古代ローマBBS 過去ログ55

[5108] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/02/12(Tue) 06:25

◎高島賢治さん
> 下記に塩野七生氏のエッセイ「イタリアに住む」連載中。
いつも情報ありがとうございます。
その中に「今ではエレベーターで最上階まで一気に登れるようになったコロッセウム」とありました。そんなに便利になっていたとは知りませんでした。


[5107] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/02/08(Fri) 17:47

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『馬飼聖者 ギリシャ正教中世歴史譚』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4805608099.09.MZZZZZZZ.jpgサンパウロ 
及川信
\1,680<税込>

 舞台は十一世紀、ローマ帝国(ビザンティン帝国)。難敵ブルガリアにようやく勝利を収めたころ、皇帝の信任厚い一人の武将が退任し、軍馬育成のために牧場を始めた。無骨なまでに駿馬を育てようとする武将。その牧場の利益をねらって、陰謀を張りめぐらす将軍や商人たち。彼らの謀略は、弱者たちや一般民衆、教会をも巻き込んでいく・・・。正教会の司祭である著者が、現実の中で信仰を生きるとはどういうことなのか、鋭く問う歴史小説。
 http://www.sanpaolo-shop.com/product/5533

下記書籍が既刊。
●『オシリスの設計図 上巻 ギザのピラミッド群は太陽と惑星を表わす』 
中日出版社 
俵谷宗作 
\2,500<税込>


●『異端の肖像』 
河出文庫 
渋沢竜彦 
\756<税込>

 狂気と偽物による幻想の城ノイシュヴァンシュタインを造らせたルドヴィヒ二世。神秘思想を体現した二十世紀の魔術師グルジエフ。数百人ともいわれる幼児虐殺を犯した享楽と残虐のジル・ド・レエ侯。ルイ十六世の処刑を主張した熱狂的革命家サン・ジュスト…。彼らを魅了した魂と幻影とは何だったのか。そして孤独と破滅とは何だったのか。時代に背を向けた異端児達を描くエッセイ。
 □□バヴァリアの狂王―十九世紀ドイツ□□二十世紀の魔術師―二十世紀ロシア□□生きていたシャルリュス男爵―十九世紀フランス□□バベルの塔の隠遁者―十八世紀イギリス□□幼児殺戮者―十五世紀フランス□□恐怖の大天使―十八世紀フランス□□デカダン少年皇帝―三世紀ローマ
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309408910

●1996年から1999年に刊行された中央公論新社「世界の歴史 全30巻」が中公文庫より文庫版、1月より刊行開始。第1回配本は『中公文庫 世界の歴史16 ルネサンスと地中海』。

下記書籍が2月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『反ユダヤ主義を美術で読む (仮題)』 
青土社 
秦剛平 
予価2,520<税込>

 ユダヤ・キリスト教研究の第一人者が満を持して世に問う、好評の 「美術で読む」 シリーズ第3弾完結編。今回のテーマはいよいよ 「反ユダヤ主義」です。教会美術、写本挿絵から西洋名画まで図像180点余を取り上げ、西洋文明の根底に古代から連綿とつづくユダヤへの憎悪と偏見を視覚的な表象として掘り起こします。内田樹 著『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書、小林秀雄賞)がベストセラーになった昨今、ふたたびユダヤへの関心が高まっています。他に類のない画期的な書として大きな話題を呼ぶでしょう。
 http://www.seidosha.co.jp/index.php?%C8%BF%A5%E6%A5%C0%A5%E4%BC%E7%B5%C1%A4%F2%C8%FE%BD%D1%A4%C7%C6%C9%A4%E0

下記書籍が『リデルハート ある戦略思想家の生涯と思想』より改題されて2月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『リデルハートとリベラルな戦争観』 
中央公論新社 
石津朋之 
予価 \2,520<税込>

 西側自由民主主義国家の戦略理論の礎を築いた二十世紀最大の戦略家であるリデルハートの生涯とその戦略思想をまとめた本邦初の評伝。
 http://www.chuko.co.jp/new/2008/02/003915.html

●2月13日05:00〜05:30、BS−i<デジタル衛星テレビ>にて「東ローマ帝国 ビザンチン帝国3」が放映予定。
●2月14日05:00〜05:30、BS−i<デジタル衛星テレビ>にて「東ローマ帝国 ビザンチン帝国4」が放映予定。
●2月15日05:00〜05:30、BS−i<デジタル衛星テレビ>にて「東ローマ帝国 ビザンチン帝国5」が放映予定。

下記書籍が2月中旬刊行予定。
●『新しい博物館学』 
芙蓉書房出版 
全国大学博物館学講座協議会西日本部会著 
予価 \1,995<税込>


●2月16日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! 砂漠に消えたもう一つのピラミッド王国の謎」が放映予定。
 ヌビア人が築いたクシュ王国。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

●雑誌『旅 2008年4月号』が2月20日発売予定。
 旅モード大特集 南イタリアの旅×新作モード特集 太陽のかけらをドレスに込めて、シチリアの春物語。
 http://www.shinchosha.co.jp/tabi/next.html

下記書籍が2月22日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『申命記史書 旧約聖書の歴史書の成立』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406708.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
T.C.レーマー著 
山我哲雄訳 
予価 \6,720<税込>

 旧約聖書における歴史記述の始まりという問題を提起し、「申命記史書」理論を提唱したM・ノート。この理論が発表されてから六十年余りの批判的研究の過程で、様々に立てられた仮説を、旧約学の最新成果をもとに吟味し、相互に対話させる最先端の研究書。
 http://www.bp.uccj.or.jp/topics/0802/080203.pdf

下記書籍が3月10日刊行予定。
●『生き残った帝国ビザンティン』 
講談社学術文庫 
井上浩一


下記書籍が3月28日刊行予定。
●『ルネサンスとは何であったのか』 
新潮文庫 
塩野七生 
予価 \460<税込>


下記書籍が3月19日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『アテネ 最期の輝き』
岩波書店 
澤田典子 
四六版・272頁 
予価 \2,940<税込>

 紀元前四世紀、アレクサンドロス大王の華々しい遠征の蔭で、マケドニアに敗れたアテネはどのように生きていたのか。民主政が終焉しギリシアの時代が幕を閉じるまでの最後の姿を、政治家・弁論家デモステネスを軸に描く。
 <著者>http://www.hss.shizuoka.ac.jp/fac_mem/socio/sawada.html

下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『カトリックと文化 出会い・受容・変容』 
中央大学出版部 
中央大学人文科学研究所編
予価 \5,985<税込>


下記書籍が3月21日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森 麗しき悪霊の姫(上)』 トクマ・ノベルズEdge 麻木未穂 予価 \860<税込>
 シフとレギウスのコンビが再復活。レギウスは永遠の「眠り」より復活する。レギウスをめぐる女の争いはいや増しに増すのであった。


[5106] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/02/05(Tue) 20:05

●下記に塩野七生氏のエッセイ「イタリアに住む」連載中。(毎週金曜日に更新)
 http://www.shinchosha.co.jp/topics/italia/
 共同通信社から全国の地方紙に配信される塩野七生さんの連載エッセイ「イタリアに住む」が1月18日から始まりました。イタリア滞在40年近くを数える塩野さんが、かの地に住むことの実際を様々な角度から紹介する内容です。

●2月9日10:00〜10:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック 失われた古代都市 (2回シリーズ)第2回 ヒッタイトの謎の都市 ハットゥシャ」が放映予定。再放送。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

●2月11日05:00〜05:30、BS−i<デジタル衛星テレビ>にて「東ローマ帝国 ビザンチン帝国1」が放映予定。
●2月12日05:00〜05:30、BS−i<デジタル衛星テレビ>にて「東ローマ帝国 ビザンチン帝国2」が放映予定。

下記書籍が2月13日刊行予定。
●『地獄誕生の物語』 
以文社 
中川文人 
予価 \1,890<税込>

 なぜ私たちは地獄を知っているのか。素朴な疑問をきっかけに、三千年前のメソポタミアへと向かい、「失われた伝説」を呼び覚ます。


[5105] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/02/03(Sun) 19:11

◎高島賢治さん
> テキストに六頁の文章があります。この部分は放送はないと思われます。
いつも情報ありがとうございます。本屋さんで眺めてみようと思います。


◎julyさん
> 古代ローマの理科系の話って何かありますかね。
いろいろあると思いますよ。関係しそうな本をいくつか挙げるておきます。

古代の技術史
R.J. フォーブス (著)


ローマ経済の考古学
ケヴィン グリーン (著)


アッティカの大気汚染
http://images-jp.amazon.com/images/P/488629233X.09.MZZZZZZZ.jpg古代ギリシャ・ローマの環境破壊


にくさん、DSSSMさんが質問に答えてくださっています。質問しっ放しではなく、お礼を兼ねてその後どうしたのか報告の書き込みをするようにして下さい。


◎にくさん
はじめまして。これからもいろいろ書き込みお願いします。
フォローありがとうございます。

> プリニウスなんかは面白いですよ。
プリニウスはいいですね。私も好きです。


◎DSSSMさん
お久しぶりです。

> 『ローマ帝国の没落』(チェインバーズ編
様々な見方が書いてあって、比べてみるだけで面白いですよね。


[5104] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/02/01(Fri) 21:31

●2月6日00:40〜04:00、NHK・BS2にて映画「スパルタカス」が放映予定。
若き日のS・キューブリック監督が、自由と尊厳を求める人々を力強く描いた歴史超大作。紀元前1世紀ローマ帝国。奴隷のスパルタカスは、頑健な体を見込まれ剣闘士となるが、見世物として殺し合いをさせられることに怒りを覚え仲間とともに反乱を起こす。奴隷たちを解放しながら勢力を増す反乱軍にローマ帝国の大軍団が黙っているはずもなく、やがて決戦のときを迎える。アカデミー助演男優賞(P・ユスチノフ)ほか3部門受賞。
 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-02-05&ch=12&eid=24456
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html

●2月17日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 ニサのパルティア時代の要塞 国立歴史文化公園 "古代メルヴ"」が放映予定。
 (2月22日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 砂漠化が進み、「文明の空白地帯」だと見なされてきた中央アジア。しかし、そこにはシルクロ―ドを通じて世界につながるオアシス都市が幾つもあった。「ニサの要塞」は、紀元前3世紀にローマ帝国と世界を二分する勢いを誇ったパルティア王国の都だった。ヴィーナス像や象牙の杯が発掘され、世界を驚かせる。
 http://www.tbs.co.jp/heritage/info/onair.html

下記書籍が2月22日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代ギリシア文学史』 
岩波全書セレクション 
高津春繁 
B6・368頁 
予価 \3,255<税込>

 西欧文明の源泉の一つである古代ギリシア文学。その対象は哲学・歴史・演説にも及ぶ。これら広汎な作品に懇切な解説を試み、その歴史的展開を追う。文学研究者は勿論、西欧文明の本質を理解するためにも必読の書。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/0218940.html

●『旧約聖書文学史 (上)』 
岩波全書セレクション 
関根正雄  
B6・320頁 
予価 \3,150<税込>


●『旧約聖書文学史 (下)』 
岩波全書セレクション 
関根正雄  
B6・360頁 
予価 \3,255<税込>

 旧約研究の新たな地平を切り拓いた著作。資料分析や成立年代を検討する緒論学の成果を前提に、文学社会学的立場を取り入れることで、それまで困難とされていた旧約聖書文学史を描き出すことに成功した。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/6/021895+.html#SERIES

下記書籍が2月下旬刊行予定。
●『古代オリエント世界像からの脱出』
春風社 
磯部隆 
予価 \4,500<税込>

 <著者>http://www.nomolog.nagoya-u.ac.jp/teacher/professor/isobe.html

下記書籍が3月上旬刊行予定。
●『大聖堂ものがたり 聖なる建築物をつくった人々 「知の再発見」双書 136』 
創元社 
アラン・エルランド=ブランダンブルグ著 
池上俊一監修


●3月7日00:45〜03:21、NHK・BS2にて映画「グラディエーター」が放映予定。
名匠リドリー・スコットが描くスペクタクル史劇。ローマ帝国時代、ゲルマン民族との戦いを続ける将軍マクシムスは、老皇帝マルクス・アウレリウスから次期皇帝を打診される。しかし皇帝の息子コモドゥスはそれを許さず、父親である皇帝を自らの手で殺害。わなにはまったマクシムスは、妻と息子を殺された上、奴隷の身に。すべてを失った彼は、復しゅうを胸に剣闘士となる。アカデミー作品賞、主演男優賞ほか5部門受賞。
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie_7later.html


[5103] Re[5101]: 誰か〜 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2008/01/31(Thu) 07:52

父達よ、新たに加わった者達よ

 julyさん


>最初はローマ滅亡時の気候変化とかについて調べようと思ったのですが、取り上げているサイトや本が全然なかったのであきらめました。

 ローマ帝国滅亡時の気候変化についてなら、『ローマ帝国の没落』(チェインバーズ編 弓削達訳 創文社歴史学叢書)という、ローマ帝国衰亡に関する色々な論文を集めた本の中に、エルスワース・ハンティントンという人の「ローマ没落の素因としての気候上の変化と農業の疲弊」というのが載っています。

 ただ、編者解説の最後のところには、「かれの論文は興味深い一例についてのきわめて大胆な仮説としては価値があるが、しかしかれ自身、単なる仮説を発表しただけで、実証ずみの切でないことを認めていた。」と書かれています。またこの仮説自体は、1917年出版の本にもともと入っていたもののようです。

 ページ数的には13ページほどで、論文と言っても読みにくくはありませんから、もしなんらかのルートで読めるようなら、読んでみるのも良いかもしれません。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[5102] VitruviusやPliniusは… 投稿者:にく 投稿日:2008/01/31(Thu) 03:41

はじめまして。東京で大学院生をしている者です。

> julyさん

理科系ということで建築術も含まれるとするなら、
有名な建築書を書いたウィトゥルウィウスという人物について
調べてみるのもいいかもしれませんね。

ウィトゥルウィウス、Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%A6%E3%82%B9
ウィトゥルウィウス、『建築書』
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%A6%E3%82%B9%E5%BB%BA%E7%AF%89%E6%9B%B8-1979%E5%B9%B4-%E6%A3%AE%E7%94%B0-%E6%85%B6%E4%B8%80/dp/B000J8E5VI/ref=sr_1_10?ie=UTF8&s=books&qid=1201717177&sr=8-10

あるいは『博物誌』を執筆した大プリニウスなんかも。

大プリニウス、Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%B9
大プリニウス、『博物誌』
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%8D%9A%E7%89%A9%E8%AA%8C-%E5%85%A83%E5%B7%BB-%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%82%B9/dp/4639005717/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1201717576&sr=1-4

他にも医者のガレノスなんかがいますね。

というわけで、こういう人たちの中から一人選んでみて、
選んだ人の日本語訳を図書館で借り、
興味のある部分を読んでまとめていてはいかがでしょう。
プリニウスなんかは面白いですよ。

あとは本ホームページの
http://www.augustus.to/books/archives/450_kagakugijutsu/index.html
が参考になります。

レポートがんばってください。


[5101] 誰か〜 投稿者:july 投稿日:2008/01/30(Wed) 23:16

初めて投稿します。僕は高校生なのですが化学の課題レポートで理科系の切り口ならどんな内容でもいいので書いて来いというのを出されました。僕としては古代ローマ関連でレポートを書きたいのですが、古代ローマの理科系の話って何かありますかね。最初はローマ滅亡時の気候変化とかについて調べようと思ったのですが、取り上げているサイトや本が全然なかったのであきらめました。どんな意見でもいいので助けてください。よろしくお願いします。


[5100] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/30(Wed) 20:47

●2月5日07:00〜07:30、BSデジタル・トゥエルビ [12ch]にて「ヘラクレス ヘラクレスとローマの人々(海外アニメ)」が放映予定。
 http://www.twellv.co.jp/
 http://www.twellv.co.jp/program/anime/an1.html

●2月19日19:00〜19:45、NHK・BSハイビジョンにて「世界ふれあい街歩き ポントレモリ〜イタリア〜」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/yotei.html

下記書籍が2月20日復刊予定。
●『ホメーロスの英雄叙事詩』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4004140064.09.MZZZZZZZ.jpg岩波新書 
高津春繁 
予価 \735<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/41/4/4140060.html

下記書籍が2月21日復刊予定。
●『アウグスティヌス 省察と箴言』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003380584.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
ハルナック編 
服部英次郎訳 
予価 \798<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/4/3380580.html

下記書籍が2月27日刊行予定。
●『ピタゴラスの定理 4000年の歴史』 
岩波書店 
E・マオール著 
伊理由美訳
予価 \2,940<税込>

 古代バビロニアから今日まで4000年に及ぶ数学の歴史を、ピタゴラスの定理を窓にして鮮やかに描く。

下記書籍が3月14日刊行予定。
●『ヘロドトス 歴史 (中)』 
ワイド版岩波文庫 
松平千秋訳


下記書籍が3月19日刊行予定。
●『アテネ最期の輝き』
岩波書店 
澤田典子 
四六版・272頁

 <著者>http://www.hss.shizuoka.ac.jp/fac_mem/socio/sawada.html


[5099] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/28(Mon) 21:08

◇augustusさんへ
>>> 本村凌二 嫉妬の考古学
>>タイトルからは中身が想像しにくいですが、どういう内容になるんでしょうね。気になります。(^^

テキストに六頁の文章があります。この部分は放送はないと思われます。


[5098] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/28(Mon) 20:29

●下記に『紀元前4世紀の沈没船を引き上げへ キプロス沖』という記事あり。
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200801260018.html

●2月2日10:00〜10:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック 失われた古代都市 (2回シリーズ)第1回 ラムセス2世の都 ピラメセス」が放映予定。再放送。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

下記書籍が2月刊行予定。
●『反ユダヤ主義を美術で読む (仮題)』
青土社 
秦剛平 
予価2,520<税込>

 http://www.seidosha.co.jp/index.php?published

●『グリュポン ポストカードブック』 
文芸社ビジュア 
海口紀子
予価 \630<税込>

 本書は、ギリシャ神話に登場するモンスターたちを中心に、浮かんだイメージや、こんなふうだったらいいというイメージを、思うままに色エンピツで描いたものです。ギリシャ神話のモンスターたちがずっと身近に感じられる一冊。

下記書籍が2月22日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『申命記史書 旧約聖書の歴史書の成立』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406708.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
T.C.レーマー著 
山我哲雄訳 
予価 \6,720<税込>

 旧約聖書における歴史記述の始まりという問題を提起し、「申命記史書」理論を提唱したM・ノート。この理論が発表されてから六十年余りの批判的研究の過程で、様々に立てられた仮説を、旧約学の最新成果をもとに吟味し、相互に対話させる最先端の研究書。

下記書籍が2月22日刊行予定。
●『マルコによる福音書 私訳と解説』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4400118924.09.MZZZZZZZ.jpg新教出版社 
宮平望
予価 \2,520<税込>


●『キーワードでたどるキリスト教の歴史』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406686.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
林信孝
予価 \2,310<税込>

 オーソドックスな歴史の知識にとどまらず、ローマ期から現代に至るそれぞれの時代のキーワードを解読することで、キリスト教の歴史をたどる。多くの図版や写真、教会建築史や人物伝などの「コラム」を収録。ヨーロッパの旅行ガイドとしても十分に楽しめる。

下記書籍が2月25日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『古典としての旧約聖書』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4882741849.09.MZZZZZZZ.jpg聖公会出版 
月本昭男 
予価 \1,890<税込>

 旧約聖書学、世界宗教史学、古代オリエント文化史などの碩学である月本昭男氏による五つの講演を収録。深い学識と無教会の信仰に支えられた論調は、力強い説得力をもって読む人のこころに響く。
 <目次>
 一章 古典としての旧約聖書
 二章 原初史の主題
 三章 旧約聖書の歴史記述と歴史観
 四章 人はひとりではない-旧約聖書にみる愛の倫理
 五章 旧約聖書にみる苦難の理解
 <著者>http://www.rikkyo.ne.jp/grp/tk/

下記書籍が3月刊行予定。
●『歴史神学 キリスト教思想史入門』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4873955149.09.MZZZZZZZ.jpgキリスト新聞社 
A・E・マクグラス著 
神代真砂実・関川泰寛訳
予価 \7,350<税込>

 『キリスト教神学入門』と並んでマクグラスが編んだ「歴史神学」の教科書。教父の時代から、中世、宗教改革、近・現代までの歴史を的確に掴んだオーソドックスなテキスト。第1章 教父時代(100年頃から451年頃)、第2章 中世とルネサンス(500年頃から1500年頃)、第3章 宗教改革とそれ以後の時代(1500年頃から1750年頃まで)、第4章 近・現代(1750年頃から現代まで)の4章から成る各章は、二つの主要なセクションから成っている。
 1.取り上げる時代の全般的概観。この概観は、読者が知っておく必要のあるその時代の歴史的背景、ならびにその時代の主要な神学的展開、個々の神学者、思想もしくは神学運動の学派を明らかにする。さらに、他の神学的な著作を利用するために必要な基本的な神学的語彙をも紹介する。
 2.取り上げる時代の諸主題のいくつかをより詳細に検討する一連の個別的な事例研究。これによって、読者はその時代の全般的な理解に加えて、重要な諸主題のいくつかについての個別的な知識を補うことができる。

下記書籍が3月10日刊行予定に変更。予価情報を変更して再掲。
●『アレクサンドリアのフィロン 生涯と著作』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764272717.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
K.シェンク著 
土岐健治訳 
予価 \4,725<税込>

 ユダヤ教とキリスト教をつなぐ重要な思想家フィロンの生涯・著作・世界観・キリスト教との関連などをわかりやすくまとめている。

下記書籍が3月中旬刊行予定。
●『面白いほどよくわかるギリシャ哲学』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4537255706.09.MZZZZZZZ.jpg日本文芸社
左近寺祥子・小島和男 
予価 \1,470<税込>

 数千年を経ても、なお読み継がれるギリシャ哲学。その代表的哲学者がプラトンやソクラテスである。本書は、簡単明瞭にその概観を把握し、歴史と流れが面白く理解できる、ギリシャ哲学入門書の決定版。


[5097] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/01/27(Sun) 15:29

◎高島賢治さん
> 本村凌二 嫉妬の考古学
タイトルからは中身が想像しにくいですが、どういう内容になるんでしょうね。気になります。(^^


◎成田和子さん
いらっしゃいませ。
番組の方は残念ながら録画しておりません。中身はだいたい塩野さんの本の内容をなぞったようなものだったように思います。


[5096] 重複 投稿者:成田和子 投稿日:2008/01/27(Sun) 07:05

ごめんなさい。メッセージ重複しました。
プイは、うちの猫です。猫からもお願いしてますので、
どうぞよろしく。


[5095] ビデオ 投稿者:成田和子 投稿日:2008/01/26(Sat) 23:03

あのお・・、今頃なんですが、1月3日に、TBSで、「新春超歴史ミステリー古代ローマ千年史」が放映されました。その録画をした方はありませんか?
 私はそれが見たくて、予約したのですが、間違えてほんの
30分しか入っていませんでした。
 どうしても諦められなくて、どなたか録画した方で、
見せていただく事はできませんか?
 でもこれって法律に触れませんよね?
 お願いします。(@^^)/~~~


[5094] ビデオ 投稿者:成田ぷい 投稿日:2008/01/26(Sat) 23:02

あのお・・、今頃なんですが、1月3日に、TBSで、「新春超歴史ミステリー古代ローマ千年史」が放映されました。その録画をした方はありませんか?
 私はそれが見たくて、予約したのですが、間違えてほんの
30分しか入っていませんでした。
 どうしても諦められなくて、どなたか録画した方で、
見せていただく事はできませんか?
 でもこれって法律に触れませんよね?
 お願いします。(@^^)/~~~


[5093] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/25(Fri) 20:22

下記書籍が2月25日刊行予定。
●『哲学の歴史 第1巻 哲学誕生 始まりとしてのギリシア』 
中央公論新社 
内山勝利編 
新書判・752頁 
予価 \3,675<税込>

 http://www.chuko.co.jp/zenshu/tetsugaku/PDF/naiyoumihon.pdf

下記書籍が2月25日刊行予定。予価情報を変更して再掲。
●『ギリシア悲劇 人間の深奥を見る』 
amazon 41210193340
中公新書 
丹下和彦
予価 \1,008<税込>

 それ以降の世界の演劇に圧倒的な影響を及ぼしたギリシア悲劇とは何だったのか。主要十一作品をていねいに読み込んで、その本質に迫る。
 http://www.chuko.co.jp/new/2008/02/101933.html


[5092] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/25(Fri) 19:03

下記書籍が2003年12月既刊。
●『クラシカル・アクティング 西洋古典戯曲の演技術』 
而立書房 
マルコルム・モリソン著 
三輪えり花 
\2,100<税込>

 古典劇(ソフォクレス、シェークスピア、モリエール、イプセン、チェーホフ)をどう理解し、演ずるのか。この難問を見事に解いてくれるのが、本書だ。マルコム・モリソンの平易にして簡潔なガイドは西洋古典劇をより身近なものにしてくれるだろう。現役俳優・演劇を学ぶ者の必携の書。
 <目次>
 古典劇対現代劇―現代に生きる俳優の責任
 戯曲のスタイル(様式)と内容―方法の前に意味を探る
 台本読解―ストーリー、背景、登場人物
 物語と状況―何を、なぜ、どのように(目的・理由・方法)
 ことば、ことば、ことば―話し方と聞き方
 英語の韻文の語り方―言葉の量と意味
 表の顔と裏の顔(パブリックかプライベートか)―自分の知っていること、自分のいる場所
 声と話し方(語り)―感情を表現すること、意味を明確にすること
 立ち居振舞い―しぐさと良い作法
 表現できないものはない―想像力と心意気
 これで俺は独りきりだ―長台詞と独白
 ギリシャ劇―物語と儀式
 演技のルールと目的―自然なるものに鏡を掲げる

下記書籍が2007年5月既刊。
●『ベスト・プレイズ 西洋古典戯曲集 新版』 (出版)相田書房 (発売)英潮社 日本演劇学会分科会西洋比較演劇研究会・編 \4,725<税込>
 ヨーロッパ演劇の7つのゴールデン・エイジから選んだ悲劇・喜劇を、解説、作品を考えるための設問、わかりやすい翻訳で紹介する。「ヴェニスの商人」「ドン・ジュアン」「ダントンの死」など12の作品を収録。〔初版:白凰社 2000年刊〕

下記NHKテレビ放送テキスト(雑誌)が1月25日発売。
●『NHK知るを楽しむ 歴史に好奇心』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4141891908.09.MZZZZZZZ.jpg山内昌之・佐伯順子
\683<税込>

 NHK教育テレビ「知るを楽しむ 歴史に好奇心」2〜3月放送用テキスト。
 2月放送 嫉妬(しっと)の劇場 山内昌之
 □□その君主 賢臣を許せず
 □□独裁者の業
 □□兄弟だからこそ 親友だからこそ
 □□暗い炎を燃やせなかった男
 本村凌二 嫉妬の考古学
 中村彰彦 名君保科正之を悩ませた女
 http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=61891902008

下記書籍が2月8日刊行予定。
●『オリンピック全大会 人と時代と夢の物語』 
朝日新聞社 
武田薫 
\1,365<税込>

 第一回アテネ大会は参加者約240人中200人がギリシャ人、「金メダル」は銀製だった。第2回で女性が初参加、第5回で初めて日本人が出場……。オリンピックはその時代、その国の状況を映し出す。北京前の全28大会で、参加者の数だけあるドラマを、出場日本人を切り口に物語る。アマチュアリズム、ドーピング、ジェンダーなど、現在につながるテーマも盛り込む。全日本人入賞者データつき。北京五輪がもっと楽しくなる一冊!

下記書籍が2月22日刊行予定。
●『銀文字聖書の謎』 
新潮選書 
新潮社 
小塩節 
予価 \1,260<税込>

 四世紀、ドナウ河畔でひとりの男が聖書のゲルマン語訳を成し遂げた。「神」はグスと訳され、ゴッドの源となるが……。ことばと歴史をめぐるエッセイ。

下記書籍が2月29日刊行予定。
●『雨天炎天 ギリシャ・トルコ辺境紀行』 
新潮社 
村上春樹 
\1,680<税込>

 1988年、村上春樹さんは、女人禁制の聖地、ギリシャ・アトスを徒歩で、そして兵士と羊と埃まみれのトルコを若葉マークの運転で廻る、苛酷な旅に出ました。


[5091] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/24(Thu) 18:03

下記書籍が既刊。
●『イスタンブールの群狼』 
ハヤカワ文庫HM 
ジェイソン・グッドウィン著 
和爾桃子訳 
\966<税込>

 http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/434701.html

●『地中海の記憶 先史時代と古代』
藤原書店 
フェルナン・ブローデル著 
尾河直哉訳 
A5・496頁+口絵24頁 
\5,880<税込>

 二十世紀最高の歴史家ブローデルの描いた“地中海の起源”とは?『地中海』の二十年後に一般読者向けに書き下ろされ、未公刊のまま眠っていた幻の書、待望の完訳。
 <目次>
 第一章 海を見る
 第二章 文明までの長い道のり
  □□最初の道具、最初の人間――前期旧石器時代
  □□火、芸術、呪術
  □□地中海の巻き返し――初めての農耕文明
  □□結論
 第三章 海が二重に生まれる
  □□メソポタミアとエジプトが産声を上げる
  □□川に浮かぶ小舟、地中海に浮かぶ船
  □□原始時代の地中海は巨石記念物で説明できるか?
 第四章 世紀をかけた統一
  □□進む統一
  □□コスモポリタンな文明を担う新たな役者、クレタ島
  □□出来事、変化、破局
 第五章 紀元前十二世紀から八世紀にかけて全てが変化する
 第六章 植民活動あるいは紀元前十世紀から六世紀にかけた「新世界」の発見
  □□フェニキア人がおそらく最初にやってくる
  □□エトルリア人――解明されていない謎
  □□ギリシア人による植民活動
 第七章 ギリシアの奇蹟
  □□ギリシアとは諸「都市国家」である
  □□アレクサンドロス大王の過ち
  □□ギリシアの科学と思想(紀元前8世紀から2世紀まで)
 第八章 ローマが地中海より大きくなる
  □□ローマの帝国主義
  □□地中海を越えて
  □□大いなる主役――地中海文明
 http://www.fujiwara-shoten.co.jp/book/book707.htm
 <著者>1902〜1985年。ソルボンヌ大学卒業。コレージュ・ド・フランス教授。『アナール』編集責任者。人間科学館創設。アカデミー・フランセーズ会員。著書に「地中海」など。
 http://www.fujiwara-shoten.co.jp/book/braudel.htm

●NHK・BSハイビジョンにて「新春ハイビジョン中継 エジプト文明 母なる大河ナイル 総集編(1)(2)(3)」が放映予定。再放送。
 ・1月28日20:00〜21:30
 ・1月29日20:00〜21:30
 ・1月30日20:00〜21:30
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-01-28&ch=10&eid=17894
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-01-29&ch=10&eid=18393
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-01-30&ch=10&eid=18909

●2月6日19:00〜19:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック ツタンカーメンを殺したのは誰か」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

下記書籍が2月29日刊行予定。
●『十字軍という聖戦 キリスト教世界の解放のための戦い』 
NHKブックス 
八塚春児 
予価 \1,019<税込>

 十一世紀以降の西欧ならびに世界の歴史を大きく揺るがした十字軍。十字軍にまつわる通説を解きほぐし、西欧中世の特質を見出す。
 <著者>http://www.kyokyo-u.ac.jp/shakai/yatsuzuka.htm


[5090] Re: 届きました 投稿者:augustus 投稿日:2008/01/24(Thu) 07:19

◎チャオさん
到着の連絡ありがとうございます。

> 初めて生で見るローマの遺物に感動しています。
私も初めてローマコインを買った時の感動は大きかったです。これを機会にコレクションを始めてみてはどうでしょう。^^)

コンスタンティヌスの一族から集めるってのが、少ない予算で始められるコレクションです。おすすめです。


[5089] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/23(Wed) 21:35

下記NHKテレビ放送テキスト(雑誌)が1月25日発売予定。
●『NHK知るを楽しむ 歴史に好奇心』  
http://images-jp.amazon.com/images/P/4141891908.09.MZZZZZZZ.jpg山内昌之・佐伯順子 
予価 \683<税込>

 NHK教育テレビ「知るを楽しむ 歴史に好奇心」2〜3月放送用テキスト。

●3月13日、東京・イタリア文化会館アニエッリホールにて青柳正規氏の特別講演会あり。
 http://www.aigtokyo.or.jp/evTK.htm

下記書籍が3月中旬刊行予定。
●『アカデミック・グルーヴ』 
東京大学出版会 
東京大学・編 
A4・120頁 
予価 \1,260<税込>

 東大発、「知」への扉を開く新たな一冊! 古典的学問分野から最新の学問まで、学問の魅力を十二分に伝え、中高生には「学びの動機づけ」を、また大人にとっても魅力的な「知」の世界へ誘う。東京大学創立百三十周年記念事業出版。
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-003330-5.html


[5088] 届きました 投稿者:チャオ 投稿日:2008/01/23(Wed) 21:20

augustusさん、ありがとうございます。本日届きました。

初めて生で見るローマの遺物に感動しています。

コンスタンス1世についてあまり知りませんので

塩野さんの本をもう一度読み返してみます。

本当に有難う御座いました。


[5087] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/22(Tue) 18:28

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『修道院文化史事典』 
八坂書房 
ペーター・ディンツェルバッハー&ジェイムズ・レスター・ホッグ編 
朝倉文市・監訳
\8,190<税込>

 http://www.yasakashobo.co.jp/books/detail.php?recordID=520

●1月26日10:00〜10:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック ツタンカーメンの謎の宝石 〜宇宙からのメッセージ〜」が放映予定。再放映。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

●下記に『古代ギリシャのつぼ公開 伊政府、米美術館から返還』という記事あり。
 http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2008011901000148.html

●下記に『著者に会いたい 掘れ掘れ読本 秋田麻早子さん』という記事あり。
 http://book.asahi.com/author/TKY200712050176.html

●下記に『杉本彩が“本能と官能”を熱弁!歴史大作ドラマ「ROME」特別試写会』という記事あり。
 http://eiga.com/buzz/show/10226
 【高島の蛇足コメント】WOWOWで放映されたドラマDVD『ROME[ローマ]』が1月25日よりレンタルビデオ開始の模様。

下記書籍が1月下旬刊行予定。
●『古ペルシャ語 ペルシャ帝国の碑文を読み解く』 
国際語学社 
山中元 
予価 \4,200<税込>

 ペルシャ帝国時代に残された碑文を歴史に紐解きながらていねいに解説し、解読を試みる。

下記書籍が2月刊行予定。
●『ヴァフィオの杯 アーロイス・リーグル論文集』 
中央公論美術出版 
アーロイス・リーグル著 
細井雄介訳 
B5・本文272頁+23点 
予価 \26,250<税込>

 「彗星の消えゆくごとく」とその夭折を惜しまれた秀逸な美術史学者であり、美術史ウィーン学派の始祖であるリーグルの論考を選りすぐり、1929年に集成した論集。これらの論考は、一篇ずつが他の著書にはないテーマを主題にしているとともに、同時に主著である『様式の問題』や『末期ローマの美術工芸』、『オランダ集団肖像画』などの本質的補訂となっていて、彼の思考の発展的形跡を窺うことのできる重要論集である。錚々たる編者であるゼドルマイアの巻頭序文、巻末にはドヴォジャーク、ティーツェ、ぺヒトによる伝記的資料を収載して、この一代を画した偉大な美術史家の精神的肖像を明示した。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0565

下記書籍が2月5日刊行予定。
●『失われた極東 エルサレム「平安京」の謎』
学習研究社 
飛鳥昭雄・三神たける著 
予価 \998<税込>

 謎の渡来人「秦氏」が一族をあげて建設した平安京の正体はユダヤ人原始キリスト教徒の極東エルサレムだった。

下記書籍が2月6日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『新訳 ガリア戦記』 
PHP研究所 
ユリウス・カエサル著 
中倉玄喜訳 
予価 \2,205<税込>

 カエサル自身の手で書かれ、その簡潔にして格調高い文体から文学的にも評価の高い不朽の名著が、いま新訳と懇切な解説で甦る。

下記書籍が2月15日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『遺丘と女神 メソポタミア原始農村の黎明』 
東京大学出版会 
西秋良宏編 
B5・192頁 
予価 \3,990<税込>

 古代文明の発祥地メソポタミアで日本が発掘調査を開始してから五十年が経過した。遺丘調査や発掘された収集標本の分析成果を環境・植物・モノ・超自然界などの多方面から平易な文章で言及しただけでなく、写真や図版を豊富に用い視覚的にも楽しめるものになっている。
  <主要目次>
 □□テル・サラサーテから50年――序にかえて
 □□遺丘 テルの話
 □□環境 過去二万年間の気候変動の復元
 □□植物 西アジア先史時代の植物利用
 □□動物 西アジアにおける動物の家畜化とその発展/羊毛のドメスティケーション
モノ バイロテクノロジーのはじまり/西アジアにおける土器の起源と展開/「カンバス」としての土器/石と金属
 □□超自然界 人・祖先・動物
[コラム]日干し煉瓦の建物/気候温暖化と定住/鎌刃と橇刃/毛織物の圧痕/土器工房/現在も作られる土偶
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-021072-0.html

●『ブリタニキュス ベレニス』 
岩波文庫 
ラシーヌ 
渡辺守章訳 
予価 \987<税込>

 暴君ネロの誕生が照らし出す帝国の悲劇「ブリタニキュス」。ローマ皇帝とパレスティナの女王の壮麗な悲恋「ベレニス」。権力とエロスの破滅的な絡み合いを、人間の深層と歴史の深部をえぐる詩句で描いたローマ物悲劇の頂点。

下記書籍が2月22日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『新訳 ローマ帝国衰亡史(上)』 
PHP研究所 
エドワード・ギボン著 
中倉玄喜訳 
予価 \998<税込>


●『新訳 ローマ帝国衰亡史(下)』 
PHP研究所 
エドワード・ギボン著 
中倉玄喜訳 
予価 \998<税込>

 ローマ帝国の栄枯盛衰を描いた『ローマ帝国衰亡史』。一度は読みたい名著が、手に取りやすい新書版でついに刊行。

下記書籍が2月25日刊行予定。
●『ギリシア悲劇 人間の深奥を見る』 
amazon 41210193340
中公新書 
丹下和彦
予価 \798<税込>

 それ以降の世界の演劇に圧倒的な影響を及ぼしたギリシア悲劇とは何だったのか。主要十一作品をていねいに読み込んで、その本質に迫る。

●『賢者と羊飼い フーコーとパレーシア』 
筑摩書房 
中山元 
予価 \5,250<税込>

 ギリシア哲学と初期キリスト教の流れの中で自己と真理の問題系はいかに変貌を遂げたか。フーコー晩年のパレーシアを壮大に展開する。

下記書籍が3月15日刊行予定。
●『植物誌(1) <西洋古典叢書第IV期・第8回配本>』 
京都大学学術出版会 
テオプラストス著 
小川洋子訳 
予価 \5,145<税込>

 最高水準の観察記録である五百余種を記載した植物学書の名著を、正確な翻訳とともに図版、詳細な解説によって紹介する。(全三冊)

下記書籍が3月中旬刊行予定。
●『中世の覚醒 アリストテレス再発見から知の革命へ』 
紀伊國屋書店 
リチャード・E・ルーベンスタイン著 
小沢千重子訳 
予価 \3,780<税込>

 十二世紀の「アリストテレス再発見」が中世ヨーロッパにもたらした知の革命。理性と信仰をめぐる論争の数々を描く。

下記書籍が4月刊行予定。
●『原始キリスト教の心理学 初期キリスト教との体験と行為』 新教出版社 G・タイセン著 大貫隆訳 予価 \8,925<税込>
 「歴史的宗教心理学」と呼ばれる独自の方法論に立ち、二世紀ごろまでのグノーシス主義も含めた初期キリスト教を「心理学的」に追求した画期的大著。初代教会の人たちが何を思い、感じ、信じたのか――その「心性」の風景が鮮やかに甦る。


[5086] RE: 600000番 投稿者:augustus 投稿日:2008/01/22(Tue) 06:44

◎チャオさん
遅くなりましたが昨日コインを発送しました。到着しましたら、BBSに感想など書き込んでいただければ幸いです。


[5085] 無題 投稿者:学校5 投稿日:2008/01/21(Mon) 09:40

前、テレビでやってたよ〜 フゥ〜〜〜〜〜ッ!


[5084] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/18(Fri) 17:55

●1月より刊行開始の『エウクレイデス全集』(東京大学出版会)の情報が下記にあり。
 http://www.utp.or.jp/series/eucleides.html

●1月24日18:00〜18:45、NHK・BS2にて「知られざる文明への旅(4)古代ローマをめぐる思索の旅」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080124/001/12-1800.html

●1月26日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! 古代史最大の英雄 ちょいワル親父の原点はカエサルにあり!」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記雑誌が1月30日発売予定。
●『ナショナル ジオグラフィック日本版 2008年2月号』
 ≪特集≫南から来たファラオ
 エジプトの南、ほぼ現在のスーダンにあったヌビアの王たちは、紀元前8世紀に古代エジプトに侵攻して第25王朝を築く。“黒い肌”のファラオがエジプトを支配した75年間の事実が、最近の調査によって次第に明らかになってきた。

下記書籍が2月6日刊行予定。
●『新訳 ガリア戦記』
PHP研究所 
ユリウス・カエサル著 
中倉玄喜訳 
予価 \2,205<税込>


下記書籍が2月15日刊行予定に変更。
●『遺丘と女神 メソポタミア原始農村の黎明』 
東京大学出版会 
西秋良宏編 
B5・192頁 
予価 \3,990<税込>

 古代文明の発祥地メソポタミアで日本が発掘調査を開始してから五十年が経過した。遺丘調査や発掘された収集標本の分析成果を環境・植物・モノ・超自然界などの多方面から平易な文章で言及しただけでなく、写真や図版を豊富に用い視覚的にも楽しめるものになっている。
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-021072-0.html

下記書籍が2月15日刊行予定。
●『新・世界の七不思議』 PHP研究所 世界博学倶楽部著 予価 \1,000<税込>

下記書籍が2月22日刊行予定。
●『新訳 ローマ帝国衰亡史(上)』
PHP研究所 
エドワード・ギボン著 
中倉玄喜訳 
予価 \998<税込>


下記書籍が2月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『聖書学用語辞典』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406627.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
樋口進・中野実監修

 聖書学の基本用語・基礎知識をまとめた注目企画、約六百項目を収録。
 http://www.bp.uccj.or.jp/topics/0801/080101.pdf

下記書籍が2月下旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『コーラン <名著誕生・シリーズ>』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4591099512.09.MZZZZZZZ.jpgポプラ社 
ブルース・ローレンス著 
池内恵訳 
予価 \1,890<税込>

 かつて世界地図を塗り替え今なお世界を揺るがし続ける啓示の書!イスラーム教の聖典「コーラン」は、ひとりのアラブ人商人が受けた神の啓示からはじまった。長い年月を経て人々に解釈され、強大な信仰の礎となるに至った過程をたどりながら、現代世界政治の一端を浮き彫りにする。巻末に池内恵と塩野七生の対談を収録。


[5083] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/16(Wed) 17:28

下記書籍が既刊。
●『愛しき仏像 ガンダーラ美術の名品』 
二玄社 
栗田功 
\2,100<税込>

 ヘレニズムとインド、東西両文明の出会いはガンダーラの地に華麗なる仏教美術の花を咲かせた。ローマ風の出で立ちの菩薩など、貴重な彫像を選りすぐり、色鮮やかな図版を満載した、誰もが楽しめるガンダーラ美術の入門書。
 <著者>1941年生まれ。兵庫県出身。早稲田大学大学院中退。フランス電子機器メーカー東京支社勤務。欧亜美術店主。著書に「ガンダーラ美術」「ガンダーラ美術にみるブッダの生涯」がある。
 http://www.nigensha.co.jp/shodo/bk_info.html?2102&INF=1995

●週刊雑誌『週刊 歴史のミステリー』(デアゴスティーニ)が創刊。
 http://www.de-club.net/rms/

下記書籍が2月刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『宗教学必須用語22』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/488708370X.09.MZZZZZZZ.jpg刀水書房 
M・C・テイラー編 
奥山倫明監訳 
A5・630頁 
予価 \8,400<税込>

 原書名:Mark C. Taylor ed., Critical Terms for Religious Studies(University of Chicago Press, 1998, pp. 423)
 □□必須用語22一覧□□
 1.イメージ Image 2.解放 Liberation 3.価値 Value 4.神God 5.記述(書き記すこと) Writing 6.近代 Modernity 7.供犠 Sacrifice 8.合理性 Rationality 9.ジェンダー Gender 10.時間 Time 11.宗教(諸宗教、宗教的) Religion, Religions, Religious  12.身体 Body 13.信念 Belief 14.侵犯 Transgression 15.聖遺物 Relic 16.体験 Experience 17.テリトリー Territory  18.パフォーマンス Performance 19.人 Person 20.文化 Culture 21.紛争 Conflict 22.変容Transformation
 □□本書の特長□□
 ・現在の宗教学関連の厳選された22の用語を糸口に、宗教学の成果を解説し、その射程を拡大する。
 ・刊行後9年とはいえ、英語圏の人文社会科学の最前線を紹介している。
 ・米国の宗教学界の第一線に立って研究を推進してきた執筆者たちが、多彩な個性のもとに独自の学識を発揮、宗教研究の饗宴というべきもの。
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm

下記書籍が2月10日刊行予定。
●『リデルハート ある戦略思想家の生涯と思想』 
中央公論新社 
石津朋之 
予価 \1,890<税込>

 本書は二十世紀を代表する戦略思想家バジル・ヘンリー・リデルハートの生涯とその戦略思想をまとめた初の評伝である。著者は防衛研究所に在籍する気鋭の軍事学者。リデルハートの人物像をエピソードを交えながら紹介するとともに、戦争の世紀と評される二十世紀の大きな時代の流れのなかで、「総力戦」に対するアンチテーゼを提示した彼の戦略思想を検討する。またテロリズムの時代といわれる二十一世紀において、彼の戦略思想がいかなる意味をもち得るかについても、最新の研究成果などをひいて論じられる。

下記書籍が2月中旬刊行予定。
●『エジプト』
ほるぷ出版 
セリーナ・ウッド著 
ウサマ・ソルタン監修 
予価 \2,100<税込>

 ナイル川が育んだ世界最古の文明、その過去から続くユニークな国エジプトの現在を見直 す、「世界の国」シリーズ最新刊。

下記書籍が2月20日刊行予定。
●『モンゴル帝国と長いその後 <興亡の世界史 第09巻>』 
講談社 
杉山正明 
予価 \2,415<税込>


●日本テレビが塩野七生氏の「ローマ人の物語」を基にした歴史大型番組を今年中に放映予定。
 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20071227et05.htm


[5082] Re[5081]: RE: 600000番 投稿者:チャオ 投稿日:2008/01/15(Tue) 00:45

有難う御座います。メール送らせてもらいました。


[5081] RE: 600000番 投稿者:augustus 投稿日:2008/01/14(Mon) 19:38

チャオさん、はじめまして。塩野さんの本はファンが多いですね。

600000番の獲得おめでとうございます。アクセスログを見ましても、チャオさんで間違いないと判断いたします。
コインの送り先はメールでお知らせ下さい。その際、キリ番のときと同じプロバイダ経由でメールをお送り下さいますようにお願いいたします。


[5080] 600000番 投稿者:チャオ 投稿日:2008/01/14(Mon) 17:56

塩野さんの本を読んで古代ローマに興味を持ちました。

augustusさんのホームページも楽しく見させて頂いてます。

600000番が気になって、ちょくちょく覗いていました。

恐らく600000番になったと思うのですが、

ローマコインを頂けるのでしょうか?


[5079] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/13(Sun) 20:22

●1月19日20:00〜20:55、NHK・BSハイビジョンにて「ビザンチン帝国(3)−黄昏(たそがれ)の夢〜次なる時代へ」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080119/001/10-2000.html

下記書籍が1月21日刊行予定。
●『古代キリスト教の社会教説 オンデマンド版』 
教文館 
E.トレルチ著 
高野晃兆・帆苅猛訳 
予価 \3,675<税込>

 キリスト教会は、国家および社会に対し、どのような姿勢をとってきたのか?原始キリスト教からローマ帝国の国教となるまでの古代教会の社会倫理思想を分析する。古典的名著『社会教説』の古代教会の部分の翻訳である。

下記書籍が1月31日刊行予定。
●『馬飼聖者 ギリシャ正教中世歴史譚』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4805608099.09.MZZZZZZZ.jpgサンパウロ 
及川信 
予価 \1,680<税込>

 舞台は十一世紀、ローマ帝国(ビザンティン帝国)。難敵ブルガリアにようやく勝利を収めたころ、皇帝の信任厚い一人の武将が退任し、軍馬育成のために牧場を始めた。無骨なまでに駿馬を育てようとする武将。その牧場の利益をねらって、陰謀を張りめぐらす将軍や商人たち。彼らの謀略は、弱者たちや一般民衆、教会をも巻き込んでいく・・・。正教会の司祭である著者が、現実の中で信仰を生きるとはどういうことなのか、鋭く問う歴史小説。

下記書籍が2月下旬刊行予定。予価情報を追加して再掲。
●『申命記史書 旧約聖書の歴史書の成立』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406708.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
T.C.レーマー著 
山我哲雄訳 
予価 \6,000<税込>


下記書籍が3月刊行予定に変更。
●『古典ユダヤ教事典』 教文館 長窪専三
 ギリシア・ローマ時代のユダヤ教事典。この事典は可能な限り実態に即した当該時代のユダヤ教の歴史、社会、宗教、精神文化、物質文化、人物、日常生活のレアリアを、あくまで価値自由的に提示することを目指して作られた。

下記書籍が3月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ローマ帝政中期の国家と教会』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764272725.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
保坂高殿

 『ローマ帝政初期のユダヤ・キリスト教迫害』の続編。四世紀初頭の迫害史史上前例のない教会堂破壊や聖書没収という事件に始まる大迫害が起こるが、この迫害とその後の政策大転換の謎を解明すべく、その基礎資料となる三世紀における帝国と教会の基本姿勢を中心に取り上げて論証する。
 http://www.chiba-u.ac.jp/general/juten/pdf/03_project.pdf
 <著者>http://www.l.chiba-u.ac.jp/page/instructor/detail/203/


[5078] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/11(Fri) 22:06

下記書籍が既刊。
●『修道院文化史事典』 
八坂書房 
ペーター・ディンツェルバッハー&ジェイムズ・レスター・ホッグ編 
朝倉文市・監訳
\8,190<税込>

 歴史的に重要な役割を果たしてきたカトリックの主要な修道会について、それぞれの沿革・霊性・文化史的業績などを体系的に紹介した、画期的な事典。ベネディクト会からイエズス会まで、最重要の十二の修道会をとりあげ、それぞれについて、文学・美術・音楽・社会経済・教育……と、分野別に順を追ってその功績を詳述、豊富な図版をまじえてその文化的功績を明らかにする。

●1月13日04:00〜04:20、NHK綜合テレビにて「映像散歩 世界の街角“ローマ・ベネチア”」が放映予定。

下記書籍が1月15日刊行予定。
●『イタリア都市の諸相 都市は歴史を語る <世界史の鏡・シリーズ>』
刀水書房 
野口昌夫 
予価 \1,680<税込>


●1月16日20:00〜20:54、BS日テレ<デジタル衛星テレビ>にて「ヨーロッパ水紀行 ローマからナポリへ」が放映予定。

●1月18日20:00〜20:55、BS朝日<デジタル衛星テレビ>にて「BBC地球伝説 コロッセウム 古代ローマ・グラディエーター物語」が放映予定。

下記書籍が1月18日刊行予定。
●『ホモ・ネカーンス 古代ギリシアの犠牲儀礼と神話』 
法政大学出版局 
ヴァルター・ブルケルト著 
前野佳彦訳 
予価 \9,975<税込>

 原初の人間は、動物を狩る、「殺す人=ホモ・ネカーンス」であった。狩猟は供犠と結びつき、宗教へ発展していく。著者はコンラート・ローレンツなどの動物行動学の成果やフロイト心理学をギリシア神話の解釈に適用し、厖大な民俗学的資料から引いた具体例を示しながら、古代の犠牲儀礼と祭祀の複合体についてあらためて考察を試みる。
 http://www.h-up.com/2008-01.html

下記書籍が1月下旬刊行予定に変更。
●『戦略論 <オンデマンド版>』 
原書房 
リデル・ハート著 
森沢亀鶴訳 
予価 \3,675<税込>

 読者の声にお応えして十五年ぶりの復刊!二十世紀最高の軍事評論家リデル・ハートが、ギリシア時代から現代に至る世界史上の有名な戦争のすべてを、きわめて斬新な視点でとらえなおした名著の全訳!
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=10086-6


[5077] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2008/01/10(Thu) 21:32

◎AKIRA.Mさん
お久しぶりです。

> コインが「遺跡」の1種と言う見方もあるのですね。
「手のひらサイズの世界遺産」という言葉を使っているコイン屋さんもありますね。魅力的なキャッチフレーズです。


◎高島賢治さん
> TBS系列にて放映されたテレビ番組「古代ローマ1000年史…空前の
> 巨大帝国全解明スペシャル」の番組告知内容に偽りありとする指摘
読ませていただきました。

> 告知には「作家の塩野七生さんの著書「ローマ人の物語」を英国BBCが映像化」
> とも記されているではないか。
ということなら、確かに偽りを含んだ誇大広告ですね。


◎Narkさん
いらっしゃいませ。

> コインは購入できるんですね。
入手しやすい価格のものもありますし、集めると楽しいですよ。(^^
ぜひ、どうぞ。

> 後半皇帝達の話が駆け足で終ってしまったのは残念です。
後半も面白いんですけどね。まあ、塩野さん準拠ということになれば、カエサルに時間がかかってしまうので、帝政は簡単になってしまうんでしょうねえ。


[5076] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/09(Wed) 21:07

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ここにも神々はいます <双書 哲学塾・シリーズ>』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4000281615.09.MZZZZZZZ.jpg岩波書店 
内山勝利 
\1,365<税込>

 ヘラクレイトスが火を前にして「ここにも神々がいます」と言ったように、かつて神は宇宙世界そのものであり、究極的実在でした。そこに登場した強力な論理をもったパルメニデスの実在論は哲学の起爆装置となり、ギリシア哲学を揺り動かします。実在への問いと神へのまなざしが織り上げる最も創造性豊かなギリシア哲学の核心。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/5/0281610.html
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0281610/top.html

下記書籍が1月29日刊行予定。
●『対論 言語学が輝いていた時代』 
岩波書店 
鈴木孝夫・田中克彦著 
予価 \2,310<税込>

 異なる立場で言語を探究してきた二大孤峰が激突。言語学の可能性を語り、輝きを失った学界に檄を飛ばす。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/X/0227700.html

下記書籍が1月下旬刊行予定。
●『アラビアの白い薔薇 小説シェバの女王』 
鳥影社 
難波田節子 
予価 \1,890<税込>

 三千年という時空をこえて伝説の女王がよみがえる、壮大なスケールの歴史小説。国の運命を賭けたソロモンとの恋。

下記書籍が2月5日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『イエス最後の一週間 マルコ福音書による受難物語』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266717.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
J.D.クロッサン&M.J.ボーグ著 
浅野淳博訳 
四六判・336頁 
予価 \2,625<税込>

 十字架へと向かう最後の一週間、イエスは何を語り、求め、生き、死んでいったのか?彼の死から約四十年を経て書かれたマルコ福音書をモティーフに、史的イエス研究の第一人者ふたりが、イエスの辿った受難から復活への物語に秘められたメッセージを説き起こす!

下記書籍が2月10日刊行予定。
●『アリストテレスの現象学的解釈(『ナトルプ報告』)』 
平凡社 
マルティン・ハイデガー著 
予価 \2,520<税込>

 本書は、『存在と時間』の原型となった初期草稿であるだけではなく、「存在」と「真実」についてハイデガーの原モチーフと初めて語りだされたハイデガー哲学誕生の揺籃でもある。

●『ディアスポラの力』 平凡社 ジョナサン・ボヤーリン&ダニエル・ボヤーリン著 予価 \4,410<税込>
 ユダヤ人二千年来の流浪の歴史が生んだディアスポラ概念が現在、様々な理由で根を絶たれ人々の思想的支えになっている。その歴史的輪郭を描き、更なる転用の可能性を探る。

下記書籍が2月21日重版予定。
●『神々の対話  他6篇』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003211111.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
ルキアーノス 
呉茂一・山田潤二訳 
予価 \735<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/32/1/3211110.html

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『戦略論 <オンデマンド版>』 
原書房 
リデル・ハート著 
森沢亀鶴訳 
予価 \3,675<税込>

 読者の声にお応えして十五年ぶりの復刊!二十世紀最高の軍事評論家リデル・ハートが、ギリシア時代から現代に至る世界史上の有名な戦争のすべてを、きわめて斬新な視点でとらえなおした名著の全訳!


[5075] はじめまして 投稿者:Nark 投稿日:2008/01/06(Sun) 19:48

初めまして。ローマ・コインで検索したところ辿り着きました。塩野さんの本から、いろいろ古代ローマに興味を持っています。
コインは購入できるんですね。てっきり遺跡と思っていましたので、素人が手に入れるのは無理と思っていました。キリバンも気になるところではあります^^;
TBS系列「古代ローマ1000年史」の番組は前半のアニメが一番簡潔で判り易かった印象があります。後半皇帝達の話が駆け足で終ってしまったのは残念です。


[5074] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/06(Sun) 19:41

●1月11日10:25〜12:40、NHK教育テレビにて「劇場中継 演じる女たち」が放映予定。
 □□第1部「メデイア」□□第2部「イオカステ」□□第3部「ヘレネ」
 http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0111.html
 http://www.nhk.or.jp/omoban/k/0111_3.html

●1月12日20:00〜20:55、NHK・BSハイビジョンにて「ビザンチン帝国(2)−砂漠の修道院〜生き残りの戦略−」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080112/001/10-2000.html

下記書籍が1月21日復刊予定。
●『空虚な墓・キリスト者の兵役』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4400440915.09.MZZZZZZZ.jpg新教出版社 
カンペンハウゼン著 
蓮見和男・畑祐喜訳 
予価 \1,050<税込>

 イエスの復活を歴史上の事実として認識し、復活の予知の神学的理解に役立てようとする。 ほかに、初代教会に関する二論文を収録。1964年初版。
 □□復活の出来事の経過と空虚な墓□□原始教会および古代教会における秩序の問題□□古代教会におけるキリスト者の兵役

●『アウグスティヌス キリスト教的古代と中世』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4400341100.09.MZZZZZZZ.jpg新教出版社 
トレルチ著 
西村貞二訳 
予価 \1,260<税込>

 二十世紀初頭のドイツの宗教哲学、歴史哲学の権威、トレルチの代表作。「キリスト教的古代」という歴史的地位からアウグスティヌスを論じた画期的な試み。1952年初版。
 □□「神の国」の分析□□中世情勢との相違□□キリスト教的古代の倫理学□□アウグスティヌスのキリスト教的倫理学□□アウグスティヌスの諸文化財の評価□□アウグスティヌスの問題と修道生活□□結論

下記書籍が2月10日刊行予定。
●『イエス最後の一週間 マルコ福音書による受難物語』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266717.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
J.D.クロッサン&M.J.ボーグ著 
浅野淳博訳 
予価 \2,625<税込>


下記書籍が3月15日刊行予定に変更。
●『エロチックメルヘン3000年』 
講談社 
金成陽一 
予価 \1,575<税込>

 人はエロスのみにて生くるにあり!ギリシャ・ローマ神話から、中世の民話、グリム童話まで、その底流に脈打つ「エロチシズム」。おおらかなお色気から、禁じられた性愛まで、歴史的に解き明かす。

●1月3日TBS系列にて放映されたテレビ番組「古代ローマ1000年史…空前の巨大帝国全解明スペシャル」の番組告知内容に偽りありとする指摘が下記にあり。
 http://www.tanteifile.com/newswatch/2008/01/05_01/index.html

●『「古代ローマ1000年史」(TBS)に現代日本の懸念を見た』という記事が下記にあり。
 http://www.news.janjan.jp/media/0801/0801048390/1.php

●「高学歴ワーキングプア 大学院の現実」という文章が下記にあり。
 http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/from/blog/2007/12/post-42/


[5073] 年賀2008 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2008/01/05(Sat) 23:05

明けましておめでとうございます。
ROMばかりでご無沙汰しております。
今年もよろしくお願いします。

TBSの「古代ローマ1000年史」中座しつつ何とか見られました。
コインが「遺跡」の1種と言う見方もあるのですね。
「遺物」とは思っていましたが。


[5072] キリ番プレゼント 投稿者:augustus 投稿日:2008/01/05(Sat) 19:18

トップページ600000番のキリ番の方にローマコインを1枚プレゼントいたします。(ただし、コインの送り先は日本国内に限ります)
キリ番プレゼントのルール等の詳細は http://www.augustus.to/other/kiriban_600000.html を参照してください。


[5071] あけましておめでとうございます。 投稿者:augustus 投稿日:2008/01/05(Sat) 10:27

皆さま、あけましておめでとうございます。
本年も当サイトをよろしくお願いいたします。

◎高島賢治さん

> NHK・BSハイビジョンにて「ビザンチン帝国(1) 黄金の至宝〜千年の栄華をたどる」が
> 放映予定。
いつも情報ありがとうございます。
NHKさんには地上波でも頑張って欲しいものです。


◎おっさんさん

> ネロの異常性について自浄作用があったというのはすごいですね。
だめな皇帝に対する不信任が出来たということですね。
ただ、皇帝のリコールが暗殺や反乱といった暴力的なものしかなかったのが、当のダメ皇帝の悲劇だったような気がします。


[5070] 無題 投稿者:おっさん 投稿日:2008/01/03(Thu) 22:54

謹賀新年

TBS系列「古代ローマ1000年史…空前の巨大帝国全解明スペシャル」を見ています。

ネロの異常性について自浄作用があったというのはすごいですね。


[5069] 明けましておめでとうございます。本年も宜しく御願い致します。 投稿者:高島賢治 投稿日:2008/01/03(Thu) 14:01

●1月5日20:00〜20:55、NHK・BSハイビジョンにて「ビザンチン帝国(1) 黄金の至宝〜千年の栄華をたどる」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080105/001/10-2000.html

下記書籍が2月15日刊行予定。
●『モラリア7 <西洋古典叢書第IV期・第7回配本>』 
京都大学学術出版会 
プルタルコス 
田中龍山訳


●『ブリタニキュス ベレニス』 
岩波文庫 
ラシーヌ 
渡辺守章訳

 【高島の蛇足コメント】古代ローマを題材にした戯曲。

下記書籍が2月刊行予定に変更。
●『キリスト教修道制の成立』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4423460629.09.MZZZZZZZ.jpg創文社 
戸田聡

 <著者>http://www.acc-web.com/yokohama/detail.php?select_class=31100191

●今年刊行開始予定の『ギリシア喜劇全集 全9巻 別巻1』〈岩波書店 中務哲郎・久保田忠利(編集)〉と『書物誕生 あたらしい古典入門 全30巻』〈岩波書店 内山勝利・丘山新・杉山正明(編集)〉の情報が下記にあり。
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/nenmatu07/top5.html


[5068] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/12/31(Mon) 15:21

◎k.i.さん

GAZAの仮名表記の件で詳しくフォローしていただきありがとうございます。こういう話になると私では手に負えません。(^^;
来年もよろしくお願いいたします。


◎高島賢治さん

> 来年1月3日18:30〜23:00、TBS系列にて放映予定の番組
> 「古代ローマ1000年史…空前の巨大帝国全解明スペシャル」
TBSは1年前にも面白いのをやっていましたね。今後も続けて欲しいものです。

今年も沢山の情報を書き込んでいただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。


◎詩乃さん

いらっしゃいませ。ローマに興味をお持ちになりましたか。
書き込みはもう少し冷静に、そして礼儀正しく書きましょう。


[5067] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/12/28(Fri) 22:25

●来年1月1日23:00 〜 23:50、NHK・BSハイビジョンで『空から見たローマ帝国・悠久の古代文明紀行』が放映予定。再放送。
 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-01-01&ch=10&eid=32792

●来年1月2日22:00〜23:50、NHK・BSハイビジョンにて「ローマ皇帝の歩いた道(前編)」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080102/001/10-2200.html
●来年1月3日22:00〜23:50、NHK・BSハイビジョンにて「ローマ皇帝の歩いた道(後編)」が放映予定。再放送。
 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-01-03&ch=10&eid=34323

●来年1月3日18:30〜23:00、TBS系列にて放映予定の番組「古代ローマ1000年史…空前の巨大帝国全解明スペシャル」の情報が下記にあり。
 http://www.tbs.co.jp/program/rekishi_20080103.html

●来年1月3日18:45〜19:30、NHK・BSハイビジョンにて「知られざる文明への旅(4)古代ローマをめぐる思索の旅」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080103/001/10-1845.html

下記書籍が来年2月15日刊行予定。
●『ヘロドトス 歴史 (上)』 
ワイド版岩波文庫 
松平千秋訳


下記書籍が来年2月22日刊行予定。
●『古代ギリシア文学史』 
岩波全書セレクション 
高津春繁 
B6・368頁


●『旧約聖書文学史 (上)(下)』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4000218964.09.MZZZZZZZ.jpg岩波全書セレクション 
関根正雄  
(上)B6・320頁(下)B6・360頁


下記書籍が来年2月中旬刊行予定。
●『遺丘と女神 メソポタミア原始農村の黎明』 
東京大学出版会 
西秋良宏編 
B5・192頁 
予価 \3,990<税込>

 古代文明の発祥地メソポタミアで日本が発掘調査を開始してから五十年が経過した。遺丘調査や発掘された収集標本の分析成果を環境・植物・モノ・超自然界などの多方面から平易な文章で言及しただけでなく、写真や図版を豊富に用い視覚的にも楽しめるものになっている。
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-021072-0.html

下記書籍が来年3月刊行予定。
●『シルクロードの生態考古学』 トランスアート 岡内三眞
 ユーラシア大陸の東西南北に広がるシルクロードを通じて、人類交流の足跡をたどる。人々や技術、文化、思想、宗教などの地域間相互交流を明らかにする。それぞれの地域や社会にどのような影響を与えたかを探り、受講生の研究に応用できる素材や研究方法、思考方法などを提供することを目標とする。ユーラシア大陸の広い範囲を扱い自然と人類共生の道を探るために、気候、地形、動植物などによる生態系とヒトとの関連を重視する。
□□生態考古学とは□□自然と人類の共生□□エネルギーと生命の循環□□アフリカ大陸からアメリカ大陸へ□□ユーラシアの気候帯□□アジアの黎明□□風と海流□□新石器時代の交流□□山立てと星、月、太陽□□栽培植物の伝播と家畜の移動□□ユーラシア東西南北の道□□青銅器の舶載と製作技術の拡散□□森林タイガの道□□都市の発生と国家の誕生□□ステップルート□□前漢帝国とローマ帝国のつながり□□沙漠・オアシスルート□□仏教の東西南北への伝播と普及□□山岳と源流の道□□南北朝時代の東西交流□□海の道□□ペルシャから正倉院まで□□空の道□□唐帝国とイスラム帝国の抗争□□東アジアの地中海□□海上ルートの進展と陸上交易の衰退□□シルクロードは今エネルギーロード□□中国陶磁西アジア、アフリカに渡る□□考古学を現代、未来に活かす□□東の果ての地中海交易

下記書籍が来年7月より刊行開始予定。
●『ギリシア喜劇全集 全9巻 別巻1』 岩波書店 中務哲郎・久保田忠利(編集)
 風刺、パロディ、ギャグ。艶笑、狡知、倒錯。二千五百年前、ギリシア喜劇はその批判精神と笑いによって人の世の本質を描いた。アリストパネース、メナンドロスの現存全作品、その他群小作家の断片を網羅する。本邦初の完全版全集。

下記書籍が来年11月より刊行開始予定。
●『書物誕生 あたらしい古典入門 全30巻』 岩波書店 内山勝利・丘山新・杉山正明(編集)
 書物は生まれる、読者がページを開くそのたびに。第一線の研究者たちが東西の古典をわかりやすく読み解く入門シリーズ。古典がたどってきた長い旅路を見据えながら、今なお更新され続ける〈読み〉の面白さに迫る。


[5066] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/12/25(Tue) 21:28

下記書籍が既刊。
●『神々の物語 心の成長を導く教え』 
柏書房 
リズ・グリーン&ジュリエット・シャーマン-バーク著 
鏡リュウジ監訳 
真喜志順子訳 
\3,780<税込>

 http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=978-4-7601-3195-2

●『古代エジプトたんけん はじめての発見 たんけんライトシリーズ9』 
岳陽舎 
デラフォッス&クロード・ガリマール・ジュネス社原案・制作 
クローチェク&サビーヌ絵 
石井玲子訳 
\1,470<税込>

 古代エジプトのひとびとがのこしたすばらしい知恵や芸術を発見しにいこう。さあおはかのなかにはいってみよう。本のうしろについているたんけんライトをつかうと魔法のようにかくれているものが一つずつあかるくてらされてみえるよ。
 http://www.gakuyosha-p.co.jp/contents/01/hajimete/hajimete.html

●『法・思想・歴史 学生との対話による“もう一つの世界史”』 ジーオー企画出版 加藤恵司 \1,680<税込>
 法の変化と発展を通して法についての基本的な考え方を述べた、法思想史の講義テキスト。先史時代、古代イスラエル、ギリシア、ローマ、近代など、法思想の歴史を順に追って取り上げ、対立する思想を意識しながら解説する。

●来年1月5日10:00〜10:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック 出エジプト記の“真実”〜奇跡は本当に起こったのか?〜(前編)」が放映予定。再放映。
●来年1月12日10:00〜10:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック 出エジプト記の“真実”〜奇跡は本当に起こったのか?〜(後編)」が放映予定。再放映。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

●来年1月5日22:30〜22:54、テレビ東京系列にて「地球街道 高島礼子 北イタリアの旅」が放映予定。
●来年1月12日22:30〜22:54、テレビ東京系列にて「地球街道 高島礼子 北イタリアの旅」が放映予定。
●来年1月19日22:30〜22:54、テレビ東京系列にて「地球街道 千住明 南イタリアの旅」が放映予定。
●来年1月26日22:30〜22:54、テレビ東京系列にて「地球街道 千住明 南イタリアの旅」が放映予定。
 http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyukaidou/

●来年1月9日19:00〜19:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック ホモ・サピエンス はるかなる旅(前編)」が放映予定。
●来年1月16日19:00〜19:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック ホモ・サピエンス はるかなる旅(後編)」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

下記書籍が来年1月刊行予定。
●『古典としての旧約聖書』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4882741849.09.MZZZZZZZ.jpg聖公会出版 
月本昭男 
予価 \1,800<税込>


下記書籍が来年2月刊行予定に変更。
●『申命記史書 旧約聖書の歴史書の成立』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406708.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
トーマス・C. レーマー著 
山我哲雄訳 
予価 \6,000<税込>

 申命記〜列王記を同一史家の作とするノートの「申命記史書」説をめぐる仮説を、最新研究成果と調和させる。

下記書籍が来年2月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『聖書学用語辞典』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406627.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
樋口進・中野実監修

 聖書学の基本用語・基礎知識をまとめた注目企画、約六百項目を収録。

下記書籍が『フィロン案内』より改題されて来年3月刊行予定に変更。
●『アレクサンドリアのフィロン 生涯と著作』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764272717.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
K.シェンク著 
土岐健治訳 
予価 \4,500<税込>

 ユダヤ教とキリスト教をつなぐ重要な思想家フィロンの生涯・著作・世界観・キリスト教との関連などをわかりやすくまとめている。

下記書籍が来年3月刊行予定。
●『ローマ帝政中期の国家と教会』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764272725.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
保坂高殿

 http://www.chiba-u.ac.jp/general/juten/pdf/03_project.pdf
 <著者>http://www.l.chiba-u.ac.jp/page/instructor/detail/203/


[5065] ローマの事もっと知りたいたい 投稿者:詩乃 投稿日:2007/12/25(Tue) 20:13

たいが多くてスイマセン
(ヘヘンッ
おいっ
(おいっとはナンダァ?
ひっひぇぇぇぇ


[5064] すごい 投稿者:詩乃 投稿日:2007/12/25(Tue) 20:11

コインのがすげー。そんなの知らなかったよ。ローマの奥は深いねぇ。(おいっ。知ったかぶりすんな。
してませんよ〜〜〜!
(フンッ。
フンッって。え〜〜


[5063] Re[5060][5059]: 「GAZA」について 投稿者:k.i. 投稿日:2007/12/19(Wed) 00:54

>Toshi様

> 私が語尾が長いだろうと思ったのは、“ultima母音”が短くて、“paenultima母音”が長い場合は、“paenultima母音”に曲アクセントが付く筈だからでございます。
> とはいえ、全くの素人考えですので、皆様方の御意見を伺いたく、書き込みをさせて頂いた次第です。
> 文法書入門篇に左様に記されていたと記憶していたもので御座いますから。
> それとも、もしや複子音が入る場合は例外だったのでしょうか?

古典ギリシア語のアクセントの法則は,Toshiさんのおっしゃるとおりだと思います。最初のαに曲アクセントがつかないのは,ラテン語のGazaとは異なり,古典ギリシア語のΓάζαは最初のαが短母音だからではないでしょうか。(ラテン語とギリシア語でなぜそのような違いが出てくるのはわかりませんが。)

> なおまた、古代ヘブライ語では(勿論、母音記号は後から附けたものでしかありませんが)、どのように成っているので御座いましょうか?
> 支障なくば是非とも御教示下さいませ。

古代ヘブライ語に関しては,知識がございませんのでお答えできません。ご容赦ください。


もう一点。近年,ラテン語・ギリシア語の母音の長短を無視する傾向があると述べたのは僕ですので,その点に関してもふれておきたいのですが,正確を期すなら,近年,古代ギリシアの文献の翻訳などでは,固有名詞に関し,すでに表記が慣行と化しているもの(例:テーバイ)を除いて,母音の長短を無視する傾向があります。訳者の意図がどこにあるのかはわかりませんが,おそらくこれは,書き手の側の事情というよりも,読み手に対する配慮ではないかと思われます。近年は執筆作業も編集作業もすべてコンピュータで行われますので,音引き符号を逐一記す作業が煩瑣であるとかそういうことはないのではないでしょうか。むしろ,特にギリシア・ローマの古典になじみのない読者にとっては「トゥーキューディデース」よりもむしろ「トゥキュディデス」のほうが読みやすいのではないでしょうか。ギリシア・ローマの古典に造詣の深いToshiさんにとっては物足りないかもしれませんが…


[5062] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/12/18(Tue) 21:58

下記書籍が既刊。
●『あぶない!世界史』 
ベストセラーズ 
桐生操 
\500<税込>


●『中世西欧文明』 
論創社 
ジャック・ル・ゴフ著 
桐村泰次訳 
\6,090<税込>

 アナール派歴史学の旗手として中世社会史ブームを生み出した著者が、政治史・社会史・心性史を綜合して中世西欧文明をまとめ、精神的次元から物質的次元に至るまで、膨大な史料に基づいて冷静に解明し分析する。
 <著者>1924年トゥーロン生まれ。プラハ、オックスフォード、ローマ留学後、パリの高等研究院教授。『アナール』誌編集に携わる。著書に「中世の知識人」「煉獄の誕生」「中世とは何か」など。

●下記に『世界最古か シリアで8500年前の墓地発見』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071213-00000971-san-soci
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071213-00000109-mai-soci
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071213-00000129-jij-soci

●下記に『古代ローマの美再び…伊文化省が回収された盗掘品で展示会』という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20071218i202.htm?from=main2
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000202-yom-soci

下記書籍が12月20日刊行予定。
●『マックス・ウェーバーと妻マリアンネ 結婚生活の光と影』 
新曜社 
クリスタ・クリューガー著 
徳永恂・加藤精司訳 
予価 \3,570<税込>

「知の巨人」の秘められた愛の生涯!『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で知られる偉大な社会学者マックス・ウェーバーの生涯については、その妻マリアンネの書いた浩瀚な伝記が有名で、大学者の業績や人間的側面はかなり描かれているのですが、妻の視点からは抜け落ちているものがあります。女弟子で「愛人」となったエルゼ・ヤッフェとのことなどです。本書は、妻マリアンネとの自立した夫婦関係の内実、エルゼとの三角関係、さらにはマックスの弟アルフレートとの複雑な四角関係など、今まで語られなかった側面に光を当てて、「愛の人」マックス・ウェーバーという方向から知の巨人の仕事と生涯の全体像に迫ります。
 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/index.html

下記書籍が12月20日刊行予定に変更。
●『古代ギリシアの同性愛 [新版]』 
青土社 
ケネス・ドーヴァー著 
中務哲郎・下田立行訳 
予価 \3,780<税込>

http://www.seidosha.co.jp/index.php?%B8%C5%C2%E5%A5%AE%A5%EA%A5%B7%A5%A2%A4%CE%C6%B1%C0%AD%B0%A6

●来年1月1日10:10〜11:00、NHK・BS1にて「<シリーズ 地中海歴史紀行>民主主義誕生の地 アテネ 前編 丘に集う市民パワー」が放映予定。再放送。
●来年1月1日11:10〜12:00、NHK・BS1にて「<シリーズ 地中海歴史紀行>民主主義誕生の地 アテネ 後編 民主政治の腐敗とソクラテスの死」が放映予定。再放送。
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.html

●来年1月3日18:30〜23:00、TBS系列にて放映予定の番組「古代ローマ1000年史…空前の巨大帝国全解明スペシャル」の情報が下記にあり。
 http://www.tbs.co.jp/hot-jyouhou/200712141305.html

下記書籍が来年1月15日刊行予定。
●『死都ゴモラ 世界の裏側を支配する暗黒帝国』 
河出書房新社 
ロベルト・サヴィアーノ著 
大久保昭男訳 
予価 \2,520<税込>

 イタリア・ナポリ周辺に本拠を持ち、中国などアジアを含む世界経済の裏側を牛耳る、新興の巨大犯罪企業マフィアの恐るべき実態を暴き、告発するノンフィクション小説。イタリアで百万部を超えた大ベストセラー、欧米各紙誌絶賛。
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309204802

下記書籍が来年1月20日刊行予定。
●『兵器の歴史』 
芙蓉書房出版 
加藤朗 
予価 \1,680<税込>

 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-8295-0413-0.html

下記書籍が来年1月24日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『旧約聖書の誕生』 
筑摩書房 
加藤隆 
A5・448頁 
予価 \3,360<税込>

 旧約聖書は多様な見解を持つ文書を寄せ集めて作られた。各文書が成立した歴史的事情から旧約を読み解く。現代日本人のための入門書。
 http://www.chikumashobo.co.jp/comingbook/

下記書籍が来年2月下旬刊行予定。
●『聖書学用語辞典』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406627.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
樋口進・中野実監修


●来年3月4日〜5月18日、国立西洋美術館(東京・上野公園)にて展覧会『ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス 美の女神の系譜』が開催予定。
 http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibition/future.html
 http://info.yomiuri.co.jp/event/01001/200711205248-1.htm


[5061] 無題 投稿者:Toshi 投稿日:2007/12/18(Tue) 21:40

augustus さま、

御返答いただきまして有り難うございます。
ただ私個人と致しましては、近年の古代ギリシア語・ラテン語の母音を総て短くカナ表記する傾向は、あまり好きにはなれません。
たしかに簡単ですし、書く側にとっては便利かも知れませんが、やはり「ホメーロス」や「ホラーティウス」は、「ホメロス」とか「ホラティウス」とは記さないで頂きたいもので御座います。
母音の長短によって意味の異なってしまう語彙もありますれば、なおのこと、と感じられてなりませぬ。
不一


[5060] Re[5059]: 「GAZA」について 投稿者:Toshi 投稿日:2007/12/18(Tue) 21:21

k.i.様

御回答、まことにありがとう御座います。
私が語尾が長いだろうと思ったのは、“ultima母音”が短くて、“paenultima母音”が長い場合は、“paenultima母音”に曲アクセントが付く筈だからでございます。
とはいえ、全くの素人考えですので、皆様方の御意見を伺いたく、書き込みをさせて頂いた次第です。
文法書入門篇に左様に記されていたと記憶していたもので御座いますから。
それとも、もしや複子音が入る場合は例外だったのでしょうか?
お教え賜れば幸甚です。
なおまた、古代ヘブライ語では(勿論、母音記号は後から附けたものでしかありませんが)、どのように成っているので御座いましょうか?
支障なくば是非とも御教示下さいませ。
よろしく御願い申し上げます。


[5059] Re[5057]: 「GAZA」について 投稿者:k.i. 投稿日:2007/12/18(Tue) 01:23

>Toshi 様

ラテン語に関しても言えることですが,古代の言語の「正確な発音」というのは非常に難しいです。音声学的な推量をいくら重ねても,実際にどう発音されていたのかなんて,もう誰もわからないわけですし。

今現在僕の手元に厚手の辞書がないので何とも言えないのですが,確かにラテン語のGazaは「ガーザ」となるようですが,問題のギリシア語のΓάζαに関しては,率直に申し上げると,語尾が長くなるというのがちょっとわかりません。母音が長母音になるということなのでしょうか? ただ,下記アドレスのウィクショナリーをみても,語尾のαが長母音になるようにはみえません… 

ギリシア語のζは複子音なので,Γάζαの場合,最初の音節(Γα)は「位置によって長い」音節になりますが,母音そのものが長母音化するわけではないので,日本語で表記する場合には「ガー」ではなく「ガ」となるのではないかと思います。

以上から,ギリシア語のΓάζαは,僕なら「ガザ」と表記します。Toshiさんがお調べになったように,語尾のαが長音になるのであれば「ガザー」になるかもしれません。なお,ギリシア史の論文などでは,原語を日本語で表記する場合,ηやωなどの長母音も全て音引を省略して書く方もおられます。迷ったときには音引を省略して書くほうが無難だという考え方もあると思います。

答えにならない答えで申し訳ありません。

http://en.wiktionary.org/wiki/Γάζα


[5058] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/12/17(Mon) 22:24

◎高島賢治さん
> 下記に『青柳正規氏が日本学士院・新会員に』という記事あり。
おめでとうございます。
ローマ史関係者が顕彰されるのは良いことです。

◎Toshiさん
> ギリシア語のカナ表記は、「ガザー」もしくは「ガーザー」の
> どちらが正しいのでしょうか?
答えの書き込みが無いようですね。残念ながら私はこの件はわかりません。
ギリシャ語を取り扱っているサイトで質問してみると反応が得られるような気がします。


[5057] 「GAZA」について 投稿者:Toshi 投稿日:2007/12/13(Thu) 21:31

率爾ながら、皆様方にお伺いしたいことが御座います。
と申しますのは、パレスティナの「ガザGAZA」のギリシア・ラテン語表記に関してお教え頂きたいからでございます。
Oxfordの“LATIN DICTIONARY”(Lewis & Short, 1989)の当該項目を見ますと、GAZAの最初のAに音引符号が付けられております。
つまり、ラテン語では「ガーザ」となる訳ですが、すぐその後のギリシア語表記には、GAZAの最初のAに鋭アクセントが打たれていて、ギリシア語では語尾が長い旨、記されております。
就きましては、この場合、ギリシア語のカナ表記は、「ガザー」もしくは「ガーザー」のどちらが正しいのでしょうか?
是非とも御教示のほど願い上げます。


[5056] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/12/12(Wed) 21:54

下記書籍が既刊。
●『パウロを読み直す』 キリスト教図書出版社 大田修司 予価 \4,200<税込>

●『プラトンの国の先住者たち』
桜井書店 
加藤一夫 
\3,360<税込>

 http://www.sakurai-shoten.com/pratonic.htm

●下記に『青柳正規氏が日本学士院・新会員に』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071212-00000101-mai-soci
 http://mainichi.jp/enta/art/news/20071213k0000m040052000c.html

●来年1月3日18:30〜23:00、TBS系列にて「古代ローマ1000年史…空前の巨大帝国全解明スペシャル」が放映予定。
 http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/12/12/07.html

下記書籍が来年1月25日刊行予定。
●『物語 イスラエルの歴史 アブラハムから中東戦争まで』 
中公新書ラクレ 
高橋正男 
予価 \819<税込>

 バビロン捕囚やローマ帝国との戦いを経て流亡の身となったユダヤ民族が、第二次世界大戦後に独立国家を築くまで。コンパクトな通史。

下記書籍が来年2月下旬刊行予定。
●『申命記史書 旧約聖書の歴史書の成立』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406708.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
T.C.レーマー著 
山我哲雄訳


[5055] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/12/11(Tue) 21:01

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『〈図説〉ローマ・カトリック教会の歴史』 
創元社 
エドワード・ノーマン著 
百瀬文晃・監修 
月森左知・訳
\3,465<税込>

 「人類の歴史において、もっとも強い継続性を持つ宗教組織であるとともに、もっともたくましく時代ごとに教義を再解釈し、生きのびてきた教団」であるローマ・カトリック教会。その波乱に満ちた歴史を詳述する。
 <著者>1938年生まれ。キリスト教史家。ヨーク大学歴史学教授、ケンブリッジ大学学寮長などをへて、同大学名誉フェロー。

●『空から見る驚異の歴史シリーズ 世界の大宮殿』 
創元社 
アンリ・スティルラン著 
森山隆訳 \4,515<税込>

 トルコのトプカプ宮殿、中国の紫禁城、日本の皇居、フランスのヴェルサイユ宮殿といった29の大宮殿を、様々な視点から、様々な大きさの航空写真で紹介。広げて眺めることができる画期的な写真集。
 <著者>美術史、建築史家。ジャーナリスト、写真家、出版者、ラジオ・テレビのプロデューサー。

●『プラトンの「国家」 <名著誕生・シリーズ>』 
ポプラ社 
サイモン・ブラックバーン著 
木田元訳 
\1,890<税込>

 西洋哲学のはじまりを記すプラトン哲学。我々の社会にいまなお息づき、新しさを失わないその影響とはなんなのか。気鋭の哲学者が軽妙な理論でこの謎を解き明かし、新たなプラトン像を浮かび上がらせる。解説:鷲田清一
 <著者>ケンブリッジ大学哲学科教授。現代倫理学を率いる気鋭のイギリス人哲学者。著書に「ビーイング・グッド:倫理学入門」など。

下記書籍が既刊。
●『教育の制度と歴史』 
ミネルヴァ書房 
広岡義之編著 
\2,520<税込>

 主として大学生を対象とした教育制度・教育史の入門的概論。西洋と日本の教育の歴史と制度の変遷、現代日本の教育制度の課題をやさしく、コンパクトにまとめる。
 〈広岡義之〉1958年生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程(教育学専攻)単位取得満期退学。兵庫大学健康科学部教授、博士(教育学)。著書に「新しい教育学概論」など。
 【高島の蛇足コメント】「古代ギリシア・ローマの教育制度と教育の歴史」という章あり。

●『名将たちの決定的戦術 世界の歴史を変えた BATTLE SIMULATION』
PHP文庫 
松村劭 
\720<税込>

 http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-66814-7

●『神話と民俗のかたち』 
東洋書林 
井本英一 
\3,780<税込>

 ピラミッドと前方後円墳のように、古代文明にみられる複合的な文化要素が、はるかに距離を隔てた地域でしばしば一致しているのはなぜだろうか。古今の文物に共通してみられる表象から、文化の伝播の構図を浮かび上がらせる。
 □□第一部 始原への回帰□□第二部 蛙信仰の民俗学□□第三部 かたちをめぐる話□□第四部 飛鳥のペルシア人□□あとがき
 <著者>1930年生まれ。京都大学文学部卒業。大阪外国語大学名誉教授。著書に「聖なる伝承をめぐって」「夢の神話学」など。
http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217423

●下記に『ローズマリ・サトクリフ作品の風景をテーマに写真展』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071207-00000000-hsk_ig-oki

●下記に『全裸の古代オリンピック再現に市民当惑? 北京』という記事あり。
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=1109&f=national_1109_002.shtml

●下記に『ローマ皇帝の居室公開へ 修復作業終え来年3月』という記事あり。
 http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2007121101000143.html
 http://www.zakzak.co.jp/top/2007_12/t2007121130_all.html

●12月24日20:00〜、NHK・BSハイビジョンにて「ローマ史上最大の敵 ハンニバル」が放映予定。再放送。
 http://www.nhk.or.jp/frontier/
 http://www.nhk.or.jp/frontier/schedule/20071208.html

下記書籍が来年1月24日刊行予定。
●『旧約聖書の誕生』 
筑摩書房 
加藤隆 
A5・448頁 
予価 \3,360<税込>

 http://www.chikumashobo.co.jp/comingbook/

下記書籍が来年1月25日刊行予定。
●『哲学の歴史 第3巻 中世 神との対話 信仰と知の調和』 中央公論新社 中川純男編 新書判 予価 \3,150<税込>
 【高島の蛇足コメント】ビザンツにも言及予定。
 http://www.chuko.co.jp/zenshu/tetsugaku/PDF/naiyoumihon.pdf

下記書籍が来年2月刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『コーラン <名著誕生・シリーズ>』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4591099512.09.MZZZZZZZ.jpgポプラ社 
ブルース・ローレンス著 
池内恵訳 
予価 \1,890<税込>

 イスラーム教の聖典コーランは、中東社会を理解するための鍵となる思想である。その成立経緯と解釈は謎に包まれ、時代や地域によってさまざまに語られてきた。本書では、コーランの「解釈」の変遷をたどり、中東社会ひいては世界政治の姿を浮かび上がらせる。解説:塩野七生
 【高島の蛇足コメント】塩野七生氏の解説あり。


[5054] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/12/09(Sun) 16:06

◎高島賢治さん
> 下記に都市ローマに在住という方のブログあり。写真が奇麗で、
> それだけ眺めていても楽しい。
なんか素晴らしく楽しそうですね。良いブログだと思います。

◎かなりうす。さん
お久しぶりです。
仰るとおりで、このあと何が分かるかわくわくする発見だと思います。


[5053] 久々に興奮! 投稿者:かなりうす。 投稿日:2007/12/09(Sun) 07:50

ご無沙汰しております。
先月、ローマ建国神話の場として崇拝されたオオカミが双子育てたパラティウム丘の洞窟跡が発見されニュースになっていたのですね、知りませんでした。
オオカミ神話のことは別としても洞窟が建国にまつわる場所で、そこでは祭事が行われていたことでしょうから貴重な発見だと思います。


[5052] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/12/06(Thu) 22:05

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『中間時代のユダヤ世界 新約聖書の背景を探る』 
いのちのことば社 
J.ジュリアス・スコット著 
井上誠訳
\3,990<税込>

 ユダヤ人はどのような状況に置かれ、どのように変化していったのか。パリサイ派やサドカイ派の成り立ち、ヘロデ家の台頭、ローマ帝国との関係など、新約聖書を理解するうえで欠かせない歴史的背景を解説する。
 <著者>1934年アメリカ生まれ。イギリスのマンチェスター大学で博士号を取得。ウィートン・カレッジ聖書・歴史学科名誉教授。
 □□第一部中間時代のユダヤ教の背景と環境(情報源□□イスラエルの地の地理□□旧約聖書の概観□□旧約聖書の思想と制度□□中間時代と新約聖書時代とのユダヤ教史の概観)□□第二部中間時代のユダヤ教の危機と応答(前六世紀と前四世紀の危機□□危機に対する中間時代のユダヤ教の一般的な応答□□伝統的(旧約聖書の)制度を再構築しようとする中間時代の試み□□律法学者と言い伝え□□黙示文学□□分派・党派・諸派□□第一世紀のイスラエルの一般的な生活)□□第三部中間時代のユダヤ教の宗教思想―クリスチャンの慣習と論争の背景(中間時代のユダヤ教の宗教思想□□終末の時代□□神の国□□メシヤへの希望□□終末の時代における契約と律法□□中間時代のユダヤ人の異邦人に対する態度)
http://www.wlpm.or.jp/cgi-bin/d/kiji_item.cgi?keys1=000001900
http://www.wlpm.or.jp/cgi-bin/db/kiji_t.cgi?keys23=%8F%91%95]%81%84%81w%92%86%8A%D4%8E%9E%91%E3%82%CC%83%86%83_%83%84%90%A2%8AE%81x

下記書籍が既刊。
●『ヨーロッパ学入門 改訂版』 
朝日出版社 
武蔵大学人文学部ヨーロッパ比較文化学科編 
\2,520<税込>

 広く「ヨーロッパ」に関心をもつ人を対象に、歴史、言語、文学と音楽、思想、芸術、日欧交流などのヨーロッパ文化を硬軟取り混ぜて幅広く紹介する。古代・中世から現代に至るまでのさまざまなヨーロッパの姿に触れられる一冊。

●12月16日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 サマルカンドー文化交差路」が放映予定。 (12月21日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 およそ六百年前、ユーラシア大陸のど真ん中に、青いドームを建て続けた男がいるーーティムール。遊牧民である彼が一代で築いた帝国は、中国からローマ…あらゆる文物が行き交う十字路を押さえた。その都サマルカンドは、世界の中心になったのだ。息をのむイスラーム建築が並び、地上でもっとも美しい街と謳われた。
 http://www.tbs.co.jp/heritage/info/onair.html

下記書籍が12月中旬刊行予定。
●『教科書には載せられない暴君の素顔』 
彩図社 
山口智司 
予価 \1,365<税込>

 古代ローマ皇帝・カリグラから、カンボジアの独裁者・ポルポトまで、「大暴君」十四人の素顔に迫る。ほかに類を見ない暴君列伝。

下記書籍が12月下旬刊行予定。
●『マキァヴェリアン・モーメント フィレンツェの政治思想と大西洋圏の共和主義の伝統』
名古屋大学出版会 
J・G・A・ポーコック著 
田中秀夫他訳 
予価 \8,400<税込>

 http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0575-3.html

●古代ローマの偉大なる哲学者ググレカスが「現代用語の基礎知識2008年版」に掲載された事に関する記事が下記にあり。
 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20071127/1004809/

●下記に都市ローマに在住という方のブログあり。写真が奇麗で、それだけ眺めていても楽しい。
 http://blog.livedoor.jp/hirogaloppa10000/

●下記に『メソポタミア文明の彫像、史上最高の63億円で落札』という記事あり。
 http://www.japanjournals.com/dailynews/071123/news071123_1.html

下記書籍が来年1月刊行予定。
●『イタリア語の歴史 俗ラテン語から現代まで』 
白水社 
ヴァレリア・デッラ・ヴァッレ&ジュゼッペ・パトータ著 
草皆伸子訳 
四六判・256頁 
予価 \3,360<税込>

 ダンテを生んだ国の言語の歴史を楽しく解説。イタリア語の発生から現代語の確立にいたる歴史を一般の読者向きにわかりやすく解説。豊富な例と楽しいエピソードを随所に挿入し、ダンテを生み出した国の言語の歴史をひもとく。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02628

●『建築史 上』 
中央公論美術出版 
オーギュスト・ショワジー著 
桐敷真次郎訳 
B5・本文760頁+412点 
予価 \47,250<税込>

 フランス十九世紀に活躍した才能豊かな建築家ショワジーが、世界のあらゆる建築様式の根底にある、共通の原理・法則を解明。ル・コルビュジエをはじめ、多くの建築家に影響を与えた現在も未来も読み継がれる世界建築史の古典的名著。本訳書には、原著で不透明な記述に訳注を補足、巻末には詳細な索引を新たに作成した。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0561

●来年1月6日19:00〜20:50、NHK・BSハイビジョンにて「断崖の祈り 〜ミレニアム・祈りに包まれるエチオピア〜」が放映予定。

 エチオピアの断崖に築かれた初期キリスト教の教会、修道院の修行と美術。二千年の節目の祭礼と巡礼に向かう地元の信仰あつき一家に密着。エチオピア北部、標高2〜3000mの広大な台地に、延々と刻まれた峡谷と絶壁、その岩の裂け目に人目を忍ぶように「岩窟教会」が120以上点在する。紀元4世紀「初期キリスト教」が広まり、世俗化されることなく当時の典礼がそのまま続いている。岩窟教会の元祖といわれるデブラ・ダモ修道院、絶壁に囲まれ20メートルの崖を1本のロープを頼りによじ登る以外、到達する道はない。西暦7年をキリスト生誕の年とするエチオピア暦。2007年はミレニアム(二千年)。ある一家の、祭りの一日と、巡礼の旅に同行取材し、また、修道院の老僧と少年の伝授と触れ合いの日々を記録し、「グローバリズム」という言葉がもてはやされる時代に頑なに古来の信仰を守る地元の人々の生き様を、巡礼、祭り、日常の祈りを通して浮かび上がらせる。
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/docum_7later.html

●来年1月6日22:00〜、WOWOWにて「舞台 カリギュラ 小栗旬・主演 蜷川幸雄・演出」が放映予定。
 http://www.wowow.co.jp/stage/caligula/

下記書籍が来年1月10日刊行予定。
●『哲学者ディオゲネス 世界市民の原像』 
講談社学術文庫 
山川偉也


下記書籍が来年1月23日刊行予定。
●『世界史 (上)(下)』 
中公文庫 
ウィリアム・H・マクニール著 
予価 各 \1,680<税込>


[5051] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/12/02(Sun) 21:05

◎高島賢治さん

> モムゼン ローマの歴史
第1回ノーベル文学賞受賞作品。ついに完結ですね。


◎んとね〜さん
> いや〜〜テストむずすぎ(;-_-)=3
平均点は特に低くなかったようです。明日までに自分なりに解き直しておくのが良いでしょう。


[5050] 定期考査de 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/11/29(Thu) 23:10

いや〜〜テストむずすぎ(;-_-)=3

もうなんか最後の方なんて解ける気がしなくて・・・
んで、少し意識が・・・(__).o0

あっ!そういえば試験終わったので約束の面白そうな本を貸してもらいに行きます♪

それだけで〜す!!それじゃおやすみなさい(−_−)zzz


[5049] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/29(Thu) 20:05

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『世界遺産ポンペイ崩壊の謎を解く 火山災害にどう対処したか 歴史と自然史の接点』 (出版)京都自然史研究所 (発売)三学出版 横山卓雄(京都自然史研究所) B6・212頁  \1,680<税込>
 ローマ文化の缶詰として世界的に有名なポンペイ遺跡。その壊滅時の出来事には、自然の種々相について信じがたいことが歴史的定説・俗説として存在する。定説の虚偽を科学的に検討し、合理的な新説を考える。
 http://sangaku.or.tv/122_3.html

下記書籍が12月刊行予定。
●『ワイン物語 上 芳醇な味と香りの世界史』 
平凡社ライブラリー 
予価 \1,575<税込>

 エジプト、ポンペイ、グルジア、ゴラン高原など、世界各地の取材を経て五年がかりで成った「人とワインの文化史」の決定版。実務家ならではの多彩なエピソード満載、全三巻の楽しい教養を召し上がれ。
 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=76_632

●12月12日19:00〜19:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック 追跡!サンタクロースの素顔」が放映予定。再放映。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

下記書籍が12月18日重版予定。
●『古代への情熱 シュリーマン自伝』 
岩波文庫 
シュリーマン著 
村田数之亮訳 
予価 \525<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/1/3342010.html

下記書籍が12月25日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ビジュアル 大世界史』 
日経BP出版センター 
Douglas G.Brinkley 
予価 \10,290<税込>

 約四千点の写真・図版で、見て、楽しむ画期的な歴史書。文明の黎明から二十一世紀までの世界史の流れをわかりやすく解説。
 http://nationalgeographic.jp/nng/shop/j/history.shtml

●NHK・BSハイビジョン、NHK綜合テレビにて放映予定の「新春ハイビジョン中継 エジプト文明 母なる大河ナイル」の情報ホームページが下記にあり。
 http://www.nhk.or.jp/egypt/

下記書籍が来年1月8日刊行予定に変更。
●『ここにも神々はいます <双書 哲学塾・シリーズ>』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4000281615.09.MZZZZZZZ.jpg岩波書店 
内山勝利 
予価 \1,365<税込>


[5048] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/28(Wed) 16:19

下記書籍が既刊。
●『モムゼン ローマの歴史 IV  カエサルの時代』
名古屋大学出版会 
テオドール・モムゼン著 
長谷川博隆訳 
\7,350<税込>

http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0508-1.html
【高島の蛇足コメント】書店店頭に並びました。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『主と食卓を囲む 聖書における食事の象徴性』 
リトン 
上智大学キリスト教文化・東洋宗教研究所編 
\2,310<税込>

2006年の聖書週間に上智大学にて行なわれた聖書講座をもとに、書き下ろした論集。
□□佐久間勤「主の御前で人々と共にする食事」□□江川憲「マタイ福音書における食事について」□□高柳俊一「エマオでの二人の弟子との食事」□□森一弘「主の食卓を囲む」□□小林稔「ヨハネ福音書における聖餐」

下記書籍が11月30日刊行予定。
●『世界遺産・古代文明「不思議」ものしり雑学』 
三笠書房(文庫) 
「歴史ミステリー」倶楽部 
予価 \560<税込>


下記書籍が12月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代ギリシアの同性愛 [新版]』 
青土社 
ケネス・ドーヴァー著 
中務哲郎・下田立行訳 
予価 \3,990<税込>

http://www.seidosha.co.jp/index.php?%B8%C5%C2%E5%A5%AE%A5%EA%A5%B7%A5%A2%A4%CE%C6%B1%C0%AD%B0%A6

下記書籍が12月5日刊行予定。
●『世界史なんていらない?』 
岩波書店(ブックレット) 
南塚信吾 
予価 \504<税込>

必修なのに、学ばれていない、「暗記物」だから嫌われている。今こそ語ろう、世界史の魅力、奥深さ。
 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/booklet/

下記書籍が12月中旬刊行予定に変更。
●『プラトンの「国家」 <名著誕生・シリーズ>』 
ポプラ社 
サイモン・ブラックバーン著 
木田元訳 
予価 \1,890<税込>

 西洋哲学の基礎を築いたプラトンの『国家』。この書が二千年後の現代に至るまで哲学者を呪縛し続けるのはなぜか。また我々の道徳・政治・法にいまなおどのような影響を及ぼし続けているのか。この謎を、現代哲学の巨匠が軽妙な論理展開で解き明かす。解説:鷲田清一

●下記に『2,000年前の裕福な女性?――ヨークシャー北部で、古代ローマ時代の人骨が発見される』という記事あり。
 http://www.japanjournals.com/dailynews/071123/news071123_1.html

●NHK・BSハイビジョンにて「新春ハイビジョン中継 エジプト文明 母なる大河ナイル」が放映予定。
 ・平成20年1月1日18:00〜23:00
 ・平成20年1月2日20:00〜22:00
 ・平成20年1月3日20:00〜22:00
●NHK綜合テレビにて「新春ハイビジョン中継 エジプト文明 母なる大河ナイル」が放映予定。
 ・平成20年1月1日20:33〜20:45
 ・平成20年1月1日21:00〜21:40
 http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2007/11/003.pdf

下記書籍が来年1月中旬刊行予定。
●『エウクレイデス全集 第1巻 原論 I-VI』 東京大学出版会 斎藤憲訳・解説 三浦伸夫訳・解説 A5・508頁 予価 \5,460<税込>
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-065301-5.html

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『地中海の記憶』 藤原書店 F・ブローデル


[5047] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/25(Sun) 21:26

確かにずいぶん深くまで掘ったなあという感じはしました。金属製屋根もできてかなり本格的でした。最後は遺跡を野球場のようなドームで覆うのかも。青柳先生はソンマ遺跡は「火山噴火を鎮める為のサンクチュアリーかも」とコメントされてましたね。


[5046] 不思議発見 投稿者:augustus 投稿日:2007/11/24(Sat) 22:01

今夜の不思議発見で、
ソンマの発掘現場の映像がありましたね。いかに深く埋まっていたかが分かって面白いと思いました。


[5045] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/11/24(Sat) 21:06

◎高島賢治さん
> 初代ローマ皇帝のドーム 建国伝説の洞穴で発見
興味深い記事ですね。その場所が建国伝説の場所であると信じられていたとする根拠も読んでみたいものです。


◎んとね〜さん
> 古代ギリシャ以来人間は理性的動物といわれていますが、
> それについてあなたの意見を述べなさい。
ここはローマの掲示板だと言っているでしょう。しょうがないから無理やりローマに関連付けます。(^^

「理性」
古代ローマの言葉であるラテン語では ratio。(英語には「比」という意味で残っていますね。)
この言葉をどうとらえるかは哲学の素養の無い私には難しいことです。もし、「感情ではなく論理でものごとを捉える」という意味で解釈してよいなら、人間にはそういう能力があると思います。だから人間は理性的。

共和政ローマの政治家キケロは『義務について』という著作で「欲望は理性に支配されるべきである。」と書いています。もうすぐセンター試験の受験生の理性は、「遊びたい」とか「のんびり読書でもしたい」という欲望をきちんと抑えてくれるでしょうか。
間近に迫った定期試験もがんばって下さい。


[5044] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/22(Thu) 21:15

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『フェニキア人 <世界の古代民族シリーズ>』
創元社 
グレン・E・マーコウ著 
片山陽子訳 
\3,150<税込>

 勇敢な船乗りか、希代の商人か。紀元前の地中海を股にかけて活動し、海上交易により商業都市カルタゴを築いた海洋民族の知られざる興亡の歴史。
 <著者>カリフォルニア大学バークリー校において、古代史および地中海考古学の博士号を取得。シンシナティ美術館(オハイオ州シンシナティ)古典・近東美術部およびアフリカ・アメリカ美術部部長。

下記書籍が11月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『世界遺産ポンペイ崩壊の謎を解く 火山災害にどう対処したか』 三学出版 横山卓雄(京都自然史研究所) B6・212頁 予価 \1,680<税込>
 http://sangaku.or.tv/122_3.html

下記書籍が12月刊行予定。
●『古代ギリシアの同性愛 [新版]』 
青土社 
ケネス・ドーヴァー著 
中務哲郎・下田立行訳 
予価 \3,990<税込>

 http://www.seidosha.co.jp/index.php?published


[5043] 無題 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/11/22(Thu) 20:39

おひさしぶりで〜す♪

何か僕の友達が某大学の推薦入試受けたんですが、その時の小論文のネタが
「古代ギリシャ以来人間は理性的動物といわれていますが、それについてあなたの意見を述べなさい。」
っていうので、
先生の専門外かもしれないですけど、先生はどうだと思いますか??
できれば先生の意見を聞きたいんですが・・・


[5042] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/21(Wed) 21:56

下記書籍が既刊。
●『モムゼン ローマの歴史 IV  カエサルの時代』
名古屋大学出版会 
テオドール・モムゼン著 
長谷川博隆訳 
\7,350<税込>
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0508-1.html

【高島の蛇足コメント】書店店頭には月末付近に並ぶ模様。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『歴史の風』 刀水書房 史学会編 四六判・294頁 \2,940<税込>
 http://www.tousuishobou.com/rekisizensho/4-88708-369-1.htm

下記書籍が11月22日刊行予定。
●『ヨーロッパの博物館』 
雄松堂出版 
カトリーヌ・バレ&ドミニク・プーロ著 
松本栄寿・小浜清子訳 
予価 \2,940<税込>

 http://www.yushodo.co.jp/press/museumeurope/index.html

下記書籍が12月刊行予定に変更。
●『“ヨーロッパ”とは何か? 第二次大戦直後の連続講演から』 刀水書房 L.フェーヴル著 長谷川輝夫訳 A5・470頁 予価 \5,985<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm

下記書籍が『宗教研究の必須用語』より改題されて12月刊行予定に変更。
●『宗教学必須用語22』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/488708370X.09.MZZZZZZZ.jpg刀水書房 
M・C・テイラー編 
奥山倫明監訳 
A5・630頁 
予価 \8,400<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm


下記書籍が12月刊行予定。
●『ビジュアル 大世界史』 
日経BP出版センター 
Douglas G.Brinkley 
予価 \10,290<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm


下記書籍が12月20日刊行予定。
●『反哲学入門』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/410306131.09.MZZZZZZZ.jpg新潮社 
木田元 
予価 \1,575<税込>

 日本人はなぜ哲学がわからないのか、ようやくわかった! 古代ギリシャから二〇世紀まで、西洋文明の根本を貫く思想の秘密を解き明かすスリリングな講義。

下記書籍が来年1月中旬刊行予定。
●『モラリア7 <西洋古典叢書第IV期・第7回配本>』 
京都大学学術出版会 
プルタルコス著 
田中龍山訳 
予価 \3,570<税込>

 エッセイの祖である哲学者プルタルコスの倫理学論集から、逆境にある友に語りかけた「追放について」など珠玉のエッセイ九篇を収める。

下記書籍が来年1月15日刊行予定。
●『イタリア都市の諸相 [世界史の鏡 シリーズ]』 刀水書房 野口昌夫 予価 \1,680<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm

下記書籍が来年6月以降刊行予定。
●『ホモセクシュアルの世界史』 作品社 松原國師 予価 \2,940<税込>

●下記に『初代ローマ皇帝のドーム 建国伝説の洞穴で発見』という記事あり。
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007112100087 【写真あり】
 http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071121/erp0711211112002-n1.htm 【写真あり】
 http://mainichi.jp/select/world/news/20071121k0000e030040000c.html
 http://www.asahi.com/culture/update/1121/TKY200711210101.html
 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/21/k20071121000064.html
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071121-00000016-jij-int
]


[5041] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/17(Sat) 21:48

下記書籍が11月20日刊行予定。
●『写真でみる農耕と畜産の歴史 「知」のビジュアル百科』 
あすなろ書房 
ネッド・ハリー 著 
中村武久・河野友宏・日本語版監修 
予価 \2,625<税込>

 農業の始まりから十八世紀の農業革命、そして食の安全性や食育の大切さが問われる現代まで、世界の農業と畜産の歴史がこの一冊でわかる。

●『エーゲ海の頂に立つ』 
集英社文庫 
真保裕一 
予価
\460<税込>

 『ホワイトアウト』の作者がエーゲ海の頂へ!山岳冒険小説の名手がエーゲ海の美しいクレタ島でトレッキングに初挑戦。光り輝く島の頂で作者が見たものは? 文庫版特別書き下ろしエッセイ七本と著者自らが撮影した写真を同時収録。
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-746231-9&mode=1

●11月24日22:30〜22:54、テレビ東京系列にて「地球街道 ギリシャ・天空の修道院へ」が放映予定。【BSジャパン<衛星デジタル放送>では11月29日22:30〜22:54】
 【高島の蛇足コメント】ギリシャで「天空の修道院」と言えばギリシア正教のメテラオと思われる。
 http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyukaidou/

http://allabout.co.jp/contents/secondlife_tag_c/worldheritage/CU20070321A/index3/
http://plaza.rakuten.co.jp/dokudami1978/diary/200606110000/
http://blogs.yahoo.co.jp/tayoyuyo/15409838.html


[5040] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/16(Fri) 14:49

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『古代・中世の挿絵芸術 その起源と展開』 
中央公論美術出版 
クルト・ワイッツマン著 
辻成史訳 
A4・本文288頁+図版56頁 
\22,050<税込>

 西洋の古代から古代末期、ビザンティン時代、さらには西洋初期中世(プレ=ロマネスク)に至る多くの挿絵入り写本群、および関連する美術作品の関係を解明する。
 ビザンティン美術史、とくに写本研究の碩学であるクルト・ワイッツマンの大著を初めて紹介する。原著そのままの多数の図版を掲載した本書は古典学、聖書学、テキスト批評、美学といった隣接諸分野に大きな刺激を与え続け、古代・中世の挿絵芸術の発展史的経緯を追い、描写における古代・中世人の心理学的軌跡を克明にあとずけた、ヴィックホフの『ウィーン創世記』に比肩する、わが国の絵巻研究にも多大な影響を与える名著である。
 <著者>1906〜1993年。プリンストン高等学術研究所所員、ハーヴァード大学委託ダンバートン・オークス・ビザンティン研究所教授を兼務。ベルリン大学、プリンストン大学から名誉学位を授与される。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0552

●11月17日22:30〜22:54、テレビ東京系列にて「地球街道 ギリシャ紀行 〜エーゲ海の夕陽が見たい!〜」が放映予定。【BSジャパン<衛星デジタル放送>では11月22日22:30〜22:54】
 http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyukaidou/

●11月23日10:55〜11:55、NHK綜合テレビにて「プロが選ぶ! 世界遺産ベスト30」が放映予定。
 【高島の蛇足コメント】青柳正規氏が出演。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20071123/001/21-1055.html

●11月24日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! ポンペイ 封印された愛と美の町」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が11月26日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ツタンカーメンの秘宝 講談社トレジャーBOX 復元☆カーター発掘隊』
講談社 
マレック・J著 
那須田淳訳 
予価 \6,825<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc/yoyaku/books/tutankhamun/


下記書籍が12月19日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森 悪魔の子を孕みし魔女(下)』 
トクマ・ノベルズEdge 
麻木未穂 
予価 \860<税込>

 魂を失った恋人レギウスを、主人公シフは甦らせることができるのか?人気シリーズ第八弾。

●映画『ポンペイ』が制作中止の模様。以下記事。
 http://www.varietyjapan.com/news/movie/u3eqp3000001ipd4.html


[5039] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/11/13(Tue) 18:02

◎ hiroさん

はじめまして、カエサルがお好きですか。

> カエサルが作った象のコインを見たいのですが、
人気のある良いコインですよね。
(カエサル自身は象を自軍に加えたことはないような気がします。)

「ローマ近辺で」ということは、これからローマに行かれる予定なんですね。どうぞ、古代のものをたっぷり見て楽しんできてください。


◎ k.i.さん

情報ありがとうございます。
リンク先を見せていただきました。私が持っている象のコインよりも数段良いコインですね。


[5038] Re[5037]: カエサル、象のコインについて 投稿者:k.i. 投稿日:2007/11/12(Mon) 21:15

hiro様

はじめまして。

インターネットで調べてみたところ,カエサルの象のコインは,やはりローマのテルミニ駅近くのマッシモ宮の国立博物館(Museo Nazionale Romano - Palazzo Massimo, Piazza dei Cinquecento, 68)で見られるようです。情報ソースは下記のページです。
マッシモ宮では,古代の彫刻が多く展示されてますが,地階で古代のコインが展示されています。
僕も行ったことはあるのですが,情けないことに象のコインに関しては記憶がありません……。

http://www.vroma.org/images/mcmanus_images/indexcoins.html


[5037] カエサル、象のコインについて 投稿者:hiro 投稿日:2007/11/11(Sun) 21:22


こんにちは。初めまして!
hiroと申します。

あの、一つ教えてほしいことがあるのですが、
カエサルが作った象のコインを見たいのですが、
ローマ近辺の博物館や美術館で見られるとこを
知っていたら、ぜひ教えてほしいです。

ぜひ、象と大群を率いてルビコン川を渡った
カエサルコインをこの目で見てみたいです!

どうぞ、よろしくお願い致します!


[5036] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/11/11(Sun) 18:56

◎高島賢治さん

> 文学を旅する地質学
地質学の立場から文学を見ようというのは今まで気が付かなかった視点です。興味があります。


[5035] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/10(Sat) 20:09

下記書籍が9月既刊。
●『文学を旅する地質学』 
古今書院 
蟹沢聡史 
\3,150<税込>

ゲーテは若い頃、地質学に関する職についていた。宮澤賢治も、若い頃地質学を学んだ。中国の漢詩と地質学との関係を探り、ギリシア神話と地中海の地質を語る。文学と地質学の接点はどんなことか。岩石学を専門とする地質学者である著者は、文学作品の舞台である土地に興味をもって旅行した。本書は、著者が旅した文学作品の舞台を、著者の専門である地質学の知識と文学の教養をもって縦横にその接点を解き明かす。
 第一章 スタインベック『怒りの葡萄』とルート66
 第二章 ゲーテの『ファウスト』と花崗岩の成因、『イタリア紀行』における地質学観察
 第三章 宮澤賢治の『春と修羅』とノヴァーリス『青い花』に共通するもの
 第四章 漢詩をとおして見た中国の地質
 第五章 魯迅と地質学の接点を探る
 第六章 大岡昇平の作品と地質学
 第七章 『ニルスのふしぎな旅』『ペール・ギュント』と北欧の地質
 第八章 地中海東部の地質とギリシア神話
 付表 地質年代表と地球上でのおもな出来事
 http://www.kokon.co.jp/h7101.htm

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『歴史家たちのユートピアへ 国際歴史学会議の百年 [世界史の鏡 0巻]』 
刀水書房 
樺山紘一
\1,680<税込>

http://www.tousuishobou.com/sekaishinokagami/500-8.htm

●下記に『<親子ミイラ>吉村・エジプト調査隊が発見 カイロ近郊で』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000100-mai-soci

下記書籍が11月15日刊行予定に変更。
●『歴史の風』 刀水書房 史学会編 四六判・290頁 予価 \2,940<税込>
 『史学雑誌』好評連載の「コラム 歴史の風」が1冊の歴史学エッセー集になります。第1回、1996年1月「歴史学雑誌に未来から風が吹く」(樺山紘一)から昨2006年末の「日本の歴史はどこに向かうのか」(三谷 博)まで、毎年5回11年間55人の“歴史家による歴史エッセーの「饗宴」!” 歴史愛好家に絶対オススメの1冊。
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm

●11月17日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! 黄金の国ブルガリア 大地に眠る古代の財宝を追え!」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

●11月19日21:00〜22:54、BS-i<BSデジタル放送>にて「消えた太陽の王妃 前編〜王家の谷発掘!封印されたツタンカーメン一族〜」が放映予定。
●11月26日21:00〜22:54、BS-i<BSデジタル放送>にて「消えた太陽の王妃 後編〜王家の谷発掘!封印されたツタンカーメン一族〜」が放映予定。
 http://www.bs-i.co.jp/app/program_details/index/KDT0501000

下記書籍が11月20日刊行予定。
●『図書館の調べ方 プロの発想術』 柏書房 高田高史 四六判・260頁 予価 \1,890<税込>
 図書館リファレンス・サービスの考え方をわかりやすく伝授! 図書館が教えてくれた発想法。だれもが納得するプロのコツ。

下記書籍が11月25日刊行予定。
●『ヨーロパとは何か? 第二次大戦直後の連続講演から』 刀水書房 L.フェーヴル著 長谷川輝夫訳 A5・470頁 予価 \5,985<税込>
 未だフェーヴルの新原稿があったのです!第二次大戦末、パリ解放直後からコレージュ・ド・フランスで行われたL.フェーヴルの連続講義の講義ノートが、アナール派第4世代の研究者たちによって刊行された。テーマは「ヨーロッパ」。古代から現代まで、アジア・アフリカを捉えながら人類史の中のヨーロッパ論を展開する。この連続講義は、アナール派創始者としてのフェーヴルだからこその“壮大なヨーロッパ文明論”であった。
 ―略目次―
 第1課 概論 まずはヨーロッパを定義する
 第2課 いかにしてヨーロッパは名付けられたか
 第3課 ヨーロッパ、ヘレニズム、地中海
 第4課 ヨーロッパ、ローマ帝国と地中海
 第5課 帝国が滅びると、ヨーロッパが現れる
 第6課 カロリング朝ヨーロッパ:ヨーロッパの予示
 第8課 ヨーロッパ、その萌芽:カロリング帝国
 第9課 ヨーロッパとキリスト教世界
 第10課 ヨーロッパと封建制
 (中略)
 第21課 18世紀のヨーロッパ
 (略)
 第23課 革命:ヨーロッパという幻想は、いかにして国民にぶつかり、沈没するか
 (略)
 第25課 もうひとつの暗礁、民族
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm

下記書籍が12月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『この男は何者なのか マルコ福音書のイエス 聖書の研究シリーズ62』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764280620.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
P.ミュラー著 
大貫隆訳 
予価 \2,940<税込>

 マルコ福音書のなかで、重要な節目ごとに繰り返されるこの問いと、そのつど与えられる答えをめぐって、福音書記者マルコは物語を先へと進め、さらに読む者自身に問いへの答えを求める。綿密な個別研究を重ねて、マルコ福音書の神学的意図と文書構成に斬新な解釈を提示する。

下記書籍が12月中旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『空から見る驚異の歴史シリーズ 世界の大宮殿』
創元社 
アンリ・スティルラン著 
森山隆訳 
予価 \4,515<税込>

現代人の想像をはるかに超える大宮殿のかずかずを、迫力の航空写真で紹介。名だたる宮殿全29の全容がわかる、シリーズ第4巻。

●『ローマ・カトリック教会の歴史(仮題)』 
創元社 
エドワード・ノーマン著 
百瀬文晃・監修 
月森左知・訳 
予価 \3,465<税込>

 神学者アウグゥティヌスから、現代の肖像マザー・テレサまで。ローマ・カトリック教会の全容を明らかにするオーソドックスな通史。

下記書籍が12月中旬刊行予定。
●『ヴェーバーとリベラリズム』 
勁草書房 
佐野誠 
予価 \3,045<税込>


[5034] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/07(Wed) 18:53

下記書籍が7月既刊。
●『死の灰 ポンペイ アウシュビッツ トリニティ・サイト ヒロシマ 細江英公人間写真集』
窓社 
細江英公
\3,990<税込>

ポンペイの火山の噴火が人間に及ぼした自然の結果と、第二次世界大戦の末期に広島と長崎で行われた人間の仕業。壮大な規模の二つの悲劇を関連付けて記録した写真集。時空の彼方からのメッセージを伝える。
 <著者>1933年山形県生まれ。写真家。東京工芸大学名誉教授。英国王立写真協会創立150周年記念特別勲章、旭日小綬章等を受章。著書に「胡蝶の夢」「おかあさんのばか」など。

下記書籍が既刊。
●『ギリシア・ローマ時代の書物』
朝文社 
H.ブランク著 
戸叶勝也訳
\6,731<税込>

紀元前五世紀〜紀元後五世紀迄の約千年にわたり、文字はどのように生成・発展したのか、文字を書き記す材料、書物はどのように製作されていたのか、どのようなところに収集・保管されていたのか等について論考する。
 <著者>ドイツのケルン大学で古典古代考古学、古代史、古典文献学、先史学を学ぶ。ローマにあるドイツ考古学研究所付属図書館の上級司書を務めた。
 <訳者>http://read.tokyo.jst.go.jp/public/cs_ksh_015EventAction.do?lang_act1=J&code_act1=1000083969&action1=event&judge_act1=2

●『旅の博物誌』
千倉書房 
樺山紘一
\1,995<税込>

http://www.chikura.co.jp/book/0890.htm

下記書籍が11月上旬刊行予定。
●『ヨーロッパの博物館』
雄松堂出版 
カトリーヌ・バレ&ドミニク・プー著 
予価  \2,940<税込>

 オランダ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ各国の博物館の歴史と現状を、その存在意義、保存、活用から捉える。

下記書籍が11月刊行予定。
●『世界遺産ポンペイ崩壊の謎を解く 火山災害にどう対処したか』 三学出版 横山卓雄(京都自然史研究所) 予価 \1,680<税込>
 歴史のロマンを科学する一定説・俗説の虚偽を科学的に検討する。

●11月17日20:00〜20:45、NHK綜合テレビにて「探検ロマン世界遺産 エーゲ海 美と英知の殿堂 〜 ギリシャ・アクロポリス 〜」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr096.html
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/

下記書籍が12月20日刊行予定。
●『疫病と世界史 (上)(下)』 
中公文庫 
ウィリアム・H・マクニール著 
佐々木昭夫訳 
予価 各 \1,300<税込>


下記書籍が来年刊行予定。
●『ソシアビリテの歴史的諸相』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4816503625.09.MZZZZZZZ.jpg南窓社 
阪本浩・小野善彦・鶴島和博編

 ・松本宣郎氏によるローマ市の初期キリスト教に関する論考が収録予定。


[5033] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2007/11/04(Sun) 14:05

「豆知識」に『コインの歴史(帝政ローマ)』を追加しました。
http://augustus.to/mamechishiki/coinhistory_teisei.html


[5032] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/11/04(Sun) 14:03

◎おっさんさん

> アイーダ
アイーダいいですねえ。アレーナでの公演というのも気分が出ます。
素晴らしいと思います。


◎高島賢治さん

いつも情報提供ありがとうございます。

> 『空から見る驚異の歴史シリーズ 世界の大宮殿』
このシリーズの先に出ている2冊も見応えがありました。「世界の大宮殿」にも期待したいと思います。


[5031] アイーダのDVD見てます 投稿者:おっさん 投稿日:2007/11/04(Sun) 11:11

小学館で発売されていた、魅惑のオペラ「アイーダ」を見ています。

アレーナ・ディ・ヴェローナの81年公演の録画です。

古代遺跡がすごい。 気迷いもぶっ飛びます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8A


[5030] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/11/02(Fri) 18:04

●11月5日18:15〜18:35、NHK・BS1にて「こだわりライフ ヨーロッパ ネアンデルタール人に学ぶ命の輝き」が放映予定。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20071105/001/11-1815.html

下記書籍が11月5日刊行予定に変更。
●『ホモ・サピエンスの誕生[市民の考古学3]』 
同成社 
河合信和 
予価 \1,995<税込>

プロにもプロでない人にも分かりやすくおもしろい!!ホモ・サピエンスのアフリカ単一起源説を中心に、人類発生の故地やネアンデルタールの実態など古人類学の最新情報をわかりやすく紹介。


下記書籍が11月下旬刊行予定に変更。予価情報を追加して再掲。
●『フェニキア人 <世界の古代民族シリーズ>』
創元社 
グレン・E・マーコウ著 
片山陽子訳 
予価 \2,940<税込>


下記書籍が12月中旬刊行予定。
●『空から見る驚異の歴史シリーズ 世界の大宮殿』
創元社 
アンリ・スティルラン著 
森山隆訳


●『ローマ・カトリック教会の歴史(仮題)』 
創元社 
エドワード・ノーマン著 
百瀬文晃・監修


[5029] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/10/31(Wed) 21:56

下記書籍が11月1日刊行予定。
●『アルメニア共和国の建築と風土〈Out of the Frame〉』 
彩流社 
篠野志郎 
予価 \2,940<税込>

ロシアからペルシャ湾への南北の軸、アジアから地中海への東西の軸、「文明の十字路」に育まれたもう一つのキリスト教。アルメニアに遺る中世のキリスト教建築に内包された時を越えて静まり返る信仰の空間を甦らせる。
 http://www.hanmoto.com/bd/ISBN978-4-7791-1309-3.html

下記書籍が11月3日刊行予定。
●『誠実という悪徳 E・H・カー 1892-1982』 
現代思潮新社 
ジョナサン・ハスラム著 
角田史幸・川口良・中島理暁訳 
予価 \6,720<税込>

歴史家E・H・カーの初めての評伝。90年の生涯を縦軸に、世界史の激動を横軸に、ほぼ一世紀の出来事を追う一大叙事詩。
 http://www.gendaishicho.co.jp/mokuroku/carr.htm

下記書籍が11月5日刊行予定に変更。
●『エロチックメルヘン3000年』 講談社 金成陽一 予価 \1,575<税込>
 人はエロスのみにて生くるにあり! ギリシャ・ローマ神話から、中世の民話、グリム童話まで、その底流に脈打つ「エロチシズム」。おおらかなお色気から、禁じられた性愛まで、歴史的に解き明かす。

●11月6日23:15〜25:05、NHK・BSハイビジョンにて「ビザンチン帝国(2)」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20071106/001/10-2315.html
●11月7日23:15〜25:05、NHK・BSハイビジョンにて「ビザンチン帝国(3)」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20071107/001/10-2315.html

下記書籍が11月刊行予定に変更。
●『古代・中世の挿絵芸術 その起源と展開』 
中央公論美術出版
クルト・ワイッツマン著 
辻成史訳 
A4・本文288頁 
予価 \22,050<税込>

 ビザンティン美術史、とくに写本研究の碩学であるクルト・ワイッツマンの大著を初めて紹介する。原著そのままの多数の図版を掲載した本書は古典学、聖書学、テキスト批評、美学といった隣接諸分野に大きな刺激を与え続け、古代・中世の挿絵芸術の発展史的経緯を追い、描写における古代・中世人の心理学的軌跡を克明にあとずけた、ヴィックホフの『ウィーン創世記』に比肩する、わが国の絵巻研究にも多大な影響を与える名著である。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0552

下記書籍が11月21日重版予定。
●『ギリシア宗教発展の五段階』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003368010.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
ギルバァト・マレー著 
藤田健治訳 
予価 \735<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/0/3368010.html

下記書籍が11月下旬刊行予定。
●『博物館学を学ぶ 入門からプロフェッショナルへ』
山川出版社 
水藤真編 
予価 \2,100<税込>

 『博物館を考える』1〜3の姉妹編かつ、総集編。歴史系博物館を中心に機能や役割、業務の内容、学芸員の仕事などをわかりやすく説明。

下記書籍が12月5日刊行予定。
●『世界史なんていらない? <岩波ブックレット>』 
岩波書店 
南塚信吾
A5・72頁


●12月8日20:00〜21:35、NHK・BSハイビジョンにて「ローマ史上最大の敵 ハンニバル」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/drama_7later.html
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/docum_7later.html

下記書籍が12月15日刊行予定。
●『饗宴 パイドン <西洋古典叢書第IV期・第6回配本>』 京都大学学術出版会 プラトン著 朴一功訳 予価 \3,885<税込>
 『饗宴』では、悲劇作家アガトンが悲劇競演で優勝した折りに、祝賀の宴が催され、喜劇作家アリストパネスなど、参加者たちの面々が「エロース(恋)讃美」を繰り広げる。『パイドン』は、ソクラテスの死刑に立ち会った友人たちを相手に、死にゆく師ソクラテスが「魂の不死」をテーマに交わした対話篇。いずれも中期プラトンを代表する至高の名品。

下記書籍が12月21日刊行予定。
●『古代エジプト <一冊でわかる・シリーズ>』 岩波書店 イアン・ショー著 近藤二郎・河合望訳 B6・240頁


[5029] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/10/31(Wed) 21:56

下記書籍が11月1日刊行予定。
●『アルメニア共和国の建築と風土〈Out of the Frame〉』 
彩流社 
篠野志郎 
予価 \2,940<税込>

ロシアからペルシャ湾への南北の軸、アジアから地中海への東西の軸、「文明の十字路」に育まれたもう一つのキリスト教。アルメニアに遺る中世のキリスト教建築に内包された時を越えて静まり返る信仰の空間を甦らせる。
 http://www.hanmoto.com/bd/ISBN978-4-7791-1309-3.html

下記書籍が11月3日刊行予定。
●『誠実という悪徳 E・H・カー 1892-1982』 
現代思潮新社 
ジョナサン・ハスラム著 
角田史幸・川口良・中島理暁訳 
予価 \6,720<税込>

歴史家E・H・カーの初めての評伝。90年の生涯を縦軸に、世界史の激動を横軸に、ほぼ一世紀の出来事を追う一大叙事詩。
 http://www.gendaishicho.co.jp/mokuroku/carr.htm

下記書籍が11月5日刊行予定に変更。
●『エロチックメルヘン3000年』 講談社 金成陽一 予価 \1,575<税込>
 人はエロスのみにて生くるにあり! ギリシャ・ローマ神話から、中世の民話、グリム童話まで、その底流に脈打つ「エロチシズム」。おおらかなお色気から、禁じられた性愛まで、歴史的に解き明かす。

●11月6日23:15〜25:05、NHK・BSハイビジョンにて「ビザンチン帝国(2)」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20071106/001/10-2315.html
●11月7日23:15〜25:05、NHK・BSハイビジョンにて「ビザンチン帝国(3)」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20071107/001/10-2315.html

下記書籍が11月刊行予定に変更。
●『古代・中世の挿絵芸術 その起源と展開』 
中央公論美術出版
クルト・ワイッツマン著 
辻成史訳 
A4・本文288頁 
予価 \22,050<税込>

 ビザンティン美術史、とくに写本研究の碩学であるクルト・ワイッツマンの大著を初めて紹介する。原著そのままの多数の図版を掲載した本書は古典学、聖書学、テキスト批評、美学といった隣接諸分野に大きな刺激を与え続け、古代・中世の挿絵芸術の発展史的経緯を追い、描写における古代・中世人の心理学的軌跡を克明にあとずけた、ヴィックホフの『ウィーン創世記』に比肩する、わが国の絵巻研究にも多大な影響を与える名著である。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0552

下記書籍が11月21日重版予定。
●『ギリシア宗教発展の五段階』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003368010.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
ギルバァト・マレー著 
藤田健治訳 
予価 \735<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/0/3368010.html

下記書籍が11月下旬刊行予定。
●『博物館学を学ぶ 入門からプロフェッショナルへ』
山川出版社 
水藤真編 
予価 \2,100<税込>

 『博物館を考える』1〜3の姉妹編かつ、総集編。歴史系博物館を中心に機能や役割、業務の内容、学芸員の仕事などをわかりやすく説明。

下記書籍が12月5日刊行予定。
●『世界史なんていらない? <岩波ブックレット>』 
岩波書店 
南塚信吾
A5・72頁


●12月8日20:00〜21:35、NHK・BSハイビジョンにて「ローマ史上最大の敵 ハンニバル」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/drama_7later.html
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/docum_7later.html

下記書籍が12月15日刊行予定。
●『饗宴 パイドン <西洋古典叢書第IV期・第6回配本>』 京都大学学術出版会 プラトン著 朴一功訳 予価 \3,885<税込>
 『饗宴』では、悲劇作家アガトンが悲劇競演で優勝した折りに、祝賀の宴が催され、喜劇作家アリストパネスなど、参加者たちの面々が「エロース(恋)讃美」を繰り広げる。『パイドン』は、ソクラテスの死刑に立ち会った友人たちを相手に、死にゆく師ソクラテスが「魂の不死」をテーマに交わした対話篇。いずれも中期プラトンを代表する至高の名品。

下記書籍が12月21日刊行予定。
●『古代エジプト <一冊でわかる・シリーズ>』 岩波書店 イアン・ショー著 近藤二郎・河合望訳 B6・240頁


[5028] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/10/29(Mon) 20:04

下記書籍が既刊。
●『大人の世界史 裏から読むと面白い!』
青春出版社 
歴史の謎研究会編 
\500<税込>

マリー・アントワネットのすごい生活、ダ・ヴィンチとミケランジェロの不仲説…。そんな「舞台裏」があったとは! 教科書には載らない深い話、困った話、そしてちょっとキケンでアブナイ話を拾い集めた、裏から読む世界史。

●塩野七生氏が文化功労者になられました。以下記事。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071027-00000014-mai-soci

下記書籍が11月1日刊行予定。
●『世界遺産ビジュアルハンドブック4 イタリア(1)  ローマ、ヴァティカンとその周辺』 
毎日コミュニケーションズ 
世界遺産アカデミー・監修 
小泉澄夫著 
予価 \1,449<税込>


●11月5日23:15〜25:05、NHK・BSハイビジョにて「ビザンチン帝国(1)」が放映予定。再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20071105/001/10-2315.html

下記書籍が11月12日刊行予定。
●『ストーリー・オブ・マリア』 
いのちのことば社 
アンジェラ・ハント著 
内田みずえ訳 
予価 \1,575<税込>

 救い主イエスの母となったマリアと夫ヨセフが、恐れ、苦悩、不安、葛藤の中で、神への信頼を深め、神の子を託された責任を全うしようとする姿を描く。ベストセラー作家アンジェラ・ハントが、映画の脚本と聖書に関する膨大な資料を駆使して描き上げた力作。クリスマスへの道程を描き出す感動のストーリー。12月公開 映画「マリア」ノベライズ版。

下記書籍が11月16日刊行予定。
●『主と食卓を囲む 聖書における食事の象徴性』 
リトン 
上智大学キリスト教文化・東洋宗教研究所編 
予価 \2,310<税込>

 2006年の聖書週間に上智大学にて行なわれた聖書講座をもとに、書き下ろした論集。

●映画「マリア」が12月1日より公開。
 http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/20028/

下記書籍が12月3日刊行予定。
●『中間時代のユダヤ世界 新約聖書の背景を探る』 
いのちのことば社 
J.ジュリアス・スコット著 
井上誠訳 
予価 \3,990<税込>

 旧約聖書と新約聖書の間に横たわる空白の四百年間、ユダヤ人はどのような状況に置かれ、どのように変化していったのか。パリサイ派やサドカイ派の成り立ち、ヘロデ家の台頭、ローマ帝国との関係など、新約聖書を理解する上で欠かせない歴史的背景を解説する。


[5027] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/10/24(Wed) 21:16

下記書籍が11月下旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『モムゼン ローマの歴史 IV  カエサルの時代』
名古屋大学出版会 
テオドール・モムゼン著 
長谷川博隆訳 
予価 \7,350<税込>

http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0508-1.html

下記書籍が9月既刊。
●『近世大坂の法と社会』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4792406242.09.MZZZZZZZ.jpg清文堂出版 
塚田孝編 
\10,080<税込>

 ・「ビザンツ帝国における法と社会 井上浩一」が収録。

下記書籍が既刊。
●『ルネサンス美術解読図鑑』 
悠書館 
リチャード・ステンプ 
\9,975<税込>

 http://www.yushokan.co.jp/list_book.html

下記書籍が11月刊行予定。
●『ツタンカーメンの秘宝 講談社トレジャーBOX 復元☆カーター発掘隊』 
講談社 
マレック・J著 
那須田淳訳 
予価 \6,825<税込>

少年王の宝が語る、古代エジプト王朝の謎! 20世紀最大の発見「ツタンカーメン王墓発掘」の感動と喜びを、復刻「カーター発掘隊の秘蔵日誌・親書・写真」の特別付録で追体験する、歴史トレジャー本登場!
 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/406214168X.html

下記書籍が11月9日刊行予定。
●『イタリアは素晴らしい、ただし仕事さえしなければ』 
平凡社新書 
加藤雅之 
予価 \735<税込>

悪戦苦闘を重ねた元特派員が愛情と怨念をこめて描く究極のマイペース社会。あまりに“イタリア的”な社会と人々の実像とは?

下記書籍が11月15日刊行予定。
●『謎解きマックス・ヴェーバー(仮題)』 
PHP新書 
羽入辰郎 
予価 \756<税込>


下記書籍が11月19日刊行予定。
●『こんなにも面白いローマ帝国1500年の歴史 常識として知っておきたい古代ローマ帝国の興亡と英雄たち』
KAWADE夢文庫 
歴史の謎を探る会編 
予価 \540<税込>

2200年の歴史をもつローマ帝国。都市国家から成長し、広大な大帝国に至るまでの英雄たちの活躍、戦いのドラマとは? そして東西分裂を経て滅亡に至るまでの歴史をわかりやすくダイナミックに解説する!
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309496702

下記書籍が11月20日復刊予定。
●『イエスとその時代』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4004121582.09.MZZZZZZZ.jpg岩波新書 
荒井献 
予価 \735<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/41/2/4121580.html

下記書籍が11月22日刊行予定。
●『転生 古代エジプトから甦った女考古学者』
新潮社 
ジョナサン・コット・著 
田中真知訳 
予価 \1,995<税込>

私は王様の愛人だった――ありふれたイギリス人女性は、自分が古代神殿の巫女だったという記憶を持っていた! 特異な転生経験をたどるノンフィクション。

下記書籍が12月上旬刊行予定。
●『マックス・ヴェーバー ある西欧派ドイツ・ナショナリストの生涯』 
東京大学出版会 
今野元 
A5・ 504頁 
予価 \9,975<税込>

 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-036230-6.html


[5026] RE: 『ローマ』のDVD 投稿者:augustus 投稿日:2007/10/22(Mon) 20:18

◎真奈美さん

「気に入らないのは」と書いて、誤解を招いたかもしれません。オクタウィアヌスを徹底的に嫌な奴として描いているのは気に入らないのですが、間違いなく面白いドラマなんです。

> ファンでも楽しめる描きかたになっている印象です
はい。たっぷり楽しめます。

> 三人組(オクタ、アグ、マエケナス)の配役は中々適切な感じです。
特に実直そうなアグリッパは感じがでていました。
カエサルは髪が多すぎました。(^^

> そーとーに過激な、突飛な設定もてんこ盛りなようなので、
えー、ありましたよ。おいおいってのが。
まあ、でも日本ではたぶん塩野氏の本ほどの影響は持たないでしょう。


[5025] 『ローマ』のDVD 投稿者:真奈美 投稿日:2007/10/21(Sun) 14:55

 ご無沙汰です。

>一つ気に入らないのはオクタウィアヌスを悪く描きすぎているところです。(^^;

 私はまだ見ていないのですが、とあるブログで詳しく紹介されているのを読む限り、ファンでも楽しめる描きかたになっている印象です、ミョーな趣味があったりしますが。三人組(オクタ、アグ、マエケナス)の配役は中々適切な感じです。
 ただ、そーとーに過激な、突飛な設定もてんこ盛りなようなので、これが世間様に真に受けられたりするのはヤだな、と思ってます。DVD、買えない値段ではありませんけど、そのへんがナンです・・・。


[5024] HBOのドラマ「ROME」 投稿者:augustus 投稿日:2007/10/21(Sun) 13:02

> 英BBCと米HBO合作の巨大プロジェクト「ROME[ローマ]」
機会があって視聴することが出来ました。セットや衣装もよく出来ていると思いました。ドラマとしても見応えのあるものです。
一つ気に入らないのはオクタウィアヌスを悪く描きすぎているところです。(^^;

3月にDVDが出るとのことですので、多くの皆さんに購入して貰えると良いと思います。(売れないと類似の企画が出てきませんからねー。)

「ROME」のメイキングビデオも見ることができました。ドラマに出てくるコインのデザインもローマ時代のものを使っています。ところが、せっかくローマ時代のものにしているのに、何故か帝政になってからだいぶ経った3世紀のデザインになっているのは御愛嬌。(^^


[5023] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/10/21(Sun) 12:49

◎高島賢治さん
>『ROME[ローマ]コレクターズBOX DVD』 
企画への応援を兼ねて購入したいと思います。

◎んとね〜さん
ここはローマ史の話をする場所ですから、他の話題なら数学準備室にでもどうぞ。

>終わったらなんか先生に読み物借りにいきます(^^)
お勧め出来る本はあるけど、自分で持っているはずですね。暇なんて言っていたらダメですよ。(^^
amazon 4410107135:1 4410107224:1


[5022] 暇ですな(^^;) 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/10/20(Sat) 20:15

ひ〜ま〜っ!!!

早く数学の教材来るのを待つばかり・・・(-_-)
あっ!!数学といえば春休みの宿題そろそろ出しますんで(^^;)

あと今は竜馬がゆく読んでますけど、終わったらなんか先生に読み物借りにいきます(^^)


[5021] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/10/19(Fri) 20:21

下記書籍が既刊。
●『特別企画 ローマ人の物語 1〜10巻セット』 新潮文庫 塩野七生 \4,360<税込>
●『特別企画 ローマ人の物語 11〜20巻セット』 新潮文庫 塩野七生 \4,360<税込>
●『特別企画 ローマ人の物語 21〜31巻セット』 新潮文庫 塩野七生 \4,899<税込>

下記雑誌が既刊。
●『歴史学研究増刊号 2007年10月号 寄進の比較史 −富の再配分と公共性の論理−』
anazon B000VY19VO:0
青木書店 \2,350<税込>


 ・「初期キリスト教の周縁部 松本宣郎」が収録。
 ・「ビザンツ帝国における宗教的《境界》の生成−正教会異端論駁書を題材に− 草生久嗣」が収録。
 ・「寄進と再分配の摂理−−キリスト教ローマ帝国の生成−−大月康弘」が収録。
 ビザンツ帝国において,救済をもとめて自らの意志で寄進を行った市民と神の資産となった教会財産を,皇帝権力=帝国がいかに国家機構のなかにとりこんでいったか,個人の善行が社会的な「慈善」へと転化していくことの意味を問い直す。
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekiken/journal/index.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekiken/annual_meetings/index.html
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekiken/journal/2007.html
 下記で取り扱い。
 http://7andy.yahoo.co.jp/magazine/detail?accd=T0173225

●下記に新潮社PR誌「波 2007年6月号」掲載の「スペシャル・ガイドブック編集部/『物語』の中へ出発!――古代ローマ探訪記」という記事あり。
 http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/304651.html

●下記に『レバノン地下壁画墓:墓室の修復完了 崩落した石材再建−−奈良大 /奈良』という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071017-00000198-mailo-l29
 http://www.nara-np.co.jp/n_soc/071017/soc071017c.shtml

●下記にフォロ・ロマーノで開催中の“大理石の彫刻家”安田侃氏の個展「時に触れる」の記事あり。塩野七生氏のコメントあり。
 http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/071017/art0710170821000-n1.htm
 http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/071017/art0710170821000-n2.htm
 http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/071017/art0710170821000-n3.htm
 http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/071017/art0710170821000-n4.htm

下記書籍が10月22日刊行予定に変更。
●『図説世界女神大全 I・II』 
原書房
アン・バリン&ジュールズ・キャシュフォード監修 予価 各 \6,090<税込>

 壮大なる「女神」の歴史。旧石器時代の彫像から現代絵画まで、様々な文化の中に登場する女神の物語や表象を世界中から蒐集。「女神の神話」はいかにして生まれ、なにを表し、なぜ歴史も地域も超えて伝播したのかを人類の軌跡から追う、女神の世界史。
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04122-0
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04123-7

下記書籍が10月25日刊行予定に変更。
●『シリーズ絵解き世界史 第三巻 ローマ帝国と皇帝たち』
原書房 
ニック・マッカーティ著 
日本語版総監修・本村凌ニ 
予価 \2,730<税込>

 伝説時代の王国から共和制、帝政へとその体制を時代とともに変えながら、1000年にわたって連綿と地中海を統べてきたローマ人の容赦ない戦いと英雄、高度な文化と文明を、フルカラーの豊富な図版とともに生き生きと紹介する。
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04082-7

●『アシェット版 図説ヨーロッパ歴史百科』
原書房 
ピエール・ラメゾン編 ピエール・ヴィダル=ナケ監修 
予価 \18,900<税込>

 ヨーロッパの全体像を巨視的にとらえた名著! 自然環境、言語、宗教、政治、領土、芸術、科学の系譜をたどって、450におよぶ図版、160の地図、80の系譜図を駆使して、気鋭の歴史学者と人類学者によって、ヨーロッパ文明の全体像を巨視的にとらえた名著。年表と索引も完備したレファレンスの金字塔。
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04120-6

下記雑誌が11月10日発売予定。
●『現代思想 2007年11月臨時増刊号』
青土社

 総特集=マックス・ヴェーバー

下記書籍が11月20日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森 悪魔の子を孕みし魔女(上)』 
トクマ・ノベルズEdge 
麻木未穂 
予価 \860<税込>

 魂を失った恋人レギウスを、主人公シフは甦らせることができるのか?人気シリーズ第七弾。

下記書籍が11月28日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『プラトンの弁明 ギリシア哲学小論集』 
岩波書店 
加来彰俊 
A5・380頁 
予価 \7,560<税込>

 政治論としてのプラトン哲学。正義とは何か。この問いを研究する哲学の道こそが、公共性への貢献につながることを論証する。

下記書籍が11月30日刊行予定。
●『中世の発見 偉大な歴史家たちの伝記』 
法政大学出版局 
ノーマン・F.キャンター著 
朝倉文市・横山竹己・梅津教孝訳 
予価 \7,875<税込>

 中世史研究の創始期の歴史を偉大な歴史家たちの生涯と著作、思想を通してたどり、後世のヨーロッパ中世の解釈に及ぼした持続的な影響を評価・分析する。 C.S.ルイス、トールキン、サザーン、ノウルズ、カントローヴィツ、パノフスキー、クルツィウス、マルク・ブロック、ホイジンガらの人物像や歴史観を新鮮に描き出すとともに、他分野を横断して二十世紀という大河の流れを読み取る。


[5020] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/10/15(Mon) 19:22

下記書籍が既刊。
●『学術情報流通と大学図書館 シリーズ・図書館情報学のフロンティア』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4585002901.09.MZZZZZZZ.jpg勉誠出版 
日本図書館情報学会研究委員会編 
\2,835<税込>

 大きな変革期を迎えている、学術情報流通。その現況や、現在の日本の学術情報流通のなかでも特にその電子化に関して大きな役割を果たしている機関の現状をまとめ、大学図書館がいかなる対応や試みを行っているかを論じる。
 http://www.bensey.co.jp/book/1936.html

●『ギリシアの神々とコピーライト 「作者」の変遷、プラトンからIT革命まで』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4875170793.09.MZZZZZZZ.jpg学芸書林 
ソーントン不破直子著 
\2,940<税込>

 作品の起源を表す「作者」という概念は、いつ生まれ、どのように変遷したのか。古典ギリシア時代からIT時代の現代まで、それぞれの時代の作家や思想家たちの主要文献を縦横に駆使して辿る。

●『世界の法思想入門』
講談社学術文庫 
千葉正士 
\1,155<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1598422


●10月16日02:29〜04:00、日本テレビ系列にて映画「タイタス[前]」が放映予定。
●10月23日01:59〜未定、日本テレビ系列にて映画「タイタス[後]」が放映予定。
 99年、米。アンソニー・ホプキンス、ジェシカ・ラング。シェークスピアの戯曲「タイタス・アンドロニカス」を斬新な演出で描く愛憎劇。ゴート族との戦争に勝利したローマの英雄タイタスが、女王とその息子たちを人質に帰国。長男を殺された女王はタイタスに復讐(ふくしゅう)を誓う。ジュリー・テイモア監督。(字幕)(1999年アメリカ)
 http://www.ntv.co.jp/getsuyo/h191015.html

下記書籍が11月10日刊行予定。
●『エネアデス(抄) I・ II』 中公クラシックス プロティノス著 田中美知太郎・田之頭安彦・水地宗明訳 予価 各 \1,575<税込>

下記書籍が11月20日刊行予定。
●『マックス・ヴェーバーにとって社会学とは何か 歴史研究への基礎的予備学』
勁草書房 
折原浩 
予価 \3,045<税込>

 マックス・ヴェーバーは、はたして社会学者なのか。没後百周年を前に、彼がなぜ「社会学」を必要としたのか、その意味を問い直す。

下記書籍が12月10日刊行予定。
●『この男は何者なのか マルコ福音書のイエス 聖書の研究シリーズ62』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764280620.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
P.ミュラー著 
大貫隆訳 
予価 \2,940<税込>


[5019] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/10/10(Wed) 18:41

下記書籍が9月既刊。
●『近代科学の源流』
中公文庫 
伊東俊太郎 
\1,050<税込>

 「ビザンツの科学」という項目あり。

下記書籍が既刊。
●『ローマ歴史散歩(オンデマンド版)』 晶文社 ボーエン・エリザベス著 篠田綾子訳 \4,410<税込>

●『ジェンダーの基礎理論と法 東北大学21世紀COEプログラムジェンダー法・政策研究叢書』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4861630630.09.MZZZZZZZ.jpg東北大学出版会 
辻村みよ子監修 
\2,310<税込>

 「古代ギリシアにおける家の継承 桜井万里子」という論文あり。

●下記に『掘れ掘れ読本 考古学ギョーカイと発掘の愉快なお話』(バジリコ)の著者・秋田麻早子氏のブログあり。
 http://www.actiblog.com/asako/

下記にPDF文書あり。
●『ローマの広域支配についてのノート 吉村忠典教授績と要約 木村英亮』
 http://kamome.lib.ynu.ac.jp/dspace/bitstream/10131/2529/1/KJ00004464422.pdf
●『イタリア,カッツァネッロ出上の三葉形建物 : カッツァネッロの古代ローマ別荘遺跡発掘調査 1992年』
 http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN10438548/ISS0000341933_jp.html

●下記に『古代ローマ初期の別荘 : ナポリ近郊ソンマ・ヴェスヴィアーナの発掘調査から(遺跡漫遊 第7回)  青柳正規』という報告書あり。
 http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00079427/ISS0000408115_jp.html

下記書籍が11月8日新刊予定。
●『一人きりの法廷 密偵ファルコ(15)』
光文社文庫 
リンゼイ・デイヴィス著

古代ローマ小説。 密偵ファルコ・シリーズ第15弾。

●『黒い聖母と悪魔の謎』
講談社学術文庫 
馬杉宗夫

 下記の文庫本化と思われる。
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1494112

下記書籍が11月10日刊行予定。
●『死の文化史 コンパクトヒストリー』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764218526.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
D.J.デイヴィス著 
森泉弘次訳
予価 \1,890<税込>


下記書籍が11月上旬刊行予定。
●『ホモ・サピエンスの誕生[市民の考古学3]』
同成社 
河合信和 
予価 \1,995<税込>

 ホモ・サピエンスのアフリカ単一起源説を中心に、人類発生の故地やネアンデルタールの実態など古人類学の最新情報をわかりやすく紹介。

下記DVDが12月7日発売予定。
●『アポカリプス 黙示録』 アルバトロス・フィルム 予価 \5,040<税込>
 あらゆる天変地異が襲いかかる終末伝説の原点“黙示録”の世界を描く、「グラディエーター」のリチャード・ハリス主演スペクタクル超大作!西暦90年。ローマ帝国の迫害に苦しむキリスト教徒たちの間では、イエスの最後の使徒ヨハネが今も生きているという囁が囁かれていた。自らを神と名乗るローマ皇帝はこれに激怒し、真相を探るために若き兵士ヴァレリアスをスパイとしてキリスト教徒たちが囚われているパトモス島に送るが…。
 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/137122

下記DVDが来年3月19日発売予定。
●『ROME[ローマ]コレクターズBOX DVD』 
ワーナー・ブラザース 
予価 \19,800<税込>

 TVシリーズ史上最大規模、制作費200億円以上を投じた英BBCと米HBO合作の巨大プロジェクト「ROME[ローマ]」がDVD化。ケヴィン・マクキッド、レイ・スティーブンソン、キアラン・ハインズほか出演で贈る古代ローマで繰り広げられる愛と策謀の物語。
 【高島の蛇足コメント】WOWOWで放映されたドラマのDVD化と思われる。
 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/138571


[5017] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/10/07(Sun) 13:17

◎高島賢治さん
> 掘れ掘れ読本 考古学ギョーカイと発掘の愉快なお話
これ、面白そうですね。学校の図書館に入れて生徒にも読んでもらいたいです。


[5016] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/10/03(Wed) 14:31

下記書籍が既刊。
●『掘れ掘れ読本 考古学ギョーカイと発掘の愉快なお話』 
バジリコ 
秋田麻早子 
四六判・159頁 
\1,575<税込>

 ホリダシモノです。考古学会のアイドル(自称)が、発掘のイロハから、考古学者の生態、謎の出土品、古代文字の解読まで知られざる考古学会のリアルをわかりやすく、ちょっとディープに爆笑講義。ユル系解説イラスト多数収録。
 <著者>テキサス大学オースティン校芸術学部美術学科美術史修士課程修了。日本オリエント学会会員。アメリカでメソポタミア美術の権威に師事。
 第1章 発掘ってナンダロウ? 人はなぜ「掘る」のか? 発掘の基礎知識を解説
 第2章 発掘する人たち 荒くれ冒険野郎からオタクボーイズまで発掘命の濃い人たちを紹介
 第3章 発掘されたモノたち ツッコミどころ満載の知られざるキャラ立ち出土品ベスト23
 第4章 発掘された「文字」 古代文字の簡単読み書き術。粘土版に刻まれたイニシエの物語
 第5章 発掘をめぐる問題 ちょっとマジメに発掘に関する問題提起
 http://basilico.co.jp/book/books/9784862380548.html
 http://syokubakanissi.cocolog-nifty.com/damedasi/2007/09/post_5429.html
 【高島の蛇足コメント】面白そうな書籍。

●『アングロ=サクソン社会における奴隷の研究 方法論的試み』 
牧歌舎<出版> 
星雲社<発売> 
伏島正義 
\6,300<税込>

 ゲルマン諸部族法典を史料としてゲルマン社会の奴隷形態について研究した1993年の論文を基にして、更にそれ以降新たに入手することのできた文献・史料等を活用し、先行研究を踏まえ再検討する。
 第I部 序論
 第1章 はじめに
 第2章 わが国におけるアングロ=サクソン期の奴隷をめぐる議論とその問題点
 第3章 欧米におけるアングロ=サクソン期の奴隷をめぐる議論とその問題点
 第4章 本論考の分析視角
 第II部 本論
 第1章 アングロ=サクソン諸法典の検討
 第2章 遺言状、解放状、ドゥームズデー・ブック等の検討
 第III部 結論

●『旅ボン イタリア編』 
ゴマブックス 
ボンボヤージュ著 
\1,365<税込>


●『ローマに学ぶ防災先進都市の条件』 
晃洋書房 
金芳外城雄
\2,100<税込>

 阪神大震災で大きく転換を迫られた防災体制。行政・民間企業・市民の公益活動という3つのセクターがともに協働することが、防災先進都市の条件になるという考えをもとに、防災行政学を多様な観点から考察する。

●『基礎ラテン語文法 CD BOOK』 
国際語学社 
川崎桃太
\2,625<税込>

 「最もわかりやすいラテン語文法書」を目指し、難解なラテン語をシンプルに解説。ロマンス諸語を知らない人も理解できる一冊。古典ラテン語に忠実な発音もCDで聴ける。
 <著者>京都外国語大学名誉教授。

●『イコン 神の国に開かれた窓』 
日貿出版社 
鞠安日出子
\3,990<税込>

 絵で描かれた福音と呼ばれるイコン。登場人物の名前や意味するところなど簡単な説明をつけ、初めてイコンに接する人にもわかりやすく紹介するイコン集。
 <著者>1940年長野県生まれ。東京学芸大学美術科卒業。92年よりイコンを描きはじめる。日本美術院展、春の院展に入選。ブロードウェイ大賞展一席など受賞。著書に「あなたへの手紙」など。
 http://www.nichibou.sub.jp/

●『ポルピュリオス ピタゴラスの生涯』 
晃洋書房 
ポルピュリオス著
水地宗明訳 
\2,940<税込>

 ピタゴラス研究、あるいは新プラトン主義出現の思想史的背景を探る史料として有用である「ピタゴラスの生涯」を邦訳し、訳注を付す。解説ではピタゴラスの生涯、著作、思想を論ずる。ピタゴラス由来の「黄金の詩」も収録。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『フランク史 一〇巻の歴史』 
新評論 
トゥールのグレゴリウス作 
杉本正俊訳 
A5・640頁 
\6,825<税込>

 草創期ヨーロッパ世界を知る古今随一の史書、読み物としての魅力を味わい尽くす待望の新訳!
 http://www.shinhyoron.co.jp/cgi-db/s_db/kensakutan.cgi?j1=978-4-7948-0745-8

●『図説「最悪」の仕事の歴史』 
原書房 
トニー・ロビンソン著 
日暮雅通&林啓恵訳
\2,940<税込>

 もっとも過酷なハローワーク!反吐収集人から王様の御便器番、煙突掃除人……。古代から近代にいたる、辛くてきつい、けれど誰かがやらなければならなかった「庶民の仕事」の歴史をたどったはじめての本。貴族生活も近代化も彼らがいなくてはあり得なかった!

下記書籍が9月下旬刊行予定。
●『列王記上(1)』 
ミルトス ミルトス・ヘブライ文化研究所編
予価 \2,940<税込>

 旧約聖書を、ヘブライ語原文から日本語に逐語訳する画期的・好評のシリーズ。列王記上1〜11章を収録。

下記書籍が10月1日刊行予定。
●『マルコ福音書の詩学』 キリスト教図書出版社 挽地茂男 予価 \4,200<税込>

下記書籍が10月3日刊行予定。
●『西洋建築空間史 西洋の壁面』
鹿島出版会 
安原盛彦 
予価 \2,310<税込>

 本書は、西洋の建築が持っている空間の特性を知る行脚(空間史)の過程を記した教科書。

下記書籍が10月刊行予定に変更。
●『古代・中世の挿絵芸術 その起源と展開』
中央公論美術出版 
クルト・ワイッツマン著 
辻成史訳 
A4・本文288頁 
予価 \22,050<税込>

 ビザンティン美術史、とくに写本研究の碩学であるクルト・ワイッツマンの大著を初めて紹介する。原著そのままの多数の図版を掲載した本書は古典学、聖書学、テキスト批評、美学といった隣接諸分野に大きな刺激を与え続け、古代・中世の挿絵芸術の発展史的経緯を追い、描写における古代・中世人の心理学的軌跡を克明にあとずけた、ヴィックホフの『ウィーン創世記』に比肩する、わが国の絵巻研究にも多大な影響を与える名著である。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0552

下記書籍が10月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『シリーズ絵解き世界史 第三巻 ローマ帝国と皇帝たち』
原書房 
ニック・マッカーティ著 
日本語版総監修・本村凌ニ 
予価 \2,730<税込>

ローマ人は、誰よりも強くあらねばなかった!伝説時代の王国から共和制、帝政へとその体制を時代とともに変えながら、1000年にわたって連綿と地中海を統べてきたローマ人の容赦ない戦いと英雄、高度な文化と文明を、フルカラーの豊富な図版とともに生き生きと紹介する。
 http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html

下記書籍が10月上旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『旅の比較文明学 地中海巡礼の風光』 
世界思想社 
吉澤五郎 
予価 \2,730<税込>

 旅の原点となる巡礼の道行きと多様な文明の交差路に立ち、現実の境界をこえる「もう一つの世界風景」を描く、異色の文明史紀行。
 http://www.u-sacred-heart.ac.jp/people/i_seminar.html

下記書籍が10月15日刊行予定。
●『哲学の始まり 初期ギリシャ哲学講義』 
法政大学出版局 
ハンス・ゲオルグ・ガダマー著 
箕浦恵了&國嶋貴美子訳 
予価 \2,415<税込>

ガダマーが晩年にナポリで行なった初期ギリシャ哲学についての講義録。ガダマーは生涯を賭けて「西欧の哲学の始まり」を問い続け、ギリシャ哲学や文学は常に哲学研究の主題となり思索の重要なモメントとなった。「ソクラテス以前の哲学者たち」への言説からプラトン、アリストテレスへと展開する解釈学的考察は正に「有魂の生きた言葉」の講義であり、西欧の思惟の源流を明快に映し出す。
 http://www.h-up.com/2007-10.html

下記書籍が10月中旬刊行予定。
●『西洋哲学史再構築試論』 
昭和堂 
渡邊二郎監修 
哲学史研究会編 
予価 \6,090<税込>

古代ギリシアより二千五百年におよぶ西洋哲学の歴史。諸思想をときほぐし、哲学の真の姿に迫る試み。西洋哲学史シリーズ最終巻。

●『法思想史講義 上 古典古代から宗教改革期まで』 
東京大学出版会 
笹倉秀夫 
A5・336頁 
予価 \3,780<税込>

「近代法」生成の地である西洋の法思想を、古代から現在まで通観した決定版テキスト。上巻は古典古代から宗教改革期までを論じる。プラトン、アリストテレス、イエス・キリスト、トマス・アクィナス、マキアヴェリ、ルターなど、重要な思想家と彼らが生きた時代・社会を鮮明に描き出す。
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-032340-6.html

下記書籍が10月18日復刊予定。
●『原始キリスト教とグノーシス主義』 岩波書店 荒井献 予価 \5,460<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/6/0004950.html

下記書籍が10月25日刊行予定。
●『世界BL 歴史人物伝 光文社コミックシリーズ』 光文社 歴史BLブッコミ隊著 予価 \1,365<税込>
 ヴェルレーヌ×ランボー、足利義満×世阿弥、ネロ、コクトーなど、世界の歴史人物(男×男)LOVE話を紹介するBL乙女必携の書。

下記書籍が10月30日刊行予定。
●『エトルリアの微笑み』
NHK出版 
ホセ・ルイス・サンペドロ著 
渡辺マキ訳 
予価 \1,995<税込>

古代エトルリアの人びとが、死期迫る老人の心を捉えた。老人が初めての都会暮らしで見つけた人生の真実とは。

下記書籍が10月下旬刊行予定。
●『テュルク族の世界 シベリアからイスタンブールまで』 
東洋書店 
廣瀬徹也 
予価 \630<税込>

 トルコ系言語を話す人たちの総称であるテュルク族について、その歴史を辿りつつ、現代的な視点から彼らを取り巻く状況を考察する。

下記書籍が11月刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『歴史の風』 刀水書房 史学会編 四六判・290頁 予価 \2,940<税込>
 『史学雑誌』好評連載の「コラム 歴史の風」が1冊の歴史学エッセー集になります。第1回、1996年1月「歴史学雑誌に未来から風が吹く」(樺山紘一)から昨2006年末の「日本の歴史はどこに向かうのか」(三谷 博)まで、毎年5回11年間55人の“歴史家による歴史エッセーの「饗宴」!” 歴史愛好家に絶対オススメの1冊。
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm
 
●『歴史家たちのユートピアへ 国際歴史学会議の百年 [世界史の鏡 0巻]』
刀水書房 
樺山紘一 
予価 \1,680<税込>

100年以上も前に、世界の歴史家たちの国際的な連合組織が生まれた。その、国際歴史学会議の歩みを辿りながら、20世紀〜21世紀に至る歴史家の苦悩と喜悦を振り返る。
 ―略目次―
 はじめに
 第一章 シドニーの風景 2005年
 第三章 常設される「会議」
 第四章 復活への努力
 第五章 冷戦と世界 1960〜2000年
 第六章 方法と戦略 1960〜2005年
 おわりに―世界史の鏡に映して― 
 〔歴史家索引〕
「はじめに」から―――――
 「これからお読みいただくのは、ひとりの歴史家が世界史にむけた思念である。・・・国際歴史学会議は、20世紀にあって、世界中の歴史家を結集した学術集団である。・・・有名・無名の歴史家たちは、困難な世紀のなかでつねに希望をうしなわず、ほとんどユートピアをもとめつつ協同した。・・・歴史を仕事とすることは、いったいどんな業なのか。・・・」
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm

下記書籍が11月刊行予定。
●『フェニキア人 <世界の古代民族シリーズ>』
創元社 
グレン・E・マーコウ著 
片山陽子訳


●『ビザンティン神学 歴史的傾向と教理的主題』 新教出版社 ジョン・メイエンドルフ著 鈴木浩訳 予価 \5,250<税込>
 1974年刊行以来多くの版を重ねてきた名著。東方教会の歴史と神学を簡潔に、しかも瑞々しく叙述した第一級の概説書。

下記書籍が11月15日刊行予定。
●『英雄伝2 <西洋古典叢書第IV期・第5回配本>』 
京都大学学術出版会 
プルタルコス著 
柳沼重剛訳 
予価 \3,990<税込>


下記書籍が11月16日刊行予定。
●『地中海世界を彩った人たち 古典にみる人物像』
岩波現代文庫 
柳沼重剛


●『クオ・ワディス 下』
ワイド版岩波文庫 
シェンキェーヴィチ 
木村彰一訳


下記書籍が11月16日重版予定。
●『ローマ皇帝伝 上』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003344014.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
スエトニウス 
国原吉之助訳 
予価 \840<税込>


●『ローマ皇帝伝 下』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003344022.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
スエトニウス 
国原吉之助訳 
予価 \1,050<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/4/334401+.html


下記書籍が11月28日刊行予定。
●『プラトンの弁明 ギリシア哲学小論集』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4000246380.09.MZZZZZZZ.jpg岩波書店 
加来彰俊 
A5・380頁

下記書籍が12月刊行予定。
●『建築論全史 古代から現代までの建築論事典』 中央公論美術出版 ハンノ・ヴァルター・クルフト著 竺覚暁訳 予価 \52,500<税込>
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0555
本書は、ウィトルウイウスから現代までの建築論を通じて、建築がいかに建てられ、いかなる法則によって構築されてきたのか、を全史的に論じた通史である。建築は、実用目的のためだけではなく、建てられた当時の美的傾向や時代背景・思潮を如実に現わしているので、支配層・施主の意思やその意向を受けた建築家の総合的思想の表明として設計されている。そのため各々の時代に種々の建築書に表現された建築論を知ることは、当時の建築がどのような思想的・物質的営為のみならず、社会・政治・宗教・風土・習俗・権力構造などによって、換言すればどのような時代精神によって構築されてきたかを教えてくれるのである。その時代を構築してきた特質を語り、建築意匠・構造のなかに建築書に書かれた痕跡を解読することが、本書の大きな目的である。『建築論全史』は、それらのことを知るために、現在存在する、一冊の本としては唯一のもっとも広範な建築論の通史として、また建築論事典として読者の便宜のために編纂された労作である。

下記書籍が2008年1月刊行予定。
●『申命記史書 旧約聖書の歴史書の成立』 日本キリスト教団出版局 トーマス・C. レーマー著 山我哲雄訳 予価 \5,250<税込>
 申命記〜列王記を同一史家の作とするノートの「申命記史書」説をめぐる仮説を、最新研究成果と調和させる。

下記書籍が2008年2月刊行予定。
●『マルコによる福音書略解』 新教出版社 加藤善治 予価 \6,195<税込>
 マルコ研究をライフワークとする著者(関西学院大学神学部教授、新約聖書学)が書き下ろした注解。

下記書籍が来年刊行予定。
●『グノーシス神話を読む 「妬み」の情念とグノーシス主義』 岩波セミナーブックス 大貫隆
 ヨーロッパ古代末期に、ユダヤ教とキリスト教の周辺で、広範な広がりを見せた宗教思想グノーシス。その救済神話のテクストを読みながら、固有の神観念・宇宙論・人間観のあり方に迫ります。マニ教のように中国文化圏にまで痕跡をとどめながらも、13世紀のカタリ派の殲滅とともに宗教史からは姿を消すグノーシス主義の本質とは何か。単に異端として敗北した思想なのか、あるいは豊かな可能性を秘めたもう一つの宗教思想だったのか。現代の宗教思想を考える上においても重要なヒントを隠しているこれらの問いに対して、「歴史的心理学」の方法をもって応答を試みます。例えば、「妬み」という人間性に深く浸透している情念は、グノーシスにおいてどのように扱われ、位置づけられているのか。旧約聖書に登場する「妬む神」や、同時代の地中海世界の文学などとも比較しながら考えていきます。遠く現代にもその余波を伝える「陰の精神史」に光を投げ、新たなキリスト教理解の視点をも提供。
□□ 「妬み」の詩学と哲学 □□ 創成神話と妬みの原理 □□ 造物神と妬み □□ 人間の創造と啓示者の到来 □□ グノーシス主義の歴史的心理学

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『図説ヨーロッパ歴史百科』  原書房 ピエール・ラメゾン編 ピエール・ヴィダル=ナケ監修 予価 \18,900<税込>
 ヨーロッパの全体像を巨視的にとらえた名著!自然環境、言語、宗教、政治、領土、芸術、科学の系譜をたどって、450におよぶ図版、160の地図、80の系譜図を駆使して、気鋭の歴史学者と人類学者によって、ヨーロッパ文明の全体像を巨視的にとらえた名著。年表と索引も完備したレファレンスの金字塔。
 http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html
●『図説世界女神大全 I・II』
原書房 
アン・バリン&ジュールズ・キャシュフォード監修 
予価 各 \6,090<税込>

壮大なる「女神」の歴史。旧石器時代の彫像から現代絵画まで、様々な文化の中に登場する女神の物語や表象を世界中から蒐集。「女神の神話」はいかにして生まれ、なにを表し、なぜ歴史も地域も超えて伝播したのかを人類の軌跡から追う、女神の世界史。
 http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『世界美術史アトラス』 東洋書林
●『アシェット版 図説ヨーロッパ歴史百科』
原書房 
ピエール・ラメゾン編 ピエール・ヴィダル=ナケ監修 
予価 \18,900<税込>

ヨーロッパの全体像を巨視的にとらえた名著! 自然環境、言語、宗教、政治、領土、芸術、科学の系譜をたどって、450におよぶ図版、160の地図、80の系譜図を駆使して、気鋭の歴史学者と人類学者によって、ヨーロッパ文明の全体像を巨視的にとらえた名著。年表と索引も完備したレファレンスの金字塔。

●下記に『ロマン・ポランスキー監督が史劇「ポンペイ」から降板』という記事あり。
http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20070913-00000007-eiga-movi
http://eiga.com/buzz/show/8705


[5015] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/09/29(Sat) 17:02

◎高島賢治さん

> 9月10日にパソコンが潰れ、
あれまあ。それは大変でしたね。
長い時間をかけて構築してきた環境はそう簡単には復旧できないし、消えてしまったいろいろなデータを復元する必要があったりで、新しいPCを以前のように使えるようにするには手間と時間がかかりますよね。

> 情報提供は来月開始予定です。
はい。いつもありがとうございます。
よろしくお願いいたします。


◎んとね〜さん

んー。テストは失敗でしたか。
良い点数をとるにはそれなりの手間と時間がかかりますからねえ。ローマは一日にして成らずってやつです。

それから、ローマと無関係な話はこの掲示板の取り扱い範囲外ですよ。
しかたがないからローマに関係ありそうな曲を紹介しておきましょう。
Cleopatra
http://ml.naxos.jp/?w=88231 ここで各トラックの冒頭30秒が試聴できます。


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