古代ローマBBS 過去ログ14

[1399] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/11/20(Wed) 18:04

下記書籍が出ました。
●『秀村欣二選集第3巻 トインビー研究』 キリスト教図書出版社 片山祐三編 \5,400+税
 本書は第二回配本。第三回配本は「第二巻 キリスト者の信仰」予定。

下記書籍が12月10日新刊予定。情報を付加して再掲。
●『終わりの始まり ローマ人の物語XI』 新潮社 塩野七生 予価 \2,700+税
 世界に冠たる大帝国を築いたローマはなぜ滅んでいくのか。ローマ人が「黄金の世紀」と呼び、平和と繁栄を謳歌した「五賢帝」の時代に、既に帝国の衰亡は始
 まっていた。ローマ人の物語はいよいよ帝国の衰亡期へ。哲人皇帝マルクス・アウレリウスの治世下、すでに帝国滅亡は兆していた。マルクスが出征先で死去の
 後、混乱と不安でゆれ動く国家と臣民たちの姿は、今日混迷の只中にある日本の状況と重ね合わせずにいられない。ローマ人の物語、ローマ衰退の第三期がXIか
 ら開かれる。第XI巻は、ローマ帝国の衰微と崩壊を描く第三期5巻の開幕をなす。不安と混迷に国中がゆれる中、指導者たちはいかに考え行動したか。危機の時
 代を行きる我々にとって本書は極めて示唆に富む。


[1398] 宿題だ〜 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/11/19(Tue) 22:52

折角卒業したのに、宿題出されてしまいました。
打刻した後もあっちっちのコインを、どうやって型から外したんでしょうね。
解からないことは自分で調べないとね。後日、報告します。

ところで、augustusさん、新たな疑問です。
ebayに出されていたコインの型は砂岩のような固まりでした。
こんなもので打刻したら、型はもちません。
それとも、型の為の型なのか?
どこかでコインの型をご覧になっていませんか。


[1397] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/19(Tue) 14:00

○マッティアスさん

いらっしゃいませ。今後もどうぞご贔屓に。

>コイン学はまったくシロウトなのですが、絵柄とか肖像を見るのは
>大好きなので。
有名な皇帝からよくわからない皇帝まで各種取りそろえておりますので、どうぞごゆっくりご覧下さい。(^^)

>ウィテリウス、コインでは彫刻よりも二重顎度合いが抑え目だなあ、
大食漢で有名でしたからねえ。相当な二重顎だった可能性が大ですね。(^^)

>治世短いのに、アンカラでも鋳造されていたんだなあ、
>とやけに感動しました。
治世が短くても結構な量のコインが残っているケースもよくあります。例えばゴルディアヌス3世のコインなど沢山あるので結構安価に入手できますよ。
それと、造幣所はアンカラそのものではなく多分アンカラの近くだと思いますが、現トルコの造幣所は Cyzicus, Nicomedia など、いくつか知られています。


○東尋坊さん

>コインのへそ
うまい表現ですね。感心しました。
これは、struckするときにコインをつまんだヤットコみたいな道具の痕です。デザインぶち壊しですよね。私はこれは嫌いです。(^^)
ここで出てくる疑問は「ローマではちゃんと痕が残らないようにできたのに、なぜ属州では痕が残るような方法で製造していたか」です。前から気になっているんですが、未だにわかりません。東尋坊さん、これについて調べてみませんか?


○IKさん

>皇帝の名前はあんまり一貫性がないような…。
正式名称は個人名も家族名も氏族名も各種称号もみんな含められた長い長い名称になります。
めんどうだから、他と区別できる程度に適当に後世の人が略したり、渾名を使っているのが現在の言い方だと思います。だから、首尾一貫していないのも無理ないし、呼び方が一通りと限らないのも仕方がないかなあと思います。


[1396] ふと思ったんですが 投稿者:IK 投稿日:2002/11/18(Mon) 23:09

皇帝の名前はあんまり一貫性がないような…。
個人名だったり、氏族名だったり、家名だったり。
どういう風に決まったんでしょうね。


[1395] コインのへそ 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/11/18(Mon) 22:34

augustusさん、お尋ねします。
最近属州のコインを入手したんですが、コインの真中にへそがあるんですよね。表にも裏にも。
何でしょうね、この凹みは。
センターを出すマークかなとも思ったんですが、ずれてるのもあるし。本国発行のコインには無いし。
前から写真でも見てたんですが、現物を手にしてもわかんない。


[1394] 初めまして。 投稿者:マッティアス 投稿日:2002/11/18(Mon) 20:43

以前にもちょこっとロムさせていただいたことがありますが、多分、書き込みは初めてだったと思います。

基本的に読むのが遅いのと、すぐに目が疲れてしまうため、なかなか一遍にサイトを見切れません。
これからゆっくり時間をかけて見させてくださいね。
コイン学はまったくシロウトなのですが、絵柄とか肖像を見るのは大好きなので。
ウィテリウス、コインでは彫刻よりも二重顎度合いが抑え目だなあ、とわけのわからないことに
感動しました(笑)。

関係あるのかないのか疑問ですが、昔トルコのアンカラ考古学博物館に行った時買ったパンフに
ネルウァのコインが載っていました。
治世短いのに、アンカラでも鋳造されていたんだなあ、とやけに感動しました。


[1393] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/18(Mon) 20:33

○高島賢治さん

> 『痛快!ローマ学』 集英社 塩野七生 予価 \1,700+税
えらく軽いタイトルですね。いろんなことをシンプルに一刀両断に解説してみせるのかな?

>学術出版についての情報が面白く、かつ悲しくなります。
おもしろいところの紹介ありがとうございます。
うーん。想像はしていたけど、それ以上に大変なんですね。出版部数が何百という単位で語られている。高くなるのも仕方が無いんですね。


[1392] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/11/18(Mon) 16:41

下記書籍が12月5日新刊予定。
●『痛快!ローマ学』 集英社 塩野七生 予価 \1,700+税

下記書籍が近刊予定。
●『エチオピア物語 <叢書アレキサンドリア図書館・シリーズ>』 国文社 ヘリオドロス著 下田立行訳
 テッサリア貴族テアゲネースとエチオピア王女カリクレイアの流浪譚。

●日本経済新聞11月18日朝刊16〜17頁に「座談会 古代ローマと21世紀日本のインフラ(上)」という記事(広告)があり、塩野七生氏が参加されています。
11月19日朝刊に「座談会 古代ローマと21世紀日本のインフラ(下)」が掲載予定。
●岩田書院という小さい学術出版社の学術出版を巡る話を綴ったホームページが下記にあります。学術出版についての情報が面白く、かつ悲しくなります。
http://www.iwata-shoin.co.jp/backnews/uratop.html


[1391] 補足 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/18(Mon) 14:30

↓は、どちらの皇帝も兄帝死後に皇帝を宣言したがあっという間に死んでしまったということで、とてもよく似た感じです。
軍人皇帝時代に家族で帝位を継承して一応なんとかなった例としては「ウァレリアヌス→ガリエヌス」、「カルス→カリヌス」くらいしか無いようです。どちらのケースも先帝即位後すぐに共治帝となり、帝国の半分をまかされていたという実績があります。
やはり、この時代は軍隊内での実績なしに帝位に昇っても、命を縮めるだけなんですね。


[1390] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/17(Sun) 14:09

「ローマコイン」のクラウディウス2世の項目にクィンティルスを追加し、タキトゥスの項目にフロリアヌスを追加しました。


[1389] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/14(Thu) 19:21

○東尋坊さん

>アルグローリーさんのHPで、
久しぶりに見に行かせていただきました。以前はなかったと思うのですが、「ローマ出来事カレンダー」ってとても面白いですね。リンク許可願いのメールでも出してみようかなあ。

>写りが良かったら、YAHOOフォトで公開しましょうかー。
ぜひ、公開お願いします。楽しみ、楽しみ。(^^)


[1388] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/11/14(Thu) 11:56

下記書籍が12月10日新刊予定。情報を付加して再掲。
●『終わりの始まり ローマ人の物語XI』 新潮社 塩野七生 予価 \2,700+税
 世界に冠たる大帝国を築いたローマはなぜ滅んでいくのか。ローマ人が「黄金の世紀」と呼び、平和と繁栄を謳歌した「五賢帝」の時代に、既に帝国の衰亡は始まっていた。


[1387] 良いとこめっけ! 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/11/14(Thu) 01:24

augustusさん、ローマ関連の面白い所を見付けました!
あー、でももう知っているかも。
アルグローリーさんのHPで、下のURLです。http://www2u.biglobe.ne.jp/~ALGLORY/genroin.htm

augustusさんのお眼鏡に掛かると良いのですが。

>画像の公開のご予定

augustusさんのコイン程では無いのでねー。
写りが良かったら、YAHOOフォトで公開しましょうかー。

P.M.さん、「roman-britain」の件お知らせありがとうございます。
マスターのご夫人はインドの方のようですね。

トンボ玉の起源はインダスのようです(名古屋でインダス展を観た)。
それから、ペルシャ・エジプトへ広がり、ローマへ伝播したとなっていました。
名古屋ボストン美術館で観たときは、小さくて、余り感慨も湧かなかったんですが、そんなに高いものとは!


[1386] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/13(Wed) 23:40

○東尋坊さん

>それと、シャッターの速いのがほしくて。
この辺は初期のデジカメとはえらい違いですよね。

>augustusさん、勿論、コインですよ!
気合い入ってますね。撮った画像の公開のご予定はいかがですか?(^^)

>最近は1cm接写なんてあるんですね。
すごいですね。私の肉眼の場合は20cmくらいの距離が欲しいです(^^;)。


○P.M.さん

とんぼ玉ですか。ベネチアでおみやげに売っていますよね。意外に高くてびっくりしたような記憶があります。

>各フォルダにゴミみたいなファイルをあるのが
>玉に瑕だと思っておりまする。
設定でカタログファイルの自動登録をするかどうか、またカタログファイルの作成禁止フォルダーの指定ができるようになっているようです。これが役に立つかもしれません。

>市民冠ですが、マルクス・アウレリウス帝は皇帝(←とはなんぞや?という
>私の中では未だに疑問が残ることはおいといて)在位5年目にルキウス・
>ウェルス帝と一緒に貰っているようです。
RICをひもとくと、表が AVRELIVS CAESAR AVG PII F COS II 裏が IVVENTVS SC in oak-wreath となっているコインがAD145年に発行されています。ちょうどファウスティーナと結婚した年で、翌年には護民官職権を受けています。つまり、ピウス帝存命中にすでに市民冠を受けているようです。



[1385] とんぼ玉 投稿者:P.M. 投稿日:2002/11/12(Tue) 22:52

『開運 なんでも鑑定団』を観ていたのですが、「とんぼ玉 売ります」という方が
登場していました。鑑定額は総額3,500千円で、この額が最低額のオークション・・・
今日初めて「とんぼ玉」なるものを認識したのですが、古代地中海世界から世界中に広まり
日本にも伝わり、正倉院にも収蔵されているそうです(ただし、ここにあるのは日本製)。

今回の作品は一番古いものは紀元前5世紀頃のものだそうで、ローマ物もあるかもしれません(*^o^*)
もっとも、私の場合(というよりもここの常連全員か?(^o^;))、クリスマスプレゼントとして
もっと安いものでもいいのでローマンコインが欲しいところです。
誰か買ってくれませんかね〜(゚- ゚ )

以下、亀亀大行進です(^o^:)/
■augustusさん
画像ソフトをいろいろご紹介いただきましてどうもありがとうございました(^o^)/
ViXは画像ファイル整理・編集で以前から活用しているのですが、各フォルダにゴミみたいなファイルを
あるのが玉に瑕だと思っておりまする。で、ViXで自動でHTMLを作れるとは全く知りませんでした。

> 別のページを読んでみると、このRIC94には本物でない疑いもあるようです。
なんともま〜  お゛ぞろ゛ぢい゛ですね、、、(^o^;)
そうそう、もともとの話題、市民冠ですが、マルクス・アウレリウス帝は皇帝(←とはなんぞや?という
私の中では未だに疑問が残ることはおいといて)在位5年目にルキウス・ウェルス帝と一緒に貰っている
ようです。パルティアとの戦いをうまい具合に導き戦勝したことでローマ市民を救ったことが理由のよう
ですが・・・(^o^;)

■東尋坊さん
> http://www.roman-britain.org/main.htm
表玄関
http://www.roman-britain.org/overview.htm
から入ると、管理人さん一家とご対面できます^^

あとブリタンニア関連のリンク集は、リンク先の要約があったりすることもあり
http://www.ukans.edu/history/index/europe/ancient_rome/E/Roman/RomanSites*/Places/Europe/Britannia.html
が良いです。

> 森林
レバノン国旗に印されたレバノン杉が涙を誘います・・・(;_;)

■柴田さん
> 「ローマの豊かさ」について農業方面から思索が進みました。
ゲルマン人の常食は肉なので穀物の収率だけで議論できないような気がしますが如何でしょうか?
あと、平凡社の『ヨーロッパの食文化』
http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=476035
という本もなかなか面白いです。
同書を一部参考にしている中公新書『ナポリの肖像』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121016092/qid%3D1037108260/250-1621165-5009823
の第III章「2.食の文化と生活」も大まかな参考にはなると思います。

> 農業は皆さんが思っているほどの報酬を得る事が出来ない
私の頭では私の親戚一同を含め「農家は赤字だらけ」という図式が以前は出来上がっていましたが(^o^;) とある親戚
筋から半年前に「(北海道国はオホーツク海にあるとある)わが町の玉葱農家はほぼ3年に一回の割合で玉葱長者(所
得税納付額が数百万円!一番儲かった人で一千万円近い!!!)に変身する」という話を聞いてぶったまげたことがあ
ります。それ以来、その地区の農家に対する目が変わってしまいました(^o^;) かなり特殊な例とは思いますが。

■新いおりんさん
外部の人(ゲルマン人)達が内部(ローマ帝国内)をたまに襲撃したりしていたら、類似性が高まるのですがどうでし
ょうか? ← ブラック過ぎるか?!(^o^;)
また、外部の人を内部で登用したり、・・・・・(後略)

まだまだカキカキする内容がありますが、最近、ホームグラウンド(謎)やY掲示板にはカキカキ出来ていないし・・・(;_;)
本日これにて打ち止め(^o^)/

ではでは

http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumList.asp?un


[1384] 何を写そうか 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/11/12(Tue) 22:18

>新しいデジカメ

augustusさん、勿論、コインですよ! 最近は1cm接写なんてあるんですね。
それと、シャッターの速いのがほしくて。
あと、鳥です。これから鳥見で忙しいですよ。
シャッターが遅いと、飛び立った後を写すことになるので(^^)
北海道はバーダーには天国ですよ! 羨ましい(+_+)

森林といえば、北アフリカ沿岸地域も緑豊かでした。
今はローマの遺跡が砂に埋まっているチュニジアのかなり奥も、ザクロが採れるほどの豊かな農地でした。
古代は今よりも寒冷だったので、北アフリカは環境破壊というより、気象の変化らしいです。
ローマ時代は緑地で砂漠化を防いでいたんです。
帝国が崩壊して、人々が耕作を放棄して進行が速まった。


[1383] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/12(Tue) 21:22

○東尋坊さん

>ギリシャにもかつては森林が繁っていたと思うと、不思議な気持ちです。
本当にそうですね。
スペインなんかもいまは赤茶けた大地ですが、古代は豊かな森林がありましたよね。現代人ほどではないけど、古代の人たちの環境破壊もあなどれない影響を残してますね。

>新しいデジカメに必要だったんです。
被写体は何を予定されていますか?


[1382] 古代の穀倉地帯 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/11/11(Mon) 23:23

>穀倉地帯のシチリアやエジプトを押さえていた

古代は、ギリシャ・小アジア・半月地帯が豊かな所だったんです。
小麦の連作は土地を荒らすので、土壌が流出して痩せてしまい、段々放牧へ移っていき、今見るような半乾燥地帯となっている。
ギリシャにもかつては森林が繁っていたと思うと、不思議な気持ちです。

augustusさん、お久です!。やっと、win98へバージョンUPしました。
それと、メモリーを追加して、ハードディスクを増設しました。
休み丸潰れでした。
新しいデジカメに必要だったんです。


[1381] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/11(Mon) 16:48

○高島賢治さん

>『出土遺物の応急処置マニュアル』
珍しい本ですね。あまり売れそうもないような気もするけど、こういう本を出す出版社は偉いと思います。


○柴田さん

出典を教えていただきありがとうございます。ローマ史の本ではなかったんですね。
古代地中海での麦の収穫量200%説は私も他の本で読んだことがあります。しかし、書名は思い出せず、それらしい本をめくってみましたが見つからないでおりました。
それにしても古代の生活は大変そうですね。

>これを考えると、穀倉地帯のシチリアやエジプトを押さえていた
>ローマの人口がゲルマン人やブリトン人を圧倒できたのは納得出
>来るような気がします。
そう考えるとアントニウスが東方を押さえたのは結構良い作戦だったかもしれませんね。ただし、生産力の差を生かそうとするなら短期決戦ではなく、持久戦で行かなくてはいけなかった。オクタウィアヌスに開戦の口実を与えるようなことはしてはいけなかった。
そのへんがアントニウスの失敗でしたね。


[1380] 続・ローマの豊かさ 投稿者:柴田 投稿日:2002/11/10(Sun) 17:25

○ augustusさんへ
>大変興味深いので、数値の出典を教えてくれると嬉しいです。

私が参考にしたのは『風土と歴史』飯沼二郎著 岩波新書1976年の要約資料です。
ただ、この本は15年位前に久しぶりに再販されましたが、以後再販されているかは知りません。
図書館で捜す方が確実かもしれません。

ちなみに現代イギリスの農業試験場で肥料を与えずに小麦を栽培すると収穫量は1haあたり780kg(収穫率4.5倍)、肥料を与えると5000s(収穫率28.6倍)。
中世初期のフランスやドイツでは1haあたり350kg(収穫率2倍)、古代ローマ時代のイタリアでは1haあたり700kg(収穫率4倍)でした。
この様に収穫率が低いと人口を養うためには広大な農場を必要とするのですが、大地を鋤き起こすには家畜の協力と労力を要します。
1〜2頭の牛か馬に引かせた鋤で鋤き起こせる広さは一日当り6aだそうです。
さらに牛を一頭、一年間養うだけの牧草地は自然の草地ならば約3ha。馬だと4.5ha必要です。
仮に村の農地が15haで、牛6頭で耕すとすれば、牧草地だけで18ha、耕せる農地は36ha(週六日で20日耕す)。
小麦の収穫は12600kg(収穫率二倍で計算)、来年蒔く種を除いて6300sで養える人口は・・・たったの52人(1人が月に10kg食べると計算)!!
実際には小麦の収穫倍率は低すぎるために主食の地位を得たのは18世紀で、それ以前はライ麦やレンズ豆(収穫率6倍)だったそうです。
人口が少ないハズですよね。

これを考えると、穀倉地帯のシチリアやエジプトを押さえていたローマの人口がゲルマン人やブリトン人を圧倒できたのは納得出来るような気がします。


[1379] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/11/10(Sun) 13:34

下記書籍が12月新刊予定。予価情報を付加して再掲。
●『終わりの始まり ローマ人の物語XI』 新潮社 塩野七生 予価 \2,700+税

下記書籍が出ました。
●『イコノグラフィー入門』 ブリュッケ(発行) 星雲社(発売) \3,000+税 ルーロフ・ファン・ストラーテン著 鯨井秀伸・訳
 イコノグラフィー(図像学)の歴史、理論、実践例を平易に解説した入門書。世界的な図像分類方法、ICONCLASSシステムを紹介する。
 ブレンダン・ギャシディー著「イコノグラフィーの理論と実践」も収録。
 <著者>レイデン大学美術史考古学部で学ぶ。ICONCLASSの編纂に携わり、その出版に共同参画した。イタリアの版画について多数の著書がある。

●『出土遺物の応急処置マニュアル』 柏書房 ディビッド・ワトキンスン、バージ  ニア・ニール著 谷畑美帆・宮代栄一・瀧瀬芳之・谷口陽子・訳  \2,300+税
 イギリス考古学を支える遺物処理の基本実務。
 発見から保管にいたるまでの、遺物の取り扱いの理念と実務を詳解する。保存計画、梱包・保管、金属製品・無機質・有機質の遺物、壊れやすい遺物など、万国
 共通の実用手引き。〈保存計画、発掘と劣化、遺物の梱包と保管、金属製品、無機質。有機質の遺物、壊れやすい遺物の発見から保管までの、遺物取り扱いの理
 念と実務。発掘調査、博物館 ・資料館等で遺物に接するすべての方に。
 <著者>(ワトキンスン)カーディフ大学歴史・考古学部保存セクション。シニアレクチャラー。
    (ニール)ウィルトシャー・カントリーカウンシル保存サービス教育図書部コンサバター。
 <目次>
  はじめに 献辞/作業マニュアルとしての『出土遺物の応急処置マニュアル』
  第1章 保存計画 1.1 保存処理と発掘 1.2 保存処理計画――現場責任者のための指針 1.3 遺跡における保存担当者の役割 1.4 保存のレベル
    1.5 X線透過装置(X線ラジオグラフイー) 1.6 健康と安全
  第2章 発掘と劣化 2.1 埋蔵環境 2.2 発掘後の環境
  第3章 保管のための遺物の梱包 3.1 ラベリング 3.2 湿度レベル(相対湿度) 3.3 遺物の梱包 3.4 乾燥した状態(低温度)での梱包 3.5 濡れた状態での梱包
    3.6 中湿度での梱包 3.7 出土遺物の運搬 3.8 梱包に関するチェックリスト
  第4章 金属製品 4.1 金属の腐食 4.2 金属製品のX線透過法 4.3 鉄製品 4.4 銅と銅合金の製品 4.5 銀・金製品 4.6 鉛,錫,ピューター,亜鉛製品
    4.7 貨幣と私鋳貨幣 4.8 金属・有機質を伴う複合遺物――その問題点と保管
  第5章 無機質の遺物 5.1 石材と関連遺物 5.2 モザイクと床 5.3 陶磁器 5.4 壁画 5.5 ガラスとガラス状物質
  第6章 有機質の遺物 6.1 水浸出土状態の木材 6.2 織物 6.3 皮革 6.4 骨・鹿角・象牙 6.5 角と関連物質
  第7章 壊れやすい遺物の取り上げ 7.1 一般的原則 7.2 取り上げの技術 7.3 完形の陶磁器の取り上げ 7.4 骨 7.5 大きな水浸出土遺物 7.6 硬化


[1378] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/09(Sat) 10:16

○柴田さん

>ふと、思った事から「ローマの豊かさ」について農業方面から
数値を含めての詳しい説明ありがとうございます。農業技術、気候いずれもローマ人に味方していたんでしょうね。
大変興味深いので、数値の出典を教えてくれると嬉しいです。


○新いおりんさん

>内部の人間は内部の人間と結婚し、ここで二世が誕生するのである。
>これは実に特殊なケースだ。
似たような年齢層どうしで交流が行われることが多いとすれば、内部の人たちは年齢層が近い場合が多くて交流も進みやすいのかな。男子学生も女子学生もちゃんといるので内部だけで話が済んでしまうのかもしれません。
これに対し、ローマの軍隊が駐留する場合、兵営は男ばかりでしょうから外部に異性を求めざるを得なく、交流が進むのでしょう。

>このように身近なことと関連させて考えると、古代や中世の人々が
>どんな暮らしをしていたのかを想像することもでき、研究のイメージ
>作りに役立つ、というお話でした。
なるほど、古代の人も中世の人も、現代に住む我々と同じ生身の人間ですもね。身近なこととの相似もいろいろありそうですね。


[1377] こんにちは 投稿者:新いおりん 投稿日:2002/11/08(Fri) 16:18

先日、ヨーロッパ史のゼミ後に一人の先輩が、ゼミ発表のノウハウ
を教えて下さいました。
その際に「我々の住んでいる(大学のある)T市の中心部は『ローマ化』が進んでいる」という話をして下さいました。
T市は、南北に走る2本の大通りの内部(中心部)と外部では明らかに違う2つの文化圏が形成されているのです。
大学や研究機関が多く、特に開発の進んでいる内部には、ローマ人の「インテリ層」。農地の多い外部はゲルマン民族。
内部には他県出身者が多く、標準語やさまざまな言語を話す人たち。外部にはもともとここに住んでいた人たち。
中学生の塾講師をしているその先輩の話だと、成績表を見ても
明らかに「内部」と「外部」の中学校では学力に差があるとか。
もちろんこれはある種の「たとえ話」であって、それ以上の意味を持つものではありませんが。

そして不思議なことにここでは「混血」は進んでいない。
内部の人間は内部の人間と結婚し、ここで二世が誕生するのである。これは実に特殊なケースだ。
このように身近なことと関連させて考えると、古代や中世の人々がどんな暮らしをしていたのかを想像することもでき、研究のイメージ作りに役立つ、というお話でした。
あまりに感銘を受けたので書き込ませていただきました。


[1376] ローマの豊かさについて 投稿者:柴田 投稿日:2002/11/08(Fri) 00:21

ふと、思った事から「ローマの豊かさ」について農業方面から思索が進みました。
宜しければ、読後の見解をお寄せください。

ブリトン人やゲルマン人から見て、ローマ人は豊かだ。
我らが額に汗して土を鋤き起して、200kgの種を蒔いても五ヵ月後に得る収穫は400kgに届かない。
ローマ人は自分達より少ない労力で深く土を鋤き起して、200kgの種を蒔いて600kgを超える収穫を得る。
来年の為に種籾を残せば、我等の手元には200kg以下の収穫しか残らないのに、ローマ人の手元には400kg以上の収穫が残るのだ。
旱魃になれば、浅くしか土を鋤き起せない我等の畑は保水力が低いために収穫が激減する。
しかし、ローマ人の畑は深く起してあるので土が乾かない為に旱魃の影響を受けにくい。
我等の家族が腹いっぱい食えず、年に一回しか服を新調出来ないのに・・・・ローマ人は腹いっぱい食べて、年に二回も服を新調出来る。
何故、神々は我等に微笑んでくださらぬのだ?
このままでは冬を越せぬ。
ローマ帝国に移り住むか、略奪に行くしかない。

現代の我々からは想像し難いのですが、彼らの収穫量は極端に低いのです。
現代の日本では60kgの種籾を蒔けば、2haの土地から10200s(約180倍)の収穫を得る事が出来ます。
もちろん、米と小麦では収穫倍数が異なりますが、農業は皆さんが思っているほどの報酬を得る事が出来ない事はお分かりいただけたでしょうか?
今回はガリアの地でローマ人とゲルマン人の収穫量を比較しましたが、本国イタリアのエトルリア地方では15倍の収穫が出来たそうですから豊かさのスケールが違います。
ゲルマン人が土地を捨てて移住するわけです。


[1375] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/07(Thu) 22:56

何か今日は異様に反応が鈍いですね。うちのページ。皆さんのところではどうですか?


○東尋坊さん

>私も先日、ヴェスパシアヌスのsestertiusを1枚手に入れました。
>径33o、34gの重量級です。厚い、重いっス。
ずいぶん重いですね。その3分の2くらいでもセステルティウスとして通用しそう。


○高島賢治さん

ガーイウス情報ありがとうございます。

>まあそれほど変わりはないようにも思えます。
本当ですね。私にはほとんど違いがわかりません。(^^;)


[1374] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/11/07(Thu) 15:19

◎augustusさんへ
『ガーイウス法学提要』(敬文堂 佐藤篤士・監訳 早稲田大学ローマ法研究会訳)を入手しました。「従来の慣例に従わず」の件
ですが、同書のはしがきにこう書かれています。
************************************************************************************************************************
これまで、殆どすべての刊本は4巻という構成で刊行されてきた。けれども、内容からみると、第1巻は「序論」と「人の法」で
、第2巻と第3巻は「物の法」、第4巻は「訴訟の法」で構成されている。したがって、われわれは従来の慣例に従わず、「序論
」、「第1章 人の法」、「第2章 物の法」、「第3章 訴訟の法」と配列することにした。
************************************************************************************************************************

うーーーーん。凡人にはよく理解できません。専門的には深い意味があるとは思いますが、まあそれほど変わりはないようにも思
えます。

◎東尋坊さんへ
||白水社『ラテン語辞典』か、南雲堂フェニックス『羅和字典』は、付録として、コイン用語表とか付いていませんか?

南雲堂フェニックス『羅和字典』は未見で判りません。また白水社『ラテン語辞典』は内容の情報は持っていません。


[1373] 私も、ディープな世界に 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/11/06(Wed) 23:42

柴田さん、よいコインを2枚も入手されておめでとうございます(^-^)/

私も先日、ヴェスパシアヌスのsestertiusを1枚手に入れました。
径33o、34gの重量級です。厚い、重いっス。
今年はこれで終わりです。あとは資料本の支払いが待っている(ToT)

高島さん、お尋ねします。
白水社『ラテン語辞典』か、南雲堂フェニックス『羅和字典』は、付録として、コイン用語表とか付いていませんか?




[1372] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/06(Wed) 16:54

○高島賢治さん

>南雲堂フェニックスの『羅和字典』(\35,000前後)
さすがに高いかな。(;_;)


○柴田さん

>レリーフの美しい大きなコインは素晴しい。
おお、よいコインを2枚もゲットしたんですね。おめでとうございます。

>ディープな世界に導いていただいてありがとうございます。
い、いいえ。どういたしまして。(^^;)


[1371] 無題 投稿者:柴田 投稿日:2002/11/05(Tue) 22:25

充分な物資と機会に恵まれ、デュポンディウスRIC949のVFも入手いたしました。
嗚呼、やはりレリーフの美しい大きなコインは素晴しい。
augustusさん、ディープな世界に導いていただいてありがとうございます。


[1370] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/11/05(Tue) 21:33

◎augustusさんへ

||>『ラテン語辞典』 白水社
||これは貴重な出版物ですよね。今は研究社のものがあるだけだったでしょうか。

僕の知っている範囲で日本で出ている物は、あと南雲堂フェニックスの『羅和字典』(\35,000前後)があるだけです。


[1369] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/05(Tue) 16:33

○柴田さん
> RIC772
満足できるコインが手に入ってよかったですね。これからも、ますますピウスコレクションが充実するように頑張ってください。


○東尋坊さん

> ある時から錆がゆるくなって、ポロポロ取れるようになる。
> コインの端から取れてきて、溝・窪みが残る。
なるほど、そういうことだったんですか。「電気分解による洗浄」ってどんなものなのか、今までイメージがわかなかったんです。
詳しい説明ありがとうございます。

○高島賢治さん

>『ラテン語辞典』 白水社
これは貴重な出版物ですよね。今は研究社のものがあるだけだったでしょうか。


[1368] ああ、ついに続巻が出るv(^_^)v 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/11/04(Mon) 23:57

>下記書籍が12月新刊予定。
>『終わりの始まり ローマ人の物語XI』 新潮社 塩野七生
らんらん、高島さん、お知らせありがとうございます。
意味深なタイトルねー。ローマはこれからが苦闘の時代に入る。
塩野七生さん、どう書いてくるのかー。楽しみー(^o^)/

>電気分解で洗滌
もう少し詳しく説明します。
炭酸水素ナトリウム(重曹)の3%程度の溶液を用意。
コインを金属の出ている所へワニクリップで挟んで液に入れる。
もう一方の電極をコインから離して液に入れる。
ACアダプターの電線を繋ぎ、電源ON。電圧は、10・12・13Vの辺です。

ワニクリップはバネの弱いものが良いですね。クリップじゃなくてもいいけど。
私の場合は、通電時間は1日2・3回、1回10〜20分位。
3日程してから、ブラシをかけました。
ある時から錆がゆるくなって、ポロポロ取れるようになる。
コインの端から取れてきて、溝・窪みが残る。
均等には取れないので、繰返していると地金が出たということです。
地金といっても黒錆様のものは残っています。けど、骨董価値は無くなりますね。

生理食塩水に1週間ほど浸けてみようかな。どうなるかな。


[1367] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/11/04(Mon) 17:26

下記書籍が12月新刊予定。
●『終わりの始まり ローマ人の物語XI』 新潮社 塩野七生

下記辞典が数年内に出る予定だそうです。
●『ラテン語辞典』 白水社


[1366] 無題 投稿者:柴田 投稿日:2002/11/03(Sun) 21:49

RIC772です。
満足してます。


[1365] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/03(Sun) 21:30

>荒巻義雄氏を調べると下記が出てきました。恐らく同一人物と思います。何を期待するかによります。
なるほど、相当な畑違いの人の著書なんですね。眉に唾をつけながら読めば、結構楽しめるかも知れないというところですね。きっと。


[1364] 小心者 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/11/03(Sun) 21:08

◎augustusさんへ

||>世界を読み解く荒巻版ローマ帝国史。
||中身の方はどうなんでしょうね。期待できそうでしょうか。

荒巻義雄氏を調べると下記が出てきました。恐らく同一人物と思います。何を期待するかによります。「高島賢二」と書かれようと
何も言い返せない程、僕は小心者なので、この書籍の想像はついても、何も書けません。
http://webmagazine.gentosha.co.jp/backnumber/vol16_20001115/interview/interview.html
http://book.asahi.com/category/?c_id=1253


[1363] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/03(Sun) 19:59

○東尋坊さん

>字が消えている所が良く判る。
そう、こいうときコンピュータって便利だと実感しますよね。

電気分解で洗滌したんですね。電極はどうコインに取り付けたんですか?接触している部分と他の部分では電気分解のスピードが違うような気もするんですが。
いずれにせよ、上手く洗滌するのって難しそうですね。銅の地金が出てしまうのは興ざめのような気がするし、どこで止めるかの決断はどうすればいいんでしょうねえ。


○高島賢治さん

>世界を読み解く荒巻版ローマ帝国史。
中身の方はどうなんでしょうね。期待できそうでしょうか。


○柴田さん

入手したセステルティウスはどんなものですか?RICの何番?
いずれにせよ、満足できる状態のものだったんですね。

>コインの収集は戦争に似ている。
かなりの長期戦になりやすいですね。これは。(^^)



[1362] 洗浄成功! 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/11/03(Sun) 18:59

augustusさん、先日頂いた錆等で肖像の形も判らないコインの洗浄に成功しました。
銅の地金が出てきました。
残念ながら、肖像も文字も摩耗していたので、誰と判別は出来ませんでした(コンスタンティヌス一族の頃ですが)。
ポイントは、炭酸水素ナトリウム(重曹)の溶液と10ボルトの電流と歯ブラシです。
とりあえず、ご報告まで。


[1361] 無題 投稿者:柴田 投稿日:2002/11/03(Sun) 18:56

コインの収集は戦争に似ている。
戦場に到るまでに戦略を決め、兵站集積所へ物資を蓄積。
戦場での勝利はほぼ戦略過程でどれだけの事が出来たかで
決まっているに等しい。
三ヶ月の準備期間で蓄積した物資を一瞬で消費してVFクラスのセスティルティウスをゲット!!(勝利の味は真鍮貨の様に甘かった)
ああ、コイン収拾の道は険しく、なんと甘美なのだろう。


[1360] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/11/03(Sun) 11:17

下記書籍が11月22日新刊予定。
●『ローマ人が描いた世界地図 <プレイブックス・シリーズ>』 青春出版社 荒巻義雄 予価 \870+税
 政治、経済、地政、軍事、様々な角度からの検証で浮かび上がったローマの覇権システムとは何か。世界を読み解く荒巻版ローマ帝国史。

下記書籍が12月4日新刊予定。
●『楽しいラテン語』 教文館  土岐健治・井坂民子 予価 \3,500+税

下記書籍が12月9日新刊予定。
●『エゲリア巡礼記』 サンパウロ 大田強正  予価 \1,200+税
 【高島の蛇足コメント】四百年頃書かれた「聖地巡礼記」という四世紀後半のエルサレムの典礼を巡礼者の視点から綴った、スペインの
 修道女エゲリアの巡礼記で、古代教会礼拝史研究においての第一級の史料を論じたものと思われる。


[1359] 無題 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/11/02(Sat) 23:16

>色調

augustusさん、ただ私のカメラとソフトが古いんです。
ソフトが大事と思いました。カメラも新しいのを揃えなくては。

>win95にも対応
>表の銘文だけなら、こんなのもあります

ありがとうございます、購入の方で検討しています。
とりあえず、メモリ・ハードディスクの拡張とDVDの外付けか、新規を検討しなくては。

ご紹介頂いた所、使えますよ!
字が消えている所が良く判る。


[1358] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/11/02(Sat) 08:34

○東尋坊さん

>接写・拡大するほど色調が現物の色じゃ無くなるんですよね。
そうなんですか。距離と色調が関係するとは知りませんでした。
マクロレンズを使って、しっかり近づけて撮っているので、まずかったかな。

>90$なんだねー。しかし、銘文読む以外に、色々機能付いているんだ。
安いと言えると思いますよ。
日本語が入力できないのはマイナスだけど、その件でメールしたら親切に応対してくれたし、気に入ってます。

>win98以上が動作保証らしい。私のはwin95だからなー。なやむー(^_^;)
win95にも対応してますよ。
トライアル版もあるようだから、先に動作確認と自分が望むソフトであるかの確認をしてみるのも良いかも知れません。
説明読んでいるうちにアップグレードされているのを発見。無料だからダウンロードしたら、確かに機能がアップしている。

表の銘文だけなら、こんなのもあります。
http://ancient-coins.com/legends/legends.htm


[1357] ありがとうございます(^_^)v 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/31(Thu) 21:47

augustusさん、高島さんありがとうございますm(_ _)m
いやー私の様な者の書き込みにご回答頂いて、感激です!

> moneta

90$なんだねー。しかし、銘文読む以外に、色々機能付いているんだ。
win98以上が動作保証らしい。私のはwin95だからなー。なやむー(^_^;)

> 感度と色調

augustusさんは400万画素ですか。それとPhotoshopとPaintshop proですか。
接写・拡大するほど色調が現物の色じゃ無くなるんですよね。

上を目指すと出費も必要ですね。でも、その前にパソコンのグレードUPが必要のようです。家人を説得しなくては。

ところで、最初の頃は盛んでしたね。参考になります。
ありがとうございます!




[1356] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/31(Thu) 17:16

○高島賢治さん

> デジカメで目視した現物の色に近づけるには画素数を上げる以外にphotoshop等のソフトで修正する方法があります。

高島賢治さんのおっしゃるとおりで、Photoshop は高すぎるので、Paintshop pro を使っています。裏と表で明るさが違ってしまったときなど、その調整に便利に使っています。ただ、色の調整は、勉強不足で、どうやれば正しい色にできるのか、まだ把握できないでいます。


[1355] 更に横レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/30(Wed) 21:17

◎augustusさん 東尋坊さんへ

デジカメで目視した現物の色に近づけるには画素数を上げる以外にphotoshop等のソフトで修正する方法があります。ただphotoshopは
10万円近くします。他の安いソフトもあります。


[1354] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/30(Wed) 17:07

○高島賢治さん

ガイウスの件、ありがとうございます。情報の続編、楽しみにしております。


[1353] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/30(Wed) 17:01

○高島賢治さん

>恐らく下記の物と思います。
お見事!あたりです。


○東尋坊さん

>パソコン通信なんて懐かしいですね。
あ、東尋坊さんもやっていらっしゃいましたか。パソコン歴長いんですね。
私は日経MIXがお気に入りで、コンピュータ関係の勉強に大いに役立っていました。
モデムのスピードも遅かったですよね。(1200BPSなんて、1000倍しても今のADSLに負けてしまう。^^)

ちなみに、コインは数年前の方が高かったように思います。

>英文Eメールなどどうしているんですか。
お恥ずかしいことに適当です。「たぶん幼稚園児の書く英語に負けているんだろうな」と想像しつつも、「まあ、通じればいいや。」の精神でやっております。(^^;)
手紙の例文は英和辞典の巻末についているのが参考になりました。最近ではネットで通販を英文メールの書き方を指南した本も出版されているようですから、本屋さんで探されたら良いと思います。立ち読みだけですが、商品が届かないなどのトラブルのときのメールの書き方なども例示してあったりして、いざというとき役立ちそうな本もありました。

>重量オーバーで送料が心配です。
ソフトカバーの本一冊送ってもらうのに、送料10$くらいでしょうか。安いような高いような微妙なラインですね。
RICの全巻を買ったときは、さすがに重くて、送料だけで150$くらいかかりましたよ。

>一応、200万画素で十分と聞いていますが、
以前は130画素のものを使っていました。画素数は、WEBで公開するくらいには不満がありませんでした。感度と色調には不満があったので、今年になってから四百万画素クラスのものに買い換えました。選択の基準は、まずレンズの明るさを最重視し、次にホワイトバランスの取りやすさを重視しました。

> moneta
これは素晴らしいソフトですよ。http://www.numus.com/ に詳しい説明が載っています。購入はそこか、高島賢治さんご指摘の http://ancient-coin-forum.com/Books_and_Supplies/Numus_Moneta.html をチェックしてみてください。
過去ログの340番も参照して見てください。

>え! 市販のコインホルダーは使えないのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。驚かしてしまってすいません。
市販のコインホルダーはビニールは使っていなさそうですから、塩素の害を心配することはないと思います。ただ、ステープラーで留めちゃうわけだから、コインを眺めるのもポリなんとか(?)のフィルム越しになりますよね。私は、それがいやだったんです。あと、フリップだとデータを書いた紙を一緒に入れておけるので便利だというのもあります。


[1352] 横レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/30(Wed) 16:16

◎東尋坊さんへ

augustusさんの書かれた「moneta という便利なソフト」を調べました。
恐らく下記の物と思います。詳しい説明はaugustusさんからあると思います。

http://ancient-coin-forum.com/Books_and_Supplies/Numus_Moneta.html


[1351] さらに深く質問へ(^-^)/ 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/29(Tue) 21:44

augustusさん、ご回答をありがとうございます。
ご苦労されているじゃないですか。
さらに疑問が出て来ました。さらに続けて質問します。

>パソコン通信、ニフティーのフォーラム

パソコン通信なんて懐かしいですね。最初の頃はビジュアルはなしでした。
その頃はコインも相当安かったのでは、と思います。それとも高かった?

>海外から買うようになった

英文Eメールなどどうしているんですか。
何か例文集とかありますか?

>解説書不足

和書無いですね。
カナダの業者に40%OFFの新古本を扱っている所をみつけたので、利用しようかな。でも重量オーバーで送料が心配です。

>写真がうまく撮れない

一応、200万画素で十分と聞いていますが、augustusさんはどれくらいですか。また、色の再現が意外と難しいんですよね。

>moneta という便利なソフト

銘文読込むの大変なんです。どこで切るのか、よく判らないし。
そんな便利なものがあるんですか!
どこで入手出来るのでしょうか?

>SAFLIPという商品名で出ているものを使っています

え! 市販のコインホルダーは使えないのでしょうか?

augustusさん、長々とすいません。宜しくお願い致します。


[1350] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/29(Tue) 21:32

下記書籍が復刻。
●『歐洲の四季』 雄山閣 角田文衛 \3,400+税
 ポンペイ発掘などを行なっている古代学協会を設立し古代学の提唱者として知られる角田文衛氏が戦後まもなく出版した同書が、半世紀ぶり
 にほぼ当時の装丁のまま復刻された。同書は角田氏が文部省在外研究員兼日伊交換学生として1939年に船でイタリアに留学し、1942年に陸路
 で満州に到着するまでの紀行と随想録である。留学中はヨーロッパ各地を巡って古代文化の見識を広め、考古学とは何か、古代学とは何かを
 問い「角田史学」の体系が築かれた時期だったが、ヨーロッパは戦争に突入し二年間の留学も延びて、帰りは中央アジアを横断する苦難の時
 期でもあった。同書は1950年に刊行され、角田氏の学問を知る上では貴重だったが、刊行部数が少数で稀覯本となっていた。今般、古代学協
 会の人達が当時のままの装丁で復刻。巻末には刊行当時に読み感想を記した元日本考古学協会委員長・八幡一郎氏の日記等も新たに加えた。

下記書籍が出ています。
●『危機をめぐる歴史学 西洋史の事例研究』 山代宏道編 刀水書房 \5,700+税
 下記論文が収録。
  ◎ある家族崩壊の風景            豊田浩志
  ◎アウグスティヌス『神の国』にみる危機認識 水田英実


[1349] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/29(Tue) 15:54

◎augustusさんへ

ガイウス法学提要は「私法を人,物,訴訟に区分しその順序で理解しやすく叙述」したもの、というのが事典の説明に載っています。
手許にある『ガイウス法学提要』(有斐閣 船田亨二訳 昭和42年)の目次には「1.緒論 2.人の法 3.物の法 4.訴訟の法」
となっています。今回出た翻訳は「従来の慣例に従わず、序論、第1章人の法、第2章物の法、第3章訴訟の法、と配列」となってい
ます。これだけ読んでも「従来の慣例に従わず」が何を意味するか僕には判りません。今回出た書籍は注文してあるので、入手次第、
再度調べてみます。


[1348] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/29(Tue) 14:46

私の収集歴はあまり長くないんですよ。
最初は12年前の夏に、ベネチアでドゥカート金貨を一枚買ったのが始まりと言えば始まり。そのときはローマ史に興味はありましたが、ローマのコインはまだ買っていません(予算の都合で^^;)。
ローマコインを買ったのは何年前だったでしょうか、修学旅行引率で東京に行ったときであることは間違い無いんですが、9 or 7 or 5 年前です(どれであるかは記憶が定かではありません^^;)。まだ、インターネットではなく、パソコン通信というものが行われていていました。ニフティーのフォーラムでワールドコインズジャパン社というところでローマのコインが買えるという書き込みを読んで、刺激を受けたのが最初です。確か、共和政のコイン1枚と、トラヤヌス、ウェスパシアヌスのコインを各1枚買ったはずです。これらは今でもホームページに載せており、特に共和政のコインは壁紙やバナーにも使用しています。
あとは、東京に行く機会があるたびに買い足していったという感じです。海外から買うようになったのは、たぶん3年くらい前からです。
と、言うわけで蘊蓄を傾けるほどの知識はないんですよ。

それでも、せっかくのネタ振りですから、苦労話を書いてみますね。

1)買える店が少ない
これは東尋坊さんも一緒ですね。東京の店にそんなに足を運ぶことはできませんね。

2)解説書不足
日本語の本が無いというのはまず致命的だし、洋書でもRICはあまりに高価という状態でしたね。今は、Searの新版がベストのような気がします。

3)偽物をつかまされる恐怖
何度も書いてますが、信用できるところから買うのが一番の対策でしょう。

4)海外送金の方法がよくわからない。
クレジットカードが使えるところは良いんですが、それ以外は悩みますね。ebayなんかではpaypalが良いかもしれません。また、郵便局での送金も手数料は比較的お安い。

5)写真がうまく撮れない
うちのホームページで公開している画像より、実物はきれいなんですよ。それなのに、なかなかうまく撮れずに苦労しています。デジカメを新しくしてからは少しは良いようです。

6)まとめて買ったコインの attribution が大変。
ちゃんと調べようとすると、やはり、RICが必要ですね。そのほかに moneta という便利なソフトがありまして、これを使うと銘文の一部を入力するとそれにマッチする皇帝、銘文が一覧できます。

7)フリップのビニールに含まれる塩素はどうするか悩んだ
古くなるとビニールのフリップが黒ずんでくるんですよね。たぶん、そのときはコインの金属も一緒に変色しているはずで、もったいないことです。
その対策としては、「フリップの中に直接入れず、小さなポリ(?)製の袋の中に入れてから、フリップの中に入れる。」、「塩素を含まないフリップを使う」、「フリップは使わない」という選択があると思います。私は2つ目でして、SAFLIPという商品名で出ているものを使っています。確かにビニールっぽくありません。

んー。特に苦労話にならなかったかもしれない。(^^;)


[1347] ご質問(^-^)/ 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/28(Mon) 23:17

augustusさん、いつもコレクションを見て溜息をついています(´・`)
肖像がはっきりしたものばかりなので、時間かかったと思います。
どれくらいの期間をかけたのでしょうか?
多分、始められた頃は、ローマコインを誰も注目していなっかた頃だと思うのです。
何か、後に続く者の為に、苦労話・アドバイスを(^o^)/


[1346] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/28(Mon) 20:48

○高島賢治さん

いつも、貴重な情報提供ありがとうございます。

>従来の慣例に従わず
従来の慣例によればどういう書き方になるのでしょうか。教えていただければ幸いです。


[1345] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/28(Mon) 20:22

下記書籍が近刊。
●『アウグスティヌス <シリーズ・哲学のエッセンス>』日本放送出版協会 予価 \1,000+税
 哲学が本当にわかる、初めての入門シリーズ! 「哲学すること」が体感できる、全く新しいスタイルの入門書。編集協力 神崎繁・熊野純彦・斎藤慶典。

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『ガーイウス法学提要』 敬文堂 佐藤篤士・監訳 早稲田大学ローマ法研究会訳 \5,500+税
 二世紀ローマの法学者ガーイウスの「法学提要」を解読する。従来の慣例に従わず、序論、第1章人の法、第2章物の法、第3章訴訟の法、と配列。1820年ヴェ
 ローナ写本発見以後のガーイウス「法学提要」刊本一覧も付す。

下記書籍が出ました。
●『衣を脱ぐヴィーナス 西洋美術史における女性裸像の源流』 C.M.ハヴロック著 左近司祥子・監修 左近司彩子訳 アルヒーフ すずさわ書店(発売) \5,800+税
 女性ヌードを「表現」し「鑑賞」する西洋美術史の伝統はいつ始まったのか?ギリシャ美術史研究家が、フェミニズム的視点により、古代の人々にとってヴ
 ィーナス(アフロディテ)とはいかなるものであったのかを解明する。
 <著者>ヴァッサー大学名誉教授。


[1344] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/27(Sun) 07:57

「ローマコイン」のコンモドゥスの項目にクリスピーナを追加、コンスタンティヌス1世にコインを数枚追加。

クリスピーナはコンモドゥスに追放され、後に殺されてますから、これまた一緒にするのは可哀想かも(^^;)。


[1343] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/27(Sun) 07:54

○新いおりんさん

> あ、もしかしてドイツからではなかったかもしれません(^^;
もう一度ちゃんと見てみたら、タイトルは英語でも出版社はドイツみたいだから、ドイツからの取り寄せってのは不思議ではなさそうですね。タイトルだけ見た私の早とちりでした。(^^;)

資料がそろったところで、視察の方のご計画は?


○デラさん

>堅物のティベさんに、なぜ、あんな息子がで育ったちゃんでしょう。
>不出来息子といっしょで可哀相です。
そんな不肖の息子だったんですか?スエトニウスの記述くらいしか知らないんですが、ティベリウス帝即位時の軍の反乱のときなど真面目に仕事しているように見えるんですが...。
何か面白いエピソードなどありましたら、教えてください。

>コンス大帝とクリスプスは、息子殺しの父といっしょなんて可哀相という意味です
これは、仰る通りですね。ファウスタまで一緒だし。(^^;)

将来の計画としては、小アグリッピーナなどはクラウディウスと一緒のページになる予定です。これまた、クラウディウスが可愛そうですね。
そんなことを考えると、現在のように皇帝別にページを作るのではなく、人物別にすべて別ページにした方が良いかも知れませんね。


[1342] 創業111周年記念 投稿者:デラ 投稿日:2002/10/26(Sat) 22:28

創業111周年記念とは、まるで、キリ番お祝いのよう(笑)。
ここで話題になっている、創元社の『世界の歴史』のポスターを見ました。カエサルの彫像を利用しているんですよね(笑)。そのポスターに掲載の『世界の歴史』の小さな写真を見ると、ローマ編は、どうやらアウさんが表紙のよう。あの有名な、プリマ・ポルタ。これも楽しみです。

ティベリウスの項目にドルススのコインのアップと見た時は、弟ドルススかと思ったのですが、息子の方だったのですね。たしかに、息子なんだから、父親といっしょになってもいいのですが、なんだか、コンスタンティヌス大帝とクリスプスがいっしょのページに掲載されているのと同じくらい、不似合いな組み合わせ。
堅物のティベさんに、なぜ、あんな息子がで育ったちゃんでしょう。不出来息子といっしょで可哀相です。
(ちなみに、コンス大帝とクリスプスは、息子殺しの父といっしょなんて可哀相という意味です)

http://pmkyh236.hp.infoseek.co.jp


[1341] ありがとうございます 投稿者:新いおりん 投稿日:2002/10/25(Fri) 16:16

あ、もしかしてドイツからではなかったかもしれません(^^;
同時に注文した『Die Wartburg』というドイツ語の本がドイツ
からでしたので、同じだと思ってしまいましたが・・・。
>コンピュータ言語
私は、そちらの方は初めて聞きました。
普段携わっている分野を第一に思いついてしまうものですね。


[1340] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/24(Thu) 20:47

○かなりうすさん

>わたしの密偵時代(なぞ)を思い出したということなの?
そんな感じですね。また、面白いテーマを調査して教えてください。


○新いおりんさん

見取り図が見つかって良かったですね。英語のタイトルなのに、ドイツからの取り寄せなんですね。

>WORLD'S HERITAGE
そうか、heritage ってこういうところにも使うんだ。コンピュータ言語のオブジェクト指向の「継承」と思ってしまうのは、ちょっと感覚が狂ってました。


[1339] 無題 投稿者:新いおりん 投稿日:2002/10/24(Thu) 14:14

お久しぶりです。
ヴァルトブルク城の見取り図に関する件ですが、
お陰様で見つけることができました。
Guenter Schuchardt『THE WARTBURG-WORLD'S HERITAGE』
Regensburg:Schnell und Steiner 2001
という世界遺産のための本です。
ドイツから取り寄せましたので少々時間がかかってしまいましたが。
オールカラーで、パンフレットのような感じですが、
なかなか情報が詰まっていると思います。
どの建物がどの時代に建て増しされたのかまで書いていますから。
その節は大変お世話になりました。
ご協力ありがとうございましたm(_ _)m


[1338] 密偵時代 投稿者:かなりうす 投稿日:2002/10/24(Thu) 09:10

augustusさん
>ファルコの名を思い出したのでした。(^^)
                   ↑
この笑顔は、わたしの密偵時代(なぞ)を思い出したということなの?


[1337] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/23(Wed) 21:56

○IKさん

こんにちは。ホームページの作成は進んでいらっしゃいますか?
(って、自分で見ているから知ってはいるんですが。ご挨拶がわりに ^^;)


○かなりうすさん

>違います。J.M.ロバーツはアメリカの作家で、SPQRシリーズは元老院階級の
>デキウスという青年が主人公でカエサルの頃が舞台になっています。
了解。ローマが舞台の小説ってことで、ファルコの名を思い出したのでした。(^^)


○小沢光弘さん

はじめまして。小沢さんはローマファンですか?それとも、コインコレクター?
コインのお店としては、まずはワールドコインズジャパン社を見に行かれたら良いと思います。詳しくは、このBBSの過去ログの1105番あたりをお読み下さい。
お店の方に行かれたら、ローマコインを御覧になった感想など、この掲示板に書き込んでいただけると幸いです。


○高島賢治さん

「図説 世界の歴史 全10巻」
高島賢治さんのお墨付きですから、ますます期待大になりました。楽しみです。


○東尋坊さん

> http://www.lawrence.edu/dept/art/buerger/catalogue/070.html
こっちは AV aureus ですね。カラーで見たいところです。
aureus で、この素晴らしい状態なら、見つかっても手を出すのに相当の勇気が必要な値段ですね、きっと。

>他の「ローマ皇帝とその時代」は価格(\9,300)で無理かな。
この本は面白いですよ。

>オセーテ
あ、RES 抜けてましたね。ICCさんのリンクのところの一番上を見て下さい。



[1336] 聖書のコイン 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/23(Wed) 21:01

>Tiberius の Tribute Penny

augustusさん、以下のサイトにあるコインに惚れたんです。
ある大学教授の個人コレクションと大学の収蔵品です。
まるで、未使用みたいに見える!!
http://www.lawrence.edu/dept/art/buerger/catalogue/070.html
http://artemis.austinc.edu/acad/cml/rcape/vcrc/Catalog-sidebar.html
いつか、そこそこのものを入手したいです。

高島さん、お薦めの「帝国とは何か」は我が地方都市の図書館にはありませんでした。
\2,700だし、購入依頼しようかな。
他の「ローマ皇帝とその時代」は価格(\9,300)で無理かな。
なんか自分でも書いていて、矛盾してるなと思う。
コインの資料本にはいくらでも出すのに。それとも、出したからか?

SPQRシリーズ、ファルコ・シリーズのローマ密偵物ですか、探して読んでみよう。

augustusさん、例のcoinshop オセーテ。


[1335] レス 投稿者:高島賢二 投稿日:2002/10/23(Wed) 19:44

◎かなりうすさんへ

J.M.ロバーツ、良く気付かれましたね。なるほど同名ですね。でも経歴が全然違うので別人なんでしょうね。

◎IKさんへ

普通、一人の人が書いた通史というのはレベルが低い事が多いのでしょうが、このシリーズの監修者はレベルが高い(青柳正規氏、桜
井万里子氏、本村凌二氏等)ので、J.M.ロバーツ氏自身が高名な学者なんでしょう。通史としてのレベルも低くないと思います。


[1334] おねがい  投稿者:小沢光弘 投稿日:2002/10/23(Wed) 15:02

ローマ皇帝のコインはたとえば、どのようなお店で入手していますか。 小生は東京に住んでいます


[1333] RE: 投稿者:かなりうす 投稿日:2002/10/23(Wed) 07:39

augustusさん
>ミステリアス・プレス文庫から出ていたSPQRシリーズは密偵ファルコが活躍するのはこのシリーズでしたか?
違います。J.M.ロバーツはアメリカの作家で、SPQRシリーズは元老院階級のデキウスという青年が主人公でカエサルの頃が舞台になっています。もちろんカエサルも登場します。
一方、ファルコ・シリーズは英国の作家リンゼイ・デイヴィスの手によるもので、ファルコはウェスパシアヌス帝に仕える密偵という設定です。


[1332] 絶対買います 投稿者:IK 投稿日:2002/10/22(Tue) 21:58

>高島賢二さん
『図説 世界の歴史 全10巻』 創元社 J.M.ロバーツ著
一人の人が書いた通史というのがとてもいいですね。
P.ジョンソンもP.ケネディもさすがに世界史通史までは手が回りかねるようですから。
是非購入したいと思います。
いい本を紹介していただき、ありがとうございました。


[1331] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/22(Tue) 21:33

○東尋坊さん

>いやーaugustusさんに、あれを読まれてましたか…(-_-;)
はい、読みましたよ。掲示板に投稿があると webmaster@augustus.to 宛に投稿内容がメールされるようになっているんです。だから、消しても、分かるわけです。(^^)

で、消した方へのレスです。(^^)
Tiberius の Tribute Penny ですが、 http://www.augustus.to/coin/ZN_e_tiberius.html に載せているコインがそのタイプなんですよ。ちょっと、ティベリウスの顔つきがいまいちの1枚ですが...。

>ローマ戦士の扮装の集まりなのかな?と思う程、リンク先も
>ローマ戦士の扮装の写真ばかり。少し楽しめます。
とっても楽しそうですね。ちょっとうらやましいけど、恥ずかしくて真似は出来ないなあ。(^^;)


○かなりうすさん

>ミステリアス・プレス文庫から出ていたSPQRシリーズ
密偵ファルコが活躍するのはこのシリーズでしたか?


[1330] J.M.ロバーツ 投稿者:かなりうす 投稿日:2002/10/22(Tue) 10:19

高島賢二さん
>『図説 世界の歴史 全10巻』 創元社 J.M.ロバーツ著
また、良さそうな本を紹介していただきありがとうございます。
以前ミステリアス・プレス文庫から出ていたSPQRシリーズの著者もJ.M.ロバーツでしたが別人でしょうね。
  
  


[1329] ああー 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/22(Tue) 00:35

いやーaugustusさんに、あれを読まれてましたか…(-_-;)

>知らない人が怖がるじゃないですか。

すいませんm(_ _)m、誤解受ける言動をするつもりでは無かったんです。
バリバリの、オタクの、暗ーいコレクターを目指してはいません!
明るく楽しくを目指します、ハイ(^o^;)/

ところで、先に紹介したイギリスのサイトをいじくってたら、「The Antonine Guard Roman Research Society」というのに行き当たりました。
ローマ戦士の扮装の集まりなのかな?と思う程、リンク先もローマ戦士の扮装の写真ばかり。少し楽しめます。
http://ourworld.compuserve.com/homepages/TRichardson8/Caledon.htm

>某コイン屋さんは・・・別便で・・・

そんないいとこ、augustusさん、教えてください!



[1328] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/21(Mon) 22:21

○柴田さん

>goodはこんなものなのでしょうかねぇ・・・・。
good ではあまり良くないのもしかたないんでしょうねえ。

>コレクションはこの何が打刻されているかわからないモノと
RICの何番とか紙に書いたものは添付されていないのですか?あれば、調べられそうですが。

>とにかく数を揃えたいなと思い始めてます。
これ、結構大事だと思います。ある程度集めやすい物をある程度の数、集めれば意欲も湧いてくるというものです。


○東尋坊さん

少し大人しい表現に直しましたね。(^^)

>EMSだと、かなりの割合で無税らしいと聞いたことがあります。
ある程度高価だと保険をかけますよね。そうすると要賠償金額が書かれるんで、高いと気づかれやすくなります。
某コイン屋さんは、コインと一緒には安い値段を書いた紙を入れて、別便で本当の価格を書いた領収書(それとも送り状かな?)を送ってきます。これは税金対策なのだろうか?

>堕ちるところまで、堕ちましょうよ。
こんなこと書いたら、知らない人が怖がるじゃないですか。(^^;)


[1327] 無題 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/21(Mon) 01:48

>古代コインは関税はかかりません。でも、消費税が 5% かかります。

うーむ、コインはホビー扱いの様ですね。お上のお目こぼしですか。
EMSだと、かなりの割合で無税らしいと聞いたことがあります。
ものは試しですね。

>風化した真鍮製の円盤の表面に凸凹がありましてね。

柴田さん、augutusさんのご指導もあって、順調にコレクターの道を歩まれているようです。
かく言う私も同じです。段々、摩耗したコインに飽き足らなくなってくるでしょう?
家族にとって不幸だが、本人にとって幸福だかの入り口に立っているのです。
堕ちるところまで、堕ちましょうよ。


[1325] 無題 投稿者:柴田 投稿日:2002/10/20(Sun) 22:19

○augutusさん
> 状態の悪いコインなのですか?それとも、真贋に不安のあるところからの購入?

ふっ、風化した真鍮製の円盤の表面に凸凹がありましてね。
これがピウス帝のSestertiusだそうなのです。
ちゃんとしたところで買ったのですが、goodはこんなものなのでしょうかねぇ・・・・。
コレクションはこの何が打刻されているかわからないモノと槍を持ったVictory女神の二枚のみです。
まだまだ、初心者なので入手ルートの開拓も始めたばかりです。
程度の良いSestertius銅貨は価格面で入手しにくいので、Denarius銀貨に軸足を移し、とにかく数を揃えたいなと思い始めてます。


[1324] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/20(Sun) 21:24

○東尋坊さん

>銅貨なら30o超の30g近く、いいなー。
「銅貨なら」という書き方は銅貨、黄銅貨に限らないという意味ですか?
と、するとセステルティウス銀貨もあると思っていらっしゃいますね。さすがだ。しっかり勉強していらっしゃる。

>関税等はどうなんでしょうか。個人輸入は無税とか聞きました。
古代コインは関税はかかりません。でも、消費税が 5% かかります。

ある程度安い金額のものなら消費税も見逃してくれるようですが、金額がかさむとしっかり「税金払え」の用紙と一緒に配達されます。その場合は、郵便配達の人に消費税分を払って受け取ります。もっと、金額が高くなると事前に税金を払ってから配達して貰うことになるらしいです。
また、税関の担当係官によって扱いの厳密さが違うようです。あるときは配達の前に「Invoice の写しを送れ」の葉書をもらって、それに答えた後で「税金払え」通知書と一緒に配達されたことがあります。かなり高額でも、消費税がかからずにそのまま配達されることもあります。


○高島賢治さん

>●『図説 世界の歴史 全10巻』 創元社 J.M.ロバーツ著
第3巻が待ち遠しいですね。


○柴田さん

> 「誰が、これを、どのような根拠でピウス帝のコインと断定したのだ?」
状態の悪いコインなのですか?それとも、真贋に不安のあるところからの購入?

>より千倍素晴しいです。
良かったですね。古代コインは信用出来るところから買うのが一番だと思います。

ところで、ピウス帝コレクションは何枚くらいになったんんですか?


[1323] Sestertius 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/20(Sun) 16:16

いやー柴田さん、Sestertiusを入手したんですか!
Fクラスでも十分ですよ、銅貨なら30o超の30g近く、いいなー。
でも、気を付けて下さい。人の欲望にはキリが無い。
私もDupondiusに足らなくなりそうですから。

augustusさん、私が不勉強でした。
ebayには確かにSestertius多くあります。摩耗の激しいものは飛ばしてましたね。
改めて価格を見ると、溜息しか出ない。

ところで、augustusさんは海外ショップからお買いになってますね。
関税等はどうなんでしょうか。個人輸入は無税とか聞きました。


[1322] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/20(Sun) 14:45

下記書籍が近刊。
●『図説 世界の歴史 全10巻』 創元社 J.M.ロバーツ著
  第1回・第1巻 12月12日発売予定

 著者は、世界史の最高権威、J.M.ロバーツ教授。オックスフォード大学出版局の《
 オックスフォード・ヒストリー・シリーズ》の総監修など、長年出版活動に携わる。
 先史から現代史までを、一人で書き上げることのできる唯一の人物と評されている
 。全巻美しいオールカラー。大英博物館、メトロポリタン美術館……など、世界の
 博物館・美術館所蔵の、なかなか目にする機会のない貴重な写真が満載です。
 他に類を見ない四百万年の圧倒的通史。ようやくサルから進化したばかりの人類史
 の最初期から、9・11同時多発テロまで、人類の連綿たる歴史を一つの流れの中で読
 むことができます。各巻ごとに専門家の監修をつけた信頼の内容。
 中学生程度の読者から熱心な歴史ファンまで、すべての方に満足のいく、やさしい
 語り口と、充実の内容をめざしました。
 『世界の歴史(原タイトル"The Illustrated History of the World")』が最初に
 出版されたのは1976年。その後、最も信頼のおける歴史概説書として、世界13ヵ国
 で出版され、26年にわたって好評を博しています。
 また、新しい歴史上の発見、新しい学説の登場などをふまえて常に改訂を重ね、今
 回出版されるのは、9・11同時多発テロまでが紹介された最新版です。
 J.M.ロバーツ著 A5判変型・上製 <予価> 各巻2,400円+税

 第1巻 歴史の始まりと古代文明  監修:青柳正規
 第2巻 古代ギリシアと東洋文明  監修:桜井万里子
 第3巻 古代ローマと西洋文明   監修:本村凌二
 第4巻 ビザンツとアラブ     監修:後藤 明
 第5巻 東アジアと中世ヨーロッパ 監修:池上俊一
 第6巻 ヨーロッパ文明の成立   監修:鈴木 董
 第7巻 革命の時代        監修:見市雅俊
 第8巻 帝国の時代        監修:福井憲彦
 第9巻 第二次世界大戦と第三世界 監修:五百旗頭真
 第10巻 新しい世界秩序をめざして 監修:立花 隆


[1321] 無題 投稿者:柴田 投稿日:2002/10/19(Sat) 22:07

ピウス帝のSestertiusをワールド・コインズ・ジャパンで購入しました。状態はFですが、今まで持っていた「誰が、これを、どのような根拠でピウス帝のコインと断定したのだ?」より千倍素晴しいです。

○東尋坊様
Sestertiusは金貨に次いで高価ですが、発行枚数は銀貨に匹敵していた思われます。
理由は皇帝がボーナスに出費した金額の記録が「〜億Sestertius」と「〜千万Denarius」とある事からとてもスタンダードな通貨だと考えられます。
いかがでしょうか?


[1320] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/19(Sat) 15:15

○高島賢治さん

> ●『ガーイウス法学提要』 敬文堂 佐藤篤士・監訳 \5,500+税
>  二世紀中頃のローマ法の今に残る概説書。
法学者の意見というのは法源として重要だったんですよね。ぜひ買いたい一冊ですね。

>剣闘士スパルタクス(スパルタクス)率いる奴隷集団とローマ軍との戦いの
>シュミレーション。
これも面白そうですね。でも、これで一緒に遊んでくれる人はあまり多くないような気がしますね。


○P.M.さん

>> Tiberius の RIC 94
>Posthumousという可能性はないでしょうか?
別のページを読んでみると、このRIC94には本物でない疑いもあるようです。
死後発行であるかどうかは分かりませんでした。ただ、「カリグラに元老院との関係が悪かったティベリウスを宣伝する動機があるかな」と考えると、違うような気はします。

HP開設楽しみです。Java off で見えるようにお願いしますね。(^^)

> 1)イタリアおよび各都市の地図
> 2)検索機能 [れい(←何故かひらかな(謎)(^o^;))]:”トイレ”と入力
>   するとトイレの画像だけザーーーーーーーーと出てくるようにする
おお、便利そうだ。

> フリーソフトで便利そうなのを物色中です。
1) フォルダーにまとめて保存してある画像から、一括でサムネイルを作る。
2) 自動でHTMLを作る。
3) 自在にキャプションをつけることができる。
4) キーワードをつけておける。
こういう機能があると良いですよね。(1)と(2)ならViXというソフトがその機能を持っています。しかし、できあがりのHTMLに画像の説明が付けられないので、P.M.さんの使用目的には合わなさそうですね。
(3),(4)の機能を付けるとしたら、ある意味、画像のデータベースを作るということだから、エクセルやXMLでデータを記述しておいて、vbsか何かでHTMLを作成すると上手くいきそうではありますね。なんとなく私のコインのページと必要な機能は似ているような気もします。


○東尋坊さん

> DupondiusとAsはよく見ますが、Sestertiusはほとんど見ません。何故なのでしょう?
> 発行数量が少ない? 高くて、市場には出ない?
発行枚数はわかりませんが、RICを眺めると発行種類数はセステルティウスが少ないということは特にないように思います。
また、市場にもそう少なくない頻度で出回っているという印象を持っています。
試しに ebay の Roman: Imperial のカテゴリーで検索してみました。
> 59 items found for sestertius
> 31 items found for dupondius
> 92 items found for as
特に少なくは無さそうですね。

>http://www.roman-britain.org/main.htm
面白そうなサイトを見つけましたね。この間から話題のアントニヌスの長城についても何か分かるかもしれないですね。こういうのを見つける能力というのは、ネット社会ではすごく大切だと思います。
ただ、残念ながら私も英語は苦手なもので、解読は皆さんにお任せします。


[1319] 教えて下さい 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/17(Thu) 21:25

お酒のことならねー(^^ゞ
バーボンの蘊蓄というHPがありました。
http://www.nexusnet.co.jp/bourbon/

でも、コインのことならaugustusさんですよ(^_^)

そこでお尋ねします。
銅貨には、Sestertius/Dupondius/Asとあります。
DupondiusとAsはよく見ますが、Sestertiusはほとんど見ません。何故なのでしょう?
発行数量が少ない? 高くて、市場には出ない?
銅貨はこの下にも2種類ありますが、これは省いておきます。

ところで、イギリスのサイトに面白い物を見つけたので、皆さんにお知らせします(^-^)/
イングランド地方のローマ遺跡のマップと解説です。(写真も付いてる)
軍団基地やキャンプ地、開拓地にヴィラ・製鉄・土器・製塩所の所在地が仔細に載っており、ハドリアヌス壁の断面図もある。
道路なんか本当に網といえるくらい細かい! イギリス人はローマに入れ揚げているわと納得。
これを見ると、ハドリアヌス壁の北にもかなりの密度で軍団基地やキャンプ地があります、さらに開拓地までも。
私の英語力では解明出来ないので、皆さんにも見てほしいのです。
http://www.roman-britain.org/main.htm


[1318] ちょっとした事情(謎)で・・・ 投稿者:P.M. 投稿日:2002/10/17(Thu) 21:06

ちょっとした事情(謎)で・・・

先にミラノのローマ遺跡をアップしました(^o^;)
確か間違って消しちまった中にもあったような記憶があります。。。

■augustusさん
> Tiberius の RIC 94
Posthumousという可能性はないでしょうか?

私はHPは写真だけをアップしたものにする予定でフリーソフトで便利そうなの
を物色中です。本当は 

1)イタリアおよび各都市の地図
2)検索機能 [れい(←何故かひらかな(謎)(^o^;))]:”トイレ”と入力
  するとトイレの画像だけザーーーーーーーーと出てくるようにする

ぐらいはおまけでつけたいのですが、そこまでの作業をするのはホントの老後に
なりそうです。

■かなりうす師匠
こちらこそ、ご無沙汰しております(;_;)
augustusさんもまともに見られないこともありますので、自分のHPを開設する
つもりです。早くても今年の年末でしょうが。。。(^o^;)
もともと(直に遺跡にスリスリする時間が少なくなるので)写真を撮るのはあま
り好きではなかったのですが、『老後の愉しみ』2年前のローマ帰国から極力撮
るように心がけておりまする。
撮り忘れも結構あるので再訪しなければならないところが多くて困ります。
    ↑
再訪する言い訳のためにわざと撮らないようにしているという噂もある(^o^;)

ではでは

http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumList.asp?un=109862&m=2&nocnt=


[1317] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/17(Thu) 20:47

下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『ヨーロッパ成立期の学校教育と教養』 知泉書館 ピエール・リシェ著 岩村清太訳 \9,000+税
古代末期から500年間にわたるキリスト教的西方における教育の実態を、修道院を中心として展開する学校制度や教養形成のための自由学芸に関する
 具体的な内容をとおして総合的に明らかにした記念碑的著作。西欧が最初の飛躍を遂げる五百年間の知的・道徳的統一のための教育の実態を学校制
 度と教養形成をとおして解明。


[1316] 無題 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/17(Thu) 20:34

下記ゲームが出ています。
●ウォーゲーム『コマンドマガジン日本語版 第43号 スパルタカスの戦い』 \3,600+税
 剣闘士スパルタクス(スパルタクス)率いる奴隷集団とローマ軍との戦いのシュミレーション。
 「ウォーゲームって何」と訊かれても、簡単に説明するのは難しすぎます。下記のホームページを観てもらえれば判りますが、「紙の地図の上で駒をルールに則りながらプレイする」ものです。
http://www.os.rim.or.jp/~bqsfgame/war005.htm
http://www.kokusaig.co.jp/CMJ/

下記書籍が出ました。
●『ガーイウス法学提要』 敬文堂 佐藤篤士・監訳 \5,500+税
 二世紀中頃のローマ法の今に残る概説書。

●『ヨーロッパ成立期の学校教育と教養』 知泉書館 ピエール・リシェ著 岩村清太訳 \9,000+税
 西欧が最初の飛躍を遂げる五百年間の知的・道徳的統一のための教育の実態を学校制度と教養形成をとおして解明。

●『日本立法資料全集 別巻241 ローマ法における海商融資制度・フランスの信用紙幣制度』 信山社出版 大学図書(発売)  \15,000+税
●『日本立法資料全集 別巻242 ローマ法及びフランス法における債権譲渡』 信山社出版 大学図書(発売)  \14,000+税


[1315] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/17(Thu) 19:41

○東尋坊さん

東尋坊さんはお酒に詳しいんですね。

アイリッシュ・ウィスキーですか。
近所のスーパーでは見かけたことがありませんねえ。今度、どこかで見つけたら挑戦してみようと思います。

>ウィスキーは長く楽しめるので良いですね(^^)
私は違いますが、人によっては、1日で無くなる人もいると思います。(^^)


[1314] ウィスキーの話をしないで! 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/16(Wed) 22:22

augustusさん、私にウィスキーの話を振りましたね(^_^)

でへ、ウィスキー暦はワインより長いので、お話することがいっぱいですー(^o^)/
でも、良いのかな、ここでこんな話をして。ほんならー、チョットだけー。

augustusさんはバーボンですか。
私のバーボンは、「ブラントン」です。丸い瓶のキャップに馬が躍ってるヤツです。手書きの下手な字で製造bェ書いてあるのがシングルモルトらしい。味も雑味が無くやさしい。
10年以上前は1万円近くしてたけど、今は4千円以下で安くなったー(^o^)

私の一押しのウィスキーはアイリッシュです。マイナーだよな。なかなか置いてないのよ(-_-;)
ん十年前の学生時代、「タラモア・デュー」を飲んで感激しました(ToT)/
美味しいのに、軽くてやさしい味に舌を持っていかれました!
以来、赤札・白札・ダルマにジョニ赤・ジョニ黒は飲めなくなったんです。(なんて、不幸だ!)
学生の時に、輸入物1本5千円はきつかった。
今年前半のイタリア旅行の時は、タラモア・デューの1g瓶がたったの14ユーロ!(1600円)なのをを見つけて、重たい思いをして帰りました(^-^)/

ワインはその日か、翌日には飲んでしまわなくてはならないのですが、ウィスキーは長く楽しめるので良いですね(^^)

今日も、酔っ払い放談でした。


[1313] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/16(Wed) 06:44

○たくさん

はじめまして。

> 大阪でのローマコインの販売店などありましたら教えて下さい。
専門的にローマコインを扱っている店は大阪にはたぶん無いと思います。

> 10月12日(土)〜15日(火)
> 第13回おおさか大収集まつり
> 於 大阪 心斎橋 御堂筋ビル9階ホール
こういうイベントがあって、ワールドコインズ社さんも出店しています。3日、早ければ間に合ったのに、惜しかったですね。
年に何度かあるようですから、ワールドコインズ社にメールで「次に大阪近辺でイベントを行うのはいつか?」と問い合わせてみてはいかがでしょうか。

> やはり始めてなもので手に取って見たいのですが、
状態は悪いし、手にも取れませんが大阪の造幣局にローマコインが十数枚展示されています。

>とにかく1枚でも手元に欲しい状態なのですが、
本サイトではカウンタ80000番のキリ番プレゼントにローマコインを予定しております。奮ってご参加下さい。(^^)
現在のペースでいけば、たぶん2,3ヶ月後です。


[1312] 何度もすいません 投稿者:たく 投稿日:2002/10/16(Wed) 01:43

自己レスです。
ワールドコインズ・ジャパンさんは拝見致しました。

色々なコインが買えるようなのですが、
やはり始めてなもので手に取って見たいのですが、
大阪でのローマコインの販売店などありましたら教えて下さい。


[1311] ローマコインについて 投稿者:たく 投稿日:2002/10/16(Wed) 00:25

はじめまして。

ローマコインについて色々見ていたら辿り着きました。
全くの素人でコイン集めを始めようと思ったのですが、
どうせ集めるなら記念コインとかではなく、
神秘的なものをと思いましてローマコインに決めました。

場違いなら申し訳ないのですが、大阪、もしくわインターネットで、ローマコインを買える所をご存知の方はおられますでしょうか?

ローマコインまめ知識も参考になり大変感謝しております。

とにかく1枚でも手元に欲しい状態なのですが、
とても貴重なコインのような気がしてまして、手が出る価格なのかも心配です。

お返事頂ければと思います。
宜しくお願いします。


[1310] RE: 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/15(Tue) 23:30

○あるてみすさん

「あるてみす神殿」の開設おめでとうございます。
あまり多いとは言えない日本のローマサイトですから、無理せず、つぶさず、頑張っていきましょう。(私もですが。)

>ドルススのコインを拝見しました。
ありがとうございます。あのコインは気に入っているんです。

>内政をドルススが担当し、軍事はゲルマニクスが受け持つ。ゲルマニアの
>完全征服も夢ではなかったと密かに夢想していたりして…。
というふうになれば良いのですが、どちらかが即位した時点で、もう一方が暗殺されるという状況も想像されます。
って、悲観的すぎるかな?

>やっぱりローマ史は楽しいなあ!
そうでしょう。そうでしょう。
ローマ日報の続き、書きませんか?
(書いてくれると嬉しいなあ。)


○こうさん

1000円札1枚もってお店にいきましょう。そして、「これで買えるローマコインを見せてください。」と言うのです。
たぶん、箱にまとめて入って、整理されていないコインが出てくると思うので、その中で状態の良さそうなものを1枚買って帰りましょう。

手元にローマ帝国の遺物があるってのは、魅力的だと思いませんか?


○高島賢治さん

>書籍の紹介は実は結構時間がかかってます。同好の方の為になれば幸いです。
とてもためになっております。今後ともよろしくお願いいたします。


○P.M.さん

>ちゃんと自分のHPを持とうか
ぜひ、作ってください。現在の infoseek のページは、java off の私にはちゃんと見えないんです。(;_;)

> > Tiberius の RIC 94
> これが発行された年代はいつ頃なのでしょう(・_・")?
それがわからないんです。発行場所も uncertain だし、(;_;)
これがわかれば、どういうタイミングで市民冠が貰えたのかが分かったんでしょうが...。

> 老舗のスレッド版の方はリンク切れになっているし、
> 本家本元の方は6/5から更新せずじまい(;_;)
きっと、ご多忙なのでしょうねえ。寂しいですよねえ。

> おそらくアントニヌス・ピウス帝は比較的友好的な城壁間の部族達を属州ガリアと
> 同様にローマ化できると考えていたが、お金の使い方、占領政策、人選等の能力が
> 優れていなかったため実行できなかったのだと、私は想像しています。
この想像に私は賛成したいです。


○かなりうすさん

>毎度おなじみだった久しぶりの連続投稿
これって、削除してからアップロードし直すことを指しているんですか?
コメントの原稿を書いているうちに、元記事が削除されていて、それを消してしまう。消したあとで、元記事が再アップされている。なんていう間の悪いことが以前ありました。(その後は、元記事が削除されていても、とりあえずコメントの原稿はどこかに保存するようにしました。^^)


○東尋坊さん

無事届いて良かったです。(日本の郵便はえらい。普通郵便でもちゃんと届ける。)
気に入って貰えたようで一安心。

>RICのvol.8と前後をamazonに注文してしまいました
RICの方がコインより高いですよ。相当、はまってますねえ。他の巻は良いんですか?(と、さらなる誘いを^^)
RICは高いけど、良い本です。整理されていて、探しやすい。これの、CD-ROM版なんかが出たら、最高なんですがねえ。(そのときは、ええ、また1000$払いますよ。^^)

>毎回1万番のキリ毎にコインプレゼントなんて大変じゃないですか!
いや、1万番毎のつもりではないんです。キリ番とは、n*10^m(mは自然数、nは9以下の自然数)であると思っています。だから、 8,9,10万番の次のキリ番は20万番。

> 私は言いたい! この「古代ローマ」のHPは大切にしよう(^-^)/
Thanks! これからも閑古鳥防止にご協力下さい。(^^)

今、どんなウィスキーをお飲みですか。私はバーボンが好みです。(最近やめてるけど)



[1309] 今日、届きました! 投稿者:東尋坊 投稿日:2002/10/15(Tue) 22:28

augustusさん、今日頂きました(^^♪

なんの良いものですよ! 戦士が敵を槍で突いているところなど、良い構図です。
余りばらすと拙いか。次回の方はお楽しみに(^o^)/
早速、RICのvol.8と前後をamazonに注文してしまいました!!(え!バレバレ(^.^;)

それにしてもaugustusさん、毎回1万番のキリ毎にコインプレゼントなんて大変じゃないですか!
私は感激です! 頭が下がりますm(_ _)m
私は言いたい! この「古代ローマ」のHPは大切にしよう(^-^)/

あ! 今日はやたら「!」が多いって!
そうなんです、今日はウイスキーで祝杯で酔ってるみたい(*^o^*)
本日は、これで失礼致します。


[1308] 毎度おなじみだった久しぶりの連続投稿 投稿者:かなりうす 投稿日:2002/10/15(Tue) 15:06

以前、高島賢治さんにご紹介いただいた『チチェローネ 建築篇』は原著にはなかった建築物の写真を500近く収録する予定で、その編集作業が遅れているそうです。
年末の予定が来年春頃に延びるということでしたが、さらに延びて来夏です。

毎年1冊づつ出版されている光文社文庫「密偵ファルコ」シリーズも今年は出なくて、来春早々になる予定です。
そのあともう1冊出るので来年は2冊つづけて刊行されます。それから発売中のミステリー季刊誌「ジャーロ」にファルコの作者L・デイヴィスの巻頭インタヴューが出ていました。


[1307] kenjiさんのサイトもすばらしいですが・・・ 投稿者:かなりうす 投稿日:2002/10/14(Mon) 23:24

P.M.さん
大変ご無沙汰しております。
>ちゃんと自分のHPを持とうか(中略)検討中です。
これは非常にうれしいお話です。ぜひ実現されるよう前向きにご検討ください。


[1306] 毎度おなじみの訂正(ToT)/ 投稿者:P.M. 投稿日:2002/10/14(Mon) 23:14

[誤]ファン・ポブロ・モントーヤ
[正]ファン・パブロ・モントーヤ

[誤]「ピウスは人格者ではあるが賢帝ではない」
[正]「ピウスは人格者ではあるが愚帝ではない」

にゃ〜(ToT)/~~~~~~


[1305] ローマ遺跡がいっぱい(^o^)/ 投稿者:P.M. 投稿日:2002/10/14(Mon) 22:55

半年ほど前に一回間違えて消してしまいましたしが、気を取り直して現在細々とアップ中です。
http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumList.asp?un=109862&m=2&nocnt=
まとまりがなさすぎるので、アップしなおそうか、もしくは、ちゃんと自分のHPを持とうか(←といっても私の場合、kenjiさんの
日本語で読めるローマ遺跡サイト(←他の言語も含めて惜しみない絶賛を送りたいサイト)がある上に、写真以外のコンテンツは
面倒なのでつくるつもりはありませんが(^o^;))、検討中です。
とりあえず、再来週くらいまでに上記サイトにシチリア編(←大部分はローマでなくってギリシアじゃん(^o^;))をアップする予定です。

■アントニヌスの城壁
アントニヌス・ピウス帝時代の属州ブリタンニアの出来事でまず一番最初に疑問に思ったことは、「なぜアントニヌスの城壁
(以下、”城壁”と略す)建造後、石造という堅固な城壁を持つハドリアヌス城壁以南までローマは撤退させられたのか?」
ということ。
私の結論は「アントニヌス・ピウス帝は城壁以南を完全にローマ化する方針を立てたがそれを実践する能力に欠けていたため」
です。これは大きくは以下の3点によります。

1)城壁がとりあえず完成後、ハドリアヌスの城壁の堀や城門の一部を取り除いた
  → 城壁以南のローマ化を推し進めるためと想像される
2)建造当初ハドリアヌスの城壁の西部の数キロは城壁と同様に泥炭製、属州ラエティアのリメスは木柵であった
  (後年、その一部は石造製に改造されている)
  → 防壁建造でスピードが最優先される場合、まず、その土地で入手可能な材料で済ませていた
3)城壁に張りつく形で緻密に基地を設置している(ハドリアヌスの城壁の2倍の密度)。また、城壁の材質以外はハドリアヌ
  スの城壁と同様なつくりをとっている。

<※>
おそらくアントニヌス・ピウス帝は比較的友好的な城壁間の部族達を属州ガリアと同様にローマ化できると考えていたが、
お金の使い方、占領政策、人選等の能力が優れていなかったため実行できなかったのだと、私は想像しています。
<※>
まだまだ他に疑問、上記結論に伴う新たなる疑問もありますが、以下割愛。

■ポールと言えば・・・
私の場合は、
1)ジョン・ポール・ザ・セカンド(Johannes Paulus Secundus:本場だとジョヴァンニ・パオロ・セコンド、、、
  というよりもパーパか?(^o^;))
2)ジョン・ポール・ジョーンズ(元ZEPの方:ジョン・ポール続きで思い出したというか、昨日久々にF1観て
  ビックラこいた?のはファン・ポブロ・モントーヤも英語読みすりゃジョン・ポールだ(^o^;))
3)ポール・ギルバート(←知っている人、いるかな?(;_;))
4)ポール・アンカ(←古すぎ〜(^o^;))
5)ポール・ケネディ(←『大国の興亡』、原著の方は最初から5ページで止まっています(^o^;))
・・・
番外編?)パウロ・ジョビン(←アントニオ・カルロス・ジョビンの息子:私の場合、アントニオ(アンソニー)と
いえば1にジョビンに2にジョビン。3,4がなくて5にホプキンス、番外編で猪木となります(^o^;))

■augustusさん
> Tiberius の RIC 94
これが発行された年代はいつ頃なのでしょう(・_・")?
(RICについての説明、ありがとうございました(^o^)/)

> スレッド型の掲示板
これで思い出したのですが、老舗は最近隙間風がふいちまってますね〜(;_;)
老舗のスレッド版の方はリンク切れになっているし、本家本元の方は6/5から更新せずじまい(;_;)

■こうさん
はじめまして
> 博物館or美術館
ブリヂストン美術館に、あったかな・・・。私はルノワール展を観に行ったときに古典部門も観ましたが、
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/j/bbmenupage.html
ただいま休館中のようです。。。

■高島賢治さん
申し訳ございませんが、『ローマ皇帝とその時代』は私の愛読書なので、その抜粋(高島賢治さんの意見ではない)に
ついては目を通しておりませんし、読み返すつもりもありません。高島賢治さんの長文の終わりの結論箇条書き部分に
ついては最初から異論を持っていますが議論がかなり発散するに違いありませんので、割愛です。(^o^;)
ただ、高島賢治さんの結論は「元老院階級で認められたものだけが賢帝である」としか私には読み取れないですし、
私自身、南川先生の『ローマ皇帝とその時代』を読んで、「ピウス帝は愚帝である」と言い切ることはできないです。

> 皆さんが「ピウスは賢帝だ」と書き込まれた事と矛盾します。
私は「ピウスは人格者ではあるが賢帝ではない」と書いていますよ^^ ← かなりの揚げ足取りか?(^o^;)
私がこのような考えを持ったのは、上述(<※>印の間の部分)のとおりです。

> 一般大衆の評価
「パンとサーカス」についての専門書をお読みいただければと思いますが、同じ元老院階級といえどもいろんな意見や
感情(サーカスに熱狂する人、熱狂する人にシニカルな人などなど)を持った人達がいるわけです。それらの意見や
詩作などを総合的に捉えれば、大衆の評価を間接的に読み取ることができると思いますが・・・。

> 『ヒトリア・アウグスタ1』(南川高志先生訳)
情報ありがとうございます。。。。。。。。。1巻もさることながら完結するまでの道は遠そうです(゚- ゚ )
自分で辞書を引き引き読んでいると訳は出来ても「?????」な部分が多く(特に書簡の類)、専門家の解説書が
待ち遠しいです。。。

ではでは


[1304] レス 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/14(Mon) 21:18

◎東尋坊さんへ

書籍の紹介は実は結構時間がかかってます。同好の方の為になれば幸いです。
「帝国病」に罹っておられるならば『帝国とは何か』(岩波書店 1997年)に
本村凌二「遊牧のローマ帝国」という18頁にわたる論文が載ってます。
さらに「帝国病」が重くなると思います。


[1303] 亀レスです 投稿者:高島賢治 投稿日:2002/10/14(Mon) 21:04

◎松田光生さんへ

ホームページの写真は大きくて綺麗ですね。もっと写真があれば掲載願います。

◎P.M.さんへ
||京都大学出版協会から刊行予定の『ヒトリア・アウグスタ1』(南川高志先生訳)

出版予定日は未定だそうです。ただ来年の10月までにはというのが予定だそうです。
遅れている理由は底本になるテキストに定評あるもの無く、訳す基になる底本の確定に
時間がかかっているのかも知れません。

http://tiger.bun.kyoto-u.ac.jp/letter/002/outline/3/b01-2.html

||「長文」=『ローマ皇帝とその時代』(創文社 南川高志)の抜粋という解釈でいいのでしょうか? 長すぎて読んでいない(^o^;)

そうです。

||「パンとサーカス」を大いに実践していて一般大衆にも喜ばれていたと思いますが・・
後世の我々が古代ローマの事を知りうる史料(碑等を除くと)の殆どは元老院階級が残しています。一般大衆の評価が後世に残っているケースはあるのでしょうか。

||また、わざわざ南川先生の書物を引用せずとも、ここに書き込まれるみなさんすべてが目にしていると
||思われる塩野さんの『ローマ人の物語』シリーズでも語られている結論であると思われます。

僕は4巻以降『ローマ人の物語』を読んでいません。そして皆さんが知ってられる結論ならば、皆さんが「ピウスは賢帝だ」と書き込まれた事と矛盾します。

||少なくともなぜ高島賢治さんがピウス皇帝を愚弟と断定的に結論付けられたかが、全くわかりません。

僕の「長文1〜4」を読んでいた戴ければ判ると思います。


[1302] お邪魔します 投稿者:こう 投稿日:2002/10/14(Mon) 19:45

○augustusさん

お邪魔します、こうです。

>ワールド・コインズ・ジャパン(東京)

ありがとうございます、今度行ってみます。
見ると欲しくなって買ってしまうかも(笑)
もし、購入した報告します。




[1301] お久しぶりです 投稿者:あるてみす 投稿日:2002/10/14(Mon) 17:26

大変ご無沙汰をいたしました。
あることから、すっかりローマ史から遠ざかってしまいましたが、こちらには時々お邪魔させていただいておりました。掲示板の内容が濃くてびっくりしています。
しかし、長年ローマ史をやっていると、そんなにすぐには離れられないものですね。昔のテキストを引っ張り出して、あらたな気持ちでまたローマ史サイトを始めてしまいました。(とはいっても、進歩はありませんが)
リンクはやっぱりこちらの方が貴サイトにはあっていると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

遅れ馳せながら、ドルススのコインを拝見しました。
ゲルマニクスと並んでいるのを見ると壮観ですね。
二人は兄弟のように仲も良くまた、良きライバルでもあったんですよね。あの二人がもっと長生きしてくれたら、内政をドルススが担当し、軍事はゲルマニクスが受け持つ。ゲルマニアの完全征服も夢ではなかったと密かに夢想していたりして…。
やっぱりローマ史は楽しいなあ!

http://www.h3.dion.ne.jp/~artemis


[1300] ページ更新 投稿者:augustus 投稿日:2002/10/14(Mon) 16:43

「ローマコイン」のティトスの項目にコインを1枚追加しました。裏面に象が描かれています。


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