古代ローマBBS 過去ログ32

[3188] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/20(Tue) 19:43

下記書籍が出ました。
●『テオ・アンゲロプロスシナリオ全集』
 テオ・アンゲロプロス著 池沢夏樹・字幕 愛育社 \2,940<税込>
 「旅芸人の記録」「霧の中の風景」「永遠と一日」−数々の革新的な傑作を生み
 出し、映画の最高峰を極めつづけるギリシャの巨匠、アンゲロプロスの採録シナ
 リオを一冊に。その偉大なる全貌に迫るためのもうひとつの映像体験。
 〈アンゲロプロス〉1936年アテネ生まれ。アテネ大学法学部卒業。フランスのソ
          ルボンヌ、IDHEC(国立映画高等学院)に留学。68年短編映
          画「放送」で映画監督としてデビュー。

下記書籍が8月14日刊行予定。
●『図説 永遠の都・カエサルのローマ <ふくろうの本・シリーズ>』 佐藤幸三
  河出書房新社 予価 \1,890<税込>
 日本人のイタリアとローマの旅を変える本。新機軸のローマ歴史探訪。カエサル
 のダイナミックな生涯を追いつつ、歴史の舞台を訪ね、「永遠の都」の魅力の謎
 に迫る。
 <著者>写真家。1935年生まれ。著書『図説レオナルド・ダ・ヴィンチ』『ボッテ
    ィチェリの都フィレンツェ』『フィレンツェひとり歩き』『ローマの休日
    ひとり歩き』『フィレンツェ美術散歩』など。
http://www.kawade.co.jp/bookdata/bookdata.asp?ISBN=430976049X

下記書籍が8月19日刊行予定。
●『図説 ギリシア歴史・神話紀行 <ふくろうの本・シリーズ>』 巖谷國士
  河出書房新社 予価 \1,890<税込>
 旅行書や案内書では決して知りえない、時空の旅で初めて感じる神話の国。ギリ
 シア正教のイコンなど未知の異空間を描く夢幻紀行。


[3187] Re[3179][3178][3177] 投稿者:かなりうす。 投稿日:2004/07/20(Tue) 19:20

凡夫さん、管理人さん
>あの書を鵜呑みにしてしまうのはさして教養の無い人でしょう。
>自分の専門分野以外のことでは、何を信じ何を疑ったら良いのかを判断するのはなかなか難しいことだと思います。

凡夫さん、はじめまして。
シロートの私にとって、なかなか考えさせられる書き込みを拝見させていただきました。
わたしも管理人さんの言うとおりだと思います。
専門分野であっても判断が難しいこともあり、時代の風潮に迎合してしまうことは日常茶飯事ではありませんか。
以前私は古代西洋文明の日本への伝播説を調べたことがありますが、専門家であるはずの多くの学者先生たちがこれというハッキリした証拠が無いため判断に苦しみ、自説を時代の風潮にあわせて都合のいいように変化させてゆく様を知りました。

凡夫さんには大変失礼だと思いますが敢えて言わせていただくと『あの書を鵜呑みにしてしまうのはさして教養の無い人でしょう』という書き方自体に、専門的に歴史をやられている方の驕りが感じられました。

>1歴史学のセクショナリズム、2外部の人(法学・経済学など)が全般的な所に手を出すのを嫌がる3小説家・評論家の考えを軽蔑・無視する4通史・文明史は対象としない、などの歴史学会にある問題点を言っていたのです。

これって、井沢元彦さんの言ってることとまったく同じですね・・・


[3186] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/20(Tue) 16:43

●8月13日20:00〜22:23 NHK・BS2にて『その男ゾルバ』が放映予定。

ギリシャ人作家N・カザンザキスの小説を、マイケル・カコヤニス監督が映画化。
亡き父が残した炭鉱を経営するバジルは、島で出会ったゾルバという男にほれ込み
、採掘の現場監督として雇うものの、2人のもとに次々と不幸が起る・・・。ギリ
シャのクレタ島を舞台に、天衣無縫の楽天家ゾルバの生き様をとおして描くギリシ
ャの人生賛歌。クレタ島の魅力とともに、ゾルバを演じたA・クインの一世一代の
好演が見もの。
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/g_movie_bs2_n37.html


[3185] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/20(Tue) 15:59

下記番組が7月26日12:15〜14:05 NHK BS ハイビジョンで放映予定。
●「もっと知りたいギリシャ(1)エーゲ海・紺碧の迷宮”その男ゾルバ”を探して」

下記番組が7月27日12:15〜14:05 NHK BS ハイビジョンで放映予定。
●「もっと知りたいギリシャ(2)アテネ下町物語 アクロポリスのふもとに暮らす」


[3184] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/07/19(Mon) 22:26

○真奈美さん

> アグリッパ&オクタヴィアヌス(オクタヴィウス)が主人公のゲームは、
> 今年の冬、カプコンから発売されるそうです!
面白そうですね。ローマがらみのゲームならすぐに買ってしまいそうです。
でも、欧米のみの販売で、しかも、PC用でないのが残念ですね。(;_;)

> きたん
綺譚ですね。
うちのPCでもうまく変換できませんでした。こういうときはgoogleで検索すると見つかったりします。


○凡夫さん

はじめまして。

塩野さんの作品を小説として読む分には何ら問題ないですね。(文庫になった分は自分でも買うようにしてます。)
ただ、これをローマ史の解説書として読むならば、どこまで正確で、どこから創作なのかがよくわからなくて、とても紛らわしいです。世の中には創作部分があるとは考えずそのまま全部信じてしまう人も多そうで、それは無視できない問題であろうと思います。

> あの書を鵜呑みにしてしまうのはさして教養の無い人でしょう。
そうでもないと思います。歴史を専門にしている人以外は、塩野さんの本に書いてあることを信じてしまってもそんなに変じゃないと思います。
自分の専門分野以外のことでは、何を信じ何を疑ったら良いのかを判断するのはなかなか難しいことだと思います。

> 歴史学会は人数が増え、細分化して、まるで官僚制のように
> なっているのです。全く申し訳ないことです。
ローマ史全体を概観するような仕事が評価されない状態なんですね。こういう仕事が評価されポストにつながっていくような状態になると良いのでしょうが...


○高島賢治さん

> 大学の歴史研究家はもっともっと一般社会に
> 研究成果を還元すべきだと思います。
おっしゃるとおりだと思います。そして、そういう仕事に対しての評価が高くなることを望みます。


[3183] 歴史学とローマ 投稿者:凡夫 投稿日:2004/07/19(Mon) 09:20

>高島さん
歴史学会は人数が増え、細分化して、まるで官僚制のようになっているのです。全く申し訳ないことです。
ローマのように特異な存在の研究を、一般社会に還元していくことは価値あることでしょうね。


[3182] Re[3177][3178][3179]: 塩野七生氏 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/18(Sun) 21:18

凡夫さん、レス読ませて頂きました。肯定できる話ばかりで付け加える事はありませんが、敢えて言うならば現在の研究者は人口比率からいえば過去の時代よりも多くなっているはずなので、大学の歴史研究家はもっともっと一般社会に研究成果を還元すべきだと思います。蛸壺に入っていると言ったら言い過ぎかも知れませんが。


[3181] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/18(Sun) 18:28

●7月24日10:05〜10:45NHK総合テレビにて「土曜インタビュー 2004にっぽ
ん もう一つの五輪挑戦   〜演出家・蜷川幸雄〜(仮)」が放映予定。

世界的に活躍する演出家・蜷川幸雄さん。この7月にオリンピックの共催文化イベ
ントであるアテネ芸術オリンピックで、ギリシャ悲劇「オイディプス王」の公演に
挑戦する。主役は狂言師・野村萬斎さん、舞台は古代遺跡のヘロデス・アティコス
劇場。そこは世界レベルの演出家が勝負する場として知られ、つまらない芝居には
、観客席から容赦なくシートが投げつけられるという。
実は、蜷川さんが初めて海外で認められたのが、この劇場だった。20年前、日本で
の評価に限界を感じた蜷川さんは、ここでギリシャ悲劇「王女メディア」を公演し
大評判をとった。以来、着々と世界での実績を積み上げてきた蜷川さんは、今回68
歳にして20年ぶりに本場でのギリシャ悲劇公演に挑むことになる。
日本の演劇が世界で勝負するためには、欧米を模倣しても意味がない。かといって
、能や狂言、歌舞伎といった古典をそのままの形で上演しても、それは伝統芸能で
あり「現代の演劇」として評価されるわけではない。言葉という壁をこえて、同時
代を生きる人々に感動を与える舞台を、蜷川さんはどのように作り上げようとした
のか。7月1〜3日のアテネ公演を終えた直後の蜷川さんに伺う。
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0724.html


[3180] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/18(Sun) 16:50

●7月25日20:00〜21:00 BSフジで「欧州鉄道の旅 神々が生まれた地 ギリ
シャを訪ねる 後」を放映予定。

●7月25日16:00〜17:30 テレビ朝日系列で「エーゲ海の風に吹かれて・岸恵子
輝きのギリシャ紀行」を放映予定。

●7月25日21:00〜22:25 BS朝日で「エーゲ海の風に吹かれて・岸恵子輝きの
ギリシャ紀行」を放映予定。


[3179] Re[3177][3178]: 塩野七生氏 投稿者:凡夫 投稿日:2004/07/17(Sat) 22:14

高島賢治さん。お返事ありがとうございました。
まず「ローマ人の物語」についてですが、読み物としては面白いと思います。そう思って読めばそれなりに楽しめると思います。またよく知られたものでは、本居宣長の『古事記伝』なんかとも同じような気がしますね。そのような評伝であり論考である(著者もそのことは再三言っているのだが)、あの書を鵜呑みにしてしまうのはさして教養の無い人でしょう。あれは一種の思想書ですよ。
ちなみに「歴史の影」ですが、いかにも公正中立な書でも進歩史観や人権思想からそれを隠しつつ、または無自覚に書かれている場合が多々ありますので、塩野女史は自らの考えを表明してる点であながち悪くはないと思います。

実は私の先生の話はあれで全部ではないのです。
要約しますと:1歴史学のセクショナリズム、2外部の人(法学・経済学など)が全般的な所に手を出すのを嫌がる3小説家・評論家の考えを軽蔑・無視する4通史・文明史は対象としない、などの歴史学会にある問題点を言っていたのです。
故に海音寺潮五郎、司馬遼太郎ときて塩野七生や井沢元彦が登場するのは必然であり、世間的に受け入れられるのはやむをえないというわけです。先生はそのあたり歴史学会の怠慢だと考えているようです。
本来歴史は総合学問であるのに、日本においては通史や文明史扱うのが忌避されているので、そこを門外漢(小説家・評論家・文化学者)に持っていかれてしまっているのです。構造問題です。通史・文明史を扱うことが難しいのは確かです。各時代・分野の専門家が協力してやれば良いといえるかもしれません。しかしそれは結果的に塩野氏や井沢氏の通史的な考えに見劣りしているように感じられる。
また欧米歴史学会も同じような傾向が見られる(塩野氏はそこに怒りを感じたのかな)。

私見ですが歴史研究者は小説家の歴史に対する考えを、俗悪・低俗なものと軽蔑するのでなく、正面から議論を挑んでいく必要があると思います。しかも彼らの意見には時折鋭いものがある。結局オープン化するのが必要だということです。
ただしここで問題があって高齢の研究者は教養や他分野への造詣が深いのですが、戦後教育を受けた人は年代が下るにつれそういうことがどんどん薄れてしまっているのです。だから他地域の歴史と比べられない(そこも門外漢の文化人類学者に持っていかれている)。しかるに例えば塩野氏の主張の一角を崩せても全てを見ていくことはなかなか難しい。結局彼女の論はローマ全体ですから。また知識・教養もある。
また面白く語れる人は中々いないのです。くそがつくほど真面目な人が多いですから。それは戦前の皇国史観や戦後の左がかった史観などの影響もあります。歴史を楽しむことが少ない。騎馬民族やイスラムをやっている人は面白い人が多いのですけれどね。伝統的な日本・中国・西洋史はやはり硬さがありますね。言ってしまえば養老孟司のような人が登場しない限り変わらないのでしょう。

最終的には知名度の問題もありますが(塩野七生推薦とでもありゃ売れるでしょうが)、一般に読まれるローマ通史・文明史をつくっていかねばなりませんね。まずは多数の著者のによって書かれる各出版社の「世界の歴史」・「日本の歴史」方式でも良いですから。


[3178] Re[3177]: 塩野七生氏 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/17(Sat) 20:21

凡夫さん はじめまして。
書き込みを楽しく、かつ興味深く読ませて頂きました。
「ローマ人の物語」を僕は四巻まで読んだと記憶しています。それ以後は買ってはありますが読んでいません。読まない理由はいろいろありますが、書き方が好きなように書いてある点です。光は書くが影は書かない。好き勝手に書いて勝手に歴史か物語か知らないが書いてしまい、多くの読み手は事実として受け入れていく、ある意味で創造していると思います。
凡夫さんの先生は正しいと思います。では現在の研究者(大学の教員以外にも研究者はいますが、ここでは大学の教員を想定します。)は現在のままでよいのかというとそうではないと思います。「いわば反動として、ああしたものが爆発しているのだよ。」とか言うのはある意味で、研究者が一般社会に対し、歴史を門外漢にもワクワクするような切り口で提示してこなかった結果だと思います。研究者が一般社会に対する仕事を怠っている。その隙間を「ローマ人の物語」が埋めていると思います。
僕は大学の教員の仕事は詳しく知りませんが、自分の研究、授業、院生の指導、論文書き等だと思いますが、一般社会に対して歴史をもっとワクワクする切り口で語って欲しいと思います。
古代エジプトの吉村作治氏は、そう言う意味では面白く歴史を語っていると思います。(噂では話の真偽に疑問あるそうですが)大学の教員も効果評価システムを受け、数年続けて一定点数以下ならば解雇されるようにすべきです。「ああしたものが爆発しているのだよ。」なんて言う前に、自分の胸に手を当てるべきです。


[3177] 塩野七生氏 投稿者:凡夫 投稿日:2004/07/17(Sat) 18:13

私は現在とある大学の史学科で学んでいるものなのですけれど、先生に塩野氏について質問して色々議論となりました。

塩野氏のような方は歴史研究においてともすれば邪魔になるのではと酒の席でしたが質問しました。
先生は「彼女や井沢元彦が出てくるのは現代の歴史学への反動だよ。今のはここの事物を追い求めるのを主な仕事として、基本的に真実を追い求めている。けれど歴史が科学となる前はむしろ歴史から読み取ることを主としていたといってもいい。ああいったのは読み取り主体だろう。例えて言うなら孔子も歴史を語ったけれど、それは真実を追い求めるためではないだろう。加えて叙述性も現在の歴史は低くなっているのは事実だろう。また翻訳も学者が行うともとの面白みが減ったりすることもある。いわば反動として、ああしたものが爆発しているのだよ。」といいました。

私はさらにだからといって誤りは放置できないのでは問いました。
答えて言うに「歴史学の学術書や論文と同じに考えるから駄目なんだよ。むしろ『大鏡』や『神皇正統記』に近しいものと考えたほうがいい。つまり物語風の歴史や思想的な歴史伝の類なのだよあれは。彼女も歴史評伝だと言っているだろう。そういうものとして読んだほうが良いんだよ。異なったそういう分野のものとみなして、自分の考えの足しとしたほうが有益だろうね。一般受けするのは、みな何かやり方のヒントを求めているためだろう。仕方が無いさ。昔からそうだ。」と。

私は妙に納得されました。
ここにいる方のなかには彼女の本を読んで(いや存在自体に)ストレスを感じる人もいるかもしれません。しかしそこは寛容に別種のものだと考え、自らの参考にしていったほうが良いのではないでしょうか?


[3176] ゲームの話 投稿者:真奈美 投稿日:2004/07/17(Sat) 14:36

このごろ訪問するようになった小説サイトのBBSで、下記のような情報がありました。「匿名希望」さん。許可を得て、せっかくだからこちらにもコピー致します。

アグリッパ&オクタヴィアヌス(オクタヴィウス)が主人公のゲームは、今年の冬、カプコンから発売されるそうです!『Shadow of Rome』という題名のゲームで、『鬼武者』みたいな感じのゲームになるそうです。
ただし、欧米のみで発売されます(T△T)
カプコンさん、お願いですから日本語版も同時発売してください。ついでに、アグリッパの顔も変えて下さい。全国の腐女子が泣いています。

日本語で読めるゲーム紹介の記事はこちら!
URL:http://www.capcom.co.jp/event/e3_2004/shadow_of_rome.html

そして、公式サイト(注:アグリッパの容貌にショックを受けないようにご注意ください)はこちら!
URL:http://www.capcom.com/e3_2004/shadow/index.html

このゲームの運命は、プロデューサーの稲船敬二氏がどれだけローマ史を勉強しているかにかかっていると思います。そして、アグリッパの顔にもかかっていると思います。

コピー終わり。

 現在、BOで入手した本「シーザーの晩餐 西洋古代飲食きたん」(「きたん」の字が出ません、かわった物語の意味です)BY塚田孝雄 を読んでいます。お馴染みのメンバーもとうぜん登場します。解説が宮尾登美子なのがナンですが、「クレオパトラ」の資料としてお世話になった本なので復刊に尽力したという行為は善行でしょう。−−新潮文庫よ、「クレオパトラ」よりもこの本のほうが復活に値するぞ。


[3175] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/17(Sat) 12:35

●7月21日放映予定テレビ東京系でドキュメンタリー「仲間由紀恵が挑む!世紀の
美女伝説スペシャル〜悲劇の女王クレオパトラ2000年の謎〜」の放映時間の記載で
下記のホームページは間違いで20:54〜22:48が正しいようです。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cleopatra/


[3174] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/17(Sat) 12:09

●7月21日20:54〜22:48、テレビ東京系で放映予定のドキュメンタリー「仲間由紀
恵が挑む!世紀の美女伝説スペシャル〜悲劇の女王クレオパトラ2000年の謎〜」のホ
ームページが下記にあります。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cleopatra/

下記書籍が9月刊行予定。
●『アウグスティヌス伝 下』 教文館 P.ブラウン 予価 \3,150<税込>


[3173] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/16(Fri) 21:17

下記書籍が出ました。
●『ギリシア語 ギリシアを旅する(トラブラないトラベル会話)』
  長屋 房夫著 丸野稔監修 三修社 \1,995<税込>
 ヨーロッパ文化発祥の地とも言える神話の国・ギリシアを旅するうえで必要な様
 々な表現がすぐに身に付く入門書。ギリシア語がわかれば、アテネ・オリンピッ
 クが10倍満喫できる! 2002年刊に小冊子を付したもの。
 <著者>1950年北海道生まれ。サンクト・ペテルブルク神学アカデミア、国立
    アテネ大学に留学。国立アテネ大学神学部卒業。ロシア正教会長司祭。早
    稲田大学及び法政大学の非常勤講師。


[3172] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/07/16(Fri) 18:03

○高島賢治さん

> これ以上の情報は知りません。ただまた数冊を数ヶ月間出して、
> しばらく休む。そんな気がします。
了解です。

> あなたは 00000 人目のローマ市民です。
教えていただきありがとうございます。
今年2回目のカウンタ破壊です。帰宅してから直します。


[3171] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/16(Fri) 17:17

あなたは 00000 人目のローマ市民です。


[3170] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/15(Thu) 21:21

8月刊行予定の下記書籍、情報を追加して再掲。
●『ハギア・ソフィア大聖堂学術調査報告書 〔新訂〕』 中央公論美術出版
   日高健一郎・佐藤達生編 B4・266頁 予価 \36,750<税込>
 ビザンティン様式の教会堂として最大最美の建築であるハギア・ソフィア大聖堂(
 六世紀創建、トルコ・イスタンブール)の実測調査の報告書。世界遺産に登録され
 た歴史的建築物の現状記録とその分析的考察としてきわめて大きな学術的意義をも
 つ。
 【高島の蛇足コメント】初版も出てないのに何故か〔新訂〕??? 予価も変更。


[3169] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/15(Thu) 20:24

●田川建三氏のホームページが下記にあります。
http://a.hatena.ne.jp/go?http://www6.ocn.ne.jp/~tagawakn/20040707153022


[3168] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/15(Thu) 13:55

●テレビ番組「蜷川幸雄版 オイディプス王」が8月29日22:00〜24:30 NHK
教育テレビにて放映予定。
http://www.nhk.or.jp/summer/etv/etv17.html


[3167] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/15(Thu) 12:22

●テレビ番組「蜷川幸雄版 オイディプス王」が8月7日13:00〜15:30 NHK
・BSハイビジョンにて放映予定。

ヘロデス・アティコス劇場(アテネ)
今年の夏、世界中の視線を集めるギリシャの首都アテネ。108年ぶりに生誕の地
に戻るオリンピックを間近に控え、アテネは今、熱く燃えている。このオリンピッ
クの併催イベント「カルチュラル・オリンピアード(芸術オリンピック)」の中で
注目されているのが、演出家・蜷川幸雄によるギリシャ悲劇「オイディプス王」だ。
今や「世界のニナガワ」として、広くその名を知られる鬼才演出家の海外初公演は
1984年、アテネの古代劇場ヘロデス・アティコスにおけるギリシャ悲劇「女王
メディア」だった。その圧倒的な成功は、今日までギリシャでは語り草だという。
今回はギリシャ政府からの正式招聘を受け、同じ劇場が舞台に選ばれた。
アテネ公演に先立つ日本での公演は、古代劇場を模した舞台装置を設置。アテネへ
の意気込みを感じさせる充実の芝居が繰り広げられた。蜷川が「西洋と東洋が激し
く対立しながら融合点に達すればいい」と語る意欲作が、いよいよアテネの地を踏
む!(収録:2004年7月1日〜3日 ヘロデス・アティコス劇場)
【演出】蜷川幸雄【音楽】東儀秀樹【出演】野村萬斎、麻実れい ほか
http://www.nhk.or.jp/bs/popup/cal_bshi20.html


[3166] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/15(Thu) 06:54

◎augustusさんへ
||ルビコン以前だけなんですか?

これ以上の情報は知りません。ただまた数冊を数ヶ月間出して、しばらく休む。そんな気がします。


[3165] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/07/15(Thu) 05:31

○AKIRA.Mさん

> 古代ギリシャ特集
やはりオリンピックがらみで、最近はギリシャ関連の本は多いですね。これを機会に西洋古代史に関心を持つ人が増えてくれるといいですね。


○高島賢治さん

> ユリウス・カエサル ルビコン以前
しばらく文庫化が止まっていたような気がしていたんですが、ようやく再開ですね。ルビコン以後と一緒に出したほうが売れ行きが良いのではないかと予想するんですが、ルビコン以前だけなんですか?


○クレタ島民さん

はじめまして、

> 歴史が好きという理由だけでローマ史の授業を取って
> しまいえらいめにあってます(汗)
「好きこそものの上手なれ」という言葉もありますから、いいじゃないですか。苦労もあるでしょうが、楽しんでください。


[3164] 初めまして 投稿者:クレタ島民 投稿日:2004/07/14(Wed) 20:36

初めまして
あたしは大学で専門分野ではないのですが歴史が好きという理由だけでローマ史の授業を取ってしまいえらいめにあってます(汗)
宿題と試験・・・
でも奥深いので驚いてます☆


[3163] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/14(Wed) 20:09

●7月21日16:00〜17:00 BSフジで「欧州鉄道の旅 神々が生まれた地 ギリ
シャを訪ねる 前」を放映予定。

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『神々の国とギリシャ正教』 東方出版 中島源房 予価 \1,890<税込>
 アテネ五輪開催を記念し、平和への祈りを込めておくるカラー写真集。ギリシャ
 の歴史の重さ、美しさ、おおらかな人々を活写する。

下記書籍が8月9日刊行予定。
●『心の旅』 平凡社 増見芳隆写真 予価 \3,150<税込>
 ギリシャ・エーゲ海、なごみの映像。ゆったりとした時間。サントリニ島の猫を
 はじめ、風景、人、建物、動物等。インテリアにも最適。


[3162] 古代ギリシャ特集 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/07/12(Mon) 22:05

ニュートン8月号は古代ギリシャ特集です。
「神話から哲学、科学へと進化したオリンピック発祥の地。」
ローマについても後のかかわりを幾つか書いてます。
「走れメロス」のモデルが居たかも。


[3161] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/12(Mon) 18:28

●去年BS- iで放映された「東ローマ帝国 繁栄と滅亡・皇帝たちの軌跡」のDVD
が下記で販売されています。\31,500<税込>

http://ishop.tbs.co.jp/ItemCont.cfm?itemgroupkindid=0&itemgrouplevel=1&parentitemgroupid=949&shopid=0&itemID=20908&layoutid=77


[3160] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/12(Mon) 15:45

下記書籍が7月15日刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『驚異の古代オリンピック』 トニー・ペロテット著 矢羽野薫訳
              河出書房新社 予価 \1,995<税込>
 スタジアムのコンディションは最悪だった!! 約千二百年もの間、途切れること
 なく開かれた古代オリンピック。それは、現在とは全く違うものだった。抱腹絶
 倒、究極のエンターテイメント《娯楽の祭典》をリアルに再現する初の書。
  <著者>オーストラリア生まれのジャーナリスト。「ニューヨーク・タイムズ」
     「サンデー・タイムズ」や「エクスワイヤー」などで活躍。邦訳に『ロ
     ーマ人が歩いた地中海』(仁木めぐみ訳・光文社)など。

下記書籍が8月上旬刊行予定。
●『古代ギリシア遺跡事典』 東京堂出版 周藤芳幸・澤田典子 菊判・256頁
                    予価 \3,675<税込>
 アテネ、オリュンピュアなど古代ギリシアの歴史と文化を知るうえで鍵となる14
 の遺跡を選び、多数の写真とともにわかりやすく解説。単なる遺跡のガイドブッ
 クではなく、遺跡を通じてギリシアの繁栄とその豊穣な文化が分かる一冊。

下記書籍が9月上旬刊行予定に変更。情報を追加して再掲。
●『古代ローマを知る事典』 東京堂出版 長谷川岳男・樋脇博敏
                  四六判・336頁 予価 \2,940<税込>
 古代最強の帝国はいかにして建設されたのか。そして人々はどのような暮らしを
 営んでいたのか。永遠の都ローマの歴史・政治・経済・社会制度から、人口・寿
 命・結婚など庶民のライフスタイルまで、ローマ帝国の誕生と盛衰を解説。


[3159] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/12(Mon) 14:50

●7月19日20:00〜20:54日本テレビ系列「世界まる見え!テレビ特捜部」で
▽レスキュー隊が感電男性を救出!!▽パーティー界の巨匠▽古代遺跡火山灰の街
▽インパクト映像集ほか放映予定。
「古代遺跡火山灰の街」は、イタリア・ナポリの南に、ローマ時代、ヘラクラネウ
ムと呼ばれた町の古代遺跡がある。ここで二十二年前、大量の白骨体が発見された
。調査の結果、それらの遺体は千九百年前に起きたベスビオ火山の大噴火による犠
牲者と判明。その後、当時の人々の暮らしなども明らかになった。火山が噴火した
日の状況を、最新の研究と調査に基づいて再現したドキュメンタリーをおくる。

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『図説古代オリエント事典 大英博物館版』 東洋書林 \18,900<税込>
 ピョートル・ビエンコウスキ、アラン・ミラード編著 池田裕・山田重郎訳監修
 池田潤・山田恵子・山田雅道訳 菊判・579頁
 人類文明発祥の地のひとつ、アラビア半島に花開いた古代世界。メソポタミア、
 イラン、アナトリア、アラビアを網羅し、人物、宗教、農業、風俗習慣などを、
 最新の研究成果を盛り込みつつ、平易に解説した事典。
 <ビエンコウスキ>リヴァプール大学名誉研究員。マージ−サイド州ナショナル
         ・ミュージアムズ・アンド・ギャラリーズ研究員。
 <ミラード>リヴァプール大学ヘブライ語・古代セム語教授。


[3158] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/11(Sun) 10:44

●東京MXテレビで7月12日19:00〜19:30「ミステリアス古代文明への旅 名将ハンニバル・ローマへの道」を放映予定。


[3157] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/07/08(Thu) 23:07

○真奈美さん

> 詳しい配役書いたブックレットくらいつけてほしいなぁ。
> 吹き替えはどんなメンバーなんでしょう?
おや、まあ。ついてないんですか。日本語版はどちらかというとやっつけ仕事なのかな?


○高島賢治さん

> ローマとは関係ないですけど一言
この掲示板にいらっしゃる方は良識のある方ばかりなので大丈夫だとは思いますが、念のため一言。
けんかはしないでね(^^) > all


[3156] ローマとは関係ないですけど一言 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/08(Thu) 19:56

NHKテレビ・人間講座で8・9月の月曜日に下記を放映予定。
「人を動かす 組織を動かす」星野仙一(阪神タイガース シニア・ディレクター)講師
18年ぶりの劇的な阪神タイガースの優勝。名将・星野仙一は監督就任わずか2年、最下位チームの人心をまとめ、改革手腕をふるって結果を出し、
潔く出処進退を表明した。私の野球人生は挫折や悩みを乗り越えた「決断の集積」だったと語る、講師のユニークで魅力あふれる人間論と組織論。
テキストも7月26日発売予定、\560<税込>。毎週月〜水曜日・NHK教育テレビ午後10時25分〜10時50分放映予定。


[3155] 買いましたけど 投稿者:真奈美 投稿日:2004/07/08(Thu) 18:00

「ローマン・エンパイア」
(確かにもう少し頭つかってほしいタイトル)、
でもプレーヤーないのでいつ見られるのやら。
詳しい配役書いたブックレットくらいつけてほしいなぁ。
吹き替えはどんなメンバーなんでしょう?


[3154] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/07(Wed) 20:47

下記書籍が7月中旬刊行予定。
●『歴史図書総目録 12 東洋史・西洋史図書目録1998−2003』
 日外アソシエーツ編 紀伊國屋書店/日外アソシエーツ 予価 \27,300<税込>
 政治史、社会史から思想史、文学史、地方史まで1998〜2003年に刊行さ
 れた海外の歴史に関するあらゆる図書を、主題を問わず網羅。


[3153] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/07(Wed) 20:31

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『迷宮都市ヴェネツィアを歩く <ワンテーマ21・シリーズ>』 角川書店
    陣内秀信 \1,000<税込>
 「水の都」ヴェネツィアが、私達の心に語りかけるロマンに、耳を傾けよう。
 水の迷宮都市ヴェネツィアの隠れた魅力を堪能できる、著者とっておきのルート
 を、カラー写真と共に紹介。観光ガイド本では知り得ない、この奥深い街の魅力
 をあなたに。「光と陰の迷宮案内」(日本放送出版協会 1996年刊)の改題
●『古代ギリシアの歴史ポリスの興隆と衰退』 講談社学術文庫 伊藤貞夫
                         \1,103<税込>
 「世界の歴史 2 ギリシアとヘレニズム」(1976年刊)の改題 抜粋


[3152] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/07/06(Tue) 23:09

○月と甲羅さん

いらっしゃいませ。

> 授業だけでは物足りないので、色々調べていたら
> ここのサイトにめぐり合うことができました。
おっ。いいですねえ。興味をもったことは積極的に調べると良いですね。本も読んだら良いですよ。

> 火曜日からテストなので、いい点取れるといいな♪
特に世界史がんばって下さい。(って、他の科目もでしょうが。^^)


○P.M.さん

お疲れ様でした。

> 期待していたボスコレアーレの遺跡復元コーナーは修復中(-_-)
残念でしたね。「遺跡復元コーナー」の「修復」ってのがなんとなく面白い。(^^

> アウちゃんの彫像(頭部)もありデジカメで撮ったのですが
> パソコンにとりこんだら画像がパズル状態になっていました(:_:)
これって、ファイルが壊れていたということ?それとも、超望遠にしてしまって、たくさんの画像を組み合わせないと彫像の全体像にならないということ?
前者だったら、お気の毒様です。
後者だったら、がんばって継ぎ目がわからないようにしましょう。(大変そう)


○高島賢治さん

> ◆神話の島 哲学の海
> 8月12日(木)総合・深夜0・15〜2・05
これが古代っぽい内容みたいですね。


[3151] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/06(Tue) 20:22

●8月にNHKテレビでギリシャ関連番組が放映予定。
http://www.nhk.or.jp/summer/gtv/gtv27.html
http://www.nhk.or.jp/summer/bshi/bshi22.html


[3150] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/06(Tue) 20:00

●テレビ番組「豪華客船でいくシネマクルーズ ギリシャ」が<BSデジタル放送
の>BS-iで7月12日17:00〜18:00放映予定。

●テレビ番組「いつもそこに歌がある−音楽でたどるギリシャの20世紀」がNHK
BS2で7月13日23:00〜23:55放映予定。

下記書籍が8月刊行予定。
●『若い読者のための世界史 原始から古代まで』 中央公論美術出版
 エルンスト・H・ゴンブリッチ著 中山典夫訳 A5 本文382頁 挿図72点
 現代における世界的に高名な美術史学者が、この私たちの世界におこったさまざ
 まな歴史的できごとを原始時代から現代までやさしく語った世界史。


[3149] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/05(Mon) 20:00

●テレビ番組「ギリシャ神話の世界」がテレビ東京系列で7月11日08:30〜09:00
放映予定。

●テレビ番組「アテネ下町物語」がNHKBS2で7月12日23:00〜23:55放映予定。

下記書籍が8月10日刊行予定。
●『アウグスチヌス』 講談社学術文庫 宮谷宣史

下記書籍が9月刊行予定。
●『聖書の女性たち』 日本キリスト教団出版局 木崎さと子


[3148] Hey! Eddie! 投稿者:P.M. 投稿日:2004/07/05(Mon) 12:43

いつの間に復活していたんだい?!
( ゜o゜)ハッ また独り言をはいていた
P.M.@「時差がなくてもポケている」です。
昨日アメリカ東海岸から日本経由で北海道国に戻ってきました(^o^)/
Eddieが表紙になった雑誌がおいてあって飛行機の暇つぶしに
と買ってみたら、サミー・ヘーガーほか、4人で写ったやけに
新しそうな写真が出ているではありませんか!
Van Halenのオフィシャルサイトにいったらあんなところでも
ライブしていたなんて?!
それにしても新曲3曲を含むベスト版に下で話題のローマン・
エンパイア(邦題はなんてさえないネーミングなんだろう!(`ヘ´) )に
美樹ちゃんのベストも買わんとならんし・・・ブツブツブツ
(-o-)コホン 前置きが長くなりましたが、
METに行ってきました。
期待していたボスコレアーレの遺跡復元コーナーは修復中(-_-)
機会を見てまた行かねばなりません・・・。うむ
アウちゃんの彫像(頭部)もありデジカメで撮ったのですが
パソコンにとりこんだら画像がパズル状態になっていました(:_:)
まっ、特別展で思いかけずカラヴァジョの故人所蔵の作品を
みられたのが慰めになってはいます。。。とほほほ

まだまだ書きたいことがあるのですが時間切れですな。

 ということでカルタゴは存続せねばならぬ(^o^)/


[3147] すみません 投稿者:月と甲羅 投稿日:2004/07/05(Mon) 00:02

↓ 下の 「イヨウ」って、なんだか失礼でしたね…
  すみませんっ


[3146] はじめまして 投稿者:月と甲羅 投稿日:2004/07/05(Mon) 00:01

最近世界史で古代ローマを習った、高校2年生の女子です。

古代ローマはとっても魅力的ですね!!
授業だけでは物足りないので、色々調べていたら
ここのサイトにめぐり合うことができました。

色々勉強させていただきました(*´∀`*)
ありがとうございます!!
火曜日からテストなので、いい点取れるといいな♪

では 失礼します (・∀・)ノィョゥ


[3145] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/07/04(Sun) 22:45

○ AKIRA.Mさん

> 明日はレジョ カラブリア到着だそうです。
結局、見ないで終わってしまいました。ちょっと残念。


○高島賢治さん

> でも観た限りはそこそこ楽しめる内容かと思います。
amazonでは割引がないようだったので、ポイントがつくヨドバシカメラあたりに行って買ってこようと思います。


○プリニーさん

> 演技はうまいが、前12年ころのアウグストゥスを
> 演じるには、無理が・・・
老王というイメージを出すなら良いんでしょうけどねえ。調べたら20歳くらいの誤差があるようですね。(^^


[3144] 年とったなあ、ピーター 投稿者:プリニー 投稿日:2004/07/04(Sun) 04:30

<ローマン・エンパイア>観ました。
制作費30億円とか言ってる割にCGがちゃちい・・・
それから、ピーター・オトゥール。
ちょいとばかし年とりすぎ・・・
演技はうまいが、前12年ころのアウグストゥスを
演じるには、無理が・・・
と、まず愚痴が口をついて出てしまいましたが、
この手の作品が作られたこと自体を何はともあれ
喜ぶべきなんでしょうね。

P.S.オカマちっくなマエケナスちゃんに
  はまってしまいました。


[3143] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/02(Fri) 20:41

以前書いたDVD『ロ−マン・エンパイア』を買い観たのですが、
《http://www.pand.jp/lineup/pand-1215.html》先日、DVDプレーヤーも液晶テレ
ビも買ったばかりで操作方法が今ひとつ判らないので、『ロ−マン・エンパイア』の
映像は観れるのですが、音声が出ません。でも観た限りはそこそこ楽しめる内容かと
思います。あそこがああだ、ここがああだと、話の展開に関係ない事に関心が集まり
ました。


[3142] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/02(Fri) 20:03

下記書籍が出ました。
●『本当にアテネるということ アテネオリンピック女子マラソン
で勝利するために』 中康匡 文芸社 \1,365<税込>
 スポーツドクターとして活躍中の著者が、ランニングのメカニズム、コンディシ
 ョン作りの難しさなどを丁寧に解説。ギリシャ神話やオリンピック文化にまつわ
 るコラムも多数掲載。
  <著者>1958年京都府生まれ。京都府立医科大学卒業。明石市立市民病院勤
     務などを経て、整形外科医院を開設。日本体育協会公認スポーツドクタ
     ー、日本整形外科学会認定スポーツ医。
●『イタリア魅惑のビーチ』 机直人・文・写真 東京書籍 \1,890<税込>
 サルディニア島、ナポリ以南、シチリア島とその周辺諸島に点在する、目を疑う
 ほど、そしてため息が出るほど美しい海と浜辺。日本人がまったく知らなかった
 イタリアの美をカラー写真で紹介する。
  <著者>1956年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。ペンシルバニア大学ウォー
     トン校でMBA取得。野村霈鹿碎閭鞫・・昭´L]取鮠 [3141] カラブリア 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/07/01(Thu) 21:55

2,3日見損なっているうちに南のカラブリアへ進んでました。地中海とレモンの花を見ながらの列車。明日はレジョ カラブリア到着だそうです。


[3140] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/01(Thu) 20:49

下記書籍が出ました。
●『生と死の神話 〈宗教史学論叢9〉』 松村一男編 リトン \6,720<税込>
 生と死が過去と現在の諸文化の宗教においてどのように観念されてきたのかを、
 主に神話を手がかりにして考察する、より焦点を絞った形での生と死についての
 論文集。


[3139] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/07/01(Thu) 11:55

●下記テレビ番組がNHK・BSハイビジョンで8月5日20:00〜21:50放映予定。
●下記テレビ番組がNHK・BS1で8月1日19:55〜20:50放映予定。

「よみがえるパルテノン神殿 史上最大の修復が明かす・古代ギリシャ文明」

ギリシャ・アテネにそびえ立ち、人類の歴史を見つめ続けてきたパルテノン神殿。
戦争や人災によって六割以上が破壊されてしまったこの世界遺産に、かつてない規
模の修復作業が施されている。「史上最大の修復」と呼ばれるこのプロジェクトは
、30年の長期計画に基づくもの。最新テクノロジーに頼るのではなく、古代さな
がらの方法で進められているのが特徴だ。また、現実の修復に連動して、コンピュ
ータ上で神殿を“完全復元”する試みも進行中だ。南カリフォルニア大学では、世
界で初めて神殿と彫刻群を立体スキャナーで読み取り、コンピュータ上に再現する
。実際の修復とCGから、古代ギリシャにおけるパルテノン神殿の真の姿がはっき
りと形を現そうとしている。
番組では、修復の過程で明らかになった、新事実や謎を徹底的に検証。「ギリシャ
文明の集大成」であるパルテノンを通して、当時の社会、科学、芸術、そしてそれ
らを産み出した人間の英知を克明に描いていく。
http://www.nhk.or.jp/bs/guide/g_cultu_hi_n.html

●下記テレビ番組がNHK・BSハイビジョンで8月7日17:00〜18:00放映予定。

「世界初公開! ギリシャ海中遺跡紀行」

ギリシャ語で「マーレ・マグヌム(偉大なる海)」と呼ばれるエーゲ海。その海底
深くに、古代ギリシャの栄華を語る遺跡が今も眠っている。近年の海底調査によっ
て、定説をくつがえす発見と専門家も注目する貴重な遺跡群。これまでギリシャ政
府によって水中撮影も周囲の潜水も禁じられてきたが、今回、NHKが世界で初め
て許可を受け、ハイビジョンカメラでとらえることに成功した。
エーゲ海の北、アロンネソス島沖で発見された「世界最大の古代交易船」。積荷の
大量のワイン壺と豪華な食器が、ギリシャ文明の最盛期を物語る。貿易港コリント
スの「古代ギリシャの港」。地震によって海に沈んだ港には、灯台や倉庫、海の守
護神・ポセイドンの台座が眠る。そしてローマに通じる海道に沈む、巨大な石柱と
大理石の石棺…。
取材班はギリシャの考古学チームに同行し、水中撮影を敢行。海中遺跡をハイビジ
ョン映像でご紹介しながら、壮大なギリシャ文明の歴史をひも解いていく。
http://www.nhk.or.jp/bs/guide/g_cultu_hi_n.html

●下記テレビ番組がNHK・BSハイビジョンで7月12日20:00〜21:30放映予定。

「イタリア式・街と暮らしの愛し方 安藤忠雄・奥田碩の対談紀行」

バブル崩壊後の低迷する日本とは対象的に、とびきり元気な国、イタリア。歴史と
伝統、独特の街並み、家族を大切にする暮らし……かつて多くの共通点を持ってい
た両国でありながら、高度経済成長を遂げた日本では古い街並みは壊され、中小企
業は淘汰され、農村はさびれ、地域社会のつながりは薄れてしまった。片やイタリ
アは「昔ながらのものを大事にしながら」順調な経済成長を遂げ、今や文化を世界
へと発信している。イタリアの街と人の生き方に、日本再生のどんなヒントがある
のか?
番組では建築家・安藤忠雄さんと、トヨタを世界に誇る企業に育て上げた経団連会
長・奥田碩がイタリアを再発見し、日本再生の道を模索する旅に密着。古い街並み
とコミュニティーを守り続けるローマ、中小企業が地域経済を支えるトレビソ、「
歩く」「語らう」といった人間サイズの暮らしを大切にする街・ベネチア。各都市
をめぐる二人の対談を軸に、日本が今後進むべき道を探っていく。
【出演】安藤忠雄(建築家)、奥田碩(経団連会長)
http://www.nhk.or.jp/bs/guide/g_cultu_hi.html

●下記テレビ番組がNHK・BSハイビジョンで8月6日21:00〜21:53放映予定。
●下記テレビ番組がNHK・BS1で8月1日19:00〜19:53放映予定。

「よみがえる古代オリンピック
Ancient Olympics:Let the Games Begin」

2004年夏、古代・近代オリンピック発祥の地ギリシャで第28回オリンピック
が開催される。そして、あなたは今、古代オリンピックの威容を目撃し、古代のス
ポーツ、オリンピック精神を体感する・・・
今をさかのぼること2500年余り、紀元前448年の第83回古代オリンピック
が番組の舞台だ。紀元前448年は都市国家アテネとスパルタの以後100年間に
わたる戦争が始まった年にあたり、その休戦のために第83回大会が開催された。
ロードス島出身の元ボクシング王者・ダイアゴラス老人と二人の息子が主人公、1
番目の息子は父とおなじくボクシングに、2番目の息子は究極のパンクラティオン
に参加する。パンクラティオンとは、噛み付きと目潰し以外は何でもあり、勝敗は
、選手のいずれかが死ぬか、降参するかという究極の格闘技だ。また、ボクシング
も現代とは異なり、制限時間などは存在しない。この他にも、4頭立てのチャリオ
ット、戦車競技も登場する。そして、古代オリンピックでは、優勝者は最高神ゼウ
スに愛でられし者として最高の名誉と富を得た。
再現ドラマやCG、専門家による証言などで古代オリンピックがハイビジョン映像
でよみがえる。アテネ五輪開催を目前に必見の歴史エンターテインメント・ドキュ
メント番組だ
【語り】江守 徹(俳優)
http://www.nhk.or.jp/bs/guide/g_cultu_bs1_n.html


[3138] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/07/01(Thu) 07:15

○AKIRA.Mさん

> 世界の車窓から
あいにくと見られないでいるんですが、古代ローマっぽい建物などもとりあげられているようですか?


○真奈美さん

> 「新しいコンセプトの芸術文化支援運動に大打撃を与える」などの
> 理由で反対したことを
メセナって名前であるからお金を出したってケースがそんなにあるんでしょうかねえ。

> オンライン
場面によってしょうがないケースも多そうですが、「オンライン取引」なら「電子商取引」でよさそうですよね。

> データベース
データ蓄積管理システム?
かえってわかりにくそうだ。(^^

> この「マエケナス」とは固有名詞なのか、芸術支援者の意味なのか気になります。
芸術支援者の意味であるほうが面白そうですね。「俺をもっと支援しろ」みたいな感じ。(^^


○高島賢治さん

> そして「十月頃からは東大のホームページで実況する」と
> 書かれておられる。この雑誌は去年9月頃に出ているが当該
> ホームページに実況は見当たらない。
実況してくれると興味深いですよね。でも、忙しすぎるのかな?


[3137] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/30(Wed) 21:25

●下記に南川高志先生も参加されておられる「歴史としてのヨーロッパ・アイデン
ティティ」というレポートがあります。
http://www.hmn.bun.kyoto-u.ac.jp/report/1-pdf/07.pdf

●雑誌『史学雑誌 112-9』(山川出版社 \1,040) 37〜39頁に青柳正規氏が「アウ
グストゥスの別荘」というコラムを書かれており、発掘状況を書かれている。
そして「十月頃からは東大のホームページで実況する」と書かれておられる。この
雑誌は去年9月頃に出ているが当該ホームページに実況は見当たらない。
ずっと幻の計画はどうなっているのか?

下記書籍が7月刊行予定。
●『ヨーロッパ 本と書店の物語』 平凡社新書 小田光雄 予価 \798<税込>
 ドン・キホーテの熱狂を支えた行商本屋、バルザックが描くパリ出版業界の闇、
 ジョイスと書店の愛憎模様……。ヨーロッパ近代の文化と社会を、本と書店から
 生き生きと描き出す。

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『剣と愛  中世ロマニアの文学』 中央大学人文科学研究所編
  中央大学出版部 予価 \3,255<税込>
 古典古代とルネサンスの狭間に位置する中世は近代ヨーロッパ文学の揺籃期と言
 われている。12世紀、南仏に生まれた「愛」という新しい概念から叙情の心が
 、イスラムに対する聖戦から叙事の語りが、そして霧なお深いケルトの森の伝説
 から幾多のロマンスが誕生する。その暗黒と呼ぶには程遠い百花繚乱たる様相は
 、ウェルギリウスからダンテへと連綿と持続する文学的営為の存在を証明するも
 のであろう。この豊穣たる文学空間を、個別の言語を越えた共通の視座を導入す
 ることにより、思想史的、歴史的な分析を通して解明する。


[3136] 「メセナ」は生存 投稿者:真奈美 投稿日:2004/06/30(Wed) 14:29

今日の読売新聞の記事に、カタカナ語の言い換え案の中で、「国語研が言い換えを断念した4語」として、
オンライン データベース フォーラム メセナ
が挙がっていました。
「 「メセナ」は「文化支援」とする中間案に対し、大手企業人らでつくる「企業メセナ協議会」などが「新しいコンセプトの芸術文化支援運動に大打撃を与える」などの理由で反対したことを尊重して、言い換えを断念。」
 「文化支援」で悪くないとは思いますが、はなはだ個人的思い入れからこの語が残ったことを喜んでいます、はっはっは。

 ところでついでに。作曲家パッヘルベルの作品に、「聞け、偉大なるマエケナス」「マエケナスは生きている」というタイトルが見受けられるのですが、この「マエケナス」とは固有名詞なのか、芸術支援者の意味なのか気になります。


[3135] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/29(Tue) 20:39

下記書籍が8月刊行予定に変更。
●『ハギア・ソフィア大聖堂学術調査報告書』 中央公論美術出版
   日高健一郎・佐藤達生編 B4・266頁 予価 \29,400<税込>
 ビザンティン様式の教会堂として最大最美の建築であるハギア・ソフィア大聖堂(
 六世紀創建、トルコ・イスタンブール)の実測調査の報告書。世界遺産に登録され
 た歴史的建築物の現状記録とその分析的考察としてきわめて大きな学術的意義をも
 つ。
 【高島の蛇足コメント】幾度も刊行予定延長となっていた。本当に刊行されるのか?

下記書籍が8月刊行予定。
●『回廊』 中央公論美術出版 鈴木恂・写真・文 B4判変形カバー装 本文262頁
モノクロ写真238点 予価 \9,975<税込>
 ここでいう「回廊」とは、柱廊、列柱廊、周廊、拱廊、通廊などのすべてを含め
 た意味で使われる。形態的、様式的、技術的な言葉の厳密さを執らず、それらが
 もたらす空間的または風景的な意味に重きをおいている。世界150箇所の「回廊」
 をつなげて238枚の写真におさめた、建築家40年の空間遍歴の記録。


[3134] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/29(Tue) 20:03

3月中旬刊行予定だった下記書籍がようやく出ました。
●『夜明けの風』 ほるぷ出版 ローズマリー・サトクリフ著 灰島かり訳
                  \1,890<税込>
 サトクリフの金字塔「ローマン・ブリテン・シリーズ」最後の傑作。


[3133] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/29(Tue) 16:22

下記書籍が出ました。
●『ヴェネツィア残光 春を待つ頃』 岩井敏著 齋藤康一監修 遊人工房
                 \2,000<税込>

下記書籍が7月15日刊行予定。
●『ウェールズ「ケルト」紀行 カンブリアを歩く』 武部好伸 彩流社
                        予価 \2,415<税込>
 シリーズ第六弾。英国の中の国、ウェールズを読み解き歩く。「聖地」セント・デ
 ヴィッズ、ネヴェルンの「ケルト十字架」他。

●先日出た書籍『黒いアテナ 古典文明のアフロ・アジア的ルーツ 2〔上〕 考古学
と文書にみる証拠 上』(藤原書店 マーチン・バナール著 金井和子訳 小田実・
解説)に関する論評が下記にもあります。
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/book/book496.htm#oda


[3132] 世界の車窓 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/06/28(Mon) 22:45

朝日系TVで放送されている「世界の車窓から」今日はローマのテルミニ駅や市場が出てました。ここ数日はローマ近辺が出ると思います。夜のゴールデンタイム以降の一定しない時刻ですが市内の映像も出るのでチェックしてみてはどうでしょう。


[3131] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/28(Mon) 20:16

下記書籍が7月21日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代オリンピック』 岩波新書 桜井万里子・橋場弦編 予価 \777<税込>
 紀元前八世紀のギリシアからローマ時代まで、実に千二百年近くの命脈を保った
 古代オリンピック。その競技の詳細、会期中の休戦、優勝者の得る利益について
 等、興味深い話題を最新の考古学・歴史学の成果を踏まえて語る。

下記書籍が8月19日刊行予定。
●『ギリシア恋愛小曲集』 岩波文庫 中務哲郎訳


[3130] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/28(Mon) 15:58

下記書籍が出ました。
●『オリンピックのルーツを訪ねて』 協同出版 西川亮・後藤淳 \1,575<税込>

下記書籍が7月16日刊行予定。
●『物語 古代ギリシア人の歴史 ユートピア史観を問い直す』 光文社新書
    周藤芳幸 予価 \735<税込>
 自分の足で遺跡や遺構を訪ね歩き、発掘にも携わる新進気鋭のギリシア考古学者
 が見た、記録に残らなかった古代ギリシア史。


[3129] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/06/27(Sun) 18:52

○高島賢治さん

> 何がタレント並みなのでしょうか?
> ギャラ、それとも信頼度?
紛らわしかったようですね。
吉村先生の知名度がタレントなみに高いという意味で書きました。


○真奈美さん

> アントニアもクラウディウスをそう思ってましたね気の毒に。
これは本当に気の毒。考えていることとかはまともなんだから、あんな言い方しなくても良いのにと思いますね。


[3128] タレントが出ること自体は 投稿者:真奈美 投稿日:2004/06/27(Sun) 14:24

いやじゃないですけどね。幼稚すぎるコメントとか日本のハジになるような行動とかなければ。パトラの扮装や化粧に挑戦してる姿に対して 私が 興味がわかないのです。
 出るのが専門家にせよシロウトにせよ、クレオパトラの人生とその時代背景ってだいたいこんなものですよ、ということを手際よくまとめた、決定版にできる番組が出てほしいと思いますけどね。新鮮味はなくても、公平公正なものであれば。オクタよいしょを語るにしても、ある程度の知識下地はあるほうが便利です。

「不肖」を広辞苑でひけば、「父に似ず愚かなこと」と書いてあります。しかし私は「母」にも広げて、マリー・アントワネットを不肖の娘代表に挙げています。 ネロも、アグリッピナから見れば充分不肖の息子だったでしょうね。アントニアもクラウディウスをそう思ってましたね気の毒に。


[3127] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/27(Sun) 12:12

先日出た書籍『黒いアテナ 古典文明のアフロ・アジア的ルーツ 2〔上〕 考古学
と文書にみる証拠 上』(藤原書店 マーチン・バナール著 金井和子訳 小田実・
解説)に関する論評が下記にあります。これも小田実氏です。
http://www.odamakoto.com/jp/Seirai/021224.shtml


[3126] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/27(Sun) 09:08

◎augustusさんへ
||吉村さんならタレントなみになっているかもしれません。(^^

僕は頭が悪いのでよく理解できないのですが、何がタレント並みなのでしょうか?
ギャラ、それとも信頼度?


[3125] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/27(Sun) 09:00

●7月4日09:00〜10:00(再放送20:00〜21:00)NHK教育テレビで下記番組が放
映予定。
「新日曜美術館 イタリア美の旅(3)〜ローマ・永遠の都の物語〜」
永遠の都ローマ、この街の魅力とは、古代ローマからルネサンス、バロックと続く
長い歳月の中で生み出された最高の美の遺産に出会えることだ。
ミケランジェロ、ラファエロなどルネサンス天才たちは、廃墟の中から古代ローマ
を再発見し、自らの芸術を生み出してきた。ローマは常に過去の栄光を繰り返し蘇
らせることで、新たな美の都として再生しつづけてきたのである。
ヴァチカン・システィーナ礼拝堂にあるミケランジェロの「最後の審判」。この大
壁画は、古代彫刻を人体表現の源泉とすることによって生まれた。ラファエロ作「
アテネの学堂」は、ギリシャローマの古典思想とキリスト教を合体させることで生
みだされた。ベルニーニは、古代建築に学びながらヨーロッパで最も劇的な空間と
呼ばれるサンピエトロ広場の設計や彫刻作品の傑作の数々を残した。
番組ではローマの古代遺跡や寺院、美術館などを訪ね、長い時の中で受け継がれ、
積み上げられてきたローマの美の奥深さを紹介する。
ゲストはローマ学の第一人者東京大学教授青柳正規氏。
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0704.html#07


[3124] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/06/27(Sun) 08:34

○Priapusさん

フォローありがとうございます。

> 人文系って要は語学です。
理系にしておいて良かった。(^^;


○真奈美さん

> ローマ史で言うなら、ゲルマニクスの息子カリグラ、マルクス・アウレリウスの
> 息子コモドゥスあたりが真っ先に出ますか。
カラカラも相当なダメ息子ですよね。親は一応ちゃんとしているので、これも不肖の息子に入れましょう。
ネロもダメ息子だけど、父親の影が薄くて不肖の息子なのか、父親に似てダメなのかよくわかりません。(母親の影響は間違いなく大きいですけど)


○高島賢治さん

> タレントが出ているというだけで、ある程度の数字は上乗せされると
> 想像します。
吉村さんならタレントなみになっているかもしれません。(^^


[3123] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/26(Sat) 19:36

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『黒いアテナ 古典文明のアフロ・アジア的ルーツ 2〔上〕 考古学と文書にみ
 る証拠 上』 藤原書店 マーチン・バナール著 金井和子訳 小田実・解説
                            \5,040<税込>
 歴史の「偽造」を暴く問題作の完訳!古代ギリシアの女神アテナは、金髪碧眼の
 “白い”女神ではなく、“黒”かった。考古学、言語学の緻密な考証から古代ギ
 リシアのヨーロッパ起源を否定し、フェニキア、エジプト起源を立証。欧米でセ
 ンセーションを巻き起こした問題作、遂に刊行!
 <著者>1937年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学キングズ・カレッジ卒業。
    コーネル大学政治学部正教授を経て、同大学名誉教授。


[3122] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/25(Fri) 19:53

◎真奈美さんへ
タレントが出るというのは、僕も以前は嫌いでしたが、今は納得しております。NHKならば古代ローマ研究者か古代エジプト研究者を起
用するでしょう。しかし民放は視聴率という数字も期待されます。タレントが出ているというだけで、ある程度の数字は上乗せされると想
像します。研究者よりもタレントの方がギャラも高いと思うので、努力していると思います。番組スタッフの中にも本当はタレントを起用
したくないと思っている人もいるはずです。


[3121] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/25(Fri) 15:52

下記書籍が6月下旬刊行予定。
●『中世ヨーロッパの歌』 水声社 P.ドロンケ著 高田康成訳
 予価 \7,350<税込>

下記書籍が7月下旬刊行予定。情報を追加して再掲。
●『驚異の古代オリンピック』 トニー・ペロテット著 矢羽野薫訳
              河出書房新社 予価 \2,100<税込>
 スタジアムのコンディションは最悪だった――。1200年もの間伝えられてき
 た古代オリンピックの驚くべき真実。抱腹絶倒の書。

下記書籍が7月25日刊行予定。
●『アレトゥサの伝説 地中海世界の十字路<シチリア>の物語』 柘植久慶
  中央公論新社 予価 \2,625<税込>
 地中海世界の十字路・シチリア島。シラクサにあるアトゥサ泉を舞台に、泉の女
 神が語る古代から現代までの英雄たちの姿。長編歴史小説。


[3120] 間違いました 投稿者:真奈美 投稿日:2004/06/25(Fri) 07:25

見間違いました、すみません。

「運ダダ」のときには枠は2時間で、パトラとか関係ない時間がけっこう長かったですが、今度はきちんと時間かけて紹介してもらいたいです。既に知ってることが多いにしても、マニアばかりが見るわけではないのだから、まずは基本からでしょう。


[3119] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/24(Thu) 20:07

◎真奈美さんへ
約二時間です。


[3118] またですか 投稿者:真奈美 投稿日:2004/06/24(Thu) 19:54

という件名はまえにも書いた覚えがありますよ。また見てモンクをたれるのだろうなぁ・・・。それにしても、「スペシャル」なんて言いながら1時間の枠はせこいです。 現代タレントが扮装してみるのなんて私にはどうでもいいんですけどね。希望を言うなら、美女「伝説」がどうつくられていったのかという事情に興味があります。パトラに限らず、歴史上の有名人について。逆に、信憑性が高いのにソコはさほど有名でない人々についても。そういう本はないですかね、「美貌の伝説」。あるいは、フィクションのキャラにとっての美貌の意味とか。

「日本史 不肖の息子」という本を読んでます。世界史編である「不肖の息子」もいずれ読みますが、日本史のほうが地元図書館にあるので。 ローマ史で言うなら、ゲルマニクスの息子カリグラ、マルクス・アウレリウスの息子コモドゥスあたりが真っ先に出ますか。
 世界史の「不肖の娘」ならば筆頭はマリー・アントワネットだ!


[3117] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/23(Wed) 11:37

●7月21日20:54〜22:48、テレビ東京系でドキュメンタリー「仲間由紀恵が挑む
!世紀の美女伝説スペシャル〜悲劇の女王クレオパトラ2000年の謎〜」が放映予定。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200406/gt2004062313.html


[3116] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/22(Tue) 16:05

下記書籍が7月15日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『聖書時代の秘宝 聖書と考古学』 A.ミラード著 鞭木由行訳
     法政大学出版局 予価 \6,615<税込>
 考古学上の諸発見は、聖書について何を語りうるか──中近東における発掘の歴
 史と考古学者たちの興味深いエピソードを語り、発掘・発見された事柄の性質、
 それらが解釈されてきた方法、さらには現在の解釈を述べ、聖書の記述との関連
 性を考察する。ほぼ全頁にわたってカラー図版を配し、古代の人々の生活にも思
 いを馳せる、考古学と聖書の世界への誘い。


[3115] Re[3113]: 文献 投稿者:Priapus 投稿日:2004/06/20(Sun) 14:42

大学1年生さま:

僕の好みですが、
  グリマル:「ローマの愛」白水社
グリマルは優れた歴史学者で、翻訳も何冊か出てるようですが、
僕はこれが一番好きさ。

でも、レポートの参考文献リストには、やっぱり、横文字の文献が欲しいですよね〜どうしても。絶対。
こう言ってしまえばミモフタモナイんですが、人文系って要は語学です。
横文字文献をどれだけ読みこなしているかが、評価の決め手です。

それから、学術雑誌掲載の短論文も欲しいですね。これも絶対。
最近の研究動向をチェックしてるってトコロも評価ポイントです。

さらに、言うまでもないことですが、1次史料も欲しいですね。
本当はこれが一番大事なんですが。

このような練習は、1年の頃から、しっかりとやっておいた方がいいです。
卒論を書くときになってからはじめる人もいますが、
それでは完全に手遅れです。

でも、時代も変わったもんだ...
僕の学生自分には、ネットなんてなくって、文献探しにも、それなりの創意工夫が求められ、
腕の見せ所だったんですが...

学術書にはたいてい巻末に参考文献リストがついてますよね。
まず最初は、学校の図書館で、
主だった本に載ってる参考文献リストを一通りチェックする、
なんて作業は、「当然」おやりになられたんですよね?


[3114] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/06/20(Sun) 08:06

○真奈美さん

> ・・・群像「たち」ってなんでしょ。
たしかにとっても違和感がありますね。無理にこじつければ、英雄の群像と美女の群像の2つから構成されていることを表しているとか。


○高島賢治さん

> もしローマで五輪になればローマ・ラッシュかな。
期待したいけど、ローマなら競技会場の確保が大変そうかもしれませんよね。EURにみたいに郊外に作ることになるかな。

> でもルネサンスの方が多そうか。
確かにそちらの方がファン層が厚そうですね。


○大学1年さん

はじめまして。

柴田光蔵さんのローマ法フォーラム(1)〜(7)にはローマの女性の法的地位についてわかりやすく書いてあります。
あと、文献を探すなら、東京大学出版会の西洋古代史研究入門もお勧めです。


[3113] 無題 投稿者:大学1年 投稿日:2004/06/19(Sat) 20:46

失礼します。今年大学に入学した男子学生です。
大学のローマ史の授業で「古代ローマの女性と近現代の女性の比較」というテーマでレポートを書くようにと指示されたのですが、書くにあたってお薦めの文献や資料がありましたら教えていただけますか?
古代ローマと現代の「家族観」を比較して書いてみようと思ってるのですが、講師が既に授業で取り上げてるので書きにくいです。レポートというのはもっとテーマを絞って書くべきものなのでしょうか。質問ばかりで恐縮です。


[3112] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/19(Sat) 16:26

下記書籍が出ました。
●『フィレンツェ市民文化における古典世界』 ありな書房
  アビ・ヴァールブルク著 伊藤博明・監訳 A5・320頁 \5,250<税込>
 記念碑的なボッティチェッリ研究(1893年)によって、イコノロジーという美術
 史上の方法論を開拓した文化史家アビ・ヴァールブルクが、再度フィレンツェに
 居を定めて、初期ルネサンス文化の深奥を考究した論文集。サンタ・トリニタ聖
 堂サッセッティ礼拝堂を舞台に、フィレンツェ市民文化における古典古代の再生
 の意味と影響について、国立公文書館所蔵の資料の博捜とドメニコ・ギルランダ
 イオによるフレスコ画の鋭利な分析に基づいて明らかにする。また、素描集や銅
 版画など「小芸術」のなかに、中世からルネサンスへの芸術的発展の痕跡を見い
 だして、フィレンツェ市民文化の豊穣な世界を開示する。
 <目次>
  第1章 フィレンツェの金工師の図解年代記
  第2章 フィレンツェの最初期の銅版画における〈愛のインプレーサ〉について
  第3章 肖像芸術とフィレンツェの市民階級――サンタ・トリニタ聖堂のドメニ
      コ・ギルランダイオ、ロレンツォ・デ・メディチとその一族の肖像
  第4章 フランチェスコ・サッセッティの終意処分
  第5章 マッテオ・デ・ストロッツィ――五〇〇年前のイタリアの一商人の息子
  第6章 パラッツォ・メディチの着工
  第7章 フィレンツェのサン・ロレンツォ聖堂旧聖具室における天文学的な天空
      描写
  第8章 初期ルネサンス絵画における古代的な理想様式の出現
  付録1 フィレンツェの最初期の銅版画における〈愛のインプレーサ〉について
      (オリジナル版)
  付録2 初期ルネサンス絵画における古代的な理想様式の出現(オリジナル版)


[3111] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/19(Sat) 12:06

下記書籍が7月22日刊行予定。
●『聖書の中の女たち』 講談社現代新書 生田哲 予価 \735<税込>


[3110] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/19(Sat) 11:40

下記書籍が7月15日刊行予定。
●『抄訳・ギリシア神話』 PHP新書 ロバート・グレイヴズ 予価 \756<税込>


[3109] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/18(Fri) 13:18

下記書籍が6月下旬刊行予定。
●『フォーブス古代の技術史(中) ―土木・鉱業―』 R.J.・フォーブス著
  平田寛・道家達将・大沼正則・栗原一郎・矢島文夫監訳 朝倉書店
            A5・728頁    予価 \16,800<税込>
 中巻では文明の成立に不可欠な様々な大型技術:水の供給と動力の利用,交通手
 段の整備,さらに鉱山から何をどう採掘していたのか,等を解説。
〔内容〕給水/潅漑と排水/動力/陸上交通と道路/古代の地質学/鉱業と採石
     業/採掘技術/他

下記書籍が7月15日刊行予定。
●『聖書時代の秘法』 A.ミラード著 鞭木由行訳 法政大学出版局
           予価 \6,615<税込>

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『驚異の古代オリンピック』 トニー・ペロテット著 矢羽野薫訳
              河出書房新社 予価 \2,100<税込>


[3108] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/18(Fri) 12:48

◎真奈美さんへ
そう言えば「群像たち」って確かに変ですね。複数形が二つですもんね。「頭痛が痛い」みたいな感じですかね。確かにこの本の登場人物の
統一性はないですね。著者の主観で切りまくり、著者と読者の周波数が合えば、面白いのかなと思います。

◎augustusさんへ
本当にギリシア・ラッシュです。もしローマで五輪になればローマ・ラッシュかな。でもルネサンスの方が多そうか。


[3107] 重箱のスミつつき 投稿者:真奈美 投稿日:2004/06/18(Fri) 07:28

>●『歴史に甦る群像たち』 島岡恵吾 鳥影社 \1,680<税込>
 疾風のように駆け抜けた英雄、美女の群像。クレオパトラ、ジャンヌ・ダルク、
 アレクサンドロス大王、チンギス・カン、マリリン・モンローの生涯を躍動感あ
 ふれる叙事詩で綴った異色の史書。

・・・群像「たち」ってなんでしょ。某SF「戦争を演じた神々たち」は、作者は意図があって使った言い方らしいですが、これもわざとでしょうか。 それにしてもこの顔ぶれは?ああここでも美女の代表でクレオパトラかい、と、おまけにこれまた信憑性ゼロのジャンヌも、でもあるいは「英雄」にいれてるのかもしれないと思っておきましょう。それにしてもいきなりモンローに飛ぶのはいったい・・・ですよ。これ、登場メンバーの一部なんでしょうね(女はパトラとジャンヌとモンローではめちゃくちゃすぎ)、気になるので出たら手にとってみます。


[3106] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/06/17(Thu) 22:15

○高島賢治さん

> パルテノン アクロポリスを巡る三つの物語
やはりというべきか、最近ギリシャ関係の本の出版が相次いでいるようですね。そこから、ローマに広がればうれしいけど。


[3105] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/17(Thu) 19:57

下記書籍が出ました。
●『ヨーロッパの文化・文芸とケルト 学問を野に放つ試み』
                 松柏社 本田錦一郎  \2,625<税込>
 華麗なヨーロッパ文学史を、ジャンルを問わず追い求めていくと、さまざまな文
 化と出会う。往昔の文化の持続性と現代の文化変貌を立体的、かつリアルに描き
 とめる。
 <著者>1926年東京生まれ。北海道大学文学部英文学科大学院特別研究生(修士課
    程)修了。北海道大学名誉教授。現在、北星学園大学文学部教授。著書に
    「芸術のなかのヨーロッパ像」など。
●『変身の神話』 ピエール・ブリュネル著 門田真知子訳 人文書院
                      \2,625<税込>
 起源神話、成長の神話、退行の神話、再生の神話…。「神話の普遍性」がいかに
 文学を豊かにするものであるか、文学における創造と想像の秘密を説き明かす。
 <著者>1939年フランス生まれ。ソルボンヌ・パリ第四大学教授、フランス比較文
    学研究所正教授、ソルボンヌ大学フランス文明講座ディレクター。神話辞
    典なども編纂、音楽への造詣も深い。


[3104] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/16(Wed) 21:15

下記雑誌が出ました。
●『歴史に甦る群像たち』 島岡恵吾 鳥影社 \1,680<税込>
 疾風のように駆け抜けた英雄、美女の群像。クレオパトラ、ジャンヌ・ダルク、
 アレクサンドロス大王、チンギス・カン、マリリン・モンローの生涯を躍動感あ
 ふれる叙事詩で綴った異色の史書。

下記書籍が7月中旬刊行予定。
●『パルテノン アクロポリスを巡る三つの物語』 実業之日本社 柳広司
                      予価 \1,890<税込>
 紀元前5世紀、繁栄を極めた都市国家アテナイに出現したパルテノン神殿に秘め
 られた美と真実とは? 気鋭が放つ傑作ギリシア歴史小説。


[3103] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/15(Tue) 18:50

下記雑誌が出ました。
●『月刊言語2004年7月号』 \920<税込>
  特集:現代ギリシアのことばと文化――歴史を映し出す言語の姿
 まもなくオリンピックが開催される国、ギリシア。この国のことばは、広く教養
 としてたしなまれてきた古代語に比べて、現代のことばについては注目されるこ
 とが少ない。しかし、その姿を眺めてみれば、おのずから、背負ってきた長い歴
 史と豊かな文化が映し出されていることが分かるだろう。現在話されていること
 ばにふれることで、遠いこの国とその歴史に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
 ・ギリシア語の基礎知識(荒木英世)
 ・現代ギリシア語にとって古代ギリシア語とは何か(橘 孝司)
 ・ギリシアにおける言語問題(西村太良)
 ・ギリシア語の造語力(福田千津子)
 ・ギリシアの方言(八木橋正雄)
 ・ギリシアのことわざと文化(浮田三郎)
 ・ギリシア人の民族意識(周藤芳幸)
 ・ギリシア料理のおいしい歴史(池澤直美)
 ・オリンピックの定説を検証する(高橋幸一)

下記書籍が7月刊行予定。
●『建築の形態と比例の研究―古代ギリシアから現代まで―』 中央公論美術出版
   浅野捷郎 A5・320頁 予価 \12,600<税込>
 古代ギリシアから現代にいたる建築の形態と比例の研究書。

下記書籍が7月下旬刊行予定。
●『イデアの洞窟』 文藝春秋 ホセ・カルロス・ソモザ著 風間賢二訳
               予価 \2,100<税込>
 古代ギリシアの殺人を描くミステリ『イデアの洞窟』の中でテクストの謎に翻弄
 される訳者の正体は。驚愕のメタ・ミステリ。


[3102] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/06/13(Sun) 15:55

下記書籍が7月刊行予定。
●『現代ギリシア語辞典 増補版』 リーベル出版 川原拓雄
 見出し語約3万4000語を収録。


[3101] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/06/13(Sun) 13:49

○真奈美さん

> よそのサイトでの「トロイ」感想を読んだら、「バカップルの
> 一方くらい死んでほしかった」とあるので、
確かにバカップルですねえ。巻き添えで戦死する人たちは気の毒すぎます。


○高島賢治さん

> オリンピア遺跡から石を持ち帰ろうとした日本人が逮捕されたそうです。
記念にひとつ欲しくなる気持ちはとてもよくわかるけど、無茶やりますね。やはり買えるもので我慢しないとねえ。


○AKIRA.Mさん

> 何度かの交渉にもかかわらず「ヘレン」を返さなかったのでは
> 侵攻の口実になってしまいます。
国より愛情をとったんでしょうが、まわりは大迷惑ですね。


○かなりうすさん

> ホメロス以外にもいろいろな吟遊詩人がトロイア戦争の周辺を
> 唱っているので混乱してしまいますが、

元ネタはいろいろなんですね。まとめるのはけっこう大変な作業だったでしょうねえ。


[3100] 本当は、ゼウスが事の発端 投稿者:かなりうす。 投稿日:2004/06/13(Sun) 10:44

このところ「トロイ」関連の話題が多いですね。

神話の世界では、ゼウスが人間世界の人口調節のために戦争を起こすことが発端ですが、映画では現実味を出すためこの辺は描いて無いのでパリスがなぜヘレンに惹かれ愚かにも戦争に突入したのかが曖昧になっています。
だから可哀相に映画の中のパリスは「世間知らずのただのアホ」ですね。

ホメロス以外にもいろいろな吟遊詩人がトロイア戦争の周辺を唱っているので混乱してしまいますが、これらの作品群を『叙事詩の環』と言って断片的なお話をつなぐと1つの壮大な物語になり、作品群からおいしいところを上手く取り出して映画化したようです。
ただ、トロイの剣の逸話は映画での創作だと思うのですが・・・でも本来ならトロイ陥落のころにはパリスもアキレスもとっくに戦死しているはずなので、「トロイの剣」のことなどは些細な脚色ですね。

トロイの木馬の話はアルクティノス作の『イリオス(トロイア)の陥落』に出てきます。映画には無かったのですが彫刻で有名なあのラオコーンの逸話もここに書かれています。
(ラオコーンはフランシス・コッポラ製作のテレビ映画「オデッセイ」には出てました)

またアエネイアスの逸話は、後世に古代ローマ最高の詩人ヴェルギリウスが自国の建国神話というべき『アエネーイス』に書きましたが、これを基にしたベルリオーズの歌劇「トロイアの人々」がありメトロポリタンによる素晴らしい舞台がDVD化( ジェネオン エンタテインメント - ASIN: B00006JL7G )されているのでお好みの方はこちらもどうぞ。


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