古代ローマBBS 過去ログ47

[4415] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/23(Thu) 22:04

◎高島賢治さん

> 『共和政ローマとトリブス制』 北海道大学出版会 砂田徹
あっ。地元の大学だ。これはぜひ買わなくては。


◎苦力さん

いろいろありがとうございます。

> 『古代ローマについて一つ薀蓄でも傾けるか』という
> 親切なおじさんばかりなので――それでよろしいです
> かね? 管理人さん――、
さーて、どうでしょう。
(問題点1)性別を限定している。
(問題点2)年齢を限定している。
というわけで、
「親切な人ばかりなので」と修正した上で賛同したいと思います。(^^

揚げ足取ってるんじゃない。 > 自分 (^^;

> でも恐竜ならラテン語の学名を暗記しているから
> それはそれで凄いかな……
学名のラテン語を分解して、それぞれの意味を説明してあげたりすると喜ぶのではないでしょうか。
ここでラテン語に慣れておくと、将来は立派な古典学者になれるかもしれませんね。


◎m.mizunoさん

わからないこと以外でも、調べているうちに見つけた興味深いことなどもぜひ書き込んでください。ハドリアヌスの長城の話題なら多くの人が興味を持つと思います。

12歳で英語が大丈夫というのはうらやましいです。ローマ史関係の勉強をするにも大いに有利でしょう。頑張ってください。


[4414] no title 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/23(Thu) 17:52

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。

●『お風呂の歴史』
文庫クセジュ 
ドミニック・ラティ著 
高遠弘美訳 
\999<税込>
 第一章に「古代(ギリシア世界における入浴とマッサージ ローマ世界における入浴の大発展)」。
http://www.hakusuisha.co.jp/FMPro?-db=shosekidata.fmj&-format=detail.html&ISBN=4-560-50897-6&-Find


下記書籍が3月刊行予定。
●『共和政ローマとトリブス制』 北海道大学出版会 砂田徹 予価 \9,975<税込>
 <著者>北海道大学文学部助教授。専門は古代ローマ政治史。
 http://w-history.let.hokudai.ac.jp/shoukai/sunada.html
 【高島の蛇足コメント】砂田徹氏は古代ローマの政治構造に関する論文を数多く書かれておられる若手研究家です。なかなか楽しんで読めそうな書籍と思われます。


下記書籍が3月15日刊行予定。
●『歴史学と社会理論』 慶應義塾大学出版会 ピーター・バーク著 佐藤公彦訳 予価 \6,615<税込>
 我が国でも多数の翻訳が刊行されているピーター・バークの代表作の本邦初訳。研究に直接生かせる歴史学方法論の名著。歴史家は他の学問からも学ぶべきとするピーター・バーグが、歴史研究にも応用できる社会学の方法(モデルの使用など)や用語(ヘゲモニーや社会的流動性など)を紹介し、「社会理論は歴史学に何の役にたつのか」を提示する刺激的論考。
 http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/4766412540


下記書籍が3月25日刊行予定。

●『中東がわかる古代オリエントの物語』
日本放送出版協会 
小山茂樹 
予価 \1,890<税込>
 アラブ・イスラエル紛争の起源、はたまたユダヤとイスラームの背景とは。旧約聖書の世界からムハンマドまで歴史の絡み合いを語る。


[4413] 頑張ってくださいm.mizuno(12歳)さん 投稿者:苦力 投稿日:2006/02/23(Thu) 16:27

m.mizuno(12歳)さん江
 「前略」はもう入れなくてもいいでしょう。
既にココでは一見さんではないのだし。あまり畏まらなくてもよいのではないでしょうか?ついでに言うと「早々」が抜け落ちてますよ。

ココの掲示板は基本的に『古代ローマについて一つ薀蓄でも傾けるか』という親切なおじさんばかりなので――それでよろしいですかね? 管理人さん――、解らないことは親切に書いてくれるでしょうから、具体的に要点を絞って質問をあげると良いでしょう。漠然とした抽象的な質問ではどう答えていいかわからないのでその辺はご理解ください。

この件に関して嫌がらせは今後来ないでしょう。多分。

しかし、12歳で『ハドリアヌスの防壁』についての30枚の英文の論文ですか。レベルが高いな。うちの小僧さんなど9歳ですがニンテンドーDSがどうの遊戯王カードがこうのとそんなレベルですからねぇ。これのほうが一般的だとは思いますが。でも恐竜ならラテン語の学名を暗記しているからそれはそれで凄いかな……おたくとしては。

http://http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[4412] augustusさん、高島賢治さん 投稿者:m.mizuno 投稿日:2006/02/23(Thu) 08:15

前略
「ハドリアヌスの長城」の件ほんとに色々有難うございます。これからも、ご指導よろしくお願いいたします。


[4411] 苦力さんへ「ハドリアヌスの件 投稿者:m.mizuno(12歳) 投稿日:2006/02/23(Thu) 08:05

前略
苦力さん
資料有難うございます。今、原稿書き始めたとこです。[m.みずの]と失礼な事を書いてあるのは僕ではありません。
 僕はニュージーランドの学校に在学しているので英語も日本語も読めます。英語の資料もとても助かります。今、帰省中で日本にいますが、(また、嫌がらせが入ったら、どうしようか、心配ですが)
ある程度まとめながら解らない点が出てきたらいろいろ教えてくださいね。

本当に有難うございます。


[4410] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/23(Thu) 06:15

最近の書き込みの中に皆さまが不適切と感じられるものがあるかと思います。ご不快に思われた方も多いかと存知ますので、状況を説明いたします。
「m.mizunoさん」の名誉のために申し上げますが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」の投稿は別のIPから書かれております。個人情報保護の観点から詳細は省きますが、お二人が同一人物である可能性は皆無と考えております。
「m、みずの氏」の書き込みは大変失礼で、かつ「m.mizunoさん」と紛らわしい不適切なものなので削除も検討しました。しかし、苦力さんが大変教育的な返信を書き込んでくださいましたので、残しておくことにしました。


◎m.mizunoさん

30枚の原稿とは本格的ですね。頑張ってください。
上にも書きましたが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」が別人であることはわかっておりますので、心配せずにこれからも書き込んでください。


◎苦力さん

冷静な返信をお書きいただき、本当にありがとうございます。「m、みずの氏」もきっとこれで何かを学習したことだろうと思います。


◎高島賢治さん

「m、みずの氏」はIPアドレスから考えるとおそらく小学生か中学生です。これを機に反省すれば良しとしましょう。(^^


[4410] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/23(Thu) 06:15

最近の書き込みの中に皆さまが不適切と感じられるものがあるかと思います。ご不快に思われた方も多いかと存知ますので、状況を説明いたします。
「m.mizunoさん」の名誉のために申し上げますが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」の投稿は別のIPから書かれております。個人情報保護の観点から詳細は省きますが、お二人が同一人物である可能性は皆無と考えております。
「m、みずの氏」の書き込みは大変失礼で、かつ「m.mizunoさん」と紛らわしい不適切なものなので削除も検討しました。しかし、苦力さんが大変教育的な返信を書き込んでくださいましたので、残しておくことにしました。


◎m.mizunoさん

30枚の原稿とは本格的ですね。頑張ってください。
上にも書きましたが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」が別人であることはわかっておりますので、心配せずにこれからも書き込んでください。


◎苦力さん

冷静な返信をお書きいただき、本当にありがとうございます。「m、みずの氏」もきっとこれで何かを学習したことだろうと思います。


◎高島賢治さん

「m、みずの氏」はIPアドレスから考えるとおそらく小学生か中学生です。これを機に反省すれば良しとしましょう。(^^


[4410] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/23(Thu) 06:15

最近の書き込みの中に皆さまが不適切と感じられるものがあるかと思います。ご不快に思われた方も多いかと存知ますので、状況を説明いたします。
「m.mizunoさん」の名誉のために申し上げますが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」の投稿は別のIPから書かれております。個人情報保護の観点から詳細は省きますが、お二人が同一人物である可能性は皆無と考えております。
「m、みずの氏」の書き込みは大変失礼で、かつ「m.mizunoさん」と紛らわしい不適切なものなので削除も検討しました。しかし、苦力さんが大変教育的な返信を書き込んでくださいましたので、残しておくことにしました。


◎m.mizunoさん

30枚の原稿とは本格的ですね。頑張ってください。
上にも書きましたが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」が別人であることはわかっておりますので、心配せずにこれからも書き込んでください。


◎苦力さん

冷静な返信をお書きいただき、本当にありがとうございます。「m、みずの氏」もきっとこれで何かを学習したことだろうと思います。


◎高島賢治さん

「m、みずの氏」はIPアドレスから考えるとおそらく小学生か中学生です。これを機に反省すれば良しとしましょう。(^^


[4410] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/23(Thu) 06:15

最近の書き込みの中に皆さまが不適切と感じられるものがあるかと思います。ご不快に思われた方も多いかと存知ますので、状況を説明いたします。
「m.mizunoさん」の名誉のために申し上げますが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」の投稿は別のIPから書かれております。個人情報保護の観点から詳細は省きますが、お二人が同一人物である可能性は皆無と考えております。
「m、みずの氏」の書き込みは大変失礼で、かつ「m.mizunoさん」と紛らわしい不適切なものなので削除も検討しました。しかし、苦力さんが大変教育的な返信を書き込んでくださいましたので、残しておくことにしました。


◎m.mizunoさん

30枚の原稿とは本格的ですね。頑張ってください。
上にも書きましたが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」が別人であることはわかっておりますので、心配せずにこれからも書き込んでください。


◎苦力さん

冷静な返信をお書きいただき、本当にありがとうございます。「m、みずの氏」もきっとこれで何かを学習したことだろうと思います。


◎高島賢治さん

「m、みずの氏」はIPアドレスから考えるとおそらく小学生か中学生です。これを機に反省すれば良しとしましょう。(^^


[4410] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/23(Thu) 06:15

最近の書き込みの中に皆さまが不適切と感じられるものがあるかと思います。ご不快に思われた方も多いかと存知ますので、状況を説明いたします。
「m.mizunoさん」の名誉のために申し上げますが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」の投稿は別のIPから書かれております。個人情報保護の観点から詳細は省きますが、お二人が同一人物である可能性は皆無と考えております。
「m、みずの氏」の書き込みは大変失礼で、かつ「m.mizunoさん」と紛らわしい不適切なものなので削除も検討しました。しかし、苦力さんが大変教育的な返信を書き込んでくださいましたので、残しておくことにしました。


◎m.mizunoさん

30枚の原稿とは本格的ですね。頑張ってください。
上にも書きましたが、「m.mizunoさん」と「m、みずの氏」が別人であることはわかっておりますので、心配せずにこれからも書き込んでください。


◎苦力さん

冷静な返信をお書きいただき、本当にありがとうございます。「m、みずの氏」もきっとこれで何かを学習したことだろうと思います。


◎高島賢治さん

「m、みずの氏」はIPアドレスから考えるとおそらく小学生か中学生です。これを機に反省すれば良しとしましょう。(^^


[4409] くだらないレス 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/22(Wed) 21:52

[4403]を書かれたm.mizunoさんと[4404]を書かれたm、みずのさんは同一人物なのかは、管理人さんがログを調べれば判るはずですが、もし同一人物ならば、「あほ」は如何かと。「英語を読めない貴方があほ」という論理も成り立つわけで、苦力さんは、日本語書籍で適切なものが浮かばないので、英語書籍を推薦されたわけです。性格、知性、能力を知らない相手に書いている訳で、論争・罵倒は不毛です。
なおハドリアヌスの長城については、下記書籍が去年12月に出ています。

『古代のイギリス <一冊でわかる・シリーズ>』 岩波書店 ピーター・サルウェイ著 南川高志訳・解説 B6・180頁 \1,575<税込>
 イギリス史はローマ帝国によるブリテン島支配の時代から始まる。有名なハドリアヌスの長城を始め、ローマの遺跡も数多い。考古学の成果も織り込みつつ古代イギリス五百年の歴史を跡づける。訳者による懇切な遺跡案内を付載。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/6/0268850.html

さらに書いておきますが、http://www.augustus.to/bbs/light2.cgi?mode=find_html で「ハドリアヌスの長城」をキーワードに検索されれば上記書籍は[4260]でヒットするはずです。[4403]を書かれたm.mizunoさんと[4404]を書かれたm、みずのさんが同一人物ならば、この検索をしなかった貴方こそ「あほ」だと爽やかに断定できます。


[4408] no title 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/22(Wed) 21:04

●下記に『伊の盗掘品返還で合意 米メトロポリタン美術館』の記事あり。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060222k0000e030047000c.html
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060222-00000080-kyodo-int

●下記に『ポンペイの輝き展、東京を皮切りに全国4会場で』の記事あり。
 http://www.asahi.com/event/TKY200602200215.html

●2月28日09:30〜11:30、NHK・BSハイビジョンにて「遥かなるリビア・砂に抱かれた巨大ローマ遺跡」が再放映予定。出演者:青柳正規氏
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/hv/20060228/frame_05-12.html


下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。

●『図説 文字の起源と歴史』
創元社 
アンドルー・ロビンソン著 
片山陽子訳 
\3,465<税込>
 楔形文字、アルファベット、漢字など、代表的な文字を取り上げ、豊富な図版とエピソードで紹介した、おもしろ深い、文字の文化史。
 http://www.sogensha.co.jp/mybooks/ISBN4-422-20235-9.htm


下記書籍が3月3日刊行予定。情報を追加して再掲。

●『よみがえる天才アルキメデス 無限との闘い<岩波科学ライブラリー・シリーズ>』
岩波書店 
斉藤憲 
予価 \1,260<税込>
 幻の奇書アルキメデスの「方法」。初の解読部分も含め、微積分を生んだ近代数学に一千年以上先じた天才に迫る。


下記書籍が3月上旬刊行予定。情報を追加して再掲。

●『古代文明の数学』
日本評論社 
ファン・デル・ヴェルデン著 
加藤文元他訳 
予価 \3,465<税込>
 ファン・デル・ヴェルデンによる古代数学史。重要な数学的発見は「一回性」のもので、それが各地に伝播したと主張する。


下記書籍が3月28日刊行予定。情報を追加して再掲。

●『ギリシャ・ローマの戦争 <一冊でわかる・シリーズ>』
岩波書店 
ハリー・サイドボトム著 
吉村忠典・澤田典子訳 澤田典子解説 
B6・240頁 
予価 \1,575<税込>
 古代人にとって戦争とは何だったのか。戦闘の実態にも触れつつ古代人の社会や心性、世界観を解明する。




[4407] そのほかに 投稿者:苦力 投稿日:2006/02/22(Wed) 18:04

古代ローマ軍(?)の糧食メニュー
http://www5.ocn.ne.jp/~slg/saigen3-1.htm

ハドリアヌスの防壁に駐屯していた軍団の分遣隊兵士や支援軍の五百人隊・千人隊の兵士たちが食していたものとほぼ同じではないでしょうか?

http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[4406] 映像資料としては 投稿者:苦力 投稿日:2006/02/22(Wed) 17:55

2月12日14:50〜16:40、NHK・BS2にて「ローマ皇帝の歩いた道(後編)」が再放映されたと思いますが。
ヴィンドランダの発掘調査などに触れていましたからちょうど良いのではないでしょうか? たしか本放映を録画してあったと思いますので、良かったらお貸ししますよ。
>m.mizunoさん

http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[4406] 映像資料としては 投稿者:苦力 投稿日:2006/02/22(Wed) 17:55

2月12日14:50〜16:40、NHK・BS2にて「ローマ皇帝の歩いた道(後編)」が再放映されたと思いますが。
ヴィンドランダの発掘調査などに触れていましたからちょうど良いのではないでしょうか? たしか本放映を録画してあったと思いますので、良かったらお貸ししますよ。
>m.mizunoさん

http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[4406] 映像資料としては 投稿者:苦力 投稿日:2006/02/22(Wed) 17:55

2月12日14:50〜16:40、NHK・BS2にて「ローマ皇帝の歩いた道(後編)」が再放映されたと思いますが。
ヴィンドランダの発掘調査などに触れていましたからちょうど良いのではないでしょうか? たしか本放映を録画してあったと思いますので、良かったらお貸ししますよ。
>m.mizunoさん

http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[4405] m、みずのさんへ 投稿者:苦力 投稿日:2006/02/22(Wed) 11:26

>資料をくれる気持ちはありがたいのですが
>読めっかあほ

日本語資料を提供できなくてまことに申し訳ございません。
しかし紹介した3冊の本は、写真に地図に構造図にカラーイラストとグラフィックな情報も豊富なので英語が苦手な方にも活用できるものであると考えます。私自身英語は苦手ですが、このシリーズに何が書かれているのか知りたいゆえに何とかかじりつこうと思っているのですよ。

http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[4405] m、みずのさんへ 投稿者:苦力 投稿日:2006/02/22(Wed) 11:26

>資料をくれる気持ちはありがたいのですが
>読めっかあほ

日本語資料を提供できなくてまことに申し訳ございません。
しかし紹介した3冊の本は、写真に地図に構造図にカラーイラストとグラフィックな情報も豊富なので英語が苦手な方にも活用できるものであると考えます。私自身英語は苦手ですが、このシリーズに何が書かれているのか知りたいゆえに何とかかじりつこうと思っているのですよ。

http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[4404] 苦力さんへ 投稿者:m、みずの 投稿日:2006/02/22(Wed) 10:11

資料をくれる気持ちはありがたいのですが
読めっかあほ


[4404] 苦力さんへ 投稿者:m、みずの 投稿日:2006/02/22(Wed) 10:11

資料をくれる気持ちはありがたいのですが
読めっかあほ


[4404] 苦力さんへ 投稿者:m、みずの 投稿日:2006/02/22(Wed) 10:11

資料をくれる気持ちはありがたいのですが
読めっかあほ


[4404] 苦力さんへ 投稿者:m、みずの 投稿日:2006/02/22(Wed) 10:11

資料をくれる気持ちはありがたいのですが
読めっかあほ


[4404] 苦力さんへ 投稿者:m、みずの 投稿日:2006/02/22(Wed) 10:11

資料をくれる気持ちはありがたいのですが
読めっかあほ


[4404] 苦力さんへ 投稿者:m、みずの 投稿日:2006/02/22(Wed) 10:11

資料をくれる気持ちはありがたいのですが
読めっかあほ


[4403] ハドリアヌスの長城の件 投稿者:m.mizuno 投稿日:2006/02/21(Tue) 23:44

苦力さん、augustusさん 早速のご指導有難う御座います。
国際バカロレア(IB)の論文の為、30枚位の原稿にします。これからもよろしくお願いします


[4402] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/21(Tue) 20:29

◎高島賢治さん

> 『リンド数学パピルス (普及版)』
商売柄、興味はあるんですが、もう少し安くないと手が出そうにないです。(;_;)


◎DSSSMさん

> 「その財産はやっと6億円あったと言われ」とほぼ同じ
> だとしたら、当時の貴族って
小プリニウスについての碑文が残っていて、それによりますと
・浴場を?セステルティウスで建て
・その装飾用に30万
・維持費として20万
・百名の解放奴隷の扶養費として186万6666セステルティウスを市当局に
というような遺贈を行ったそうです。
さらに生存中は
・市民の少年少女扶養のため50万セステルティウス
・図書館と図書館維持のため100万セステルティウス
を贈与したとか。

アエミリウス・パウルスよりもかなりお金持ちですね。


◎m.mizuno さん

> 僕のテーマは「ハドリアヌフの長城」に決まったのですが
興味深いテーマだと思います。頑張ってください。

苦力さんがピッタリの本を紹介してくださったので、蛇足になるかと思いますが、
「古代ローマ軍団大百科」にハドリアヌスの長城について数ページ記述がありました。


◎オヤジさん、白夜叉さん

もしかしたら小学校、または中学校でのインターネットの利用方法の実習中でしょうか。

掲示板で質問をするときは何を知りたいのかもっと具体的に書くようにすると良いです。
ちなみに、ローマ、イタリアについて知りたいというのは漠然としすぎた質問です。まずは図書館などでそれらについて書かれた本を何冊か読んでみてください。


◎苦力さん

ピッタリの本を紹介してくださったようですね。
フォローありがとうございます。



[4401] 英文資料追加 投稿者:苦力 投稿日:2006/02/21(Tue) 16:44

英国オスプレイ社
『The Roman Army from Hadrian to Constantine』
http://www.ospreypublishing.com/title_detail.php/title=Q333X~ser=MAA~per=40
の前半にもハドリアヌスの防壁についての記述があります。

http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[4400] 英文資料ではいけませんか? 投稿者:苦力 投稿日:2006/02/21(Tue) 16:38

英文資料でよければ、英国オスプレイ社の
『Hadrian’s Wall AD 122–410』
http://www.ospreypublishing.com/title_detail.php/title=S4302~ser=FOR~per=40
『Rome’s Northern Frontier AD 70–235 Beyond Hadrian's Wall』
http://www.ospreypublishing.com/title_detail.php/title=S8324~ser=FOR~per=40
をお奨めするんですけどね。

持っている私もまだ全部目を通したわけでは在りませんが、英国の古代ローマ史研究の裾野の広さを強く感じてしまう二冊でしたよ。

http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[4398] 無題 投稿者:オヤジ 投稿日:2006/02/21(Tue) 14:14

イタリアの情報提供よろしくおーねーがーいーしーまーす。


[4397] 440105人目のローマ市民 投稿者:白夜叉 投稿日:2006/02/21(Tue) 14:11

(´∀`)<ローマに関する情報をください


[4396] ハドリアヌスの長城 投稿者:m.mizuno 投稿日:2006/02/20(Mon) 23:57

前略、
僕はインターナショナルスクールに通う 8年生(中2)12歳です。IB校なので歴史の論文を書かなければなりません。僕のテーマは「ハドリアヌフの長城」に決まったのですが資料がほとんど集まりません。どなたか資料や内容を指導していただけませんか。日本語で調査して英語で提出する予定です。切に宜しくお願い致します。


[4395] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/20(Mon) 21:34

●2月26日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて、「世界遺産 エルサレム旧市街とその城壁2」が放映予定。
●3月3日23:00〜23:30、BS-i<BSデジタル放送>にて、「世界遺産 エルサレム旧市街とその城壁2」が放映予定。

下記書籍が3月20日刊行予定。
●『人類史をくつがえす奇跡の石』 徳間書店 ハヴィエル・カブレラ・ダルケア・著 浅川嘉富・監修 予価 \1,680<税込>
 解明不能と思われた人類の過去が、一万五千年前に刻まれた石の文様によって鮮やかに甦る!

下記書籍が3月25日刊行予定。
●『<妻>の歴史』 慶應義塾大学出版会 マリリン・ヤーロム著 林ゆう子訳 A5・560頁 予価 \6,090<税込>
 「A History of the Wife」(Harpercollins, 2001)の翻訳。膨大な文献と「普通の」女性たちが書いた手紙や日記等の資料等から「妻/母/主婦」の歴史的変容を浮き彫りにする。第一章に「古代世界における妻たち:聖書、ギリシャ、ローマのモデル」。
 <著者>スタンフォード大学女性・ジェンダー研究所上級研究員。ジェンダー問題に対する長年の業績が認められ、1992年フランス政府より「フランス政府教育功労賞」を受賞。著書に『乳房論』(筑摩書房)。
 http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/4766412370

●ビザンティン美術研究家・辻佐保子氏が『祭壇の下の殉教者の魂(仮題)』という、ロマネスク美術を中心とした一連の論文をまとめた書籍を執筆中。


[4394] Re[4392][4391]: 37万ドラクメーとは? 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2006/02/19(Sun) 19:45

父達よ、新たに加わった者達よ

 augustusさん


 なるほど。ありがとうございました〜。

 1デナリウスは一日の給金分という記述もよくあって、5000円〜7000円かというのも良く見ましたが、とりあえずは『古代ローマを知る事典』にのっとって1600円換算にしようかと思います。

 しかし、「その財産はやっと37万ドラクメーあったと言われ」って、「その財産はやっと6億円あったと言われ」とほぼ同じだとしたら、当時の貴族って普通どんだけ金があったんでしょうか……(マケドニクスは金に興味がなく、むしろ禁欲的であったことを考えるとさらに)。

 私は自分のサイトに「彼は財産を殆ど残さず、葬式は質素なものになりましたが」と書いていたんですが、何か思い込みで書いていたみたいですねぇ……。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4393] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/19(Sun) 18:38

●下記に『イスラエルで発掘調査 3月から、天理大など』の記事あり。
 http://www.sankei.co.jp/news/060217/bun070.htm


下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。

●『食の歴史 2(全三分冊)』
藤原書店 
ジャン=ルイ・フランドラン&マシモ・モンタナーリ編
宮原信・北代美和子監訳 菊地祥子・鶴田知佳子・末吉雄二訳
\6,300<税込>
 食は歴史学のマイナーな一分野ではなく、そこに現れるのは西洋史の根幹部分である。食に関わるすべての今日的問題を考える上での必須の基礎文献。第2巻では、マナーの刷新など今日に至る「近代的食生活」の起源を探る。


下記書籍が2月20日刊行予定。

●『図説科学・技術の歴史 前約3400−1900年頃 新装版』
朝倉書店 
平田寛 
予価 \9,975<税込>
 〔内容〕エジプト/メソポタミア/ギリシア/ヘレニズム時代/ローマ人/ヘレニズムの余光/中世初期/中世中期/中世後期/ルネッサンス/科学革命の形成/ニュートンを中心に/啓蒙思想の時代/産業革命の時代。初版1985年。
http://www.asakura.co.jp/cgi-bin/ncommerce3/ExecMacro/asakura/FRAMES_PROD.d2w/report?w_prrfnbr=699282


●2月21日13:20〜13:55、テレビ朝日系列にて「徹子の部屋」が放映予定。
 江戸友禅の染色家・西山和恒さんを迎える。古代ギリシャ・ローマ時代に貝による染色があったことを知り、研究に没頭。皇帝紫と呼ばれた幻の「貝紫染め」を現代によみがえらせた。貝からパープル腺を取り出して、その液で描くと紫に色が変わるさまや、布、象牙を染める工程をビデオ映像で紹介。その貴重な染料を使った美しい着物など、作品も披露する。


下記書籍が2月刊行予定。
●『リンド数学パピルス (普及版)』 朝倉書店 平田寛監修 吉成薫訳 予価 \39,900<税込>
 ギリシャ数学の母ともいえる古代エジプト数学。本書は,その古代数学を書きつけたパピルスを翻訳し解説をつけた貴重な文献。わが国で初めて原典から直訳。科学史家・オリエント関係の研究者に知的刺激を与える労作。初版1985年。
http://www.asakura.co.jp/cgi-bin/ncommerce3/ExecMacro/asakura/FRAMES_PROD.d2w/report?w_prrfnbr=699285

下記書籍が4月10日刊行予定に変更。
●『古代イスラエルにおける聖戦 <聖書の研究シリーズ60>』 教文館 G.フォン・ラート著 山吉智久訳 予価 \1,890<税込>
 旧約聖書における「聖戦」にはどのような意味があるのか?我々は「聖戦」を正しく理解しているのか。フォン・ラートの名著「聖戦論」の翻訳。原書刊行以降、五十年の間に進められた「聖戦」をめぐる諸研究を紹介する詳しい解説付き。


[4392] Re[4391]: 37万ドラクメーとは? 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/19(Sun) 18:07

◎DSSSMさん

> 聖書関係のサイトで「1ドラクメは1デナリオンと同じ」と
> いう記述がたくさんあり
当たりですね。

ちくま学芸文庫の「プルタルコス英雄伝」の下巻にいろいろな単位の解説が載っています。

ドラクマは重量の単位で地域によって基準が違っていたそうです。アッティカの場合、「重」と「軽」があって、「軽」が 4.36 グラム、「重」がその2倍になります。(って、どう使い分けるかは分かりません。)

貨幣の単位としては、アレクサンドロス大王がアッティカ単位を採用したため、ヘレニズム時代以降アッティカ単位が東地中海における一種の共通貨幣になっていったそうです。

ローマが地中海東部に進出してからギリシャ貨幣との換算問題が生じたが、ローマの政治的優位のため1デナリウス=1ドラクマになったとか。。
1ドラクマは1デナリウスより重いからローマ側は有利ですね。(誰か私の100円玉を1ユーロと両替してくれ。^^)

あとは37万デナリウスをどう日本円に換算するかですが、何の価格を基準にするかで著しく異なってくるのでよくわかりません。とりあえず、DSSSMさんが書かれているように換算しておいて良いのではないでしょうか。


[4391] 37万ドラクメーとは? 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2006/02/19(Sun) 17:08

父達よ、新たに加わった者達よ


 1ドラクメーというのが何円くらいにあたるのだろう? という疑問が出てきたので質問なんですが……。

 『プルターク英雄伝(四)』のP94に、アエミリウス・パウルスの死の時(前160年)に、「その財産はやっと37万ドラクメーあったと言われ、その相続人としては(他家に養子にいっていた)二人の息子がいたが、弟の方の(小)スキーピオーは自分が裕福なアーフリカーヌスの家に養子となったので、すべてを兄に譲った。」とあります。

 で、インターネット上で「ドラクメ」で検索すると、聖書関係のサイトで「1ドラクメは1デナリオンと同じ」という記述がたくさんあり、1デナリウスを『古代ローマを知る事典』P342にならって1600円とすると、37万ドラクメーは5億9200万円……ということになりました。が、これで良いのかどうか。

 augustusさんなら、何らか知っておられるのではないかと思いまして。もし分かりましたら教えて下さい。


 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4391] 37万ドラクメーとは? 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2006/02/19(Sun) 17:08

父達よ、新たに加わった者達よ


 1ドラクメーというのが何円くらいにあたるのだろう? という疑問が出てきたので質問なんですが……。

 『プルターク英雄伝(四)』のP94に、アエミリウス・パウルスの死の時(前160年)に、「その財産はやっと37万ドラクメーあったと言われ、その相続人としては(他家に養子にいっていた)二人の息子がいたが、弟の方の(小)スキーピオーは自分が裕福なアーフリカーヌスの家に養子となったので、すべてを兄に譲った。」とあります。

 で、インターネット上で「ドラクメ」で検索すると、聖書関係のサイトで「1ドラクメは1デナリオンと同じ」という記述がたくさんあり、1デナリウスを『古代ローマを知る事典』P342にならって1600円とすると、37万ドラクメーは5億9200万円……ということになりました。が、これで良いのかどうか。

 augustusさんなら、何らか知っておられるのではないかと思いまして。もし分かりましたら教えて下さい。


 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4390] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/19(Sun) 16:51

「書籍案内」に 『カルタゴ戦争 ― 265BC‐146BC ポエニ戦争の軍隊』 を追加しました。
http://www.augustus.to/books/archives/2006/02/265bc146bc.html


[4389] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/17(Fri) 20:56

下記書籍が3月刊行予定。

●『港町に生きる <シリーズ港町の世界史 第3巻><全3巻>』
青木書店 
歴史学研究会編 
羽田正・責任編集 
予価 \3,780<税込>
 異文化の漂流地である港町、そこに生きる人々の多様な生業、宗教、思想等の具体例を通じて外来者との共存、共生のあり方をも描き出す。


●『モムゼン ローマの歴史 III ―革新と復古―』 名古屋大学出版会 テオドール・モムゼン著 長谷川博隆訳 A5判・454頁 予価 \6,300<税込>
 【高島の蛇足コメント】みんなが待っていた第3巻。


[4388] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/17(Fri) 16:44

下記書籍が既刊。

●『アウグスティヌスの恩恵論』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4901654667.09.MZZZZZZZ.jpg知泉書館 
金子晴勇
\5,880<税込>
http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/901654-66-7.htm


下記書籍が2月20日刊行予定。情報を追加して再掲。

●『食の歴史 2(全三分冊)』 
藤原書店 
予価 \6,300<税込> 
ジャン=ルイ・フランドラン&マシモ・モンタナーリ編 
宮原信・北代美和子監訳 菊地祥子・鶴田知佳子・末吉雄二訳
 
“食”が西洋文明をつくった。先史時代から現代まで、西洋における食の全歴史を一望する画期的「通史」。文化・社会・経済と共に変遷してきた食の歴史は、西洋史の根幹を鮮やかに映し出す。食の産業化から、美食やダイエットなど食意識の変化まで、今日における食の問題を考える上でも必須の基礎文献。


下記書籍が2月25日刊行予定。情報を追加して再掲。

●『ラテン語の世界 ローマが残した無限の遺産』
中公新書 
小林標 
予価 \903<税込>
 http://www.chuko.co.jp/new/2006/02/101833.html


下記書籍が2月下旬刊行予定。
●『ケルト 口承文化の水脈』 中央大学出版部 中央大学人文科学研究所編 予価 \6,090<税込>

下記書籍が3月上旬刊行予定。
●『古代文明の数学』 日本評論社 ファン・デル・ヴェルデン著 加藤文元他訳 予価 \3,465<税込>

●4月7日、4月21日、朝日カルチャーセンター(東京・新宿)にて講座「ポンペイの魅力(仮称)」が開催予定。(講師 東京大学教授 本村凌二氏)
 http://www.asahi.com/pompei/event/index.html


[4387] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/16(Thu) 19:51

◎ somma2004 さん

はじめまして。

> 発表のなかには連名で記されているものがあり、
> 表記が長くなるためです。
安心しました。世の中厳しくなって講演の発表者の名前も公開しないようになってきているのかと、驚いていたところです。

「発掘調査日誌」は以前に高島賢治さんにご紹介いただいて、興味深く拝見させていただいております。今後ともよろしくお願いいたします。


◎高島賢治さん

> 早稲田大学における授業のコンテンツに基づき、
ご紹介のリンク先を見るとオンデマンド授業というのもやっているようですね。討論などはBBSを使うとか。
世の中どんどん進歩していますね。


[4387] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/16(Thu) 19:51

◎ somma2004 さん

はじめまして。

> 発表のなかには連名で記されているものがあり、
> 表記が長くなるためです。
安心しました。世の中厳しくなって講演の発表者の名前も公開しないようになってきているのかと、驚いていたところです。

「発掘調査日誌」は以前に高島賢治さんにご紹介いただいて、興味深く拝見させていただいております。今後ともよろしくお願いいたします。


◎高島賢治さん

> 早稲田大学における授業のコンテンツに基づき、
ご紹介のリンク先を見るとオンデマンド授業というのもやっているようですね。討論などはBBSを使うとか。
世の中どんどん進歩していますね。


[4386] Re[4384]: 高島様の蛇足コメントについて 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/16(Thu) 17:48

◇somma2004さんへ
はじめまして。発表者氏名省略の理由説明ありがとうございます。貴殿ホームページはソンマ遺跡のテレビ放映以後、興味深く読ませて頂いております。問い合わせは駄目との事、配慮に欠けておりました。


[4385] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/16(Thu) 17:30

下記書籍が既刊。

●『ギリシャ・ローマ文学必携(早稲田大学オンデマンド出版シリーズ)』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4887522843.09.MZZZZZZZ.jpg早稲田大学文学部<発行> 
トランスアート<発売> 
宮城徳也 
\1,890<税込>
 
八年間にわたる早稲田大学における授業のコンテンツに基づき、大幅な改稿と、充実した小事典や参考資料を付して、ギリシャ・ローマ文学(西洋古典文学)を読むためのハンドブックとした。特に叙事詩と悲劇については、豊富な引用と詳しい解説により、教科書としてだけではなく、一般の人々にも十分に理解できるように編集。ホメロスやギリシャ神話、ギリシャ悲劇を読んだことのある人ばかりでなく、これから読んでみようという人にも最適の本。
<著者>http://www.littera.waseda.ac.jp/littera/news/efm04_06/miyagi.html
http://www.littera.waseda.ac.jp/faculty/tokuyam/
http://www.transart.co.jp/CGI/details/detail.cgi?item_cd=D301021
https://chianti.wul.waseda.ac.jp/cgi-bin/syllabus_shosai.cgi?kougi_no=2005130000422501
https://chianti.wul.waseda.ac.jp/cgi-bin/syllabus_shosai.cgi?kougi_no=2005130000422601


下記書籍が2月中旬刊行予定に変更。

●『アウグスティヌスの恩恵論』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4901654667.09.MZZZZZZZ.jpg知泉書館 
金子晴勇 
予価 \5,880<税込>


下記書籍が2月中旬刊行予定。

●『現代形而上学論文集』
勁草書房 
予価 \3,570<税込>
http://www.keisoshobo.co.jp/kinkan.htm#K19948


下記書籍が3月刊行予定。
●『西洋近代の「普遍性」を問う 歴史、思想、文明からの一接近』 新評論 吹田尚一 予価 \3,990<税込>
 西洋近代思想を「内在的」に解明し、「相互理解と共生」に到達する「開かれた歴史主義」を提唱。


[4384] 高島様の蛇足コメントについて 投稿者:somma2004 投稿日:2006/02/16(Thu) 11:35

> ●2月26日、国立西洋美術館・講堂(東京・上野)にてシンポジウム「アウグストゥスの別荘(仮題)」が開催予定。詳細は下記。
>  http://somma2004.exblog.jp/
>  【高島の蛇足コメント】上記ホームページは信用できますが、聴講希望の方は国立西洋美術館に確認して下さい。でも「個人情報保護法のため、発表者の氏名は省略。」というのは、何か変?

上記ブログを管理しているものです。
個人情報保護法としたのは、発表のなかには連名で記されているものがあり、表記が長くなるためです。他意はございません。そのため、省略使用と思い、その理由として・・・法を使ったまでです。あくまでも個人のサイトのためというのもありますが・・・。
お聞きしたい場合はブログでコメントを残して頂ければ、お伝えできます。お手数ですが。そのうち、こっそり名前を載せているかもしれませんが・・・
あと、間違っても美術館に問い合わせないで頂きたく思います。美術館は会場提供だけで、主催ではありませんので。


[4383] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/16(Thu) 03:34

◎ Rasnaさん

> エトルスキが無くなったというよりは、彼らがローマ人になった、
> と言った方がいいかもしれません。
なるほど。
確かに、エトルスキの痕跡を消したがっていた人はいたでしょうけど、エトルスキが無くなったというのは誤ったイメージだったかもしれませんね。ご指摘ありがとうございます。

教えてくださったコインの画像を探す過程で、同盟市戦争中の反ローマ側のコインがいろいろ見つかりました。その中のいくつかは銘文がオスク語なんですね。
当時はまだ言語がラテン語に統一されていなかったということなのか、普段使われない古語であっても反ローマ的意志を表すためにオスク語を使ったということなのかは分かりませんが、いずれにせよ興味深いと思いました。


◎高島賢治さん

> 人情報保護法のため、発表者の氏名は省略。
これすごいですね。
時代の流れとは言え、誰の発表なのかわからないまま聞きに行くというのが普通になったら嫌な感じです。



[4383] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/16(Thu) 03:34

◎ Rasnaさん

> エトルスキが無くなったというよりは、彼らがローマ人になった、
> と言った方がいいかもしれません。
なるほど。
確かに、エトルスキの痕跡を消したがっていた人はいたでしょうけど、エトルスキが無くなったというのは誤ったイメージだったかもしれませんね。ご指摘ありがとうございます。

教えてくださったコインの画像を探す過程で、同盟市戦争中の反ローマ側のコインがいろいろ見つかりました。その中のいくつかは銘文がオスク語なんですね。
当時はまだ言語がラテン語に統一されていなかったということなのか、普段使われない古語であっても反ローマ的意志を表すためにオスク語を使ったということなのかは分かりませんが、いずれにせよ興味深いと思いました。


◎高島賢治さん

> 人情報保護法のため、発表者の氏名は省略。
これすごいですね。
時代の流れとは言え、誰の発表なのかわからないまま聞きに行くというのが普通になったら嫌な感じです。



[4382] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/15(Wed) 19:36

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。

●『面白いほどよくわかるローマ帝国 (学校で教えない教科書) 巨大帝国の栄光と衰亡の歴史』
日本文芸社 
金森誠也監修 
\1,365<税込>
http://www.nihonbungeisha.co.jp/books/pages/ISBN4-537-25357-6.html


下記書籍が2月25日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ラテン語の世界 ローマが残した無限の遺産』
中公新書 
小林標 
予価 \903<税込>
 かつてローマ文明を支えたラテン語の生命力は、二千年経った現在でも衰えていない。ラテン語は、生物学などの学問やキリスト教に使われるとともに、イタリア語やフランス語、スペイン語などをも生み出した。さらに、その言語構造が持つ普遍性ゆえに、英語や日本語にも影響を与えている。身近な言葉や箴言、いまも残る碑文などの豊富な例をひきながら、ラテン語の特徴やその変遷、ラテン文学のエッセンスを楽しく語る。
<著者>1945年北海道生まれ。京都大学文学部卒。大阪市立大学大学院文学研究科教授。ラテン・ロマンス諸語比較文献学専攻。著書に「ロ−マが残した永遠の言葉」(日本放送出版協会)、「独習者のための楽しく学ぶラテン語」(大学書林)、「ラテン語文選楽しく学ぶラテン語2」(大学書林)、「エトルリア語」(学芸書林 翻訳)。


[4381] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/14(Tue) 16:27

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。

●『面白いほどよくわかるローマ帝国 (学校で教えない教科書) 巨大帝国の栄光と衰亡の歴史』
日本文芸社 
金森誠也監修 
\1,365<税込>
 
ローマ帝国建国と覇権の道のりからアウグストゥスと帝国の成立、ローマ帝国の発展期、五賢帝の統治、帝国の崩壊までの歴史を図解。帝政以後のみならず、ローマ史を彩る重要人物のプロフィールを紹介する。


下記書籍が既刊。

●『ゲルマン語学への招待 ヨーロッパ言語文化史入門』
現代書館 
河崎靖 
\2,415<税込>
 
英語・ドイツ語・オランダ語等のグループを指す「ゲルマン語」の歴史は、欧州史を彩るゲルマンとローマとケルトの交流を反映した文化史そのものである。言葉に秘められた欧州文化史の壮大なドラマを平易に読み解く。
ゲルマン語って何だ? そもそもそんな言語あるのか? あったとしてもそれを知って何か得するのか? と思っている人のために書き下ろされた本。英語・独語・蘭語グループの大元ゲルマン語を知ることで英単語の歴史も身に付く言語史入門。
京都大学助教授にして日本有数の独蘭研究者が西欧最大の言語文化圏を持つゲルマン語の歴史・しくみ・特徴を詳述する。一般向けに平易に書かれた本だが、欧州文化の知識がぎっしり詰まった薀蓄も満載。英語プラスαの知識もあり、英語学習者に最適な本。
<著者>1960年三重県生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程終了。同大学院人間・環境学研究科助教授。共著に「低地諸国(オランダ・ベルギー)の言語事情」「オランダ語の基礎」など。


[4380] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/14(Tue) 14:47

●2月26日、国立西洋美術館・講堂(東京・上野)にてシンポジウム「アウグストゥスの別荘(仮題)」が開催予定。詳細は下記。
 http://somma2004.exblog.jp/
 【高島の蛇足コメント】上記ホームページは信用できますが、聴講希望の方は国立西洋美術館に確認して下さい。でも「個人情報保護法のため、発表者の氏名は省略。」というのは、何か変?先日、新聞に「近現代史史料が個人情報保護法を盾に開示されないケースがある」と書いてありました。そのうち、学術書籍も個人情報保護法の為、著者名が明記されない日が来る???


[4379] 無題 投稿者:Rasna 投稿日:2006/02/14(Tue) 09:28

augustusさん、何度もすいません。あのコイン、大英博物館に収蔵されているのですね。Pallotttino先生は明確にあのコインをエトルスキのコインとは言っておられないです。エトルスキ側のイタリアの同盟者のものだとされています。エトルスキがローマに吸収されていったという観点は間違っていないと思います。そうでなければ、エトルスキが全員死んだことになり不自然ですし、帝政期はじめ、クラウディウス帝が汎エトルスキ的言動を明確にしているところからも(リヨンの銅版の演説文CIL 13.1668)彼らがローマの中核にまで入り込んでいたことがわかります。エトルスキが無くなったというよりは、彼らがローマ人になった、と言った方がいいかもしれません。


[4378] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/13(Mon) 19:20

◎ Rasna さん

情報ありがとうございます。

> エトルスキのコインで面白いものがありました。
どこかで見たことがあるはずだと思って探してみると、大英博物館所蔵の同タイプと思われるコインの画像がありました。
非常に分かりやすい政治的プロパガンダですよね。
http://www.thebritishmuseum.ac.uk/compass/ixbin/hixclient.exe?_IXDB_=compass&_IXSR_=xp11&_IXSS_=_IXFPFX_%3dgraphical%252ffull%252f%26_IXNOMATCHES_%3dgraphical%252fno_matches%252ehtml%26%2524%2b%2528with%2bv2_searchable_index%2529%2bsort%3d%252e%26_IXDB_%3dcompass%26%257bUPPER%257d%253av2_free_text_tindex%3ddenarius%2bsocial%2bwar%26_IXspage%3dsearch%26_IXsearchterm%3d&_IXFIRST_=1&_IXSPFX_=graphical/full/&_IXspage=search&_IXimg=ps297454.jpg&submit-button=summary

私のイメージではエトルスキはローマに吸収され無くなってしまったように感じているんですが、Pallottino氏の本ではこのコインをエトルスキのものとしているんでしょうか。



[4377] 無題 投稿者:Rasna 投稿日:2006/02/13(Mon) 10:14

エトルスキのコインで面白いものがありました。ローマ大学の研究所が所蔵している、同盟市戦争時代に鋳造されたものです。表面には対ローマ側を象徴する雄牛がローマを象徴するオオカミを押し倒し噛み付いている場面が描かれています。ある研究者によればローマに対する政治的な敵対意識が描かれていると説明しております。Routledge社出版のA History of Earliest Italy.(Massimo Pallottino,1991)に出ていました。


[4376] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/12(Sun) 19:01

◎ Rasnaさん

> 耐震構造を像内部に作り上げた最新の修復が行われたものです。
これはなんかすごそうですね。
台を免震構造にするものは東京の国立西洋美術館に模型が展示されています。(大変わかりやすい模型です。)
像の内部に細工して地震対策をするのは、きっともっと複雑なんでしょうね。

ところで話は変わって、Rasnaさんのハンドル名の由来なんですが、エトルリア人が自分たちのことを Rasna って呼んでいたんですね。(今まで知らないでおりました。)


[4376] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/12(Sun) 19:01

◎ Rasnaさん

> 耐震構造を像内部に作り上げた最新の修復が行われたものです。
これはなんかすごそうですね。
台を免震構造にするものは東京の国立西洋美術館に模型が展示されています。(大変わかりやすい模型です。)
像の内部に細工して地震対策をするのは、きっともっと複雑なんでしょうね。

ところで話は変わって、Rasnaさんのハンドル名の由来なんですが、エトルリア人が自分たちのことを Rasna って呼んでいたんですね。(今まで知らないでおりました。)


[4375] 無題 投稿者:Rasna 投稿日:2006/02/11(Sat) 22:34

エトルスキの銅像をご覧になったとか、私も観に行きたかったです。銅像で思い出すのが、国立ペルージア考古学博物館で見た、クラウディウス帝の兄弟であるゲルマニクスの青銅像です。この像はウンブリアを襲った大地震の教訓から耐震構造を像内部に作り上げた最新の修復が行われたものです。懐かしいなー!


[4374] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/11(Sat) 21:37

◎Rasnaさん

いらっしゃいませ。
エトルスキの研究をなさっているとのこと。ローマファンにとっても興味深い話題をたくさんお持ちだと思います。いろいろ書き込んでいただけると幸いです。

そういえば、去年は東京のイタリア文化会館で「エトルリアの世界」という展覧会がありましたね。私の住んでいるところからは相当遠いのですが、がんばって見に行きました。兵士のブロンズ像がいくつかあったと思いますが、表情が面白かった。(^^


◎アッピアさん

> 「ローマ軍団百科事典(?)」
これですね。
とりあえず購入しましたが、まだちゃんと読んでいないんです。
高いけど、写真や図が多くわかりやすそうです。

私はだめですが、英語が得意な人はこちらを買えばだいぶ安いですね。


> こちらで紹介されていたら申し訳ないです
紹介済みでも、未紹介のものでも全然問題ないですよ。(^^


◎高島賢治さん

> 劇団山の手事情社公演「タイタス・アンドロニカス」
<--- 同じ原作による映画もありましたね。
映画の方は残酷で後味の悪さが残りましたが、舞台の方はどうなんでしょう。



[4373] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/11(Sat) 15:59

●2月12日22:00〜24:15、NHK教育テレビにて「芸術劇場」が放映予定。
 22:26より劇場中継・劇団山の手事情社公演”タイタス・アンドロニカス”シェークスピア原作 安田雅弘構成・演出▽ローマの将軍とゴート族の女王との報復の応酬・その行きつく果て
 芸術劇場◇劇場中継は劇団山の手事情社公演「タイタス・アンドロニカス」を送る。国家に忠実に仕えていたローマの将軍タイタス・アンドロニカスが引き起こす復讐の物語。昨年九月のスイス、ドイツ公演で高く評価された舞台の日本初演を取り上げる。物語の主軸は、ゴート族との戦争に勝利したローマの将軍タイタスと、征服され捕虜となったゴート女王タモーラとの復讐の応酬。長男をタイタスに殺されたことを恨むタモーラは、残った二人の息子にタイタスの一人娘ラビニアを辱めさせる。やがて真相を知ったタイタスの思いがけない復讐が始まる。

下記書籍が3月3日刊行予定。
●『よみがえる天才アルキメデス 無限との闘い<岩波科学ライブラリー・シリーズ>』 岩波書店 斉藤憲 予価 \1,260<税込>

下記書籍が3月7日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『聖書は誰のものか? 聖書とその解釈の歴史』 教文館 J.ペリカン著 佐柳文男訳 予価 \2,625<税込>
 現代アメリカを代表する知性、教理史家ヤロスラフ・ペリカンの最近著。聖書の成立と解釈の歴史を、文化史的背景を交えて興味深く描く。とくにユダヤ教とキリスト教にとっての聖書の共通基盤を明らかにする。

下記書籍が3月中旬刊行予定。
●『楔形文字を書いてみよう 読んでみよう』 白水社 池田潤 予価 \1,995<税込>

下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『イタリア語 やさしく、あなたに…』 白水社 上野貴史 予価 \1,575<税込>


[4372] 無題 投稿者:アッピア 投稿日:2006/02/11(Sat) 08:15

色々な方にアテネ市民権に教えていただき、うれしい限りです。
予想以上にローマ社会は複雑ですね。
「共和制ローマの軍隊」の紹介がされていましたが、先日、書店にて「ローマ軍団百科事典(?)」なる一万五千円もする
おおきな書籍がありました。(こちらで紹介されていたら申し訳ないです)
欲しいけど高くて手が出ませんでした(笑)。


[4371] 無題 投稿者:Rasna 投稿日:2006/02/11(Sat) 03:59

はじめまして。エトルスキを研究するものです。イタリアに研究留学をして、精神病にかかり、現在療養中です。でも、研究は止められません。古代ローマにも関心がありますのでいろいろご指導願います。今日はご挨拶までに。。。


[4370] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/10(Fri) 21:25

●東京・Bunkamura(渋谷・東急)にて開催予定の展覧会「ポンペイの輝き 古代ローマ都市 最後の日」の開催期間が下記の通り変更。
 ◇2006年4月22日〜6月25日 【変更前】
 ◇2006年4月28日〜6月25日 【変更後】


[4369] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/10(Fri) 15:04

●2月19日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて、「世界遺産 エルサレム旧市街とその城壁1」が放映予定。
●2月24日23:00〜23:30、BS-i<BSデジタル放送>にて、「世界遺産 エルサレム旧市街とその城壁1」が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/heritage/info/bsi.html

●2月26日 16:00〜16:45、NHK総合テレビにて『検証!アレクサンドロス大王の最期』が再放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/backnumber/32.html
 http://www.nhk.or.jp/dramatic/

●展覧会「ルーヴル美術館展 古代ギリシア芸術・神々の遺産」が開催予定。
 ・2006年6月17日〜8月20日 東京藝術大学 大学美術館(上野公園)
 ・2006年9月 5日〜11月5日 京都市美術館(左京区岡崎)
 http://www.ntv.co.jp/louvre/


[4368] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/09(Thu) 22:22

◎DSSSMさん

> この本は内容的に私は結構興味深いことが多くて、線がいっぱい引いてあります。
初めて手に取ったときはあまりの薄さに驚きましたが、良い本ですよね。

> 実は私自身がうちのサイト「共和政ローマ」を、オープン
> 当初は「共和制」と間違って記していたと思います(爆)。
へー。それは知らなかった。
気づいたときはさぞや焦ったことでしょう。(^^
共和制ではなく共和政だとわかったのがいつだったか忘れましたが、私も高校で世界史を習ったころは共和制だと思っていました。

> メールで「共和制ではなく共和政ですのでお気を付け下さい」
> と書いたにも関わらず、雑誌上ではきっちり「共和制」と
> なっていました(^◇^;)
メールを見た人はちゃんと「共和政」に直したけど、それをまた別の誰かが「おい。間違えてるぞ!」って「共和制」に戻しちゃったなんてシナリオが目に浮かびました。
それにしても雑誌で紹介されるとはうらやましい。(^^


◎P.M.さん

> 最近へんな書き込みというか得体の知れぬ宣伝が多いですね。
そうなんですよ。一応スパム対策は施しているんですが、英語のスパムはどういう単語でスパム認定するか難しくて手をこまねいていました。昨日対策を強化しましたので、しばらくは英語のスパムに悩まされずに済むだろうと予想しています。

> 他国の支配下にあってもしばらくはそのままだったかも
> しれないと空想しています
そんな感じはしますよね。その方がギリシャ・ローマっぽいと思うだけで根拠無しですが。(^^;


◎高島賢治さん

>『図解雑学シリーズ ローマ帝国』
「3日でわかるローマ帝国」が面白かったので、これも期待したいと思います。



[4367] Re[4363]: ファビウス元首相 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2006/02/09(Thu) 22:15

父達よ、新たに加わった者達よ

 P.M.さん

> こんな名前の人がいたんですね。綴りも"Fabius"ですが、フランス語風に発音するとどうなるんですかね?

 へええ、知りませんでした。フランス語は「u」を「ウ」と普通発音しないで「ウュ」という感じになるので、「ファビウュス」?

 そのフランスのFabius氏について載っているかなぁと思ってFabiusで検索していたら、札幌の草野球チームFabiusとか、麻酔器のファビウスとかって見つけました。

 クラウディウスと言えば、子どもから不要品としてもらってきたコンプティークというマンガ雑誌に、敵キャラとしてカリギュラとかクラウディウスというのが出てきて(名前だけ借りてきたらしく、キャラの感じは全然違う)、カリギュラがやられてしまった事にクラウディウスが泣いて悔しがってました。……ひっっっじょーに変な感じが……(^◇^;)



> 私のPC(IME standard 2002 ver.8.1.4202.0)では「共和政」と変換されるのはどうしてだろう? 

 おおお〜。だとしたら慶賀すべきことですね!

 私はATOK使用で、乗り換えるたびに最初に登録辞書も移してしまうので良く分からない状態なんですよ〜。


 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4366] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/09(Thu) 18:46

下記書籍が3月中旬刊行予定。
●『図解雑学シリーズ ローマ帝国』 ナツメ社 阪本浩 予価 \1,554<税込>
 共和政ローマの発展から帝政ローマの成立、五賢帝による拡大、分裂衰退まで詳しく解説。英雄達の実像や歴史的美談の裏話も掲載。

下記書籍が3月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ヨーロッパ祝祭日の謎を解く(仮題)』 創元社 アンソニー・F・アヴェニ著 片山陽子訳 予価 \2,940<税込>
 一年にはさまざまな祝祭日がある。祝祭日にこめられた、民族の季節感、自然観、宗教観を掘り起こす、ユニークな「暦」の文化史。


[4365] Re[4363]: ファビウス元首相 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/08(Wed) 20:55

◇P.M.さんへ

以前、クラウディアという会社があるのを見つけました。なんかスペルが変なんですけど。http://www.kuraudia.co.jp/

|| > ●『古代ローマ邸宅の壁画』 岩波書店 D・マッツォレーニ&U・パッバラルド他

原著検索ありがとうございます。以前書いたとおり四万円前後かと。邦訳は多分青柳先生のお弟子さんが担当かと思われるので、かなり信用できるかと。原著と邦訳版両方買う手もあります。

|| > 「キャノンスペシャル ローマ皇帝の地下大迷宮〜アクア アウグスタに迫る〜」
|| 北海道国では放送予定あるんでしょうか?(:_:)

関西の地上波は放送予定無いみたいです。北海道国でも無いみたいです。ただテレビ朝日系列で放映された『発掘!ローマ皇帝最期の館 もうひとつのポンペイ ソンマの正体』は地上波放映約一ヶ月後にBS朝日(デジタル衛星TV)で放映されてますので、後日BS朝日にて放映される可能性はあると思います。


[4364] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/08(Wed) 20:14

下記書籍が2月10日刊行予定。情報を追加して再掲。

●『マルクス・アウレリウス「自省録」』
講談社学術文庫 
マルクス・アウレリウス著 
鈴木照雄訳 
予価 \924<税込>
 碩学による待望の新訳。
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1597493&x=B


下記書籍が3月刊行予定。

●『すぐわかるギリシア・ローマ神話の絵画』 東京美術 千足伸行 予価 \2,100<税込>
 <著者>1940年、東京生まれ。東京大学卒業後、国立西洋美術館勤務などを経て、1970〜1972年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてドイツに留学。ミュンヘン大学で主に、ドイツ・ルネサンス美術を学ぶ。帰国後、西洋美術館に復帰。1979年、同館を辞し、成城大学文芸学部に勤務、現在、同大学教授。専門分野は、ヨーロッパ近代、とりわけ世紀末を中心とする各国の美術。
 http://www.seijo.ac.jp/faarts/da/members/senzoku-n.html


[4363] ファビウス元首相 投稿者:P.M. 投稿日:2006/02/08(Wed) 19:26

かなり古いニュースですが、、、
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/archive/news/2006/01/12/20060112ddm007030099000c.html

こんな名前の人がいたんですね。綴りも"Fabius"ですが、フランス語風に発音するとどうなるん
ですかね?
日本のニュースの表記どおりファビウスなのか、それとも古代ローマのファビウス氏からの関連
を主張(というかそうだとしたら自称っぽいですが(^o^;))した読み方なのか?

◎augustusさん
最近へんな書き込みというか得体の知れぬ宣伝が多いですね。
怖くて?リンク先は踏んでませんけど、何が嬉しいんでしょ?(^o^;)

> timocracy
ソロンの改革での場合、「財産政治」と訳している場合が多いような気がします。
「金権政治」って、田中角栄以下の負のイメージが私にはありますし。
件のtimocracyって、ソロンの改革でのそれと同様の内容なのか知らないのでよくわかりませんが。

> アテネの市民権
ローマの属州になる前に、マケドニア(フィリッポス2世以降)に支配されていますので、その
時点でアテネの市民権はどうなったんですかね?
アリストテレスはアテネ市民になれなかった(というよりも、なれたとしてもならなかったのか?)
ことや、アルコンやストラテゴスのリストから考えると、他国の支配下にあってもしばらくはその
ままだったかもしれないと空想しています(スッラに叩きのめされて以降は、ハーちゃんやドミティ
などを筆頭に、どうみてもいにしえのアテネ市民の定義とは異なる人がアルコンになったりしてか
なり無茶苦茶の感がありますが)。少なくとも戦後日本ほどの変化はなかったのではないかと。
ローマの属州となった時点ではスパルタなどとともに自治権はあったようですが、とにかくわから
ないことだらけです(^o^;)


◎高島賢治さん
> ●『古代ローマ邸宅の壁画』 岩波書店 D・マッツォレーニ&U・パッバラルド他
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!
これは凄そうだけど、かなり高そうだ(^o^;)
ちょっと探ってみました。
http://www.internetbookshop.it/ser/serdsp.asp?shop=1&c=SSSRR722JMBSS

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0892367660/qid=1139356287/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/503-7649555-6220742

原著は144EURで英訳版は150USD。邦訳版はいくらになるのだろう、、、4−5万円くらいか?(^o^;)
とりあえず、原著と邦訳版の中身を見ないとおいそれとは買えない代物です。

> 「キャノンスペシャル ローマ皇帝の地下大迷宮〜アクア アウグスタに迫る〜」
北海道国では放送予定あるんでしょうか?(:_:)
とりあえず、友人に録画を頼みましたが、確約されていない(:_:)


◎DSSSMさん
私のPC(IME standard 2002 ver.8.1.4202.0)では「共和政」と変換されるのはどうしてだろう? 
辞書登録した記憶がない(ユーザー辞書の「単語一覧」にもない)のですが、、、、、(^o^;)

というわけで、カルタゴは存続させねばならぬ(^o^)/

http://www7a.biglobe.ne.jp/~roma_antica/


[4362] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/07(Tue) 20:25

下記書籍が7月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代ローマ邸宅の壁画』 岩波書店 D・マッツォレーニ&U・パッバラルド他
 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/art/new/top.html


[4361] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/07(Tue) 19:48

下記書籍が2月刊行予定。

●『異文化コミュニケーションを学ぶ人のために』
世界思想社 
細谷昌志・編 
予価 \2,415<税込>
 「キリスト教図像解釈学と外国語教育 (林田雅至)」
 「自己と他者の贈与論 ― ギリシア人と異民族 (橋場弦)」という項目あり。
http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&style=full&isbn=1163-3


下記書籍が2〜3月刊行予定。
●『死の事典』 東洋書林
●『世界考古学事典』 東洋書林


[4361] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/07(Tue) 19:48

下記書籍が2月刊行予定。

●『異文化コミュニケーションを学ぶ人のために』
世界思想社 
細谷昌志・編 
予価 \2,415<税込>
 「キリスト教図像解釈学と外国語教育 (林田雅至)」
 「自己と他者の贈与論 ― ギリシア人と異民族 (橋場弦)」という項目あり。
http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&style=full&isbn=1163-3


下記書籍が2〜3月刊行予定。
●『死の事典』 東洋書林
●『世界考古学事典』 東洋書林


[4358] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/06(Mon) 18:28

下記書籍が3月10日刊行予定。
●『聖書の読み方』 講談社学術文庫 北森嘉蔵
●『メタモルフォーシス ギリシア変身物語集』 講談社文芸文庫 A・リーベラーリス著 安村典子訳 予価 \1,155<税込>

下記書籍が3月17日刊行予定。
●『失われた時を求めて スワン家の方へ(1)』 集英社文庫 マルセル・プルースト著
●『失われた時を求めて スワン家の方へ(2)』 集英社文庫 マルセル・プルースト著

下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『聖杯の王 <アーサー王宮廷物語3(全三巻)>』 筑摩書房 ひかわ玲子 予価 \1,680<税込>


[4354] Re[4352]: ページ更新 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2006/02/05(Sun) 22:22

父達よ、新たに加わった者達よ

 augustusさん

> 「書籍案内」に 『共和制ローマの軍隊 − 200BC‐104BC 地中海の覇者』 を追加しました。

 おおお〜。この本は内容的に私は結構興味深いことが多くて、線がいっぱい引いてあります。

 「共和制」ではなく「共和政」である……との指摘ですが、まさしくその通りで、実は私自身がうちのサイト「共和政ローマ」を、オープン当初は「共和制」と間違って記していたと思います(爆)。

 と、いうのは、普通に「きょうわせい」と打って変換すると、「共和制」しか出ないんですよね(最近はそうでもないのかもしれませんが、どうなんでしょう?)。なもんで私は、間違いに気付いてからは「共和政」を辞書登録しました。

 ちゃんとした本にはみな揃って「共和政」と書いてありますが、私自身も長い間変換ミスに気付いてなかったですし、無理もないかもとは思います。うちのサイトがとあるインターネット雑誌に紹介される事になった時、メールで「共和制ではなく共和政ですのでお気を付け下さい」と書いたにも関わらず、雑誌上ではきっちり「共和制」となっていました(^◇^;)

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4354] Re[4352]: ページ更新 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2006/02/05(Sun) 22:22

父達よ、新たに加わった者達よ

 augustusさん

> 「書籍案内」に 『共和制ローマの軍隊 − 200BC‐104BC 地中海の覇者』 を追加しました。

 おおお〜。この本は内容的に私は結構興味深いことが多くて、線がいっぱい引いてあります。

 「共和制」ではなく「共和政」である……との指摘ですが、まさしくその通りで、実は私自身がうちのサイト「共和政ローマ」を、オープン当初は「共和制」と間違って記していたと思います(爆)。

 と、いうのは、普通に「きょうわせい」と打って変換すると、「共和制」しか出ないんですよね(最近はそうでもないのかもしれませんが、どうなんでしょう?)。なもんで私は、間違いに気付いてからは「共和政」を辞書登録しました。

 ちゃんとした本にはみな揃って「共和政」と書いてありますが、私自身も長い間変換ミスに気付いてなかったですし、無理もないかもとは思います。うちのサイトがとあるインターネット雑誌に紹介される事になった時、メールで「共和制ではなく共和政ですのでお気を付け下さい」と書いたにも関わらず、雑誌上ではきっちり「共和制」となっていました(^◇^;)

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4354] Re[4352]: ページ更新 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2006/02/05(Sun) 22:22

父達よ、新たに加わった者達よ

 augustusさん

> 「書籍案内」に 『共和制ローマの軍隊 − 200BC‐104BC 地中海の覇者』 を追加しました。

 おおお〜。この本は内容的に私は結構興味深いことが多くて、線がいっぱい引いてあります。

 「共和制」ではなく「共和政」である……との指摘ですが、まさしくその通りで、実は私自身がうちのサイト「共和政ローマ」を、オープン当初は「共和制」と間違って記していたと思います(爆)。

 と、いうのは、普通に「きょうわせい」と打って変換すると、「共和制」しか出ないんですよね(最近はそうでもないのかもしれませんが、どうなんでしょう?)。なもんで私は、間違いに気付いてからは「共和政」を辞書登録しました。

 ちゃんとした本にはみな揃って「共和政」と書いてありますが、私自身も長い間変換ミスに気付いてなかったですし、無理もないかもとは思います。うちのサイトがとあるインターネット雑誌に紹介される事になった時、メールで「共和制ではなく共和政ですのでお気を付け下さい」と書いたにも関わらず、雑誌上ではきっちり「共和制」となっていました(^◇^;)

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4353] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/05(Sun) 15:03

下記書籍が既刊。

●『イタリア異界物語 ドロミーティ山地 暮らしと伝説』
東洋書林 
増山暁子 
\2,625<税込>
 
いまでも、ひとりで山の小道に入ってゆくと何かに出会いそうな、そんな、怪しい山岳地帯が北イタリアに存在する。それはドロミーティ・アルプス地域だ。周囲には朝夕、この世ならぬ色に染まる異形の岩山や深い森、神秘的な氷河や底知れぬ湖、急変する自然現象があって、住民の想像力を激しくゆさぶり、見えない物まで見せてしまい、得たいの知れない恐ろしい魔物や化け物や、美しい妖精を生みだす。動物は人間の言葉を話し、人間が動物や花や木に変身する。凄絶までに美しい自然に閉ざされて暮らしてきた人びとが生み出した、この世ならぬ物語のかずかず。
 <著者>東京都出身。聖心女子大学外国文学部卒業。2001年、日本文化振興会国際アカデミー賞受賞。
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=4887217005


下記書籍が2月上旬刊行予定。

●『ヨーロッパ思想史の中の自由』  創文社 半澤孝麿 予価 \3,150<税込>
 「古代ギリシア・ローマの自由論」「キケロの自由論」「アウグスティヌス『自由意志』」という項目あり。
 http://www.sobunsha.co.jp/bookdates/ISBN4-423-71066-8.html

●2月12日13:00〜14:50、NHK・BS2にて「ローマ皇帝の歩いた道(前編)」が再放映予定。
●2月12日14:50〜16:40、NHK・BS2にて「ローマ皇帝の歩いた道(後編)」が再放映予定。
●2月12日16:40〜17:30、NHK・BS2にて「空から見たローマ帝国〜悠久の古代文明紀行」が再放映予定。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/bs2/20060212/frame_12-18.html

下記書籍が2月下旬刊行予定。
●『紙の文化事典』 朝倉書店 尾鍋史彦・伊部京子・松倉紀男・編 予価 \16,800<税込>
http://www.asakura.co.jp/cgi-bin/ncommerce3/ExecMacro/asakura/FRAMES_PROD.d2w/report?w_prrfnbr=271179

下記書籍が3月10日刊行予定。
●『ヴァイキング時代 <学術選書 諸文明の起源・シリーズ>』 京都大学学術出版会 角谷英則 \1,890<税込>
 <著者> http://www.tsuyama-ct.ac.jp/honkou/kojin/gen/kadoya/kadoya-db.htm

下記書籍が3月24日刊行予定。
●『南イタリア・プーリアへの旅』 小学館 木下やよい 予価 \1,785<税込>

下記書籍が5月下旬刊行予定。
●『聖書植物大事典』 国書刊行会 ウイリアム・スミス編纂 藤本時男編訳 予価 \8,000<税込>
 『聖書動物大事典』の姉妹編。いらくさ、胡桃、オーク、オリーヴ、タマネギ、松、柘榴、ポプラ、薔薇、ライ麦、サフラン等、聖書に登場する植物およそ百を詳細に解説。全項目に細密図版を付す。


[4352] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/05(Sun) 14:43

「書籍案内」に 『共和制ローマの軍隊 − 200BC‐104BC 地中海の覇者』 を追加しました。

http://www.augustus.to/books/archives/2006/02/200bc104bc.html



[4351] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/02/05(Sun) 13:55

◎アッピアさん

> 自分はてっきり、属州民もローマ人と同じ国家の意識を持っていると
> 思っていたので、実は微妙に異なっていると知り、おどろきました。
そうですね。このあたりも面白いテーマですよね。
我々日本人も「日本人」という意識を持つようになってから高々100年くらいしか経っていませんから、属州民が「ローマ人」という意識を持っていなくても当たり前かもしれません。

> 今年こそローマ史から離れようと思っていたのですが、
> まだまだやめられません
わざわざ離れようと思わなくても良いような気が....(^^


◎高島賢治さん

> 何かに「良質のテレビ番組のスポンサーになると、バラエティー番組
> より格段に企業イメージが良くなるので優良企業は良質のテレビ番組の
> スポンサーになることに力を入れている」と書いてありました。
なるほど、そういう面も確かにありそうですね。
いずれにせよ、キヤノンよ良くやった。(^^


◎Charitalian さん

多少はお役に立てたようで良かったです。
今後も気楽に書き込みしてください。


◎のらうささん

はじめまして。やはりクレオパトラは人気ありますね。(アウグストゥスは間違いなく負けている。^^)
WEB見せていただきました。面白そうだなと思うので、近ければきっと観にいったと思います。(とても遠いんです。^^;)
公演のご成功をお祈り申し上げます。



[4350] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/02(Thu) 19:18

下記書籍が既刊。

●『ギリシア神話を学ぶ人のために』
世界思想社 
高橋宏幸
\2,415<税込>
http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&style=full&isbn=1161-7


●『世界エロティシズム文学 第2巻 世界好色文学史 歴史と解題』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4843320536.09.MZZZZZZZ.jpgゆまに書房 
島村輝監修 
\42,000<税込>
 膨大な海外文献を基に、本邦ではじめて海外文学をエロティシズムの観点から体系的に記述した好色文学史の古典的大著。第一巻は、総論およびギリシャ・ローマ・ドイツの文学についての研究解説を収録する。


[4350] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/02(Thu) 19:18

下記書籍が既刊。

●『ギリシア神話を学ぶ人のために』
世界思想社 
高橋宏幸
\2,415<税込>
http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&style=full&isbn=1161-7


●『世界エロティシズム文学 第2巻 世界好色文学史 歴史と解題』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4843320536.09.MZZZZZZZ.jpgゆまに書房 
島村輝監修 
\42,000<税込>
 膨大な海外文献を基に、本邦ではじめて海外文学をエロティシズムの観点から体系的に記述した好色文学史の古典的大著。第一巻は、総論およびギリシャ・ローマ・ドイツの文学についての研究解説を収録する。


[4350] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/02(Thu) 19:18

下記書籍が既刊。

●『ギリシア神話を学ぶ人のために』
世界思想社 
高橋宏幸
\2,415<税込>
http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&style=full&isbn=1161-7


●『世界エロティシズム文学 第2巻 世界好色文学史 歴史と解題』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4843320536.09.MZZZZZZZ.jpgゆまに書房 
島村輝監修 
\42,000<税込>
 膨大な海外文献を基に、本邦ではじめて海外文学をエロティシズムの観点から体系的に記述した好色文学史の古典的大著。第一巻は、総論およびギリシャ・ローマ・ドイツの文学についての研究解説を収録する。


[4349] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/02/01(Wed) 15:58

下記書籍が既刊。

●『古アイスランド語入門』
大学書林 
下宮忠雄・金子貞雄
\3,990<税込>
 古アイスランド語への入門書であると同時に、Sweet,Gordon,Ranke-Hofmanなどへの橋渡しもかねる書。「序説」「文法解説」「テキスト」「語彙(古アイスランド語=日本語)」の4部構成。序説では古アイスランド語の言語・歴史・文学を紹介。文法は簡潔を旨とし、テキストのうち散文は多様性をもたせるために短い文選を多く集め、韻文の部では、エッダの雄編「巫女の予言」を全部収めています。また冒頭には参考文献を掲載。
http://gogaku.bookmall.co.jp/info.php?Code=0000001205978&GGID=80230574042ff2f3934e6927dadda521


下記書籍が2月上旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。

●『ギリシア神話を学ぶ人のために』
世界思想社 
高橋宏幸 
予価 \2,415<税込>
 「鳥」を例話として広くギリシア神話のエッセンスを紹介するとともに、それらがどのような人々によってどのように語られたのか、またその語りの技法とはいかなるものであったかを具体例を交えて詳説する、ニュータイプのギリシア神話入門書。
 第I部/鳥 第1章 白鳥 第2章 神々の誉れ 第3章 魅惑の歌声 第4章 悲 嘆の果てに 第5章 お喋り 第6章 罪と罰 第7章 救済 第8章 予兆 第 9章 戦士 第10章 怪鳥 第11章 鳥人 第II部/ギリシア神話を語る言葉・人々・技法 第1章 ギリシア神話の言葉 ―  ミュートス 第2章 ギリシア神話を伝えた人々 第3章 神話を語る技法
http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&style=full&isbn=1161-7
  <著者>京都大学文学部教授。
     http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/db/kyokan/hirotakahashi.html


●2月12日02:25〜03:50、テレビ朝日系列にて「キャノンスペシャル ローマ皇帝の地下大迷宮〜アクア アウグスタに迫る〜」が放映予定。
 【高島の蛇足コメント】一週間伸びて、放映の模様。
 http://www.venus.dti.ne.jp/~djdj/Feb2006/somma/canon_sp.html
 http://www.venus.dti.ne.jp/~djdj/Feb2006/lineup-2.html


下記書籍が2月23日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『旧約詩編の文献学的研究 第一ダビデ詩編を中心として』 新教出版社 飯謙 予価 \5,775<税込>
 詩編百五十編の中にはダビデに帰される表題のものが四群七十三編あり、とくに三〜四十一編を第一ダビデ詩編と呼ぶ。本書はこの第一ダビデ詩編に焦点を当てながら、従来の資料批判に加えて文芸学的視点を導入し、その配列順序に着目することを通して、謎の多い詩編の成立と構成の問題、更には詩編の思想性に新たなアプローチを確立した貴重な労作である。

下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『ヨーロッパ祝祭日の謎を解く(仮題)』 創元社 アンソニー・F・アヴェニ著 片山陽子訳


[4347] ありがとうございます 投稿者:のらうさ 投稿日:2006/02/01(Wed) 11:08

シーザーとローマについて調べるうちにこのサイトにたどり着きました。
ローマの歴史がとても丁寧かつ緻密に調べられているので
とてもよくわかり、役に立ちました。
思わず今回のお芝居の次代と関係ないところまで読んでしまいました・・・!

失礼かとは思いましたが、劇団のお芝居も紹介させていただいてよろしいでしょうか。
もし、ご迷惑であれば削除していただいてかまいません。
演目は「クレオパトラ」です。
◆ファントマ『クレオパトラ』
◆場所:新宿シアターアプル
◆日時:2006年2月24日(金)7:00
       2月25日(土)2:00・7:00
       2月26日(日)2:00
◆料金:前売り4000円、当日4200円
◆お問い合わせ:http://www.fantoma.info
クレオパトラとシーザーとアントニウスの運命について
よろしければご覧下さい。

http://www.fantoma.info


[4346] 本当にありがとうございます!! 投稿者:Charitalian 投稿日:2006/02/01(Wed) 02:47

高橋賢治様、ならびにaugustus様、有益な助言をいただき、本当にありがとうございます(お二人同時の返信をお許しください)。大学院をしらみつぶしに探しながらあそこもない、ここもないと落胆していたので、かなり励みになりました。
とりあえず今は、京大か広島大(どうやら古代ローマ、特にポンペイ発掘に関係しておられる先生がおられるようです)あたりを視野に入れていきたいと思っております。
ちなみにその広島大学の先生の紹介のページです。
http://www.hiroshima-u.ac.jp/bungaku/staff/p_99d88b.html

これからもちょくちょくこちらに来ます。そのときはどうぞ相手してやってください(^_^;




[4344] Re[4339]: RE: 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/01/31(Tue) 15:39

◇augustusさんへ

|| おお。キヤノン頑張っていますね。
|| 誰かローマ好きの役員でもいるんだろうか。(^^

キヤノンの役員にローマ好きがいるかは知りませんが、何かに「良質のテレビ番組のスポンサーになると、バラエティー番組より格段に企業イメージが良くなるので優良企業は良質のテレビ番組のスポンサーになることに力を入れている」と書いてありました。そういやトヨタも歴史物のテレビ番組のスポンサーになっていることが多い気がします。


[4343] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/01/31(Tue) 15:26

下記書籍が2月8日刊行予定。情報を追加して再掲。

●『古代ローマの女たち ある種の行動の祭祀的にして神話的な起源』
平凡社ライブラリー ピエール・クロソフスキー著 
千葉文夫訳 
予価 \1,050<税込>
 
珠玉のエロティスム論。バハオーフェンの母権論を導入に、アウグスティヌス等の異教的風俗の記述を瞥見、古代ローマの頽廃ぶりを神話世界が見世物世界に転じる過程として描く。巻末エッセイ=田中純
 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=76_568


下記書籍が2月中旬刊行予定。

●『お風呂の歴史』
文庫クセジュ 
ドミニック・ラティ著 
高遠弘美訳 
予価 \999<税込>


下記書籍が2月18日刊行予定。情報を追加して再掲。

●『旧約聖書を読み解く』
NHK出版 
雨宮慧 
予価 \1,019<税込>
 「旧約聖書」に描かれた出来事が問いかける意味を読み解くことを通して、現代を生きる人間が抱える問題への理解をさぐる。


下記書籍が3月10日刊行予定。

●『初期ストア派断片集(5) <西洋古典叢書第III期>』 京都大学学術出版会 クリュシッポス著 中川純男・山口義久訳 予価 \3,675<税込>
 初期ストア派倫理学から人肉食、近親婚、自殺などの表現を含む断片を収録。ストア派資料集の完結編。本邦初訳。


[4342] ありがとうございます。 投稿者:アッピア 投稿日:2006/01/31(Tue) 10:59

しばらくネットを見れない状況でしたのでご挨拶が遅れてしまいました。

DSSMさん、augustusさん、ありがとうございました。
自分はてっきり、属州民もローマ人と同じ国家の意識を持っていると思っていたので、
実は微妙に異なっていると知り、おどろきました。やはり民族と歴史・文化が違えば、受け取り方も異なるのですね。

それにしてもローマ史は奥が深いですね。興味のある書籍を三冊教えてもらい、早速メモしました。今年こそ
ローマ史から離れようと思っていたのですが、まだまだやめられません。

また質問させてもらいますね。




[4342] ありがとうございます。 投稿者:アッピア 投稿日:2006/01/31(Tue) 10:59

しばらくネットを見れない状況でしたのでご挨拶が遅れてしまいました。

DSSMさん、augustusさん、ありがとうございました。
自分はてっきり、属州民もローマ人と同じ国家の意識を持っていると思っていたので、
実は微妙に異なっていると知り、おどろきました。やはり民族と歴史・文化が違えば、受け取り方も異なるのですね。

それにしてもローマ史は奥が深いですね。興味のある書籍を三冊教えてもらい、早速メモしました。今年こそ
ローマ史から離れようと思っていたのですが、まだまだやめられません。

また質問させてもらいますね。




[4342] ありがとうございます。 投稿者:アッピア 投稿日:2006/01/31(Tue) 10:59

しばらくネットを見れない状況でしたのでご挨拶が遅れてしまいました。

DSSMさん、augustusさん、ありがとうございました。
自分はてっきり、属州民もローマ人と同じ国家の意識を持っていると思っていたので、
実は微妙に異なっていると知り、おどろきました。やはり民族と歴史・文化が違えば、受け取り方も異なるのですね。

それにしてもローマ史は奥が深いですね。興味のある書籍を三冊教えてもらい、早速メモしました。今年こそ
ローマ史から離れようと思っていたのですが、まだまだやめられません。

また質問させてもらいますね。




[4340] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/01/30(Mon) 16:03

下記書籍が2月23日復刊予定。

●『キケロー 義務について』
http://images-jp.amazon.com/images/P/4003361113.09.MZZZZZZZ.jpg岩波新書 
泉井久之助訳 
予価 \903<税込>
 
共和制を守るために戦った古代ローマ第一の学者にして政治家、弁論家キケロの代表作。ここにいう義務とは、人間として、また市民としての道徳的任務の完遂を意味する。キケロによれば、この義務は、国家(共和制)、近親、自己の利益に対して果たされるべきものという。本書は、人生の指針として今日なお示唆するところが多い。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/3/3361110.html


下記書籍が3月15日刊行予定。

●『セネカ哲学全集 第4回配本 第6巻 倫理書簡集2』 岩波書店 編集・大西英文&兼利琢也
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/092631+/top.html
 【高島の蛇足コメント】約半年ぶりの配本。

下記書籍が3月28日刊行予定。
●『ギリシャ・ローマの戦争 <一冊でわかる・シリーズ>』 岩波書店 ハリー・サイドボトム著 吉村忠典・澤田典子訳 澤田典子解説 B6・240頁
 【高島の蛇足コメント】本書は下記の翻訳と思われる。
 http://www.oup.co.uk/isbn/0-19-280470-7


[4339] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2006/01/29(Sun) 23:01

◎Charitalian さん

はじめまして。人生を左右しそうな大きな内容ですね。
私は史学科出身じゃないので的外れかもしれませんが、その場合はお許し下さい。

Charitalian さんが将来何を目指しているのかによっても答えは変わってくるような気がします。
もし研究者として生きていくことを考えていらっしゃるのなら、同じように研究者を目指す人が多く集まるような大学院が良いのかもしれません。
もし修士課程の2年間好きな研究が出来れば良くて、その後は高校の教員や歴史と無関係な仕事に就こうかなと考えていらっしゃるなら、興味のあるテーマの論文を書いている先生がいるところに行けば良さそうです。(論文のタイトルを知るには「西洋古典学研究」という年に1冊出る本が便利だと思います。)

google で「教員紹介+ローマ」で検索してみたらものすごい数がヒットしました。(無関係なものも多いです。)
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&ie=UTF-8&rls=GGLC,GGLC:1970-01,GGLC:en&q=%22%E6%95%99%E5%93%A1%E7%B4%B9%E4%BB%8B%22%2B%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E


◎DSSSMさん

> 要するに各国民はその力量に応じた《自由》をもつべきであり、これを
> 無視して全国民に同じ良の《自由》を与えるのは悪平等であって、
> 「自由」な国家の真のあり方にそぐわない、とされた。
現代の日本人がもっている自由観とはずいぶん違いますね。

> ギリシアとローマに関しても、どっちが正しくて、どっちが間違っている
> とも言えない……のでしょうかね(でもどっちかとゆーとギリシアが正し
> そう?(^◇^;))。
ギリシャ的自由とローマ的自由を同じ「自由」という言葉で表すのが強引すぎるのかもしれませんね。

>「子どもは十全な判断力を有しないから、教師や大人が彼らに対して
> 権力を持つことが必要なのだ(特別権力関係)」……という解きが
> たい問題があります
DSSSMさんが仰るとおりで、真理は全面的賛成と全否定のどこかのバランスがとれたところにあるんでしょう。同じ学校の中であっても、人によって正しいと思うバランスのとれる場所が違ってきて意見が一致しないことは多いですね。


◎高島賢治さん

> そのうち『発掘!ローマ皇帝最期の館 もうひとつのポンペイ ソンマの正体』
> の続編放映もあると思います。
おお。キヤノン頑張っていますね。
誰かローマ好きの役員でもいるんだろうか。(^^


[4338] Re[4334]: RE: 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2006/01/29(Sun) 17:51

父達よ、新たに加わった者達よ

 augustusさん

 『支配の天才ローマ人』はなかなか入手しにくいのではないかと思いますが、最近私は古本屋で2000円で買った『古代ローマ帝国の研究』(吉村忠典 岩波書店 7000円+税(^◇^;))の第6章が「ローマの対外関係における自由(libertas)の概念について」という論文で、『支配の天才ローマ人』とほぼ同一の内容を扱っているのだと思います。

 この本のP164に、『支配の天才ローマ人』からの引用があるんですが、私が前回うろ覚えで書いた要旨をさらにここからほんの少しだけ引用させていただきますと、こうなります。

「要するに各国民はその力量に応じた《自由》をもつべきであり、これを無視して全国民に同じ良の《自由》を与えるのは悪平等であって、「自由」な国家の真のあり方にそぐわない、とされた。」

 で、キケローなんかも、ギリシア的な平等観念はかえって不公平なものだ〜、と書いているそうです。

 我が不登校問題においても、「子どもは十全な判断力を有しないから、教師や大人が彼らに対して権力を持つことが必要なのだ(特別権力関係)」……という解きがたい問題があります(私はこの問題に関して、完全に賛成、完全に反対のどちらの立場にも与しません。微妙、あるいはバランスだと思ってます(^◇^;))が、ギリシアとローマに関しても、どっちが正しくて、どっちが間違っているとも言えない……のでしょうかね(でもどっちかとゆーとギリシアが正しそう?(^◇^;))。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA


[4337] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/01/29(Sun) 15:41

下記書籍が既刊。

●『ヘブライ語文法』
国際語学社 
飯田篤 
\3,150<税込>
 
1948年にイスラエル建国とともにイスラエル人三百万人の公用語として復活したヘブライ語。歴史的背景を詳しくわかりやすく著した文法書。
<著者>著書に「ヘブライ語−日本語単語集」など。


●2月5日02:25〜03:50、テレビ朝日系列にて放映予定だった「キャノンスペシャル ローマ皇帝の地下大迷宮〜アクア アウグスタに迫る〜」が放映延期の模様。同時刻のテレビ朝日の番組表には「W杯中継決定!クロアチアを知ろう!韓国×クロアチア戦」が放映予定の模様。
 http://www.tv-asahi.co.jp/bangumi/
 http://www.venus.dti.ne.jp/~djdj/Feb2006/somma/canon_sp.html
 http://www.venus.dti.ne.jp/~djdj/Feb2006/lineup-2.html
 【高島の蛇足コメント】「キャノンスペシャル ローマ皇帝の地下大迷宮〜アクアアウグスタに迫る〜」は平成16年10月に放映された『四夜連続 キャノンスペシャル 発掘!ローマ皇帝最期の館 もうひとつのポンペイ ソンマの正体』を制作したドキュメンタリージャパンが同じく制作。発掘調査日誌ブログhttp://somma2004.exblog.jp/によれば去年のソンマ遺跡発掘にもテレビスタッフが来ていたようなので、そのうち『発掘!ローマ皇帝最期の館 もうひとつのポンペイ ソンマの正体』の続編放映もあると思います。今回の「ローマ皇帝の地下大迷宮〜アクア アウグスタに迫る〜」も『ソンマの正体』の続編撮影の合間に撮影されたと思う。


[4336] Re[4335]: こんな質問で申し訳ないんですが 投稿者:高島賢治 投稿日:2006/01/29(Sun) 15:35

Charitalianさん、はじめまして。
僕は歴史を大学で勉強した訳ではないので、参考にならないと思いますが、僕が思っている事を書きます。古代ローマ史の中ではやはり京大の南川高志先生か東大の本村凌二先生が現役教授の中では両巨塔かと思います。古代ギリシア史では東大の桜井万里子先生が現役教授の中では一番ではないかと。ただもしかすると本村凌二先生と桜井万里子先生は定年が近いかも知れません。でも古代ローマ史・古代ギリシア史は東大・京大では歴代、優秀な先生がおられたので、両先生が抜けられたとしても、東大・京大ならば一番環境良いと思います。中世は全く判りません。
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/seiyoshi/index.htm
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/seiyoshi/minamikawa.htm
http://www.adm.u-tokyo.ac.jp/IRS/IntroPage_J/intro68615935_j.html
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/labo_detail.cgi?id=10
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/seiyoshi/
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/seiyoshi/sakurai2005.html


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