古代ローマBBS 過去ログ34

[3379] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/24(Sun) 18:17

●10月24日放映予定だったNHK教育テレビ『古代都市の七不思議(三回シリ
ーズ) 第一回 「ローマ」』は10月31日、18:00〜18:50放映予定に変更。


[3378] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/24(Sun) 15:12

当初『ローマの賢人たちの言葉』という書名の予定でしたが、改題して
10月25日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『ローマ人の処世術 人生の苦しみに負けない言葉』 PHP研究所
  鷲田小彌太著<札幌大学教授> 予価 \1,365<税込>
 誰もが人生で一度は突き当たる心の病、人との争い事、死の悲しみという問題。
 古代ローマの賢人たちの言葉から生きる知恵を探る。
 二千年も昔のローマ哲学が、いまだに色あせることなく、現代社会に生きる私た
 ちに好まれるのは、なぜだろうか。それはローマの哲学者たちが、学問としての
 哲学を述べているのではなく、日常的な出来事を題材として、人生をいかに生き
 るべきかを説いているからである。
 「後悔は苦痛を倍加する」「度の過ぎた期待は、大きな過ちのもととなる」「忠
 告には、熟慮と感情の細やかさが必要不可欠だ」などのローマの哲学者たちの知
 恵は、人間が人の世をどう生きたらいいかをやさしく教えてくれる。
 本書では、内省的側面を持つセネカやマルクス・アウレリウスのようなローマの
 代表的な哲学者の見解と、常に生活の知恵、が議論の中心となり、実用的側面を
 持つプルタルコスの見解を対照させて、ローマの人生哲学を学んでいく。
 ローマの賢人たちが、不安な現代社会を毅然と生き、誰でも幸せに人生を送れる
 知恵を私たちに授けてくれる。
 http://www.php.co.jp/bookstore/prog/n_detail.php?select=4-569-63882-1

●11月3日21:00〜22:54、TBS系列で下記テレビ番組が放映予定。
 「超歴史スペクタクル 地球の夢!生命の夢!!ダーウィンの大冒険〜僕たちは
 みな進化という名の旅をしている〜」
 http://www.tbs.co.jp/program/dawinsp_20041103.html
 http://www.tbs.co.jp/darwinsp/


[3377] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/22(Fri) 19:25

●10月31日放映予定だったNHK教育テレビ『古代都市の七不思議(三回シリ
ーズ) 第一回 「ローマ」』は10月24日、18:00〜18:50放映予定に変更。
 古代ローマ、古代ギリシャ、古代エジプト、それぞれを代表する七つの建造物と
 、それらにまつわる伝説を、大迫力の再現シーンと圧倒的なCGで紹介すると同
 時に、当時の人々がもっていた優れた知識や高度な技術、豊かな芸術的感性につ
 いて考えていく。
 貴重な古代遺産が、どのようにして、なんのために建てられたのか、その後の人
 類の歴史にどのような影響を与えたのかを探る、知的エンターテインメント番組
 である。
 第一回 「ローマ」
 今からおよそ二千年前、古代都市ローマは、百万人の人々で賑わう帝国の都だっ
 た。当時の最先端のテクノロジーによって作られた、壮大な建造物の数々。それ
 は、ローマ帝国の皇帝たちの、権力と名誉を象徴するものであった。
 番組では、(1)キルクス・マクシムス大競技場、(2)トラヤヌス広場、(3)ローマ
 水道、(4)カラカラ浴場、(5)アッピア街道、(6)パンテオン、(7)コロッセウム
 をとりあげる。[原 題] SEVEN WONDERS OF ANCIENT ROME
 http://www.nhk.or.jp/omoban/jr/jr_menu.html
 http://www3.nhk.or.jp/hensei/de0/20041024/frame_18-24.html

下記書籍が10月25日発売予定。
●『古代エジプトの神々大百科』 東洋書林 リチャード・ウィルキンソン
 内田杉彦訳 A4・256頁 予価 \13,650<税込>
 三千年にわたってエジプト文明を支え続けた絢爛たる神々の世界。多数の神々の
 性格や神話、図像表現や崇拝の特徴などを詳述し、古代エジプト人の宗教世界のき
 め細やかな概説書と事典という二つの機能を兼備した画期的な書。
 http://www.toyoshorin.co.jp/detail.php?isbn=4887216742

●10月31日18:00〜18:50、NHK教育テレビで『古代都市の七不思議(三回シ
リーズ) 第二回 「ギリシャ」』を放映予定。
 http://www.nhk.or.jp/omoban/jr/jr_menu.html

下記DVDブックが11月30日発売。
●『DVDブック イラク 秘宝と遺跡(公共図書館用)』 講談社
  平山郁夫監修 J・ドニー&大沼克彦編 予価 \20,000<税込>

下記DVDが12月18日発売予定。情報を追加して再掲。
●『テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX IV 永遠の旅』
   紀伊国屋書店 予価 \17,010<税込>
http://www.kinokuniya.co.jp/02f/d12/2_12000n_1.htm#angelo4
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=A-00373902
  【高島の蛇足コメント】同日発売の「Theo on Theo」は『テオ・アンゲロプロ
             ス全集 DVD-BOX IV 永遠の旅』に入ってます。

下記DVDが12月18日発売予定。
●『テオ・アンゲロプロス関連作品 Theo on Theo』
   紀伊国屋書店 予価 \5,040<税込>
http://www.kinokuniya.co.jp/02f/d12/2_12000n_1.htm#theo
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=A-00373903
  【高島の蛇足コメント】「Theo on Theo」は同日発売の『テオ・アンゲロプロ
             ス全集 DVD-BOX IV 永遠の旅』にも入ってます。


[3376] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/21(Thu) 19:37

下記書籍が出ました。
●『古代文字が書ける、読める、描ける!』 明日香出版社 斎藤悠貴 \1,890<税込>
古代エジプトのヒエログリフ、古代ヘブライ文字、古代ギリシャ文字で自分の名前を書いてみよう! さらにはカードや小物など、いろいろデザインを楽しんでみよう!言語的・文法的な説明は一切なし。四色カラーページも!言語的・文法的な説明は抜きで古代文字を楽しむ本。古代文字を使ったオリジナルグッズのつくり方も紹介。
 <著者>1964年神奈川県生まれ。異文化、科学ものなどを扱う文筆家。
    http://www.asuka-g.co.jp/shinkan/4-7569-0806-3.html

下記書籍が11月20日三冊同時刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『NHKスペシャル ローマ帝国 (1) 誕生  ローマ世界の高まり』
●『NHKスペシャル ローマ帝国 (2) 繁栄  ポンペイの落書き』
●『NHKスペシャル ローマ帝国 (3) 光と影 帝国の終焉』
 日本放送出版協会 青柳正規&NHK「ローマ帝国」プロジェクト著 予価 各 \1,890<税込>
 第一巻 史上初の超大国ローマ。英雄カエサルを引き継いだ初代皇帝アウグストゥスの構想力を探り、帝国誕生までの道のりをたどる。
 第二巻 アウグストゥスの基軸を元に盛り上がる帝国。埋没したポンペイの落書きから、その豊かさと繁栄の中に芽生えた帝国の慢心を読み解く。
 第三巻 極限にまで膨れ上がった巨大帝国。都ローマから離れた属州の実態を分析し、拡大の裏に芽生えた帝国疲弊の要因を考える。
 地中海沿岸と欧州各地に広がるローマ遺跡をめぐり、超大国の盛衰をたどる。


[3375] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/20(Wed) 21:06

あなたは 00000 人目のローマ市民です。


[3374] ゲーム情報 投稿者:ラシュクータ 投稿日:2004/10/20(Wed) 17:01

こんにちは!
『SHADOW OF ROME』の公式サイトが、ついにオープンしました!下記にアドレスを記します。

URL:http://www.capcom.com/shadow/

日本でも早く発売されて欲しいですね。

http://members.jcom.home.ne.jp/1229022201/enter.html


[3373] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/19(Tue) 21:09

下記書籍が出ました。
●『モーセを愛した女 聖書の女たち』 マレク・アルテ 藤本優子訳
  ソニー・マガジンズ(ヴィレッジブックス文庫) \903<税込>
 世界中で話題のベストセラー いよいよ日本上陸!
 紀元前千数百年の頃、ミデヤンの王の一人エテロの聡明な末娘チッポラは、不思
 議な夢を見る。それは、彼女の乗った小舟が海底に引き込まれてしまうものの、
 エジプトの王子に救われるという夢だった。どうしてもその夢を忘れられずにい
 るある日、チッポラはならず者に襲われるが、一人の男に助けられる。男の名は
 モーセ。彼は夢に出てきた王子とうり二つだった。この運命の出会いが、チッポ
 ラとモーセの未来を大きく変えていく……。聖書に登場した女性たちの壮大な愛
 のドラマを描く話題のベストセラー第一弾!
●『西洋哲学史観と時代区分』 昭和堂 渡辺二郎監修 哲学史研究会編
                \4,935<税込>
 西洋哲学史観そのものを吟味、今までの主要な哲学者、哲学史家による哲学史の
 時代区分と原理を明らかにし、その哲学史的根拠を提示する。哲学史研究会によ
 る西洋哲学史の再構築のための基礎準備としての研究成果を報告する。

●テレビ朝日系列で放映予定の『四夜連続 キャノンスペシャル 発掘!ローマ皇
帝最期の館 もうひとつのポンペイ ソンマの正体』のホームページができました。
 10月25日23:15〜23:50
 10月26日23:15〜23:50
 10月27日23:15〜23:50
 10月28日23:15〜23:50
 http://www.tv-asahi.co.jp/canonsp/roma/
  【高島の蛇足コメント】ホームページで予習してからテレビ放映に臨む方がよ
             り楽しめると思います。

●10月26日20:00〜20:55、BS朝日にて下記番組が放映予定。
 『BBC ザ・ベスト ローマ軍団とカエサルの橋』
 古代テクノロジーを解明せよ:ローマ軍団とカエサルの橋
 紀元前55年、ローマの偉大な政治家ユリウス・カエサル(シーザー)はガリア遠
 征のさなかにあった。ライン川を渡るにあたり、彼は自らの権力を誇示するべく
 、10日間で橋を築いた。この橋はどのような技術で造られたのだろうか? こ
 れまでナポレオン三世をはじめ多くの人々が橋の復元を試みたが、成功には至ら
 なかった。考古学者や様々な専門家がチームを組み、7日間という短期間で橋の
 復元に挑戦する。
 ガリア遠征中、カエサル(シーザー)率いる軍団は、ある時ライン川に到達し、そ
 の巨大な流れに行く手を阻まれてしまう。カエサルはローマの威厳にふさわしい
 行為として、船で川を渡るのではなく、橋を築いて進軍する道を選んだ。そして
 巨大な木製の橋を10日間で築くという偉業を成し遂げ、無事進軍を続けた。
 カエサルの著書「ガリア戦記」に記されたこの橋がどんな技術で造られたのか、
 未だその謎は解明されていない。そこでイギリスの技術者を始め、考古学者や様
 々な専門家たちがこの橋の復元に挑戦する。過去に試みられた復元と違い、今回
 はほぼ実物大の木材を用いており、専門の学者も注目する試みになった。ローマ
 時代の建築機材も限られた資料を元に復元され、それらが実際に動く様は圧巻で
 ある。チームが数々の問題に直面し、それらを解決していく様子も細かに描かれ
 ており、復元の難しさ、ローマ人がいかに高度な技術を持っていたかが明らかに
 なる。果たしてチームは復元に成功するのだろうか?
  http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/bbc_19.html
  【高島の蛇足コメント】BSデジタル放送を観れる環境の人は必見。

●10月27日20:00〜20:55、BS朝日にて下記番組が放映予定。
 『BBC ザ・ベスト アルキメデスのかぎ爪』
 古代テクノロジーを解明せよ:アルキメデスのかぎ爪
 紀元前三世紀、イタリア・シチリア島の港シラクーザで、ローマ帝国とギリシャ
 の都市国家シチリアとの間で、伝説的な海戦が繰り広げられた。最強を誇ったロ
 ーマ帝国を撃破したのは、シラクーザに生まれた天才数学者アルキメデスが考案
 した「かぎ爪」という兵器であった。番組では、幻の兵器「かぎ爪」を再現し、
 その恐るべき威力を検証する。
 幾度となく戦場となったシチリア島の歴史を追うとともに、古代のロマンに夢を
 馳せ、その再現に情熱を傾ける人々の姿を追う。
 紀元前三世紀、地中海に浮かぶシチリア島の港シラクーザで、伝説的な海戦が繰
 り広げられた。地中海の覇権を握ろうとするローマ帝国と、自主独立を守ろうと
 するギリシャの都市国家シチリアとの攻防戦である。最強を誇るローマ帝国の百
 艘の船団をいとも簡単に沈没させたのは、「かぎ爪」という名の恐るべき兵器で
 あった。シラクーザに生まれた天才数学者アルキメデスが、自ら発見した数学の
 定理を応用して作った兵器である。しかし、この兵器の正体は二千年以上の間、
 謎に包まれてきた。
 番組では、幾度となく戦場となったシチリア島の歴史を追うと共に、古代のロマ
 ンに夢を馳せ、その再現に情熱を傾ける人々の姿を描く。若き女性建築技師、ジ
 ョー・ダ・シルヴァとその仲間たちが、実際に戦闘の行われたシラクーザの港に
 「かぎ爪」を再現し、実験を行う様子を追う。途中予期せぬ様々なトラブルに見
 舞われながら、ようやくこぎつけた実験当日。地元シラクーザの人々が見守る中
 、ジョーが設計した「かぎ爪」は、果たして船を沈めることができるのだろうか?
  http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/bbc_19.html
  【高島の蛇足コメント】BSデジタル放送を観れる環境の人は必見。

下記書籍が11月上旬刊行予定。
●『現代海洋法の潮流 第一巻  海洋法の歴史的展開 (日本海洋法研究会叢書)』
  有信堂高文社 栗林忠男・杉原高嶺編 予価 \6,825<税込>
 日本海洋法研究会の研究成果をまとめたもの。第一巻では、古代ローマから現代
 に至る海洋法の歴史を俯瞰する。「海洋法の通史」「海洋の諸制度の発展史」の
 二部で構成。

下記書籍が11月12日刊行予定に変更。情報を変更して再掲。
●『オイディプス王写真集』 角川書店 予価 \4,410<税込>
 蜷川幸男&野村萬斎、「オイディプス王」にかける感動の61日間の物語。
 アテネ五輪直前の「芸術オリンピック」に、ギリシャ政府から招聘された蜷川幸
 男演出、野村萬斎主演の舞台「オイディプス王」。本場でギリシャ悲劇を上演し
 た熱い2人の61日間を追うフォトドキュメント。
  http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200312000078

下記書籍が11月15日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『歴史をよむ』 東京大学出版会 歴史科学協議会・鵜飼政志編
                         予価 \2,625<税込>
 地図や画像、あらゆるモノ・行為を史料としてとらえ、歴史と向き合う。第一線
 で活躍する執筆者たちが新たな発見に出会う魅力を語る。
●『歴史学の最前線』 東京大学出版会 史学会編 予価 \5,040<税込>
 歴史学はどこへ進もうとしているのか。歴史学の履歴を振り返り、その蓄積に学
 び、新しい世紀の歴史学の可能性と方向を見通していく。

下記書籍が11月26日刊行予定。
●『ヴェネツィア 東西ヨーロッパのかなめ、1081─1797』 岩波書店
 W・H・マクニール 予価 \3,570<税込>
 中世末期から近代にかけて諸宗教や帝国が角遂を繰り広げた地中海世界。この歴
 史の相互作用を都市国家ヴェネツィアを結節点として描き出す。
●『砂漠の流儀 リビアで考えたこと』 みすず書房 野田正彰 予価 \2,730<税込>
 未だ閉ざされた観のあるリビア。遺跡を巡り、ヘロドトスやフロイト、カダフィ
 の言葉と往還しつつ綴る、精神科医による卓抜なイスラム文明論。

下記書籍が11月29日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ローマ帝国』 岩波ジュニア新書 青柳正規 予価 \819<税込>
 史上最も繁栄した大帝国はどのようにしてでき、滅んだのか。建国神話、ハンニ
 バルとの戦い、カエサルのルビコン渡河などエピソード豊富に描く。
 【高島の蛇足コメント】低年齢層の読者を想定して書かれた書籍だろうが、青柳
            正規氏の書かれたものなので気になる。


[3372] 無題 投稿者:dふぁsf 投稿日:2004/10/19(Tue) 17:50

ろーまについてかたれ


[3371] ローマ水道橋 投稿者:高橋真之輔 投稿日:2004/10/19(Tue) 15:59

ローマについて


[3370] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/18(Mon) 19:29

下記書籍が出ました。
●『中世彩飾写本の世界』 美術出版社 内藤裕史 \2,625<税込>
 ヨーロッパ中世を彩る彩飾写本について、すでに雑誌に掲載された文章を改めて
 整理した第一部と、美術に関して書かれた随筆を集めた第二編で構成。彩飾写本
 と絵の真贋についてのメモであるあとがきも収録する。
 <著者>1932年東京都生まれ。札幌医科大学卒業。筑波大学名誉教授、財団法人日
    本中毒情報センター理事。「中毒学の確立」により吉川英治文化賞を受賞。


[3369] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/17(Sun) 18:02

●訃報:川又一英氏
川又一英氏(59歳)が16日、肺がんのため死去。ヨーロッパ中世の美術研究など
で知られ、著書に「エーゲ海の修道士」、「イコンの道」、「甦るイコン」、「ビ
ザンティン・ロシア思索の旅」。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/news/20041017k0000m060114000c.html

●テレビ朝日系列で放映予定の『四夜連続 キャノンスペシャル 発掘!ローマ皇
帝最期の館 もうひとつのポンペイ ソンマの正体』の正確な放映時間は下記の通り。
 10月25日23:15〜23:50
 10月26日23:15〜23:50
 10月27日23:15〜23:50
 10月28日23:15〜23:50
  【高島の蛇足コメント】最近の発掘成果なので期待が持てる。しかし放映時間
             が短かすぎる。
 http://tv.starcat.co.jp/channel/weekly/0404/20041022/


[3368] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/17(Sun) 09:58

●10月18日20:00〜21:50、NHK・BSハイビジョンにて『ハイビジョン特集
 千年美容〜美女たちの魅惑の化粧法』が放映予定。
 数千年の昔から今日に至るまで、女性たちはさまざまな化粧法を工夫して“美”
 の理想を追い求めてきた。
 確認される中で最も古い化粧は、古代エジプトの目を強調するメイク。強い日差
 しや病気から目を守るため、墨や孔雀石の染料で色を施した化粧には呪術的な意
 味合いもあった。四千年前の美女・ネフェルティティの胸像や化粧品から、当時
 のアイメイク術を分析する。
 「白い肌に赤い口紅」という化粧法の原型が生まれたのは、帝政時代のローマ。
 ローマ皇帝ネロの妻ポッパエアは、百人の奴隷を使って毎日肌の美白に明け暮れ
 たという。ルネサンス期のイタリアでは眉をそり落とし、新たに細い眉が描かれ
 る。「ヴィーナスの誕生」のモデル・シモネッタは、当時の男性にとって理想の
 美女だった。
 番組は世界各地にメイクのルーツを探訪しながら、三人の美女の化粧術を女優・
 川原亜矢子が再現。古代エジプトからイタリア、フランスへ……美を探究する時
 空の旅へとご案内する。そうして現代もなお、理想の“美”の追究は続いている
 。最先端の化粧法を生み出すパリ・コレクションのモデルやメイクアップ・アー
 ティストも追う。
 [出 演] 美の旅人:川原亜矢子 (女優)
  http://www3.nhk.or.jp/omoban/main1018.html#09

●10月24日14:00〜15:54、TBSテレビ系列で『超歴史スペクタクルII 古代
ローマ夢と挑戦!!”英雄カエサル”2000年の謎が今、解き明かされる』が放映予定。
 http://www.tbs.co.jp/kodairoma/
 http://www.tbs.co.jp/tv/20041024.html
 【高島の蛇足コメント】この番組は2003年11月3日に放映された同番組の
            再放送。


[3367] DVDプレーヤー 投稿者:真奈美 投稿日:2004/10/16(Sat) 19:35

 augustusさん、わざわざ探してくださってありがとうございました。弟がDVDレコーダーを買って、なぜかウチに取り付けたので、自宅で見られる状態になりました。自分で確かめれば一目瞭然でしょう。・・・て、まだ見ていないのですが。マエケナスの声が○○だったりしたら嬉しいんだけどな〜。
 レンタルにもあるのを見かけました。ビデオでも出ているとは。  「カリギュラ」もわざわざDVDとは。グロそうなので見る気はしませんけどね。
 ラシュクータさんが報告してらっしゃるドラマ、(まずは)BSでもいいから放送してほしいですね。そういえば、特番の中で引用していたカエサルのドラマも。


[3366] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/10/16(Sat) 16:41

○高島賢治さん

> 岩波文庫「ローマ皇帝伝 上・下」は11月10日重版予定です。
これから自分が買うわけではないですけど、良かった、良かった。

> 四夜連続 キャノンスペシャル
面白そうですね。楽しみです。


○AKIRA.Mさん

> 買った頃は予備知識がなくて難解でした。
そうですね。予備知識がないとわかりにくい部分というのはどんな分野にもよくあることですよね。


[3365] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/16(Sat) 15:41

●10月22日12:15〜13:10、NHK・BSハイビジョンで『もっと知りたいギリシ
ャ・神話の島・哲学の海』が放映予定。再放送。
●10月23日02:30〜03:25、NHK・BSハイビジョンで『もっと知りたいギリシ
ャ・神話の島・哲学の海』が放映予定。再放送。

●下記テレビ番組が10月25〜28日23:15から四夜連続、テレビ朝日系列で放映
 予定。
『四夜連続 キャノンスペシャル 発掘!ローマ皇帝最期の館 もうひとつのポンペ
イ ソンマの正体』
 紺野まひると内藤剛志が7月にイタリア・ソンマ遺跡を訪れ。そこで発掘された
 女神像を、古代ローマ研究の世界的権威、青柳正規・東大教授が時代考証。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200410/gt2004101608.html
【高島の蛇足コメント】これは楽しめそう。

●10月31日、11月7日18:00〜18:50 NHK教育テレビにて『古代都市の七不
思議(三回シリーズ) 第一回 「ローマ」』が放映予定。
 古代ローマ、古代ギリシャ、古代エジプト、それぞれを代表する七つの建造物と
 、それらにまつわる伝説を、大迫力の再現シーンと圧倒的なCGで紹介すると同
 時に、当時の人々がもっていた優れた知識や高度な技術、豊かな芸術的感性につ
 いて考えていく。
 貴重な古代遺産が、どのようにして、なんのために建てられたのか、その後の人
 類の歴史にどのような影響を与えたのかを探る、知的エンターテインメント番組
 である。
 第一回 「ローマ」
 今からおよそ二千年前、古代都市ローマは、百万人の人々で賑わう帝国の都だっ
 た。当時の最先端のテクノロジーによって作られた、壮大な建造物の数々。それ
 は、ローマ帝国の皇帝たちの、権力と名誉を象徴するものであった。
 番組では、(1)キルクス・マクシムス大競技場、(2)トラヤヌス広場、(3)ローマ
 水道、(4)カラカラ浴場、(5)アッピア街道、(6)パンテオン、(7)コロッセウム
 をとりあげる。[原 題] SEVEN WONDERS OF ANCIENT ROME
 http://www3.nhk.or.jp/omoban/main1024.html#16


[3364] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/15(Fri) 21:39

下記書籍が出ました。
●『概説西洋法制史』 ミネルヴァ書房 勝田有恒・森征一・山内進
  \3,360<税込>
 http://www.minervashobo.co.jp/find/details.php?bookId=2282
 最新の研究成果をふんだんに織り込みながらも、豊富な史料・コラム・図版の収
 録によって初学者にも分かりやすい工夫を凝らし、ヨーロッパ法の歴史的発展過
 程を叙述した、待望久しい本邦初の概説書。
 <目次>プロローグ ヨーロッパ法の時空
    I ヨーロッパ古代の法と社会
     1ローマ市民法の世界/2古典期ローマ法曹と法学/3古ゲルマンの法
     と社会
    II ヨーロッパ中世の法と社会
     (1)――フランク王国の時代
     4部族法典とユスティニアヌス法典/5フランク王国の法と国制
     (2)――封建社会
     6封建社会/7中世法の理念と現実/8ヨーロッパ法システムへの転撤
     (3)――近世の胎動
     9ボローニャ大学とローマ法のルネサンス/10中世ローマ法学と条例理
     論/11カノン法
    III ヨーロッパ近世の法と社会
     (1)――ローマ法の継受
     12学識法曹とローマ法継受/13帝室裁判所と宗派対立/14糾問訴訟と魔
     女裁判/15ローマ法の相対化
     (2)――近代の胎動
     16身分制議会と絶対主義国家/17パンデクテンの現代的慣用/18自然法
     論の展開/19啓蒙主義と法典編纂
   IV ヨーロッパ近・現代の法と社会
     20歴史法学派/21パンデクテン法学と私法実証主義/22近代公法学の誕
     生/23近代法システムの完成/24近代法システムの揺らぎ
   エピローグ 19世紀ヨーロッパ法の継受から20世紀アメリカ法の受容へ
●『肉単  語源から覚える解剖学英単語集筋肉編』
   エヌ・ティー・エス 原島広至・文・イラスト 河合良訓・監修
            \2,730<税込>
 医学用語のうち筋学に関係する英単語約550語を取り上げ図解とともに紹介。
 日本語名はふりがな、英語名は発音にカタカナ表記し、ギリシャ語・ラテン語に
 まつわる語源的背景や日常的な英単語やカタカナ語との関連等も説明。
 <著者>エディトリアルデザイナー、マルチメディア・クリエイター、歴史・サイ
    エンスライター。
  http://www.nts-book.co.jp/item/detail/summary/bio/20040930_33.html


[3363] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/15(Fri) 15:44

◇AKIRA.Mさんへ

岩波文庫「ローマ皇帝伝 上・下」は11月10日重版予定です。
   http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/4/334401+.html


[3362] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/14(Thu) 21:23

下記書籍が11月10日刊行予定。
●『中公クラシックス 旧約聖書』 中央公論新社 中沢洽樹訳、関根清三解説
       予価 \1,785<税込>
 人類の精神史に数え切れない影響をもたらしてきた「旧約」が文学性を重視した
 分かりやすい訳で読める。
●『聖女の条件 万能の聖母マリアと不可能の聖女リタ』  中央公論新社
  竹下節子 予価 \2,310<税込>
 聖女はなぜ求められるのか。マリアと弱者の救済として注目されるリタを基軸に
 J・ダルク、M・テレサ等の生涯と奇跡から聖女の実像に迫る。

下記書籍が11月25日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『マクミラン版世界女性人名大辞典』 国書刊行会
   ジェニファー・アグロー編著 竹村和子監訳 予価 \25,200<税込>
 古代から現代までの、さまざまな分野で活躍した世界の女性、およそ二千人を収
 録した「マクミラン版世界人名辞典」の日本語版。各項目に詳細なプロフィール
 を付すとともに、別名、通称も詳しく収載。本邦初の「世界」女性人名辞典!
 欧米でロングセラーとなった辞典の完訳版。レファレンスに必携。

下記書籍が11月下旬刊行予定。
●『井沢流 英雄の世界史』 廣済堂出版 井沢元彦  予価 \1,470<税込>
 『逆説の日本史』などで知られる著者がアレクサンダー大王、始皇帝、チンギス
 ハーンなど世界の英雄を独自の解釈で読む待望の世界史。


[3361] 皇帝伝は 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/10/13(Wed) 23:35

岩波新書は(1986年版、1989年第10刷)
「ローマ皇帝伝」上下
スエトニウス 著
国原吉之助 訳
となっています。
もう絶版ですか、買った頃は予備知識がなくて難解でした。


[3360] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/13(Wed) 19:08

●下記に古代ローマ時代の競技施設発見の新聞記事があります。
 http://www.sankei.co.jp/news/041013/bun022.htm

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『密偵ファルコ(9) 水路の連続殺人』 光文社文庫
   リンゼイ・デイヴィス著 矢沢聖子訳 \740<税込>
  http://www.kobunsha.com/book/HTML/bnk_76146_1.html

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『修道院文化入門 学問への愛と神への希求』 知泉書館 J.ルクレール著
   神埼忠昭・矢内義顕訳 \7,140<税込>
 中世の修道院文化における知と学問の営みを考察し、修道院神学としてはじめて
 その豊かな内実を明らかにした古典の待望の翻訳。
 待望の古典的名著 ヨーロッパ基層文化の核心に迫る!!
 <目次>序論 文法学と終末論
    □□修道院文化の形成    1 ベネディクトゥスの回心 2 大グレ
       ゴリウス希求の博士 3 礼拝と文化
    □□修道院文化の源泉    4 天の崇敬 5 聖なる書物 6 古代
       への情熱 7 自由学芸の研究
    □□修道院文化の成果    8 文学ジャンル 9 修道院神学
       10 詩と典礼 エピローグ 文学と神秘的な生活
    http://www.chisen.co.jp/book/book_shosai/901654-41-1.htm

下記書籍が11月20日刊行予定。
●『NHKスペシャル ローマ帝国 COMIC Version 超大国の興亡 
  〜皇帝たちの光と影』 日本放送出版協会 青柳正規・監修
   NHK「ローマ帝国」プロジェクト編 \1,890<税込>

下記書籍が11月27日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『アーサー王物語 I <アーサー王物語シリーズ(全5巻)>』 筑摩書房
  トマス・マロリー著 井村君江訳 予価 \2,940<税込>
 キャクストン版(21巻)本邦初の完訳版を全5巻で刊行。
 Iはキャクストン版の1巻〜6巻。


[3359] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/12(Tue) 19:52

下記書籍が10月下旬刊行予定。
●『図書館の興亡 古代アレクサンドリアから現代まで』 草思社
  マシュー・バトルズ著 白須英子訳 予価 \2,310<税込>
 「本」がまだなかった時代の図書館からオンライン化された現代の図書館まで、古
 今東西の図書館の歴史をエピソード満載で描く。

下記書籍が11月中旬刊行予定。
●『聖パウロ』 文庫クセジュ エティエンヌ・トロクメ著 加藤隆訳
    予価 \999<税込>
 世界宗教への礎を築いた聖パウロの苦難に満ちた足跡を辿り、「異邦人への使徒
 」の真の姿に迫る評伝。


[3358] ダイエ○状態とまではいかないが風邪引き中 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/12(Tue) 18:21

◇augustusさんへ
|| > 『ローマ皇帝列伝』はスエトニウスなのかな???
|| 岩波のは絶版でしたよね。こういう定番と言えるものは常に買えるようにしておいて欲しいものです。

そうなんですが、僕は高くなっても良いから講談社学術文庫みたいに紙質を良くして欲しいです。


[3357] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2004/10/11(Mon) 22:31

「ローマコイン」にペルティナクスを追加しました。


[3356] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/10/11(Mon) 22:29

○ラシュクータさん

情報ありがとうございます。

> また日本で放送予定はあるのか気になって気になってたまりません。
今までなら期待できなかったと思うんですが、最近ローマも認知度がアップしているような気がするんで、ちょっとだけ期待したいと思います。


[3355] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/10/11(Mon) 21:41

○高島賢治さん

> 『ローマ皇帝列伝』はスエトニウスなのかな???
岩波のは絶版でしたよね。こういう定番と言えるものは常に買えるようにしておいて欲しいものです。


○かなりうすさん

> 石鍋真澄先生のセミナーがあったので参加してきました。
こういうのはやはり関東圏でないと参加できないですよね。ネット上の情報では地域格差はなくなりましたが、直接見たり聞いたりする面での情報格差は依然として大きなものがあると感じます。


[3354] 日本では放送されないの? 投稿者:ラシュクータ 投稿日:2004/10/11(Mon) 21:32

こんばんは、ラシュクータです!
昨日、「Caesar Octavius」をキーワードにGoogleで検索していたところ、このような記事を見つけました。

URL:http://www.gmax.co.za/feel/08/28-deephollywood.html

何でも、この秋にオクタヴィアヌスの登場するドラマ、じゃない古代ローマ共和政末期を舞台にしたドラマが放送さされるそうです。
………………この秋って、今じゃないですか!!Σ(゜Д゜;)
いつ放送されるのか、また日本で放送予定はあるのか気になって気になってたまりません。
詳しく情報を集めたくて再度検索したところ、キャスティングについて書いてある記事を見つけました。

URL:http://us.imdb.com/title/tt0403759/

役者さんの顔立ちは、ある方とない方に分けられているのですが、最も気になるのはオクタヴィウス(オクタヴィアヌス)の役を誰がするのかということです(をい)
「Santiago Cabrera」という方だそうですが、いったいどんな方なのでしょう。

http://members.jcom.home.ne.jp/1229022201/enter.html


[3353] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/10(Sun) 15:50

●東京MXテレビで10月11日19:00〜19:30「ミステリアス古代文明への旅 北
 アフリカのローマ都市」を放映予定。

●NHK教育テレビで10月17日09:00〜10:00「新日曜美術館 人類50万年・古
 代文明をたどるヨルダン」を放映予定。
 国全体が歴史の博物館ともいえるヨルダンを旅する。日本・ヨルダン国交50周年
 を記念して、東京・世田谷美術館で開かれている”ヨルダン展”も併せて紹介す
 る。50万年以上前から人類が住み、旧石器時代からメソポタミア、エジプト両文
 明を経てオスマン帝国時代までヨルダンは多様な歴史の中で独自の文化を築いて
 きた。また旧約聖書の舞台、モーゼの終えんの地でもある。首都アンマン周辺に
 は旧石器時代の遺跡やローマ時代の遺跡が数多く残されている。


[3352] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/09(Sat) 19:13

下記書籍が近刊予定。
●『古代ギリシア風俗誌』 松原國師・訳
●『西洋古典学事典』
●『ローマ皇帝列伝』 松原國師・訳
【高島の蛇足コメント】『西洋古典学事典』は本格的なものならば嬉しい。
           『ローマ皇帝列伝』はスエトニウスなのかな???
           上記情報は東京書籍・刊『図解 古代ローマ』巻末
           に記載されていました。


[3351] バシリカ 投稿者:かなりうす。 投稿日:2004/10/08(Fri) 22:33

augustusさん、こんにちは。
石鍋真澄先生のセミナーがあったので参加してきました。
今回のテーマは「イタリア建築における古代と中世の遺産」で、イタリアの建築は古代ローマのバシリカ様式から中世のキリスト教建築としてのバシリカ様式を経て発展し、ロマネスクからルネサンス建築が花開いたと言う内容で、別に目新しいものでは無かったのですが石鍋先生の分かりやすい解説とパフォーマンスを堪能いたしました。


[3350] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/08(Fri) 20:00

●10月15日08:15〜09:00、NHK・BS2『心の旅 ローマ・岡村喬生』が放映
 予定。
●10月15日12:15〜13:10、NHK・BSハイビジョンで『もっと知りたいギリシ
ャ・いつもそこに歌がある・音楽でたどるギリシャの20世紀』が放映予定。再放送。
●10月16日02:30〜03:25、NHK・BSハイビジョンで『もっと知りたいギリシ
ャ・いつもそこに歌がある・音楽でたどるギリシャの20世紀』が放映予定。再放送。
●11月3日21:00からTBS系列で「超歴史スペクタクル3」が放映予定。
今回は進化論の父・ダーウィンがテーマ。
http://www.daily.co.jp/gossip/2004/10/07/145904.shtml


[3349] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/07(Thu) 21:22

●NHKスペシャル「ローマ帝国」のホームページの記述内容が増えてます。
http://www.nhk.or.jp/special/topics/top2_0411a.html


[3348] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/07(Thu) 19:57

下記書籍が出ました。
●『ザイスの少年 (スピリチュアルシリーズ グリム童話秘教メルヘン)』
 真屋晶 出帆新社 \1,260<税込>
 醜い政権抗争に明け暮れるエジプト古王国時代。「トトの魔術」を悪用し玉座に
 君臨する悪徳神官に立ち向かうべく、タミーノ王子は永遠の叡智「イシスの秘儀
 」を携えて敵が占拠する王宮へと急ぐ。その命運や如何に…。

下記書籍が10月中旬刊行予定。
●『世界女性人名事典』 世界女性人名事典編集委員会編
  紀伊國屋書店/日外アソシエーツ 予価 \16,800<税込>
 ギリシア神話から、中世貴族夫人、近現代の政治家、作家、芸術家、活動家、女
 優まで、世界の歴史に名を残す女性6,800人を収録。

下記書籍が11月下旬刊行予定。
●『アッシジのフランチェスコ』 白水社 キアーラ・フルゴーニ著
   三森のぞみ訳 予価 \2,730<税込>
 聖フランチェスコという人物を簡潔かつ明快に描くことに成功し、ジャック・ル
 ・ゴフが一種の奇跡と評した書。


[3347] 無題 投稿者:SPQR 投稿日:2004/10/07(Thu) 01:38

高島さん、情報ありがとうございました。


[3346] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/06(Wed) 19:12

下記書籍が出ました。
●『図解 古代ローマ』 東京書籍 イラスト:スティーブン・ビースティ
 文:アンドルー・ソルウェー 監訳:松原國師 訳:倉嶋雅人
    B4変型判・29頁 \2,100<税込>
 少年ティトゥスとともに歩く紀元128年のローマ。ユピテル神殿の祭礼、にぎやか
 な広場、コロッセウム、大浴場、戦車競走…古代ローマを細部まで丹念に描きあげ
 たイラストで紹介。
 ・西暦128年のローマ市……カストルとポルクスの祭りの日の朝
 ・ティトゥスの家……元老院議員の息子ティトゥスの忙しい一日の始まり
 ・商店街……ティトゥス親子は朝早くパン屋を訪れる
 ・ユピテル神殿……カストルとポルクスの祭りがこの神殿から始まる
 ・フォルム・ロマヌム……ティトゥスのお父さんは友人に出会い、波止場に行く
             用事ができる
 ・コロッセウム……ティトゥスは初めて動物の見世物を見に行く
 ・波止場……祭りの日でも、波止場の忙しさは変わらない
 ・トライヤヌスの大浴場……ゆっくり体を休めたあとは、しっかりとマッサージ
 ・戦車競走……ティトゥスは緑チームを応援するが、そこで事故が起きる
 ・帰宅……ティトゥスは、寝る前に特別なプレゼントをもらう
 西暦128年のローマのある祭りの一日を、少年・ティトゥスと一緒に巡ってみまし
 ょう。精密なイラスト断面図から、古代ローマの有名な建物の内部や、儀式や競
 技、人々の暮らし、都市の成り立ちの全体像などがわかる。
http://www5.tokyo-shoseki-ptg.co.jp/tosho/book/book_syosai.asp?Item=02140&Page=web


[3345] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/06(Wed) 13:37

◇SPQRさんへ
「ローマ人の物語」の最新巻は12月に刊行予定です。副題等は不明です。


[3344] 無題 投稿者:SPQR 投稿日:2004/10/06(Wed) 09:54

塩野七生さんの「ローマ人の物語」の最新巻は、いつぐらいに出版されるのでしょうか?


[3343] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/05(Tue) 19:31

下記書籍が出ました。
●『それはアテネ旅行から始まった たった一人の裁判』
  草間朝子・著 MBC21(発行) 東京経済(発売) \1,155<税込>
 アテネ行きの飛行機がストで飛ばなくなった。その時添乗員がとった不可解な行
 動の数々−。不誠実な旅行社とそれを擁護する監督機関を相手に「パンフレット
 に偽りがない旅」を願って闘った小さな市民運動の一部始終。


[3342] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/10/04(Mon) 18:47

○ユメリアさん

> ユメリアに改名(?)しました。
語尾がローマ風ですね。(^^

> 最晩年でも50代になったばかりのアウさんは、
> あんなにおじいさんではない筈だと…
確かにそうですね。当時つくらせた彫刻などは若すぎるけど、現代の老優は年寄りすぎますね。


○真奈美さん

> 日本語吹き替えでも見たいのですが、声の出演をどなたか教えて
> 下さい。紹介されてるアドレスなどでもいいです。
探してみたんですが、見つかりませんでした。有名人を起用しない限り、吹き替えをした人の名前はあまり表にでないのかもしれませんね。


○高島賢治さん

> 少し「狼が来た」モード
そろそろ本物が来ることを祈りたいと思います?(^^


○かなりうすさん

ご無沙汰です。
無事発売されることを私も祈りたいと思います。(^^


[3341] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/04(Mon) 18:29

●10月11日05:20〜06:30、BSジャパンで『世界の遺産の旅・ローマの頭脳』
が放映予定。
 【高島の蛇足コメント】『世界の遺産の旅・ローマの頭脳』は平成10年1月3
            日・4日に放映された『富士通スペシャル 世界遺産の
            旅 ローマ帝国 一千年の興亡』の一回目「ローマの頭
            脳 二人の天才物語」である可能性が高い。


[3340] チチェローネ 建築篇 投稿者:かなりうす。 投稿日:2004/10/04(Mon) 09:08

高島賢治さん
>【高島の蛇足コメント】本書は二年間刊行予定延長となっていた。本当に刊行されるのか?

まったくです。発売中止なんてことにならなきゃいいのですが…


[3339] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/03(Sun) 08:02

●NHKスペシャル「ローマ帝国」のホームページは下記。
http://www.nhk.or.jp/special/topics/top2_0411a.html
http://www.nhk.or.jp/special/index.html


[3338] かなりうす。さん 『チチェローネ 建築篇』が出るそうです 少し「狼が来た」モード 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/02(Sat) 14:41

下記書籍が10月6日刊行予定に変更。
●『キリスト教における殉教研究』 創文社 佐藤吉昭 A5・468頁
                      予価 \8,925<税込>
 16〜17世紀、世界を震撼させた日本殉教者たち。彼らを導いた殉教録や殉教
 者伝などの文書成立過程、そして中世から近世に及ぶ殉教者崇拝の発展過程を追
 跡することで、キリスト教誕生から密接不可分な殉教の思想構造の歴史的解明を
 試みる。日本キリシタン、古代キリスト教、そして宗教改革後の西欧近世敬虔思
 想のつながりをたぐりながら、殉教の本質を追究した神学思想史の労作。
 <目次>1殉教とは何か 通俗概念の混乱と使用範囲の広がり 日本キリシタンの
    問題 2 殉教録・殉教者行伝の成立と殉教者崇拝 殉教者崇拝文書の成
    立と宗教的役割 典礼から見た殉教者崇拝 3 古代教会に出現した迫害
    ・殉教の研究とその史観 倫理行為としての殉教史観 女性殉教者と教会
    指導者 殉教希求の分析 4 古代教会における「棄教論」の再考察 キ
    プリアヌス『棄教論』の歴史的課題 執筆背景 内容 5 アンティオキ
    アのイグナティオスにおける殉教思想 その殉教思想の分析と検証 史的
    展開と課題 原典訳 キプリアヌス『棄教論』 テルトリアヌス『殉教者
    たちへ』
    http://www.sobunsha.co.jp/bookdates/ISBN4-423-30122-9.html

下記書籍が11月刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『チチェローネ 建築篇』 中央公論美術出版 ヤーコブ・ブルクハルト著
  瀧内槇雄訳 B5上製函入 本文550頁 挿図570点 予価 \34,650<税込>
    【高島の予測コメント】予価は\34,650より上がる可能性あり
 近代ドイツが生んだ最高の知性、ヤーコブ・ブルクハルトの主著のうち『イタリ
 ア・ルネサンスの文化』『世界史的考察』などの邦訳はすでに出版されているが
 、イタリア美術を古代からバロック時代に至るまで時代別、都市別に紹介した、
 本書『チチェローネ―建築篇―』は今日に至るまで未刊であった。本邦初の翻訳。
 【高島の蛇足コメント】本書は二年間刊行予定延長となっていた。本当に刊行さ
            れるのか?
  http://www.chukobi.co.jp/kikaku/index.html
  http://www.chukobi.co.jp/cgi-bin/guide.cgi?mode=view&no=0424

下記書籍が11月刊行予定。
●『アレティーノまたは絵画問答―ヴェネツィア・ルネサンスの絵画論―』
   中央公論美術出版 ロドヴィーコ・ドルチェ著 越川倫明・森田義之訳・解説
 16世紀のヴェネツィア絵画批評史における最も重要な文献。ヴェネツィアの当代
 きっての大文筆家ピエトロ・アレティーノとトスカーナ出身の文法学者ファブリ
 ーニとの対話という形で、同時代の絵画観と画家の作品の特質を縦横に論じたも
 のである。


[3337] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/10/01(Fri) 18:29

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『アウグスティヌス伝 下』 教文館 P.ブラウン 出村和彦訳
                 A5・336頁 \3,150<税込>
 古代ローマ史研究に画期的な業績を挙げ、現代随一の碩学と目されるブラウンが
 、弱冠32歳で書き著したデビュー作であり、英米圏では、アウグスティヌスの『
 告白録』に次いで読まれているとまで言われた名著。アウグスティヌスの生涯と
 思想をその歴史的・地理的環境との関連のなかでみごとに描き出す。2000年に増
 補版として刊行された最新版からの翻訳。下巻には過去30年の浩瀚な研究史と
 評価が付されている。
 「告白録」にはないアウグスティヌスの後半生。ローマ帝国の衰亡から西欧中世
 へと激変する世界の中で、「神の国」で歴史の意味を問い、ドナティストらとの
 論争を通してカトリックの信仰を確立していく司教の心の変化を描く。
 <著者>1935年アイルランドのダブリン生まれ。オックスフォード大学ニューコレ
    ッジ卒業。カリフォルニア大学バークレー校などを経て、現在、プリンス
    トン大学歴史学教授。

下記書籍が10月より刊行開始予定。情報を追加して再掲。
●『ヨーロッパ史入門 全10冊』 岩波書店
 ヨーロッパの第一線の歴史家が書き下ろした入門シリーズの日本版。ルネサンス
 、魔女狩り、科学革命、フランス革命、帝国主義、ロシア革命等ヨーロッパ史の
 画期となった事件・テーマを取り上げ、論点を簡潔に整理し、「何が問題か」を
 明らかにする。参考文献も充実。
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/027091+/top.html
 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/027091+/top2.html

●10月8日12:15〜13:10、NHK・BSハイビジョンで『もっと知りたいギリシ
ャ・アテネ下町物語』が放映予定。再放送。
●10月9日02:30〜03:25、NHK・BSハイビジョンで『もっと知りたいギリシ
ャ・アテネ下町物語』が放映予定。再放送。

●10月13日20:00〜21:56、NHK・BS2で映画『トロイのヘレン』が放映予
 定。
 「ウエスト・サイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」で二度のアカデミ
 ー監督賞に輝いた名匠、R・ワイズが伝説のトロイ戦争を描いたスペクタクル史
 劇。ギリシャ諸国の中で最も繁栄する都市、トロイの王子パリスと、敵対国スパ
 ルタの王妃ヘレンが許されぬ恋に落ち、パリスがヘレンを連れ去ったことにより
 史上空前の大戦争がぼっ発する。(原題:HELEN OF TROY)
 〔製作〕G・L・ブラットナー〔監督〕ロバート・ワイズ〔原作〕ホメロス
 〔脚本〕ジョン・ツイスト〔撮影〕ハリー・ストラドリング〔音楽〕マックス・
 スタイナー〔出演〕ロッサナ・ポデスタ ジャック・セルナス スタンリー・ベ
 イカー他(1955年・アメリカ)
 http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_movie_bs238.html

下記書籍が10月14日復刊予定。
●『チェンニーノ・ チェンニーニ 絵画術の書』 岩波書店 辻茂・編訳
  石原靖夫・望月一史訳 A5版・272頁 予価 \5,250<税込>
 フィレンツェの工房内で代々伝えられてきたジョット以来の偉大な絵画技法とそ
 の心構えを、画家チェンニーニが1400年頃に逐一書き留めた歴史的文献。現存す
 る3写本からの初めての完訳に詳細な用語解説を付す。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/2/0003370.html

下記書籍が10月20日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『ヨーロッパ美術史講義 風景画の出現』 岩波セミナーブックス 越宏一
  四六版・224頁 予価 \2,940<税込>
 17世紀ヨーロッパにおける風景画の出現は、美術史のなかでどのような意味を持
 つのだろうか。絵画の画面から人物が消えてゆくプロセスを、古代壁画、聖堂壁
 、タピスリー、中世書物の挿画、暦の飾画などをつぶさに見ながらたどってゆく
 ことで、<風景>が芽生える長い道程が解き明かされる。ユニークな西洋美術入門。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/1/0280510.html

下記書籍が10月28日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『コンクリートの文明誌』 岩波書店 小林一輔 予価 \3,150<税込>
 ローマは一日にして成らず。格言に引かれる未曾有の都市国家も、コンクリート
 なしにはありえなかった。人間社会の基盤を支えるその姿は、華麗というより木
 訥。本書は、そんな建設資材の視点から描いた文明の物語である。『コンクリー
 トが危ない』の著者が、古今東西を見聞し,縦横無尽に書き下ろすライフワーク。
 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/4/0053880.html

下記書籍が11月中旬刊行予定。
●『歴史をよむ』 東京大学出版会 歴史科学協議会ほか編 予価 \2,625<税込>
●『歴史学の最前線』 東京大学出版会 史学会編 予価 \5,040<税込>

下記書籍が11月下旬刊行予定。
●『アーサー王物語 I <アーサー王物語シリーズ(全5巻)>』 筑摩書房
  トマス・マロリー著 井村君江訳 予価 \2,940<税込>

下記書籍が12月10日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『古代オリエント事典』 岩波書店 日本オリエント学会・編 菊版・800頁
                     予価 \29,400<税込>
 文明の揺籃の地、古代オリエントに関する初の総合的事典。時代的には先史時
 代からサーサーン朝まで、地域的にはインダス川・オクソス川辺りからエジプ
 トまでのオリエント全域をカヴァーする。概説である総論の部と事典の部から
 なる。


[3336] そうですよね 投稿者:真奈美 投稿日:2004/10/01(Fri) 17:14

「ローマン・エンパイア」、アグリッパの死の直前から始まりますが、あの時点でアウちゃんはまだ50のはず。

 ところで、うちにDVDプレーヤーがなく、PCで見ることもできないので、学校をせこく利用して一回見ました。日本語吹き替えでも見たいのですが、声の出演をどなたか教えて下さい。紹介されてるアドレスなどでもいいです。


[3335] こんばんは 投稿者:ユメリア(ゆめうつつ館) 投稿日:2004/09/30(Thu) 23:50

お久しぶりです。
引越しなどで忙しくしておりました。

この前「ローマン・エンパイア」 をレンタルして見ました。
なかなか面白かったのですが、ピーター・オトゥールのアウグストゥスが高齢すぎて、その点がイヤでした。(笑)
俳優としてのピーター・オトゥールは好きなんですけど。
最晩年でも50代になったばかりのアウさんは、あんなにおじいさんではない筈だと…

ところで、ホームページを作った時にハンドルネームを考えていませんでしたのでテキトウに「ゆめ」 と名乗っておりましたが、ユメリアに改名(?)しました。
よろしくお願いします。


[3334] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/30(Thu) 20:31

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『入門現代考古学』 同成社 C.ギャンブル著 田村隆訳  \3,780<税込>
 考古学の未来像をどのようにとらえたらよいのか。「現代考古学」の様々な領域
 について魅力に富んだ話題を提供し、平易に解説。考古学的イマジネーションに
 火をつけ、考古学への核心へと導く一冊。
 <著者>ケンブリッジ大学卒業。サウサンプトン大学教授を経て、人類起源に関す
    る考古学研究センター(CAHO)に務める。

下記書籍が11月29日刊行予定。
●『ローマ帝国』 岩波ジュニア新書 青柳正規
 【高島の蛇足コメント】低年齢層の読者を想定して書かれた書籍だろうが、青柳
            正規氏の書かれたものなので気になる。


[3333] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/09/30(Thu) 20:26

○高島賢治さん

> 恐らく編集されてNHKスペシャルの一回目と三回目になるような気がします。
なるほど。確かに、そのままなら別番組ではなく、再放送の形をとりそうですね。あえて、そうしないからには何らかの編集が入るほうが自然ですもね。


[3332] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/29(Wed) 21:21

●11月3日、日本テレビ系列で『ルネサンス時空の旅人 ロ−マ物語』が放映予定。


[3331] 車に乗るハンニバル 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/29(Wed) 11:46

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040928i302.htm


[3330] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/28(Tue) 20:47

◇augustusさんへ
||説明を読んでいて、前に読んだような気がしてなりませんでした。たぶん同内容ですよね。
先日NHKBSハイビジョンで放映された「ローマ皇帝の歩いた道」は地上波で再放映されませんでした。普通ならば地上波で再放映されるべきものです。恐らく編集されてNHKスペシャルの一回目と三回目になるような気がします。


[3329] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/28(Tue) 20:34

●下記に新聞記事。
ローマ時代の地下墓から鉛のメドゥーサ レバノン
http://www.sankei.co.jp/news/040928/bun108.htm


[3328] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/09/28(Tue) 19:51

○DSSSMさん

小スキピオならDSSSMさんの最も得意な範囲ではないかもしれませんが、共和政ですから守備範囲内ですね。(^^

> 私もギリシア・ローマの英雄についての簡単な伝記集を
> 書きたいという野望があったのですが……!
なかなか大きな野望ですね。いつの日か出来上がるのを期待します。


○ちえさん

いらっしゃいませ。
リウィアならオクタウィアヌスの奥さんですから彼のことを調べると良いと思いますよ。


○アクエリア酢さん

> でもいつかHPも作ってみたいですね〜。
でしょう。(^^
テーマを絞って小さなものからはじめるのがいいですよ。個人でできることには限りがありますから、無理のないものにして長く続けるのが良いと思います。私も長く継続することを目標にしています。


○SPQRさん

いらっしゃいませ。

> NHKスペシャル「ローマ帝国」シリーズ
楽しみですね。予告編らしきものがこのあいだ流れていましたが、第3集のところでコインの映像も使われているようです。


○P.M.さん

お久しぶりです。

> その日の来館者はおそらく私一人(^o^;)
> ちょっとサービスもしれもらいました(*^o^*)
えっ、えっ? どんな?

> まーーー、全員が落書きしたわけではないとすると
> それでもいいんでしょうけど・・・。
うん、それですね。きっと。
残っている落書きが何人分なんでしょうねえ。ちょっと興味あります。


○高島賢治さん

> 第一回と第三回のNHKスペシャル「ローマ帝国」は
> 先日NHKBSハイビジョンで放映された「ローマ皇帝の歩いた道」と
> 同内容の可能性があります
説明を読んでいて、前に読んだような気がしてなりませんでした。たぶん同内容ですよね。


[3327] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/28(Tue) 18:48

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『優雅でみだらなポンペイ 古代ローマ人とグラフィティの世界』
  講談社 本村凌二 四六判・270頁 \2,100<税込>
 中公新書「ポンペイ・グラフィティ」の改題増補改訂。
    http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2110822&x=B

●20日に放映されたポンペイ特番「世界史上空前の謎!! 古代ローマ・幻の都
ポンペイはなぜ19時間で消えたのか!? 愛と悲しみに彩られた“古代のタイタ
ニック”」の視聴率は19.2パーセントだったらしい。これは凄い数字。凄い視聴率
を取ると、続編が出来る可能性は高まるらしいので、古代ローマ物の続編が期待で
きる。次は仲間由紀恵が起用されると嬉しい。
http://www.tbs.co.jp/documentary/

http://www.tbs.co.jp/program/ponpeisp_20040920.html
「フォトギャラリー」は観る価値あり。もちろん売りはクボジュンの写真ではなく
、遺跡の写真。

下記書籍が出ました。
●『レイル 王国の暗殺者』 ソニー・マガジンズ S.D.タワー著
          西田佳子訳 A5・613頁 \2,520<税込>
 王国タムリンの女王の下で美しき暗殺者に育った少女レイルは、ダーデインの王
 のもとへ…。古代オリエントを思わせる架空世界を舞台に、天涯孤独の少女がた
 どる波乱万丈の半生をミステリアスな展開で描いたファンタジー。
 <著者>作家。アーティスト。


[3326] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/26(Sun) 19:57

下記DVDが12月18日発売予定。
●『テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX IV 永遠の旅』
  紀伊国屋書店 予価 \17,640<税込>
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=vd&cf=0&id=296203


[3325] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/26(Sun) 13:26

下記書籍が9月29日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『優雅でみだらなポンペイ 古代ローマ人とグラフィティの世界』 講談社 本村凌二 四六判・270頁 予価 \2,100<税込>
剣闘士の死闘に人びとが歓声をあげた闘技場。男たちが一晩中飲み騒いだ居酒屋や密かに通った娼家。それらの壁に残された落書きの解読から、二千年前のローマ人の姿を鮮やかに再現する。
二千年前の噴火から甦る古代人の生と性
紀元79年、火山噴火で埋もれたポンペイ。その悲劇の全貌を古典史料と最新研究で解明。大広間や中庭が配され、優雅な生活を物語る邸宅、人口一万の町に120軒もあった居酒屋やパン屋、そして壁に残された恋人たちの愛欲の記録から古代人の日常と肉声が甦る。
 <目次>第一章 大噴火と発掘の歴史 第二章 友に、公職を! 第三章 公務にふさわしい人びと 第四章 民衆は見世物を熱望する
    第五章 喜怒哀楽の生活風景 第六章 愛欲の街角 第七章 文字を学ぶ 第八章 落書きのなかの読み書き能力
    http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2110822&x=B
 <著者>1947年生、一橋大学卒、東京大学教授、専門はローマ帝政期社会史。著書は「馬の世界史」(講談社現代新書)、「ローマ人
    の愛と性」(講談社現代新書)、「ポンペイ・グラフィティ」(中公新書)、「薄闇のローマ世界」(東京大学出版会)、「古代
    地中海世界の歴史」(放送大学教育振興会、共著)等。
    http://ask.c.u-tokyo.ac.jp/motomura.html


[3324] おこたえありがとうございます☆ 投稿者:アクエリア酢 投稿日:2004/09/26(Sun) 01:39

こんばんは。アクエリア酢です。ありがとうございます,みなさん。

☆ToDSSSMさん
いきなり変な質問してすみませんでした(笑)。ローマ人名の最長不倒記録は,小スキピオがもってたんですね。長い.....
「カルタゴの興亡」,じつは図書館で見付けて延長に延長を重ね,「グラディエイター」のパンフと一緒に参考資料にしてるんです。確かにあの滅亡の場面の記述は引き込まれますよね...。カルタゴの守将の夫人が小スキピオに言った「ローマ人よ,私はお前達を恨まない。お前達は戦いの掟に従っただけだ。」という台詞がすごく印象的で,どこかで引用したいと考えてるんです。えこひいきかもしれませんがこの記述に出て来る小スキピオも敵将ながら粋なかんじでいいなあ,と。
一応私が描いてるのはカルタゴに引導を渡す直前の話なので,じゃあまだ「アフリカヌス」でもないですよね。「スキピオ」で行きます。お祖父さんの「大スキピオ」を呼ぶ時は「アフリカヌス」なんですね。キケロって,古代の哲学者でしたっけ。図書館の奥深くに重そうな本があった気がします。「プルターク」「人名辞典」とあわせて早速探してみます。明日は図書館缶詰め決定。ありがとうございます〜。もし見付けきれなければ,すみませんが送信おねがいします。
DSSSMさんのサイトへも,またおじゃまさせてください。

☆ToP.Mさん
はじめまして。P.Mさんはカルタゴ「存続派」なんですね。わたしも今のところ唯一の資料が「カルタゴの興亡」なので,心情的には一応カルタゴびいきになってるんですけど...やっぱり史実は史実,なので涙をのんで(?)平家物語みたいな盛者必衰の精神で派手に滅んでもらおうかな〜と。
ご紹介いただいた資料の「古代ローマ歴代誌」って,かなり内容濃そうな本ですね〜。高島さんも推薦して下さってるので,まず近所のマイ図書館にかけあってみます(なかなか「買う」と言わないわたしです)。あと「キケロー選集」...これはDSSSMさんが教えてくださった著作(「小スキピオの夢」)と同じものでしょうか?それから,英文資料もある,とおっしゃってましたが,もしよろしければ情報をお願いできますか?今うさぎのCMの教室で勉強中で,そっちのトレーニングにもなりそうなので,がんばって解読に挑戦します。
...小スキピオって,亡くなった時はもうけっこういいお年だったみたいですね。友人の証言もあるなら,年齢を考えても「自然死」というのもありかな,という気もしました。ただ...わざわざ「演説」でそう言ったというあたり,変に勘ぐりたくなったりもして...少なくとも「...暗殺?」っていう噂がたつくらいの,ちょっと不審な感じのする死.....だったのでは?なんて。ついドラマを求めてしまう一種のファン心理なんでしょうか。小スキピオにはいい迷惑かも。

☆To高島さん
「古代ローマ歴代誌」,調べてくださってありがとうございました。
明日図書館に購入希望出します。NHKの古代ローマ特集,わたしも絶対観ます!

ここのBBSのみなさんから助言をいただいて,知識の扉への鍵が一気に増え,自分が豊かになったような気がしてます。また変な質問してしまうと思いますけど,いろいろ教えて下さい。これからもよろしくお願いします☆



[3323] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/25(Sat) 21:27

●『背教者ユリアヌス伝』 アンミアーヌス・マルケッリーヌス著 山下太郎訳
現在鋭意翻訳中らしい。
  http://www.kitashirakawa.jp/~taro/indexj.html


[3322] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/25(Sat) 16:24

◇SPQRさんへ
NHKスペシャル「ローマ帝国」のテレビ&書籍情報ありがとうございます。

◇SPQRさん、P.M.さんへ

僕がこの板に去年12月に書いた内容。
============================================================================
NHKは来年、NHKスペシャルで古代ローマ帝国に焦点をあてた番組を三回シリーズで放送する。<各52分、日程未定>ローマの他、北アフリカや英国の遺跡を取材。広大な領土の他民族帝国の実像を描く。第一回はチュニジアにあるドゥッガの都市遺跡やエル・ジェムの円形闘技場、アルジェリアのティムガッド遺跡等を紹介。周辺領土民にローマ並みの生活を保証し、一方で兵役等を強いたアメとムチの統治政策に光を当てる。第二回はイタリアのポンペイ遺跡に残る落書き等から市民生活の荒廃ぶりを探る。第三回は英国イングランド地方を訪ね、帝国の防衛線・ハドリアヌスの長城の遺跡で発掘された兵士らの手紙<木簡>から、軍隊内部の矛盾を指摘。帝国衰退の道筋をたどる。一方、NHKハイビジョンでは、初代皇帝アウグストゥス、帝国再建に力を注いだハドリアヌス帝の足跡をたどる。<二回、各百十分>
============================================================================

僕がこの板に去年3月に書いた内容。
============================================================================
●平成16年1月からNHK総合テレビで「NHKスペシャル シリーズ ローマ帝国(全3本)」を放映予定。  (月1本)21:00〜21:50   http://www.nhk.or.jp/spring/gtv/gtv18.html
 NHKスペシャル シリーズ「ローマ帝国」(全3本)平成16年1月から(月1本)総合・後9・00〜9・50  報道・ドキュメンタリー 趣味・教養

空前の繁栄を極めながら、忽然と滅びたローマ帝国……。巨大な多民族国家。軍事大国であり経済大国。シーザー、ネロなど、強烈な指導者に率いられた史上初の“超大国”です。
世界最古の古代文明(四大文明)は、ヘレニズムを経て、その全てがローマ帝国に吸収・集約された。政治、経済、軍事、文化、宗教、科学技術……。主要な社会システムや思想がここで熟成され、その後世界中に広まった。現代文明の基礎は、まさにローマ帝国によって築かれた。同時にローマは、多くの謎に包まれた帝国でもあります。なぜ五百年の長きに渡り繁栄を維持できたのか。そしてなぜ滅び去ったのか……。しかし今それらの謎が、相次ぐ新発見と最新調査で徐々に解明されつつある。そこからは、全ての文明が持つ豊かな可能性と、必ず直面する困難な課題が見えてくる。民族紛争・宗教対立・経済危機などの問題を抱え、大きな岐路に立つ現代文明……。番組では、いまこそ原点に立ち戻り、同じ諸問題に対峙したローマ帝国の足跡を検証して、文明の在り方を問い直す。繁栄・滅亡の道をたどったローマ帝国から、我々は何を学び、どんな指針を得ることができるだろうか。
============================================================================

☆NHKスペシャル シリーズ「ローマ帝国」(全3本)
平成16年1月から(月1本)総合・後9・00〜9・50
空前の繁栄を極めながら、忽然と滅びたローマ帝国……。巨大な多民族国家。軍事大国であり経済大国。シーザー、ネロなど、強烈な指導者に率いられた史上初の“超大国”である。
世界最古の古代文明(四大文明)は、ヘレニズムを経て、その全てがローマ帝国に吸収・集約された。政治、経済、軍事、文化、宗教、科学技術……。主要な社会システムや思想がここで熟成され、その後世界中に広まった。現代文明の基礎は、まさにローマ帝国によって築かれた。
同時にローマは、多くの謎に包まれた帝国でもある。なぜ五百年の長きに渡り繁栄を維持できたのか。そしてなぜ滅び去ったのか……。しかし今それらの謎が、相次ぐ新発見と最新調査で徐々に解明されつつある。そこからは、全ての文明が持つ豊かな可能性と、必ず直面する困難な課題が見えてくる。
民族紛争・宗教対立・経済危機などの問題を抱え、大きな岐路に立つ現代文明……。番組では、いまこそ原点に立ち戻り、同じ諸問題に対峙したローマ帝国の足跡を検証して、文明の在り方を問い直す。繁栄・滅亡の道をたどったローマ帝国から、我々は何を学び、どんな指針を得ることができるだろうか。

http://www.google.co.jp/search?q=cache:GuOfdLyNUugJ:www.nhk.or.jp/koukai/kouhyou/re_program/pdf/15_sogo.pdf+%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%80%80NHK%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%80%80%E9%9D%92%E6%9F%B3&hl=ja

そして上記やSPQRさんの情報を合わせると第一回と第三回のNHKスペシャル「ローマ帝国」は先日NHKBSハイビジョンで放映された「ローマ皇帝の歩いた道」と同内容の可能性があります。

◇アクエリア酢さんへ
小スキピオに関する記述がP.M.さんが書かれているとおり「古代ローマ歴代誌」に7頁ありました。


[3321] ちょこっとな ぱーと2 投稿者:P.M. 投稿日:2004/09/25(Sat) 12:51

先日、京都ギリシアローマ博物館に潜入してきました。
その日の来館者はおそらく私一人(^o^;)
ちょっとサービスもしれもらいました(*^o^*)

■古代ローマ・幻の都市ポンペイはなぜ19時間で消えたのか!? 
1.期待していただけに残念
2.ヘラクレウムの劇場:羨ますぎる

■NHKスペシャル「ローマ帝国」シリーズ
こちらは期待どおりの内容であるとは思いますが、
> 「一万人が残した落書き 〜ポンペイ・帝国繁栄の光と影〜」
一万人ね・・・・・・。「世代も考慮すると総人口はもっと多いだろ!」と
突っ込みを入れたくなるのは私だけ?(^o^;)
まーーー、全員が落書きしたわけではないとするとそれでもいいんでしょうけど・・・。

■アクエリア酢さん
はじめまして
> 小スキピオ
他の日本語資料:岩波書店『キケロー選集』
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/09/0/0922580.html
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/09/9/0922590.html

また、新刊の「古代ローマ歴代誌」もかなり参考になるはず
http://www.sogensha.co.jp/mybooks/ISBN4-422-21518-3.htm

お近くの図書館になくても普通の図書館であれば他館から
取り寄せてくれるか、購入してくれるはずです。

英語だと当然(?)資料は増えますけど情報を希望されますか?

> 暗殺
友人・ラエリウスは追悼演説で「自然死」としています。

というわけで、カルタゴは存続させねばならぬ(^o^)/

http://www10.plala.or.jp/pm/


[3320] Re[3317]: またまたこんばんわ。 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/09/25(Sat) 10:45

父達よ、新たに加わった者達よ

 アクエリア酢さん


>実のお父さんも偉い人だったんですか?「プルターク」にまで伝が載っているということは。

 そうですね。まぁまぁすごい人だった、という感じで。大スキピオや小スキピオや大カトーなんかほど有名ではないですけども。


>それにしても名前長いですね...古代ローマの人々...ちなみにファーストネームとファミリーネームはどこで区切るんですか??

 長い名前にかけては、私の知ってる範囲では小スキピオが一番です。プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アエミリアヌス・アフリカヌス・ミヌス・ヌマンティウス(ミヌスは抜かす場合もあるかも)ですから。

 ローマ人の名前は、個人名・氏族名・家名・養子元名・称号・称号・称号……となります(家名や養子元名がなくて飛ばされることも多い)。小スキピオの場合は、コルネリウス氏族のスキピオ家のプブリウスで、アエミリウス氏族から養子に来た。称号は小(ミヌス)アフリカヌス(アフリカの征服者。小が付くのは、大スキピオもアフリカヌスと呼ばれたのでそれと区別するため)とヌマンティウス(ヌマンティアの征服者)。という事です。


>あと彼等は,お互いを呼び合う時ってどんな呼び方をしてたかとか,ご存知でしょうか。

 あぎゃー、どうなんでしょう。歴史書(第一次史料)をちょっと見てみましたが、個人名で呼んだり氏族名で呼んだりしているようで、色々なのかなぁ、と。

 部下が小スキピオのことを呼ぶ場合には、その時点で最高と見なされる称号か、あるいは「スキピオ」が選ばれるのではないかと思います。つまり、すでにアフリカヌスと呼ばれる様になっているならアフリカヌス、そうでないならスキピオ、と。

 あと、小スキピオが大スキピオについて語る場合ですが、これはそういえば、キケローの著作に「スキピオの夢」というのがあって、その中では小スキピオは大スキピオのことを「アフリカヌス」と呼んでいます。中公バックス世界の名著シリーズの第14巻「キケロ/エピクテトス/マルクス・アウレリウス」(定価1300円?)の中に20ページ弱ほどありますので、是非見てみて下さい。


>もしよろしければ小スキピオに関するお手持ちのデータ,送っていただけますか?

 ほいー。でも私が送れるのは、『プルターク英雄伝』と『古代ローマ人名事典』のものなので、それらが図書館にあれば別に送る必要はなくなるので、もし手に入らなければ私にメール(dsssm@cwa.bai.ne.jp)して下さい。そしたらメールで送ります。



> なお,カルタゴはお約束通り,最後は派手に滅ぼす予定です。滅びるから,絵になるんですよね。

 あー、カルタゴ人にとっては大変ですけどね……(^_^; そういえば、『カルタゴの興亡』(「知の再発見」叢書 創元社)のP152、153に書かれているカルタゴ滅亡の様子は鬼気迫るものがあります。恐ろしい……。


>(サイトのイラストが素敵だったんですけど,DSSSMさんは漫画も描かれてるんですか?)

 いえ、あれは知り合いに描いてもらったもので、私は全然絵は描けません(^_^;

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[3319] 無題 投稿者:SPQR 投稿日:2004/09/25(Sat) 10:44

NHKスペシャル「ローマ帝国」シリーズは、11月末から12月上旬にかけ、3週連続で放送されます。(NHKのプレマップで宣伝していました。)

第1集「よみがえる幻の巨大都市 〜帝国誕生の秘密〜」(11/20・土曜日)
北アフリカのアルジェリアにある幻の巨大都市・ティムガッドを舞台に帝国の誕生と繁栄の秘密に迫る。

第2集「一万人が残した落書き 〜ポンペイ・帝国繁栄の光と影〜」(11/27・土曜日)
ポンペイに残された数万の落書きを読み解きながら、ローマ帝国の繁栄がもたらした光と影を描く。

第3集「最果ての兵士たち 〜忍び寄る帝国の終焉〜」(12/4・土曜日)
イギリスのハドリアヌス長城近くの、ヴィンドランダ要塞の遺跡から発掘されたローマ軍の機密文書を軸に、帝国の衰亡と滅亡の謎を解く。

なお、出版はの方は、第1集の放送日に合わせて、11月20日の土曜日に、3冊同時発売となる予定とのことです。


[3318] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/25(Sat) 09:31

下記書籍が10月中旬刊行予定に変更。
●『修道院文化入門 学問への愛と神への希求』 知泉書館 J.ルクレール著
   神埼忠昭・矢内義顕訳
 中世の修道院文化における知と学問の営みを考察し、修道院神学としてはじめて
 その豊かな内実を明らかにした古典の待望の翻訳。

下記書籍が10月29日刊行予定に変更。
●『オイディプス王写真集 蜷川&萬斎、日本からギリシャへ。』 角川書店
               予価 \4,725<税込>
 蜷川幸男&野村萬斎、「オイディプス王」にかける感動の61日間の物語。
 アテネ五輪直前の「芸術オリンピック」に、ギリシャ政府から招聘された蜷川幸
 男演出、野村萬斎主演の舞台「オイディプス王」。本場でギリシャ悲劇を上演し
 た熱い2人の61日間を追うフォトドキュメント。
  http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200312000078

下記書籍が10月下旬刊行予定に変更。
●『アウグスティヌスとその時代』 知泉書館  金子晴勇

下記書籍が11月10日重版予定。
●『年代記 上・下』 岩波文庫 タキトゥス
●『ローマ皇帝伝 上・下』 岩波文庫 スエトニウス


[3317] またまたこんばんわ。 投稿者:アクエリア酢 投稿日:2004/09/25(Sat) 01:36

おじゃまします。新参者のかきこにたくさんレスいただいてありがとうございました☆

☆To高島さん
わたしは関西在住なんですけど仲間さん,JR西日本のCMキャラやってはるんでそこら中にポスターがありますよ。可愛いだけじゃなくコメディの素質もあって,わたしも好きです。

☆augustusさん
はじめまして。おじゃましてます。自分でもなんて難しい人に興味持ってしまったんだろうと今さらながら後悔してます...でもいつかHPも作ってみたいですね〜。このサイトみたいにたくさんの方に観て楽しんでいただけるような。そのためにももっとちゃんと勉強しなくちゃ!です。ここに来てるみなさんの知識のすごさ観てこっぱずかしくなっちゃいました(笑)。古代ローマ通史も本格的にやってみようかなと思ってますのでこれからいろいろ教えてください。

☆ToDSSSMさん
小スキピオについてのお答えありがとうございます。「プルターク英雄伝」か「古代ローマ人名辞典」ですね。たしか近所の図書館にあったような...さっそく探します。小スキピオって他家からの養子だったんですね。実のお父さんも偉い人だったんですか?「プルターク」にまで伝が載っているということは。それにしても名前長いですね...古代ローマの人々...ちなみにファーストネームとファミリーネームはどこで区切るんですか??あと彼等は,お互いを呼び合う時ってどんな呼び方をしてたかとか,ご存知でしょうか。じつは自分で描いてる漫画の中で,小スキピオが部下から呼びかけられる場面と,祖父大スキピオについて語る場面があるんでどう呼ばせたものか?と考え中なんです。でも彼は,最後暗殺だったんですね.....グラックス兄弟って有名ですけど,気の毒に。
サイトも拝見しました。augustusさんのこのサイトといい,とにかく知識の量と質の高さにびっくりです。みなさんすごい。わたしはまだ自分が何が分からないのかも分からない状態なので,もしよろしければ小スキピオに関するお手持ちのデータ,送っていただけますか?
どんな手続をとったらいいのでしょうか。こういうやりとりも初めてなんですけど,教えていただけますか?
なお,カルタゴはお約束通り,最後は派手に滅ぼす予定です。滅びるから,絵になるんですよね。(サイトのイラストが素敵だったんですけど,DSSSMさんは漫画も描かれてるんですか?)
長くなってすみませんでした☆





[3316] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/24(Fri) 21:30

下記書籍が10月8日刊行予定。
●『グノーシス 古代キリスト教の<異端思想>』 講談社選書メチエ 筒井賢治
                        予価 \1,575<税込>
 キリスト教会を震撼させた異端者たちのユニークな思想。諸説紛々のその史実が
 明らかに。日本人研究者による最初にして最も信頼のおける入門書。

下記書籍が10月28日刊行予定。
●『コンクリートの文明誌』 岩波書店 小林一輔 予価 \3,150<税込>
 ローマは一日にして成らず。格言に引かれる未曾有の都市国家も,コンクリート
 なしにはありえなかった。


[3315] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/24(Fri) 20:42

下記書籍が10月20日刊行予定。
●『イタリア式伊達男のなり方』 河出書房新社 パンツェッタ・ジローラモ
                予価 \1,365<税込>
 日本在住15年で、イタリア料理やサッカー通でも知られる生粋のイタリア人ジ
 ローラモ氏が、日本の読者に「大人ならではの人生の味わい方」を楽しく、おか
 しく、そしてほろりとさせる。ジローラモ節全開の一冊。
 <著者>1988年から日本在住。雑誌、番組などで、祖国イタリアについて紹介。『
    食べちゃおイタリア!』 (光文社)、『「極楽イタリア人になる方法』(
    KKベストセラーズ)、『おウチで作るイタリアごはん』など。
http://www.kawade.co.jp/bookdata/bookdata.asp?ISBN=4309016723


[3314] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/24(Fri) 19:24

下記書籍が出ました。
●『古代ローマを知る事典』 東京堂出版 長谷川岳男・樋脇博敏 四六判・368頁  \2,940<税込>
古代最強の帝国はいかにして建設されたのか。そして人々はどのような暮らしを営んでいたのか。永遠の都ローマの歴史・政治・経済・社会制度から、人口・寿命・結婚など庶民のライフスタイルまで、ローマ帝国の誕生と盛衰を解説。
「なぜローマは帝国になりえたのか」「なぜローマは滅んだのか」という古典的テーマを巡って最新の研究成果をもとにローマの歴史・政治・社会制度を解き明かすとともに、そこに住む人々の生活・意識にまで焦点を当てて、ローマ帝国の実相を紹介する一冊。
<長谷川岳男>1959年神奈川県生まれ。鎌倉女子大学児童学部助教授。共著書に「古代地中海世界」等。
<樋脇博敏>1964年宮崎県生まれ。東京女子大学文理学部助教授。文学博士。
【高島の蛇足コメント】長谷川岳男・樋脇博敏両氏とも、西洋古典学者であり、上述からも、かなり期待できる内容と予測。
 http://www.tokyodoshoten.co.jp/t_shuppan/rekisi/kodairo-ma.htm
 http://www.tokyodoshuppan.com/bookss/main.htm


[3313] こんにちは☆ 投稿者:ちえ 投稿日:2004/09/24(Fri) 18:32

初めてカキコします。わたしは今都内の短大に通っていてゼミで”LIVIA"について調べています。全く何もわからないところからのスタートなので”リビア”について教えてください(>_<)


[3312] 小スキピオ 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/09/24(Fri) 09:44

父達よ、新たに加わった者達よ

 アクエリア酢さん

 小スキピオと言えば私がすぐに思いつくのは、私が最も尊敬するルキウス・アエミリウス・パウルス・マケドニクスの次男であること(スキピオ家に養子に行った)、また、グラックス兄弟の改革に反対したため暗殺されたと思われること……などです(あまり良くない話ですみません(^_^;)。

 私も小スキピオに関する詳しい伝記というのは読んだ記憶がないんですが、若い頃に関しては、『プルターク英雄伝』のアエミリウス・パウルス・マケドニクスの伝記に、また晩年に関してはグラックス兄弟の伝記にいくらか出てきます。プルタルコスは、『小スキピオ伝』は書いたらしいのですが、散逸してしまったのです……。

 あとは、『古代ローマ人名事典』の小スキピオの項くらいでしょうか。ポリュビオスの書いた歴史書は、翻訳されてませんよね……?(私はそこらへんはホントに好きな時代からはずれるため、良く分かってません) あと、リウィウスの歴史書にどれだけ記述があるか……。

 私のサイトで、小スキピオについて書かれたページは、http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/spqr22.htmhttp://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/meimon/cornelius.htmです。

 もしご希望なら、私の参照できる範囲で小スキピオについて書かれた文言をお送りしますのでお申し付け下さい。私はコルネリウス氏族については実はあまり好きでないのですが(^_^;、まぁ小スキピオは血筋的にはアエミリウス氏族だし、そういう伝記を書きたいというのはいいですよね。私もギリシア・ローマの英雄についての簡単な伝記集を書きたいという野望があったのですが……!

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[3311] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/09/23(Thu) 23:41

○ウォリックさん

お久しぶりです。
神話についてはあまりよく知らなかったりします。(^^;
DSSSMさんが答えて下さってよかった。


○DSSSMさん

フォローありがとうございます。助かりました。


○プーさん

> トロイルス
ギリシャのことを扱っているサイトへ行かれると反応があるかもしれませんよ。


○アクエリア酢さん

はじめまして。
小スキピオ、そういえば大きな仕事をした割に影が薄いかもしれませんね。
小スキピオを扱っている日本のサイトはたぶん存在しないと思います。他で扱ってない内容をもつサイトを作るのは意義のあることだと思いますので、お調べになった内容でサイトを立ち上げてみると良いかもしれません。


○高島賢治さん

> 古代ローマ歴代誌
まだ現物は手にとっていないのですが、期待できそうですよね。

> 古代ローマ・幻の都市ポンペイはなぜ19時間で消えたのか!? 
あ、見そこなっちゃった。(;_;


○ラシュクータさん

はじめまして。リンクはいつでも歓迎しております。ありがとうございます。

> SHADOW OF ROME
PC用のものは出ないんですよね。残念です。(;_;


[3310] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/23(Thu) 19:34

□アクエリア酢さんへ
||仲間由紀恵さんのファンなんですか?
恥ずかしながら、そうです。


[3309] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/23(Thu) 16:17

下記書籍が出ました。
●『ヨーロッパ時代精神史 パラダイムメーカーズ』 新風舎 鷲沢祐志
             A5・542頁 \2,730<税込>
 「歴史錬金術」と「全体史」の衝撃。多層的テクストとして、従来の分散した歴
 史記述を集大成し、個々の研究では見えない、西洋精神史の全体史的構造を解き
 明かす。 「……言わば、私の「ヒストリーワーク」(歴史錬金術)の意義とは
 、人類史に起こった全ての心的現実は、根底では繋がっている事の深い自覚を促
 し(facilitate)、21世紀の「パラダイムメーカー」としての我々1人1人が、
 日々その自覚を、「認識の鑑」としての叡智に迄変容させ、真の全体史的叡智を
 有し、来るべき明日を、共に生き抜く事の勧めに尽きるのであり、今を存在する
 全ての人間の未来永劫の営みは、「ここから始まる」のである。
 □□人類の出現と古ヨーロッパ□□印欧語族とアフロ・アジア語族□□民族の興
 亡とユダヤ教の誕生□□ギリシアの奇跡とソクラテス□□プラトンとアリストテ
 レス□□アレクサンドロスとヘレニズム□□ユダヤ教3派と熱心党□□イエスと
 初代教会□□ユダヤ戦争と終末論□□諸宗混交と教父思想
 <著者>1973年東京都生まれ。國學院大学文学部史学科中退。西洋精神史探究者。
    ヨーロッパ近代の「科学の成立」を社会史的に考察する一方、「ヨーロッ
    パ時代精神史」の全体像を、「神秘主義と理性主義の相克」として記述し
    ている。


[3308] 初めまして! 投稿者:ラシュクータ 投稿日:2004/09/23(Thu) 16:04

augustusさん、初めまして!ラシュクータと申します。
この度、古代ローマ史(オクタヴィアヌス中心)の歴史創作と『SHADOW OF ROME』の二次創作のサイトを開くに当たって、貴サイトにリンクを張らせて頂きました。
私のサイトのURLはこちらです。

URL:http://members.jcom.home.ne.jp/1229022201/enter.html

『SHADOW OF ROME』は、こちらのサイトでも紹介されていたのでご存知の方も多いと思いますが、アグリッパとオクタヴィアヌスが主人公のローマ史のゲームです。最新の動画では、以下のようなものがあります。

URL:http://uk.gamesdomain.yahoo.com/ps2/shadow_of_rome/files/29557

病弱なはずのオクタヴィアヌスが、元気いっぱいに動いています(笑)しかし、最も重要なのはマエケナスの出番です。動画を見る限り、それらしき影は………
それでは、また。よろしくお願いします!


[3307] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/23(Thu) 09:48

●9月30日20:00〜21:54 BS−i(BSデジタル放送)にて「世界史上空前の謎
!! 古代ローマ・幻の都市ポンペイはなぜ19時間で消えたのか!? 愛と悲し
みに彩られた“古代のタイタニック”」が放映予定。
 MC・リポーター:久保純子  解説・監修:青柳正規(東京大学教授)
 語り:石坂浩二
 番組のテーマは、火山の噴火で滅亡したポンペイを題材に、現地取材とドラマ、
 スタジオからの3部構成で多角的にその謎を解き明かす。
【高島の蛇足コメント】9月20日にTBS系列で放映された番組。
           デジタル録画するならばこちらの方が高画質。
  http://www.bs-i.co.jp/contents/link/03-0133.html

●下記番組がBS−i(BSデジタル放送)にて近日放映予定。
「豪華絢爛!究極の世界旅行 太陽に抱かれて南イタリア」
 夢の世界旅行シリーズ
 想像出来る最もぜいたくな旅行シリーズ。今回は光あふれる南イタリアを訪ねま
 す。景色の美しさはもちろん、見るだけでもオイシイ料理も続々登場します。
 ナポリでは陽気な人々と古い文化に圧倒されます。パスタ、ピッツァ、そしてお
 菓子…。庶民的な食物もビックリするほど美味しい。ピッツァの定番中の定番、
 ピッツァマルゲリータの生まれた店では、その作り方を習います。2000年前
 にタイムスリップしたかのようなポンペイ。馬車で巡るのが楽しいソレント。陶
 器の名品に出会える町ビエトリ。様々な表情を見せる町を巡るほか、南イタリア
 で唯一の三ツ星レストラン「ドン・アルフォンソ」でのディナーも楽しみます。
 メインメニューの「鶏ニンニク風味、パンと野菜添え」は、シェフが作り方を伝
 授してくれます。
 観光地だけではなく、庶民の笑顔や路地裏の光と影など、ハイビジョンならでは
 の映像の美しさがイタリアの魅力を際立たせています。
  http://www.bs-i.co.jp/main/documentary/show.php?0051


[3306] おへんじありがとうございます。 投稿者:アクエリア酢 投稿日:2004/09/22(Wed) 23:26

いきなり長文でおじゃまして失礼しました。
古代ポンペイ,わたしも観ましたよ。最後の再現ドラマは脚本もよくできててなかなかの迫力でしたよね。仲間由紀恵さんのファンなんですか?彼女だったらレポーターより再現劇の出演者になってほしいかも。久保アナもN☆Kにいたときより生き生きしてて楽しそうでしたね。
「小スキピオ伝」,ホントに描けたらいいなあ...(笑)その前にちゃんと古代ローマ通史勉強しなきゃと今痛感してます。


[3305] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/22(Wed) 21:01

20日TBSテレビ系列にて放映された「世界史上空前の謎!! 古代ローマ・幻の都市ポンペイはなぜ19時間で消えたのか!? 愛と悲しみに彩られた“古代のタイタニック”」はなかなか楽しめました。でも何故、仲間由紀恵でなくてクボジュンだったのか?
 「世界史上空前の謎!! ポンペイ特番はなぜ仲間由紀恵でなくてクボジュンだったのか? 舌足らずトークと演技下手に彩られた二時間」という検証番組が必要ですね。


[3304] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/22(Wed) 19:51

◎アクエリア酢さんへ
はじめまして。

||要するに切り替えがきくっていうことなのかな,と。

僕は彼に大局観があったのだと思います。今回は勝ったが、いずれはと。「小スキピオ伝」できたら良いですね。


[3303] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/22(Wed) 19:24

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『古代ローマ歴代誌 7人の王と共和制期の指導者たち』 創元社 フィリップ・マティザック著 本村凌二・監修 東眞理子・訳 A5変・344頁 \3,780<税込>
ローマ建国の父ロムルスによる「国家誕生」から、オクタウィアヌスによる「共和政崩壊」までの700年間の歴史を、7人の王と共和政期の指導者たちのドラマチックな生涯とともに徹底検証。イタリア半島の弱小国家ローマは、いかにして奇跡的発展をなしとげたのか。豊富なエピソードと約300点の図版、彫像が、彼らの素顔に迫る。
<著者>オックスフォード大学で博士号取得。ローマ史研究家。著書に「共和政ローマ期の政治社会学」など。  http://www.sogensha.co.jp/mybooks/ISBN4-422-21518-3.htm


[3302] はじめまして☆ 投稿者:アクエリア酢 投稿日:2004/09/22(Wed) 01:14

こんばんわ。小スキピオについて調べてるうちにたどりついた者です。友達みんなで漫画本をつくろう!という話になって,私はカルタゴとの最後の戦いをネタにしようかなと思いまして。手始めにローマ側の司令官だった「小スキピオ」の人となりや生涯を知る資料を探しているのですが,意外と少ないんでちょっと驚いています。お祖父さんの「大スキピオ」の付録みたいな扱いばかりですよね。漫画の方は短編なのであまり沢山のことは盛り込めないのですけれど,調べるうちにだんだんと小スキピオの人生そのものにも興味がわいてきて,もっと詳しく分かったらなあ,と思うようになりました。調べた限りでの印象なのですが,彼は,例えば自らの手でカルタゴを壊滅させておきながら,その滅び行く様を見つつ「いつかはローマも...」と涙を流すような一見矛盾したところがありますよね。でもそれは矛盾ではなくて,要するに切り替えがきくっていうことなのかな,と。
戦う時は徹底したプロの軍人であり,一度鎧を外せば実は感情豊かなロマンチスト。そんな感じのキャラクターに思えました。ギリシア人の偉い学者を師と仰いで,かつ生涯友でありつづけたという話も,当時相当に剣呑だったというギリシャとローマとの関係を考えると,平凡な人間にできることじゃないなという気がしました。でも,少ないんですよね。資料。今回は脇で少し登場するだけなのですが,小スキピオ伝,みたいな話をいつか描いてみたいんです。大学では東洋史専攻だったのでじつはローマ史自体ど素人なのですが,興味がわいてきたのでこれからいろいろ勉強していきたいなと思ってます。このサイトで扱ってらっしゃる内容も参考にさせていただきたいです。よろしくお願いします。


[3301] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/21(Tue) 18:50

下記書籍が出ました。
●『紙と羊皮紙・写本の社会史』 出版ニュース社 箕輪成男 A5変・336頁
 \3,465<税込>
 出版は宗教書にはじまるが、時を経ずして世俗の本も世に出る。宗教の生み出す
 巨大な体系と、他方多彩な展開を示す世俗書が織りなす古代・中世書籍出版の世
 界を浮き彫りにする。(1)プロローグ光は東方から「文明の装置」出版(2)メソ
 ポタミア-粘土板の世界(3)エルサレム-脳に書き込まれた聖書(4)バグダッド 
 紙の登場(5)イスタンブール 羊皮紙のビザンツ文明(6)写本出版と資本主義出
 版 大胆な挑戦。 の6章からなる。
http://www.snews.net/database/book/bookdb_v2.cgi?mode=shomei&num=4-7852-0114-2

下記書籍が9月24日刊行予定に変更。
●『古代ローマ歴代誌』 創元社 フィリップ・マティザック著 本村凌二・監修
   東眞理子・訳 予価 \3,780<税込>


[3300] トロイルス 投稿者:プー 投稿日:2004/09/20(Mon) 18:29

トロイルスの人物像についてかなり細かく知りたいのですが、教えてください!


[3299] Re[3298]: ローマの神について 投稿者:ウォリック 投稿日:2004/09/19(Sun) 16:40

DSSSM(松浦豊)さんどうもありがとうございます。

ローマにはそんなに神々がいたんですか。う〜ん、しかもアニミズム的な段階だったとは。それで、ローマ自身の神々のことはあまり知られていないんですね。

ホームページ見させて頂きました。
マルスとかユノーなどギリシア神話の神々と同一視されている神々については少しは知っていましたが、あとのローマ古来の神々は全然知りませんでした。
たぶん、日本人が日本の神話を知らないように現在のローマ人もローマの神々のことはあんまり知らないんでしょうねぇ。なんとなくお祭りやらの行事で雰囲気を味わうだけですもんね。


[3298] ローマの神について 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/09/19(Sun) 10:09

父達よ、新たに加わった者達よ

 ウォリックさん

 どもども、共和政ローマフリークのDSSSMと申します。

 「古代ローマ神名事典」(http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/devs.htm)というのを作ったりもしましたので、私の知ってる範囲で書きますと(同ページの補足説明にも色々書いてありますのでまた見て下さい)。

 まず、元々のローマの神々には、逸話(神話)はほとんどありませんでした。ローマの神概念は元々アニミズム(精霊崇拝)にかなり近いもので、「なんでもかんでも神が宿っている」という感じだった様です。

 ところがローマがギリシア世界を征服して、逆に文化的にギリシアに制服されるようになると、ローマの神概念とギリシア神話が混交して、いわゆる「ギリシア・ローマ神話」と呼ばれるものになってきます。

 その際、ギリシア神話と混交(吸収)されなかったローマの神はかなりいっぱいありまして、というか、主な20〜30の神が混交されただけで、多くのものはそのままだったのではないかと思います。もっとも、混交されなかった神概念はその後ローマ帝国でも廃れてしまったとか、そういう可能性もありますから単純ではないですが……。

 ワァロだったかの著作家は確か、ローマには3万の神々がいるとか言っていたと思います。『古代ローマ神名事典』を見て貰えれば、ホントになんでもアリだということが分かると思います。「下水道の女神」とかすらいますから(^_^;

 「印欧語族の神話はみんな同じ神話」という話ですが、よくわからないですが、サビーニー族とかフリュギア起源の神とかもみんなバラバラですし、そもそもローマの神には神話はなかった事を考えると、私はどうなのかなぁ、という気はしますけど。尤も、共通性が多いとか、そういう事はありそうな気がします。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[3297] ギリシア=ローマ神話についての質問 投稿者:ウォリック 投稿日:2004/09/18(Sat) 14:12

こんにちは。お久しぶりです。
名前は確か前回は”洋”とか名乗っていた者です。
ギリシア=ローマ神話についての質問をいくつかさせて頂きたく思います。
 ギリシア=ローマ神話には他の神話にくらべてまとまりがなく系統的ではないのですが、それは何故なのでしょうか?例えば、創世神話や人類誕生神話など神話のなかの重要な物語でもいろいろな説が見られていますし。
 
 二つ目はギリシア神話をローマ人は自分たちの神話に受け継いだのでギリシア=ローマ神話といわれるようになったわけなんですが、ギリシア神話に吸収されなかったローマ神話っていうのはありますか?例えば、ローマのヤヌスはギリシアに同じ属性の神が見当たらなかったので残ったみたいなんですが。
 
 3つ目の質問 神話学者の中にジョルジュ=デュメジルという人がいます。このデュメジルの述べていることは印欧語族には神話面でも共通性があり元来はインドもイランもローマもゲルマンもケルトも同じ神話であったとかいうことを言いたいみたいなんですが、いまいち彼が言っていることがわからないので誰かご存知の方お教え願いたいです。

 また突然現れて長々と質問してしまってすみません。


[3296] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/17(Fri) 19:34

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『中世修道院の世界 使徒の模倣者たち』 八坂書房 M.H.ヴィケール著
 朝倉文市・監訳 渡辺隆司・梅津教孝・訳 \2,940<税込>
 四〜十三世紀までの西欧修道院史の流れを「使途の模倣」というモチーフに着目
 しつつ、静かに、鮮やかに、そして平易に語った名著。付録史料として「メッス
 司教クロデガングによる司教座聖堂参事会会則」全訳を併録。
 <著者>1906年フランス生まれ。スイスのフリブール大学・アルバーティウム学寮
    の教授。ドミニコ会司祭。

下記書籍が出ました。
●『誰が文明を創ったか ブッダからシェークスピアまで』
 ウィル・デューラント著 高田亜樹訳 PHP研究所 \2,625<税込>
 ピューリッツァー賞作家デューラントが綴ぐ、歴史を創った巨人たちの物語。文
 明の本質に迫る「感動する世界史」。歴史を学ぶ人必読。
 本書の著者ウィル・デューラント(1885〜1981)は、執筆に50年を費やした11巻
 にわたる大作“The Story of Civilization”、日本で『西洋哲学物語』(講談
 社学術文庫)というタイトルで翻訳された“The Story of Philosophy”により
 、哲学・歴史の著述家として世界的な評価を得ているピューリッツァー賞作家であ
 る。そして、“The Story of Civilization”の内容をコンパクトにまとめ、さら
 に多くの人々に文明の本質に触れてもらいたいという考えのもとに執筆されたの
 が、” Heroes of History”、すなわち本書である。李白、イクナートン、アリス
 トテレス、カエサル、キリスト、ダ・ヴィンチ、ルター……。巨人たちの物語を
 綴った本書は、まさに感動する世界史。ほんものの歴史書の底知れぬ魅力を味わえ
 る一冊である。
 http://www.php.co.jp/bookstore/prog/n_detail.php?select=4-569-63757-4

●下記テレビ番組がNHK総合テレビで9月25日02:35〜03:36放映予定。
「世界初公開! ギリシャ海中遺跡紀行」 再放送。

下記書籍が10月1日刊行予定。
●『図説人類の歴史5 旧世界の文明 (上)』 朝倉書店
  G.ブレンフルト編 前東大・ 大貫良夫監訳 東大・西秋良宏編訳
  B4変・144頁 予価 \9,240<税込>
 アメリカ自然史博物館監修“The Illustrated History of Humankind”の翻訳
 〔内容〕メソポタミア文明と最古の都市/古代エジプトの文明/南アジア文明
  /東南アジアの諸文明/中国王朝/[トピックス]最古の文字/ウルの王墓
  /太陽神ラーの息子/シギリヤ王宮/東南アジアの巨石記念物/秦の始皇帝
  陵/シルクロード他


[3295] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/16(Thu) 19:22

下記書籍が9月18日刊行予定。
●『中世修道院の世界』 八坂書房 M.H.ヴィケール 予価 \2,940<税込>

●9月23日22:00〜22:54TBSテレビ系列にて「大竹しのぶ&飯島愛&篠原涼子
のヨーロッパワケあり珍道中SP!」放映予定。
◇大竹しのぶ&飯島愛&篠原涼子のヨーロッパワケあり珍道中SP!◇大竹しのぶ
、飯島愛、篠原涼子がヨーロッパ3都市で珍道中を繰り広げる。アテネを訪れた3
人は、主要な観光ガイドブックには載っていない地元の人々が通うレストランでギ
リシャ料理を満喫する。ロンドンでは飯島と篠原が、夜の街で行われる世界屈指の
大道芸に感動する。大竹はイタリア・ナポリへ一人旅。カプリ島の青の洞窟(くつ
)など絶景スポットを訪れる。伝統料理を楽しんだ大竹に、ナポリ風の陽気なドッ
キリが用意される。


[3294] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/15(Wed) 19:48

下記書籍が9月17日刊行予定。
●『海外短編のテクニック』 阿刀田高 集英社新書 予価 \735<税込>
 海外短編の魅力と創作のテクニックに迫る!
 短編小説は、人生という木の枝を切り、切り口から生きざま全体を窺わせる。あ
 らゆるテクニックを駆使した作品はおもしろさも多彩。実作者の立場になって想
 像・分析し、そのテクニックをたどる。


[3293] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/15(Wed) 18:32

下記書籍が9月17日刊行予定。
●『超古代文明ドキュメント(1) アトランティスの謎』 講談社・青い鳥文庫
   南山宏 予価 \651<税込>
 一万二千年前、アトランティスは海中に没したのか?ぞくぞくと発見される海底
 遺跡!世界じゅうにある同じ伝説!哲学者プラトンが伝える、超古代文明はほん
 とうにあったのか!?ジャーナリスト南山宏のレポート。
 ギリシャの哲学者、プラトンが本で書き残した超古代文明、アトランティスはほ
 んとうにあったのか! 世界じゅうの海底で、つぎつぎと見つかる不思議な遺跡
 は、一万年以上前に高度な水準に達し、天変地異によって水中に没したとされる
 文明の痕跡なのか? 最新の資料や世界じゅうの伝説を元に、アトランティスの
 謎に挑戦するドキュメント!
  http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1486624

●9月18日21:00〜21:54TBSテレビ系列にて「世界ふしぎ発見! ダ・ヴィン
チ VS ミケランジェロ 封印された天才たちの秘密」放映予定。
  http://www.tbs.co.jp/f-hakken/mystery_1.html

下記書籍が10月刊行予定。
●『図説人類の歴史6 旧世界の文明 (下)』 朝倉書店
  G.ブレンフルト編 前東大・ 大貫良夫監訳 東大・西秋良宏編訳
  B4変・144頁 予価 \9,240<税込>
 アメリカ自然史博物館監修“The Illustrated History of Humankind”の翻訳
 〔内容〕地中海文明の誕生/古代ギリシャ時代/ローマの盛衰/ヨーロッパの
     石器時代/アフリカ国家の発達/[トピックス]クノッソスのミノア
     神殿/古代ギリシャの壷彩色/カトーの農業機械/アングロサクソン
     時代のイングランド地方集落他

下記書籍が10月以降刊行予定。
●『入門現代考古学』 同成社 C.ギャンブル著 田村隆訳 予価 \3,780<税込>


[3292] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/09/14(Tue) 22:15

○高島賢治さん

> 書籍『NHKスペシャル ローマ帝国』が9月下旬から順次刊行予定
> という事は、同時に9月下旬前後からNHK総合テレビで
> 『NHKスペシャル ローマ帝国』も三回ほど放映されると思われる。
楽しみに待ちたいと思います。
さらに、NHKの影響力は大きいですからこれを機会にローマファンが増えることも期待したいと思います。


[3291] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/14(Tue) 18:24

下記書籍が9月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代ローマを知る事典』 東京堂出版 長谷川岳男・樋脇博敏
                  四六判・368頁 予価 \2,940<税込>
 古代最強の帝国はいかにして建設されたのか。そして人々はどのような暮らしを
 営んでいたのか。永遠の都ローマの歴史・政治・経済・社会制度から、人口・寿
 命・結婚など庶民のライフスタイルまで、ローマ帝国の誕生と盛衰を解説。
 「なぜローマは帝国になりえたのか」「なぜローマは滅んだのか」という古典的
 テーマを巡って最新の研究成果をもとにローマの歴史・政治・社会制度を解き明
 かすとともに、そこに住む人々の生活・意識にまで焦点を当てて、ローマ帝国の
 実相を紹介する一冊。
 http://www.tokyodoshoten.co.jp/t_shuppan/rekisi/kodairo-ma.htm
 http://www.tokyodoshuppan.com/bookss/main.htm

下記書籍が9月27日刊行予定。
●『旧約聖書を語る・下』  日本放送出版協会 雨宮慧 予価 \893<税込>


[3290] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/13(Mon) 19:25

●9月20日TBSテレビ系列にて放映予定「世界史上空前の謎!! 古代ローマ
・幻の都市ポンペイはなぜ19時間で消えたのか!? 愛と悲しみに彩られた“古
代のタイタニック”」の放映時間は21:00〜22:54。


[3289] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/12(Sun) 13:50

●書籍『NHKスペシャル ローマ帝国』が9月下旬から順次刊行予定という事は、
同時に9月下旬前後からNHK総合テレビで『NHKスペシャル ローマ帝国』も
三回ほど放映されると思われる。


[3288] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/10(Fri) 18:26

下記書籍が9月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『キリスト教における殉教研究』 創文社 佐藤吉昭 A5・468頁
                      予価 \8,925<税込>
 16〜17世紀、世界を震撼させた日本殉教者たち。彼らを導いた殉教録や殉教
 者伝などの文書成立過程、そして中世から近世に及ぶ殉教者崇拝の発展過程を追
 跡することで、キリスト教誕生から密接不可分な殉教の思想構造の歴史的解明を
 試みる。日本キリシタン、古代キリスト教、そして宗教改革後の西欧近世敬虔思
 想のつながりをたぐりながら、殉教の本質を追究した神学思想史の労作。
 <目次>1殉教とは何か 通俗概念の混乱と使用範囲の広がり 日本キリシタンの
    問題 2 殉教録・殉教者行伝の成立と殉教者崇拝 殉教者崇拝文書の成
    立と宗教的役割 典礼から見た殉教者崇拝 3 古代教会に出現した迫害
    ・殉教の研究とその史観 倫理行為としての殉教史観 女性殉教者と教会
    指導者 殉教希求の分析 4 古代教会における「棄教論」の再考察 キ
    プリアヌス『棄教論』の歴史的課題 執筆背景 内容 5 アンティオキ
    アのイグナティオスにおける殉教思想 その殉教思想の分析と検証 史的
    展開と課題 原典訳 キプリアヌス『棄教論』 テルトリアヌス『殉教者
    たちへ』
    http://www.sobunsha.co.jp/bookdates/ISBN4-423-30122-9.html

下記書籍が刊行予定。
●『NHKスペシャル ローマ帝国 (1) 誕生』   9月下旬刊行予定
●『NHKスペシャル ローマ帝国 (2) 繁栄』  10月下旬刊行予定
●『NHKスペシャル ローマ帝国 (3) 光と影』 11月下旬刊行予定
 日本放送出版協会 青柳正規・他 予価 各 \1,890<税込>
 地中海沿岸と欧州各地に広がるローマ遺跡をめぐり、超大国の盛衰をたどる。
 全三巻


[3287] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/09/09(Thu) 19:15

下記書籍が9月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代ローマ歴代誌』 創元社 フィリップ・マティザック著 本村凌二・監修
   東眞理子・訳 予価 \3,780<税込>
 「国家誕生」から「共和政崩壊」までの700年間の歴史を、7人の王と共和政
 期の指導者のドラマチックな生涯とともに徹底検証。
 【高島の蛇足コメント】『ローマ皇帝歴代誌』と同じ歴代誌シリーズ。ある程度
             期待できる内容と予想。

下記書籍が10月20日刊行予定。
●『ローマの賢人たちの言葉』 PHP研究所 鷲田小彌太 予価 \1,470<税込>
 誰もが人生で一度は突き当たる心の病、貧困、お金や時間の浪費という問題。古
 代ローマの賢人たちの言葉から生きる知恵を探る。運の極意・・・・・からだを
 脱いで 自分の星を知って、悔いのない人生を送る。

下記書籍が10月下旬刊行予定。
●『CDエクスプレス ラテン語』 白水社 岩崎務 予価 \2,730<税込>
 西洋文化の母体をなす古典語が音声付で簡単に学べる。古代ローマの生活感溢れ
 る対話で生のラテン語を楽しめる。


[3286] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/09/08(Wed) 22:03

○高島賢治さん

> フォーブス古代の技術史(中) ―土木・鉱業―
高いけど、面白そうですね。欲しいなあ。でも、高いなあ。でも、欲しいなあ。
うーん。困った。(^^


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