●『愛に捉えられた人々 アントニオスから托鉢修道士まで』 知泉書館 桑原直己
 http://www.chisen.co.jp/book/near_all.htm

●下記に『ローマ帝国の最初の皇帝アウグストゥスがイタリア・ローマに建てたマルス神殿から出土した「ペガサス装飾付柱頭片」が展示』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080404-00000234-mailo-l29


[5130] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/04/03(Thu) 21:42

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『聖ラデグンディスとポスト・ローマ世界』 
南窓社 
橋本龍幸 
305頁 
\5,040<税込>

 569年ごろ、聖ラデグンディスの請願により、コンスタンティノープルの宮廷から「主の十字架」の聖遺物がガリアへ送られてきた。この東西交流上の出来事の宗教的・政治的背景を考察しつつ、ポスト・ローマ世界の実態に迫る。
 <著者>http://www.flet.aichi-gakuin.ac.jp/history/teacher07.html

●『王の表象 文学と歴史・日本と西洋 青山学院大学総合研究所叢書』 
山川出版社 
渡辺節夫編 
\3,360<税込>

 王権の表象を広義の文学作品のなかに読み取り、それぞれの時代と社会がもつ王および王権のイメージをとらえ、王権観の時代的・地域的な差異を明らかにする。
 <目次>
 □□第一章 皇帝にふさわしい人物―ローマ元老院貴族の皇帝観 阪本浩 34頁
 □□第二章 "やまとことば"の記述と古代王権―非漢語圏における漢字の受容と固有語文の形成序説 矢嶋泉 33頁
 □□第三章 日本古代の天皇―王権と宗教 北村優季 31頁
 □□第四章 一世源氏の物語としての『源氏物語』―皇族・王朝・天意 土方洋一 33頁
 □□第五章 武勲詩に見るフランス中世王権像―初期ギヨーム詩群の歴史的考察 渡辺節夫 44頁
 □□第六章 中世後期のフランス王のイメージ―至高の裁判官―理論と実践 クロード・ゴヴァール 36頁
 □□第七章 フランス・ルネサンス期の文学に見る王権の表象―「神の王国」「魔の王国」 平野隆文 33頁
 □□第八章 王権を支えた歴史解釈―テューダー朝の正統史観とシェイクスピア史劇 狩野良規 41頁

下記書籍が既刊。
●『プラトン政治哲学批判序説』
風行社 
永井健晴 
\4,725<税込>

 http://www.fuko.co.jp/catalog/books_data/fuko_books_3019.html

●4月12日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! リヴィエラ海岸 絶壁に立つ五つの村の秘密!」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が5月8日刊行予定。
●『中世ヨーロッパの農村の生活』 
講談社学術文庫 
J・ギース著


●『地中海世界のイスラム ヨーロッパとの出会い』 
ちくま学芸文庫 
W・モンゴメリ・ワット著 
予価 \1,050<税込>


下記書籍が5月13日刊行予定。
●『地中海 (テイレニア)の海賊 密偵ファルコ(16)』
光文社文庫 
リンゼイ・デイヴィス著

 古代ローマ小説。 密偵ファルコ・シリーズ第16弾。

下記書籍が5月28日刊行予定。
●『ロゼッタストーン解読』 
新潮文庫 
レスリー・アドキンス&ロイ・アドキンス著 
予価 \780<税込>


[5129] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/04/02(Wed) 21:49

下記書籍が既刊。
●『カッサンドラー掠奪 ある壺絵の研究』 
南窓社 
H.マイアー&C.A.ベッティガー著 
久野昭訳 
141頁 
\3,360<税込>

 トロイア戦争にかかわる挿話のひとつ「カッサンドラー掠奪」の描かれた壺絵に関する論文2編を収録。古代人のすぐれた作品に、美術と考古学の両視点から迫る。
 □□カッサンドラー掠奪の描かれた古代の土焼容器について H.マイアー著 24頁
 □□古代の土焼容器に猫かれたカッサンドラー掠奪について C.A.ベッティガー著 100頁

●4月7日19:00〜19:45、NHK・BSハイビジョンにて「アートエンターテインメント 迷宮美術館 ヴィーナスをめぐる愛のかたち 〜出張!ウルビーノのヴィーナス展〜(仮題)」が放映予定。(4月13日14:15〜14:58総合テレビにて再放送)
 http://www.nhk.or.jp/omoban/k/0407_11.html

●4月25日PC向けシミュレーションゲーム「インペリアム ローマ 〜ローマ都市建国〜 日本語版」が発売予定。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080401-00000059-zdn_g-game
 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080401/roma.htm
 http://gamezone.zoo.co.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=105&products_id=450
 http://imperiumromanum.zoo.co.jp/

下記書籍が4月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『東地中海世界のなかの古代ギリシャ 世界史リブレット94』 山川出版社 岡田泰介 予価 \765<税込>
 古代ギリシア文明を華開かせたオリエント諸文明の豊穣な実り。その苗床としての東地中海世界の文明の興亡と交流を紹介。

下記書籍が5月中旬刊行予定。
●『コンスタンティノープルの渡し守』 
ポプラ社 
塩野七生・文 
司修・絵 
予価 \1,260<税込>

 渡し守の少年テオはギリシアの少女と出会い、いつしか彼女との再会を心待ちにするようになる。


[5128] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/31(Mon) 21:34

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『歴史家の散歩道』
<発行>SUP上智大学出版 
<発売>ぎょうせい 
上智大学文学部史学科編 
\1,600<税込>

下記論文が掲載。
 ・碑文とイメージから読み解く古代アテナイ人の宗教と政治――ヘファイストスとアテナ女神の祝祭の意図を手掛かりに/齋藤貴弘
 ・ローマ時代の落書きが語る人間模様――いじめ、パワハラ、それともセクハラ?/豊田浩志
 http://www.gyosei.co.jp/home/books/book_detail.html?gc=5300094-00-000

下記書籍が既刊。
●『Aube 比較芸術学 03 特集まとう』 淡交社 芳賀徹・高階秀爾・監修 京都造形芸術大学比較芸術学研究センター・編集 \1,890<税込>
下記論文が掲載。
 特集「まとう」(まとうこと―古代ギリシアの女性の衣服を中心に伝統芸能の衣装―歌舞伎・「まとう」は役者の自己主張 ほか)
 特別寄稿(真のイメージ―ビザンティウムから西方までのキリストの顔
 イタリア王国の「美術外交」―「美術」という制度の「輸出品」としての美術学校 ほか)

●『グローバリゼーション、市民権、都市 ヘクシスの社会学』 
春風社 
岩永真治 
\3,500<税込>

 下記項目あり。
 ・都市の成立・発展と市民社会の成長 古代都市の可能態から現代都市の現実活動態へ ・古代都市の誕生と市民権の発展 古典古代の問題構成(第一次都市革命)
 http://shumpu.com/index.php?itemid=2360

下記書籍が4月2日刊行予定。
●『新約聖書と修辞学』 キリスト教図書出版社 予価 \5,250<税込>

●4月6日09:00〜10:00、NHK教育テレビにて「新日曜美術館 地上に降りたヴィーナス ルネサンス 女性ヌード誕生の秘密」が放映予定。(4月6日20:00〜21:00 再放映。)
 http://www.nhk.or.jp/omoban/k/0406_8.html
 http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/0406/index.html

●4月20日18:00〜18:30、TBSテレビ系列にて「THE世界遺産 イスタンブール歴史地区(トルコ)」が放映予定。
 (4月25日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 http://www.tbs.co.jp/heritage/presite/index.html
 TBS系テレビ番組「世界遺産」は4月より「THE世界遺産」とタイトルが変更、放映時間も18:00〜18:30となります。

下記書籍が10月1日刊行予定。
●『地図と絵画でよむ 聖書大百科Biblicaビブリカ(仮題)』 創元社 船本弘毅・監修 予価 \31,500<税込>
 最新の考古学と神学の研究成果に基づき、聖書の物語を歴史、文化、民族、社会、地理といったさまざまな観点から解説した画期的な大百科。原著は2006年にオーストラリアで刊行、現在世界20カ国で翻訳され165,000冊を突破。監修を船本弘毅氏が担当し、宗派を超えた国際的な執筆人総勢26名が結集。「最新の学問的成果を反映」・「ガイド役は国際的な執筆人」「何冊もの専門書に匹敵する内容」「理解しやすい平易な文章」「650点を超える絵画・版画・彫刻などフルカラーの図版と貴重な資料」

●下記に西洋古典学(ギリシア・ラテン文学)を研究されておられる河島思朗氏のホームページあり。
 http://www.vdgatta.com/

●下記に『国立美術館理事長(国立美術館理事)に青柳正規氏』という記事あり。
 http://mainichi.jp/select/today/news/20080328k0000e060014000c.html


[5127] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/29(Sat) 21:49

下記書籍が既刊。
●『聖ラデグンディスとポスト・ローマ世界』 
南窓社 
橋本龍幸 
\5,040<税込>

 <著者>http://www.flet.aichi-gakuin.ac.jp/history/teacher07.html
 【高島の蛇足コメント】ビザンツものと思われる。
http://nels.nii.ac.jp/els/contents_disp.php?id=ART0000844098&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=Z00000015518775&ppv_type=0&lang_sw=&no=1206794445&cp=
http://nels.nii.ac.jp/els/contents_disp.php?id=ART0000844201&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=Z00000015518790&ppv_type=0&lang_sw=&no=1206794550&cp=
http://nels.nii.ac.jp/els/contents_disp.php?id=ART0007348764&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=Z00000015518832&ppv_type=0&lang_sw=&no=1206794776&cp=
http://nels.nii.ac.jp/els/contents_disp.php?id=ART0007348800&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=Z00000015518844&ppv_type=0&lang_sw=&no=1206794832&cp=
http://nels.nii.ac.jp/els/contents_disp.php?id=ART0000844124&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=Z00000015518859&ppv_type=0&lang_sw=&no=1206794936&cp=

●『王の表象 文学と歴史・日本と西洋 青山学院大学総合研究所叢書』
山川出版社 
渡辺節夫編 
\3,360<税込>

 王権の表象を広義の文学作品のなかに読み取り、それぞれの時代と社会がもつ王および王権のイメージをとらえ、王権観の時代的・地域的な差異を明らかにする。
 <目次>
 □□第一章 皇帝にふさわしい人物―ローマ元老院貴族の皇帝観
 □□第二章 "やまとことば"の記述と古代王権―非漢語圏における漢字の受容と固有語文の形成序説
 □□第三章 日本古代の天皇―王権と宗教
 □□第四章 一世源氏の物語としての『源氏物語』―皇族・王朝・天意
 □□第五章 武勲詩に見るフランス中世王権像―初期ギヨーム詩群の歴史的考察
 □□第六章 中世後期のフランス王のイメージ―至高の裁判官―理論と実践
 □□第七章 フランス・ルネサンス期の文学に見る王権の表象―「神の王国」「魔の王国」
 □□第八章 王権を支えた歴史解釈―テューダー朝の正統史観とシェイクスピア史劇

下記書籍が3月31日刊行予定。
●『歴史家の散歩道』
<発行>SUP上智大学出版 
<発売>ぎょうせい 
上智大学文学部史学科編 
予価 \1,600<税込>


下記書籍が5月16日刊行予定。
●『歴史のなかのからだ』 
岩波現代文庫 
樺山紘一


下記書籍が5月28日刊行予定。
●『文字はこうして生まれた』 
岩波書店 
デニス・シュマント=ベッセラ著 
小口好昭・中田一郎訳 
B5・224頁


●下記に『古代ローマ遺跡エフェソス・トルコを描いた平山郁夫氏の作品を含む再興第92回院展島根展』という記事あり。
  http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=501538006


[5126] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/26(Wed) 19:45

下記書籍が既刊。
●『都市計画の世界史』 
講談社現代新書 
日端康雄  
\1,050<税込>

 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2879328&x=B

●『キリスト教修道制の成立』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4423460629.09.MZZZZZZZ.jpg創文社 
戸田聡 
A5・288頁
\5,775<税込>

 http://www.sobunsha.co.jp/bookdates/ISBN978-4-423-46062-7.html
 <著者>http://www.acc-web.com/yokohama/detail.php?select_class=31100191

●『シルクロードの考古学』 
<発行>早稲田大学文学部 
<発売>:トランスアート 
岡内三眞 
\1,365<税込>

 http://www.transart.co.jp/CGI/details/detail.cgi?item_cd=D301025

下記雑誌が発売。
●『芸術新潮 2008年4月号』
 http://www.shinchosha.co.jp/geishin/
 下記項目あり。
 ヴィーナス100選マップ I 古代篇 八頭身美人はどこから来たのか?【鼎談】木島俊介+青柳正規+小池寿子 ◇薄衣と濡れ衣 ◇紀元前4世紀の初ヌード

下記書籍が4月刊行予定。
●『魔法昆虫使いドミター・レオ 4 古代ローマ 宿命の対決』
メディア・ファクトリー 
串間美千恵 
予価 \819<税込>


下記書籍が4月上旬刊行予定。
●『破綻した神 キリスト』 
柏書房 
バート・D・アーマン著 
松田和也訳 
予価 \2,310<税込>

 http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=978-4-7601-3333-8

下記書籍が4月5日刊行予定。
●『魔女の誕生と衰退 原典資料で読む西洋悪魔学の歴史』 
三交社 
田中雅志
予価 \3,360<税込>

 http://www.sanko-sha.com/sankosha/editorial/books/items/172-4.htm

下記書籍が4月下旬刊行予定。
●『東地中海世界のなかの古代ギリシャ 世界史リブレット94』 山川出版社 岡田泰介 予価 \729<税込>

下記書籍が4月21日刊行予定。
●『聖書ヘブライ語』 サンパウロ 古代語研究会・編 谷川政美・監修 予価 \3,360<税込>
 好評を博した『旧約聖書ヘブライ語独習――聖書アラム語文法付』の全面改訂版、ついに刊行。ヘブライ語学習の教科書に最適。1.質の高さと内容の豊かさを保ちつつも、アラム語の部 分を除き、説明にくふうを加えてスリム化。2.例文や練習問題を見直し、巻末の語彙集をさらに充実。3.ウガリト語など他の古代語への造詣に裏打ちされた、こぼれ話もふんだんに掲載。

下記書籍が4月25日刊行予定。
●『「たえず書く人」辻邦生と暮らして』 
中央公論新社 
辻佐保子
予価 \1,785<税込> 

美や愛を、そして生きるすばらしさを生涯描き続けた小説家・辻邦生。その素顔と作品を、美術史家の夫人が愛惜を込めて語る。
 http://www.chuko.co.jp/new/2008/04/003931.html

下記DVDが5月2日発売予定。
●『トロイの秘宝を追え! 完全版DVD』 
アルバトロス・フィルム
予価 \6,300<税込>

 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/149950

下記DVDが7月2日発売予定。
●『ザ・ローマ 帝国の興亡 DVD−BOX』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/B0016HOY26.09.MZZZZZZZ.jpgポニーキャニオン
予価 \8,190<税込> 

世界初の巨大帝国ローマはいかに頂点を極め、滅びたのか?6つ決定的な事件と共に皇帝の盛衰、崩壊の真実を描くスペクタクル大作!世界最高レベルのCGを駆使して制作された迫力のアクションとバトルシーンは見逃せない。3枚組BOX。
 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/153232


[5125] 情報追加感謝 投稿者:真奈美 投稿日:2008/03/21(Fri) 14:35

高島さん
情報追加ありがとうございます。
私も検索してみたところ、そういう名前のどこかのキャラクターやら選手やらいるようですね。
 本の著者としてアマゾンに出ないということは、いまは書いてない作家なのでしょうか。まぁあの世界も出入り激しいですから。


[5124] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/03/20(Thu) 20:23

◎ Mayさん
お久しぶりです。

> 文字が大きくなって非常に読みやすくなりましたよ!
字が大きいのはありがたいことです。これからも、目に優しい本が多く出ることを期待したいです。


◎真奈美さん
お久しぶりです。

> 新刊案内の『ローマ、残照の記』
ローマを背景とする小説が出版されるのも、ローマの認知度が上がっているということなんでしょうね。とりあえず、私の守備範囲からは外れますが、売れることを願っておきたいと思います。


◎高島賢治さん

> 下記に『初代ローマ皇帝の部屋が公開』という記事あり。
写真の壁の色がきれいですね。ポンペイの赤とはまた違った印象です。


[5123] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/20(Thu) 19:40

◇真奈美さんへ
お久しぶりです。ぐぐると十年前くらいのもののようです。
http://homepage2.nifty.com/te2/j/j36.htm


[5122] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/20(Thu) 19:03

下記書籍が既刊。
●『哲学への誘い』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4595308159.09.MZZZZZZZ.jpg放送大学教育振興会 
佐藤康邦 
A5・272頁 
\3,045<税込>

 下記項目あり
 第I部 古代ギリシャの知恵
 1.(1)ヘロドトスの『ヒストリア』
 2.(2)トゥキュディデスとペロポネソス戦争(上)
 3.(2)トゥキュディデスとペロポネソス戦争(下)
 4.(3)ギリシャ悲劇
 5.(4)恋愛小説としてのプラトン
http://www.ua-book.or.jp/cgi-bin/LaynaCart/Cart/LaynaCart.cgi?REQ=%8F%A4%95i%92%8D%95%B6&ORDER=&CD=887&COLOR=&SIZE=&QUANTITY=

●『プラトンの描いたソクラテス はたしてプラトンはソクラテスの徒であったか』 
晃洋書房 
小島和男 
\3,360<税込>

 「エウテュプロン」で対話をアポリアに終わらせるソクラテス、「パイドン」で魂不死の証明を語るソクラテス…。所謂歴史的ソクラテスをプラトンの登場人物ソクラテスとして重ねあわせ、それがどのような人物なのかを考察する。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『アテナイの前411年の寡頭派政変と民主政 テラメネスを中心に原因・目的・政権実態を解明』 
渓水社 
堀井健一 
A5・512頁 
\8,400<税込>

 http://www.keisui.co.jp/cgi/kensaku.cgi?isbn=ISBN978-4-87440-996-1

●3月23日22:00〜23:30、NHK教育テレビにて「フィールドへ!異文化の知を拓く〜国立民族学博物館の30年〜」が放映予定。
 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-03-23&ch=31&eid=28729
 http://www.nhk.or.jp/etv21c/

下記書籍が4月刊行予定。
●『旅へ ローマ・モロッコ』 
文芸社ビジュア 
たにこ・著
予価 \735<税込>


●5月31日19:00〜19:50、NHK・BSハイビジョンにて「世界一周! 地球に触れるエコ大紀行 地中海・ザキントス島(ギリシャ)」が放映予定。
 地中海の島々の自然とクルージングを満喫するエコツアーの目的地はザキントス島。夏、観光客が押し寄せる砂浜はアカウミガメの世界有数の繁殖地。産卵の様子や保護活動にも立ち会う。
 http://www.nhk.or.jp/eco-journey/yotei/index.html

下記書籍が来年3月下旬刊行予定。
●『地中海世界の歴史 古代から近世』 放送大学教育振興会 高山博・本村凌二
 <高山博>http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~tkymh/indexJ.html
 <本村凌二>http://www.adm.u-tokyo.ac.jp/IRS/IntroPage_J/intro68615935_j.html
●『ヨーロッパの歴史と文化 中世から近代』 放送大学教育振興会 草光俊雄・河原温


[5121] どうなるのやら 投稿者:真奈美 投稿日:2008/03/20(Thu) 13:54

(おおいにお久しぶりです、こちらで情報チェックはしておりました)
新刊案内の『ローマ、残照の記』・・・BoysLoveと言われるジャンルですね。アマゾンで検索してみたところ、作家もイラストレーターも出てこない名前なので新人なのでしょう。愚作でないといいのですが。不健全でつまらないのは目もあてられないですからね。(エラガバルスの『未成年皇帝』はつまらなかったです) もしアタリだったら、同傾向のが続くことになるのでしょうか。
 私はBLもOKなので、読んだらちょっと(詳しくはききたくないでしょうから)報告しますね。


[5120] おひさしぶりです 投稿者:May 投稿日:2008/03/19(Wed) 00:59

おひさしぶりです。だいぶご無沙汰にしてしまいました。

たぶん新刊リストには出ていないと思うのですが、新潮文庫の呉茂一『ギリシア神話』が、最近改版されました。
文字が大きくなって非常に読みやすくなりましたよ!

『ギリシア悲劇』、しばらくは読めませんが買ってみました。
新書とは思えないほど分厚く、用語集や文献リストが充実しています! パラパラと見た感じでも、難しくて濃密な感じがします。

http://blog.nerva.org/


[5119] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/18(Tue) 19:28

●下記に『保坂高殿氏に日本学士院賞』の続報記事あり。
 http://www.chiba-u.ac.jp/topics/2008/20080312jyushou.html

下記書籍が既刊。
●『植物誌(1) <西洋古典叢書第IV期・第8回配本>』 
京都大学学術出版会 
テオプラストス著 
小川洋子訳 
\4,935<税込>

 最高水準の観察記録である五百余種を記載した植物学書の名著を、正確な翻訳とともに図版、詳細な解説によって紹介する。(全三冊)
 http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1532

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ソシアビリテの歴史的諸相 古典古代と前近代ヨーロッパ <キリスト教歴史双書21>』 
南窓社 
阪本浩・鶴島博和・小野善彦【共編】 
A5・248頁 
\5,775<税込>

1 古典古代(□□アルカイック期ギリシアの社会と集会―アテナイを中心に □□ソロンとgraphe □□古代ローマの近隣関係 □□ローマ帝政前期における元老院議員官僚―武官人事と任務 □□ヘレニズム・ローマ都市における任意団体 □□ローマ市の初期キリスト教)
2 前近代ヨーロッパ(□□中世イングランドにおけるコロディの起源と変質 □□島のソシアビリテ □□中世末期フランス王国の学識者 □□ブルゴーニュ国家のなかのフランドル貴族―15世紀中葉ファン・デン・ベルフの書簡より □□15世紀における手写本の伝統と革新―読書と読者のソシアビリテ □□秀派形成初期バイエルンの農村司祭―フライジンク司教区の教会巡察記録(1560年)をもとに □□魔女とともに生きる □□時間意識と空間意識―近世ドイツにおける「コミュニケーション革命」)
 <阪本浩>http://www.aoyama.ac.jp/college/literature/staff/h-sakamoto.html
 <鶴島博和>http://read.jst.go.jp/public/cs_ksh_008EventAction.do?action4=event&lang_act4=J&judge_act4=2&knkysh_name_code=1000164684
 <小野善彦>http://www.sal.tohoku.ac.jp/guide/teacher06/ono_yoshihiko.html

下記書籍が3月下旬刊行予定に変更。
●『キリスト教修道制の成立』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4423460629.09.MZZZZZZZ.jpg創文社 
戸田聡 
A5・288頁
\5,775<税込>

 http://www.sobunsha.co.jp/bookdates/ISBN978-4-423-46062-7.html
 <著者>http://www.acc-web.com/yokohama/detail.php?select_class=31100191

下記書籍が4月4日刊行予定。
●『精神史における言語の創造力と多様性』
慶應義塾大学出版会 
納富信留&ニール・マクリン&ニコラス・ヘンク&高橋英海&野元晋&岩波敦子&斎藤慶典&北原久嗣&飯田隆 
A5・244頁
予価 \2,940<税込>

 哲学、言語学、ローマ史、西洋古典学、西洋中世研究、イスラーム哲学の専門家たちが様々なアプローチで言語の力について考察する論文集の第4弾。
 <目次>
 ・言葉で創造する哲学―古代ギリシアにおける精神の展開 
 ・Catastrophe and Creativity――Fifth-Century Christian Literary Responses to the Invasion of Gaul
 ・Cultural Change and Cultural Continuity―Towards an Increasingly Multicultural Later Roman Empire
 ・翻訳と文化間関係―シリア語とその周辺から
 ・イスマーイール派の文字論―スィジスターニーの『誇りの書』より「七つの高次の文字の認識について」邦訳
 ・Ratioの位相序論
 ・言葉が語り出されるとき…(III)
 ・Language Design in Minimalism―A Case Study of (Anti-)C-Command Requirements
 ・論理の言語と言語の論理
 http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766414936/

下記書籍が5月10日刊行予定。
●『古代イスラエルの礼拝』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266725.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
W.ブリュッゲマン著 
大串肇訳
予価 \1,995<税込>


下記書籍が5月中旬刊行予定。
●『古代音楽論集 <西洋古典叢書第IV期・第9回配本>』 
京都大学学術出版会 
アリストクセノス/プトレマイオス著 
山本建郎訳
予価 \3,675<税込>

 古代ギリシアの音楽理論であるアリストクセノス『ハルモニア原論』と天文学者プトレマイオスの『ハルモニア論』を収録。


[5118] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/15(Sat) 19:40

下記書籍が既刊。
●『ソシアビリテの歴史的諸相 古典古代と前近代ヨーロッパ <キリスト教歴史双書21>』
南窓社 
阪本浩・鶴島博和・小野善彦 
A5・248頁 
\5,775<税込>

 <阪本浩>http://www.aoyama.ac.jp/college/literature/staff/h-sakamoto.html
 <鶴島博和>http://read.jst.go.jp/public/cs_ksh_008EventAction.do?action4=event&lang_act4=J&judge_act4=2&knkysh_name_code=1000164684
 <小野善彦>http://www.sal.tohoku.ac.jp/guide/teacher06/ono_yoshihiko.html


[5117] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/14(Fri) 19:57

下記書籍が既刊。
●『エローマ,モノクローマ』
ワイズ出版 
荒木経惟 
\3,990<税込>

 石畳に落ちる人影がローマなんだよ?。レンズ越しに捉えたモノクロームの街角。人々が投げかける視線、妖しげな彫刻、裸婦。アラーキーが、貴婦人であり、娼婦であるローマをエロスでつつむ!
 http://www.wides-web.com/eroma.htm

●下記に『保坂高殿氏に日本学士院賞』という記事あり。
 http://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2008/031201.html#hosaka
 http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200803120375.html

●下記に『初代ローマ皇帝の部屋が公開』という記事あり。
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2008031152608【写真あり】
 http://www3.nhk.or.jp/news/2008/03/11/d20080310000097.html

●下記に『来月5日から奈良博で特別展 マルス神殿の柱を飾ったペガサスの彫刻』という記事あり。
 http://www.nara-np.co.jp/n_soc/080311/soc080311e.shtml

下記書籍が4月18日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森 悪しき天使のさずけし時間(下)』 
トクマ・ノベルズEdge 
麻木未穂 
予価 \860<税込>

 眠りから覚めたレギウスは中央軍副司令官としてカルタゴに派遣される。北アフリカで待ち受ける大波瀾。書下し長篇ファンタジー。

下記書籍が4月21日刊行予定。
●『図解 人類100万年史 地図で読む人類の謎』 
宝島社 
地球史研究会
予価 \980<税込>

 猿人が“出アフリカ”という最初の民族移動を行ってから現代にいたるまでの人類100万年の歴史を、世界地図と図解などのビジュアルを多用し、最新の科学的な研究結果なども盛り込みながらわかりやすく解説していきます。単なる歴史解説にとどまらず、生物学、民俗学、気象学、解剖学といった観点から、人類の現在・未来までも検証します。

先日、下記書籍が既刊と書きましたが、4月22日刊行予定の誤りでした。
●『ローマ、残照の記』 
日本文芸社(KAREN文庫) 
立花一樹・著 
小島文美・絵 
予価 \650<税込>

 美貌の貴族アリウスは、ある日親衛隊長セイヤヌスに操を奪われる。さらに監禁・調教・羞恥に震える様を幼なじみのルキウスに見られ--。

●4月26日より公開予定で先史時代を描いた映画「紀元前1万年」のホームページが下記にあり。
 http://wwws.warnerbros.co.jp/10000bc/jpspecial/index.html


[5116] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/09(Sun) 10:29

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『宗教学必須用語22』 
刀水書房 
M・C・テイラー編 奥山倫明監訳 
A5・624頁 
飯田篤司・奥山倫明・葛西賢太・長谷千代子・堀雅彦・宮嶋俊一訳
\8,400<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kenkyusyo/4-88708-370-7.htm


●『コーラン <名著誕生・シリーズ>』 
ポプラ社 
ブルース・ローレンス著 
池内恵訳 
\1,890<税込>

 かつて世界地図を塗り替え今なお世界を揺るがし続ける啓示の書!イスラーム教の聖典「コーラン」は、ひとりのアラブ人商人が受けた神の啓示からはじまった。長い年月を経て人々に解釈され、強大な信仰の礎となるに至った過程をたどりながら、現代世界政治の一端を浮き彫りにする。巻末に池内恵と塩野七生の対談を収録。
 
●『古代オリエント世界像からの脱出 ピラミッド・テキストから原始キリスト教までの神話・宗教・政治』
春風社 
磯部隆 
四六版・384頁 
\4,500<税込>

 エジプトの王を基軸とする世界像は、イエスの死をもって転倒した。変遷のプロセスとして、メソポタミア文明、出エジプト、古代ユダヤ教、第二イザヤを接続し、思想・表現の類似性と根本的な差異性をとらえる。両極に屹立する神々をとおして、世界史の意味を問う。
  <目次>序章 古代オリエント世界像からの脱出―ピラミッド・テキストおよびマタイ福音書における「神の子」と「王」の規定を素材にして 第一章ピラミッド・テキストの分析 第二章 ハムラビ法典と神話 第三章 モーセと出エジプト 第四章 ウェーバー『古代ユダヤ教』との対話 第五章 第二イザヤと出バビロン 終章 原始キリスト教の成立―イエス・キリストの系図について
 http://shumpu.com/index.php?itemid=2346
 <著者>http://www.nomolog.nagoya-u.ac.jp/teacher/professor/isobe.html

下記書籍が既刊。
●『ローマ、残照の記』 
日本文芸社 
立花一樹・著 
小島文美・絵 
\650<税込>

 美貌の貴族アリウスは、ある日親衛隊長セイヤヌスに操を奪われる。さらに監禁・調教・羞恥に震える様を幼なじみのルキウスに見られ--。

下記CDが3月発売予定。
●『ギリシア語基本単語2000 CD版』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4876155429.09.MZZZZZZZ.jpg語研 
荒木英世 
予価 \2,415<税込>


下記書籍が3月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ユダヤとイスラエルのあいだ 民族/国民のアポリア』 
青土社 
早尾貴紀
予価 \2,730<税込>

 一九四八年の建国にさいして、またそれ以来つねに混迷を極める国家イスラエル。その独立宣言には 「ユダヤ人国家」 と 「国民国家」という矛盾するふたつの理念が盛り込まれています。イスラエルをめぐる状況とそれに対する思想を捉えなおすことは、国家・国民・民族といった問題を理念的かつ歴史的に再検討することにほかならないのです。近代の国民国家思想、民族ナショナリズムに起因する、ユダヤ人問題やシオニズム、そしてイスラエル国家について。思想はなにを問い、なにを問わずにきたのか。かつてないユダヤ‐イスラエル論。サイード以降、最注目の気鋭による待望の単著!
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%E6%A5%C0%A5%E4%A4%C8%A5%A4%A5%B9%A5%E9%A5%A8%A5%EB%A4%CE%A4%A2%A4%A4%A4%C0

下記書籍が4月1日刊行予定。
●『新約聖書ギリシア語独習[改訂新版]』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4873953219.09.MZZZZZZZ.jpgキリスト新聞社 
玉川直重著 
土岐健治・監修
予価 \4,200<税込>

 『新約聖書ギリシア語辞典」の著者でもある玉川直重氏(1890〜1979)が、読者が一人で新約聖書を学ぶことができるようにとやさしく丁寧に著した一書。今回、重版にあたりカバーデザインを一新。ギリシア語習得のための実践的な入門書。

下記書籍が4月16日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『増補改定 新約ギリシヤ語辞典』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764240327.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
岩隈直 
予価 \6,825<税込>

 山本書店から刊行されていた定評ある本辞典を、今回教文館より新装刊行します。刊行以来14版を重ねた日本語初の新約聖書ギリシヤ語辞典。語彙数5791、異本を含めた新約全巻のギリシヤ語全語彙の意味を記し、文法的説明を多数掲載。

下記書籍が4月25日刊行予定。
●『オデッセイ』 国書刊行会 デレク・ウォルコット著 谷口ちかえ訳 予価 \2,520<税込>
 1992年ノーベル文学賞受賞作家ウォルコット――トロイ戦争の後、苦難の果てに故郷にたどり着いたオデュッセウスの物語を、カリブ海域文化に特有のドラマティックな活力や比喩に満ちた言葉で生き生きと描いた傑作戯曲。傑出した作品として世界的に高い評価をもって迎えられ、W・H・スミス文学賞を受賞した、長篇叙事詩『オメロス』(1990)を下敷きに、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーから委嘱されて生まれた作品。
 <著者>(1930―)…カリブ海セントルシア出身の詩人・劇作家。のち、トリニダードに移住。詩集『漂流者』(65)、『オメロス』(90、W・H・スミス文学賞)、詩劇『ドーフィンの海』(54)、『モンキー山の夢』(67)など数々の傑作を発表。1992年に「きらめくような一連の詩作」が評価され、カリブ海域で初めてノーベル文学賞を受賞した。
 http://www.kokusho.co.jp/kinkan/index.html


[5115] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/05(Wed) 20:23

下記書籍が既刊。
●『ギリシア・ローマ時代の書物 新版』
朝文社 
H.ブランク著 戸叶勝也訳 
\6,731<税込>


●『西洋美術のことば案内』 
小学館 
高橋裕子 
\2,100<税込>

 専門用語を豊富な図版とともにやさしく解説。展覧会場の説明や美術書を読んでいて出会う、知っていそうで意外に知らない、知ればますます美術鑑賞が楽しく、好きになる、西洋美術にまつわる専門用語。本書は、絵画を中心に彫刻、工芸の分野からも厳選したそんな「ことば」の数々を、既存の用語集の形式にとらわれることなく、読み物形式で、豊富なカラー図版・図解とともに、面白く、わかりやすく具体的に解説していく案内書です。好評を博している既刊『日本美術のことば案内』の姉妹編として、展覧会場に携帯して活用できるガイドブックであると同時に、自宅や学校で楽しく学習し、理解を深めることができる、ユニークな形の美術入門書でもあります。巻末には、便利な基礎用語・人名集が付いています。
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_detail?isbn=9784096815434

●3月13日19:00〜20:30、イタリア文化会館(東京)にて青柳正規氏の特別講演会「「ヴィーナス、美か力か」―ウルビーノのヴィーナス展にちなんで」が開催予定。
 http://www.aigtokyo.or.jp/evTK.htm
 http://www.venus2008.jp/2008/02/post_a828.html

下記書籍が3月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『王の表象』
山川出版社 
渡辺節夫編 
予価 \3,360<税込>

 王の表象を文学作品から読み取り、文学と歴史学の視点から、王権観の時代的・地域的な差異を明らかにしようとする試み。

下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『スラヴ世界のイースター・エッグ ピーサンキからインペリアル・エッグまで(仮題) ユーラシア選書7』 
東洋書店 
栗原典子
予価 \1,785<税込>

 東方正教会のイースターとイースター・エッグを幅広く紹介。その起源と歴史、特徴的な紋様の意味に加えて作り方、写真も多数収録。


[5114] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/03/03(Mon) 19:44

◎高島賢治さん
>『ローマ帝政中期の国家と教会 ― キリスト教迫害史研究 193-311年 ―』
目次や序論、結論がWEBで読めるのはありがたいですね。


[5113] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/03/02(Sun) 20:15

下記書籍が3月19日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ローマ帝政中期の国家と教会 ― キリスト教迫害史研究 193-311年 ―』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764272725.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
保坂高殿 
A5・664頁 
予価 \12,600<税込>

 ローマ帝政中期に起こったキリスト教大迫害の原因はどこにあったのか。帝国側と教会側の史料を徹底的に吟味し、「迫害」を帝国行政の視点から新たに叙述し直す。『ローマ帝政初期のユダヤ・キリスト教迫害』の続編。
 ■■目次 (PDF)http://133.82.226.127/~hosaka3/contents/MiddleIndex.pdf
 ■■序論 (PDF)http://133.82.226.127/~hosaka3/contents/MiddleProlog.pdf
 ■■結論と展望 (PDF)http://133.82.226.127/~hosaka3/contents/MiddleEpilog.pdf
 【高島の蛇足コメント】未刊行の書籍の目次等が読めます。
 http://www.chiba-u.ac.jp/general/juten/pdf/03_project.pdf
 <著者>http://www.l.chiba-u.ac.jp/page/instructor/detail/203/
    http://hist-q.l.chiba-u.ac.jp/~hosaka3/contents/index.html

下記書籍が既刊。
●『肖像と個性 立教大学人文叢書』 
春風社 
藤巻明・浦野聡・小嶋菜温子・編著 
予価 \2,310<税込>

 下記論文が掲載。
 □□□ ポートレイト小前史  浦野聡 41頁
 □□□ ローマ皇帝の書かれたポートレイト バーバラ・レヴィック 28頁
 http://shumpu.com/index.php?itemid=2335
 http://rikkyo.daigaku.co.jp/tn/topics.php?id=683
〈浦野聡〉1961年生まれ。古代地中海世界史・古代ローマ史専攻。
    http://www.rikkyo.ne.jp/grp/cri/ken/vin/urano_s.html

●『あらすじで読む英国の歴史 対訳 ローマ時代から20世紀までいっきに読める!』 
中経出版 
ジェームス・M.バーダマン&渡辺愛子著 
\1,890<税込>

 イングランドの地名の由来は? ジェントルマンとはどんな身分? 歴史的事件から、宗教、文学、庶民の生活にいたるまで、イギリスの壮大な歴史と文化をわかりやすく紹介。旅行やイギリスでの生活を充実させる知識が満載。
〈ジェームス・M.バーダマン〉1947年アメリカ生まれ。ハワイ大学アジア研究専攻、修士。早稲田大学教授。
〈渡辺愛子〉1967年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学准教授。

下記書籍が2月既刊。
●『科学思想史』 
岩波書店 
坂本賢三 
\3,150<税込>

 科学思想史は、現在科学的と考えられている思想のみを、過去から拾い出すものではない。古代から現代に至る自然観の変化とそれに伴う研究方法の変化を描き、人類が自然といかに向きあってきたのかを描きだす。
 <目次> □□科学思想史の課題 □□古代オリエントの自然観 □□ギリシア科学の成立 □□アレクサンドリア科学 □□ローマの科学 □□西アジアの科学 □□前期中世ヨーロッパの科学思想 □□十三世紀革命 □□中世末期の科学思想 □□近代科学の成立 □□産業革命期の科学思想 □□近代科学の展開 □□現代科学の思想
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/2/0218970.html

下記書籍が3月14日刊行予定。
●『アテナイの前411年の寡頭派政変と民主政 テラメネスを中心に原因・目的・政権実態を解明』 
渓水社 
堀井健一 
A5・510頁 
予価 \8,400<税込>

 http://www.keisui.co.jp/korehon.html

下記書籍が3月19日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『アテネ 最期の輝き』
岩波書店 
澤田典子 
四六版・272頁 
予価 \2,940<税込>

 紀元前四世紀、アレクサンドロス大王の華々しい遠征の蔭で、マケドニアに敗れたアテネはどのように生きていたのか。民主政が終焉しギリシアの時代が幕を閉じるまでのアテネの最後の姿を、政治家・弁論家デモステネスを軸に生き生きと描く。一次史料にもとづいて従来の通説を再検討し、新しい見方を提示する。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/1/0220410.html
 <著者>http://www.hss.shizuoka.ac.jp/fac_mem/socio/sawada.html


下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『王の表象』
山川出版社 
渡辺節夫編 
予価 \3,360<税込>


●『羅英対訳・詳註『変身物語』を読む[4]』 
渓水社 
鈴木利久 
B5・240頁 
予価 \5,250<税込>

 Loeb版をテキストに詳細な語釈と英文対訳。
 http://www.keisui.co.jp/korehon.html

下記書籍が4月刊行予定。
●『演劇の歴史』 
文庫クセジュ 
アラン・ヴィアラ著 
高橋信良訳 
予価 \1,103<税込>

 西洋演劇のルーツ、ギリシア・ローマ演劇から説きおこし、フランス演劇を中心に解説。演劇と社会の繋がりという切り口から、社会の変遷の中で演劇を捉える。演劇史・西洋史の入門書。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=50923

●4月7日19:00〜19:45、NHK・BSハイビジョンにて「アートエンターテインメント 迷宮美術館 ヴィーナスをめぐる愛のかたち 〜出張!ウルビーノのヴィーナス展〜(仮題)」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/docum_7later.html http://www.nhk.or.jp/bs/genre/hobby_7later.html
 「天上の美は余計な装飾を必要としない」という考えから古来、裸で表現されてきた愛の女神「ヴィーナス」。中でも、西洋美術史上初めて、大胆に艶めかしく描かれた傑作がルネサンスの巨匠ティツィアーノが描いた『ウルビーノのヴィーナス』である。同時代のみならず、後世の画家にも衝撃を与え、近代にいたる裸婦像の原点となった名画は、いかにして誕生したのか? イタリア・ウフィツィ美術館の至宝が、今春、日本初公開となる。会場の国立西洋美術館でヴィーナスの魅力を徹底解剖する。
 【高島の蛇足コメント】NHK・綜合での放映は4月6日14:15〜15:00か、4月13日14:15〜15:00と思われる。

下記書籍が4月中旬刊行予定。
●『オリンピックのすべて 古代の理想から現代の諸問題まで』
大修館書店 
V.Girginovほか著 
舛本直文訳 
A5・400頁 
予価 \3,045<税込>

 http://www.taishukan.co.jp/bookline/deruhon/NEWS0804.html

下記書籍が4月下旬刊行予定。
●『フリーメイスンのすべて その歴史・象徴・秘密』 
創元社 
W・カーク・マクナルティ著 
武井摩利訳


[5112] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/02/28(Thu) 17:38

下記書籍が既刊。
●『大学教育の構築』 
南窓社 
斎藤泰 
\2,415<税込>

 大学教育の実践―西洋史からの大学改革(スイス史研究から大学教育へ/大学教育におけるヨーロッパ史/いかに学生を教室に引きつけるか/専門科目の「読み替え」/文献講読のススメ ほか)/スイスとイギリス―西洋史の教材を求めて(ヨーロッパ文化の「基底」にあるもの―イギリスとスイスを事例として/都市・農村関係史としてのスイス連邦/スイス連邦の成立と発展にみる都市と農村/二八九九と三二一八―スイスと日本のある比較/「スイスの道」への誘い ほか)
 <著者>1942年生まれ。西洋中世史、スイス史専攻。宮城県石巻高等学校卒業後、東北大学文学部、同大学院で西洋史を学ぶ。1973年4月より熊本女子大学、1988年10月より秋田大学に勤務。現在、秋田大学教育文化学部教授。
 http://item.rakuten.co.jp/book/5459179/

●『花の西洋史事典』 
八坂書房 
アリス・M.コーツ編 
白幡洋三郎・白幡節子訳 
\5,040<税込>

 日本でもお馴染みの花を巡る逸話や民俗風習、世界各地から導入された植物のヨーロッパにおける園芸史などを、膨大な資料渉猟から詳細に解き明かす、花の文化史事典。巻末に関係人物の小事典を付す。
 <編者>1905〜1978年。バーミンガム生まれ。戦前は児童書の挿絵を描き、戦後は園芸植物史研究に力を注いだ。著書に「プラントハンター東洋を駆ける」など。
 http://www.yasakashobo.co.jp/books/detail.php?recordID=522

●『カヴァフィス 詩と生涯』 
みすず書房 
ロバート・リデル著 
茂木政敏・中井久夫・訳 
\5,460<税込>

 古代ギリシャの精神的子孫、ヘレニズム世界の継承者たるを誇らかに証する144篇に及ぶ詩への言及をとおして、ギリシャ語詩人カヴァフィス(1863‐1933)の生を立体的に描く。
 http://www.msz.co.jp/book/detail/07359.html

下記書籍が2月刊行予定。
●『ドイツ史を考える』
山川出版社 
T.ニッパーダイ著 
坂井榮八郎訳 
予価 \4,725<税込>

 ドイツの代表的な歴史家の一人トーマス・ニッパーダイのエッセイ集(1986年刊)から6編を選んで翻訳紹介する。ドイツの伝統的歴史学の正道を受け継ぎ、ときに保守派の論客ともいわれた歴史家の、重厚で、理論的な「語り」の意味を今の時代に問う。

●3月2日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 タムガリの考古的景観にある岩絵群・カザフスタン」が放映予定。
 (3月7日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 中央アジア・カザフスタンのタムガル峡谷に残る岩絵群を訪ねる。カザフスタンから東西に広がる大草原は、中国からハンガリーまでをつなぐ文化の通り道だった。岩絵は、草原の遊牧民が岩に刻み込んだものである。太陽の顔を持つ神、シャーマンとみられるしっぽのある人間など、不思議な世界が描かれている。69年には遊牧民の古墳から黄金の副葬品「黄金人間」が発掘された。
http://tv.nifty.com/cs/catalog/tv-program_program/detail/tk_03/sk_01/ak_01/s_01/id_100000033100027905010803022330/1.htm

下記書籍が3月刊行予定。
●『ユダヤとイスラエルのあいだ(仮題)』 
青土社 
早尾貴紀
予価 \2,520<税込>

 http://www.seidosha.co.jp/index.php?published

下記書籍が3月中旬刊行予定。
●『世界史をどう教えるか』 
山川出版社 
神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会・編 
予価 \1,890<税込>

 高校教師の視点から、新しい世界史をどう教えるか。日々研鑽を積み重ね、議論をくりかえしながらまとめられた10本の研究報告。

下記書籍が3月18日刊行予定。
●『都市計画の世界史』 
講談社現代新書 
日端康雄
予価 \924<税込>

 権力者の思想、宗教、軍事上の理由、そしてあるときは衛生上の観点から、時代とともに変化する都市の姿を描き出す。

下記書籍が3月25日刊行予定。
●『岩波 社会思想事典』 
岩波書店 
今村仁司・三島憲一・川崎修編 
予価 \3,150<税込>

 個人、社会、自由、平和、政治……基礎用語197を厳選して解説。人文・社会系学問を学ぶ人に必備。

下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『歴史的ヨーロッパの政治社会』 
山川出版社 
近藤和彦・編
予価 \6,300<税込>

 中世から21世紀まで、東中欧・西欧からアメリカ大陸まで、歴史的に形成された広義のヨーロッパを分析的に論じる。

下記書籍が4月16日刊行予定。
●『ともしびをかかげて(上)』 
岩波少年文庫 
ローズマリ・サトクリフ著 
猪熊葉子訳


●『ともしびをかかげて(下)』 
岩波少年文庫 
ローズマリ・サトクリフ著 
猪熊葉子訳

 主人公の青年アクイラが、去っていくローマ軍団を脱走、故郷の島に残ることを決意したことから、息づまるばかりの人生ドラマが展開する。意志を貫いて生きることの美しさを語る、カーネギー賞受賞作。

●『ヘロドトス 歴史 (下)』 
ワイド版岩波文庫 
松平千秋訳


下記書籍が4月刊行予定。
●『ナイル 地域をつむぐ川 [世界史の鏡 7巻]』 刀水書房 加藤博 予価 \1,680<税込>


[5111] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/02/23(Sat) 19:51

下記書籍が3月19日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ローマ帝政中期の国家と教会 キリスト教迫害史 193-311年』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764272725.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
保坂高殿 
予価 \12,600

 ローマ帝政中期に起こったキリスト教大迫害の原因はどこにあったのか。帝国側と教会側の史料を徹底的に吟味し、「迫害」を帝国行政の視点から新たに叙述し直す。『ローマ帝政初期のユダヤ・キリスト教迫害』の続編。
 http://www.chiba-u.ac.jp/general/juten/pdf/03_project.pdf
 <著者>http://www.l.chiba-u.ac.jp/page/instructor/detail/203/

下記書籍が4月10日刊行予定。
●『増補改定 新約ギリシヤ語辞典』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764240327.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
岩隈直 
予価 \6,825<税込>


[5110] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/02/22(Fri) 21:18

●下記に『早大エジプト発掘40年展:道近代美術館で来月23日まで−−開幕 /北海道』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080220-00000029-mailo-hok

●下記に『盗難のフレスコ画を回収 ローマ皇帝ネロ妻宅の傑作』という記事あり。
 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008022001000167.html

●3月16日迄、古代オリエント博物館(東京・池袋)にて「楔形文書の発見! 海外調査速報2007」展、開催予定。
http://www.sa.il24.net/~aom/moyo.html

下記書籍が2月22日刊行予定に変更。
●『反ユダヤ主義を美術で読む』 
青土社 
秦剛平 
予価2,520<税込>

 http://www.seidosha.co.jp/index.php?%C8%BF%A5%E6%A5%C0%A5%E4%BC%E7%B5%C1%A4%F2%C8%FE%BD%D1%A4%C7%C6%C9%A4%E0

下記書籍が2月25日刊行予定。
●『シリーズ絵解き世界史5 十字軍の遠征と宗教戦争』 
原書房 
ジェイムズ・ハーパー著 
日本語版総監修・本村凌二 
予価 \2,730<税込>

 聖地奪還の名の下、大陸全土を巻き込み、後の世界を大きく変えた一大宗教戦争のすがた!

下記書籍が2月25日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『“ヨーロッパ”とは何か? 第二次大戦直後の連続講演から』 刀水書房 L.フェーヴル著 長谷川輝夫訳 A5・466頁 予価 \5,985<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kenkyusyo/4-88708-364-6.htm

下記書籍が3月10日刊行予定。
●『歴史随想パッチワーク』 
中央公論新社 
犬養道子 
予価 \2,100<税込>

 アレクサンドルや玄奘のような英雄にはじまり、奴隷や難民まで、全世界に大きな影響を与えた光と蔭の人々を活写する歴史エッセイ。

下記書籍が3月29日刊行予定。
●『完全版 アレクサンドロス 世界帝国への夢』
日本放送出版協会 
安彦良和 
予価 \1,365<税込>

 世界の果てを夢見た男――大王アレクサンドロス。鬼才・安彦良和が描き下ろした歴史コミックの傑作が、「完全版」として甦る。

下記書籍が4月上旬刊行予定。
●『農耕起源の人類史』 
京都大学学術出版会 
ピーター・ベルウッド著 
佐藤洋一郎ほか監訳
予価 \5,040<税込>

 農耕はいかにして世界中へと広まったのか。考古学、人類学など伝学の成果を博捜し、この人類史的問いを大胆に推理する。


[5109] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/02/15(Fri) 16:47

下記書籍が既刊。
●『青雲の彼方 カルタゴの名将ハンニバルの生涯』 
ブイツーソリューション <発行> 
星雲社<発売> 
樋口靖明 
\1,680<税込>

 http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=21612
カルタゴの将軍ハンニバルは、第二次ポエニ戦争でローマ帝国と戦い、後一歩まで追い詰めた人物とされる。
 第一次ポエニ戦争でローマに敗れた将軍を父に持ち、そこから大国ローマへの復讐を一族の宿願として誓い、英才教育を受けた青年期。実際に将軍となり、有名な「アルプス越え」など、奇想天外な発想で革命的戦術を編み出し、歴史に残る英雄として名を馳せた壮年期。戦後、祖国カルタゴに戻り、政治家として一時代を築くも、最終的にその身を追われ、寂しく自害を遂げた老年期。
 それらハンニバルの生涯を、綿密な調査と研究により描き出した歴史書として、本書は国内でも稀有の存在である。また、その躍動感溢れる描写は、純粋なエンターテイメント小説としても、脳裏にまるで映画のようなイメージの数々を浮かび上がらせ、読者を飽きさせることなく古代ローマの世界へと導いてくれるだろう。
 さらに、本書ではカリスマ性に満ちたハンニバルの、これまで描かれてこなかった人物像にもスポットを当てている。
 優れた戦術家であり、また政治家であった彼は、いかにしてリーダーに成り得たのか。人材・人心の把握、天候や敵の心理の掌握、ユーモアも交えた弁舌、獅子身中の虫とも言える同国内での派閥争い、危機管理など、現代でも通用するリーダーへの指南書としても読み応えがある。
 同時に、家族との絆を大事にする姿は、昨今失われつつある父親としての威厳も教えてくれるだろう。
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=21612

下記書籍が2月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『キリスト教修道制の成立』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4423460629.09.MZZZZZZZ.jpg創文社 
戸田聡 
A5・288頁
予価 \5,775<税込>

 今日世界各地に見られるキリスト教の修道院の源流は、3−4世紀の地中海世界、特にエジプトなどに求めることができる。本来人間が生きられない場所である砂漠への隠遁を敢行した「修道者の父」アントニオス、さらにその先駆者たちの試みがキリスト教修道制の端緒を成しているのである。その後の歴史に鑑みて、修道制の成立はキリスト教史上巨大な意義を有すると言うことができる。では、修道制はどのようにして成立したのか。これまでに提出された様々な学説を批判的に検討し、さらに修道生活とはそもそもどのようなものだったかを提示しつつ、修道制の成立という、古代キリスト教史研究上最もよく議論されてきた問題の一つに対して、新たな光を当てるのが本書の狙いである。
 <目次>第1部=修道制の成立をめぐる諸論点(最初の隠遁者テーバイのパウルスは存在したか/『アントニオス伝』の史料価値をめぐって/無学な修道者アントニオス/キリスト教修道制の成立とマニ教/エジプトにおけるキリスト教修道制の成立をめぐる覚書/ローマ期エジプトにおけるキリスト教の普及をめぐって) 第2部=キリスト教修道制の成立(『師父たちの金言』とポントスのエウアグリオス/古代末期におけるキリスト教修道制の成立/キリスト教修道制の成立をめぐる諸論点の詳論) 補論=初期修道制と主知主義(グノーシス主義と修道制/なぜエウアグリオスは秘教的だったか)
 http://www.sobunsha.co.jp/bookdates/ISBN978-4-423-46062-7.html
 <著者>http://www.acc-web.com/yokohama/detail.php?select_class=31100191

●2月23日20:00〜20:45、NHK綜合テレビにて「探検ロマン世界遺産 高原の聖地 ミレニアムの大巡礼 〜 エチオピア・ラリベラ岩窟聖堂 〜」が放映予定。 
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr105_1.html
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/

下記書籍が2月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代オリエント世界像からの脱出 ピラミッド・テキストから原始キリスト教までの神話・宗教・政治』
春風社 
磯部隆 
四六版・384頁 
予価 \4,500<税込>

 世界像が変遷する過程を追い、思想・表現の類似性と根本的な差異性をとらえる。両極に屹立する神々をとおして世界史の意味を問う。
 http://shumpu.com/index.php?itemid=2299
 <著者>http://www.nomolog.nagoya-u.ac.jp/teacher/professor/isobe.html

下記書籍が3月10日刊行予定。
●『ゾロアスター教 世界最古の啓示宗教のすべてがわかる決定版』 
講談社選書メチエ 
青木健 
予価 \1,575<税込>

 光と闇の闘争、天国と地獄、最後の審判、メシア思想。すべての宗教思想は古代ペルシャから始まった。現地調査と最新の知見をもとに描く、ゾロアスター教の全貌。

下記書籍が3月12日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『アレクサンドリアのフィロン 生涯と著作』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764272717.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
K.シェンク著 
土岐健治・木村和良訳 
予価 \4,725<税込>

 イエスやパウロと同時代に、エジプトの地中海都市アレクサンドリアで活躍したユダヤ人思想家フィロン――その生涯と著作・思想に迫る。フィロンを知ることは、古代世界、古代ユダヤ教、哲学史を知ることであり、新約聖書の背景・初期キリスト教について知ることである。最新の研究成果にもとづいた、格好のフィロン入門書。
 <目次>□□フィロンのパズルのかけら□□フィロンの生涯と著作□□ユダヤ人と異邦人の中でのフィロン□□フィロンの世界観□□フィロンとキリスト教□□フィロンの著作概略/フィロンの全著作への主題索引□□用語解説
 <著者>1966年生まれ。アメリカのインディアナ・ウェスレイアン大学准教授(新約聖書学)。ノートルダム大学、アズベリー神学大学でも教鞭をとる。1/2コリント書の注解、ヘブライ書に関する研究書など著書多数。

下記書籍が3月14日刊行予定。
●『聖書考古学 旧約篇 ふくろうの本』 
河出書房新社 
杉本智俊 
予価 \1,890<税込>

 聖書考古学最新の成果を元に、イスラエルの地にある旧約聖書時代の遺跡を訪ね、アブラハムからバビロニア捕囚までの時代を復元する。

下記書籍が3月21日刊行予定。
●『地中海のほとり』 
朝日新聞社 
牟田口義郎
予価 \1,575<税込>

 プロバンス、シチリア、マグレブ、アンダルシア――当時朝日新聞パリ支局長だった著者の地中海沿岸諸国旅行記は新聞連載ののち、単行本、選書となって好評を得た。本書はその復刻版。紀行文の名著が30年ぶりによみがえる。

下記書籍が5月刊行予定。
●『Truth In Fantasy ローマ人物事典(仮題)』 新紀元社 市川定春 予価 \1,890<税込>
 ローマが建国された年はローマ人の伝えるところによれば、紀元前753年。その後1453年に東ローマ帝国が滅亡するまで2000年以上の歴史を持つローマ。王政、共和制、帝政と形を変えながらも衰退と繁栄を繰り返してきたローマ。その壮大な歴史のなかで名を残した人物たちを整理して紹介していく一冊です。
【主な人物 総勢約250人】王政期:ロームルス/レムス/アエネーアースなど共和制期:ガイウス・ユリウス・カエサル/セクストゥス・ポンペイウスなど帝政期:オクタウィアヌス/ネロ/ロムルス・アウグストゥルスなど東ローマ帝国時代:アルカディウス/バシリスコスなど
 http://www.shinkigensha.co.jp/kinkan/index.html


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