NHK BS−HIのローマ番組情報。
http://www.nhk.or.jp/yamagata/sakidorik.htm
○高島賢治さん
> 信徒の軍隊観
このあたりは興味があります。軍隊に入るのを忌避していたのが、いつごろから軍隊に入ってもいいことになったんでしょうねえ。
下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『古代キリスト教と平和主義 教父たちの戦争・軍隊・平和観』
<発行>立教大学出版会 <発売>有斐閣 木寺廉太著 \4,600+税
剣を取る者は皆、剣で滅びる−。イエスの説いた非暴力・無抵抗の平和主義は、
古代キリスト教史において貫徹されたのか。教父たちの原テキストの厳密な読み
を通して、この問題解明に迫る。
<著者>立教大学文学部教授。主な研究分野は、古代キリスト教史で、これまでに
職制、食物規定、信徒の軍隊観(平和主義)、性倫理を研究テーマとしてき
ている。また、ラテン教父、特にテルトゥリアヌスの研究、翻訳に取り組
んでいる。
下記書籍が5月27日刊行予定。
●『セネカ 現代人への手紙』 中野孝次 岩波書店 A5・256頁
下記書籍が4月15日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『Piazza 東京大学イタリア語教材』 東京大学イタリア語教材編集委員会編
東京大学出版会 予価 \2,400+税
ダンテから宮廷料理まで、幅広いトピック。テクストごとに文法解説を付し、文
法を終えた段階からの学習に最適。CD付きも同時刊。
イタリアの文化・歴史の豊かさを存分に味わえるバラエティに富んだ講読用教材
『ピアッツァ』.ダンテの「地獄篇」,宮廷料理のレシピ,妻が語ったフェラガ
モの思い出など,幅広いトピックを集める。テクストごとに丁寧な文法解説を付
し,文法を終えた段階からの学習に最適.
〈主要目次〉
第1章 変わりゆく現代社会
女性と家族の絆/移民であること/サッカー用語で政治を語る/レジスタン
スを擁護する
第2章 共和国とお国自慢
青年よ、共和国のために立ち上がれ/フリウーリ地方の冬景色/ナポリのサ
ン・ビアージョ・デイ・リブラーイ通り
第3章 よみがえる神曲
オデュッセウスの歌/無謀なる飛翔――「地獄篇」第26歌より
第4章 笑いと幻想
香りと音――『ノヴェッリーノ』より/マドンナ・フィリッパ/七人の使者
第5章 食べる悦び
ルネサンス宮廷の料理書/未来派料理宣言/マンマの肉団子
第6章 合体する二人のムーサ
「夢」/「ミミズク」/「カヴァレリーア・ルスティカーナ」/「死者たち
の合唱」
第7章 映画とマスメディア
映画の時代/<<ニューシネマ・パラダイス>>/チャンネル過剰という貧困
第8章 イタリアの創造力
聖母子像の秘密/進化するイタリアン・デザイン/フェラガモとアメリカ
[本書の特色]
・文法の学習を終えた段階から読める,25篇のテクスト.
・各章冒頭にテーマに関するエッセイを載せ,テクストごとに丁寧な文法解
説と語集説明を付す.
・テクストの難易度を星印(★〜★★★)で表示.
イタリアの文化・歴史の豊かさを存分に味わえるバラエティに富んだ講読用
教材『ピアッツァ』.ダンテの「地獄篇」,宮廷料理のレシピ,妻が語った
フェラガモの思い出など,幅広いトピックを集める.
テクストごとに丁寧な文法解説を付し,文法を終えた段階からの学習に最適.
●『Piazza 東京大学イタリア語教材 [CD3枚付]』
東京大学イタリア語教材編集委員会編 東京大学出版会 予価 \3,200+税
『ピアッツァ』のすべてのテクストをネイティブスピーカーが録音した,CD3枚
付きセット.初級者に配慮したスピードの聞き取りやすい朗読は,ヒアリング学
習や発音練習に活用できる.お楽しみはパスコリ,ダヌンツィオの歌曲.イタリ
ア語のテンポを身に付けるための,独習者にも便利な教材.
●『ユダヤ教の精神構造』 市川裕 東京大学出版会 予価 \5,800+税
ユダヤ教の法の精華ミシュナ、タルムードを中心に据え、ユダヤ民族を支え続け
たその精神構造と思惟方法を究めようとする。
偉大なる預言者モーセに倣い,ラビに導かれて神の法を歩む
――聖書の時代から近現代に至るまで,離散と迫害のユダヤ民族史を支え続けた
ものは何か.ユダヤ教の法の精華ミシュナ,タルムードを中心に据え,その精神
構造と思惟方法を究めようとする.
〈主要目次〉
序 「我らのラビ・モーセ」に倣いて
第一部 法の宗教の成立
第一章 ユダヤ教の正統性 第二章 タルムードと自治社会
第二部 トーラー精神発現の諸相
第三章 自由と戒律 第四章 偶像崇拝との闘い 第五章 神への愛
第六章 罪と赦し 第七章 神秘の力
第三部 近代との相剋
第八章 自治の終焉 第九章 聖書解釈の行方 第十章 聖書と現代
◎augustusさんへ
|| > 『季刊 文化遺産 第17号 ローマ古寺巡礼』
|| 目次を見るとなかなか魅力的なようですね。
古代ローマ研究家が執筆する項目も多く、僕も楽しみにしています。
○真奈美さん
> 検索してみて妙なものも見つけてしまいました。なんと、ゲームです。
日本語化されたらやってみたいですね。
> アウグストゥスは娘にティベリウスとの結婚を承知させるため、自らの
> 若き日々を語る、自分のはらった犠牲、妥協、憧れと苦しみ、カエサルの
> 後継者として認められるための戦いを。
「自分のはらった犠牲」って何なんでしょうね。気になるところです。
○高島賢治さん
> 『季刊 文化遺産 第17号 ローマ古寺巡礼』
目次を見るとなかなか魅力的なようですね。
下記書籍が出ました。
●『教会ラテン語・事始め』 田淵文男監修 江澤増雄著 サンパウロ \1,000+税
あまりにも縁遠く、敷居が高くなり、とっつきにくくなってしまったかに見える
、教会ラテン語という言語のおおよその姿を改めて垣間見させ、教会ラテン語に
親しみが湧く画期的な書。
<目次>
◇ラテン語?何を今更 ◇ラテン語はローマ・カトリック教会の「公用語」です
◇この小冊子のあらまし ◇「ラ」はラッパのラ ◇「ラテン」の由来 ◇「
ラテン音楽」、「ラテン民族」、etc.◇「教会ラテン語」と「古典ラテン語」
◇「映画」とラテン語 ◇「護衛艦」とラテン語 ◇「自動車」とラテン語 ◇
「女性誌」とラテン語 ◇「ブティック」とラテン語 ◇「フティツク」とラテ
ン語 ◇「語学校」とラテン語 ◇「殺人事件」とラテン語 ◇「芸能界」とラ
テン語 ◇「興行界」とラテン語 ◇「教育界」とラテン語 ◇「医学界」とラ
テン語 ◇「金融界」とラテン語 ◇「実業界」とラテン語 ◇「政界」とラテ
ン語 ◇「拳銃」とラテン語 ◇「化粧品」とラテン語 ◇「美容院」とラテン
語 ◇「お買物」とラテン語 ◇「トイレ」とラテン語 ◇「音楽界」とラテン
語 ◇「高齢化」とラテン語 ◇「英略語」とラテン語 ◇「吉利支丹」とラテ
ン語 ◇「ローマン・カソリック」とラテン語 ◇ラテン語の名詞は変身する(
「格変化」) ◇ラテン語は「屈折語」です ◇ラテン語の名詞の「格変化」は
12通りある ◇ラテン語の名詞には「性別」がある ◇名詞“tuba”の「格変化
」の仕方 ◇「数」も「格」も違うのに同じ形のものがいくつもある? ◇教会
ラテン語の発音 ◇個々の「格」の使われ方 ◇ラテン語の「語順」はゆるやか
です ◇ラテン語の名詞の「変化型」は五つある ◇ラテン語の名詞の「変化型
」と「性別」との関係 ◇「性・数・格の一致」のルール ◇ラテン語には「定
冠詞」も「不定冠詞」もありません ◇「落書き」が支持する教会ラテン語の発
音 ◇教会ラテン語の発音には実績があります ◇ラテン語の「動詞」について
ひと言 ◇
下記書籍が5月20日刊行予定。
●『観想的生活 自由論ユダヤ古典叢書』 教文館 アレクサンドリアのフィロン
予価 \4,800+税
下記書籍が今月下旬刊行予定。
●『古代キリスト教と平和主義 教父たちの戦争・軍隊・平和観』
<発行>立教大学出版会 <発売>有斐閣 木寺廉太著 予価 \4,600+税
<著者>立教大学文学部教授。主な研究分野は、古代キリスト教史で、これまでに
職制、食物規定、信徒の軍隊観(平和主義)、性倫理を研究テーマとしてき
ている。また、ラテン教父、特にテルトゥリアヌスの研究、翻訳に取り組
んでいる。
下記書籍が4月30日刊行予定。
●『図説 世界で一番おもしろい世界史』 青春出版社 歴史の謎研究会編
予価 \1,000+税
アテネ、ローマ、香港…歴史の舞台として街はどう立ち現れたか。時を超えて記
憶が甦る。
http://us.imdb.com/title/tt0340529/
まえにじゅりさんのBBSで紹介されていたサイトを改めて見てみました。配役で、「アステリクス」実写版第一弾でカエサルだった人がここではキケロとは。
ここでは英語で説明がついてます。下で私が載せたのとは方向が違います。
下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『黒マグロはローマ人のグルメ』 田口一夫 成山堂書店 \2,600+税
マグロ・ローマ人・ガムールをキーワードに地中海の黒マグロ事情について解説
、地中海沿岸各国の歴史を綴る。漁業として、食文化として、美術工芸全般にわ
たる文化として、いかに有史以前から各民族が黒マグロと関わってきたのかを数
々の文献と現地探訪により記述する。
<著者>函館水産専門学校(現北海道大学水産学部)遠洋漁業科卒業。鹿児島大学
名誉教授。著書に「新航海計器」「最新航法システム」「漁業・海洋」な
ど。
下記雑誌が4月下旬発売予定。情報を追加して再掲。
(一部書店では店頭にて販売されているそうですが、電話にて取り寄せる
事もできます。 TEL 0120-139913 http://www.imj.co.jp/simasha/)
●『季刊 文化遺産 第17号 ローマ古寺巡礼』
財団法人島根県並河萬里写真財団:発行 三省堂書店:発売 予価 \1,500+税
監修 浅香正 同志社大学名誉教授/(財)古代学協会古代学研究所教授・副所長
【総論】
・初期ローマ教会の形成と巡礼−聖者の栄光 同志社大学名誉教授 浅香正
【エッセイ】
・クリスマス、プレセピオ、インフィオラータ
同志社大学神学部助教授 三宅威仁
【各論1】 ローマ帝国とキリスト教
・イエスの活動 同志社大学神学部教授 野本真也
・ペトロとパウロの西方伝道 野本真也
・コンスタンティヌス帝とキリスト教 京都女子大学教授 新田一郎
【各論2】
初期キリスト教時代から中世までの聖堂建築の発展
同志社大学文学部教授 勝國興
【各論3】 カタコンベ 西南学院大学講師/山田順
【各論4】 初期キリスト教教会−バジリカ式聖堂
・サンタ・サビーナ聖堂 浅香正
【各論5】 四大聖教と七巡礼聖堂
・サン・ピエトロ大聖堂 浅香正
・サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラ−ノ聖堂
新田一郎
・サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂 上智大学文学部教授 豊田浩志
・サン・パオロ・フオリ・レ・ムーラ聖堂 東北大学教授 松本宣郎
・サンタ・クローチェ・イン・ジェルサレンメ聖堂
四国学院大学教授 酒枝徹意
・サン・ロレンツォ・フオリ・レ・ムーラ聖堂
勝國興
・サン・セバスティアーノ聖堂 浅香正
【各論6】 異教時代の遺構と重層した教会
・サン・クレメンテ聖堂 浅香正
・サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂
東京藝術大学非常勤講師 加藤磨珠枝
【各論7】 モザイクの華麗な教会
・サンタニェーゼ聖堂とサンタ・コスタンツァ聖堂
加藤磨珠枝
・サンタ・プデンツィアーナ聖堂 加藤磨珠枝
・サンタ・プラッセーデ聖堂 加藤磨珠枝
・サンティ・コスマ・エ・ダミアーノ聖堂 加藤磨珠枝
【各論8】 フレスコ絵画の美しい教会
・サンティ・クワットロ・コロナーティ聖堂 浅香正
【各論9】 コスマティ教会
・サンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂 勝國興
・サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂
豊田浩志
http://www.leveldvd.de/filme/a/augustus.php
ドイツのヤフーで検索したところ、ここに内容が載ってました。
「皇帝アウグストゥスは、自らの長い平和な統治を誇らしく見渡す、やがてローマは愛娘ユリアの息子たちに引き継がれることになっている。しかしその平和は、ある陰謀によって脅かされる。賢明なかつ野心家の妻リウィアは、ユリアの交友関係に気をつけるように迫る。アウグストゥスは、帝国の安寧のために友であり同志アグリッパと結婚しなければならなかった娘に数々の我儘を許してきた、友の死の知らせまでは。」 ユリアは、本当の愛を初めて感じさせてくれた男ユルスとの人生を始めたいと望むがその願いの最大の敵はリウィアだった。リウィアは、アウグストゥスの跡目は、ユリアとティベリウスの結婚で確かなものになると考える。アウグストゥスは娘にティベリウスとの結婚を承知させるため、自らの若き日々を語る、自分のはらった犠牲、妥協、憧れと苦しみ、カエサルの後継者として認められるための戦いを。
ーーーこんなところであるようです。上のはもちろんはしょったり補ったりしてますが。
ZDF(ドイツ第二テレビ)放映の、ローマ帝国の誕生から没落を描くシリーズの幕開けなんだそうです。
http://www.gamesempire.de/product_info.php?action=cshop&sNID=1&cPath=38_45&products_id=16736
検索してみて妙なものも見つけてしまいました。なんと、ゲームです。
「BC44のカエサルの死後マルクス・アントニウスは権力をもぎとりクレオパトラと結婚。しかしカエサルの定めた帝国の継承者はガイウス・オクタヴィウス。かくて内乱が始まり、オクタヴィウスはアレクサンドリアを支配、クレオパトラとアントニウスは自殺。オクタヴィウスは元老院からアウグストゥスの名を贈られる。40年以上の統治で帝国に平穏と秩序がもたらされる。しかし彼の敵は眠っていたのではなかった。 このような背景でキミはローマの剣闘士ティトゥスの役を演じ、アウグストゥスのために危険な任務を負う。華麗なローマの街で歴史を描くのはキミだ!」−−だそうです。
下記書籍が出ました。
●『骨単 ギリシャ語・ラテン語』 原島広至本文・イラスト 河合良訓監修
語源から覚える解剖学英単語集骨編 エヌ・ティー・エス \2,600+税
医学用語のうち骨学に関係する英単語約八百語を取り上げ図解とともに紹介。日
本語名はふりがな、英語名は発音にカタカナ表記し、ギリシャ語・ラテン語にま
つわる語源的背景や日常的な英単語やカタカナ語との関連等も説明。
解剖学用語にはギリシャ語・ラテン語の語源的背景があり、さらに一般的な既知
の英単語や、日常使うカタカナ語との関連がある。その結びつきを理解すれば、
より身近に楽しみながら医語を覚えることができる。イラストや興味深いコラム
を多数掲載し、ギリシャ語・ラテン語の知識にも親しめる。
・興味深いエピソードを交えたコラム
接頭辞や接尾辞などの興味深いコラムを随所に配置することによって、ギリシ
ャ語やラテン語の知識を増し、より医学用語に親しむことができる。
・語源が一目で理解できるビジュアルな解説
<原島>エディトリアルデザイナー、マルチメディア・クリエイター、歴史・サイ
エンスライター。
◎augustusさんへ
||放送大学の番組ってBSあたりにありましたよね。(記憶あやふや)
http://www.u-air.ac.jp/hp/qa/body10.html
テレビはUHFの16チャンネル(群馬は40チャンネル)で、ラジオはFM放送77.1MHz(群馬は78.8MHz)で放送しています。テレビ・ラジオをそれぞれの
チャンネル・周波数に合わせてください。一部地域ではCATVによる視聴が可能です。また、地上放送に加えてテレビ番組、ラジオ番組ともCSデジタル放送(スカイパー
フェクTV!<パーフェクTV!サービス>)において全国へ放送中です。お手持ちのテレビにCSアンテナ及びCSチューナーを接続し、CSチューナーにテレビ番組(2
05ch)、ラジオ番組(500ch)のチャンネル番号を入力すると無料で視聴できます。
○真奈美さん
> 内容が知りたいですね
ですね。ドイツのアマゾンのページには書評みたいなものは載っていないのでしょうか。(載っていても私には解読できませんが^^;)
> 美老人
面白い言葉考えますねえ。(^^
○ naoさん
> カエサルとかアウグストゥスのコインはやはり値が張りますか?
> 素材とかはこだわらないんですが・・・。
カエサルは高いですよ。カエサルの肖像が入っていなくてよければそうでもないけど、やはり肖像つきのものが欲しいですよね。
アウグストゥスはカエサルほど馬鹿高くはないですが、人気のためかやはり高め。
> ちょっとウェブで調べてみたら、「大阪コインショー」なるものが
> 夏に開催されるとか。見に行ってみるかな〜。
たぶんローマコインを扱う業者さんも出品されると思いますから、いい機会ですよ。
○高島賢治さん
> 放送大学の一般市販用印刷教材。レベルの高い内容を盛り込み
> ながらコンパクトに分かりやすく説明。
放送大学の番組ってBSあたりにありましたよね。(記憶あやふや)
でも、うちでは見られない。(っていつもの恨み節^^)
下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『ヨーロッパ統合の理念と軌跡』 京都大学学術出版会 紀平英作編 \4,500+税
ヨーロッパ統合の「理念」には幾多の淵源があった。1950年代に始まったヨーロッ
パ統合の動きは、ユーロの導入を機に一段と進展の度合いが高まったかに見える
。この現代における「国家」統合という試みは、まさに新しい歴史的画期ではあ
るが、ヨーロッパ統合の「理念」そのものには幾多の淵源があった。本書は、そ
れを古代ローマにまで遡り、統合の歴史的要因を探り、現代における「国家」統合
の試みの歴史的要因を探る。
ヨーロッパ統合と古代ローマ帝国、中世後期の「都市ベルト」地域における都市
と国家、トポスとしてのサルマチア、ナポレオンのヨーロッパ統合などの論考を
通して、歴史としてのヨーロッパ統合を、古代ローマの基層から辿る。
<編者>1946年東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程現代史学専攻退
学。現在、同大学大学院文学研究科教授。著書に「パクス・アメリカーナ
への道」「歴史としての核時代」などがある。
下記書籍が出ました。
●『ヨーロッパの分化と統合 国家・民族・社会の史的考察』
太陽出版 小倉欣一編 \3,900+税
国家・民族・社会はなぜ分化と統合を繰り返すのか? 大ヨーロッパ誕生の時代
を迎える現代人に贈る、EU統合の歴史的前提を探る必読の一冊!
古代のオリエントからギリシア・ローマ、中世・近世から近・現代の東西ヨーロ
ッパとロシアにおいて、政治や経済や法制、社会、宗教、文化等の側面で、分化
と統合という相反する諸力の作用を認め、その実態を歴史的に検討する。
<内容>
1古代世界の文化と統合
2中・近世ヨーロッパの分化と統合
3東ヨーロッパ・ロシアの国家・民族・社会
4近・現代ヨーロッパの国家・民族・社会
下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『古代地中海世界の歴史』 放送大学教育振興会 \2,400+税
本村凌二〈放送大学客員教授・東京大学教授〉
中村るい〈大妻女子大学非常勤講師〉
講義内容(シラバス)
http://esv.u-air.ac.jp/campus2/asp/syllabus.asp?bunya=15
放送大学教育振興会のテキストの直販ホームページ
ホームページの検索プログラムは不具合があるようで、「テキスト・人文系」をク
リックすると『古代地中海世界の歴史』が出てくる。送料・代引手数料無料。
http://www.ua-book.or.jp/shop/index.html
放送大学教育振興会のテキストを販売している書店一覧
書店・オンライン書店には4月上旬には購入可能と思われる。
http://www.ua-book.or.jp/list/index.html
【高島の蛇足コメント】
放送大学の一般市販用印刷教材。レベルの高い内容を盛り込みながらコンパ
クトに分かりやすく説明。
●本日発売の雑誌『SAPIO』に塩野七生氏のインタビュー「ローマ史にみる国
家の興亡 日本は大丈夫か」が掲載されています。
augustusさん
コイン屋情報ありがとうございます。当方大阪に住んでいます。でもあまりないんですね、ローマコイン屋。
ちょっとウェブで調べてみたら、「大阪コインショー」なるものが夏に開催されるとか。見に行ってみるかな〜。
カエサルとかアウグストゥスのコインはやはり値が張りますか?素材とかはこだわらないんですが・・・。
何だか質問ばかりですみません。
あと、余談ですが、ここの掲示板、勉強になります。世界史はまだビギナーですが、ここで色々情報仕入れていきたいと思います。よろしくお願いします。
下記書籍が出ました。
●『Sanat EAST&WEST』 \1,429+税
朝日アートコミュニケーション(発行) 星雲社(発売)
第2回トルコ日本現代芸術世界展開催記念 イスタンブール輝ける混沌
藝術百家別冊
トルコと日本の芸術家による共同作業で実現した「第二回トルコ日本現代芸術世
界展」に出品された作品を収録する。巻頭特集では、ユネスコ世界遺産に登録さ
れている「イスタンブールの歴史地区」の芸術遺産と歴史について紹介。
●『「王権と都市」を歩く 京都からコンスタンティノープルへ』
今谷明 NTT出版 \1,900+税
京都には城壁ができなかったのはなぜか。城壁から王国のシステムが見えてくる
。中央アジア、トルコに至る都市を訪ね、王権と都市のあり方を中心に、各都市
・城・重要建築を読み解く歴史紀行。
網野善彦氏と並ぶ人気の日本中世史家が「王権」と「都市」をキーワードに日本
、中央アジア・トルコの古都を巡る雄大な歴史紀行。今谷明といえば「日本王権
論」が年来のテーマ。日本中世史の天皇をめぐる権力構造を論じて注目を集めて
いる。本書では、この蓄積と初期の専門・城郭史の知識を駆使し、中央アジア、
トルコに至る都市を歴訪しながら、王権と都市のあり方(王権の特質が都市の造
られ方にいかに反映されるか、その相互影響)を中心に、各都市、城、重要建築
を読み解く。読みごたえ十分、異色の歴史紀行。
<著者>1942年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。国立
歴史民俗博物館助教授等を経て、現在、横浜市立大学国際文化学部教授。
国際日本文化研究センター教授。
下記書籍が4月1日刊行予定。
●『よくわかるキリスト教』 PHP研究所 土井かおる監修 予価 \1,300+税
聖書、歴史、宗派から現代問題まで、この一冊でキリスト教がよく解る決定版。
下記書籍が4月26日刊行予定。
●『パレオマニア 大英博物館からの13の旅』 集英社インターナショナル
池澤夏樹 予価 \2,500+税
パレオマニア(古代妄想狂)を自称する著者が、大英博物館で興味をひかれた収
蔵品を選び、それがつくられた土地を旅しながら文明と文化を考える。
下記書籍が3月25日刊行予定。
●『哲学の謎』 ルドルフ・シュタイナー著 山田明紀訳 水声社
予価 \7,000+税
シュタイナーによる西洋哲学史読解。書き下ろし七百頁初邦訳。西洋の大哲学者
たちの世界観を独自の観点から読みとく必読の書。
下記書籍が4月刊行予定。
●『ヨーロッパ中世世界の動態像 森本芳樹古稀記念論集』
藤井美男・田北廣道編 九州大学出版会 予価 \9,400+税
膨大な資料を駆使,西欧世界の心性にせまる。
下記書籍が4月15日刊行予定。
●『ユダヤ教の精神構造』 市川裕 東京大学出版会 予価 \5,800+税
ユダヤ教の法の精華ミシュナ、タルムードを中心に据え、ユダヤ民族を支え続け
たその精神構造と思惟方法を究めようとする。
下記書籍が4月15日刊行予定。情報を追加して再掲。
●『Piazza 東京大学イタリア語教材』 東京大学イタリア語教材編集委員会編
東京大学出版会 予価 \2,400+税
ダンテから宮廷料理まで、幅広いトピック。テクストごとに文法解説を付し、文
法を終えた段階からの学習に最適。CD付きも同時刊。
猫かぶりさんのご紹介の番組、他サイトで出てきたことはあります。もう少し、内容について書いてあるといいのに。ドイツ語副題のMein Vater, der Kaiser(我が父、皇帝)からすると、もしかするとユリア視点? ピーター・オトゥールで最近ならば晩年だろうし。「アラビアのロレンス」が有名だということはきいてますけど「ジャンヌ・ダルク」でコーション司教演ってるのを見た限りでは美老人(これで一発変換できるのが不思議)に見えなかったのがひっかかります。−−日本で放映されてくれればそれが一番なんですけどね。これよりは、いつぞやのカエサル特番で使ってたドラマのほうがまだ望みがあるかも。
○高島賢治さん
> 第1弾が視聴率8・9パーセントと健闘したとの事。
昨年のローマものの特別番組はどうだったんでしょうねえ。
○おっさんさん
> こぶたの「ベイブ」という映画のテーマで第二楽章の後半が使われていましたね。
そうでしたか。全然知りませんでした。情報ありがとうございます。
○猫かぶりさん
はじめまして。
> NHKで放映権を買ってくれればいいのですが。
そうですね。日本語化されたら、ぜひ見てみたいものです。
○naoさん
> 自分の近くのコイン屋(あるかな?)にも行ってみます。
お住まいがどちらかなのか存じ上げませんが、ローマコインを扱っているコイン屋さんは東京にしかないようです。大阪、名古屋のデパートでは、ときどき「世界のコイン祭り」みたいな催事がって、ローマコインも出品されているようです。
○かなりうすさん
> わずか5分ほどの映像ですが今夜(3月21日)20時45分にも
> 再放送があるようです。
情報ありがとうございます。たった今、見せていただいたところです。
訂正> > ⇒こぶたの「ベイブ」という映画のテーマで第二楽章の後半が使われていましたね。
上野・国立西洋美術館で開催中の「古代ローマ彫刻展」のことを今朝のNHK教育TV「新日曜美術館」のアートシーンのコーナーでちょっとだけ放映していました。わずか5分ほどの映像ですが今夜(3月21日)20時45分にも再放送があるようです。
augustusさん
コイン情報ありがとうございます。
やっぱり値段はピンキリみたいですね。
特にテオドシウスのコインが欲しいというわけではないのですが、どれか一つくらいは買って宝物にしておきたいなと思います。自分の近くのコイン屋(あるかな?)にも行ってみます。
あるといいなぁ。
はじめまして
過去ログに載ってなかったようなのでお聞きします。
イタリア、ドイツで年末と年始にTV放映されたものですがどなたか買われた方いませんか?
http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B0000WXCQC/302-3345391-8027246
NHKで放映権を買ってくれればいいのですが。
>プログラム中のサンサーンスの「オルガンつき」は私の好きな曲です。
⇒こぶたの「ベイブ」という映画のテーマで第一楽章の後半が使われていましたね。
●テレビ東京系列で今月26日21時から放映予定の「たけしのエジプトミステリー第2弾」の追加情報。
たけしのエジプトミステリー「巨大ピラミッドの謎を暴く! 人類最大の謎は解かれた!クフ王の大ピラミッド・4600年目の真実!」
3月26日(金)21時00分〜22時48分
誰もが魅了され、感動を覚える人類最古にして最大の石造建造物ピラミッド。エジプトのファラオは、一体何のためにこのような巨大な建造物をつくり上げたのか?
番組では2001年にピラミッドの建造主であるクフ王の名前が刻まれた2つの彫像を発見した早稲田大学エジプト調査隊の吉村作治教授の最新発掘結果を踏まえ、ビートた
けしならではのアプローチによって、ピラミッド建造の謎に新たなくさびを打ち込みます。
(ゲスト)吉村作治 工藤夕貴 (司会)北野武 大江麻里子
▽ビートたけしが独自アプローチ!ピラミッドの謎に新たなくさびを打ち込む!!▽一人の女性が仕掛けたエジプト史上初の暗殺劇に隠された真実▽天空を旅するファラオの謎
▽創案者は誰?
●今年元旦にテレビ東京系列で放映した「たけしのエジプトミステリー第1弾 ツタンカーメン」の続編「たけしのエジプトミステリー第2弾」が今月26日21時から放
映予定。内容はギザの三大ビラミッドの建造にからむ人間模様のドラマ。第3弾はクレオパトラで検討中との事。第1弾が視聴率8・9パーセントと健闘したとの事。
◎augustusさんへ
googleで検索するとありました。
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/official/lecture/lec96/gengo/nano.html
随分昔に東京に行った時に東大の売店で塩野宏先生の行政法の講義録を買った事があります。赤門も「これが有名な赤門か」と観ました。ほとんど観光気分でした。
下記書籍が出ました。
●『マルタとマリア イエスの世界の女性たち』 新教出版社 山口里子
\2,800+税
本書は、ヨハネ福音書に関する批判的・フェミニスト視点に立つ魅力的な読み方
を提示しています。山口里子さんが展開している新しい歴史的想力のための論証
には説得力があります。明晰な文章で書かれているので、聖書研究や女性学の学
びにも恰好のテキストとなるでしょう。
○高島賢治さん
> 『Piazza 東京大学イタリア語教材』
東大ってイタリア語の授業があるんですか。それなら私も東大へ行けば良かった。
って、行けないだろう(^^) > 自分
下記書籍が出ました。
●『レトリック連環』 成蹊大学文学部学会編 風間書房 \2,000+税
言葉を飾る修辞法と言葉で説得する弁論術というふたつの面をもって西洋の教養
の基礎を形作ってきた「レトリック」。今、人文研究の様々な領域で見直され、
新しい光をあてられているレトリックについて多角的に検討する論文集。
1レトリックの古相
・古代ギリシアの弁論術におけるレトリック 細井敦子
・掛詞が創り出す多義的な世界 鈴木健一
2レトリックと認識
・問題群としてのレトリック 森雄一
・換喩の言語学 西村義樹
・換喩と形容表現 篠原俊吾
3レトリックと遊び
・子どもとレトリック 鈴木清隆
・国語教育におけるレトリックの世界 喜岡淳治
下記書籍が4月15日刊行予定。
●『Piazza 東京大学イタリア語教材』 東京大学イタリア語教材編集委員会編
東京大学出版会 予価 \2,400+税
○おっさんさん
情報提供ありがとうございます。
遠くて聴きにいくことはできませんが、プログラム中のサンサーンスの「オルガンつき」は私の好きな曲です。
○高島賢治さん
> 怪しげかどうかはともかくインパクトはあると思います。
そうですね。「怪しげ」は私の偏見だったかもしれません。(^^;)
○naoさん
いらっしゃいませ。
テオドシウスのコインなら安いのもあると思いますよ。相場と言って良いかどうかははっきりしませんが、ワールドコインズジャパン社のWEBページに値段表が掲載されていて参考になると思います。
はじめまして。naoといいます。
テオドシウスを検索してこのページにたどりつきました。
私もローマのコインに興味があるのですが、手に入れられるものだとは思いもしませんでしたので、このページを見つけて本当によかったと思います。今度見かけたら買ってみようかな。
ちなみに相場はいくらからいくらくらいまでなんでしょう?
◎augustusさんへ
||> クレオパトラの魔法書
||「美女の魔法書」よりも怪しげで売れそうなネーミングであるということなんでしょうかねえ。
怪しげかどうかはともかくインパクトはあると思います。
見つけたよ、「ローマの祭り」の御招待券。
以下、東京楽友協会交響楽団のホームページからコピペ
御招待
25組、50名様を第76回定期演奏会に御招待!!
連絡先(ご住所または e-mail アドレス)、お名前、人数を明記の上、 伊東(ZXB01226@nifty.com) までメールを御送付下さい。3月31日締め切り(当選のお知らせは締切後になります)。
東京楽友協会交響楽団 今後の演奏会予定
お問い合わせは 伊東まで。
第76回定期演奏会
[曲目]
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」序曲
[指揮]
森口真司
[オルガン]
和田久仁子
[日時]
2004年4月11日(日) 13:30開場 14:00開演
[会場]
すみだトリフォニー大ホール
○真奈美さん
> 12月14日になにか忠臣蔵の番組をするように、3月15日に
> ローマでなにかあるものでしょうか。
あっても良さそうですよね。
http://it.tv.yahoo.com/ で番組表を見てみたんですが、それらしいものを見つけることはできませんでした。(そもそも、何書いているかよくわからん^^;)
誰か、イタリアのテレビ番組などに詳しい方いらっしゃいましたら、情報よろしくお願いします。
> 「週刊100人」の投票。陰謀か冗談のような状況です。
荒れているとしか思えませんね。
○高島賢治さん
> クレオパトラの魔法書
「美女の魔法書」よりも怪しげで売れそうなネーミングであるということなんでしょうかねえ。
下記書籍が出ました。
●『史料が語る中世ヨーロッパ』 刀水書房 国方敬司・直江真一編
苑田亜矢他著 \9,500+税
西欧中世研究会が、史資料の取扱い方を論じ、オリジナル史資料に基づく歴史分
析を試みた論文集。法制史、国制史・行政史、社会史・文化史、経済史といった
幅広い領域の論文を収録。
<国方>1950年生まれ。山形大学人文学部教授。
<直江>1952年生まれ。九州大学大学院法学研究院教授。
●『クレオパトラの魔法書 金の糸美容術 若さと美が手に入る奇跡の若返り美容法』
現代書林 市川りさ \1,200+税
今話題のロシアの美容法。中でも注目の、純金の糸を皮膚に埋め込むことによっ
て肌を若返らせる「金の糸美容術」を紹介。ロシアツアーの面白さもガイド。2
004年1月刊「美女の魔法書」の改題新装。
下記書籍が4月15日刊行予定。
●『古典期アテナイ民衆の宗教』 法政大学出版局 J. D. マイケルソン著
箕浦恵了訳 予価 \2,600+税
古典期アテナイ「民衆」の大多数にあまねく親しまれ受容された宗教観・信仰と
は何であったのか。同時代の弁論作家・歴史家・基銘碑・献辞・祭祀規則などの
文献資料を渉猟して市井の人々の生活に根付く共通意識を探り、ソポクレス、ソ
クラテス、プラトンを始め独自の宗教観をもって生きたギリシャの悲劇詩人や哲
学者たちの思想を照明する前提としての「民衆宗教」を描き出す。
下記書籍が出ました。
●『社会移動の歴史社会学』 東洋館出版社 佐藤(粒来)香・著 \5,300+税
本書は、社会移動というミクロレベルの現象を計量的手法によって実証的に分析
し、マクロレベルにおける近代セクターと伝統的セクターという2つのセクター
の相互関係のダイナミズムが、時代とともにどのように変化してきたかを明らか
にした歴史社会学的研究である。
下記書籍が4月上旬刊行予定。
●『西洋精神史における言語観の変遷』 慶應義塾大学出版会 中川純男
予価 \3,000+税
哲学、言語学、西洋古典学、イスラーム哲学等の専門家による学際的研究の成果
。『西洋精神史における言語観の諸相』に続く第二論集です。様々な視点を相互
利用して、西洋の言語観の変遷を比較思想史的文脈で捉え直しています。
下記書籍が4月中旬刊行予定。
●『パウロ 伝道のオディッセー』 人文書院 E・ルナン著 忽那錦吾訳
予価 \2,600+税
ユダヤ文明とギリシア・ローマ文明、文明の衝突に捨て身で向かったイエス第一
の使徒の伝道の旅。名著『イエスの生涯』(2000年刊行)に続く、『キリスト教
起源史』の第三部『パウロ』──その情熱とエネルギッシュな伝道活動で、イエ
ス没後最初のプロテスタントと言われたパウロの実像を追い求める背景に、19世
紀のドイツとフランスの衝突の渦中のルナン自身を重ねた本書は、21世紀グロー
バル時代の文化摩擦と衝突の問題理解へも資するところ大であろう。本邦初訳。
下記書籍が4月下旬刊行予定。
●『ザ・歴史トリビア100』 西沢教夫 廣済堂出版 予価 \1,400+税
アメリカのことわざだか有名人の発言だか忘れましたけど(遠藤周作「勇気ある言葉」が出典)、耐えられない侮辱は「苦労知らず」と「ユーモアがない」だそうです。どうもこの人たちは、ジョークを言えないと人間失格のように思いこんでいるんじゃないかって気がします。(従来の)日本人ならマジメくさっていれば済むでしょうに。
http://de-club.net/hya/vote/index.htm
「週刊100人」の投票。陰謀か冗談のような状況です。
12月14日になにか忠臣蔵の番組をするように、3月15日にローマでなにかあるものでしょうか。
○真奈美さん
> オクタの場合、−−押し出しのきいたというタイプではないです
> からね、少なくとも遠目にはアントニウスのほうが有利でしょう
そうですね。キケロなんか、オクタウィアヌスを全くと言っていいほど警戒していなかったわけですしね。
> 歴代皇帝では、ティベリウスは人を威圧するには充分でしょうね。
体格面で彼に勝る皇帝はいなかったかもしれませんね。
○高島賢治さん
クエール、ブッシュの面白いページの紹介ありがとうございます。大統領が間違えるんだから私が英語を間違えるくらい当たり前かも。(^^)
◎真奈美さんへ
よく考えたら現大統領のブッシュも相当のつわものです。googleで検索したらありました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334961495
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901978020
http://www.asahi.com/column/aic/Wed/d_coin/20040204.html
http://www.jakushou.com/ture/manga/bun/bussyu.htm
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/bushisms.html
ということで僕はイケメンよりラーメンが好きです。
ご紹介のHP拝見。なるほど迷言です。しかしいくらなんでもアングロアメリカとの対照からすれば「ラテン」アメリカの意味はわかりそうなものだと思いますが。
もう「クイール」は上映してるんですね。TVは見ました、泣けました。
◎真奈美さんへ
「クエールは笑えてくる。クイールは泣けてくる。」
そういや、かつてクエールというアメリカの副大統領がいました。彼の栄光の軌跡をたたえたホームページもgoogleで検索したらありました。
http://www.marienishimori.com/jokesQuayle.html
http://valent.hp.infoseek.co.jp/drama5.htm
僕はニューズウィーク日本版を購読しているのですが、当時クエールの発言がよく載っていたのは覚えています。上記のホームページに載っているような感じでした。
ジョークが滑っているのか、本当に頭がおかしいのか、良く判りませんが、当時アメリカの最大の政治上の懸念はブッシュ(現在のブッシュ大統領の父)に万一の事が起
こってクエールが大統領職を代行する事でした。
かつて、クエールという人がいましたね、「政界のロバート・レッドフォード」と言われていたというたいへんなハンサムの。顔がよすぎて頭悪いかと思われるという説がありました。
容姿の良さにもいろいろタイプがあるし、整ってるということよりも(私の表現では)景気のよい感じが肝心なのではと思います。元気とか頼もしさとか。(−−かといってあまりにムキムキなのもバカそうに見えるだろうけど。)
アメリカの冒険小説の「ダーク・ピット」シリーズで、大統領とか首相とか出てくるときまって「ハンサムでスマートでセクシー」でした、日本でこんなこと書いたらリアリティがない。
「運ダダ」にもう一言。
エリザベスの死後はメアリの息子ジェームズがイングランド王位を兼ねることになり、そのスチュアート朝、ハノーヴァー朝、そしていまにつながるという点を言わないと、最初に現王室を出して「メアリに始まる」と言ったことが浮いてしまうだろ、と思いました。
◎真奈美さんへ
「見かけのいい人が断然有利」これは一面真実かも知れませんが、現大統領のブッシュがイケメンのゴア候補に勝った(胡散臭い開票疑惑で本当の選挙結果は疑問ですが)の
だからそうも言い切れないと思います。
アメリカの大統領戦についての記事「イケメン勝負」が面白かったです。政治記事を通常読むというわけでもないですが、曰く、戦後のアメリカ大統領には「チビ デブ ハゲ」が極端に少ない、見かけのいい人が断然有利ーーということです。
ーーで、ローマの場合はどうかということで。カエサルの場合、長身痩躯+ハゲ、でもぜんぜんハゲで不利にはなってませんな。オクタの場合、−−押し出しのきいたというタイプではないですからね、少なくとも遠目にはアントニウスのほうが有利でしょう(軽率バカなことは見てわからんし)。
歴代皇帝では、ティベリウスは人を威圧するには充分でしょうね。カリグラは・・・スエトニウスはハゲに書いてますが。ネロは晩年(?)でぶ。
そういえば再来週「週刊100人」でネロですね。 もっと先の号で「マリー・アントワネット」−−重要性では母のほうが上だろ〜! ああダイエットしててほしかった。
○クラウディアさん
> 確かにあれではエリザベスが悪役のようでかわいそうな感じでしたね。
私は番組を見ていないのですが、勝者はやはり敵役にされやすいんですね。
○未希さん
ローマについてのどんなことを知りたいんですか?
○苦力さん
> 後で手書きで計算して確認してみたいと思います。
半角の公式を繰り返して使うことになりますか?
平方根も含めてきちんと計算するのは大変だと思います。エクセルあたりを使って数値計算してみるのが楽だと思いますよ。
> うぅっ、小学校高学年レベルのヘマを……。しおしお。
大丈夫。私の弟子たちも半径と直径をまちがえたりよくしますよ。(^^)
ムネ・デトルカさん江
解説ありがとうございます。後で手書きで計算して確認してみたいと思います。
……で、π&ムネ・デトルカというHNに井上和香を連想してしまいました。←おやじおやじおやじ。
augustusさん江
>数学史はあいにく守備範囲ではありません。(^^;)
必須科目ではなかったわけですね。←卒業単位&教員免許
>極限をとると近似値ではなく正確な値になっちゃいますよ。
あぁ〜。確かに。何書いてるんでしょうね、それがしは。
>360度分足すとπではなく2πになるし。(^^)
うぅっ、小学校高学年レベルのヘマを……。しおしお。
NASAの技術者がどこかで書いていた話の中で、『軌道計算など円周率の近似値は3.14で充分事足りる』というようなことを思い出してしまいました。
ローマの事を教えてください
真奈美さん
メアリの流産は出てきませんでしたね。それから確かにあれではエリザベスが悪役のようでかわいそうな感じでしたね。
あとメアリがエリザベスが庶子だからと彼女のイングランドの王位継承権の正当性がとか言ったのは、あまり考えないで言ってしまったんじゃないですかね。それが問題なんでしょうが・・・やはりこういうところから考えてもメアリは政治感覚がエリザベスほど優れていなかったんでしょうね。メアリはエリザベスが苦労して即位したせいで、いかにイングランドの王位継承権を大切に思っていたか理解していなかったのではないでしょうか? 私は別にメアリが好きというわけではないですが。しかし、メアリが断頭台に送られる
ことになった原因を、
すべて男運でかたづけてしまうのは強引な気がしました。
二番目の夫でダメ夫のダーンリや三番目の夫のボスウェル伯を選んだのはメアリ自身ですからね。
○真奈美さん
> クレオパトラがカエサリオンをカエサルの後継者宣言したことが
> オクタにとっては許しがたいことであったであろう件とだぶってきて
まあ、オクタウィアヌスの場合は「根に持つ」ってよりは政治的な理由なんでしょうけどねえ。許しがたいことであったのは間違いないですよね。
○高島賢治さん
> 古代地中海世界の歴史
シラバスまで紹介していただきありがとうございます。面白そうですよね。
> 『新版 タテマエの法ホンネの法』 日本評論社 柴田光蔵
私はこの方の本はけっこう好きです。
○苦力さん
数学史はあいにく守備範囲ではありません。(^^;)
> 残る一辺の長さを→1/∞と近づけたものを360°分
極限をとると近似値ではなく正確な値になっちゃいますよ。360度分足すとπではなく2πになるし。(^^)
まじめな回答はムネ・デトルカさんが書いてくださっているようですね。
○ムネ・デトルカさん
はじめまして。フォローありがとうございます。
エクセルでちょっと計算してみると96角形で近似するとπの値は
3.14103.....と3.14271.... の間というように絞ることができるようです。
前者は 223.01...../71 後者は 21.9990..../7 になり、ムネ・デトルカさんの書かれたことと一致していますね。
円周率の22/7ですが、数学史の本なんかに、アルキメデスの研究として、よく出ています。彼はまず、円に内接する正6角形と外接する正6角形とを描き、次々とその辺の数を2倍にしていき、正96角形まで描きました。そして、
内接正96角形<円周<外接正96角形
であることから、
3+10/71<円周率<3+1/7
であることを求めた、と言われています。
下記書籍が4月中旬刊行予定。
●『新版 タテマエの法ホンネの法』 日本評論社 柴田光蔵 予価 \2,900+税
法的紛争処理の生きた姿は、裁判記録や判決文だけではわからない。錯綜する意
図や意識の全体像を丹念に洗い出してはじめて見えてくる。和歌山毒カレー事件
や拉致問題など、新しい素材に組み替えてバージョンアップ。
序 章/二元的分析の基礎
第1章/「隣人訴訟」をめぐるタテマエとホンネ
第2章/約束ごとにおけるタテマエとホンネ
第3章/裁判をめぐるタテマエとホンネ
第4章/お上をめぐるタテマエとホンネ
補 章/実践的アドバイス(Q&A)
【高島の蛇足コメント】ローマ法学者・柴田光蔵氏の著作
augustusさん江
本業に関わる話です。たぶん。
ウィトルウィウスやフロンティヌスが、円周率の近似値として『22/7』を使っているようなのですが、どうやってこの値を導き出したかご存知ですか?
半径1の円に内接する多角形の面積からなのでしょうか?
それとも、長さ1の二等辺三角形の残る一辺の長さを→1/∞と近づけたものを360°分足し合わせた結果なんでしょうか?
下記書籍が今年刊行予定。
●『イタリアから見た地中海』 知泉書館 齋藤寛海
●『アウグスティヌス「告白録」講義』 知泉書館 加藤信朗
●『アウグスティヌスとその時代』 知泉書館 金子晴勇
●『探求の軌跡 ヨーロッパ史学史』 知泉書館 佐藤真一
下記書籍が今月刊行予定。情報を追加して再掲。
●『古代地中海世界の歴史』 放送大学教育振興会 予価 \2,400+税
本村凌二〈放送大学客員教授・東京大学教授〉
中村るい〈大妻女子大学非常勤講師〉
講義内容(シラバス)
http://esv.u-air.ac.jp/campus2/asp/syllabus.asp?bunya=15
【高島の蛇足コメント】
放送大学の一般市販用印刷教材。レベルの高い内容を盛り込みながらコンパ
クトに分かりやすく説明。
「運命の〜」見ました。流産の件は番組には出てきてませんでした。 あれだとエリザベスがまるで悪役のようで不公平ですよ。そもそもメアリはエリザベスを庶子よばわりしてイングランド王位を要求した過去もあるし、メアリがボズウェルと結婚しようとしたときに止めたこともあるし、それに、結局死刑にしたのは、夫殺しよりもむしろエリザベスに対する陰謀(白黒はともかく)のせいではなかったですか?
エリザベスにしてみれば、どうしてよりにもよって私のところにおしかけたのよあのバカ女はっ!とイラつく10数年だったことでしょう。
私の頭の中では、継承権にいいがかりをつけられて根に持ったであろうことが、クレオパトラがカエサリオンをカエサルの後継者宣言したことがオクタにとっては許しがたいことであったであろう件とだぶってきて、この女王たちの争いではエリザベスに味方したい要因の一つです。(私に味方されてもなんもならんですが)
○クラウディアさん
> お久しぶりです。あの、ドミティアヌスとユリア・フラウィアって、
> 本当に男女の関係があったのでしょうかね?
スエトニウスですから、ただのゴシップかもしれないですけど、実際どうなんでしょうねえ。
> ドミティアは二人の不倫関係を疑っていたのかな?
スエトニウスが書いているようにおおっぴらなものなら疑う以上のものだったでしょう。それが理由で殺したくなるかどうかは別問題でしょうけど。
○かなりうすさん
> どころかただの英語ですが四苦八苦しながら読んでいます。
ただの英語と言い切るところがすごいなあ。
○Marcoさん
お役に立って何よりです。
これを機会にコレクションを続けられるときっと楽しいですよ。
○高島賢治さん
> googleで検索すると結構最近論文も書かれておられるようで
どれどれ。あっ、本当だ。ずいぶんたくさんヒットしますね。
下記書籍が3月23日刊行予定に変更。
●『ヨーロッパ統合の理念と軌跡』 京都大学学術出版会 紀平英作編
予価 \4,500+税
ヨーロッパ統合の「理念」には幾多の淵源があった。1950年代に始まったヨーロッ
パ統合の動きは、ユーロの導入を機に一段と進展の度合いが高まったかに見える
。この現代における「国家」統合という試みは、まさに新しい歴史的画期ではあ
るが、ヨーロッパ統合の「理念」そのものには幾多の淵源があった。本書は、そ
れを古代ローマにまで遡り、統合の歴史的要因を探り、現代における「国家」統合
の試みの歴史的要因を探る。
P.M.さん。間違えてすみません。
改めてお礼申し上げます。
下記書籍が4月中旬新刊予定。
●『指輪の文化史』 浜本隆志 文庫クセジュ 予価 \950+税
指輪の習慣はいつから。日本に指輪文化はあった。日本とヨーロッパの文化・風
習を比較しながら、指輪の歴史をたどる。
◎Marcoさんへ
||augustusさん、高島さん、コメントありがとうごさいました。
はじめまして。僕はレスしていません。P.M.さんの間違いだと思います。
P.M.さんが親切にレスなさったのに草葉の陰(?)で泣いておられると思います。
augustusさん、高島さん、コメントありがとうごさいました。
少し安心しましたが、ただ分類番号はついていません。
今度、コインを売っているしっかりしたお店で聞いてみようと思います。
>変身しましたな
じゃぁ返信します。
>額が広がるほうです?
まぁそんなところですが聡明そうな額と言ってほしいですな(^o^;)
>GWの旅行で仕事抜き?
いいえ、個人事業者のわたしなので休暇で海外は夢のまた夢です。
4月20日からオランダのアムステルダムに行ってそのままニューアムステルダム(NYの旧名)と洒落込んでのお仕事で、今回は初の大西洋横断です。コンコルド(英語ではコンコード・・・人名だけでなく飛行機名もややこしいなぁ)に乗りたかったです(残念!)
二都市とも2日間づつなので結構キツイ日程です。
P.M.さんはチケットが取れたらイタリアですか?しかも休暇で! う〜ん、許せませんなぁ・・・
>古代ギリシア語独学中
早くマスターしてください・・・いろいろ助かるので(^o^)/
10年ほど前に買ったままになっていた洋書「the colours of ROME」を古代ギリシア語どころかただの英語ですが四苦八苦しながら読んでいます。
都市ローマの建築に塗られた色の解析や塗り替えられた色をオリジナルカラーに戻した場合のシミュレーションがあったりして結構面白いです。それにしてもこんなマニアックな本は売れたのかなぁ?
>プリマポルタのアウグストゥス
アテネでも同様の彩色を施した古代彫刻展が開かれているので、これってちょっとした流行なのかな?
アテネのはオリジナルとカラーリングを施したレプリカを並べて展示してありました(写真で見ただけですが)
そういえばローマ国立博物館にもアテナイ像に彩色を復元したものが展示してあったけど・・・
というわけで、カルタゴは復興させねばならぬ
お久しぶりです。あの、ドミティアヌスとユリア・フラウィアって、
本当に男女の関係があったのでしょうかね?
それからそれが関係して起こったような感じがするドミティアヌスの暗殺には、ドミティアも関係していたのでしょうか? でもドミティアの親族がドミティアヌスの暗殺に
関係しているということはやはりドミティアも関係していたのでしょうか? ドミティアヌスとユリア・フラウィアの関係の真相がどうであれ、ドミティアは二人の不倫関係を疑っていたのかな?と思いました。塩野さんはドミティアが暗殺に関係していたのかどうかについては
ぼかしたような書き方をしていたような気がします。
それから関係なくてすまないのですが、ローマ関係を扱ったことがある番組ということで書かせてください。「運命のダダダダーン」が最終回だそうです。最終回ではスコットランド女王のメアリ・スチュアートをやるそうです。ただ新聞の番組予告を見たら
メアリの二番目の夫のダーンリは暴力夫だったというように書いてあったのが気になりました。
確かにダーンリは自己中心的な人物でメアリを罵ったこともあるそうですが、べつに暴力はふっていなかったようですが・・・
誇張しすぎのような気がします。それからメアリが双子を流産していたなんて、変な所はしっかり調べてるなと思いました。どうも歴史物バラエティって、なんだかなぁ・・・と思うことが多いです。
そういえば以前ゆめさんが「運命のダダダーン」でカトリーヌ・ド・メディチがフランス語読みのカトリーヌ・ド・メディシスになっていたのが気になったと書いていらっしゃいましたが、私もそういうのは気になります。やはりカトリーヌ・ド・メディチはカトリーヌ・ド・メディチだろと思ってしまいます。しかしヨーロッパ人の
名前の表記はややこしいところがありますね。
前にカタリーナ・コルナロという女性が出てきた本を読んだのですが、よくよく考えてみると、塩野さんの「ルネサンスの女たち」に出てきたキプロス王妃カテリーナ・コルネールのフランス語読みでした・・・
◎augustusさんへ
||若いなあ。若い人たちが頑張っている姿っていいですよねえ。
仰るとおりです。googleで検索すると結構最近論文も書かれておられるようで、この著書の評価が良ければより良い椅子が待っているような気がします。
●再放送です。
http://www.nhk.or.jp/bunmei/
○高島賢治さん
> 1970年東京生まれ。
若いなあ。若い人たちが頑張っている姿っていいですよねえ。
○Marco さん
いらっしゃいませ。コインを買ったとのことで私の同類が増えたと喜んでおります。(^^)
スペインならローマ関係のものもいろいろ残っていそうですね。
> 同じユリア・マエサの銀貨でも、いろいろな種類があるのでしょうか。
P.M.さんが書かれている通りですね。
ところで、買ったコインに分類番号みたいなものはついていなかったですか?(RIC○○番みたいな感じの番号)
容易に入手できるコインカタログとしては David Sear の "Roman Coins and Their Values"
http://www.amazon.co.uk/exec/obidos/ASIN/190204035X/ref=pd_bxgy_text_2_cp/202-5538720-1994209
http://www.amazon.co.uk/exec/obidos/ASIN/1902040457/ref=sr_aps_books_1_1/202-5538720-1994209
がお勧めです。Marco さんがお買いになったユリア・マエサ、フィリップス・アラブスなら第2巻が収録範囲です。もちろん、全部の種類のコインが載っているわけではないので、違うものも世の中には存在します。
○P.M.さん
フォローありがとうございます。
>(古代)ギリシア語−英語辞典のサイト紹介じゃダメですか?(^o^;)
はい、それも紹介してください。さらに、oios なんとかの意味も書いて欲しいなあ。(^^)
P.M.@(まだまだあきらめず)古代ギリシア語独学中です(^o^;)
■augustusさん
>> oios o logos, toioutos o tropos
> だから、It's Greek to me. って言ってるのに(^^;)
(古代)ギリシア語−英語辞典のサイト紹介じゃダメですか?(^o^;)
私の古代ギリシア語独学は遅々として進まず=私にとっても"It's Greek to me."なんですけどね。
■かなりうす。師匠
ぬ゛っ?! 「カナリウス」から「かなりうす。」に変身しましたな。
> ますますカエサル状態に・・・
ってことは、額が広がるほうです?
頭皮にやさしいシリア産の石鹸で毎日マッサージ&洗髪すると効果覿面らしいですが・・・。
ライオン像が目印の三●においてあるらしいですが、私は裏ルートで購入、、、、、
というか、押し売りされています(^o^;)
> わたしは4月末にNYなので、ちょっとお先に行ってきます。
ってことはGWの旅行で仕事抜き?
私はイタリア行きをキャンセル待ち(無料航空券なので絶望的)
とりあえず函館の宿を抑えています(^o^;)
■高島賢治さん
> ●〔ローマ帝国シリーズ〕ローマ皇帝の歩いた道 悠久の古代文明紀行
おぉぉぉおおおおおおお! とうとう放映日が決まりましたか!
私的には非常に微妙な日程ですが実家で何が何でも録画します。
■Morioさん
> 「プリマポルタのアウグストゥス」
詳細な情報をありがとうございます(^o^)/
検索してみたらそれらしい画像にぶち当たりました。。。
この像のとおりだったとするとかなりイメージが変わります。。。う〜〜〜む。
今度この情報をプリマ・ポルタのアウちゃん像をフィルム3本分撮影したお友達に
教えてみよう。。。もとその筋(?)の人だから既知かもしれませんが。
プリマ・ポルタのアウちゃんの方がパルテノン神殿等の復元図よりも
ハデハデで強い色合ですな。パルテノンの方も彩色の痕跡が残っている
のでしょうか?
大昔にアウちゃんの髪の色論議("subflavus"ってどんな色?)がありまたが、
この像を見ればイメージがわくかもしれませんね。
中世ヨーロッパ貴族のようにズラをした像であれば別ですが(^o^;)
アウちゃん像に関して言えば、前にもここで書きましたが「ラビカーナ
通りのアウグストゥス」の方が私は好みですが、こちらもあんなケバケバ
しい色が付いていたのでしょうか?
■Marcoさん
はじめまして
> 同じユリア・マエサの銀貨でも、いろいろな種類があるのでしょうか。
あります。
詳しいことはaugustusさんがカキカキされると思いますが、
たとえばこちらのサイトなどが参考になると思います。
http://artemis.austincollege.edu/acad/cml/rcape/vcrc/
main catalogをクリックしてください。
http://artemis.austincollege.edu/acad/cml/rcape/vcrc/catalog-sidebar.html
http://artemis.austincollege.edu/acad/cml/rcape/vcrc/search/2ResultList1.asp?Recordset38_Action=Filter%28%22%28Issuer+LIKE+%27%25Philip%20I<%25%27%29%22%29
http://artemis.austincollege.edu/acad/cml/rcape/vcrc/search/2ResultList1.asp?Recordset38_Action=Filter%28%22%28Issuer+LIKE+%27%25Julia%20Maesa%25%27%29%22%29
というわけで、カルタゴは存続させねばならぬ
初めて投稿させて頂きます。
宜しくお願いします。
以前よりローマ帝国に興味があり、時々このサイトを訪問しておりました。
私は仕事の関係で現在、北スペインに住んでいます。
2002年の夏に南スペインのメリダの遺跡を観光した時に
ローマ時代のコインのレプリカを買って以来、機会があれば、本物が欲しいと思っていました。
今日、日曜市に古銭商が何軒か並んでいるのを見て、ローマ時代の本物のコインがあるか、と聞くと、あると言って見せてくれ、思わず買ってしまいました。
3世紀のフィリップ・アラブスの銅貨1枚とユリア・マエサのディナリウス銀貨1枚で、別々の古銭商から買いました。
早速、このページを開いて確認するとユリア・マエサの銀貨がサイトに載っていましたが、買ったコインの表は非常に似ていますが、裏が違います。
同じユリア・マエサの銀貨でも、いろいろな種類があるのでしょうか。
どなたか教えてください。
下記書籍が出ました。
●『「聖女」信仰の成立と「語り」に関する人類学的研究』 藤原久仁子
すずさわ書店 \6,800+税
マリア出現の人類学。新たなる巡礼地と「聖女」はいかにして誕生するのか?!
さまざまな人々によって語られる不思議な「奇跡」話が、その個人の個人的な信
仰域の次元に留まらず、社会的な次元、すなわち、他の人々の信仰の対象となり
、新たな巡礼地が成立していくプロセスを検討した気鋭研究者による刺激的な論
考。
<著者>1970年東京生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化
学修了。現在、関東学院大学キリスト教と文化研究所客員研究員。専攻は
文化人類学。
「ローマコイン」にルキウス・ブルートゥスを追加しました。
○高島賢治さん
> もう精進料理しか選択肢がない日がやってくるのかも。
長期的に見れば、人間の間で流行するようになれば抗体もできて普通のインフルエンザの一種になると思いますよ。
古代ローマとは関係ありませんが、鳥インフルエンザの掲示板で下記は比較的まともな感じがします。ちなみに僕も投稿しました。
もう精進料理しか選択肢がない日がやってくるのかも。
http://www.keimei.ne.jp/bbs.html
○マッティアスさん
> というような曖昧なイメージから3世紀の
> 皇帝っぽい☆と思っていました。
マッティアスさんの推測は、そんなに馬鹿にしたもんでもないですよ。王冠の形を細かく見るかどうかにもよりますけど、いい線いってると思います。
> チャンネル権まで握られたら、
負けるなー。頑張れー。(^^)
○高島賢治さん
> 確か何かの統計でBSが観られる世帯は三分の一だったか
> 二分の一だったと思います。
結構多いんですね。もう少し少ないようなイメージをもっていました。
◎マッティアスさんへ
ハイビジョン観られる環境にあるだけ良いと思います。
僕はBSだけなので観れません。
◎augustusさんへ
確か何かの統計でBSが観られる世帯は三分の一だったか二分の一だったと思います。
今はデジタルへの過渡期なので買い控えで、アレも観たいこれも観たいと思っても我慢
している人が多いと思います。
◎真奈美さんへ
確かに再放送に期待ですね。
下記書籍が4月刊行予定。
●『建築オーダーの意味』 中央公論美術出版 ジョン・オナイアンズ著
日高健一郎 監訳 B5判上製函入 本文400頁 予価 \38,000+税
古代から近代に至るオーダーの変遷を作例と史料に基づいて記述する。オーダー
成立の史的背景、古典様式の理念など、形態と様式の背景にある建築思潮の系譜
と発展を重視し、西洋建築のみならず、美術史、文化史などの研究者にとっても
重要な内容を含む。特にヘレニズム時代のオーダーについては史料と作例の分析
において通史の枠を超えた深い内容が解読されている。
下記書籍が4月刊行予定に変更。
●『シナゴーグ ユダヤの心のルーツ』 リトン 関谷定夫 予価 \8,500+税
下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『ケルト文明とローマ帝国 ガリア戦記の舞台<「知の再発見」双書・シリーズ>』
フランソワーズ・ベック、エレーヌ・シュー著 鶴岡真弓監修・遠藤ゆかり訳
創元社 \1,400+税
カエサル率いるローマ軍の前に敗れ去ったガリア(現在のフランス他)は、その
後、ローマの支配下に入るも消滅しなかった。古い伝統と新しい文化の出会いが
生んだ独創的な文明のすべてを解説する。
<ベック>サンジェルマン・アン・レーにある国立古代博物館のガロ=ローマ部門
責任者。
☆真奈美さん☆
>ポスターになってるカラカラ、どうも誰かに似ている気がします。
映画「冬のライオン」のアンソニー・ホプキンスに似ていると思うのですが。
ちょっとイイカンジですよね(*^-^*)。
☆augustusさん☆
>> その割に見た目が3世紀の皇帝で。
>コインの写真を見ただけでそれがわかるとは
すみません。かなり根拠薄い理由でした。
・ヒゲ皇帝→ハドリアヌス以降。コンスタンティヌス朝以前?
・王冠のカタチ→五賢帝よりもあと。セウェルス朝以降〜軍人皇帝くらい?
というような曖昧なイメージから3世紀の皇帝っぽい☆と思っていました。
☆高島賢治さん☆
ハイビジョン、あまり画像がよくないHDDでしか録画できません(涙)。
オヤジがなにか別のものをうっかり予約している上に、チャンネル権まで
握られたら、せっかく加入しているのに見られないかも、と今からやきもき。
でも、楽しみです。
昨年やってたBSジャパンの東ローマ番組すらまだ見ていないのですが(汗)。
○高島賢治さん
番組のご紹介ありがとうございます。
でも残念ながら、「またBSかい。」って感じです。(;_;)
> 14代皇帝、ハドリアヌス
そんなになるか?って指折ってみたら本当に14代でした。(^^)
○真奈美さん
> ふつうに放映してくれ〜
同感です。(^^
> おまけに「ダダダダーン!」の再現映像では、まるで
> かっこよく戦ったかのような印象を与えてしまいそうだったこと
これはひどすぎですね。確かに。
うちはBS見られないので、いつか総合なり教育なりで放映されることに期待をかけましょう。
ポスターになってるカラカラ、どうも誰かに似ている気がします。
この展覧会にちなんで、美術なり歴史なりの番組があればいいですね。
ずいぶんいまさらなことですけど、クレオパトラの番組で、アクティウムでの逃亡を無視したことについて。私とて、この件をあくまでもののしりたいというわけではありません。言わずにおくことがあってもいいです。しかし、短い間に3種類の番組でことごとく無視していたこと、おまけに「ダダダダーン!」の再現映像では、まるでかっこよく戦ったかのような印象を与えてしまいそうだったこと、これはもう教養範囲を超えていました。
ーーなんだかここ数日心にひっかかっていたので吐き出しました。
下記3番組がNHK BS ハイビジョンで放映予定。
●〔ローマ帝国シリーズ〕ローマ皇帝の歩いた道 悠久の古代文明紀行
4月19日午後8:00〜9:50
アウグストゥスとハドリアヌス。二人の偉大な皇帝にスポットを当て、世界中のロ
ーマ遺跡を巡る2夜連続の歴史紀行ドキュメンタリー。壮大な遺跡、華麗な美術品
、最新の発掘成果などを紹介しながら、史上初の超大国、ローマ帝国の繁栄と衰亡
の謎に迫る。ハイビジョンならではの鮮明な映像で、ローマ帝国の魅力を余すとこ
ろなく伝える。
19日(月)海を制したアウグストゥス
ローマ帝国の初代皇帝、アウグストゥス。帝国の平和を確立した皇帝が自ら築いた
地中海の交易ルート「海の道」。第1夜はこの「海の道」をたどり、イタリアやギ
リシア、チュニジア、スペインなど地中海沿岸のローマ遺跡を旅する。エジプトを
破り地中海の覇者となった海戦の舞台、ギリシアのアクティウム。皇帝ゆかりの街
、スペインのメリダ。はるか北アフリカのチュニジアにそびえ立つ巨大な円形闘技
場と水道橋。圧倒的な遺跡群と新発見に沸く発掘現場、そして今なおローマ帝国の
遺産と共に暮らす人々とのふれあいを通じ、多民族を束ね上げ、地中海に君臨した
ローマ帝国繁栄の秘密に迫る。
【旅人】青柳正規(東京大学文学部教授)
ローマ帝国研究の第一人者。イタリア・ナポリ近郊の町ノラにて、アウグストゥス
の別荘跡発掘を指揮する。昨夏大理石の女性像が出土するなど、その活動は現在世
界中の注目を集めている。
●〔ローマ帝国シリーズ〕ローマ皇帝の歩いた道 悠久の古代文明紀行
4月20日午後8:00〜9:50
アウグストゥスとハドリアヌス。二人の偉大な皇帝にスポットを当て、世界中のロ
ーマ遺跡を巡る2夜連続の歴史紀行ドキュメンタリー。壮大な遺跡、華麗な美術品
、最新の発掘成果などを紹介しながら、史上初の超大国、ローマ帝国の繁栄と衰亡
の謎に迫る。ハイビジョンならではの鮮明な映像で、ローマ帝国の魅力を余すとこ
ろなく伝える。
20日(火)ハドリアヌスの大陸巡行
すべての道はローマに通ず。大陸中にくまなく敷設された帝国の「陸の道」。その
道を12年かけて踏破したのが14代皇帝、ハドリアヌスである。第2夜はこの緑
豊かな「陸の道」をたどり、イタリアやイギリス、トルコ、ルーマニアなどのロー
マ遺跡を旅する。
ローマ市民の豊かな生活を今に伝えるイタリアのポンペイ。帝国の最北端イギリス
に築かれた広大な長城とローマ兵士の駐屯地。残虐な剣闘士ショーが繰り広げられ
たトルコのエフェソス。拡大を続ける帝国の行く末を案じたハドリアヌスが、その
全土を巡る旅で見たものは何だったのか。巨大国家、ローマ帝国衰亡のメカニズム
を探る。
【旅人】青柳正規(東京大学文学部教授)
ローマ帝国研究の第一人者。イタリア・ナポリ近郊の町ノラにて、アウグストゥス
の別荘跡発掘を指揮する。昨夏大理石の女性像が出土するなど、その活動は現在世
界中の注目を集めている。
●〔ローマ帝国シリーズ〕ローマ皇帝からの挑戦状 時空を越えた知恵くらべ
4月22日午後8:00〜9:15
今からおよそ2000年前、イタリア半島を中心に、人類史上例を見ない巨大帝国
が誕生した。ローマ帝国。多民族・多宗教の人々をまとめあげ、数百年もの繁栄を
謳歌した驚異の世界帝国である。ローマ帝国は、2000年の時を経た今なお、我
々の生活に大きな影響を与え続けている。法律によって社会を運営するシステム、
コンクリートを使った建築技術・・・。電気もエンジンもない時代に、ローマ帝国
は人間の知力と体力によって高度な文明を築き上げていたのだ。
番組では、ローマ帝国の繁栄を生み出した叡知の数々を、クイズ形式で紹介してい
く。
ローマ人の自由な発想が生み出した文明の魅力を楽しみながら学べるスタジオバラ
エティ番組。そこには、今を生きる知恵と技術が隠されている。
http://www.nhk.or.jp/bs/guide/g_cultu_hi_n.html
○Morioさん
> NHKさんには言っときます。気がつかなかった・・・
今見てきたらもう直っていました。NHKくらいの大組織になると直すのにも時間がかかるんだろうなと勝手に想像していたんですが、素早い対応にびっくりしました。
連絡していただきまして、ありがとうございます。
> ようやくあしたから休みを取ります。
> アントニヌス・ピウスのおかげでこの数ヶ月生き抜けましたよ、全く。
休みなしが連続すると体に堪えますからねえ。どうぞ、ゆっくりお休みください。
> やっぱり、あのポスター、だめかなあ・・・
ポスターの現物を見ていないのでなんとも言えない部分はあるんですが、カラカラを取り上げたこと自体は問題なしではないかと思います。昨日も書きましたが、迫力ある素晴らしい彫像ですよね。
みなさま、Avgvstvsさま
ご親切に受け入れていただき、ありがとうございます。
P.M.さん
「プリマポルタのアウグストゥス」については、
詳細に知っています。あの彫像には昔の彩色の痕跡が残っているため、
ドイツの研究所との共同で残存している顔料の化学分析をおこない、
同時に石膏復元像を制作して、彩色像の復元をおこないました。
この像は現在ミュンヘンの展覧会にでており、その後コペンハーゲンに行き、
そしてヴァチカンで本物と並べて展覧会をおこなう予定になっています。
その復元像たるや、大笑いです。ローマ人の趣味はよくわかりません。
この復元像のカラー写真は例の展覧会のカタログに載ってますよ。
Avgvstvsさん
NHKさんには言っときます。気がつかなかった・・・
やっぱり、あのポスター、だめかなあ・・・
正直言うと、どの展覧会でもポスターにできるものは結構限られていて(ポジの都合もある)、
その選択は難しいのですが、必ずしもカラカラにこだわったわけでもないのです。
それにしても、石は重い・・・
というわけで、
ようやくあしたから休みを取ります。
アントニヌス・ピウスのおかげでこの数ヶ月生き抜けましたよ、全く。
下記書籍が出ました。
●『ブルガリアの歴史 <ケンブリッジ版世界各国史>』 創土社
R.J.クランプトン著 高田有現・久原寛子訳 \2,800+税
六0八年、ブルガール族がバルカンの一角にブルガリア国を建設。以後、ブルガ
リアの国民・教会・言語は今日まで生き残った。いまやアジアとヨーロッパを結
ぶ交通の要衝になりつつあるブルガリアを立体的に描き出す。
<著者>オックスフォード大学教授。セント・エドムンド・ホール特別研究員。英
国における、東欧、特にバルカン史の第一人者。
○かなりうすさん
> 大英博物館で「発掘宝物展」が開催中でした。もしかすると
> これが目玉展示だったのかな?
このドミティアヌスもいたんですか?
> それも結構保存状態も良くてなかなかのものらしいです。
それはそれは。機会があったら見てみたいですね。
> ますますカエサル状態に・・・
ここだけ読むとかっこよいかもしれません。(^^
○マッティアスさん
> その割に見た目が3世紀の皇帝で。
コインの写真を見ただけでそれがわかるとは、マッティアスさんもなかなかマニアックですね。(^^)
> 一般的に皇帝ドミティアヌスと言えば、
> やっぱりフラウィウス朝のですよね♪
もちろんですとも(^^).
○高島賢治さん
> 「現代教養文庫」をオンデマンド
絶版本が入手可能になるのは素晴らしいことですね。
一方で、オンデマンドだとやはりコストアップは仕方がないんですね。(;_;)
○Morioさん
はじめまして。今後ともよろしくお願いいたします。
> アントニヌス・ピウスの銀コインをいつも身につけています。
コインもお好きなんですね。ますます仲良くできそうな気がします。
> あの肖像の美術的完成度の高さは類を見ません。
> それでポスターにしました。
間違いなく迫力ある素晴らしい彫像だと思います。
> あの連中は、平気で血統詐称を日常茶飯事でやっているので、
「あの連中」とは誰を指していますか?面白いクイズかもしれません。(^^)
1. セプティミウス・セウェルスとカラカラ
2. セウェルス朝の皇帝たち
3. ローマ皇帝一般(これは無いですね。^^)
> そういう意味で、あのポスターのもくろみは成功しました(^ ^)/
分かっている人は最初から分かっているし、知らない人はほとんど気がつかないだろうから、成功したといえるかどうか^^
> 西洋美術館の古代ローマの展覧会に関わっている者です。
ということなので一つお願いがあります。
直接の関係はお有りでないかもしれませんが、NHKプロモーションさんの Web に「マルクス・アウレリウス・アントニウス」という記載があります。訂正するようにご連絡いただけないでしょうか。(メールアドレスが書いてあれば自分で書くのですが、メールアドレスが公開されていないようです。)
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/vatican/vatican_gallery.html
天下のNHKさんなので見た人が疑わず、誤りがそのまま一人歩きしそうな懸念があります。
○P.M.さん
> oios o logos, toioutos o tropos
だから、It's Greek to me. って言ってるのに(^^;)
とりあえず、google に尋ねることはできるようになりましたが、プラトンであることしか分かりませんでした。(;_;)
> それにしてもそのガリア帝国のドミティアヌスは
> どうしてそのような名を持つのかちょっと気になりました。
存在が疑われていたくらいに影の薄い人ですから、名前の由来を知ることは難しそうですね。
ちなみに、ディオクレティアヌス帝時代のアレクサンドリアに簒奪者ドミティウス・ドミティアヌスってのがいます。彼の存在は疑われていないようです。
ますますカエサル状態に・・・
P.M.さん
>ただいま古代ギリシア語独学中です
おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお(驚嘆!)
>現在のイタリアを離れてしまうと、私はすっかり調べる気力が失せてしまいます(^o^;)
まぁ気持ちはよくわかります。
私は一昨年ベルリンに行って以来、すっかりドイツ贔屓になりました・・
質実剛健で生真面目なドイツ人気質が私の気質にぴったりなのでしょうか?
>今年は初夏頃に米国東海岸へ
わたしは4月末にNYなので、ちょっとお先に行ってきます。
と言うことで早期のカルタゴ再建を願っています。
P.M.@ただいま古代ギリシア語独学中です(^o^;)
■augustusさん
> οίοζ ο τροποζ ο λογοζ
コピペに失敗したため一部間違っていました。
2バイトのギリシア文字を文字コード表から拾うのはなかなか面倒なので、
先に入力した単語をコピペしてカキカキしていたんですけど、職場の昼休み
中にあわててやってるとろくなことはありませんな。
正確には以下のとおりです。
οίοζ ό λογοζ, τοίοντοζ ό τροποζ
(oios o logos, toioutos o tropos)
> It's Greek to me.
私も以前は普段見られない文字で敬遠していましたが、読む方が分かれば馴染みのある
単語が一杯でてきますから、面白い(?)ですよ。
どうですか、augustusさんも老後の愉しみに(^o^;)
> http://www.japanjournals.com/dailynews/040225/news040225_3.html
わたしも2chで目撃して「なんじゃこれは?!(`ヘ´) 」と思っていましたが、
そういうことでしたか・・・。それにしてもそのガリア帝国のドミティアヌスは
どうしてそのような名を持つのかちょっと気になりました。
■高島賢治さん
> 理論的には一人でも出来ます
うぎゅっ?! そうか! その手がありましたか!
星飛雄馬の大リーグボール1号を連発すれば27球で完全試合というオマケつきで
実現しそうですな(^o^;)
> 「2月は逃げる」
2月ってカエサル暦の前から短かったですよね、って、むしろ我々ローマ人には
長くなりましたよね。通常年でも2月は28日、閏月がある年だと23もしくは
24日でしたから。大の月は3,5,7,10の4ヶ月だけでしたけど。
■カナリウス師匠
>>「サンピエトロが立つかぎり」にしてもらったんですか?
> もちろんです(キッパリ!)
きぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
私の強み(?)は藤澤道郎先生は故人なのでもう貰いようがないということだけ(:_:)
> ドイツの温泉地バーデン・バーデン
古代ローマでも現在のイタリアを離れてしまうと、私はすっかり調べる気力が
失せてしまいます(^o^;)
行くとなると別ですが。
今年もおそらくローマ帰省ができません(:_;)
今年は初夏頃に米国東海岸へ仕事で飛ばされそうなのでメトロポリタン美術館に潜入して
ローマ物にスリスリする予定です。。。
■Morioさん
はじめまして
> カラカラは悪党なのですが、あの肖像の美術的完成度の高さは類を見ません
やはりそういう理由でしたか。昨日、某国営放送の夜7時のニュースでもこの展覧会の話題をしていましたが、カラカラの胸像が映っている時間が一番長かったです。
ところでプリマ・ポルタのアウグストゥスの修復状況について情報を
お持ちでないでしょうか? また、2年前に行ったときには
ブラッチョ・ヌォーヴォ自体も修復中でしたが、これはいつ終わるのか?
イタリア人に聞いたら「そんなさきのことはわからんよ」といわれるのが落ちですが(^o^;)
再会できるのはいったいいつになることやら・・・。
あと、展示会ではいろいろ企画があるようですが、3/27のは是非参加したい、、、、、、
けど行けない(:_;)
というわけで、カルタゴは存続させねばならぬ
みなさま、はじめまして
正体を明かすわけには生きませんが、西洋美術館の
古代ローマの展覧会に関わっている者です。
カラカラ帝の件でお騒がせいたしまして、申し訳ありません。
ですが、できるだけ正確な皇帝の正式名称をご紹介したくて、
わざとあのような書き方をいたしました。
あの連中は、平気で血統詐称を日常茶飯事でやっているので、
ローマ皇帝の公式の名前がいかに政治的に重要であったか、
ということはお分かりいただけたのではないでしょうか。
そういう意味で、あのポスターのもくろみは成功しました(^ ^)/
確かに、カラカラは悪党なのですが、あの肖像の美術的完成度の高さは類を見ません。それでポスターにしました。
カラカラ始め、その他の皇帝、人物や用語についてはカタログに解説を入れておきましたので、
もしご関心があれば、何かの足しにしていただければ、幸いです。
作品数は決して多くはありませんが、18・19世紀の「作り直し」の少ない
ローマ人がローマ人のために作った作品ばかり選んでみました。
われわれが知っている彫刻で、近代の作り直しが入っていない
ものはほとんどありません。だから、ほとんど人の知らない
素直なローマ人ばかりを選んでみました。
見た感想を、包み隠しなくここで論じていただけたら、幸いです。
では、また。
僕も、このサイトの大ファンです。ちなみにお守りとして、
アントニヌス・ピウスの銀コインをいつも身につけています。
下記書籍が3月上旬刊行予定。
●『地中海紀行』 新風舎文庫 深谷照子 予価 \550+税
下記書籍が3月下旬刊行予定。
●『地中海の聖なる島 サルデーニャ』 山川出版社 陣内秀信・柳瀬有志
予価 \3,200+税
乾燥した岩肌と紺碧の海が美しい、古層の記憶が生きる島サルデーニャ。聖なる
空間と、牧畜と農耕の二つの生活文化に着目し、ポトスとコスモロジーの視点か
ら、ヨーロッパ世界の深層を読み解く。二百点の写真・図版も魅力。
紀伊國屋書店は、旧社会思想社が発行していた「現代教養文庫」をオンデマンドで
復刊・発売する。文元社が発行元となり、オンデマンド生産は、デジタルパブリッ
シングサービスが行う。「現代教養文庫」は『菊と刀』等の名著を世に送り出した
実績を持つが、2002年6月の社会思想社事業停止に伴い廃刊していた。第一次復刊
は百タイトルを予定している。下記で購入できます。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosco.cgi
●『ギリシア悲劇 OD版』 呉茂一 \2,900+税
●『ケルト妖精民話集 OD版』 ジェイコブス \3,100+税
●『ケルト幻想民話集 OD版』 小辻梅子 \2,900+税
●『ヘロドトス「歴史」物語 OD版』 青木巌 \3,200+税
●『ギリシャ神話 OD版』 山室静 \3,500+税
☆augustusさん☆
ガリア帝国の皇帝ドミティアヌスだったんですね。納得。
japanjournals.comの記事では、わからないですよね。その割に見た目が3世紀の皇帝で。
>我々のドミティアヌス
かなりときめく表現ですね(*^o^*)。
一般的に皇帝ドミティアヌスと言えば、やっぱりフラウィウス朝のですよね♪
バーデンバーデンに浴場遺跡は無いのでは・・・と書きましたが、やはり気になって再度調べてみると、フリードリッヒ浴場の近くにありました。それも結構保存状態も良くてなかなかのものらしいです。
>ドイツの温泉地バーデン・バーデンの目玉は「カラカラ浴場」と「フリードリヒ浴場」です。
休眠中?のKさんのサイトにバーデンバーデンにローマ兵の浴場があると記されていたので調べたことがありますが近代的な温泉設備でした。
バーデンバーデンって「温泉温泉」の意味なので、もしかすると古代ローマ時代から温泉で有名だったところかもしれませんが浴場遺跡は無いのでは・・・
ドイツに残されているローマ浴場ならやはりバーデンヴァイラーのものがピカイチでしょう・・・ヴェスパシアヌス帝の頃のものだと思います。
>英国で発見されたコインの肖像は、古代ローマ帝国の「忘れられた皇帝」!
今年の1月にロンドンに行ってきましたが、大英博物館で「発掘宝物展」が開催中でした。もしかするとこれが目玉展示だったのかな?
というタイトルの記事が
http://www.japanjournals.com/dailynews/040225/news040225_3.html
にありました。
2003年4月にオックスフォード近郊で発見された5000枚ほどのコインの中に「忘れられた皇帝」ドミティアヌスのものがあったということです。
写真を見ると我々のよく知っているドミティアヌスとは違うし(ポストゥムスなどと同じスタイル)、ドミティアヌスが「忘れられた皇帝」であるというのも謎の表現です。
> ドミティアヌスは、前帝を暗殺した後、ローマ帝国皇帝に即位したと
> みられるが、彼自身も非業の最期を遂げたとされている。
我々のドミティアヌスが非業の最期を遂げたのは事実ですが、前帝を暗殺したというのはおそらく事実ではありませんよね。
そもそも、「前帝を暗殺」なんて言うのなら「忘れられた皇帝」じゃないだろうとも思います。(-_-)
もう少しこの記事のことについて情報が欲しいと思い google で coin domitianus 2003 というキーワードで検索して一番目に表示されたのが
> The British Museum: Newsroom
> http://www.thebritishmuseum.ac.uk/newsroom/current2004/domitianus.html
この記事によると発見されたコインのドミティアヌスとは、ガリア帝国で270年代前半に帝位争いをしていた人で、いままでその存在が強く疑われていたようです。
単にドミティアヌスと言えばフラウィウス朝のドミティアヌスを指すのが普通なのだから、最初にあげた japanjournals.com の記事にも注釈くらいつけておいて欲しかったと感じました。
○マッティアスさん
> カラカラのせいというより、オヤジがいけない(笑)。
その通り(^^
> セウェルス帝は自称・哲人皇帝の隠し子で
養子になったと主張していたのだと思っていたんですが、「隠し子」まで言っていたんですか?
○かなりうすさん
> ポスターを持っているので確認してみました。
いいですねえ。
確認ありがとうございます。
○naokoさん
少し安心できて良かったですね。(^^)
> 私は古代ローマ史はしろうともしろうと^^;
なんのなんの。この掲示板にはローマ史の専門家は来ていませんから、どうぞ気楽にいろいろ書き込んでください。(^^)
(一部に専門家はだしの人もいらっしゃるようですが、詳しくない人をいじめたり馬鹿にしたりするような人ではありませんので安心してください。)
> 久し振りに「自省録」を最初から読み直しています^^
面白いネタをみつけたら書き込みしてくださると幸いです。
○ゆめさん
お祝いのお言葉、どうもありがとうございます。これからものんびりと続けていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。
> ベッカムがローマ戦士の扮装をしているCMをチラッと紹介していました。
まだ見ていないんです。早く見てみたいものです。
> 私としては先日のテレビでカトリーヌ・ド・メディシスを
> カトリーヌ・ド・メディチと仏伊ごちゃ混ぜで連発していたのが
> ちょっと気になっています。
仏伊が比較的似ているので混同されていたんでしょうねえ。
ユリウス・シーザーとかマルクス・アントニーなどと言われたら私も気にしそうです。
○真奈美さん
> これを目玉にしたい理由があるのだろうか。
カエサル像より迫力があって、かっこよいと思います。(^^)
> ドイツの温泉地バーデン・バーデンの目玉は「カラカラ浴場」と
> 「フリードリヒ浴場」です。
「カラカラ浴場」はカラカラ時代のものですか?それとも関西にあるときくカラカラ・テルメのような現代のものですか?
カラカラ時代のものだとしたら、保存状態はどんな感じなんでしょうか。気になります。
確かに単に「カラカラ」とだけ書いておいたほうが安全なところですね。ところでなぜこの像をポスターに使用するのでしょうね、知名度はカエサルのほうがはるかに高いでしょうに。これを目玉にしたい理由があるのだろうか。
ドイツの温泉地バーデン・バーデンの目玉は「カラカラ浴場」と「フリードリヒ浴場」です。(観光の中心地からほんの少し離れた場所にあるゲンナー公園のバラ園はみごとなんですが、なぜかガイドブックに載っていません)
下記のは「しばわんこ展」のCMですが、美術館のHPにもとべるので貼っておきます。近くに立原道造記念館もあって、小学校時代のテストの答案が面白かったです。歴史の問題で、「院政をお始めになったのはどなたでせうか」なんて書いてあります、歴史上の人物でも敬語なのか。
http://www.hakusensha.co.jp/cgi-bin/mag/magazine.cgi?mode=magazine&magmode=mag07&day=now
といってもすでに202141まで進んでいました。さすが早いですね。これからもご発展をお祈りしております。新しいコインが増えるのも楽しみにしています。
国立博物館のポスターは私も見ました。マルクス・アウレリウス・アントニヌス、通称カラカラとあってもその時は気になりませんでしたがnaokoさんのご指摘を読むとなるほど間違える人もいないとはいえないですね。チケットを買って見に行くような人なら基礎知識として知っているようなことかもしれないですが、ポスターをチラッと見てマルクス・アウレリウス・アントニヌスってカラカラのことだったのかなんて思われたらいやですね。
私としては先日のテレビでカトリーヌ・ド・メディシスをカトリーヌ・ド・メディチと仏伊ごちゃ混ぜで連発していたのがちょっと気になっています。
ベッカムがローマ戦士の扮装をしているCMをチラッと紹介していました。コロッセウムなんかもかなり大掛かりですし、ベッカムも似合っていて格好良かったです。ベッカム以外のごつい選手の方がそれらしい感じもしました。
○Julieさん
バチカンでしたか、、もう興奮して、よく読むことも
できず。お恥ずかしいです。
なるほど、そちらにも、そういった彫刻が貯蔵されている のですね。勉強になりました。有難うございます。
○augustusさん
全然一人歩きしていないですから心配要りませんよ。(^^) ↑このお言葉で、もうほっとしました><
カラカラ帝とかマルクス・アウレリウス帝が何者かを知っ ている人はかなり少ないように思います。
↑そうなんですか。。マルクス・アウレイウス帝のことは
ファンとして、知っていていただきたいと、思っていまし たが、いわれてみれば、確かにそうです(^^;
ちょっと、さびしいですが^^;
アントニヌスの書き間違いと思われます。
↑、、恥ずかしい限りです^^;
有難うございました
○マッティアスさん
セウェルス帝は自称・哲人皇帝の隠し子でコンモドゥスの異母兄ですから、
息子達にマルクス・アウレリウスの直系であるかのような名前を名乗らせる
鉄面皮は平気でやるでしょうね。
カラカラのせいというより、オヤジがいけない(笑)。
↑もう、、悔しくなってしまいます(イライラ)
よりによって、でも、それほど格があって偉大
な家系と思ったから、便乗したと、寛大におもって
がまんするように、、、、、します(。。
○かなりうすさん
マルクス・アウレリウス・アントニヌス、通称カラカラ(ケルト語で「頭巾の付いたマント」を指す)。・・・以下 省略・・・
↑本家マルクス・アウレリウス帝のマルクス・アウレリウ ス・アントニヌスという、
偉大なお名前が(^^;)カラカラ帝の名前として、
載っていることが、私には大問題でした^^;
できれば、カラカラ帝だけにするとか(:;
解説も、弟殺しとか、マルクス・アウレリウス帝とは
にても似つかない所業まで、くっついて解説されてい
たので、よりによって、正反対なタイプだったのが、
ショッキングでした(:;
カラカラが太文字でもかまわないのですが、
マルクス・アウレリウス・アントニヌスの名前を
載せて欲しくなかったなぁ〜というわがままな意見
かもしれませんね^^;
○皆様へ
このサイトに運よくこれたこと、本当に幸運でした。
私は古代ローマ史はしろうともしろうと^^;
皆様が古代ローマに精通されていて、そのうえで、
お返事を下さったことで、昨日のショックから、
立ち直りました><
本当に有難うございました><
久し振りに「自省録」を最初から読み直しています^^
私にとってマルクス・アウレリウス帝のお書きになった
この著書は心の宝物です。
もっともっと勉強します。
ほんとうに、ありがとうございました。