古代ローマBBS 過去ログ53

[4915] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/04/22(Sun) 21:03

◎高島賢治さん

> 下記に「地中海の海底に“塩水湖”」という記事あり
塩分の濃度が高い方が重くなるとはいえ周囲の海水と混ざってしまわないというのが不思議な感じですね。


[4914] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/21(Sat) 20:15

下記書籍が4月24刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ブラック・アテナ 古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ I 古代ギリシアの捏造 1785−1985』
新評論 
マーティン・バナール著 
片岡幸彦監訳 
A5・670頁 予価 \6,825<税込>
 歴史学と知識の社会学を駆使し「世界史」の通念を問い直す全世界衝撃の書、待望の邦訳!著書『黒いアテナ― II.考古学と文書にみる証拠』(上・下、藤原書店)は本書の第 II巻。
 http://www.shinhyoron.co.jp/cgi-db/s_db/kensakutan.cgi?j1=978-4-7948-0737-3


下記書籍が6月刊行予定。
●『解読 ユダの福音書』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764266660.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
ジャック・ファン・デル・フリート著 
戸田聡訳


下記書籍が6月10日刊行予定。
●『世界の創造 (ユダヤ古典叢書)』 教文館 アレクサンドリアのフィロン著 野町啓・田子多津子訳 予価 \5,040<税込>


[4913] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/20(Fri) 20:41

●『アルメニア人ジェノサイド 〈民族4000年の歴史と文化〉』 
明石書店 
中島偉晴 
\3,150<税込>
 http://www.hanmoto.com/bd/ISBN978-4-7503-2537-8.html


下記書籍が4月下旬刊行予定。
●『西欧中世の社会と教会 教会史から中世を読む』
八坂書房 
R.W.サザーン著 
上條敏子訳 
予価 \5,040<税込>


下記書籍が5月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ローマ建国伝説 ロムルスとレムスの物語』 
講談社学術文庫 
松田治 
予価 \945<税込>


下記書籍が『カエサルの魔剣』より改題されて5月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『カエサルの剣』 
文春文庫 
ヴァレリオ・マンフレディ著 
二宮磬訳 
予価 \880<税込>
 五世紀の西ローマ帝国。反乱によって帝位を追われ天涯孤独の身となった十三歳のロムルスは、七人の仲間と共にブリタニアへ向かう。


下記書籍が5月10日刊行予定。
●『イタリア縦断、鉄道の旅』 
角川グループパブリッシング 
池田匡克 
予価 \735<税込>
 フィレンツェ在住の著者がイタリア半島+シチリアを鉄道で縦断! 世界遺産やグルメツアー、山岳鉄道に美しいトスカーナの田園地帯、青く澄んだ海岸線と、イタリアの魅力を北から南までカラー写真満載で紹介します。
 http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200512000232


下記書籍が5月18日刊行予定。
●『危なすぎる世界史 ここまで書いたら、さすがに学校じゃ扱えない!』 河出書房新社 歴史の謎を探る会・編 予価 \500<税込>
 世界史とは、ひと皮めくれば、人間の欲と怨念の記録。ヤバくてアブナくて学校で教えられるようなものではない。あの事件の意外な真相やカラクリ、偉人・英雄たちのとんでもない正体など、興味しんしんの史実をスクープする!
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309650593

下記書籍が5月19日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『300 スリーハンドレッド アートブック』 小学館プロダクション フランク・ミラー&ザック・スナイダー&タラ・ディルーロ著 関川哲夫訳 予価 \2,940<税込>

下記書籍が5月30日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ユダとは誰か 原始キリスト教と「ユダの福音書」の中のユダ』
岩波書店 
荒井献 
四六判・208頁 
予価 \2,415<税込>
 ユダは救われたのか。「裏切り者」ユダも、イエスの十字架によって救われたのではないか。四つの正典福音書から『ユダの福音書』まで、ユダ像の変容を追い、最大の負の造型の側から原始教会の思想的・政治的ダイナミックスを照らす。石原綱成「ユダの図像学」併載。


[4912] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/17(Tue) 19:54

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『グローバル化時代の人文学(上) 連鎖する地域と文化 対話と寛容の知を求めて』
京都大学学術出版会 
紀平英作編 
\5,775<税込>
 下記論文が収録
 ・『中華文明の骨格』              平田昌司
 ・『アジアのなかの日本列島』          上原真人
 ・『テュルク人とイスラーム』          浜田正美
 ・『近代ヨーロッパの自画像』          小山哲
 ・『グローバル化時代の人文学』         松田素二
 ・『古代ギリシア人の世界意識と歴史記述』    中務哲郎
 ・『言語からみたインド・ヨーロッパ世界』    吉田和彦
 ・『ユーラシア世界史から人類史へ』       杉山正明
 ・『一六世紀末における日本人の地理認識の転換』 藤井譲治
 ・『ガリバーからゴールドラッシュへ』      金田章裕
 ・『世界分割の時代を超えて』          紀平英作
 ・『散文の歴史』                木田章義
 ・『月と花』                  川合康三
 ・『正教の受容とキリル文字文化圏の成立』    佐藤昭裕
 ・『フィクションとしての旅行記』        田口紀子
 ・『世紀末ウイーンにおける「異」意識』     西村雅樹
 ・『翻訳という越境』              若島正


●『グローバル化時代の人文学(下) 共生への問い 対話と寛容の知を求めて』
京都大学学術出版会 
紀平英作編 
\5,775<税込>
 下記論文が収録
 ・『心の進化』                      藤田和生
 ・『志向する意識の脳内表現』               苧阪直行
 ・『言語と論理』                     田窪行則
 ・『グローバル化する家族』                落合恵美子
 ・『現代日本における性比不均衡と国際結婚』        石川義孝
 ・『インド的寛容は寛容か』                赤松明彦
 ・『西洋中世の「正義」概念と戦争』            川添信介
 ・『近世ヨーロッパにおける平和と戦争のイメージ』     中村俊春
 ・『明清中国による対朝鮮外交の鏡としての対ベトナム外交』 夫馬進
 ・『ターバンをかぶったナポレオン』            杉本淑彦
 ・『東アジア世界における宗教的寛容と公共性』       芦名定道
 ・『科学的真理のステイタス』               伊藤邦武
 ・『空と根源的構想力』                  気多雅子
 ・『現代世界の多元性と対話の可能性』           片柳栄一
 ・『二一世紀の哲学』                   藤田正勝
 ・『人文学の意義と手法を考える』             伊藤邦武・他


●『中国シルクロードの変遷  <アジア地域文化学叢書7>』
雄山閣 
シルクロード調査研究所 
\5,250<税込>
 下記論文が収録
 ・「新疆ウイグル地区における地域文化の形成」      後藤健
 ・「トルファン盆地周辺における車師遺跡の考察」     アクバル・ニヤーズ
 ・「トルファン五銖銭と中原五銖銭」           岡内三真
 ・「馬具からみた新疆ウイグル自治区の文化交流」     中条英樹
 ・「トルファンにおける中原系墓制の伝播と変遷」     持田大輔
 ・「ホータン出土彩色四神木棺にみる十世紀の中原と西域」 米沢雅美
 ・「中国の卜骨とその伝播について」           菊地有希子
 ・「朝鮮式細形銅剣の成立過程再考」           宮里修
 ・「角杯に見るユーラシアの東西交流」          山田俊輔
 ・「古代オリエントにおけるラピスラーズリ交易」     近藤二郎
 ・「ベトナム出土の漢・六朝系瓦」            山形真理子


下記書籍が既刊。
●『ナポレオン エジプト誌』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4887833296.09.MZZZZZZZ.jpgタッシェン・ジャパン 
ジル・ネレ編・著 
四六判・751頁 \1,995<税込>
 ナポレオンは1798年のエジプト遠征の際に、兵士とともに文化人や科学者を同行させ、文明の調査を行った。その際の成果を400人の銅版画家が図版にし編纂した大型本10巻から「古代篇」「現代篇」をまとめる。
 <著者>1933〜2005年。美術史家、ジャーナリスト。日本で多くの美術展覧会を企画し、西武美術館とウイルデンスタイン東京ギャラリーの創立メンバーのひとり。1981年エリ・フォーレ賞受賞。


●『西欧中世初期農村史の革新 最近のヨーロッパ学界から』 木鐸社 森本芳樹 A5・387頁 \7,350<税込>
 ここ四半世紀ほどの間にヨーロッパ学界で見られた西欧中世初期農村史の盛況を記録。荘園制展開過程の研究、中世初期における農村成長の確認、荘園制の諸側面、荘園制の地位と研究の展望などについて解説する。
 http://www.bokutakusha.com/announcement/announce-07.html#link8

●『マキァヴェッリの拡大的共和国:近代の必然性と「歴史解釈の政治学」』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4833223902.09.MZZZZZZZ.jpg木鐸社 
厚見恵一郎 
\6,300<税込>
 http://www.bokutakusha.com/announcement/announce-07.html#link9


●『伝説の馬100頭』 
恒星社厚生閣 
ミリアム・バラン著 吉川晶造訳 
A44変形・150頁 \8,400<税込>
 http://www.kouseisha.com/07_horse_swim/1058_9.html
 http://www.kouseisha.com/07_horse_swim/1058_9_m.html


●2003年12月刊行された『ローマ帝政初期のユダヤ・キリスト教迫害』(教文館 保坂高殿)の「あとがき」が下記にあり。現在、誤字・脱字等を修正した第二版の「あとがき」には、本書批判論文への反論があります。
http://hist-q.l.chiba-u.ac.jp/~hosaka3/contents/PrincipEpilog.pdf

●下記に「地中海研究所紀要 第5号」あり。
 http://www.waseda.jp/prj-med_inst/bulletin/bull05j.html
 ・ローマ・ヒューマニズムの成立 (PDF文書)   小林雅夫
 ・ビザンツ知識人とヒューマニズム (PDF文書)  和田廣

●下記に「地中海の海底に“塩水湖”」という記事あり。
 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/04/16/d20070415000002.html

下記書籍が5月18日刊行予定。
●『塩野七生「ローマ人の物語」スペシャル・ガイドブック』
新潮社 
新潮社出版企画部・編 
予価 \2,100<税込>


[4911] 無題 投稿者:larentia 投稿日:2007/04/16(Mon) 21:48

ありがとうございます!
参考にさせていただきます。


[4910] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/04/16(Mon) 21:17

◎高島賢治さん

> 新潮社が『塩野七生 ローマ人の物語 読者との集い』(広島・博多・名古屋・札幌会場)
> に抽選で招待券募集中。
あまり無い機会なので取り敢えず申し込んでみました。
情報ありがとうございます。


◎larentiaさん

はじめまして。発表がんばってください。
例えば、こんな論文はいかがですか。

ローマ社会における避妊と堕胎
本村 凌二
西洋史研究 (通号 20) [1991]

ローマ帝国における「性」と家族
本村 凌二
『ギリシアとローマ−古典古代の比較史的考察』河出書房新社 1988

古代ローマ社会における近親婚
樋脇 博敏
史学雑誌 102(3) [1993.03]


[4909] 無題 投稿者:larentia 投稿日:2007/04/16(Mon) 18:33

はじめまして。

今度ゼミで自分の興味のある分野についての
論文を読んで発表するんです。
私の興味のあるのはローマ人の日常生活に
関してで、特に食、性について興味があります。
そこで質問なのですが、食もしくは性について
書いてある日本語論文を誰か知っている人がいましたら
教えてくれませんか?

よろしくお願いします。


[4908] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/15(Sun) 20:45

●新潮社が『塩野七生 ローマ人の物語 読者との集い』(広島・博多・名古屋・札幌会場)に抽選で招待券募集中。
 https://www.shinchosha.co.jp/ssl/shiono/general/

下記書籍が4月18日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『旧約聖書を美術で読む』 
青土社 
秦剛平 
四六判・380頁 予価 \2,520<税込>
 天地創造から外典の物語まで。美術で読めばこんなにおもしろい。天地創造はつじつま合わせ?三位一体から四位一体、五位一体へ?神を描くタブーはいかにして破られたか?西洋名画や教会壁画から写本挿絵まで、旧約聖書に題をとった画像150点余を読解。美術に隠された通念を探り出し、聖書の常識と定説をつぎつぎ覆す、挑発的な最新講義。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%B5%EC%CC%F3%C0%BB%BD%F1%A4%F2%C8%FE%BD%D1%A4%C7%C6%C9%A4%E0


下記書籍が4月20日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『黄金と生命 時間と練金の人類史』
講談社 
鶴岡真弓 
予価 \2,940<税込>
 <著者>http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/about/11.html
 永遠の生命に魅せられた魂は黄金を探求する。アーサー王の剣はなぜ石にささっていたのか? 農耕、哲学、科学、国家、貨幣…金を産み、命を育む技術=錬金術を縦糸に、壮大なる三万五千年の人類史を読む。


下記書籍が5月14日刊行予定。
●『エロチックメルヘン3000年』 講談社 金成陽一 予価 \1,575<税込>
 人はエロスのみにて生くるにあり! ギリシャ・ローマ神話から、中世の民話、グリム童話まで、その底流に脈打つ「エロチシズム」。おおらかなお色気から、禁じられた性愛まで、歴史的に解き明かす。

●映画『300 スリーハンドレッド』(紀元前五世紀にペルシャ軍とギリシャ軍が交戦したテルモビュライの戦いを描く)が6月9日、日本公開予定。
 http://300themovie.warnerbros.com/
 http://wwws.warnerbros.co.jp/300/


[4907] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/04/15(Sun) 20:15

◎NAO4@吟遊詩人さん
> 第四の十字軍 コンスタンティノポリス略奪の真実
この十字軍は建前が完全に消えてしまったところが面白いですよね。


◎高島賢治さん
> 紀元前五世紀にペルシャ軍とギリシャ軍が交戦したテルモビュライの
> 戦いを描く映画「300」(今年夏に日本公開予定)
ギリシャ、ローマの歴史ものの映画にはヒットしてほしいものです。


[4906] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/13(Fri) 21:27

●『哲学の歴史』(全十二巻+別巻一巻 中央公論新社)の公式ホームページが下記にあり。
 http://www.chuko.co.jp/zenshu/tetsugaku/
 http://www.chuko.co.jp/zenshu/tetsugaku/PDF/naiyoumihon.pdf

下記書籍が5月19日刊行予定。
●『300 スリーハンドレッド』 
小学館プロダクション 
フランク・ミラー著 
関川哲夫訳 
予価 \2,940<税込>
 【高島の蛇足コメント】紀元前五世紀にペルシャ軍とギリシャ軍が交戦したテルモビュライの戦いを描く映画「300」(今年夏に日本公開予定)の原作。
 http://300themovie.warnerbros.com/
 http://wwws.warnerbros.co.jp/300/


下記書籍が5月中旬刊行予定。
●『数学ひろば ギリシャ数学の探訪』 日本評論社 上垣渉 予価 \2,625<税込>
 古代ギリシア世界に華開いた壮大な《知》のパノラマ=ギリシア数学が、どのように生み出され展開していったかを語る力作読物。

下記書籍が5月下旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ユダヤ人の信仰と生き方(仮題)』 創元社 ハロルド・サミュエル・クシュナー著 松宮克昌訳 予価 \2,940<税込>
 ユダヤ教の歴史や信仰生活、時代背景、現代における姿などを、わかりやすく説いた宗教エッセイ。人生の問いに答える示唆の書。


[4905] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/12(Thu) 21:31

◇NAO4@吟遊詩人さんへ

|| >●『第四の十字軍 コンスタンティノポリス略奪の真実』

ゴールデン・ウィークに読もうと思ってます。
インサイド・ヒストリーズ第三弾はH・S・モンテフィオーレ「エグニマ・コード」で今年秋刊行予定。
http://www.ican.zaq.ne.jp/mizunasu/egunima.html


[4904] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/12(Thu) 21:17

●4月10日から刊行開始された『哲学の歴史』(全十二巻+別巻一巻 中央公論新社予価 \2,940〜\3,780<税込> 新書サイズ 各巻七百頁前後 毎月十日刊行予定)の予定ラインナップは下記の通り。
第1巻 「哲学誕生:始まりとしてのギリシア」(古代1)内山勝利 編
第2巻 「帝国と賢者:地中海世界の叡智」(古代2)内山勝利 編
第3巻 「神との対話:信仰と知の調和」(中世)中川純男 編
第4巻 「ルネサンス:世界と人間の再発見」(15-16世紀)伊藤博明 編
第5巻 「デカルト革命:神・人間・自然」(17世紀)小林道夫 編
第6巻 「知識・経験・啓蒙:人間科学の創出」(18世紀)松永澄夫 編
第7巻 「ドイツ観念論:カントからヘーゲルへ」(18-19世紀)加藤尚武 編
第8巻 「社会の哲学:進歩・進化・プラグマティズム」(18-20世紀)伊藤邦武 編
第9巻 「反哲学と世紀末:マルクス・ニーチェ・フロイト」(19-20世紀)須藤訓任 編
第10巻 「危機の時代の哲学:現象学と解釈学」(20世紀1)野家啓一 編
第11巻 「論理・数学・言語:科学の世紀と哲学」(20世紀2)飯田隆 編
第12巻 「実存・構造・他者:モダンとポストモダン」(20世紀3)鷲田清一 編
別 巻 「哲学史年表」大橋容一郎 編集協力
 http://rakuhoku.blog87.fc2.com/blog-entry-19.html



●下記に「出版トピック「哲学の歴史」シリーズ刊行始まる」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20070411bk06.htm

●下記に「地中海の深海底に巨大な塩水湖 死海より濃い塩分濃度」という記事あり。
http://www.asahi.com/science/update/0412/TKY200704110365.html

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『第四の十字軍 コンスタンティノポリス略奪の真実』 
中央公論新社 
ジョナサン・フィリップス著 
野中邦子・中島由華訳 
四六判・498頁 \3,675<税込>
 
近年の世界情勢を背景に改めて関心を呼ぶ十字軍運動だが、日本の私たちにはどこか遠い印象も否めない。その距離を一気に縮めてくれるのが本書である。男と男の涙の誓い、兵士たちの熱狂、指導者の逡巡……歴史に巻き込まれる個人の運命と、歴史を変える個人の思惑が余すことなく描き出され、遠い時代の人々が俄然、手触りのある存在となって迫りくる。欧米各メディアで「一般向けの歴史書として手本たるべき作品」と絶賛された一冊。

●『図書館の誕生 古代オリエントからローマへ <刀水歴史全書76>』
刀水書房 
L. カッソン著 新海邦治訳 
四六判・222頁 \2,415<税込>
 古代世界の図書館について分かりやすく解説した啓蒙書。同時に、最初の包括的研究書でもある!紀元前三千年頃の古代西アジアの図書館の誕生から、図書館史の流れを根本的に変えた初期ビザンツ時代まで。碑文・遺跡の中の図書館の遺構・墓碑銘etc.など多様な資料は語る。
  <主要目次>
 地 図  ギリシア・ローマ世界
 はじめに
 第一章 西アジア―粘土板の保管
 第二章 ギリシア―書物の収集
 第三章 アレクサンドレイアの図書館
 第四章 公開図書館の始まり
 第五章 ローマ人の蔵書
 第六章 皇帝たちの図書館
 第七章 ローマ帝国の地方図書館
 第八章 巻子本から綴じ本へ
 第九章 中世へ
 http://www.tousuishobou.com/rekisizensho/4-88708-356-1.htm


下記書籍が4月上旬刊行予定。
●『聖なる妄想の歴史』 
柏書房 
ジョナサン・カーシュ著 
松田和也訳 
四六判・328頁 
予価 \2,310<税込>
 世界一危険な書物の謎を解く。聖書が握る世界の運命。宗教改革、十字軍、二つの世界大戦、そしてブッシュ米大統領にいたるまで、時の権力者たちは、敵を悪魔と見なし、復讐を神聖化し、歴史の終焉を破滅と結びつけてきた。『黙示録』が、いかに彼らを魅了し、また、いかに西洋社会の深層に食い込んでいるかを明らかにした歴史ミステリー。
http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=978-4-7601-3107-5


下記書籍が5月9日刊行予定。
●『歴史の中の数学』 
ちくま学芸文庫 
マイケル・S・マホーニィ著 
佐々木力・編訳 
予価 \1,470<税込>


[4903] 出るんですね。 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2007/04/10(Tue) 02:26

ご無沙汰しておりました。

>●『第四の十字軍 コンスタンティノポリス略奪の真実』
とうとう出るんですね。2006年12月10日発売予定でしたから、4ヶ月遅れですね。まあ、出るだけでも嬉しいですが。

高島賢治さま、情報ありがとうございました。 


[4902] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/09(Mon) 15:09

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『第四の十字軍 コンスタンティノポリス略奪の真実』 
中央公論新社 
ジョナサン・フィリップス著 
野中邦子・中島由華訳 
四六判・498頁 
\3,675<税込>
 聖地回復の志を胸に苦難の道へと旅だった神のしもべたちは、なぜ聖なる都を破壊するに至ったのか?貴族や修道士、吟遊詩人たちによる当時の貴重な資料にもとづき、事件の一部始終をリアルに綴る。ヨーロッパ中世史最大のミステリーに迫る歴史ノンフィクション。《中公インサイドヒストリーズ》第2弾。
 <著者>1965年イギリス生まれ。キール大学卒業。ロンドン大学ホロウェイ校で博士号を取得。同校で中世史の上級講師を務める。
 http://www.chuko.co.jp/new/2007/04/003791.html


●『図書館の誕生 古代オリエントからローマへ<刀水歴史全書76>』 
刀水書房 
L. カッソン著 
新海邦治訳 
四六判・230頁
\2,415<税込>
 古代世界の図書館について分かりやすく解説した啓蒙書。同時に、最初の包括的研究書でもある!紀元前三千年頃の古代西アジアの図書館の誕生から、図書館史の流れを根本的に変えた初期ビザンツ時代まで。碑文・遺跡の中の図書館の遺構・墓碑銘etc.など多様な資料は語る。
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm


下記書籍が既刊。
●『西欧古典に描かれた狂気』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4882670402.09.MZZZZZZZ.jpg時空出版 
酒井明夫 
A5版・136頁
\2,310<税込>
 歴史的な資料を繙いていくうちに遭遇する、並外れた魂が引き起こした事件の経過を辿り、それが後の時代にどう解釈されたかを垣間見る。現代の精神医学的パラダイムから異形の魂を読み解く書。


●『大塚久雄「共同体の基礎理論」を読み直す』 
日本経済評論社 
小野塚知二・沼尻晃伸編 
\2,940<税込>
 大塚の共同体論をめぐり、近代以前の共同体が以降のそれとどのように関係しているか。現代的位相、農業、近世村落史、ゲルマンの各視点から、今後の論点を模索。


●『ロマンス語概論』 
大学書林 
伊藤太吾 
A5版・278頁
\7,140<税込>
 ラテン語と五つのロマンス語を同時に比較したロマンス言語学書。各々のロマンス諸語の特異性を明らかにして言語の本質の解明に寄与するとともに、複数のロマンス語の習得という実用的な面にも役立つ一冊。
 <著者>1943年佐渡に生まれる。大阪外国語大学教授、ブカレスト大学文学博士(ロマンス言語学)。


●『イメージとテキスト 美術史を学ぶための13章』 
ブリュッケ 
新関公子監修 
稲本万里子・池上英洋編 
A5版・312頁 \3,570<税込>
 「イメージとテキスト」という統一視点のもとに、日本東洋美術史と西洋美術史の研究者たちが集い作成した、これから卒業論文や修了論文を書こうとしている若学生たちのための論文執筆の参考書。13編の論文を収録。
 □□日本東洋美術編□□
 ・武笠朗「興福寺阿修羅像と金光明最勝王経」
 ・稲本万里子「『源氏物語』と「源氏物語絵巻」」
 ・高岸輝「「春日権現験記絵巻」の絵と詞書」
 ・仙海義之「「瀟湘八景」をめぐる画と詩」
 ・松嶋雅人「狩野派の帝鑑図」
 ・古田亮「イメージからテキストへ―横山大観の富士をめぐる言説」
 □□西洋美術編□□
 ・中村るい「ホメロスとギリシャ神話」
 ・小倉康之「教会教義と建築プラン」
 ・小野寺玲子「《バイユーのタピストリー》と歴史叙述」
 ・池上英洋「ペトラルカ『凱旋』と凱旋図像」
 ・荒木成子「ロベール・カンパンの《キリストの降誕》を読む」
 ・田中久美子「世俗文学と挿絵の芸術―『愛に囚われし心の書』を中心に」
 ・新関公子「ゴッホと自然主義文学―ピエール・ロティに霊感を得た作品」
 http://blog.livedoor.jp/mariko1961/archives/50853289.html


●『哲学の歴史』(全十二巻+別巻一巻 中央公論新社 予価 \2,940〜\3,780<税込> 新書サイズ 各巻七百頁前後 毎月十日刊行予定)が4月10日から刊行開始予定。
 古代ギリシャから二十世紀のポスト構造主義等現代思想までを編年体で構成。最新の知見を織り込みながら、個々の哲学者の生涯と思想内容を紹介。各巻に解説付きの参考文献表、イメージの回廊、コラム、哲学史年表等を収録。
 第一回配本は『11巻 論理・数学・言語 20世紀2』。

下記書籍が4月20日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『アラビアンナイト 文明のはざまに生まれた物語』 
岩波新書 
西尾哲夫 
予価 \819<税込>
 「アラビアンナイト」は,誰によって,いつ頃つくられたのか? 近代ヨーロッパでの翻訳の際に創造された、オリエンタリズムの産物なのか? まぼろしの「原典」探し、「偽写本」の捏造、翻訳による違いなど、アラビアンナイトの成立から翻訳・受容の過程をたどり、異文化のはざまで変貌していく物語集の文明史的意味を考える。【カラー口絵2頁】
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/7/4310710.html


[4901] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/06(Fri) 15:42

下記書籍が5月10日刊行予定。
●『ローマ建国伝説』 
講談社学術文庫 
松田治


●『カエサルの魔剣』 
文春文庫 
ヴァレリオ・マンフレディ 
予価 \880<税込>


下記書籍が5月23日刊行予定。
●『剣闘士スパルタクス』
中公文庫 
佐藤賢一 
予価 \840<税込>


●『イタリア キレイに生きる秘訣』 
中公文庫 
タカコ・半沢・メロジー 
予価 \680<税込>
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●『中国シルクロードの変遷  <アジア地域文化学叢書7>』 
雄山閣 
シルクロード調査研究所 
\5,250<税込>
 ・「トルファン五銖銭と中原五銖銭」岡内三眞
 ・「古代オリエントにおけるラピスラーズリ交易」近藤二郎
 ・「トルファンにおける中原系墓制の伝播と変遷」持田大輔 等


●『NHKスペシャル新シルクロード (教養・文化シリーズ)徹底ガイド』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4144071472.09.MZZZZZZZ.jpg日本放送出版協会 
\1,260<税込>
 NHKスペシャル「新シルクロード 激動の大地をゆく」のガイド。南コーカサスから、乳香の道、キルギスやウズベキスタン、そしてカザフスタンからウクライナへと続く草原の道まで、大動脈であった主なルートをたどる。
 http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=64071472007


●『世界を変えた6つの飲み物 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラが語るもうひとつの歴史』 
インターシフト 
トム・スタンデージ著 
新井崇嗣・訳 
\2,415<税込>
 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コカ・コーラが語る熱情と覚醒の世界史。もし、これらの飲み物がなかったら、エジプトのピラミッドも、ギリシア哲学も、アメリカの独立も、フランスの市民革命、イギリスの産業革命・金融革命も形を変えていたかもしれない。ささやかな飲み物が、人類を駆り立て、歴史をつねに動かした、その大いなる秘密が明かされる。
 <目次>
 プロローグ 生命の液体
 第一部 メソポタミアとエジプトのビール
 第二部 ギリシアとローマのワイン
 第三部 植民地時代の蒸留酒
 第四部 理性の時代のコーヒー
 第五部 茶と大英帝国
 第六部 コカ・コーラとアメリカの台頭
 エピローグ 原点回帰


●『世界史迷宮入り事件ファイル クレオパトラの死の謎からダイアナ謀殺事件まで』
PHP文庫 
世界博学倶楽部 
\580<税込>
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-66827-7



●下記に「ピラミッドは「内側から作られた」=仏建築家が新説」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070401-00000546-reu-int

●下記に「先史時代のクジラの骨格化石が見つかる 伊トスカーナ」という記事あり。
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200704040025.html

下記書籍が4月24日刊行予定。
●『イタリアものしり紀行』 
新潮文庫 
紅山雪夫 
予価 \580<税込>
 イタリアは、訪れる度に新しい感動を与えてくれる魅惑の国。栄華を誇るローマ、美しき水の都ヴェネツィア、ルネサンスの香り漂うフィレンツェ、聖者の町アッシジ、発掘された都ポンペイ、活火山を擁するナポリ、神秘の島カプリ……。日本人に人気のある都市を中心に、その歴史、文化、観光スポットを、興味深いエピソードと豊富な写真でご案内します。『イタリアの古都と街道』改題。
 http://www.shinchosha.co.jp/book/104326/


下記書籍が5月23日刊行予定に変更。
●『マンガ ローマ帝国の歴史 3 カリグラ、ネロ、ユリウス朝の崩壊』
講談社 
さかもと未明・著 
小堀馨子・監修 
予価 \1,575<税込>


下記DVDが6月22日発売予定。
●『千年の帝国 ビザンチン 砂漠の十字架に秘められた謎 NHKスペシャル』 NHKエンタ−プライズ 予価 \3,990<税込>
http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/119824
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-TITLE=%83%72%83%55%83%93%83%60%83%93&VMODE=ON
<><>p2112-ipbf205kyoto.kyoto.ocn.ne.jp<>YaaHuGLukdDk.<><>


[4899] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/04/05(Thu) 07:24

◎ DSSSMさん

> ご返答よろしくおねがいします
私はこれでムッとしたので厳しい見方をしているのかもしれません。(^^

> 来てないです。睡眠時間も満足にとれないくらい
> 働かされるらしいので、それはやむを得ないん
> じゃないかと思います。
大変なんですね。
でも、私は「参考にさせていただきます。ありがとうございました。」ぐらいのメールは出すべきだろうと感じました。(それだけで、だいぶ印象が違うのに...)


◎高島賢治さん

> えーと、リンク繋がってますが
あ、本当だ。私が見たのはサーバのメンテかなんかのときだったんですね。
こりゃまた失礼いたしました(^^;


[4898] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/03(Tue) 16:40

◇augustusさんへ
|| > 初期ビザンツ帝国の杜会構造と慈善事業

えーと、リンク繋がってますが。

◇真奈美さん、augustusさんへ
未見ですが、『マンガ ローマ帝国の歴史』は http://litterae.blog8.fc2.com/ でも評価高いですね。


[4896] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/04/03(Tue) 16:06

●下記に「『ローマ人の物語』の作者、塩野七生氏が語るリーダー論」という記事あり。
 http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2007033089808

下記書籍が4月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『 旧約聖書を美術で読む (仮題)』 
青土社 
秦剛平 
四六判・380頁 
予価 \2,520<税込>
 西洋名画や教会壁画、写本挿絵まで、旧約聖書に題をとった画像百五十点を解読。作品に隠された通念を探り出し、聖書の常識と定説を次々と覆します。著者一流の毒舌とユーモアをまぶしながら、退屈なキリスト教美術が一転、おもしろ講義に。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%B5%EC%CC%F3%C0%BB%BD%F1%A4%F2%C8%FE%BD%D1%A4%C7%C6%C9%A4%E0


●4月6日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて「世界遺産 モルドヴァの教会群 (ルーマニア)」が放映予定。
 ルーマニア北部、モルドヴァ地方。ここには五百年近く前に建立された、城壁に囲まれた教会がある。その壁は、聖書の世界を描いたフレスコ画で埋め尽くされている。

●4月21日09:00〜12:15、NHK・BSハイビジョンにて「コリオレイナス」が放映予定。
 蜷川幸雄の演出でシェイクスピア全戯曲を上演するという彩の国さいたま芸術劇場の人気企画シリーズ。第16弾は、シェイクスピアが最後に書いた悲劇を、唐沢寿明、白石加代子、勝村政信、吉田鋼太郎といった実力派ぞろいの豪華なキャストで重厚な人間ドラマを繰り広げる。「世界のニナガワ」の名前をあらためて印象づけることとなった話題作をお楽しみいただく。  (2007年2月 彩の国さいたま芸術劇場・大ホール)
舞台は、紀元前五世紀のローマ。国家への功績があるものの、民衆を愚弄する態度と母親への異常な愛情ゆえに、悲劇を招いたローマ将軍コリオレイナス(唐沢寿明)の姿を描く。コリオレイナスは、敵国との戦いを勝利に導き、一方では“武人の華”と称えられ、また他方では裏切り者として“民衆の敵”と罵られる。蜷川版「マクベス」でも苦悩に満ちたマクベスを好演した唐沢が、孤高の将軍の悲劇をどう演じるのか、また蜷川幸雄がシェイクスピアの発する普遍のテーマを、テロの止まない現代においてどのように表現すのか興味は尽きない。
 http://www.nhk.or.jp/bs/hvstage/
 http://www.saf.or.jp/p_calendar/geijyutu/2007/p0123.html
 http://info.pia.co.jp/et/promo/play/sainokuni_corio.jsp

●4月22日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 エオリア諸島 (イタリア)」が放映予定。 (4月27日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)

下記書籍が4月26日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ローマ建国史 (上)』 
岩波文庫 
リウィウス著 
鈴木一州訳 
300頁 予価 \987<税込>
 古代ローマの歴史家リーウィウス(前57―後17)による、簡潔な文体で生き生きと人物や事件を浮き彫りにしたローマ建国の歴史。建国伝説から説き起こし、王政時代を経て、紀元前四世紀のガリア人によるローマ侵略にいたる。142巻に及ぶといわれる大著の多くは失われたが、本書はその現存部分の第1〜5 巻にあたる。(全三冊)
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/6/3349010.html
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/6/334901+.html


●5月4日10:00〜16:00、NHK・BSハイビジョンにて「夢の古代文明紀行 謎の巨大遺跡50」が再放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/yumekodai/

下記書籍が5月刊行予定。
●『ユダヤ人の信仰と生き方(仮題)』 創元社 ハロルド・サミュエル・クシュナー著 松宮克昌訳

●『マンガ ローマ帝国の歴史 3 カリグラ、ネロ、ユリウス朝の崩壊』
講談社 
さかもと未明 
予価 \1,575<税込>
 史実に忠実でこんなに面白くわかりやすい! ユリウス朝の波乱を描いて完結!ティベリウス、クラウディウスの堅固な政治とカリグラ、ネロ時代の爛熟。血のつながりを求めて揺らぐ皇帝の座!壮大な歴史ドラマ。


下記書籍が5月30日刊行予定。
●『ユダとは誰か 原始キリスト教と「ユダの福音書」の中のユダ』 
岩波書店 
荒井献 
四六判・208頁


[4894] Re[4893]: re: 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2007/04/03(Tue) 08:02

父達よ、新たに加わった者達よ


> それに対する返事は来ていませんが、DSSSMさんのところには「ありがとメール」は来てますか?

 来てないです。睡眠時間も満足にとれないくらい働かされるらしいので、それはやむを得ないんじゃないかと思います。

 ただ気になるのは、メールのタイトルが「ご質問」、メールの最後に「ご返答よろしくおねがいします」とあったことで、日本語の使い方がまずいような……。トホホ。



> > 肩書きに「ローマ皇帝」なんて、またこんなデタラメを・・・。
> この誤解は多いですよね。そして、この番組で誤解がさらに広がるわけですね。(;_;
>
> > 基本的にローマは、征服しても彼らの宗教は
> > ほっといたものではなかったですか?
> そう思います。
> チンギス・ハーンを褒めたいばかりに、よく調べないでローマを貶したんでしょうかねえ。テレビは信用なりませんね。

 うーむ、すごいですねぇ(^◇^;)

 時間がないとそうなっちゃうってのはあるんでしょうが……。


 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[4893] re: 投稿者:augustus 投稿日:2007/04/02(Mon) 21:10

◎高島賢治さん

> 初期ビザンツ帝国の杜会構造と慈善事業
いつも情報ありがとうございます。
このPDFへのリンクは繋がっていないようです。googleで検索して出てくるURLも繋がらないので、たぶん大学側でページの再編成などしているのだろうと想像してます。


◎DSSSMさん

> テレビ局から問い合わせ
うちにも来ていました。
私の方は「○○先生に聞いてみたら?」みたいな感じで答えました。(^^;
それに対する返事は来ていませんが、DSSSMさんのところには「ありがとメール」は来てますか?


◎真奈美さん

> 100位までメモするなんてのはヒヤカシとも言えない気もしますけど。
根性ありますね。(^^

> 肩書きに「ローマ皇帝」なんて、またこんなデタラメを・・・。
この誤解は多いですよね。そして、この番組で誤解がさらに広がるわけですね。(;_;

> 基本的にローマは、征服しても彼らの宗教は
> ほっといたものではなかったですか?
そう思います。
チンギス・ハーンを褒めたいばかりに、よく調べないでローマを貶したんでしょうかねえ。テレビは信用なりませんね。

> そのマンガですが、思ってたより悪くなかったです。
おお、そうですか。新学期が始まったら図書局員に推薦しておきます。


[4892] 押し付けてないと思うけど 投稿者:真奈美 投稿日:2007/04/01(Sun) 15:14

先日の「ニッポン人の好きな100人の偉人」、例によってひやかしで見ましたーー100位までメモするなんてのはヒヤカシとも言えない気もしますけど。10位までは以下のとおりです。
1.龍馬 2.ナポレオン 3.信長 4.西郷隆盛 5.義経 6.ジャンヌ・ダルク 7.秀吉 8.アインシュタイン 9.尾崎豊 10.光秀

ローマ勢からは、44位にカエサルが入っているだけでした。肩書きに「ローマ皇帝」なんて、またこんなデタラメを・・・。
それよりもひっかかったのは:チンギス・ハーンの部分で、彼の偉かった点として、征服した民に宗教を押し付けなかったことと説明する際に、それまでの支配者は押し付けてきたものだとして、アレクサンドロスにローマ帝国のアウグストゥスを挙げていましたが・・・基本的にローマは、征服しても彼らの宗教はほっといたものではなかったですか?むしろ、あちこちの神々をとりいれまくって収拾がつかなくなったくらいだと読んだことさえありますが。

『マンガ ローマ帝国の歴史』の広告が新聞に載りました。林真理子さんの推薦で「ローマの歴史がこんなに面白いなんて。さかもと未明さんはやはり天才」なんて書いてあります。・・・さかもとさんに悪意を持つわけでなし、天才とも思いませんが、ローマの歴史を面白いマンガにすることは天才でなくてもできるでしょうに。強烈なヤツらがたくさんいて波乱万丈なんだから。そりゃまぁ、ジャンヌ・ダルクの退屈な映画もクレオパトラのつまらない小説もあるから、題材ですべてが決まるわけでもないですけど。
 そのマンガですが、思ってたより悪くなかったです。少なくとも、『ギリシア神話』の時よりも絵がずっと見やすくなってました。


[4891] テレビ局から問い合わせ 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2007/03/30(Fri) 08:40

父達よ、新たに加わった者達よ


 augustusさんのところにも来たかもしれませんが、突然テレビ局の人(別に知り合いとかでなく)から、「古代ローマではバターは化粧品や塗り薬として使われていたということなのですが本当でしょうか?」という質問メールが来ました。

 で、びっくりしつつも、次の様に返信しておきました(抜粋)。



 本に載っている資料としては、以下のものだけしか見つけられませんでした。

 カラーイラスト 世界の生活史4『ローマ帝国をきずいた人々』(東京書籍)
P19
 ローマ人はバターを使いません。製造法は知っていましたが、一般的ではありませんでした。料理には、大量に出まわっているオリーブ油を使いました。



 しかし電子百科事典にはそれらの事が載っていました。以下のものです。

 古代ローマでは、バターは傷薬や整髪料、灯油などに使用され、食用は少なかった。
『Microsoft エンカルタ総合大百科 2004』バターより


 古代ローマでは,バターは薬用軟膏,整髪料,また当時軍用とされていたゾウの傷薬としても利用された。
『平凡社世界大百科辞典』DVD-ROM版バターより


 色々大変だと思いますが、頑張って下さい(O.;)



 裏をとらなくてはいけなくて、大変なのでしょうね……。ADさんとかはもうほんとに酷使され、ある意味奴隷の様に働かされていると週刊誌で読んだりもしています。

 しかし私のような人間に聞いて、上の様な答え?で裏をとった事に本当になるのかどうか危うい様な気もしますが、しかし全般として状況が少しでも良くなって欲しいものだと思います。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[4890] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/29(Thu) 20:47

下記書籍が既刊。
●『ヨーロッパ史のなかのエリート 生成・機能・限界 早稲田大学総合研究機構ヨーロッパ文明2』
太陽出版 
井内敏夫・編 
A5・415頁 \4,410<税込>
 http://www.taiyoshuppan.net/jinnbun/seiyoushi/setsumei/9784884695057.htm


●3月31日19:00〜20:00、NHK・BSハイビジョンにて「夢の古代文明紀行 謎の巨大遺跡50」が放映予定。情報を追加して再掲。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2007-03-31&ch=10&eid=12569
●4月1日19:00〜20:00、NHK・BSハイビジョンにて「夢の古代文明紀行 謎の巨大遺跡50」が放映予定。情報を追加して再掲。
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070401/001/10-1900.html

●4月11日19:00〜19:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック 失われた古代都市 (二回シリーズ) 第二回 ヒッタイトの謎の都市 ハットゥシャ」が放映予定。
 聖書成立以前、世界にはエジプト、アッシリア、バビロニアの3つの古代帝国が存在し、それぞれ繁栄を誇っていました。しかし、肥沃な大地に育まれたのは、果たしてこの3帝国だけだったのでしょうか?20世紀初頭、現在のトルコ中部で見つかった巨大な古代都市遺跡。その発掘をきっかけに、失われていた「第4の帝国」の存在が浮かび上がってきたのです。そこに生きた人々はどんな毎日を送り、近隣の大帝国とどのように関わり、そして消え失せたのでしょうか。番組では、バビロニア語の解読作業を通じて見えてきた幻の巨大帝国・ヒッタイトの存在に迫ります。
 原題:The lost cities of Ancients 〜The Dark Lords of HATTUSHA〜
 制作:BBC(イギリス)2006年
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/


[4889] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/28(Wed) 17:20

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『死と来世の神話学』
言叢社 
永沢峻・編(和光大学総合文化研究所) 
A5・350頁 
\4,600<税込>

  <目次>
 ・死の神話学 松村一男
 ・オシリス神の活用 吉川/信
 ・民主政下アテナイの「死を想え(メメント・モリ)」図像 篠塚千恵子
 ・古代ギリシアの墓碑図像 田中咲子
 ・ヘレニズム期の葬礼美術に関する一考察 中村るい
 ・古代ギリシア人の死生観 ロバート・ガーランド著 山口拓夢訳
 ・ローマ人の葬礼のシンボリズムに関する調査研究 フランツ・キュモン著
  永沢峻訳
 ・中国の涅槃図像の諸相 北進一
 ・死から逃れようとする賢者 坂井弘紀
 ・ガンダーラの、浄土への案内人たち 前田たつひこ
 ・不死なる緑衣を纏う聖者の伝承と現在 村山和之

下記書籍が既刊。
●『さあ、君の番だ ギリシャ・アトス山のソウル・サーチングの旅』
ナチュラルスピリット 
タソス・メレトプロス著 
志村亜紗子訳 
\2,730<税込>
 ギリシャのパウロ・コエーリョと呼ばれる著者による、スピリチュアル小説!ギリシャ正教最大の聖地であり、世界遺産に指定されている聖なる山、アトス山を舞台に繰り広げられる物語は、私たちを真の霊性へと目覚めさせてくれるでしょう……。著者自身の作曲したギリシャの異国情緒あふれるCD付き。
 http://www.naturalspirit.co.jp/


下記書籍が8月頃刊行予定に変更。
●『モムゼン ローマの歴史 IV  カエサルの時代』 名古屋大学出版会 テオドール・モムゼン著 長谷川博隆訳


[4888] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/27(Tue) 21:33

下記書籍が4月刊行予定。
●『知性の眼 イタリア美術史七講』
中央公論美術出版 
小佐野重利 
A5・192頁
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0543


下記書籍が4月下旬刊行予定。
●『ポンペイの歴史と社会』
同成社 
ロジャー・リング著 
堀賀貴訳 
予価 \2,730<税込>

 火山灰に埋もれた古代ローマの都市ポンペイについて蓄積された考古学的データをもとに、その歴史や生活の様相を平易かつ的確に語る。

下記書籍が4月20日刊行予定。
●『黄金と生命 三万年の金属人類史』 講談社 鶴岡真弓 予価 \2,940<税込>
 <著者>http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/about/11.html
 アーサー王の剣はなぜ石にささっていたのか。金を産み、命を育む技術=錬金術を縦糸に、壮大なる三万五千年の人類史を読む。

下記書籍が来年までに刊行予定。
●『コンスタンティヌスと十字信仰』 保坂高殿
 http://hist-q.l.chiba-u.ac.jp/~hosaka3/contents/index.html
 <著者>http://www.l.chiba-u.ac.jp/page/instructor/detail/203/

●下記PDF文書があります。
◎「初期ビザンツ帝国の杜会構造と慈善事業 大月康弘」
http://hda1.lib.hit-u.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_bookview.cgi/AZ00008271/Front/link/ronso1020601740.pdf


[4887] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/03/25(Sun) 20:35

◎アッピアさん

> こちらは詳しい方が多く、いつもはじめて知る知識に関心して
> しまう方なので、書き込みするのは緊張するんですよね。
確かに詳しい方も多いかと思いますが、そういう方のためばかりのBBSではありませんので、どうぞ気楽になさって下さい。(^^


◎高島賢治さん、Mayさん

> OLD
個人的には OCD の CD-ROM 版が欲しいんですけど、絶版なんですね。(;_;)


[4886] OLD 投稿者:May 投稿日:2007/03/25(Sun) 14:12

OLD、だいぶ前から予約してますねえ。
このシステムは予約者が一定数以上にならないと制作決定すらしないので、毎日気にしてます。
一応申し込んだのですが、その前に必要に迫られて(それと安かったので)紙版も買っちゃいました……。

最高峰の辞書ですから当然収録語数や引用も多いですが、使いやすさ・読みやすさにおいても、Elementary Latin Dictionaryよりもいいかもしれません。印字もしっかりしていて、字義と引用が段落と文字の大きさではっきり分かれているので、一目で必要なものがわかります。

ちなみに、同じメーカーから、このようなものも出ています。
http://www.logos.com/products/details/1772
http://www.logos.com/ebooks/details/liddell
上はCD-ROM版のLSJ、下はダウンロード版の「Intermediate」です。

http://blog.nerva.org/


[4885] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/24(Sat) 13:36

●CD-ROM版『Oxford Latin Dictionary』が発売予定。予約価格150ドル、通常価格295ドル。
 http://www.logos.com/products/prepub/details/2229

下記書籍が既刊。
●『クレオパトラ』 
フェアベル 
里中満智子 
\500<税込>
 http://fairbell.e-sale.jp/i-shop/product.pasp?cm_id=104671


●4月4日19:00〜19:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック 失われた古代都市 (二回シリーズ) 第一回 ラムセス二世の都 ピラメセス」が放映予定。
 古代エジプト王朝を統一したラムセス二世。彼は史上最も有名なエジプト王です。彼の建設した都ピラミスは、ナイル川デルタにある現在のテーベだとされています。当時の彫刻や記録などから、ラムセス二世がその地にさまざまな建築物を建立したことが分かっているからです。しかし、その都は突然消え失せ、三千年の時を経て発掘されるまでその存在は忘れられていました。番組では、ラムセス二世が都を建設した元々の場所はテーベではなく、同じデルタ地帯にある別の町、コンティエだったという説を取り上げ、謎解き風にたどっていきます。
原題:The lost cities of Ancients 〜The Vanished City of Pharaoh〜
制作:BBC(イギリス)2006年
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

下記書籍が4月刊行予定。
●『 旧約聖書を美術で読む (仮題)』 
青土社 
秦剛平 
予価 \2,520<税込>
 http://www.seidosha.co.jp/index.php?published


下記書籍が4月以降刊行予定。
●『父親の歴史、父性の歴史』 新評論 ジャン・ドリュモー他監修 磯見・白石・大嶋・東丸・相野訳 A5・600頁 予価 \5,985<税込>
 人類学・精神分析学・図像学等を結集した父親史研究の集大成。
 http://www.shinhyoron.co.jp/cgi-db/s_db/kensakutan.cgi?j1=4-7978-0549-7

●『世界修道院文化図鑑』 
東洋書林


●『考古学』 東洋書林


[4884] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/21(Wed) 11:21

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『死と来世の神話学』 
言叢社 
永沢峻・編(和光大学総合文化研究所) 
A5・350頁 
\4,600<税込>

<目次>
 第一部
 ・死の神話学
 ・オシリス神の活用―ジョイスとロレンスの復活神話
 ・民主政下アテナイの「死を想え(メメント・モリ)」図像―アッティカの白地レ
  キュトスを読み直す
 ・古代ギリシアの墓碑図像―その展開と地域性 ほか
 第二部
 ・中国の涅槃図像の諸相―大足宝頂山石窟の大涅槃像をめぐって
 ・死から逃れようとする賢者―テュルク世界の伝説的人物コルクトについて
 ・ガンダーラの、浄土への案内人たち
 ・不死なる緑衣を纏う聖者の伝承と現在―ヒドルとヒズルの世界

●NHK綜合テレビにて「新シルクロード 激動の大地をゆく」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/special/onair/silk.html
 □第一集 炎と十字架 〜南コーカサス〜 (仮題)
 □第二集 灼熱のアラビア 〜乳香の道〜 (仮題)
 □第三集 オアシスの道 真珠の都 〜キルギス ウズベキスタン〜 (仮題)
 □第四集 見果てぬ祖国へ 〜草原の道4000キロ〜 (仮題)
 □第五集 砂漠の王国 悲劇の民〜“アラビアのロレンス鉄道”1300キロ〜 (仮題)
 □第六集 ペルシャ 世界帝国の輝き 〜イラン高原をゆく〜 (仮題)
 □第七集 トルコ アジアの果てへ 〜横断 アナトリア半島〜 (仮題)


[4883] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/20(Tue) 20:54

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『グローバル化時代の人文学(上) 連鎖する地域と文化 対話と寛容の知を求めて』 
京都大学学術出版会 
紀平英作編 
\5,775<税込>
 
グローバルスタンダードの時代に人文学はどのように対応すべきか。学問の存在基盤を問い「対話と寛容」にこそその学知の未来を見る。


●『グローバル化時代の人文学(下) 共生への問い 対話と寛容の知を求めて』
京都大学学術出版会 
紀平英作編 
\5,775<税込>
 
グローバルスタンダードの時代に人文学はいかに貢献すべきか。学問の存在基盤を問い「対話と寛容」にこそ共生の道があることを示す。


下記書籍が4月10日刊行予定。
●『第四の十字軍 コンスタンティノポリス劫略の真実』 
中央公論新社 
ジョナサン・フィリップス著 
野中邦子・中島由華訳 
予価 \3,675<税込>
 ヨーロッパ中世史最大のミステリー「第4回十字軍」の真相に迫る歴史ノンフィクション。《中公インサイドヒストリーズ》第2弾


下記書籍が4月中旬刊行予定に変更。
●『イタリア語の起源 歴史文法入門』 
京都大学学術出版会 
ジュゼッペ・パトータ著 岩倉具忠・橋本勝雄訳 
A5・250頁 予価 \3,087<税込>



下記書籍が4月20日刊行予定。
●『アラビアンナイト 文明のはざまに生まれた物語』 
岩波新書 
西尾哲夫 
予価 \819<税込>
 いまや世界文学となったアラビアンナイトの成立事情は謎に包まれています。まぼろしの「原典」探し、「偽写本」の捏造、翻訳による違いなどから、変貌していく物語集の文明史的意味を考えます。
 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_top/newtop.html


[4882] レスです。 投稿者:アッピア 投稿日:2007/03/19(Mon) 20:37

◎高島さん
 そうですね。その通りです。
 言葉足らずで申し訳ありません。今回取り上げられていたのは「ローマ」と発音する街だけでした。
他にローマに関係する都市がある可能性は十分あると思います。ずいぶん以前の話になるのですが、高島さんにこちらで
紹介していただいた「ローマ皇帝の使者、中国に至る」にローマと中国の関係性が詳しくかかれていましたので、
当然、ローマに関係する都市があっても不思議ではないと思います。

◎augustusさん
 こちらは詳しい方が多く、いつもはじめて知る知識に関心してしまう方なので、書き込みするのは緊張するんですよね。
 これからも面白い記事があればこちらに書き込みますね。

◎DSSSMさん
 興味をもっていただいて、うれしい限りです。
 これからもよろしく。


[4881] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/19(Mon) 18:07

◎アッピアさんへ
今回のは専門家に否定されたにしても、知られざる「落ち武者集落」はあるかも知れません。

◎augustusさんへ
|| ご紹介のリンク先のブログによると3巻目の監修も進んでいるようですね。こういう一般向けの地味な仕事をしてくれるのはありがたいことです。

塩野七生氏の「ローマ人の物語」と同様、入り口か広くなるのは良い事だと思います。


[4880] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/19(Mon) 17:57

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『知と学びのヨーロッパ史 人文学・人文主義の歴史的展開(MINERVA西洋史ライブラリー)』
ミネルヴァ書房 
南川高志編 
A5・340+4頁 
\4,725<税込>
 http://www.minervashobo.co.jp/find/details.php?isbn=04847-2


[4879] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/18(Sun) 21:39

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『文献解説 ヨーロッパの成立と発展』
南窓社 
松本宣郎・前沢伸行・河原温・編 
A5・270頁 
\3,360<税込>
 概説の文章に、学界における主要な論点とそれらをめぐる研究史の紹介を含め、かつ重要と思われる資料と研究文献を数多く挙示した西洋史の解説書。古代ギリシャ時代から、十六世紀初頭のルネサンス時代までをカバーする。


下記書籍が既刊。
●『死と来世の神話学』 
言叢社 
永沢峻・編(和光大学総合文化研究所) 
A5・350頁 
\4,600<税込>

われわれにとっての「古代的な死生観」とは何か。墓碑、石棺、副葬陶器絵画などの造形芸術、さらには神話伝承、文芸などのイメージ資料によって、ユーラシアにわたる古代的死生観の様相を読み解く。


[4878] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/03/18(Sun) 19:08

◎アッピアさん

興味深い情報ありがとうございます。書き込みを控えたりせずに今後も積極的に情報提供していただけると助かります。

> アイスマン
本当にツタンカーメンの呪いみたいな話ですね。この呪いの話にどれくらいの真実が含まれているのやら。

> また、住人のDNA鑑定をした結果、ローマ人に特徴的な
> 痕跡は見られず、中東などの中央アジア系の遺伝子がみら
> れる、などで、ローマとの関係が否定されていました。
妥当そうな結論ですね。無理やりローマの末裔にしたい人は商売がらみのような気もします。


◎高島賢治さん

> 『マンガ ローマ帝国の歴史 2 アウグストゥス、
> 揺るぎなき帝国の礎』(講談社 さかもと未明 
> 予価 \1,575<税込>)は古代ローマ宗教史研究者・小堀馨子氏が監修。
ご紹介のリンク先のブログによると3巻目の監修も進んでいるようですね。こういう一般向けの地味な仕事をしてくれるのはありがたいことです。


[4877] 「落ち武者伝説」 投稿者:アッピア 投稿日:2007/03/18(Sun) 10:09

少し書き込みを控えようと思っていたのですが、高島さんご紹介の「落ち武者伝説」に興味があったので、またまた失礼します。

 昨年、ケーブルテレビのディスカバリーチャンネルにて、中国の西部にある「ローマ」と言われる都市についての番組
がありました。詳しい地名、内容を忘れてしまってますのでご容赦を。
 それによると、その都市は「ローマ」と発音すること、町には体格や容貌が西洋人のような住人が多かったこと、等が
紹介されていました。何でも昔のイギリスだかの研究者がこの街をローマ軍の子孫が開いた街、と発表したそうです。
 その研究によると、三頭政治の一角クラッススのパルティア遠征の失敗の際に発生したローマ軍捕虜一万人はパルティア
北部の国境防備に借り出され、その一部が傭兵としてパルティアよりさらに東部の国に雇われたとか。前漢時代の班超将軍(違ったかもしれないです)
が西域遠征を行った際、敵軍の中に数百人の外国人部隊があり、捕虜としたところ、目覚しい築城技術があり驚嘆した、
と漢の歴史書にあるそうです。これはこのサイトで紹介してもらった書籍にも乗っていました。その末裔が開いた都市だ、と。
 街はその伝説を信じて、ローマの仮装やらをする祭りを盛大にやったり、と盛り上がっているそうです。

 番組は後半から、事実の解明に入っていきました。
 まず、ローマという言葉は他の中国語にもあり、地形的にもその意味からついた単なる偶然では、と。
また、住人のDNA鑑定をした結果、ローマ人に特徴的な痕跡は見られず、中東などの中央アジア系の遺伝子がみられる、などで、ローマとの関係が否定されていました。

 


[4876] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/17(Sat) 21:17

●下記に「今に伝わるローマ帝国軍の「落武者伝説」―甘粛省永昌県者来寨」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070317-00000001-rcdc-cn

●3月23日刊行予定の書籍『マンガ ローマ帝国の歴史1 ユリウス・カエサル、世界の運命を握った男』(講談社 さかもと未明 予価 \1,575<税込>)と4月24日刊行予定の書籍『マンガ ローマ帝国の歴史 2 アウグストゥス、揺るぎなき帝国の礎』(講談社 さかもと未明 予価 \1,575<税込>)は古代ローマ宗教史研究者・小堀馨子氏が監修。
 http://keikokobori.jugem.jp/

下記書籍が4月2日刊行予定に変更。
●『中世の祝祭 祭り、儀礼、神話』 
原書房 
フィリップ・ヴァルテール著 
渡邉浩司・渡邉裕美子訳 
予価 \2,940<税込>

キリスト教に隠されたケルトの祭りと神話。聖ヨハネの火祭りからクリスマスのもみの木にいたるまで、もともとの意味が曖昧となった数多くの祭りや儀礼について、キリスト教がけるとの神話と信仰をどのように利用し、中世に特有の神話を創り上げていったかというプロセスを明らかにする名著。

下記書籍が4月4日より再刊開始。情報を追加して再掲。
●『ギリシア悲劇全集』 岩波書店
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/091601+/top.html

下記書籍が4月5日刊行予定。(改版重版 活字を大きくし、字詰め行間を改め、よ
り読みやすくした。)
●『ヘロドトス 歴史 全三冊 (上)(中)(下)』 岩波文庫 松平千秋訳 (上)予価 \987<税込> (中)予価 \840<税込> (下)予価 \987<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/5/334051+.html
●『ゴルギアス』 岩波文庫 プラトン 加来彰俊訳 予価 \798<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/5/3360120.html
●『ソクラテスの弁明 クリトン』 岩波文庫 プラトン 久保勉訳 予価 \483<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/7/3360110.html

下記書籍が4月17日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ローマ建国史 (上)』 
岩波文庫 
リウィウス著 
鈴木一州訳 
400頁 予価 \987<税込>
 古代ローマの歴史家リウィウス(前五七〜後十七)が、簡潔な文体で生き生きと人物や事件を浮き彫りにしたローマ建国の歴史。建国伝説から説き起こし、王政時代を経て紀元前四世紀のガリア人による侵略にいたる。
 【高島の蛇足コメント】全三冊でした。


下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『ユダのいる風景 〈双書 時代のカルテ・シリーズ〉』 
岩波書店 
荒井献
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/028081+/top.html


[4875] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/16(Fri) 17:58

下記書籍が既刊。
●『文献解説 ヨーロッパの成立と発展』
南窓社 
松本宣郎・前沢伸行 
\3,360<税込>


●『知と学びのヨーロッパ史 人文学・人文主義の歴史的展開(MINERVA西洋史ライブラリー)』 
ミネルヴァ書房 
南川高志編 
A5・340+4頁 
\4,725<税込>
 
本書は、ヨーロッパ精神を育むものと見なされている学問たる人文学を、その本質と可能性を主として歴史学的手法で多面的に明らかにする。
 <編者>1955年三重県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。同大学院文学研究科教授。京都大学博士(文学)。著書に「海のかなたのローマ帝国」など。
 http://www.hmn.bun.kyoto-u.ac.jp/eurohum/newsletters/newsletter8.pdf
 【高島の蛇足コメント】京都大学文学研究科の現行の二十一世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」の個別の研究会「ヨーロッパにおける人文学知形成の歴史的構図」研究調査報告と思われる。

●『死を考える事典』 
東洋書林 
グレニス・ハワース&オリヴァー・リーマン編 
荒木正純監訳 幸野良夫・武井摩利訳 
A4変・688頁 
\16,800<税込>
 百名を超える専門家が「死」を総括した“読む事典”。医学・政治・宗教・民間伝承・芸術・映画・哲学・社会問題など広範囲の領域から五百項目を精選。「避けられないし」と「生への執着」の末に人間が死の探求者になった経緯が見てとれる。
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217140


下記書籍が3月中旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『世界の神話文化図鑑』 
東洋書林 
セルジウス・ゴロウィン&ミルチャ・エリアーデ&ジョゼフ・キャンベル著
上田浩二・渡辺真理訳 
予価 \15,750<税込>
 世界の宗教を体系的に研究した先駆者で「二十世紀最高」の宗教学者とうたわれたミルチャ・エリアーデやジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ』製作の際多大な影響をうけた神話学の重鎮ジョセフ・キャンベルらの手により、豊富な図版を用い世界中の神話をテーマ別に収集・解説した1冊。
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217096


●3月31日19:00〜20:00、NHK・BSハイビジョンにて「夢の古代文明紀行 謎の巨大遺跡50」が放映予定。情報を追加して再掲。
●4月1日19:00〜20:00、NHK・BSハイビジョンにて「夢の古代文明紀行 謎の巨大遺跡50」が放映予定。情報を追加して再掲。
【司会】有働由美子アナウンサー、金子貴俊(俳優)
【ゲスト】立花 隆(ジャーナリスト・評論家)、 真矢みき(女優) ほか
【リポーター】立松和平(作家):太平洋 ナンマドール、関口知宏(俳優):アフリカ グレート・ジンバブエ、大石 静(脚本家):中国 三星堆
 □□1日目□□
 <第1章 古代文明への招待>
 <第2章 アフリカ 知られざる文明>
 <第3章 古代遺跡 伝説と発見>
 □□2日目□□
 <第4章 古代中国文明の常識を覆す>
 <第5章 地中海 帝国の興亡>
 <終章 ポンペイ>
 http://www.nhk.or.jp/bs/navi/docum_fw.html

下記書籍が4月24日刊行予定。
●『マンガ ローマ帝国の歴史 2 アウグストゥス、揺るぎなき帝国の礎』
講談社 
さかもと未明 
予価 \1,575<税込>
 マンガだからよくわかるローマ繁栄の秘密! 渾身の描き下ろし!迫力満点、面白い! ローマ繁栄の基礎を築いたアウグストゥス!クレオパトラに目もくれなかった青年は、レンガの街を大理石の都市へ変えた!


[4874] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/14(Wed) 17:30

下記書籍が2000年7月既刊。
●『世界古代土地制度史 土地利用・土地価格・土地評価等の形成を中心に』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4789221482.09.MZZZZZZZ.jpg住宅新報社 
馬場武敏 
A5・754頁
\8,190<税込>
 土地利用、土地価格、土地評価等の観点から洋の東西にわたる古代土地制度の歴史について、メソポタミア・エジプト・インド・中国の世界四大文明を中心に解明を行う。


下記書籍が既刊。
●『不動産鑑定先駆者の系譜 古代土地制度と近代鑑定制度を築いた偉人たち』
住宅新報社 
馬場武敏 
\1,890<税込>
 世界四大文明の農耕・牧畜について述べ、その地域で同時に進んだ都市改革の動きを史実から探るとともに、当時の土地制度とそれを考案したと思われる先駆者たちを紹介。また不動産鑑定先駆者の系譜にも触れる。
 <著者>大正10年生まれ。長野県出身。不動産鑑定士。不動産カウンセラー。不動産文化研究所代表。著書に「不動産鑑定前史概論」「世界古代土地制度史」がある。
  <目次>
 ◇◇本篇◇◇
 ・メソポタミア
 ・エジプト古代土地制度史
 ・インダス文明
 ・世界最古の長江中流域の稲作起源
 ・不動産鑑定先駆者の系譜
 ◇◇資料篇◇◇
 ・メソポタミア古代度量衡と秤量貨幣単位表
 ・エジプト古代度量衡と秤量貨幣単位表
 ・インド古代度量衡と金属貨幣単位表
 ・中国古代度量衡と金属貨幣単位表
 ・ギリシア古代度量衡と古典古代金属貨幣の単位
 ・ローマ古代の度量衡と貨幣単位表
 ・英国の度量衡単位表
 ・日本の古代度量衡単位表

●『物語 嘘の歴史 オデュッセウスからピノッキオまで』 
而立書房 
マリーア・ベッテッティーニ著 
谷口伊兵衛&G.ピアッザ訳 
\2,625<税込>
 哲学者、歴史家、劇作家、詩人、心理学者…。書物の中で嘘について書いてきた人々、嘘について語った人々が、嘘をどのように理解してきたのかを探求し、嘘についての共時的断面図を構築。嘘から真実を照射する。
 <著者>中世哲学史の教授。


下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ビジュアル版 ギリシア神話の世界』 
東洋書林 
リチャード・バクストン著 
池田裕・古畑正富・服部厚子・池田太郎訳
A4変・260頁 
\15,750<税込>
 ギリシア神話が何故これほどまでに人々からの指示を受けるのかという疑問に対し、神話の生成過程、個々の神話の意味、生み出された自然的・社会的背景、後代に影響などを数百の写真・図版、神々の系図などを使用しわかりやすく解説する。
 <著者>1948年生まれ。ブリストル大学(イギリス)古典学・古代史学科ギリシア語・ギリシア文学教授。
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=9784887217317


●下記に「古代の戦い描く「300」が初登場首位 北米興収」という記事あり。
 http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200703120004.html
 http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200703120031.html
 【高島の蛇足コメント】紀元前五世紀にペルシャ軍とギリシャ軍が交戦したテルモビュライの戦いを描く映画「300」が今年夏に日本公開予定。なかなか楽しめそうな雰囲気。
 http://ulom.seesaa.net/article/35015406.html
 http://wwws.warnerbros.co.jp/300/

下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『ユーラシアの創世神話 水の伝承』 
大修館書店 
金光仁三郎 
予価 \2,520<税込>
 「水」をキーワードに、広くユーラシア全体にわたる具体的な神話の姿を紹介しながら、各地の創世神話の共通点と相違点を考察する。


下記書籍が4月9日刊行予定。
●『歴史学の名著30』 
ちくま新書 
山内昌之 
予価 \819<税込>


下記書籍が4月26日刊行予定に変更。
●『誰がアレクサンドロスを殺したのか?』 
岩波書店 
難波紘二 
四六版・352頁 
予価 \2,730<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/6/0237750.html


[4872] アイスマンの呪い 投稿者:アッピア 投稿日:2007/03/13(Tue) 21:41

ここで古代ローマからは脱線するのですが、先に紹介した会報誌「クロナカ」からもう一つ。

 みなさん、14年前にイタリアとオーストリアの国境付近の氷河でミイラ化した遺体が発見されたニュースを覚えて
いますか?「アイスマン」とよばれ、話題になって確か映画にもなったような、、、。通称は「エツィ」と言うそうです。
 なんでもシャーマンだった可能性がある、との研究報告があるとか。
 
 その「アイスマン」について、奇妙な呪いの噂があるそうです。
 まず、アイスマンの発見者のジーモン氏が、2004年の10月にアルプスで行方不明となり、凍死体で発見されたそ
うです。アイスマンが発見された渓谷から200キロも離れていなかったとか。また、アイスマンを氷の中から引き出
して袋に入れた法学者のヘン氏は、発見の翌年、アイスマンについて語るために学会に向う途中、交通事故で無くなった
との事。さらにそのすぐあと、アイスマンを収容するために氷を掘ったアルプスガイドのフリッツ氏がクレパスに転落死
し、そしてその数ヶ月前には、アイスマン収容の模様を撮影したジャーナリストのヘルツル氏が脳腫瘍で亡くなった、、、、、。

 ツタンカーメンの呪いはでっち上げでしたがこっちはどうでしょう?

 このほか、エトルリア人についての研究など、「クロナカ」はなかなか楽しい読み物になってますよ。
 では失礼しました。


[4871] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/03/13(Tue) 19:59

◎アッピアさん

とても興味深い情報をありがとうございます。

> 剣闘士は致命傷を追った後、一方的な攻撃による見世物に
> ならないよう、舞台裏でハンマーによる一撃で速やかに
> 紙にいたらめられたと考えられる。
不必要な苦しみを与えていたぶるような見世物ではなかったということなんですね。命をかけた残酷な試合であるには違いないけど多少は人道的な配慮があったんですね。
遺骨をCTで調べるというのも面白いですね。


◎DSSSMさん

> グラディエーターの話、非常に興味深いですね〜。
> 研究論議が面白そうです。
そうですね。このデータから新しい知見がたくさん出てくることを期待したいと思います。


◎Octavianusさん

西ローマ帝国滅亡時のローマ皇帝は殺されもせずに退位して年金ももらったらしいです。一方、東ローマ帝国の滅亡時の皇帝は戦死ですね。


[4870] 際柔歟\x84ヌ位湶 投稿者:Octavianus 投稿日:2007/03/13(Tue) 11:47

ローマ帝国は

いずれ滅びるであろう…。



あなたもaugustusを
名乗るなら

気をつけた方がいい…。


[4869] Re[4867]: グラディエーター 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2007/03/13(Tue) 09:31

父達よ、新たに加わった者達よ


 グラディエーターの話、非常に興味深いですね〜。

 研究論議が面白そうです。


 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4868] 訂正です 投稿者:アッピア 投稿日:2007/03/12(Mon) 09:54

「速やかに紙にいたらめられた」のところ、「速やかに死に至らしめられた」のまちがいでした。
 訂正させていただきます。


[4867] グラディエーター 投稿者:アッピア 投稿日:2007/03/12(Mon) 09:51

 かなり久々に書き込みさせていただきます。アッピアといいます。
勢いで入ってしまった(笑)日伊協会から会報誌「クロナカ」が送られてきました。その中にグラディエーターについてのオーストリアの研究成果が載っておりました。

 オーストリアの研究者たちはトルコのエフェソス近郊で発見された剣闘士の墓地に埋葬されていた遺骨をCTなどで調べたそうです。
 すると、遺骨の多くは傷を負っておらず、手足の切断など、残酷な行為がなされた形跡は見られなかった、との事。
 そして、側頭部への一撃が直接の死因だったことなどが判明したそうです。
 この結果から、「剣闘士は致命傷を追った後、一方的な攻撃による見世物にならないよう、舞台裏でハンマーによる一撃で速やかに紙にいたらめられたと考えられる。
側頭部が打たれたのは、介錯人が目を合わせたくなかったから」と推測されていました。
 また、剣闘士の後頭部に傷が無かったことから、古代の記録にあるようにルールにのっとり、背後からの攻撃は行われなかった、との事。

 剣闘士は「パンとサーカス」の言葉に代表される、ローマ帝国の堕落の合言葉であっただけに、新発見でした。
 やはりその後の教育によって、実態がゆがめられていたのですね。
 


[4866] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/10(Sat) 17:45

下記書籍が平成18年12月既刊。
●『古代地中海を巡るゲオグラフィア』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4903439003.09.MZZZZZZZ.jpgシーライトパブリッシング 
ステファノ・マニャーニ著 久保耕司訳 
四六判・253+26頁
\2,310<税込>
 地理学を意味する「ゲオグラフィア」は、世界の記述(文章化)と世界の図面化(地図化)という二つの語意を持つ。その視点に触れて、地中海を舞台にした歴史地理学の起源と発展、文明のうつろいを体験する。
 本作は、古代地中海を舞台に、人間が居住可能な地域について、どんなイメージを持っていたのかを、神話、探検、認識の痕跡からたどり、地中海を表面的に鑑賞するだけではなく、その奥に秘められた歴史の扉をたたいています。少しでも地中海世界に興味ある人すべてに手にしてほしい作品となっています。
 http://c-light.co.jp/clp/shop/whatsnew.cgi?pn=1


下記書籍が3月刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ビジュアル版 ギリシア神話の世界』 
東洋書林 
R.バクストン著 
池田裕・他訳 
予価 \15,750<税込>

下記書籍が4月10日刊行予定。
●『キリスト教シンボル・デザイン事典』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/476427910X.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
W.E.ポウスト著 木寺廉太訳 
予価 \1,260<税込>
 キリスト教にまつわる聖人・記号・シンボルを四百点以上集め、それぞれに簡明な説明を加えたカット集。1962年の原著刊行以来、約半世紀にわたって英米両国で版を重ね、日本でも原著が人々に愛され続けてきた、その邦訳版がいよいよ刊行。
 (目次抜粋)色彩/四福音書記者/十二使徒/三位一体の神/父なる神/子なる神/聖霊なる神/聖なるモノグラム/聖母マリア/聖人/十字架/星/花・実・木/旧約聖書/他の標章/教会/教会暦/光輪の形/光輪や光背の形/植物装飾文様


下記書籍が4月17日刊行予定。予価情報を追加して再掲。
●『ローマ建国史 (上)』 
岩波文庫 
リウィウス著 
鈴木一州訳 
400頁 予価 \987<税込>
 古代ローマの歴史家リウィウス(前五七〜後十七)が、簡潔な文体で生き生きと人物や事件を浮き彫りにしたローマ建国の歴史。建国伝説から説き起こし、王政時代を経て紀元前四世紀のガリア人による侵略にいたる。


[4865] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/09(Fri) 17:19

下記書籍が既刊。
●『僭主政治について(下)』 
現代思潮新社 
レオ・シュトラウス著
石崎嘉彦ほか訳 
予価 \4,410<税込>
 http://www.gendaishicho.co.jp/mokuroku/sensyu.htm


●『羅英対訳・詳註 『変身物語』を読む(3)』
溪水社 
鈴木利久
\5,250<税込>


下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『民主主義 古代と現代』 
講談社学術文庫 
M・フィンリー著 
柴田平三郎訳
 予価 \1,008<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1598104&x=B


●下記に「『ローマ人の物語』全15巻」という記事あり。
 http://blogs.yomiuri.co.jp/book/2007/03/post_2727.html

●下記に「「キリストの墓」番組放映、新たな論争の可能性も 米」という記事あり。
 http://www.asahi.com/culture/update/0305/009.html

下記雑誌が3月20日発売予定。
●『旅 2007年5月号』 新潮社
 海外特集:ローマ
 http://www.shinchosha.co.jp/tabi/next.html

下記書籍が3月下旬刊行予定に変更。
●『図書館の誕生 <刀水歴史全書76>』 
刀水書房 
L. カッソン著 
新海邦治訳 
四六判・230頁 予価 \2,415<税込>
 古代世界の図書館について分かりやすく解説した啓蒙書。同時に、最初の包括的研究書でもある!紀元前三千年頃の古代西アジアの図書館の誕生から、図書館史の流れを根本的に変えた初期ビザンツ時代まで。碑文・遺跡の中の図書館の遺構・墓碑銘etc.など多様な資料は語る。
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm


下記書籍が4月17日刊行予定。予価情報を追加して再掲。
●『ローマ建国史 (上)』 
岩波文庫 
リウィウス著 
鈴木一州訳 
400頁 予価 \987<税込>


下記書籍が4月24日刊行予定。
●『イタリアものしり紀行』
新潮文庫 
紅山雪夫 
予価 \460<税込>

下記書籍が4月刊行予定。
●『イタリア語の起源 歴史文法入門』 
京都大学学術出版会 ジュゼッペ・パトータ著 
岩倉具忠・橋本勝雄訳 
A5・250頁 予価 \3,087<税込>
 現代日本語の知識だけで『徒然草』を読むことはできないが、現代イタリア語を知っていれば中世末期のダンテが読めるのはなぜ?ラテン語からの変遷を文法面から詳しく追い、標準イタリア語と姉妹関係にある、ナポリ語などイタリアで話されている諸言語への見取り図を提供。イタリア語をいっそう深く理解するための格好の文法史・入門。


●『ブラック・アテナ 古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ I 古代ギリシアの捏造 1785−1985』
新評論 
Martin Bernal著 片岡幸彦訳 
A5・672頁 予価 \7,350<税込>
 欧米近代の歴史学のあり方を問う大論争の書。
 【高島の蛇足コメント】恐らく藤原書店刊行の『黒いアテナ』と同一と思われる。


●『ラテン語のしくみ (シングルCD付)』
白水社 
小倉博行
予価 \1,680<税込>

とっても楽しい入門書です。名前しか知らなかった‘言葉’が、あなたのお気に入りになるかもしれません。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=06778

●『ニューエクスプレス イタリア語』 
白水社 
入江たまよ
予価 \1,785<税込>
 知らないことばへテイクオフ!見やすい・わかりやすい・使いやすい! 会話から文法へ──はじめての入門書決定版。美術、音楽、ファッション、食文化など魅力あふれるイタリアへ、ことばを覚えて急接近!
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=00394


[4864] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/03/05(Mon) 20:04

◎高島賢治さん
> ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
> ●『ローマ建国史 (上)』 岩波文庫 リウィウス著 鈴木一州訳 400頁
> ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★で囲んでいるところに高島賢治さんの期待の大きさが現れていますね。私も楽しみです。

> ●『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 上巻』
> 『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 下巻』(原書房 
> N・スパイヴィ&M・スクワイア著 小雅夫・松原俊文監訳)の訂正表が下記にあり。
仰るとおりでこれは凄い。一気に購買意欲が減退しますね。監訳者がしっかり仕事をしてくれているのに、残念です。


[4863] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/04(Sun) 20:39

●下記に「イタリア:南京錠の山は「永遠の愛」の形? ローマの橋」という記事あり。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070302k0000m030075000c.html
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070301-00000113-mai-int

●『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 上巻』『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 下巻』(原書房 N・スパイヴィ&M・スクワイア著 小雅夫・松原俊文監訳)の訂正表が下記にあり。
 【高島の蛇足コメント】監訳者からの赤字チェックが刊行書籍に反映されていないというミスがあり、大量の正誤表となっている模様。こんな大量の正誤表、僕は初めて見た。本来は書籍の取り替えもありうるのが出版社の正しい対処法だと思うが。
 http://www.harashobo.co.jp/book_pdf/04039-4.pdf
 http://www.harashobo.co.jp/book_pdf/04040-7.pdf


[4862] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/03/01(Thu) 19:26

下記書籍が3月刊行予定。
●『ローマ物権法講義』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4887307268.09.MZZZZZZZ.jpg大学教育出版 
ゲオルク・クリンゲンベルク著 
瀧澤栄治訳 
A5・136頁 
予価 \1,890<税込>
 具体例や図式を挙げながら分かりやすく解説。


●『中世の祝祭 祭り、儀礼、神話』
原書房 
フィリップ・ヴァルテール著 
渡邉浩司・渡邉裕美子訳 
予価 \2,940<税込>

キリスト教に隠されたケルトの祭りと神話。聖ヨハネの火祭りからクリスマスのもみの木にいたるまで、もともとの意味が曖昧となった数多くの祭りや儀礼について、キリスト教がけるとの神話と信仰をどのように利用し、中世に特有の神話を創り上げていったかというプロセスを明らかにする名著。

●『血と砂 上』
原書房 
ローズマリ・サトクリフ著 
山本史郎訳 
予価 \1,890<税込>
 異郷アラビアに生きた英国兵士の波瀾万丈の物語。アラビアのロレンスより百年以上前のノンフィクション歴史ドラマ――戦闘、負傷、奴隷、エジプト軍兵士、イスラムへの改宗、メディア知事、裏切り、友情、結婚、最後の戦い。血湧き肉躍るドラマが連続する物語の名手サトクリフ晩年の傑作!

●3月10日21:00〜22:00、TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! ツタンカーメンの側近か!? 完全密着!吉村先生ミイラ大発掘!」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

下記書籍が3月20日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『メソポタミア文明入門』
岩波ジュニア新書 
中田一郎 
予価 \777<税込>
 ティグリス川・ユーフラテス川流域の豊かな地に生まれた古代文明の人々の生活とは、どんなものだったのだろうか。楔形文字と世界最初の国際共通語シュメール語、都市と農業と牧畜、書記学校の生徒たち、王国での帝王学、ハンムラビ法典、そして豊かな神話と文学の世界など、テーマに沿って四大文明の一つを解説。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/50/6/5005580.html


下記NHKラジオ放送テキスト(雑紙)が3月24日発売予定。
●『パウロの手紙を語る(上)』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4149106258.09.MZZZZZZZ.jpg太田愛人(日本基督教団牧師)講師 
予価 \893<税込>
 アジア発祥のキリスト教。イエスを直接知らなかったパウロが、なぜキリスト教の伝道者になったのか。信徒への手紙とともにわかりやすく読み解く。


下記書籍が3月27日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『誰がアレクサンドロスを殺したのか?』 
岩波書店 
難波紘二 
四六版・352頁 
予価 \2,730<税込>
 紀元前323年、アレクサンドロス大王はバビロンで急死する。病死か? それとも他殺か? 毒殺だとしたら使われた毒物は何か? アテネの勃興から大王の遠征と死に至る歴史を縦軸に、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの思想とエピソードを横軸にして、病理学者が解き明かす長編歴史ノンフィクション・ミステリー。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/6/0237750.html


下記書籍が『マルコ福音書を読む 驚くべきイエスがあきらかに』より改題されて3月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『マルコ福音書のイエス』 原書房 P.M.ベールネール著 伊藤慶枝訳 予価 \1,890<税込>
 画期的読みで明らかにされるイエスとそのメッセージ!文学批評という画期的な方法によって、二千年の時代をへた聖書を読み解いて現代に甦らせる――最初に書かれた福音書に描かれているイエスのリアルな姿を浮き彫りにし、人々に示された驚きのメッセージを生き生きと伝える名著。

下記書籍が4月刊行予定。
●『古代ロ−マの食卓』
東洋書林 
パトリック・ファアス著 
目羅公和訳 
A5・500頁 
予価 \3,360<税込>
 トリュフ、ワインなど現在も重用される食材は、古代ローマ人の手により世に広められました。芸術の域にまで達していたとされる料理の数々を、薬効やテーブルマナーのほか、当時の社会状況などもまじえて、百五十以上のレシピを紹介します。


[4861] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/28(Wed) 21:22

●下記に「J・キャメロン監督“キリストの墓”通説を覆す作品」という記事あり。
 http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200702270021.html
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070227-00000027-jij-int
 http://www.asahi.com/culture/update/0226/023.html
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070227-00000029-mai-int
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070226-00000029-zdn_n-sci
 http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20070227-162709.html
 http://www.nishinippon.co.jp/entertainment/cinema/news/20070228/20070228_002.shtml
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/26/news020.html
 http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_02/g2007022706.html
 http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/27kyodo2007022701000175/
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007022600023
 http://www.asahi.com/culture/movie/JJT200702260007.html
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007022700152

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 下巻』 
原書房 
N・スパイヴィ&M・スクワイア著 
小林雅夫・松原俊文監訳
\4,515<税込>
 
古代の人々はどのようにして人生を過ごし、死を迎えたのか。千年にわたるギリシア・ローマ世界を、豊富な図版とともにテーマ別に浮き彫りにする。下巻には、家政と経済、哲学と教育、ディオニュソスとアポロンほかを収録。


下記書籍が既刊。
●『はじめてみよう言語学』 
研究社 
佐久間淳一 
予価 \1,680<税込>
 http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-37699-4.html


●『シリーズ物語り論2 原初のことば』 
東京大学出版会 
宮本久雄・金泰昌編 
A5・424頁 
\5,040<税込>
 
初めにこと(言・事)ありき。――他者の物語りはいかにして創生されたのか。西洋古典古代世界から旧約新約の聖書世界、そして初期近代世界、さらに近代日本に至るさまざまなパラダイム的物語を取り上げて、そこにはたらく物語り的想像力を汲み取ることによって、公共世界への道筋を探索する。下記項目あり。
 ・〈クセニア〉と〈ノストス〉の叙事詩『オデュッセイア』
  川島重成(大妻女子大学)
 ・物語論から見た黙示文学 大貫隆(東京大学)
 ・ヨブ記の四つのアイロニー 竹内裕(熊本大学)
 http://www.utp.or.jp/series/monogatariron.html
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-003448-7.html


下記書籍が3月8日復刊予定。
●『ギリシア・ラテン引用語辞典 新増補版』 岩波書店 田中秀央・落合太郎 B6・1136頁 予価 \6,300<税込>
 古代ギリシア・ローマ文明は、長年にわたってヨーロッパ文明の形成に大きな影響を与えてきた。したがって、ギリシア・ラテンの古典には、今もなお欧米人の発想や表現に深い刻印を残している珠玉の言葉が多い。この辞典には、いまなお随所に引用、活用されているギリシア語・ラテン語の名言、格言、ことわざはもとより、一般に有名な語句断章、略語にいたるまでを収め、それに簡明的確な訳文を付し、出典を明示した。欧米文化を理解するために不可欠の、他に類を見ない名著である。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/08/4/0800120.html
●『ギリシア・ローマ神話辞典』 岩波書店 高津春繁 B6・388頁 予価 \3,150<税込>
 欧米の文学・美術・思想の理解に必要不可欠なギリシア・ローマ神話は、聖書とともに欧米文化のあらゆる面に浸透している。それを知らずには、文化の領域はもとより、欧米人の日常生活すら理解できない。本辞典は多彩にして興味深い神話の世界に関する知識を二千余の項目で提供する。
 【特色】固有名詞の表記は原音に忠実に写した。見出し語には英・独・仏の原語を添えた。固有名詞6千余の完全な索引。付録:ギリシア神話主要系譜、地図。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/08/2/0800130.html

下記書籍が3月中旬刊行予定。
●『宗教社会学入門』
文庫クセジュ 
ジャン・ポール・ヴィレーム著 
林伸一郎訳 
予価 \999<税込>
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=50910
 宗教社会学は、マルクスが先駆をなし、デュルケームとウェーバーによって確立された。彼らが宗教への社会学的眼差しを形成していく過程と、現代の学者による現状の分析を詳解する。


下記書籍が3月16日重版予定。
●『女の平和』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003210875.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
アリストパーネス著 
高津春繁訳 
予価 \483<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/32/5/3210870.html


下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『シリーズ物語り論3 彼方からの声』
東京大学出版会 
宮本久雄・金泰昌編 
A5・464頁 
予価 \5,040<税込>
 歴史の闇に葬られたり、心の故郷を喪った他者に関わる物語りを発掘し、そこから聴き取れる呼びかけを「彼方からの声」として受けとめる。そこから物語る行為を通して、民族・文化・心の自閉の壁を超える公共世界の開けを待望する。下記項目あり。
 ・「イアーゴーの庭」──物語と世俗的時空の産出(高田康成)
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-003449-4.html


●3月25日、東京・九段下・イタリア文化会館アニェリ・ホールにて「塩野七生さんの講演会」が開催予定。日伊協会会員限定。
 http://www.aigtokyo.or.jp/ev_shiono.htm

下記書籍が4月4日刊行予定。(再刊)
●『ギリシア悲劇全集 第一巻(第一回配本)』 岩波書店
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/09/7/091601+.html

下記書籍が4月10日刊行予定。
●『シェイクスピア全集14 コリオレイナス』
ちくま文庫 
松岡和子訳 
予価 \1,050<税込>
 誇り高きローマの将軍コリオレイナスは、民衆の支持を得られずに祖国から追放される。復讐に燃える孤独な英雄の葛藤と悲劇を描く。


下記書籍が4月17日刊行予定。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●『ローマ建国史 (上)』 岩波文庫 リウィウス著 鈴木一州訳 400頁
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【高島の蛇足コメント】かつて鈴木一州氏が大学の論文集にティトウス・リーウィウスの「ローマ市建設以来の歴史」を翻訳していたものの文庫化と思われる。合計二巻か三巻か?


●『第九軍団のワシ』
岩波少年文庫 
ローズマリ・サトクリフ著 
猪熊葉子訳
 ローマ軍団の百人隊長マーカスは、ブリトン人との戦闘で戦車の下じきになり、栄光あるローマ軍人としての生涯を断念した。傷心のマーカスは、行方不明の軍団の象徴〈ワシ〉を求めて旅に出る。


[4860] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/02/25(Sun) 20:06

◎真奈美さん
> ローマの歴史も長いけど、いきなりここからですか、ちょっと笑ってしまいます。
この著者にとっては「ローマ帝国=帝政ローマ」なんでしょうね。とすれば、帝政開始前夜のカエサルから始まるのは自然な感じです。

◎高島賢治さん
> 「マンガ ギリシア神話、神々と人間たち」は小堀馨子氏の監修ですね。なかなかないですよね。
> 専門家の監修は。絵はともかく内容はトンデモ系ではないのかも。
おそらく(単なる名前貸しではなく)ちゃんとした監修だと思います。こういう専門家以外に向けた仕事が評価されるようになって欲しいものです。


[4859] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/23(Fri) 21:43

●下記に「処刑台には知られざる歴史がある 現代の「バラバラ殺人」にも関連?」という記事あり。
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070220/119401/

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『選ばれた民 ナショナル・アイデンティティ、宗教、歴史』 
青木書店 
アントニー・D・スミス著 一条都子訳 
\5,040<税込>
 
グローバリズムが世界を覆うなかで、いまだ根強いナショナリズム。その深くはられた根の源を、「選ばれた民という意識」「聖なる土地への愛着」「黄金時代という栄光の記憶」「国家の運命に捧げた犠牲」のなかに探る。
<著者>ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で社会学博士号、ロンドン大学で美術史博士号を取得。LSE名誉教授および専門誌『Nations and Nationalism』主幹。


下記書籍が既刊。
●『絵解き ヨーロッパ中世の夢(イマジネール)』 
原書房 
ジャック・ル・ゴフ著 樺山紘一・日本語版監修 橘明美訳 
\4,515<税込>
 
ヨーロッパ中世の人びとは、夢の中に生きていたのかもしれない…。これら中世の想像界の実例を執拗に提示しながら、この「夢の中世」を、英雄や驚異への想像力の発現としてとらえようと試みる。
<著者>1924年フランス生まれ。フランスを代表するアナール派の中世史家。『アナール』誌の編集責任者。高等研究院第六部門部長に就任。退官後も精力的に執筆を続けている。
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04050-6


●『なぜ男は女を怖れるのか ラシーヌ「フェードル」の罪の検証』 
藤原書店 
アラン・リピエッツ著 
千石玲子訳 
\2,940<税込>
 
ラシーヌの悲劇「フェードル」は、女性の欲望への恐怖とその抑圧という西洋文明の根源を鮮やかに解き明かし、そこからの「解放」の可能性を問いかける。経済学者が創意と遊び心と機知により「フェードル」を読み解いた一冊。
<著者>1947年生まれ。国立土木学校卒業。レギュラシオン学派の代表的理論家として活躍。エコロジー運動に積極的に参加。著書に「奇跡と幻影」「勇気ある選択」など。
 http://www.fujiwara-shoten.co.jp/book/book659.htm


●『空と海』
藤原書店 
アラン・コルバン著 小倉孝誠訳 
\2,310<税込>
 
「風景それ自体は存在しない。空間はそれ自体では美的な長所を持たない」 五感を対象とする稀有な歴史家が、風景や水、海や天候などの自然現象を、人間が感覚をつうじてどのように認識し、知覚してきたかを分析する。
<著者>1936年フランスのオルヌ県生まれ。カーン大学卒業後、歴史の教授資格取得。パリ第一大学名誉教授。著書に「風景と人間」「感性の歴史家アラン・コルバン」など。
 http://www.fujiwara-shoten.co.jp/book/book660.htm


●『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』 
新書館 
岸田秀 
\1,680<税込>
 
ヨーロッパ製世界史を、ヨーロッパ人(とアメリカ人)のコマーシャルだと見ると、何だか腑に落ちなかった世界史がはっきりとよくわかるようになった…。白人幻想を砕く一冊。『大航海』連載に加筆して単行本化。
<著者>1933年香川県生まれ。精神分析者。早稲田大学文学部心理学専修卒業。和光大学名誉教授。著書に「日本がアメリカを赦す日」「ものぐさ精神分析」など。
http://www.shinshokan.co.jp/shoseki/index_shoseki.html?info-usodarakeno.html


下記書籍が3月9日刊行予定。
●『もうひとつのルネサンス』
平凡社ライブラリー 
岡田温司 
予価 \1,680<税込>
 視覚芸術全般に関する鋭い考察やイタリア現代思想の紹介者として注目の俊英によるイメージ分析理論を渉猟・整理した美術史の教科書。


下記書籍が3月23日刊行予定。
●『新装版 図説 エジプトの神々事典』
河出書房新社 
S・ロッシーニ&R・シュマン=アンテルム著 
矢島文夫・吉田春美訳 
予価 \2,940<税込>
 古代エジプトの主要な神々と精霊七十九柱を精密な絵姿で示し、その外観や信仰、同族関係、役割、神話を解説した「エジプト学入門」の決定版。好評を博した上製本を並製にした新装版。
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309224619

下記書籍が3月下旬刊行予定に変更。
●『マルコ福音書を読む 驚くべきイエスがあきらかに』 原書房 P.M.ベールネール著 伊藤慶枝訳 予価 \1,890<税込>

下記書籍が刊行予定。(刊行時期は不明)
●『イスタンブール 町と思い出』 藤原書店 オルハン・パムク著 和久井路子訳
 http://www.jp-tr.com/icerik/unluler/orhanpamuk.html


[4858] Re[4857]: いきなりですね 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/21(Wed) 20:48

|| > マンガ ローマ帝国の歴史1 カエサル登場!

下記によると御紹介の「マンガ ギリシア神話、神々と人間たち」は小堀馨子氏の監修ですね。なかなかないですよね。専門家の監修は。絵はともかく内容はトンデモ系ではないのかも。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC-%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E3%80%81%E7%A5%9E%E3%80%85%E3%81%A8%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%9F%E3%81%A1-%E3%81%95%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%A8-%E6%9C%AA%E6%98%8E/dp/product-description/4062565455


[4857] いきなりですね 投稿者:真奈美 投稿日:2007/02/21(Wed) 14:39

> マンガ ローマ帝国の歴史1 カエサル登場!

 ローマの歴史も長いけど、いきなりここからですか、ちょっと笑ってしまいます。たぶんハードカバーなので、図書館向けにいいかもしれませんね。
 ・・・ただマンガ絵にうるさい立場から言わせてもらえば、作家に不安があります。講談社のプラスアルファ文庫で「ギリシア神話」描いてる人なので古代ものに縁はありますが、・・・正直さほどキレイではないです、なんだかケンのある感じで。そもそも青年誌少年誌の人が描くならば、私も美的見地からの期待はあまりしないのですが、なまじレディコミの人なだけにかえって不満。でも、作家としてのプライドはある人らしいので、構成等はきちんとしてることを祈ります。
 私はとりあえず買いますよ、ローマものは商売になる!と出版社に思わせることも後々のために大事ですし。


[4856] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/21(Wed) 10:25

●下記に「現代版「世界の7不思議」をネット投票で決定」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070219-00000747-reu-ent
 【高島の蛇足コメント】 http://www.new7wonders.com

●2月25日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 トルコ・ヒエラポリス-パムッカレ」が放映予定。(3月2日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)

●2月26日23:45〜25:45、NHK・BSハイビジョンにて「ハイビジョン喫茶室 ローマ帝国を語る」が放映予定。再放映。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070226/001/10-2345.html


[4855] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/02/19(Mon) 19:23

◎ 高島賢治さん

> マンガ ローマ帝国の歴史1 カエサル登場! 
応援します。とりあえず学校の図書館にでも入れてもらうように頼んでみようと思います。


[4854] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2007/02/19(Mon) 19:12

「書籍案内」のページ中の旧ISBN番号(10桁)を今年1月からの新しいもの(13桁)に修正しました。


[4853] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/17(Sat) 11:55

下記書籍が1月既刊。
●『中世における科学の基礎づけ その宗教的,制度的,知的背景』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4862850022.09.MZZZZZZZ.jpg知泉書館 
E.グラント著 小林剛訳 
\6,300<税込>
 下記項目があり。
 ・ローマ帝国とキリスト教最初の六世紀
 キリスト教と異教的学問/ヘクサエメロン文献―創世記の創造物語についてのキリスト教徒による註釈/キリスト教とギリシア・ローマ文化/キリスト教最初の六世紀の科学と自然哲学の状況/自由学芸七科
 http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/2007/86285-002-7.htm


下記書籍が既刊。
●『ポリュビオス 世界史 第2巻<全3巻>』 龍渓書舎 竹島俊之訳 \13,650<税込>
 【高島の蛇足コメント】訳者・竹島俊之氏は平成18年8月に逝去されたらしく、第3巻訳出はどうなるのか?
 http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/press/houdou/p_4bf63f.html

●下記に「古代ローマ銀貨、クレオパトラの美人論争に一石」という記事あり。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/middleeast/070215/mda070215001.htm《写真あり》
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200702150029.html《写真あり》
http://www.asahi.com/culture/news_culture/JJT200702150006.html

下記書籍が2月中旬刊行予定に変更。
●『盛期ルネサンスの古代建築の解釈』 
中央公論美術出版 
飛ケ谷潤一郎 
B5・420頁+口絵4頁 
予価 \23,100<税込>
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0535


下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『航海術の歴史』 
海文堂出版 
J・B・ヒューソン著 
杉崎昭生訳 
予価 \4,725<税込>


下記書籍が3月23日刊行予定。
●『マンガ ローマ帝国の歴史1 カエサル登場!』 
講談社 
さかもと未明 
予価 \1,575<税込>
 
構想七年!ローマの興亡渾身の描き下ろし! 迫力のマンガ表現でわかりやすく、そしてドラマチックに、そして文学の香り高く表現されたローマ共和制の終焉とカエサルの生涯!意思をもった人生の軌跡に感動!


[4852] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/02/17(Sat) 07:54

◎ DSSSMさん

> たまたま『花とゆめ』という雑誌を読んでいたら、
> ポンペイで死んだローマ人の生まれ変わりが……
博覧会も何度か開かれてポンペイの知名度も上がっているということなんでしょうね。ベルばらでフランス革命ファンになったようなケースもあるでしょうから、漫画で取り上げられるのも重要ですね。


◎高島賢治さん

いつも情報ありがとうございます。

> 下記に「古代ローマ銀貨、クレオパトラの美人論争に一石」という記事あり。
リンク先の写真を見ると、うちにあるクレオパトラのコインと同タイプのものであるようです。記事にあるとおり美人とは言いがたい肖像です。(^^
http://www.augustus.to/coin/ZN_j_antonius.html#cleopatra


[4851] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/15(Thu) 21:29

●下記に「バレンタインデー、起源は古代ローマの男女の思い」という記事あり。
 http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200702130048.html

●下記に「古代ローマが舞台のストラテジー「Great Battles of Rome」」という記事あり。
http://www.4gamer.net/news.php?url=/news/history/2007.02/20070214213538detail.html

●下記に「古代ローマ銀貨、クレオパトラの美人論争に一石」という記事あり。
http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200702140069.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070215-00000011-jij-ent
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070214-00000094-reu-ent

下記書籍が2月中旬刊行予定。
●『モーセと預言者たち』 
新風舎 
今井道夫 
予価 \1,260<税込>


下記書籍が2月25日刊行予定。
●『敗者の条件』 
中公文庫 
会田雄次 
予価 \620<税込>
 
『アーロン収容所』で知られる西洋史家が専門のルネサンス史の視点からヨーロッパ流の熾烈な競争原理が支配した戦国武将の世界を描く。〈解説〉山崎正和
http://www.chuko.co.jp/new/2007/02/204818.html


下記書籍が3月9日刊行予定。
●『世界ミステリー人物伝100』 
英知出版 
島崎晋 
予価 \1,575<税込>
 「闇の日本史 古史古伝書」に続く歴史シリーズ第2弾〜古今東西、世界のミステリー人物100人が集結! 意外な一面や異聞、珍説などミステリアスさに注目 【目次】□□第1章:歴史と文明を創造・破壊した独裁者たち-15人□□第2章:神と創造者に仕えた宗教家たち-21人□□第3章:世界を変えた哲学・思想家たち-15人□□第4章:美の天才と芸術家たち-9人□□第5章:天の法則を発見した科学者たち-8人□□第6章:神秘を演出するオカルテイスト達-7人□□第7章:愛と嫉妬に生きた悲劇のヒロインたち-13人□□第8章:歴史を騒がせた異端者たち-12人


下記書籍が3月上旬刊行予定に変更。
●『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 下巻』 
原書房 
N・スパイヴィ&M・スクワイア著 
小林雅夫・松原俊文監訳
予価 \4,515<税込>


下記書籍が3月25日刊行予定。
●『オリュンポス 上』
早川書房 
ダン・シモンズ著 
酒井昭伸訳 
予価 \2,310<税込>


●『オリュンポス 下』 
早川書房 
ダン・シモンズ著 
酒井昭伸訳 
予価 \2,310<税込>
 
ギリシア神話の神々に対する英雄たちと半生物機械たちの熾烈な戦いが始まり、地球の古典的人類たちもまた、恐るべき敵と対峙しようとしていた……ローカス賞受賞の第一作に続く待望の完結篇登場。


[4850] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/11(Sun) 21:09

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『文明の十字路 中央アジアの歴史』 
講談社学術文庫 
岩村忍
\1,050<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1598031&x=B


●下記に「古代ローマの都市建設シム,「Hearts of Empire:Rome」の開発が中止」という記事あり。
http://www.4gamer.net/news.php?url=/news/history/2007.02/20070208221738detail.html

下記書籍が3月15日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『イスカリオテのユダ』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4818406406.09.MZZZZZZZ.jpg日本キリスト教団出版局 
大貫隆他
予価 \2,520<税込>
 『ユダの福音書』の発見により、強い脚光を浴びる「裏切り者」ユダ。聖書正典・外典をはじめ、中世の伝説、心理学などに言及された証言と、アウグスティヌス、ゲーテ、太宰治、遠藤周作、井上洋治らが考察したユダ像を収録し、われわれに新たな理解をうながす。


●『新約聖書の礼拝 初期教会におけるその形を尋ねて』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4400324389.09.MZZZZZZZ.jpg新教出版社 
フェルディナント・ハーン著 
越川弘英訳 
予価 \2,100<税込>
 新約聖書とその周辺文献の精査を通して、初期教会の礼拝の構造に見られる驚くほどの自由さと多様さの中から礼拝が次第に形づくられていくプロセスを、興味深く学ぶ。また、ユダヤ教の礼拝、またそれに対するイエスの態度が、初期共同体の礼拝形成に与えた影響が明らかにされる。1968年に学会誌に発表され、その後別なシリーズに再録、さらに英訳が出るなど、コパクトながら長く読み継がれている基本的な文献。


下記書籍が3月20日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森 聖なる漆黒の獣』
徳間書店(トクマ・ノベルズ) 
麻木未穂 
予価 \860<税込>
 『黄金の魔女』シリーズの第四弾書き下ろし。東西ローマ帝国と異国ペルシアを舞台に、またもやピンチに陥ったレギウスを救おうとシフが活躍。


[4849] ローマ人の生まれ変わりが…… 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2007/02/11(Sun) 09:02

父達よ、新たに加わった者達よ


 たまたま『花とゆめ』という雑誌を読んでいたら、ポンペイで死んだローマ人の生まれ変わりが……という話があってびっくりしました。「NGライフ」という題名で、あるローマ人の夫婦とその夫の親友(男)が、夫は男に転生したものの、妻が男に、親友が女に転生してしまって、という話で、私は第11話だけを読んだんですが、なかなかに面白かったです。ポンペイネタがどれだけ含まれているのかは良く分かりませんが、コミックスも1巻出ているようです。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4848] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/08(Thu) 20:31

下記書籍が既刊。
●『中世ラテン語入門 新版』 
大学書林 
國原吉之助 
A5・297+17頁 
\6,720<税込>
 中世ラテン語についての「史概観」「文法」「文選」を収録。語彙、綴り、語形変化、統辞法などにおいての、古典ラテン語からの変化、また各国ごと、各ジャンルごとの、個性的な特色の変化などについて解説する。
 <著者>1926年広島県生まれ。京都大学文学部卒業。名古屋大学名誉教授。著書に「古典ラテン語辞典」など。

●下記に「「永遠の抱擁」、5000年前の男女か=イタリア発掘調査」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000154-reu-ent

●下記に「「ポンペイの輝き」展、中国に上陸―北京市」という記事あり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000016-rcdc-cn

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ユダの謎解き』 
青土社 
ウィリアム・クラッセン著 
森夏樹・訳
\2,940<税込>
 http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%E6%A5%C0%A4%CE%C6%E6%B2%F2%A4%AD


下記書籍が2月下旬刊行予定。
●『考古学入門 「知」のビジュアル百科』 
あすなろ書房 
ジェーン・マッキントッシュ著 田辺勝美・日本語版監修 
予価 \2,625<税込>
 
残された証拠から歴史を発見する学問、考古学の世界を、わかりやすくビジュアルで紹介。貴重な遺物や復元品の写真を多数掲載。
http://asunaro.bookmall.co.jp/search/info.php?Isbn=978-4-7515-2335-3


下記書籍が3月19日刊行予定。
●『激闘 ローマ戦記 歴史群像シリーズ』
学習研究社 
歴史群像編集部・編 
予価 \1,995<税込>
 西洋の黎明にイタリア半島で産声をあげた都市国家・ローマ。その歩みは遅くとも着実に勢力を広げてゆき、やがて西ヨーロッパの大部分を支配下に収めることとなる。歴史家をして「すべての道はローマに通ず」と言わしめたその繁栄の全貌を徹底的に解き明かす。
 http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?isbn=4056044325


下記書籍が3月20日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『メソポタミア文明入門』 
岩波ジュニア新書 
中田一郎 
予価 \777<税込>
 メソポタミアを中心とする地域の古代オリエント文明についての入門書。資料などから古代オリエントの人々の暮らしや考え方を探る。


下記書籍が3月27日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『誰がアレクサンドロスを殺したのか?』
岩波書店 
難波紘二 
四六版・384頁 
予価 \2,730<税込>
 
暑いさなかに急死した大王の遺体が腐らないのはなぜか…? バビロンでの事件を政治的暗殺として描いた、病理学者が推理する長編ノンフィクション。


[4847] リウィウス 投稿者:augustus 投稿日:2007/02/07(Wed) 21:45

◎高島賢治さん、DSSSMさん

リウィウス、嬉しいですね。全14冊なら何年もかかるんでしょうけど、気長に待ちたいと思います。


[4846] Re[4845]: 無題 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2007/02/06(Tue) 22:20

父達よ、新たに加わった者達よ

>◎『歴史2』 ポリュビオス 城江良和訳
>◎『ローマ建国以来の歴史1』 リウィウス 岩谷智訳(全14冊)
>◎『ローマ建国以来の歴史3』 リウィウス 毛利晶訳(全14冊)

 おおおおおお! ポリュビオスも嬉しいですが、ついにリーウィウスが来ましたか! 嬉しいですねぇ。

 死ぬまでに全訳が見たいものです……。


 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4845] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/06(Tue) 20:41

下記書籍が既刊。
●『ドームの不思議 コンクリート造・組積造編』 
鹿島出版会 
槙谷栄次 
\1,890<税込>
 現代のシェル構造も古代ドームの影響を少なからず受けている。ローマのパンテオンやサン・ピエトロ大聖堂など、21の代表的なドーム建築を取り上げ、ドームのかたちとしくみの不思議世界をやさしく紐解く。
 <著者>早稲田大学第一理工学部建築学科卒業。関東学院大学工学部教授、中国合肥工業大学客員教授。工学博士。著書に「鉄筋コンクリート構造の設計」「図解建築構造力学の学び方」など。

●『サヴィニー 現代ローマ法体系 第七巻』 
成文堂 
サヴィニー著 
小橋一郎訳 
\6,300<税込>
http://www.seibundoh.co.jp/book_s/book.cgi?Isbn=ISBN4-7923-0412-6


下記書籍が3月1日刊行予定。
●『「世界の古代文明」がよくわかる本(仮題)』
PHP文庫 
島崎晋 
予価 \560<税込>


下記書籍が3月8日刊行予定。
●『民主主義 古代と現代』 
講談社学術文庫 
M・フィンリー著 
柴田平三郎訳
 【高島の蛇足コメント】下記書籍の文庫化と思われる。
 http://www.tousuishobou.com/rekisizensho/4-88708-118-9%20.htm


下記書籍が3月23日刊行予定。
●『ヴァンダル興亡史 地中海制覇の夢』
中公文庫BIBLIO 
松谷建二 
予価 \840<税込>


●京都大学学術出版会から刊行予定の西洋古典叢書第IV期ラインナップは下記の二十五冊。
《ギリシア古典篇》
 ◎『レウキッペとクレイトポン』 アキレウス・タティオス 中谷彩一郎訳
 ◎『ギリシア教訓叙事詩集』 アトラス/ニカンドロス/オッピアノス 伊藤照夫訳
 ◎『古代音楽論集』 アリストクセノス/プトレマイオス 山本建郎訳
 ◎『トピカ』 アリストテレス 池田康男訳
 ◎『プラトン哲学入門』 アルビノス他 中畑正志訳
 ◎『ヒッポクラテスとプラトンの学説2』 ガレノス 内山勝利・木原志乃訳
 ◎『ホメロス後日譚』 クイントス・スミュルナイオス 森岡紀子訳
 ◎『ソクラテス言行録』 クセノポン 内山勝利訳
 ◎『学者たちへの論駁3』 セクストス・エンペイリコス 金山弥平・金山万里子訳
 ◎『植物誌1』 テオプラストス 小川洋子訳
 ◎『弁論集2』 デモステネス 北嶋美雪・木曽明子訳
 ◎『ギリシア図像解説集』 ピロストラトス 川上穣訳
 ◎『テュアナのアポロニオス伝 1・2』 ピロストラトス 平山晃司訳
 ◎『饗宴 パイドン』 プラトン 朴一功訳
 ◎『英雄伝 1・2』 プルタルコス 柳沼重剛訳
 ◎『モラリア 1』 プルタルコス 瀬口昌久訳
 ◎『モラリア 5』 プルタルコス 丸橋裕訳
 ◎『モラリア 7』 プルタルコス 田中龍山訳
 ◎『歴史2』 ポリュビオス 城江良和訳
《ラテン古典篇》
 ◎『ローマ皇帝群像3』 アエリウス・スパルティアヌス他 桑山由文・井上文則訳
 ◎『弁論家の教育2』 クインティリアヌス 森谷宇一他訳
 ◎『ローマ建国以来の歴史1』 リウィウス 岩谷智訳(全14冊)
 ◎『ローマ建国以来の歴史3』 リウィウス 毛利晶訳(全14冊)

 下記書籍が6月15日刊行予定。《第一回配本》
 ◇『英雄伝 1』 プルタルコス 柳沼重剛訳 予価 \4,305<税込>
 下記書籍が7月15日刊行予定。《第二回配本》
 ◇『トピカ』 アリストテレス 池田康男訳 予価 \3,885<税込>
 下記書籍が8月15日刊行予定。《第三回配本》
 ◇『ギリシア教訓叙事詩集』 アトラス/ニカンドロス/オッピアノス 伊藤照夫訳 予価 \3,885<税込>


[4844] 「ローマの盗掘品問題、黒幕と邦人古美術商の取引判明」 投稿者:antishumei 投稿日:2007/02/05(Mon) 16:11

MIHO MUSEUMは、カルト宗教団体“神慈秀明会”が運営し、会主・小山美秀子(みほこ)のエゴを展示するため国際盗掘品市場から集めた美術品を展示している。
“国際美術市場では潤沢な資金を持つことで知られている。”
資金源は、数多くの信者から巻き上げた献金が元です。詳しくは:http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9575/index2.html

このような団体がどれだけ多くの人に苦労や迷惑さらに日本を犯罪者天国として世界の恥さらしにしてます。


[4843] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/04(Sun) 20:50

下記書籍が1月既刊。
●『「世界の英雄」がよくわかる本 アレクサンドロス、ハンニバルからチンギス・ハーン、ナポレオンまで』 
PHP文庫 
寺沢精哲・監修 
\680<税込>
 http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-66766-9


下記書籍が既刊。
●『学校では教えてくれない世界の偉人の謎 世界の歴史を彩った70人の知られざる素顔に迫る!』 
学研 
\1,365<税込>


下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ソクラテスとフィロソフィア 初期プラトン哲学の展開』 
ミネルヴァ書房 
中澤務 
\6,300<税込>
 http://www.minervashobo.co.jp/find/details.php?isbn=04725-3


●2005年秋、展覧会「エトルリアの世界展」が開催された東京・イタリア文化会館の外壁の色が景観にマッチングしていないとして地元住民より塗り替えを求められている問題の続報記事が下記にあり。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070203-00000501-yom-soci
 http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070203/bnk070203001.htm
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/37626
 【高島の蛇足コメント】保守派のナベツネ氏はアカが大嫌いというのが良く判りました。

下記書籍が2月刊行予定に変更。
●『盛期ルネサンスの古代建築の解釈』 
中央公論美術出版 
飛ケ谷潤一郎 
B5・420頁+口絵4頁 
予価 \23,100<税込>
http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0535


下記書籍が3月刊行予定。
●『大地の肖像 絵図・地図が語る世界』
京都大学学術出版会 
藤井譲治・杉山正明・金田章裕 
B5・420頁 
予価 \7,875<税込>
 絵図・地図に託した「世界」への想い。


●『ヨーロッパ中世の宗教運動』
名古屋大学出版会 
池上俊一 
A5・720頁 
予価 \7,980<税込>
 ヨーロッパ精神の最も深い水脈にふれる。


[4841] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2007/02/04(Sun) 16:18

「書籍案内」に『事典 古代の発明―文化・生活・技術』を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2007/02/post_35.html


[4840] Re[4837]: ソンマのシンポジウムについて 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/02(Fri) 19:56

関係者さん、フォローコメントありがとうございます。


[4839] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/02/02(Fri) 19:50

下記書籍が既刊。
●『饗宴 ソクラテス最後の事件』 
東京創元社(創元推理文庫) 
柳広司 \903<税込> 
ペロポネソス諸国との戦争をきっかけに、アテナイは衰微の暗雲に覆われつつあった。そんななか、奇妙な事件が連続して発生する。若き貴族が衆人環視下で不可解な死を遂げ、アクロポリスではばらばらに引きちぎられた異邦の青年の惨殺死体が発見されたのだ。すべては謎の〈ピュタゴラス教団〉の仕業なのか? 哲人ソクラテスが、比類なき論理で異形の謎に挑む! 野心溢れる本格推理。解説=村上貴史
 http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3656

下記書籍が2月上旬刊行予定。
●『ごはんとパンの考古学』 
同成社 
藤本強 
予価 \1,785<税込>
 
人類の二大主食たる米と麦、その製品としてのごはんとパンについて、起源から伝播そして世界的広がりなどを興味深くわかりやすく解説。


下記DVDが2月23日発売予定。
●『地中海の覇者 フェニキア人』 日経ナショナル・ジオグラフィック社 予価 \2,980<税込>
 二千年前に突然歴史から姿を消した“幻の民”フェニキア人はいったい何者か?血液サンプルによる、最新のDNA分析でその謎を解き明かす。紀元前十二世紀頃から、現在のレバノンを拠点に海上交易で栄え、カルタゴなどの殖民都市を地中海沿岸に次々と気づいたフェニキア人。独自の文字や文化を発展させた彼らは突然、歴史から姿を消した。現在のチュニジアで集めた血液サンプルから、時空を超えて“幻の民”の足跡を探る!本編53分 音声/英語オリジナル・日本語吹替え 制作/2004年アメリカ
 http://nationalgeographic.jp/nng/shop/dvd/phoenicia.shtml

下記書籍が2月23日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『五千年前の日常 シュメル人たちの物語』 
新潮選書 
小林登志子 
予価 \1,365<税込>
 
http://www.shinchosha.co.jp/book/603574/


下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『海賊』 新紀元社 森村宗冬 予価 \1,890<税込>
 海賊船の構造をはじめ、武器や道具、戦い方、規律、日常生活を図解。世界中の海を荒らし回った海賊たちの姿を紹介。

下記書籍が3月20日刊行予定。
●『メソポタミア文明入門』 岩波ジュニア新書 中田一郎

下記書籍が3月27日刊行予定。
●『誰がアレクサンドロスを殺したのか?』 岩波書店 難波紘二 四六版・384頁

●3月31日19:00〜20:00、NHK・BSハイビジョンにて「夢の古代文明紀行 謎の巨大遺跡50」が放映予定。
●4月1日19:00〜20:00、NHK・BSハイビジョンにて「夢の古代文明紀行 謎の巨大遺跡50」が放映予定。
 謎とロマンに満ちた古代文明は人々をひきつけてやまない。特に近年、考古学の進歩は著しく、かつての常識は塗り替えられ、現代人の想像を超えた壮大な古代の世界が一つ一つ明らかにされつつある。これまでNHKは、世界各地の古代遺跡で最新の発掘調査を取材し、驚くべき古代文明の実像に光をあててきた。今回、その膨大な蓄積から極上の映像を厳選、さらに、現在脚光を浴びつつあるアフリカや南太平洋などの知られざる古代文明を新たに撮影し、2日間計6時間の「映像で見る超豪華版古代文明全集」として集大成する。エジプト・メソポタミア・インダス・黄河の著名な「四大文明」から、アフリカ南部のジンバブエや太平洋のミクロネシアに花開いた古代文明まで、代表的な古代遺跡50を、謎やエピソードを交えながら次々と紹介し、かつて教科書で習ったのとはひと味違った世界の古代文明の全体像をじっくり見渡せる知的エンターテイメントとする。スタジオにお迎えする多彩なゲストとともに、時空をこえた世界旅行を楽しみながら、時に新発見に驚き、時に悠久の歴史ロマンを堪能できる贅沢な6時間。
 http://www.nhk.or.jp/bs/navi/docum_fw.html


[4838] Re[4837]: ソンマのシンポジウムについて 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/31(Wed) 19:26

> 一日の中に他分野にわたる内外の研究者の濃厚な発表が続きます。
> 皆様のご来場を心よりお待ちしております。
書き込みありがとうございます。シンポジウムの御盛会をお祈り申し上げます。


[4837] ソンマのシンポジウムについて 投稿者:関係者 投稿日:2007/01/30(Tue) 19:40

2月11日に東大小柴ホールで行われる、ソンマ・ヴェスヴィアーナ市在ローマ時代遺跡発掘の成果発表を含む、「火山噴火罹災地の文化・自然環境復元」シンポジウムの正確なプログラムについては、以下の調査団の正式なサイトを参照していただければ幸いです。

http://somma.l.u-tokyo.ac.jp/somma-scavo/

高島さんご紹介のブログは個人ブログですので、妙な記述がされていますが、勿論、入場は「無料」です。

一日の中に他分野にわたる内外の研究者の濃厚な発表が続きます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


[4835] 有難う。 投稿者:ちょっと一言。 投稿日:2007/01/30(Tue) 17:26

augustusさんへ。
有難う。
他でも返答が得られそうなスレに投稿してみます。


[4834] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/29(Mon) 20:14

●下記に「【論壇時評】2月号 原理主義への懐疑」という記事あり。
 http://www.sankei.co.jp/books/column/070121/clm070121000.htm

●2月11日、東大の小柴ホール(安田講堂裏)にてソンマ研究報告会が開催予定。
 http://somma2004.exblog.jp/


[4833] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/29(Mon) 19:54

◎ちょっと一言。さん

ちょっと一言。さんが書き込まれている内容は、当サイトの対象としている範囲からはかなり離れているように思います。
ユダヤ史を主な対象にしているサイトか、2ちゃんねる中の適切な板で書き込んだ方が良い回答が得られるでしょう。(どの板が良いかはよくわかりません。「心と宗教」か「民俗・神話学」あたりでしょうか。)


[4832] タルムード 投稿者:ちょっと一言。 投稿日:2007/01/29(Mon) 09:22

加賀美亮が「世界金融財閥悪魔の辞典」の中で、「タルムード」を要約した「ユダヤ鑑百則」を日本語訳していて、そこには異教徒蔑視の文章がある。
しかし、三貴発行の「タルムード」の「アヴォンダー・ザラー篇」には、同じ箇所を訳したと見られる部分があるが、微妙に表現が違い、明確な蔑視の文章になっていない。
さて、真偽はどうか?
知っている方いますか?


[4831] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/28(Sun) 11:35

下記書籍が既刊。
●『美術の物語』 
ファイドン E.H.ゴンブリッチ著 
天野衛他訳 
B5・688頁 \7,329<税込>
 <著者>1909年ウィーン生まれ。ロンドンのウォーバーク研究所所長兼ロンドン大学古典学科教授を務めた。メリット勲位、3等勲位、英国学士院会員。
 http://www.caina.jp/commodity_detail/82717054/
 全世界で七百万部を突破しているアート本のバイブルともいえる一冊。『The Story of Art』は、ピラミッド時代から現代美術にいたるまで、美術全体をやさしい言葉で物語る入門書として、1950年に発売して以来、五十年以上にわたりベストセラー本であり続け、現在三十五カ国語に翻訳されています。美術に興味が「ある」「ない」に関わらず、ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》やゴッホの《ひまわり》、ピカソの《ゲルニカ》など、私たちは少なからずとも有名な作品を見聞きしています。しかし、こういった作品を「点」として知ってはいても、鎖のようにつながっている背景を知る人はあまりいないのが現実です。実は、洞窟壁画からギリシャ・ローマ美術、ルネサンス美術、そして現代美術や商業デザインへと、美術は絶えず変化しながら生きた鎖のようにつながっています。本書は、この「美術史」と呼ばれている鎖を、著者のゴンブリッチが親しく話しかけるように物語っています。

●下記に「〈評〉心に響く 孤高が生む悲しみ「コリオレイナス」」という記事あり。
 http://www.asahi.com/culture/stage/theater/TKY200701270223.html

下記書籍が2月刊行開始予定。
●『世界歴史大系 第2期(全14巻)』 山川出版社

下記書籍が2月刊行予定。
●『イタリア・ルネサンスの文化』
筑摩書房 
ヤーコプ・ブルクハルト著 新井靖一訳 
予価 \7,350<税込>
 
陰謀、同盟、裏切り、買収、冷徹な打算に基づく精緻な構築体としての国家の成立ーールネサンス期のイタリアを舞台に、近代的な文化と社会の出現を描く名著新訳。


●1月29日14:00〜16:00、NHK・BSハイビジョンにて「秘められた聖地 アトス」が放映予定が2月2日10:00〜12:00放映予定に変更。再放映。
 http://www.nhk.or.jp/bs/pop01.html
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070202/001/10-1000.html

下記書籍が2月16日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『マルクス・アウレーリウス 自省録』 
岩波文庫 
神谷美恵子訳 
232頁 
予価 \735<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/6/3361010.html
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/bunko80nen/top.html
 【高島の蛇足コメント】新注を追加した「改版」。


下記書籍が2月20日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『新約聖書における教会形成』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4764269023.09.MZZZZZZZ.jpg教文館 
松永希久夫 
予価 \2,625<税込>
 教会とは何か―。今日、私たちはどのように教会を形成しているのか、これからどのように形成してゆけば良いのかを、新約聖書に立ち帰って「教会の原点」を確認します。日本キリスト教団中渋谷教会の公開土曜講座で語られた講演をまとめた、著者のパッション溢れる遺稿講演集。教会での読書会・勉強会に最適な一書!


下記書籍が2月21日復刊予定。
●『ローマ史論 一』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003400348.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫
マキアヴェルリ著 大岩誠訳 
予価 \693<税込>


●『ローマ史論 二』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003400356.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
マキアヴェルリ著 
大岩誠訳 
予価 \588<税込>


●『ローマ史論 三』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003400364.09.MZZZZZZZ.jpg岩波文庫 
マキアヴェルリ著 大岩誠訳 
予価 \735<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/34/8/340034+.html


下記書籍が2月23日刊行予定。
●『五千年前の日常 シュメル人たちの物語』 
新潮社 
小林登志子 
予価 \1,365<税込>
 
最古の文明にも教育パパや非行少年がいた! 子守歌を作ったお妃、愚痴を言う王様、泣きつく将軍など、人間くさい古代人の姿を粘土板から読み解く。


下記書籍が3月中旬刊行予定。
●『面白いほどよくわかる古代エジプト』
日本文芸社 
笈川博一 
予価 \1,365<税込>
 古代文明の重要な一角を占めるエジプト。宗教はイスラエル、政治はローマ、文明はギリシャが源流とされるヨーロッパ史。そのなかで、ギリシャ文明に多大な影響を与えたとされるエジプト文明の神秘を、好評のシリーズでわかりやすく解説していく。


[4830] タルムード 投稿者:ちょっと一言。 投稿日:2007/01/26(Fri) 07:52

「タルムード」には、異教徒蔑視の文章があるという。
そこで、実際に三貴発行の「タルムード」を調べている。
分厚い本3冊見た限りでは無いね(まだ沢山本が残っているけど)。
しかし、ユダヤ人は自分たちの都合の悪い部分は日本語に翻訳出版させないという説もあり、どうなのかな?


[4829] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/23(Tue) 20:14

下記書籍が1月26日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ロマネスク美術とその周辺』 
岩波書店 
辻佐保子 
A5・502頁 
予価 \9,240<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0025890/top.html


●1月29日14:00〜16:00、NHK・BSハイビジョンにて「秘められた聖地 アトス」が放映予定。再放映。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070129/001/10-1400.html

下記雑誌が2月中旬刊行予定。
●『世界失われた王朝 別冊歴史読本59号』
新人物往来社 
予価 \2,100<税込>


下記書籍が2月下旬刊行予定。
●『図書館の誕生 <刀水歴史全書76>』 
刀水書房 
L. カッソン著 
新海邦治訳 
四六判・230頁 予価 \2,415<税込>
 古代世界の図書館について分かりやすく解説した啓蒙書。同時に、最初の包括的研究書でもある!紀元前三千年頃の古代西アジアの図書館の誕生から、図書館史の流れを根本的に変えた初期ビザンツ時代まで。碑文・遺跡の中の図書館の遺構・墓碑銘etc.など多様な資料は語る。
 http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm


●『グローバル化時代の人文学 対話と寛容の知を求めて(上)』
京都大学学術出版会 
紀平英作編 
予価 \5,775<税込>


●『グローバル化時代の人文学 対話と寛容の知を求めて(下)』
京都大学学術出版会 
紀平英作編 
予価 \5,775<税込>
 グローバルスタンダードの時代に人文学はどのように対応すべきか。「対話と寛容」にこそその学知の未来を見る。
 【高島の蛇足コメント】下記シンポジウムの書籍化と思われる。
 http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_event/2006/061202_2.htm


[4828] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/22(Mon) 15:34

●下記に「バースのローマ風呂(イギリス)」という記事あり。
 http://www.be.asahi.com/be_s/20070121/20070103TGAH0005A.html

下記書籍が1月24日刊行予定。
●『ゾロアスター教の興亡 サーサーン朝ペルシアからムガル帝国へ』
刀水書房 
青木健 
A5・77頁 
予価 \8,925<税込>
 http://www.tousuishobou.com/kenkyusyo/4-88708-357-8.htm
 足利惇氏・伊藤義教の両碩学以来六十年振りの日本人研究者による本格的なゾロアスター教研究書。著者は、パフラヴィー語文献学、近世ペルシア語文献学、イラン現地調査など多様な方法論を試しつつ、ゾロアスター教を実証的に追究、特にサーサーン王朝時代までの概説は、今後のイスラーム研究の前提として欠かせない。

下記書籍が1月刊行予定。
●『イタリア12小都市物語』 
里文出版 
小川熙 
予価 \2,625<税込>


●2月3日20:00〜20:45、NHK綜合テレビにて「探検ロマン世界遺産 地中海・誇り高き騎士の要塞島〜 マルタ・バレッタ 〜」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr071.html
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/

●2月10日21:00〜22:00、NHK・BS1テレビにて「ネクスト 世界の人気番組 ギリシャ」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/ugoku/newprogram/program_bs1_09.html


[4827] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/21(Sun) 15:08

◎ P.M.さん

お久しぶりです。

> 2000年だったかそれ以降だったかテルミニ駅の地下が整備され
> "Forum Termini"というショッピング街ができているのですが、そこにあります。
そうでしたか。全然、知りませんでした。
って、前にローマに行ったのはもう十年以上前なんで、変わっているのも当たり前ですね。(^^;

> ポンペイがヴェスヴィオ噴火で埋没した日
情報ありがとうございます。
15回目のインペラトルの歓呼をいつ受けたのかが問題になるんですね。9月の日付で IMP XIIII ってのがあるから、それ以降であるということですか。


◎k.i.さん

反応が早いですね。

> 私見では‘ps’という「音」から来ているのではないかと思います。
> ‘antisigma’なので,「シグマの前」みたいな感じで。
なるほど。この説は説得力ありますね。


◎高島賢治さん

> 下記に「ローマの盗掘品問題、黒幕と邦人古美術商の取引判明」
> という記事あり。
どうなるんでしょうね。結論が気になります。


◎かなりうすさん

お久しぶりです。お元気でしたか。


[4826] 返還? 投稿者:かなりうす。 投稿日:2007/01/20(Sat) 18:24

P.M.さん
こちらこそ、ご無沙汰でした。
>「古代ローマの盗掘品返して 伊政府、日本に要請へ」
あれを返せと言われたかと思いましたがMIHOでした。(^o^)/


[4825] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/20(Sat) 12:57

下記雑誌が1月30日より刊行開始予定。
●『週刊 古代文明 ビジュアルファイル』
 http://www.de-club.net/kbv/

下記書籍が2月上旬刊行予定に変更。
●『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 下巻』 
原書房 
N・スパイヴィ&M・スクワイア著 
小林雅夫・松原俊文監訳
予価 \4,515<税込>


下記書籍が2月20日刊行予定に変更。
●『新約聖書における教会形成』 教文館 松永希久夫 予価 \2,625<税込>

下記書籍が2月20日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『総説 キリスト教史 第一巻 原始・古代・中世篇』 日本キリスト教団出版局 監修 荒井献(東京大学名誉教授)出村彰(東北学院大学名誉教授) 荒井献・出村みや子・出村彰著 予価 \4,620<税込>
 必須の知識をコンパクトに盛り込み、紀元一世紀のキリスト教成立から宗教改革以前の十五世紀までを概観。ローマ帝国での迫害から国家宗教化にいたる経緯など、日本を代表する歴史学者により書き下ろされた迫真の叙述で、キリスト教史的展開を追う。
 http://www.bp.uccj.or.jp/topics/0610/061002.pdf


[4824] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/19(Fri) 20:49

下記書籍が既刊。
●『リアランの竜騎士と少年王 碧眼の海賊』
集英社コバルト文庫 
花衣沙久羅 
\480<税込>
 ビザンツ帝国皇帝バシレイオス二世の捕虜となったヴァイク・ルー王子。高い塔に幽閉され、幾度となく辱められながら王子がひたすら思い描いていたのは、運命の恋人ヨシュアのことだった。一方、ティヴァダルとマールクはラペスの港に停泊中の海賊船長ガリュオンに接近するが?怒濤の本編に加え、番外編と漫画を収録。様々な場所で巻き起こる愛の渦。ヨシュアとの愛を確かめた王子は。
 http://www.sakura-kai.com/works_realan.html

●『ギリシャからの手紙 イオニア海で女神を彫る』
奥会津書房文庫 
佐藤賢太郎 
\1,000<税込>
 2006年6月〜7月にギリシャ・アマリアーダ市で開催された「石彫シンポジウム」に参加した彫刻家・佐藤賢太郎氏の現地での体験談。言葉の通じない異国での作品制作を通して、多くの人々と異文化との出会いに真摯に向き合い、人間力で対話を重ね、得られた人々との絆の記録。

●1月22日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC ザ・ベスト 地中海 六つの旅 〜大地の歴史をさぐる〜 第六回 塩と文明」が放映予定。
 http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/bbc_05.html

下記書籍が1月25日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『処女懐胎 描かれた「奇跡」と「聖家族」』 
中公新書 
岡田温司 
予価 \924<税込>
 処女にしてキリストを宿したとされるマリア。処女懐胎はキリスト教の中心に横たわる奇跡であり、夥しい図像を生み出してきた。「無原罪」の「〜がない」という否定形の図像化一つとってみても、西洋絵画に与えたインスピレーションは巨大である。また、「養父」ヨセフや、「マリアの母」アンナはどのように描かれてきたのか。キリスト教が培ってきた柔軟な発想と表象を、キリストの「家族」運命の変転を辿りつつ描き出す。
http://www.chuko.co.jp/new/2007/01/101879.html

下記書籍が2月1日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『バルセロナの宮廷にて ユダヤ教とキリスト教の論争』
ミルトス 
ハイアム・マコービイ著 立花希一訳 
予価 \1,470<税込>
 
本書は、ユダヤ教とキリスト教の関係史の中で最も魅力的な出来事の一つ、中世の宗教論争をテーマに戯曲化したもの。アラゴン国王ハメイ一世が「言論の自由」を保証し、1263年にバルセロナの宮廷で行われた論争の内容は何でったか、またその結果は?日本語文献として初めてその真実が明らかにされる。難しいテーマも、ドラマを見るように面白く読める仕組み。キリスト教、ユダヤ教のみならず宗教史、思想史、哲学に関心のある方々へ。 ユダヤ教とキリスト教の関係史で魅力的な出来事。中世の宗教論争をテーマに戯曲化。宗教史、思想史、哲学に関心ある人の必読書。
 <著者>英国の作家。リーズ大学研究教授。正統派ユダヤ教徒としてユダヤ教とキリスト教の関係を研究。

下記書籍が2月中旬刊行予定。
●『プラトンのミュートス』 
京都大学学術出版会 
國方栄二 
予価 \4,410<税込>
 
「哲学」をめぐる今日の多元的な状況の中で、ミュートス(神話、物語)のはたす役割を明らかにしたわが国最初の研究である。哲学はミュートス的要素を排除することで成立するという哲学史の通俗的理解を斥けるとともに、プラトンがミュートスの手法を、哲学的問答法とともに、いかに有効に用いているかを明らかにする。


下記書籍が3月刊行予定。
●『初代教会の礼拝(仮題)』 新教出版社 フェルディナント・ハーン著 越川弘英訳 予価 \1,800<税込>


[4823] antisigma 投稿者:k.i. 投稿日:2007/01/18(Thu) 05:22

>P.M.様
問題のハードルがどんどん上がっていくような気がしますが・・・。
普段は暇なのですが,最近は少々忙しいので,史料など調べていないのですが,現時点での私見のみを簡単に書かせていただきます。すみません。

>Cの反転文字を、なぜクラウディウス帝が[ps]を表すのに用いたのか合点がいきません。
これに関しては,さらなる史料があるのかどうかわかりませんし,もしそうなら実証不可能な「歴史の真実」に属する部類の問題かもしれません・・・。
ただ,少なくとも次のようにはいえると思います。つまり,碑文における‘C’の左右反転文字(‘Caia’の他にも‘Centurio’などを表す場合があります)は常に1文字で使用されるのに対し,クラウディウス帝の考案したantisigmaは,ギリシア語の単語ないしはギリシア語起源の単語をラテン文字で書き表す場合に用いられるため,単語の一連の綴りのなかで用いられるケースがきわめて多かったのではないかということです。したがって,実際にantisigmaを使う場合には,碑文で用いられる左右反転の‘C’と混同されることはまずなかったのではないかと思うのです。

>'antisigma'という名称の由来は?
これまた難しい問題ですね。‘digamma’にも同じ問いが投げかけられ得るようにも思いますし・・・。
クラウディウス帝の考案した文字が‘antisigma’と命名されたのは,ギリシア文字のΣの反転文字という可能性ももちろん捨てきれませんが,私見では‘ps’という「音」から来ているのではないかと思います。‘antisigma’なので,「シグマの前」みたいな感じで。
元来,ギリシア語のプシーは,Π(ピー・パイ)の上にΣ(シグマ)を書き足していたのを,1文字にしたものと聞いたことがあります。シグマという文字「のみ」を反転させたとするには,少々不利な材料かもしれません・・・。


[4822] お久しぶりですな 投稿者:P.M. 投稿日:2007/01/16(Tue) 23:51

augustusさん、かなりうす師匠、皆様、お久しぶりのP.M.です(^o^)/

●augustusさん、高島賢治さん
> 下記に「古代ローマの盗掘品返して 伊政府、日本に要請へ」
この日は他にニュースがなかったのか、朝刊の1面でしたね(^o^;)
"ARCHEO"の2006年4月号にGettyとMETの話が詳細に出ていたのですが、日本はTokyoと
なっていただけで、「どこの誰が持っているのだろう?寄こせ!」と思っていました
がMIHOでしたか(^o^;)
大昔に行われた美術品の国家的収奪まで条約でカバーしているとは思えないので返還
義務が生じる期日は謳われていると思いますが、仮にその期日以前の出来事でも
「MIHO、危うし!」ですな。

●augustusさん
> テルミニのそばにスーパーを作ってくれるのは観光客としてもありがたそうですね。
観光客にも便利なテルミニ直結のスーパーは既にあります。
2000年だったかそれ以降だったかテルミニ駅の地下が整備され"Forum Termini"という
ショッピング街ができているのですが、そこにあります。
件の記事にあるスーパーは、記事を読む限り観光客には利用できそうになさそうです。

●k.i.さん
はじめまして♪
'antisigma'の件ではお礼が大変遅れて申し訳ございません。
「プリスキアヌスのInst. grammat.が現存する元ネタと思われる」との情報をありがと
うございます。。
このプリスキアヌスの説明で、私には以下の疑問があります。

1)Gaiaの略字と同じである(あるいは、”類似している”)
クラウディウス帝とほぼ同時代のクィンティリアヌスがQuint. I 7, 28で

「文字'C'はGaiusを、この反転文字は女性を意味する」

http://www.thelatinlibrary.com/quintilian/quintilian.institutio1.shtml#7
http://penelope.uchicago.edu/Thayer/E/Roman/Texts/Quintilian/Institutio_Oratoria/1C*.html#7
(まともな和訳は前回?同様に京都大学学術出版会・西洋古典叢書の「弁論家の教
育1」をご参照ください)
と書いているのですが、おそらくクラウディウス帝が[ps]という音価に充てる以前
からGaiusの女性形に用いていたCの反転文字を、なぜクラウディウス帝が[ps]を表
すのに用いたのか合点がいきません。

なお、Gaiaの略字としてCの反転文字を用いた例は碑文で残っているようです。
http://penelope.uchicago.edu/Thayer/E/Roman/Texts/Quintilian/Institutio_Oratoria/1C*.html#note86
http://penelope.uchicago.edu/Thayer/E/Gazetteer/Places/Europe/Italy/Lazio/Roma/Rome/museums/Musei_Capitolini/epitaphs/Quincti

us_comicus.html

2)'antisigma'という名称の由来は?
そもそも、クラウディウス帝が考案したとされているCの反転文字は何故'antisigma'
と呼ばれているのでしょうか?
ラテン文字のCはギリシア文字のΓ(ガンマ)が起源ですが、その反転文字を何故
'antigamma'でなく'antisigma'と名づけているのでしょうか?
キリル文字のCはギリシア文字のΣが起源ではありますが、キリル文字が出来たのは
プリスキアヌスの時代からでもずっと後世の出来事です。

<推測>
クラウディウス帝が発明した[ps]の音価を示す文字は、実は、'antisigma'の名のとお
りギリシア文字Σの反転文字だったのではないだろうか?

●DSSSMさん
> 特に「glass」の件について、当時の技術水準などについて分かる方がいましたら、お教え下さい。
もう不要かもしれませんが、
http://penelope.uchicago.edu/Thayer/E/Roman/Texts/secondary/SMIGRA*/Vitrum.html
http://penelope.uchicago.edu/Thayer/L/Roman/Texts/Pliny_the_Elder/36*.html#114
Thayerのサイトはとても質が高いのでgoogleで検索する場合、
site:http://penelope.uchicago.edu 
も検索文字に加えると有益な情報のヒット率が高まり良いですよ。

●ひろさん
はじめまして。
> ローマ関係の博物館ありませんか??
> 関東で。
個人的には「う・・・・・ん」のレベルとではありますが、
ブリヂストン美術館に僅かながらあります。
隣接の喫茶店内の装飾も古代ローマ好きにはたまりません。
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/

●『古代ローマ歴代誌―7人の王と共和政期の指導者たち』に関して
原著は読んだことはないので、日本語版のみで私が気づいた点です。
p287の図説「・・・現在のイタリア議会」となっていますが、見えてるのはヴィット
リアーノことヴィットリオ・エマヌエーレII世記念堂でしょ(^o^;)
また、現存のものをアウグストゥスのものとしていますが、現存のものはディオクレ
ティアヌスが焼失したものを立て替えたものがベースになっているはずです。

p285 カエサルの有名な祖先として「ウェヌス(?)」と挙げていますが、伝説上の
人物ならまだ許せますが神話の女神を挙げていることに、とてーーーーーーーーも抵
抗感があります。ファビウスの項目でも有名な祖先として「ヘラクレス(?)」と記
載するなどして一貫性を持たせてもらいたいものです。

また、索引でpraenomenから引くようにしている人物もいるのに抵抗感があります。

細かな点で気になった部分が少なからずありますがコストパフォーマンスは高いと思
います。
しかしながら、数世紀にわたる出来事を一人で書き記す限界をこの書においても感じ
ざるを得ません。

●「ポンペイがヴェスヴィオ噴火で埋没した日」
「青柳先生の講演会で小プリニウスの書簡にある8月でなく、本当は11月らしい
(以下の記事では「10月24日ではないか?」としていますが)」
との話が以前2chであり、ずーーーーーーと気になっていたのですが、ソースが判明
しました。
本当なら(説得力大の内容ですが)教科書を書きえる必要が出てくる、少なくとも
8月24日と断定的には記述できない、話ですね。

http://www.pompeiisites.org/Database/pompei/Pompei2.nsf/b4604a8b566ce010c125684d00471e00/c3c351b3bb8419ffc125720f005d4a8b!

OpenDocument
http://www.pompeiisites.org/database/pompei/Pompei2.nsf/b4604a8b566ce010c125684d00471e00/c3c351b3bb8419ffc125720f005d4a8b/

$FILE/Stefani.pdf

簡便にはこちら
http://it.wikipedia.org/wiki/Data_dell%27eruzione_del_Vesuvio_del_79_d.C.

というわけで、カルタゴは存続させねばならぬ(^o^)/

http://www7a.biglobe.ne.jp/~roma_antica/


[4821] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/16(Tue) 12:51

●下記に「ローマの盗掘品問題、黒幕と邦人古美術商の取引判明」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070115i105.htm
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070115-00000105-yom-int

下記書籍が2006年12月既刊。
●『オリエントの神々』 
新紀元社 
池上正太著 
シブヤユウジ・イラストレータ 
\1,600<税込>
 http://w3.shinkigensha.co.jp/books/4-7753-0408-9.html

下記書籍が1月17日刊行予定。
●『考古学ハンドブック』 
新書館 
小林達雄 
予価 \2,100<税込>
・「古典考古学 細谷葵」という項目あり。
http://www.shinshokan.co.jp/shoseki/index_shoseki.html?info-koukogaku.html

下記書籍が1月中旬刊行予定。
●『マンガ 聖書の時代の人々と暮らし』 
バベル・プレス 
シルヴィア・ガスタル 
予価 \2,100<税込>
http://www.e-trans.co.jp/manga.htm

下記書籍が1月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『経済成長の世界史』 
名古屋大学出版会 
E・L・ジョーンズ著 
天野雅敏訳 
A5・250頁 
予価 \3,990<税込>
経済成長の諸起源を、ヨーロッパ、日本、中国などから析出、遍在する成長への性向とともに、その発展を抑制した諸要因の除去こそが決定的であることを示して、産業革命の核心的テーゼに挑戦、諸地域の経済的勃興を新たな世界史的視野で描き出した グローバルヒストリーの先駆的著作。
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0544-9.html

下記書籍が近刊予定。(刊行時期は不明)
●『世界の神話文化図鑑』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4887217099.09.MZZZZZZZ.jpg東洋書林


下記書籍が1月下旬刊行予定。
●『エジプト アマルナ王朝手紙集』 
国際語学社 
飯島紀 
予価 \4,200<税込>
紀元前1360年頃のエジプト・アマルナ王朝の王と家来との間で交わされた手紙集、その全文と歴史的背景、文法解説を紹介する。

下記書籍が2月1日刊行予定。
●『バルセロナの宮廷にて ユダヤ教とキリスト教の論争』 
ミルトス 
ハイアム・マコービイ著 
立花希一訳 
予価 \1,470<税込>
 
ユダヤ教とキリスト教の関係史で魅力的な出来事。中世の宗教論争をテーマに戯曲化。宗教史、思想史、哲学に関心ある人の必読書。


[4821] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/16(Tue) 12:51

●下記に「ローマの盗掘品問題、黒幕と邦人古美術商の取引判明」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070115i105.htm
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070115-00000105-yom-int

下記書籍が2006年12月既刊。
●『オリエントの神々』 
新紀元社 
池上正太著 
シブヤユウジ・イラストレータ 
\1,600<税込>
 http://w3.shinkigensha.co.jp/books/4-7753-0408-9.html

下記書籍が1月17日刊行予定。
●『考古学ハンドブック』 
新書館 
小林達雄 
予価 \2,100<税込>
・「古典考古学 細谷葵」という項目あり。
http://www.shinshokan.co.jp/shoseki/index_shoseki.html?info-koukogaku.html

下記書籍が1月中旬刊行予定。
●『マンガ 聖書の時代の人々と暮らし』 
バベル・プレス 
シルヴィア・ガスタル 
予価 \2,100<税込>
http://www.e-trans.co.jp/manga.htm

下記書籍が1月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『経済成長の世界史』 
名古屋大学出版会 
E・L・ジョーンズ著 
天野雅敏訳 
A5・250頁 
予価 \3,990<税込>
経済成長の諸起源を、ヨーロッパ、日本、中国などから析出、遍在する成長への性向とともに、その発展を抑制した諸要因の除去こそが決定的であることを示して、産業革命の核心的テーゼに挑戦、諸地域の経済的勃興を新たな世界史的視野で描き出した グローバルヒストリーの先駆的著作。
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0544-9.html

下記書籍が近刊予定。(刊行時期は不明)
●『世界の神話文化図鑑』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4887217099.09.MZZZZZZZ.jpg東洋書林


下記書籍が1月下旬刊行予定。
●『エジプト アマルナ王朝手紙集』 
国際語学社 
飯島紀 
予価 \4,200<税込>
紀元前1360年頃のエジプト・アマルナ王朝の王と家来との間で交わされた手紙集、その全文と歴史的背景、文法解説を紹介する。

下記書籍が2月1日刊行予定。
●『バルセロナの宮廷にて ユダヤ教とキリスト教の論争』 
ミルトス 
ハイアム・マコービイ著 
立花希一訳 
予価 \1,470<税込>
 
ユダヤ教とキリスト教の関係史で魅力的な出来事。中世の宗教論争をテーマに戯曲化。宗教史、思想史、哲学に関心ある人の必読書。


[4821] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/16(Tue) 12:51

●下記に「ローマの盗掘品問題、黒幕と邦人古美術商の取引判明」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070115i105.htm
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070115-00000105-yom-int

下記書籍が2006年12月既刊。
●『オリエントの神々』 
新紀元社 
池上正太著 
シブヤユウジ・イラストレータ 
\1,600<税込>
 http://w3.shinkigensha.co.jp/books/4-7753-0408-9.html

下記書籍が1月17日刊行予定。
●『考古学ハンドブック』 
新書館 
小林達雄 
予価 \2,100<税込>
・「古典考古学 細谷葵」という項目あり。
http://www.shinshokan.co.jp/shoseki/index_shoseki.html?info-koukogaku.html

下記書籍が1月中旬刊行予定。
●『マンガ 聖書の時代の人々と暮らし』 
バベル・プレス 
シルヴィア・ガスタル 
予価 \2,100<税込>
http://www.e-trans.co.jp/manga.htm

下記書籍が1月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『経済成長の世界史』 
名古屋大学出版会 
E・L・ジョーンズ著 
天野雅敏訳 
A5・250頁 
予価 \3,990<税込>
経済成長の諸起源を、ヨーロッパ、日本、中国などから析出、遍在する成長への性向とともに、その発展を抑制した諸要因の除去こそが決定的であることを示して、産業革命の核心的テーゼに挑戦、諸地域の経済的勃興を新たな世界史的視野で描き出した グローバルヒストリーの先駆的著作。
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0544-9.html

下記書籍が近刊予定。(刊行時期は不明)
●『世界の神話文化図鑑』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4887217099.09.MZZZZZZZ.jpg東洋書林


下記書籍が1月下旬刊行予定。
●『エジプト アマルナ王朝手紙集』 
国際語学社 
飯島紀 
予価 \4,200<税込>
紀元前1360年頃のエジプト・アマルナ王朝の王と家来との間で交わされた手紙集、その全文と歴史的背景、文法解説を紹介する。

下記書籍が2月1日刊行予定。
●『バルセロナの宮廷にて ユダヤ教とキリスト教の論争』 
ミルトス 
ハイアム・マコービイ著 
立花希一訳 
予価 \1,470<税込>
 
ユダヤ教とキリスト教の関係史で魅力的な出来事。中世の宗教論争をテーマに戯曲化。宗教史、思想史、哲学に関心ある人の必読書。


[4821] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/16(Tue) 12:51

●下記に「ローマの盗掘品問題、黒幕と邦人古美術商の取引判明」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070115i105.htm
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070115-00000105-yom-int

下記書籍が2006年12月既刊。
●『オリエントの神々』 
新紀元社 
池上正太著 
シブヤユウジ・イラストレータ 
\1,600<税込>
 http://w3.shinkigensha.co.jp/books/4-7753-0408-9.html

下記書籍が1月17日刊行予定。
●『考古学ハンドブック』 
新書館 
小林達雄 
予価 \2,100<税込>
・「古典考古学 細谷葵」という項目あり。
http://www.shinshokan.co.jp/shoseki/index_shoseki.html?info-koukogaku.html

下記書籍が1月中旬刊行予定。
●『マンガ 聖書の時代の人々と暮らし』 
バベル・プレス 
シルヴィア・ガスタル 
予価 \2,100<税込>
http://www.e-trans.co.jp/manga.htm

下記書籍が1月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『経済成長の世界史』 
名古屋大学出版会 
E・L・ジョーンズ著 
天野雅敏訳 
A5・250頁 
予価 \3,990<税込>
経済成長の諸起源を、ヨーロッパ、日本、中国などから析出、遍在する成長への性向とともに、その発展を抑制した諸要因の除去こそが決定的であることを示して、産業革命の核心的テーゼに挑戦、諸地域の経済的勃興を新たな世界史的視野で描き出した グローバルヒストリーの先駆的著作。
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0544-9.html

下記書籍が近刊予定。(刊行時期は不明)
●『世界の神話文化図鑑』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4887217099.09.MZZZZZZZ.jpg東洋書林


下記書籍が1月下旬刊行予定。
●『エジプト アマルナ王朝手紙集』 
国際語学社 
飯島紀 
予価 \4,200<税込>
紀元前1360年頃のエジプト・アマルナ王朝の王と家来との間で交わされた手紙集、その全文と歴史的背景、文法解説を紹介する。

下記書籍が2月1日刊行予定。
●『バルセロナの宮廷にて ユダヤ教とキリスト教の論争』 
ミルトス 
ハイアム・マコービイ著 
立花希一訳 
予価 \1,470<税込>
 
ユダヤ教とキリスト教の関係史で魅力的な出来事。中世の宗教論争をテーマに戯曲化。宗教史、思想史、哲学に関心ある人の必読書。


[4821] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/16(Tue) 12:51

●下記に「ローマの盗掘品問題、黒幕と邦人古美術商の取引判明」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070115i105.htm
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070115-00000105-yom-int

下記書籍が2006年12月既刊。
●『オリエントの神々』 
新紀元社 
池上正太著 
シブヤユウジ・イラストレータ 
\1,600<税込>
 http://w3.shinkigensha.co.jp/books/4-7753-0408-9.html

下記書籍が1月17日刊行予定。
●『考古学ハンドブック』 
新書館 
小林達雄 
予価 \2,100<税込>
・「古典考古学 細谷葵」という項目あり。
http://www.shinshokan.co.jp/shoseki/index_shoseki.html?info-koukogaku.html

下記書籍が1月中旬刊行予定。
●『マンガ 聖書の時代の人々と暮らし』 
バベル・プレス 
シルヴィア・ガスタル 
予価 \2,100<税込>
http://www.e-trans.co.jp/manga.htm

下記書籍が1月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『経済成長の世界史』 
名古屋大学出版会 
E・L・ジョーンズ著 
天野雅敏訳 
A5・250頁 
予価 \3,990<税込>
経済成長の諸起源を、ヨーロッパ、日本、中国などから析出、遍在する成長への性向とともに、その発展を抑制した諸要因の除去こそが決定的であることを示して、産業革命の核心的テーゼに挑戦、諸地域の経済的勃興を新たな世界史的視野で描き出した グローバルヒストリーの先駆的著作。
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0544-9.html

下記書籍が近刊予定。(刊行時期は不明)
●『世界の神話文化図鑑』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4887217099.09.MZZZZZZZ.jpg東洋書林


下記書籍が1月下旬刊行予定。
●『エジプト アマルナ王朝手紙集』 
国際語学社 
飯島紀 
予価 \4,200<税込>
紀元前1360年頃のエジプト・アマルナ王朝の王と家来との間で交わされた手紙集、その全文と歴史的背景、文法解説を紹介する。

下記書籍が2月1日刊行予定。
●『バルセロナの宮廷にて ユダヤ教とキリスト教の論争』 
ミルトス 
ハイアム・マコービイ著 
立花希一訳 
予価 \1,470<税込>
 
ユダヤ教とキリスト教の関係史で魅力的な出来事。中世の宗教論争をテーマに戯曲化。宗教史、思想史、哲学に関心ある人の必読書。


[4820] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/14(Sun) 13:02

●1月21日08:00〜09:00、NHK・BS2テレビにて「週刊ブックレビュー」が放映予定。
 特集コーナー・作家・塩野七生“ローマ人の物語”全十五巻完結
 特集は作家の塩野七生さんをお招きします。15年にわたり書き続けられ、塩野さんのライフワークともいえる「ローマ人の物語」が、先頃刊行された「ローマ世界の終焉 ローマ人の物語XV」でついに完結しました。ローマ建国から西ローマ帝国の滅亡までの1300年を描き切った今のお気持ちを伺います。どうぞお楽しみに。
 http://www.nhk.or.jp/book/
 http://www.nhk.or.jp/book/prog/index.html


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