古代ローマBBS 過去ログ30

[2999] ゲーム仲間は…… 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/05/04(Tue) 21:16

父達よ、新たに加わった者達よ

 augustusさん

 私が買って、送ってもいいですけど、商品を見ないで買うのはアレかなぁ……。でも軍装のできはよさそうでしたよ。そういうものが好きな人なら、買って後悔はしなさそうな。

 ゲーム仲間は、学校で生徒にやらせるんですよ!(^^) 実際にそうやっておられた理科の先生もいました(うちの掲示板に書き込んでおられたてんしんろうさんです)。私も、下宿先に遊びに来た生徒にボードゲームやらせてました。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[2998] Re[2992]: 競売なら…… 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/05/04(Tue) 17:17

父達よ、新たに加わった者達よ

 苦力さん

> まずは6,001円でどうです?

 ああ〜、要ります?(競売なのかしらん(^_^;) 他に希望の方がいなければ、お譲りしますよ。

 いい機会なので、『IMPERIVM ROMANVM II』も手放そうと思うのですが、苦力さん(&他の方)いります? あと、グラディウスの模造刀も手放そうかな〜(「生活を質素に計画」発動か?)。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

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[2997] プロパガンダのこと 投稿者: 投稿日:2004/05/03(Mon) 15:32

お久しぶりです。
たしか前は8月くらいに来たような(謎)

古代ギリシアやローマの人々は神話の神々や英雄が自分たちの祖先だと考えていたそうですけど、そういう神話を支配者がプロパガンダとして利用したケースを教えて下さい。(´・_・`)

例えば、アウグストゥスはアイネアスの血を引いていたとか。


[2996] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/05/03(Mon) 08:54

○DSSSMさん

> 1/6のローマ帝国軍兵士フィギュア(7000円程度)と共和政ローマ軍兵士
> フィギュア(6500円程度)を見つけまして、「うおお、欲しい〜」状態に
> なりました。
おお、そんなものがあるんですか。DSSSMさんはやはり共和政の方を買わなきゃ。(^^
私は帝政の方がいいかなあ。と思ってDSSSMさん御紹介のURLにアクセスしてみたんですけど、ローマ関係のものは何も載っていませんでした。
メールアドレスも載っていたけど、商品についての問い合わせ等には応じない旨明記されていました。店頭でしか売らないのかなあ。(;_;)

> その店で「カピトリーノの牝狼」は1つ250円(定価より安いんで
> やんの(^_^;)で2つ売っていたので、その2つと、
いいものゲットしましたね。おめでとうございます。

> どうやら、私が「これは絶対ゲットせねば!」と思ったローマファン
> 垂涎のアイテムだと思っていたものは、どこでも誰も見向きもしないもの
> であったようです(T.T)
え?そんな馬鹿な!?
って、そこまでローマファンは少数派だったのか(-_-)

> あるいは、帝政ローマファンには、今現在入手可能な『ネロ』というゲーム
> (http://www.sunsetgames.co.jp/phalanx/phalanx.htm)などの方がいい
> かもしれません
魅力的ですね。まわりにそういうゲームをやりそうな仲間が居ないのが残念だけど、持っているだけでもいいかもしれない。
(そもそも、ネロが死んだ後、ああいうガチャガチャがあったということを知っている人が周囲にほとんどいそうもありません。^^)


○大加藤さん

ケンソル様だったんですね。(^^

> 事実「北匈奴=フン族説」を初めて聞いたときはそのダイナミックな
> ところに感銘を受けました。
ずっと昔に大学の教養で東洋史を選択したんですが、そのときのテーマが匈奴でした。大加藤さんと同様に新鮮な驚きを感じたのを覚えています。
弱くて西に逃げたはずが、いつの間にか強大なフン族になっているのは面白いですね。


○かなりうすさん

> >中国はいつからどうして「後進国」になってしまったのでしょう?
> 西欧的な価値観に立つとそう見えるかもしれませんが、とんでもない誤解だと思いますよ。
何を軸に考えるかということですね。芸術で考えるのか(計れないですね^^)、工業で考えるのか、一人当たりの所得で考えるのか、あるいは、IT技術なんかで考えるのか。
軸が多すぎて私にはよくわからないです。(^^;


○Priapusさん

> 中国と古代ローマって、何となく似てるような・・・
> どちらも、現実主義的・実利主義的で、
> (↑偏見だろうか???)
いいとこついていると思いますよ。(と思う私も偏見の中にいるのだろうか?^^)

> とにかくスケールのでかいことが好きで、
> 馬鹿馬鹿しいまでに豪華絢爛の饗宴とか・・・
こういうことがやれるだけの財力があったということでしょうか。
私もこういうことは嫌いじゃないはずなんですが、一生やれそうもないです。(^^


○高島賢治さん

> ●『イタリア 謎だらけ 名言で読み解いてはみたけれど』
面白いタイトルですね。読み解いたけど、結局解けなかったのかな。


○あくるさん

> 世界を知るためには尚更、日本のことについてもっと知らなくては・・!
> と思えます。ので日本史は日本史でがんばります
やる気満々ですね。面白いと思えることでがんばれるのは素晴らしいことです。ぜひ、頑張ってください。
<小声で>面白くない科目も我慢して頑張らないとだめですよ。</小声で>


[2995] 中国・・・ 投稿者:Priapus 投稿日:2004/05/03(Mon) 01:40

特に深い意味はないけど、
中国と古代ローマって、何となく似てるような・・・
どちらも、現実主義的・実利主義的で、
(↑偏見だろうか???)
技術が発達し、商売上手で、
とにかくスケールのでかいことが好きで、
馬鹿馬鹿しいまでに豪華絢爛の饗宴とか・・・
食材も、周辺諸国から手に入るかぎりのものは何でも輸入して、
ローマ人も中国人に劣らず、ありとあらゆるものを食べてたし・・・
それから、膨大な量の文献・文字史料を残したこと、とか・・・

う〜〜〜む・・・
似てると言えば似てるか・・・それとも単なるこじつけか・・・


[2994] 4000年の歴史 投稿者:かなりうす。 投稿日:2004/05/02(Sun) 23:50

大加藤(加藤大)さま
>中国はいつからどうして「後進国」になってしまったのでしょう?
西欧的な価値観に立つとそう見えるかもしれませんが、とんでもない誤解だと思いますよ。

というわけで、カルタゴは再興させねばならぬ


[2993] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/05/02(Sun) 19:05

下記書籍が5月25日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『イタリア 謎だらけ 名言で読み解いてはみたけれど』 中公文庫
   タカコ・半沢・メロジー 予価\620<税込>
 家族、食生活、ファッションと美容、教育、政治・経済、習慣といまどき事情、
 男と女の恋模様などの不思議を、古代ローマから現代までの格言・諺を紹介しな
 がらイタリアの現代を解き明かす。


[2992] 競売なら…… 投稿者:苦力 投稿日:2004/05/02(Sun) 11:51

DSSSMさん江
>私が『共和政ローマ』はもう1セット持ってますので、≪中略≫有料(6000円くらい?)でお譲りしますよ〜。

まずは6,001円でどうです?

http://imperium-onboard.cside.ne.jp/


[2991] 世界史 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/05/02(Sun) 10:05

父達よ、新たに加わった者達よ

 大加藤さん(あっ、そういう意味だったのか!(^_^;)

 そうですね〜。私も、学校で世界史はほとんど習わなかったのですが、独学でやったのは、「なんじゃそれは〜!」というような、日本史ではほとんど考えられないようなことがどんどん起こるからですね。ヨコのつながり、というのも確かにそうですね。アレクサンドロス大王の部下たちの子孫が今も中国に住んで白人?の村を形成している(でしたっけ?)、とかって、すごいっすよね……。

 中国の問題は、私の大好きな明の時代からおかしくなったんじゃないでしょうか(^_^; ホントあの時代は、今の日本が失われた10年(12年?)だとすると、失われた276年というくらいに、「改革ってなに?」という支配者たちが長命を維持した政権ですので……。って、話題がローマ以外の世界史なら、うちの掲示板ででもお越し下さい。あるいはどこか世界史のよい掲示板ってあるんでしょうか?(niftyやめてからチェックしてない……)。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

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[2990] ボードゲーム 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/05/02(Sun) 09:50

父達よ、新たに加わった者達よ

 あくるさん

 あー、ボードゲームは、15年くらい前にはわりと多くの店で手に入ったんですが、ホビーとしてはその後かなり廃れてしまい、今や当時のコアな人たちが、通販か日本に2軒くらいのボードゲーム店で手に入れて細々とプレイしている状態です(O.;)

 大阪近辺の方ならば、私がご一緒にプレイしますけども……。あるいは、私が『共和政ローマ』はもう1セット持ってますので、近くでプレイヤーを5、6人集められてやってみる気概がある方には、日本語訳などプレイングエードセットをひとそろい付けて有料(6000円くらい?)でお譲りしますよ〜。

 あるいは、帝政ローマファンには、今現在入手可能な『ネロ』というゲーム(http://www.sunsetgames.co.jp/phalanx/phalanx.htm)などの方がいいかもしれません(私はやったことないですけど)。ただこれ、ネロ死後の四帝乱立の時代のゲームですね。ユリウス・クラウディウス朝時代の権力争いのゲームなんかだったら、もっといいような気がしますけど(作るべきか? 『十字軍』のカードゲームは私作ったんですけど)。

 まぁでも、『ネロ』は、ルールも非常に簡単だということですし(『共和政ローマ』は、良く知っている人が一人でもいれば結構簡単にプレイできますが、一人もいない場合結構難しいです)、グラフィックもキレイなので、興味があって、やりたい人を3、4人確保できて、お金のある人は是非購入をお薦めします(ちなみに同会社の同デザイナーの『エイジ・オブ・ナポレオン』は私はプレイしましたけど、かなり良い印象でした)。

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

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[2989] お返事有難う御座います 投稿者:大加藤(加藤大) 投稿日:2004/05/02(Sun) 01:49

こんばんは。皆様お返事有難うございます。

>augustus様
早速書店に行きモンタネッリの「ローマの歴史」を購入してきました。中公の「中国文明」シリーズを読んで中国史にはまった頃を思い出しました。どれも編者が異なり大変面白かったので、こちらの方も楽しみにじっくり読もうと思います(^^)

>DSSSM様
河出の方はノーチェックでした。(河出高いので・・・)モンタネッリを読み終えたら、是非読んで見たいと思います。HP拝見させていただきました。これからもDSSSMさんのHPでオリエント・ヨーロッパ史の本を参考に読み進めたいと思います。貴重な情報有難う御座いました。余談ですが、コレクト倶楽部の古代文明Iに「雲崗石窟」が混ざっているのに違和感があるのは私だけ?(^_^;)


私事で恐縮ですが、私は世界史メインにしています。自分は単純な性格なので、世界史の壮大さに惹かれました。世界史を学んでいると同時性(ヨコのつながり)を意識させられることが多く、事実「北匈奴=フン族説」を初めて聞いたときはそのダイナミックなところに感銘を受けました。
しかし日本史は日本史で良さがあるのでどちらも捨てがたいですよね。

それにしても、中国はいつからどうして「後進国」になってしまったのでしょう?(ローマと関係のない話題持ち込んですいませんm(_ _)m )


[2988] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/05/01(Sat) 11:00

●下記テレビ番組が5月8日14:00〜14:40 NHKBSハイビジョンで放映予定。
「イタリア・美の回廊 ローマ彫刻物語」

下記書籍が5月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『モンゴルvs.西欧vs.イスラム 13世紀の世界大戦』 伊藤敏樹
  講談社選書メチエ 予価 \1,575<税込>
 戦闘・虐殺・冒険・合従連衡の13世紀。阿鼻叫喚の征服を行うモンゴル、数千
 キロ先に親書を届ける宣教師、蜂起するイスラム軍人―。世界の三大勢力が武力
 と外交力の限りを尽くし覇を競った時代を活写。
 <著者>「コンスタンチノープル遠征記」「コンスタンチノープル征服記 第4回
     十字軍」の和訳

下記書籍が5月25日刊行予定。
●『イタリア 謎だらけ 名言で読み解いてはみたけれど』 中公文庫
   タカコ・半沢・メロジー 予価\620<税込>
 古代ローマから現代までの格言、諺で、イタリアの現代を解く。


[2987] 無題 投稿者:あくる 投稿日:2004/05/01(Sat) 10:15

≫augustusuさん
そうですね、日本史選択してますが、正直世界史と迷ったんです。世界史の方が、様々な民族の考え方や生き方を知れて好きなんですが。今回ローマ展行って更にやっぱり世界史にすればよかったかなーなんて思いましたが、世界を知るためには尚更、日本のことについてもっと知らなくては・・!と思えます。ので日本史は日本史でがんばります!

≫DSSSMさん
ボードゲームとは興味ありますね〜。本の中で見る歴史とは違ったその時代の臨場感を味わえそうです〜。やってみたい所だけど、普通に売ってるんですかね?しかも日本製の物ではないみたいだから、たとえ入手しても実際に使うのは難しいのかな・・?


[2986] ローマのフィギュア 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/05/01(Sat) 09:58

父達よ、新たに加わった者達よ

 昨日友人と大阪日本橋でカプセルトイの店をうろうろはしごしていたんですが、雑誌で見て「これは絶対買わねば!」と思っていた「コレクト倶楽部[古代文明編II](http://www.uhauha-uha.com/collect/kodai2/)」がすでに出ており、びっくりしてしまいました(コンビニで見てからでOKと思っていたのに、コンビニでは見なかったもので……)。

 シークレット(復元したニケ像)付きコンプリートは9000円、ノーマルコンプリート(18種)は5000円で売っていたのですが、財政難の折でもあり、苦悩。私は、共和政ローマファンとして「カピトリーノの牝狼」は絶対ゲットせねば(あと、サモトラケのニケ像とツタンカーメンは欲しいなぁ)と思っていたのですが、その店で「カピトリーノの牝狼」は1つ250円(定価より安いんでやんの(^_^;)で2つ売っていたので、その2つと、あと「アヌビス神像の厨子」を350円で買いました。

 で、その他の店でニケとツタンカーメンを捜していたのですが……まったくなし。で、「カピトリーノの牝狼」は、どの店でも有り余っており、しかも一番安く売っていた……。どうやら、私が「これは絶対ゲットせねば!」と思ったローマファン垂涎のアイテムだと思っていたものは、どこでも誰も見向きもしないものであったようです(T.T) フン、安く買えたからいいんだよ。フーン!(O.;)

 あ、そういえばコロッセウムもラインナップにありますが、単体で売っているのは見なかったですね。



 あと、日本橋のボークス(http://www.volks.co.jp/jp/index.aspx)に入った時、1/6のローマ帝国軍兵士フィギュア(7000円程度)と共和政ローマ軍兵士フィギュア(6500円程度)を見つけまして、「うおお、欲しい〜」状態になりました。軍装が全部別パーツになってまして、かっこいい。特にピールム(投げ槍)が欲しいなぁ、と。私は共和政ローマファンでありますが、軍装はやっぱり帝政の方がかっこいいですね。結構悩みまして、「……そうか。中のフィギュアがむさい男でなくて女の子であったら買うかも!」とか思ったのですが(おい)、とりあえずやめておきました(^_^;

 で、『カピトリーノの牝狼』は1個は保存用として、1個は取り出してローマ関係の本棚の所に飾って置く。うーん、素晴らしい。共和政ローマばんざーい!

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[2985] 世界史お薦め本など 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/05/01(Sat) 09:32

父達よ、新たに加わった者達よ

 あくるさん、加藤大さん

 私が古代ローマ(というか共和政ローマ)に興味を持ったのは、それをテーマにした多人数ボードゲーム(詳しくはhttp://imperium-onboard.cside.ne.jp/page024.html#lcn013)をやったのがきっかけですが、「素晴らしい!」と思ったのは、その自己犠牲的・英雄的な人々の姿でした。帝政になるとまた全然違いますけど、その無茶苦茶さはなかなか面白いと思います(^_^;

 「世界史の本で面白い」というのは、人により好みもありますが、河出文庫&中公文庫&教養文庫の「世界の歴史シリーズ」がまとまってて安くて、わりと面白くていいと思います。中でも私のお薦めは河出書房新社のものですが、話をローマに限ると、河出のはキリスト教関係の要素が強い記述なので、ちょっと好みが分かれるかも?

 ただ、上記の「世界の歴史」文庫御三家の中でも、中公の12「ブルジョワの世紀」、河出の22「ロシアの革命」など(私的には)「こんなわけわからんつまらん記述読んでられるか!」と投げつけたくなるようなのもありますので、ご注意(^_^; あと、中公の6「宋と元」などは、面白いのは非常に面白いですが、遊牧民族に対する偏見に満ちていたりしていて、「古い」と感じることもあります……。

 あ、世界史お薦め本としては、http://forum.nifty.com/frekishi/other/cont/intro_w/index.htmlを、世界史関係の伝記や逸話としては私のウェブサイトもご覧になって下さいまし(^_^;

 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!(←誰が言ってもOKです(^^))

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[2984] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/05/01(Sat) 07:34

○加藤大さん

いらっしゃいませ。

> 世界史の知識が身につき、尚且つ面白い。そんな一石二鳥な本がありましたら
> 教えてください。
[2969]のP.M.さんの書き込みにあるモンタネッリの本や[2973]の書き込みにある「地図で読む世界の歴史 ローマ帝国」などは面白くて知識が身につくと思いますよ。
世界史全般ということなら大幅に私の守備範囲を超えてしまいますが、中央公論社の世界の歴史シリーズなんかはどうでしょう。「ギリシャとローマ」の部分は面白かったと思います。


○あくるさん

> 何でもローマ帝国建国時は、ローマ人達は自己存在を後世に残すために
> 写実性に富んだ肖像等を中心に彫刻として残したらしいんですね。
その傾向はあるかもしれません。例えば、「記憶の断罪」なんていうのが重い刑罰だったりしますから。
あと、お葬式のときに祖先の姿を描いたものを持って行進するという風習もありましたね。

> 受験科目は日本史なのに、そんな事してていいのかって感じですケドね(汗)
直接受験勉強に関係ないことで丸一日つぶしても、それでモティベーションが向上するのなら受験にもプラスになる場合が結構ありますね。あくるさんの場合は意欲が向上したような感じがしますか?


○高島賢治さん

> 『辻邦生全集 第1巻』 新潮社
辻邦生といえば、やはり「背教者ユリアヌス」が名作ですよね。他の作品は読んだことが無いですけど。


[2983] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/30(Fri) 16:55

下記書籍が6月刊行予定。
●『辻邦生全集 第1巻』 新潮社

下記書籍が6月16日刊行予定。
●『ギリシア・ローマ名言集』 ワイド版岩波文庫 柳沼重剛

下記書籍が6月18日刊行予定。
●『スコットランド 歴史を歩く』 岩波新書 高橋哲雄

下記書籍が6月18日刊行予定。
●『クレタ、神々の山へ』 岩波書店 真保裕一 46版208頁


[2982] 無題 投稿者:あくる 投稿日:2004/04/29(Thu) 23:40

今日上野の国立西洋博物館の古代ローマ彫刻展に行ってきました〜(^^)カナリおもしろかったです。受験科目は日本史なのに、そんな事してていいのかって感じですケドね(汗)でも興味出たことはその時知ろうとしないとダメだろうなーと思って行って来ちゃいました。
内容はものすごく興味深いものでした。何でもローマ帝国建国時は、ローマ人達は自己存在を後世に残すために写実性に富んだ肖像等を中心に彫刻として残したらしいんですね。例えばアウグストゥスやカエサルの肖像彫刻。だけど、キリスト教が帝国内に広がり始めると、ローマ人が彫刻に求めるものが変わってくる。今までは故人や皇帝など、人物自身に焦点をあてた、つまり現実的なものが多かったが、キリスト教の『神』や祈りといった理想的で抽象的なものを表すようになって来る。それはすなわち、キリスト教を通してローマ人が現世ではなく、来世の繁栄を願う考え方になっていったことを意味する・・ということだそうだ。
という事でひじょ〜におもしろかった。『人は現世に何を求め、何を残そうとするのか』という果てしなく遠い答えを、ローマ人達は彫刻を通して見つけようとしていたんだと思うと、とてもロマンを感じますね。『彼らは皆生きた』と展のサブタイトルであるように、ほんとにこの世界にローマ人が生きていた事をしみじみと感じられて、行った甲斐がありました!上野に行ける方は是非行ってみた方がいいと思います。ローマ素人の私でも十分楽しめました!皆さんがオススメしてくださった関連書も売っていて最高でした!


[2981] はじめまして 投稿者:加藤大 投稿日:2004/04/29(Thu) 21:13

こんばんは。皆さんはじめまして。世界史が好きな高3です。大変深い知識が詰まったHPをいつも楽しく拝見しています。

世界史の知識が身につき、尚且つ面白い。そんな一石二鳥な本がありましたら教えてください。

掲示板に書き込みをするのは初めてですが、どうぞよろしくお願いします。

ゆえに、カルタゴは滅ぼさせねばならぬ(^o^)/ (すいません。真似しました m(_ _)m)


[2980] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/29(Thu) 21:03

○あくるさん

> ズバリ、皆さんはローマ帝国のどこに魅力を感じますか?!
いい話題ですね。

1.広大で強力な大帝国。しかも長く続いた。(んー。我ながら単純^^)
2.巧妙な政治のシステム(このテーマなら、絶版なんですが「ローマ人の
  国家と国家思想」がおすすめです。)
3.大きくて立派な遺跡(これも単純^^)
4.比較的容易に入手できるコイン(あまり一般化はできないかも^^)
手元に2000年前のものがあるって魅力的だと思いませんか?


○かなりうすさん

> 1)公共建築物の並ぶ公共広場の壮麗な眺望
> 2)スケールの大きな内部空間を可能にした建築技術
> 3)その他
かなりうすさんらしい答えですね。(^^)


○高島賢治さん

>『季刊 文化遺産 第17号 ローマ古寺巡礼』
いつも情報ありがとうございます。これ、注文する予定です。(^^)


[2979] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/29(Thu) 18:59

下記テレビ番組が5月6日19:00〜20:40 NHK・BS1にて放映予定。
●「BSオリンピック特集」
19:00〜19:50 「古代ギリシャからの贈物」1000年以上にわたって開催された古代オ
        リンピック▽選手は全員裸▽今とは違う競技の内容ほか
19:50〜20:40 「近代オリンピックの父・クーベルタン」 近代五輪開催のきっかけ
        ▽ギリシャとの確執▽芸術とスポーツの融合を目指すほか


[2978] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/29(Thu) 18:46

下記テレビ番組が5月8日午後九時からTBS系で放映予定。
●「世界・ふしぎ発見!」砂漠のなかの古代建築群−−ヨルダン・謎の遺跡を紹介

ヨルダンの岩山の奥地にある古代の建築群ペトラを紹介する。リポーターは原理恵子。
ヨルダン南部の広大な砂漠地帯の険しい岩山の一角に築かれたこの建築群は、実は紀元
前後に栄華を極めたナバテア王国の都だった。砂漠の遊牧民ベドウィンが聖地としてあ
がめる幻の都で、今から190年ほど前、スイスの探検家ヨハン・ブルクハルトによって
発見された。「ファラオ(王)の宝物殿」と呼ばれる巨大建築物や王家の墓、洞穴のよ
うな住居跡など、これまで700以上もの遺跡が発掘されているが、それらは全体の1%
に過ぎず、一帯には謎に包まれた遺跡がなお数多く存在している。
遺跡のなかには、王族だけでなく一般市民の墓も多く見付かっていることから、ナバテ
ア王国は身分格差の少ない自由な都市国家だったと推測されている。
また建築様式がギリシャやエジプト、ローマ文化の影響を色濃く受けていることから、
ここがそれらの国が交易を行う際の中継地点として繁栄したことも分かってきた。
番組では、壮麗なペトラの遺跡の数々を紹介すると同時に、それらを築き上げたナバテ
ア人の繁栄と衰退の歴史をひもといていく。
--------------------------------------------------------------------------
第870回
砂に埋もれた幻の都・ぺトラの謎を追え!
奇石や巨石が点在するヨルダンの砂漠で
ずっと語り継がれてきた伝説の都・ペトラ
ところが19世紀
険しい岩山の奥から広大な遺跡が発見され
ペトラの存在が1500年の時を経て確認されたのです
次回「世界ふしぎ発見!」では
最新の発掘調査で次々と明らかになってきた
ぺトラの全貌にミステリーハンターの
原理恵子さんが迫ります!
ぺトラを目指す原さんを迎えたのは
高さ100メートルの巨石に挟まれた 細く長い道…
その先に突如開ける都の入り口では
巨大な岩山を削って造られた
美しい建造物エル・ハズネに遭遇!
その不思議な造りや
昨年見つかった注目の地下空間を紹介します
しかし雨量に乏しい砂漠の真ん中で
岩だけで造られた巨大都市が一体なぜ誕生し
繁栄を極めることができたのでしょうか?
そこには街全体に施された驚くべき仕掛けが…!?
さらにぺトラの人々が
ある日忽然と姿を消した謎を解明するため
原さんは夜の遺跡巡りへ!
そこで目にした神秘的な光景が
その答えと彼らの意外な信仰を物語ります!
謎の都・ぺトラの全貌が見えてくる
--------------------------------------------------------------------------
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html


[2977] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/29(Thu) 15:10

下記雑誌が出ました。再掲。
カラー写真で66頁にわたりローマ古寺について解説がある。
   (一部書店では店頭にて販売されているそうですが、電話にて取り寄せる
    事もできます。 TEL 0120-139913 http://www.imj.co.jp/simasha/)
●『季刊 文化遺産 第17号 ローマ古寺巡礼』
  財団法人島根県並河萬里写真財団:発行 三省堂書店:発売 \1,575<税込>
 監修 浅香正 同志社大学名誉教授/(財)古代学協会古代学研究所教授・副所長
 【総論】
  ・初期ローマ教会の形成と巡礼−聖者の栄光 同志社大学名誉教授 浅香正
 【エッセイ】
  ・クリスマス、プレセピオ、インフィオラータ
                       同志社大学神学部助教授 三宅威仁
 【各論1】 ローマ帝国とキリスト教
  ・イエスの活動              同志社大学神学部教授 野本真也
  ・ペトロとパウロの西方伝道        野本真也
  ・コンスタンティヌス帝とキリスト教    京都女子大学教授 新田一郎
 【各論2】
   初期キリスト教時代から中世までの聖堂建築の発展
                       同志社大学文学部教授 勝國興
 【各論3】 カタコンベ            西南学院大学講師/山田順
 【各論4】 初期キリスト教教会−バジリカ式聖堂
  ・サンタ・サビーナ聖堂          浅香正
 【各論5】 四大聖教と七巡礼聖堂
  ・サン・ピエトロ大聖堂          浅香正
  ・サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラ−ノ聖堂
                       新田一郎
  ・サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂    上智大学文学部教授 豊田浩志
  ・サン・パオロ・フオリ・レ・ムーラ聖堂  東北大学教授 松本宣郎
  ・サンタ・クローチェ・イン・ジェルサレンメ聖堂
                       四国学院大学教授 酒枝徹意
  ・サン・ロレンツォ・フオリ・レ・ムーラ聖堂
                       勝國興
  ・サン・セバスティアーノ聖堂       浅香正
 【各論6】 異教時代の遺構と重層した教会
  ・サン・クレメンテ聖堂          浅香正
  ・サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂
                       東京藝術大学非常勤講師 加藤磨珠枝
 【各論7】 モザイクの華麗な教会
  ・サンタニェーゼ聖堂とサンタ・コスタンツァ聖堂
                       加藤磨珠枝
  ・サンタ・プデンツィアーナ聖堂      加藤磨珠枝
  ・サンタ・プラッセーデ聖堂        加藤磨珠枝
  ・サンティ・コスマ・エ・ダミアーノ聖堂  加藤磨珠枝
 【各論8】 フレスコ絵画の美しい教会
  ・サンティ・クワットロ・コロナーティ聖堂 浅香正
 【各論9】 コスマティ教会
  ・サンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂 勝國興
  ・サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂
                       豊田浩志


[2976] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/29(Thu) 11:18

下記番組が5月6日00:50〜01:30 NHK・BS1で放映予定。
●『地球ウォーカー・ギリシャ編』
00:50 「神殿とともに生きて〜ギリシャ・アテネ」
01:10 「心をつなぐ郵便配達〜ギリシャ・レスボス島」


[2975] (・_・) 投稿者:かなりうす。 投稿日:2004/04/29(Thu) 09:09

あるくさん、はじめまして。

>ローマ帝国のどこに魅力を感じますか?!

私もシロートですがローマ建築にちょっと嵌りました。
1)公共建築物の並ぶ公共広場の壮麗な眺望
2)スケールの大きな内部空間を可能にした建築技術
3)その他

というわけで、カルタゴは再興させねばならぬ(^o^)/


[2974] 無題 投稿者:あくる 投稿日:2004/04/29(Thu) 01:25

皆さんたくさんの関連書情報ありがとうございます(^^)∨
もう一つ質問あるんですが、皆さん古代ローマのどんな所に惹かれたのですかね?私はトロヤ戦争って何だっけ・・?という程の素人ですが、唯一カエサルが好きで、後は彫刻文化が素晴らしいなーと。
ズバリ、皆さんはローマ帝国のどこに魅力を感じますか?!膨大なローマ史の資料の中でどこに着目するか、参考にさせていただきたいんです!


[2973] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/28(Wed) 22:18

○あくるさん

いらっしゃいませ。
きりがないかもしれませんが、頑張って読んでみてください。(^^

私のお勧めは
1.「ローマ皇帝歴代史」
2.「地図で読む世界の歴史 ローマ帝国」
3.P.M.さんもお勧めのモンタネッリの本
あたりです。


○さるさん

> 『ローマ人の世界』
これも良い本ですよね。彫刻の写真も多いようですし。


○DSSSMさん

>『古代ローマ帝国の謎』(
これは手元に無いんですが、文庫にしても安いですね。


○P.M.さん

しばらくです。

> 1)ピラネージの想像力
大きそうですね。これは。


○Priapusさん

> 『素顔のローマ人』
これは手元にあります。ローマ人の暮らしぶりに焦点をあてた面白い本ですね。


○かなりうすさん

> また気になることを・・・ (・_・)
私も気になります。あとは何なんだろう。


○真奈美さん

> 本編よりも価値のある後書きはくれぐれもカットしないように!
どんな中身の後書きなんでしょう。気になるなあ。


○高島賢治さん

>『モンゴルvs.西欧vs.イスラム 13世紀の世界大戦』 
言われてみれば確かに世界大戦って感じがしますね。面白そうです。


[2972] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/28(Wed) 21:35

下記書籍が出ました。
●『オイディプス王』 ソフォクレス作 山形治江訳 劇書房<発行> 構想社<発売>
  \1,680<税込>
 「やがて父を殺すことになる」との神託のために捨てられた赤子は、怪物スフィ
 ンクスを退治した英雄として未亡人となった母の前に現れる。そうとは知らず二
 人は結婚し、幸せの日々を送るが…。現代ギリシャ語訳からの直接翻訳。


[2971] 無題 投稿者:かなりうす。 投稿日:2004/04/28(Wed) 14:24

P.M.先生
>3)その他
また気になることを・・・ (・_・)

というわけで、カルタゴは再興させねばならぬ(^o^)/


[2970] Re_ ローマ本 投稿者:Priapus 投稿日:2004/04/28(Wed) 13:19

> 関連書を一冊

僕だったら、断然、

   『生活の世界史4』
  弓削達『素顔のローマ人』河出書房新社(文庫)

同シリーズはほかに、
  『1 古代オリエントの生活』
  『6 中世の森の中で』
などを読みましたが、いずれもわくわくするほど
面白かったのでございました。
    


[2969] (・_・) 投稿者:P.M. 投稿日:2004/04/28(Wed) 12:47

ローマ史全体を概観するということが目的であれば、私の場合はモンタネッリの『ローマの歴史』

> 国立西洋美術館で古代ローマ彫刻展
図録は借金してでも買ってください。
この展覧会の詳しい感想をここにカキカキしようと思っているのですがなかなか
時間がとれませぬ(:_:)、、、、1つだけ

本物よりピラネージの作品の方が鮮明なのはどうして?
1)ピラネージの想像力
2)酸性雨等による劣化
3)その他

というわけで、カルタゴは存続させねばならぬ(^o^)/

http://www10.plala.or.jp/pm/


[2968] ローマ本 投稿者:DSSSM(松浦豊) 投稿日:2004/04/28(Wed) 11:35

父達よ、新たに加わった者達よ

 あくるさん

 私なら何をお薦めするかなーと考えたところ、『古代ローマ帝国の謎』(坂本浩 光文社文庫 グラフィティ・歴史謎事典3 税別495円)かな、と思いました。

 これも綺麗な写真が多く、また面白いテーマを取り上げて身近な感じで描写されていくので、楽しく読めると思います。安いですし(^^)


 なお、カルタゴは滅ぼさねばならない!

                    DEVS SIVE SVBSTANTIA SIVE MATVRA

http://cwaweb.bai.ne.jp/~dsssm/


[2967] トロイ 投稿者:真奈美 投稿日:2004/04/28(Wed) 10:01

4年前に描き下ろしハードカバーで出ていた「マンガ ギリシア神話」BY里中満智子 全8巻 が、現在月に1冊ずつ文庫で出直しています。来月の7巻がトロイア戦争にあたるのは、その直後に封切りの映画「トロイ」にひっかけて宣伝しようという目的なんでしょうね。 角川文庫から出るはずの「クレオパトラ」が映画に合わせるつもりらしいとすると、一緒に黒田版も復刊って・・・ありうる。本編よりも価値のある後書きはくれぐれもカットしないように!


[2966] 通りすがりですが… 投稿者:さる 投稿日:2004/04/28(Wed) 03:42

>あくるさん
ロジェ・アヌーン、ジョン・シェード『ローマ人の世界』(監修:青柳正規)はどうでしょう?
創元社の「知の再発見」双書の一冊で、手ごろなサイズです。
図版も豊富なので、楽しく読めると思います。
テーマ的にも、彫刻展の予習にぴったりです。

>管理人様
通りすがりで、レスだけしてすみません。
いつも楽しく拝見しています。

では、失礼します。


[2965] はじめまして 投稿者:あくる 投稿日:2004/04/27(Tue) 23:06

私は高校生でローマのことはくわしくないんですが、大学進学は史学科めざしてるくらい西洋史、特に古代ローマ帝国に興味があるんデス。あえて知ってるのはカエサルくらい。それで今、上野の国立西洋美術館で古代ローマ彫刻展やってますよね?それに行く前にある程度、関連書を一冊読んでから行きたいと思ってるのですが、皆さん何かオススメの本ありますか?ローマの本って大量にあるからキリがないんですよね・・


[2964] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/27(Tue) 21:53

下記番組が5月5日00:20〜02:00 NHK・BS1で放映予定。
情報を追加・変更して再掲。
●『地球ウォーカー・イタリア編』
0:20 「チャオ!トレビの泉〜イタリア・ローマ」
0:40 「おいしい都の名物料理〜イタリア・ローマ」
1:00 「古代の道を歩く〜イタリア・ローマ」
1:20 「水の都よ永遠に〜イタリア・ベネチア」
1:40 「ルネサンスの町を自転車で〜イタリア・フェッラーラ」


[2963] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/27(Tue) 16:04

下記書籍が5月10日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『モンゴルvs.西欧vs.イスラム 13世紀の世界大戦』 伊藤敏樹
  講談社(恐らく 講談社選書メチエ) 予価 \1,785<税込>
 戦闘・虐殺・冒険・合従連衡の13世紀。世界の三大勢力が武力と外交力の限り
 を尽くし覇を競った時代を活写。
 <著者>「コンスタンチノープル遠征記」「コンスタンチノープル征服記 第4回
     十字軍」の和訳

下記書籍が5月20日刊行予定。
●『ギリシアの古代オリンピック』 楠見千鶴子 講談社 予価 \2,100<税込>
 近代オリンピックのルーツを写真とともに辿る。競技も見物も男性のみ、五種競
 技やボクシングもあったなど、神話と歴史両時代をふまえて記述。

下記書籍が5月29日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『アナトリア発掘記 カマン・カレホユック遺跡の二十年』 大村幸弘
   日本放送出版協会 予価 \914<税込>
 アナトリア遺跡から発掘された遺物が語る数々の新事実。前著から二十余年を経
 て、いま鉄の帝国「ヒッタイト」の姿が見えてきた。
 <著者>中近東文化センター・学術局・主任研究員


[2962] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/27(Tue) 15:06

下記番組が5月5日00:20〜02:00 NHK・BS1で放映予定。
●『地球ウォーカー 「イタリア」ローマ トレビの泉▽ベネチア▽フェッラーラ』


[2961] Re[2959]: RE: 投稿者:McFly 投稿日:2004/04/26(Mon) 17:03

augustus様 返事が送れて申し訳ございませんでした。
もう一度見てみます。
ありがとうございました。


[2960] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/23(Fri) 16:40

下記書籍が4月下旬刊行予定。
●『ギリシア神話守護神占い』 エル・アシュール 青春出版社
          予価 \1,365<税込>

下記書籍が5月10日刊行予定。
●『モンゴルvs.西欧vs.イスラム 13世紀の世界大戦』 伊藤敏樹
  講談社(恐らく 講談社選書メチエ) 予価 \1,785<税込>
 <著者>「コンスタンチノープル遠征記」「コンスタンチノープル征服記 第4回
     十字軍」の和訳

下記書籍が5月24日刊行予定。
●『イタリアの田舎町 <旅名人ブックス・シリーズ>』田辺雅文・武田和秀他
   日経BP企画 予価 \1,680<税込>

下記書籍が5月29日刊行予定。
●『アナトリア発掘記』 大村幸弘 日本放送出版協会 予価 \914<税込>
 <著者>中近東文化センター・学術局・主任研究員


[2959] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/22(Thu) 22:56

○真奈美さん

> 今夜もまたハイビジョンではローマ番組か〜。
> ーーいつか普通に放映してくれよな〜〜っ!
ですよね。
はしょったりしないで普通にというところが重要ですね。(^^)


○高島賢治さん

> 下記が4月29日20:00〜20:45 NHK総合テレビにて放映予定。
地上波ですね。うれしいなあ。


○McFly さん

> DVX ET GVB REIP GEN
ローマのコインにはこういう銘文はありません。

ET は英語の and
GVB は知事?
REIP は共和国
GEN はジェノヴァ
を表しているようですよ。
DVX は DUX じゃありませんか?


○あかぎさん

> Carmen Saeculare
普通こういう風に訳すというようなものがあるかどうかはわかりませんが、「百年祭讃歌」と訳している方はいらっしゃるようです。


[2958] Carmen Saeculare 投稿者:あかぎ 投稿日:2004/04/22(Thu) 21:44

ホラティウスのLudis Saeculumに際して書かれたCarmen Saeculareは日本語で一般になんとよばれているのでしょうか。おしえてください。よろしく。


[2957] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/22(Thu) 20:19

下記が4月29日20:00〜20:45 NHK総合テレビにて放映予定。
BS HIで放映の75分番組のダイジェスト版になると思われる。
●〔ローマ帝国シリーズ〕「クイズ・ローマ帝国」〜皇帝からの挑戦状〜
今からおよそ二千年前、イタリア半島を中心に、人類史上例を見ない巨大帝国が誕
生した。ローマ帝国。多民族・多宗教の人々をまとめあげ、数百年もの繁栄を謳歌
した驚異の世界帝国である。ローマ帝国は、二千年の時を経た今なお、我々の生活
に大きな影響を与え続けている。法律によって社会を運営するシステム、コンクリ
ートを使った建築技術……。電気もエンジンもない時代に、ローマ帝国は人間の知
力と体力によって高度な文明を築き上げていたのだ。番組では、ローマ帝国の繁栄
を生み出した叡知の数々を、クイズ形式で紹介していく。
ローマ人の自由な発想が生み出した文明の魅力を楽しみながら学べるスタジオバラ
エティー番組。そこには、今を生きる知恵と技術が隠されている。
[ゲスト] 藤村俊二、斎藤慶子、林家こぶ平、乙葉 
[解 説] 青柳正規 (東京大学教授)
[司 会] 恵俊彰、柴田祐規子アナウンサー
http://www3.nhk.or.jp/hensei/bangumi/ch1-20040429-86.html
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0429.html


[2956] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/22(Thu) 19:14

下記書籍が出ました。
●『古代ギリシァの思想と文化』 松田禎二 行路社 \2,100<税込>
 西洋文明における普遍的なものは、原理的にはキリシァに由来するものが大部分
 である。ギリシァ人の創造は世界的なものである。身近な日本の出来事や人物や
 著作に話の糸口を求めながら、ギリシァの古典を紹介する。


[2955] はじめまして! 投稿者:McFly 投稿日:2004/04/22(Thu) 11:05

HPを拝見させていただきました。
皆様にお知恵をお借りしたく思います。
いつか見たHPのコインのデザインが気に入っています。
『DVX ET GVB REIP GEN』と書いてあったと思うのですが何を表しているのでしょうか?
初めの文字は『神』・・・そのあとが分かりません。
もし良かったら教えてください。


[2954] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/21(Wed) 20:03

下記書籍が出ました。
●『ヨーロッパものしり紀行 《城と中世都市》編』 紅山雪夫 新潮文庫
                    \540<税込>
 「ヨーロッパの旅 城と城壁都市」(創元社 1998年刊)の改題


[2953] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/21(Wed) 15:43

下記書籍が出ました。
●『ヨーロッパ生と死の図像学 (明治大学人文科学研究所叢書)』 東洋書林
   A5判・610+29頁/図版32頁 馬場恵二・三宅立・吉田正彦編 \9,975<税込>
 史料としての図像を、同時代の歴史的・社会的文脈においてとらえ、「生と死」
 という人間存在の根源にかかわる問いかけに対する人びとの多様な対応の足跡を
 たどる。
 <馬場恵二>元明治大学教授。専門は古代ギリシア史。
 <三宅立>現在、明治大学文学部教授。ドイツ近現代史を専門とする。
 <吉田正彦>現在、明治大学文学部教授。ドイツ近世・近代の文学・文化を専門と
      する。


[2952] おいNHK! 投稿者:真奈美 投稿日:2004/04/21(Wed) 13:11

今夜もまたハイビジョンではローマ番組か〜。
ーーいつか普通に放映してくれよな〜〜っ!

>猫かぶりさん

>分かりやすいサイト紹介していただき、ありがとうございます

どういたしまして。


ピーター・オトゥールという俳優は私は「ジャンヌ・ダルク」のコーション司教でしか見たことなくて、美老人には見えないので、これでアウさんを想像はしにくいです。若いころのはどうなんだろうと気になるので、いつか「アラビアのロレンス」を見てしまうかもしれません。


[2951] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/20(Tue) 19:12

下記書籍が出ました。
●『ローマでお昼ごはん』 平松玲・写真・文 阪急コミュニケーションズ
     \1,890<税込>
 食べたいものを食べたいだけ。無理せず、おいしく、をモットーに。気軽な「居
 酒屋ごはん」からセレブ御用達のリストランテまで、ローマ在住の「食いしん坊
 」カメラマンが薦める、厳選39店。
 <著者>1958年生まれ。写真家。ローマ在住。『マリ・クレール』『フィガロ・ジ
    ャポン』『ブルータス』など多くの雑誌でイタリア取材・撮影に携わる。


[2950] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/20(Tue) 17:45

下記書籍が5月下旬刊行予定。
●『暴力の地平を超えて 歴史学からの挑戦』 「暴力の地平を超えて」研究会編
  青木書店 予価 \3,360<税込>
 一揆や騒動などで暴力の主体となる民衆に焦点を当て、暴力の正当性がいかに判
 断され既存の枠組みに組み込まれるかを探る。
●『マルーシの巨像 ギリシャ紀行』 ヘンリー・ミラー著 金沢智訳 水声社
  予価 \3,150<税込>
 第二次大戦の直前、ギリシャを訪れた著者はそこに、今や失われてしまった混沌
 と情熱、神性と永遠を見出す。詩情溢れるギリシャ紀行。

下記書籍が5月25日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『剣闘士スパルタクス』 佐藤賢一 中央公論新社 予価 \1,995<税込>
 月刊誌「中央公論」で連載していた小説「剣闘士スパルタクス」の単行本化。
 ローマからの逃走か破壊か。自由を求めた叛乱の英雄・スパルタクスの活躍と苦
 悩を描く大活劇小説。

下記雑誌が出ました。
●『週刊100人 No.46号 ハンニバル』 \560<税込>


[2949] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/20(Tue) 17:15

「今夏のアテネ五輪の陸上砲丸投げは古代五輪発祥の地、オリンピアで遺跡をバックに実施される。」という。良い事なのか、どうなのか。
http://www.sanspo.com/top/am200404/am0420.html


[2948] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/19(Mon) 22:21

○AKIRA.M さん

> 古代ローマは 金貨(アントニウス、アウグスツス、ネロ、
> ハドリアヌス等のアウレウス金貨そしてコンスタンティヌスの
> 2ソリドゥス)と
アウレウス金貨ですか。欲しいなあ。
って、そういう反応は普通しないか。(^^;

> 実物の小ささのため近付かねば見えないし、近いと老眼が
> 出ていてぼけるしでメガネか拡大鏡を持ってゆけばよかったと、
> 思いました。
昨年(だったかな?)の大トルコ展で同様のことを経験しました。よく見えなくて悔しい思いをしました。


○猫かぶりさん

> GW公開の「トロイ」にも出演とか。
「トロイ」には期待しております。(ローマじゃないけど。)


○マッティアスさん

> 金貨って+キラキラ+感が他の比ではなくて、キレイですよね。
ですね。私も金貨は大好きです。(^^

> カラスかお前は!
(^^) (^^) (^^) (^^)

> この時代のコインだと、イスラム世界にも流通したりしたのかなあ、
イスラム世界でどれくらい古いものまで流通していたのかは私にはわかりませんが、可能性はあるかもしれませんね。


[2947] 金貨ってキレイですよね(←とっても今更) 投稿者:マッティアス 投稿日:2004/04/18(Sun) 21:48

☆augustusさん☆
ユスティニアヌス金貨を拝見いたしました。
金貨って+キラキラ+感が他の比ではなくて、キレイですよね。
カラスかお前は!ってくらい光るモノを眺めるのが好きな私は、相当ウットリでした。
この時代のコインだと、イスラム世界にも流通したりしたのかなあ、なんて楽しくなってしまいます♪


[2946] 無題 投稿者:猫かぶり 投稿日:2004/04/18(Sun) 19:12

以前、ドラマAugustus - Mein Vater, der Kaiser の件で質問した者です。

分かりやすいサイト紹介していただき、ありがとうございます。お礼が遅くなって申し訳ありません。
かなり辛口批評だったので、期待したほどの出来ではなさそうですね。
しかしコスプレ物としてはお金がかかっていそうで、映像だけでも見てみたいです。

ピーター・オトゥール氏が現役とは驚きですが、GW公開の「トロイ」にも出演とか。


[2945] 大英博物館展 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/04/18(Sun) 17:30

昨日、大英博物館展に行ってきました。新石器時代からルネサンス後までの時代の各地の遺物が十数点づつありました。
古代は四大文明、プラス中南米、オリエント、ケルトそしてギリシャ、ローマなど、日本は中世の肖像画、浮世絵、そして銅鐸が展示されてました。
 
 古代ローマは 金貨(アントニウス、アウグスツス、ネロ、ハドリアヌス等のアウレウス金貨そしてコンスタンティヌスの2ソリドゥス)と
彫像(ディオニソス像、ホメロス、ハドリアヌス、とアンティノスの胸像。他神小像)1つの石が0.5mmくらいのモザイク、装身具、属州パルミュラの墓室彫刻(ローマ時代)、カルタゴの供養碑(ローマ時代)などが有りました。一部展示にはレプリカもありましたが、ギリシャ、ローマは本物でした。
 
 それにしてもブリテンに縁のあるハドリアヌスは3点もありましたが隣同士にアンティノスの胸像(実物より大きめでディオニソスの格好)が並んでいるのを見ると、解説(..寵愛を受けたが水死...)とともに思わず『おやおや これはおそろいで...。』とおもいましたが、自信たっぷりの皇帝の顔に比べ 『少し浮かない表情の若者はどのようなことを感じ考えていたのだろう。』とも、おもいました。

 金貨の銘はいくらか読めましたが、実物の小ささのため近付かねば見えないし、近いと老眼が出ていてぼけるしでメガネか拡大鏡を持ってゆけばよかったと、思いました。
では。


[2944] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/18(Sun) 17:01

ローマコインのユスティニアヌスの項目に小さな金貨を一枚追加しました。


[2943] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/18(Sun) 17:00

○高島賢治さん

> 「クイズ・ローマ帝国」〜皇帝からの挑戦状〜
建前のコメント:これを見てさらにローマファンが増えるとうれしいですね。(^^
本音のコメント:ちぇっ。またBSかい。地上派オンリーのお客さんも大事にしてくれよ。 (;_;) > NHKさん


[2942] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/17(Sat) 20:36

●下記が4月22日20:00〜21:15 NHK BS HIで放映予定。
情報を追加して再掲。
ハイビジョン特集〔ローマ帝国シリーズ〕
「クイズ・ローマ帝国」〜皇帝からの挑戦状〜
今からおよそ二千年前、イタリア半島を中心に、人類史上例を見ない巨大帝国が誕
生した。ローマ帝国。多民族・多宗教の人々をまとめあげ、数百年もの繁栄を謳歌
した驚異の世界帝国である。ローマ帝国は、二千年の時を経た今なお、我々の生活
に大きな影響を与え続けている。法律によって社会を運営するシステム、コンクリ
ートを使った建築技術……。電気もエンジンもない時代に、ローマ帝国は人間の知
力と体力によって高度な文明を築き上げていたのだ。番組では、ローマ帝国の繁栄
を生み出した叡知の数々を、クイズ形式で紹介していく。
ローマ人の自由な発想が生み出した文明の魅力を楽しみながら学べるスタジオバラ
エティー番組。そこには、今を生きる知恵と技術が隠されている。
[ゲスト] 藤村俊二、斎藤慶子、林家こぶ平、乙葉 
[解 説] 青柳正規 (東京大学教授)
[司 会] 恵俊彰、柴田祐規子アナウンサー
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0422.html


[2941] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/17(Sat) 17:33

○マッティアスさん

> 出典元は例の洋書「ネルウァ」(もう半年以上も放置プレイ)です。
了解です。

> のちの五賢帝の父祖がドミティアヌスの時代までにある程度
> のし上ってきたこととか、ハドリアヌスの義兄なんかも、彼の
> 治世下で執政官になったりしていて、結構面白いんですよね。
本当に面白そうですね。翻訳が出版されないかなあ。


○真奈美さん

> まえにここで書いた、ドラマ「アウグストゥス」とかゲームとかの件を、
> サラさんとこ「聖杯と剣」BBSのほうへとコピーしてかまいませんか。
もちろんかまいませんとも。どうぞ、ご遠慮なく。


○高島賢治さん

> 美神ビーナスとギリシア・ローマの女たち 別冊歴史読本86号
どういう人選がなされているのか興味深いですね。


[2940] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/17(Sat) 15:46

下記雑誌が5月12日刊行予定。
●『美神ビーナスとギリシア・ローマの女たち 別冊歴史読本86号』
    新人物往来社 予価 \2,100<税込>

下記書籍が5月14日刊行予定。
●『西洋美術解読事典』 河出書房新社 J・ホール 高階秀爾・監修
   予価 \4,830<税込>
 西洋美術に特有の主題・象徴・意・観念・人物・事物について、図像学の成果に
 基きながら解説した、イメージを読むための基礎事典。

下記書籍が5月25日刊行予定。
●『カラー版 ギリシャを巡る』 中公新書 萩野矢慶記 予価 \1,029<税込>
 オリンピック開催にわくギリシャ。豊かな歴史と自然をもつギリシャの魅力と見
 所を美しい写真で紹介。


[2939] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/16(Fri) 20:30

下記書籍が5月10日刊行予定。
●『巡礼の文化史』 法政大学出版局 N. オーラー著 井本しょうじ・藤代幸一訳
               予価 \3,780<税込>
 巡礼は信仰心の発露であるとともに、冒険であり、娯楽であり、時には刑罰でも
 あった。権力者にとっては、その支配を脱して「群れる」危険な存在でもあった
 。本書は、スペインのサンチャゴ・デ・コンポステラ詣でをはじめ、奨励・黙認
 ・禁止の間を揺れ動いた中・近世の巡礼について、その動機、準備、宿ともてな
 し、道中の危険、目的地での儀礼までを鮮やかに復元する。

下記書籍が5月中旬刊行予定。
●『十字軍の精神』 法政大学出版局 J. リシャール著 宮松浩憲訳
               予価 \3,360<税込>
 1095年から1291年にかけて実に二世紀にもわたる、キリスト教ヨーロッパとオリ
 エント圏を巻き込んだ運動「聖地回復」の実態を、十字軍の「精神」を構成した
 諸要素に焦点を当てて分析した古典。十字軍宣言の教皇勅書、遠征の準備、家族
 や恋人との別離、聖地での飢え・疾病・戦闘・捕虜体験、帰国の決断などを伝え
 る多彩な史料によって、その全旅程を再現し、理想の苦行者・戦士の世界の実像
 を描き出す。

下記書籍が5月20日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『観想的生活・自由論 ユダヤ古典叢書』 教文館
        アレクサンドリアのフィロン著 土岐健治訳 予価 \5,040<税込>
 イエスと同時代にエジプトの古代都市アレクサンドリアで活躍したユダヤ人哲学
 者・神学者・聖書学者フィロンの重要な著作二編。禁欲的で修道院的な共同生活
 を送る「テラペウタイ」と呼ばれる人々の日々を描く『観想的生活』、真の徳と
 自由とは何かを当時のあらゆる文献を駆使して説く『自由論』。キリスト教誕生
 期の社会背景を知るための格好の資料であるばかりでなく、これらの著作をとお
 してフィロンの崇高な精神、真実を求める熱意と気迫が伝わってくる。


[2938] 質問、というよりお断り? 投稿者:真奈美 投稿日:2004/04/16(Fri) 15:14

まえにここで書いた、ドラマ「アウグストゥス」とかゲームとかの件を、サラさんとこ「聖杯と剣」BBSのほうへとコピーしてかまいませんか。やはりアウちゃんタネの話題ならばあそこに投下しておかないと私の気分が落ち着かないのです。


[2937] ソース、書いてませんでしたね。そういえば。 投稿者:マッティアス 投稿日:2004/04/15(Thu) 21:48

☆augustusさん☆
出典元は例の洋書「ネルウァ」(もう半年以上も放置プレイ)です。すみません。
ドミティアヌスの重用されて、トラヤヌス時代まで活躍したと思われる重要人物は、
・ポンペイウス・ロンギヌス(ドミティアヌス殺害時、スエビ・サルマタイ戦争を続行)
・リキニウス・スラ(ドミティアヌスの最後くらいの任命で低地ゲルマニア総督)
私が名前を知っていたのはこれくらいですが。
のちの五賢帝の父祖がドミティアヌスの時代までにある程度のし上ってきたこととか、
ハドリアヌスの義兄なんかも、彼の治世下で執政官になったりしていて、結構面白いんですよね。


[2936] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/15(Thu) 20:11

下記書籍が出ました。
●『ユダヤ教とはなにか』 ニコラス・デ・ラーンジュ著 柄谷凛訳 青土社
                  \2,520<税込>
 律法、礼拝、聖書、神秘主義、終末論。四千年の離散と現代的諸問題のもと多様
 化しながらも、まとまりを保ち続けるユダヤ。アイデンティティを支えるものは
 何か。従来では捉えきれなかったユダヤ的本質と現在をわかり易く解明。
 <著者>ケンブリッジ大学神学・宗教学科教授。改革派ユダヤ教のラビ。ヘブライ
    古文書の解読監修からイスラエル文学の翻訳紹介まで多岐にわたり活躍。
    著書に「ユダヤ教入門」ほか。
●『砂漠の師父の言葉 ミーニュ・ギリシア教父全集より』
     谷隆一郎・岩倉さやか訳 知泉書館 \4,725<税込>
 キリスト教の社会基盤が形成された三世紀後半、信仰者たちはエジプトを中心に
 砂漠の中での生活を始めた。かれらは過酷な自然環境を通してキリストと出会い
 、真実の道を歩んだ。隠修士たちが残した言葉を集めた珠玉の作品集。
 本書はキリスト教的霊性の伝統にあって大きな源泉となり、後の歴史に影響を及
 ぼした、素朴な語り口のうちに深い知恵を湛えた珠玉の作品。聖にして至福なる
 師父たちの有徳な修業と驚くべき生活、熱心さと訓育と主への模倣の姿を明らか
 にし、透徹した言葉を記す。
 <目次>◇◇至福なる師父たちの修道の書への序言 ◇◇本文=Α〜Ω巻
    ◇◇訳註 砂漠の師父・略伝 ◇◇解説=師父たちの生と、その
    指し示すところ


[2935] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/14(Wed) 19:10

○マッティアスさん

> でも、自分が親征する前に派遣した将軍は、トラヤヌス時代でも一線で
> 活躍する将軍も多いので、人材登用術はなかなかセンスがイイと思うん
> ですよ。ひいきめですけど。
私はドミティアヌス時代の将軍たちについてほとんど知らないんですが、どんな例があるか教えていただけますか。
ちなみに、ソースは前におっしゃっていた洋書かな?(^^)


○P.M.さん

年度の変わり目はどこも忙しいんでしょうね。

> バタン
健康には気をつけましょう。


○真奈美さん

>「ローマ」のアウグストゥス
大理石の都市を残した人として注目されているんでしょうか。

> 来月出るはずのフランスにはポン・デュ・ガールが載ってるでしょうね。
現物を見に行きたいものです。(迫力ありそうですしねえ。)


○高島賢治さん

> ウェルギリウス 牧歌 農耕詩<西洋古典叢書第III期・第三回配本>
> プルタルコス  モラリア11<西洋古典叢書第III期・第四回配本>
あれもこれも皆読みたいですねえ。(でも積読が多すぎで困っています。)


[2934] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/13(Tue) 19:21

下記書籍が出ました。
●『ケルトの国のごちそうめぐり』 松井ゆみ子 河出書房新社 \1,890<税込>
 緑の島アイルランド。ここは新鮮な食材の宝庫であり、また祖先ケルト民族のお
 祭り好きな気質を受け継ぎ、人々はことあるごとに食卓をごちそうでいっぱいに
 する。アイルランドに長く暮らす筆者が、スローフードがあたりまえの国の豊か
 な食文化を楽しい写真と共に紹介。ケルト民族の伝統料理から、パブ案内、朝市
 めぐり、もてなし好きな人々との交流など豊な食文化を写真と共に紹介。
 <著者>1957年東京都生まれ。女子美術短期大学油絵科卒業。キョードー東京勤務
    などを経て、現在はフォトグラファーとして活躍。著書に「アイルランド
    のおいしい毎日」『アイルランドB&B紀行』『ヨーロッパ・カルチャー
    ガイド アイルランド――パブとギネスと音楽と』など。

下記書籍が5月10日刊行予定。
●『ウェルギリウス 牧歌 農耕詩<西洋古典叢書第III期・第三回配本>』
   京都大学学術出版会 小川正廣訳 予価\2,940<税込>
 ラテン文学を代表する詩人ウェルギリウスが、ギリシアの優美な言語と精神文化
 を吸収し、錬磨して作り上げたラテン詩の最高峰。本詩集はそれぞれテオクリト
 ス、ヘシオドスに範をとりながら、自然や農業の記述の中に哲学的、社会的、歴
 史的な問題を神話の装いのもとに巧みに織り込んでいる。近代西洋文学にも大き
 な影響を与えた。
●『アリストテレス』 講談社学術文庫 今道友信

下記書籍が5月15日刊行予定。
●『プルタルコス  モラリア11<西洋古典叢書第III期・第四回配本>』
   京都大学学術出版会
  【高島の蛇足コメント】第三回配本と第四回配本が五日違い。

下記書籍の第1巻が5月20日刊行予定。第2巻は9月刊行予定。
情報を追加して再掲。
●『完訳 金枝篇――呪術と宗教の研究 全8巻+別巻1』 国書刊行会
  J・G・フレイザー著 神成利男訳 石塚正英監修 菊判・上製函入 二段組
  各巻平均500頁 予価 各巻\10,500<税込>

 文化人類学に多大な影響を与えた畢生の大著、ついに完訳なる!
 第1部「呪術と王の起源」
 ◇「決定版」と言われる1936年刊の第三版全13巻の本邦初の完訳。
 ◇「簡約版」(邦訳=岩波文庫)では割愛された膨大な原註もすべて収録。著者が
 ◇典拠とした引用資料を明記。註の中でしか語られない例証も収載。
  「簡約版」で削除された数々の章、節、エピソードが収載され、フレイザーの思
  考の流れがより明瞭に。
 ◇ヨーロッパをはじめ、アジア、アフリカ、オーストラリア、アメリカまで、全世
  界の慣習、風俗に関して言及。
 ◇各巻に索引、別巻で総索引を付す。
 『金枝篇』の著者ジェイムズ・ジョージ・フレイザー(James George Frazer, 185
 4-1941)は、スコットランドの裕福な家庭に生まれ、グラスゴー大学とケンブリッ
 ジ大学に学び、1907年にはリヴァプール大学に教授として迎えられます。その後ト
 リニティ・カレッジのフェローとなり、その間彼は、イギリス人類学の父と称えら
 れるエドワード・タイラーの著作に接するなど、本格的に民族学や民俗学、宗教学
 や神話学を研究し、その成果が『金枝篇』として結実します。『金枝篇』の原著は
 、1890年に二巻本の初版、1900年に三巻本の第二版、そして1911〜1915年にかけて
 全十二巻になる第三版が刊行され、1936年には第三版に余論が加わり全13巻の大作
 となりました。また著者自身がより広範な読者に向けて、大幅に資料を割愛し編集
 した「簡約版」が1922年に出版されています。わが国における翻訳でよく知られて
 いる岩波文庫版『金枝篇』全五巻はこの「簡約版」の翻訳で、また二巻本の初版の
 翻訳もちくま学芸文庫より出版されています。翻訳者の神成利男氏は、1917年秋田
 県に生まれ、大蔵省勤務を経て、1970年、アイヌの里として知られる二風谷に定住
 しました。アイヌ文化の研究を通じて金田一京助氏と交友があり、自らはイザベラ
 ・エル・バード著『日本の知られざる辺境』の北海道編を「コタン探訪記」として
 、1977年に北海道出版企画センターから翻訳出版しています。1960年代後半から『
 金枝篇』第三版の翻訳を始め、1991年に死去する直前に、翻訳を完成させました。
 その後、1992年5月、雑誌『状況と主体』(谷沢書房)第一九七号より同翻訳の連
 載が開始し、全7部中第4部の連載途中に同誌の廃刊を迎えました。今回の完訳版
 は神成氏の遺稿を元に、東京電機大学教授(哲学専攻)の石塚正英氏の監修を受け
 、出版の運びとなりました。
 フィールド・ワークに基づかないフレイザーの研究は、批判の対象にもなりました
 。しかし二十世紀の人類学、民俗学、宗教学のみならず、T・S・エリオットの詩作
 やフランシス・コッポラ監督の『地獄の黙示録』などにまで、このフレイザー畢生
 の書がもたらした影響は計り知れません。意義深い研究書としてだけではなく、「
 黄金の枝」をめぐる壮大な物語、「祭司殺し」の謎を解くミステリーとしても楽し
 めるこの書の新しい魅力が多くの読者の方に伝わることを願ってやみません。

下記書籍が5月25日刊行予定。
●『イタリア 謎だらけ』 中公文庫 タカコ・半沢・メロジー 予価\620<税込>
●『カエサルを撃て』 中公文庫 佐藤賢一 予価\780<税込>


[2933] さっき買った「ヨーロッパの世界遺産@」 投稿者:真奈美 投稿日:2004/04/13(Tue) 16:28

講談社+α文庫、イタリア・ギリシア編、わりに最近出た本です。 各都市の「この人に注目」はフィレンツェではロレンツォ、ヴァチカンでミケランジェロという具合で、計9人出てkますが、「ローマ」のアウグストゥスだけ「美男」の言及アリ(ラビカーナの写真つき)。これに気を良くして買った私。いえ、ためになりそうな本ですしね。来月出るはずのフランスにはポン・デュ・ガールが載ってるでしょうね。


[2932] サンタマリア・アンティカ 投稿者:カナリウス 投稿日:2004/04/13(Tue) 12:46

高島賢治さんへ
ヤフーのイタリアサイトで見ただけですが、訳にはあまり自信がありません・・・間違っていたらごめんなさい。

P.M.先生へ
>54だす・・バタン
おおおおぉぉありがとうございます。 (^o^)/ (^o^)/
でもちょっと悔しい・・・(-_-)


[2931] 年度始めでもなんだか忙しいぞ(:_:) 投稿者:P.M. 投稿日:2004/04/13(Tue) 08:34

★カナリウス師匠

> 場所はフォロ・ロマーノからパラティヌスの丘に上がり、1世紀中頃のドミティアヌス帝の宮殿の前庭の広間だった場所に建てられた教会のようです。
> 記憶を元に「あのあたりかなぁ?」と場所を推測したのですがピンポイントで特定出来ません・・・(ちょっと悔しい)

http://www.archeoroma.com/
http://www.archeoroma.com/foro_romano.htm
54

だす
バタン

http://www10.plala.or.jp/pm/


[2930] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/12(Mon) 18:56

◎カナリウスさんへ
サンタマリア・アンティカについて調べていただき、ありがとうございます。
記事を読んで24年の修復期間というのは凄く長いなあと思ったのですが、カナリウ
スさんの解説を読んで納得しました。

◎マッティアスさんへ
山本書店は倒産してたのですか。知りませんでした。
それならばちくま学芸文庫あたりに期待ですね。


[2929] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/12(Mon) 18:43

下記書籍が出ました。
●『性と権力関係の歴史 <シリーズ 歴史学の現在9巻>』 青木書店
  歴史学研究会 \3,780<税込>
 階級、民族、人種、宗教、イデオロギー等にもとづく、社会に内在する諸矛盾・
 対抗関係を問い直す。性・セクシュアリティの歴史に新たな光を当て、歴史学の
 最先端のテーマに多彩な視点から挑み、浮かび上がる新たな権力関係の様相を描
 く。4部構成、12論文を収録。

下記書籍が5月下旬刊行予定。
●『マルーシの巨像 ギリシャ紀行 <ヘンリー・ミラー・コレクション 5>』
  水声社 ヘンリー・ミラー 予価 \3,000<税込>
 第2次大戦の直前、ギリシャを訪れた著者はそこに、今や失われてしまった混沌
 と情熱、神性と永遠を見出す。詩情あふれるギリシャ紀行。
●『世界宗教用語大事典』 新人物往来社 須藤隆仙 予価 \30,870<税込>
 世界の宗教を知らずして平和は語れない。協会・神社・寺院・聖典・人名・書名
 ほか1万5千語を収録。

下記書籍が5月27日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『セネカ 現代人への手紙』 中野孝次 岩波書店 予価 \1,890<税込>
 セネカの主著「道徳についてのルキリウスヘの手紙」が今、中野孝次の解説・抄
 訳により、現代の至言として鮮烈に甦る。セネカの幸福論・死生観は、私たちの
 生の不安を取り除き、より善く生きるための指針となる。


[2928] ああ、そうか。 投稿者:マッティアス 投稿日:2004/04/11(Sun) 22:54

☆高島賢治さん☆
>『教会史』は全三巻が既刊なんですが、もしかしたら品切れに
> なっているかも知れません。
そういえば、山本書店てたしか倒産してましたよね。だから再版はないですもんね。
そのうち。ちくま学芸文庫あたりから出てくれないかと期待しているのですが。

☆augustusさん☆
> ウェスパシアヌスは戦争も政治もできますね。ドミティアヌスの戦争能力は不明ですね。
だから、塩野さんのドミティアヌスへの愛情は微妙です。ティトゥスもですが。
でも、ドミティアヌスに関して言えば、戦略的観点は悪くないので、指揮能力ですね。問題は。
でも、自分が親征する前に派遣した将軍は、トラヤヌス時代でも一線で活躍する将軍も多いので、
人材登用術はなかなかセンスがイイと思うんですよ。ひいきめですけど。
とりあえず、マルクス・アウレリウス程度には戦争もできてたと思いますよ。

> ウェスパシアヌスの笑顔があれば、かなり人気を集めたでしょうに。
ありがとうございます。お世辞でも嬉しいです。
↑って自分の親戚を褒められたようなコメントです(^-^;)。


[2927] お詫びと訂正 投稿者:カナリウス 投稿日:2004/04/11(Sun) 17:07

>水ではなくて酸いぶどう酒だったような気がするんですが、どうだったでしょう
申し訳ございません、「ぶどう酒」のまちがいです。


[2926] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/11(Sun) 13:51

○高島賢治さん

>『教会史』は全三巻が既刊なんですが、もしかしたら品切れに
> なっているかも知れません。
その可能性が高いですね。第3巻だけでも、手に入るうちに買っておくのが正解のような気がしてきました。


○かなりうすさん

> もう一人のローマ兵がキリストに水を含めたスポンジを差し出している
スポンジで飲ませようとしていたのは水ではなくて酸いぶどう酒だったような気がするんですが、どうだったでしょう。


[2925] ローマ時代の遺跡としては最古の教会 投稿者:カナリウス 投稿日:2004/04/11(Sun) 10:40

>サンタマリア・アンティカが、24年の修復期間をかけて12世紀ぶりに一般公開されることになった。

高島賢治さんからの情報を拝見し、この教会のことを知らなかったし、久々の建築ネタでもあったので早速調べてみました。

場所はフォロ・ロマーノからパラティヌスの丘に上がり、1世紀中頃のドミティアヌス帝の宮殿の前庭の広間だった場所に建てられた教会のようです。
記憶を元に「あのあたりかなぁ?」と場所を推測したのですがピンポイントで特定出来ません・・・(ちょっと悔しい)

この教会は9世紀の地震で倒壊後フォロの別の場所(ヴェヌスとローマ神殿そば)に新聖母マリア教会(Santa Maria Nova)として建て直され、後に改名されサンフランチェスカ・ロマーナ教会になっていました。
元のアンティカ教会の跡地にはSanta Maria Liberatrice教会が建てられ、1902年フォロ周辺の発掘調査時にLiberatrice教会を壊したところ、アンティカ教会の遺構が発見され修復が行われていたようです。
ここは三廊式バシリカ様式で内部にはさまざまな時代の貴重なフレスコ画があり、中でも8世紀の『キリストの十字架刑』のフレスコ画は、洗礼者ヨハネと聖母マリアが十字架の足元にローマ兵士ロンギヌスがキリストの左脇腹に槍を刺し、もう一人のローマ兵がキリストに水を含めたスポンジを差し出しているというもので、その後、何世紀にも渡っていろいろなヴァージョンで繰り返された図柄のプロトタイプです。

きょうからPasqua(復活祭)なので、それに合わせての特別公開かな? 見たいけど行けない・・・


[2924] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/10(Sat) 21:21

モンティ・パイソンのキリスト題材パロディ映画、再上映へ
[ロサンゼルス 23日 ロイター] 英国きってのコメディー集団、モンティ・パ
イソンの「ライフ・オブ・ブライアン」(1979年)が、来月、25年ぶりに再上
映される見通し。
映画は、ローマ帝国下、ブライアンというユダヤ人が預言者と間違われ処刑されると
いう、キリスト題材のパロディ。当時、製作会社が手を引いた後、元ビートルズの故
ジョージ・ハリスンが資金援助して完成したものの、キリスト教徒から非難を受けた
といういわくつきの作品。
配給元の社長によると、4月末からロサンゼルスとニューヨークで公開するという。
さらに、同社長は、製作担当のジョン・ゴールドストーンと、「メル・ギブソン監督
のパッションへの対抗作品として再上映するには重要な時期だという結論に達した」
と述べ、「パッション」への興奮状態を静めるものになればとの抱負を語った。
なお、モンティ・パイソンの現在のメンバーも、全員がこの公開に賛成で、プロモー
ションを手伝う意向だという。
http://www.asahi.com/culture/update/0324/011.html


[2923] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/10(Sat) 19:47

古代ローマとは関係ありませんが、下記にイラクでの邦人拘束事件が載っています。
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_04/t2004041036.html


[2922] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/10(Sat) 15:28

◎augustusさんへ
『教会史』は全三巻が既刊なんですが、もしかしたら品切れになっているかも知れません。


[2921] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/10(Sat) 15:24

下記書籍が4月中旬新刊予定。情報を変更して再掲。
●『指輪の文化史』 浜本隆志 白水Uブックス 予価 \998<税込>
 指輪の習慣はいつから。日本に指輪文化はあった。日本とヨーロッパの文化・風
 習を比較しながら、指輪の歴史をたどる。


[2920] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/10(Sat) 15:10

下記書籍が出ました。
●『ヨーロッパ学事始め 観念史の立場から』 而立書房 \1,575<税込>
  マンフレート・ブール、シャヴィエル・ティリエッテ編著 谷口伊兵衛訳
 世界の代名詞ともいえる「ヨーロッパ」をどう捉えなおすか? 古くて新しい「
 ヨーロッパ」をめぐる、独・伊・仏・ポルトガル・チェコ各国の当代の学者によ
 るシンポジウム記録集。ヨーロッパ大陸の観念史の立場からの考察。


[2919] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/09(Fri) 22:26

○AKIRA.Mさん

> カトーさんといえば
日本人っぽい響きですよね。慣れるまではローマの話の中でカトーという名を聞くたびに違和感を感じていました。


○高島賢治さん

> 『教会史』は山本書店から翻訳本が出ています。
貴重な情報ありがとうございます。amazon を見てきました。
第3巻が出てきましたが、1,2巻が出てこないようです。ちょっと悔しいかも。


○マッティアスさん

> 先月観に行った「ローマ肖像展」(上野)にフラウィウス家の方々が
> いなかったために、すっかりテンション下がっていました。
それは残念でしたね。ウェスパシアヌスの笑顔があれば、かなり人気を集めたでしょうに。

> 戦争も政治もできる人じゃないと愛せないんだなあ、としみじみ
> 思ってしまいました(笑)。
ウェスパシアヌスは戦争も政治もできますね。ドミティアヌスの戦争能力は不明ですね。


○真奈美さん

> たしかにこの「カティリーナ」って女名前のように見えてしまいますけど。
ですね。Aで終わっているのは女性の名って感じがしますよね。それでいくと、アグリッパも女性になっちゃう?!(^^


[2918] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/09(Fri) 19:15

下記書籍が出ました。
●『キリスト教の原点』 百瀬文晃 教友社 \1,995<税込>
 キリスト教の原点であるイエス・キリストの人格と思想を歴史的に学ぶ書。信仰
 の記述の中からさまざまな手段を用いて、その背後にある歴史の事実を抽出して
 聖書解釈を行う。上智大学の「キリスト教概説」の講義内容をまとめる。
 <著者>1940年東京生まれ。フランクフルト・聖ゲオルグ神学大学で神学博士号取
    得。現在、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学神学部講師。イエズス
    会士。著書に「キリスト教の輪郭」など。


[2917] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/09(Fri) 17:34

◎マッティアスさんへ
エウセビウス『教会史』の邦訳も、秦剛平先生です。秦先生は以前テレビか何かで解説されてましたが、話は面白かったです。


[2916] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/09(Fri) 15:44

ローマ時代最古の教会、12世紀ぶりに公開へ (ロイター)
4月8日、ローマ時代の遺跡としては最古の教会サンタマリア・アンティカが、24
年の修復期間をかけて12世紀ぶりに一般公開されることになった。写真は同教会の
フレスコ画(2004年 ロイター/Giampiero Sposito)
[ローマ 8日 ロイター] イタリアの首都ローマで8日、ローマ時代の遺跡とし
ては最古の教会サンタマリア・アンティカが、24年の修復期間をかけて12世紀ぶ
りに一般公開されることになった。
847年に地震被害に遭ったサンタマリア・アンティカ教会にあった多数のビザンチ
ン様式と初期キリスト教のフレスコ画は、がれきの下敷きになった。1900年に再
建作業が始まった。
教会の構造の大半は地震の影響を受けなかったが、1980年から内部の修復作業が
行われていた。4月10日から5月末まで一般公開される。
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story.html?q=09reutersJAPAN143009&cat=17


[2915] 「名もなきアフリカの地で」 投稿者:真奈美 投稿日:2004/04/09(Fri) 13:48

という本があります。ナチスの迫害を逃れてアフリカへ移住した一家の物語(自伝的?)で、映画にもなりました。その本の中に
「鶏と雄牛に名前をつけたのはオーハだった。雄鶏にはシセロやカタリーナやカエサルがいた。雌鳥もローマの男性の名前をつけられていて、最も美しいのはアントニウス、ブルータス、ポンペイウスだ」とあります。文脈からすると「カタリーナ」も男の名前のようで、するとやはりカティリーナのことでしょうか。たしかにこの「カティリーナ」って女名前のように見えてしまいますけど。
 キケロの名前の鶏、いかにもうるさそう。


[2914] 教会史って。 投稿者:マッティアス 投稿日:2004/04/09(Fri) 10:45

少しお久しぶりです。

☆高島賢治さん☆
エウセビウス『教会史』の邦訳(山本書店)も、秦剛平先生でしたっけ?
あの人の訳なら読みやすそうですし、解説が面白いので欲しいなあ、と今更思いました。
京大出版の本もタノシミですね。
(ようやく『皇帝群像』を買ったばかりなのですが)

☆augustusさん☆
先月観に行った「ローマ肖像展」(上野)にフラウィウス家の方々がいなかったために、
すっかりテンション下がっていました。
ありえない!ひどいよ!!なんていうのは八つ当たりなんでしょうね(涙)。

塩野さんの新刊も9人待ちでようやく借りて読んだのですが、思いのほか読みやすかったですね。
最後のほうの章で皇帝たちの容貌について語っていましたが、ウェスパシアヌスの面構えを
それなりに評価してくれていたので、ちょっと嬉しかったです。
それでも、やっぱり塩野さんて、カエサルを頂点として、戦争も政治もできる人じゃないと
愛せないんだなあ、としみじみ思ってしまいました(笑)。


[2913] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/08(Thu) 15:34

◎augustusさんへ
『教会史』は山本書店から翻訳本が出ています。


[2912] カトーさんといえば 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/04/07(Wed) 23:03

日本の機械メーカーで 小型のディーゼル機関車や建設機械
を作っていたのでは ないでしょうか。

このサイトが「古代ローマ」でなく鉄道関係のページならば 上記のようになりますが、(^_^) 古代に存在した耕運機、刈り取り機あるいは脱穀機でしょうか。


[2911] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/07(Wed) 23:01

○高島賢治さん

>  護教の書や聖書注釈等の著作を遺したエウセビオスは、
> 『年代記』や『教会史』の作者として、名高いが、
こちらもぜひ翻訳して欲しいものですね。


○真奈美さん

> というわけではなくて犯人は不明なのだろうと思います
> (でしたっけサラさん?)。
了解です。メッサリーナが犯人のお話なら、アグリッピーナが犯人の史実の面白さに負けてしまいそうですよね。だから、犯人は別にする必要がありそうです。


[2910] レディコミ 投稿者:真奈美 投稿日:2004/04/06(Tue) 20:42

>メッサリーナがクラウディウスを暗殺するわけですか?

というわけではなくて犯人は不明なのだろうと思います
(でしたっけサラさん?)。
ローマ史では、ルクレチアとかタルペイアとかも案外レディコミに向くかもしれません。−−こういう話は「聖杯と剣」向きですな、再開もしたことだし。

先日放映されたイタリア紀行番組(いしだあゆみ出演)で、ナポリの地下が出てきました。かつては劇場があったけど洪水で流されて、いまは地下の舞台裏が残ってる、そこはネロもリサイタルに使ったところだとか、最中に地震が起きたので「神々も喜んでいる」と言ったとか説明されてました。


[2909] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/06(Tue) 20:29

下記書籍が出ました。
●『民主政の諸理論 政治哲学的考察』 御茶の水書房 フランク・カニンガム著
     中谷義和・松井暁訳 \6,300<税込>
 自由民主政・古典的多元論・参加民主政・カタラクシー・民主的プラグマティズ
 ム・審議民主政・ラディカル多元主義・市民共和主義…。民主政をめぐる主要な
 諸理論ないし諸理念を対抗と交差において整理し、批判的に検討する。


[2908] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/05(Mon) 19:38

下記書籍が出ました。
●『ギリシア語のかたち』 白水社 村田奈々子 \1,365<税込>
 まず自分の名前をギリシア文字で書くことから始めて、街角の看板やメニュー、
 テレビの番組表、はたまた不動産屋の広告まで、クイズや写真で遊びながら何で
 も読んでしまおう! ギリシア文字がわかる楽しい入門書。付属資料:録音ディス
 ク(1枚 8cm)
 <著者>1995〜96年ギリシア政府給費留学生としてテッサロニキ大学に留学。東京
    大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。近現代ギリシア史専攻
    。共著に「ギリシア語を知る事典」ほか。

下記書籍が6月15日刊行予定。
●『エウセビオス コンスタンティヌスの生涯  <西洋古典叢書第III期・第5回
  配本>』 京都大学学術出版会 秦剛平訳
 護教の書や聖書注釈等の著作を遺したエウセビオスは、『年代記』や『教会史』
 の作者として、名高いが、ここに訳出される『コンスタンティヌスの生涯』は、
 キリスト教を国教と公認し、新都をビュザンティウム(コンスタンティノポリス)
 に置くという大胆な改革を行なった事で知られるローマ皇帝の生涯を詳細に記し
 た重要な作品である。本邦初訳。


[2907] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/04(Sun) 22:15

○真奈美さん

> 夜に再放送があります。
情報ありがとうございます。おかげさまで見逃さずにすみました。


○高島賢治さん

> カトーの農業機械
これがちょっと気になりますね。


[2906] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/04(Sun) 21:40

下記書籍が年内刊行予定。
●『図説人類の歴史6 旧世界の文明 (下)』 朝倉書店
   G・ビュランフルト編 前東大・大貫良夫監訳 東大・西秋良宏編訳
   A4・144頁 予価 \9,240<税込>
 アメリカ自然博物館監修の全10巻シリーズ。カラー写真で旧世界の文明を活写。
 〔内容〕地中海文明の誕生/古代ギリシャ時代/ローマの盛衰/ヨーロッパの石
     器時代/アフリカ国家の発達/[トピックス]クノッソスのミノア神殿
     /古代ギリシャの壷彩色/カトーの農業機械/アングロサクソン時代の
     イングランド地方集落他


[2905] ついさっき 投稿者:真奈美 投稿日:2004/04/04(Sun) 10:01

「新・日曜美術館」の「アートシーン」で、ローマ彫刻展が出てきました。4,5分なのでここでの扱いとしては時間をかけたほうです。夜に再放送があります。


[2904] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2004/04/03(Sat) 09:17

○AKIRA.Mさん

> 4月10日から6月13日まで福岡市美術館で「大英博物館の至宝展」が
> あるそうです。
ローマのものも多少はあるようです。ぜひご覧になってください。

> 上野、神戸と巡回していたもののようです。
福岡の次は新潟です。札幌には来ないようです。(-_-)


○真奈美さん

> クラウディウスが暗殺されてブリタニクスが即位して
> ハッピーエンドなんて結末だし。
メッサリーナがクラウディウスを暗殺するわけですか?
史実でもフィクションでも暗殺されるクラウディウスって可哀そう。

> 私はヘラクレスで連想するのがアントニウスやコモドゥスなもので、
> 賢そうなイメージはどうしてもわきません。
私のイメージするヘラクレスも同様ですね。やや馬鹿っぽい。賢そうなのはやはりミネルヴァ。

> もしもティベリウスが機織なんてしてたら
本当に気持ちが落ち着くかもしれませんよ。そうしたら、引篭もらなくてもよかったかもしれないですね。


○高島賢治さん

> 2004年6月公開映画「トロイ」はここから生まれた!
> トロイア戦争を始め古の伝説が瑞々しく蘇る!
こちらの映画にも期待したいです。


[2903] ヘラクレスといえば 投稿者:真奈美 投稿日:2004/04/02(Fri) 12:20

里中満智子版の「マンガ ギリシア神話」が文庫で出直しています。最新刊の5巻は「英雄ヘラクレス」。表紙はライオンの皮をかぶった姿が描かれています。先日新聞に出ていたどこぞのファッションショーの作品で、なにやら被り物のような派手な服を見てすぐに上記のヘラクレスを連想してしまいました。
 このマンガの解説では、悲劇性とか「文化英雄」とか書いてあるのですが、私はヘラクレスで連想するのがアントニウスやコモドゥスなもので、賢そうなイメージはどうしてもわきません。
 アラン・マッシーの「ティベリウス」で、機織するリウィアとティベの、「面白いのですか?」「気持ちが落ち着くのよ。あなたもやってみたら?」なんてやりとりがあります(このあとシビアな談話になるのですが)−−もしもティベリウスが機織なんてしてたら、ヘラクレスの女装なみに笑える光景になることでしょう。

それにしても、ブルフィンチのその本は岩波文庫で今は出ていないのでしょうか、私の本棚にはありますけどね。いずれにせよ、いま出すところが角川です。−−「クレオパトラ」の新作映画があるなら、それにあわせて黒田かすみのコミックスも出すことはおおいにありうる・・・。


[2902] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2004/04/01(Thu) 19:59

下記書籍が5月25日刊行予定。
●『完訳 ギリシア・ローマ神話 上』角川文庫
  トマス・ブルフィンチ著  大久保博訳 予価 \735<税込>
●『完訳 ギリシア・ローマ神話 下』角川文庫
  トマス・ブルフィンチ著  大久保博訳 予価 \735<税込>
 2004年6月公開映画「トロイ」はここから生まれた!
 トロイア戦争を始め古の伝説が瑞々しく蘇る!
 西欧文化の源流であるさまざまな神話や伝説を親しみやすく紹介する。ヘラクレ
 スって誰?トロイア戦争って何?という超初心者の読者でも読みやすく、胸躍る
 物語。索引も充実していて使いやすく、巻末の読書も大好評!
 ブラット・ピットとオーランド・ブルーム共演で話題の2004年6月公開映画「ト
 ロイ」。そこに描かれたトロイア戦争を始め、西欧文化の歴史の真髄をあますこ
 となく伝える神話と伝説の数々。平易な完訳でおくる決定版!

下記4番組がNHK BS ハイビジョンで放映予定。
●ハイビジョン特集 もっと知りたいギリシャ
(1)アテネ下町物語 アクロポリスのふもとに暮らす
5月24日午後8:00〜9:50
オリンピックを目前に控えたギリシャ。番組では8月の五輪開幕に先がけて、エー
ゲ海の美しい島々やアテネの下町、さらにギリシャの哲学や音楽にも注目。ハイビ
ジョンの美しい映像でつづる珠玉のギリシャを、4夜連続シリーズでお届けする。
(1)アテネ下町物語
  〜アクロポリスのふもとに暮らす〜
パルテノン神殿がそびえるアクロポリスのふもとにあって、知恵の輪のように細か
い路地が入り組むアテネ“プラカ地区”。観光客に人気が高いスポットであると同
時に、19世紀以来の庶民の生活の変遷を物語る古い下町である。
番組では、プラカの一角にあるタベルナと呼ばれるギリシャの大衆食堂に集う画家
や影絵人形師などの人間模様や人々の喜怒哀楽を見つめながら、アテネの下町の今
を描く。
●ハイビジョン特集 もっと知りたいギリシャ
(2)エーゲ海・紺碧の迷宮 ギリシャの魂を探して
5月25日午後8:00〜9:50
オリンピックを目前に控えたギリシャ。番組では8月の五輪開幕に先がけて、エー
ゲ海の美しい島々やアテネの下町、さらにギリシャの哲学や音楽にも注目。ハイビ
ジョンの美しい映像でつづる珠玉のギリシャを、4夜連続シリーズでお届けする。
(2)エーゲ海・紺碧の迷宮  〜ギリシャの魂を探して〜
ギリシャは大小3000以上の島々を抱える“海の大国”。ギリシャ人は海が創造
した民族といわれる。番組では、豪放に生きるギリシャ男とイギリス人作家の交流
を描いた小説「その男ゾルバ」を携えた旅人(俳優・豊川悦司)が、エーゲ海の島
々をめぐる。観光地で有名なミノコス、世界文化遺産のデロス、絶景の島サントリ
ーニ、そしてゾルバの故郷クレタ。ギリシャの原風景に触れながら、海の民族が育
んだ“ギリシャの魂”に迫る。
●ハイビジョン特集 もっと知りたいギリシャ
(3)いつもそこに歌がある 音楽でたどるギリシャ20世紀への旅
5月26日午後8:00〜9:50
オリンピックを目前に控えたギリシャ。番組では8月の五輪開幕に先がけて、エー
ゲ海の美しい島々やアテネの下町、さらにギリシャの哲学や音楽にも注目。ハイビ
ジョンの美しい映像でつづる珠玉のギリシャを、4夜連続シリーズでお届けする。
ギリシャの人々は嬉しいにつけ悲しいにつけよく歌う。貧困や苦悩をテーマにした
ギリシャのブルース“レベティカ”、軍事独裁政権下、自由への憧れをこめた歌「
ああ、つばめよ」――それらの歌詞と曲には、激動の現代史が刻まれている。
番組ではレベティカ発祥の地やそれを歌い継ぐ歌手、そして“抵抗の作曲家”テオ
ドラキスなど、ギリシャ音楽ゆかりの人や場所を各地に訪ね、歌に刻まれたギリシ
ャの20世紀史と不屈の精神を探る。
●ハイビジョン特集 もっと知りたいギリシャ
(4)神話の島 哲学の海 賢者の言葉をめぐる地中海の旅
5月27日午後8:00〜9:50
オリンピックを目前に控えたギリシャ。番組では8月の五輪開幕に先がけて、エー
ゲ海の美しい島々やアテネの下町、さらにギリシャの哲学や音楽にも注目。ハイビ
ジョンの美しい映像でつづる珠玉のギリシャを、4夜連続シリーズでお届けする。
「汝自身を知れ」「万物は流転する」「人生は短く学術は長し」。2500年前、
地中海の東、イオニア地方で真理の言葉の数々が語られた。
神話と哲学に彩られた西洋文明発祥の地。その真髄は、本国ギリシャでどう受け継
がれ、どんな形で今に至っているのか。
番組では一人の少女(女優・栗山千明)が“賢者の言葉”を手がかりに古代遺跡や
古典を縦横に旅し、ギリシャの知の遺産の“伝統と今”をミステリータッチでたど
っていく。
http://www.nhk.or.jp/bs/guide/g_cultu_hi_n.html


[2901] 週刊100人 投稿者:真奈美 投稿日:2004/04/01(Thu) 15:33

HPの投票がやっとかわりました。「春、夏」とは、とうぶん次を考えたくないようです。(だ〜か〜ら〜、「歴史を変えた美男」にすればいいんだってば〜) これまでのテーマ、一番にぎわっていたのは圧倒的に「美女」です、期間と投票数の割合で言っても。
http://de-club.net/hya/vote/index.htm
「ネロ」出ましたね。こんなに舞台でもタネにされていたとは知りませんでした。

ぶんか社の月刊誌「いちばん残酷なグリム童話」(通称「残グリ」)の先月号で「メッサリーナ」やってました。エロエロでした。・・・HならHでいいから、もう少し内容のある話にできなかったものか・・・。クラウディウスが暗殺されてブリタニクスが即位してハッピーエンドなんて結末だし。(アグリッピナは?ネロは?ローマのその後の歴史は?)
まえに「カリギュラ」もあったそうです。別の雑誌では「アグリッピナ」やったことはあります。−−やはり、スキャンダラスなほうがタネになりやすいのでしょうね。 


[2900] 大英博物館展 投稿者:AKIRA.M 投稿日:2004/03/31(Wed) 22:04

4月10日から6月13日まで福岡市美術館で「大英博物館の至宝展」があるそうです。
いろんなジャンルからの展示なので「古代ローマ」物は少ないでしょうが何か見られるのではないかと、楽しみにしてます。(上野、神戸と巡回していたもののようです。)


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