古代ローマBBS 過去ログ37

[3662] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2005/01/12(Wed) 13:35

みなさん、改めまして新年のご挨拶を申し上げます。
今年も当サイトをよろしくお願いいたします。

チュニジアに旅行に行っておりまして、ローマ関係のものとしては、ザグーアンの水道橋、エルジェムの円形闘技場、ブラレジア、スフェイトラ、ドゥッガ、カルタゴ、バルドー博物館を見てきました。特にドゥッガは保存状態も良く素晴らしい遺跡だと思いました。


◎Priapusさん、AKIRA.Mさん

ご丁寧に新年のご挨拶をいただきありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


◎KAZUさん

はじめまして。

> ネットで購入する際の注意点やおすすめの店などを教えて
> もらえればうれしいです。
偽物も多いようですから信用できるところから買うのが一番だと思います。古代コインを多く扱っている業者でないと、その業者自身がだまされている可能性も大きいと思います。
国内で古代ローマのコインを扱っている業者としてはワールドコインズジャパンと松浦古銭堂があります。どちらも通販を行っています。
海外にはたくさんの業者があります。販売歴が長い業者を選ぶのがよいと思います。私のお気に入りは CNG という会社です。


◎真奈美さん

今年もよろしくお願いいたします。

> 悔しい。−−ビデオのなかった時代からすれば
> 贅沢すぎる不満ではあります。
以前は裏番組録画機能付きっていうビデオが売られていたことがありますよね。最近のはどうなんでしょう。

> 角川のあの「クレオパトラ」、なにゆえにここまで
> 伸びまくっているのでしょうね。
やはりクレオパトラの方がオクタウィアヌスより知名度高いでしょうね。

> 恐縮しないでいいですから訂正だけしておいて下さいね、
ごめんなさい。5,6回間違えているようです。訂正します。(^^;


◎柊さん

はじめまして

> 今度作るCG作品
ローマっぽいCGを作るんですね。良いものができるようお祈り申し上げます。

> ギリシャ語も遠い昔に勉強しましたが、
> もう忘れてしまいました(苦笑)。
一度でも勉強したことがあれば、あとで見るときに大分違いますよね。私もラテン語選択しておけばよかったんだけど...。


◎カイザーさん

お久しぶりです。今年もよろしくお願いいたします。

> エウドクシアのコインまで、日本で入手出来るんですね。
買い物に関しては国境の壁はとても低くなりましたよね。インターネットの便利さを実感します。

> エウドキアとかエウドクシアとか紛らわしい名前が
どうしようもなく紛らわしいですよね。


◎メフメト・オドアケルさん

はじめまして。
ローマのゲームと言えばラシュクータさんがお詳しいです。

> マイナス面をぼやかすとか、プラス面にさらに「私の推測」上乗せするとか
相当好きなんでしょうね。公平に書くつもりではないのだから、これもしかたがなさそうですね。

> 戦いの規模と期間を話半分…いや一割程度に縮めています。
そういえば、映画「トロイ」も戦いの期間はたっぷり縮めていましたね。


◎ラシュクータさん

あけましておめでとうございます。

> 再現ドラマのオクタヴィアヌス役の方が、せめて美青年であることを祈ります。
悪役としての登場ですよね。相当いじわるそうな顔で出てくるのではないでしょうか。

> 古代ローマ史ファンとしては、3月15日に発売されてほしかったです…。
5日くらい待てばピッタリなのに、発売側は気が付かなかったんですね。


◎☆クマさん

はじめまして。
コインのクリーニングについてはいろいろな方法があります。強力な方法はきれいになるけどコインにダメージを与えやすいし、ソフトな方法は安全だけどなかなかきれいにならないようで、決定版という方法は無いようです。
http://www.ancient-times.com/info/cleaning.html などを参考にしてみてください。

なお、もともとのものが摩耗しきっているものであればクリーニングしても平らなままです。


◎稲村大地さん

はじめまして。
私は録画していないのでお役にたてませんが、高島賢治さんの書き込みにあるDVDは役に立つのではないでしょうか。


◎高島賢治さん

今年もよろしくお願いいたします。

> 世界風俗史 1 先史の楽園からポンペイまで
きっとポンペイの壁画は大活躍ですね。


[3661] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/09(Sun) 22:06

下記書籍が2月8日復刊予定。
●『世界風俗史 1 先史の楽園からポンペイまで』 河出文庫 パウル・フリッシャウアー著 関楠生訳 予価 \1,155<税込>
 1968年に刊行され、世界中でベストセラーになった「性風俗史」。神話・伝説が語る先史人の性意識をはじめとして、エジプト、インド、ローマなど、古代文明の性生活を、豊富な図版とエピソードで描く名著!
 http://www.kawade.co.jp/bookdata/bookdata.asp?ISBN=4309462510


[3660] 新トロイア物語 投稿者:メフメト・オドアケル 投稿日:2005/01/09(Sun) 17:57

 ブラックユーモアの入った作風で有名な作家の阿刀田高さんは、「ギリシャ神話を知っていますか」や「あなたの知らないガリバー旅行記」など西洋古典の入門書を多数書いています。
 大学でフランス文学学んでいた人だけに、史学系の人たちが書いた本とは一味違って、面白く読みやすいです。

 その阿刀田さんが「イリアス」「アエネウス」を基にして書いた「新トロイア物語」という本があります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062636581/249-7955483-9917929

 阿刀田さんは実際にトロイ遺跡(意外に小さい)を見、
 「鉄器すらなかった時代に、ホメロスが言うような大規模戦争は無理」と断定、戦いの規模と期間を話半分…いや一割程度に縮めています。
 それに、主人公のアイネウスは自分たちのことを武士(もののふ)とか言ってるし…瀬戸内水軍の抗争じゃないんですけど。

 しかしその分、人間ドラマは読ませます。
 パリスからヘクトルに、ヘクトルの死後は弟王子に、さらにはアイネウスに乗り換えようとするヘレネ、その誘惑に屈し、パリスへの罪悪感から自らアキレウスという名の死地に赴くヘクトル、ヘレネのために面目を失い、ヘクトルの敵討ちのためさらに卑劣な闇討ちをし、それでもヘレネを憎めないパリス…
 そして、それらを傍観するしかなかったアイネウス少年は、生き残った武士(もののふ)たちを引き連れて西へと落ち延びていくうち、いつしか一人前の大人に、そして父となって自らラティウム建国の主役となる…映画『トロイ』とは、また違うドラマです。
 なんていうか、塩野さんが歴史から攻めるなら、阿刀田さんは文学から攻めるって感じです。
 もちろん、アキレウスも活躍します。アガムメノンの梟雄ぶりもすごいです。オデュッセウスは…少し影薄いかな?
 
 阿刀田さんは他にも「獅子王アレクサンドロス」とか「海の挽歌(ハンニバル)」とか書いてるらしいので、探してみてはいかがでしょう。


[3659] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/09(Sun) 16:56

●1月16日22:00〜24:15、NHK教育テレビ「芸術劇場」にて下記コーナーあり。

・ 「アンティゴネ」とギリシャ悲劇の世界を語る 宮城聰・内野儀
・ 劇場中継 ク・ナウカ「アンティゴネ」
 構成・演出:宮城聰 出演:美加理、阿部一徳、吉植荘一郎、中野真希、大高浩一
 (平成16年10月19日 東京 国立博物館・本館前野外特設舞台にて収録)
 http://www.nhk.or.jp/art/yotei/2004/20050116.html


[3658] 番組録画された方いませんか? 投稿者:稲村大地 投稿日:2005/01/08(Sat) 21:43

初めまして、こんばんは。
突然ですがNHK教育テレビで
1/3(月)23:30〜26:00に放送された
【古代都市の七不思議】と
1/3(月)26:00〜27:40に放送された
【古代遺跡のロマン】を
ビデオ録画された方、ダビングをお願いします。
僕の母の友の娘の彼が困っているとのことです。
どうかメールにてご一報願います。


[3657] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/08(Sat) 20:52

下記コミックが出ています。
●『ヒストリエ(1)』 アフタヌーンKC(講談社コミック) 岩明均 \560<税込>
●『ヒストリエ(2)』 アフタヌーンKC(講談社コミック) 岩明均 \560<税込>
 アレキサンダー大王の書記官エウメネスの波乱に満ちた生涯!
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=3143589
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=3143597


[3656] ローマコインの磨き方 投稿者:☆クマ 投稿日:2005/01/08(Sat) 18:28

皆さん、始めまして。
ローマコインを収集しようと考えているのですが
ローマコインの汚れはどのようにしたら
落ちますでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。


[3655] ゲームの話題 投稿者:ラシュクータ 投稿日:2005/01/08(Sat) 16:33

横レス失礼します。はじめまして、メフメト・オドアケルさん!ラシュクータと申す者です。

古代ローマを舞台にしたゲーム、まず『SHADOW OF ROME』は、延期さえなければ今年の3月10日に発売されます。古代ローマ史ファンとしては、3月15日に発売されてほしかったです…。ゲームも、3月15日のカエサル暗殺直後のローマを舞台としていますし。
先月発売した『ファミ通WaveDVD 2月号』には、同ゲームのDVDがついており、また体験版プレゼントを行っています。

『グラディエーター ロード・トゥ・フリーダム』は、2月17日に発売が延期されました。

『たけしのエジプトミステリー』は、私も見ました。エジプトに対する知識は薄いので、素直に受け止めてみていましたが、恐るべき次回予告にビックリ。再現ドラマのオクタヴィアヌス役の方が、せめて美青年であることを祈ります。でも、サクジール・ヨシムラ氏(をい)がいますから………ねぇ?(^^;)

それでは、また!


http://members.jcom.home.ne.jp/1229022201/enter.html


[3655] ゲームの話題 投稿者:ラシュクータ 投稿日:2005/01/08(Sat) 16:33

横レス失礼します。はじめまして、メフメト・オドアケルさん!ラシュクータと申す者です。

古代ローマを舞台にしたゲーム、まず『SHADOW OF ROME』は、延期さえなければ今年の3月10日に発売されます。古代ローマ史ファンとしては、3月15日に発売されてほしかったです…。ゲームも、3月15日のカエサル暗殺直後のローマを舞台としていますし。
先月発売した『ファミ通WaveDVD 2月号』には、同ゲームのDVDがついており、また体験版プレゼントを行っています。

『グラディエーター ロード・トゥ・フリーダム』は、2月17日に発売が延期されました。

『たけしのエジプトミステリー』は、私も見ました。エジプトに対する知識は薄いので、素直に受け止めてみていましたが、恐るべき次回予告にビックリ。再現ドラマのオクタヴィアヌス役の方が、せめて美青年であることを祈ります。でも、サクジール・ヨシムラ氏(をい)がいますから………ねぇ?(^^;)

それでは、また!


http://members.jcom.home.ne.jp/1229022201/enter.html


[3654] はじめまして 投稿者:メフメト・オドアケル 投稿日:2005/01/08(Sat) 12:34

 はじめまして。
 ローマに関しては、塩野さんの諸作やNHK&Bs-iの特集ぐらいしか知らない無知な若輩者ですが、以後よろしく。
 (あとは藤沢道郎さんやモンタネッリさんの通史やら少し)

 塩野さんの作品は面白いのですが…彼女好みの地位と才能に恵まれた男(カエサル、チェーザレetc)書く時、マイナス面をぼやかすとか、プラス面にさらに「私の推測」上乗せするとか…何て言うか、微妙に腐女子入ってません?

 話題を変えましょう。
 
 古代ローマを舞台にしたゲームが、PS2で2作発売されるそうです。

 シャドウ・オブ・ローマ(カプコン)
http://www.itmedia.co.jp/games/e3/2004/news/news040513/01/
 ローマ版鬼武者(わかんないよ)

 グラディエーター ロード・トゥ・フリーダム(ERTAIN)
http://www.ertain.com/ja/products/gg/
 ローマ版グランド・セフト・オート(だから、わかんないって)

 ローマといえば洋ゲーだと思っていたのですが…世の中、変わりましたね。


[3653] Tunis 投稿者:Webmaster in Tunis 投稿日:2005/01/08(Sat) 01:01

Kanrinin no augustus desu.

AKEMASHITE OMEDETOU GOZAIMASU
HONNEN MO YOROSHIKU ONEGAI ITASHIMASU.

Ima Africa zokushuu shisatsu chuu de, Tunis ni imasu.
Asu Cartago wo mite kikoku shimasu.

Minasan e, RES surunowa Sapporo ni modotte kara ni narimasu. RES no okure goyousha kudasai.


[3652] 感謝感激です! 投稿者: 投稿日:2005/01/07(Fri) 22:49

☆高島さんへ

あ、ありがとうございます!
もう感謝感激で、涙が出そうです。
そうですね。英語で検索すればよかったんですね。
日本語で検索はかけてみたんですけど、
ぜんぜん出てこなかったので書き込みさせて頂いた
のですが、まだまだ未熟者です・・・。

本当に助かりました!
ありがとうございました。

P.S.
落ち着いて過去ログなどを拝見していると、
貴重な情報がたくさんありますね!
私もギリシャ・ローマは学生の頃から好きな分野ですので、
大いに好奇心をかきたてられています。
なんだかわくわくしてきますね。
ギリシャ語も遠い昔に勉強しましたが、
もう忘れてしまいました(苦笑)。

ではでは。


[3651] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/07(Fri) 21:32

下記書籍がオンデマンドで入手できます。
●『イーリアス 上』 ホメーロス著 呉茂一訳 一穂社(発行) 紀伊國屋書店(発売)  \4,095<税込>
●『イーリアス 中』 ホメーロス著 呉茂一訳 一穂社(発行) 紀伊國屋書店(発売)  \5,040<税込>
●『イーリアス 下』 ホメーロス著 呉茂一訳 一穂社(発行) 紀伊國屋書店(発売)  \5,145<税込>
 岩波文庫を底本に、名著・古典籍を復刻刊行するシリーズ。(昭和28年刊岩波文庫復刻版)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=TH31468564
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=TH31468566
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=TH31468573
●『オデュッセイアー 上』 ホメーロス著 呉茂一訳 一穂社(発行) 紀伊國屋書店(発売)  \5,145<税込>
●『オデュッセイアー 下』 ホメーロス著 呉茂一訳 一穂社(発行) 紀伊國屋書店(発売)  \5,040<税込>
 岩波文庫を底本に、名著・古典籍を復刻刊行するシリーズ。(昭和46年刊岩波文庫復刻版)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=TH31468561
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=TH31468560

下記書籍が既刊。
●『世界の洪水神話 海に浮かぶ文明』 篠田知和基・丸山顕徳・編 勉誠出版 \4,725<税込>
 フレイザーの「洪水伝説」以降に発掘された新資料と新見解を網羅した、世界的視野からの本格的な研究書。地域、民族を越える文化の交流と人類文化の古層に迫る。
 http://www.bensey.co.jp/book/1608.html
●『金と人間の文明史』 ピーター・バーンスタイン著 鈴木主税訳 日経ビジネス人文庫 \1,400<税込>
 http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=16395
●『旧修辞学 便覧 新装版』ロラン・バルト著 沢崎浩平訳 みすず書房 \2,940<税込>
 ギリシャ・ローマから中世を経て現代に及ぶ「修辞学」の歴史は、西欧文化理解に不可欠のもの。広汎かつ複雑なレトリックの流れを、バルト独自の選択と配列によってあざやかに整理、展望する。1979年刊の新装版。
 <著者>1915〜80年。フランス生まれ。国立科学研究センター研究員、コレージュ・ド・フランス教授等を務めた。著書に「零度のエクリチュール」「第三の意味」など。
 http://www.msz.co.jp/titles/06000_07999/ISBN4-622-07127-4.html
●『英語版 アテネ大全』 雄松堂出版 \14,490<税込>
 紀元前五世紀から西暦二千年に至る都市「アテネ」の過去と現在を、ギリシャを代表する著名学者がわかりやすく解説。貴重な写真・挿画・見取図など五百余枚を随所に挿入した、目で見るアテネ発達史文献。本文は英語。2003年デラウエア刊。
 http://yushodo.co.jp/press/athens/index.html
●『図説 馬と人の歴史全書』 東洋書林 キャロライン・デイヴィス編著 別宮貞徳監訳 \4,725<税込>
 数千年の昔から、人間との深い関わりを保ってきた馬−。進化の過程と生物学的特徴、世界の馬の種類、馬術や競馬、美術・文学・伝説や神話の中の馬、働き手としての馬、戦争と馬等々、馬と人との関わりをあらゆる側面から描く。
 <著者>長年乗馬学校を経営し、馬術の教師として豊かな経験をもつ。イギリスの著英名乗馬月刊誌『Your Horse』の寄稿者であり、Horse&Ponyのコンサルタントもつとめている。

下記書籍が3月刊行予定。
●『アウグスティヌスの神学』 教文館 宮谷宣史
●『新約聖書ギリシャ語散歩』 日本キリスト教団出版局 橋本滋男


[3650] 風邪にて亀レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/06(Thu) 20:43

◇真奈美さんへ
「歴史は繰り返す」は僕の地域では放映はありませんでした。観れてたら最高に楽しめたはずなんですけどね。本当に角川の「クレオパトラ」、延期延期ですね。

◇柊さんへ
はじめまして。
「SEVEN WONDERS OF ANCIENT ROME」ですが http://www.google.co.jp で「SEVEN WONDERS OF ANCIENT ROME DVD」をキーワードで検索すると下記以外にも出てきます。
http://shopping.discovery.com/stores/servlet/ProductDisplay?catalogId=10000&storeId=10000&langId=-1&productId=55679&rel_productId=56366
http://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=http://cooltoys.dreamhost.com/DVD_DVDSubject_AncientHistory/702233.htm&prev=/search%3Fq%3DSEVEN%2BWONDERS%2BOF%2BANCIENT%2BROME%2Bdvd%2B%26num%3D100%26hl%3Dja%26lr%3D%26c2coff%3D1%26sa%3DG


[3649] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/05(Wed) 19:25

●1月12日09:30〜11:30、NHK・BSハイビジョンにて「遥かなるリビア・砂に抱かれた巨大ローマ遺跡」が再放映予定。出演者:青柳正規氏
  http://www3.nhk.or.jp/hensei/hv/20050112/frame_05-12.html


[3648] 情報ありがとうございます 投稿者:真奈美 投稿日:2005/01/04(Tue) 16:50

 いつぞやの「歴史は繰り返す」はマニアの間で散々でした。アウグストゥスをカエサルの「息子」「息子」と連呼してるだけでも私は頭が痛くなりました。  なんですか、今度は新選組の名まで出すのですか、私のこめかみがひきつること間違いなしですね。

 まーたクレオパトラですか、おまけにまたヨシムラさん、加えてたけしですか。
 つっこみで見てやりますとも。

 ところで私の名前は「真奈美」です、「実」ではありません、恐縮しないでいいですから訂正だけしておいて下さいね、思いこみの間違いは私にも前科がありますし、怒りはしてませんから。


[3647] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/04(Tue) 15:31

●次回放映予定の「たけしのエジプトミステリーIV」(テレビ東京系列) はクレオパトラを取り上げる予定。(放映予定日は未定) 放映時間は二時間前後。
出演予定 ビートたけし・吉村作治 大江麻理子
 【高島の蛇足コメント】テレビ東京のこの番組シリーズは意外と水準が高く、それなりに楽しめるはずです。この番組シリーズは結構視聴率が良いようでテレビ東京は力を入れているようです。「たけしのエジプトミステリーV」か「VI」ではエジプトとローマの関係も取り上げる予定だそうで楽しみです。


[3646] あけましておめでとうございます 投稿者:カイザー 投稿日:2005/01/04(Tue) 14:28

ずいぶん、ごぶさたしております。
多分、1年半ぶりぐらいのカキコになるかと思います(汗)。

エウドクシアのコインまで、日本で入手出来るんですね。ち
ょっと、びっくりしました。

ギボンを読んでいると、テオドシウス朝時代の女性の名前で
エウドキアとかエウドクシアとか紛らわしい名前がゴチャゴ
チャしてて、頭がこんがらがってたのが思い出されます。
コンスタンティヌス2世とコンスタンス1世も、よくどっち
がどっちか、分からなくなってました。年表とか作ってる
と、間違ってても気付かない・・・(汗)。

http://www1.odn.ne.jp/~aah01610/index.html


[3645] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/04(Tue) 11:09

●1月5日23:15〜24:40、TBSテレビ系列で「近未来提言スペシャル関口宏の”歴史は繰り返す”第三弾」が放映予定。
 小泉・ブッシュ同盟関係に危機発生?ローマ帝国・関ケ原・新選組と酷似点が http://www.tbs.co.jp/program/rekishihakurikaesu_20050105.html
 【高島の蛇足コメント】番組ホームページを読むと、何となく番組内容が手に取るように判る。観ながら「あーーだ こうだ」と突っ込みを入れる番組と予想。新年早々、頭の体操にはもってこいのお勧め番組。

●1月11日08:15〜09:00、NHK・BS2で「心の旅 ギリシャ 白石加代子」が再放映予定。


[3644] み、見逃しましたぁ〜〜〜!(泣) 投稿者: 投稿日:2005/01/04(Tue) 01:58

あけましておめでとうございます。

はじめまして。
「古代都市の七不思議」(NHK教育)楽しみにしていて、
今度作るCG作品(一応CGデザイナーしてます(汗))の参考に
しようと思っていたのですが、・・・、なんだかんだで
見逃してしまいました。。。

この番組って、ビデオとかDVDなどで販売されたり
する(してる)のでしょうか?

新年早々、最低です・・・、私って・・・。


[3643] 謹賀新年 投稿者:真奈美 投稿日:2005/01/03(Mon) 14:55

 今夜、TBSではあの映画「ジュリアス・シーザー」が放映されます、深夜なので私は当然のように録画です。しかし同じ時間帯にNHKで「古代遺跡ロマン」の再放送。「トロイ」だけでも見たい、というよりもとっておきたいのですけどね(授業で使うかもしれんと思って)、本放送のときにもほかのと重なっててあきらめたのですけどね。−−また見送りです、悔しい。−−ビデオのなかった時代からすれば贅沢すぎる不満ではあります。

 角川のあの「クレオパトラ」、なにゆえにここまで伸びまくっているのでしょうね。どう見たって1750円は高い。手にはとってみますが。


[3642] 教えてください 投稿者:KAZU 投稿日:2005/01/02(Sun) 22:51

はじめまして。突然ですが古代ローマの貨幣に興味があります。しかし、私の住んでいるところは田舎なので骨董を扱っている店がありません。だからネットで購入したいと思いますが、ネットで購入する際の注意点やおすすめの店などを教えてもらえればうれしいです。全くの素人なのでこれからいろいろ教えていただければと思います。


[3641] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/02(Sun) 08:44

●1月1日、日本経済新聞7頁に「塩野七生さんが見るニッポン 特集・少子化と家族 1」という三分の二頁という大きなスペースの記事があります。古代ローマの少子化対策と絡めて日本のあるべき少子化対策を語っています。『古代ローマを知る事典』の著者の一人、樋脇博敏氏のコメントもあります。


[3640] 年賀 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2005/01/01(Sat) 18:53

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


[3639] 明けましておめでとうござます 本年も宜しくお願い致します 投稿者:高島賢治 投稿日:2005/01/01(Sat) 12:14

下記書籍が1月18日復刊予定。
●『アポロドーロス  ギリシア神話』 ワイド版岩波文庫 高津春繁訳 予価 \1,260<税込> http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/7/0071320.html

下記書籍が2月刊行予定に変更。
●『世界神話事典』 角川書店 大林太良・伊藤清司・吉田敦彦・松村一男 予価 \2,100<税込>

●2月15日19:45〜22:08、NHK・BS2にて映画『その男ゾルバ』が放映予定。
 ギリシャ人作家N・カザンザキスの小説を、M・カコヤニス監督が映画化。亡き父が残した炭鉱を経営するバジルは、島で出会ったゾルバという男にほれ込み、採掘の現場監督として雇うものの、2人のもとに次々と不幸が起こる。ギリシャのクレタ島を舞台に、天衣無縫の楽天家ゾルバの生き様を通して描くギリシャの人生賛歌。ゾルバを演じたA・クインの一世一代の好演が見もの。アカデミー助演女優賞をはじめ計3部門を受賞した。
 http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_movie_bs2_n40.html

●2月28日20:00〜21:30、NHK・BSハイビジョンにて『ドナウ川紀行 知られざる世界遺産の旅』が放映予定。
 2004年11月28日から8日間に渡って放送された、ハイビジョン生中継「世界遺産青きドナウの旅」では、この地域の世界遺産のほぼ半数に当たる23カ所を中継とVTRで紹介、好評を博した。その中には長らく内部の撮影を許可されなかったリラの僧院(ブルガリア)など、貴重な映像も数多い。放送時間の関係で割愛された未公開映像などもふんだんに折り込みながら、ドナウ川下流域の知られざる世界遺産を改めて訪ねる旅を始める。旅人は中継シリーズでもリポーターを務めた作曲家でピアニストの西村由紀江さん。ルーマニア・ローマ人末えいの地ドナウデルタ(自然遺産)・マラムレシュの木造聖堂・シギショアラの歴史地区などブルガリア・祈りと文化を守った人々リラの修道院・イヴァノヴォの岩窟聖堂などハンガリー・ドナウの真珠たちブダペスト歴史地区・ペーチの初期キリスト教墓地・トカイワイン地区など
 http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_cultu_hi_n37.html


[3638] おめで... 投稿者:Priapus 投稿日:2005/01/01(Sat) 00:12

明けましておめでとうございます。


[3637] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/31(Fri) 20:50

下記書籍が2005年2月25日刊行予定に変更。
●『クレオパトラ 1』 角川文庫<海外文庫> カレン・エセックス著 那波かおり・訳 予価 \1,785<税込>
 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200103000715


[3636] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/31(Fri) 20:23

●右記に骨董偽造の続報記事あり。  http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20041230i312.htm


[3635] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/31(Fri) 19:44

●右記に骨董偽造の続報記事あり。http://www.sankei.co.jp/news/041231/kok030.htm


[3634] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/31(Fri) 14:58

●2005年1月7日15:30〜17:50、TBSテレビ系列にて「古代ローマ幻の都市ポンペイはなぜ19時間で消えたのか!?愛と悲しみに彩られた古代のタイタニック」が再放映予定。http://www.tbs.co.jp/tv/20050107.html

●2005年1月7日23:00〜23:30、BS−i(デジタル衛星テレビ)にて「世界遺産アフリカ究極の巨大ローマ遺跡」が放映予定。
 【高島の蛇足コメント】この番組は12月26日TBSテレビ系列にて放映された「世界遺産 レプティス・マグナの古代遺跡〜リビア アフカ生まれの皇帝が見た夢 究極の巨大ローマ遺跡」の再放送と思われる。

下記書籍が2005年2月刊行予定。
●『人文主義と国民形成 19世紀ドイツの古典教養』 知泉書館 曽田長人
 19世紀ドイツの古典語教育および古典研究と国民形成の関連を、時代思潮を背景にヴォルフ、モムゼン、ニーチェらの活動を通し解明


[3633] 皆さん、よいお年を 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/31(Fri) 08:09

今年はちょっとしたローマブームで関心をもってくれた方も多かったようです。
また、「古代ローマ」の掲示板にいろいろ書き込み下さりありがとうございました。来年もローマ関係の話を楽しく出来ればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

P.S.
今年後半はレスが滞りがちで申し訳なかったです。これからしばらくレスが滞りそうなのですが、こちらもご容赦願います。


[3632] RE:甘味料 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/31(Fri) 08:05

◎AKIRA.Mさん

> 古代や中世のイタリアに甘味料として「水飴」が有った事を示している
> のですか。それとも「余ったお茶」のようなもの(洒落)でしょうか。
えーと。試しに検索したら出てきただけなんで、良く知りません。すいません。(^^;


[3631] 甘味料 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/12/30(Thu) 23:40

Augustusさん
> アマルティ
還元麦芽糖水飴とかいうものらしいです。(^^
 
これは都市の名前が元ですが、古代や中世のイタリアに甘味料として「水飴」が有った事を示しているのですか。それとも「余ったお茶」のようなもの(洒落)でしょうか。

古代の甘味料は中国なら「水飴」と「蜂蜜」が有ったようですけど、ローマは何かあったのでしょうか。麦が主食でビールもあったなら麦芽糖は発見していたでしょうね。


[3630] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/30(Thu) 23:38

◎高島賢治さん

> 確か書店で売っているはずです。
情報ありがとうございます。近所の本屋さんには見あたらなかったので、今度大きめのところで探してみようと思います。

> 確かに骨董偽造は金になりそうだ。
コインも偽造品は多いようです。鑑識眼も含めて信用のあるところから買わないと、売っている側もだまされているケースもあるようです。


◎Custodianさん

はじめまして。本サイトをお楽しみいただいたようで、なによりです。

> もともとコインを集めていた(といっても現代)ので
お仲間なんですね。(^^

> 元々、ガリア戦記にでてくるOcelumという町の現在地を探していてついでに
ということでしたら、ぴったりのサイトがありますよ。
http://www.charsbar.com/latin/index.cgi

> ところでインフレなんてものはなかったんでしょうかねえ。
インフレありましたよ。銀貨の銀の含有量も派手に減っています。
ディオクレティアヌスなんかはインフレファイターでしたよ。


[3629] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/30(Thu) 20:11

●下記に「骨董偽造し、聖書裏付ける遺物に イスラエルで5人起訴」という記事あり。確かに骨董偽造は金になりそうだ。
 http://www.asahi.com/international/update/1230/005.html


[3628] 古代ローマ関係者 投稿者:Custodian 投稿日:2004/12/30(Thu) 18:06

アウグストスのサイト3時間読みまくってしまいました。元々、ガリア戦記にでてくるOcelumという町の現在地を探していてついでに同戦記にでてくるメディオラヌムから、デナリウスを経てこのサイトにたどり着きました。もともとコインを集めていた(といっても現代)のでやみつきになりそうです。東ローマの皇帝たちも人間くさく面白いのでこちらのコインにまつわる話もお願いします。ところでインフレなんてものはなかったんでしょうかねえ。


[3627] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/30(Thu) 09:27

◇augustusさんへ

|| > 古代ローマ以前のイタリア
|| 読みたいですね。ばら売りはしてないのかなあ。

確か書店で売っているはずです。


[3626] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/30(Thu) 09:24

●2005年1月6日16:30〜17:45、NHKBSハイビジョンにて「トレッキング・エッセイ紀行・紺碧に浮かぶ古代の大自然・ギリシャ・クレタ島」が放映予定。再放送。

●2005年1月29日21:00〜22:00、TBSテレビ系列で「世界不思議発見 アレクサンダー大王」が放映予定。


[3625] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/30(Thu) 08:08

下記書籍の刊行予定日は2005年2月16日でした。
●『シチリアでの会話』 岩波文庫 ヴィットリーニ 鷲平京子訳 430頁

下記書籍の刊行予定日は2005年2月24日でした。
●『イエスと出会う』 岩波書店 荒井献 四六版・240頁
●『「強さ」の時代に抗して』 岩波書店 荒井献 四六版・240頁


[3624] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/29(Wed) 22:11

皆さん。レスが滞っており申し訳ない。

◎真奈美さん

> 「ミロのヴィーナス」が、誘い惑わしはしても、差しのべる腕は持たない
なるほど。これはわかるような気がします。面白いですね。

> を三本立てで邦訳刊行!なんてやってみい!
出版の大チャンスであることは間違いなさそうですよね。


◎苦力さん

> このへんが『ローマ』とも『ケルト・ハルシュタット文化期のガリア』
> とも異質な『ガロ・ローマン期のガリア』と似ているなぁ〜
そうか。私が想像したところよりもずいぶんと広い範囲での考察だったんですね。


◎P.M.さん

> アマルティ
還元麦芽糖水飴とかいうものらしいです。(^^


◎IKさん

お久しぶりです。

> ローマ人の物語 最後の努力
> すごいタイトルですね。
テオドシウスさんが可哀想ですね。(^^
(スティリコも可哀想かもしれない。)

> 今年一回はコメントを残せてよかった(^^)
えーと。調査いたしましたところ、前回のIKさんの投稿は2003年12月9日でした。本当にお久しぶりですね。お元気だったでしょうか。


◎高島賢治さん

> 古代ローマ以前のイタリア
読みたいですね。ばら売りはしてないのかなあ。

>『クラウディウス アエリアーヌス 動物志』
この本は初めて聞きます。読みたい本がまた1冊増えました。


[3623] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/29(Wed) 20:17

●12月31日、BS-i(デジタル衛星テレビ)にてテレビ番組「東ローマ帝国〜繁栄と滅亡 皇帝たちの軌跡〜」の放映予定時間は21:00〜23:00でした。

●2005年1月1日20:54〜23:20、テレビ東京系列にて下記番組が放映予定。
 「たけしのエジプトミステリーIII 古代エジプト最強の大王”ラムセス2世”ミイラが語る3300年目の真実!!」
 http://www.tv-tokyo.co.jp/050101_egypt/
 【高島の蛇足コメント】テレビ東京のこの番組シリーズは意外と水準が高く、それなりに楽しめるはずです。

●2005年1月4日02:00〜02:50、NHK教育テレビにて下記番組が放映予定。
 「古代遺跡ロマン<2回シリーズ>第一回 トロイ・伝説の戦い」再放送。
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/bangumi/ch3-20050103-62.html

下記書籍が2005年1月10日刊行予定。
●『アフガニスタンの歴史と文化』 明石書店 フォーヘルサング著 前田耕作監訳 予価 \7,875<税込>

●『プラトン全集』(岩波書店)が2005年1月より第六次刊行開始。<復刊>

下記書籍が2005年1月16日刊行予定。
●『シチリアでの会話』 岩波文庫 ヴィットリーニ 鷲平京子訳 430頁

下記書籍が2005年1月24日刊行予定。
●『イエスと出会う』 岩波書店 荒井献 四六版・240頁
●『「強さ」の時代に抗して』 岩波書店 荒井献 四六版・240頁

●『セネカ哲学全集 全六巻』(岩波書店 編集・大西英文&兼利琢也)が2005年5月より刊行開始。
 セネカの言葉は成熟した社会でこそ問われる個人の「善き生」「幸福な生」の姿を貫く。正確な訳文で断片や偽作を含めた全哲学著作を網羅する決定版全集。
 <セネカ>ローマ帝政初期のストア派哲学者、劇作家、政治家。スペインのコルドバに生まれ。卓抜した弁論はカリグラ帝の嫉妬を買うところとなり、41年陰謀によってコルシカ島に追放された。48 年小アグリッピナから召喚されて息子ネロの教育をゆだねられ、54年クラウディウス帝死後は帝政の実権を握り、行政に腕をふるった。巨額の富を築き、哲学的信条と実生活の矛盾が非難を浴びる。65年ピソの陰謀に加わったかどでネロに自殺を命じられる。


[3622] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/28(Tue) 20:22

下記書籍が既刊。
●『ポリュビオス 世界史 第1巻<全3巻>』 龍渓書舎 竹島俊之訳 \15,750<税込>

下記書籍が平成17年刊行予定。
●『クラウディウス アエリアーヌス 動物志』 龍溪書舎 塚田孝雄訳 予価 \10,500<税込>
 紀元一〜二世紀のローマの文人、クラウディウス アエリアーヌス著のギリシア語で書いた「動物志」と「奇譚集」は名文で知られるが、ヨーロッパ語訳も少ない。本書の原典は「動物の本性について」(De Natura Animalium 37巻)である。さまざまな動物の不思議な性質、行動などを先行の書物から引用し、Logos を持っていないという動物の本性が実は高貴で、 本来 Logos を持っているはずの人間が見劣りする場合が多いから、見習って品性を向上させなければいけないと説く。珍しい話としては黄金を守るグリフォンや、蟻、信心深い象、ライオンと戦う猛獣、縞皮の人面獣身のマンティコラ(虎?)等があり、これらをメガステネースの「印度志」、クテーシアースの「ペルシア志」等から引用している。「イルカに乗る少年」の話は、小プリニウスの「書簡集」にある同様の物語と並んで、後世の人々に喜ばれた。
 【高島の蛇足コメント】本書は1997年に刊行予定だったが、なんとなんと八年も延びてしまった。噂によると塚田孝雄氏は訳文を推敲に推敲を重ねているという。


[3621] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/28(Tue) 15:40

●『ナショナル ジオグラフィック 日本版 2005年1月号』に下記記事があります。
 「古代ローマ以前のイタリア」
 紀元前27年、アウグストゥスが初代ローマ皇帝の座に就くが、それ以前の古代イタリアはどんな世界だったのか。よく知られるのは古代民族エトルリア人の文化だが、そのほかにも、高い順応性をもったファリスキ人、戦いの民サムニウム人、そして信仰の民ウンブリア人による文化があった。イタリア各地から発掘された遺物や現在に伝わる祭りなどから、彼ら古代民族の豊かな文化がよみがえる。文=アーラ・ズウィングル 写真=O・ルイス・マザテンタ
 http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/features.shtml

●『ナショナル ジオグラフィック 日本版』のホームページに下記ホームページの紹介がありました。

古代サムニウム人:サムニウム人の宗教、生活、言語に関する情報が揃っている。この民族に魅せられたダビデ・モナコが提供しているサイト(画面下の英国旗をクリックすると英語版が表示される)。
 http://www.sanniti.info/

アブルッツォ地方:イタリア中央部に位置するアブルッツォ地方の歴史、文化遺産、ホテルを紹介する。マルシ人やウェスティニ人など古代イタリアの諸民族の故郷とされている場所で、有名な「カペストラーノの戦士」像もこの地方にある。
 http://www.abruzzo2000.com/abruzzo/

グッビオ:コルサ・ディ・チェーリ(ろうそく競争)について詳しい説明がある。有名なイグウィウムの銘板など、町の観光情報が確認できる。
 http://www.bellaumbria.net/Gubbio/home_eng.htm

古代都市ポンペイ:ポンペイに関する公式サイト。現在進行している考古学プロジェクトに興味がある方、これから旅行の計画を立てようという方はこちらのサイトへ。
 http://www.pompeiisites.org/database/pompei/pompei2.nsf?OpenDatabase

バジリカータ大学:ポンペイにはサムニウム人が残した遺跡も残っている。この大学の考古学のページには、その発掘調査のページへのリンクも用意されている。
 http://www.unibas.it/ssa/attricerca.htm

●2005年1月3日23:30〜1月4日00:20、NHK教育テレビにて『古代都市の七不思議(三回シリーズ) 第一回 「ローマ」』が放映予定。再放送。
 今からおよそ二千年前、古代都市ローマは、百万人の人々で賑わう帝国の都だった。当時の最先端のテクノロジーによって作られた、壮大な建造物の数々。それは、ローマ帝国の皇帝たちの、権力と名誉を象徴するものであった。番組では、(1)キルクス・マクシムス大競技場、(2)トラヤヌス広場、(3)ローマ水道、(4)カラカラ浴場、(5)アッピア街道、(6)パンテオン、(7)コロッセウムをとりあげる。[原 題] SEVEN WONDERS OF ANCIENT ROME
http://www3.nhk.or.jp/hensei/bangumi/ch3-20050103-56.html

●2005年1月4日00:20〜01:10、NHK教育テレビにて『古代都市の七不思議(三回シリーズ) 第二回 ギリシャ』が放映予定。再放送。
 エーゲ海を舞台に、西洋世界に文明の曙をもたらした古代ギリシャ。その建造物は、優れた知識と、豊かな芸術的感性に裏付けられたものであった。後世の文明に多大な影響を与え、今なお、人々の想像力をかきたてる建造物の数々を紹介する。 番組では、(1)クノッソス宮殿、(2)デルフォイの神殿、(3)エピダウロスの劇場、(4)ロードス島の巨人像、(5)オリンピック競技場、(6)失われた都市アトランティス、(7)パルテノン神殿 をとりあげる。 [ナレーター] 萩尾みどり [制 作] アトランティック・プロダクション (イギリス・2004年) [原 題] SEVEN WONDERS OF ANCIENT GREECE
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/bangumi/ch3-20050103-58.html


[3620] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/28(Tue) 14:09

◇P.M.さんへ
||>  アマルティ(カンパーニャ地方)
中央公論美術出版経由で陣内秀信氏に問い合わせれば明確に判明すると思います。


[3619] あいやー 投稿者:IK 投稿日:2004/12/28(Tue) 12:22

随分ご無沙汰しております、augustus さん(汗)

ローマ人の物語 最後の努力
すごいタイトルですね。
いくら西ローマ帝国で終わらせるおつもりだとしても。

今年一回はコメントを残せてよかった(^^)

よいお年をば


[3618] 投稿者:P.M. 投稿日:2004/12/28(Tue) 12:12

誤字脱字や変換ミス等に突っ込みいれたければ遠慮なくどうぞ!^^
スルーしますが^^

http://www10.plala.or.jp/pm/


[3617] Re[3610]: 年末ラストスパート 投稿者:P.M. 投稿日:2004/12/28(Tue) 12:10

ということでなかなかカキカキする時間がないのですが
ちょっと気になったもので^^

高島賢治さん
>  アマルティ(カンパーニャ地方)
アマルティってどこにあるのですが?
その都市の語源は「お茶が余っているところ」という意味だったりするのでしょうか?
似ているところから推察するとアマルフィの近くにあるのかな?

ということでカルタゴは存続させねばならぬ(^o^)/

http://www10.plala.or.jp/pm/


[3616] 日本はカルタゴというよりガリア…… 投稿者:苦力 投稿日:2004/12/26(Sun) 14:22

弥生さん&augustus さん江
>抵抗してみたけど、結局やられてしまって、さらに同化している。あるいは、同化までしてなくても、べったりの同盟者になっている。
みたいな感じですか?

まぁ、そんな感じです……少し範囲を広げて考えていたのですが。

明治維新前後から……というタイムスパンで、覇権国はハンチントン教授の言うところの合衆国を含む『西欧』という対比です。
『近代化』『民主化』という名の『西欧化』を受け入れた日本は結局のところ『日本的なるもの』を大いに残したまま、うまい具合に融合させて『西欧』とは異質で、『かつての日本』とも異質な『現代日本』という文化圏を成立させました。このへんが『ローマ』とも『ケルト・ハルシュタット文化期のガリア』とも異質な『ガロ・ローマン期のガリア』と似ているなぁ〜と――創元社「知の再発見」双書の『ケルト文明とローマ帝国』を読んでいて――思った次第です。

真奈美さん江
>新潮社よ、「この秋、話題はカエサル!」なんて言うなら、
【中略】
>を三本立てで邦訳刊行!なんてやってみい!
……で、思ったのですが。
仮にですよ……、業を煮やして自分で翻訳して新潮社に持ち込んだら文庫にしてもらえるのでしょうか?――原作者や向こうの出版社などとの交渉は新潮社にやってもらうとうことで――

そして仮にそれがだめだったので自分のHPでその翻訳文を公開した場合……あ、これだと弁護士が原作者の代理人として連絡を取りにくるか。訴訟起こすって……〜〜x\x;


[3615] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/24(Fri) 21:50

●『ローマ人の物語XIII 最後の努力』(新潮社 塩野七生)の立ち読みコーナーが下記にあります。
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/4-10-309622-5.html


[3614] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/24(Fri) 21:44

下記書籍が既刊。
●『金枝篇―呪術と宗教の研究 2 呪術と王の起源 下』 国書刊行会 フレイザー著 神成利男・訳 石塚正英・監修 \10,500<税込>
 オークの崇拝とウェスタの不断の火が問いかける樹木と火の普遍的な崇拝、神々の結婚に隠された意味、王政時代のローマの継承の掟…。ネミの“森の王”の謎を追する旅はヨーロッパ文明の礎と出逢う。
□□自然各部門の王□□樹木崇拝□□現代ヨーロッパにおける樹木崇拝の遺風□□植物への性の影響□□聖なる結婚□□ローマとアルバの王□□王の火□□火鑽り□□父なるユピテルと母なるウェスタ□□不断の火の起源□□古代ラティウムにおける王国の継承□□聖ジョージとパリリア□□オークの崇拝□□ディアヌスとディアナ
●『毛皮と皮革の文明史 世界フロンティアと掠奪のシステム』 下山晃 ミネルヴァ書房 \3,990<税込>
 原初には呪術や習俗と、中世には社会的ステイタスと、近代以降は世界商品市場と不可分であった毛皮と皮革の交易が、世界フロンティアを求めて「掠奪のシステム」の中で展開する様々な社会・生態変容と時代の転変を読み解く。
 <著者>1954年大阪府生まれ。日本大学商学部博士後期課程単位取得満期退学。現在、大阪商業大学総合経営学部助教授。著書に「交易と心性」「近代世界と奴隷制」など。

下記書籍が12月刊行予定。
●『セクストス・エンペイリコスの懐疑主義思想 古代懐疑主義をめぐる批判と回答』 東海大学出版会 田中龍山 A5・240頁 予価 \6,300<税込>

下記書籍が2005年1月刊行予定に変更。予価情報を変更して再掲。
●『マクミラン版世界女性人名大辞典』 国書刊行会 ジェニファー・アグロー編著 竹村和子監訳 予価 \29,400<税込>

下記書籍が2005年1月20日刊行予定に変更。
●『オイディプス王写真集』 角川書店 予価 \4,410<税込>  http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200312000078


[3613] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/23(Thu) 21:34

◇真奈美さんへ
世界一美しい象はインドかアフリカ又は動物園にいるはずです。

◇augustusさんへ
「学生はおどろおどろしいのが好き」というのは、そういや僕の学生時代もそうでした。ドクロマークの落書きは他の落書きより数倍叱られた記憶があります。


[3612] ハイネの理想像 投稿者:真奈美 投稿日:2004/12/23(Thu) 11:20

 ヴィーナス像の話の関連で。大昔読んだドイツ詩の本の解釈によると、ハインリヒ・ハイネにとって女性美とは、男を惑わし滅ぼすようなものでなければならない、だから、ローレライなんてまさに理想の中の理想、女の中の女!であり、「ミロのヴィーナス」が、誘い惑わしはしても、差しのべる腕は持たないことは象徴的であある、ということでした。
某番組であの象を「世界一美しい女神」と呼んでいて、世界一かどうかはともかく、たいへん端正な姿であることには異論はありません。少なくとも、クレオパトラを絶世の美女とよぶよりははるかに納得できます。

ところで。先月、ドイツ人の母とスコットランド人の父を持つベルイン出身の作家Andrew Johnstonの「 Caesar und Calpurnia」を読みました。クレオパトラがローマに来るあたりから、暗殺までの期間を扱っています。カエサルが妻の機嫌をとっていたり、パトラがカルプルニアに嫉妬してたりして、たいへん珍しいです。

新潮社よ、「この秋、話題はカエサル!」なんて言うなら、

Allan Massie : Caesar
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0786701218/qid=1103767522/sr=1-5/ref=sr_1_8_5/250-8292699-0361009

Colleen MacCullough : The October Horse
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0099280523/qid=1103767334/sr=1-2/ref=sr_1_8_2/250-8292699-0361009

Andrew Johnston : Caesar und Calpurnia
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/3596159377/ref=pd_ecc_rvi_2/250-8292699-0361009

を三本立てで邦訳刊行!なんてやってみい!


[3611] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/22(Wed) 23:12

◎苦力さん

> でも最近思うのは、日本はカルタゴというより
> ガリアなのではないかな……。
抵抗してみたけど、結局やられてしまって、さらに同化している。あるいは、同化までしてなくても、べったりの同盟者になっている。
みたいな感じですか?


◎AKIRA.Mさん

> やる人の考えで後世に誤解を与えないよう欠落部の
> 補修にはわざと石の色を変えるという例がメキシコの
> テオティワカンにもありますね。
このパターンは多いですよね。日本の土器だって、足りないところは石膏で補っている。


◎弥生さん

コインを気に入っていただけたようで、何よりです。どうぞ、これを機会にますますローマ好きになって下さい。

> この時代についてはあまり知らないので、
凱水さんのサイトが詳しいですよ。http://www.ne.jp/asahi/gaisui/iori/
弥生さんのお気に入りの時代はどのあたりでしょう。人気のあるユリウス・クラウディウス朝あたりですか?


◎かなりうすさん

> 鉄砲の準備は万端なんですが、肝心の弾が・・・(⌒∇⌒ゞ)
補給。補給。(^^

> 両腕が失われたことでミロのヴィーナスは「名品」に
> なったと思います
これはありますね。想像力は刺激されるし、視線は分散されないし。


◎高島賢治さん

> 西洋拷問刑罰史
図書館に置いておくと生徒が喜びそうな気がします。おどろおどろしいのが好きな生徒は多いですから。(^^


[3610] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/22(Wed) 19:43

下記書籍が既刊。
●『西洋拷問刑罰史 新装版』 雄山閣 ジョン・スウェイン著 大場正史・訳 \3,150<税込>
 古代ギリシャでは拷問の適用は奴隷と外国人に限られていたという。以後ヨーロッパでは様々な変化を経て、18世紀になると法的制度としては廃絶された。さまざまな記録に残された拷問方法を集大成。昭和43年初版刊の新装版。
●『共同体と正義』 仲正昌樹・編 橋本努・他著 御茶の水書房 \3,360<税込>
 各人の属する「共同体」と不可分に結びついている「正義の語り」を形成する歴史的な文脈を系譜学的に探求しながら、システム的な強制へと回収されることのない新たな「自由」の空間についての論考を集める。

下記書籍が2005年2月刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『南イタリア都市の居住空間』 中央公論美術出版 陣内秀信 A4・688頁 予価 \47,250<税込>
 アマルティ(カンパーニャ地方)レッチェ(プーリア地方)シャッカ(シチリア)サルデーニャなど南イタリアの伝統的都市を永年にわたり調査した実測図面や住宅内部の貴重な写真を駆使し建築類型学の手法を用いてそれらがいかに形成・変容してきたかを分析考察する。
 http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0487


[3609] 狼が来た・・・ 投稿者:かなりうす。 投稿日:2004/12/22(Wed) 19:41

augustusさん、高島賢治さん
>鉄砲の準備は出来てますか?(^^
鉄砲の準備は万端なんですが、肝心の弾が・・・(⌒∇⌒ゞ)

>> ミロのヴィーナスのように無い物は想像するのが王道のように思います。
ミロのヴィーナスに両手をつけたものを見たことがありますが確かに凡庸な作品でした。両腕が失われたことでミロのヴィーナスは「名品」になったと思います。
しかし「無い物は想像するのが王道」と言い切ってしまうのも些か疑問ではあります。


[3608] コインいただきました 投稿者:弥生 投稿日:2004/12/22(Wed) 12:29

30万番のキリ番を踏んだ弥生です。
先日管理人様よりコインが届きました。
(ちなみに、コンスタンティウス2世のものです。)
この時代についてはあまり知らないので、これをきっかけに
色々勉強してみようと思います。
このような機会に恵まれ本当に幸せだなあと思います!
ありがとうございました。

普段はROMなのですけれど、一つだけ質問を…
>苦力さん
「日本はカルタゴというよりガリア」とは、どういった点から
ですか?興味があります。


[3607] つぎはぎ 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/12/21(Tue) 22:59

石崎さん。
古代の遺物を復元したものは土器の破片のジグソーパズルから遺跡の立替に近いものまでありますが、やる人の考えで後世に誤解を与えないよう欠落部の補修にはわざと石の色を変えるという例がメキシコのテオティワカンにもありますね。


[3606] すみません。 投稿者:苦力 投稿日:2004/12/21(Tue) 22:51

>でも無い部分を付け足して作ってしまうのは
ばらばらに損壊した状態で出土したものを復元したものと
早とちりをしたので……。


でも最近思うのは、日本はカルタゴというよりガリアなの
ではないかな……。


[3605] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/21(Tue) 21:35

◎石崎 清さん

> 何年も前のことであるが「カルタゴの遺跡」を扱った
> テレビ番組を見て、
カルタゴを日本に、ローマをアメリカに擬する本や番組がちょっとはやりましたよね。


◎高島賢治さん

> 狼が来た!
来たんですね。かなりうすさん、鉄砲の準備は出来てますか?(^^

> ミロのヴィーナスのように無い物は想像するのが王道のように思います。
私もミロのヴィーナスはない部分を付け足したりして欲しくないですね。(イメージが壊れるから。)
でも、このディオニュソス像の場合はあまり抵抗感がないです。(たぶん、イメージが固定されていないからです。)


◎苦力さん

> いやぁ、綺麗に復元されたものでしたね。
全くです。技術というのは大したものです。


[3604] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/21(Tue) 19:09

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『ローマ・ミステリーガイド』 白水社 市口桂子  \2,310<税込>
 幸せな死体、殺す女・殺される女、賢者の石と魔法の扉、聖なる森、死にゆく町…。ローマの歴史の深層部をたどる、ゾクゾクするような旅行案内。不義と謀略と惨劇が渦まく、だれも知らない「名所」を訪ねてみよう!
 <著者>大阪府出身。大阪外国語大学卒。漫画家、エッセイストの仕事を続けるかたわら、多数の日本の漫画・書籍をイタリア語に翻訳。ボローニャ在住。

下記書籍が2005年1月8日刊行予定。
●『ローマが残した永遠の言葉 名言百選』 日本放送出版協会 小林標著 予価 \693<税込>
 西洋共通の遺産として、長らく受け継がれてきたローマが生んだ名言の数々から、精選。生き迷う現代人必読の名句集。

下記書籍が2005年1月中旬刊行予定。
●『サラミス』 早川書房 佐藤哲也 予価 \1,785<税込>
 ヘロドトスが『歴史』に記した、ギリシア×ペルシア戦争のなかでもっとも歴史的な戦い、サラミスの海戦を、細大もらさず写し取ろうと試みた、ディープな視覚小説とでも呼ぶべき、奇想天外な戦記。

下記書籍が2005年1月25日刊行予定。
●『マグダラのマリア エロスとアガペーの聖女』 中公新書 岡田温司 予価 \924<税込>
 西洋世界で聖母やエヴァと並んで重要なマグダラのマリア。貞節で淫ら、美しくかつ神聖な娼婦=聖女が辿った運命を芸術作品の中に読む。

下記書籍が既刊。
●『西武王国 その炎と影 新装版』 中嶋忠三郎著 サンデー社 \2,100<税込>
 【高島の蛇足コメント】古代ローマとは何の関係もないが、本書は現在の西武鉄道グループの創業者・堤康次郎氏に仕えた元側近No.1が西武鉄道グループの暗部を書き遺したものである。西武・コクドの株式偽装工作など一連の不祥事の内幕を綴っている為、1990年、発売直前で西武側に回収された幻の一冊の新装版。


[3603] 狼が来た!狼が来た!狼が来た!本当に狼が来た!誰か信じてくれ!ガブリッ!!! 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/21(Tue) 12:22

下記書籍が既刊。
●『チチェローネ 建築篇』 中央公論美術出版 ヤーコブ・ブルクハルト著  瀧内槇雄訳 B5上製函入 本文586頁 口絵12頁 挿図554点 \39,900<税込>


[3602] Re古代ローマのディオニュソス像 投稿者:石崎 清 投稿日:2004/12/21(Tue) 07:13

高島賢治 さんへ

>無い部分を付け足して作ってしまうのは僕は好きではありません。ミロのヴィーナスのように無い物は想像するのが王道のように思います

無い部分は想像するのも「古代ローマは空想とロマンの世界」で楽しいですね。専門家が判断して多分こうなっていただろうという復元像で、本物部分と無かった部分の復元部分がはっきり区別できるなら許せる範囲内と思います。ジェミラの神殿の復元部分は少し色を変えて復元されたようで、本物部分と復元部分が区別できるようです。

http://sahara.cqnet.jp/image/djemila0001b.jpg
写真はアルジェリアの北部山間部にある古代ローマの都市遺跡・ジェミラの神殿、セプティミウス・セウェルス帝の神殿前に立つ日本人アマチュア古代史研究家 半谷トミ子さん。約30年前に撮影。

http://sahara.cqnet.jp/image/djemila0002b.jpg
ジェミラで一番の見どころは中央に立つ神殿だ、実に壮麗で美しい。発見された碑文から、この神殿は、セプティミウス・セウェル帝をまつったものだとわかった。セウェルス帝は、ローマ帝国史上、初のアフリカ出身の皇帝で、彼は北アフリカ各地の都市に手厚い援助をし、それを称えてこの神殿が造られた。(NHK書籍 ローマ帝国 著者 青柳正規 参照)





[3599] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/20(Mon) 20:21

◇苦力さんへ
確かに現代の技術・レーザーを使えば表面は綺麗になっています。でも無い部分を付け足して作ってしまうのは僕は好きではありません。ミロのヴィーナスのように無い物は想像するのが王道のように思います。


[3598] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/20(Mon) 19:30

●「ミッション・クレオパトラ」というDVDが5月に発売されています。
 アマゾンでは\4,179<税込>。ビクターエンタテインメントより発売。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001WGM72 http://movie.maeda-y.com/movie/00252.htm
http://www.tdx.co.jp/movie/djvie01/vie01280.asp http://www.gaga.ne.jp/cleopatre/
http://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/ASTERIX_AND_OBELIX_MISSION_CLEOPATRA.htm

下記書籍が出ました。
●『静物画』 エリカ・ラングミュア著 高橋裕子訳 八坂書房 \2,520<税込>
 花、果物、食器等、身の周り物を描いた静物画には、親しみやすい絵が多い。だが、画家たちはなぜそれらを描いたのか? 古代ローマ壁画からピカソまで、カラー図版で絵画の細部までを再現、静物画の本質と歴史に迫る概説書。
 <著者>サセックス大学で教鞭をとり、英国公開大学の美術史学講座の教授を務めた。ナショナル・ギャラリーの教育部主任を務めた。現在、ナショナル・ギャラリー出版局顧問。


[3597] 私は夕刊で見ましたが 投稿者:苦力 投稿日:2004/12/20(Mon) 16:13

いやぁ、綺麗に復元されたものでしたね。
『ヒョウを抱えるディオニュソス』像。


[3596] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/20(Mon) 14:01

●下記に「古代ローマのディオニュソス像、よみがえる」の新聞記事あり。
 http://www.asahi.com/international/update/1220/001.html
 【高島の蛇足コメント】ディオニュソス像は先日放映された『発掘!ローマ皇帝最期の館 もうひとつのポンペイ ソンマの正体』で紹介されていたものと思われる。

●12月27日09:00〜10:00、BS-i(デジタル衛星テレビ)にて番組「グッドライフ」が放映予定。 「ギリシャ・エーゲ海の旅」というコーナーあり。


[3595] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/19(Sun) 18:38

●12月26日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 レプティス・マグナの古代遺跡…リビア」が放映予定。
 【高島の蛇足コメント】レプティス・マグナは古代ローマ遺跡。
http://www.ne.jp/asahi/fuse/abraham/africa/libya/ly-leptis-magna/lep-snap/ly-lep-snap.htm http://www.ne.jp/asahi/hikyo/yamaya/libya1.html

下記書籍が2005年1月20日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『キリスト教聖書としての七十人訳 その前史と正典としての問題』 教文館 M・ヘンゲル 土岐健治他訳 予価 \3,780<税込>
 ヘブライ語旧約聖書のギリシア語訳である「七十人訳」は、原始キリスト教会の「聖書」であり、最初期の神学上の言語の生みの親となった。翻訳をめぐる伝説や、その正典性にかかわるさまざまな議論をとおして、七十人訳の歴史的・神学的真価を正しく理解する道を拓く。
<著者>テュービンゲン大学名誉教授(新約聖書学・古代ユダヤ学)、聖書文献学の大家。邦訳された著書に「ユダヤ教とヘレニズム」「古代教会における財産と富」「使徒行伝と原始キリスト教史」他がある。

下記書籍が2005年3月刊行予定。
●『新約聖書ギリシャ語散歩』 日本キリスト教団出版局 橋本滋男


[3595] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/19(Sun) 18:38

●12月26日23:30〜24:00、TBSテレビ系列にて「世界遺産 レプティス・マグナの古代遺跡…リビア」が放映予定。
 【高島の蛇足コメント】レプティス・マグナは古代ローマ遺跡。
http://www.ne.jp/asahi/fuse/abraham/africa/libya/ly-leptis-magna/lep-snap/ly-lep-snap.htm http://www.ne.jp/asahi/hikyo/yamaya/libya1.html

下記書籍が2005年1月20日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『キリスト教聖書としての七十人訳 その前史と正典としての問題』 教文館 M・ヘンゲル 土岐健治他訳 予価 \3,780<税込>
 ヘブライ語旧約聖書のギリシア語訳である「七十人訳」は、原始キリスト教会の「聖書」であり、最初期の神学上の言語の生みの親となった。翻訳をめぐる伝説や、その正典性にかかわるさまざまな議論をとおして、七十人訳の歴史的・神学的真価を正しく理解する道を拓く。
<著者>テュービンゲン大学名誉教授(新約聖書学・古代ユダヤ学)、聖書文献学の大家。邦訳された著書に「ユダヤ教とヘレニズム」「古代教会における財産と富」「使徒行伝と原始キリスト教史」他がある。

下記書籍が2005年3月刊行予定。
●『新約聖書ギリシャ語散歩』 日本キリスト教団出版局 橋本滋男


[3594] NHK書籍 ローマ帝国 著者 青柳正規 を読んで 投稿者:石崎 清 投稿日:2004/12/19(Sun) 17:05

先日、市立図書館に頼んでおいた本が「入館しましたので取りにおいでください...」と、いつもよく利用させていただく市原市中央図書館のお姉さんから、明るいお声のお電話で連絡をいただいたので、早速、図書館へ本を借りに行ってきた。待ちに待ってた本であったので、家に帰り着く10分ほどの時間もおしく、図書館の駐車場に愛車をとめて読み始めた。

一見、どこにでもある古代史学者の気難しいあまり売れそうにない本のようにも見えたが、数ページ読んでいくうちに私の身体に衝撃が走った。この本こそ、私が長年探し求めていたあることの回答を示してくれてる本だ!と直感した。何年も前のことであるが「カルタゴの遺跡」を扱ったテレビ番組を見て、地中海世界を制覇していた経済大国「カルタゴ」はあの時どうしたらローマ帝国との戦いに負けないで済んだのだろうか、そして第二次世界大戦で大日本帝国は、どうしたら軍事大国アメリカと戦わないで済むことができたであろうか?。と、長年考えていた答えが、この本の著者は的確に示しているではないか。さがし求めていた恋人とめぐり合った時のような衝撃的な感動が私の全身を襲った。

以下はNHK書籍「ローマ帝国」の一節から。
「番組の企画を立て、いよいよ具体的なリサーチに入ろうとした矢先に、衝撃的な事件が起きた。2001年9月11日、アメリカで起きた同時多発テロである。それに続くアフガニスタン空爆、そしてイラク戦争。この一連の出来事で、世界がアメリカの動向に注視し、超大国の在り方がにわかにクローズアップされてきた。超大国のあるべき姿とは。超大国の功罪とは。そして超大国の進む宿命とは.....。その時、脳裏に浮かんだのがローマ帝国だった。」 以下は省略します。

この本は、単なる古代史を扱った歴史書籍ではなく、まさに現代の世界政治の進むべき道しるべともなるべきバイブルではないか。私が半谷さん宅で「ティムガットの遺跡」の写真を見せてもらっていなければ、この本を見ようともしなかったであろうと考えたら、なんと幸運なことか。そして、この本を心よく取寄せてくれた市原市中央図書館のお姉さんにも心から感謝したい。


<追記>
純粋に歴史上の真実を知ろうとする立場だけでこの本を読まれたら、多分「馬鹿らしい読む価値もない、あほらしくて反論する気にもなれない本だ」と思われるかもしれない、しかし、著者がこの本で今、読者に何を訴え何をさとって欲しかったかという観点から読まれたら、この本はたちまち珠玉(しゅぎょく)の一冊となって輝きだすことであろう。初代皇帝アウグストゥスの聡明で賢い統治能力を垣間見た気がさせられた。


[3593] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/19(Sun) 07:44

◎コンスタンティヌスさん

コンスタンティヌスさんは現役の研究者の方だったんですね。今後ともご指導よろしくお願いいたします。

> インターネットを駆使すれば、驚くほど簡単に多くの
> 一次資料に接することができます。
この間のテレビの後、vindolanda で検索したら、出土した tablet を見ることが出来るページがあって大変感心しました。歴史研究においても、調べものにはすごく便利な時代になっているんですね。


◎プリニーさん

> 青銅板に刻まれたディプロマ(「一次資料」)はけっこう
> 残っていますよ。
という情報をいただいたので検索してみたら、こんなのがありました。画像も大きくて見やすいものがあります。(1枚くらい欲しいなあ。^^)
http://www.romancoins.info/MilitaryDiploma.html


◎AKIRA.Mさん

> その時点で最も正しいと思われる内容で、紹介番組や啓蒙書が
> 作られればより良くなる方向へ行くのではないでしょうか。
その通りですね。ぜひ、そういうふうになって欲しいものです。


◎石崎さん

> 興味あったら私のホームページにもお越しください。
見せていただきました。
ローマファンのみなさんには、この間から石崎さんが写真を紹介してくださっている半谷さんの旅行記が特に興味深そうですね。


◎高島賢治さん

> 早く最後まで読みたい人は龍渓書舎版がお勧め
> かも。しかし高価です。
早く読みたい気はするけど、3冊買うとさすがに辛そう。私の場合は、完結がいつになるかわからないけど京都大学版の方を待つことになりそうです。(^^;


◎ラシュクータさん

お祝いの言葉ありがとうございます。

> グラディエーター ロード・トゥ・フリーダム
これも、PS2 用なんですね。

> 自分をヘラクレスの生まれ変わりと公言する男、
> 正体モロバレでんがな!(笑)
倒しちゃってもいいのかなあ。それとも倒せない?(^^


[3592] 偽30万番について 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/19(Sun) 07:42

この件についてローマ皇帝トラヤヌスさんから謝罪のメールをいただきました。悪意を含んでの嫌がらせ等ではありませんでした。また、迷惑をかけるつもりもなかったようです。
管理人augustusは現在「大変迷惑したし、問題が小さいとは思わない。しかし、謝罪のメールもいただいたので、これは過去のこととして事態を丸く収めよう。」というスタンスでおります。

今後、ローマ皇帝トラヤヌスさんからの荒らしは予想されませんので、書き込みをスルーする必要はありません。


[3591] 30万ヒットおめでとうございます 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/12/18(Sat) 22:47

AUGUSTUSさん。もう1500ほど過ぎていますが、30万ヒットおめでとうございます。
私もニアピンぐらいはと思ってましたが2日間くらいの間に突破していました。(^^)b 
キリ番前後の投稿者のお名前はまるで皇帝伝みたいで面白かったです。
では。


[3590] 『SHADOW OF ROME』体験版 投稿者:ラシュクータ 投稿日:2004/12/18(Sat) 08:21

お久しぶりです、そして30万HITSおめでとうございます!!
私のサイトの10倍のヒット数で、とてもうらやましいです。いいなぁ、凄いなぁ〜…。

ところで、ローマ史ファンの皆様方!今週の週間ファミ通は、もうお読みになられたでしょうか?
『SHADOW OF ROME』の体験版を1000名にプレゼントするそうです。応募要項は、ご近所の本屋にあるファミ通か、『ファミ通.COM』まで。

『ファミ通.COM』
URL:http://www.famitsu.com/

ちなみに、『SHADOW OF ROME』の公式サイトは、こちら!

『SHADOW OF ROME』
URL:http://www.capcom.co.jp/sor/

また、来年の1月27日には、『グラディエーター ロード・トゥ・フリーダム』というゲームが発売されます。

『グラディエーター ロード・トゥ・フリーダム』
URL:http://www.ertain.com/ja/products/gg/gladiator/index.html

コモドゥス帝の時代、主人公は名も無き剣闘士奴隷という、映画で2回も使い古されたパターンを、このゲームはどのように調理しているのでしょうか。
自分をヘラクレスの生まれ変わりと公言する男、正体モロバレでんがな!(笑)

http://members.jcom.home.ne.jp/1229022201/enter.html


[3589] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/17(Fri) 19:17

●12月21日刊行予定の龍渓書舎『ポリュビオス 世界史 第1巻<全3巻>』の翻訳者・竹島俊之氏のプロフィールは下記。
  http://www.hiroshima-u.ac.jp/bungaku/staff/p_309ad8.html

●12月24日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC地球伝説・BBC FOCUS 消えたアトランティスへの扉−水底の古代都市ヘリケの謎」が放映予定。

下記書籍が2005年1月上旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『暴力 比較文明的考察』 東京大学出版会 山内進・加藤博・新田一郎編 予価 \4,830<税込>
  http://www.utp.or.jp/shelf/200501/020139.html


[3587] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/16(Thu) 19:19

下記書籍がオンデマンドで入手できます。
●『ローマ人盛衰原因論 (昭和16年刊岩波文庫復刻版)』モンテスキュー著 大岩誠訳 一穂社(発行) 紀伊國屋書店(発売)  \3,360<税込>
 岩波文庫を底本に、名著・古典籍を復刻刊行するシリーズ。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=TH31468969

下記書籍が12月18日刊行予定。
●『三笠宮殿下米寿記念論集』 刀水書房 予価 \31,500<税込>
 オリエントの歴史学を始めとする多数研究者の論文と、交流の深い人たちが執筆した三笠宮殿下にまつわる随筆が収録。約千頁。

下記書籍が12月21日刊行予定。
●『ポリュビオス 世界史 第1巻<全3巻>』 龍渓書舎 竹島俊之訳 予価 \15,750<税込>
 前146年にカルタゴを地上から抹消させた時の執政官スキピオの有名な言葉「ポリュビオスよ、確かに美しい、しかしどうして自分が恐れているのか私にも判らないのだが、予感するんだ。誰かが私たちの祖国についてこの判決を言い渡すだろう、(第38巻21)」このポリュビオスがカルタゴとの抗争を通して世界制覇を成し遂げた興隆期のそして共和制全盛時代のローマを描いた作品。I部は第一次ポエニ戦争、傭兵戦争等を描いた第一巻、アカイア同盟成立時代のギリシャの情勢を記述した第2巻、第二次ポエニ戦争の開始、ハンニバルが象を率いてのアルプス越え、カンネーの会戦等を描いた第3巻、同盟戦争を描いた第4巻、第5巻、ローマの国制、軍事組織、リュクールゴスの法典を説明した第6巻を含む、以下II部第7巻〜第18巻、III部第19巻〜第39巻に分けてウオールバンク「ポリュビオスの歴史的な注釈書」に依拠しながら詳しい脚注を加えての全訳を逐次刊行。

下記書籍が2005年3月刊行予定。
●『ポリュビオス 世界史 第2巻<全3巻>』 龍渓書舎 竹島俊之訳 予価 \15,750<税込>

下記書籍が2005年秋頃刊行予定。
●『ポリュビオス 世界史 第3巻<全3巻>』 龍渓書舎 竹島俊之訳 予価 \15,750<税込>
【高島の蛇足コメント】龍渓書舎版『ポリュビオス 世界史 第1巻<全3巻>』は刊行予定より二年遅れでの刊行の運びとなった。ただ京都大学学術出版会版も今月出るという偶然。龍渓書舎版は来年完結予定なので、早く最後まで読みたい人は龍渓書舎版がお勧めかも。しかし高価です。どちらが翻訳の質が高いのかな???

●12月23日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC地球伝説・BBC FOCUS  ギリシャ神話の英雄たち(2)アルゴ号の大航海」が放映予定。

●BS-i(デジタル衛星テレビ)にてテレビ番組「東ローマ帝国〜繁栄と滅亡 皇帝たちの軌跡〜」が下記の時間で放映予定。再放映。
 12月27日20:00〜21:54
 12月28日20:00〜21:54
 12月29日20:00〜21:54
 12月30日20:00〜21:54
 12月31日20:00〜21:54
 http://www.bs-i.co.jp/main/documentary/show.php?0157


[3586] 皆さん失礼しました 投稿者:ローマ皇帝トラヤヌス 投稿日:2004/12/16(Thu) 11:16

皆さん大変失礼いたしました。
昨日の「証拠画像」は偽造でした。お詫びして訂正させて
いただきます。勿論最初から、「偽造証拠」でローマコインを
横取りする気持などさらさら御座いません。古代ローマの発掘
証拠物にも偽造品があるかもしれない、皆さん歴史上の証拠物
もこのように良く吟味確認されないと偽造品があるかもしれないと
言いたかっただけです。

さすが、私の尊敬する初代皇帝augustusさんです。ちゃんと見破り
ました。賢い皇帝です。


[3585] キリ番について 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/16(Thu) 09:23

弥生さんのキリ番申告が掲示板に書かれてから24時間が経過しました。その間、正当な異議申し立てがありませんでしたので、弥生さんの30万番キリ番確定とします。弥生さん、おめでとうございます。

30万のときのIPアドレスと弥生さんのIPアドレスが完全に一致すること、および「ローマ皇帝トラヤヌス」と名乗る方のIPアドレスが別のプロバイダのものであることから、「ローマ皇帝トラヤヌス」と名乗る方は偽の30万番です。画像は1分もあれば簡単に偽造できます。
今後、このことでいやがらせの書き込みがあるかもしれませんが、ほかの皆さんはそれに反応せずに完全無視でお願いします。


◎弥生さん

キリ番おめでとうございます。
偽者が現れたりしてご心配をおかけして申し訳ありません。今後の連絡等はメールにて。


[3583] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/15(Wed) 19:18

●12月16日18:25〜18:30、東京MXテレビにて「地球グラフィティ 羊飼いの村・アイノヤ”ギリシャ”」が放映予定。

●12月22日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC地球伝説・BBC FOCUS  「ギリシャ神話の英雄たち(1)オデュッセイア−愛と冒険の物語」が放映予定。


[3582] 公平中立な裁定を望みます。 投稿者:ローマ皇帝トラヤヌス 投稿日:2004/12/15(Wed) 18:42

augustusさん
空想や仮説ではなく、確固たる証拠に基づいて
誰もが納得する公平な裁定をお願いいたします。


[3581] キリ番について 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/15(Wed) 18:11

◎弥生さん

> とりあえず24時間経過してから、ということ
> ですね。
一応異議申し立て期間を設けていますが、弥生さんでたぶん間違いないと思いますのであまり心配いりませんよ。(^^

> 管理人さんのメールアドレスは、トップページの
> 一番下にあるものでいいのですよね。
それでOKです。よろしくお願いいたします。


[3579] キリ番について 投稿者:30万人目のローマ市民改め弥生 投稿日:2004/12/15(Wed) 16:12

キリ番をゲットした「30万人目のローマ市民」改め
ハンドルネーム「弥生」です。

いろいろ手続きがあるようですが、とりあえず
24時間経過してから、ということですね。了解いたしました。
管理人さんのメールアドレスは、トップページの一番下に
あるものでいいのですよね。


[3578] キリ番 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/15(Wed) 13:50

管理人の augustus です。とりあえずキリ番のことについてのみ書きます。
300000番ジャストの報告がありました。異議のある方は24時間以内に自分が踏んだキリ番(or ニアピン)を報告してください。

◎30万人目のローマ市民さん

おめでとうございます。
「30万人目のローマ市民さん」では呼びにくいので、何かハンドルネームを考えてくださると助かります。
コインの送り先の連絡にはメールを使ってください。その際、キリ番を踏んだときと同じプロバイダのメールアドレスを使ってください。そのときのIPでキリ番を踏んだ方本人であるかどうかがだいたい確認できます。キリ番の証拠などがある場合も、個人情報を含みますので、掲示板には書かないようにしてください。

なお、当サイトのキリ番はいつも24時間の異議申し立て期間を設けています。それが経過するまで確定はお待ちください。


◎ローマ皇帝トラヤヌス さん

キリ番の証拠を示すには接続時のIPなどを公開する必要がでてきます。個人情報保護の観点から、これは掲示板には書かないようにしていただき、メールなどで確認させていただいております。


[3577] Re300000番ゲットしました〜 投稿者:ローマ皇帝トラヤヌス 投稿日:2004/12/15(Wed) 13:17

> カウンタ300000番ゲットしました〜!
> まずはご報告まで。

おめでとうございます。
では証拠となるものをご提示くださいませんか。


[3576] 300000番ゲットしました〜 投稿者:30万人目のローマ市民 投稿日:2004/12/15(Wed) 09:21

おはようございます!
カウンタ300000番ゲットしました〜!
まずはご報告まで。


[3575] 確率予想 速報! 投稿者:ローマ皇帝トラヤヌス 投稿日:2004/12/14(Tue) 23:40

カウンター値=300000番目の確率予想。
明日の午前中=確率20%、明日の午後=確率80%、明日の夜=確率60%、明後日=確率0%。
なお、予想が外れても当方は気象庁のお天気予報と同じように一切の責任をとりません。あらかじめご了承ください。


[3574] 苦力さんへ 投稿者:かなりうす。 投稿日:2004/12/14(Tue) 21:27

苦力さん
>私の本棚のスペースや財布の状況までご心配いただけたようで、どうもスミマセンでした。

とんでもございません。
こちらこそ、自分の住まいの貧弱さと家計の貧しさで判断してしまい申し訳ありませんでした。

>どのような本がお奨めでしょうか?
別に特定の本を指しているわけではありません。あれにお金を出すなら、他の本にした方がいいな、と思っただけです。
ただ、これも苦力さんが何をお知りになりたいのかによって違ってくるでしょうから、差し出がましい発言は控えさせていただきます。


[3573] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/14(Tue) 20:01

●12月21日20:00〜20:55、BS朝日(デジタル衛星テレビ)にて「BBC地球伝説・BBC FOCUS トロイの謎−ギリシャ伝説の都市の真実」が放映予定。

下記書籍が2005年1月下旬刊行予定。
●『皇帝ユスティニアヌス』 文庫クセジュ ピエール・マラヴァル著 大月康弘訳 予価 \ 999<税込>
 かつての地中海世界を取り戻そうとし、西欧法体系の礎『ローマ法大全』を完成させた六世紀のビザンツ皇帝の多彩な事績を示す。

下記書籍が2005年1月28日刊行予定。
●『図説人類の歴史1 人類のあけぼの (上)』 朝倉書店 アメリカ自然史博物館監修 G・ブレンフルト編 大貫良夫監訳 片山一道編訳 予価 \9,240<税込>
 アメリカ自然史博物館監修の全十巻シリーズ。貴重なカラー写真で人類誕生から極北開拓まで活写。“The Illustrated History of Humankind”の翻訳。
 〔内容〕人類とは何か?/人類の起源/ホモ・サピエンスへの道/アフリカとヨーロッパの現生人類/芸術の起源/[トピックス]オルドワイ峡谷/先史時代の性別の役割/いつ言語は始まったか?/ネアンデルタール人/氷河時代/ビーナス像他
●『図説人類の歴史2 人類のあけぼの (下)』 朝倉書店 アメリカ自然史博物館監修 G・ブレンフルト編 大貫良夫監訳 片山一道編訳   予価 \9,240<税込>
 アメリカ自然史博物館監修の全十巻シリーズ。貴重なカラー写真で人類誕生から極北開拓まで活写。“The Illustrated History of Humankind”の翻訳。
 〔内容〕地球各地への全面展開/オーストラリアへの移住/最初の太平洋の人々/新世界の現生人類/最後の可住地/[トピックス]マンモスの骨で作った小屋/熱ルミネッセンス年代測定法/移動し続ける動物/誰が最初のアメリカ人だったか?他


[3572] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/12/13(Mon) 20:25

下記書籍が出ました。
●『気候変動の文明史』 NTT出版 安田喜憲 \1,680<税込>
 異常気象は文明崩壊の予兆か? 巨大災害の世紀を生き抜くために、今こそ知っておきたい知識を提示。気候変動と文明の興亡との大いなる関係を明かす。
 <著者>1946年三重県生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程退学。国際日本文化研究センター副所長、教授。京都大学大学院理学研究科教授などを歴任。著書に「縄文文明の環境」など。
   http://www.nttpub.co.jp/vbook/list/detail/4087.html

下記書籍が2005年1月中旬刊行予定。
●『麗しき淑女たちのスカートの下』 大和書房 桐生操 予価 \1,575<税込>
 恋愛、SEX、ファッション、グルメ、セレブな生活…。西洋史の中の淑女たちを巡るお洒落で少しエッチなトリビアを満載。

下記書籍が2005年1月20日刊行予定。
●『シャンポリオン伝 下』 河出書房新社 J・ラクチュール著 矢島文夫・岩川亮・江原聡子訳 予価 \4,515<税込>
 「ロゼッタ石」を解読し、古代エジプト文明に光をあてた天才の生涯。ナイル川を遡上してエジプトを探検、驚くべき発見の数々を描く名著。
●『ロイアル・ヨットの世界』 文春新書 小林則子 予価 \735<税込>
 古代クレオパトラから十七世紀英国のチャールズ二世、あるいはピョートル大帝を経て「王室のヨット」が担ってきた役割と楽しみ!


[3571] 皆さん有難うございました。 投稿者:石崎 清 投稿日:2004/12/13(Mon) 12:28

私の投稿に理解を示していただいた方、公平中立に(優等生的に)レスくれた方、強烈に反論いただいた方も含めて、心からありがとう!と感謝の気持を言いたい。 特に、私の投稿に強烈な反論をして頂いた方は「古代ローマの研究解明」に真面目に愛して居られるんだな〜ぁ.....と、頭が下がる思いが致しました。

「古代ローマは空想とロマンの世界」などど言ってる私も、本心は「歴史の真実を探求することは大変大切なこと」と思っております。

「遺跡や文献資料など、様々な手がかりを集め、より妥当な推測をしようとしている歴史学者やアマチュア歴史家に対して、ずいぶんと侮辱的な物言いでは?」と感じた方がおられたとしたら、私の真意ではございません。投稿文の書き方に配慮が足りなかったことを深くお詫びいたします。

私があまり投稿するとこの掲示板の常連さまにご迷惑をおかけそうですので、今後はなるべく閲覧だけにしようと思います。ありがとうございました。 そろそろ古巣(アマチュア無線の趣味)に帰らなくては...。興味あったら私のホームページにもお越しください。アクセス数はやっと27万件突破。NHKの視聴率には到底かないませんが、これでもリクルート主催「2002年度おすすめサイト大賞入選」サイトになりました。

http://www.cqnet.jp/


[3570] 資料と理論、情報 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/12/12(Sun) 19:14

NHK番組に対する感想や批評からいろいろと論議が始まりかけたようですが、古代ローマ中興の祖(コンスタンティヌスさん)の登場で落ち着いてきたでしょうか。(^−)

私はまだ3週分はっきりとチェックできてませんので、細かいところは言えませんが、あの番組や最近の古代史古代遺跡特集が、人々の関心を呼び起こす事に効果的というのは大いに考えられます。

DSSMさんのおっしゃるように一次資料の批判が基で研究が始まったとか、また荒唐無稽とされていた神話伝説、あるいはポンペイの最後の様子を書き残した小プリニウス(でしたよね)のように真実も多く含まれているとして見直される場合もあるでしょう。
その時点で最も正しいと思われる内容で、紹介番組や啓蒙書が作られればより良くなる方向へ行くのではないでしょうか。

物理や数学などの自然科学の論理は客観的に観察、推論、計算、実験で誰もが納得できるように論理が組み立てられるようですが、歴史は人間のことですから。
歴史は結構主観的に説が作られやすいと思います。為政者や戦争の勝者が自分に都合の良いような歴史を書くことは論外としても、学者でもその人の生きている時代や場所、国家の影響は受けるでしょう。(どうしても身近な人間社会を参考にして考えてみると思うのですが。)

いずれにせよこのサイトでは楽しませてもらって、知識も増えると言うことで、お伺いしております。

どうも一言失礼しました。


[3569] 無題 投稿者:プリニー 投稿日:2004/12/12(Sun) 18:24

>>この制度が出来たのは「大帝国に成長した後」の
>>帝政以後の事。
>>宇津見さんが、こう断言される根拠を教えてください。

宇津見さんが出てこないので、私がでしゃばって、一言。
これは、補助軍兵士に与えられたディプロマのことだと
思いますよ。
確か(記憶があやふやなので要確認)、クラウディウス帝の
ころから一般化し、名誉除隊した補助軍兵士に市民権が
与えられる制度が整ったと記憶しています。
青銅板に刻まれたディプロマ(「一次資料」)はけっこう
残っていますよ。


[3568] 無題 投稿者:コンスタンティヌス 投稿日:2004/12/12(Sun) 16:48

今改めて、さきほどの投稿を自分で読み返してみると、一次資料(ちなみに史料よりも広い意味で、敢えて資料とさせていただいています)うんぬんかんぬんという、こういう小難しい投稿をすること自体が、この掲示板にはそぐわないですね。すみません。

これからは、この掲示板を楽しく見るという立場のみから、参加させていただきます。
皆さんお騒がせして、ごめんなさい。


[3567] 無題 投稿者:コンスタンティヌス 投稿日:2004/12/12(Sun) 16:13

松浦さま

私に対する助言も含め、投稿を興味深く読ませていただきました。
なるほどと、心底うなずける部分が多くありました。ありがとうございます。

松浦さんのおっしゃるように、全ての学説は仮説です。
歴史学は「仮説」と「仮説」の対決です。
その際の勝敗を決める鍵となるのが、どれだけ一次資料に基づいている仮説かという点です。そうでないと、それこそただの妄想になってしまうからです。
一次資料をどれくらい分析、解釈して、その仮説が導き出されたのか。多くの一次資料に基づいてればいるほど、その仮説は説得力を持ち得ます。そして、その時点で最も有力な仮説が、その時点の学説となり、すなわち、これがその時点での「歴史の真実」と言われる訳です。(しかし、その「真実」も、いつまた覆されるか分からないものですが。)

しかし、いま日本の歴史学に最も欠如しているのが、この点ではないかと、私は危惧しています。このまえ、投稿させていただいたもの実は、これに起因するのです。
多くの人が、一次資料と照らし合わせるとう地道な作業をせず、他人の書籍や論文だけを読み、それに記載されていることを単純に真実(有力な学説)と思いこみ、それを元に、歴史を理解したと誤解しているからです。
この傾向は、横文字(外国の文献)を縦文字(日本語)に翻訳するだけだと批判されてきた、日本の西洋史研究者には、いまだに顕著です。誠に残念なことです。

私もNHKの「ローマ帝国」をすべて見ました。あの番組のとらえ方としては、松浦さんのおっしゃるのがまさに正論。全くその通りだと思います。
私の見方をひとつ付け加えさせていただければ、あの番組で好感をもったのは、一次資料に基づいて論を展開しようとする姿勢が貫かれていたことです。実際に現地に行き、そこで発見されたり、そこに残されている一次資料を取り上げ、また、最前線で研究している第一人者の声を取り上げ、それらを分析・解釈して仮説を構築しています。その点は評価できると思いました。

実は、皆さんもご存じのように、ローマ帝国に関しては、同時代の、未だ手つかずの一次資料が数多く残されています。その多くは碑文資料ですが、続々と発見される新たな考古資料も数多くあります。もちろんそれらの一次資料がそのまま事実を伝えているとは限りません。しかし多くの一次資料を照らし合わせ、それを分析・解釈していけば、新たな「真実(有力な仮説)」が導き出される可能性がまだまだあるのです。
航空券も安いので、今や誰でも現地に行けます。また現地に行くまでもなく、インターネットを駆使すれば、驚くほど簡単に多くの一次資料に接することができます。最前線の研究者たちも、異国からの突然のメールに対しても、結構丁寧に対応してくれるものです。私も、なるべくそうするように努めています。

しかし、日本の多くの研究者たちは、そんな簡単な努力さえ、なぜしようとしないのか。なぜ、机上で書籍や論文だけを読んで、それを元に知ったかぶりをしてしまうのか。せめて、書籍や論文を引用するからには、その根拠ぐらいは自分で確認してからにして欲しい。これだから日本の歴史学は世界からなかなか相手にされないのです。

そうした現状に、私はいささかうんざりしていました。そしてこの掲示板にも、そういう傾向の方が多く見られたので、とても残念に思ったのです。だからこそ、前回のような投稿をさせていただいたというのが真意なのです。

なんか長々とすみません。
日本の歴史学の発展(かたくるしいか?)と、皆さまのローマ史研究が、ますます盛んになることを祈りつつ。


[3566] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/12/12(Sun) 12:31

◎苦力さん

> 一番一般的だったのは『緑の肥やし』と呼ばれる奴だと思います。
> 雑草や刈り取った後の葉茎をそのまま鋤き込んでしまうというやり方です。
これはやりそうですね。心配なのは、これだけだとだんだん土地がやせてこないのかなという点です。(今から心配しても仕方がないんだけど。^^;

> コスプレはやっていませんよ。集めてもいないし。
私の勝手な思いこみだったようですね。失礼しました。(^^;

> ……ただ欲しいとは思いますが
お金と飾る場所が十分にあれば私も欲しいです。(どちらも不足しているけど。^^;


◎Priapusさん

> 「いつかは・そのうち・きっと」刊行されるものと信じて、
> 僕は気長〜〜〜に待ってます。
個人的には「ローマ皇帝群像」の続きを急いで欲しいと思っています。でも、気分は「いつかは・そのうち・きっと」ですね。(^^


◎高島賢治さん

> 神々の名も人の名も舌をかむほど厄介。
この紹介文はなかなかうまいですね。
世界史嫌いの生徒の話を聞くと、「名前が覚えられない。」という声は結構多かったりします。確かに、聞き慣れない名前は発音するのも覚えるのも大変。


◎かなりうすさん

> なんにも貰えないのだろうな。
もうすぐキリ番なんで、そっちの方へどうぞ。(コインしか当たらないけど。^^)
そういえば、かなりうすさんは、前にキリ番のコインを辞退されたことがありましたよね。


◎P.M.さん

> 回を追うごとに前回よりもまだいいなーーーと思うのは、
> 馴らされてしまった結果かと訝っておりまする。。。
第1回にはローマ帝国とアメリカを重ね合わせて、アメリカ批判の意図を込めようとしている感じがかなりしました。(そう感じたのは番組宣伝の影響もあるかもしれませんが。)
その辺りの偏りにいやな感じがしたのかもしれないですね。

> テレビの威力はすごいです。。。
その通りですね。だから、間違いがないようにもっともっと努力して欲しいものです。


◎ながれ星☆さん

いらっしゃいませ。

> なんでも結構です!
ということでしたら、とりあえず「ローマコイン」のページを御覧になってみてください。本サイトのメインコンテンツです。


◎石崎 清さん

> 「古代ローマは空想とロマンの世界
> 本当のことなど誰も解らない」
極端なことを言ってしまえば、「どうせ本当かどうかわからないんだから。本当でも間違いでも好きなように番組を作って良い。」というふうにも聞こえてしまいそうです。(そこまで極端なことをお考えとは思いませんが)

NHKさんはたぶん歴史の啓蒙番組を作られたのだと思います。もちろん、間違いを広めようという意図は無いと思います。
NHKの番組の影響力はとても大きなものです。だから、間違いがないように最大限度力することは必要だし、専門家の意見をよく聞くことも必要です。
私は、あの番組は基本的には良い番組だったと思います。だけど、「誤った推論の仕方」、あるいは「強引な結論」はあったし、それは小さな問題とは言えないと思います。

「古代ローマは空想とロマンの世界」と思っている人々と本当のことに近づいていきたいと思っている人々では、番組の捉え方に違いが出るのは仕方がないのかもしれません。
プリニーさんがおっしゃっている「ロマンを味わうために見るのもよし。批判的に見るのもよし。」が当たっているように思います。


◎宇津見さん

> 歴史の説明のできの良し悪しの問題に対して、空撮のすばらしさを
> アピールするのは、話のすり替えでは?
私は「話のすり替え」のようには感じなかったですよ。
石崎さんは、歴史を楽しく見ることができる番組であることが重大なことで、誤りがあるかどうかとか説明に無理があるかどうかは小さな問題だとおっしゃっているんだと思います。(私は小さな問題とは思わないけど。)


◎プリニーさん

お久しぶりです。

> 番組の見方は、人それぞれ。
> ロマンを味わうために見るのもよし。
> 批判的に見るのもよし。
これが真実だなと感じました。見事なまとめだと思います。


◎コンスタンティヌスさん

掲示板が荒れることをご心配いただきありがとうございます。今のところ大丈夫なように感じています。

> 断言の根拠を、誰々の著作や研究書に書いて
> あったらかというのは無しにしてください。
断言調の書き方が気になったんでしょうけど、「一次史料だけね。」というのはなかなか厳しいかも。(私ならついていけません。^^;


◎cienさん

> NHK「ローマ帝国」において、違和感を感じたのは
> 都市を建設したのも、穀物を配給したのもすべてローマの
> 中央政府が行ったような印象を与えるものだったからかな?
あのパンの絵のところでは、どんな人々が配給を行ったのかの説明はないようですね。選挙の説明のところで青柳先生が候補者がパンを提供していたことを話されています。


◎まつさん

DSSSMさんが既にフォローされてくださっていますが、

> 王都、ないしは行政の中心地の変遷について
ディオクレティアヌスの同僚の皇帝たちもローマではなく、トリアー、ミラノ、テサロニカなどに住んだようです。
末期においては、西ローマ皇帝ホノリウスが、より守りやすいラウェンナに住みましたね。


◎DSSSMさん

> 色々問題があったけど、それはどんな媒体でも大なり小なり
> しょうがないことで、まずは興味を持つ人が増えたであろう
> ことを喜ぼう。
私の考えもこれに近いです。
問題が小さいとは思わない。だけど、基本的にローマ番組が流れることは良いことだ。

> 第一次史料に書いてあるならば確実だ(仮説でない)と
> いう事には残念ながらなりません
たしかに、「スエトニウスに書いてあるから確実」とか言ったりしたら大目玉くらいそうですよね。


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