古代ローマBBS 過去ログ54

[5014] 無理だぁ〜(TOT) 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/09/28(Fri) 20:58

定期考査の数学全くだめで・・・
はぁ・・うん!気を取り直していこう!!!

とゆうわけで、先生音楽とか何か聞きますか???
ローマ全く関係ないですけど・・・(^^;)


[5013] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/09/26(Wed) 21:34

9月10日にパソコンが潰れ、本日新しいパソコンが入りました。
情報提供は来月開始予定です。


[5012] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/09/22(Sat) 17:49

◎TOSHIさん
>"I, CLAVDIVS"は英語のテレビ番組で見たことがありますが、
> その日本語吹き替え版は未だ出て居ないのでしょうか?
私は見たことがありません。きっとまだなのでしょう。出たらぜひ見てみたいと思っています。


[5011] I, CLAVDIVS 投稿者:TOSHI 投稿日:2007/09/20(Thu) 10:02

"I, CLAVDIVS"は英語のテレビ番組で見たことがありますが、その日本語吹き替え版は未だ出て居ないのでしょうか?
デカプリオのクラウディウス帝は如何なものか、期待されますね。
原作はかなり旧いので、当代風にアレンジされるのでしょう。
きっと。


[5010] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/09/18(Tue) 18:58

◎おっさんさん

> グラディエーターをテレビで見てます
月曜に放送されていたんですか。
この映画はとても好きです。チャリオットと戦う場面は特に大迫力ですね。


[5009] グラディエーターミテマス 投稿者:おっさん 投稿日:2007/09/17(Mon) 23:01

グラディエーターをテレビで見てます。  ど迫力!


[5008] 無題 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/09/11(Tue) 20:56

さかもと未明って
未明ってことじゃなくて??

あれ?何言ってんだろ??(^^;)


[5007] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/09/10(Mon) 23:09

◎んとね〜さん

では、簡単に読めるものを挙げておきましょう。3冊とも図書館にあります。
ただし、読むのは定期試験後が良いと思いますよ。

マンガ ローマ帝国の歴史1 ユリウス・カエサル、世界の運命を握った男
さかもと 未明(著), 小堀 馨子(監修)
講談社 (2007-03-23)
¥ 1,575
ISBN:978-4062139038


マンガ ローマ帝国の歴史2 アウグストゥス、揺るぎなき帝国の礎
さかもと 未明(著), 小堀 馨子(監修)
講談社 (2007-04-21)
¥ 1,575
ISBN:978-4062139809


マンガ ローマ帝国の歴史3 カリグラ、ネロ、ユリウス朝の崩壊
さかもと 未明(著), 小堀 馨子(監修)
講談社 (2007-05-25)
¥ 1,575
ISBN:978-4062140454

> 部活終わってから暇もてあましてて(^^;)
普通はそこで本格的な受験生になるんだよ。


◎かなりうすさん

お久しぶりです。

> 「この私、クラウディウス」(みすず書房・刊)が
> デカプリオ主演で映画化されるようです
地味そうで、ヒットしてくれるかどうか心配です。日本で公開されたら、とりあえず応援のため見に行こうと思います。


[5006] この私、ナマケモノディウス 投稿者:かなりうす。 投稿日:2007/09/10(Mon) 20:34

ご無沙汰してます。
ロバート・グレーブズの小説「この私、クラウディウス」(みすず書房・刊)がデカプリオ主演で映画化されるようです・・・本は半分ほど読んだままで投げ出した(反省)


[5005] それじゃあ 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/09/10(Mon) 20:05

なんか暇つぶしにちょうどいいっていうか・・・
受験生に優しい本ありますか?

部活終わってから暇もてあましてて(^^;)


[5004] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/09/10(Mon) 20:02

◎んとね〜さん

> 先生、古代ローマ軍団大百科¥13,650の高級品
> 書籍案内で見たんですけど、今度貸してくれませんかね??
図書室にあります。
でも、受験生が読むにはちょっと時間が足りない本だとおもいますよ。


[5003] 質問です。 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/09/10(Mon) 19:25

先生、古代ローマ軍団大百科¥13,650の高級品
書籍案内で見たんですけど、今度貸してくれませんかね??
(^^)


[5002] augustusは偉大ですね 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/09/09(Sun) 10:16

強い意志ですか・・・
私には一番欠けてる物ですね(^^;)

やんなきゃやばいとは思ってるんですけどね・・・
いや〜〜わかんないこと多すぎて何からやっていいやらで・・・
先生、ちょっと今回迷惑かけるかもm(_ _)m

日本史は重箱の隅をつつくからいいんじゃないですか(笑)


[5001] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/09/08(Sat) 22:16

◎んとね〜さん
> 先生はaugustusのどこが好きなんですか?
これなら間違いなくローマ史の話題ですね。
世界史で習ったと思いますが、アウグストゥスは共和政ローマ末期の混乱を収束させて安定した帝国を作った人です。本人はどちらかと言うと病弱で武人タイプとはかけ離れています。戦争は自分でやると負け。しかし、なぜか長生きして、強い意志をずっと持ち続けてローマの安定を実現します。
私がアウグストゥスについて最も尊敬するのは、彼のこの強い意志の力、それも瞬発的なものではなく、強い意志を持ち続けるところです。強い意志で長く努力を続けることで良い仕事をしたアウグストゥスにぜひあやかりたいものです。(喧嘩に強い必要は無いというのも好きなところですね。^^;)
3年生ということだから今はだめだけど、受験が終わったら面白い本を紹介してあげますよ。時期が来たら数学準備室へどうぞ。

> 私もついつい一夜漬けするタイプで・・・(^^;)
今はテストの2週間前ですね。一夜漬けがまずいことは十分に学習したから、今あせっているわけで、改善傾向にあるんだと思いますよ。
アウグストゥスのように強い意志を持って仕事(or勉強)を続けるときっと良い成果に繋がるはずです。


◎アッピアさん
> 歴史以外は全然だめでした(笑)。
他がだめというのはご謙遜とは思いますが、歴史は好きだったんですね。私も高校の世界史は大好きでした。日本史は重箱の隅をつつくようなところが嫌いでした。


[5000] 祝5000目??? 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/09/08(Sat) 19:26

私もついつい一夜漬けするタイプで・・・(^^;)

なかなか出来ないんですよね〜
アッピアさんどうやってました???


[4999] テスト 投稿者:アッピア 投稿日:2007/09/08(Sat) 00:14

なんか、自分の学生時代を思い出しちゃいました。懐かしいなあ。
 歴史以外は全然だめでした(笑)。

 んとねーさん、一夜漬けだけはやめといたほうがいいよ。

http://http:/


[4998] ありがとうございます!! 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/09/07(Fri) 21:20

先生はaugustusのどこが好きなんですか?

ちなみに3年です。


[4997] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/09/07(Fri) 21:08

◎高島賢治さん
> 死海文書入門
夏休みにヨルダンに行って来たんですが、アンマンの博物館で死海文書を見てきました。ところが、何か書いてあるかどうかすらはっきり見えませんでした。


◎んとね〜さん
何かお困りのようですね。でも、ここはローマ史に関係することを話す場所なので、数学の話は学校の方が良いなあ。
2年生だったら、とりあえず定期考査対策は問題集ですね。問題集にとりかかるレベルに達していないなら、ノートに写してあるはずの例題、あるいは参考書の例題が良いですね。写しながら考えると結構分かってくるはず。テスト前2週間前から何とかしようと思っているんだから、きっと良い結果が出ると思いますよ。頑張って!
3年生でも似たようなもの。出来ない分野があって困っているんなら、とりあえずその分野のチャートの例題をやってみると良いですよ。基本的な道具が手に入らないと面倒な問題は解けないから、あわてないで基本から基本から。


[4996] あれ・・・? 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/09/07(Fri) 20:00

あれ!?先生???


返信下さいよぅ〜(T_T)


[4995] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/09/07(Fri) 19:40

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ビザンチン文学入門』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4878892889.09.MZZZZZZZ.jpg埼玉新聞社 
田中友三 
\2,500<税込>

 その難しさのため解明されない点が多いビザンチン文学に関する論考。歴史的背景と基礎知識、ビザンチン帝国とキリスト教、ペゾグラフィアと言われる散文等について解説し、中世ギリシャ文化に光をあてる。
 <著者>1948年東京生まれ。在日ギリシャ大使館書記を経て、通訳等の仕事に従事。74年テサロニキ大学、アテネ大学大学院哲学科博士課程においてビザンチン文学を研究。

●小説「この私、クラウディウス」(みすず書房・刊)が映画化の方向。主演はディカプリオ。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070907-00000006-eiga-movi

●下記に「3000年前にはちみつ生産…「みつの地」イスラエル」という記事あり。
 http://www.zakzak.co.jp/top/2007_09/t2007090533.html

下記書籍が9月8日刊行予定。
●『大人もこどもも、脳の鍛錬常識ギリシャ神話ドリル』 
毎日コミュニケーションズ 
つげのり子 
予価 \1,029<税込>
 http://journal.mycom.co.jp/news/2007/09/05/026/index.html

 ドラマに満ちたギリシャ神話の世界をイラストや図、雑学などから分かりやすく学ぶことができるほか、ティタン神族とオリュムポス神族やテバイ王家といった系図の資料なども充実している。

●9月15日20:00〜23:16、NHK・BS2にて映画「スパルタカス」が放映予定。
●9月17日21:00〜23:36、NHK・BS2にて映画「グラディエーター」が放映予定。
●9月26日21:00〜24:02、NHK・BS2にて映画「ローマ帝国の滅亡」が放映予定。 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie_7later.html

下記書籍が10月上旬刊行予定。
●『旅の比較文明学 地中海巡礼の風光』
世界思想社 
吉澤五郎 
予価 \2,730<税込>
 http://www.u-sacred-heart.ac.jp/people/i_seminar.html


下記書籍が10月10日刊行予定に変更。
●『哲学の歴史 第2巻 古代II 帝国と賢者 地中海世界の叡智』
中央公論新社 
内山勝利編
新書判・640頁 
予価 \3,150<税込>


下記書籍が11月刊行予定。
●『フィロン案内(仮題)』 教文館 K.シェンク著 土岐健治訳
 ユダヤ教とキリスト教をつなぐ重要な思想家フィロンの生涯・著作・世界観・キリスト教との関連などをわかりやすくまとめている。
●『古典ユダヤ教事典』 教文館 長窪専三
 ギリシア・ローマ時代のユダヤ教事典。この事典は可能な限り実態に即した当該時代のユダヤ教の歴史、社会、宗教、精神文化、物質文化、人物、日常生活のレアリアを、あくまで価値自由的に提示することを目指して作られた。

下記書籍が12月刊行予定。
●『この男は何者なのか マルコ福音書のイエス (聖書の研究シリーズ)』 教文館 P.ミュラー著 大貫隆訳
 学生向きに分かりやすく書かれたマルコ福音書の入門書。とくにキリスト論に焦点を当てて、マルコ福音書の特徴や内容、その使信を解説している。


[4994] 先生へ 投稿者:んとね〜 投稿日:2007/09/07(Fri) 18:51

数学教えて〜(^^;)


[4993] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/09/05(Wed) 20:24

●下記に青柳正規氏の「ポンペイとソンマ・ヴェスヴィアーナ」講演ビデオあり。
http://www.nii.ac.jp/karuizawa/streaming/H18/Aoyagi_01
http://www.nii.ac.jp/karuizawa/streaming/H18/Aoyagi_02


[4992] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/09/05(Wed) 18:48

下記書籍が9月6日刊行予定に変更。
●『死海文書入門  <「知の再発見」双書・シリーズ>』 
創元社 
ジャン=バティスト・アンベール&エステル・ヴィルヌーブ著 
秦剛平監修 
予価 \1,575<税込>


下記書籍が9月7日刊行予定。
●『ブリタニア列王史 アーサー王ロマンス原拠の書』 
南雲堂フェニックス 
ジェフリー・オヴ・モンマス著 
瀬谷幸男訳 
予価 \4,725<税込>


●『5万年前』 
イースト・プレス 
ニコラス・ウェイド著 
安田喜憲・監修 
沼尻由起子・訳 
予価 \1,785<税込>

 あなたの祖先は、5万年前にアフリカ大陸を脱出した150人あまりの集団の中にいた。
 http://eastpress.rabby.jp/search_buy/srh_shouhin.php?serial=602

●9月8日10:00〜10:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック アレクサンドロス大王の最期」が放映予定。再放映。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/backnumber/32.html

●9月24日19:00〜22:48、日本テレビ系列にて「エジプト史上最大のプロジェクト」が放映予定。

下記書籍が10月刊行予定。
●『教育の歴史』 文庫クセジュ ジャン・ヴィアル著 高村昌憲訳 予価 \1,103<税込>
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=50917

下記書籍が10月19日重版予定。
●『ローマ散策』 
岩波新書 
河島英昭 
予価 \819<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/1/4306980.html


[4991] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/09/02(Sun) 18:43

◎高島賢治さん

> ●『図説「最悪」の仕事の歴史』 原書房
原書房からはずいぶんいろいろな図説が出ていると思いますが、これはまたユニークなものに注目したものですね。


[4990] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/09/01(Sat) 14:51

下記書籍が既刊。
●『ビザンチン文学入門』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4878892889.09.MZZZZZZZ.jpg埼玉新聞社 
田中友三 
\2,500<税込>

 在日ギリシャ大使館に勤務し、帰国後は長く通訳の仕事に従事した著者が、難解で未開の中世ギリシャ文化に光を当てた労作。ビザンチン帝国とキリスト教、ビザンチン文学・概説、資料編として主な作家、聖職者概略・関係年表など。

●『サマルカンドの金の桃 唐代の異国文物の研究 (アシアーナ叢書)』 
勉誠出版 
シェーファー,エドワード・H著 
伊原弘日本語版監修 吉田真弓日本語版訳 
\5,040<税込>

唐詩に現れる異国の文物に注目し、シルクロードを越えて運ばれてきた珍しい品々が文人たちに与えた影響を探る。実体のある物のみならず、空想や想像の世界にしか存在しなかった物も扱うことにより、唐代人の「異国好み」に迫る。

下記書籍が9月18日刊行予定。
●『イタリア 男の流儀(しきたり) 』 
阪急コミュニケーションズ 
ダヴィデ・セシア&ファブリツィオ・ラベッツァリ著 
予価 \1,575<税込>


●10月4日20:00〜21:35、NHK・BSハイビジョン・テレビにて「フロンティア 文明社会の夜明け 〜ホモ・サピエンス はるかなる旅〜」が放映予定。
人類はいかにして原始生活を抜け出し、文明を生み出したのか。そこには、どんなドラマがあったのか。この番組は、1万年前の人類の姿を、最新の研究に基づいて再現した「古人類史ドキュメントドラマ」である。番組の舞台は、紀元前1万年のメソポタミア。狩猟を行いながら移動生活を行なう人々が、不思議な光景に出会う。新しく登場した定住民の集落だ。この出会いをきっかけにホモ・サピエンスの物語は展開を始める。家畜の飼育、農耕開始、そして、家族の概念が確立し、文明社会の基礎が出来上がる。やがて人は文字を生み、集落のルールを決め、宗教や芸術を発展させていった。その一方、文明社会は、権力をめぐる争い、そして富をめぐる戦争をも生み出した。文明の夜明けを告げる1万年前の物語をドラマチックにつづり、人間社会がその誕生以来持ち続けてきた本質に迫る。
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/docum_7later.html

●下記に「火山噴火ならナポリ消滅? イタリアの学者予測」という記事あり。
 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070831STXKF008831082007.html


[4989] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/08/30(Thu) 20:23

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『年代記 前編』 
みやび出版 
タキツス著 
ヴァルター・ゾントハイマー&岡崎邦博・訳 
A5・317頁 
\2,940<税込>
 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4903507025.html


下記雑誌が既刊。
●『Newton10月号』
 下記記事が掲載。
 「ついに開封された古代エジプトの未盗掘木棺」吉村作治
 http://www.newtonpress.co.jp/science/newton/index.html

下記書籍が既刊。(重版)
●『福音書の言語宇宙 他者・イエス・全体主義』
岩波書店 
宮本久雄 
\9,030<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/6/0028760.html


下記書籍が9月1日刊行予定。
●『ルーマニアの森の修道院』
産業編集センター 
Norica Panayota (ノリカ パナヨッタ) 
A5・138頁 
予価 \1,365<税込>

 トランシルバニアの森をくぐり、カルパチア山脈を越えたらそこは別世界。キレイな心と生きるパワーを取り戻せるルーマニアの修道院へ、行ってみませんか?ヴァラティク、アガピア、ニャムツ、ドラゴミーナ、スチェヴィツア……。修道院滞在二十三カ所ルートマップ付き。
 <著者>2004年Emerson College大学院Journalism、Print&Online科を卒業。毎日新聞北米総局インターン、英字紙記者を経て物書きそして通訳に。ルーマニア系フランス人と共にNY、Paris、Viennaと転々とし、主に旅行、文化、暮らしと生活(Life-style)に関する記事を書いている。
 http://www.shc.co.jp/book/soon/index.html

●『古代イランの文明史への中国の貢献 とくに栽培植物と産物の由来について』 
新風舎 
ベルトルト・ラウファー&杉穎夫著 
予価 \2,993<税込>


下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『ここにも神々はいます <双書 哲学塾・シリーズ>』 岩波書店 内山勝利

下記書籍が10月16日刊行予定。
●『クオ・ワディス 上』 ワイド版岩波文庫 シェンキェーヴィチ 木村彰一訳
●『クオ・ワディス 中』 ワイド版岩波文庫 シェンキェーヴィチ 木村彰一訳

●『銀の枝』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4001155370.09.MZZZZZZZ.jpg岩波少年文庫 
ローズマリ・サトクリフ作 
猪熊葉子訳


下記書籍が10月19日刊行予定。
●『古代エジプト入門』
岩波ジュニア新書 
内田杉彦

 <著者>http://www.meirin-c.ac.jp/staff/uchida.html


[4988] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/08/28(Tue) 22:06

下記雑誌が既刊。
●『ヨーロッパ三都物語 ローマ・パリ・ウィーン歴史秘話 別冊歴史読本』 
新人物往来社
\2,100<税込>


下記書籍が既刊。
●『聖地の旅に導かれて 亡き妻の想いを胸にエルサレム巡礼』
武田出版(出版) 
星雲社(発売) 
與本長兵衛 
\1,050<税込>

 亡き妻の意思を引き継ぎ、66歳で受洗した著者。「現地の空気に浸ってみたい」と1992年に行ったシナイ山、エジプト、イスラエル、アテネの巡礼旅行をつづった一冊。ガイドブックとしても最適。

●『文学を旅する地質学』 
古今書院 
蟹澤聰史 
\3,150<税込>

 著名な文学作品とギリシア神話を題材にして、その舞台となっている地質学的背景との接点を探る。文学を通して、地質学的に興味のある各地の紹介と、地球の歴史や環境の変化についての解釈を紹介する。
 <著者>1936年長野県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。同大学名誉教授。理学博士。岩石学、地質学、地球化学が専門。

下記書籍が8月29日刊行予定。
●『年代記 前編』 
みやび出版 
タキツス著 
ヴァルター・ゾントハイマー&岡崎邦博・訳 
A5・317頁 
予価 \2,940<税込>
 http://ci.nii.ac.jp/naid/110000370974/


下記書籍が9月27日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『図説 ギリシア 新装版』
河出書房新社 
周藤芳幸 
予価 \1,890<税込>

 輝かしい古代ギリシア文明の精華と史跡を訪ね、その歴史の歩みをたどる。エーゲ海文明の誕生、ミケーネ文化、アテネをはじめとするポリスの繁栄と没落。その波乱に満ちた歴史の舞台を、最新の考古学の成果に基いて案内する。
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309761022

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『図説「最悪」の仕事の歴史』 
原書房 
トニー・ロビンソン著 
日暮雅通訳 
予価 \2,890<税込>
 もっとも過酷なハローワーク!反吐収集人から王様の御便器番、煙突掃除人……。古代から近代にいたる、辛くてきつい、けれど誰かがやらなければならなかった「庶民の仕事」の歴史をたどったはじめての本。貴族生活も近代化も彼らがいなくてはあり得なかった!
 http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html


[4987] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/08/24(Fri) 16:45

下記書籍が既刊。
●『霊的見地から見た世界史 上』 
ナチュラルスピリット 
平岩浩二 
\1,733<税込>

 好評の日本史に続く、待望の世界史。霊視から見た人類の歴史を記述する、驚天動地の霊的真相。
 <目次>□□後アトランティス時代の始まり□□エジプト=バビロニア文化期□□アマゾン文明□□紀元前500年□□アレクサンドロス大王□□秦の始皇帝□□ヴェルキンゲトリクスとカエサル□□キリストインパルス□□玄宗皇帝と楊貴妃□□カール大帝□□モンゴル大帝国□□南フランスカタリ派□□聖堂騎士団□□黒死病□□中世の輝き

下記書籍が8月25日刊行予定。
●『学術情報流通とオープンアクセス』 
勁草書房 
倉田敬子(慶應義塾大学文学部教授) 
予価 \2,730<税込>
 http://www.populus.est.co.jp/asp/booksearch/detail.asp?isbn=ISBN978-4-326-00032-6


●8月31日22:00〜23:00、NHK綜合テレビにて「プレミアム10 プロが選ぶ! 世界遺産ベスト30」が放映予定。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070831/001/21-2200.html
 【高島の蛇足コメント】青柳正規氏が出演。

下記書籍が9月25日刊行予定。
●『澁澤龍彦のイタリア紀行』 
新潮社 
澁澤龍彦・澁澤龍子・小川熙著 
予価 \1,575<税込>


●『図説 ギリシア 新装版』 
河出書房新社 
周藤芳幸 
予価 \1,890<税込>


下記書籍が10月15日刊行予定。
●『ギリシア教訓叙事詩集 <西洋古典叢書第IV期・第4回配本>』 京都大学学術出版会 アトラス・ニカンドロス・オッピアノス 伊藤照夫訳 予価 \4,515<税込>
ヘシオドスに始まるギリシアの教訓叙事詩の伝統は、ヘレニズム時代において新たな装いで再生をはたす。古典の学識を利用しつつ、神話、人生訓、哲学、天文学、漁業等々にわたる広範囲の内容を韻律形式にまとめる。アラトス『星辰譜(パイノメナ)』、ニカンドロスの『有毒生物誌』『毒物誌』、オッピアノス『漁夫訓』を収める。本邦初訳。


[4986] サイト停止についてのお詫び 投稿者:augustus 投稿日:2007/08/23(Thu) 22:33

8月8日から23日にかけて、当サイトの全てのコンテンツへのアクセスが出来ない状態になっておりました。原因はホスティング業者と私の連絡不足により、契約期間が切れてしまったためです。(-_-)

悪いことに、ちょうど8月7日から17日にかけて旅行中だったため対応が遅れてしまい、復旧にも時間がかかることになってしまいました。
サイト停止期間中にアクセスしてくださった皆さんにはご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。

なお、当サイトがアクセス不能の際の予備として、 http://www.forumancientcoins.com/augustus/index.html に(やや古くなっておりますが)主なコンテンツをコピーしてあります。サイト停止中はそちらをご利用下さいますようにお願いいたします。


[4985] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/08/23(Thu) 20:26

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ポリュビオス 世界史 第3巻<全3巻>』 龍渓書舎 竹島俊之訳 458頁 \12,600<税込>

●『都市と都城 市民の考古学2』 
同成社 
藤本強
\1,890<税込>

 下記項目あり。
 第三章  都市社会のひろがり(都市社会のひろがり/エジプト、ナイル川流域の都市?/エーゲ海周辺の都市/ギリシア、イタリアの都市/南アジアの都市)第四章  ローマ帝国の都市(ローマ帝国の都市/ローマ/ポンペイ/エルコラーノ/ヴェスヴィオ山麓のその他の遺跡/ローマ帝国の都市の特徴/各地のローマ帝国領の都市/ローマ帝国領の外)
 http://homepage3.nifty.com/douseisha/kouko/siminn/siminn.html#siminn2

下記書籍が既刊。
●『末期ローマの美術工芸』 
中央公論美術出版 
アロイス・リーグル著 
井面信行訳 
362頁+図版24p 
\31,500<税込>

 ウィーン学派の重鎮、リーグルの主著である本書は、四世紀から八世紀までの末期ローマの文化を、建築・絵画・彫刻・工芸の領域にわたり考察したものである。従来、末期ローマ文化は、古典ローマ期の末期に位置する退廃した文化との評価であったが、綿密な考証と厳密な作品分析を通じて歴史的位置を概観し、むしろ末期ローマの文化は、ロマネスクから中世へとつづく独自の文化の胚胎として位置づけた点に、際立った独創性がある。なかんずく、それらの一連の研究成果は、芸術作品の自立的発展を性格付けた、「芸術意志」(クンスト・ヴォレン)なる普遍的概念をもって考究され、現在に至るも芸術学研究の学問的方法論の模範とされる古典文献である。 建築、彫刻,絵画、美術工芸などの末期ローマの記念的遺物について、地中海諸民族における造形芸術の全体的発展との関連を考慮に入れつつ、その主要発展法則を明示する。図版(一部カラー)も多数収録。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0553
 <著者>1858〜1905年。リンツ生まれ。近代芸術学・美術史学を築いたウィーン学派の始祖。ウィーン大学正教授を務め、国家公務員として記念物保護政策に携わった。著書に「美術様式論」がある。

●『新約聖書を美術で読む』 
青土社 
秦剛平 
予価 \2,520<税込>

 ユダヤ・キリスト教研究の第一人者が縦横無尽に語りつくす、挑発的な最新講義。好評の 『旧約聖書を美術で読む』 に続き、今回のテーマはいよいよ多くの読者待望の、美術に描かれた新約聖書です。西洋名画、教会美術から写本挿絵まで、新約聖書に題をとった画像220点余を読解。作品に隠された通念を探り出し、聖書の定説を次々と覆します。著者一流の毒舌とユーモアをきかせると、退屈なキリスト教美術が一転、愉快で驚きの世界に。この一冊で聖書の読み方が変わる、絵解き聖書学講義。
 【高島の蛇足コメント】『旧約聖書を美術で読む』の姉妹本。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%BF%B7%CC%F3%C0%BB%BD%F1%A4%F2%C8%FE%BD%D1%A4%C7%C6%C9%A4%E0

●『ギリシァ悲劇を読む ソポクレス「ピロクテテス」にみる教育劇』 
青土社 
吉田敦彦 
予価 \1,995<税込>

 近年、古典文学作品の新訳が売れ行き好調、話題を集めていますが、本書も隠れた傑作に光をあてる、多くの読書人注目の一冊です。取り上げるのは、ギリシァ悲劇三大詩人のひとりソポクレス晩年の作品 『ピロクテテス』。欧米では 『オイディプス王』 『アンティゴネー』 と並ぶ傑作としてつとに有名ですが、我が国ではまだ十分に広くその魅力が知られていませんでした。このたび神話・古典研究の第一人者が、清新な訳文と達意の粗筋解説によって豊穣な古典世界を甦らせました。名作の魅力に光をあてる、格好の道案内。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%AE%A5%EA%A5%B7%A5%A1%C8%E1%B7%E0%A4%F2%C6%C9%A4%E0

●『ギリシア神話の名画を楽しく読む カラー版』
中経出版 
井出洋一郎 
\1,680<税込>

 <著者>1949年群馬県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋美術史専攻)。東京純心女子大学教授。上智大学非常勤講師。美術評論家連盟会員。著書に「美術の森の散歩道」など。

●『船の歴史文化図鑑 船と航海の世界史』 
悠書館 
ブライアン・レイヴァリ著(グリニッジ国立海事博物館主事) 
増田義郎・武井摩利訳 
A4・400頁 
\16,800<税込>

 古代文明から現代に至る船舶の発展と、未知なる地を求める冒険心あふれる航海の世界史を時代順に紹介。
 http://www.yushokan.co.jp/list_book.html

●『世界の絹織物文化図鑑 東洋から西洋へ、民族が紡いだ驚異の糸の物語』 
柊風舎 
フィリッパ・スコット著 
鈴木志佐子・日置久子・古川尚子訳 
\18,900<税込>

 絹の始まりは伝説の中に、そして考古学の中に断片的に見られ、その終わりはまだ見えない。中国の野蛮から生み出され、シルクロードを経て西洋へと伝わった絹は、豪華で風格があり、神々しい輝きを放つ。歴史の中でも常に求められてきた絹の、数千年の時空を超えて織り上げられた壮大な物語。
<目次>
 □□1 起源―中国と日本 □□2 中央アジアとシルクロード □□3 インド、織の風 □□4 古代エジプトとビザンティウムの絹 □□5 イスラムの栄枯盛衰 □□6 モンゴル、マムルーク、オスマントルコ □□7 ペルシャ全盛期 □□8 絹織の技、ヨーロッパへ □□9 フレンチスタイル □□10 西洋を魅惑した絹 □□11 近代世界の絹

●『ロレンスとケルト 闇の神トゥアサ・デ・ダナンをめぐって』 
近代文藝社 
川名真弓 
\2,000<税込>

 第一章 森とケルト人
 第二章 『アーサー王の死』の中の女性像とブレホン法
 第三章 闇の神トゥアサ・デ・ダナン
 第四章 原初の世界ネザミアとコーンウォール
 第五章 甦ったドルイド
 第六章 ケルト的ゆるやかな連帯を求めて

下記書籍が8月25日刊行予定。
●『トロイア戦争とシュリーマン シリーズ絵解き世界史 第二巻』 
原書房 
ニック・マッカーティ著 
予価 \2,730<税込>

 ギリシアの民が神々と共に戦ったトロイア戦争とシュリーマンの執念。
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04081-0

下記書籍が8月27日刊行予定に変更。
●『古典ラテン語文典(仮題)』 
白水社 
中山恒夫 
四六判・500頁 
予価 \5,880<税込>
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=06784


下記シリーズが9月より刊行開始。
●『名著誕生』 ポプラ社 予価 \1,680<税込>
 経済・政治・哲学・宗教・文学等の古典的名著を一般向けに紹介。欧米の学者・ジャーナリストが名著の内容や時代背景・解釈の変遷等について論じた著書を国内の著名な研究者らによる翻訳と解説。初回はフランシス・ウィーン著『マルクスの「資本論」』(中山元訳 佐藤優解説)、ジャネット・ブラウン著『ダーウィンの「種の起源」』(長谷川眞里子訳 茂木健一郎解説)。以降、『人間の権利』『国家』『コーラン』『聖書』『イーリアス』『オデュッセイア』『国富論』『戦争論』『君主論』を予定。

下記書籍が9月刊行予定。
●『古代・中世の挿絵芸術 その起源と展開』
中央公論美術出版 
クルト・ワイッツマン著 
辻成史訳 
A4・本文288頁 
予価 \22,050<税込>

 ビザンティン美術史、とくに写本研究の碩学であるクルト・ワイッツマンの大著を初めて紹介する。原著そのままの多数の図版を掲載した本書は古典学、聖書学、テキスト批評、美学といった隣接諸分野に大きな刺激を与え続け、古代・中世の挿絵芸術の発展史的経緯を追い、描写における古代・中世人の心理学的軌跡を克明にあとずけた、ヴィックホフの『ウィーン創世記』に比肩する、わが国の絵巻研究にも多大な影響を与える名著である。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0552

下記書籍が9月7日刊行予定。
●『図解 世界戦史の謎と真実(仮題)』
PHP研究所 
武光誠 
予価 \1,000<税込>


下記書籍が9月10日刊行予定。
●『哲学の歴史 第2巻 古代II 帝国と賢者 地中海世界の叡智』 
中央公論新社 
内山勝利編
新書判・640頁 
予価 \3,150<税込>

 ヘレニズム時代やローマ時代には、いわば古代におけるグローバリゼーションが進展しました。知のフロンティアが飛躍的に拡大したのです。数学・医学・天文学といった自然学、論理学や言語思想も成熟をみました。世界市民たる賢者たちは、柱廊や庭園で人間と宇宙の運命に思いを馳せ、また大いなる一者への還帰を希求しました。彼らの叡知と生き方はキリスト教思想に引き継がれると共に、いまなお現代人の共感を呼んでいます。
 http://www.chuko.co.jp/zenshu/tetsugaku/PDF/naiyoumihon.pdf

下記書籍が9月上旬刊行予定。
●『アイリッシュ・ハープの調べ ケルトの神話・民話集』 
春風社 
マリー・ヒーニー著 
大野光子・監修 
河合利江他・訳 
予価 \1,890<税込>

 囚われの姫、邪悪な巨眼の魔王、知恵の鮭、神々の壮大な闘争。ファンタジーの源泉「ケルト神話」を、やさしく語り聞かせる。

下記書籍が9月10日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『イデアへの途』 
京都大学学術出版会 
小池澄夫 
四六版・384頁 
予価 \4,830<税込>
 http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1497


下記書籍が9月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『モーセ 歴史と伝説』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266679.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
E.オットー著 
山我哲雄訳 
四六判・218頁 
予価 \2,625<税込>

 十戒、一神教の根源に立つ者、モーセとは何者なのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教において等しく崇敬される偉大な宗教創唱者「モーセ」について、我々はいったい何を知っているであろうか。モーセは実在したのか? 聖書の枠組みのなかで、歴史のなかで、文学のなかで、モーセはどのような人物として捉えられ、描かれてきたのか?古代イスラエル人からアウグスティヌス、ミケランジェロ、トーマス・マン、現代に至るまで人々を惹きつけ続ける「モーセ」をめぐって、知られざる「モーセ」像が今、明らかになる!

下記書籍が9月14日刊行予定に変更。
●『ギリシア彫刻の見方』
みすず書房 
ルードヴィヒ・クルツィウス著 
小竹澄栄・訳
中村るい・解題 
A5変・176頁 
予価 \4,200<税込>
 http://www.msz.co.jp/book/new/


●9月16日21:00〜22:00、NHK教育テレビにて「N響アワー 古典の神髄 青柳正規氏を迎えて」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2007-09-16.html

下記書籍が9月中旬刊行予定。
●『料理イタリア語の入門(CD付・新装版)』 
白水社 
町田亘 
A5・209頁 
予価 \3,150<税込>

料理を通してイタリア語を初歩から学べる入門書にCDがつきました。例文には多くの料理用語を用い、巻末の用語集も充実。レシピやメニューの読み方も、具体例つきで学べます。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=00396

下記書籍が9月中旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『死海文書入門  <「知の再発見」双書・シリーズ>』 
創元社 
ジャン=バティスト・アンベール&エステル・ヴィルヌーブ著 
秦剛平監修 
予価 \1,575<税込>
 イスラエル死海北西の洞窟で二千年の時をこえて発見された死海文書。学術的にも政治的にも大きな注目を浴びた発見物語のすべて。

下記書籍が9月20日刊行予定。
●『歴史学紀要論文総覧』 
日外アソシエーツ 
日外アソシエーツ編 
予価 \68,000<税込>

 歴史学・考古学をテーマとする大学紀要209誌/4,400冊の創刊号から2006年までの収録内容を通覧できる内容細目集。

下記書籍が9月下旬刊行予定。
●『最新エジプト学 蘇る「王家の谷」』
新日本出版社 
近藤二郎 
予価 \1,470<税込>

 新たな発見にわくエジプト。数々の発掘・調査にかかわった著者が、古代エジプト文明の魅力と、最新の研究内容をわかりやすく紹介。

下記書籍が10月刊行予定。
●『ヨーロッパの誕生 第二次大戦直後の講演から (仮題)』 刀水書房 L・フェーヴル著 長谷川輝夫訳 A5・470頁 予価 \6,300<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm

下記書籍が11月刊行予定。
●『歴史の風』 刀水書房 史学会編 四六判・280頁 予価 \2,940<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm
●『宗教研究の必須用語 (仮題)』 刀水書房 M・C・テイラー編 奥山倫明監訳 A5・630頁 予価 \8,400<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm
●『プラトンの「国家」 <名著誕生・シリーズ>』 ポプラ社 サイモン・ブラックバーン著 木田元訳 予価 \1,575<税込>
 西洋哲学の基礎を築いたプラトンの『国家』。この書が二千年後の現代に至るまで哲学者を呪縛し続けるのはなぜか。また我々の道徳・政治・法にいまなおどのような影響を及ぼし続けているのか。この謎を、現代哲学の巨匠が軽妙な論理展開で解き明かす。解説:鷲田清一

下記書籍が12月刊行予定。
●『コーラン <名著誕生・シリーズ>』 ポプラ社 ブルース・ローレンス著 池内恵訳 予価 \1,575<税込>
 イスラーム教の聖典コーランは、中東社会を理解するための鍵となる思想である。その成立経緯と解釈は謎に包まれ、時代や地域によってさまざまに語られてきた。本書では、コーランの「解釈」の変遷をたどり、中東社会ひいては世界政治の姿を浮かび上がらせる。解説:塩野七生
【高島の蛇足コメント】塩野七生氏の解説あり。

●下記に「エジプト:「ファラオの呪い」恐れ、遺族が遺物返還」という記事あり。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070823k0000e030015000c.html


[4984] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/08/07(Tue) 06:50

◎高島賢治さん
> 2005年秋、展覧会「エトルリアの世界展」が開催された東京・イタリア文化会館の外壁の
> 色が景観にマッチングしていないとして地元住民より塗り替えを求められている問題の続報記事
どうなったんだろうと思っていましたが、結局塗り替えは無かったというわけなんですね。


[4983] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/08/06(Mon) 20:43

下記書籍が既刊。
●『ギリシア神話 ギリシアの歴史が生んだ最高傑作をわかりやすい絵で一発解説!』
ぶんか社文庫 
吉田敦彦監修 
\600<税込>


●『乙女座となったエリゴネ 新ギリシア悲劇物語 第15巻・第16巻・第17巻』 講談社出版サービスセンター 佐藤彰 \1,050<税込>

●『黄金王ツタンカーメンの素顔 世界初のCTスキャン調査』 
アケト(出版) 
汐文社(発売) 
ザヒ・ハワス著 
吉村作治監修 
西坂朗子訳 
\2,800<税込>

 1922年ハワード・カーターが発見したツタンカーメン王墓。ツタンカーメン王の死因や病気などの身体的な情況や、生前の顔に科学的に迫るCTスキャンの模様など、謎を解明するための数々の調査を写真と文章で記録した一冊。
 <著者>1947年アラブ・エジプト共和国生まれ。ペンシルベニア大学大学院にて博士号取得。ギザ、サッカラ、バハレイヤ・オアシスの遺跡総局長等の要職を歴任。エジプト考古庁長官。

●『黄金のミイラが眠る谷』 
アケト(出版) 
汐文社(発売) 
ザヒ・ハワス著 
吉村作治監修 
馬場匡浩訳 
\2,800<税込>

 オアシスの下には、無数の黄金のミイラがうまっている!? エジプト考古庁長官ザヒ・ハワス博士が発見した遺跡「黄金のミイラが眠る谷」。眠りから覚めた黄金のミイラたちの謎に迫る発掘の記録をまとめる。
 <著者>1947年アラブ・エジプト共和国生まれ。ペンシルベニア大学大学院にて博士号取得。ギザ、サッカラ、バハレイヤ・オアシスの遺跡総局長等の要職を歴任。エジプト考古庁長官。

●『地下探査技術セミナー その目的と手法』
古今書院 
伊藤芳朗・小林芳正・竹内篤雄編 
\3,570<税込>


下記書籍が8月27日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森』 徳間書店(トクマ・ノベルズ) 麻木未穂 予価 \860<税込>
 『黄金の魔女が棲む森』シリーズの第六弾書き下ろし。古代ローマ帝国からペルシアにまたがる世界に主人公シフが挑む。

下記書籍が9月18日刊行予定。
●『ギリシア彫刻の見方』 
みすず書房 
ルードヴィヒ・クルツィウス著 
小竹澄栄・訳
中村るい・解題 
A5変・176頁 
予価 \4,200<税込>
 http://www.msz.co.jp/book/new/


●下記に「盗掘古美術品流出、伊文化相「日本にも返還求める」と明言」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070802i316.htm
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070802-00000316-yom-int
 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070802-OHT1T00218.htm

●2005年秋、展覧会「エトルリアの世界展」が開催された東京・イタリア文化会館の外壁の色が景観にマッチングしていないとして地元住民より塗り替えを求められている問題の続報記事が下記にあり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070806-00000011-gen-ent


[4982] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/08/05(Sun) 10:24

◎高島賢治さん
> ●『死海文書入門  <「知の再発見」双書・シリーズ>』
このシリーズは読みやすくて好きです。取り扱うテーマも興味深いものが多いですね。


[4981] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/08/02(Thu) 21:58

下記書籍が既刊。
●『ゲルマン語対照辞典の試み』 
大学書林 
下宮忠雄 
\3,990<税込>

 <著者>1935年東京生まれ。学習院大学名誉教授。ボン大学でゲルマン語・ロマンス語等、サラマンカ大学でバスク語を研究。著書に「ドイツ・ゲルマン文献学小事典」「ヨーロッパ諸語の類型論」など。

下記書籍が8月刊行予定。
●『新約聖書を美術で読む』 
青土社 
秦剛平 
予価 \2,520<税込>
 【高島の蛇足コメント】『旧約聖書を美術で読む』の姉妹本。
 http://www.seidosha.co.jp/index.php?published


●『ギリシァ悲劇を読む ソポクレス「ピロクテテス」にみる教育劇』 
青土社 
吉田敦彦 
予価 \1,995<税込>
 http://www.seidosha.co.jp/index.php?published


●『図説ひと目で世界史の流れがわかる!「帝国」の興亡』 
青春出版社 
斎藤整監修 
予価 \1,050<税込>

http://db2.dcube.co.jp/seishun/search/FMPro?-db=seishun_db.fp5&-lay=cgi&-format=detail.html&-RecID=12820588&-token=12646351&-Max=1&-Find

下記書籍が8月上旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『都市と都城 市民の考古学2』 
同成社 
藤本強 
予価 \1,890<税込>

 それぞれ東アジアと西アジアで成立したとされる「都」と「市」。それらの起源から展開の様相を具体的な都市の例よりわかりやすく解説。

下記書籍が8月下旬刊行予定。
●『人類の足跡10万年全史』 
草思社 
スティーヴン・オッペンハイマー著 
仲村明子・訳 
予価 \2,520<税込>

 アフリカを出た祖先はいかにして世界各地へ拡がったか。遺伝子の示すその道筋とは──。人類史の常識を覆す壮大な歴史が明らかに!
 http://www.soshisha.com/book_soon/index.html

下記書籍が9月3日刊行予定。
●『世界の 「美女と悪女」がよくわかる本 クレオパトラ、楊貴妃からマリー・アントワネット』
PHP文庫
島崎晋・監修 
世界博学倶楽部 
予価 \680<税込>


下記書籍が9月5日より刊行開始予定。
●『双書 哲学塾 全十五冊』 岩波書店
 発見と脱線のある「哲学の道場」−−何故生きるのか?わたしとは誰か?言葉とは?愛とは何か?どのように死ぬのか?考え方の一流儀を興した達人がユニークな「哲学の小道」へと誘います。時につまずき、跳躍する思考の現場の息づかい。講義形式の哲学入門−−明日を生きるために。
 第一回配本は下記三冊。
 ◎『もしもソクラテスに口説かれたら 愛について 自己について』 土屋賢二 B6変・170頁
 ◎『歴史を哲学する』 野家啓一 B6変・170頁
 ◎『<畳長さ>が大切です』 山内志朗 B6変・170頁

下記書籍が9月10日刊行予定。
●『中世ヨーロッパにおける女と男』
渓水社 
水田英実・山代宏道・中尾佳之・地村彰之・原野昇
予価 \2,100<税込>
 http://www.keisui.co.jp/korehon.html


●『ヘレニズムの思想家』 
講談社学術文庫 
岩崎允胤


下記書籍が9月中旬刊行予定。
●『死海文書入門  <「知の再発見」双書・シリーズ>』 
創元社 
ジャン=バティスト・アンベール&エステル・ヴィルヌーブ著 
秦剛平監修


[4980] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/28(Sat) 16:16

下記書籍が既刊。
●『朝鮮の絹とシルクロード』 
雄山閣 
゙喜勝著 
金洪圭訳 
予価 \3,150<税込>

 世界でも最古で独自な生産と考えられる朝鮮の絹の考証、およびシルクロードを通して盛んな交易を、古代〜中世にわたって論ずる。付録として、六〜七世紀の高句麗−突厥関係についても述べる。
 <著者>1952年岡山県生まれ。金日成総合大学歴史学部朝鮮史科卒業。社会科学院研究員卒業、同博士院卒業。社会科学院歴史研究所所長。

下記書籍が既刊。ただし市販はされておらず、一部公共施設に寄贈されている模様。
●『古代ローマのヴィラ・ガーデン』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4902010372.09.MZZZZZZZ.jpg文化財研究所奈良文化財研究所(出版) 
エリザベス・ブレア・マクドゥーガル編集 
文化財研究所奈良文化財研究所文化遺産研究部遺跡研究室日本語版編集 
297頁

 ・古代ローマ郊外のヴィラにおける庭園についての文献的根拠  A.R.リトルウッド
 ・近年発掘されたボスコレアーレとオプロンティのヴィラの庭と畑地  ウィルヘルマイナ F.ジェシェムスキ
 ・オプロンティのポッパエア・ヴィラの彫刻:概説 ステファノ デ カーロ
 ・古代ローマの庭園トリクリニウムにおける水の重要性  エウゲニア サルツァ プリナ リコッティ
 ・田園の中の都市、そして都市の中の田園 ニコラ パーセル
 ・モンモラン:庭園のヴィラ ジャン‐マリー ペレール
 ・ガビーナ・ヴィラ街道の土地利用 ウオルター M.ウィドリッヒ
 【高島の蛇足コメント】「Ancient Roman villa gardens」の翻訳らしい。
 http://www.nabunken.go.jp/publication/pub06_2005.html
 http://www.library.fks.ed.jp/FKPLIB/servlet/search.detail_list?tilcod=1001200359722

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『考古学 理論・方法・実践』 
東洋書林 
コリン・レンフルー&ポール・バーン著 
池田裕・常木晃・三宅裕・監修 松本建速・前田修・訳 
A4変・666頁 
\9,975<税込>

 フィールドに飛び出しての肉体活動であると同時に、書斎や研究所における知的探求でもある考古学の魅力を余すことなく伝える一冊。六百点以上の図版と、最新のトピックを盛り込んだ百以上のコラム、最新の測定技術などの用語解説を収録し、世界各国の豊富な事例を紹介。人類学、歴史学、自然科学をはじめ、宗教や芸術、言語学、社会学など様々な分野とつながる考古学の広大な世界をわかいやすく解説。
第I部 考古学の枠組み □□第一章□□探求者たちー考古学の歴史 □□第二章□□何が残されたのかー環境考古学 □□第三章□□どこに?ー遺跡と遺構の調査と発掘 □□第四章□□いつ?−年代測定法と編年
第II部 人類の多様な経験を発見する□□第五章□□どのように社会は組織されたのかー社会考古学 □□第六章□□環境とは何であったのかー環境考古学 □□第七章□□何を食べていたのかー生業と植生 □□第八章□□道具はどのように作られ使われたのかー技術 □□第九章□□人々はどのように交流していたのかー交易と交換 □□第十章□□人々は何を考えていたのかー認知考古学・芸術・宗教 □□第十一章□□人とは何者でどのような容貌vだったのかー人の考古学 □□第十二章□□物事はなぜ変化したのかー考古学における説明
第III部世界考古学 □□第十三章□□考古学の実践ー五つのケース・スタディ □□第十四章□□過去は誰のものかー考古学と社会
http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217157

下記雑誌が7月25日既刊。情報を追加して再掲。
●『芸術新潮 2007年8月号』  \1,500<税込>
 「大特集 ローマ 中世の美を歩く5日間」
 http://www.shinchosha.co.jp/geishin/

●7月26日発売の雑誌『Newton 2007年09月号』に「エジプト初,ミイラのDNA鑑定が行われた 吉村作治」という記事あり。
 http://www.newtonpress.co.jp/science/newton/index.html

●8月4日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! 吉村先生ミイラ大発掘2 新発見の木棺の封印を解く!」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が8月10日刊行予定に変更。
●『クレオパトラ』 
文庫クセジュ 
クリスティアン=ジョルジュ・シュヴェンツェル著 
北野徹訳 
予価 \1,103<税込>
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=50915


下記書籍が8月17日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ギリシア文学散歩』
岩波現代文庫 
斉藤忍随 
420頁 
予価 \1,260<税込>

 死こそ生よりも勝る。恐ろしき教えで人間の驕慢を戒める、非常の神アポローン。数ある古典の作品の中にその姿を追いつつ、悲劇的精神が織りなすドラマの世界を逍遥する。もう一冊の「ギリシア・ローマ古典文学案内」。

下記書籍が8月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『アルファベットの事典(仮題)』
創元社 
ローラン・プリューゴープト著 
南條郁子訳 
予価 \2,100<税込>

 単純に思われがちなアルファベットには、漢字以上の「ドラマ」が隠されていた。その起源と歴史的変遷の謎を解く。

下記書籍が8月20日刊行予定。
●『エットゥトハイ 古代タミルの恋と戦いの詩』 
東洋文庫 
高橋孝信・訳注 
予価 \2,940<税込>

 求愛する男の熱烈、見捨てられた女の恨みごと、戦場に倒れる勇者たちなど、古代のタミル地方でうたわれた恋愛詩・英雄詩百七十余篇。
 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=80_765

下記書籍が8月20日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代エジプト「ツタンカーメン」のなぞを解く世界遺産3Dシアター』
世界文化社 
ジェン・グリーン著 
吉村作治監修 
木原悦子訳 
予価 \2,940<税込>

 ツタンカーメンの発掘状況を再現した日記形式の絵本。ツタンカーメンの墓の精巧なポップアップによる臨場感は大人でも充分楽しめる。

下記書籍が8月25日刊行予定。
●『肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見』 中公文庫 鯖田豊之 予価 \620<税込>
 http://www.chuko.co.jp/new/2007/08/204903.html
 欧米人は、なぜ動物をと畜する一方、動物を愛護する? 欧米思想の原型を歴史的・地理的条件からくる食生活に見る、西洋史学の問題作。〈解説〉月尾嘉男

下記書籍が8月29日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『地中海シルクロード 遺跡の旅』 
日本放送出版協会 
樋口隆康 
予価 \1,995<税込>

 パルミラ遺跡をはじめ、シリア、レバノンなどの主要な遺跡を貴重な写真資料とともに紹介。シルクロードの新たな魅力に迫る。

下記書籍が9月10日刊行予定に変更。
●『モーセ 歴史と伝説』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266679.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
E.オットー著 
山我哲雄訳 
予価 \2,625<税込>


[4979] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/24(Tue) 16:52

下記書籍が既刊。
●『キリスト神話 偶像はいかにして作られたか』 
バジリコ 
トム・ハーパー著 島田裕巳訳 
予価 \1,890<税込>

 イエスが歴史化され、人格化される過程で、異教の痕跡がいかに消されて行ったのかを追い、失われたイエスの精神性を取り戻すための方向性を見出そうとする。北米で大論争を巻き起こした問題の書。
 <著者>宗教・倫理に関する著作で世界的に著名。聖公会司祭、トロント大学教授の経歴を持つ。『トロント・スター』紙でコラムを担当。また、ラジオやテレビ番組の司会者としても活躍している。
 http://www.basilico.co.jp/book/books/9784862380517.html

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『聖書を読み解く 物語の源流をたどって』 
PHPエディターズ・グループ(発行) PHP研究所(発売) 
山形孝夫 
\1,680<税込>

 聖書にかかわる伝承文学、とりわけ物語伝承の起源を源流に向かってさかのぼり、物語の主題とその動機を明らかにする。宗教人類学の第一人者が、古代オリエントの神話と「祭り」を手がかりに「聖書物語の謎」に迫る。
 <著者>1932年仙台生まれ。東北大学大学院博士課程満期退学。専攻、宗教人類学。宮城学院女子大学学長等を経て、同大学名誉教授。著書に「マグダラのマリアによる福音書」「図説聖書物語」など。
 http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69392-7

下記雑誌が7月25日発売予定。
●『芸術新潮 2007年8月号』 予価 \1,500<税込>
 「ローマ中世の美を歩く5日間」という記事が掲載予定。

下記書籍が7月31日刊行予定に変更。
●『キリスト教会と旧約聖書』 教文館 A.ファン・リューラー著 矢澤励太訳 予価 \1,890<税込>
 旧約聖書の内容は、イエス・キリストをどのように理解するべきかを決定づけ、キリスト者の実存に大いに関わってくる。教会にとっての旧約聖書の重要性を組織神学的に考え抜いた古典的著作。

●下記PDF文書があります。
コンスタンティノープルと聖遺物 「エデッサの聖像」到来式典(944年)をめぐって 井上浩一
 http://litsv.lit.osaka-cu.ac.jp/UCRC//ja/issue/pdf/pdf_zasshi07/02_inoue.pdf

ビザンツ帝国財産と寄進 マリアの遺産とイヴィロン修道院 大月康弘
 http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/10607/1/ronso1220400320.pdf

ビザンツ中後期の文書「テュピコン」をめぐって 大月康弘
 http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/10890/1/ronso1100401640.pdf

●下記に古代ローマ関係のホームページへのリンクあり。
 http://www.kenbunden.net/nhk/ancient/index.html

下記書籍が8月10日刊行予定。
●『学術情報流通とオープンアクセス』 
勁草書房 
倉田敬子 
予価 \3,360<税込>

 印刷物から電子メディアへという学術雑誌の変化がもたらした学術情報流通の変容と、オープンアクセスを中心とする新たな動向を分析。

●9月24日22:45〜24:17、NHK・BS2にて「歴史ドラマ 哀しみの暴君 ネロ 【前編】皇帝誕生」が放映予定。再放映。

●9月25日22:00〜23:33、NHK・BS2にて「歴史ドラマ 哀しみの暴君 ネロ 【後編】堕ちた皇帝」が放映予定。再放映。
 http://www3.nhk.or.jp/kaigai/nero/index.html

●10月26日、東京世田谷にて青柳正規氏の講演会あり。
 http://www.setagaya-ac.or.jp/zaidan/pdf/new.pdf

下記NHKラジオ放送テキスト(雑誌)が12月下旬発売予定。
●『歴史再発見 ヨーロッパ市民社会の誕生 <カルチャーアワー・シリーズ>』 堀越宏一・講師 予価 \893<税込>
 http://www.nhk-book.co.jp/text/syumi/index.html


[4978] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/20(Fri) 22:05

下記書籍が既刊。
●『血染めの世界残虐史』 
ベストセラーズ(文庫) 
世界怪奇倶楽部 
\630<税込>
 http://www.kk-bestsellers.com/cgi-bin/detail.cgi?isbn=978-4-584-30850-9

●『世界遺産ミステリーWalkingガイド 地中海・ヨーロッパ・西アジア編』 サイクルズ・カンパニィ 羽仁礼 \1,050<税込>
 http://www.kodai-iseki.com/shop/sekaiisan_mystery.html
 
●『学問の扉 東京大学は挑戦する』 
講談社 
東京大学・編 
\1,785<税込>

 学問研究の最前線が、この一冊でわかる。これまでなかった東大オフィシャル本。トップレベルの研究者31人が、専門分野をわかりやすく教える。
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2140691

●『「テアイテトス」研究 対象認知における「ことば」と「思いなし」の構造』 
知泉書館 
田坂さつき 
\5,040<税込>

 http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/2007/86285-014-0.htm
 <著者>http://www.shonan-it.ac.jp/faculty/center/tasaka.html

●『マックス・ウェーバーにおける歴史科学の展開』 
ミネルヴァ書房 
犬飼裕一 
\5,250<税込>

 マックス・ウェーバーは時代の状況からどのように課題と素材を受け取り、それに対しどのような試行錯誤をしながら研究を続けたのか。30代での国民経済学者としての出発から、社会学に辿りつくまでの知の巨人の足どりに迫る。
 http://www.minervashobo.co.jp/find/details.php?isbn=04891-5
 <著者>http://read.jst.go.jp/public/cs_ksh_012EventAction.do?action4=event&lang_act4=J&judge_act4=2&code_act4=5000054710

●下記PDF文書があります。
古代ローマの奴隷教育:再考 小林雅夫
 http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/8565/1/80630_44.pdf
ローマ共和政後期における教師の報酬 小林雅夫
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/8622/1/80319_32.pdf

●下記に「エジプトで人形木棺発見 埋葬当時のままは世界初」という記事あり。
 http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070720/bnk070720007.htm
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070721k0000m040065000c.html

●下記に「ギリシャで道路工事中に古代文明の墓が出土」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000097-reu-int

●TBSテレビ系列にて放映予定の「世界遺産 マルタの巨石神殿群(マルタ)」が7月22日23:30〜24:00に放映日変更。 (7月27日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 http://www.tbs.co.jp/heritage/info/onair.html

●7月28日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! 徹底検証・カッパドキア!世界最大の地下都市を行く!」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が8月刊行予定。
●『市民の考古学 2』
同成社


下記書籍が8月20日刊行予定。
●『古代エジプト「ツタンカーメン」のなぞを解く』 
世界文化社 
ジェン・グリーン著 
吉村作治監修 
木原悦子訳 
予価 \2,940<税込>


下記書籍が8月29日刊行予定。
●『地中海シルクロード 遺跡の旅』
日本放送出版協会 
樋口隆康 
予価 \1,995<税込>

下記書籍が10月刊行予定に変更。
●『モムゼン ローマの歴史 IV  カエサルの時代』
名古屋大学出版会 
テオドール・モムゼン著 
長谷川博隆訳 
予価 \7,350<税込>

http://www.unp.or.jp/special.htm


[4977] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/07/17(Tue) 04:37

◎高島賢治さん

>世界初実物大ポスター付き(上半身・ネガ画像)
面白そうですね。でも、これは部屋には貼りたくない(^^


[4976] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/15(Sun) 19:48

下記書籍が既刊。
●『イタリアの記念碑墓地 その歴史と芸術』 言叢社 竹山博英 316頁+図版16頁 \8,190<税込>
 近代イタリアに華開いた墓地文化と造形芸術。イタリア各都市に生きる記念碑墓地は、西欧の人々が生死について抱いてきた観念表象の結晶であり、西欧造形芸術の秘められた核を物語る。著者はイタリア全土の主な都市墓地を十余年にわたり調査・撮影。本書は、その歴史文化と造形芸術を世界ではじめて包括的に紹介した労作です。イタリアの墓地彫刻には、専門の墓地彫刻家と各時代の著名な芸術家が加わり、その造形には目を見張るような存在感、高い芸術性があります。イタリア本国でもこの種の刊本はありません。カラー口絵16頁。モノクロ図版510点。
□□第1章 墓地の歴史 Storia del cimitero□□第2章 トリーノ Torino□□第3章 ジェノヴァ Genova□□第4章 ミラーノ Milano□□第5章 ブレシャ Brescia□□第6章 ポッサーニョ Possagno□□第7章 ヴェネツィア Venezia□□第8章 ボローニャ Bologna□□第9章 フェッラーラ Ferrara□□第10章 フィレンツェ Firenze□□第11章 ルッカ Lucca□□第12章 ピーサのカンポサント Camposanto di Pisa□□第13章 ナポリ Napoli□□第14章 カターニャ Catania□□第15章 バーリ Bari□□第16章 ローマ Roma
<著者>1948年東京都生まれ。東京外国語大学ロマンス系言語専攻科修了。立命館大学文学部教授。著書に「ローマの泉の物語」「シチリアの春」など。


[4975] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/13(Fri) 19:46

下記書籍が7月25日刊行予定に変更。
●『新約聖書 訳と註 第三巻 パウロ書簡 その一』 作品社 田川建三 予価 \5,040<税込>
●『考古学 理論・方法・実践』 
東洋書林 
コリン・レンフルー&ポール・バーン著 
池田裕・常木晃・三宅裕・監修 松本建速・前田修・訳 
A4変・750頁 
予価 \9,975<税込>


下記書籍が8月9日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『「弱い父」ヨセフ キリスト教における父権と父性』
講談社選書メチエ 
竹下節子 
予価 \1,575<税込>

 父とはなにか。21世紀の父親像を考える。受け入れ、養う。それが父親の本来の役割だ。望まずしてイエス・キリストの父となった聖ヨセフの生涯から、現代に必要とされている真の父の「ありかた」を考える

下記書籍が8月22日刊行予定に変更。
●『興亡の世界史 第04巻 地中海世界とローマ帝国』 講談社 本村凌二 予価 \2,415<税込>

下記書籍が8月下旬刊行予定に変更。
●『古典ラテン語文典(仮題)』 
白水社 
中山恒夫 
四六判・500頁 
予価 \5,880<税込>
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=06784


下記書籍が9月7日刊行予定に変更。
●『古代メソポタミアの物語 ルガルバンダ王子の冒険』 
岩波書店 
キャシー・ヘンダソン・再話 ジェイン・レイ・絵 百々佑利子・訳 
大型絵本74頁 
予価 \2,100<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/9/1112010.html

●下記に古代ギリシャ・ローマ建築の英書の翻訳(抄訳?)あり。(翻訳:浜村哲朗氏)
http://www.geocities.jp/womb_archi/hkk/books03.htm
http://www.geocities.jp/womb_archi/hkk/Roma/Roma.htm
http://www.geocities.jp/womb_archi/hkk/Greece/Greece.htm

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『ローマ精神史論集』 角田幸彦
●『体系的哲学者キケローの世界 ローマ哲学の創造』 角田幸彦


[4974] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/10(Tue) 20:39

下記書籍が6月既刊。
●『聖骸布の男 あなたはイエス・キリスト、ですか?』
講談社 
ガエタノ・コンプリ 
B4変・79頁 \3,780<税込>

 レオナルド・ダ・ヴィンチもたまげる!世界初実物大ポスター付き(上半身・ネガ画像)「実物大聖骸布ポスター」ということは、等身大のイエス・キリストってこと!?
 <目次>第一部 聖骸布の人、あなたはどなたですか
    第二部 聖骸布にまつわるミステリー
    第三部 聖書から聖骸布の謎を探ってみる
    第四部 イエス・キリストの“顔の変遷”を見てみよう
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=213957X

下記書籍が既刊。
●『初期ギリシア芸術における自然再現』 
中央公論美術出版 
マヌエル・レーヴィ著 
細井雄介・訳 
A5・本文113頁+図版30点 
\2,625<税込>
http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0544


●6月に発売された雑誌『すばる 7月号』(集英社)にホメーロス『イーリアス』第一巻の翻訳が掲載。(小田実氏 翻訳)なお小田実氏は闘病中で翻訳完結は可能性が低いとの事。なお『すばる』、『小説すばる』と紛らわしい雑誌名があり、注意必要。
http://www.shueisha.co.jp/CGI/magazine/rack.cgi/magazine/subaru_detail.html?key=detail_b&zashimei=subaru&id=0130
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200706050153.html

下記書籍が8月1日刊行予定。
●『聖地の旅に導かれて』 
星雲社 
與本長兵衛 
予価 \1,050<税込>

 妻を亡くした著者は、妻の意思を引き継ぎ六十六歳にして受洗。シナイ山、イスラエル、アテネの巡礼旅行へ。ガイドブックとしても最適。

下記書籍が8月9日刊行予定。
●『「弱い父」ヨセフ キリスト教における父権と父性』
講談社選書メチエ 
竹下節子 
予価 \1,575<税込>


下記書籍が9月上旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『イデアへの途』
京都大学学術出版会 
小池澄夫 
四六版・384頁 
予価 \4,830<税込>

 本書は我が国に於けるプラトン研究の第一人者と目されている著者が長年の研鑽の元に著したギリシア哲学研究である。ソクラテス、ソフィスト、プラトン、アリストテレスが取り上げられているが、中心はプラトンの哲学であり、その目指すところは真理、価値の絶対性の否定するソフィスト的な立場の打破である。
 http://www.kyoto-up.or.jp/images/lieflet/200707news1.pdf

下記書籍が9月10日刊行予定。
●『現代の考古学1 現代社会の考古学』 
朝倉書店 
岩崎卓也・高橋龍三郎編 
A5・296頁 
予価 \5,460<税込>

 考古学はどのような学問であり,また考古資料はどのようなもので,どのように保全・活用されるべきかなど,現代社会における考古学の意義に迫る。
 〔内容〕考古学研究の歩み/考古学の現在/文化財科学と考古学/日本の埋文行政/他
 http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-53531-0/


[4973] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/07/08(Sun) 19:45

◎P.M.さん

> どうもーーー、ちょーーーーお久しぶりのP.M.です。
本当にお久しぶりです。(^^

うーん、落下試験を一度行ったハードディスクは、もう、すぐに他にデータを移して交換すべきでしたね。
起動しなくなっただけなら、他のPCにハードディスクを繋いで助かるデータがないかどうか試してみるという手もありますが、...
いずれにせよ、お気の毒様でした。


◎真奈美さん

> 意外な素顔とか言ってるけど、多少詳しい読者には
> 別に意外でもないです。
禿、女たらしとかは、知らない人にはすごく意外な素顔なんでしょうね。(^^

> 「ローマ文明博物館」の品だそうですが。
カエサルだけで10個以上置いてあるそうですね。いつかまたローマに行くときは見に行きたいと思っています。


◎かなりうす。さん

> いよいよWOWWOWで「ROME」が放映されますね。
うちにWOWOW試聴環境はないのですが、とりあえず「WOWOW良く頑張った」と言っておこうと思います。

> こうなるとツッコミを入れたくなる私なので、
> いま、共和制末期のフォルム・ロマヌムを再勉強中です。
なるほど、建物の配置などが正確に再現されているかチェックするわけですね。レポートをお待ちします。


◎高島賢治さん

> 「世界ふしぎ発見! 古代ローマ地下探検 闇に眠る永遠の都」が放映予定。
普段見られないようなところの映像も放送されるんでしょうね。TBSにも「頑張れ」と言っておこうと思います。


[4972] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/05(Thu) 19:52

●7月12日14:45〜15:30、NHK・BSハイビジョン・テレビにて「シリーズ 知られざる文明への旅 古代ローマをめぐる思索の旅」が放映予定。再放映。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070712/001/10-1445.html

●7月14日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! 古代ローマ地下探検 闇に眠る永遠の都」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が8月4日刊行予定。
●『ズバリ図解 ギリシャ神話』 ぶんか社文庫 吉田敦彦・監修 予価 \600<税込>

下記書籍が8月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古典ラテン語文典(仮題)』
白水社 
中山恒夫 
四六判・500頁 
予価 \5,880<税込>

 西洋諸学の礎を成す古典ラテン語の包括的な文法書。初級篇・中級篇・上級篇・付録の四部構成。上級篇ではキケロなどの原文を邦訳付で読む。文例に表れる全語彙を収録した単語集付。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=06784

●『クレオパトラ』
文庫クセジュ 
クリスティアン=ジョルジュ・シュヴェンツェル著 
北野徹訳 
予価 \1,103<税込>

 ローマの有力者を次々と手玉にとった魅惑の女王――クレオパトラの実像にせまる。伝説の紹介とともに、歴史的事実としての人物像を、古銭や碑文などの考古学資料から解明する。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=50915

下記書籍が8月28日刊行予定。
●『ローマ人の物語(29) 終わりの始まり (上)』 
新潮文庫 
塩野七生 
予価 \420<税込>


●『ローマ人の物語(30) 終わりの始まり (中)』 
新潮文庫 
塩野七生 
予価 \420<税込>


●『ローマ人の物語(31) 終わりの始まり (下)』
新潮文庫 
塩野七生 
予価 \380<税込>


下記書籍が9月15日刊行予定。
●『歴史 (2) <西洋古典叢書第IV期・第3回配本>』 京都大学学術出版会 ポリュビオス 城江良和訳 予価 \4,095<税込>


[4971] 生きてます・・・(^o^;) 投稿者:かなりうす。 投稿日:2007/07/05(Thu) 06:44

●P.M.さん、呼ばれましたかなな?の「なな」に反応しちまいました(^o^;)
●augustusさん、いよいよWOWWOWで「ROME」が放映されますね。予告編を見る限りセットや衣裳には相当な予算を費やしてる感じです。
こうなるとツッコミを入れたくなる私なので、いま、共和制末期のフォルム・ロマヌムを再勉強中です。

ということで、カルタゴのことはP.M.さんに任せます(^o^)/


[4970] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/04(Wed) 21:55

●京都大学学術出版会から刊行中の西洋古典叢書第IV期ラインナップは下記の二十五冊。
 http://www.kyoto-up.or.jp/jp/seiyokoten5.html#a7
 http://www.kyoto-up.or.jp/jp/seiyokoten1.html
 http://www.kyoto-up.or.jp/jp/seiyokoten3.html#nakatukasa

下記書籍がようやく既刊。情報を追加して再掲。
●『マルコ福音書のイエス 最初の福音書の新しい読み方』
原書房 
ピエール・ムルロン・ベールネール著 
伊藤慶枝訳 
A5・194頁 \1,890<税込>

四つの福音書の中で一番短く、イエスの時代に一番近いマルコ福音書。文学分析という画期的方法によって、イエスのリアルな姿を浮き彫りにし、人々に示された驚きのメッセージを生き生きと伝える。
<著者>1937年ベルギー生まれ。54年イエズス会に入会。ルーヴェン・カトリック大学で神学部を修了。ルーメンヴィテ(国際宗教教育研究所)の聖書学教授。雑誌『ルーメン・ヴィテ』編集長。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ローマ帝政の哲人セネカの世界 哲学・政治・悲劇』 
文化書房博文社 
角田幸彦 
A5・369頁 
\3,780<税込>

ローマ的現実を照射し、常に歴史家的な警世に終わらず、脱ローマ的、人類的な高邁さと愛を貫いたセネカ。その生涯や人物像を、多くの文献を渉猟しながら細やかに論じる。

下記書籍が7月〜9月刊行予定。
●『世界戦争史年表』 東洋書林


[4969] 古代文明ビジュアルファイル22 投稿者:真奈美 投稿日:2007/07/04(Wed) 16:37

 いまの最新号がカエサルの記事なので手にとってみました。意外な素顔とか言ってるけど、多少詳しい読者には別に意外でもないです。
 それはそうと。P3の右下に、若いころのカエサルとして出ている肖像、これ、オクタヴィアヌスではないのかなぁ、この髪の毛の感じからしても。「ローマ文明博物館」の品だそうですが。検索もしてみたけどわかりません。
 もしこれがカエサルだとされているならば、コリーン・マクロウの小説で、オクタと容貌が似ている設定になっていることはムチャではないことになります。


[4968] 呼ばれましたかなな? 投稿者:P.M. 投稿日:2007/07/03(Tue) 22:39

どうもーーー、ちょーーーーお久しぶりのP.M.です。

> ●『マルコ福音書のイエス』 原書房 P.M.ベールネール著 伊藤慶枝訳 \1,890<税込>
「P.M.ベールネール著」の”P.M.”に反応しちまいました(^o^;)

件のクラウディウスが発明したとされる3つの文字について
notepadに書き書きしていたのですが、5月にその文章を
保存していたnote PC3号君が、1年前の落下試験の後遺症と
思われるクラッシュであえなく消滅・・・。
夏休みにでもゆっくりカキカキします。

ということで、カルタゴは存続させねばならぬ(^o^)/

http://www7a.biglobe.ne.jp/~roma_antica/


[4967] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/03(Tue) 18:29

下記書籍がようやく既刊。
●『マルコ福音書のイエス』
原書房 
P.M.ベールネール著 
伊藤慶枝訳 
\1,890<税込>
画期的読みで明らかにされるイエスとそのメッセージ!不良のための論壇案内。


下記書籍が7月5日刊行予定に変更。
●『ローマ帝政の哲人セネカの世界 哲学・政治・悲劇』
文化書房博文社 
角田幸彦 
A5・368頁 
予価 \3,780<税込>

ローマ哲学の巨人セネカを通し未来を考える。

下記書籍が7月上旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『世界史解読 一つの進化論的考察』
中央公論事業出版 
重久俊夫 
予価 \2,940<税込>

 進化論的世界観は何度でも復活する。歴史のパズルを哲学的に解読することによって、世界は鮮やかな「意味」のいろどりを取り戻す。

●8月5日22:10〜23:00、NHK・BS1にて「シリーズ 地中海歴史紀行 民主主義誕生の地 アテネ 前編 丘に集う市民パワー」が放映予定。
 昨年夏に放送して好評だったベタニー・ヒューズ(歴史学者・英)の地中海歴史紀行の第三弾。今回の舞台はギリシャ。民主主義発祥の地のアテネでは、現在、パルテノン神殿の復元や、いくつかの遺跡での発掘が進んでおり、古代ギリシャの都市国家アテネが繁栄し没落するまでの様子がこれまで以上に明らかになろうとしている。最新の学説をふまえ、ベタニー女史が各地を旅しながら古代アテネの民主主義の実像に迫る。

●8月5日23:10〜24:00、NHK・BS1にて「シリーズ 地中海歴史紀行 民主主義誕生の地 アテネ 後編 衆愚政治とソクラテスの死」が放映予定。
 昨年夏に放送して好評だったベタニー・ヒューズ(歴史学者・英)の地中海歴史紀行の第三弾。舞台はギリシャ。後編では、ベタニー女史が今のギリシャ各地を訪ねながら、民主主義の原型を育んだ古代都市アテネがわずか百年で民主主義を衰退させ、没落していく過程を検証する。

●8月6日22:10〜23:00、NHK・BS1にて「シリーズ 地中海歴史紀行 神話の生きる島 クレタ 前編 獣人ミノタウロスの謎」が放映予定。再放映。
 昨年夏に放送して好評を得た英国の新進気鋭の歴史学者ベタニー・ヒューズがたどる地中海歴史紀行の第一弾。舞台は、ギリシャ神話をはぐくみ、ゼウスが誕生したとされる地中海の島クレタ。クレタ文明の発祥と消滅には多くの謎がいまだに残る。ベタニーは、謎の解明に近づくべく、常夏のクレタに飛ぶ。古代の調度品、島に残る巨大な遺跡を紹介しつつバイクで横断。クレタ文明にまつわる最新の学説を紹介し、島の魅力を満喫させてくれる。大人のための高級クレタ島ガイド。

●8月6日23:10〜24:00、NHK・BS1にて「シリーズ 地中海歴史紀行 神話の 生きる島 クレタ 後編 文明消滅の謎」が放映予定。再放映。
 歴史学者ベタニー・ヒューズがたどる地中海歴史紀行、クレタ島。後編では、クレタ文明消滅の謎に迫る。巨大な建造物や、調度品の完成度から、文化水準が極めて高かったことがうかがえる。しかし島は地震多発地帯にあった。大地震で倒れたとされる遺跡。全身に蛇を這わせる女神。ベタニーは、各地に残る秘儀の跡や宮殿跡、そして最終的に人々が天災を逃れるために島の高地に上ったその場所を訪れ、繁栄を極めた文明消滅の謎に迫ろうとする。
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.html

下記書籍が8月下旬刊行予定。
●『イデアへの途』 
京都大学学術出版会 
小池澄夫 
予価 \4,830<税込>

 プラトン哲学を中心に、真理、価値の絶対性を否定するソフィスト的な立場の打破を目指す。


[4966] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/07/02(Mon) 19:46

●下記に「色鮮やか、モザイク画の床=2世紀に古代神話描く−南仏」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070630-00000021-jij-int
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007063000076

下記書籍が7月6日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代メソポタミアの物語 ルガルバンダ王子の冒険』
岩波書店 
キャシー・ヘンダソン・再話 ジェイン・レイ・絵 百々佑利子・訳 
大型絵本74頁 
予価 \2,100<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/9/1112010.html

下記書籍が7月20日刊行予定に変更。
●『考古学 理論・方法・実践』 
東洋書林 
コリン・レンフルー&ポール・バーン著 
池田裕・常木晃・三宅裕・監修 松本建速・前田修・訳 
A4変・750頁 
予価 \9,975<税込>


下記書籍が7月31日刊行予定。
●『美しき傷』
ポプラ社 
シャン・サ著 吉田良子訳 
予価 \1,890<税込>

 マケドニアの英雄アレクサンドロスは、魂の奥に傷を負っていた。女戦士アレストリアとの恋に身を焦がしたふたり。

下記書籍が8月刊行予定。
●『クレオパトラ』
文庫クセジュ 
クリスティアン=ジョルジュ・シュヴェンツェル著 
北野徹訳 
予価 \1,103<税込>
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=50915


●『古典ラテン語文典(仮題)』 
白水社 
中山恒夫 
四六判・500頁 
予価 \5,880<税込>
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=06784


[4965] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2007/07/01(Sun) 20:42

「書籍案内」に『古代ローマ軍団大百科』を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2007/07/post_36.html

「リンク」に「H&A Coinsローマブログ」を追加しました。


[4964] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/07/01(Sun) 20:40

◎高島賢治さん

> ●『ルネサンスの活字本』
> ・古代ローマの「メダル」「コイン」
ルネサンスの頃にもローマコインのコレクターがいたそうですから、そういうコレクター向けの本だったんでしょうね。


[4963] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/29(Fri) 22:00

●原書房から刊行予定の「シリーズ絵解き世界史」(全五巻刊行予定)のラインナップは下記の通り。情報を追加して再掲。
 第一巻『アレクサンドロス大王の野望 世界を股にかけた最強の戦士』 ニック・マッカーティ著 (2007年6月既刊)\2,730<税込>
 第二巻『トロイア戦争とシュリーマン』 ニック・マッカーティ著(2007年8月刊行予定)予価 \2,730<税込>
     ギリシアの民が神々と共に戦ったトロイア戦争とシュリーマンの執念。
 第三巻『ローマ帝国と皇帝たち』ニック・マッカーティ著(2007年10月刊行予定) 予価 \2,730<税込>
     歴代の皇帝達の姿や戦争、そして市民生活をも描き出しながら、コンパクトにまとめた。
 第四巻『アーサー王と中世騎士団』ジョン・マシューズ著(2007年12月刊行予定) 予価 \2,730<税込>
     伝説と史実はいかにして混合し、様々な冒険物語になっていったのか、世界的権威が読む。
 第五巻『十字軍の遠征と宗教戦争』ジェイムズ・ハーパー著(2008年2月刊) 予価 \2,730<税込>
     聖地奪還の名の下、大陸全土を巻き込み後の世界を大きく変えた一大宗教戦争の姿。
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04080-3

下記書籍が重版。
●『ナグ・ハマディ文書 I 救済神話』
http://images-jp.amazon.com/images/P/400026107X.09.MZZZZZZZ.jpg岩波書店 
(荒井献・大貫隆・小林稔訳) 
\5,040<税込>


●『ナグ・ハマディ文書 II 福音書』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4000261088.09.MZZZZZZZ.jpg岩波書店 
(荒井献・大貫隆・小林稔・筒井賢治訳)
\5,040<税込>


●『ナグ・ハマディ文書 IV 黙示録』
http://images-jp.amazon.com/images/P/400026110X.09.MZZZZZZZ.jpg岩波書店 
(荒井献・大貫隆・小林稔・筒井賢治訳)
\5,460<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/X/026107+.html

下記書籍が7月上旬刊行予定。
●『世界史解読』 中央公論事業出版 重久俊夫 予価 \2,940<税込>

下記書籍が7月12日重版予定。
●『饒舌について 他五篇』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/B000J6RJE0.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
プルタルコス 
柳沼重剛訳 
予価 \630<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/7/3366410.html

●7月29日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 マルタの巨石神殿群
(マルタ)」が放映予定。 (8月3日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 世界最古の巨石建築とは何か?ギザのピラミッドは 4600年前に遡る。1964年、炭素による年代測定法は、歴史を塗り替える事実を明らかにする。模倣に過ぎないと考えられた、地中海に浮かぶ小島マルタの「巨石神殿」が世界最古・5600年前のものだと判明したのだ。島に30カ所も残された神殿は、ヨーロパの何処にもない巨石文化だった。
 http://www.tbs.co.jp/heritage/info/onair.html

下記書籍が8月2日刊行予定。
●『西洋における近代的自由の起源』 慶應義塾大学出版会 R.W. デイヴィス著 鷲見 誠一・田上雅徳監訳 A5・480頁 予価 \7,455<税込>
 <自由>の概念は、どのように変遷・定着したか?古代ギリシャ、中世ローマ教会、ルネサンス諸都市、議会による君主への抵抗理論が生まれた17世紀イングランドまで、英米の第一人者の研究家たちが再検討を行った画期的論考。
 The Origins of Modern Feedom in the West(Stanford University Press, 1995)の完全翻訳。
 http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766413977/
 http://www.keio-up.co.jp/np/detail_contents.do?goods_id=1250

下記書籍が8月17日刊行予定。
●『ギリシア文学散歩』 
岩波現代文庫 
斉藤忍随 
420頁


下記書籍が8月下旬刊行予定。
●『アルファベットの事典(仮題)』
創元社 
ローラン・プリューゴープト著 
南條郁子訳


[4962] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/28(Thu) 20:12

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『アレクサンドロス大王の野望 世界を股にかけた最強の戦士<シリーズ絵解き世界史1>』
原書房 
ニック・マッカーティ著 本村凌二・日本語版総監修
A5・231頁 
\2,730<税込>


●原書房から刊行予定の「シリーズ絵解き世界史」(全五巻刊行予定)のラインナップは下記の通り。
 第一巻『アレクサンドロス大王の野望 世界を股にかけた最強の戦士』(2007年6月既刊)
 第二巻『トロイア戦争とシュリーマン』(2007年8月刊行予定)
 第三巻『ローマ帝国と皇帝たち』(2007年10月刊行予定)
 第四巻『アーサー王と中世騎士団』(2007年12月刊行予定)
 第五巻『十字軍の遠征と宗教戦争』(2008年2月刊)
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04080-3

下記書籍が7月刊行予定。
●『フランク史 一〇巻の歴史』
新評論 
トゥールのグレゴリウス作 
杉本正俊訳 
A5・640頁 
予価 \6,825<税込>

 草創期ヨーロッパ世界を知る古今随一の史書、読み物としての魅力を味わい尽くす待望の新訳!

下記書籍が2007年刊行予定。
●『キリスト教修道制の成立』 創文社 戸田聡


[4961] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/27(Wed) 21:12

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『アレクサンドロス大王の野望 世界を股にかけた最強の戦士<シリーズ絵解き世界史1>』
原書房 
ニック・マッカーティ著 本村凌二・日本語版総監修
A5・231頁 
\2,730<税込>

 アレクサンドロスははたして偉大な王だったのか? 偉大な戦士だったのか? 偉大な空想家だったのか? ギリシアからインドまでをたった10年で手中に収めた大遠征、そして若き英雄の姿を、数々の伝説とともにたどる。
<著者>作家。歴史関係をはじめとして著書多数。BBC放送の歴史教養番組の監修など、幅広いフィールドで活躍。

●下記に「古代女王のミイラか?「ツタンカーメン王以来の発見」」という記事あり。
 http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007062713.html

下記書籍が6月29日刊行予定。
●『歴史人物から読み解く世界史の謎』
扶桑社(文庫)
歴史の不思議を探る会 
予価 \580<税込>

最近、ユダの裏切りはキリストに頼まれたものだったという説が出された。驚愕する話だが、実は世界史では定説を覆す文献が今も発掘され検証されている。世界史は今も書き換えられているのである。本書は、未だ謎多き六十人の歴史人物に焦点を当て、定説だと思っていた歴史認識に一石を投じるものである。

下記書籍が7月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『考古学 理論・方法・実践』 
東洋書林 
コリン・レンフルー&ポール・バーン著 
池田裕・常木晃・三宅裕・監修 松本建速・前田修・訳 
A4変・750頁 
予価 \9,975<税込>

 I部では考古学の全分野の総覧。II部では社会考古、生業と食性、認知考古学など各テーマについて。III部では世界各国での考古学のケーススタディー。
 http://www.book61.co.jp/recomend/2007/arc.pdf
 http://www.book61.co.jp/recomend/2007/arc.htm

●7月5日20:00〜20:45、NHK・BSハイビジョン・テレビにて「シリーズ 知られざる文明への旅 古代ローマをめぐる思索の旅」が放映予定。情報を追加して再掲。
 知られざる文明を訪ねる4回シリーズの4回目。人類史上最も幸福な時代とも言われるローマ帝国。繁栄を可能とした仕組み、衰亡の舞台裏を訪ねる。2000年前、空前絶後といってよい繁栄をおう歌した古代ローマ帝国は、超大国として君臨していた。最盛期は人類史上最も幸福だった時代ともいわれる。繁栄を可能とした仕組みとはどのようなものだったのか? 幸福な時代はなぜ終わりを迎えてしまったのか? イタリア、スペイン、チュニジア、イギリスと、各地の遺跡を訪ねてローマ帝国が歩んだ歴史をたどりながら、文明興亡の法則を探ってゆく。
【コメンテーター】国立西洋美術館館長…青柳 正規
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070705/001/10-2000.html

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『シルクロードのガラス 時空を超えた魅惑の輝き』 
山川出版社 
財団法人平山郁夫シルクロード美術館・編 
予価 \1,700<税込>

 古代ガラスの煌めきは、人類の叡智と美の追求の結晶である。シルクロードを通じてもたらされた古今東西のガラスの逸品を紹介する。


[4960] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/26(Tue) 19:49

下記書籍が既刊。
●『西洋の誕生 柳宗玄著作選1』
八坂書房 
柳宗玄 
\6,090<税込>

 東欧、中東、北アフリカなど西欧の周縁に遺された「かたち」との対話を通じて、異教的母胎からのキリスト教美術の誕生の過程を浮彫りにしつつ、西洋文明の本質、さらには洋の東西を超えた造形という営為の源泉にまで、透徹した眼差しを向ける渾身の論考。図版百余点を増補。
 http://www.yasakashobo.co.jp/books/detail.php?recordID=512

下記書籍が7月2日刊行予定に変更。
●『マルコ福音書のイエス』
原書房 
P.M.ベールネール著 
伊藤慶枝訳 
予価 \1,890<税込>

画期的読みで明らかにされるイエスとそのメッセージ!文学批評という画期的な方法によって、二千年の時代をへた聖書を読み解いて現代に甦らせる――最初に書かれた福音書に描かれているイエスのリアルな姿を浮き彫りにし、人々に示された驚きのメッセージを生き生きと伝える名著。

下記書籍が7月10日刊行予定。
●『アダムとイヴは一夫一婦ではなかった』 知の雑学新書(土屋書店) ロバート・R・遠山 予価 \840<税込>

下記書籍が『聖書のはなし(仮題)』より改題されて7月23日刊行予定に変更。
●『聖書を読み解く』
PHP研究所 
山形孝夫 
予価 \1,575<税込>

 神話と伝承につつまれた人間歴史の壮大なドラマである聖書。その物語に隠された意味や古代オリエントの様々な謎を解き明かす。

下記書籍が7月24日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『キリスト教会と旧約聖書』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266644.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
A.ファン・リューラー著 
矢澤励太訳 
予価 \1,890<税込>

 旧約聖書の内容は、イエス・キリストをどのように理解するべきかを決定づけ、キリスト者の実存に大いに関わってくる。教会にとっての旧約聖書の重要性を組織神学的に考え抜いた古典的著作。

●『世界の創造 (ユダヤ古典叢書)』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/476421928X.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
アレクサンドリアのフィロン著 
野町啓・田子多津子訳 
予価 \5,040<税込>

 創世記に記された天地創造から人間の堕落までをギリシア哲学を援用して「寓意的」に解釈。後のキリスト教教父たちの思想に大きな影響を与えた紀元一世紀のユダヤ人思想家の代表的著作。


[4959] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/25(Mon) 21:17

下記書籍が既刊。
●『中世と近世のあいだ 14世紀におけるスコラ学と神秘思想』
知泉書館 
上智大学中世思想研究所編 
A5・576頁 
\9,450<税込>

 下記項目あり
 ・十四世紀ビザンツの哲学的・神学的状況―ヘシュカズムを中心に(久松英二)
 ・十四・十五世紀西欧の学問へのビザンツの影響(J.フィルハウス)
 http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/2007/86285-012-6.htm

●『ルネサンスの活字本』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4772005188.09.MZZZZZZZ.jpg国文社 
E.P. ゴールドシュミット著 
高橋誠・訳 
A5・206頁 
\2,940<税込>

 下記項目あり
 ・中世写本とギリシア・ローマ神話
 ・「トロイア伝説群」
 ・古典古代神話の図像と『アルブリクス』
 ・古典的著作の刊本と挿絵
 ・古典テクストと「記憶術」
 ・古代遺跡・遺物と『ポリフィロの夢』
 ・タイトルページとローマ建築様式の「拱門」等の装飾
 ・古代ローマの建築と「建築理論書」
 ・古代ローマの「メダル」「コイン」
 ・「ローマのメダル集成」と「装飾デザイン規範集」
 http://www.kokubunsha.co.jp/archives/ISBN978-4-7720-0518-0.html

下記NHKラジオ放送テキスト(雑誌)が既刊。情報を追加して再掲。
●『歴史再発見 いまに生きる古代ギリシア <カルチャーアワー・シリーズ>』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4149106304.09.MZZZZZZZ.jpg桜井万里子・講師
\893<税込>

 <目次>
 ・オリンピック 神にささげる祭典とギリシア人意識の形成
 ・ポリスと市民の実像
 ・ギリシア文字の考案と英雄叙事詩
 ・神話と寓話はイメージの宝庫
 ・戦前と戦後の日本人のギリシア観
 ・演劇 プロパガンダの提示と事実の相対化
 ・映画 アンゲロプロスと現代のギリシア映画
 ・哲学 ソクラテス的対話法の 今日的意義
 ・学問の誕生
 ・デモクラシーについて 1
 ・デモクラシーについて 2
 ・政治思想・政治用語
 ・歴史学 ヘロドトスの復権
 http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=69106302007

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『向こう岸の市場』 
勁草書房 
松井彰彦・文 
完山清美・絵
予価 \2,520<税込>

 古代アテナの民主制をモデルに現代の民主国家アメリカを舞台に風刺するファンタジー。民主制とは何か、市場経済と何かを問い直す。


[4958] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/06/24(Sun) 19:59

◎高島賢治さん
> 下記に「2060年に世界が終わる?旧約聖書を解読したニュートン予言」という記事あり。
「最後の錬金術師」ともいわれるニュートンらしい話ですね。


[4957] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/23(Sat) 19:53

●下記に「2060年に世界が終わる?旧約聖書を解読したニュートン予言」という記事あり。
 http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200706/sha2007062208.html
 http://www.asahi.com/science/update/0621/TKY200706210132.html
 http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007062204.html
 http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070622/wdi070622001.htm

下記書籍が既刊。
●『龍馬とカエサル ハートフル・リーダーシップの研究』 
三五館 
一条真也 
\1,470<税込>
 究極の人生訓にして、すぐに使えるビジネス書。時代を超えて人々に愛され続ける「龍馬」と「カエサル」。平成「帝王学」の伝道者・一条真也が、彼らをはじめとする古今東西の偉人たちの行動哲学を読み解いていくうちに、「人間的魅力」養成の秘訣を、ついに見いだしました。見開き2ページ完結だから、3分間スピーチに便利!本書は、「人間的魅力」の秘訣が88本掲載されています。どの項目も見開き2ページで完結しており、3分間スピーチにぴったり。また、気に入ったページをコピーして持ち運ぶのもよし、会社の部下に配ってもよし。シンプルなデザインの中に「人間的魅力」の秘訣がギュッと凝縮されています。
<著者>作家・「平成心学塾」主宰・経営者。1963年、福岡県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。近未来社会のキーワードとして「ハートフル」を創出し、マネジメント論から社会論、宗教論、死生論、幸福論まで、ビジネス哲学の執筆活動で異彩を放つ。

http://www.fukuoka-keizai.co.jp/content/asp/fukuoka/detail.asp?PageID=21&id=174&word=&k_id=3
http://www.sangokan.com/books/978-4-88320-390-1.html
 【一条真也公式サイト】 http://www.ichijyo-shinya.com/

下記書籍が6月27日刊行予定に変更。監修者名を追加して再掲。
●『アレクサンドロス大王の野望 世界を股にかけた最強の戦士<シリーズ絵解き世界史1>』
原書房 
ニック・マッカーティ著 本村凌二・監修 
予価 \2,730<税込>
 見て読んでわかる「世界の歴史」全五巻の一冊。世界史最初の「英雄」アレクサンドロス大王は、ギリシア、エジプト、アジアをたった十年で手中におさめ、三十歳で「世界」の覇者となった。数々の伝説とともによみがえる実像を追う。
 http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html


●dubdubさんから情報戴いたWOWOWのドラマ「ROME」の関連番組が下記の通り放映予定。
 ◎7月1日19:50〜20:15、WOWOWにて「カエサルの遺伝子 入門篇」が放映予定。
 ◎7月1日20:15〜20:45、WOWOWにて「超大作ドラマ『ROME』のすべて」が放映予定。
 ◎7月7日20:00〜21:30、WOWOWにて「カエサルの遺伝子『ローマ人の物語』への旅」が放映予定。
  http://www.wowow.co.jp/extra/caesar/
 ◎8月25日20:00〜、WOWOWにて「藤原紀香 ローマの風 古都が伝えた未来」が放映予定。
  http://www.wowow.co.jp/extra/rome_norika/
 【高島の蛇足コメント】7月1日はWOWOW無料放送の日ということらしく、BSが観られる環境の方は観れます。

下記書籍が7月10日刊行予定。
●『誓いの精神史 中世ヨーロッパの<ことば>と<こころ>』
講談社選書メチエ 
岩波敦子
予価 \1,680<税込>
 誓いに込められた中世人の世界観を読み解く。誓いの言葉はなぜ間違えてはいけないのか。なぜ文書より言葉が重視されたのか。決闘裁判・雪冤裁判など西洋中世の特異な習俗から、中世人の「心」の世界に迫る。


[4956] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/21(Thu) 18:18

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『教養のための西洋史入門』
ミネルヴァ書房 
中井義明・佐藤專次・渋谷聡・加藤克夫・小沢卓也著 
A5・297頁 
\2,625<税込>

http://www.minervashobo.co.jp/find/details.php?isbn=04909-7

●過日「よみがえる古代ローマ――バージニア大学が3Dで再現」という記事関連のホームページが下記にあり。
 http://www.romereborn.virginia.edu/

下記書籍が6月25日刊行予定。
●『美術作品レファレンス事典 先史・古代美術』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4816920463.09.MZZZZZZZ.jpg紀伊國屋書店 
日外アソシエーツ編 
予価 \79,800<税込>
 代表的な美術全集(四十五種/二百六十冊)に掲載された、日本および世界各地の原始・古代美術品の図版二万点が探せる総索引。


下記書籍が6月下旬刊行予定。
●『ルーン文字の世界』
国際語学社 
ラーシュ・マーグナル・エーノクセン著 
荒川明久訳 
予価 \2,730<税込>
 一世紀頃成立したと推測されるルーン文字の研究略史と言語学として正面から分析した初のルーン解明の書。


下記書籍が7月刊行予定に変更。予価情報も変更。
●『考古学 理論と実践』 東洋書林 予価 \9,975<税込>

下記書籍が7月13日刊行予定。
●『ヨハネの黙示録 上巻 序説』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4400111644.09.MZZZZZZZ.jpg新教出版社 
佐竹明 
予価 \5,040<税込>


下記書籍が7月18日刊行予定。
●『聖書のはなし(仮題)』 PHP研究所 山形孝夫 予価 \1,575<税込>
 神話と伝承につつまれた人間歴史の壮大なドラマである聖書。その物語に隠された意味や古代オリエントの様々な謎を解き明かす。

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『最初の人間(仮題)』 
新書館 
アン・ギボンズ著 
河合信和訳 
予価 \1,890<税込>

 この十年で古人類学は大きく書き換えられた。人類の起源はどこまで遡れるのか。スリリングな発見競争物語と最新研究動向を紹介する。

下記書籍が8月10日刊行予定。
●『モーセ 歴史と伝説』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266679.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
E.オットー著 
山我哲雄訳 
予価 \2,625<税込>


下記書籍が10月刊行予定。
●『世界史の鏡 0巻 歴史家たちのユートピア <初回配本>』 刀水書房 樺山紘一 四六判・160頁 予価 \1,680<税込>
 歴史家は、過去の歴史をおいもとめてきました。けれども、歴史家もまた、現在の歴史をいきています。その足跡を、たどってみましょう。世界の歴史家たちの国際的な連合組織が、100年以上もまえにうまれました。いまも苦悩と喜悦をかかえながら、責務と希望をともにする「ユートピア」を営んでいます。「国際歴史学会議」の履歴をたどりながら、20世紀から21世紀にいたる、歴史家の経路をふりかえってみたい。模範とはいえないまでも、凝視にあたいする「鏡」といえるかもしれません。
 http://www.tousuishobou.com/sekaishinokagami.htm


[4955] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/18(Mon) 12:50

下記書籍が8月中旬刊行予定。
●『興亡の世界史 第04巻 地中海世界とローマ帝国』 
講談社 
本村凌二 
予価 \2,415<税込>

 ローマ史には、人間の経験のすべてが語られている。人類の文明史五〇〇〇年のうち四〇〇〇年は古代です。その最終段階の地中海世界に、覇権を築いたローマは元来、イタリア半島の小さな都市国家でした。それがなぜ、五〇〇年以上も繁栄する大帝国を築くことになったのでしょうか。そして、ここで生まれた一神教こそが、古代社会を大きく変貌させました。前一四六年、ローマの統帥スキピオが目撃するカルタゴ滅亡から、壮大な物語の幕が開きます。
<著者>一九四七年生まれ。東京大学教授。著書に『ローマ人の愛と性』『馬の世界史』(講談社現代新書)、『優雅でみだらなポンペイ』(講談社)、『多神教と一神教』(岩波新書)ほか。

●下記に「<イエスの墓>「発見」論争熱い欧米 エルサレムは冷ややか」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000048-mai-int
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070616k0000e030070000c.html


[4954] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/06/17(Sun) 19:02

◎高島賢治さん

> ●『酒飲みの文化史』 源流社 青木英夫 \2,625<税込>
とても親しみのわくテーマです。読んでみたいです。(^^


[4953] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/16(Sat) 12:54

下記書籍が既刊。
●『図解世界の名著がわかる本 一枚の図で読む! 『聖書』『君主論』から『孫子』まで、西洋、東洋の名著が早わかり!』 
三笠書房 
久恒啓一 
\1,050<税込>

http://www.mikasashobo.co.jp/book_info.php?isbn=ISBN4-8379-2231-7&info=2

●『酒飲みの文化史』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4773907053.09.MZZZZZZZ.jpg源流社 
青木英夫 
\2,625<税込>

 酒の誕生から始まって、飲む場所、飲み方など様々な酒と人との関わりについて述べた酒と酒飲みの文化史風俗史。
 <著者>東京大学文学部西洋史科大学院修了。米国カリフォルニア大学歴史科大学院修了。ビューティ・サイエンス学会会長。日本風俗史学会名誉会員、顧問(前会長)。著書に「下着の文化史」など。
 http://www.genryusha.co.jp/sakenomi-1.htm


下記NHKラジオ放送テキスト(雑誌)が6月25日発売予定。
●『歴史再発見 いまに生きる古代ギリシア <カルチャーアワー・シリーズ>』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4149106304.09.MZZZZZZZ.jpg桜井万里子・講師 
予価 \893<税込>

 民主政治をはじめとして、哲学、歴史学、医学などの学問や、文学、演劇など、古代ギリシアに端を発し、今では世界中で人類の共有財産となった理念や制度は多岐にわたる。しかし、それらは日本に輸入されたとき必ずしも的確に理解されたわけではない。偉大な遺産の誕生の経緯と本質を再考し、現代社会に生かす道を探る。
 【高島の蛇足コメント】日本では古代ギリシア研究者の第一人者と思われる桜井万里子氏によるテキスト。
 ◇放送  NHKラジオ第2 7〜9月 毎週火曜日放送 21:30〜22:00
 ◇再放送 NHKラジオ第2 7〜9月 毎週水曜日放送 23:00〜23:30
 http://www.nhk-book.co.jp/tv_r/study.html

下記書籍が7月19日刊行予定。
●『興亡の世界史 第07巻 ケルトの水脈』
講談社 
原聖 
予価 \2,415<税込>

 時を超えて生きのびる「もうひとつのヨーロッパ」をめぐる旅。ケルト文化とは、ローマ文明やキリスト教におおわれる以前にヨーロッパの基層をなしていた文化です。ストーンヘンジに代表される巨石文化、アーサー王の伝説、そして現代の「ケルトブーム」。西欧文明批判の旗手として復興の気運のある「幻の民」の「歴史の記憶」を、民俗学的な知見を踏まえて、冷静に、実証的に再構築したいと思います。ヨーロッパは本当にキリスト教化されたのでしょうか。
 <著者>一九五三年生まれ。女子美術大学教授。専門は近代言語社会史。著書に『周縁的文化の変貌』(三元社)、『〈民族起源〉の精神史』ほか。
 http://shop.kodansha.jp/bc/books/koubou/


[4952] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/15(Fri) 18:41

下記書籍が2月既刊。
●『Yoさんの世界旅行 古代文明発祥の地と地中海クル−ズの旅』 NTT出版 及川陽・及川清子 \2,100<税込>
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9981979252
 【高島の蛇足コメント】私家本らしく、入手は一般的には不可能の模様。ただNTT出版のホームページの問い合わせメールを出せば入手の手筈が判る模様。

下記書籍が既刊。価格情報を変更して再掲。
●『英雄伝 1 <西洋古典叢書第IV期・第1回配本>』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4876981671.09.MZZZZZZZ.jpg京都大学学術出版会 
プルタルコス 
柳沼重剛訳 
\4,095<税込>


下記書籍が6月18日刊行予定。
●『イタリア「ケルト」紀行 キサルピナを歩く』 
彩流社 
武部好伸 
予価 \2,310<税込>

 「ローマ」以前、ケルト人はアルプスを越えてやって来た!北イタリアのトリノ、ミラノ、ブレーシャ、ボローニャなど多く都市は、古代ケルト人がきずいた砦や集落から発展したものだった。ヨーロッパを「ケルト」で踏破する連作第9弾!
 http://www.hanmoto.com/bd/ISBN978-4-7791-1017-7.html

●下記に「イスラエル:旧約聖書の都市、裏付ける石組み確認」という記事あり。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070610k0000m040147000c.html

●下記に「よみがえる古代ローマ――バージニア大学が3Dで再現」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070612-00000032-zdn_n-sci
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/12/news026.html
 http://jp.ibtimes.com/article/technology/070612/8569.html

下記書籍が6月20日刊行予定。
●『キリストの棺 世界を震撼させた新発見の全貌』
イースト・プレス 
予価 \1,890<税込>

 鑑識考古学者とエミー賞受賞ドキュメンタリー・ディレクターが二十一世紀先端科学で検証する、人類史上もっともセレブなファミリーの秘められた「真実」。エルサレムにある二千年前の墓所で、石灰石の棺が見つかった。科学分析によると、この墓にはイエスとその家族が葬られていたのではないかという。この考古学史上最の発見を独占的に徹底解明。イエスとマグダラのマリアの間に息子がいたという注目の新説に迫る。
 http://www.japandiscovery.tv/discovery/dc12000.html

下記書籍が7月6日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代メソポタミアの物語 ルガルバンダ王子の冒険』
岩波書店 
キャシー・ヘンダソン・再話 ジェイン・レイ・絵 百々佑利子・訳 
大型絵本74頁 
予価 \2,100<税込>

 父王の軍隊についていった若い王子は、霊鳥に授けられた力で戦争を終わらせる。戦場のイラクに埋もれている世界最古の物語。

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『地中海の記憶』 藤原書店 フェルナン・ブローデル


[4951] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/11(Mon) 21:44

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『密偵ファルコ14 娘に語る神話』
光文社文庫 
リンゼイ・デイヴィス著 
田代泰子訳 
\780<税込>
 http://www.kobunsha.com/book/detail/76179.html


下記書籍が既刊。
●『中世君主制から近代国家理性へ <愛媛大学法学会叢書12>』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4792304253.09.MZZZZZZZ.jpg成文堂 
南充彦 
A5・330頁 
\5,565<税込>

 http://218.216.69.71/seibundoh/book_s/bookinfo.asp?No=2589

●6月16日10:00〜10:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック 驚異! 古代のテクノロジー 第1回 2000年前のパワー」が放映予定。再放映。
●6月23日10:00〜10:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック 驚異! 古代のテクノロジー 第2回 ローマ皇帝の“タイタニック”」が放映予定。再放映。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/backnumber/31.html

●6月28日18:30〜20:30、慶應義塾大学三田キャンパスにてエリック・マイヤーズ教授の特別講演会あり。
 http://www.hum.u-tokai.ac.jp/~jswaa/myers%20poster.pdf

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『アナトリアの考古学 (世界の考古学 18)』 同成社 大村幸弘・編


[4950] 地中海世界の輝き〜ローマ帝国の足跡〜 投稿者:augustus 投稿日:2007/06/10(Sun) 23:27

阪本浩氏の講演(主催:ユーラシア旅行社)があります。
http://www.eurasia.co.jp/lecture/index.html

地中海世界の輝き〜ローマ帝国の足跡〜
定員)500名
講師)講演:阪本浩氏(青山学院大学教授)
   演奏:新オリエント楽派
日時)7月7日(土) 13:30〜16:30
開場)13:00
会場)社会文化会館「三宅坂ホール」 http://www.syabunkaikan.org/image/Map_01.gif
内容)『3日で分かるローマ帝国』の著者阪本浩氏(青山学院大学教授)による講演と新オリエント楽派の演奏による地中海音楽。


[4949] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/08(Fri) 21:59

下記書籍が既刊。
●『美/学』
発行:早稲田大学文学部 
発売:トランスアート 
酒井紀幸・山本恵子 
A5・204頁 
\1,890<税込>
 http://www.transart.co.jp/CGI/details/detail.cgi?item_cd=D301022

 美学思想のエッセンスを凝縮。これからの美学を考えるためのヒントが満載。第一部「美の思想」は、四章に分けて西洋美学史を詳述。各項目見開き構成として、美学に関する思想家・思想の解説と、思想のエッセンス、人物紹介、参考文献などを網羅。第二部「美学の広がり」は、20世紀からの美学思想の多面的な拡大を、5つの大きなテーマにまとめて解説。早稲田大学におけるオンデマンド授業の教科書・副読本として編集したものだが、美学思想のエッセンスを凝縮したものとして、まず最初に読みたい。

●『民事訴訟法慨史』 
信山社出版 
\15,750<税込>

長い時間の流れの中で、広範囲にわたって民事訴訟が辿ってきた道筋を、整然かつ明快に系統立てて解説。原著『民事訴訟―歴史と体系』中の大2巻『民事訴訟の歴史』を訳出。専ら歴史的観点から民事訴訟を捉え、古ゲルマンの訴訟に発してローマの訴訟を概説し、ドイツを中心に近代ヨーロッパ諸国の民事訴訟法の成立に及ぶ。他に類を見ない文献、日本語訳が遂に刊行。

●『エドゥアルト・ガンスとドイツ精神史 ヘーゲルとハイネのはざまで』
風行社 
川崎修敬 
A5・247+4頁 \6,300<税込>

ヘーゲル主義者・ガンスを軸とする考察を行い、ドイツ3月前期の哲学、法学、文学ないし宗教という多様な領域に対し、ガンスが働きかけ、切り結んでいった思想的関係、またそこに広がる時代の一般的様相や心性を明らかにする。
 <目次>第一章 ガンスのヘーゲル解釈とフランス―国家と社会に着目して(ヘーゲルの法哲学講義とガンスの立憲国家 ガンスのフランス観察と社会組織) 第二章 ガンスと歴史法学派―プフタとの占有論争を中心に(占有と所有権―自然法的な哲学とローマ法学において ガンスの占有理論 占有をめぐるプフタとガンスの対立) 第三章 ガンスとハイネ―ヘーゲル主義から見たユダヤ性(共感―ユダヤ人解放と「同化」の時期において 反感―改宗と「疎外」の時期において)
 <著者>大阪府生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程政治学専攻研究指導認定退学。京都大学大学院法学研究科21世紀COEプログラム研究員、京都女子大学及び神戸学院大学非常勤講師。


下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。

●『ポンペイの歴史と社会 (世界の考古学 13)』
同成社 
ロジャー・リング著 
堀賀貴訳 
四六版・269頁+図版16頁  \2,835<税込>

火山灰に埋もれた古代ローマの都市ポンペイについて蓄積された考古学的データをもとに、その歴史や生活の様相を平易かつ的確に語る。
 <目次>第一章 はじめに 第二章 ローマ以前のポンペイ 第三章 ローマ植民都市時代 第四章 初期帝政期 第五章 最後の日々 第六章 都市生活(人口統計学/市政/宗教/経済生活/社会生活/家庭生活/都市構造/要約) 第七章 噴火後のポンペイ
 http://homepage3.nifty.com/douseisha/kouko/world/world.html#s13

下記書籍が6月刊行予定。
●『初期ギリシア芸術における自然再現』
中央公論美術出版 
マヌエル・レーヴィ著 細井雄介・訳 
A5・本文113頁+図版30点 
予価 \2,625<税込>
 ウィーン大学で古典考古学を学んだレーヴィ(1857−1938)は、本書において初期ギリシア芸術における彫刻再現の一般原理を分析し、初期芸術の各段階を記憶像にもとづく概念的再現から、直接の対象知覚による遠近法的再現へと進む変遷の進展段階を解明した。彫刻とは何か、を論じることによって、ダイナミックで剛毅な初期ギリシア彫刻の線描彫刻・浅浮き彫り・立像などの考察から彫刻にこめられた人間の営為を抽出し、材料の使用目的から唯物論的発展史観を唱えたゼンパーと、著名な「芸術意思」の概念を展開したリーグル理論をつなぐ心理学的芸術史観を確立した、古典ギリシア彫刻研究の古典的名著である。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0544


下記書籍が6月25日刊行予定に変更。
●『マルコ福音書のイエス』
原書房 
P.M.ベールネール著 
伊藤慶枝訳 
予価 \1,890<税込>

画期的読みで明らかにされるイエスとそのメッセージ!文学批評という画期的な方法によって、二千年の時代をへた聖書を読み解いて現代に甦らせる――最初に書かれた福音書に描かれているイエスのリアルな姿を浮き彫りにし、人々に示された驚きのメッセージを生き生きと伝える名著。

下記書籍が6月〜8月頃刊行予定。
●『アレクサンドロス大王の野望 世界を股にかけた最強の戦士 <シリーズ絵解き世界史1>』
原書房 
ニック・マッカーティ著 
予価 \2,730<税込>
 見て読んでわかる「世界の歴史」全五巻の一冊。世界史最初の「英雄」アレクサンドロス大王は、ギリシア、エジプト、アジアをたった十年で手中におさめ、三十歳で「世界」の覇者となった。数々の伝説とともによみがえる実像を追う。
 http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html


下記DVDが9月5日発売予定。
●『カーディアン ハンニバル戦記』 エス・ピー・オー 予価 \5,040<税込>
 紀元前218年、30万のローマ軍に対し、3万の兵で戦いを挑み、天才的戦略で巨大ローマ軍を撃破した英雄ハンニバルの生涯を描いたスペクタクル・アクション。2006年 イギリス 89分
 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/125359

●下記に「ローマ帝国の精華をこの目に!「ポンペイ」の最後展―浙江省杭州市」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000022-rcdc-cn


[4948] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/06/04(Mon) 20:24

◎高島賢治さん

> 下記に「ローマの大気、コカインで汚染 伊研究機関が調査」という記事あり
驚きの記事ですね。半端でない消費量なんでしょうね。


[4947] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/04(Mon) 17:24

下記書籍が6月刊行予定。
●『ポリュビオス 世界史 第3巻<全3巻>』 龍渓書舎 竹島俊之訳

●下記に「ローマの大気、コカインで汚染 伊研究機関が調査」という記事あり。
 http://www.sankei.co.jp/kokusai/europe/070601/erp070601003.htm
 http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20070601012689a
 http://autos.goo.ne.jp/news/society/article_95387.html


[4946] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/03(Sun) 20:26

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『旅の地中海 古典文学就航 (学術選書024)』
京都大学学術出版会 
丹下和彦 
B6・345頁 
\1,890<税込>

 オリーブの木の育成する地中海は、ギリシア・ローマを中心とする古典文学の宝庫である。西洋古典学に造詣の深い著者が、地中海各地を訪ね歩き、筆まかせに綴った、古典文学入門書。
 <著者>1942年岡山市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。京都大学博士(文学)。関西外国語大学教授、大阪市立大学名誉教授。著書に「ライン河」など。

●『教養のための西洋史入門』
ミネルヴァ書房 
中井義明・佐藤專次・渋谷聡・加藤克夫・小沢卓也著 
A5・297頁 \2,625<税込>

本書は、これから歴史を学ぼうとする読者や歴史に関心はあるが歴史学を専門にしてはいない読者、さらには教養として歴史を知ろうとする読者を対象に、西洋の古代から現代まで、基礎的な知識を提供する入門書。
 <目次>第一部古代地中海世界(古代ギリシアの歴史 古代ローマの歴史) 第二部ヨーロッパ中世(ラテン・キリスト教世界の成立 ラテン・キリスト教世界の成熟と膨張) 第三部ヨーロッパ近世(国際関係としての「ヨーロッパ」の形成 近世ヨーロッパの国家内秩序 近世的統治の崩壊と啓蒙思想) 第四部ヨーロッパ近現代(近代の黎明 ヨーロッパの世紀 二つの世界大戦 現代世界とヨーロッパ統合) 第五部アメリカ近現代(植民地からの独立 ナショナリズムと帝国主義 アメリカの覇権と世界大戦 冷戦期のアメリカと世界)

●下記に「盗掘古美術品の海外流出、伊検察側が滋賀の美術館名指し」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070602i301.htm
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070602-00000301-yom-soci

●6月9日20:00〜21:55、BS朝日<BSデジタル放送>にて「ワールドドキュメンタリースペシャル ローマ 古代帝国の先端技術」が放映予定。再放映。

下記書籍が7月刊行予定。
●『ローマ帝政の哲人セネカの世界 哲学・政治・悲劇』
文化書房博文社 
角田幸彦 
A5・368頁 
予価 \3,780<税込>

ローマ哲学の巨人セネカを通し未来を考える。


[4945] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/06/01(Fri) 18:56

下記書籍が6月6日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ユダのいる風景 〈双書 時代のカルテ・シリーズ〉』
岩波書店 
荒井献 
B6変・120頁 
予価 \1,155<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/3/0280950.html


下記書籍が6月20日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『エスペラント 異端の言語』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4004310776.09.MZZZZZZZ.jpg岩波新書 
田中克彦 
予価 \777<税込>

 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/6/4310770.html

下記書籍が6月25日刊行予定。
●『聖なる遺骨』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4150411441.09.MZZZZZZZ.jpgハヤカワ文庫NV 
マイクル・バーンズ著 七搦理美子・訳
予価 \840<税込>
 エルサレムで発見された古い遺骨。それは世界の歴史を変える驚愕の事実を秘めていた!


●7月5日20:00〜20:45、NHK・BSハイビジョン・テレビにて「シリーズ 知られざる文明への旅 古代ローマをめぐる思索の旅」が放映予定。
 かつて、古代文明というと、エジプト、メソポタミア、インダス、黄河の四大文明が有名だった。しかし近年では発掘調査が進み、多様な古代文明が世界各地に存在したことがわかってきている。私たち日本人になじみのないアフリカや南太平洋の文明をはじめとする四つの文明を訪ね、その謎や魅力に迫る。
今から2千年前、空前絶後といってよい繁栄を謳歌した古代ローマ帝国。現在の国にすると40か国以上、史上初の超大国だった。ローマ帝国の最盛期は人類史上最も幸福だった時代と言われている。その生活水準は近代、産業革命の時代に至るまで超えることのできないものだった言う。突出した繁栄ぶりを可能とした仕組みとはどのようなものだったのか、また、幸福な時代はなぜ終わりを迎えてしまったのか。イタリア、スペイン、チュニジア、イギリスと、各地の遺跡を訪ねローマ帝国が歩んだ歴史をたどりながら、文明興亡の法則を探ってゆく。
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/docum_7later.html


[4944] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/30(Wed) 20:10

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ポンペイの歴史と社会 (世界の考古学 13)』
同成社 
ロジャー・リング著 
堀賀貴訳 
四六版・269頁+図版16頁 
\2,835<税込>

 突然の大災害によって破壊された古代都市ポンペイ。平易な語り口と豊富な写真・図版によって、埋もれた古代ローマ都市の人びとの生活を再現する。ロマンを世界に求める気鋭の研究者たちが、その成果をさまざまに開示。
 <訳者>http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K002382/index.html

下記書籍が6月15日重版予定。
●『コロノスの オイディプス』 岩波文庫 ソポクレス 高津春繁訳 予価 \378<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/32/0/3210530.html

下記書籍が7月6日刊行予定。
●『古代メソポタミアの物語 ルガルバンダ王子の冒険』
岩波書店 
キャシー・ヘンダソン・再話 
ジェイン・レイ・絵 
百々佑利子・訳 
大型絵本74頁


[4943] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/29(Tue) 19:46

下記書籍が既刊。
●『教養のための西洋史入門』
ミネルヴァ書房 
中井義明・佐藤專次・渋谷聡・加藤 克夫・小沢卓也著 
A5・297頁 
\2,625<税込>

 これから歴史を学ぼうとする読者、教養として西洋の歴史を知ろうとする読者向けの入門書。古代から現代まで、読み物風の西洋史。
 <中井義明>1948年大阪府生まれ。同志社大学文学部教授。共著に「環境考古学ハンドブック」などがある。
 <佐藤專次>1955年北海道生まれ。立命館大学ほか講師。共著に「西洋中世の秩序と多元性」など。

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『オリエントの夢文化 夢判断と夢神話』
東洋書林 
矢島文夫 
四六判・256頁 
\2,940<税込>
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217409

 <著者>1928〜2006年。東京生まれ。学習院大学文政学部哲学科卒業。アジア・アフリカ図書館長等を歴任。オリエントを中心とする言語学・文化史を専攻し、古代文字の研究で大きな業績を残した。

●『地中海世界の都市と住居 (世界史リブレット第II期73)』
山川出版社 
陣内秀信 
A5変・90頁 
予価 \765<税込>

地中海世界には、個性豊かで魅力的な都市が多い。活気にあふれた市場の賑わい、居心地のよい戸外空間、華やかな広場での演劇性…。連綿と続いてきた都市と居住の歴史を振り返り、現代の視点も交えながら、その価値を考察する。
 <著者>1947年生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了・工学博士。法政大学デザイン工学部建築学科教授。著書に「シチリア」「イタリア小さなまちの底力」など。

下記書籍が6月刊行予定。
●『中世ヨーロッパの奇妙 幻想と理性の社会史』 柏書房 ダレン・オルドリッジ著 寺尾まち子訳 池上俊一監修 予価 \3,990<税込>
 豚を絞首刑に処し、魔女を糾弾した彼らは、野蛮だったのか。

下記書籍が6月26日刊行予定に変更。
●『エロチックメルヘン3000年』 講談社 金成陽一 予価 \1,575<税込>
 人はエロスのみにて生くるにあり! ギリシャ・ローマ神話から、中世の民話、グリム童話まで、その底流に脈打つ「エロチシズム」。おおらかなお色気から、禁じられた性愛まで、歴史的に解き明かす。

下記書籍が6月29日刊行予定。
●『ピラミッド古代文明の真実』
http://images-jp.amazon.com/images/P/481246613X.09.MZZZZZZZ.jpg竹書房(バンブーコミックス) 
アンソロジー 
予価 \400<税込>


下記書籍が6月下旬刊行予定。
●『人類学的思考の歴史』 
世界思想社 
竹沢尚一郎 
予価 \3,990<税込>

 英米仏の人類学者たちは、どのような人生を送り、どのような学問をつくったか。百五十年の知的系譜をたどる、ヴィヴィッドな学説史。
 <著者>http://www.minpaku.ac.jp/staff/takezawa/


[4942] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/05/27(Sun) 23:40

◎アッピアさん

> 一人一人の人物への愛情というか、思い入れの深さこそが他の作品との
> 違いかもしれませんね。
それは感じます。
一方で塩野さんが「かさかさした」と評した学問的正しさの追求も魅力的だと思います。そういう仕事は決してかさかさはしていないですよね。専門家によるわかりやすい著作がいくつかありますが、これからもそういうものの出版を望みたいです。


[4941] 無題 投稿者:アッピア 投稿日:2007/05/27(Sun) 21:20

◎augustusさん
 自分は道東に住んでまして、少し遠かったのですが、せっかくの機会ですので参加しました。
  
 >塩野さん自身はキャラクターを立てようとして書いているんだというのが、かさかさして学問的に正しいことが優
先する学者との違いだということでしたね
 
 特にカエサルについて語ったときの「こんなこと言われたらほれるしかない」にはまいりました(笑)。
 一人一人の人物への愛情というか、思い入れの深さこそが他の作品との違いかもしれませんね。
 
 オフ会がありましたら駆けつけますので、よろしく!


 ◎高島さん
 >塩野さんは次に何を書かれるのでしょうか?

 今回の札幌が読者の集いの最後だったそうですが、その件についてはどの会場でも聞かれたそうです。
 今のところ、仕事については考えてないそうです。特に今年は、読者にお礼すること、等を優先するそうで、年内の
執筆活動はしないとか。でも、完結後に一切机に向わないでいたら、することがなくて飽きてしまったらしいので、
なにかの創作活動は、もうすぐ始まるかもしれませんね。
 
 >「古代ローマ関連書籍・バブル」は崩壊するのでしょうか?
 なんともわかりません。以前の投稿の通り、「ローマから足を洗いたい」とのことなので、彼女自身がローマに関わる
可能性は少ないでしょうね。
 個人的には、彼女のおかげでローマ史へ関心をもち、これからむしろ深く知っていく段階なだけに、バブルは続いてほしいです。
 


[4940] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/27(Sun) 18:26

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『世界修道院文化図鑑』 
東洋書林 
フアン・マリーア・ラボーア著 
朝倉文市翻訳監修 
横山竹己・鐸木道剛・吉松実花訳 
B4変・272頁 
\18,900<税込>

 施策と瞑想により独自の精神文化を築き上げてきた修道院の、数千年にわたる歴史をたどり、世界各地の修道生活の特徴を詳述するとともに、世俗世界とのそ相互関係にも言及。東西キリスト教のみならず、ヒンドゥー教や仏教における修道生活にも目を向け、物質文明に支配された現代世界における心のオアシストして修道院の今日的ありようを模索する。
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217201

下記書籍が既刊。
●『気候学の歴史 古代から現代まで』
古今書院 
吉野正敏 
A5・437頁 \5,880<税込>

 <著者>1928年生まれ。東京文理科大学地学科地理学専攻。筑波大学名誉教授、国連大学上席学術顧問。理学博士。著書に「気候学」「風の博物誌」「気候地名をさぐる」など。
 http://www.kokon.co.jp/h3102.htm

●『ギリシア数学の探訪 (数学ひろば)』 
亀書房 
上垣渉 
\2,625<税込>

 古代オリエントの数学、オリエントからギリシアへの移行、古代ギリシア数学全般まで、数学の生成と発展を探訪する。ギリシア数学に関心を持つ人々のための入門書。
 <著者>1948年兵庫県生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。大阪府、京都府の公立高校勤務を経て、三重大学教育学部教授。著書に「アルキメデスを読む」「はじめて読む数学の歴史」など。

●『記憶の部屋 印刷時代の文学的 図像学的モデル』
ありな書房 
リナ・ボルツォーニ著 
足達薫・伊藤博明訳 
A5・478頁 
\7,875<税込>

記憶術は、ヨーロッパの長い文化的眺望の中で、知識に形を与え、必要な言葉とイメージを供給する、文化的コードであり、秘文字であり、壮大な修辞学の劇場であり、包括的な知的構造体であった。

●下記に「ガラス工芸展:よみがえる古代ロマン−−オリエント美術館 /岡山」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070525-00000197-mailo-l33

●下記に「塩野七生さん講演 「戦争ほど悪はない」」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070525-00000018-san-soci

●下記に「女神土偶:シリアの遺跡から出土 東大が公開」という記事あり。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070526k0000m040103000c.html
 http://www.asahi.com/culture/update/0525/TKY200705250334.html

●6月2日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! テルモピレー・300人の奇跡」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/
 【高島の蛇足コメント】「テルモピレー」とは、紀元前五世紀にペルシャ軍とギリシャ軍が交戦したテルモビュライの戦いの事。映画『300 スリーハンドレッド』と提携??

下記書籍が6月刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『オリエントの夢文化 夢判断と夢神話』
東洋書林 
矢島文夫 
四六判・256頁 
予価 \2,940<税込>

 洋の東西を問わず、夢は人々の考え方深いかかわりを持っていた。夢を語ることは生活の一部であり、古くから伝えられた文献にもしばしば夢が扱われている。本書にはエジプト・メソポタミア・古代ユダヤ・シリア・アラブなど、古代から中世にいたるオリエントの夢に関する長短さまざまな論考九篇を収めた。ダンテの『新曲』にも影響を与えたイスラムのミーラージ文学や、夢を聴くルネサンス期の物語『ポリフィルスの夢』など、神話や奇想の文学を取り上げ語り明かすユニークな「夢の本」である。
□□序説 古代人の夢□□第一章 古代オリエントの夢判断□□第ニ章 中世オリエントの夢判断□□第三章 ミーラージ文学□□第四章 奇書『ポリフィルスの夢』
http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217409
<著者>1928年生まれ。2006年逝去。オリエント学者。翻訳に『ギルガメシュ叙事詩』。

下記書籍が6月19日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『解読 ユダの福音書』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266660.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
ジャック・ファン・デル・フリート著
戸田聡訳 
四六判・304頁 
予価 \2,520<税込>

 本邦初! コプト語からの全訳!紀元二世紀後半に書かれたと見られる『ユダの福音書』には、何が書かれているのか。日本語では初めてコプト語原文からの全訳を掲載。『ユダの福音書』が書かれた背景である「グノーシス主義」について分かりやすく解説し、福音書の本文のひとつひとつを検討しながら、どんな考えが背後にあるのか、また正統教会に対するどんな非難や批判がそこにこめられているのか、解読する。


[4939] Re[4937]: ローマ人の物語読者の集い 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/27(Sun) 11:17

◇アッピアさんへ
横レス失礼。塩野さんは次に何を書かれるのでしょうか?アレクサンドロスかルネサンス方面??「ローマ人の物語」が完結した事で、「古代ローマ関連書籍・バブル」は崩壊するのでしょうか?


[4938] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/05/27(Sun) 08:54

◎高島賢治さん
>『ユダとは誰か 原始キリスト教と「ユダの福音書」の中のユダ』
これ、読んでみたいです。話題になった「ユダの福音書」と他の福音書のユダ像の対照を見てみたいです。


◎dubdubさん
はじめまして。

ドラマのご紹介ありがとうございます。とても面白そうですね。
国内で放送されるということなので、日本語字幕つきのDVDの発売もそう遠くないと期待したいです。


◎アッピアさん
こんにちは。

> 本日、札幌で行われた「ローマ人の物語」読者の集いに参加してきました。
アッピアさんもいらっしゃったんですか。私も行ってきました。(ご近所でいらっしゃいましたか。)

だいたいが今まで聞いたことがあるような話だったと思いますが、「作家の書くものと学者が書くものの違い」について答えていたところが面白かったです。
塩野さん自身はキャラクターを立てようとして書いているんだというのが、かさかさして学問的に正しいことが優先する学者との違いだということでしたね。

>「もうローマから足を洗いたい」という一言が、妙に心に残りました。
そうそう。言っていましたね。
たぶんローマ史については書きたいことは十分に書いたと感じられているんでしょうね。


[4937] ローマ人の物語読者の集い 投稿者:アッピア 投稿日:2007/05/26(Sat) 21:43

こんにちは。本日、札幌で行われた「ローマ人の物語」読者の集いに参加してきました。
 augustusさんはいかれましたか?
 賛否両論ありますが、とりあえずローマへの愛情の深さは感じました。
 「もうローマから足を洗いたい」という一言が、妙に心に残りました。15年集中してきてこそ思う心境でしょうね。

 とりあえず、お疲れ様でした。そして、関心の無かったローマ史に目を向けさせてくれたことに(内容の賛否は別として)、感謝します。


[4936] Re[4935]: ROME 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/26(Sat) 20:23

◇dubdubさんへ

はじめまして。& 情報ありがとうございます。
面白そうですね。WOWOWは加入してないのでこの期間だけでも加入して観ようかと思います。7月1日の番組を予約録画するには6月から加入しないと難しいので、試算してみると、約6千円になりますね。でも一話は一時間、それとも三十分なんでしょうか?


[4935] ROME 投稿者:dubdub 投稿日:2007/05/26(Sat) 14:03

WOWOWでROMEというドラマを放映するそうです。
http://www.wowow.co.jp/drama/rome/

(以下引用)
「SEX AND THE CITY」「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」で知られる米国《HBO》と英国《BBC》が共同製作し、2005年8月から全米放送開始。“TV界のアカデミー賞”ことエミー賞で8部門にノミネートされ、4部門を受賞した歴史超大作を日本初放送する。共和政ローマが帝政に移行する激動の時代、男女の愛と欲望、権力をめぐる陰謀の物語が展開する。総製作費には200億円以上の巨費が投じられ、2002年のWOWOWでの放送も記憶に新しいTVシリーズ「バンド・オブ・ブラザース」を大きく上回るプロジェクトとなった。特にイタリアの名門撮影所チネチッタ・スタジオに建造されたセットは圧巻だ。また、当時を細部まで忠実に再現した衣装が4000着以上も準備され、クレオパトラ(第1シーズン第8話以降に登場)が着ける衣装は一際豪華に仕上げられて観る者の目を奪う。ハイビジョン&5.1chサラウンドで、第1シーズン12話と第2シーズン10話を一挙放送する。

ストーリー

 物語は2人のローマ兵士を中心にして、ガリアを征服して名声を集めたユリウス・カエサルが、ローマ社会を大きく変革する野望を持って、イタリアに帰国する直前から始まる。第1シーズンではカエサルが帝国の礎を築きながら、志半ばにして倒れるまでを、第2シーズンではオクタヴィアヌス(改名前はオクタヴィウス)が初代皇帝に就くまでを描く。


[4934] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/24(Thu) 20:09

下記書籍が既刊。
●『アフリカ大陸史を読み直す 第1巻 古代文明の母』
社会評論社 
木村愛二 
四六判・303頁 
\2,730<税込>
 <著者>1937年生まれ。東京大学文学部英文科卒業。日本テレビ調査部を経て、自由業。著書に「放送メディアの歴史と理論」「古代アフリカエジプト史への疑惑」など。
 http://www.jca.apc.org/~altmedka/hanbai-afric.html


下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ヨーロッパ中世の自由学芸と教育』
知泉書館 
岩村清太 
A5・496頁 
\8,925<税込>

 五〜十世紀における教養と学問をカッシオドルス、イシドルス、アルクィンらの自由学芸を中心に考察、貴族社会、民衆教育にまで及ぶ。
 <目次>
 第一部 自由学芸の伝統と継承
  1 カッシオドルスによる自由学芸――『聖・俗学教範』を中心に
  2 イシドルスによる自由学芸――『語源誌』を中心に
  3 アルクインによる自由学芸
  4 ラバヌス・マウルスによる自由学芸――『聖職者の教育』を中心に
 第二部 キリスト教教育の展開
  5 西欧中世における貴族の教育――オルレアンのヨナスの『信徒の教育』を中心に
  6 西欧中世における家臣の教育――ドゥオダの『鑑』を中心に
  7 カロリング期における民衆の宗教教育
 http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/2007/86285-011-9.htm

下記書籍が5月刊行予定。
●『社会人のための世界史』
東京法令出版 
予価 \1,680<税込>


下記書籍が5月刊行予定に変更。
●『「テアイテトス」研究 対象認知における「ことば」と「思いなし」の構造』 
知泉書館 
田坂さつき

 〈知識とは何か〉を探求する「テアイテトス」編の有力な解釈であるバーニエットの説を批判し、独自の見解を展開した注目作品。
 <著者>http://www.shonan-it.ac.jp/faculty/center/tasaka.html

●下記に「「地中海音楽の夕べ」開催 東京・九段下 イタリア文化会館で」という記事あり。
 http://www.asahi.com/culture/music/TKY200705180207.html

●下記に『古代から中世へ  (Yamakawa Lectures 2)』(山川出版社 ピーター・ブラウン著 後藤篤子・訳)の書評あり。
 http://booklog.kinokuniya.co.jp/nakayama/archives/2007/05/post_29.html

●下記に『海のかなたのローマ帝国 古代ローマとブリテン島<世界歴史選書・シリーズ>』(岩波書店 南川高志)の書評あり。
 http://booklog.kinokuniya.co.jp/hayase/archives/2005/08/post_17.html

●下記に『シェバの女王 <ヒストリア22>』(山川出版社 蔀勇造)の書評あり。
 http://booklog.kinokuniya.co.jp/hayase/archives/2006/06/post_54.html

●下記に『第四の十字軍 コンスタンティノポリス略奪の真実』(中央公論新社 ジョナサン・フィリップス著 野中邦子・中島由華訳)の書評あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20070501bk03.htm

下記書籍が5月30日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ユダとは誰か 原始キリスト教と「ユダの福音書」の中のユダ』 
岩波書店 
荒井献 
四六判・210頁 
予価 \2,415<税込>

 「・・・四福音書、―『ユダの福音書』を含めれば五福音書―におけるイスカリオテのユダ像の差異はどのように説明されるべきであろうか。そのような差異を超えて、「歴史のユダ」を復元することは可能なのであろうか。諸福音書の著者にとって、ユダとは誰なのか。そして、もともとユダとは誰であったのか。」
 <目次>
 はじめに 旧約・新約聖書 諸文書略号表 ユダの共観表
 I原始キリスト教とユダ
 第一章 イスカリオテのユダ―名称の由来とその意味―
 第二章 ユダは死んでいない―マルコ福音書のユダ―
 第三章 銀貨三十枚の値打ち―マタイ福音書のユダ―
 第四章 裏切りと神の計画―ルカ文書のユダ―
 第五章 盗人にして悪魔―ヨハネ福音書のユダ―
 II使徒教父文書・新約聖書外典と『ユダの福音書』のユダ
 第六章 正統と異端の境―使徒教父文書と新約聖書外典のユダ―
 1. 使徒教父文書におけるユダ 「ヘルマスの牧者」、「ポリュカルトスの殉教」、「パピアスの断片」
2. 新約聖書外典におけるユダ 「ペトロ行伝」、「トマス行伝」、「ヨハネ行伝」
 第七章 十三番目のダイモーン―ユダの福音書の読解
 1. 古代教会の証言
 2. 『ユダの福音書』の発見、本文の発表・公刊
 3. 反異端論者の証言と新発見の『ユダの福音書』
 4. 『ユダの福音書』の文学形式と宇宙・人間論
 5. 『ユダの福音書』におけるユダとイエス
 IIIユダとは誰か
 第八章 歴史の中のユダ
 裏切りの理由 裏切りの予告 捕縛 死 イエスとの再会 イエスの十字架はユダを受容した ユダの図像学(石原綱成) あとがき
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/6/0023580.html

下記書籍が6月5日刊行予定。
●『封印されたマリアのキリスト教  <ムー・スーパーミステリー・ブックス>』
学習研究社 
斎藤忠 
予価 \2,415<税込>
 映画「ダ・ヴィンチ・コード」で話題になったイエス・キリストとマグダラのマリアの関係について、豊富な資料をもとに詳細に分析。歴史的人間としてのイエスを浮き彫りにするとともに、キリスト教成立における母マリアと妻マリアの影響を明らかにする。


下記書籍が6月6日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ユダのいる風景 〈双書 時代のカルテ・シリーズ〉』
岩波書店 
荒井献 
B6変・120頁 
予価 \1,155<税込>

 福音書から太宰治まで。裏切り者の造型は、愛を語る宗教の影を照らす。「われらの内なるユダ」は救われるのか。
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/028081+/top.html

下記書籍が6月19日刊行予定。
●『キリストの棺』
イースト・プレス 
シンハ・ジャコボビッチ&チャールズ・ぺリグニーニョ著 
予価 \1,890<税込>

 エルサレムで見つかった二千年前の墓には、イエス・キリストと妻マグダレーナ・マレナ、そして息子「ユダ」が埋葬されていた!!

下記書籍が6月19日刊行予定に変更。
●『興亡の世界史 第02巻 スキタイと匈奴 遊牧の文明』 講談社 林俊雄 予価 \2,415<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc/books/koubou/

●田川建三氏の個人訳聖書(作品社 全六巻)が7月より刊行開始予定。
 ・不要な解釈や正典信仰を排して、出来る限りギリシャ語原文そのままに移し替えた。
 ・既存の訳と異なる場合は、「註」において、どういう理由で異なる訳が生じるのかをそのつど丁寧に記した。
 ・異なった解釈が可能な場合は、それぞれの解釈の長所短所(文法的、語義的、歴史的における妥当性)をすべて列挙するようにした。
 ・一つの訳語では原語の意味を正確に表現出来ない場合は、それぞれの単語本来の意味を丁寧に説明した。
 ・各文章の書かれた時代的状況、背景に関する最小限の解説を付した。
 ・固有名詞については最小限の解説を付した。
 第一巻 「マルコ福音書 マタイ福音書」    2008年6月出版予定
 第二巻 「ルカ福音書 使徒行伝」       2010年12月出版予定
 第三巻 「パウロ書簡その一」         2007年7月出版予定(第一回配本)
 第四巻 「パウロ書簡その二 擬似パウロ書簡」 2009年6月出版予定
 第五巻 「ヨハネ福音書 公同書簡」      2012年7月出版予定
 第六巻 「ヘブライ書 ヨハネ黙示録」     2013年12月出版予定

●8月18日〜10月21日、東京国立近代美術館にて展覧会「崩壊感覚 コレクションによる小企画」が開催予定。

 観る者の郷愁を誘う古代ローマの遺跡、戦争や災害による破局の光景、あるいは時間の経過とともに朽ちていく人間や物質の姿。これら「崩壊するもの」のイメージは、その結果としての「廃墟」とともに、20世紀美術の底に絶えず流れていたといえます。その多様な意味を、過去・現在・未来の時間の相と照らし合わせて検討します。
 http://www.momat.go.jp/Honkan/The_Sense_of_Collapse/index.html
 http://db.museum.or.jp/im/Search/jsMuseumEventDetail_jp.jsp?event_no=39566


[4933] スパム防止対策 投稿者:augustus 投稿日:2007/05/18(Fri) 20:40

augustus@管理人です。

掲示板のスパムがまた増えてきましたのでスパム防止対策として投稿時に合い言葉を入力していただくことにしました。
皆さまにはご面倒をおかけしますが、合い言葉の欄に半角ローマ字で入力して下さいますようお願いいたします。


[4932] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/17(Thu) 19:58

下記書籍が既刊。
●『都市から見る世界史 (クロノス選書)』
ランダムハウス講談社 
ジョエル・コトキン著 庭田よう子訳 
四六判・258頁 \2,310<税込>

 序 章:神聖な場、安全な場、人がにぎわう場
 第一章:世界的に見た都市の起源
 第二章:古代ギリシア・ローマ時代の都市
 第三章:東洋の新時代
 第四章:西洋の都市の復活
 第五章:工業都市
 第六章:「より良い都市」を求めて
 第七章:新たな都市とその課題
 結 論:都市の未来
 http://www.randomhouse-kodansha.co.jp/books/details.php?id=309

●『今を生きるケルト アイルランドの言語と文学』 英宝社 京都アイルランド語研究会編 梨本邦直執筆者代表 A5・221頁 \2,310<税込>
 http://www.eihosha.co.jp/kenkyusho/978-4-269-72081-7.html

●『ロマンス語学・文学散歩』 
而立書房
エーリヒ・アウエルバッハ著 
谷口伊兵衛訳 
A5・294頁 
\3,150<税込>


●下記に「彫刻展:イタリア在住の奥村さん、ローマ神話を題材に−−三越名古屋栄店 /愛知」という記事あり。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070516-00000038-mailo-l23
http://primavera-italiana.net/event/detail/?ev=256&md=cat4

●3月24日〜6月17日、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館一階・美術博物館展示室にて展覧会「創造の広場イタリア展」を開催予定。
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/2007.html#italia

●ロバート・ハリスの小説「ポンペイの四日間」が映画化される模様。(邦訳は http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/31078.html)ロマン・ポランスキー監督が今年8月から五ヶ月かけて制作予定。題名は「ポンペイ」を予定。
 http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFCN0010520/
 http://cinematoday.jp/page/N0009911

下記書籍が6月刊行予定。
●『世界史の教室から』 
山川出版社 
小田中直樹 
A5・184頁 
予価 \3,360<税込>


●7月24日18:00〜20:00、東京都千代田区・砂防会館にて講演会『古代都市ポンペイの水巡(まわ)り』(講師 清水芳久氏 京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター 准教授)が開催予定。
 http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=12257&category=


[4930] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/13(Sun) 19:51

●下記に「ヘロデ大王の墓を発見=イスラエル」という記事の続報あり。
 http://www.christiantoday.co.jp/international-news-995.html

下記書籍が既刊。
●『イエスの戦い 「人の子」の反一神教』 
新風舎 
今井道夫 
予価 \1,470<税込>
 
イエスの生涯と哲学を検証した哲学評論書!人の子の「生」が、そしてその「死」が、いかに崇高であったかを知らせよう!「人の子」イエスは、多神容認の、反一神教の戦いをした。これまでこのようなイエス解釈はなかった。「アンチクリスト」としての「イエス」が、この作品では描き出され、ホラーよりも恐ろしい現実のホラーが見えてくる。
http://www.shinpusha.co.jp/cgi-bin/php2/data_more.php?more=978-4-289-01283-1&select=&mode2=mbook&title_name=%A5%A4%A5%A8%A5%B9%A4%CE%C0%EF%A4%A4%A1%A1%A1%BD%A1%BD%A1%D6%BF%CD%A4%CE%BB%D2%A1%D7%A4%CE%C8%BF%B0%EC%BF%C0%B6%B5%A1%CA%A4%A4%A4%A8%A4%B9%A4%CE%A4%BF%A4%BF%A4%AB%A4%A4%A1%CB


下記書籍が5月中旬刊行予定。
●『興亡の世界史 第02巻 スキタイと匈奴 遊牧の文明』 講談社 林俊雄 予価 \2,415<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc/books/koubou/
 遊牧民が馬に乗った時、歴史に何が起こったのか――。黒海北岸に現れたスキタイ。モンゴル高原の新興勢力・匈奴。蛮族と見られがちだった彼らは、中央ユーラシアの草原に広大な国家を築き、独自の「文明」を産み出します。それは農耕ではなく、遊牧を基盤とする文明でした。ヘロドトスが語るスキタイ、司馬遷が描く匈奴像とは。匈奴から見た漢人とは。騎馬遊牧民が世界史上に果たした役割を再評価し、最新の発掘調査も踏まえて遊牧文明の謎に迫ります。
<著者>一九四九年生まれ。創価大学教授。モンゴルでの積石塚の発掘調査など、ユーラシアの考古学が専門。著書に『ユーラシアの石人』『グリフィンの飛翔』(雄山閣)ほか。

下記書籍が5月15日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『キリスト殺しの真相 ユダヤ・イエス・聖書をめぐる誤解と真実』
文芸社 
堀尾幸司 
四六版・196頁 予価 \1,470<税込>
 ユダヤ人迫害の根拠とされる数々の誤解を検証し、その真実を解き明かす。イエス自身がユダヤ人であったにもかかわらず、なぜキリスト教徒はユダヤ人を迫害してきたのか──。その原因はユダヤ人・イエス・聖書に対する誤解である。ユダヤ人迫害の最大の根拠とされる「キリスト殺し」、ナチス台頭やオウム・サリン事件の背景にあった「ユダヤ陰謀説」、そして『死海文書』隠蔽に関わる「ヴァチカン陰謀説」など、多くの妄想と誤解が今も世に溢れている。本書ではそれらを丁寧に解きほぐし、聖書の光を当てて検証していく。
<著者>1974年、愛知県生まれ。1997年、南山大学(カトリック)文学部哲学科卒。学生時代はESSで英語ディベートに打ち込む。大学一年の時に聖書信仰を持ち、現在は名古屋グローリアスチャペル(プロテスタント)に通う。
 http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-02838-5.jsp


下記書籍が5月25日刊行予定。
●『ヨセフスと新約聖書』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4947668881.09.MZZZZZZZ.jpgリトン 
スティーヴ・メイソン著 
浅野淳博訳 
予価 \6,300<税込>

ヨセフスの著作群が新約聖書の背景を知るために重要であり、聖書理解全般に大きく貢献していることは言うまでもありません。本書を手にした読者の中には、新約聖書をより深く理解するために、その歴史的、社会的、また文化的背景に親しむ必要を感じている方が多いのではないでしょうか。そして、その手がかりとして、ヨセフスの著作を読むことが有意義であると知りながらも、その著作群の膨大さを目の当たりにして途方に暮れるという経験をもっていらっしゃるかもしれません。あるいは、メイソン氏の描写を借りれば、すでに「広大なヨセフス・ワールドに、地図を持たずに入り込んで」いらっしゃるのかもしれません。本書は、新約聖書理解という目的のためにヨセフスへ関心を示す読者を念頭において書かれ、この点においても高く評価され、英語圏で多くの読者を得ているだけでなく、ドイツ語、イタリア語、ハングル語にも翻訳されています。(訳者あとがきより)

●5月26日20:00〜20:45、NHK総合テレビにて「世界遺産の旅 シリーズ 古代エジプト文明 前編 謎と神秘 ピラミッドに挑む」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr081.html
●6月2日20:00〜20:45、NHK総合テレビにて「世界遺産の旅 シリーズ 古代エジプト文明 後編 母なるナイル ファラオの夢」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr082.html
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/

下記書籍が6月6日刊行予定に変更。
●『旅の地中海 古典文学就航 (学術選書024)』 
京都大学学術出版会 
丹下和彦 
四六版・330頁 
予価 \1,890<税込>


下記書籍が6月11日刊行予定。
●『ヨハネの黙示録に学ぶ 黙示録は私たちに何を問いかけているか』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4400127729.09.MZZZZZZZ.jpg新教出版社 
秋田稔 
予価 \3,150<税込>
 ヨハネ黙示録の原文そのものに即し、歴史的背景を踏まえ、何を語ろうとしているかを学び、その上で、危機的な歴史的現実に生きるわれわれに、キリストに従い、終末の信仰の堅持を強く訴える。秋田氏主宰「私たちの聖書勉強会」の共同研究によるマルコ福音書、ローマ書につづく成果。


下記書籍が6月15日刊行予定。予価情報を変更して再掲。
●『英雄伝 1 <西洋古典叢書第IV期・第1回配本>』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4876981671.09.MZZZZZZZ.jpg京都大学学術出版会 
プルタルコス 
柳沼重剛訳 
予価 \4,305<税込>


下記書籍が6月19日刊行予定に変更。予価情報を追加して再掲。
●『解読 ユダの福音書』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266660.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
ジャック・ファン・デル・フリート著 
戸田聡訳 
予価 \2,520<税込>


下記書籍が6月20日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森 異端の森の少年』 徳間書店(トクマ・ノベルズ) 麻木未穂 予価 \860<税込>
 『黄金の魔女が棲む森』シリーズの第五弾書き下ろし。さらなるファンタジー色が強まり、キャラクターの魅力も大爆発!

下記書籍が7月10日刊行予定に変更。
●『世界の創造 (ユダヤ古典叢書)』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/476421928X.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
アレクサンドリアのフィロン著 
野町啓・田子多津子訳 
予価 \5,040<税込>


下記書籍が7月10日刊行予定。
●『キリスト教会と旧約聖書』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266644.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
A.ファン・リューラー著 
矢澤励太訳 
予価 \1,890<税込>


下記書籍が平成19年刊行予定。
●『中世の人類学的考察(仮題)』 刀水書房 J.C.シュミット著 渡邊昌美訳 A5・410頁 予価 \7,350<税込>
●『ヨーロッパの文明(仮題)』 刀水書房 L.フェーヴル著 長谷川輝夫訳 A5・450頁 予価 \6,300<税込>

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『オリエントの夢文化』
東洋書林


[4929] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/05/09(Wed) 22:55

◎高島賢治さん
> 下記に「ヘロデ大王の墓を発見=イスラエル」という記事あり。
保存状態はどうなんでしょうね。ぜひ見てみたいものです。


[4928] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/09(Wed) 22:53

●下記に「ヘロデ大王の墓を発見=イスラエル」という記事の続報あり。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070508i514.htm
http://kumanichi.com/news/kyodo/index.cfm?id=20070508000502&cid=culture
http://www.asahi.com/international/update/0508/TKY200705080351.html
http://www.shikoku-np.co.jp/national/culture_entertainment/article.aspx?id=20070508000576
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/070508-213748.html
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20070509/20070509_004.shtml
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070508-00000514-yom-int

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『古代ロ−マの食卓』 
東洋書林 
パトリック・ファース著 
目羅公和訳 
A5・404+23頁 
\3,990<税込>
 
古代の文献や資料を広範に漁って、食材の調達、香辛料やハーブと調理法、ワインの製造から消費まで、生け贄の儀式の手続き、配膳方法、接客模様、濃厚な味付けとその理由などなど、微に入り細を穿って。具体的に古代ローマ人の食習慣を解説。途方もない食文化の世界への招待状。
 <目次>
 第I部 第一章□□料理法の歴史 第二章□□食事 第三章□□ワインその他の飲み物 第四章□□料理人と調味料
 第II部 第五章□□地の糧 第六章□□火の糧 第七章□□空の糧 第八章□□水の糧
 付録 換算一覧表 参考文献一覧表 用語解説 物価 通貨 度量衡 索引
 <著者>食物史研究家、シェフ。古代ローマの料理法について、世界各地で講演をし、新聞・テレビでも活躍。
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217355

下記書籍が5月10日刊行予定。
●『ティムール帝国支配層の研究』 
北海道大学出版会 
川口琢司 
A5・399頁 
予価 \7,560<税込>
 
国内外のティムール帝国史研究に欠落していた部分を埋めた労作!チュルク系支配層につき(一)ティムールの後継問題とシャールフ政権成立のダイナミズム(二)宮廷史家によるチュルク・モンゴル伝承とモンゴル帝国史の創造。(三)部族・グラーム出身のアミールと政権の本質・動態とのかかわりを解明。


下記書籍が6月28日刊行予定。
●『西洋建築史』 森北出版 谷口汎邦・監修 吉田鋼市・著 予価 \2,520<税込>
 古代のギリシアとローマから中世、ルネサンスおよび近代以前の19世紀の建築まで、近代建築のルーツを探るには格好なヨーロッパの建築の歴史を、そのスタイルの変遷を主としてたどっていく。豊富な写真と図を配置して視覚で理解できるように構成している。
 http://www.morikita.co.jp/shoshi/ISBN978-4-627-50561-2.html


[4927] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/08(Tue) 21:15

下記書籍が既刊。
●『サンスクリット文法 古代インド語のプロムナード』 
大学書林 
湯田豊 
A5・451頁 
\9,975<税込>
<著者>神奈川大学名誉教授(哲学・インド思想史)。


●『未知の国スペイン バスク・カタルーニャ・ガリシアの歴史と文化』 
原書房 
大泉陽一 
四六判・224頁 
\2,100<税込>
 
ヨーロッパの辺境にあり、ケルトやローマ、カトリックやイスラーム圏の伝統、周辺国の政略の影響を受け、独特の文化圏を持つ地域社会の集合体を形成する、スペインの抱える<歴史問題>の複雑さの源流を解明する。

●下記に「ヘロデ大王の墓を発見=イスラエル」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070508-00000027-jij-int
 http://www.asahi.com/culture/update/0508/JJT200705080003.html
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007050800075

下記書籍が5月刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ポンペイの歴史と社会 (世界の考古学 13)』
同成社 
ロジャー・リング著 
堀賀貴訳 
四六版・250頁 
予価 \2,730<税込>

 火山灰に埋もれた古代ローマの都市ポンペイについて蓄積された考古学的データをもとに、その歴史や生活の様相を平易かつ的確に語る。
 <著者>http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K002382/index.html

下記書籍が5月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ローマ建国伝説 ロムルスとレムスの物語』
講談社学術文庫 
松田治 
予価 \945<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=159818X&x=B


下記書籍が『ニュッサのグレゴリオスの説教を読む』より改題して5月25日刊行予定。
●『司教と貧者 ニュッサのグレゴリオスの説教を読む』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4400227510.09.MZZZZZZZ.jpg新教出版社 
土井健司 
四六判・224頁 
予価 \2,520<税込>


下記書籍が6月刊行予定に変更。
●『考古学 理論と実践』 東洋書林 予価 \12,600<税込>

下記書籍が6月7日刊行予定。
●『中世ヨーロッパの社会観』 
講談社学術文庫 
甚野尚志


下記書籍が6月12日刊行予定。
●『密偵ファルコ14 娘に語る神話』
光文社文庫 
リンゼイ・デイヴィス著 
田代泰子訳

古代ローマ小説。密偵ファルコ・シリーズ第14弾。


[4926] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/07(Mon) 21:38

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『黄金と生命 時間と練金の人類史』
講談社 
鶴岡真弓 
四六判・486頁 
\2,940<税込>

 農耕、神話、宗教、哲学、科学、国家、貨幣…限りある命を乗り越えるための技と知=錬金術の軌跡を追い、一万年以上、魂を突き動かした光源=「万物の王」の正体に迫る。人類史を読み解く壮大なオデッセイ。
◇プロローグ◇黄金を射ぬく、または金属人類史
◇第一部◇黄金の夜・金属篇―「生命時間に協力する」農耕民へ(生命体としての金属―神話のなかの冶金術 「万物の王」の発見―大地から誕生する最強の王 「黄金の胎児」と農耕革命―女神と男権の戦火を超えて 農耕民のニュートンたち―「時間に協力する」知と技の誕生)
◇第二部◇黄金の夜明け・錬金術篇―「生命時間を支配する」医者へ(時間を加速する技=冶金術―死に涙したアダムと金属民の溶鉱炉 『聖書』とギリシアの「知」の光―蛇、ヘルメス、イオニア派、アリストテレス エジプトとイスラムの仲立ち―アレクサンドリア、グノーシス、イスラム ヨーロッパ錬金術の誕生―金属と人間の「生命時間の統一」)
◇第3部◇黄金の真昼・貨幣篇―「生命時間を克服する」経済人へ(巨龍の近代国家は黄金を求める―再来したリヴァイアサン 『ファウスト』と紙幣―「想像の黄金」の近代 貨幣の魔術―未来という担保 「万物の王=黄金」のゆくえ―生命なき金属、または聖なるものの成就)
◇エピローグ◇「時間の聖劇」と眠りについた黄金 永遠の生命に魅せられた魂は黄金を探究する。アーサー王の剣はなぜ石にささっていたのか?農耕、哲学、科学、国家、貨幣・・・。金を産み、命を育む技術=錬金術を縦糸に、壮大なる三万五千年の人類史を読む。
 <著者>美術史学者。ケルト芸術文化およびユーロ=アジア世界の民族デザイン交流史の研究家。立命館大学文学部教授を経て、多摩美術大学芸術学科教授。早稲田大学大学院修了後、アイルランド、ダブリン大学トリニティ・カレッジへ留学。処女作『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房、サントリー学芸賞)で、日本で初めてケルト芸術文化史の全体を紹介し、ケルト・ブームを引き起こす。ユーラシア文明の「装飾・デザイン」交流史を探究、アイルランドから、ウズベキスタン、内モンゴルまで旅し、日本の文様を、世界性の中に位置づける研究も進めている。

●『知性の眼 イタリア美術史七講』
中央公論美術出版 
小佐野重利 
A5・192頁 
\2,940<税込>
 日本におけるルネサンス美術史研究を代表する筆者による、15世紀イタリア美術を軸に、西洋美術を堪能する魅惑の「扉」となる7つの思索。これまで日伊シンポジウムや日伊セミナーで発表した7原稿に註を付して収録。
 [目次]
 まえがきにかえて −視覚の時代の到来−
 第1講 イタリア・ルネサンスの美術理論と美術史記述の展開
 第2講 美術に見られる大理石
 第3講 美術にみられる人文学者ペトラルカの影響
 第4講 フィレンツェのルネサンス芸術 −神話と歴史のあいだで−
 第5講 14世紀から16世紀のプラート美術 
     −芸術の「中心」フィレンツェから見た「周縁」的特徴−
 第6講 エトルリア美術とヴァザーリにおける「素描芸術の起源」
 第7講 修復の濫用か偽造か? −「古物商的」介入処置の執拗さ−
 <著者>1951年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。同大学大学院人文社会系研究科(美術史学)教授。イタリア政府より連帯星騎士勲章受勲。著書に「記憶の中の古代」他。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0543


下記書籍が5月刊行予定に変更。予価情報を変更して再掲。
●『古代ロ−マの食卓』 
東洋書林 
パトリック・ファアス著 
目羅公和訳 
A5・500頁 
予価 \3,990<税込>
 トリュフ、ワインなど現在も重用される食材は、古代ローマ人の手により世に広められました。芸術の域にまで達していたとされる料理の数々を、薬効やテーブルマナーのほか、当時の社会状況などもまじえて、百五十以上のレシピを紹介します。


下記書籍が5月25日刊行予定。
●『疑史世界伝』 
集英社 
清水義範 
予価 \1,890<税込>
 世界史上の出来事や人物を、斬新な発想で料理したユーモア短編小説集。ソクラテスとオリンピックの意外なつながり「戦場のソクラテス」(第一話)。二十二世紀から一世紀に"ジーザス"という男の伝記映画のロケ隊がやってきた!「ガリラヤのエキストラ」(第四話)。十字軍の遠征をイスラム社会側からみると……「フランクが来た」(第七話)。中国三千年の歴史を原稿用紙計六十枚で振り返るアクロバティックな試み「あわただ史記」前編後編(第五・十四話)。世界制覇以前・十七世紀イギリスの子どもたちが学校で学ぶオランダ史「あきんどの国」(第十五話)……など、紀元前から"二十二世紀"まで、バリエーションに富んだ仕掛けで縦横無尽に時空を駆け巡る。日本ではヨーロッパ側・キリスト教的観点で語られることの多い世界史だが、イスラム諸国への旅がライフワークでもある清水義範ならではの視点が存分に生かされている全十九話。
 http://homepage1.nifty.com/eien/


下記書籍が6月刊行予定。
●『旅の地中海 古典文学就航 (学術選書024)』 
京都大学学術出版会 
丹下和彦 
四六版・330頁 
予価 \1,890<税込>

 地中海海域はギリシア・ローマを中心とする古典文学の宝庫である。西洋古典学に造詣の深い著者が各地を訪ね歩き、筆まかせに綴った文学論は、他の追従を許さぬほど内容豊富な文学入門であるとともに、著者は近代西欧文化の根幹をなす文化遺産として、二一世紀の現代の眼でいま一度とらえ直し、その意味を改めて問うことを試みている。
 <著者>http://read.jst.go.jp/public/cs_ksh_012EventAction.do?action4=event&lang_act4=J&judge_act4=2&code_act4=1000175594

●『マキァヴェッリの生涯 その微笑の謎』 
白水社 
マウリィツィオ・ヴィローリ著 
武田好訳 
四六判・300頁 
予価 \3,570<税込>

マキァヴェッリの生涯とその時代背景を、彼自身が書き残した膨大な報告書や書簡を駆使して克明に描く。『君主論』の作者の知られざる事実とその人物像を鮮やかに浮かび上がらせる。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02625

下記書籍が7月刊行予定。
●『新約聖書 訳と註 第三巻 パウロ書簡 その一』 作品社 田川建三 予価 \5,040<税込>


[4924] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/05/01(Tue) 21:03

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。

●『イタリア語の起源 歴史文法入門』
京都大学学術出版会 
ジュゼッペ・パトータ著 岩倉具忠監修 橋本勝雄訳 
A5・232頁 \2,940<税込>
 ラテン語からイタリア語への歩みを、文法的記述と歴史的観点の両面から明快に解き明かしていく。ラテン語を学んでいない読者も想定し、基礎からすべてを提供する、日本初の歴史文法入門書。


下記書籍が当初の書名に戻り、5月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『カエサルの魔剣』 
文春文庫 
ヴァレリオ・マンフレディ著 
二宮磬訳 
予価 \920<税込>
 五世紀の西ローマ帝国。反乱によって帝位を追われ天涯孤独の身となった十三歳のロムルスは、七人の仲間と共にブリタニアへ向かう。アーサー王伝説につながる第一級冒険ロマン。映画化決定。
 http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/70/54/9784167705480.shtml


下記書籍が5月19日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『300 スリーハンドレッド』 
小学館プロダクション 
・フランク・ミラ−[作・画] ・リン・ヴァ−リイ[彩色]関川哲夫[訳] 
予価 \2,940<税込>
 
2007年初夏公開映画『300<スリーハンドレッド>』原作グラフィック・ノベル。
紀元前480年、ギリシア。ペルシア軍のギリシア大侵攻に対し、たった300人のスパルタ兵が攻防。壮絶な最後をとげた伝説の男たちがいた…。
アメコミ界の鬼才フランク・ミラー自身が「自分が作った中でも最高のストーリー」と語るグラフィックノベル「300」が、映画公開にあわせてついに日本上陸!ペルシア戦争期、圧倒的な兵力を誇るアケメネス朝ペルシア軍の大侵攻に対し、たった300人のスパルタ兵で果敢にも立ち向かったという、伝説の「テルモピュライの戦い」を題材にした一大叙事詩。古代ギリシアの英雄として語り継がれるレオニダスを主人公に、戦いに生き、そして死んでいった真の戦人(いくさびと)を描きだす、鬼才フランク・ミラー渾身の、歴史スペクタクル・ロマン!
【高島の蛇足コメント】紀元前五世紀にペルシャ軍とギリシャ軍が交戦したテルモビュライの戦いを描く映画「300」(6月9日に日本公開予定)の原作。
 http://300themovie.warnerbros.com/
 http://wwws.warnerbros.co.jp/300/


●『300 スリーハンドレッド アートブック』 小学館プロダクション フランク・ミラー&ザック・スナイダー&タラ・ディルーロ著 平林祥訳 予価 \2,310<税込>
 世界各国で驚愕のオープニング記録を樹立した映画『300<スリーハンドレッド>』。監督のザック・スナイダーによる製作秘話やストーリーボードを中心に七百点以上のさまざまなアートワークを収録した完全オフィシャルブック!

下記書籍が5月中旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『地中海世界の都市と住居 (世界史リブレット第II期73)』 
山川出版社 
陣内秀信 
A5変・96頁 
予価 \766<税込>

多様な文明が交錯する地中海世界。イスラーム・アンダルシア・イタリアの都市と住居から、その迷宮にも似た生活空間の魅力にせまる。

下記書籍が5月30日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ユダとは誰か 原始キリスト教と「ユダの福音書」の中のユダ』 
岩波書店 
荒井献 
四六判・210頁 
予価 \2,415<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/6/0023580.html


[4923] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/29(Sun) 10:39

●5月8日13:30から京都市・京都タワーホテルにてシンポジウム「『ブラック・アテナ』と21世紀の世界」が開催予定。パネリスト:桜井万里子氏、小田実氏、李有成氏、單徳興ら。
参加無料。問い合わせ先:GN21(学際的NPO)大阪事務所 tel 06-6396-6671
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/james/kouen.html#kouen070508

●5月5日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! 海に浮かぶ1000年の都・ヴェネツィア」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

●5月13日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々(イタリア)」が放映予定。 (5月18日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)
 シチリア島の南東部が大地震に襲われ、ほとんど壊滅したのは1693年のこと。「町を甦らせたい!」復興のエネルギーがみなぎる中で、当時、最先端を行くローマのバロック様式が無名の町にまで取り入れられる。シチリア・バロックが一気に花開いたのだ。世界遺産には、豊かな田園地帯として知られたヴァル・ディ・ノート(ノート領)の八つの町が登録された。
 http://www.tbs.co.jp/heritage/info/onair.html


[4922] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/28(Sat) 19:57

下記書籍が5月1日刊行予定。
●『キリスト殺しの真相 ユダヤ・イエス・聖書をめぐる誤解と真実』 
文芸社 
堀尾幸司 
予価 \1,470<税込>


下記書籍が5月18日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『塩野七生「ローマ人の物語」スペシャル・ガイドブック』
新潮社 
新潮社出版企画部・編 
A5・320頁 
予価 \2,100<税込>
 著者自らの「ローマ街角案内」に始まって、全巻の読み所をたっぷり紹介するビジュアルダイジェスト、イングランド・リビア取材の「属州巡り」から「ロングインタビュー」「美術館案内」まで。『ローマ人の物語』を百倍楽しく読むための“完全総集編”、ついに登場!
 http://www.shinchosha.co.jp/book/304651/


下記書籍が5月25日刊行予定。
●『ニュッサのグレゴリオスの説教を読む』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4400227510.09.MZZZZZZZ.jpg新教出版社 
土井健司 
四六判・224頁 
予価 \2,520<税込>

「カッパドキア三教父」の一人ニュッサのグレゴリオスが実際に教会の講壇で語った説教三編を収録。貧者や病者といった社会的弱者への奉仕を説き、高利貸しを舌鋒鋭く糾弾する「社会的説教」。訳者による周到な解説と資料により、四世紀の教会の姿が生き生きとよみがえる。
 <著者>http://www.kwansei.info/html/22843.html
    http://www.kwansei.ac.jp/Contents?cnid=4154&ax1=0&ax2=11&ax3=0&cdid=4&prid=1928
 【ニュッサのグレゴリオス】330年頃〜395年頃。ニカエア信仰の根幹をなす三位一体論を確立したギリシア教父。〈カッパドキア三星〉のひとり。大バシレイオスの弟。弁論家として立ったが、ほどなく聖職を志し、修道院に入った。古代の異教哲学の方法をも身につけた思想家として、ニカエア信仰の完成に寄与。

下記書籍が5月25日刊行予定に変更。
●『マルコ福音書のイエス』
原書房 
P.M.ベールネール著 
伊藤慶枝訳 
予価 \1,890<税込>


[4918] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/26(Thu) 20:08

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『西欧中世の社会と教会 教会史から中世を読む』 
八坂書房 
R.W.サザーン著 上條敏子訳 
A5・423頁+49頁 
\5,040<税込>
 http://www.yasakashobo.co.jp/books/detail.php?recordID=509


●下記に「トレビの泉「裸」で泳いだ40歳女性を拘束」という記事あり。
 http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20070423012073a
 http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200704240016.html

●下記に「ローマの「愛の街灯」、恋人たちの重みで倒れる」という記事あり。
 http://www.asahi.com/international/update/0424/TKY200704240369.html

●下記に書評『黒いアテナ』(藤原書店)あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20060213bk02.htm
 【高島の蛇足コメント】評者・青柳正規氏によると『黒いアテナ』は「刺激的なこのシリーズが刊行から十数年たつにもかかわらず、欧米の大学でいまなお大きな話題の対象となっている。」が、専門家は同書に否定的な見解であるようだ。

下記書籍が5月刊行予定。
●『地中海世界の都市と住居 (世界史リブレット第II期73)』 
山川出版社 
陣内秀信 
A5変・96頁 
予価 \766<税込>
地中海世界の迷宮にも似た生活空間の魅力に迫る。


下記書籍が5月15日刊行予定。
●『イスラエル考古学の魅力 サブラと遺跡と湖と』 
ミルトス 
牧野久実 
四六判・240頁 
予価 \1,575<税込>
 古代遺跡の発掘体験、人々との心温まる交流。著者のキラリと光る感性で、異文化を紹介するエッセイ集。自ずとイスラエル考古学が身近になります。イスラエル・ガリラヤ湖畔での、日本・イスラエル共同チームによる発掘調査に参加した著者は、イスラエル考古学の魅力に触れ、留学までする。サブラ(イスラエル生まれのイスラエル人の愛称)との出会い、聖書のルーツを明らかにする遺跡、ガリラヤ湖と琶湖の比較などを思うままに書き綴った。異文化を知り、また自らの文化を知るのが本書の意図。聖書考古学から始まったイスラエル考古学を知る上でも、好個の入門書である。
 http://www.myrtos.co.jp/pub/mp_book/koukogaku.html
 <著者>神戸市出身。慶応義塾大学文学部史学科卒業。同大学院民族学考古学専攻修士課程修了、同博士課程中退、テルアビブ大学考古学研究所留学。滋賀県立琶湖博物館専門学芸員を経て、二〇〇七年より鎌倉女子大学准教授。博士(史学)。専攻は民族学・考古学。イスラエルでは、エンゲヴ他多数の発掘調査に参加。論文に「古典時代のキンネレット湖における湖上輸送〜琵琶湖研究の成果を参考に」(史学、三田史学会、東京)他多数。翻訳に『聖書の世界の考古学』A. Mazar著(リトン刊、共訳)他。


下記書籍が6月6日刊行予定。
●『ユダのいる風景 〈双書 時代のカルテ・シリーズ〉』 
岩波書店 
荒井献 
B6変・120頁
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/028081+/top.html


下記書籍が6月7日刊行予定。
●『世界史史料 第五巻 ヨーロッパ世界の成立と膨張 17世紀まで』 岩波書店 歴史学研究会編 予価 \4,200<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/026379+/top.html
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/026379+/top2.html

下記書籍が6月20日刊行予定。
●『エスペラント 異端の言語』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4004310776.09.MZZZZZZZ.jpg岩波新書 
田中克彦


下記シリーズが2007年秋より刊行開始予定に変更。
●『世界史の鏡』 刀水書房 樺山紘一編 四六判・150頁 予価 \1,575<税込>
 全101冊。
 http://www.tousuishobou.com/sekaishinokagami.htm


[4917] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/23(Mon) 18:55

◇augustusさんへ
|| > 下記に「地中海の海底に“塩水湖”」という記事あり
|| 塩分の濃度が高い方が重くなるとはいえ周囲の海水と混ざってしまわないというのが不思議な感じですね。

確かにそうですね。僕はこの記事で一時期話題になった「海洋深層水」を思い出しました。


[4916] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/23(Mon) 18:48

●4月26日刊行予定の『ローマ建国史 (上)』(岩波文庫 リウィウス著)の訳者・鈴木一州氏が今年一月に逝去された模様。下記ホームページには「訳者の鈴木一州先生は、この大作をライフワークとされ、未完成のまま、今年1月に亡くなられました。全3冊、出来るだけ早く完結させたいと思います。」とあり。
 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/bun/

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『西欧中世の社会と教会 教会史から中世を読む』 
八坂書房 
R.W.サザーン著 
上條敏子訳 
A5・423頁+49頁 
\5,040<税込>
 中世、教会と社会はひとつであった−。修道会各派の盛衰と宗教運動の興隆を描くなど、教皇を頂点とした教会諸組織の変容の過程を社会変動との関わりにおいて鮮やかに浮き彫りにし、教会史に社会史の地平を拓く書。
 <著者>1912〜2001年。ニューキャッスル・アポン・タイン生まれ。イギリスの中世史家。オックスフォード大学チチリ講座教授、王立歴史学協会長等を歴任。著書に「中世の形成」など。


●下記PDF文書があります。
古ローマ法におけるfamiliaの人的側面について 「家族」論への接近のための一試論 原田俊彦
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/2126/1/A03890546-00-062040111.pdf

下記書籍が4月25日刊行予定に変更。
●『黄金と生命 時間と練金の人類史』
講談社 
鶴岡真弓 
予価 \2,940<税込>
<著者>http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/about/11.html


下記書籍が6月中旬復刊予定。 <書物復権2007年9社共同復刊XI>
●『ギリシア人の人間観 生命の起源から文化の萌芽へ』 白水社 W.K.C.ガスリー著 岩田靖夫訳 四六判・298頁 初版1978年 予価 \4,620<税込>
 ギリシア神話とギリシア哲学の思考パターンを解明し、古代ギリシアの精神風土、自然観・人間観を鮮やかに描き出す。

●『初期アルファベットの歴史』 
法政大学出版局 
J.ナヴェー著 津村俊夫・竹内茂夫・稲垣緋紗子訳 
四六判・274頁 
初版2000年 
予価 \3,780<税込>
 アルファベット文字の起源を紀元前千七百年頃にまで遡り、近代文字として発達する道のりを豊富な図版から明らかにした西洋文明源流への誘い。


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