古代ローマBBS 過去ログ52

[4819] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/14(Sun) 08:50

リンクに「歴史を巡る旅」を追加しました。(ローマ系の史跡が多く扱われています。)


[4819] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/14(Sun) 08:50

リンクに「歴史を巡る旅」を追加しました。(ローマ系の史跡が多く扱われています。)


[4819] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/14(Sun) 08:50

リンクに「歴史を巡る旅」を追加しました。(ローマ系の史跡が多く扱われています。)


[4818] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/14(Sun) 08:45

◎高島賢治さん
> 古代ローマの盗掘品返して 伊政府、日本に要請へ
美術館側が盗掘品と知っていたかどうか。盗掘品の証拠が有るか無いかが記事では分からないですね。
「盗掘と知っていて、証拠もある」なら返すべきでしょうし、「盗掘と知らないでいて、証拠もない」なら返す必要は無いですよね。
「盗掘と知らないでいたが、証拠が出た」という場合は返還義務はあるんでしょうか。善意の第三者ということになれば返さなくて良さそうな気がしますが非難もされるんでしょうね。


◎ NAO4@吟遊詩人さん
> 古代トルコ民族ですか。
たしか、今いる人たちとは別の民族でしたよね。私もよく知りません。(^^;



[4817] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/13(Sat) 21:44

●下記に「日本が持って行ったローマの遺物返せ」という記事あり。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=83590&servcode=400§code=400

●下記に「伊政府、日本政府に要請 盗掘品返して下さい」という記事あり。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/11/20070111000027.html
 【高島の蛇足コメント】もし「盗掘品国際密輸組職からMIHOミュージアムが買い上げた」のが事実ならば、かなり問題。

●下記に「古代ローマの盗掘品返して 伊政府、日本に要請へ」という記事あり。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070111i501.htm?from=main5
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070111i501.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070111-00000501-yom-int

下記書籍が1月17日刊行予定に変更。
●『興亡の世界史 第01巻 アレクサンドロスの征服と神話』 
講談社 
森谷公俊 
予価 \2,415<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2807017&x=B
 http://shop.kodansha.jp/bc/books/koubou/


下記書籍が1月19日刊行予定。
●『ジス・イズ・ローマ』 
ブルースインターアクションズ 
ミロスラフ・サセック 
予価 \1,890<税込>


●『ジス・イズ・ギリシャ』 
ブルースインターアクションズ 
ミロスラフ・サセック 
予価 \1,890<税込>


下記書籍が1月22日刊行予定。
●『CG世界遺産 ギリシャ文明』 双葉社 MOOK編集部 予価 \980<税込>

●1月24日19:00〜19:45、NHK教育テレビにて「地球ドラマチック ツタンカーメンの謎の宝石(仮題)」が放映予定。
 エジプトのカイロ博物館に納められているツタンカーメンの首飾り。それに使われていた謎の宝石は、実は、宇宙からもたらされた石というドラマチックな起源を持っていました!数千年前、古代エジプトの人々の手に、この石はどのように渡ったのでしょうか。はるかな宇宙へのロマンをかきたてるドキュメンタリー番組です。
 原題:The Fireball of Tut An Khumun
 制作:TV6/Holeinthehead(イギリス)2006年
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

下記書籍が1月25日刊行予定。
●『処女懐胎 描かれた「奇跡」と「聖家族」』 
中公新書 
岡田温司 
予価 \924<税込>
キリスト教の中心にある奇跡、マリアの処女懐胎。西洋の社会・文化に与えた影響を芸術作品から読み解いていく。図像資料多数収載。


下記書籍が2月刊行予定。
●『興亡の世界史 第05巻 シルクロードと唐帝国』 講談社 森安孝夫 予価 \2,415<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc/books/koubou/
 イメージ先行のシルクロードの本質と、日本人の歴史観を問い直す。私の考える「シルクロード」とは、単なる「ロマン溢れる東西交易路」などではなく、まさに政治・経済・宗教・文化交流・戦争の現場、すなわち世界史の舞台です。突厥、ウイグル、チベットなど諸民族が入り乱れたこの地域の中で、大きな足跡を残して姿を消した「ソグド人」とは何者か。唐王朝は本当に漢民族の王朝なのか。騎馬遊牧民の視点から、中国史とヨーロッパ中心史観を洗い直します。
 <著者>1948年生まれ。大阪大学大学院教授。専門は古代ウイグル史など。中央ユーラシアから世界史を見直すことを提唱。本書はその独自の研究成果を一般向けに問う初めての著作。

下記書籍が2月16日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『マルクス・アウレーリウス 自省録』 
岩波文庫 
神谷美恵子訳 
232頁 
予価 \735<税込>
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/6/3361010.html
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/bunko80nen/top.html
 【高島の蛇足コメント】「改版」でした。


下記書籍が2月20日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ユダの秘密 「裏切り者」とその「福音書」をめぐる真実』 教文館 J.M.ロビンソン著 戸田聡訳 予価 \2,940<税込>
 エジプトで発見されたコプト語の「ユダの福音書」とは、いつ、誰が書いたものか? また何が書かれているのか? グノーシス主義やナグ・ハマディ文書との関連は? どのようにして、それは2006年イースターに公表されるにいたったか? ナグ・ハマディ文書と古代キリスト教史との関連研究のパイオニアで、英語版ナグ・ハマディ文書の編集者でもあるロビンソンが、すべてを語る真実のストーリー。すでに12ヶ国で翻訳出版予定。


[4816] 古代トルコ民族ですか。 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2007/01/12(Fri) 05:18

「オグズガガン」ですか。
全く知りませんでした。
何ともマニアックな。
でも、日本にいるとこういう本が読めるんですね。


[4815] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/09(Tue) 18:13

下記書籍が既刊。
●『オグズナーメ 中央アジア・古代トルコ民族の英雄の物語』 
創英社 
長谷川太洋
\1,680<税込>
 東は中国の東北地区(満州)から西は東ヨーロッパにおよぶ主人公オグズカガンの活躍を描く、古代トルコ民族の英雄叙事詩。解説、オグズナーメの単語集・文法・ローマ字による原文も収録。

●1月15日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC ザ・ベスト 地中海 六つの旅 〜大地の歴史をさぐる〜 第一回 大地の裂け目」が放映予定。
 今週は、私たちの足元、大地の下で働いている地質学的な力に着目し、地中海沿岸の歴史や文化を見直し、謎を解き明かしていくシリーズを送る。第一夜のテーマは、大地の裂け目。地中海という世界的に人気のある観光地は、実は地震の危険地帯でもある。地質学者のイアン・スチュアートは、地震の多発地帯を巡りながら、大地の裂け目がその地域にどんな影響を及ぼしたのかを見ていく。トルコ、パムッカレの石灰棚の美しい景観、聖書に書かれたソドムとゴムラの滅亡、古代ローマ帝国の滅亡、火山灰に埋まったギリシャのサントリーニ島───これらの事件や事象は、すべて大地の裂け目がもたらしたものだったという彼の仮説は、見る者の知的好奇心を大いに刺激する。

●1月16日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC ザ・ベスト 地中海 六つの旅 〜大地の歴史をさぐる〜 第二回 石と建築」が放映予定。
 私たちの足元、大地の下で働いている地質学的な力に着目し、地中海沿岸の歴史や文化を見直し、謎を解き明かしていくシリーズ。第二夜である今回は、建築をテーマに送る。なぜ古代エジプト人は三角のピラミッドを造ったのか? なぜ古代ギリシャ人は四角いパルテノン神殿を、なぜ古代ローマ人は丸いドームを持つパンテオンを造ったのか…? その答えは、大地の下にあった。大地の下で働く力がそれぞれ異なった性質の石を生み出したためだ。それぞれの土地で手に入る石や自然現象が、その土地の建築の様式を決めてきたというイアン・スチュアートの説は、説得力がある。

●1月17日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC ザ・ベスト 地中海 六つの旅 〜大地の歴史をさぐる〜 第三回 色と芸術」が放映予定。
 私たちの足元、大地の下で働いている地質学的な力に着目し、地中海沿岸の歴史や文化を見直し、謎を解き明かしていくシリーズの第三夜。今回は、色と芸術との関係を考える。一見無関係に思える絵画と地質学だが、実は深い関係があった。ラスコー洞窟の壁画から印象画の絵画まで、美の追求の影には鉱物から顔料を開発する歴史の積み重ねがあったことが明らかにされていく。「絵画はさまざまな石の性質を閉じ込めた地質学的なカタログ」と語るイアンは、名画を別の角度から見る楽しみを教えてくれる。

●1月18日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC ザ・ベスト 地中海 六つの旅 〜大地の歴史をさぐる〜 第四回 信仰と科学」が放映予定。
 大地の下で働く地質学的な力に着目して、地中海沿岸の歴史や文化を見直し、謎を解き明かしていくシリーズ第4夜は、信仰と科学をテーマに送る。古代都市ヘリケの消滅、コンスタンティヌスが天空に見た十字架など、神話や伝説に語られている現象が、地質学者イアン・スチュワートによって、鮮やかに科学的に説明されていく。

●1月19日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC ザ・ベスト 地中海 六つの旅 〜大地の歴史をさぐる〜 第五回 水と文明」が放映予定。
 大地の下で働く地質学的な力に着目して、地中海沿岸の歴史や文化を見直し、謎を解き明かすシリーズ。第5夜は、地質学という新しい観点から水と文明の関係をひもといていく。人類にとって、水は海上でも陸上でも恐ろしい敵だったが、それを支配しようと奮闘することで文明が発達してきた。ローマ帝国の繁栄と滅亡にも、水が密接に関わっていたというイアン・スチュアートの説は興味深い。イアンは、ケーキとコーヒーを使って石灰岩の性質を説明してみたり、桃を使って地球の内部構造や地磁気について説明したり、初歩的な羅針盤を自ら作ってみたりと、地質学をわかりやすく紹介している。

 http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/bbc_04.html

●1月20日20:00〜20:45、NHK綜合テレビにて「探検ロマン世界遺産 シリーズ・イスタンブール(2) 巨大モスク誕生の秘密」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr069.html
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/

下記書籍が2月10日刊行予定。
●『聖人崇拝 コンパクト・ヒストリー』 教文館 L.S.カニンガム著 高柳俊一訳 予価 \1,890<税込>


[4814] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/07(Sun) 16:33

◎高島賢治さん

> 閲覧だけで印刷・保存できないのでもう一歩期待したいです。
印刷、保存不可とは使い勝手が悪すぎですね。
著作権者の利益を技術だけで守ろうというのは所詮無理のある話なので、なんとか考えて欲しいところです。


[4814] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/07(Sun) 16:33

◎高島賢治さん

> 閲覧だけで印刷・保存できないのでもう一歩期待したいです。
印刷、保存不可とは使い勝手が悪すぎですね。
著作権者の利益を技術だけで守ろうというのは所詮無理のある話なので、なんとか考えて欲しいところです。


[4813] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/06(Sat) 15:24

◇augustusさんへ
|| NIKKEI NET の記事です。
|| http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070105AT3S0300305012007.html
|| ローマ関係の古めの本は入手困難なものも多いので、これはぜひ期待したいですね。

紙面で記事は読みましたが、閲覧だけで印刷・保存できないのでもう一歩期待したいです。

|| > 失敗修復 蜜蝋画として六十年代まで作業 伊ポンペイ遺跡
|| 修復のつもりが改変になっちゃったということですか。こういう事故を防ぐことを考えたら、調査したあとはまた埋めてしまうというのも立派な判断なのでしょうね。

「蜜蝋画とかセメントとかその当時は良いと考えられていた保存・修復方法だったが、今ではもっと良い保存・修復方法があり、現在は蜜蝋を除去しながら、現在ベストと考えられる修復方法で修復している。現在ベストと考えられる修復方法も、将来新しい修復方法に取って代わられるかも知れない。現在はベストと考えられる修復方法で修復するだけ。」という主旨でした。


[4813] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/06(Sat) 15:24

◇augustusさんへ
|| NIKKEI NET の記事です。
|| http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070105AT3S0300305012007.html
|| ローマ関係の古めの本は入手困難なものも多いので、これはぜひ期待したいですね。

紙面で記事は読みましたが、閲覧だけで印刷・保存できないのでもう一歩期待したいです。

|| > 失敗修復 蜜蝋画として六十年代まで作業 伊ポンペイ遺跡
|| 修復のつもりが改変になっちゃったということですか。こういう事故を防ぐことを考えたら、調査したあとはまた埋めてしまうというのも立派な判断なのでしょうね。

「蜜蝋画とかセメントとかその当時は良いと考えられていた保存・修復方法だったが、今ではもっと良い保存・修復方法があり、現在は蜜蝋を除去しながら、現在ベストと考えられる修復方法で修復している。現在ベストと考えられる修復方法も、将来新しい修復方法に取って代わられるかも知れない。現在はベストと考えられる修復方法で修復するだけ。」という主旨でした。


[4813] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/06(Sat) 15:24

◇augustusさんへ
|| NIKKEI NET の記事です。
|| http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070105AT3S0300305012007.html
|| ローマ関係の古めの本は入手困難なものも多いので、これはぜひ期待したいですね。

紙面で記事は読みましたが、閲覧だけで印刷・保存できないのでもう一歩期待したいです。

|| > 失敗修復 蜜蝋画として六十年代まで作業 伊ポンペイ遺跡
|| 修復のつもりが改変になっちゃったということですか。こういう事故を防ぐことを考えたら、調査したあとはまた埋めてしまうというのも立派な判断なのでしょうね。

「蜜蝋画とかセメントとかその当時は良いと考えられていた保存・修復方法だったが、今ではもっと良い保存・修復方法があり、現在は蜜蝋を除去しながら、現在ベストと考えられる修復方法で修復している。現在ベストと考えられる修復方法も、将来新しい修復方法に取って代わられるかも知れない。現在はベストと考えられる修復方法で修復するだけ。」という主旨でした。


[4813] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/06(Sat) 15:24

◇augustusさんへ
|| NIKKEI NET の記事です。
|| http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070105AT3S0300305012007.html
|| ローマ関係の古めの本は入手困難なものも多いので、これはぜひ期待したいですね。

紙面で記事は読みましたが、閲覧だけで印刷・保存できないのでもう一歩期待したいです。

|| > 失敗修復 蜜蝋画として六十年代まで作業 伊ポンペイ遺跡
|| 修復のつもりが改変になっちゃったということですか。こういう事故を防ぐことを考えたら、調査したあとはまた埋めてしまうというのも立派な判断なのでしょうね。

「蜜蝋画とかセメントとかその当時は良いと考えられていた保存・修復方法だったが、今ではもっと良い保存・修復方法があり、現在は蜜蝋を除去しながら、現在ベストと考えられる修復方法で修復している。現在ベストと考えられる修復方法も、将来新しい修復方法に取って代わられるかも知れない。現在はベストと考えられる修復方法で修復するだけ。」という主旨でした。


[4812] 絶版書籍、ネット閲覧可能に・政府が著作権法改正へ 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/06(Sat) 14:14

NIKKEI NET の記事です。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070105AT3S0300305012007.html
ローマ関係の古めの本は入手困難なものも多いので、これはぜひ期待したいですね。


[4811] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/06(Sat) 14:10

◎AKIRA.Mさん
> 年賀2007
ご丁寧にありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


◎高島賢治さん
> 失敗修復 蜜蝋画として六十年代まで作業 伊ポンペイ遺跡
修復のつもりが改変になっちゃったということですか。こういう事故を防ぐことを考えたら、調査したあとはまた埋めてしまうというのも立派な判断なのでしょうね。



[4811] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/06(Sat) 14:10

◎AKIRA.Mさん
> 年賀2007
ご丁寧にありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


◎高島賢治さん
> 失敗修復 蜜蝋画として六十年代まで作業 伊ポンペイ遺跡
修復のつもりが改変になっちゃったということですか。こういう事故を防ぐことを考えたら、調査したあとはまた埋めてしまうというのも立派な判断なのでしょうね。



[4810] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/05(Fri) 22:46

下記書籍が1月下旬刊行予定。
●『シリーズ物語り論 他者との出会い』
東京大学出版会 
宮本久雄・金泰昌編 
A5・400頁 
予価 \5,040<税込>
病や科学や宗教において《他者》がいかに描かれ語られてきたのか、さらにアイヌや沖縄という《他者》に焦点を当てることによって照射される自他関係とはどのようなものか。そこから公共世界の共創に向けて物語り論の可能性・パースペクティヴを開示する。下記項目あり。
・「キリスト教美術における俗と聖との境界線の曖昧さ──古代末期の教会堂モザイク壁画を諸事例として 名取四郎(立教大学名誉教授)」
・「苦難と他者の物語地平――「ヨブ記」の生成・転法的物語論的解釈から 宮本久雄」
http://www.utp.or.jp/shoten/bd/4-13-003447-2.html

下記書籍が1〜3月刊行予定。
●『「テアイテトス」研究』 知泉書館 田坂さつき
 〈知識とは何か〉を探求する「テアイテトス」編の有力な解釈であるバーニエットの説を批判し、独自の見解を展開した注目作品。
 <著者>http://www.shonan-it.ac.jp/faculty/center/tasaka.html
    http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/KNKY_24?code=1000246153

下記書籍が1〜3月刊行予定。
●『ヨーロッパ中世の自由学芸と教育』 知泉書館 岩村清太
 五〜十世紀における教養と学問をカッシオドルス、イシドルス、アルクィンらの自由学芸を中心に考察、貴族社会、民衆教育にまで及ぶ。

下記書籍が2月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ユダの謎解き』
青土社 
ウィリアム・クラッセン著 森夏樹・訳 
予価 \2,940<税込>
 
銀貨三十枚でイエスを売り渡した男ユダ。だが彼は本当にイエスを裏切ったのか?本書は聖書の中の一つの単語の訳し違いから新事実を指摘。先行研究を丹念にたどり福音書に隠された企みを明らかにします。キリスト教史二千年を揺るがす壮大な謎解きの結論とは?


下記書籍が2月8日刊行予定。
●『文明の十字路 中央アジアの歴史』 
講談社学術文庫 
岩村忍


下記書籍が2月中旬刊行予定。
●『シリーズ物語り論 原初のことば』 
東京大学出版会 
宮本久雄・金泰昌編 
A5・400頁 
予価 \5,040<税込>
 
初めに言葉ありき。――他者の物語りはいかにして創生されたのか。西洋古典古代世界から旧約新約の聖書世界、そして初期近代世界、さらに近代日本に至るさまざまな物語を取り上げて、その描き出す世界を再構成し、公共世界への道筋を探る。
 http://www.utp.or.jp/shoten/bd/4-13-003448-7.html


[4809] 謹賀新年 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/04(Thu) 17:11

今年も宜しくお願い致します。


[4809] 謹賀新年 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/04(Thu) 17:11

今年も宜しくお願い致します。


[4808] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2007/01/04(Thu) 13:01

●雑誌『Newton 2007年02月号』が発売。
「アルジェリアに残るローマ帝国の遺産 かつての栄華を今に伝えるモザイク画 写真・文 大塚雅貴 協力 工藤晴也」という記事あり。
 http://www.newtonpress.co.jp/science/newton/index.html

●書籍『古代ローマ邸宅の壁画』 (岩波書店 ドナッテラ・マッツォレーニ&ウンベルト・パッパラルド他 野中夏実・翻訳 青柳正規・日本版序文)に文章脱落あり。
 http://www.iwanami.co.jp/topics/index_k.html

●日本経済新聞1月3日朝刊24頁に「失敗修復 蜜蝋画として六十年代まで作業 伊ポンペイ遺跡」という記事あり。

●日本経済新聞1月3日朝刊25頁に「古代壁画保存 青柳正規氏に聞く」という記事あり。

●日本経済新聞1月4日朝刊9頁に「作家・塩野七生氏 指導者を語る 良い政治家は地獄を知る」という記事あり。

●1月4日23:50〜25:14、TBSテレビ系列にて「緊急特番!関口宏の歴史は繰り返す」が放映予定。
追いつめられた北朝鮮の選択!その行方はいかに?▽金王朝の世襲に始皇帝滅びのワナを見た▽北朝鮮のウソ…その起源は古代ギリシャにあり!?▽恐怖政治将軍様と謎のローマ皇帝悪魔の相似形▽歴史が教える圧政と独裁の末路とは!?

●1月13日20:00〜20:45、NHK綜合テレビにて「探検ロマン世界遺産 シリーズ・イスタンブール(1) 大らかなり 世界帝国の都」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr068.html
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/

下記書籍が2月刊行予定。
●『カトリシスムとは何か キリスト教の歴史をとおして』 
文庫クセジュ 
イヴ・ブリュレ著 加藤隆訳 
予価 \999<税込>
 
神の普遍的ありかたを意味するカトリシスムは、ローマ・カトリック教会だけに関わることではない。二千年におよぶキリスト教の歴史をとおして、カトリシスムについて解説する。
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=50909


●2月17日、京都大学吉田キャンパスにて、ブライアン・ワード=パーキンス博士講演会あり。(2001年刊行の『ケンブリッジ古代史』第14巻(425〜600年を扱う)の編者のお一人)
 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/seiyoshi/ancient-topics.htm

下記書籍が2月下旬刊行予定。
●『選ばれた民(仮題)』 
青木書店 
アントニー・スミス著 
一條都子訳 
予価 \4,200<税込>


[4807] 年賀2007 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2007/01/03(Wed) 01:00

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


[4806] 謹賀新年 投稿者:augustus 投稿日:2007/01/01(Mon) 20:29

明けましておめでとうございます。本年も当サイトをよろしくお願いいたします。

◎ k.i.さん
> 実際にローマ市の貧困者層を救済するのには,
> その効果は疑問であるような気もします。
確かにテルミニのそばに住んでいる貧困者層はあまり多くなさそうですね。


◎NAO4@吟遊詩人さん
> スーパーができると小売店がどうなるのか心配ですが、
> 確かに治安は良くなるような気がします。
遅い時間まで営業してもらえると安心感は増しますね。


◎rasnaさん
> ブログ開設、2ヶ月、順調に更新中。
毎日更新のペースですよね。素晴らしいと思います。
今後もエトルスキ関係の記事を読めるのを楽しみにしております。


[4805] 明けましておめでとうございます 投稿者:rasna 投稿日:2007/01/01(Mon) 10:28

ブログ開設、2ヶ月、順調に更新中。ご助力に感謝申し上げます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。


rasna

http://blog.goo.ne.jp/hatrencu/


[4804] あけましておめでとうございます。 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2007/01/01(Mon) 03:44

本年もよろしくお願いいたします。

>テルミニの近くにスーパーをつくる
10年前の話ですが、確か、テルミニ駅周辺は物騒だったような記憶があります。特に夜は一人では出歩けないようなところだったと思います。
スーパーができると小売店がどうなるのか心配ですが、確かに治安は良くなるような気がします。


[4803] 無題 投稿者:k.i. 投稿日:2007/01/01(Mon) 01:05

>高島様・augustus様
>トレビのコインで貧困救済 福祉スーパーを運営
逆にいえば,テルミニの近くにスーパーをつくるというのは,海外の人に「ローマ市当局は救貧政策を行っています」というアピールをするのには効果的であっても,実際にローマ市の貧困者層を救済するのには,その効果は疑問であるような気もします。

私が本年最初の書き込みというのも恐縮ですが,本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。


[4802] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/31(Sun) 21:51

◎高島健治さん
> トレビのコインで貧困救済 福祉スーパーを運営
テルミニのそばにスーパーを作ってくれるのは観光客としてもありがたそうですね。


[4801] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/30(Sat) 18:51

●下記に「トレビのコインで貧困救済 福祉スーパーを運営」という記事あり。
 http://www.usfl.com/Daily/News/06/12/1228_004.asp?id=51983
 http://kumanichi.com/news/kyodo/index.cfm?id=20061228000240&cid=life

下記書籍が2007年刊行予定。
●『ハンガリーのギリシア・カトリック教会』 創文社 秋山学
 http://khki11.sec.tsukuba.ac.jp/ilo/hum17hun.htm
 http://khki11.sec.tsukuba.ac.jp/ilo/hum173hun.htm
 <著者>http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/KNKY_24?code=1000011751


[4800] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/29(Fri) 21:46

下記書籍が既刊。
●『絵で見るある港の歴史 ささやかな交易の場から港湾都市への一万年』 
さ・え・ら書房 
アン・ミラード・文 スティーブ・ヌーン・絵 
松沢あさか訳 
\2,310<税込>
 さあ、いよいよ船出です。この船旅は、時をこえて一つの港に立ち寄るふしぎな旅です。数千年のむかし、自然の入り江は小さな漁村にとって、理想的な交易の場でした。その同じ場所が今では活気あふれる港湾都市になっています。この変化はどのようにして起こったのでしょう?力と力がぶつかりあう時代に、この場所はどんな重要な意味を持っていたのでしょう?人びとは海賊の脅威にどう立ち向かったのでしょう?時代時代の人びとの生活ぶりをじっくりながめてください。見れば見るほど、新しい発見があるでしょう。また、災難にとりつかれた男とその子孫が、どの時代にもいます。さがしてみてください。
 <目次>□□港のものがたり□□ローマ帝国の支配を受ける(150年ごろ)□□新しい出発(950年ごろ)□□近いつきあい、遠くとのつながり(1190年ごろ)□□定期市のたのしみ(1450年ごろ)□□新しい世界、新しい産物(1590年ごろ)□□新しい金もうけ(1630年ごろ)□□命がけの航海(1690年ごろ)□□ゆたかさの裏がわで(1770年ごろ)□□工業の発達(1890年ごろ)□□不況の波(1930年ごろ)□□大きくなった港(現在)□□貿易の世界□□船の進化

●『秀村欣二選集 第4巻 論文 ギリシア・ローマ史』 キリスト教図書出版社 清水昭秀・高橋正男編 \5,880<税込>
 本書は第四回配本。
 ・羅馬帝政初期アレクサンドリアに於けるギリシア人のユダヤ人排斥問題
 ・「背教者」ユリアヌスの精神的形成
 ・古代・中世境界論
 ・「ガリラヤ人よ、汝は勝てり!」背教者ユリアヌスとキリスト教
 ・背教者ユリアヌス帝と古代末期世界観
 ・近代ヨーロッパにおける古典古代史研究の発展
 ・古代世界におけるローマ没落観の展開
 ・原始キリスト教におけるポリス観
 ・古典古代の伝記の展開
 ・「背教者」ユリアヌスの宗教政策

●2007年1月8日14:00〜16:00、NHK・BSハイビジョンにて「ハイビジョン喫茶室 ローマ帝国を語る」が放映予定。情報を追加して再掲。

 「ハイビジョン喫茶室」は、各界の著名人や専門家をお招きし、ハイビジョンの映像を材料に、なごやかで知的好奇心豊かな会話を楽しむ、発見に満ちた番組である。喫茶室のマスターは片岡鶴太郎さん。そして吉本多香美さんや麻木久仁子さんたち常連客が毎回のゲストを囲む。第1回のゲストは国立西洋美術館館長の青柳正規さん。ローマ帝国発掘の魅力、学者を志すきっかけや、これからの夢を語ってもらう。
 http://www.nhk.or.jp/bs/navi/docum_fw.html
 http://kataoka-tsurutaro.com/mt/archives/2006/12/post_430.html

下記書籍が2007年3月刊行予定に変更。
●『秀村欣二選集 第5巻 論文 キリスト教史』 キリスト教図書出版社 高橋正男編 予価 \5,775<税込>
 本書は第五回配本。


[4799] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/29(Fri) 14:38

「書籍案内」に『お風呂の歴史』を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2006/12/post_33.html


[4799] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/29(Fri) 14:38

「書籍案内」に『お風呂の歴史』を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2006/12/post_33.html


[4798] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/29(Fri) 14:33

◎NAO4@吟遊詩人さん
> 最近、「ルビコン(トム・ホランド著、中央公論新社)」、
> 「コンスタンティヌス(大澤武男著、講談社)」、
> 「キケロ(アントニー・エヴァリット著、白水社)」と
> 購入しましたので、冬休みは読んでみようと思います。
有意義な休暇になりそうですね。


◎真奈美さん
> 少女マンガ家が。塩野さんの本だけしか読まないのは確かに危険
> ですね。あるいは、これは「塩野ローマ」だと割り切るか。
ローマのマンガが流行るようなことがあるかどうかわかりませんが、現状で誰かがローマのマンガを書こうとすればとりあえず塩野ローマを参考にしそうな気配は濃厚ですね。

> 誰かについて知りたいと思ったら別の著者による本を
> 3冊は読みましょう
賛成ですね。ただ、その三冊が全部塩野ローマを参考にしたものばかりだと...(;_;)


◎高島賢治さん
> 「地球街道 正月スペシャル すべての道はローマから始
> まった!! 〜日比野克彦 アッピア街道全走破〜」
地上波だというのはすばらしい。


[4797] Re[4795]: 塩野さんといえば 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/28(Thu) 17:55

近親憎悪みたいなものじゃあないでしょうか。


[4796] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/28(Thu) 17:51

●下記に新潮社PR小冊子『波 2007年1月号』掲載の「ローマ人の物語」完成記念対談(塩野七生氏・粕谷一希氏)の記事あり。
 http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/309624.html

下記書籍が既刊。
●『前世』 
青林堂 
山口敏太郎 
\1,575<税込>
 TVや雑誌等、マスコミで話題となった前世療法。―暴かれた「前世」の存在。12人が語る、違う国、異なった時代の事件。
 <目次>□□やんごとなき夫を持った女□□ローマの施政者□□幕末の米問屋□□南米の校長先生□□ヨーロッパの山の民□□デザイナー・マリーの人生□□イギリスのパン職人□□自由への逃走□□戦国武士の生涯□□魂揺れし□□ローマの女奴隷□□怪獣狩り□□刺客として育てられた鎌倉武士□□朽ちる紅葉に泣く女□□領国経営□□山伏になった神主□□死神と汚辱に塗れた町
 http://www.garo.co.jp/book_info/zense.html

下記書籍が2007年1月刊行予定。
●『環境の歴史 ヨーロッパ、原初から現代まで』 
みすず書房
R.ドロール&/F.ワルテール著 
桃木暁子・門脇仁訳 
予価 \5,880<税込>


下記書籍が2007年1月26日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ロマネスク美術とその周辺』 
岩波書店 
辻佐保子 
A5・502頁 
予価 \9,240<税込>
 ロマネスク教会における「殉教者崇敬」の絵画表現の問題を論じた著者の代表論文を中心に、中世絵画に関する主要論文を集成。ロマネスク絵画に表された西欧中世の人々の信仰の姿を、作品への深い共感をもって丹念に読み解き、これを壮大な歴史的パースペクティブのなかに位置づけるこれらの論考は、読む者を圧倒する。
 <著者>1930年生まれ。東京大学博士課程修了。お茶の水女子大学教授を1996年に退官し、現在、名古屋大学名誉教授。著書に「中世写本の彩飾と挿絵」「ビザンティン美術の表象世界」「ローマサンタ・サビーナ教会木彫扉の研究」等。

下記書籍が2007年2月16日刊行予定。
●『マルクス・アウレーリウス 自省録』
岩波文庫 
神谷美恵子訳 
232頁
 【高島の蛇足コメント】「改訳」か「重版」か不明。



[4795] 塩野さんといえば 投稿者:真奈美 投稿日:2006/12/28(Thu) 16:30

大著の完結のせいで、ますますこのごろはいろいろなところで見かけますね。
 時々史実でなさそうなことが混じっているとか、贔屓目が強すぎるとかの批判はしばしばされますが、私がそのほかに抵抗を感じるのは、−−ものすごく私的なことですがーー少女マンガに対する偏見です。『男たちへ』のどこかでしたか。以前、『愛の年代記』の中の『エメラルド色の海』が原作のマンガが描かれたのですが、「中年男女の抑えた恋愛」が若く変えられたその他で不興をかい、原作として名前を出すことを断ったという事件がありました。その一件だけが原因かどうかはわかりませんけど、少女マンガを好むのは単純バカとまで言ってます。
 しかし、『優雅なる冷酷』が多くの少女マンガ家に影響を与えたことは間違いないし、彼女の作品のしばしば持つ耽美性、華やかさなどの要素は少女マンガに多いに近いし、−−あのカエサルラブラブぶりなんて、もろに夢見るオトメじゃないですか(私はそれに悪意を持っているのではありません)。それなのに、少女マンガをバカにしきったあの点は納得できません。
 そういえば、宝塚の『暁のローマ』は、いちおうシェイクスピアの原作となっているものの、かなり塩野調がはいってます。少女マンガはダメでも少女歌劇はいいんですかね。宝塚と少女マンガの縁も深いんですけど。

 作家らしい仕事に戻ってよ、というのが本音です。

 オーストリア皇太子ルドルフを主人公にした『天上の愛 地上の恋』の加藤知子が単行本のハシラで、(これ、まえにも書いたような気もしますが)歴史の本にはほんとのことしか書かれていないように素人は思ってしまうけど、やはり偏りはあるようだ、だから、誰かについて知りたいと思ったら別の著者による本を3冊は読みましょう、ということを書いてました。少女マンガ家が。塩野さんの本だけしか読まないのは確かに危険ですね。あるいは、これは「塩野ローマ」だと割り切るか。


[4794] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/27(Wed) 20:39

●下記に雑誌『日経ビジネス 2006年12月25日・2007年1月1日号』に掲載の「新春特別対談 歴史に探る国と企業の盛衰の理 カルロス・ゴーン氏×塩野 七生氏」の記事があり。
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20061221/116113/

下記書籍が既刊。
●『イギリスのカトリック文芸復興 体制文化批判者としてのカトリック知識人』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4816503501.09.MZZZZZZZ.jpg南窓社 
野谷啓二 
A5・400頁
\6,090<税込>


●12月31日11:00〜11:45、NHK綜合テレビにて「世界ふれあい街歩きセレクション マルタ島の街々 バレッタとスリーシティー」が放映予定。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20061231/001/21-1100.html

●2007年1月3日10:30〜12:24、BS日テレ<BSデジタル放送>にて「ヨーロッパ水紀行スペシャル イタリアの旅 湖水地方・ベローナ・ローマとナポリ」が放映予定。

●2007年1月3日21:00〜22:00、NHK綜合テレビにて「世界遺産紀行・マグレブ三都物語 〜海と砂漠の回廊2000キロ〜(仮題)」が放映予定。
 七世紀、東から進出したアラブ人が「マグレブ(陽の沈む国)」と呼んだ北アフリカ地域・チュニジア、アルジェリア、モロッコの三ヶ国は、古くから数々の民族が錯し、文明の衝突や融合が繰り返された地域である。紀元前のフェニキア人到来からローマ帝国の統治、そしてアラブ人によるイスラム教伝播や近代フランスによる保護領政策など、重層する歴史が独特の世界観を織り成し、三ヶ国で二十二もの世遺産が登録されている。また、イスラムと融合した迷宮都市の熱気とカスバを行き交う砂漠の民は、多くの映画の舞台としても登場し、郷愁を誘っている。チュニス・アルジェ・マラケシュの三つの都と周辺の世界遺産を辿り、南部に広大なサハラ砂漠、北部は地中海に面する二千キロの、美しく表情豊かな“マグレブ”を紹介する。
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0103.html
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2007-01-03&ch=21&eid=13866
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/maghreb.html

●2007年1月3日22:00〜23:00、NHK綜合テレビにて、「新春エッセー よく生きよく死ぬために 五木寛之・塩野七生」が放映予定。
 進む格差社会、豊かになったはずの社会で増える自殺者、蔓延する心の病、教育現場の荒廃など、社会の構造や価値観が大きく揺らいでいる。この生き難い時代をどう乗り越え生きればいいのか? 本当の豊かさとは何か? ……社会状況、家族、夫婦、仕事、仲間、老い、そして死などをテーマに、作家・五木寛之と塩野七生が“良く生きる”ための知恵を大いに語る。時代の裂け目、人間の心の闇を見据え、その中に一条の光を求めて……
作家・塩野七生さんと、仏教の現在を見つめてきた作家・五木寛之さん。ローマ文明とブッダの教えから、良く生き良く死ぬための知恵について大いに語り合う。15年にわたってローマ人の物語と取り組んできた作家、塩野七生さん。そして、2006年に1年間世界各地をめぐり、仏教の現在を見つめてきた作家、五木寛之さん。ふたりが久しぶりに出会い、存分に思いの丈を語り合う。一神教が激しくぶつかり合う現代社会の行く末は? いじめや自殺など、心の袋小路に迷い込んでいる日本人の活路は? ローマ文明とブッダの教えから、よく生きよく死ぬための知恵について対話は続く…。
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0103.html
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2007-01-03&ch=21&eid=13868

●2007年1月6日20:00〜21:55、BS朝日<BSデジタル放送>にて「ワールドドキュメンタリースペシャル ローマ 古代帝国の先端技術」が放映予定。

下記書籍が2007年1月17日刊行予定。
●『食と西洋美術』 光文社(新書) 宮下規久朗 予価 \735<税込>
 西洋の食にかける情熱は料理を芸術にまで高めた。一方、食は西洋美術において常に中心的なテーマであった。その相関を俯瞰して考察。
 <著者>http://kikuro.blog.bai.ne.jp/
●『「ギリシャ神話」に生き方を学ぶ(仮題)』 PHP研究所 齋藤孝 予価 \1,260<税込>
 どんな人生論よりも「ギリシャ神話」には知恵がつまっている。仕事や人間関係に役立つ考え方やコツに満ちた神話の新しい読み方。

下記書籍が2007年2月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『総説 キリスト教史 第一巻 原始・古代・中世篇』 日本キリスト教団出版局 監修 荒井献(東京大学名誉教授)出村彰(東北学院大学名誉教授) 予価 \4,400<税込>
 http://www.bp.uccj.or.jp/topics/0610/061002.pdf

下記書籍が2007年2月刊行予定。
●『ユダの謎解き』 
青土社 
W・クラッセン著 森夏樹・訳 
予価 \3,360<税込>


下記書籍が2007年4月刊行予定に変更。
●『図説・ホモセクシュアルの歴史』 作品社 松原國師 予価 \2,940<税込>


[4793] そうですか。 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2006/12/26(Tue) 02:35

塩野七生さんの小説に、「サイレント・マイノリティ」というのがありますが、余りの臨場感に驚いてしまいます。これはやはり一次資料から題材を取ってきている強味かなと思った次第です。

ただ弊害があるのもよく分かりました。最近、「ルビコン(トム・ホランド著、中央公論新社)」、「コンスタンティヌス(大澤武男著、講談社)」、「キケロ(アントニー・エヴァリット著、白水社)」と購入しましたので、冬休みは読んでみようと思います。


[4792] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/25(Mon) 20:22

●講談社PR小冊子『本 2007年1月号』に下記記事が掲載。
 ・「コンスタンティヌスとヨーロッパの黎明 大澤武男」
 http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/hon/

●下記に「ネロの宮殿、一部再開へ」という記事あり。
http://news.www.infoseek.co.jp/search/story/20061220jiji4914987/%25A5%25ED%25A1%25BC%25A5%25DE/

下記書籍が既刊。
●『僭主政治について 上巻』
現代思潮新社 
レオ・シュトラウス著 
石崎嘉彦・飯島昇蔵・面一也訳 
\3,990<税込>
 『僭主政治について』はレオ・シュトラウスの古典読解、すなわちクセノフォンの「『ヒエロン』あるいは僭主政治」の読解である。僭主・ヒエロンと詩人シモニデスによる僭主政治を行うことの利益と不利益についての議論である。本書は、その対話の翻訳とシュトラウスのコメンタリー、そしてフランスの哲学者コジェーヴによるそれへの批判、さらにコジェーヴの批判的評注に照らし合わせたシュトラウス自らの立場の表明。最後にシュトラウス/コジェーヴの書簡集からなっている。下巻は2007年1月刊行予定。シカゴ大学版(2000年刊)のOn Tyranny最新版。
 http://www.gendaishicho.co.jp/mokuroku/sensyu.htm

●2007年1月1日15:00〜16:00、テレビ東京系列にて「地球街道 正月スペシャル すべての道はローマから始まった!! 〜日比野克彦 アッピア街道全走破〜」が放映予定。(1月8日22:00〜23:00、BSジャパン<デジタル衛星テレビ>にて再放映予定。)
 http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyukaidou/
 「すべての道はローマに通ず」そう謳われた偉大なるローマ帝国が、人類史上最も古く作り上げた一本の道。それが、今回の地球街道の舞台『アッピア街道』。『アッピア街道』は古代ローマの政治的中心地フォロ・ローマから、約六百キロ離れたアドリア海の港町・ブリンディシを結ぶ。およそ二千年前、人類が初めて意思と目的を持って誕生させた「道」。道とは何か?道に築いた文化とは?道を作ることによって何を得たのか?人類の大いなる遺産『アッピア街道』を、現代アートの旗手・日比野克彦が駆け抜ける。

●2007年1月6日19:30〜20:45、NHK綜合テレビにて「探検ロマン世界遺産 スペシャル 地中海の女王・水上の迷宮都市〜 イタリア・ベネチア 〜」が放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/
 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr054.html

下記書籍が2007年1月22日刊行予定。
●『新約聖書神学の歴史と課題』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4900666769.09.MZZZZZZZ.jpg一麦出版社 
川村輝典 
予価 \4,620<税込>
 
新約聖書神学とは何か。この古くて新しい課題を、著者は問いつづける。さまざまな聖書学者の研究と取り組む中で見出した方法論とは。神学としての聖書学を指向して「信仰と歴史」の問題に向き合いながら、文献学的な学問の水準を保つことを求め続けた長年の研究の集大成。


下記書籍が2007年2月刊行予定に変更。予価情報を追加して再掲。
●『総説 キリスト教史 第一巻 原始・古代・中世篇』 日本キリスト教団出版局 監修 荒井献(東京大学名誉教授)出村彰(東北学院大学名誉教授) 予価 \4,400<税込>
 (一)原始/荒井献(東京大学名誉教授)
 (二)古代/出村みや子(東北学院大学助教授)
 (三)中世/出村彰(東北学院大学名誉教授)

下記書籍が2007年2月10日刊行予定。予価情報を追加して再掲。
●『ユダの秘密 誤解された弟子とその失われた福音書の物語』 教文館 J.M.ロビンソン著 戸田聡訳 予価 \2,800<税込>

下記書籍が2007年3月刊行予定。
●『新約聖書における教会形成』 教文館 松永希久夫
●『イスカリオテのユダ』 日本キリスト教団出版局 大貫隆他 予価 \2,500<税込>

下記書籍が2007年春頃刊行予定。
●『図解 天国と地獄(仮題)』 新紀元社 草野巧 予価 \1,365<税込>
 第一章 古代世界の天国と地獄 オシリスの法廷/タルタロス/プラトンの語る輪廻転生/ニヴルヘイム/高天原/黄泉の国/不死の楽園「崑崙山」…ほか
 第二章 キリスト教の天国と地獄 古代ユダヤ人の冥界/死後の審判と最後の審判/天界/天国/パラダイス/エデンの園/煉獄/千年王国/『神曲』の冥界/『失楽園』の冥界…ほか
 第三章 仏教の世界 六道と須弥山宇宙/閻魔による審判/天/地獄/極楽浄土/チベット密教の冥界地図/日本の山岳地獄…ほか
 第四章 そのほかの天国と地獄 復古神道の幽冥界/グノーシス主義の天国と地獄/イスラム教の冥界/マヤ神話の冥界シバルバー/フィジーの冥界ブル/マオリ族の冥界/神智学の霊界…ほか


[4791] Re[4788]: 探してます。 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/24(Sun) 19:13

◎ひろさん
> ローマ関係の博物館ありませんか??
> 関東で。
> 行きたくて探してます★
京都にはありますが、関東には無いと思います。上野の国立博物館あたりにローマやギリシャの展示室があっても良いと思うのですが、作ってくれないですね。(;_;)


[4790] 塩野さん 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/24(Sun) 19:08

塩野さんのことが話題になっていますが、
私の場合、「ローマ人の物語」は小説として楽しむ分には良いけれど、事実も創作も勘違いも皆もっともらしく書いてあるのでローマ史を学ぶ参考にするには難しいと感じています。ところどころ「これは違うだろう。」という部分にぶつかるので、ほかの部分も信用できるかどうかわからないのです。

◎NAO4@吟遊詩人さん
> 塩野七生さんの文章は、日本人ではなかなか読み込めない一次
> 資料にあたっているという点で、馬鹿に出来ないどころか、
> 歴史家でもなかなかできないことだと思います。
専門家は先行研究だけでなく、自分の専門分野の一次史料にはちゃんとあたっていると思います。
一般の読者にわかりやすく説明するというところは確かに塩野さんの筆力で素晴らしいことだと思います。残念なのは上にも書きましたが、内容の信頼性にかなり不安があるところです。


◎高島賢治さん
> 「坂の下の泥」は描かず、「坂の上の雲」しか描かない。なんか変です。
うまい表現ですね。確かに塩野さんは「ローマ万歳」すぎるかもしれません。


◎DSSSMさん
> ともかくも、15年、1年に1冊、非常に面白く読める本を
> 出してローマ史ファンを増やしてくれた塩野氏には、
これは間違いないところだと思います。ローマ史関係の出版物も増えましたね。


[4789] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/22(Fri) 18:54

下記書籍が既刊。
●『マグダラのマリアによる福音書 イエスの最高の女性使徒』
河出書房新社 
カレン・L・キング著 
山形孝夫・新免貢訳 
四六版・320頁 
\2,520<税込>
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/4309230768

●『教育の社会史 ヨーロッパ中・近世』
知泉書館 
浅野啓子・佐久間弘展編 
\3,360<税込>
 「公会議と写本収集―古典の再発見と人文主義の拡大(甚野尚志)」が収録。
 http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/901654-88-8.htm

●下記に「イタリア:新聞5日間発行されず ジャーナリストのストで」という記事あり。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061222k0000e030018000c.html

下記書籍が2007年1月9日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『偶像崇拝 その禁止のメカニズム』 
法政大学出版局 
モッシェ・ハルベルタル著&アヴィシャイ・マルガリット著 
大平章訳 
予価 \4,935<税込>
 偶像崇拝とは何か、それはなぜ罪とみなされるのか。視覚的な神の表現が禁止されているのに、なぜ言語による神の表現は許されるのか。タルムードを軸にユダヤ教における偶像崇拝禁止の思想的根拠を提示し、そのメカニズムを解明し、偶像崇拝に関する議論の現代的形態が、ベーコンからウィトゲンシュタイン、ニーチェにおよぶ哲学的認識の原動力として大きな意味を持っていたことを明らかにする。

下記書籍が2007年1月10日刊行予定に変更。
●『興亡の世界史 第01巻 アレクサンドロスの征服と神話』 
講談社 
森谷公俊 
予価 \2,415<税込>
 http://shop.kodansha.jp/bc/books/koubou/


下記書籍が2007年1月25日刊行予定。
●『黄金の魔女が棲む森 美しき邪なる公子』 
徳間書店(トクマ・ノベルズ) 
麻木未穂 
予価 \860<税込>
 『黄金の魔女 麗しき巡礼の姫』に続くシリーズ第三作。魔女シフが向かった国アルメニアで、レギウスが死の淵に!
 http://spn05229-02.hontsuna.net/article/1814141.html

下記書籍が2007年6月刊行予定に変更。
●『新約聖書、訳と註1』 作品社 田川建三 予価 \5,040<税込>


[4788] 探してます。 投稿者:ひろ 投稿日:2006/12/22(Fri) 13:09

ローマ関係の博物館ありませんか??
関東で。
行きたくて探してます★


[4787] Re[4786]: 坂の下の泥 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2006/12/22(Fri) 09:56

父達よ、新たに加わった者達よ


 私も『ローマ人の物語』はIII巻までしか持っていないんですが、当時大学のシミュレーションゲームサークルのOBに「オレも塩野さんのファンだが、君もナナミストか」と言われムッとしたのは、「ローマ第二の創建者」と言われたフリウス・カミルスを塩野さんがほとんど取り上げてなかったとかいう、割と些細なことからでした(^◇^;) 今から考えれば、分量的な問題や、取り上げたい部分への比重を考えると、そういう事はあってもしょうがない、というか当たり前だと。そう思うようになりました。

 高島さんが指摘されるような事は確かにあると思います。私も、新聞上で先日塩野さんのインタビュー記事を読んで、ローマ支配の原則は「寛容」で、それが良かったんですよ、みたいな(うろ覚えです。間違っている可能性大なので訂正お願いします)のを読んで「いや、それはちゃうやろ(裏手ツッコミ)」という感慨を抱きました。

 ですがまあ、そういう事は考えの比重の問題でもあり、あって当然だろうとも思います。また、塩野さんの描き方が(司馬遼太郎氏の作品が面白いように)面白いのも確かだと思います。私は「内乱の百年」の経緯をまだ良く分かってないんですが、『ローマ人の物語』の当該部分が非常に廉価で手に入るなら、買って読んで理解と興味の参考にしたいとも思います。あ、というか、図書館で借りて読めばいいのか(^^ゞ


 私が関わっているフリースクール界でも最近特に思うんですが、自分たちで何をやっていけているかが重要だろう、と。こういう掲示板でのやりとりも非常に有用であると思いますし、私も「共和政ローマの名門」というコンテンツで今アエミリウス氏族がようやく終わりかけ(?)、次いでコルネーリウス氏族のスキーピオー家について調べて載せていきたいと思っていますが、一体どれだけかかるやら……(..;)

 ともかくも、15年、1年に1冊、非常に面白く読める本を出してローマ史ファンを増やしてくれた塩野氏には、拍手かなぁと思います。さらにここに、第二、第三のローマ史ものが出てくれれば、言うことなし! みたいな(^◇^)

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4786] 坂の下の泥 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/21(Thu) 21:34

|| >賛否ありますが、「ローマ人の物語」が日本での古代ローマの書籍刊行が増えたブームを作った
|| 塩野七生さんの文章は、日本人ではなかなか読み込めない一次資料にあたっているという点で、馬鹿に出来ないどころか、歴史家でもなかなかできないことだと思います。しかし、フィクションや独特の史観が混じったりすると、歴史的事実を捻じ曲げ、歴史研究に障害を与えてしまうということでしょうか。

僕は「ローマ人の物語」を四巻あたりで読むのを止めました。理由は古代ローマの影が描かれていないからです。どんなものにも光と影がありますが「ローマ人の物語」は光しか描かれていません。司馬遼太郎氏の歴史小説に「坂の上の雲」がありますが、これも同様の批判があるようです。「坂の下の泥」は描かず、「坂の上の雲」しか描かない。なんか変です。古代ローマ研究者からは、「巻末の参考文献を見てみると参考文献として外せないスタンダードな書籍が抜けている」という指摘もあるようです。資料を沢山読み込んでいても、これでは独りよがりの記述と言われても仕方ありません。また塩野氏はモムゼンを完全否定したとも聞いています。モムゼンはかなり古い時代の古代ローマ研究者ですが、現在の古代ローマ研究はモムゼンから始まったと言われるくらいの大物です。確かに時間が経過してモムゼンの研究が評価できない部分も多々あるかも知れませんが、何パーセントか何十パーセントかは、今でもモムゼンの研究が評価できる部分はあるはずです。僕は直感と好き嫌いで「ローマ人の物語」が描かれている感じがしています。「歴史的事実を捻じ曲げ」ているよりもこの塩野氏独特の描き方が嫌いです。


[4785] 塩野さん 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2006/12/21(Thu) 03:10

高島賢治さま
>「ルビコン」
アマゾンで言い値がついているところを見ると、重版は出ないんじゃないかと推測しますが、インサイド・ストーリーズ続巻も二の足を踏んでいるんでしょうかね。

>賛否ありますが、「ローマ人の物語」が日本での古代ローマの書籍刊行が増えたブームを作った
塩野七生さんの文章は、日本人ではなかなか読み込めない一次資料にあたっているという点で、馬鹿に出来ないどころか、歴史家でもなかなかできないことだと思います。しかし、フィクションや独特の史観が混じったりすると、歴史的事実を捻じ曲げ、歴史研究に障害を与えてしまうということでしょうか。

augustusさま
>表紙の写真がなかなか良いですね。
今までの巻のほとんどが、表紙は肖像でしたからね。私もきれいな写真だと思いました。


[4784] Re[4782]: インサイド・ヒストリーズ 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/20(Wed) 16:59

そういや「ルビコン」の見返しか何かに続刊の案内がありましたね。まだ出ていないのであれば、翻訳の遅れかインサイド・ヒストリーズが出版社予想より売れてないので躊躇しているのではないでしょうか?


[4783] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/20(Wed) 16:49

●下記に「【萬物相】「ローマ人の物語」」という記事あり。
 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/18/20061218000038.html

●日本経済新聞12月20日朝刊・春秋(朝日新聞の天声人語欄に相当)に塩野七生氏「ローマ人の物語」の言及あり。
 http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20061219MS3M1900319122006.html

●下記に「寛容と法の文明の興亡 「ローマ人の物語」全15巻完結」という記事あり。
 http://book.asahi.com/clip/TKY200612200213.html

●下記に「塩野七生さん:『ローマ人の物語』全15巻、完結 権力の有り様を凝視して」という記事あり。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20061217ddm014040036000c.html

●下記に「書評『ローマ人の物語』 15」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20061218bk01.htm

●下記に「出版トピック 塩野七生さん 「ローマ人の物語」完結」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20061215bk01.htm

●下記に「塩野七生「ローマ人の物語」15年かけ、ついに完結」という記事あり。
 http://www.sankei.co.jp/books/news/061214/nws061214000.htm

●下記に「塩野七生インタビュー(上)(下)」という記事あり。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/20/20061220000030.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/20/20061220000031.html

●12月25日、新潮社PR小冊子『波 2007年1月号』に「ローマ人の物語」完成記念対談(塩野七生氏・粕谷一希氏)が掲載予定。
 http://www.shinchosha.co.jp/topics/shiono/blog/2006/11/post_7.html


[4782] インサイド・ヒストリーズ 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2006/12/19(Tue) 00:14

レスありがとうございます。

中央公論新社のインサイド・ヒストリーズは、「ルビコン」に続いて、「第四の十字軍(ジョナサン・フィリップス)」が12月10日に出るはずでしたが、一向に出版される気配が無いですね。そのうち出るんですかね。


[4781] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/18(Mon) 17:31

●下記に「<インタビュー>韓国記者団と会見した塩野七生さん」という記事あり。
 http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=052006121700100
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061218-00000003-yonh-kr

●下記に「塩野七生さん 「ローマ人の物語」完結」という記事あり。
 http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20061215bk01.htm?from=os1

●下記に「『ローマ人の物語』15年間の旅を終える」という記事あり。
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2006121684868

下記書籍が12月20日刊行予定。
●『イタリア好き』 
ソニー・マガジンズ 
篠利幸・松岡絵里 
予価 \1,995<税込>
 イタリア暦20年の著者が展開中のブログの内容に、MAP、店情報などを加え一冊に。一般のガイドにはない、裏情報満載。
 http://www.sonymagazines.jp/book/detail.php?goods=013006

下記書籍が2007年1月26日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ロマネスク美術とその周辺』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4000025899.09.MZZZZZZZ.jpg岩波書店 
辻佐保子 
A5・502頁 
予価 \9,240<税込>
 
ロマネスク教会における「殉教者崇敬」の絵画表現の問題を論じた著者の代表論文を中心に、中世絵画に関する主要論文を集成。


下記書籍が2007年2月10日刊行予定に変更。
●『ユダの秘密 誤解された弟子とその失われた福音書の物語』 教文館 J.M.ロビンソン著 戸田聡訳


[4780] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/18(Mon) 17:06

◇NAO4@吟遊詩人さんへ
||「ルビコン(トムホランド、中央公論新社 3300円)」マーケットプレイスで5000円以上で売られており
お久しぶりです。凄い言い値ですね。とにかく欲しい本は早めに買わないと本当に品切れになることもありますね。

◇NAO4@吟遊詩人さん、augustusさんへ
|| >「聖パウロの石棺」

内部は開けて欲しくないです。

|| > 「ローマ人の物語」
|| > ついに15巻でましたね。

賛否ありますが、「ローマ人の物語」が日本での古代ローマの書籍刊行が増えたブームを作ったということは間違いなさそうなので、そこだけは賞賛されるべきだと思います。


[4779] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/17(Sun) 19:57

◎NAO4@吟遊詩人さん
> 「ローマ人の物語」
> ついに15巻でましたね。
表紙の写真がなかなか良いですね。ローマ世界の終焉というテーマに合っていると思います。


◎高島賢治さん

> 聖パウロの石棺
ぜひ内部の調査もして欲しいものですね。


[4778] ご無沙汰いたしております。 投稿者:NAO4@吟遊詩人 投稿日:2006/12/17(Sun) 07:41

2ヶ月ぶりの投稿でございます。

「ローマ人の物語」
ついに15巻でましたね。第1巻の時から購入しておりますので、15年間自分でもよく買い続けてきたものだと思います。実際には読んでいない巻もあり、読み返したい巻もあります。とにかく、塩野先生よくやってくれました。

「ルビコン(トムホランド、中央公論新社 3300円)」
アマゾンのショッピングカートに入れっぱなしにしておいて、購入アクションをしておりませんでしたら、受付が終わっておりました。そして、マーケットプレイスで5000円以上で売られており、焦りました。でも、中央公論社のホームページでは、まだ売っているようでしたので、何軒か書店を探してみましたら、1冊見つけ、定価で購入してまいりました。

高島賢治さま
お久しぶりです。
>「聖パウロの石棺」
あったんですね。でも本物なのか。中に本当に遺体が入っているのか気になります。


[4777] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/15(Fri) 21:15

●下記に「聖パウロの石棺」という記事あり。
 http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006121320618

●下記に「聖パウロの墓 ローマの大聖堂で一般公開」という記事あり。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061214-00000007-maip-int
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20061214k0000m030065000c.html

●下記に「ようやくローマが分かってきた…『ローマ人の物語』書き終えた塩野七生氏」という記事あり。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=82762&servcode=700§code=700

●下記に「塩野七生「ローマ人の物語」15年かけ、ついに完結」という記事あり。
 http://www.sankei.co.jp/books/news/061214/nws061214000.htm

●BS-i(デジタル衛星テレビ)にてテレビ番組「東ローマ帝国〜繁栄と滅亡 皇帝たちの軌跡」が放映予定。再放映。
 第一話 12月25日18:00〜19:54
 第二話 12月26日18:00〜19:54
 第三話 12月27日18:00〜19:54
 第四話 12月28日18:00〜19:54
 第五話 12月29日18:00〜19:54
 http://www.bs-i.co.jp/main/documentary/show.php?0157

下記書籍が2007年1月26日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ロマネスク美術とその周辺』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4000025899.09.MZZZZZZZ.jpg岩波書店 
辻佐保子 
A5・502頁 
予価 \9,240<税込>
 ロマネスク絵画に込められた人々の信仰の姿。


[4776] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/13(Wed) 20:12

◎高島賢治さん
> 二度永遠の眠りを邪魔している感じがします。発掘でも
> 遺体や墓の場合、死者の尊厳を考古学者が尊重している
> のか気になります。
なるほど、そういう面もありますね。
私の感覚では、とても古いもの例えば北京原人くらいになると死者というよりは「もの」という感じがします。どれくらい古ければ「もの」なのかは自分でもよくわかりませんが。(^^;
我々と同種族の遺体なら「死者」の感じは残りますが、ある程度古ければ「もの」としての扱いも仕方がないような気もします。
ただ、誠に勝手ではありますが、自分自身は2000年後に展示されないような死に方をしたいと思います。(^^;



[4775] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/12(Tue) 17:44

下記書籍が11月既刊。
●『公家と武家 3 王権と儀礼の比較文明史的考察』
思文閣出版 
\8,190<税込>
 「墓所・葬儀からから見たビザンツ皇帝権 井上浩一」が収録
 http://www.shibunkaku.co.jp/shuppan/shosai.php?code=4784213228


●下記に「ローマ教皇庁、使徒パウロの石棺発掘」という記事あり。
 http://www.christiantoday.co.jp/news.htm?id=771&code=int

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 上巻』 
原書房 
N・スパイヴィ&M・スクワイア著 小林雅夫・松原俊文監訳
\4,515<税込>
 古代の人々はどのようにして人生を過ごし、死を迎えたのか。千年にわたるギリシア・ローマ世界を、豊富な図版とともにテーマ別に浮き彫りにする。上巻には、神々と英雄たち、芸術作品にみる神話、自然の活用ほかを収録。
 〈ナイジェル・スパイヴィー〉ケンブリッジ大学エマニュエル・コレッジにて、古代ギリシア・ローマ研究に関する講義を担当。
 〈マイケル・スクワイア〉ハーヴァード大学フランク・ノックス記念フェロー。ケンブリッジ大学トリニティ・コレッジ研究員。
 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=04039-4

下記書籍が12月より刊行開始予定。情報を追加して再掲。
●『世界史史料 全十二巻』 岩波書店 歴史学研究会編
 http://www.iwanami.co.jp/banner/r/banner.html
 ◎ 第一巻  古代のオリエントと地中海世界
  <目次>
 第一章 西アジア――アカイメネス朝以前楔形文字の誕生と発展/ウルナンム法典/アッシリア王のシリア・パレスチナ遠征/ヒッタイトの馬調教文書他
 第二章 エジプト ヒッタイトとエジプトの平和条約文書/第五王朝と太陽神信仰/中王国時代の農業経営/王家の谷の成立/職人のストライキ/ナウナクト夫人の遺言/ナイル賛歌他
 第三章 古代ギリシア ピュロス王国の土地割当と所有形態/アルカイック期の交易/スパルタの国制/クレイステネスの改革/コリントス戦争/キティオン出身の商人へ神域建設許可他
 第四章 ローマ ローマの建国/12表法/マリウスの兵制改革/ヒスパニア人都市の水利権をめぐる裁定/カエサルの暗殺他
 第五章 西アジア――アカイメネス朝以後 アレクサンドロスのバビロン征服/クレオパトラの外交/パルミュラ関税法/マニ教文書他
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/026379+/top2.html

下記書籍が12月刊行予定。
●『ソクラテスとフィロソフィア 初期プラトン哲学の展開』 ミネルヴァ書房 中澤務 予価 \6,300<税込>
 プラトン初期対話篇を、「フィロソフィア(愛智)」概念を核にして詳細に読み解き、その倫理思想の全体像の再構成を試みる。

下記書籍が2007年1月刊行予定。
●『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 下巻』 
原書房 
N・スパイヴィ&M・スクワイア著 
小林雅夫・松原俊文監訳
予価 \4,515<税込>
 ギリシア・ローマの「古典世界」を豊富な図版とともにわかりやすく一望する名著。ゆりかごから墓場まで、神話、自然、政治などのテーマ別に描く、古代のパノラマ博物館!千年にわたるギリシア・ローマ世界を豊富な図版とともに浮き彫りにする決定版!

下記書籍が2007年1月上旬刊行予定。
●『偶像崇拝 その禁止のメカニズム』 
法政大学出版局 
モッシェ・ハルベルタル著&アヴィシャイ・マルガリット著 
予価 \4,935<税込>
 偶像崇拝はなぜ罪とみなされるのか。偶像崇拝禁止の思想的根拠を提示し、そのメカニズムを解明する。


下記書籍が2007年1月11日刊行予定。
●『ジュリアス・シーザー(仮題)』 
光文社(古典新訳文庫) 
安西徹雄


下記書籍が2007年1月18日刊行予定。
●『キリスト教 VS 市民社会(仮題)』 
講談社現代新書 
工藤庸子


下記書籍が2007年1月30日刊行予定。
●『はじめてのイタリア語 会話とフレーズ CD2枚付』 学習研究社 柴田香葉美 予価 \1,680<税込>
 おもに日常会話でつかわれる会話とフレーズだけを、約千六百厳選収録。聞いて、喋って、覚えられるCD2枚付。


[4774] 死者の尊厳 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/11(Mon) 11:20

◇augustusさんへ
|| >下記に「ロンドン市中でローマ時代の棺発掘、中は頭部がない人骨」という記事あり。
|| 頭部が無い理由について、記事には「石棺を見つけたビクトリア王朝時代の下水工事作業人が、頭の部分を持ち去ったのではないか」と書いてありますが、持っていった頭をどうしたのか気になりますね。

持っていった頭をどうしたのか気になるより、少なくとも二度永遠の眠りを邪魔している感じがします。発掘でも遺体や墓の場合、死者の尊厳を考古学者が尊重しているのか気になります。考古学の為なら何でも許される訳ではないのは当たり前だと思うのですが。


[4773] Re[4772]: ペルージア考古学博物館 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/10(Sun) 13:17

◎rasnaさん
情報ありがとうございます。

7000枚のコレクションとはすごいですね。ペルージア考古学博物館がコインをどういうふうに展示しているのかはわかりませんが、迫力ありそうです。
一度見に行きたいものです。


[4772] ペルージア考古学博物館 投稿者:rasna 投稿日:2006/12/10(Sun) 06:21

たまたま考古学博物館のホームページを見ていたら、同館にコインルームがあったことを思い出しました。そこには7000枚以上のコインのコレクションがあるようです。そのページに行くには、cutuと記入の上検索してください、念のために。以下がURLです。

http://www.eng.archeopg.arti.beniculturali.it/canale.asp?id=539


rasna

http://blog.goo.ne.jp/hatrencu/


[4771] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/09(Sat) 09:29

「書籍案内」に『 Ancient Coin Collecting IV: Roman Provincial Coins』を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2006/12/ancient_coin_co_3.html


[4770] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/09(Sat) 08:35

◎高島賢治さん
>下記に「ロンドン市中でローマ時代の棺発掘、中は頭部がない人骨」という記事あり。
頭部が無い理由について、記事には「石棺を見つけたビクトリア王朝時代の下水工事作業人が、頭の部分を持ち去ったのではないか」と書いてありますが、持っていった頭をどうしたのか気になりますね。


[4769] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/08(Fri) 17:35

下記書籍が既刊。
●『生きているギリシャの神々』 
まんだらけ出版部 
レムリア・ルネッサンス 
\1,050<税込>
http://www.mandarake.co.jp/publish/lemuria/3.html

下記書籍が12月11日刊行予定。
●『ホメロスの世界』 
学燈社 
藤縄謙三 
予価 \2,100<税込>


●12月12日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC地球伝説 神の肖像 キリスト教美術二千年の旅 第一章 イエスの顔」が放映予定。
●12月13日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC地球伝説 神の肖像 キリスト教美術二千年の旅 第二章 幼な子」が放映予定。
●12月14日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC地球伝説 神の肖像 キリスト教美術二千年の旅 第三章 十字架」が放映予定。
●12月15日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC地球伝説 神の肖像 キリスト教美術二千年の旅 第四章 死と復活」が放映予定。

●2007年1月25日20:00〜21:35、NHK・BSハイビジョンにて「ジェームズ・キャメロンの出エジプト記の“真実”」が放映予定。
2006年10月に『地球ドラマチック』で放送した「出エジプト記の“真実”〜奇跡は本当に起こったのか?〜」。ご好評を受け、およそ10分間の未公開映像を加え再編集した「完全版」を、1月から始まるBSハイビジョンの新番組『フロンティア』で放送します。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/


[4768] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/07(Thu) 20:03

下記書籍が12月8日刊行予定に変更。
●『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 上巻』 
原書房 
N・スパイヴィ&M・スクワイア著 
小林雅夫・松原俊文監訳
予価 \4,515<税込>
 ギリシア・ローマの「古典世界」を豊富な図版とともにわかりやすく一望する名著。ゆりかごから墓場まで、神話、自然、政治などのテーマ別に描く、古代のパノラマ博物館!千年にわたるギリシア・ローマ世界を豊富な図版とともに浮き彫りにする決定版!


[4767] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/07(Thu) 15:28

●下記に「ロンドン市中でローマ時代の棺発掘、中は頭部がない人骨」という記事あり。
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200612050031.html

下記書籍が既刊。予価情報を変更して再掲。
●『反キリスト 黙示録の時代』 
人文書院 
エルネスト・ルナン著 
忽那錦吾訳 
\2,520<税込>
 ローマ、ユダヤ、キリスト教。壮絶なる戦いと、新たなる時代の幕開け。『イエスの生涯』『聖パウロ』に続く、ルナンの大著『キリスト教起源の歴史』第4部。西暦61年〜73年を描く。皇帝ネロの狂気、ユダヤ教徒の内紛、キリスト教の迫害、ローマ帝国とのユダヤ戦争、エルサレムの陥落、そして黙示録の成立。壮絶を極めた時代を生き生きと描写する。「キリスト教が歩んだ全発展の道で、本書が扱った時期はかつて例のない異常な時期であった。…立ちはだかる目の前の怪物、悪の権化、これに対峙する善の権化すなわちイエス。…キリスト教は…ローマに制圧されたジュダイズムの枠を越えて、ますます自由に羽ばたき、独自の運命を辿っていく…。」(序文より)

●日本経済新聞12月5日朝刊最終頁に「サンタの島 美術の贈り物 トルコ南部ゲミレル島で発見、教会装飾の認識新たに 浅野和生」という記事あり。
 http://www.geocities.jp/kz11610/critics005.jpg

下記書籍が12月8日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古典ギリシア』 
講談社学術文庫 
高津春繁 
予価 \945<税込>
 ギリシア文化を育んだ風土、民族、その言語、生活……古代ギリシアの全体像に迫る。遥かな時空を超えて今なお人を魅了し続ける古代ギリシア文化は、いかなる条件のもとに生まれたか。山と海とに画された風土、多様な民族とその言語、市井の民の生活のありよう等の特質を考察するとともに、その比類ない精神がいかに形成され、それが思想、文芸、科学等々にいかに反映されているかを探る。古代ギリシアの全体像を知る好適のガイド。
◇◇第一章 土地と人 ◇◇第二章 ギリシア語 ◇◇第三章 芸術 ◇◇第四章 生活 ◇◇第五章 ヘレニズムと古典文化の伝承
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1597973&x=B

下記書籍が2007年1月刊行予定。
●『ナビでちかみちイタリア会話』 白水社 アッティコ編 予価 \1,470<税込>
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=00393


[4766] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/12/05(Tue) 19:21

◎高島賢治さん
> 下記に「世界最古の計算機か、ギリシャで発見!」という記事あり。
これが、天文用の計算機であることは以前から言われていたようですね。「古代の発明」(ピーター・ジェームズ著)にも記述がありました。
ニッカンスポーツの記事に、つい先日わかったばかりのニュースみたいに書いてあるのが違和感ありますね。(^^


[4765] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/02(Sat) 18:35

下記書籍が12月刊行予定。
●『アイルズ 西の島の歴史』 
共同通信社 
N.デイヴィス著 
別宮貞徳訳 
予価 \9,870<税込>
 先史時代から現代にいたるイギリス・アイルランド通史。「イングランド中心史観」を見直し、これまでの英国史の常識を根底から覆した必読の傑作。イングランド、ウエールズ、スコットランド、アイルランドの対立と強調のダイナミズムを見事にとらえ、世界に貢献する「島国」のあり方を指し示す。

下記書籍が2007年1月上旬刊行予定。
●『経済成長の世界史』 
名古屋大学出版会 
E・L・ジョーンズ著 
天野雅敏訳 
A5・250頁 
予価 \3,990<税込>
 グローバルヒストリーの先駆的著作。


●2007年1月8日14:00〜16:00、NHK・BSハイビジョンにて「ハイビジョン喫茶室」が放映予定。
 「ハイビジョン喫茶室」は、各界の著名人や専門家をお招きし、ハイビジョンの映像を材料に、なごやかで知的好奇心豊かな会話を楽しむ、発見に満ちた番組である。喫茶室のマスターは片岡鶴太郎さん。そして吉本多香美さんや麻木久仁子さんたち常連客が毎回のゲストを囲む。第1回はローマ帝国の文明や遺産を、現地も訪ねた専門家青柳正規さんとともに、取材の裏話も交え、たっぷり堪能する。
 http://www.nhk.or.jp/bs/navi/docum_fw.html
 【高島の蛇足コメント】青柳正規氏のトークを二時間聞ける。


[4763] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/12/01(Fri) 12:53

●下記に「世界最古の計算機か、ギリシャで発見!」という記事あり。
 http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061201-124167.html

●下記に「ローマ時代の石棺出土 ロンドン中心部」という記事あり。
 http://www.topics.or.jp/Gnews/news.php?id=CN2006120101000222&gid=G08

下記書籍が既刊。
●『古代ギリシアがんちく図鑑』
バジリコ 
芝崎みゆき 画・文 
\1,785<税込>

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『コンスタンティヌス ユーロの夜明け』 
講談社 
大澤武男
\1,680<税込>
 青年皇帝のゆるぎない支配への意志、神の限りない愛への傾倒が生み出すヨーロッパ黎明の壮烈な歴史ロマン。21世紀・大ユーロの起源をローマ皇帝コンスタンティヌスと考えその生涯を描く、初の書き下ろし小説。
 <著者>1942年埼玉生まれ。ドイツ・ヴュルツブルク大学で博士号を取得。古代教会史、ドイツ・ユダヤ人史専攻。フランクフルト日本人国際学校理事・事務局長。著書に「ユダヤ人とローマ帝国」など。
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2136503

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『キケロ もうひとつのローマ史』 
白水社 
アントニー・エヴァリット著 
高田康成訳 
四六判・528頁
\5,670<税込>
 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02621

下記書籍が12月より刊行開始予定。情報を追加して再掲。
●『世界史史料 全十二巻』 岩波書店 歴史学研究会編
 第一巻  古代のオリエントと地中海世界
 第二巻  南アジア・イスラーム世界・アフリカ
 第三巻  東アジア・内陸アジア・東南アジア1 10世紀まで
 第四巻  東アジア・内陸アジア・東南アジア2 10世紀〜18世紀
 第五巻  ヨーロッパ世界の成立と膨張 17世紀まで
 第六巻  ヨーロッパ近代社会の形成から帝国主義へ 18世紀〜19世紀
 第七巻  南北アメリカ 先住民の世界から19世紀まで
 第八巻  帝国主議と各地の抵抗1 南アジア・中東・アフリカ
 第九巻  帝国主議と各地の抵抗2 東アジア・内陸アジア・東南アジア・オセアニア
 第十巻  20世紀の世界1 ふたつの世界大戦
 第十一巻 20世紀の世界2 第二次世界大戦後 冷戦と開発
 第十二巻 21世紀の世界へ
 近年、日本の世界史研究は、従来の中国史と西欧史偏重の枠を突破して視野を広げ、社会の諸相にも目を向けるようになってきている。本シリーズでは、重要な条約・宣言・法令はもとより、社会の実態を示す史料を広く選び出し、多様な時代と地域の性格に対する認識を深めることを目指す。歴史教育・研究にも最適のテキスト。
 ・高校・大学における歴史教育、世界史に関心を持つ学生・一般読者に最適の史料集。 ・各巻二百を超える史料のほとんどを、第一線の研究者が原典より新たに翻訳し、周到な解説をほどこす。
 ・各史料項目を目次に配し、巻末に索引を付して、検索の便宜をはかる。
 第一回(2006年12月)配本は第十巻 予価 \4,200<税込>、第二回(2007年3月)配本は第六巻、第三回(2007年6月)配本は第五巻、以降三ヶ月に一冊刊行予定の模様。

下記書籍が12月刊行予定。
●『シェイクスピア 残酷劇からの誕生 「タイタス・アンドロニカス」の劇作術』 
京都大学学術出版会 
依田義丸 
A5・380頁 
予価 \5,072<税込>
 シェイクスピアの第三作『タイタス』は、ヴィクトリア朝時代に一世を風靡した残酷劇に挑戦したものである。しかし、詩人は、これを単なる残酷劇だけに終わらせていない。観客の容易な感情移入を阻止したり、多面的キャラクターの登場人物を配するなど、後期四大悲劇に通ずるさまざまな工夫をほどす。その作劇術の詳細な分析を通して大作家の誕生を予告する。

●12月10日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 ローマの水道橋 ポン・デュ・ガール(フランス)」が放映予定。 (12月15日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)

下記書籍が12月15日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ローマ人の物語XV ローマ世界の終焉』 
新潮社 
塩野七生
予価 \3,150<税込>
 地中海世界の隅々にまで高度な文明を行き渡らせた空前絶後の大帝国。それはいつ、どのように滅んだのか――古代ローマ一千年の興亡を描き切った前人未到の偉業、十五年の歳月をかけ、ここに完結。
http://www.shinchosha.co.jp/topics/shiono/
http://www.shinchosha.co.jp/book/309624/


下記書籍が12月中旬刊行予定に変更。
●『ヨーロッパ祝祭日の謎を解く』 
創元社 
アンソニー・F・アヴェニ著 
勝貴子訳
予価 \2,940<税込>
 お正月からクリスマスまで、一年間にはさまざまな祝祭日がある。バレンタインデー、メーデー、感謝祭など、世界中で祝われているおなじみの祝祭日はどのようにして生まれ、今日見られるような形へと変わっていったのだろうか?キリスト教以前の時代にまでさかのぼり、その起源と歴史、習俗などを探りながら、祝祭日にこめられた世界の民族のさまざまな季節感、自然観、宗教観を掘り起こしてゆくユニークな「暦」と時間の文化史。
□□第一章 祝日の誕生、体系化と変容 □□第二章 元日の由来 □□第三章 二月の祝日−予知、浄め、そして情熱の恋愛 □□第四章 春分の日−大蛇の降臨 □□第五章 イースターと過越しの祭−時の断層をつなぐ □□第六章 メーデー−力の衝突 □□第七章 夏至−火と水の祭典、そして女性の恋占い □□第八章 レーバー・デー−時間をめぐる大戦争の形見 □□第九章 ハロウィーン−死者の季節 □□第十章 感謝祭−ピルグリム・ファーザーズの歩みを越えて □□第十一章 クリスマス−キリストの復活から赤鼻のトナカイまで □□第十二章 時はめぐる…

●『世界の古代遺跡 <空から見る驚異の歴史シリーズ1>』 
創元社 
アンリ・スティルラン著 
森山隆訳


●『大聖堂、寺院、モスク <空から見る驚異の歴史シリーズ3>』 
創元社 
アンリ・スティルラン著 
森山隆訳


●12月24日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群(ギリシア)」が放映予定。 (12月29日23:00〜23:30 BS−i<BSデジタル放送>にて再放映。)

●2007年1月16日20:00〜21:30、NHK・BSハイビジョンにて「〔異国と格闘した日本人芸術家〕 ロシアに旅立ったイコン画家 山下りん(仮題)」が放映予定。
 現在日本全国で活動を続ける多くのロシア正教会。その教会に欠かせないイコンの多くは、日本人初めての女流イコン画家・山下りんが描いたものである。その西洋画とも日本画とも異なる山下のイコンの静けさの背後には、明治初期の一人の日本人女性とロシアという文化の格闘の軌跡が秘められている。1857年、山下りんは茨城県の貧しい下級武士の家に生まれた。幼い頃から絵師を目指したりんの運命を変えたのは日本で布教を始めたばかりのロシア人宣教師ニコライとの出会いだった。ニコライは布教の手段として日本人のイコン画家を求めていた。その推挙でりんは23歳でペテルブルグの修道院へ派遣される。ロシア語もほとんど話せない少女がイコンの模写のためエルミタージュ美術館に通う日々。彼女の胸には洋画への憧れがよみがえり宗教画ではなく、明るいイタリアの絵画に心惹かれるようになるのである。しかし、それは彼女に与えられた「布教」のためのイコンを描くという目的と大きく異なるものだった。2年半にわたって滞在したロシアのサンクトペテルブルグで、エルミタージュに通いつめ、ダビンチやラファエロなどの名画を目の当たりにし、模写をする一方で、帝政ロシアの伝統を守る修道院では、ひたすらイコンの模写を続けた彼女の心にどんな思いが宿っていたのか?
ロシア滞在中、日本初の女流洋画家をめざしたい心と、日本最初のイコン画家として託された使命の中で、山下りんは激しく葛藤する。帰国した彼女は神田ニコライ堂を初めとする各地のロシア正教会のイコンを描き続ける。しかし、マリアの表情はどこか、ロシアのイコンとは違っていた。それはまさに日本人のイコンだった。番組では、19世紀末ロシアに渡った一人の日本人女性の苦闘の物語を、エルミタージュ美術館や日本各地の教会に残された数々のイコンと共に辿る。
 http://www.nhk.or.jp/bs/navi/docum_fw.html

●2007年1月3日18:30〜22:54、TBSテレビ系列にて「TBS開局55周年記念番組 大型ドキュメンタリードラマ 古代エジプト大冒険!!黄金・ミイラ・大発掘 究極の48(秘)ミステリー全解明スペシャル」が放映予定。
 http://www.daily.co.jp/gossip/2006/11/29/0000179227.shtml
「ミイラ」「黄金」「盗掘」「ピラミッド」をキーワードに、イギリスBBCの二本のドラマともコラボレーション。さまざまな角度からピラミッドの謎に大胆推理で迫っていく。スタジオ総合司会・みのもんた 解説監修・吉村作治早大客員教授 レポーター・江口洋介

下記書籍が2007年1月26日刊行予定。
●『ロマネスク美術とその周辺』 
http://images-jp.amazon.com/images/P/4000025899.09.MZZZZZZZ.jpg岩波書店 
辻佐保子 
A5・490頁



[4762] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/11/28(Tue) 20:59

下記書籍が10月既刊。
●『ヴェネツィアの石 建築・装飾とゴシック精神』 
法蔵館 
ジョン・ラスキン著 内藤史朗訳 
\4,410<税込>
 石切り場 第一部 ビザンチン時代(王座 トルチェッロ島 ムラーノ島 サン・マルコ大聖堂 ビザンチン様式宮殿) 第二部 ゴシック時代(ゴシックの本質  ゴシック様式宮殿 ドゥカーレ宮殿) ドゥカーレ宮殿の柱頭表 ヴェネツィア国の物語風年代記
http://www.bukkyosho.gr.jp/Bukkyo/i/Shop/ThisBookHZK.asp?KanriNo=9-999-06101-9-051

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『アウグスティヌス「告白録」講義』 
知泉書館  
加藤信朗 
\3,990<税込>
 http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/901654-86-1.htm

下記書籍が11月30日刊行予定。
●『イエスが愛した聖女 マグダラのマリア』 
日経BP出版センター 
マービン・マイヤー&E.A.D.ブール著 
予価 \1,680<税込>
 マグダラのマリアはイエスの一番弟子だった!小説『ダ・ヴィンチ・コード』の中で、イエスとの関係が取りざたされているマグダラのマリア。長い間、マリアは娼婦と言われ、キリスト教会ではさほど重要視されてこなかった。本書は「マリアの福音書」、他の聖書外典、新約聖書のなかからマリアに関する記述を丹念に拾い上げ、学究的な分析を行い、実はマリアはイエスの第一の弟子で、もっとも愛された存在で、弟子たちのリーダーだったという結論を下している。本書は『ダ・ヴィンチ・コード』、『ユダの福音書』など、昨今のキリスト教に対する関心にさらに一歩踏み込んで答えるもので、米国ではキリスト教の中での女性の位置という側面をクローズアップしたことにより注目を集めた作品でもある。

下記DVDブックが12月4日刊行予定。
●『ビジュアル保存版 イエスが愛した聖女 マグダラのマリア DVDブック』 
日経BP出版センター 
予価 \3,990<税込>
 イエスはマグダラのマリアと結婚したのか?本書はナショナル ジオグラフィックのDVD作品『徹底解明 ダ・ヴィンチ・コード』と『マリアの福音書』からの抜粋をDVDブックとして組み合わせた日本オリジナル商品。DVD作品は「ダ・ヴィンチ・コード」に真実はあるか、というテーマのもと、同小説に描かれた「事実」を検証する。イエスはマグダラのマリアと結婚したのか?モナリザに描き込まれた秘密のカギとは?キリストの血脈を守る秘密結社とは?イエスの子孫は今も生きている?などの検証をドキュメンタリータッチで解説する。ブックレット部分にはマグダラのマリアに焦点を当てた、前述の「マリアの福音書」からの抜粋を収録。
 http://store.nikkeibp.co.jp/item/main/090371685400.html

下記書籍が12月上旬刊行予定。
●『神話的世界と文学』 
ぎょうせい 
小泉進・小倉博孝編 
予価 \1,800<税込>
 英・独・仏・国文学における神話の変容と受容を、古典から現代文学まで横断的に研究。上智大学の学内共同研究をまとめた論文集。

●『イギリス博物館Walkingガイド』 
サイクルズ・カンパニー 
予価 \840<税込>
 http://www.kodai-iseki.com/shop/EMflyer.pdf

下記書籍が12月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『都市を歩く ローマから博多まで』 
九州大学出版会 
井口正俊・岩尾龍太郎編 
予価 \3,150<税込>
 西南学院大学国際文化学部の授業「文化のダイナミズム」の成果を集成。ローマ、シエナ、ニューヨーク、京都、奈良など、さまざまな都市の成立過程や魅力について、そこに住み、あるいは勉学した経験を持つ教員が語る。

下記書籍が12月刊行予定。
●『キリストの言葉 マタイ福音書をめぐる18章』 
平凡社 
森一弘 
\1,890<税込>
 「蝮の子らよ、地獄に落ちよ」。ユダヤ教をそう呪った原始キリスト教のマタイ伝を貫く“復讐の思想”とは何か。キリスト最初の山上の説教の五つの柱を中心に、現代人の救いの道を求める。
 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=707014

●『ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科 上巻』 
原書房 
N・スパイヴィ&M・スクワイア著 
小林雅夫・松原俊文監訳 予価 \4,515<税込>
 ギリシア・ローマの「古典世界」を豊富な図版とともにわかりやすく一望する名著。ゆりかごから墓場まで、神話、自然、政治などのテーマ別に描く、古代のパノラマ博物館!千年にわたるギリシア・ローマ世界を豊富な図版とともに浮き彫りにする決定版!

下記書籍が12月25日刊行予定。
●『ラテン語と日本語の語源的関係』サンパウロ 与謝野達 予価 \5,250<税込>
 日本語の単語の多くは、ラテン語を起源としている。わたしたちの言語観、古代史観やユーラシア観をもゆるがすようなこの言語上の事象を、著者は豊富なサンプルと多角的な実例分析を通じ淡々と説明していきます。「こころ・あわれ・いにしえ・さようなら・がんばれ・すめら」など、扱う単語(約七百語)の語源と見なされるラテン語の単語を詳しく紹介し、読者の判断材料も提供しています。「は行音の単語」、「重ね言葉」、「同音語の生成」など、クラシックなテーマに加え、日・羅間に見られる「類音複合」や「単語群間の非対称的対応」など、比較言語の新しいコンセプトにも言及。また、英語に多いラテン系単語と日本語の関連にも随所で触れ、親しみやすい内容となっています。


[4761] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/26(Sun) 19:43

「書籍案内」に
『ローマ人の物語 パクス・ロマーナ(上・中・下)』
を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2006/11/post_34.html

上巻にアウグストゥスによる通貨改革のことを書いた節がありますので、その部分に対する感想を書いてみました。


[4760] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/26(Sun) 19:16

◎manbee777さん
> 初心者にも理解できる本を、紹介していただけませんか。
ローマコインについて詳しく書いた日本語の本は残念ながら出ていません。

http://images-jp.amazon.com/images/P/4887213239.09.MZZZZZZZ.jpg図説 お金の歴史全書
ジョナサン ウイリアムズ(編集), 湯浅 赳男(翻訳)
東洋書林 (1998-09)
¥ 3,990
この本の中で30ページくらいがローマコインに充てられています。

Ancient Coin Collecting
Wayne G. Sayles(著)
Krause Pubns Inc (2003-06)
¥ 3,759
古代コイン収集の入門書。比較的易しめの英語で書かれているような気がします。

コインの考古学―古代を解き明かす
アンドリュー バーネット(著), 新井 佑造(翻訳), 小山 修三
學藝書林 (1998-09)
¥ 1,890
ローマコインに限った本ではないのですが、研究者がどのようにしてコインの年代を決定しているかなど興味深い内容です。


[4759] すごい!すごい! 投稿者:manbee777 投稿日:2006/11/26(Sun) 12:47

 augustusさん、 すごい!すごい!
有難うございます。五賢帝の時代のコインだ何て〜
AD2世紀ごろということですね。8文字だけで、これだけで
時代が分かるなんて感激です。 有難うございました。私も勉強したいなあ。初心者にも理解できる本を、紹介していただけませんか。
 以前に教えていただいた本「ROMAN COINS」AND THEIR VALUES U は英文で、私にとって時間が必要でしす・・・退職してからゆっくりと辞書と首っ丈でやってみたいと思います。

http://ameblo.jp/manbee777/


[4758] Re[4757]: 三度教えてください〜 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/26(Sun) 10:01

◎manbee777さん
> PIVSL(LはCまたはEかも)PTR
たぶんPIVSPPTRではないかと思います。
候補1)ANTONINVS AVG PIVS P P TR P
候補2)ANTONINVS AVG PIVS P P TR P *** (*** は COS II, COS III, COS IIII, または XIからXXIIIIまでの数)
候補3)IM ANTONINVS AVG PIVS P P TR P COS II
いずれもアントニヌス・ピウス(五賢帝の4人目)ですね。
AVG, PP, TRP の意味は http://www.augustus.to/mamechishiki/meibun.html をご覧ください。


[4757] 三度教えてください〜 投稿者:manbee777 投稿日:2006/11/26(Sun) 01:18

 augustusさんこんばんは。三度教えてください。
 緑青のかかったローマンコインの銘文が半分しか読めません。前半部分は読めませんが、後半は「PIVSL(LはCまたはEかも)PTR」と読めます。(前半部分が読めるといいのですが・・・)コインの絵柄は、男性で月桂樹でしょうか冠をかぶっています。何か時代の分かるヒントを教えていただけませんか?よろしくお願いします。

http://ameblo.jp/manbee777/


[4756] 無題 投稿者:生徒 投稿日:2006/11/24(Fri) 17:34

三角比のテストの答えは・・・?


[4755] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/11/23(Thu) 17:30

◇augustusさんへ
|| > 特別対談---ローマに学ぶ「興亡の世界史」 青柳正規・本村凌二
|| 豪華な対談ですね。
|| 個人的にはこれに南川先生を加えた鼎談にして欲しかった。(^^

無料PR誌の対談に、交通費がかかる(関西在住)南川先生は難しいと思います。


[4754] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/23(Thu) 16:48

◎高島賢治さん
> 特別対談---ローマに学ぶ「興亡の世界史」 青柳正規・本村凌二
豪華な対談ですね。
個人的にはこれに南川先生を加えた鼎談にして欲しかった。(^^


[4753] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/23(Thu) 16:46

「書籍案内」に『 Ancient Coin Collecting III: The Roman World-Politics and Propaganda』を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2006/11/ancient_coin_co_2.html


[4752] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/11/22(Wed) 20:12

●11月29日19:00〜21:00、BS日テレ<BSデジタル放送>にて「ヨーロッパ水紀行スペシャル イタリアの旅 ローマの噴水&ローマ建築の遺跡紹介ほか」が放映予定。

下記書籍が12月刊行予定。
●『都市を歩く ローマから博多まで』 
九州大学出版会 
井口正俊・岩尾龍太郎編 
予価 \3,150<税込>


[4751] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/22(Wed) 17:50

「書籍案内」に『 Ancient Coin Collecting II: Numismatic Art of the Greek World』を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2006/11/ancient_coin_co_1.html


[4750] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/11/21(Tue) 18:44

下記書籍が既刊。
●『カフカース 二つの文明が交差する境界』 
彩流社 
木村崇・鈴木董・篠野志郎・早坂眞理編 
A5・354頁 \3,990<税込>
 “文明の十字路”――スラヴ世界と中東世界の狭間にあったコーカサス――グルジアやアルメニアには固有のキリスト教文化が栄え、ダゲスタンはイスラーム原理主義の祖型を育んだ。埋もれた歴史を掘り起こす学際的成果。
 <執筆者>木村崇・鈴木董・篠野志郎・瀬尾和大・早坂眞理・中村唯史・黛秋津・前田弘毅・宮澤栄司・藤田康仁・守田正志・乗松亨平
 http://www.hanmoto.com/bd/ISBN4-7791-1215-X.html

●講談社PR小冊子『本 2006年12月号』に下記記事が掲載。
 ・特別対談---ローマに学ぶ「興亡の世界史」 青柳正規・本村凌二
 http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/hon/

下記書籍が年内刊行予定。
●『ヴィジュアル版 ラルース 世界の神々・神話百科』 
原書房 
フェルナン・コント著 
蔵持不三也訳 
予価 \5,040<税込>
 神話の魅力を浮彫りにする名著!人間の生活や思考と不覚結びつきながら、時代を超えて脈々と受け継がれてきた世界中の神話を、五百におよぶ選び抜かれた最新のカラー図版とともに、神話の特徴を解説する序文と、主要な登場人物をとおして、それぞれの神話の全体像を魅力豊かに描く好著!

下記書籍が2007年1月刊行予定。
●『マルコ福音書を読む 驚くべきイエスがあきらかに』 原書房 P.M.ベールネール著 伊藤慶枝訳 予価 \1,800<税込>


[4749] ありがとうございます。 投稿者:マンセル 投稿日:2006/11/20(Mon) 09:47

まず書籍を購入して熟読します。後は、お小遣いと相談しながらゆっくりと気長にコレクションを始めてみます。また何かありましたら、よろしくお願いします。


[4749] ありがとうございます。 投稿者:マンセル 投稿日:2006/11/20(Mon) 09:47

まず書籍を購入して熟読します。後は、お小遣いと相談しながらゆっくりと気長にコレクションを始めてみます。また何かありましたら、よろしくお願いします。


[4748] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/19(Sun) 15:43

『書籍案内』に『 Ancient Coin Collecting』と『「帝国」としての中期共和政ローマ』を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2006/11/ancient_coin_co.html
http://www.augustus.to/books/archives/2006/11/post_32.html


[4747] 改訂版が出ていました。 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/19(Sun) 15:31

◎マンセルさん
Ancient Coin Collecting には改訂版が出ていました。新たに購入するならこちらの方が良いでしょう。
Ancient Coin Collecting
Wayne G. Sayles(著)
Krause Pubns Inc (2003-06)
¥ 3,759


[4747] 改訂版が出ていました。 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/19(Sun) 15:31

◎マンセルさん
Ancient Coin Collecting には改訂版が出ていました。新たに購入するならこちらの方が良いでしょう。
Ancient Coin Collecting
Wayne G. Sayles(著)
Krause Pubns Inc (2003-06)
¥ 3,759


[4747] 改訂版が出ていました。 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/19(Sun) 15:31

◎マンセルさん
Ancient Coin Collecting には改訂版が出ていました。新たに購入するならこちらの方が良いでしょう。
Ancient Coin Collecting
Wayne G. Sayles(著)
Krause Pubns Inc (2003-06)
¥ 3,759


[4746] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/18(Sat) 10:39

◎マンセルさん
> コインコレクションを自分も古代ローマが好きで
> 始めて見たいのですが
はじめまして。楽しい趣味ですので、ぜひお始めください。(^^

収集に関する入門的な本としては
ANCIENT COIN COLLECTING
Krause Pubns Inc (1996/06)

というものがあります。
この本には「A Roman Starter Set」という節があって、安価で入手しやすいコンスタンティヌス大帝一族の銅貨の収集が勧められています。

通販という手もありますが、最初はやはり現物を見て、お店の人の話を聞いて買うのが良いと思います(質問にも親切に答えてもらえます)。国内でローマコインを多く扱っているところとしては、「ワールドコインズジャパン」、「松浦古銭堂」の2社があります。いずれも東京にあります。前者は大阪、名古屋の催しものに定期的に出展もしているようです。機会があれば一度覗いてみてはいかがでしょう。


◎高島賢治さん
> 「バチカン内から古代ローマ時代の共同墓地」という記事
まだ顔が彫られていない石棺というのが面白いですね。



[4746] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/18(Sat) 10:39

◎マンセルさん
> コインコレクションを自分も古代ローマが好きで
> 始めて見たいのですが
はじめまして。楽しい趣味ですので、ぜひお始めください。(^^

収集に関する入門的な本としては
ANCIENT COIN COLLECTING
Krause Pubns Inc (1996/06)

というものがあります。
この本には「A Roman Starter Set」という節があって、安価で入手しやすいコンスタンティヌス大帝一族の銅貨の収集が勧められています。

通販という手もありますが、最初はやはり現物を見て、お店の人の話を聞いて買うのが良いと思います(質問にも親切に答えてもらえます)。国内でローマコインを多く扱っているところとしては、「ワールドコインズジャパン」、「松浦古銭堂」の2社があります。いずれも東京にあります。前者は大阪、名古屋の催しものに定期的に出展もしているようです。機会があれば一度覗いてみてはいかがでしょう。


◎高島賢治さん
> 「バチカン内から古代ローマ時代の共同墓地」という記事
まだ顔が彫られていない石棺というのが面白いですね。



[4745] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/11/17(Fri) 20:39

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『文学の創造 アルス・ポエティカ』 
郁朋社 
河底尚吾 
予価 \2,940<税込>
 文学はどうして生まれ、どのように表現されるのか。ギリシア語を取り入れラテン文学の華を開かせたローマ人と、漢字を借用しつつ独自の言語文化を発展させた日本人。両者の対比から古典文学の創作技術を究める。
 <著者>1930年生まれ。横浜国立大学名誉教授。詩集に「アテネの春」「どこまでもレクイエム」、評論に「中村光夫論」などがある。


下記書籍が11月20日刊行予定に変更。
●『アウグスティヌス「告白録」講義』 
知泉書館  
加藤信朗


[4744] コインコレクション 投稿者:マンセル 投稿日:2006/11/17(Fri) 14:54

を自分も古代ローマが好きで始めて見たいのですが、何から準備を始めたらよいのか解りません。第一歩を踏み出すにあたり、どのような事を始めたらよいでしょうか?


[4743] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/11/15(Wed) 21:15

●下記に「バチカン内から古代ローマ時代の共同墓地」という記事あり。
 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200611140369.html

下記書籍が既刊。
●『十字軍大全 年代記で読むキリスト教とイスラームの対立』
東洋書林 
エリザベス・ハラム編 川成洋・太田直也・太田美智子訳 
\4,935<税込>
 1096年の第一回十字軍から1492年の新大陸発見、その直後から続くコンキスタドールの系譜に至るまでを長期的展望のもとにとらえ、さらに聖地回復のみならず、ヨーロッパ内に存在した異郷、異端へのローマ・カトリック化をも視野におさめた詳細かつ網羅的な全書。
 <著者>ロンドン大学で中世修道院史を専攻し、博士号を取得。王立歴史協会のフェロー。アバディーン大学などで人類学・文化史の教鞭をとる。著書に「聖者の事典」など。
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=4887217293


下記書籍が11月30日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『コンスタンティヌス ユーロの夜明け』 
講談社 
大澤武男
予価 \1,680<税込>
 現代ユーロの起源築いたコンスタンティヌス。冷戦後に一体化していく大ユーロ。その起源を神聖ローマ帝国に辿り、コンスタンティヌスが戦いを経ていかにキリスト教信仰へ傾倒していくか描く歴史ロマン。

下記書籍が近刊予定。(刊行時期は不明)
●『ギリシア神話の世界』 東洋書林


[4742] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/11/14(Tue) 20:00

下記書籍が11月中旬刊行予定。
●『聖書の謎百科』 
荒地出版社 
荒地出版社編 
予価 \2,520<税込>

下記書籍が11月下旬刊行予定。
●『ネオアッシリア語』 
国際語学社 
飯島紀・佐藤信夫 
予価 \2,625<税込>
 アッシリア語はアラム語の一種でありアラム語はセム系言語の一つである。言語のルーツから歴史まで「民族の活きた言語」を詳細に解説。

●11月30日発売予定の「ナショナル ジオグラフィック 日本版 2006年12月号」に下記記事が掲載予定。
 ・古代トラキアの金の財宝
 欧州とアジアが交わる地、現在のブルガリアで紀元前に繁栄した古代トラキア。支配者の墓に眠る金銀の工芸品は、幾度となく盗掘に遭ってきたが、現地の考古学者の奮闘によって、貴重な遺産が守られるようになりつつある。
 http://nng.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/nng_match.cgi?issue_id=0611

下記DVDボックスが12月5日発売予定。
●『聖書の謎を追え』 日経ナショナルジオグラフィック社
 http://nationalgeographic.jp/sp/dvd/
 http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/shop/dvd/bible.shtml

下記書籍が12月6日刊行予定。
●『乗っ取られた聖書』 
京都大学学術出版会 
秦剛平 
予価 \1,890<税込>
 聖書が当時の世界的言語ギリシア語に訳される経緯と、その聖書がキリスト教徒によって利用されていく過程を平易な言葉で解き明かす。
 <著者>1942年生まれ。多摩美術大学教授。著書に「描かれなかった十字架」「旧約聖書続編講義」「ヨセフス」など。

下記書籍が12月13日刊行予定。
●『マグダラのマリアによる福音書 イエスの最高の女性使徒』 
河出書房新社 
カレン・L・キング著 
山形孝夫・新免貢訳 
四六版・320頁 
予価 \2,520<税込>
 世紀の発見!! 断片写本に書かれていたのは……女性名の唯一の福音書『マグダラのマリアの福音書』だった。マリアはイエスに愛され、信頼され、不思議な霊の幻について語る。封印された禁断の書が千五百年の時を経て蘇る!!
 <著者>ハーヴァード大学神学部教授。古代キリスト教史、コプト語を担当。『マグダラのマリアによる福音書』研究の世界的第一人者。他に『グノーシス主義とは何であるのか』で学界の高い評価を得ている。
 <訳者>山形孝夫:1932年生まれ。宗教人類学専攻。宮城学院女子大学名誉教授。『砂漠の修道院』は日本エッセイストクラブ賞。著書『レバノンの白い山−古代地中海の神々』『聖書の起源』『聖書の奇跡物語-治癒神イエスの誕生』等。
 <訳者>新免貢:1953年、沖縄生まれ。宮城学院女子大学教授。論文に「さすらいの信仰者――『通り過ぎて行くものであれ』」「古代キリスト諸資料に基づくマグダラのマリア像の再検証」、訳書に『Q資料・トマス福音書』等。
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/4309230768


[4741] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/12(Sun) 07:47

「リンク」に「hatrencuからの贈り物」、「書評Blog Nerva.org」を追加しました。


[4740] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/11/12(Sun) 07:43

◎高島賢治さん

> つい1か月ほどまえに、ポンペイを埋没させたヴェスヴィオ山
> 噴火は79年の8月24日ではなく10月後半以降であることが
> 明らかにされた。
これは大発見ですね。詳しい内容をぜひ知りたいものです。


[4739] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/11/11(Sat) 19:43

●下記に『碑文から見た古代ローマ生活誌』の書評あり。ただし注目すべきは青柳正規氏の【つい1か月ほどまえに、ポンペイを埋没させたヴェスヴィオ山噴火は79年の8月24日ではなく10月後半以降であることが明らかにされた。ポンペイ出土の貨幣に記された銘文と兵士の兵役満了証明書の碑文などを根拠としてである。】という記述。
 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20061030bk08.htm


[4739] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/11/11(Sat) 19:43

●下記に『碑文から見た古代ローマ生活誌』の書評あり。ただし注目すべきは青柳正規氏の【つい1か月ほどまえに、ポンペイを埋没させたヴェスヴィオ山噴火は79年の8月24日ではなく10月後半以降であることが明らかにされた。ポンペイ出土の貨幣に記された銘文と兵士の兵役満了証明書の碑文などを根拠としてである。】という記述。
 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20061030bk08.htm


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