◎柴田さんへ
以前、パソコン雑誌に「ネットオークションは一部でオーバーヒートしている。」と
ありました。コインに限らず色々な物に一部で異常な価格(希望価格や落札価格)が付
いているのは、ある意味自由なんですが、サクラが入札価格を上げている可能性もあ
るので、冷静にオークションを観ることが肝要と思います。高すぎる希望価格が付い
ている物は何十回も出品されていることもあります。まあネットオークションとうま
く付き合う姿勢がないといけないと思います。出品側も入札側も。
augustusさん ありがとうございます。
早速「Roman Provincial Coinage」をamazonで調べてみました。
vol.2〜4まであり、各31,000円もするので断念です。
話は違いますが、コイン店もひでえよ、ネットのカタログのほとんどが売り切れだなんて。
売り切れてもそのままネット上に載せてるし。
やっぱり、東京出向かないといけないのか。
地方では、出るのも大変なんだ。
私もオークションの価格は異常ではないかと思います。
どのコインとは言いませんが、「なぜこのコインにこんな法外な希望価格?」と思うコインがちらほらと・・・・。
それだけの金を出せば金貨が買えるじゃないですか。
公正かつ客観的な基準ってないのかなぁ?
IKさん、あなたも十分マニアックですよ。
わたしも「臭うか?」のエピソードでヴェスパシアヌスは好きですし、元老院に失望して引きこもってしまうティベリウスには親しみを覚えてます。
しかし、やっぱり妻の愚痴に呆れながらも頑張っていたピウス氏に最も親近感と敬意を覚えるのです。
○東尋坊さん
>資料の無い属州のものは判断が難しいですね。
属州のコインを扱っている資料としては Roman Provincial Coinage という本があります。私はもっていないので中身についてはよくわかりません。(^^;)
>これに限らず、真贋を見分ける方法はないのでしょうか?
1.重さが明らかにおかしいのはたぶん偽物
2.castされたものは偽物
エッジ部分を見るとcastされたあとのバリの部分が分かることがある。
表面に泡が見えるようなものはcastされたあと冷える途中で泡が固まった可能性
がある。
3.エレクトロ・コピーされたもののエッジ部分にその跡が見えることがある。
4.ダイ・アライメントがおかしいものはたぶん偽物
0°と180°のものしか見つかっていないのに手元にある物は90°みたいなケース
5.全く同じ画像(似ているでは無く同じ)を見たことがあるならたぶん偽物
6.観光地でどこからともなくやって来る得体の知れない人が売っているのは偽物
7.異常に安く売られている物は怪しい。
8.struck された偽物の判別は難しい場合が多い
我々素人には見破れない偽物も多そうです。だから、信用のおけるところから購入するというのは大事なことだと思います。
「偽物との鑑定が出たら、購入後何年経っていても返金する。鑑定の費用も負担する。」というような販売ポリシーを掲げているところもあります。オークションなどで心配な品物には「本物と鑑定されたら、こちらで費用を負担したうえで購入するから鑑定サービスを受けてくれ」と提案してみるのも良いかも知れませんね。
>最近のオークションはコイン店の価格よりも高くなっているようです。
異様に安いものも、異様に高いものも両方ありますよね。Yahooのローマコインは売り手、買い手双方とも少ないので公正な価格形成が難しいのかも知れませんね。
○新いおりんさん
>とりあえず最初の模型「教会」が完成したら中断するつもりです。
やーい、根性無しー。
嘘です。賢明な考えだと思います。(^^)
○高島賢治様
>「歴史とは勝者による物語であり、事実や真実は無視されたり、歪曲されたりする」と思います
確かにそう言える面も多いかと思います。
だからこそ「史料批判」が重要なのですよね。
私たち学生は、その点にいちばん苦労しています。
>週刊『中世ヨーロッパを作ろう』
そうです、全100回、10万円、2年近くかかるわけです。
私も、最後まで完成させるつもりはありません。
とりあえず最初の模型「教会」が完成したら中断するつもりです。
ピンセットやらヤスリやら、付属の道具ばかりが充実していきます・・・・。
先程、「1193」でコイン価格49万円としましたが、25万円の間違いでした。
訂正します。
私も見てるだけですが、最近のオークションはコイン店の価格よりも高くなっているようです。
ヴェスパシアヌス帝親子3人のコインは、49万円の希望価格が付いています。すんごい価格です。手が出ません。
これが贋物だったら、えらいことです。
これに限らず、真贋を見分ける方法はないのでしょうか?
資料の無い属州のものは判断が難しいですね。
贋物は貨幣が出来た時からあったそうですから、欧米で人気のある古代ローマのコインにも沢山あるでしょう。
コインを古く見せるのは簡単だそうですから。
[1191]で
>「本物なのかなあ?」という心配が先にたってしまって、
と書きましたが、これは出品者の方を疑うべき特別な理由が何かあるというのではありません。単にYahooオークションの利用に私が慎重な姿勢をとっているというだけですので、誤解がないようにお願いします。
以上、出品者の方に失礼にならないように補足させていただきました。
○東尋坊さん
「本物なのかなあ?」という心配が先にたってしまって、手が出ない私です。(そもそも Yahoo auction に登録していないから入札できないし^^;)
こういう複数人を描いたコインはローマよりも属州で作られたものが多いみたいですね。
ウェスパシアヌスの親子3人でなくて、カラカラ、ゲタ、ユリア・ドムナとか、セプティミウス・セウェルス、カラカラ、ゲタなんて組み合わせの3人のコインも世の中にはあります。なんともはや皮肉な組み合わせですよね。
○高島賢治さん
>それじゃあ「週刊 お金を作ろう」が先ですね。
うまいっ。(笑ってしまいました。)
「毎週5人以上の新規読者を開拓すると孫読者から計○○万円が送金されます。」とかだったりして(^^)。
○柴田さん
塩野さんはアントニヌス・ピウスをそんなに素晴らしい人格者として描いているんですか。(読んでいないのがバレバレ。^^)
>感情を制御するのに、賢者の哲学も皇帝の権力も何の役にも立たないときがある。
>そのような時には男であることを思い起こして耐えるしかない。
座右の銘に出来そうな素晴らしい言葉ですね。
でも、塩野さんは何かソースがあって書いたのか、それとも想像したのか、どっちなんでしょう?
○IKさん
>こつこつと自分の楽しみのためだけに書くのと、ささやかなHPとは言え、
>公に向けて書くのとでは全然「怖さ」が違いますね。
同感です。そのHPを見て宿題をやるような中高生もいるかもしれませんしね。「嘘を書かぬように」とか「誤解を招かないように」と気をつかいますね。
ただ、「学術論文」じゃないんだから「素人の範囲でできる妥当な注意」をはらっていれば良いのではないかと思います。間違えがわかったら後で訂正すればOK。(^^;)
と、書いたところで私の文章がさっそく誤解を招いていることが発覚(^^;)
「ローマ帝国」って文で私が書いたのは「共和政」から「帝政」への移行が段階的だから「いつから帝国なのかがはっきりしない」ということではないんです。「ローマ帝国の『帝国』が『皇帝の国』という意味ではないから帝政以前から『帝国』なのだ。」ということを言おうとしているんですが、紛らわしかったかなあ。
>やっぱり帝国という実態があったからかなとも思います。
「帝国」でなくて「帝政」かなと思いますが、IKさんが仰りたいことはその通りだと思います。
>1位 アレキサンデル・セウェルス
これまた、マニアックな。(^_^)
2位のウェスパシアヌスは私も好きです。「臭うか?」のエピソードなんかいいですねえ。
私はやはり Augustus が好きです(普通すぎるなあ^^)。簡単に言っちゃうと、「いい仕事してますねえ。」って声をかけたくなる人だと思います。
>augustusさん、高島さん
いつもながら有難うございます。こつこつと自分の楽しみのためだけに書くのと、ささやかなHPとは言え、公に向けて書くのとでは全然「怖さ」が違いますね。これは違うよというのはよく調べたら分かっても、これが正しいよというのはなかなか言えないものです。どこまで行っても「確信」が持てないというか…。とんでもないところでとんでもないミスを犯してるんじゃないかといつもびくびくしてます。
「ローマ帝国」の解説、さっき読んだんですが、勉強になりますね。確かに何月何日にアウグストゥスは即位したということは言えないですよね。そもそも彼が始めた地位のイメージが漠然と皇帝というものに変わっていったと言うべきなのでしょう。カエサルという言葉が固有名詞から普通名詞に変わって行ったのもその流れでのことですね。古銭店の気の毒な若い店員さんが戸惑うのも無理ないです。
しかしアウグストゥス以後のローマはやはりそれ以前とは違う訳で、皇帝の家族がその血縁関係にあるという理由だけでコインになるというのも、やっぱり帝国という実態があったからかなとも思います。
だからオクタウィアやフルウィアがコインになったというのも、もう既にカエサルが独裁権力を握った時点で帝政が事実上開始されていたと考えるべきなのかも知れませんね。
>東尋坊さん
ヴェスパシアヌス親子3人が一緒にレリーフになっている! 珍品じゃないですか! すっごく欲しいですけど、博物館級ということなのでとても手が出ないと思います。
この3人の中ではやはりドミティアヌスが一番美男ですね。
>柴田さん
自分も五賢帝の中ではピウスが一番好きですよ。塩野さんの記述では、あんまり立派過ぎてなんか嘘っぽい気もしますが。まあ、事実、そういう立派な皇帝だったのでしょう。
好き好き皇帝ランキングを敢えてつけるなら、
1位 アレキサンデル・セウェルス
2位 ヴェスパシアヌス
3位 アンニヌス・ピウス
4位 マルクス・アウレリウス
5位 ティベリウス
となりますね。カリギュラなんかも別の意味で好きですが。
マニアックですか・・・まぁ自分でもそう思わないではないのですよ。
以前は私も父としての感情を抑え、懸命に国家を運営する神君Augustusが一番のお気に入りでした。
しかし、塩野女史の「賢帝の世紀」を読んで浮気しちゃいました。
家庭教師の死を嘆く息子にかけた「感情を制御するのに、賢者の哲学も皇帝の権力も何の役にも立たないときがある。そのような時には男であることを思い起こして耐えるしかない。」職場で、家庭で、管理職として、夫として、父として、息子として如何なるときでも最善の決断を強いられる自分には彼は至高の人格者なのです。
彼のコインに触れ、かく在りたいと願う今日この頃です。
◎yotskさんへ
「週刊 中世ヨーロッパを作ろう」は100回10万円もかかるのですか。
それじゃあ「週刊 お金を作ろう」が先ですね。
◎IKさんへ
下記で「カルタゴ」と入力すれば判ります。
http://ds.hbi.ne.jp/netencyhome/
先日、IKさんが集めたいとおっしゃてた、フラビウス王朝の珍品コインらしい?ものが出ています。yahooオークで、終了は9/28です。
ヴェスパシアヌスの親子3人がレリーフになっている銅貨です。
このコインはオリエント風で、文字はギリシャ語のようです。
確か、ヴェスパシアヌスは皇帝になると決めた時、戦費調達の為シリアとエジプトで通貨を発行しています。これがそうなのか。
出品者は博物館級?と言っています。本物ならスゴイ。
P.M.さんありがとうございます。
「Roman Coins and Their Varlus vol.3」はまだ未刊ですが、2004年の予定とお知らせ頂きありがとうございます。
著者のホームページを覗いてみることは考えてみませんでした。
待ち遠しい!
○yotskさん
はじめまして。
>シリーズ全100回というのを聞いてあきらめました。
相当な覚悟がないと始められないですよね。お金も期間も。(;_;)
○IKさん
カルタゴでは「スフェト」というのが行政長官にあたり、定員2名任期1年だったそうです。コンスルに似ていますね。ただ、軍の指揮権は別だったようでこのあたりはコンスルと異なりますね。
スフェトは重要な問題を元老院に相談し、スフェトと元老院の意見が一致しないときは市民集会に諮ったようです。
カルタゴ(http://www.asahi-net.or.jp/~ZM8H-TKD/crt/crt00.htm)というWEBページもあります。BBSは無いようですがメールアドレスが公開されているので質問されてみるとよいかもしれません。
いつもながら唐突ですが、カルタゴの政治体制についてお聞きします。
何冊か読んだんですが、今ひとつイメージが掴めなくて。
カルタゴ元老院というのはほぼローマ元老院と同じ機能を果たしていたと考えて良いのでしょうか。だとすると、執政官のような役職もあったのでしょうか?
ハンノはカルタゴ政府を主宰していた訳ではないですよね。
うーん、難しい。
「週刊 中世ヨーロッパを作ろう」については電車の中吊り広告で見て、すごくそそられました。しかし約10万かかると今読んで、いさぎよく諦めました。
とても興味がありましたが、シリーズ全100回というのを聞いて
あきらめました。
全部で約10万かかるじゃん!!!!
◎augustusさんへ
||>『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行』
||最近ケルト関係の本は多いですよね。きっと注目されているんですね。
アザラシのタマちゃん、ウタちゃんの人気には負けてますが、確かにここ数年ケルト本は多いです。
○デラさん
>クレオパトラ七世のコインなのに、一瞬、ヴィクトリア女王に見えました(笑)。
デラさんは、たぶん老境に入ったヴィクトリア女王をイメージされていると思いますが、統治期間の長いヴィクトリア女王のコインの肖像は何種類かあって若いときの肖像は結構きれいなんですよ。
>うーん、とうてい絶世の美女とは思えない。
私もそう思います。クレオパトラ本人はこのコインを見なかったんでしょうかねえ。
昔のコインというのは宣伝メディアとしても大きな存在だったと思うのですが、あれではクレオパトラのイメージアップにはつながりませんよね。
>オクタウィア&アントニウスのコインも
今入札しているのがあるんですが、明らかに安い値段しか付けてないんでたぶん落札できません。(;_;)
フルウィアも含めて、いつかは手に入れるよう頑張ります。(^^)
○柴田さん
>お気に入りの皇帝アントニヌス・ピウスのコインを全種集めるべく頑張ってますが
おお、なんかとってもマニアックな感じですね。五賢帝の中では地味で目立たない皇帝であるような気がします。
10枚くらい集まったところで「アントニヌス・ピウスのページ」みたいなものを立ち上げてみるのはいかがですか?
○高島賢治さん
>『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行』
最近ケルト関係の本は多いですよね。きっと注目されているんですね。
クレオパトラ七世のコインなのに、一瞬、ヴィクトリア女王に見えました(笑)。なんとなく、奥まった目元、いかつい口元がよく似ている。うーん、とうてい絶世の美女とは思えない。…すみません、悪意はないのですが、悪くいいまくりで、お気を悪くなさいましたか?女なのに、あまり美人でないコインが残って、いたわしいと思ったものですから。やはり美人にうつったのを残したい。アントの方がにっこりした口元に愛敬があって、好印象です。
三頭官のプロバガンダの一環として、オクタウィア&アントニウスのコインも鋳造されたとか。
鋳造理由はわからないけれど、フルウィアのコインもあるそうですね。この二つをそろえれば、あのページはアントのハレム!がんばってください、augustusさま(笑)。
下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『教会ラテン語への招き』江沢増雄・著 田淵文男・監修 サンパウロ \1,000+税
日本のカトリック教会の信徒を対象とした、ラテン語の解説書。主祷文、天使祝詞、栄唱の三つの祈りの文言をそれぞれ適当に区切り、
その中の単語を解説。ラテン語、英語訳、吉利支丹時代の日本語訳、現代日本語訳を併記。
下記書籍が出ました。
●『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行』 武部好伸 彩流社 \2,200+税
ヨーロッパ文化の基底には「ケルト」があった! ケルト文化の源流とその息吹を求め、オーストリア、ドイツ、スイス、フランス各地
の古代遺跡を訪ねた、歴史好きのための「ケルトの旅」ガイド。
<著者>1954年大阪府生まれ。大阪大学文学部美学科卒業。元読売新聞大阪本記者。日本ペンクラブ会員。関西学院大学社会学部非常勤講師
。著書に「ケルト映画紀行」「シネマティーニ」など。
●『神の河 キリスト教起源史』 グレゴリー・J.ライリー著 森夏樹訳 青土社 \3,200+税
イエスの教えは、古代オリエントやギリシア由来のさまざまな文化の合流によってもたらされた。近年発展めざましい初期キリスト教研究
の成果を、大河の譬えによって説き起こした、最新のキリスト教起源史。
<著者>ハーヴァード大学で学ぶ。カリフォルニア州クレアモント神学校教授。
私もあれはちょっと・・・・。
たしかに誤字や一方的な表現が気になります。
購買者特典の人形は気になるんですけどね(笑)。
やっぱり私としては模型よりもコインの方が良いですね。
augustusさんのおかげで私もコレクターになってしまいました。
私は、お気に入りの皇帝アントニヌス・ピウスのコインを全種集めるべく頑張ってますが、模型完成した人は感想をアップして下さい。
○新いおりんさん、高島賢治さん
私も書店で見てきました。各回、部品が少しずつついてきて全部買わないと模型が完成しないんですね。場所の問題もありますが、最後まで根気が続かないような気がしてパスしました。毎回、一部分だけでも完成していくようなもの(例えば、「今回は馬小屋を造ります。」とか「水車小屋をつくります。」みたいな感じなら買った可能性が大です。
>異端のアリウス派からキリスト教に改宗した
せめて「キリスト教」でなく「正統派キリスト教」と書いてあればよかったんでしょうね。きっと、模型がメインで本はおまけでしかないのでしょう。
もっとも何をもって正統派とするかという問題は残るわけで、たぶんその答えは高島賢治さんが書かれたように、「勝者のことを正統派と呼ぶ」と言うんでしょうね。
◎新いおりんさんへ
僕は14日に書店で見ました。買うか悩んだのですが置き場所のことで諦めました。
確か5冊出るとかポスターに書いてありました。「異端のアリウス派からキリスト教
に改宗した」は酷いですね。でも高校の教科書もよくよく考えると一方的な見方や見
解が書かれてある事があるので五十歩百歩ですね。「歴史とは勝者による物語であり
、事実や真実は無視されたり、歪曲されたりする」と思います。
○高島賢治様
>扶桑社から『週刊 中世ヨーロッパを作ろう』という雑誌がまもなく出る
買ってしまいました。本日第2号が発刊予定ですね。
付属の小さなレンガ(?)をボンドで重ねていって模型を作ります。かなり大きなものになるようでして、私のアパート(8畳間)には置くところがなく、困っています・・・。
模型には、領主の館や教会、民家、塔などがあり、周りを城壁で
囲います。
ただ、「中世の歴史」という小雑誌の内容の方は、
「世界史の参考書を読んだ方がためになる」気がしてなりません。
というのは、誤字脱字の多さや、誤解を招く表現が目に付くからです。
第1号の本文に「異端のアリウス派からキリスト教に改宗した」とありましたが、これではまるでアリウス派がキリスト教ではなかったようではありませんか。
娯楽として読む方は、そのようなことは気にしないのでしょうか。
などという疑問を抱いてしまいました。
○P.M.さん
AUGURの情報ありがとうございます。とりあえず、一番読みやすそうなマイヤーを拾い読みします。
> 前回はセロリを大根で代用したらかなりイケテナイ味に
たっぷり煮込んだら食感は似てくるかもしれませんね。でも、むしろ長ネギの方が似ているかも(^^;)
>ウラニウス・アントニヌスの間違えでないですか?
あっ。やってしまった。(^^;)
と、言うわけで No. 1131 の「ウラヌス・アントニヌス」は「ウラニウス・アントニウス」に訂正させていただきます。 > all
> 手抜きコインの話はともかく、この時代過去の様式を取り入れらる
> 芸術家が存在していたのは様々な事実から検証されているようです
>(たとえば、青柳先生の『皇帝たちの都ローマ』などを参照)。
そうでしたか。私はあわてて安易な結論に走っていたようですね。
青柳先生の本は一度読んだんですが。あまり頭に入っていないんです。(^^;)
>とりあえず、超安価なものから集めておりまする(^o^;)
「とりあえず」の次が問題なんですよねえ。(^^;)
エスカレートするのは時間の問題。
>次は「ローマ皇帝」など如何でしょう?
うわっ。何と大きなテーマ。
でも、「ローマ帝国」というタイトルを1ページで済ました私のことですから、10行くらいで書けるかも(ウソ^^;)
以前聞いたある生徒の疑問に「アウグストゥスって何時正式の皇帝になったの?」ってのがあります。アウグストゥスについて言えば「このとき彼は正式の皇帝となった」という瞬間が存在しませんよね。そんなことでも書いてみましょうかねえ。
前回はセロリを大根で代用したらかなりイケテナイ味になってしまいましたです(;_;)
■augustusさん
> AUGUR
『ピリッピカ』であれば第2演説の79-84節。あとマイヤーの『ローマ人の国家と国家思想』のアウスピキウムの
項目に簡単な説明がなされておりまする。また、長はいなかったのではないかと思われまする。
詳細は
http://www.ukans.edu/history/index/europe/ancient_rome/E/Roman/Texts/secondary/SMIGRA*/Augurium.html
でも見ることが出来ます。
> ウラニウス・アントニヌス
ウラニウス・アントニヌスの間違えでないですか?
> コンスタンティヌスの凱旋門のレリーフ借用
「芸術家が不足していたから」というわけでもなさそうです。。。
手抜きコインの話はともかく、この時代過去の様式を取り入れらる芸術家が存在していたのは
様々な事実から検証されているようです(たとえば、青柳先生の『皇帝たちの都ローマ』などを
参照)。
> コイン蒐集
私の場合、ビギナー&ビンボーということで、とりあえず、超安価なものから集めておりまする(^o^;)
> (私ならこの本には5つ星を付けるのだが...)
左、、、じゃなかった、、、(-o-)oコホン、、、、右に同じく(^o^)/
> 「ローマコイン豆知識」に「ローマ帝国」を追加しました。
次は「ローマ皇帝」など如何でしょう?
私はよく理解できていない部分もありますのでよろしくお願いします(^o^;)
■高島賢治さん
> 考古学雑誌
私が持っている雑誌はすべて成人対象で、写真もある程度豊富にあって見ているだけでも楽しいです。
■IKさん
HP開設おめでとうございます(^o^)/
ちょっくら訪問させていただきました。早くローマのお話の続きをUPしてください(^o^)/
掲示板を覗いた限り、とっくの昔に五賢帝時代も書き上げているそうではないですか!!! ← と、かなり催促(^o^;)
> WCJ
対応した店員さんのお顔がほぼ目に浮かびました。ローマンコインに一番詳しい大御所(店主)はいらっしゃら
なかったようですね。
■東尋坊さん
はじめして、でしたでしょうか
> Roman Coins and Thier Values
著者のHPを見ると第3巻は2004年発刊予定で、”ローマンコイン”については全3巻で完結のようです。
その次はギリシアのコイン本の改訂作業が待ち構えている模様。
■ミキプサさん
> 古代ローマ時代のコイン
とりあえず、ローマンコインの専門書は必須でと思いますので研究室の費用で是非ご購入してください。
ついでにローマンコインも(^o^;)
あと、個人的には「○×皇帝のコイン、■△はなぜ左向きで▼◇は右向きか?」などテーマとして面白いと思うの
ですが、如何でしょう?
木の枝ぶり等の些細な事象の捉え方で森全体の様子も変わって見えると考えている私としては、是非とも
取り組んでいただきたいテーマです(^o^;)
「木を見て森を見ず」という言葉もありますが、木の枝ぶりをまったく無視するどころか捻じ曲げられて「これが
森よ!」と全然違う姿を・・・<後略(^o^;)>
また、ここで問題なのが論文としてのオリジナリティですが、、、、どうやら卒論レベルの論文ではなさそう
ですのでこの辺の調査がまず第一になるとは思いますが・・・。
ではでは
「ローマコイン豆知識」に「ローマ帝国」を追加しました。
題名からは中身が想像つきにくいかと思いますが、帝政開始が「ローマ帝国」の始まりではなく、共和政であっても「ローマ帝国」と言うことを説明してみた文章です。
○東尋坊さん
vol.2 が早く届いてよかったですね。きっと、在庫切れのはずが、どこかにあったんですね。
>「vol.1」は2000年で、「vol.2」が2002年だから、
>あと2〜3年待たなくてはならないようです。
そうですね。完結するまであと何年かかることやら。
もっとひどいのが Roman Imperial Coinage。第1巻の初版が1923年、第10巻が出たのが1994年という超スローペースです。
>先日のアレキサンダー大王の銀貨、yahooオークションで6万円位の値が付いてました。
状態その他により一概には言えませんが、出品者の方は大喜びだったかもしれませんね。アレキサンダー大王の肖像入りコインなら 200〜300$ くらいで買えるものも多いはずです。プトレマイオス14世の方はちょっとわかりません。
15世なら値段は別としてちょっと魅力的(^^)。
amazonから「Roman Coins・・・vol.2」が来ました。
1日前に5週間延びるとメール来たのに。どうなっとるんだ! amazonは!(来たから良いけど)
またも読み込んでしまいました。(辞書片手で)
こうなれば、「vol.3」もほしいところですが、どうもまだ発刊されていないようです。
「vol.1」は2000年で、「vol.2」が2002年だから、あと2〜3年待たなくてはならないようです。
先日のアレキサンダー大王の銀貨、yahooオークションで6万円位の値が付いてました。
それより高かったのはプトレマイオス14世のもので、9万円位でした。
私にはどれもとても手が出ません。
「ローマコイン」のアントニウスのページにクレオパトラ7世を追加しました。
ちなみにコインの方はワールドコインズ社で売っていた100万円のものではありません。(^^)
○高島賢治さん
> 扶桑社から『週刊 中世ヨーロッパを作ろう』という雑誌がまもなく出るそうです。
地下鉄の中吊り公告で見ました。お城の模型が作れるようになっているようですね。面白そうです。
下記書籍が9月30日新刊予定。
●『歴史と日常 ポール・ヴェーヌ自伝』 法政大学出版局 ポール・ヴェーヌ著 鎌田博夫訳 予価 \2,800+税
「わたしは女性と同性愛者とユダヤ人のおかげで鍛えられ、人生を歩んだ」と回顧する歴史学者ヴェーヌの奔放な自伝。アナール派への共鳴と懐
疑、恩人レイモン・アロンとの確執・離別、フーコーやルネ・シャールとの厚い友情、音楽・文学・絵画・登山への熱中あるいは恋愛談が吐露さ
れ、古代ローマ史家としての信条と生活の輝きが鮮明にされる。同著者『パンと競技場』他。
●『Synaulia MUSIC FROM ANCIENT ROME VOL.1』の音楽CDの続編『MUSIC FROM ANCIENT ROME, Vol. 2: String Instruments』がAMIATAのホーム
ページに掲載されていました。発売されている模様です。
http://www.amiatamedia.com/main_it.html
『Synaulia MUSIC FROM ANCIENT ROME VOL.1』は下記で買えます。
http://www.amazon.com/
●扶桑社から『週刊 中世ヨーロッパを作ろう』という雑誌がまもなく出るそうです。ビザンツもあるかも知れません。予価 \1,029+税
○IKさん
>せっかくのご好意にも拘らず、私のホームページはすでに寂れつつあります(泣)。
まあまあ、そう焦らずに。うちも開設当初はアクセス数は少なかったですよ。(カウンタ1000番になるのに40日ちょっとかかったと思います。)
ホームページ開設直後は連絡をした知人が見にきてくれたりしてアクセス数が増えたりしますが、それが一段落するとガクッとアクセス数が減るはずです。最初は、Yahoo でも google でも探せないページなんですから、仕方がありません。
まずは、検索エンジンのロボットに来てもらうように登録しましょう。しばらく時間はかかりますが、そのうち検索で見つけられるようになります。Yahoo などのディレクトリ型の検索サイトへの登録依頼はコンテンツがある程度増えてからが良いと聞いたことがあります。あと、自サイトと同様のテーマを扱っているホームページの掲示板に書き込んで署名の一部にでもURLを入れておくのも良いと思います。(書き込み内容が自サイトの宣伝文だけで終わると嫌われるらしいです。)
google や Yahoo などの有名検索サイトで探しやすくなるとアクセスが増えますが、そうなるにはある程度の時間がかかるのではないでしょうか。
>コインの収集方針ですが、まずはフラウィウス王朝三代を集めることにしました。
>これは簡単に達成できそう…。ティトゥスがやや入手しにくいかも知れませんが。
そうですね。皇帝だけなら簡単。ところが、「コインが発行されている皇族」にまで範囲を広げると、けっこう大変です。(ティトスの娘なんてのがいます。)
> プロブスばっかり集めるって言うのも、なんかストイックというか、
> なぜまたプロブスなんでしょう。もうちょっとメジャーな人に触手
> が動かないんでしょうか。
本当に不思議ですね。出身地が同じとか名前が自分と似ているとか何かあるんでしょうかねえ。あるいは、「他の人がやりそうも無いことをやろう。」なんてところかもしれませんね。
>ビザンチン帝国のコインが単純化していったのはキリスト教と関係ないでしょうか。
それもあるかもしれませんね。描き方の作法なんかも決まっていたんでしょうね。
ただ、コインのデザインが単純化するのはもう4帝分割のころからなので、それだけでは無いと思います。
○新いおりんさん
お役に立てて良かったです。
ひょっとして、その方面へのご旅行を計画しているとか?
○高島賢治さん
> 柴田勝家から羽柴秀吉に乗り換え、そして秀頼から家康に乗り換えた前田家は
> 勝ち馬に乗るのが上手だったということだと思います。
戦国武士の鑑と言えるかもしれませんね。
◎新いおりんさんへ
ヴァルトブルク城のメールアドレスはホームページに載っている下記もあるようです。
info@wartburg-eisenach.de
◎augustusさんへ
||フィクション入りすぎとか、利家やまつの言っていることが首尾一貫していないとかいろいろ叩かれてはいますが、面白いですよね。
虚構が多いとは思います。「天下太平のため」とか武将は言いますが、自己の勢力拡大のため、裏切りを何とも思わない、悪の世界だっ
たと思います。柴田勝家から羽柴秀吉に乗り換え、そして秀頼から家康に乗り換えた前田家は勝ち馬に乗るのが上手だったということだ
と思います。「またも勝ち馬に乗ったぞ ワッハッハ」という利家の台詞があれば面白いのだと思うのですが。
○高島賢治様
残念ながら、ドイツ文化センターには「そこまでの情報はない」とのことでした。
ヴァルトブルク城の関係者宛と思われるメールアドレスを
薦められましたので、そこに英語でメールしてみました。
(ドイツ語でないあたり気弱ですが)
関連する書籍の方も引き続き調べていこうと思います。
ありがとうございました。
○augustus様
なんと!さすがですね、そのような仕組みになっているとは
夢にも思いませんでした。
お陰様でプリントアウトすることができました。
ありがとうございました。
宣伝ご協力ありがとうございます!(笑)
せっかくのご好意にも拘らず、私のホームページはすでに寂れつつあります(泣)。
明日があるさを歌いながらこつこつと文章を入力する日々です。
歴史は次は現代史をアップする予定でしたが、ローマ史にしました(笑)。塩野さんという偉大な先達がいらっしゃるので、まさに恐る恐るですが。
そう言えば次はいよいよマルクス・アウレリウスですね。2年待たされて、期待は最大限に高まっています。
コインの収集方針ですが、まずはフラウィウス王朝三代を集めることにしました。これは簡単に達成できそう…。ティトゥスがやや入手しにくいかも知れませんが。
本当、フラウィウスもセウェルスも五賢帝も好きなんですね。目移りしちゃってしょうがないです。
しかしお話にあった、プロブスばっかり集めるって言うのも、なんかストイックというか、なぜまたプロブスなんでしょう。もうちょっとメジャーな人に触手が動かないんでしょうか。それがコレクターの心理なのでしょうか。
ウェスパシアヌスなんかコインを見ると実にふてぶてしい顔をしてますね。ティトゥスなんか案外似ているので笑ってしまいます。
ビザンチン帝国のコインが単純化していったのはキリスト教と関係ないでしょうか。一応あれも偶像崇拝を禁止していますよね(わりとなあなあになりましたが)。
○東尋坊さん
> 大王死後の発行でしょうが、本物なら高いんでしょうね。
アレクサンダー大王のコインは人気もあるんですが、死後発行も含めて枚数も多いので本物だとしても、極端に高い訳ではありません。(私も1枚もっています。)
コインの真贋の判定は大変難しいことですから、自信が無ければ信用出来るところからだけ買うのが良いと思います。(どこが信用出来るんだ?と尋ねられるとこれがまた難しい^^;)
> vol.1のレビューは力入れ過ぎたな。
IKさんの書き込みを見て、amazon見てきましたよ。東尋坊さんの書評を見てローマファンが増えるとよいですね。(^^)
(私ならこの本には5つ星を付けるのだが...)
この古代ローマとは違いますが・・・
今、Yahooのオークションにアレキサンダー大王のコインが出品されています。
こちらのリンクにある「コインの散歩道」にある大王のものとデザインが似ています。
大王死後の発行でしょうが、本物なら高いんでしょうね。
ところで、2週間前 amazonに注文した「Roman Coins and Thier Values vol.2」がまだ来ないなー。待ち遠しいよ。
vol.1のレビューは力入れ過ぎたな。
○IKさん
>どういう方針で集めていくか迷っています。何かアドヴァイスがあったらご教授下さい。
では、思いつくままに。
1)発見されている全種のコインを集める(コイン博物館でも建設するの? ^^)
2)全ての皇帝のコインを集める(一応たてまえとしては私はこれかな?あくまでも建前だけですが^^;)
3)初期の12皇帝(いわゆる Twelve Caesars)を集める。(カエサル、 ガルバ、オト、ウィテリウスが高いかも)
4)興味のある王朝を集める。(共和政のみ集めるってのも、これに類す るスタンスですね。ちなみにコンスタンティヌスの一族なんかは集めやすいようです。)
5)裏側のデザインでテーマを決める。(神様が描かれているもの、動物 が描かれているもの、あるいは建物が描かれているもの etc.)
6)好きな皇帝1人に絞って集める。(Coins of Probus ってサイトがあ るんですが、プロブスばかりよくもここまで集めたもんだと感心します。)
7)古今の偽物、模造品を集める(これはこれで面白いテーマだと思います。)
8)女性の肖像のみを集める。(いわゆる女好き?違うか。^^;)
9)複数人が描かれている物のみを集める。(面白そうだと思います。でも、高そう。)
10)金貨のみ集める。(私も金貨は好きなんですが、でも...)
IKさんは共和政ローマに関心があるんですね。だったら、共和政を中心に集めるってのは悪くないと思います。デザインも結構いろいろありますし、きっと面白いですよ。
でも、セウェルス朝にも色気を出しているんですね。ひょっとしたら、フラウィウス朝も好きだったり、五賢帝はもっと好きだったりしませんか?このようにして、的が絞れなくなったのが私です。(^^;)
とりあえず、比較的簡単に達成できそうな目標(例えば、セウェルス朝の皇帝、皇妃全員のコインを集める。)をたてて、それが完成した後で次の目標を立てるのも悪くないのではないでしょうか。
>帝国分裂以後はより抽象性が強まっているような気が…(気のせいでしょうか)。
>ロシアのイコンみたいに見えるものが多いようですが。元々がこういう顔だった
>のでしょうか。それとも様式化が進んでいったのでしょうか。
私もほぼ同様の印象を持っています。皆同じような顔になり、しかも描写が下手くそ!
帝国分裂よりも前の4帝分割のころのコインは「下手くそ」って印象は無いんですが、別の皇帝でほとんど同じ顔ってのが多いです。この場合、親戚でも何でも無いんで、同じ顔ってことはないです。IKさんは「抽象化」と表現されましたが、私は「手抜き」と表現したいと思います。(^^)
>なんとなく、帝国の衰亡が感じられるようです。
そうそう。これですよね。なにかとっても寂しい感じ。
コンスタンティヌスの凱旋門のレリーフなんかも新しく良いものを作ることをせずに古いものから拝借してましたよね。きっと、ちゃんとした芸術家が見つからない世の中だったんですね。(;;)
ホームページ開設おめでとうございます。(http://homepage3.nifty.com/countryroad/index.html)
プロイセンも面白いんだろうけれど、ローマ史がアップロードされるのを楽しみにしております。(と、さりげなく宣伝に協力し、かつ、「ローマ史」を催促。^^;)
すいません、連続投稿で。
今、ギャラリーを見ていてふと思ったんですけど、
時代が下るにつれ、レリーフの表現が単純化していっているような気がします。ユリウス・クラウディウス王朝、フラウィウス王朝の頃の写実的な描写に対して、帝国分裂以後はより抽象性が強まっているような気が…(気のせいでしょうか)。ロシアのイコンみたいに見えるものが多いようですが。元々がこういう顔だったのでしょうか。それとも様式化が進んでいったのでしょうか。
なんとなく、帝国の衰亡が感じられるようです。
本日、amazon から、Roman Coins and Their Values vol.1 が届きました。結局、日本のアマゾンから購入しました。アドヴァイスありがとうございました。
東尋坊さんの推薦の文がアマゾンに載っておりました。
この本を見てると、全部欲しくなりますね。当初、共和政期を中心にやるつもりだったので vol.2 は要らないなと思ってたんですけど、そうもいかないようです(なぜならセウェルス王朝が載っていないから!)。オトはさすがに少ないですね。
どういう方針で集めていくか迷っています。何かアドヴァイスがあったらご教授下さい。
ヤヌスだったんですか。そういえばそうですね。ずーっと考えておりました。
January の語源はヤヌスなんだそうですね。過去と未来に両方顔を向けていると…。これを知った時、よく思いつくなあと感心しました。
○新いおりんさん
>どうやってもこの画像がダウンロードできません。
>プリントアウトもできません。emptyとなってしまいます。
画像を表示しているページは http://www.wartburg-eisenach.de/deutsch/architek/bild.htm なんですが、ソースを見てみると Java script でいろいろやっているようです。「図面の本体はどれかな?」と探してみました。ちょっと苦戦して、やっと発見したのがこれです。(^^;)
http://www.wartburg-eisenach.de/deutsch/architek/pics/burg.jpg
○高島賢治さん
>懐メロを聴くと、その曲が流行っていた時の事を思い出します。
>応仁の乱の事とか、奈良の大仏の開眼供養の事とか。
実は、ご職業が霊媒師だったりします?(^^)
>NHK大河ドラマの戦国時代物が今も好きなのです。
フィクション入りすぎとか、利家やまつの言っていることが首尾一貫していないとかいろいろ叩かれてはいますが、面白いですよね。
○ミキプサさん
もう論文終わったんですか?お疲れさまでした。
>友達と話すときも横から話しかけないと
>気がすまないほどです。
目つきが悪くなりそう。(^^)
>あと、正面を向いたら誰だかわからなくなる
>神様って誰ですか?
Janus ですよー。(^^)
>横顔の女性をモティーフにした
>コインって、結構あるんですか?
はい、女性の場合もほとんど横顔ですね。http://www.augustus.to/coin/ から皇帝の奥さんや娘などのページを御覧になってみて下さい。
>横顔の女性って、魅力的?
横顔だとキスができませんが、ミキプサさんはそれでよろしいのですか?(^^)
こんにちは。
長い論文の日々から、
やっとこさ抜け出したミキプサです。
さて、横顔に関する様々なコメント、
ほんとうに、ありがとうございます。
久々に参加したので、
返事が遅れてしまいましたが、
すごく、参考になりました。
横顔ばっかり追い続けてるもんで、
友達と話すときも横から話しかけないと
気がすまないほどです。
(病気かも?)
特に、古代ローマ時代のコインについては、
まだ深く掘り下げていないので、
これからの研究にとって、
すごい手がかりになりそうです。
特に、右側も左側も
両方の肖像が用いられているなんて、
コインをよく知っている方にしかわかりません。
あと、正面を向いたら誰だかわからなくなる
神様って誰ですか?
気になって、パソコン消せません。
今は、ルネサンスの肖像画に焦点を絞って
研究を進めていますが、
この時代には、お偉い公爵や傭兵隊長
ばかりをモデルに描いていたわけでなく、
コインやメダルでは
あまり例を見ないような、
女性のプロフィール
が好んで描かれました。
そこで質問!
横顔の女性をモティーフにした
コインって、結構あるんですか?
それと、
横顔の女性って、魅力的?
また、くだらない質問して
ごめんなさい。
それでは。
◎新いおりんさんへ
やはりドイツ文化センターが一番情報を持っていそうな気がしますし、ホームページから見る限り情報を提供してくれそうな感じです。
あと下記二冊、未見ながら関連書がありました。
●『ドイツ(世界歴史の旅5)』 山川出版社 魚住昌良 2002年8月
40年に渡りドイツ各地の史跡をまわった著者が,自らの体験と研究成果をもとに記した史跡案内書。地図 ・写真も豊富で臨場感あふれる内容。
●『ドイツの古都と古城』 山川出版社 魚住昌良 1991年6月
◎augustusさんへ
||ちゃんと情報
城は興味があります。小学生の時に岐阜城、姫路城、大阪城のプラモデルを作ったことがありまたし、この三つの城は見に行ったことがあり、
NHK大河ドラマの戦国時代物が今も好きなのです。その延長線で『ドイツ・北欧・東欧の古城』を持っているだけです。
||>しぇーーーーーーー。
||この言葉であの顔を思い出すことの出来る人はとっくにおじさん、おばさんです。(^^;)
||この夏、たまたま見ていた懐メロ番組に「懐かしいなあ。」という曲がたくさんあって、なんとなく寂しくなりました。(以前は懐メロなんか懐かしくなかったんだが ^^;
「しぇー」のポーズで写真を撮ったり、「ビーーーーー パピイ」と叫んでいたのはもう随分昔になるんですかね。おじさんですか。そうなんかなあ。
懐メロを聴くと、その曲が流行っていた時の事を思い出します。応仁の乱の事とか、奈良の大仏の開眼供養の事とか。
○高島賢治様
突然の不躾な質問にもかかわらず、ご丁寧なアドバイスと
貴重な情報をどうもありがとうございました。
早速、調査を開始いたします。
『ドイツ・北欧・東欧の古城』(吉川弘文堂 太田静六著 1992年)に関しましては、インターネットで注文しようとしたところ、
在庫切れで手に入りませんでしたので、図書館のものをコピーしました。
著者の方に直接お尋ねするという方法もあるということには
気が付きませんでした。
○augustus様
>たぶん、これのことですね。
はい、そうです。どうしても見取り図が手に入らない場合、
そのホームページの図面を借用しようと考えていたのですが、
どうやってもこの画像がダウンロードできません。
プリントアウトもできません。emptyとなってしまいます。
これはどうしたことでしょう。
◎新いおりんさんへ
ドイツのヴァルトブルク城の件ですがドイツ文化センターに尋ねると良いかも知れません。
http://www.goethe.de/os/tok/jpallg.htm
○新いおりんさん
「ヴァルトブルク城って何?」と思って調べてみたら世界遺産なんですね。
>ヴァルトブルク城の公式ホームページでは建物の外観図のみでした。
http://www.wartburg-eisenach.de/deutsch/architek/framedef.htm
たぶん、これのことですね。新いおりんさんのご希望にはそっていないんでしょうが、良くできた面白い図面で感心しました。
お役に立つことはないかなと、探してはみたんですが他には見つかりませんでした。でも、高島賢治さんが良い情報を提供してくださって良かった。
○高島賢治さん
>しぇーーーーーーー。
この言葉であの顔を思い出すことの出来る人はとっくにおじさん、おばさんです。(^^;)
この夏、たまたま見ていた懐メロ番組に「懐かしいなあ。」という曲がたくさんあって、なんとなく寂しくなりました。(以前は懐メロなんか懐かしくなかったんだが ^^;)
>ヴァルトブルク城
さすが、高島賢治さんは守備範囲がお広い。ちゃんと情報をもっていらっしゃるんですね。
◎新いおりんさんへ
『ドイツ・北欧・東欧の古城』にはヴェルツブルク Wurzburg城の見取り図ならばありますが。
◎新いおりんさんへ
『城郭史研究』の連絡先は下記にあります。
http://www01.u-page.so-net.ne.jp/fb3/castle/joukakushikenkyuu.html
中心メンバーは西ヶ谷恭弘氏と思われます。
◎新いおりんさんへ
ドイツのヴァルトブルク城の見取り図ですか。手許にある『ドイツ・北欧・東欧の古城』(吉川弘文堂 太田静六著 1992年)には幾つかの古城
の見取り図はありましたが、ヴァルトブルク城のはありませんでした。ただ太田静六氏は古城の研究家のようなので太田氏に尋ねると見取り図
を持っているか、手がかりが掴めるかも知れません。太田氏の住所は上記の書籍に載っています。個人情報なのでホームページには載せられな
いので、必要ならば僕にメール下さい。
あと『城郭史研究』という雑誌があります。日本の城郭が殆どですが、この雑誌に問い合わせると何か判るかも知れません。『城郭史研究』の
連絡先は後刻調べてここに書き込みます。
お久しぶりです。新いおりんです。
あの、不躾で大変恐縮なのですが、
西洋のお城の見取り図を掲載している書籍やホームページを、
どなたかご存じないでしょうか?
具体的にいいますと、ドイツのヴァルトブルク城の見取り図が
ほしいのです。
古代ローマと関係ない上に、突然来てこのような質問をして、
本当に申し訳ありません!
ヴァルトブルク城の公式ホームページでは建物の外観図のみでした。日本語の建築史資料なども調べましたが、見つからないのです。
今は、ドイツ語で資料を探しているところです。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、どうかよろしくお願い致します。
◎augustusさんへ
||>れれれのれ
||お出かけですか?(^^)
||なつかしいですねえ。
しぇーーーーーーー。 懐かしい部類に入るんですね。それは驚き、とどろき、じゅうしまつ。
下記書籍が出ました。情報を追加して再掲。
●『古代末期の世界 ローマ帝国はなぜキリスト教化したか?』 刀水書房 P.ブラウン 宮嶋直機訳 \2,800+税
古代末期の「文化大革命」。古代末期、地中海世界に何が起こったか?ビザンツ帝国の繁栄は?ペルシア帝国を滅ぼしたイスラム帝国は、何故ヨーロ
ッパを侵略しなかったのか?古代帝国ローマやペルシアは崩壊し、「キリスト教のヨーロッパ」「イスラム教の中東」が始まった頃の人々の生活を追
体験する。西ローマ、ペルシアと古代帝国が滅亡し、カトリック・東方正教会・イスラムが登場する古代末期の、地中海東側世界の大変化を考察する
新しい視点。
<目次>第一章 古代末期の世界 第二章 ローマ帝国と宗教 第三章 西ローマ帝国 第四章 ビザンツ帝国 第五章 イスラム教徒の登場と古代世界の終焉
【高島の蛇足コメント】『古代末期の世界』は従来の古代末期観を一変させた書籍らしく、それなりの評価のある書籍らしいです。
○高島賢治さん
>れれれのれ
お出かけですか?(^^)
なつかしいですねえ。
>免許制導入後は市が料金を決める。
うまく行けば、お客さんたちも安心できて良いですね。でも、それがあやしいのがイタリアかな?
○かなりうすさん
>もう少し詳しく書くつもりで削除したまま寝てしまいました。
わかるような気がします。(^^)
○IKさん
>私のアエスは非常に状態が悪いです(笑)。
>というか鉄工所の隅に落ちていても違和感がないです。
大笑いしそうな面白い表現ですね。(^^)
>紀元前4世紀という年代だけに魅かれました(あはは)。
いえいえ、とってもよーく分かりますよ。私だって興味の無い人から見たら「なんであんな金属の固まりに何百ドルもかけるの?」っていう人です。
>かすかにレリーフ(らしきもの)が脇に浮かんでいるただの銅の塊です。
こういうものだから、ますます信頼できるお店から買うことが重要ですよね。怪しい人なら、本当になんでもない銅の固まりを AES RUDE として売っていてもおかしくないですよね。
>ゆうべは抱いて寝ました(←バカ)。
(^^) (^^) (^^) (^^)
すっかりはまっていますね。こりゃ、完全に私と同類項だ。(^^)
新聞に下記記事が載っていました。 以下要約。
ローマのコロシアムで古代ローマ風の鎧甲に身を包み剣を手にして観光客と写真に収まり撮影料を稼ぐ剣闘士に今年末から免許制が導入される事と
なった。当局によると「歴史的アイデンティティー」の保護が狙い。英語等の試験を受け、合格すると公式バッチが与えられる。現在、撮影料の相
場は2〜5ユーロが相場、しかし中には10ユーロを要求する者もいる。免許制導入後は市が料金を決める。
<感想>試験がラテン語でないのが全く観光的。
私のアエスは非常に状態が悪いです(笑)。
というか鉄工所の隅に落ちていても違和感がないです。
かすかにレリーフ(らしきもの)が脇に浮かんでいるただの銅の塊です。
紀元前4世紀という年代だけに魅かれました(あはは)。
2万円したんですが、ええ、満足してますともっ!
グラックス兄弟よりもアフリカヌスよりもホルテンシウス法よりも長生きしているかと思うといとしくなります。
ゆうべは抱いて寝ました(←バカ)。
高島さん
>レスが消えているので
失礼しました。
もう少し詳しく書くつもりで削除したまま寝てしまいました。
改めて書くと・・・
「面白医話 3 ローマ社会医療文化誌紀行」はローマ好きのシロートさんが書いた紀行文といった印象です。
ローマ史や都市ローマに詳しい人には物足りなく感じたり、思い違いをされてかかれている記述もありました。
著者が医師なので「ナルホドと思うような視点や記述」もいくつかあり、面白い読み物といえないことはありません。
電話で問い合わせたところ『チチェローネ 建築篇』は来年3月ごろまでには出したいといってました。
augustusさん
上記の感想は最初に書き込んだものとほぼ同じです。
もう少し具体的に書くつもりでしたが、面倒なのでやめておきます・・・手抜きは相変わらずです。
1136のかなりうすさんのレスが消えているので1139の僕のレス
が意味不明になってしまいました。
============================================================================
下記の副題を訂正します。
●『古代末期の世界 ローマ・ビザンツ・ペルシア・アラブ』は『古代末期の世界 ローマ帝国はなぜキリスト教化したか?』でした。
============================================================================
◎augustusさん、かなりうすさん へ
「面白医話 3 ローマ社会医療文化誌紀行」は未見なんですが、「面白医話 2 イタリア社会医療文化誌紀行」は読みました。感想はかなりう
すさんと全く同じです。書名通り「面白いわ」です。色々な意味で。
◎かなりうすさんへ
『チチェローネ 建築篇』は発売延期ですか、それは残念です。でも予価が高価なので買うかどうかは世評と財布の具合次第になりそうです。
○IKさん
> 常連の務めとして(笑)あの手の手合いは見て見ぬふりを致します。
いやー、あの手の手合いは手間暇かけずに儲けたいだけだから良いんです。やばいのは、悪意を持って嫌がらせをしようとする人たちですね。
ちなみに、IKさんの行かれる他の掲示板のその後はいかがですか?もし、例の人たちがしつこく来るようだったら、掲示板のCGIを新しくしたら直るかもしれません。
と、言うのは、本サイトの掲示板のCGIは開設以来変更をしていませんでした。世のCGIは荒らし対策で進化していたのに、本サイトの掲示板は昔のままで簡単に自動書き込みがされてしまったのです。最近のCGIはいろいろ工夫されているので、あの籤の人たちの書き込みは出来ないようになっていると思います。
>先日、WCJに行ってまいりました。そして道に迷いました(泣)。
実は私もはじめて行ったときは通りすぎそうになりました。あまりにも目だたなすぎますよね。
>「あのー、ちょっと時代があわないんじゃないんでしょうか」と言うと、
勉強していない人なら、「これもカエサル時代のものなんだ」で納得しちゃうでしょうね。
若いお兄ちゃん(あ、失礼)はたぶん修行中なんです、きっと。IKさんは次代のコイン屋さんの育成に一役買ったのかも知れませんね。
> 実はWCJのホームページにアノトニウスとクレオパトラが表裏になっているコインが載っていて、それが確か百万。
それが売れちゃいましたか。100万円出しても欲しい人はいるんですねえ。んー、私も欲しかったんだが....。
実は、同じタイプのもう少し状態の悪いコインをよそで見つけました。1000ドル以上したんで、ずいぶん悩みましたが、買ってしまいました。来週か、再来週にUPしようと思っています。(^^;)
>執政官になっていないのだから、まずないですよね
執政官になっているかどうかは、あまり関係ありません。あの時代に貨幣発行を担当したのは造幣担当3人官(または4人官)で、まだ財務官にもなっていない人たちです。ただし、例え彼らが貨幣を造ったとしてもグラックスの名はコインに刻むことは出来なかったでしょう。
> 紀元前四世紀頃のアエス(これが一番高かったです)
AES RUDE ですね。実物は見たことがないんですが、どんな感じですか?たぶん、コインという感じはしないんじゃないかと予想するんですが。
>これはティトゥスの鼻先に突きつけたものかも知れませんね
こういうことを想像しながら、コインを眺めるってのは楽しいですよね。特に飲みながらだと。
>表コンスタンティヌス大帝・裏ブーケのようなもの(これが一番安かったです。これをお中元のお返しにします)
裏に VOT XX とか VOT XXX とか書いているやつですね。値段的にお中元のお返しには良さそうですね。
>本当にいいコインはネットに載せる間もなく店頭で売れてしまうそうなので、
>こまめに来店することが肝要と言われました。関東に住んでて良かったです。
その通りです(;_;)
辺境の地に住む悲哀を感じます。しょっちゅう東京に行くわけにもいかないので、最近は高めのコインは海外のお店からネット経由で買うことが多いです。
えーと、先日は却ってお手数をかけて申し訳ありませんでした。はい、常連の務めとして(笑)あの手の手合いは見て見ぬふりを致します。
先日、WCJに行ってまいりました。そして道に迷いました(泣)。浜松町は羽田に行くときに通過するだけなので、よく分からず、大門の方まで行ってしまったのです。
近くの神明幼稚園の脇にあるFショップという酒屋のご主人が親切な方で、丁寧に道順を教えていただきました。augustusさんもあの辺で酒屋を利用される時は、是非、Fショップさんを贔屓にして下さい。携帯を持ってくるのを忘れたのでネットで確認できなかったのです。
それやこれやで何とかたどり着き、ローマのいろいろなコインを見せて貰いました。
若いハンサムな青年が応対してくれたのですが、私がカエサルのものはありますか、と聞いたところ、これもカエサル時代のものですよと指されたものがコンスタンティヌス大帝。???。
「あのー、ちょっと時代があわないんじゃないんでしょうか」と言うと、奥の男性のところに行って、「これカエサルってかいてありますよね」と聞く。その男性がいうには「カエサルというのはこの場合、将軍ということだ」と仰ったので、それもなんか違うように思いましたが、黙っていました。しかし全体的に言えば親切な青年でとても好感が持てました。
古代の硬貨のことを初歩的なことから懇切丁寧に教えていただき、とても楽しく、かつためになる時間でした。平日の午前中に行けば、お客さんが少ないのでそのような王様状態を楽しめるということなので、今度もまたその時間帯に行きます。
私はグラックス兄弟のものがあれば見たいなどと無茶なことを言ったのに(執政官になっていないのだから、まずないですよね)いろいろと調べてくださって、感謝、感謝です。
実はWCJのホームページにアノトニウスとクレオパトラが表裏になっているコインが載っていて、それが確か百万。やはりスターは違うなあと思い、とても買えはしませんが見るだけは見たいなあと思っていたのですが、残念、もう売れてしまっていたようです。
この日、私が購入したものを列挙します。
紀元前四世紀頃のアエス(これが一番高かったです)
表ヴェスパシアヌス・裏サルス坐像(これはティトゥスの鼻先に突きつけたものかも知れませんね)
表セヴェルス・アレクサンドル・裏ヴィルトゥス立像(これは状態が一番いいです。銀貨でしょうか)
表コンスタンティウス一世・裏これはちょっと分かりません。
表コンスタンティヌス大帝・裏ブーケのようなもの(これが一番安かったです。これをお中元のお返しにします)
本当にいいコインはネットに載せる間もなく店頭で売れてしまうそうなので、こまめに来店することが肝要と言われました。関東に住んでて良かったです。
○かなりうすさん
こんにちは、お元気ですか?
>>面白医話 3 ローマ社会医療文化誌紀行
>思わず買ってしまいました・・・「面白医話 2 イタリア社会医療文化誌紀行」もいっしょに。
おお。それで、中身はどうでしたか?やはり、面白かったですか?
って、まだ買ったばかりだから読んでいらっしゃらないかも知れませんね。読み終わったら情報いただければ幸いです。
すっかりご無沙汰しております。
>面白医話 3 ローマ社会医療文化誌紀行
思わず買ってしまいました・・・「面白医話 2 イタリア社会医療文化誌紀行」もいっしょに。
それにしても高島さんの出版情報には助かります。
『チチェローネ 建築篇』 中央公論美術出版 ヤーコブ・ブルクハルト著を楽しみにしていましたが発売延期のようです。
○高島賢治さん
>面白医話 3 ローマ社会医療文化誌紀行
これは本当に面白そうなタイトルが並んでいますね。
下記書籍が出ました。
●『古代末期の世界 ローマ・ビザンツ・ペルシア・アラブ』
刀水書房 P.ブラウン 宮嶋直機訳 \2,800+税
古代末期、地中海東側世界に何が起こったか。古代帝国ローマやペルシアは崩壊し、「キリスト教のヨーロッパ」「イスラム教の中東」が始まっ
た頃の人々の生活を追体験する。西ローマ,ペルシアと古代帝国が滅亡し,カトリック・東方正教会・イスラムが登場する古代末期の,地中海東
側世界の大変化を考察する新しい視点。
●『面白医話 3 ローマ社会医療文化誌紀行』 荘道社 沢田祐介 \1,900+税
<目次>□□1 世界の都ローマ□□2 旧ローマ城壁外の地□□3 ローマ建国史余談□□4 ローマとマラリア□□5 カラカラ浴場□□6
ドミネ・クォ・ヴァディス教会□□7 ローマの休日□□8 医神アスクレーピオス□□9 ヴァチカン市国□□10 フッガー家と梅毒□□11
ヴァチカン美術館と美術談義□□12 ローマの大略奪□□13 芸術家と人体解剖□□14 サンタンジェロ城と聖ミカエル□□15 コルソ通りから
ポポロ門□□16 ボルゲーゼ公園とアスクレーピオス像□□17 骸骨寺で自己との対話□□18 聖マリア勝利教会からトレヴィの泉□□19 日本
人使節の宿舎となった二つの教会
下記書籍が9月26日新刊予定。情報を追加して再掲。
●『アウグスティヌス <ペンギン評伝双書・シリーズ>』 岩波書店 ギャリー・ウィルズ著 志渡岡理恵訳 予価 \2,400+税
初期キリスト教会最大の思想家にして、西洋の思想文化形成に計り知れない影響を与え続けた聖アウグスティヌス。ローマ帝国末期の激動の時代
に生きた、ヴェールに包まれた聖人の実像を描くピューリッツァー賞受賞歴史家による力作。
>私の持っているコインの何点かに、写真と同じものがあって感激です。
その気持ち、とっても良くわかりますよ。(^^)
> また、「Roman Imperial Coinage」を購入するか悩んでいます。
> \17,000だからな。良いコイン買えるし。
「?」と思ってアマゾンをのぞいてきました。
この値段はどうやら RIC の vol.4 だけですね。ペルティナクスからウラヌス・アントニヌス(誰だ?)までを取り扱っています。
全巻そろえると1000$くらいはするはずです。(しかも、アマゾンでは vol.5 は品切れです。)
RIC の良い点は掲載コイン数が膨大であること(これに勝るカタログは無い)、銘文からコインを探しやすいことにあると思います。写真なら Sear の本が勝ります。
コインの分類をきちんと行いたい場合はぜひとも手元に欲しい本です。でも、コイン屋さんでやってくれている分類でOKなら、あわてて買わない方が良いかもしれません。
今日8/29にアマゾンから「Roman Coins and Their Values」が届きました(\8,107でした)。
早速、開いた所、記述が精細なこと、驚きました。
写真も白黒だけど、きれいで感心。
私の持っているコインの何点かに、写真と同じものがあって感激です。
各人物・各コインの記述があるので、それを読み込んで行きたい。
すぐに、「VoL2」を頼んでしまいました(\11,707です)。
また、「Roman Imperial Coinage」を購入するか悩んでいます。
\17,000だからな。良いコイン買えるし。
◎P.M. さんへ
「ポンペイの描写」の件、ありがとうございました。このホームページからでも買えそうなので、時間を取って辞書を片手に試みたいと思います。それと「イ
タリアの郵便事情」ですが、これは 「1・着く確率が高くない」「2・発行者が送付する可能性が高くない」「3・白い粉が入っている可能性がある」のい
ずれかでしょうか? それとその考古学雑誌は文字が多い(又は写真が多い)のでしょうか?また対象年代はどうなのでしょうか?質問ばかりですいません。
○P.M.さん
>キケローの『ピリピッカ』でも augur としてのアントニウスについて
そんなところにそんなことが書いてあるなんて意外ですね。で、 AUGUR の権限って?面白そうなので『ピリピッカ』の斜め読みをし
ようと思います。
それと、Pontifex には長がいたわけですが、AUGURにはいなかったんでしょうかねえ。
>> 常連の任務遂行
>はははははははははははははは(^o^;)
笑ってないで、がんばってくださいよ。(^^)
>実際の運営者がアルバイトを募って実施している場合もあったりして、掲示板で騒いでも
>無意味な場合があったりします。
週末に書かれていたのは、まさにそんな感じです。書き込みもかなり自動化されているようで、書き込みエリアの名前を変更したら
(以前は comment、今は IMPERIUM_ROMANUM^^)それに対応して書き込みを行っていました。
その後、さらにCGIを書き換えて対策したので、同じプログラムではもう書き込めないと思います。
○高島賢治さん
> アマゾン@日本の消滅前に、ネット販売@日本が淘汰されるのは、長いスパンで
> 考えると日本の消費者にとり不幸な事になると僕は考えている事も影響して、
> ネット販売@日本の利用してます。
競争相手がいないと消費者は確かに不幸ですね。
似た状況だと思うのですが、Air DO が全日空の傘下に入って札幌東京間の航空運賃はこれからどうなるでしょうね。
■高島賢治さん
http://www.internetbookshop.it/ser/serdsp.asp?shop=1&c=MCY3R42UJRKUU
もしちゃんと出ていなければ
http://www.internetbookshop.it/hme/hmepge.asp
のRicercaの欄に "Descrizione di Pompei" と入力して検索してください。
> アマゾン
数年前は過剰在庫が大問題になっていましたが、結構しぶとそうです。
余談ですが、私はイタリアの考古学雑誌を定期的に購入したいと思っているのですが、
ちょっと足踏み状態です。イタリアから直は郵便事情を考えると怖すぎますし。。。(^o^;)
ではでは
◎P.M. さんへ
日本のアマゾンは設立当初は利用したのですが、梱包がいい加減で大切な書籍が痛んでいたので、利用しなくなりました。アメリカやイギリスのアマゾ
ンは当然運送距離が長く、痛みやすいのが予想されるので、梱包はしっかりしています。洋書の古書はアベ(http://www.abebooks.com/)等を利用してい
ます。それとネット販売@日本 vs アマゾン@日本という構図があったと仮定して考えると、アマゾン自体は過剰投資とビジネスモデルの失敗でいずれ
消滅する可能性が高いと僕は思っています。アマゾン@日本の消滅前に、ネット販売@日本が淘汰されるのは、長いスパンで考えると日本の消費者にと
り不幸な事になると僕は考えている事も影響して、ネット販売@日本の利用してます。
それとP.M.さんにお尋ねしたいのですが、下記の掲示板にある「ポンペイの描写」という書籍はイタリアの書籍と思うのですが、原書名と出版社等
がイタリア通のP.M.さんならば御存知かとお尋ねしたいのです。本来ならば下記の掲示板で尋ねても良いのですが、去年の書き込みなので、気が引
けています。宜しく御願い致します。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835389&tid=a5ja5dda5ja4nbepjsbeafa4ja4a4a4da4sa4aba1aaa1aa&sid=1835389&mid=293
下記書籍が出ました。
●『シチリアの晩祷 13世紀後半の地中海世界の歴史』 太陽出版 スティーブン・ランシマン著 榊原勝・藤沢房俊訳 \4,800+税
「シチリアの晩祷」として知られる1282年3月30日のパレルモにおけるフランス人虐殺を中心に据え、西欧中世の転換期、13世紀後半の地中海
世界を描き尽くす。地図・家系図など訳書独自の図版も多数収録。
下記書籍が8月下旬新刊予定。
●『社会経済史学の課題と展望 社会経済史学会創立70周年記念』 有斐閣 社会経済史学会・編 A5判536頁 予価 \7,500
最先端の研究テーマから構成され,学会,学会外を問わず広くテーマに最適の執筆者が,それぞれの研究の展望をコンパクトにまとめた四十本余の論攷が
体系的に収められており,先端の研究動向の整理にも適している。専門・関連分野を研究・学習する際に欠かせない一冊。
<目次> 第1編 理論・方法・史料 ―歴史学一般と多くを共有しながらも社会経済史特有の史料群の発掘・利用の歩みを展望
第2編 グローバル・ヒストリーと国家システム ―メガ地域(東アジア,イスラム等)も重視し関係を追求 1 さまざまなグローバル・ヒストリー
2 国家システムと国際経済秩序
第3篇 制度と歴史 ―新しい制度分析や市場経済を巡る議論の中で注目されている制度や諸問題について論ずる
1 市場を支えた制度 2 工業化と制度――日本史から 3 セーフティネットの制度
第4篇 社会経済史の新動向 ―90年代の研究の新潮流が生まれてきた背景や問題点について展望
付録 過去10年間の社会経済史学会大会共通論題およびパネルのタイトル,サブタイトル一覧
下記書籍が9月10日新刊予定。
●『知の教科書 キリスト教』 講談社選書メチエ 竹下節子 予価 \1,400+税
下記書籍が9月中旬新刊予定。
●『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行』 彩流社 武部好伸 予価 \2,200+税
ケルトの源流を求め、オーストリア、ドイツ、スイス、フランスの古代遺跡を歩くガイド。
<著者>1954年大阪府生まれ。大阪大学文学部美学科卒業。読売新聞大阪本社記者を経て、1995年からエッセイストとして映画、ケルト文化、洋酒を主なテ
ーマに執筆。著書に「シネマティーニ」など。
下記書籍が9月下旬新刊予定。
●『キリスト教文学を学ぶ人のために』 世界思想社 安森敏隆・吉海直人他 予価 \2,200+税
というくらい、あちこちの掲示板(掲示板?も含む)でカキカキがめっきり減ってしまっておりまする(;_;)
■augustusさん
> 常連の任務遂行
はははははははははははははは(^o^;)
> AVG は AVGVR
あうあう!なんとも単純な!(;_;)
確かに、augurって以外といろんな権限を持っていて、キケローの『ピリピッカ』でも
augurとしてのアントニウスについていろいろ書かれていますが、、、複数人いて・・
(ブツブツ) <<後略>> (^o^)/
■高島賢治さん
> アマゾン
私は以前別のネット販売@日本を利用していましたが、最近はアマゾン@日本の安さ
(送料も2,000円以上の場合只今無料)に押され気味でもっぱらここを利用しています。
アマゾン@米国は古本屋の在庫リストも出てきたりして絶版の書が欲しいときには
非常に有効だと思うのですが、他に利点てあるのでしょうか?
■IKさん
> 広告
実際の運営者がアルバイトを募って実施している場合もあったりして、掲示板で騒いでも
無意味な場合があったりします。
■ミキプサさん
> 古代ローマコインの横顔
アウグストゥス〜マルクス・アウレリウスまでのコインをざっと見るとどちらか一方だけを
向いた皇帝というのは非常に少ないです(カエサルも両者ある)。
いわゆる五賢帝の場合、右顔を見せたものが大部分ですが左顔のものの各皇帝1枚は存在し
ています。なぜ向きが違うものがあるかなど詳細なことを調べたわけではありませんが、こ
と五賢帝に限ってみても、人間の二面性を表しているとは到底思えないというのが、私の印
象です。
従って、ミキプサさんの考えを一般論として結論づけるには相当無理があるのではないかと
いうのが、私の意見です。
ミキプサさんの論文のテーマや種類かに大きく依存するのでなんともいえませんが、まずは
もう少し絞ったご研究(たとえば「アウグストゥス帝のコインにおける肖像について」:ア
ウグストゥスの場合、右左の種類が結構たくさんあります)をされた方がいいのではないで
しょうか?
蛇足ですが、よく工学系の論文では著者の写真が載っているものがままありますが、日本人
は真っ正面を向いている(証明写真のよう)のが大多数で、違う角度から取られているもの
は非常に違和感を覚える場合が多いです。一方、西洋人の場合はちょっとハスに構えて写っ
ている人が大多数で違和感を覚えません。これは、私以外の人も良く言っていることで、マ
ジョリティな意見だと思います(^o^)
ではでは
「ローマコイン」のコンスタンティヌス大帝の項目にコインを2枚追加しました。
「自己紹介」を書き直しました。
[1120]でIKさんが書いていらっしゃる通りで、[1119]に公告(しかもローマに無関係)が書き込まれていましたので削除いたしました。(ですから、IKさんが「もう、下の奴は! 」と書かれたのは[1118]の東尋坊さんのことではありません。)
今後もローマ史に無関係の書き込みについては「削除」で対応して行きたいと思っております。なお、今回は単なる公告で「荒らしてやろう」という意図の無い書き込みでしたが、いわゆる「荒らし」の場合も管理者削除で対応しますので、BBS 参加の皆さまは完全無視をお願いいたします。
○高島賢治さん
>僕の書き込みに気を悪くされたならば、
いいえ、とんでもありません。
読み間違えそうな書き方を教えていただいてありがたく思っています。
○東尋坊さん
ローマの松の説明ありがとうございます。以前に私も説明を書こうかとも思ったんですが、うまく書けないでやめてしまっていたんです。
>松ぼっくりを一つ持って帰ったのですが(本当は検疫上×でしょう)、
>インテリアにしています。
いい感じのインテリアですね。東尋坊さんのセンスがうかがわれます。
○IKさん
公告の書き込みについてご心配いただきありがとうございます。最近、この手の手合いが増えましたね。ML に投げたり、BBS に書いたり、常識が通用しませんね。
同じことが繰り返されるとちょっと気分が悪いので、BBS の CGI を修正しました。一応テストはしていますが、何か不具合が出ていたら教えてくださると助かります。
> まずは浜松町に行きたいと思います。行ったらまた感想記を書き込みますね。
楽しみにしています。
> もうここも常連って言っていいですかね
常連と自覚された方は、すべて「常連」に任命させていただきますので、常連の任務遂行をよろしくお願いいたします。(^^)
って、言ってもaugustusさんが削除されるかも知れませんから言っておきますと、下に広告の書き込みがある(あった)のです。
私はここを含めて5つの歴史系サイトの常連なんですが(あ、もうここも常連って言っていいですかね)、こやつはそのうち3つにこれを書き込んでおりました。
こういうのって頭にきますね。そのうち高麗囲碁の書き込みがあるかも知れません(って、牽制)。高麗囲碁はふたつのサイトに書き込んでありましたので。
うーん、今日明日は実は出勤なんです。代わりに月火と代休を取りましたので、そのいずれかに、まずは浜松町に行きたいと思います。行ったらまた感想記を書き込みますね。
しばらく前の掲示板に、ローマの松のことが書いてありました。
私も今年の5月に行ったので、その印象を書いてみます。
私が行ったのは、ボルゲーゼ公園とジャニコロの丘です。
そこの松は、建物にして5〜6階(15〜20m)位の高さで、まっすぐの巨木ばかりです。
枝や葉はてっぺんにまとまっており、丁度、きのこの様な形です。
笠松と云うのでしょうか、日本では見ない形です。日本での様に、曲がったり、傾いたりしていません。
幹も一人では抱えられない位太いものです。
松ぼっくりも男のこぶし位あり、そのたねの部分も親指位あります。
私が松ぼっくりを拾っていたら、近くに居たおばさんが「ピッコロ(それでも小さいのよ)」と言ってきました。
私は、日本のはもっと小さいと答えると、肩をすくめて信じられない様でした。
松ぼっくりを一つ持って帰ったのですが(本当は検疫上×でしょう)、インテリアにしています。
ちなみに、ジャニコロの丘はローマの夕景を観るポイントで、私も楽しみました。
◎augustusさんへ
僕の書き込みに気を悪くされたならば、すいません。なるほど日本のアマゾン(http://www.amazon.co.jp/)なんですね。
「XML,XSL」のページを全面的にに書き直しました。
○高島賢治さん
>augustusさんは「本はアマゾンの方が安くありませんか?」と書かれてますが、そうでもありません。
ご指摘ありがとうございます。
IKさんが要町の方に買いに行かれるとのことでした。そこの値段より日本のアマゾンの方が安い値段を表示していたので、このように書きました。わかりにくい書き方ですいません。(^^;)
下記書籍が今月下旬新刊予定。
●『ヴィッラ・アドリアーナ <磯崎 新の建築談議・シリーズ>』 六耀社 磯崎 新=著、篠山紀信=写真 予価 \3,800+税
【高島の蛇足コメント】ヴィッラ・アドリアーナとはハドリアヌスの別荘。
下記のレスの中で「◎東尋坊さんさんへ」は「◎東尋坊さんへ」の間違いです。
◎augustusさんへ
『古代コインの収集』の情報、ありがとうございました。第一巻を購入の方向で検討します。
◎東尋坊さんさんへ
「Roman Coins and Their Values」と「Roman Coins and Their Values II」の件ですが、augustusさんが説明されておられるので、蛇足になりますが、
「Roman Coins and Their Values」が第一巻目で「Roman Coins and Their Values II」が第二巻目です。
同書はアメリカのアマゾン(http://www.amazon.com/)には第一巻目しかなく、イギリスのアマゾン(http://www.amazon.co.uk/)には第一巻目、第二巻目両
方あります。僕は「Roman Coins and Their Values II」をイギリスのアマゾンで購入しました。価格は\12,400くらいでした。augustusさんは「本はアマ
ゾンの方が安くありませんか?」と書かれてますが、そうでもありません。ただ為替レートの変動で変わりますが。
○東尋坊さん
お役に立てたようで良かったです。
>amazonでは、Roman Coins and Their Valuesが¥8,105でした。
>ちなみに紀伊国屋では、¥I4,000です。
前者は第1巻、後者は第2巻ですね。原価は第1巻が45ポンド、第2巻が65ポンドでページ数の増加分以上に高くなっています。(売れ行きが良くて強気になったんだろうか?)
>お店以外で、まとまったものを見られる所はないのでしょうか。
大阪の造幣博物館にはローマのコインも展示してあります(20枚くらい?)。状態はあまり良くなかったと思います。
名古屋のUFJ銀行貨幣資料館には100枚くらい展示してあったと思います。状態の良いものもかなりありました。ただ、(○○帝のコインと書いてあるけど××帝のものだみたいな)説明文の誤りも結構あったので注意が必要です。
あと、私が見たことがあるのはラベンナの国立博物館。ここには素晴らしいものが展示してありました。見たことないけど大英博物館も大量のコレクションを持っているはずです。
○高島賢治さん
>『古代コインの収集』
原題は ANCIENT COIN COLLECTING
2巻〜6巻には副題がついていて
II Numismatic Art of the Greek World
III The Roman World-Politics and Propaganda
IV Roman Provincial Coins
V The Romaion/Byantine Culture
VI Non-Classical Cultures
巻によって書き方が異なっていて内容について一括りに説明するのは難しいのですが、2巻以降はトピックがあってそのトピックごとに説明があり、コインが何枚か紹介されているという感じです。3巻であればそのトピックは主に人物になっていますし、2巻であれば描かれているものや国・地域だったりします。
1巻は様子が違っていて古代コインの収集の歴史とか集め方とかいろいろな知識が書かれています。
世間の評判はちょっとわかりません。(^^;)
ただし、3巻について言えば、Searの本の半分くらいの厚さの本でローマコイン全般を扱っているわけで、資料の内容としては少なくなっています。コインの現物を前にして「これはどういうコインだ?」ということを調べるには力不足です。
1巻目は結構良い本です。
○IKさん
>確かにアンティークっぽい店舗があった記憶があるのですが…
>あれが松浦コイン堂だったのでしょうか。
外も中もあまり店舗という感じではなかったです。浜松町の方も外観はあまり店舗という感じはしませんから、見落として通り過ぎてしまうかも。
>要町と浜松町ですね。私は東京近郊に住んでいるので、
>今度の休みにぜひ実際に訪問してみるつもりです。
先に浜松町の方を見てから要町に行ったら良いです。要町の方は良いコインを扱っているんですが、その分値段は高めです(お中元のお返しには高いかも)。状態の良さに対してその値段差を払う気持ちになるかどうか判断するには先に浜松町の方を見てきた方が良いです。
それから、本はアマゾンの方が安くありませんか?
スターター心得の件、ありがとうございました。
ワールドコインズジャパンは検索でもヒットせず、どうしよう、とおもっていたところ、高島さんがURLを書いてくださったので無事、ホームページにたどり着くことが出来ました。
augusutusさん、高島さん、どうもありがとうございました。
お二方にはお世話になりっぱなしです。
要町と浜松町ですね。私は東京近郊に住んでいるので、今度の休みにぜひ実際に訪問してみるつもりです。
要町には以前、しばしば通う用があって、行きなれた場所です。確かにアンティークっぽい店舗があった記憶があるのですが…あれが松浦コイン堂だったのでしょうか。
松浦コイン堂のホームページでaugustusさんご推薦の洋書が販売されていました。ついでに買ってこようと思っています。ボーナス、使い切らなくて良かった…。
下記書籍が9月26日新刊予定。
●『アウグスティヌス <ペンギン評伝双書・シリーズ>』 岩波書店 ギャリー・ウイルズ 予価 \2,400+税
ローマ帝国末期の激動の時代に生きた、ヴェールに包まれた聖人の実像を描く力作。
下記書籍が9月下旬新刊予定。
●『シチリア 建築と都市』 淡交社 陣内秀信 予価 \2,400+税
ギリシャ都市タオルミーナなど個性豊かな町を読解し歴史的な都市空間の楽しさを再発見。
◎augustusさんへ
ワールドコインズジャパン社(http://www.coins.co.jp/Pricelist/Catalog/catalog.htm)のホームページに載っている書籍でB23〜B28の
『古代コインの収集』の原書籍名と、同書への世間の評判、同書の内容はどんなものなのでしょうか?
augustusさん、資料のアドバイスをありがとうございます。
資料本を探していたんです。和書では無いんですね。
amazonでは、Roman Coins and Their Valuesが¥8,105でした。
ちなみに紀伊国屋では、¥I4,000です。
和書が無いということは、日本ではコレクターの数も少なく、まして研究者は居ないということなのですね。
観る眼や知識を得るには、実物を沢山観るのが良いと思います。
お店以外で、まとまったものを見られる所はないのでしょうか。
○ミキプサさん
>悪い部分を隠すことができる。だから、その人の超人的な
>イメージを作り出すことができるんじゃないか。
さて、どうなんでしょう?
横向きに描かれていたのは人だけではありません。神様や馬、ライオン、象なんかも横向きに描かれていました。他の文明になりますが、エジプトの壁画なんかを思い出してみると、やはり横向きですよね。
つまり、古代においては立体像は別としてたいてい横向きだったのではないでしょうか。主役だけでなく、その他大勢の登場人物も横向きですから、「超人性」よりも「描き易さ」の方が可能性が高いと思います。
ひょっとしたら「目を合わせると魂を抜かれてしまう」みたいな呪術的な禁忌があったのかもしれませんが、ちょっと聞いたことはありません。
今、手元にカラカラ、ゲタ、ユリア・ドムナが描かれたコインの写真があります。横向きのカラカラとゲタはまともに見えるのですが、両者に挟まれて正面を向いたユリア・ドムナの顔はとても下手くそに書かれています。正面向きは書きにくいんですよ。きっと。
だから、P.M.さんやIKさんの意見に賛成です。
ここまでは真面目なお話、次はほとんど冗談です。(^^)
横向きに描かないと誰だかわからなくなる神様もいますよ。さあ、誰でしょう。
○ IKさん
ローマコインの買い方ですが、3通りほど考えられると思います。
1)コイン商の店頭
日本でローマコインをそれなりの量で扱っているお店は2,3軒しかないと思います。私が行ったことがあるのは
ワールドコインズジャパン社(www.coins.co.jp)、松浦コイン堂(http://www.jnda.or.jp/hp/orientcc.html)の2軒だけです。
安価な購入しやすい物も多く扱っているのは前者です。店頭で購入するのは現物を見て納得してから買えるのでメリットは多いです。また、お店の人との会話から学べることも多いです。
2)コイン商の通販
上記2社は通販もやっていますし、海外のサイトにも通販でローマコインを取り扱うお店は数多くあります。
送料はアメリカからで10ドルくらい(あまり大量で無い場合)です。
長年にわたって販売を続けてきている店を選ぶことをお勧めします。
3)オークション
コイン商が行っているものと、ebayなどのオークション運営会社が行っているものがあります。
オークション運営会社が行っているものの場合、ローマコインのカテゴリーに出品者、入札者ともに多数参加しているようなところが良いと私は思っています。
例えば、ebayの場合、コインのメーリングリストで「Fake ....」というような投稿を見かけることがあります。多数の人が入札しているので、偽物を(故意か過失で)しばしば扱うような出品者は長い間には淘汰されていくと思うのです。
参加者が少ない場合、偽物を扱っていたとしてもほとんど気づかれないままかも知れません。
いずれの場合も信用のおけるところ(と思えるところ)から買うことを心がけています。古代コインの市場には多くの偽物が出回っています。購入したものが本物かどうか自信が持てない状態で収集を続けても楽しくないと思います。怪しいなと思ったら鑑定サービスを行ってくれるところもありますが、結構な手数料がかかります。
次に、資料も手元にあった方が良いでしょう。和書では適当なものがありません。
私がお勧めするのは、
Roman Coins and Their Values
Roman Coins and Their Values vol II
です。前者が共和政から始まってドミティアヌスまで、後者がネルウァからアレクサンデル・セウェルスまでを扱っています。Valuesの方は少し高めに評価しているという話ですが、明らかに高いとか安いとかいうときに疑う根拠になるかもしれません。
ただ、問題なのが、アレクサンデル・セウェルスの後はどうするんだ?ということでして、続巻を待つか別の本を買うかしかないですね。オークションで旧版が売られていることがあって、こちらならたぶん一通りのものがあつかわれているでしょう。
帝政期のコインなら最も権威あるカタログ本は Roman Imperial Coinage なんですが、場所ふさぎの上、値段も高いので他の本で満足出来なくなってからで良いと思います。(私は買って良かったと思っています。)
>出来れば共和政のものが欲しいんですけど、お高いんでしょうね…。
いいえ、特に高くはありません。50$,100$くらいのものも多いですよ。でも、全般的に言えば、帝政末期やセウェルス朝のコインの方が安いでしょうねえ。
この辺の値段を知るにも Roman Coins and Their Values は手元に欲しい本なんですよ。
ミキブサさん、こんにちは。
コインの肖像が横顔(が多い)のはそれが描きやすいからではないでしょうか。線じゃなくてレリーフになっている訳だし…。ある程度の厚みの中で、正面から描いた場合、鼻という突起物をどう処理するかというのはなかなか厄介な気がします。
なにしろあちらの人たちは鼻が高いですからね。
横顔の場合、正面方向に突起しているのは耳だけなので、まだしも描きやすい気がしますが。
焦って名前間違えました!
ミイプサではなくて、ミキプサです。
初かきこをしてから、早二ヶ月が過ぎてしまいました。
お久しぶりでございます。
そろそろ本腰を入れて論文制作に打ち込もうと思いまして、またメールをさせて頂きました。
ところで、私が今注目しているテーマというのが、前回も申し上げたように「なぜ横顔は描かれたのか」という問題なのですが、
どうしてそんな風に疑問に思ったのかという動機を書きたいと思います。
私の疑問は、古代ローマのコインやルネサンス初期の肖像画を見たときに生じました。英雄や皇帝、偉人をメダルやコインにして世間に知らしめる場合、その人はどんな顔でどんな人かが分からないといけませんよね。
でも、あえて横顔(profile)を用いてるのを見て、私は違和感を感じたんです。ルネサンスの肖像画は、一般に古典復興の中で、古代ローマのコインにおける表現方法を真似ているそうですが、なんだか不安定に見えませんか?
例えば、ピエロ・デッラ・フランチェスカの「ウルビーノ公夫妻二連肖像画」は当時のメダルの表現からヒントを得たそうです。モデルのウルビーノさんは右側に戦いによって傷を負っていたために、左側だけ見えるように、つまり右向きで描かれました。
それにしても、今の私から見た感想は、ウルビーノさんにそっぽを向かれたような、内心不安なイメージです。
じゃあ、横顔ってどこに魅力があるんだろう。
私が考えた今のところの結論は、こうです。
人間には誰でも良い部分と悪い部分という二面をあわせ持っていて、
横顔を描くことで良い部分だけが世に出て行ける。つまり、描かれていない方(ウルビーノさんなら右側)に悪い部分を隠すことができる。だから、その人の超人的なイメージを作り出すことができるんじゃないか。
これを論文の結論にもっていきたいのですが、これって研究じゃなくて自分の思い違いだけなのかなあ?そこらへんを皆さんに聞いてみたいです。
ヨロシクお願いします。それでは。
台風一過、ようやく船が出せましたので来ました(笑)。
エラガバルス…何か小説で読んだ気がするんですが、どういうものだったかちょっと定かではありません。
私は彼の弟のアレクサンデル帝が好きですが、ローマ帝国衰亡史でしか読んだことがなく(ああ、気の毒な人)、まとまった評伝があれば読んでみたいですが。
ところで今日は質問があります(っていつもしてますが)。
私もローマのコインを集めてみたいのですが、差し当たって、どう入手すればいいのでしょう。カタログ販売なんですか?
出来れば共和政のものが欲しいんですけど、お高いんでしょうね…。
先日、友人からお中元に明太子を頂いたので、何か変わったものをお返ししたいと思っています。ローマのコインなんか貰ったらすごく嬉しいと思います(彼も歴史好きですから)。
○ shuzoさん
はじめまして、ご訪問ありがとうございます。
>先日、某書でエラガバルスについて知り
なかなかやばそうな皇帝ですから面白そうですね。どんな記事が書かれていましたか?
>エラガバルスに関する書籍って出版されているのでしょうか?
エラガバルスが主題になっている小説はあるようですが、他にはちょっと聞いたことがありません。
事典の類では、古代ローマ人名事典が約半ページ、ローマ皇帝歴代誌が6ページの扱いです。
洋書ではこんなのがあるようです。
Scriptores Historiae Augustae : Caracalla, Geta, Opellius MacRinus, Diadumenianus, Elagabalus, Severus Alexander, the Two Maximini, the Three Gordian Vol. 2
>(カキコはあまりしないと思いますが・・・)
まあまあ、そうご遠慮なさらずに。(^^)
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