古代ローマBBS 過去ログ18

[1799] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/23(Wed) 19:46

○マッティアスさん

飛んでいるハエを鉄筆で刺し殺せたら、武蔵と戦えるかもしれませんね。(^^)

>ネロの歌(詩)の演奏中にハエをつかまえて羽をむしってました。こっちのがヤバげ。
これはすごいですね。ネロにばれたら、殺されそう。

>無意味に奴隷を殴ったり、放蕩三昧されるよりは害はないと思います。
やっぱり弁護してる。(^^)


○紗智さん

はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
文明の道の再放送はありますよ。28日の深夜(29日の0:15)に放送されます。

なお、文明の道の第4回はローマがテーマです。ローマのコインも登場するらしいですから、期待しましょう。(うちのコインがでるわけではありません。^^;)


[1798] すいません!教えてください!! 投稿者:紗智 投稿日:2003/04/23(Wed) 17:52

初めまして、紗智といいます^^
私は今まであまり古代ローマの歴史には興味がなかったんですが、この前の「NHKスペシャル 文明の道」を見て、とても感動して、興味がでてきました!
なんですが、この前の放送を20分後ぐらいから見だして、初めから見ることはできませんでした。
再放送するのであれば、絶対初めから見たいと思っています!
皆様の中で再放送があると知っている人は是非教えてください!

  


[1797] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/22(Tue) 21:52

下記書籍が出ました。
●『山羊座の腕輪(ブレスレット) ブリタニアのルシウスの物語』
  ローズマリ・サトクリフ著 山本史郎訳 原書房 \1,800+税
 首都ロンディニウム(ロンドン)の陥落から、ハドリアヌスの長城の建設、そし
 てローマ軍が去るまでの三百年、一族の絆として継承されてゆく「山羊座の腕輪
 」を軸に描かれた歴史物語。
 <著者>1920〜1992年。イギリスの児童文学者、小説家。1959年「ともしびをかか
    げて」でカーネギー賞を受賞。作品に「ケルトとローマの息子」など。


[1796] 有名なネタなんですかねえ(笑)。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/04/21(Mon) 22:27

真奈美さま&augustusさま:
ドイツ文学どころか基本的に文学の素養のないわたしは当然、コツェブーは
知りませんでした。スエトニウスはバロックの頃にも必須教養だったみたい
なので、引用しても(ある程度の教養のある身分のひとは)皆わかったの
でしょうね。
ハエの殺し方は私もaugustusさま同様、鉄筆で刺し殺してたのか思って
ました。「武蔵(?)みたいだなあ」と。
モンテイエの「ネロポリス」に登場する少年ドミティはネロの歌(詩)の
演奏中にハエをつかまえて羽をむしってました。こっちのがヤバげ。
ていうかこの趣味を弁護する気はないですよ。せいぜい、虫さわれるなんて
すごいわねえ〜、と(笑)。私は触りたくないですから。
しかしこういう遊びに走るあたり、相当鬱屈していたんでしょうね。
無意味に奴隷を殴ったり、放蕩三昧されるよりは害はないと思います。


[1795] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/21(Mon) 21:51

○真奈美さん

これは面白いネタですねえ。
コツェブーという人の名は初めて聞きました。(もっとも、シラーだって読んではいないんですが^^;)

>ドミティアン皇帝は、このわたしと同様にハエを打ち殺した。
スエトニウスですね。もっとも、ハエを「打ち殺した」のではなく「刺し殺した」ように読めます。(それとも、打ち殺したあとで鉄筆に刺して遊んでいたのだろうか。)
おかしいというよりは、やや不気味かも。(マッティアスさん、弁護をどうぞ。^^)

>当時の観客も知ってることだったのでしょうかね。
ローマ史は大事な教養だったでしょうから、スエトニウスは読まれていたのではないでしょうか。
それで、「全世界が笑っておる。」というせりふが出てくるんでしょう。(たぶん。)


[1794] 思いがけずドミの名が 投稿者:真奈美 投稿日:2003/04/21(Mon) 20:53

引用です。

伯爵(一人、あちこと歩き回りながらハエを打ち殺している)昔は人間相手に戦場に赴いたわたしが今じゃハエが相手だ。(略)偉大な人物も、別にすることがないときには、常々こういったことをしたもんだ。−−ドミティアン皇帝は、このわたしと同様にハエを打ち殺した。これは全世界が笑っておる。カール大帝は、彼と同じ神を祭ろうとしなかった人間をハエのように打ち殺した。こっちは誰も笑いはせん。これだって間違いなくおかしなことなのにな。−−善良なドミティアン、あなたの遺灰は平和のうちに安らい、殺されたハエどもの魂もあなたを苦しめてはおるまい。ちゃんと家郷にあってハエを殺していた皇帝は幸せだ。

引用終わり。18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍した劇作家コツェブーの「人間嫌いと後悔」に出てきた場面です。(同学社 「コツェブー作品集」)ドイツ文学史上は評価低いけど当時はゲーテ&シラーよりもヒットしていた存在。ロシアのスパイと疑われて、過激派の学生に暗殺された人です。
この台詞に注はついてますが、当時の観客も知ってることだったのでしょうかね。


[1793] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/19(Sat) 20:21

◎augustusさんへ
『歴史家の工房』は実物は見てないんですが、確かに面白そうな本です。


[1792] 無題 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/19(Sat) 18:30

○高島賢治さん

>●『歴史家の工房』
歴史の勉強の仕方が学べるような本なんでしょうかね。買ってみようと思います。


[1791] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/18(Fri) 19:20

下記書籍が既刊。

●『歴史家の工房』 上智大学文学部史学科・編集
   上智大学出版会<発行> ぎょうせい<発売>  \1,600+税

●『図説 世界の歴史 第4巻 ビザンツ帝国とイスラーム文明』
    創元社 J.M.ロバーツ著  後藤明監修 月森左知訳  \2,400+税


[1790] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/17(Thu) 21:29

下記書籍が4月19日新刊予定。
●『アフガニスタン・遺跡と秘宝 文明の十字路の五千年』 日本放送出版協会
  樋口隆康 予価 \5,000+税
 アレキサンダー大王、アショーカ王、そしてチンギスハン──。アフガニスタン
 の大地にしみ込んだ英雄たちの歴史ロマンを遺跡と宝物から読み解く。

●『NHKスペシャル 文明の道 第一巻 アレクサンドロスの時代』
  日本放送出版協会 森谷公俊・後藤健 予価 \1,900+税
 紀元前四世紀、アレクサンドロスは、はるかインドを目指して旅立ちました。お
 よそ十年の遠征の間、度重なるペルシャ軍や土着民との戦いの一方で、アレクサ
 ンドロスはペルシャ帝国の優れた統治システムを積極的に取り入れようとしてい
 たことが明らかになってきています。「文明の衝突」が叫ばれている今、一人の
 英雄が紡いだ交流と融合の歴史に注目します。

下記書籍が9月新刊予定。
●『NHKスペシャル 文明の道 第三巻 海と陸のシルクロード帝国』
  日本放送出版協会 予価 \1,900+税
 東方をめざしたローマ皇帝アウグストゥスの「海の道」。絹を操り、影の帝国を
 築いたソグド人の「シルクロード」。ユーラシアの各地をつないだ交易の道をた
 どります。「NHKスペシャル 文明への道」の第四集「地中海帝国ローマ・東
 方への夢」(7月20日放送予定)と第五集「シルクロードの謎の帝国ソグド」(9月1
 4日放送予定)の書籍化。


[1789] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/17(Thu) 13:41

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『キリスト教修道制 周縁制と社会性の狭間で』 豊田浩志・編
  上智大学出版会<発行> ぎょうせい<発売>  \3,400+税
 東方起源を中心に、修道制を現代に位置づけるべく試みた第一線研究者による学術
 論文。二十一世紀初頭の混迷の社会状況下で、キリスト教の「信徒」はいかなる有
 効性を持ちうるか他を探る。
 広く「修道制」を人類本性に深く根ざす普遍的宗教現象のキリスト教的発現ととら
 え、個々の問題意識を内包しつつ、現在的問いかけの姿勢から追究する。二千年開
 催のキリスト教史学大会での公開シンポジウムに基づく論集。
 <編者>上智大学文学部史学科教授。研究分野は初代キリスト教史とローマ帝政史研
    究(紀元3・4世紀中心)著書に「キリスト教の興隆とローマ帝国」。
    http://pweb.sophia.ac.jp/~k-toyota/career.html


[1787] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/16(Wed) 14:12

下記書籍が出ました。
●『ポンペイ最後の日』 メディアファクトリー
  メアリー・ポープ・オズボーン著 食野雅子訳 \780+税
 ジャックとアニーの兄妹が、魔法のツリーハウスにのって、世界中のすぐれた本
 をさがしに、冒険の旅に出ます。今回は、古代ローマ帝国の都市ポンペイと、秦
 の都、西安へ…! カバー袖にきせかえ人形つき。
 <著者>ノースカロライナ大学で演劇と比較宗教学を学んだ後、世界各地を旅し、
    編集者等を経て児童小説家となる。アメリカ作家協会の委員長も二期にわ
    たって務めている。

下記書籍が今月新刊予定。
●『キリスト教修道制 周縁制と社会性の狭間で』 豊田浩志・編
  上智大学出版会<発行> ぎょうせい<発売> 予価 \3,400+税
 東方起源を中心に、修道制を現代に位置づけるべく試みた第一線研究者による学術
 論文。二十一世紀初頭の混迷の社会状況下で、キリスト教の「信徒」はいかなる有
 効性を持ちうるか他を探る。
 <編者>上智大学文学部史学科教授。研究分野は初代キリスト教史とローマ帝政史研
    究(紀元3・4世紀中心)著書に「キリスト教の興隆とローマ帝国」。
    http://pweb.sophia.ac.jp/~k-toyota/career.html

●『歴史家の工房』 上智大学文学部史学科・編集
   上智大学出版会<発行> ぎょうせい<発売> 予価 \1,600+税
 歴史学研究「史料」及びその周辺の諸課題を、最先端の研究テーマを題材に分か
 りやすく解説。歴史研究の豊かな可能性・魅力を示すユニークな試みで、歴史学
 を志す人にぴったりの入門書。


[1786] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/15(Tue) 22:22

○たまさん

お帰りなさい。写真はたくさん撮ってきましたか?
トレヴィの泉に行かず、もっぱら古代関係のみというのも珍しいですね。とりあえず、コインを3回投げてくるものです。(うそ^^)


○高島賢治さん

んー。護衛の戦車くらい置いておかなかったんでしょうか。 > アメリカ
ハンムラビ法典が失われたのなら悲しすぎますね。


[1785] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/14(Mon) 14:06

●ローマとは関係ありませんが、下記記事がスポニチ・インターネット版に掲載され
てました。<要約>

 http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2003/04/14/06.html

 イラクの首都バグダッドにあるイラク国立博物館で13日、所蔵されていた最古の
 法典のひとつである「ハムラビ法典」が刻み込まれた粘土板や石碑が盗難被害に
 遭ったことが分かった。同博物館のジャバル・イブラヒム館長が明らかにしたも
 の。同市では、米軍が制圧した9日から始まった一般市民の略奪行為がますます
 エスカレート。同博物館も世界的に貴重な文化遺産がごっそり盗まれている。
 一般市民の暴走はとどまるところを知らない。「目には目を、歯には歯を」で知
 られる法典にまで“魔の手”は伸びた。関係者によると、イラク国立博物館では
 「ハムラビ法典」の複製品を展示し、本物は倉庫に保管していた。しかし、共同
 電によると、10日前後から始まった一部市民らの略奪で複製品は破壊され、倉庫
 も荒らされ、本物も行方不明となったという。「盗まれた可能性が大きい」こと
 を明らかにしたイブラヒム館長は、館内の荒廃ぶりに「信じられない。半分ほど
 の所蔵品が盗難されたか破壊されたと思う」と語った。


[1784] いってきました!! 投稿者:たま 投稿日:2003/04/14(Mon) 13:24

ローマ帰りのたまです。
行ってきました、ローマ!
いろいろあって大変でしたけど・・・。

ホテルはサン・ピエトロ大聖堂のすぐ近く。
ヴァチカンが近いので初日にヴァチカン博物館へ!
目指すはプリマポルタのある新館へ!
・・・閉館中。
気を取り直して2日目。
覚悟はしてたけどアラ・パキスは工事中。
フォロ・ロマーノのプリマポルタには会えなかったし・・・。
アウグストゥス関係はあまり見られませんでした。
なんだか神の試練を感じます・・・。

それ以外は楽しんできました。
サン・ピエトロ大聖堂、ヴァチカン博物館、
コロッセオ、フォロ・ロマーノ、サンタンジェロ城・・・。
最終日は雨が降っていたのでトレヴィの泉や真実の口等々、
いわゆるローマの休日は見てきませんでした。

個人旅行なので、個人的趣味のところばかり行ってきました。
ひとまず、アウグストゥスとの謁見のため、
いつかまた行こうと思います。


[1783] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/13(Sun) 21:33

○りのさん

調べた結果もこちらに教えてくれるとうれしいです。うまく調べられるようにお祈りしております。


○P.M.さん

>古代ローマテーマパーク(^o^)/
おおお。私と同じ夢をお持ちですね。宝くじが1億円当たって、それを上手に投資して1兆円になったら、作れるかなあ。
フォロロマーノ、フォロインペリアーリを実物大で復元し、となりには巨大円形闘技場を作り各種イベントを行ないます。
これを公約にして知事選に出馬すれば良かったかも。建築業界はこぞって支持してくれそう。(^^)

>世界中のローマフェチを呼び込み計画ですΨ(`▽´)Ψ
海外からの観光客が激増し、日本の景気も回復しますね。P.M.さんが私より先に建設したときは、私をパレードに出演させてください。役は皇帝を希望します。(^^)

> 後世の作かもしれません。
おっしゃるとおりで後世のものでしょうね。
創文社の「西洋法制資料選T 古代」に
> 十二表法の原文はすでに紀元前4世紀初めにはうしなわれたと想像されている。
と書いてありました。


○高島賢治さん

>ただ、損傷がひどく、修復できない可能性もあるという。
「おい、おい。盗むんなら、頼むから、もっと大事に盗めよ。」という感じですね。(;_;)
大事に取り扱う余裕が無かったんだろうか?


[1782] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/13(Sun) 16:45

下記書籍が出ました。
●『学術研究者になるには 人文・社会科学系』 小川秀樹 ぺりかん社
                          \1,170+税
 大学の先生、研究所の研究員はどんな研究をしているのか。またその研究結果は
 どこに発表され、どのように世の役に立っているのか。人文・社会科学系の学術
 研究者の世界を多面的に明らかにし、そのなり方も紹介する。
 <著者>1956年岡山県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。現在、山口県立
    大学国際文化学部助教授。著書に「イスラエル・パレスチナ聖地紀行」「
    あなたも国際貢献の主役になれる」など。

●下記記事が産経新聞インターネット版に掲載されてました。<要約>

 http://www.sankei.co.jp/news/030409/0409bun038.htm

 ポンペイ遺跡から盗まれたフレスコ画「有翼のエロス」「おんどりと果物」2点
 が8日、遺跡内でこん包されて見つかった。イタリアでは遺跡の出土品が海外に
 高値で流出する美術品密輸事件があとを絶たず、今回もそのケースとみられる。

さらに下記記事がホームページに掲載されてました。<要約>

 http://news.goo.ne.jp/news/reuters/geino/20030409/JAPAN-110653.html

 ポンペイ遺跡のフレスコ画2点が盗み出されたが、警察当局が8日までに発見し
 、回収した。ただ、損傷がひどく、修復できない可能性もあるという。隣接する
 ナポリ市を含めた一斉捜索により、現場近くの空家から見つかった。ナポリ警察
 当局者は、作品が梱包された状態で見つかったことから、犯人は捜査網をくぐり
 抜けて盗品を運び出すのは不可能と考え、逃亡したものとの見方を示した。当局
 は国際的な美術品密売組織の関与も視野に入れ、犯人の捜索を続けている。

下記書籍が5月16日新刊予定。
●『新約時代史 新約編』 岩波現代文庫 佐藤研 予価 \1,100+税

下記書籍が5月6日新刊予定。
●『新約聖書のギリシャ語文法』 教友社 小田昭 予価 \6,800+税


[1781] 古代ローマテーマパーク(^o^)/ 投稿者:P.M. 投稿日:2003/04/12(Sat) 22:31

■augustusさん
>>とても安っぽく見えてショボショボです(^o^;)
> なあんだ、そうだったんだ。写真にだまされそうになりました。(^^)
でもアウちゃん像はアウちゃん像ですΨ(`▽´)Ψ
よく道端で店を広げてるおじさんたちが売っている(ミュージアムショップでも売っていたかな(・_・")?)
本当に出来の悪い石膏製のプリマ・ポルタのアウちゃん像(頭でっかちだったりする)よりも数万倍良い
出来ではあります。

> マウソレウム
いえいえ、アウちゃんやハーちゃんの在りし日のマウソレウムを模したものです(*^o^*)
その他バシリカ、メルカートゥス、テンプルムなどなどを揃えた一大テーマパークを建設して世界中のロ
ーマフェチを呼び込み計画ですΨ(`▽´)Ψ

> アラ・パキス
私は2回観たもんねぇ〜Ψ(`▽´)Ψ(当時?は老後を考えなかったので写真なし(^o^;)) 
お゛っ?!そうそう この手のもテーマパークに作らねば

■たまさん
おぉぉぉぉおお? 現在イタリア旅行中ですか? いいな〜
> ローマ滞在が3日間でフィルムを15本購入です。それ以上買うことを一緒に行く人に止められました。
フィルム15本って日本から持ち込む場合の免税範囲だったような?(^o^;)

■りのさん
はじめまして
> ローマ法が出来た時代
それが十二表法のことであれば、『古代ローマの歴史』PHP研究所 ヘルナルド・ロゴラ著 長谷川岳男訳
http://www.php.co.jp/bookstore/prog/n_detail.php?id=50919&tsd=1050107412&SID=a388024889f4bfd21583c30a7100728d
の27ページに銅版に刻まれた十二表法の一部分が掲載されています。ただし、後世の作かもしれません。
いずれにしろ、十二表法が発令された当時の書体と思われます。

> 書体
OCD(Oxford Classical Dictionary)の3rd ed. "epigraphy"の項によると、時代もさることながら目的によ
っても大まかな分別が可能なようです。以下、ご参考程度まで
1)scriptura monumentalis, litterae lapidariae, litterae quadratae
公的な記念建造物などの碑文で用いられている字体:トラヤヌス帝戦勝記念碑のものはその代表例。
おそらく、りのさんが「インペリアルキャピタル」と書かれてるものだと思います。

2)rustic capitals
絵筆で書かれたものを基とする書体:代表例はポンペイの壁に書かれたもの。

3)scriptura actuaria
法律などの公的な長い文章をペンで書くときの書体から。

4)scriptura uncialis(rounded letters)
パピルスや羊皮紙で使われていた書体。

これらの各書体で検索をかけてネットサーフィンされてみるのも一興かと思います。
なお、『ギリシア・ラテン引用語辞典』というのも世の中にはあるので、そちらで調べると格言の出典が
わかる場合もあります。

■スウェトニウスの『ローマ皇帝伝』をお求めの方々へ
角南一郎先生訳のでよければ? 八●洲ブックセンターに1冊ありますよ(昨年末現在)
http://www.gendaishicho.co.jp/mokuroku/seiji.htm
岩波版の古書はおそらく神田の古本屋街にある岩波ブックサービスセンター2Fにある岩波専門の古書店、
山陽堂にあるかもしれません。在庫を電話で確認されては如何でしょう?
http://www.book-kanda.or.jp/kosyo/1052/index.asp

塩野さんの影響か、昨今の日本語ネット界隈では『ローマ皇帝伝』をゴシップ記事を集めた週刊誌的なイメー
ジだけが先行している感があり寂しい限りです(^o^;)
(神君カエサル伝77節のカエサルの言葉とされるものは、ガチガチのポンペイウス派、ティトゥス・アンピ
ウス・バルブスの書から引用されたものだから怪しいというのならまだしも、単にゴシップ記事編者だから怪
しいとされてしまっては、スウェトニウス君があまりにも可哀相です(;_;))
作者のスウェトニウスの経歴を考えると超一級の史料なのに。。。

それにしても確か前にも書きましたが岩波は商売下手ですね。。。塩野さんの『ローマ人の物語』の新刊発
売に合わせて復刻版を隣に平積みにすればそこそこ売れると思うのに・・・。

ではでは

http://www10.plala.or.jp/pm/


[1780] \(*^o^*)/ 投稿者:りの 投稿日:2003/04/11(Fri) 20:02

☆ 高島賢治さん
  山下太郎氏のご紹介有難うございます。
  HP見てみます。

☆ augustusさん
  アドバイスを有難うございます。
  格言が作られた時代をもう少し調べて
  みます。


[1779] タキトゥスは… 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/04/10(Thu) 23:52

売れなそうなのは「淡々としてる」というより、『人間失格』に負けず劣らず
仏滅フラッシュ出しているからです。私のように通史を読まずにいきなり
この辺から入ると、えェッ!?何なの?パクス・ロマーナってこんなん?と
かなり動揺しましたし、ほとんど理解できませんでした。
個人的にはタキトゥスでは『同時代史』がお気に入りなのですが、これは
ハナから一般人に売れるとは思ってないお値段(小部数だとわかる)ですね。


[1778] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/10(Thu) 19:46

下記書籍が4月下旬新刊予定。
●『世界像・人間像の変遷』 彩流社 小川つよし・加藤隆 \2,500+税
 古代ギリシアや初期キリスト教・中国思想他の人間像、近代科学の世界&人間
 像の変遷。

●下記番組が4月17日 20:00〜20:53 BS朝日で放映予定。
 「BBC地球伝説  古代テクノロジーを解明せよ・ローマ軍団とカエサルの橋」
 紀元前55年、ローマの偉大な政治家ユリウス・カエサル(シーザー)はガリア遠征
 のさなかにあった。ライン川を渡るにあたり、彼は自らの権力を誇示するべく、10
 日間で橋を築いた。この橋はどのような技術で造られたのだろうか? これまでナ
 ポレオン三世をはじめ多くの人々が橋の復元を試みたが、成功には至らなかった。
 考古学者や様々な専門家がチームを組み、七日間という短期間で橋の復元に挑戦す
 る。ガリア遠征中、カエサル(シーザー)率いる軍団は、ある時ライン川に到達し
 、その巨大な流れに行く手を阻まれてしまう。カエサルはローマの威厳にふさわし
 い行為として、船で川を渡るのではなく、橋を築いて進軍する道を選んだ。そして
 巨大な木製の橋を10日間で築くという偉業を成し遂げ、無事進軍を続けた。
 カエサルの著書「ガリア戦記」に記されたこの橋がどんな技術で造られたのか、未
 だその謎は解明されていない。そこでイギリスの技術者を始め、考古学者や様々な
 専門家たちがこの橋の復元に挑戦する。過去に試みられた復元と違い、今回はほぼ
 実物大の木材を用いており、専門の学者も注目する試みになった。ローマ時代の建
 築機材も限られた資料を元に復元され、それらが実際に動く様は圧巻である。チー
 ムが数々の問題に直面し、それらを解決していく様子も細かに描かれており、復元
 の難しさ、ローマ人がいかに高度な技術を持っていたかが明らかになる。果たして
 チームは復元に成功するのだろうか?

●下記番組が4月18日 20:00〜20:53 BS朝日で放映予定。
 「BBC地球伝説  古代テクノロジーを解明せよ・アルキメデスのかぎ爪」
 紀元前三世紀、イタリア・シチリア島の港シラクーザで、ローマ帝国とギリシャの
 都市国家シチリアとの間で、伝説的な海戦が繰り広げられた。最強を誇ったローマ
 帝国を撃破したのは、シラクーザに生まれた天才数学者アルキメデスが考案した「
 かぎ爪」という兵器であった。番組では、幻の兵器「かぎ爪」を再現し、その恐る
 べき威力を検証する。幾度となく戦場となったシチリア島の歴史を追うとともに、
 古代のロマンに夢を馳せ、その再現に情熱を傾ける人々の姿を追う。紀元前三世紀
 、地中海に浮かぶシチリア島の港シラクーザで、伝説的な海戦が繰り広げられた。
 地中海の覇権を握ろうとするローマ帝国と、自主独立を守ろうとするギリシャの都
 市国家シチリアとの攻防戦である。最強を誇るローマ帝国の百艘の船団をいとも簡
 単に沈没させたのは、「かぎ爪」という名の恐るべき兵器であった。シラクーザに
 生まれた天才数学者アルキメデスが、自ら発見した数学の定理を応用して作った兵
 器である。しかし、この兵器の正体は二千年以上の間、謎に包まれてきた。番組で
 は、幾度となく戦場となったシチリア島の歴史を追うと共に、古代のロマンに夢を
 馳せ、その再現に情熱を傾ける人々の姿を描く。若き女性建築技師、ジョー・ダ・
 シルヴァとその仲間たちが、実際に戦闘の行われたシラクーザの港に「かぎ爪」を
 再現し、実験を行う様子を追う。途中予期せぬ様々なトラブルに見舞われながら、
 ようやくこぎつけた実験当日。地元シラクーザの人々が見守る中、ジョーが設計し
 た「かぎ爪」は、果たして船を沈めることができるのだろうか?


[1777] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/10(Thu) 18:49

○高島賢治さん

> 盗まれた場所は考古学者らが発掘中の邸宅の中にあること
> から、警察は内部犯行の可能性があるとみて捜査している。
関係者のみなさんはさぞやいやな気分でいるでしょうねえ。職場が疑心暗鬼になると働きにくそう。


○真奈美さん

>週刊フォロ・ロマーノ
毎号なにかの建物のミニチュアが付いてきます。100号そろえるとフォロ・ロマーノのジオラマができます。
なんて感じだと欲しいですねえ。(^^)


[1776] スエトニウス 投稿者:真奈美 投稿日:2003/04/09(Wed) 11:54

母校の大学の図書館の岩波文庫の棚で見た覚えはあります。もしあのころ詠んでいたら、どのへんが印象に残っていただろうかと思いますね。
図書館の取り寄せで読み、「アウグストゥス」の章をコピーし、あとでBOで下巻を入手。上も、行くたびに探します。

「週刊光源氏」なんて本があるくらいだから、「週刊フォロ・ロマーノ」なんて、いくらでもタネがあるでしょう。カエサルだけでも一冊できそう。


[1775] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/08(Tue) 19:50

下記書籍が出ました。
●『新・世界の七不思議 最新考古学があかす古代ミステリー』 ニュートンプレス
                                 \1,800+税
 「世界の七不思議」の一つ、ファロスの灯台の発掘リポート続報ほか、Newtonが独
 自に選ぶ新・世界の七不思議、ピラミッド、マヤ文明、ポンペイの謎など、最新考
 古学の成果を紹介。1997年刊の改訂版。『ニュートン』別冊。

●下記記事が産経新聞インターネット版に掲載されてました。<要約>
 http://www.sankei.co.jp/news/030408/0408kok056.htm
 ポンペイ壁画「有翼のエロス」「おんどりと果物」盗まれる
 ポンペイ遺跡の一般公開されていない邸宅の壁に描かれていたフレスコ画「有翼
 のエロス」と「おんどりと果物」の二点が、壁を削りとって盗み出されているこ
 とが7日、分かった。盗まれた場所は考古学者らが発掘中の邸宅の中にあること
 から、警察は内部犯行の可能性があるとみて捜査している。

下記書籍が2・3年内に刊行予定。
●『西洋の歴史基本用語集 古代・中世史編』 ミネルヴァ書房 予価 \2,000+税
 初歩的な用語から卒業論文対策まで、西洋古代・中世史の基本的な用語をわかりや
 すく解説したハンディサイズの用語集。人名・事項を収録。関連項目をすぐに参照
 できるよう構成。


[1774] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/07(Mon) 21:20

○高島賢治さん

>そうなんですよ。川崎さん。
こんなふうに書くと歳がばれますよ。(^^)
でも、なつかしいフレーズですね。


○りのさん

えーと、お礼を言われてからこんなことを書くのもちょっと変なんですが、この間のレスは大雑把すぎたかもしれません。(^^;)
実はローマ法の時代と一口に言っても、ずいぶん長い期間にわたっています。ローマ最古の成文法である十二表法はBC450年ということになっていますし、ローマ法をまとめた有名なローマ法大全はAD5世紀のものです。
この間に書体の変化があってもおかしくないわけで、厳密に考えるなら、りのさんがお書きになろうとしている格言がいつの時代のものかチェックした方が良いかもしれません。
でも、古代ローマ風であれば良いと言う程度なら、この間のレスのとおりで大丈夫です。「ウェスパシアヌスの命令権に関する法律」なんて碑文が残っていますが、あの書体です。


○マッティアスさん

> スエトニウス面白いのにね。
と言う事がわかるためには読んでみなければならない。
でも、「ローマ皇帝伝」なんて素っ気無い名前で「面白そうだ。読んでみよう。」と思ってくれるかどうかですね。
(週刊誌の中吊り広告みたいにすればよいかもしれませんが。^^)

>タキトゥスが売れないのは解りますけど、
淡々としていすぎますか?


○IKさん

>「ローマ帝国衰亡史」の10巻なんかは4冊もあって、
さすがに多いかなあ。3冊目くらいで気づいても良いかもしれませんね。(^^)

>ネットが出来てだいぶ便利になりましたが、
amazon なんかでは、そこで買った本のリストが出てきたりしますよね。


[1773] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/07(Mon) 17:56

◎りのさんへ

格言の書体の件ですが、下記のホームページに山下太郎氏のメールアドレスがあり
ます。そこにメールで質問されれば良いかも知れません。山下太郎氏は京都大学学
術出版会から出ている西洋古典叢書の翻訳もされておられます。四月から環境が変
わられたようなので、返事があっても遅くなるかも知れません。

http://hiei.hiei.kit.ac.jp/~taro/indexj.html


[1772] スエトニウスの上巻 投稿者:IK 投稿日:2003/04/07(Mon) 00:35

ネットが出来てだいぶ便利になりましたが、書籍は見つけたら買え、というのを以前はモットーにしていました。読むより先に買っていくので、以前、買ったかどうかも忘れて、同じ本を何冊も持っていたりします。
スエトニウスの上巻も重複していますね。「ローマ帝国衰亡史」の10巻なんかは4冊もあって、その事実を知った時、さすがに若年性健忘症が心配になりました。

書籍ならまだしもこれと同じことをCDでやるとダメージが大きいですね。


[1771] スエトニウス面白いのにね。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/04/06(Sun) 23:07

タキトゥスが売れないのは解りますけど、スエトニウスも駄目か〜。
ローマ関連の古典でいちばん面白いと思うんですけどね。
これがなかったら、私今頃ローマファンやってないと思いますよ。

Julieさま:
2000円じゃなかなか買えないでしょうね。きっと。良い買い物をされました。
といっても、いらない部分が大半だと思うと、全然安くはないですが。
カエサルなら、だいぶ頁もさかれていると思いますが、ガルバとオトでは、
相当短そうですよね。図書館にあるうちに借りてコピーしておけばよかったです。

大学時代のゼミ友は何故かスエトニウスを下巻だけ持っていました。
理由は「ネロとカリギュラが載ってたから、面白そうだと思って」でした。
別にローマファンではないわりに、「サテュリコン」もイタそうだからvという
理由で買っていたあたり、ツワモノです。


[1770] 有難うございました! 投稿者:りの 投稿日:2003/04/06(Sun) 21:51

☆ augustusさんへ
アッピア旧街道やトラヤヌス帝戦勝記念碑、コンスタンティヌス
帝凱旋門の碑文などの、インペリアルキャピタルという書体で
実際にローマ法が書かれたのかがわからなかったもので・・・。

☆ 高島賢治さんへ
「文字の考古学1」参考にさせて頂きます!


[1769] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/06(Sun) 15:38

◎augustusさんへ
||「ローマの考古学」がないようですね。(;_;)

そうなんですよ。川崎さん。A地点からB地点に行くのに「ローマの考
古学」がないんですよ。なんでかなぁ〜?なんでかなぁ〜?それはなん
でかなぁ〜?


[1768] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/06(Sun) 09:34

○高島賢治さん

>同成社
初めて聞く出版社ですが、考古学関係の本をたくさん出しているんですね。でも、「ギリシャの考古学」があるのに「ローマの考古学」がないようですね。(;_;)


○Julieさん

>絶版になる前に上巻だけ買ったのですが、下巻も買えば
>よかったと少し後悔しています。
私もこういうことはよくあります。
・ちょっと今財布がピンチなので、そのうちに。(そのうちって、いつだ?、財布がピンチでないときが来ると思っているのか?^^;)
・興味のある分野の周辺分野で、ちょっと欲しいけど...。(すごく欲しくなるときがそのうちくる。)
・今、荷物が重いから今度。(軟弱過ぎるのでは?^^;)
で、忘れているうちに入手できなくなるんですよね。(;_;)


[1767] 無題 投稿者:Julie 投稿日:2003/04/04(Fri) 23:22

○マッティアスさん
わたしが岩波版「プルターク英雄伝」を購入した当時は懐が寒かったので、2000円は大金でした(爆)
カエサルが載っている9巻だけ買いたかったのですが、古本屋の人にバラでは売れないと断られたので、思い切って全巻買いました。
その後、その古本屋はつぶれたので、今は買っておいてよかったと思っています。
お買い得な値段で岩波版が入手できるといいですね。

○augustusさん
>スエトニウスが絶版だとは知りませんでした。あまり売れない本ではあるんでしょうが、寂しいですね。

ネット上の書店でことごとく“入手不可”の文字を見るのは哀しいものがあります。
わたしは(今思えば)絶版になる前に上巻だけ買ったのですが、下巻も買えばよかったと少し後悔しています。

○高島さん
いつも書籍情報を拝見しています。

>岩波のホームページに「復刊リクエスト受付」
>がありますので、そちらの方が良いかと思う次第です。

仰る通り、出版社に直接リクエストした方が確実ですね。
岩波文庫なら重版も期待できそうです。

http://members.tripod.co.jp/Villa_Trastevere/


[1766] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/04(Fri) 19:26

●4月20日23:30〜24:00にTBS系列テレビにて「世界遺産 パルミラの遺跡・シ
リア」を放映予定。

下記書籍が出ました。
●『文字の考古学1 (世界の考古学21)』 同成社 菊池徹夫編 \2,500+税
 人間活動の痕跡を丹念に追い、人類史の真相を明らかに。平易な語り口と豊富な
 写真・図版から浮かび上がる掘り出された古代文字の数々。伝達・記録の手段と
 して発達し、掘り出された世界各地の古代文字を平易に解説。


[1765] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/04(Fri) 11:13

◎Julieさんへ

||『復刊ドットコム』で「皇帝伝」の復刊リクエスト投票が行なわれている

岩波のホームページ(http://www.iwanami.co.jp/)に「復刊リクエスト受付」
がありますので、そちらの方が良いかと思う次第です。


[1764] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/04(Fri) 09:00

○りのさん

書体のことは存知あげませんが、当時の碑文などの写真を見れば様子がわかるのではないでしょうか。


○Julieさん

こちらこそ、ご無沙汰しております。
スエトニウスが絶版だとは知りませんでした。あまり売れない本ではあるんでしょうが、寂しいですね。


○マッティアスさん

>ネロも好きだし。
昔もめちゃくちゃやってたわりに、人気はあったようですね。
身近にいたら危険な人物だけど、そうでなかったらショーはみせてくれるし、なかなか面白いやつですよね。


[1763] そうなんですか。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/04/04(Fri) 01:05

Julieさま:
情報をありがとうございます。がんばって古書街に行ってみますね。
財政が何とか立て直せたら(汗)。いまとってもジリ貧なので(脂汗)。
スエトニウスまで絶版ですか。タキトゥスもですしね。
塩野さんでローマに興味を持った人が、これらの本を読むまでの情熱はなかなか
持ってくれないということでしょうか。ああ、でもカエサルはまだありますね。
ちくま学芸文庫のヨセフス・シリーズもいまのうちに買っておかないと危ないか?
せめてユダヤ戦記だけでも早いところゲットしておきます。


[1762] 岩波版「プルターク英雄伝」 投稿者:Julie 投稿日:2003/04/03(Thu) 22:41

こちらでは少しご無沙汰してました。

○マッティアスさん
岩波文庫版の「プルターク英雄伝」は絶版です。
3年位前に某書店で取り寄せてもらおうとしましたが、品切れということで不可でした。
今もアマゾン・ジャパンや楽天ブックス、bk1などネット上の書店で検索をかけてみても、品切れ・重版未定で入手できない旨の表示が出ます。
古書店でたまに見かけますが、全巻セットにはかなりの高値がついている場合が多いです(^_^;)
わたしは運良く?地元の古書店で安く(全巻で2000円)入手しましたが、未読です(爆)

実はスエトニウスの「皇帝伝」も絶版なんです。
1999年度には岩波文庫の目録が載っていますが、2000年度の目録には載っていません。
ネット上の新刊書店で検索をかけてみても、岩波版「プルターク英雄伝」同様、入手不可になっています。
『復刊ドットコム』で「皇帝伝」の復刊リクエスト投票が行なわれているので、近々投票してみようと思っています。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=13234

http://members.tripod.co.jp/Villa_Trastevere/


[1761] どなたかぜひ教えてください! 投稿者:りの 投稿日:2003/04/03(Thu) 10:42

はじめまして。
私は、カリグラフィー(西洋書道)を学んでいる者です。
今度、ローマ法が出来た時代のラテン語の格言を書く事になったの
です。それで当時はどの書体で書かれていたのかを知りたいのです。
ローマンキャピタル、ラステッィク、それともアンシャル体???
本当に知りたいので、どなたかお助け下さいませ。
宜しくお願い致します!!!


[1760] そういうわけでもないんですけどね。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/04/02(Wed) 22:56

augustusさま:
>12カエサル=スエトニウス←ドミティへの偏愛
誤解です。純粋に(?)スエトニウス・ファンなんですよ(笑)。ネロも好きだし。
そういえば、岩波版プルターク英雄伝は絶版なのでしょうか?
旧訳があまりに読みづらいので、図書館で借りてもさっさと投げ出したけれど、
手に入らず、地元図書館からも見捨てられてしまうと、急に欲しくなるのが人情(爆)。
ガルバとオトが載っていた巻だけでも欲しいですね。


[1759] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/04/02(Wed) 21:02

○リウィアさん

お帰りなさい。楽しいご旅行だったようですね。

>骸骨寺
以前行ったとき、もうすぐ終わりという時間だったので、入れてくれなかったことを思い出しました。(;_;)

> ちなみに旅行中に20歳の誕生日を迎えたのですが
お誕生日、おめでとうございます。洋々たる前途が開けますように。

アラ・パキスは残念でしたね。あのレリーフはやはり感動ものなんですが、工事中ではしかたがない。


○P.M.さん

>とても安っぽく見えてショボショボです(^o^;)
なあんだ、そうだったんだ。写真にだまされそうになりました。(^^)

>私はアウちゃんタイプの
>マウソレウムを建設予定です(  ̄^ ̄)
草だらけのお墓を建てるんですね。(^^)


○たまさん

もうすぐ出発なんですね。あちこち警戒が厳しくて、なにかと不便かもしれませんが、気を付けて楽しんできてください。

>ローマ滞在が3日間でフィルムを15本購入です。
すごいですねえ。きっとカメラも立派なものをもっていかれるんでしょうね。
ファインダー越しばかりでなく、自分の目で直接見るのもお忘れなきよう。(当たり前でしたね。失礼いたしました。^^;)


○高島賢治さん

> ローマ・コインの事ですよね。
はい、そうでした。

>番組のクレジットにaugustusさんの名前が載るのですか。
まさか、まさか(^^;)
コインの作り方とか、国内でコインを売っているところ etc.、そんな話を少ししただけですから、クレジットとは関係がありません。
クレジットに webmaster@augustus.to とか出たりしたら、相当うさんくさいですよ。(^^)


[1758] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/04/02(Wed) 16:23

◎augustusさんへ

||で、実は番組製作担当の方と電話で話す機会がありました。

番組製作担当の方から連絡があったのですか。ローマ・コインの事ですよね。
番組のクレジットにaugustusさんの名前が載るのですか。


[1757] あと5日・・・ 投稿者:たま 投稿日:2003/04/02(Wed) 09:14

◎P.M.さん
 プリマポルタのアウグストゥス・・・。
 私の知識は結構あやしいです。
 卒論でアウグストゥスを扱った割にかなり抜けてます。
 大学のころがとてもなつかしい・・・。
 実物を見て確かめてみます。
 >今度この像のためにフィルム3本使い果たした
 きっと私もその方に近いくらいフィルムを使いそうです。
 ひとまず、ローマ滞在が3日間でフィルムを15本購入です。
 それ以上買うことを一緒に行く人に止められました。

◎リウィアさん
 はじめまして。たまです。
 もうすぐ旅行でローマに言ってきます。
    ↑某大統領がもうなにもしなければですが
     世の中みながのほほんと生きられれば良いのにな
 アラ・パキスに行きたかったのですが工事中なのですね。
 行くまでに終わるだろう、という希望は崩れ去りました。
 最低でもう一回ローマに行くことは確定ですね!


[1756] 明日のためにその2 投稿者:P.M. 投稿日:2003/04/01(Tue) 22:30

今日も隙を見て?、、、テキストファイル上で、書くべし!書くべし!書くべし!

■augustusさん
> 元の持ち主はP.M.さんだったりして^^
ふっふっふっ。あそこには『ミケランジェロのピエタ』もあるのですが、どちらも
とても安っぽく見えてショボショボです(^o^;)
あ゛っ?! 以前にもカキカキしたかもしれませんが、私はアウちゃんタイプの
マウソレウムを建設予定です(  ̄^ ̄)

■たまさん
> プリマポルタのアウグストゥスが見たいのは、
> 甲冑に書いてあるのが、「アエネイス」を題材にしている、
> と何かで読んだことがあるからです。
「クラックスがパルティア戦役で失った軍旗を奪還したときの様子を現している」
という説明を良く見かけます(確かに正面中央はそういう風に見える)。
今度この像のためにフィルム3本使い果たしたテラッコタ製(謎)の友人にでも
確認してみますが(^o^;)、背面側に描かれていたりするのでしょうか?

■高島賢治さん
> ●『海のかなたのローマ帝国 古代ローマとブリテン島
>      <世界歴史選書・シリーズ>』 岩波書店 南川高志
おぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!(^o^)/
とうとう発売が決まりましたか〜(*^o^*)
この調子で『ヒストリア・アウグスタ』の方もよろしくお願いしますよ、南川先生♪

■リウィアさん
おかえりなさいまし〜(^o^)/
> 欧米の観光客の中はもうノースリーブの方もいらっしゃいました
テデスキに違いない(-_-)

> アラ・パキスは現在も工事中
進捗状況は?(;_;) 完成予定からかれこれ3年経過・・・、やはりイタリアだ(;_;)
ところでイタリアでリモンチェッロは買ってきましたか?(^o^;)

ではでは

http://www10.plala.or.jp/pm/


[1755] ローマ旅行 投稿者:リウィア 投稿日:2003/03/31(Mon) 23:14

無事帰ってきましたー。
ローマは晴れると暑いくらいの陽気で、欧米の観光客の中はもうノースリーブの方もいらっしゃいましたよ(^^;)
今回はローマを拠点にした観光で、ポンペイとフィレンツェにもESで一日ずつ日帰り観光に行きました。

日程は9日間で、丸6日現地にいられました。行ったところは前回も行って気に入ったフォロ・ロマーノ、コロッセオ、ローマ国立博物館(とマッシモ宮)、ローマ文明博物館、ヴァチカン、アウグストゥス帝廟、ハドリアヌス帝廟、パンテオン、カピトリーノ博物館など。
また今回初めてドムス・アウレア、パラティーノの丘、骸骨寺なんかにも行きました。
でも残念ながらアラ・パキスは現在も工事中で見れませんでした…
それと、着いた日がちょうどイラク戦争が始まった日だったのでコロッセオを囲んで大きなデモ行進が行われていて驚きました。
それ以降もたくさん同じような光景をみて世界情勢を身にしみて感じました。。。

ちなみに旅行中に20歳の誕生日を迎えたのですが、たくさんの現地の人たちがあたたかくお祝いしてくれて本当に感動しました!
イタリアでもバースデーソングは同じメロディーなんですね。


[1754] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/31(Mon) 22:59

○IKさん

> 私がよく行く2ch世界史板の「世界史なんでも質問スレッド6」でここが
> 紹介されていました
えっ? どうして、うちが晒されるの? そんなに電波じゃないと思うんだけど(ガクガクブルブル^^)
実はIKさんが書いていたりして。^^)

って。世界史板はたまに見に行くんですが、「質問スレ」というのは盲点でしたねえ。
そして、せっかくご紹介いただいたんですが、元の質問の方にはたぶん期待外れですよね。(ごめんなさい)
1)ローマ関係のみである。
2)しかも、ローマの貨幣の歴史もまとめていない。
  いつか、まとめたいと思ってはいるんですが。ちょっと荷が重い。^^;)


○マッティアスさん

>祝スエトニウス勢ぞろい!
12 Caesars という言い方、そうか、スエトニウス勢だったんだ!
全然、気づいていませんでした。
マッティアスさん、鋭いですねえ。
掉尾を飾るドミティアヌスへの愛の成せるワザでしょうか。(^^)

> 改めて即位前の経歴を細かく追って、
> 解説されると、193年の内乱の主人公たちはいずれも優秀だったのだなと
この時代はまだ家柄が物を言っていたんでしょうねえ。だから、経歴も素晴らしい。
でも、時代が下ると家柄が悪くて経歴を積む前でも皇帝になっちゃってしまう。
って、ことなんじゃないかと想像します。


○高島賢治さん

高島賢治さんは出版情報の大家と思っていましたが、放送関係もあなどれませんね。

> 平成16年1月からNHK総合テレビで「NHKスペシャル シリーズ ローマ帝国
> (全3本)」を放映予定。  (月1本)21:00〜21:50
素晴らしい!
NHKがやるんだから、TBSとは違って塩野さんべったりでは無いと予想します。期待。期待。そして、また期待。(^^)

>地中海をインド洋につなげ、
こちらも期待大ですね。
大英博物館で「インドで発見されたアウレウス金貨」、「インドで作られたアウレウスの贋金」なんてものを見てきたんで、ますます期待大です。
で、実は番組製作担当の方と電話で話す機会がありました。この「インドで発見されたアウレウス金貨」は番組にピッタリだと思うんですが、大英博物館はケースから出しての撮影の許可を簡単に出してくれないそうです。残念ですねえ。


[1753] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/31(Mon) 21:16

●平成16年1月からNHK総合テレビで「NHKスペシャル シリーズ ローマ帝国
(全3本)」を放映予定。  (月1本)21:00〜21:50

http://www.nhk.or.jp/spring/gtv/gtv18.html

●7月20日にNHKテレビで21:00〜21:52に下記番組が放映予定。
「NHKスペシャル 文明の道 興亡のユーラシア
  第4集 地中海帝国ローマ・東方への夢」
 エジプトを支配下に入れたローマ皇帝アウグストゥスは、地中海をインド洋につ
 なげ、海路東方を目指そうとしていました。巨大な物流システムで異民族をも巻
 き込んだという海洋国家ローマの実態を多彩なCG再現と考古学上の新発見で描き
 ます。
 【高島の蛇足コメント】ユーラシア大陸の立体模型を作るなど、かなり力が入っ
           ている。監修は誰がされるのでしょうか。テレビ放送開始
           50周年記念で「2003年テレビ新時代」事業の一環と
           して制作。


[1752] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/31(Mon) 20:00

下記書籍が出ました。
●『トロイア滅亡史 <トロイア叢書 第2巻>』 国文社
  グイド・デッレ・コロンネ 岡三郎訳 \4,000+税
●『歴史のなかの子どもたち』 学文社 森良和 \2,000+税
 アテネとスパルタの子どもたちから、古代ローマ、中世、産業革命、ヒトラー・ユ
 ーゲントまで、西洋史に登場する子どもの諸相について解説。子どもとは何か、教
 育とは何か、さらに人間とは何かのヒントとなる一冊。
 <著者>1951年千葉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。
    現在、玉川大学通信教育部講師。

下記書籍が5月28日新刊予定。
●『海のかなたのローマ帝国 古代ローマとブリテン島
     <世界歴史選書・シリーズ>』 岩波書店 南川高志
                   四六版・256頁 予価 \2,600+税
 【高島の蛇足コメント】古代ローマ研究家・南川高志氏の待望の著作。確か南
            川氏はイギリスに留学されたはずなので、テーマは氏
            の留学成果かも知れません。


[1751] 祝スエトニウス勢ぞろい! 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/03/31(Mon) 12:57

オト追加で12人完成ですね。おめでとうございます。
ヅラ疑惑の彼ですが、結構好きだったりしますv

augustusさま:
>ぺルティナクス&アルビヌス
別に持ち上げられてはいませんが、改めて即位前の経歴を細かく追って、
解説されると、193年の内乱の主人公たちはいずれも優秀だったのだなと
思いますね。写真と肖像がイケてると、なんか愛情わきますし(笑)。


[1750] ごちゅーしーん! 投稿者:IK 投稿日:2003/03/31(Mon) 08:12

私がよく行く2ch世界史板の「世界史なんでも質問スレッド6」でここが紹介されていました。


[1749] 12 Caesars 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/29(Sat) 18:30

○ページ更新

「ローマコイン」にオトを追加しました。
これで一応 Twelve Caesars (カエサルからドミティアヌスまでの12人のカエサルたち)が揃ったことになります。(^^)


[1748] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/29(Sat) 18:28

○高島賢治さん

>『ポンペイ 秘密の地下王国』
なかなかすごいタイトルですね。(^^)


○マッティアスさん

>「ローマ人の物語」最新巻を読み終えました。←遅い!
いやいや遅くありません。私はまだ買ってもいないです。
ローマサイトの管理人らしくないかも(^^;)

>それにしてもさすが塩野さん!人物の肖像、イケてるのをチョイスしてました(笑)。
見かけでだいぶ印象が変わりますから、これは大事かもしれませんね。
本文の方ではペルティナクス、アルビノス両氏は持ち上げられているんですか?


[1747] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/28(Fri) 20:20

下記書籍が出ました。
●『中国古代文明の形成と展開 (早稲田大学オンデマンド出版シリーズ )』
  早稲田大学文学部(発行) トランスアート(発売) 工藤元男著 \1,500+税
 ネットワークで受講できるオンデマンド授業「中国古代文明の形成と展開」全11
 講のレジュメを、書籍形式にまとめたもの。
 第一講 稲作の起源地をめぐる問題と巴・蜀、呉・越の台頭
 第二講 周縁から見る中国古代文明 −四川調査を手がかりに−
 第三講 伯夷・叔斉伝説と殷周革命
 第四講 范蠡伝説と貨幣経済
 第五講 楚簡から見た中国古典学
 第六講 楚文化圏の鬼神信仰
 第七講 戦国時代の会盟
 第八講 中国古代社会とガラス
 第九講 漢とローマ −絹交易をめぐる諸問題−
     1――地中海のコス布と中国産の絹
     2――東ローマ帝国の養蚕伝来伝説
     3――コータンにおける養蚕伝来伝説
     4――張騫が大夏で見た蜀布・_竹杖
     5――東ローマの養蚕伝来伝承と蜀布・_竹杖
 第10講 「桃花源記」と武陵蛮
 第11講 東アジアにおける竹中生誕譚の展開
 【高島の蛇足コメント】 第九講がローマ関連。


[1746] ようやく。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/03/27(Thu) 22:13

「ローマ人の物語」最新巻を読み終えました。←遅い!
皇后ファウスティーナ擁護にずいぶん一生懸命なのが印象的でした。
それにしてもさすが塩野さん!人物の肖像、イケてるのをチョイスしてました(笑)。
アルビヌス、カッコイイよ〜(顔が)。ペルティナクス、好み〜(顔が)。
という読み方をしている辺り、かなりダメダメです。

augustusさま:
う〜ん…トラヤヌスの禁酒条例とか。コンモドゥスの生類哀れみの法とか。
↑無理に考え込むこともないのですが。こういう遊びは大好きです。


[1745] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/27(Thu) 19:41

下記書籍が出ました。
●『ポンペイ 秘密の地下王国』 南方新社 坂上友梨著 坂上直美・絵
                A5・107頁 \1,400+税
 児童書。
●『イスタンブール・西北トルコ 東西の十字路を巡る
  (旅名人ブックス・シリーズ)』 沖島博美・文 岩間幸司・写真 日経BP社
  日経BP出版センター(発売) \2,000+税
 二千年の歴史を刻むイスタンブール。トロイなどの古代ギリシャ遺跡、オスマント
 ルコ発祥の地やエルディネなどの古都…。アジアとヨーロッパの十字路とも言える
 西北トルコの魅力を徹底紹介。データ:2003年2月現在。
 <著者>神奈川県生まれ。独協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。著書に「北ドイツ
    =海の街の物語」「ドイツ・ロマンティック街道物語」など。


[1744] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/26(Wed) 19:30

○マッティアスさん

うけました?(^^)

>ついでに、ネロに贅沢禁止令とかマルクス・アウレリウスにストア派追放令とか
>出されたら、ツッコミ通り越して驚きますね。
さらに追加。
カリグラの近親相姦禁止令
クラウディウスの近親婚禁止令
アウグストゥスとネロの「人の奥さん盗っちゃダメよ令」。これはカエサルが最適任か?


○たまさん

現地発着ツアーというのを探すと違うタイプのものもあるかも知れませんよ。

アッピア街道は時間があればのんびり歩いてみるととっても良いところなんです。でも、初めてのローマで3日間の日程では、その時間がもったいないかもしれません。
カタコンベはカリストスのカタコンベがお勧めですが、中で迷子になると出てこれないそうです。(ガイドさんについていけば大丈夫^^)


[1743] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/26(Wed) 19:29

下記書籍が出ました。
●『ロシア宗教思想史』 成文社 御子柴道夫 \2,500+税
 ロシア正教一千年の歴史の中で伝統として蓄積され、今なおその底流に生き続けて
 いる思想とは何か。ビザンチン、ヨーロッパ、ロシアの豊富な原資料を渉猟し、そ
 れらと対話することでロシアの思想の本質に迫る。
 <著者>1946年長野県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程(露文学)修了
    。現在、千葉大学助教授。著作に「ソロヴィヨフとその時代」「ロシア精神
    の行方」など。
●『私のイタリア紀行 美術・オペラ・医学』 考古堂書店 藤原道夫 \1,800+税
 春、夏、秋、冬、大都市、小都市、北はトレント、アオスタから南はアグリジェン
 ト、シラクーサまでの感動的なイタリアとの出合い。美術・オペラ・医学に至るま
 での多種多様なイタリアを紹介。


[1742] こんにちは 投稿者:たま 投稿日:2003/03/26(Wed) 12:07

◎augustusさん
>1日か半日のツアーに乗っかって主なところをざっと巡り、土地勘を養う。
まったくのはじめてなので、いまにしてみれば
ツアーにのっかたほうが良かったのかも・・・。
でもツアーのメインは”ローマの休日をまわろう!”、
みたいなもので、遺跡はおまけみたいだったので、
自分の趣味に走ることにしました。
ま、”おのぼりさん”確定なんですけど(^^;)

>カタコンベとか旧アッピア街道
いってみたいとは思いますが、予定がまだ全然組めなくて・・・。
一緒に行く方がどちらかというと中世な方なので、
大聖堂とかがみたいようです。
なかなか行きたいところがありすぎて悩んでしまいます。
でも、お勧めの場所ならぜひとも行ってみたいです!!


[1741] かなりツボでした。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/03/25(Tue) 12:04

augustusさま:
>> 資料で残っている中で混浴の禁止が明示されている最も新しい時代のものは
>>セウェルス・アレクサンデル帝によるもの
>惜しいなあ。どうせなら、エラガバルスにそういう勅令を出して欲しいなあ。
>ハドリアヌスには同性愛禁止の勅令を出して欲しい。
>どちらも「お前が言うな!」の世界(^^)
会心の一撃ぃ〜(DQ)ないしはクリティカル・ヒット(FF)という感じです。
かなり入りました。腹筋痛いです。ダメージポイント1058くらい。
ついでに、ネロに贅沢禁止令とかマルクス・アウレリウスにストア派追放令とか
出されたら、ツッコミ通り越して驚きますね。


[1740] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/25(Tue) 06:47

○P.M.さん

>恵庭にあるゴールデンキャッスルというところにありんす
へえ。意外なところに意外なものがあったんですね。きっとローマ好きの人が発注したんでしょうねえ。(実は元の持ち主はP.M.さんだったりして^^)

>「仕事を出しに行く」という究極の手段もオプションであ
>ることはあるのですが(^o^;)
いいなあ。うらやましいなあ。
「今年の見学旅行は京都のかわりにローマです。」なんて夢のまた夢。(;_;)

> さて、資料で残っている中で混浴の禁止が明示されている最
> も新しい時代のものはセウェルス・アレクサンデル帝による
> ものではないかと思います。
惜しいなあ。どうせなら、エラガバルスにそういう勅令を出して欲しいなあ。ハドリアヌスには同性愛禁止の勅令を出して欲しい。
どちらも「お前が言うな!」の世界(^^)


○たまさん

>当初、ツアーのオプションで
>ローマ市内観光をするつもりだったのですが、
これも悪くないアイデアだと思いますよ。
1日か半日のツアーに乗っかって主なところをざっと巡り、土地勘を養う。そして、興味を持ったところはあとでゆっくり自分で行くわけです。
ところで、カタコンベとか旧アッピア街道は行かれますか?時間があれば、お勧めですよ。


[1739] ローマ数字、読み違えていた(-_-#) 投稿者:P.M. 投稿日:2003/03/24(Mon) 12:43

[誤]Historia Augusta - Severus Alexander 26節参照
[正]Historia Augusta - Severus Alexander 24節参照


[1738] ありがとうございました 投稿者:たま 投稿日:2003/03/24(Mon) 09:02

◎augustusさん、高島さん、P.M.さん
情報ありがとうございました!
さっそく、ヴァチカン美術館を目指しています。

当初、ツアーのオプションで
ローマ市内観光をするつもりだったのですが、
フォロロマーノにはバスから観光、というものだったので、
自分の足で目指すことにしました。

自由行動3日間!
カメラのフィルムが何本必要か心配です。

プリマポルタのアウグストゥスが見たいのは、
甲冑に書いてあるのが、「アエネイス」を題材にしている、
と何かで読んだことがあるからです。
卒業論文で触れたものなので、やっぱり実物がみたいですね。

アラ・パキスは・・・。
工事が終わっていることをウェヌスに祈るしかないですね、きっと。


[1737] 明日のためにその1 投稿者:P.M. 投稿日:2003/03/23(Sun) 23:08

今日も隙を見て?、、、書くべし!書くべし!書くべし!

■augustusさん
> 今年の帰省計画
年中行事のGW帰省は去年から諦めておりまする(;_;)
なんとか今秋に行こうと密かに画策中ですが、淡い夢か?(゚- ゚ )
「仕事を出しに行く」という究極の手段もオプションであ
ることはあるのですが(^o^;)

> アウグストゥスはどこにあるんですか?(気になって眠れません。^^)
ということであれば教えないでおこうΨ(`▽´)Ψ

あ゛っ?! 手が滑ったぁぁぁあああああああ!!!

恵庭にあるゴールデンキャッスルというところにありんす
http://www.north-wind.ne.jp/~kitagawa/eniwa.html
http://www.kktaishin.co.jp/bijyutu.htm
1年以上前に持ち主が変わって予約がないと開いていない
はずですのでご注意下さい。
学校の宴会とかこちらでやったら如何でしょう?(^o^;)
もっとも、このプリマポルタのアウちゃん像は通りに面し
た窓越しから眺められたはずです。

■マッティアスさん
> リモンチェッロ
アルコール度数は31度前後ありますので家庭用冷凍庫では
絶対に凍りませんのでご安心下さい(^o^;)
ストレート以外の一般的な飲み方としてソーダで割るという
のもあります。

> グラスでお湯割り
この飲み方は初めて知りました(^o^)/ 今度試してみよう(^o^;)
で、酒の飲み方をはじめ「食に関して正統というものはない」
というのが私の持論です。楽しい仲間と楽しく飲み食いする
に勝るものがないと思うからです(といっても味のレベル?
にも限度がありますが(^o^;))。


■五ノ井英樹さん
はじめまして
> 混浴
決まりとしては最初から大衆浴場は混浴を認めていなかった
と推測されます。時間と空間で男女を区別する2つの方式が
あったようですが、カラカラ浴場をはじめとするローマの大
浴場などは部屋割りの構造から前者の時間割であったことは
明白だと思います。混浴が行われていたといっても普通の女
性が大っぴらに男湯に入ることは歴史的になかったと思われ
ているようです。そのような女性は売春等のある種の目的を
もった人、もしくは、時代の最先端を走っていると思い込ん
でいる前衛的?な女性だけだったようです。

現代日本でバスタオルを巻いた姿だとはいえ混浴に入る女性
を想像されているとするとちょっと違う社会風俗だったよう
です(私の聞いた話では北海道国では20年以上前すっぽん
ぽんで女性が混浴に入っていたという話もあります。最近、
北海道国では条例で新しく作るもしくは改築した温泉施設で
混浴を認めないというなんとも悲しい風潮で残念な限りです
(^o^;))

さて、資料で残っている中で混浴の禁止が明示されている最
も新しい時代のものはセウェルス・アレクサンデル帝による
ものではないかと思います。
Historia Augusta - Severus Alexander 26節参照
http://www.severusalexander.com/historia.htm
augustusさんがご紹介されたサイトにもあるように、他に
ハドリアヌス帝とマルクス・アウレリウス帝が混浴禁止令を
発令したことが知られているようですが、いずれの時代に
おいても混浴という風俗は一般的な支配層からは白い目で
見られていたようです。

キリスト教の普及で「風呂は体を清めるだけのところ」とい
う教えで混浴の風習は衰退していったという見方が一般的な
ようですが、イタリア語で風呂を意味するbagnoは12世紀
頃まで売春宿という意味も持っていたことからこの頃でも混
浴がなされていたとする見方もあります。14世紀頃まで西
欧社会でも大衆大浴場が機能していた地域もあったようです。

結論としては、「古代ローマでは制度上男女別浴であったが、
風俗としては混浴で、しばしば混浴禁止令が発令された。」
風呂の歴史関係で調べればもっときちんとした裏が取れると
思います。

ではでは

http://www10.plala.or.jp/pm/


[1736] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/23(Sun) 19:31

○P.M.さん

世界の情勢が危険そうですが、今年の帰省計画はたっていますか?

>> 北海道国の古代ローマ
>拙HPなど覗いていただくと出てきます(^o^;)
いつの間にか、雪祭りの写真などがアップされている。「真実の口」など、なかなか感じが出ていますね。
1番目のアウグストゥスはどこにあるんですか?(気になって眠れません。^^)

> ようやく購入済みのDVDを隙をぬって?三週間ほど前に観ましたが、思った以上につまらなかった(^o^;)
> セットが学芸会並(^o^;)
壮麗な宮殿とかでないんですね。こりゃダメだ(^^)


○マッティアスさん

ギボンの発掘成功おめでとうございます。(^^)

>でも、未だに怖くて冷凍庫に入れられません。
ジュースなんかだと瓶が割れて大変ですが、アルコール度がある程度高いお酒なら大丈夫ですよ。ずっと昔ですが、ウォッカを真冬の窓の外に吊して冷えて粘り気が出てきたのを飲むのが好きでした。
ただ、リモンチェッロのアルコール度数がどれくらいかよくわからないので、最初はあまり長時間冷やさず、ときどき様子を見ながらにすると安心できると思います。


[1735] リハビリ開始(笑) 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/03/22(Sat) 23:27

あまりに書籍離れがひどくなってきたので、塩野さん「ローマ人」最新刊を
借りて来ました。思ったより、読みやすいですが面白いわけでもなく(汗)。
ていうか、やっぱりハドリアヌス気に入ってたんですね〜、と思いつつ読んでます。
ギボン3巻もようやく発掘(苦笑)されました。

P.M.さま:
>リモンチェッロの正統的飲み方
おっしゃる方法で。でも、未だに怖くて冷凍庫に入れられません。
200ccは入ろうかというグラスでお湯割り、といううちの両親がやっていた誤った
方法では、かなりツラかったですよ(涙)。甘すぎて。アタマ痛くなりました。


[1734] 飛べない(;_;) 投稿者:P.M. 投稿日:2003/03/22(Sat) 23:09


■たまさん
最新情報は
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=topics&board=1835389&sid=1835389&type=p
の『ローマに10年以上居ます。なんでも聞いて』でお尋ねされたほうがいいと思います。
ではでは

http://www10.plala.or.jp/pm/


[1733] やっと書き込めるφ(;_; ) 投稿者:P.M. 投稿日:2003/03/22(Sat) 23:07

ようやく100,000HITショックから立ち直ったP.M.です ← オオウソ(^o^;)

■augustusさん
> 北海道国の古代ローマ
拙HPなど覗いていただくと出てきます(^o^;)

> ウニとかカニ味噌
生チョコがらみの話のところで書かれていたのでそんなチョコがあるのかとビックリしてしまいました(^o^;)
各種魚介類味のアイスクリームは結構あるんですけどね。

>> いっそのことカリギュラなんかでは(^^)
> いや、これはP.M.さんの守備範囲なので遠慮しておきます。(^^)
ようやく購入済みのDVDを隙をぬって?三週間ほど前に観ましたが、思った以上につまらなかった(^o^;)
セットが学芸会並(^o^;)

■マッティアスさん
リモンチェッロの正統派の飲み方って「中身も(お猪口サイズの)グラスも冷凍庫でギンギンに冷やして飲む」という
理解でいいのでしょうか?(^o^;)

> ロイズのリモンチェッロはヨーグルト味
アルコールも感じられるのですがヨーグルトの味が強く、リモンチェッロを使っていると言われないと分からない程度
でした(;_;) イタリアのリモンチェッロ味コロンバやキャンディ、チョコレートのようにもっとリモンチェッロと
分かるような工夫が欲しかった(;_;)

■IKさん
> 「リヴィウス」
紀元後1世紀頃までは”ウ”の音だったので彼が生きた時代を尊重すれば「リウィウス」とした方が相応しいと思います。

■リウィアさん
おぉぉぉぉおおおお!お久しぶりです(^o^)/
> もう今年3年次生
月日の経つのは早いものです(゚- ゚ ) 私は相変わらず3ちゅです(*^o^*)

> 「古い」
古くてもいいものは残ると思うんですがね。。。たとえばアインシュタインの相対性理論やニュートンの万有引力の法則
とか(^o^;) サイム卿の"Tacitus"などを持ち出しても「古い」の一言ですまされちまうんでしょうか?(^o^;)

■たまさん
はじめまして
> アラ・パキス(平和の祭壇)が工事中
去年のGW前には終わっていたはずなのにまだやってるんですか?!(;_;)

> プリマポルタのアウグストゥス
ここ5,6年修復作業中でお籠もりになっています(;_;) ←昨年GW情報
その上、去年はこの像があるブラッチョ。ヌォーヴォ自体が修復中で他の像まで観られませんでした(;_;) ←同じく昨年GW情報
最新情報は
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835389&tid=a5ma1bca5dea4ka31a30gaf0jbee5oa4dea49a1a3a4ja4sa4ga4bj9a4a4a4f&sid=1835389&mid=1&type=date&first=1
でお尋ねされるといいと思います(イタリア語がベラベラなら直接ヴァチカン博物館に電話したほうが確実とは思いますが)
イミテーションについては私はナポリの公園にあるのが好きですが、リウィアさんが行かれたローマ文明博物館にもあります。

ということで?本物のアウちゃん像ということであれば、ローマ国立考古学博物館マッシモ宮所蔵の『ラビカーナ通りのアウグス
トゥス(別名:大神祇官姿のアウグストゥス)』などいかがでしょう?(もともと私はこのアウちゃん像が一番好き)
ちなみにマッシモ宮ではB1でローマンコインも展示されていますし、その他の収蔵品も超一級品が揃っています。
滞在日数にもよりますが、イタリアの全般的な観光であればヴァチカン博物館に優先的に行かれたほうが良いとは思いますが。

まだカキカキしたい内容があるのですがタイムリミット(;_;)/~~~~~~~~

http://www10.plala.or.jp/pm/


[1732] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/21(Fri) 20:06

○IKさん

> 飛行機が苦手な私はヨーロッパって行ったことないんですよね。
現地取材はしなくて良いんですか?(^^)

> メンアットアームズ・シリーズ
あの絵はきれいですよね。気に入っています。


○たまさん

はじめまして。
Cは言語そのものは特に難しくはないけど、実際に動かそうとすると、ライブラリの使い方とか難しいですよね。
> #include <stdio.h>
> int main(){
> printf("%s\n", "Hello, World.");
> return 0;
> }
なんて短いプログラムから始められた時代はすでに過去のものですよね。

> プリマ・ポルタのアウグストゥス
高島賢治さんからのフォローがありましたが、私からも蛇足。
フォロロマーノのそばにコピーがあって、記念撮影に便利だと思います。(^^)


○高島賢治さん

フォローありがとうございます。


[1731] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/20(Thu) 19:38

◎たまさんへ
プリマポルタのアウグストゥスは、ニフティーの過去ログで調べたら、
ヴァチカン博物館にあるようです。

<注>1863年にローマの北郊外のプリマ・ポルタのリウィア(アウグストゥスの妻)
のウィラから出土したので「プリマ・ポルタのアウグストゥス」と通称。


[1730] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/20(Thu) 18:40

下記書籍が出ました。
●『ギリシャ哲学〔改訂版〕』 放送大学教育振興会 \2,500+税
               天野正幸(放送大学客員教授・東京大学教授)
 哲学(philosophy)という言葉は古代ギリシャの「知恵の愛求」(philosophia)
 に由来するが、古代ギリシャにおいて「知恵の愛求」はどのように生まれ、成長し
 ていったのだろうか。それを解き明かし、哲学をその原点に立ち帰って理解するこ
 とを目的にしている。ソクラテス、プラトン、アリストテレスなど、ギリシャ哲学
 の代表的な思想・哲学を「知恵の愛求」をキーワードに15章に分けて考察。主な章
 は「ソクラテスのエレンコス」「仮説的イデア論」「全のイデア」「エピステーメ
 ー、概念の再検討」「形而上学」など。

下記書籍が3月下旬新刊予定。
●『古代エジプトの歴史と社会』 同成社 屋形禎亮編 予価 \15,000+税
 先王朝からローマ時代まで様々な角度から古代エジプトに迫り社会の様相を明らか
 にする。


[1729] はじめまして 投稿者:たま 投稿日:2003/03/20(Thu) 17:32

掲示板はよく見ているのですが、
書き込むのははじめてのたまです。

今はPGでC言語をやってますが、
3年前は大学で古代ローマ史をやってました。
卒論はアウグストゥスで書きました。

4月にローマに行ってきます。
これがはじめての海外旅行。
アメリカのイラク攻撃が始まり、どうなるかわかりませんが、
初のローマです。

残念なのが、アラ・パキス(平和の祭壇)が工事中のこと。
プリマポルタのアウグストゥスもどこにあるかわかりません。
何でもかまいませんので、
何かご存知なら教えてください。


[1728] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/20(Thu) 15:35

下記書籍が出ました。
●『図説 世界の歴史3 古代ローマとキリスト教』 創元社 J.M.ロバーツ著
   本村凌二監修・東眞理子訳 A5判・256頁 \2,400+税
 大好評!!世界史研究の最高権威J.M.ロバーツ教授による「〔図説〕世界の歴史」
 の第3弾。世界の歴史を考える場合、紀元前一世紀に成立した古代ローマ帝国ほ
 ど、後世への影響が大きかった国家は存在しない。イタリア半島に暮らしていた
 ごく小さな民族、古代ローマ人が、なぜわずか二百年の間に空前絶後の大帝国を
 築くことが可能だったのか。誕生から繁栄、そして衰亡までの歴史をコンパクト
 に解説。オールカラーの豪華シリーズ。


[1727] うーん、フォロロマーノか… 投稿者:IK 投稿日:2003/03/20(Thu) 08:18

飛行機が苦手な私はヨーロッパって行ったことないんですよね。それどころか、グアムにもハワイにもシンガポールにも行ったことがない!
しかしフォロロマーノ。いつかは行ってみたい、いえ、そこに立ってみたい。瞬間移動が出来ればいいんですが(笑)

プロパーの方に紹介できるほどローマ史本を読んでいないのですが、万が一ということがあるかもと思いまして、オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズでローマ関連のものが数冊出ています。おそらくリウィアさんは読まれているか、何しろ薄い冊子ですのでお役に立てる情報は載っていないかも知れないのですが、参考文献が列挙してあるので、あるいは索引代わりになるかもと思いまして。

ではでは。


[1726] リウィアさんからの mail 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/19(Wed) 21:48

当掲示板への最初の投稿をなさって下さったリウィアさんから mail をいただきました。ローマファンなら誰しもが興味深く思う内容ですので、御本人の許可をいただき、転載させていただきます。
---------------------------------------------------------

とってもお久しぶりです。「リウィア」です。
覚えていらっしゃらないかもしれませんが…
過去に掲示板の方でお世話になった者です。
掲示板に書き込もうと思ったのですが、長くなりそうでしたので
直接メールさせていただきました。

受験生の頃からサイトの方にお邪魔させていただいていた私も
もう今年3年次生になります。早いものです…(笑)
今はだいたい卒論のテーマも決まってきて、
史料探しに没頭しています。

2年次から始まったゼミでは社会史研究を希望する学生が多いため
レポートされる論文も社会史に偏りがちなのですが、
私ももちろん関心はあるところで、友人達の報告を楽しませてもらっています。
うちのゼミは西洋古代史というくくりでギリシア・ローマからオリエントまで
広域な地域と時代を扱うのでローマ専門な私には
まったく知識の及ばないところもあるんですが。。。(^^;
ゼミは雑誌などから抜粋した論文の報告が中心なのですが、
私はこれまで皇帝礼拝、帝政の成立、ローマ軍などの論文を扱いました。
ローマ軍に関しては、政治史の上での軍事力を考察するつもりで論文を探したのです

いいものがばく、かろうじて見つけたのはディプロ−マが論点の中心で
やや社会史に偏っているものだったのでちょっと失敗したかなという感じですが…
帝政の成立に関して特にとりあげたのは少し古い論文で
元首政の成立を法的に説明するタイプの論文でしたが、
私はこの考察を大変おもしろく思いあえて取り上げてみました。
案の定先生には「古い」と一喝されてしまいましたが、
正誤がはっきりしている問題でもないので
古くても共感できれば取り上げたいですよね…
ゼミは先生以外にも同じ事項に興味を持つ仲間と意見交換をしたりできるので
とてもいい環境だと思います。期待通りというところでしょうか。
文章は苦手なので卒論は悩みの種ですが、せっかくの機会ですし
このまま初代皇帝につっぱしるつもりです(笑)

それからラテン語も一年間履修し、簡単な読み書きができる程度になりました。
碑文なども簡単なものでしたらなんとなくですが意味はわかります。
第二外国語で履修したフランス語よりもラテン語のほうが私には合っていたようで
あれだけ複雑な変化も割とすんなりと頭に入り、楽しく学べました。
まだ初歩なので、続けて履修しようと思います。
来年度はガリア戦記を一部翻訳するとか…いきなりレベルアップという感じです(^
^;

イタリアのほうにも昨年夏に初めて行きました。
家族旅行だったのですが、家族全員私の希望でマイナーなところにも
足を運ぶハメになっていました(笑)
一週間ほどの滞在で、ずっとローマに泊まっていたのですが
エウルの博物館やオスティア・アンティーカのほうまで行って
遺跡や展示品を大喜びで見ていました。
エウルの博物館(民俗博物館でしたっけ…?)はレプリカということで
写真撮影もタッチも許され、アウグストゥス像触りたい放題撮り放題の
幸せな時間を過ごしました。ミーハーはあいかわらずです(笑)
そのほかたくさんの美術館や遺跡も訪れて、本当に充実した旅ができたと思います。

一週間のあいだ訪れたどこもすばらしかったのですが、
しかしなんといっても感動したのはフォロ・ロマーノでした。
そこにたった瞬間、鳥肌が立つような感動に見舞われたのを
今でも鮮明に覚えています。
帝国の心臓だった場所に自分が立っているというのは、
私にとって想像以上のことだったようです。
そんなわけで、ますますローマ好きになった私と
すっかりイタリア好きになった母の二人で、
実は来週からまたイタリアを訪れます。
ローマ、フィレンツェ、ポンペイを観光予定です。
女2人で不安もありますが、楽しんでこようと思います。

とても長くなってしまって申し訳ありません。
お忙しいところ読んで頂いてありがとうございました。
それでは。


リウィア


[1725] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/18(Tue) 20:08

下記書籍が出ました。
●『トマトとイタリア人』 文春新書 内田洋子 S・ピエールサンティ \700+税
 食の天才イタリア人とトマトの意外な歴史。「トマトとイタリア人」といえば、「
 米と日本人」のような食の相棒。しかし当初は魔の果物と恐れられ、誰も食べよう
 とはしなかった!ご飯のない和食など考えられないように、トマトのないイタリア
 料理というのも想像できない。食と人生を愉しむ天才、イタリア人にとっては、欠
 かせない「食の相棒」。ところが、原産地はイタリアではない。しかも渡ってきた
 当初は、人前では口にするのも憚られる「禁断の果実」と怖れられ、誰も食べよう
 とはしなかった! それが、いつから現在のような相思相愛の関係となったのか?
 トマトから辿る、イタリア人と料理の文化史。巻末には本場仕込みのトマト料理の
 レシピも。


[1724] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/17(Mon) 19:19

下記書籍が既刊。情報を追加して再掲。
●『モレアの夢 中世地中海世界とフランク人征服者たち』
                   相野洋三 碧天舎 \1,000+税
 若き十字軍士ジョフロワ=ド=ヴィルアルドゥアンは、ペロポネソスの地にモレア
 公国を建設。モレア公国は富と冒険を求めてやってくる騎士たちを惹きつけ、また
 ラテン帝国を支えた。中世地中海世界の壮大なドラマを紐解く。
 シャンパーニュの中小領主の次男坊、ジョフロワ・ド=ヴィルアルドゥアンはフラ
 ンク人騎士として十字軍に参加、やがてペロポネソスの地にモレア公国を建設する
 。モレア公国はフランスから富と冒険をもとめて東方世界にやってくる騎士たちの
 多くを惹きつけ、またコンスタンティノープルのラテン帝国を支えた―著者自身が
 実際にジョフロワとモレア公国の足跡をたどりながら、中世地中海世界が織りなす
 壮大なドラマを綴る歴史紀行の決定版。
 第1部 十字軍士ジョフロワ=ド=ヴィルアルドゥアンの足跡を追って(ジョフロ
 ワの出生地ヴィルアルドゥアン村 アルプス越え 海洋国家ヴェネツィアの力の秘
 密 シチリアのノルマン王家の末裔 ベネヴェントの橋 十字軍の方向転換)
 第2部 ペロポネソスのフランク人征服者たち モレア公国の盛衰(中世のペロポ
 ネソス モレア公国の成立 アンドラヴィダからカラマタへ モネンヴァシアの攻
 略 半島征服の完成 ペロポネソス南部ラコニアの旅 ペラゴニアの戦い 暗転 
 モレア公国の変質)
 <著者>1941年、神戸市生まれ。1964年、関西学院大学文学部史学科卒業。
    1969年、同大学大学院文学研究科博士課程(西洋史専攻)単位取得満期
    退学。1967年より兵庫県立高等学校教諭、定時制高校の勤務のかたわら
    、関西学院大学、英知大学ほか非常勤講師を勤める。2002年、兵庫県立
    高等学校定年退職。2003年、「ビザンツ帝国海軍組織の研究」により博
    士の学位(歴史学)取得。日本西洋史学会・日本歴史学協会会員。
    論文に「ビザンツ帝国の海軍組織について 最近のビザンツ海軍史研究を中
    心に」「ビザンツ帝国の海軍組織について kommerkiariosをめぐって」「
    九世紀における地中海世界とビザンツ海軍」「7〜10世紀ビザンツ=アラブ間
    の商業交渉について」「ヴァイキング時代における北欧 ビザンツ関係」「
    ビザンツ : 東方ムスリム間における捕虜交換について」。


[1723] Mixed Bathing 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/17(Mon) 17:01

○ 五ノ井英樹さん

はじめまして、管理人のaugustusです。
何かの番組のための調査でしょうか。であるならば、正確な回答が必要ですよね。

以下のURLをご覧になってみてください。結論から言うと混浴の習慣は存在したが後に禁止されたということのようですね。 Encyclopedia Britannica からの記事だそうですから、かなり信頼できるのではないかと思います。(google で mixed bathing caracalla で検索すると2番目に出てきました。^^)

http://www.carmensandiego.com/products/time/romec02/thermae.html


[1722] ご質問 投稿者:五ノ井英樹 投稿日:2003/03/17(Mon) 12:36

はじめて投稿します。
今ローマのカラカラ浴場について調べているのですが、
当時は混浴だったと週刊世界遺産には書いてあったのですが
編集者に尋ねてみたら、断言できないと言われ、
ユネスコに聞いたらうちはNGOなので正確なことは…との返答
どなたか正確な情報を知っている方はいないでしょうか?
何時禁止で何時混浴だったのか
禁止令は出たことがあるらしいのですが、
できれば、早急にご返事ください、お願いします。


[1721] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/16(Sun) 21:07

○マッティアスさん

>まずは「本物なのか?」
わかる、わかる。知らないと、2000年近くも昔のものが簡単に手に入るというのが信じられないんだと思います。(^^)

>ギボンは3巻を読み始めたはずなのですが、途中札幌行きなどを
>はさみ、行方知れずに(汗)。
あれ、まあ。ベリサリウスへの道のりは険しそうですね。(^^


○高島賢治さん

>五回約十時間の大型番組。
本当に大型ですばらしい企画ですよね。(見ないけど ;_;)


[1720] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/16(Sun) 17:38

3月19日からBS- iで「東ローマ帝国 繁栄と滅亡・皇帝たちの軌跡」を放映予定。
大月康弘先生が解説する五回約十時間の大型番組。
http://www.bs-i.co.jp/main/documentary/e_roma/index.html


[1719] ギボン進まず。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/03/16(Sun) 13:55

augustusさま:
父に見せたところ、まずは「本物なのか?」というところで驚かれました。
やはり彼も小心、ケースを用心深く持ちコインには決して触れようとしません。

ギボンは3巻を読み始めたはずなのですが、途中札幌行きなどをはさみ、行方知れずに(汗)。


[1718] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/15(Sat) 19:34

下記書籍が既刊。
●『モレアの夢 中世地中海世界とフランク人征服者たち』
                   相野洋三 碧天舎 \1,000+税
 若き十字軍士ジョフロワ=ド=ヴィルアルドゥアンは、ペロポネソスの地にモレア
 公国を建設。モレア公国は富と冒険を求めてやってくる騎士たちを惹きつけ、また
 ラテン帝国を支えた。中世地中海世界の壮大なドラマを紐解く。

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『ローマ法とヨーロッパ』 ミネルヴァ書房 ピーター・スタイン著
             屋敷二郎監訳 関良徳・藤本幸二訳 \2,800+税
 具体的な説明によるヨーロッパ法史のテクスト。
 ローマ法がヨーロッパ法文化の発展に果たした役割とは。その道程を辿るととも
 に、ヨーロッパ法史におけるローマ法の発展過程を判例法や慣習法など、法生活
 の現実を常に意識した叙述により生き生きと描き出す。
 <目次>第一章 古代ローマ法
    第二章 ユスティニアヌス法典の復活
    第三章 ローマ法と国民国家
    第四章 ローマ法と法典編纂
 <著者>1926年リヴァプール生まれ。アバディーン大学法学部教授、ケンブリッジ
    大学市民法欽定講座教授など務める。


[1717] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/15(Sat) 09:22

○IKさん

喜んでいただけたようで、良かった。(^^)

>えっさっさ
体育の先生が宴会で踊るケースがよくあります。


○マッティアスさん

>勿体無くて直に触れません(指紋ついちゃうから)。
ありふれたコインだから、触っても問題ありませんよ。古代の感触を思う存分味わってください。(^^)

>アルカディウス帝
陰薄いですよね。ホノリウスみたいなバカだったんでしょうが、まわりに全部まかせてぼろを出さなかった。こんなところだと想像してます。

ギボンはすすんでますか?ベリサリウスがでてくるのはユスティニアヌスのところでしたよね。


[1716] 確かに拝領いたしました。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/03/14(Fri) 21:04

augustusさま:
今日、無事にコイン届きました。『背教者ユリアヌス』で私を怯えさせたあのお方ですね。
ありがとうございます。勿体無くて直に触れません(指紋ついちゃうから)。
あとで父に自慢しようと思います。

先週末にアップされたアルカディウス帝については全然まだ不勉強なのですが、結構ギョロ目
というのがヤケに気になっている方です。
ベリサリウスって、人気あるようですね。


[1715] 受領しました、ありがとうございます 投稿者:IK 投稿日:2003/03/14(Fri) 08:10

何だか、またお手数をかけさせたみたいで…(^^)
未入手のものでしたので、今、舞い上がり、えっさっさを踊りました(^^)

心より御礼申し上げます。今日は休みでこれから宿題にとりかかります(^^)

ではまた。


[1714] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/13(Thu) 20:28

○マッティアスさん

コインは早ければ今日ですが、多分明日あたりの到着かと予想します。喜んでいただければよいのですが。

> 何故か敵方のオーク軍団の闘い方に、ローマ軍を思い浮かべてしまいました。
> ああ、これが盾で上と前方を固める密集体型なんだなあ、と。何か間違って
> ます(笑)。
オークがローマ風の戦い方をするんですか。ダンジョンの中にいて、勇者に各個撃破される存在だと思っていました。(^^)


○高島賢治さん

>予価 \28,000+税 B4・266頁
さすがに高い。手が出そうにありません。(;_;)


○橋野 好弘 さん

はじめまして。当サイト管理人のaugustusです。今後ともよろしくお願いいたします。
橋野さんが仰るとおり、ローマには学ぶ点がたくさんありますね。特に日本の外交に歯がゆさを感じていらっしゃる方にはより一層魅力的に映るかも知れません。
ただし、ローマは覇権国であったが日本はそうではないというハンディキャップがありますから、なかなか真似は難しいのかも知れませんね。

ちなみに、こういう話題だとIKさんの「Country Road」の得意分野であるように思います。URLは当サイトのリンクのページにありますので、ぜひ一度御訪問されることをお勧めします。(でも、うちのサイトもお忘れなく^^)


[1713] 日本の政治との比較 投稿者:橋野 好弘 投稿日:2003/03/13(Thu) 14:34

2200年前に素晴らしい政治を行っていたとは羨ましい、現代の我々が住んでいる国のだらしない政治との違いを比較すると情けない限りである。


[1712] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/12(Wed) 19:18

下記書籍が4月新刊予定。
●『ハギア・ソフィア大聖堂学術調査報告書』 中央公論美術出版
   日高健一郎・佐藤達生編 中央公論美術出版 予価 \28,000+税 B4・266頁
 ビザンティン様式の教会堂として最大最美の建築であるハギア・ソフィア大聖堂(
 六世紀創建、トルコ・イスタンブール)の実測調査の報告書。世界遺産に登録され
 た歴史的建築物の現状記録とその分析的考察としてきわめて大きな学術的意義をも
 つ。


[1711] 楽しみに待ってます♪ 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/03/12(Wed) 17:50

augustusさま:
コイン、どきどきしながら待ってます。というか、対応が早いですね。

ようやく念願のLotR第二弾「二つの塔」を見ました。合戦シーンを見ながら、
何故か敵方のオーク軍団の闘い方に、ローマ軍を思い浮かべてしまいました。
ああ、これが盾で上と前方を固める密集体型なんだなあ、と。何か間違ってます(笑)。


[1710] 発送しました。 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/11(Tue) 21:13

IKさん、マッティアスさん。今日の帰りにコインを発送してきました。明日の集荷になると思いますので、今しばらくかかるかと思いますが、楽しみにお待ちください。
(と言いつつ、期待するほどのコインでないのが現実ですよ。^^;)


[1709] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/11(Tue) 21:10

○さっちーさん

いらっしゃいませ。管理人のaugustusです。

古代ローマ人について何かお話をされるということですか?よいものになるように陰ながらお祈り申し上げます。
英語のページといっても、人物の名前とかコインの種類などを英語化しているだけで、コメントは日本語のままですから、あまりお役に立てないかもしれませんね。お許しを(^^;)


○高島賢治さん

>東ゴート興亡史
文庫になるんですね。こういうマイナーそうなテーマの本は貴重ですよね。持っていない人は買っておきましょう。(^^)


[1708] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/11(Tue) 19:47

下記書籍が4月1日新刊予定。
●『私のイタリア紀行 美術・オペラ・医学』 考古堂書店 藤原道夫
                       予価 \1,800+税
 ピエロ・デッラ・フランチェスカの絵画やヴェローナの円形闘技場での野外オペ
 ラ、旧ボローニャ大学の解剖学教室、医学博士が訪ね描くイタリアの私的印象。

下記書籍が4月25日新刊予定。
●『東ゴート興亡史』 中公文庫BIBLIO 松谷健二 予価 \800+税


[1707] 助かったぁ〜! 投稿者:さっちー 投稿日:2003/03/11(Tue) 07:09

始めまして!今日始めてこのサイトを見つけました。わたしは海外に住んでいて、古代ローマ人についてのプロジェクトをしなければ
ならなかったのですが、Englishのページがあったので、助かりました!Thanks!


[1706] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/10(Mon) 19:31

下記書籍が既刊。
●『コンスタンティヌス大帝の時代
    衰微する古典世界からキリスト教中世へ』 筑摩書房
     ヤーコプ・ブルクハルト著 新井靖一訳 \6,500+税 A5・544頁
 ローマ帝国はなぜ滅んだか? 四世紀初めの五十年が古代ローマの歴史を決めた。デ
 ィオクレティアヌス帝の登場から、コンスタンティヌス帝の死に至るまでの注目す
 べき半世紀を過渡期と捉え、その背景を彩る多様な現象を叙述。
 <著者>1818〜97年。スイスの美術史家・文化史家。著書に「イタリア・ルネサンス
    の文化」「ギリシア文化史」など。


[1705] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2003/03/10(Mon) 17:23

3月16日 午前 9時00分 〜 午前 11時00分 NHKハイビジョンテレビで下記が
放送予定。
「ハイビジョンスペシャル 美の都への旅・ローマを創った四人の男たち
ローマはどのようによみがえったのか? 天才芸術家の華麗なる生涯を描く」
青柳正規 山本容子


[1704] あ!ないかも。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/03/10(Mon) 12:18

>ティトゥスの諧謔好き
そういえばなかったですっけ。なんか、頭の中でイメージが一人歩きしていました。
ティトゥスはドミティアヌスよりもウェスパシアヌスに似て、責任感&愉快さを
持ち合わせた人間だと、なんだか勝手に思い込んでいました。

>ウェスパシアヌス
「皇帝は立って死なねばならぬ」は責任感だと思いますが、ほかの発言もいろいろですね。
個人的には「皇帝に対する深情けの謝礼」がぐっときました。
最近まで知らなかったんですけど、ムキアヌスって同性愛者だったんですね。
それでクラウディウスに嫌われたらしい、と桑山氏の論文で読んで、引きました。


[1703] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/10(Mon) 05:59

「ローマコイン」のアルカディウスの項目にコインを1枚追加しました。


[1702] 当選確定 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/10(Mon) 05:52

異議申し立て期間が無事終了しました。IKさん当選おめでとうございます。マッティアスさん、次点おめでとうございます。

IKさんにはコインと副賞をお贈りします。発送準備ができ次第お送りします。マッティアスさんにはコインをお贈りします。送り先を直接メールでお知らせ下さい。

○マッティアスさん

>「人口に膾炙する」って表現、国原先生好きですよね。
今の生徒たちだとほとんど読めなさそうです。私も普段使う言葉ではないです。ほとんど死語なのかもしれませんね。(^^)

>ドミティも父や兄ほどではなくとも、フラウィウス家の人間ですから、諧謔好きそう。
ウェスパシアヌスの「最高司令官は立って死なねばならない。」ってのは最初聞いたときは「なんて責任感の強い皇帝なんだ」と感動したんですが、「私は神になりつつあるようだ」と同様の冗談だったのかも知れませんよね。
ティトスの諧謔好きってのは何かソースがありますか?


[1701] ほかに誰もいなければ。 投稿者:マッティアス 投稿日:2003/03/09(Sun) 21:09

augustusさま:
もし異議申し立てが行われなければ、常連特権を行使させていただきますね。
でも、なんか大神祇官さまに申し訳ないような、で気が引けます。

「人口に膾炙する」って表現、国原先生好きですよね。ウィテッリウス発言にも使われてました。
寝台のレスリング…ねえ。マルティアリスあたり喜びそうな表現です。
ドミティも父や兄ほどではなくとも、フラウィウス家の人間ですから、諧謔好きそう。
↑フラウィウス家に対する偏見も甚だしいですね(笑)。


[1700] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2003/03/09(Sun) 08:10

○IKさん

> いっそのことカリギュラなんかでは(^^)
いや、これはP.M.さんの守備範囲なので遠慮しておきます。(^^)


○マッティアスさん

>私は100010でした。これも何となく綺麗な数で気に入ってます。
常連特典を使うと今のところ次点ですから、コインが手に入る気配がありますよ。

> っていうか、馬に乗ったり歩いたりするのキラ〜イとか言ってるから、
> ドミティは女とヤリすぎだとか言われるんですよね(涙)。
「寝台のレスリング」などと言ったりしたのも大きいですね。普段から言っていたのか、冗談の一言が人口に膾炙したのかははっきりしませんが。


○P.M.さん

> 100015番です(;_;)
> くっちょ〜〜〜ヽ(`⌒´メ)ノ
「もう1時間早ければ」というところだったようですね。次回20万番のキリ番で頑張ってください。(^^)


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